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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

東北新社

TOHOKUSHINSHA FILM CORPORATION2329 · Standard · 情報・通信業

テレビCM制作を核とし、映画・番組制作、CS放送、版権事業まで手掛ける映像総合プロダクション。

概要

東北新社は1961年4月に設立された独立系映像コンテンツ企業である。テレビCM制作、映画・番組の企画制作、日本語版制作、CSチャンネル運営などを手掛け、スタジオジブリ作品の映像ソフト販売でも知られる。本社は東京都港区赤坂。2026年3月期の連結売上高は477億円、営業利益29億円、親会社株主に帰属する当期純利益70億円。連結従業員数は1,163人。東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所メイン市場に上場している。

四つの報告セグメントとグループ構成

当社グループは「広告プロダクション」「コンテンツプロダクション」「メディア」「プロパティ」の四つの報告セグメントで構成され、さらに「その他」として物販・酒造事業が含まれる。広告プロダクションはCM制作やセールスプロモーションを担当し、子会社に株式会社二番工房、株式会社ソーダコミュニケーションズ、株式会社ENJIN、株式会社博報堂キャビンがある。コンテンツプロダクションはデジタルプロダクション業務、映画・番組制作、日本語版制作を手掛け、株式会社オムニバス・ジャパン、株式会社STUNが属する。メディアはCSチャンネルの運営や番組販売、放送関連業務の受託を行い、株式会社ファミリー劇場、株式会社囲碁将棋チャンネル、株式会社東北新社メディアサービスなどが含まれる。プロパティは映像コンテンツの共同企画・製作や版権事業、劇場・テレビ配給を担う。その他にはナショナル物産株式会社や株式会社木村酒造が含まれる。2026年3月期には新たに株式会社グラニフを連結子会社化した。

広告プロダクションが収益の六割超を占める構造

2026年3月期の連結売上高477億円のうち、広告プロダクションが317億円(66.5%)を占め、最も大きな収益源である。同事業の営業利益は40億円で、セグメント利益の大半を稼ぎ出す。CM制作部門が好調で、総合展示会用の大型案件の受注も寄与した。一方、コンテンツプロダクションは105億円(22.1%)で、音響字幕制作やデジタルプロダクションが伸びた。メディアは36億円(7.6%)と前期から32.4%減少し、プロパティは17億円(3.6%)である。その他は20億円(4.4%)で、海外子会社の事業撤退や清算費用が影響した。このように、広告プロダクションへの依存度が高く、同セグメントの受注動向が全社業績を左右する。

メディア事業の縮小とポートフォリオ変容

メディアセグメントは2026年3月期に売上高36.5億円と前期比32.4%減となり、営業利益も23.4%減の6.9億円と落ち込んだ。主因は、2024年6月に連結子会社であった株式会社スター・チャンネルの全株式をジャパネットブロードキャスティングに譲渡したこと、および2024年12月に当社の放送送出事業を会社分割により株式会社シン・プラットプレイアウトに承継し、全株式をプラットワークスに譲渡したことである。これにより、従来のBS放送チャンネル運営や送出業務から撤退し、メディア事業はCSチャンネル「ファミリー劇場」「囲碁将棋チャンネル」の運営と放送関連業務の受託に縮小した。グループは不採算事業の売却を進め、収益基盤の見直しを図っている。

中期経営計画と構造改革の進行

当社グループは2029年3月期までを計画期間とする中期経営計画を推進しており、「健全な収益性を伴った総合クリエイティブプロダクション」を目指す。重点課題として、①組織再編・人員再配置による構造改革、②従来のメディアにとらわれない事業開発・M&A、③遊休資産売却と株主還元強化を掲げる。2026年3月期には、不採算事業の売却・撤退や希望退職者の募集を実施し、2026年4月には株式会社グラニフを完全子会社化した。また、政策保有株式・非上場株式の売却を進め、DOE(純資産配当率)目標2.0%に対し実績4.4%と株主還元を強化した。一方で、2025年12月にはグループ会社のオムニバス・ジャパンがランサムウェア攻撃を受け、セキュリティ強化が急務となっている。

業界の中での役割は広告主向けのCM制作、放送局向けの番組・映画制作、CS放送の運営、映像コンテンツの権利ビジネスを担う。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
477億円
営業利益
29億円
営業利益率
6.1%
純利益
70億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/3
事業売上構成比利益利益率
広告 プロダクション272億円51.5%23億円8.5%
メディア109億円20.6%14億円12.8%
コンテンツ プロダクション97億円18.4%6億円6.2%
物販32億円6.1%2億円6.3%
プロパティ18億円3.4%-2億円-11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01広告業界(広告主・広告代理店)主力

テレビCMや販促プロモーションを企画・制作する。グループ会社を通じて制作能力を強化し、幅広いクライアントに高品質な映像コンテンツを提供する。

主な製品・サービス2
CM制作
テレビCMをはじめとする映像広告の企画・制作。クリエイティブ力で企業のブランド価値向上に貢献する。
セールスプロモーション
店頭販促物やイベントなど、販売促進のためのツールを企画・制作。広告戦略をトータルに支援する。

02放送・映像業界(放送局・配信プラットフォーム)準主力

映画・テレビ番組の制作、外国映画の日本語版制作、デジタルプロダクション業務を展開。また、自社CSチャンネル(ファミリー劇場、囲碁将棋チャンネル)を運営し、番組販売や放送関連業務の受託も行う。

主な製品・サービス3
映画・番組制作
映画やテレビ番組の企画・制作。オリジナルコンテンツの創出と、クライアントの要望に応じた映像制作を手掛ける。
日本語版制作
海外の映像作品に吹き替えや字幕を付ける日本語版制作。文化的な翻訳・ローカライズを担う。
CSチャンネル運営
自社でCS放送チャンネルを運営し、映画やドラマ、趣味番組等を放送する。

03コンテンツ版権市場副次

映像コンテンツの共同企画・製作、版権事業、劇場・テレビ配給を行う。保有する映像資産の権利を管理し、ライセンス収入等を得る。

製品と技術

広告プロダクション:CM制作から総合展示会まで

広告プロダクションセグメントの主力はテレビCM制作である。子会社の二番工房やソーダコミュニケーションズ、ENJINが制作を担い、売上高の約66%を占める。2026年3月期には総合展示会用の大型案件を受注し、増収に貢献した。CM制作以外にも、セールスプロモーションやイベント企画・運営も手掛ける。クライアントのマーケティングニーズに応じ、リアルとデジタルを組み合わせたプロモーションを提供する。受注高は340億円超と好調で、利益率向上施策も奏功し、セグメント営業利益率は約12.8%と高い水準にある。

コンテンツプロダクション:音響字幕とデジタル制作

コンテンツプロダクションは、映画・テレビ番組の日本語版制作(吹き替え・字幕)とデジタルプロダクション(CG・VFX・編集)を中核とする。日本語版制作部門では、動画配信サービス会社や海外ゲーム会社からの受注が好調で、売上高を押し上げた。オムニバス・ジャパンがデジタルプロダクションを担当し、映画やゲームのポストプロダクションを請け負う。2025年12月には同社がランサムウェア攻撃を受けたが、業務は正常化し、業績への影響は限定的だった。セグメント売上高105億円、営業利益11.6億円と堅調に推移する。

プロパティ:映画・番組の企画制作と版権ビジネス

プロパティセグメントは、映像コンテンツの共同企画・製作、版権事業、劇場・テレビ配給を手掛ける。自社IPとして『牙狼<GARO>』シリーズを有し、関連の大型案件が売上高を押し上げた。また、スタジオジブリ作品の映像ソフト販売でも知られ、長年にわたり版権を管理している。2026年3月期の売上高は17億円と増収だったが、出資作品の償却費が発生し、営業利益は1.15億円と減益となった。同セグメントは収益の変動が大きく、作品のヒット状況に依存する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

放送制作・衛星事業、収益安定化が課題

放送番組制作と衛星放送事業を柱とする独立系で、NHKや民放の番組制作を手掛ける。同業のソラコムやL is Bはプラットフォーム型事業が中心で、直接の競合は限定的。収益は受注変動の影響を受けやすく、2025年3月期は売上高457億円と前年比減。営業利益率は6%前後で安定しているが、業界全体の広告市場低迷や映像配信の台頭が逆風。

強み

  • 情報番組からドラマまで幅広いジャンルの制作ノウハウを蓄積。
  • 自社運営のBS/CSチャンネルを持ち、安定収益源となっている。
  • NHKやキー局との長期取引関係を維持し、一定程度の受注を確保。
  • 財務基盤が堅固で、設備投資やM&Aに柔軟に対応可能。

課題

  • 動画配信サービスの普及でテレビ視聴率が低下し、制作需要が縮小。
  • 大型番組の受注状況により売上高が大きく変動し、計画が立てにくい。
  • クリエイターや技術者の確保が難しく、離職防止が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字が東北新社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

テレビ映画日本語版制作から始まった創業期

1961年4月、資本金0.5百万円で株式会社東北新社を設立し、テレビ映画の日本語版制作を開始した。1962年6月には株式会社国際テレビジョン企画(後のパンアジアエンターテイメント)を設立し、配給事業に進出。1964年10月には株式会社新日本映画製作所を譲り受け子会社化し、CM制作事業を開始した。1966年2月には東北新社と新日本映画が合併し、商号を株式会社東北新社(後の東北新社フィルム)に変更。この時期、日本語版制作を軸に事業を拡大し、テレビ映画の吹き替え・字幕制作で実績を積んだ。

子会社買収による多角化の推進

1970年代に入ると、グループの多角化が加速した。1972年4月にはナショナル物産株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し、物販事業を開始。同年10月には株式会社創映社(後のセンテスタジオ)の株式を取得し、ポストプロダクション事業に参入するとともに、株式会社インターナショナル・テレビジョン・カンパニー(後のパンアジアエンターテイメント)を設立した。1979年8月には合併前の株式会社東北新社を設立し、グループの再編準備を進めた。1983年11月には米国ロサンゼルス市に現地法人を設立し、海外展開を開始。1984年7月には株式会社二番工房(現・連結子会社)の株式を取得し、CM制作の子会社化を拡充した。

衛星放送とポストプロダクションへの進出

1986年3月、株式会社スター・チャンネルを合弁で設立し、衛星放送関連事業に参入。これにより、有料衛星放送チャンネルの運営ノウハウを獲得した。1987年4月にはCGを含むポストプロダクションの株式会社オムニバス・ジャパン(現・連結子会社)を設立し、映像編集・デジタル制作の能力を強化。1990年12月には株式会社ニッテンアルティ(後のソーダコミュニケーションズ)を設立し、日本天然色映画株式会社の事業を移管して映画関連事業を拡大した。1995年11月には株式会社ファミリー劇場(現・連結子会社)を合弁で設立し、CSチャンネル運営を本格化した。この10年間で、放送と制作の両面で事業基盤を広げた。

グループ再編と上場への道

1999年1月、東北新社フィルムを存続会社として関連4社が合併し、商号を株式会社東北新社に統一。2000年4月にはナショナル物産が関連5社を吸収合併し、物販事業の統合を図った。2001年4月にはセンテスタジオと東北新社が合併し、再び東北新社に商号変更。2002年4月には3社を吸収合併し、グループの一体化を完了した。2002年10月、日本証券業協会に店頭登録(後のJASDAQ)し、株式公開を果たした。上場後は、2005年10月に有限会社ヴァンエンタープライズを合併するなど、さらなる規模拡大を進めた。

上場後の事業ポートフォリオ変動

2009年12月にはサテライトカルチャージャパン株式会社(後の囲碁将棋チャンネル)の株式を取得し、CS放送チャンネルを増やした。2013年5月にはナショナル物産から新設分割で株式会社木村酒造を設立し、酒造事業を独立させた。2017年9月には東北新社メディアサービスを設立し、放送関連業務の受託体制を強化。2021年12月には株式会社ENJINの株式を取得し、CM制作領域を拡充。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行した。売上高は2010年代半ばに600億円前後で安定していたが、2020年以降は500億円台に低下した。

2020年代の構造改革:不採算事業売却と新規M&A

2023年9月、ナショナル物産のスーパー事業を会社分割によりナショナル麻布株式会社に承継し、その株式を株式会社中島董商店に譲渡。2024年6月には中核子会社だったスター・チャンネルの全株式をジャパネットブロードキャスティングに譲渡し、BS放送事業から撤退。同年12月には放送送出事業を会社分割によりシン・プラットプレイアウトに承継し、全株式をプラットワークスに譲渡した。2025年3月には名古屋証券取引所メイン市場に上場。2026年4月にはアパレル企業の株式会社グラニフを完全子会社化し、新たな収益基盤を確保した。これらの構造改革により、収益力の改善と成長路線への転換を図っている。

年表32件を開く

1960年代

  • 1961年4月創業株式会社東北新社を設立(資本金0.5百万円)し、テレビ映画の日本語版制作開始
  • 1962年6月創業株式会社国際テレビジョン企画(後の株式会社インターナショナルテレビジョンプロジェクト、1996年8月清算)を設立、配給事業を開始
  • 1964年10月株式会社新日本映画製作所(後の株式会社新日本映画)を譲り受け子会社とし、CM制作事業を開始
  • 1966年2月M&A株式会社新日本映画を存続会社として株式会社東北新社と株式会社新日本映画が合併、商号を株式会社東北新社に変更(後の株式会社東北新社フィルム)

1970年代

  • 1972年4月ナショナル物産株式会社〔現・連結子会社〕の株式を取得し、物販事業を開始
  • 1972年10月創業株式会社創映社(後の株式会社センテスタジオ)の株式を取得 株式会社インターナショナル・テレビジョン・カンパニー(後の株式会社パンアジアエンターテイメント)を設立
  • 1976年8月創業株式会社国際テレビジョン企画を設立
  • 1979年8月創業株式会社東北新社(1999年1月4社合併時の被合併会社)を設立

1980年代

  • 1983年11月創業米国ロサンゼルス市にCENTE SERVICE CORP.(後のCOSUCO INC.)を設立
  • 1984年7月株式会社二番工房〔現・連結子会社〕の株式を取得
  • 1986年3月株式会社スター・チャンネルを合弁で設立し、衛星放送関連事業を開始
  • 1986年11月創業米国ロサンゼルス市にENTERTAINMENT ALIA,INC.を設立
  • 1987年4月CGを含むポストプロダクションの株式会社オムニバス・ジャパン〔現・連結子会社〕を設立

1990年代

  • 1990年12月株式会社ニッテンアルティ(後の株式会社ソーダコミュニケーションズ〔現・連結子会社〕)を設立し、日本天然色映画株式会社の事業を移管
  • 1995年11月株式会社ファミリー劇場〔現・連結子会社〕を合弁で設立
  • 1998年6月創業米国ロサンゼルス市に8981INC.を設立
  • 1999年1月M&A株式会社東北新社フィルムを存続会社として株式会社東北新社フィルム、株式会社東北新社、株式会社国際テレビジョン企画及び株式会社パンアジアエンターテイメントが合併、商号を株式会社東北新社に変更

2000年代

  • 2000年4月創業ナショナル物産株式会社を存続会社としてナショナル物産株式会社、株式会社ビデオ・グラフ(1970年8月設立)、株式会社木村酒造、株式会社ナショナルトレーディング(1980年6月設立)及び株式会社ナショナル・インテリア(1990年12月設立)が合併
  • 2001年4月M&A株式会社センテスタジオを存続会社として株式会社センテスタジオと株式会社東北新社が合併、株式会社東北新社に商号変更
  • 2002年4月創業株式会社東北新社を存続会社として株式会社東北新社、株式会社テレビテクニカ(1970年5月設立)及び株式会社ギャラクシー・エンタープライズ(1965年7月設立)が合併
  • 2002年10月上場日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式を登録(現・東京証券取引所スタンダード市場上場銘柄)
  • 2005年10月M&A株式会社東北新社を存続会社として株式会社東北新社と有限会社ヴァンエンタープライズが合併
  • 2009年12月サテライトカルチャージャパン株式会社(後の株式会社囲碁将棋チャンネル〔現・連結子会社〕)の株式を取得

2010年代

  • 2013年5月ナショナル物産株式会社から新設分割し、株式会社木村酒造〔現・連結子会社〕を設立
  • 2017年9月株式会社東北新社メディアサービス〔現・連結子会社〕を設立

2020年代

  • 2021年12月株式会社ENJIN〔現・連結子会社〕の株式を取得
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2023年9月ナショナル物産株式会社のスーパー事業を、会社分割によりナショナル麻布株式会社に承継させ、ナショナル麻布株式会社の株式を株式会社中島董商店に譲渡
  • 2024年6月株式会社スター・チャンネルの全株式を株式会社ジャパネットブロードキャスティングに譲渡
  • 2024年12月当社の放送送出事業を、会社分割により株式会社シン・プラットプレイアウトに承継させ、同社の全株式を株式会社プラットワークスに譲渡
  • 2025年3月上場名古屋証券取引所メイン市場に上場
  • 2026年4月株式会社グラニフ〔現・連結子会社〕の株式を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • DOE(純資産配当率)2.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    構造改革による収益力強化

    組織再編や人員再配置によるグループ体制の適正化を進め、不採算事業の売却・撤退や希望退職の募集を実施し、安定的な利益を創出できる体質への転換を図る。

  2. 02

    新たな収益基盤の確保

    従来のメディアにとらわれず、映像・クリエイティブシーンの生活全般への拡大に対応するため、M&Aを含む積極的な事業開発・投資を行う。具体的には株式会社グラニフを完全子会社化し、IPのシナジーを最大化する。

  3. 03

    財務・資本戦略の実行

    遊休資産・非事業用資産(政策保有株式等)の売却を進め資産活用効率を改善する一方、構造改革と事業投資を積極的に行い、株主還元(DOE目標2.0%以上)を強化する。

  4. 04

    ガバナンスとセキュリティの高度化

    過去に発生した不適切な会計問題やパワハラの再発防止策を実施し、外部専門家の助言を得て透明性の高い企業文化と実効性のあるガバナンスを構築する。またランサムウェア攻撃を受け、グループ全体に高度なセキュリティシステムを展開し信頼回復に努める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,163人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は600万円で、9期前と比べて+0.0%平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は12.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,601
2018年3月1,636
2019年3月60040.112.61,640
2020年3月50040.112.21,632
2021年3月50040.512.71,571
2022年3月60041.313.31,599
2023年3月60041.113.41,582
2024年3月60041.213.71,474
2025年3月60039.212.01,283210
2026年3月60039.512.51,163249

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率77.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 13 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
その他3,561百万円
コンテンツプロダクション — ㈱オムニバス・ジャパン(東京都港区)3,200百万円
本社 — 東京都港区2,915百万円
広告プロダクション メディア 全社(共通)
その他 — ㈱木村酒造(秋田県湯沢市)166百万円
メディア — ㈱囲碁将棋 チャンネル(東京都千代田区)133百万円
広告プロダクション — ㈱ソーダコミュニケーションズ(東京都港区)48百万円
広告プロダクション — ㈱二番工房(東京都中央区)37百万円
広告プロダクション — ㈱ENJIN (東京都世田谷区)31百万円
- — その他15百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱二番工房
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ソーダコミュニケーションズ(注)3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ENJIN
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱オムニバス・ジャパン
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ファミリー劇場(注)2、3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権51.3%
  • 国内
    ㈱囲碁将棋チャンネル
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権88.6%
  • 国内
    ㈱東北新社メディアサービス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ナショナル物産㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱木村酒造
    秋田県湯沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱博報堂キャビン
    東京都渋谷区 · 持分法適用会社
    議決権49.0%
  • 国内
    ㈱STUN (注)4
    東京都港区 · 持分法適用会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スーパーネットワーク
    東京都港区 · 持分法適用会社
    議決権50.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • エーアンドイーネットワークスジャパン(同) (注)4東京都港区39%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和6年度補正ALPS処理水関連の輸入規制強化を踏まえた水産業緊急支援事業(催事等の機会を活用した国産水産物の魅力発信事業)
    経済産業省 · 2025-03-18
    6,250万円
  • 補助金
    コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業
    文部科学省 · 2021-12-03
    600万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は477億円営業利益29億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.4%、利益が+7.4%。

売上高
+4.4%
477億円
営業利益
+7.4%
29億円
純利益
-16.7%
70億円
営業利益率
6.1%
前期比 +0.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は98億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−20.3%、営業利益は−33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q17613
2024年1Q12332.4−1
2024年2Q12054.214
2024年3Q12264.94
2024年4Q16323
2025年2Q19884.017
2025年4Q259197.367
2026年2Q211136.226
2026年4Q266166.044
2027年1Q9822.03

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は599億円から477億円へ80%に減った。直近期の営業利益率は6.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ナショナル物産株式会社から新設分割し、株式会社木村酒造〔現・連結子会社〕を設立
2013年3月5996933
2014年3月6126832
2015年3月5815734
2016年3月5994528
株式会社東北新社メディアサービス〔現・連結子会社〕を設立
2017年3月6404831
2018年3月6383324
2019年3月62521−16
2020年3月5993218
2021年3月529278
2022年3月5285531
2023年3月5594831
2024年3月5282240
名古屋証券取引所メイン市場に上場
2025年3月45727335.984
2026年3月47729476.170

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高477億円のうち、営業利益として残るのは29億円6.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は70億円、売上の14.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.0%348億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.8%99億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.1%29億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.3pt
6.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+8.0pt
14.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.9pt
8.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−68億円で、差し引きのフリーCFは−56億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は507億円で、売上の12.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月88−5−6283348
2014年3月141−6815297
2015年3月65−25−2840312
2016年3月34−8−5526283
2017年3月15−10−165272
2018年3月342−1636292
2019年3月12−30−17−18256
2020年3月37−6−1231275
2021年3月441−1145309
2022年3月51−21−1030330
2023年3月47−12−1335353
2024年3月6141−22102433
2025年3月0232−66232598
2026年3月12−68−40−56507

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,010億円。このうち返さなくてよい自己資本が869億円で、自己資本比率は85.0%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月99458640858.4
2014年3月92762130666.4
2015年3月96067128969.4
2016年3月94768925872.0
2017年3月94771223574.7
2018年3月95672623075.4
2019年3月91970021975.7
2020年3月89969820177.1
2021年3月91172318878.7
2022年3月96274421876.6
2023年3月97177919279.5
2024年3月97982415583.3
2025年3月1,03585817782.0
2026年3月1,01086914185.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
507億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
771億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
3億円
在庫として抱えている分
負債合計
141億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中25位あたり、逆に低いのはROE605社中421位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.1%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
85.0%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.4%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥503で、1年前と比べて-21.7%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥503-0.4%1ヶ月+0.8%1年-21.7%時価総額705億円
過去52週の値幅
安値¥469高値¥699

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.9倍
PBR0.81倍
配当利回り5.38%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7月は500円前後で横ばいが続き、出来高も低調でした。8月14日に出来高82.9万株超を伴って490円に下落し、8月17日には488円まで値を下げました。8月18日には490円と小幅反発しましたが、52週安値(482円)に近い水準で推移しています。25日移動平均線(498.12円)を下回っており、短期のトレンドは弱含みです。52週高値(721円)からは約32%下落しており、下落トレンドが続いています。RSIは27.27と売られ過ぎ圏にあり、反発の可能性はありますが、材料不足で上値は重いとみられます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERは9.68倍と同業界平均の30.76倍を大きく下回り、PBRも0.79倍と平均の3.59倍を大幅に下回る。ROEは8.2%と平均を下回るが、配当利回りは5.52%と高く、配当性向も50.6%と安定。営業利益率は6%前後で推移。割安なバリュエーションに加え、高い配当利回りが投資魅力を高める。一方、ROEは低めで収益性の改善余地がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.9倍47.9倍
PBR0.81倍2.96倍
ROE8.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

テレビ離れや動画配信サービスの台頭により、従来のテレビ番組制作市場の縮小が懸念される一方、同社はデジタル配信や海外展開を新たな成長軸と位置づけている。強気派は、映像コンテンツへの需要は根強く、同社の制作力とネットワークを活かした新規事業の拡大に期待する。弱気派は、テレビ広告市場の縮小や制作費の低下が同社の収益を圧迫し、新規事業の成果が不透明とみる。

プラスに働く材料7
  • 老舗の制作実績と人脈

    1961年創業で、テレビ局や広告代理店との強固な関係を構築。

  • デジタル配信への適応

    映像コンテンツのデジタル配信に注力し、新たな需要を取り込む。

  • 海外展開の可能性

    海外展開への注力で、国内市場縮小を補う成長余地がある。

  • 営業利益27億→29億円、営業利益率6.08%通年影響

    営業利益は前期27億円から29億円へ増加、営業利益率6.08%

  • 配当利回り5.55%と高水準継続影響

    配当利回り5.55%は相対的に高く、下値支えとなる

  • 純利益70億円と高水準維持通年影響

    純利益70億円は前期84億円からは減益だが、2年前40億円の約2倍

  • PBR0.79倍と1倍割れ不定影響

    PBR0.7906倍と純資産比で割安、配当利回りと合わせ株価支援

マイナスに働く材料7
  • テレビ市場の縮小

    視聴者の動画配信移行でテレビ番組制作需要が減少傾向。

  • 制作費の低下圧力

    広告収入減が制作費に波及し、収益性が悪化する懸念。

  • 新規事業の不透明感

    デジタル・海外事業の収益貢献は現時点で限定的。

  • 売上高528億→477億円、2年前から減少通年影響

    売上高477億円は2024年3月期の528億円から51億円減少

  • 株価1年で24.06%下落継続影響

    1年間の株価変動はマイナス24.06%、下落トレンド継続

  • 外国人保有24.11%と高水準継続影響

    外国人保有比率24.11%、リスクオフ時に売られやすい

  • 予想PERが未開示、見通し不透明決算発表後影響

    予想PERの開示がなく、将来利益の見えにくさがある

次の決算で確かめる点
デジタル配信売上高
新規成長分野の進捗を測る指標。
海外売上高
海外展開の成果を確認するため。
テレビ番組制作本数
既存市場での受注状況を反映する指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり27.06で、前期から+2.0%いまの株価に対する利回りは5.38%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥27.06
1株あたり
配当利回り
5.38%
いまの株価に対して
配当性向
50.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月621.8
2018年3月821.231.3
2019年3月5−30.5
2020年3月50.035.5
2021年3月4−31.130.8
2022年3月672.542.9
2023年3月60.031.2
2024年3月26310.756.3
2025年3月272.021.8
2026年3月272.050.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥27.06

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,034人。区分でいちばん多いのは個人・その他57.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.0%を占め、残る82.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他73.758.157.957.857.557.4
外国法人16.715.821.023.523.924.1
事業法人2.418.218.217.717.517.6
自己株式3.83.83.83.81.81.9
証券会社6.46.81.90.40.80.5
金融機関0.71.10.90.60.40.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01植村 久子20.79
023D WH OPPORTUNITY MASTER OFC - 3D WH OPPORTUNITY HOLDINGS (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)18.35
03植村 綾15.71
04株式会社NAMC7.84
05株式会社from B7.84
06きらぼしキャピタル東京Sparkle投資事業有限責任組合7.41
07東北新社従業員持株会2.72
08J.P. MORGAN SE - LUXEMBOURG BRANCH 381639 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.09
09NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.89
10清原 達郎1.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-09-01
    植村 久子
    新規の大量保有報告
    9.52%
    -11.27pt
  • 2026-05-08
    株式会社NAMC
    新規の大量保有報告
    7.84%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−31%、1株純資産は14期で−52%。直近期のROEは8.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月741,2905.910.518.4
2014年3月711,3695.310.318.0
2015年3月761,4825.413.225.6
2016年3月621,5174.110.123.2
2017年3月701,5734.510.021.8
2018年3月531,6033.314.631.3
2019年3月−351,548−2.2
2020年3月391,5422.513.335.5
2021年3月65321.240.330.8
2022年3月235474.29.142.9
2023年3月235734.210.231.2
2024年3月306055.115.756.3
2025年3月6261710.09.321.8
2026年3月516248.212.150.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

18名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は18名。2026/3期の役員報酬は総額501百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小坂恵一代表取締役社長7175,000
家氏太造取締役6421,000
江草康二取締役6529,000
中野智司取締役6621,000
二宮清隆取締役67174,000
ロケット和佳子取締役609,000
沖山貴良取締役5792,000
山口哲史取締役6520,000
小松哲郎取締役5418,000
鈴木咲江子取締役583,000
岩倉正和取締役636,000
上村はじめ取締役536,000
残りの役員6名を開く
氏名役職年齢保有株数
William Ireton取締役702,000
中川有紀子取締役621,000
箕輪俊之取締役・監査等委員603,000
小野直路取締役・監査等委員79
長坂武見取締役・監査等委員70
加計本誠取締役・監査等委員66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)92541064941046
社外取締役9675728
取締役(社内)1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容651字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社9社、関連会社4社により構成されており、「広告プロダクション」、「コンテンツプロダクション」、「メディア」及び「プロパティ」の4つの報告セグメントで構成されております。 各セグメントにおける主な事業内容並びに当社及び主な関係会社の当該事業における位置付けは次のとおりであります。 なお、次のセグメント区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」と同一であります。 セグメントの名称   主な事業内容   当社及び主な関係会社 広告プロダクション   CM制作 セールスプロモーション   当社 ㈱二番工房 ㈱ソーダコミュニケーションズ ㈱ENJIN ㈱博報堂キャビン コンテンツプロダクション   デジタルプロダクション業務 映画・番組制作 日本語版制作   当社 ㈱オムニバス・ジャパン ㈱STUN メディア   CSチャンネルの運営 番組販売、編成 放送関連業務の受託   当社 ㈱ファミリー劇場 ㈱囲碁将棋チャンネル ㈱東北新社メディアサービス ㈱スーパーネットワーク エーアンドイーネットワークスジャパン(同) プロパティ   映像コンテンツの共同企画・製作 版権事業 劇場配給、テレビ配給   当社 その他   映像用メディアの販売 インテリア商品の販売 酒造・酒販事業   ナショナル物産㈱ ㈱木村酒造 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,284字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、“総合的なクリエイティブプロダクション” として、社会の多様なニーズに応え、質の高い映像・クリエイティブコンテンツを制作するという本質的な価値を追求することにより成長を図ることを、基本方針としております。 (2)経営環境 情報通信技術の普及やSNSプラットフォームの進展を背景に、生活の中において映像・クリエイティブシーンが拡大し、あらゆるジャンルでグローバルな映像制作・編集のフィールドは広がっておりますが、メディアの多様化に伴いテレビ関連市場は縮小しており、テレビCMを中心としたマスプロモーションから、リアル・デジタルの媒体を組み合わせた多様なプロモーションに変化するなど、広告の多様化が進んでおります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上述の認識のもと、当社グループは、2029年3月期までを計画期間とする中期経営計画を推進しており、「健全な収益性を伴った“総合クリエイティブプロダクション”」を目指す姿として掲げ、広告・コンテンツプロダクション事業を中心に「収益力の強化」を推進するとともに、従来のメディアにとらわれず、クリエイティブ・エンターテインメント関連のあらゆる生活シーンにビジネスフィールドを拡大することを目指しております。 中期経営計画において、次の3点を重点課題として認識しております。 ①構造改革 ・組織再編・人員再配置による当社グループ体制の適正化 ②新たな収益基盤の確保 ・従来のメディアにとらわれず、映像・クリエイティブシーンの生活全般への拡大に対応すべく、 積極的な事業開発・投資(M&Aを含む)を行う ③財務・資本戦略の実行 ・遊休資産の売却等を進め、資産活用効率の改善 ・構造改革と事業投資を積極的に行うと同時に株主還元を強化 全社収益力の最大化に向け、成長力の強化と事業の適正規模化・効率化を進め、構造改革を実行いたします。これにより、安定的な利益を創出できる体質への転換を図るとともに、新たな収益基盤や中核事業への投資を積極的に行い、成長路線への転換を目指してまいります。 2026年3月期における、中期経営計画の進捗状況は次のとおりです。 ①構造改革 ・事業規模の適正化を推進し、不採算事業の売却・撤退を実施いたしました。 ・希望退職者の募集など、人員適正化に着手、実施いたしました。 ②新たな収益基盤の確保 ・従来のメディアにとらわれず、映像・クリエイティブシーンの生活全般への拡大に対応すべく、2026年3月27日開催の取締役会において、株式会社グラニフ(以下「グラニフ社」という。)の発行済株式のすべてを取得し、完全子会社化することを決議し、同年4月30日にその実行が完了いたしました。当社グループ及びグラニフ社のIPの世界観を効果的に発信するとともに、IPを通じて双方に発揮されるシナジーを最大化することで、当社グループにとって新たな収益基盤を確立し、中長期的な成長を目指します。 ③財務・資本戦略の実行 ・政策保有株式・非上場株式など、非事業用資産の売却を推進いたしました。 ・2026年3月期年間配当金合計は1株当たり27円06銭とし、2025年3月期年間配当金合計1株当たり26円52銭(2024年7月1日付株式分割を考慮した年間配当金合計)から0円54銭の増配とさせていただきました。DOE(純資産配当率)の目標2.0%以上に対し、2026年3月期実績は4.4%となりました。 当社は、2026年3月期において、事業運営状況の調査を実施し、当社取締役によるパワーハラスメントや不適切な言動のほか、当社内における不適切な会計問題及び労務管理問題を確認いたしました。2026年2月13日開催の取締役会において、当社の該当又は担当取締役に対する処分と自主点検の結果としての当該処分の開示を決議いたしました。当社は、本件を厳粛に受け止め、今回処分の対象となった行為の態様や内部管理体制状況の調査結果を分析し、外部の専門家のアドバイスを受けて再発防止策を実施しております。今後は、このような事態を発生させないように、自浄作用の発揮と透明性の高い企業文化、そしてそれを実現するために実効性のあるガバナンスの高度化をさらに図るための対応措置を講じてまいります。 また、2025年12月9日に発覚いたしました、当社のグループ会社である株式会社オムニバス・ジャパンへのランサムウェア攻撃により、多大なるご心配とご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。外部専門機関の指導のもと、侵入の疑いがあった作業環境の再構築及び監視体制の強化を含む全工程が完了し、業務を正常化しております。当社グループは、今回の事態を厳粛に受け止め、お客様の大切なコンテンツを預かるパートナーとして、端末やネットワークの常時監視を含む「高度なセキュリティ検知・防御システム」のグループ全体への展開、及び「お客様に帰属するデータの厳密な管理」を推し進め、さらなるセキュリティレベルの向上と信頼回復に全力を尽くしてまいります。 今後も中期経営計画の着実な推進により全社収益力の改善を図り、企業価値の向上と株主の皆様の共同の利益に資するべく努めてまいります。
事業等のリスク8,786字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社グループは、これらのリスクの発生及び顕在化の可能性を認識した上で、発生の予防・回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。なお、本項に記載した将来に関する事項については、当有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来実現する結果とは異なる可能性があります。 〔当社グループのリスク管理体制〕 当社グループでは、「事業リスクマネジメント規程」に基づき、経理部が、当社各部門及び子会社へのヒアリングを通じてグループ経営上のリスクを識別し、その顕在化の状況を監視しつつ軽減を図っております。経理部は、その内容を「年度リスク対応方針」として取りまとめ、年に一度取締役会に報告するとともに、リスクが顕在化した場合やインシデントが発生した場合には、担当部門から適時適切に取締役会に報告する体制を整備しております。また、当社グループは、グループ全体のリスクを網羅的に識別し、発生可能性と影響度の観点から評価・優先順位付けを行う枠組みの整備を進めており、今後、これに基づきリスク管理体制の一層の高度化を図ってまいります。 〔特に重要と認識するリスク〕 上記のうち、当社グループが当有価証券報告書提出日現在において特に重要と認識しているリスクは、当連結会計年度末後に完全子会社とした株式会社グラニフに関する買収後統合(PMI)及び買収先の財務・のれん等の減損に関するリスク、当連結会計年度に当社連結子会社が受けたサイバー攻撃を踏まえた情報セキュリティに関するリスク、並びに労務管理及び役職員のコンプライアンスに関するリスクであります。これらの各リスクの内容及び対応策は、以下の各項に記載のとおりであります。 Ⅰ 経営・戦略に関するリスク (1) 経済情勢・市場環境の変動 国内外の景気動向、為替・金利等の金融資本市場の変動、通商政策の変化等により事業環境が悪化した場合、クライアントの広告・宣伝関連支出が抑制され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。特に、中東情勢をはじめとする地政学的な緊張の高まりや原油価格の高騰は、エネルギー・原材料コストの上昇を通じてインフレの進行と個人消費の減退を招くおそれがあり、これによりクライアントの業績が悪化し、又は広告・宣伝関連支出が一層抑制された場合には、当社グループの広告制作関連事業の受注に影響を及ぼす可能性があります。また、広告業界では、若年層を中心とするテレビ離れ、動画プラットフォームやサブスクリプションサービスの普及、広告主のデジタル広告への移行が進み、従来型のテレビCM制作需要が縮小する可能性があります。当社グループでは、経営環境を継続的にモニタリングし、デジタル領域への対応強化や事業構成・コスト構造の最適化を通じて、影響の軽減に努めてまいります。 (2) 中期経営計画の遂行 当社グループは中期経営計画に基づき、構造改革による既存事業の収益基盤の強化と、新たな収益基盤の確保に取り組んでおります。構造改革に伴う人員の適正化や外部委託(BPO)の進捗が想定どおりに進まない場合、固定費の削減が遅延し、又は残存する従業員に業務負荷が集中すること等により、計画の達成に影響が生じる可能性があります。また、成長に向けた事業開発・投資(M&Aを含む)が想定どおりに推進されない場合にも、計画の達成に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、計画の進捗を定期的に検証し、必要に応じて施策の見直しを行ってまいります。 (3) 事業ポートフォリオ・特定事業への依存 当社グループの収益は広告プロダクション事業の比重が高く、また同事業においては特定の広告会社・クライアントへの取引の集中がみられます。景気変動や主要な取引先の方針変更、内製化(インハウス化)の進展等により、特定の事業・取引先の収益が変動した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、事業ポートフォリオの見直しと取引先の多様化を進め、収益基盤の分散に努めてまいります。 (4) 技術変革への対応 生成AI等の技術の急速な進展により、CM制作や音響字幕等の制作業務が代替され、又は制作手法が大きく変化する可能性があり、これに適応できない場合、関連事業の収益が低下する可能性があります。一方、メタバース・XR等の新たな表現・配信領域への対応が遅れた場合には、中長期的な成長機会を逸する可能性があります。当社グループでは、AIをはじめとする新技術の積極的な活用と人財のスキル獲得、ゲーム・アニメ等の成長領域や海外展開(アウトバウンド)への取組みを通じて、競争力の維持・強化に努めてまいります。 Ⅱ M&A・グループ経営に関するリスク (1) 企業買収及び買収後統合(PMI) 当社グループは、成長戦略の一環として企業買収を実施しており、当連結会計年度において株式会社グラニフの株式取得(完全子会社化)を決議し、当連結会計年度末後の2026年4月30日付で同社を完全子会社といたしました。同社の業績は翌連結会計年度より連結業績に反映される予定であります。買収先との業態・企業文化の相違等により統合(PMI)が想定どおりに進まない場合や、想定したシナジーの実現が遅延した場合には、投資回収が遅れ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、部門横断の推進体制のもとで管理・レポーティング体制の統合や事業計画の精査を進め、シナジーの早期実現と統合リスクの軽減に努めてまいります。 (2) 買収先の財務内容及びのれん等の減損 買収先の収益基盤が想定どおりに改善しない場合や事業計画を下回る場合には、買収に伴い連結貸借対照表に計上することとなるのれんその他の固定資産について、将来、減損損失を計上する可能性があります。当社グループでは、買収先の業績及び事業計画の進捗を継続的にモニタリングし、必要に応じて適切な対応措置を講じることにより、当該リスクの軽減に努めてまいります。 (3) グループ会社・海外拠点の管理 グループ会社の拡大に伴い、子会社や海外拠点における内部統制の水準のばらつき、重要な事象(不正・障害等)の親会社への報告の遅延、海外拠点におけるガバナンスの不全等が生じた場合、損失の拡大やグループ管理上の問題を招く可能性があります。当社グループでは、統制部門による管理・支援の強化、報告・エスカレーション体制の整備、買収子会社に対する実態調査の実施等を通じて、当該リスクの軽減に努めてまいります。 (4) 意思決定の透明性・支配株主との利益相反 当社は支配株主が存在する会社であり、企業買収その他の重要な意思決定において、少数株主の利益との間に利益相反が生じるおそれや、意思決定の透明性に関して株主・投資家から説明責任を問われる可能性があります。これらに適切に対応できない場合、市場からの信認に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、独立社外取締役を含む取締役会及び任意の指名・報酬委員会の機能発揮、外部専門家の活用等を通じて、意思決定の客観性・透明性の確保に努めてまいります。 (5) 新たに取得した事業(アパレル・小売事業)に関するリスク 当社グループは、当連結会計年度末後の2026年4月30日付で株式会社グラニフを完全子会社とし、これまで当社グループが手掛けてこなかったアパレル・多店舗を有する小売業を新たに取得いたしました(同社の業績は翌連結会計年度より連結する予定であり、当連結会計年度の報告セグメントには含まれておりません。)。当社グループは同事業に関する知見が限られており、在庫・需給管理(過剰在庫・在庫評価減・欠品)、EC運営・決済(不正注文・決済情報の窃取・システム障害)、店舗運営(不採算店舗・固定資産の減損)、調達・品質・表示(コストの高騰、品質不良・リコール、表示に関する法令への抵触)等、同事業に固有のリスクがあります。加えて、物流委託先を含むサプライチェーンや国内外の店舗網に依拠しており、物流委託先の管理不備による物流の混乱・遅延や、海外を含む店舗における不正・管理不全等、サプライチェーン・拠点管理上の脆弱性が存在しうることから、これらが顕在化した場合には、販売機会の損失や会計上の影響、信用の毀損を招く可能性があります。当社グループでは、需要予測の精度向上と在庫の適正化、不正検知・セキュリティ対策、出店・運営の採算管理、委託先・品質・表示の管理に加え、物流委託先及び海外を含む店舗・拠点に対する統制とモニタリングの強化を通じて、当該リスクの軽減に努めてまいります。 Ⅲ セグメント別の事業に関するリスク 当社グループの各報告セグメント(広告プロダクション、コンテンツプロダクション、メディア及びプロパティ)には、それぞれ事業特性に応じた固有のリスクが存在します。主なリスクは以下のとおりであります。 (1) 広告プロダクション事業 CM・広告映像等の制作を行う本事業においては、特定の広告会社・クライアントへの取引の集中、クライアントによる内製化(インハウス化)の進展、同業他社との競争激化により受注が変動する可能性があるほか、制作現場における品質不良・納期遅延等が生じた場合、収益や信用に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、クリエイティブ人財の育成、取引先の多様化、品質・進行管理の徹底を通じて、当該リスクの軽減に努めてまいります。 (2) コンテンツプロダクション事業 映画・テレビ番組・配信向け映像、音響字幕等の制作を行う本事業においては、配信・サイネージ等プラットフォームの多様化に対応できない場合や、音響字幕分野においてAI技術の進歩により市場が縮小した場合、収益が低下する可能性があります。当社グループでは、新たなプラットフォームに対応するスキルの獲得、ゲーム・アニメ等の成長領域や海外展開(アウトバウンド)への取組み、AIを活用した制作モデルの確立を通じて、競争力の維持・強化に努めてまいります。 (3) メディア事業 各種専門チャンネルの有料放送等を行う本事業においては、配信サービスの台頭や視聴ニーズの多様化による有料放送市場の縮小、加入者の減少に適切に対応できない場合、収益が低下する可能性があります。当社グループでは、独自性の高いIPの活用による配信事業の強化、存続可能なチャンネルへの選択と集中、固定費の削減を通じ、事業の適正規模化に努めてまいります。 (4) プロパティ事業 映像使用権の買付・販売等を行う本事業においては、国内外の権利元における販売方針の転換等により買付に支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、権利元との関係維持・強化を図るとともに、独立系作品の発掘等により商流の多様化に努めてまいります。 Ⅳ 財務・資本に関するリスク (1) 投資・キャッシュアロケーション 成長投資(M&Aを含む)と株主還元の配分や、投資案件の選定・価格判断を適切に行えない場合、資本効率の低下や投資回収の遅延を招き、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、投資判断に際し専門家を活用しつつ、回収計画と監視体制を整備して意思決定を行ってまいります。 (2) 市場リスク(為替) 海外コンテンツの調達やアパレル商品の輸入等に伴う為替変動は、調達コストの増加を通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、為替予約等のヘッジ手段の活用を通じて、影響の軽減に努めてまいります。 (3) 資金・流動性 事業環境の悪化や大型の投資の実行等により手元流動性が低下した場合には、機動的な資金調達や事業運営に影響が生じる可能性があります。当社グループでは、資金繰計画の作成・管理と適切な財務規律の維持を通じて、流動性の確保に努めてまいります。 (4) 減損損失 新規事業・買収・新会社設立・資本業務提携等が当初の事業計画を下回る場合、のれんその他の固定資産について減損処理を計上する必要が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、毎期の予算会議における利益計画の精査や事業進捗の継続的なモニタリングを通じて、当該リスクの軽減に努めてまいります。 (5) 政策保有株式・投資有価証券の評価 当社グループが保有する投資有価証券等について、市場価格の下落や発行体の財政状態の悪化が生じた場合、評価損の計上により当社グループの業績及び純資産に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、保有の意義を継続的に検証し、縮減を含めた見直しを行ってまいります。 Ⅴ 情報セキュリティ・ITに関するリスク (1) サイバー攻撃 当社グループの業務遂行及びサービス提供においては各種の情報システム及びネットワークを活用しており、第三者によるサイバー攻撃が発生した場合、業務の停止や重要データの改竄・不正利用等により、当社グループの社会的信用及び業績に影響を及ぼす可能性があります。当連結会計年度においては、当社連結子会社が第三者によるランサムウェア攻撃を受け、一部情報の漏洩等が確認されており、復旧及び再発防止に取り組んでおります。当社グループでは、従前より付保しているサイバーリスク保険に加え、バックアップ体制の見直しや監視・防御の強化等を進め、影響の軽減に努めてまいります。 (2) 個人情報・情報漏洩 当社グループは、プロモーション事業、映像配信事業、小売・EC事業等において顧客情報・会員情報等の個人情報を取得・利用しており、仮に個人情報の漏洩等が発生した場合、社会的信用の低下及び業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、関係法令を遵守するとともに、社員教育や主要なグループ会社におけるプライバシーマークの取得・運用、グループ各社の個人情報保護体制の整備を通じて、適切な管理に努めてまいります。 (3) 委託先経由のサイバーリスク 外部の制作会社・業務委託先やグループ会社のシステムを経由した侵入・被害が発生した場合、当社グループの業務や情報資産に影響が及ぶ可能性があります。当社グループでは、委託先を含めたセキュリティ水準の確認・評価を進め、当該リスクの軽減に努めてまいります。 (4) システム障害・事業継続・IT統制基盤 大規模なシステム障害や自然災害等によりシステムが停止した場合、制作・放送・配送等の業務が停止し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、事業継続計画(BCP)の整備、IT統制基盤の強化、復旧目標の設定等を通じて、当該リスクの軽減に努めてまいります。 Ⅵ コンプライアンス・ガバナンス・法務規制に関するリスク (1) コンプライアンス・役職員の不正等 当社グループは多様な事業を営んでおり、事業領域ごとに適用される各種の業法(放送関連の認定等を含む)のほか、取引の適正化に関する法令(中小受託取引やフリーランスとの取引に関する法令を含む)、表示・広告に関する法令等の適用を受けます。法令の改正や運用の変更に十分対応できない場合や、役職員による不正・不祥事・ハラスメント等の法令違反・不適切な行為が生じた場合、又は内部通報・コンプライアンス体制が十分に機能しない場合には、処罰・訴訟・行政指導や風評を通じて、取引先・クライアントからの信頼を失い、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当連結会計年度においては、一部の役職員による不適切な行為や、グループ会社における業務運営・内部統制上の不備に関し改善を要する事象が認められ、社内調査・是正及び再発防止に取り組んでおります。当社グループでは、適切な専門家と相談しながらコンプライアンス研修を実施するとともに、内部統制及び内部通報体制の実効性の向上を通じて、法令遵守の徹底とコンプライアンスの強化に努めてまいります。 (2) 役員の規律・説明責任 重大な事象が発生した場合における役員の善管注意義務の履行や、株主・ステークホルダーに対する説明責任の在り方が問われる可能性があり、これに適切に対応できない場合、市場からの信認に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、独立社外取締役を含む取締役会及び任意の指名・報酬委員会による監督機能の発揮を通じて、ガバナンスの強化に努めてまいります。 (3) 労務管理 従業員に対する適切な労務管理を怠った場合、円滑な業務遂行への支障や、損害賠償請求、行政からの指導・罰則、社会的信用の失墜等を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当連結会計年度においては、一部のグループ会社の労務管理に関し改善を要する事象が認められ、是正に取り組んでおります。当社グループでは、長時間労働の是正、グループ各社の労務管理を統括する体制の整備・強化を進め、適正な労務管理に取り組んでまいります。 (4) 業法・許認可 当社グループは多様な事業を営んでおり、放送関連の認定をはじめとする各種の業法その他の規制の適用を受けます。法令・規制の改正や運用の変更に十分対応できない場合や、認定の維持に支障が生じた場合、事業活動が制約され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、適切な専門家と連携し、法令遵守と許認可の適切な維持に努めてまいります。 (5) 知的財産権 当社グループは、各事業に関する著作権・商標権等の知的財産権を取得し、又はライセンスを受けて事業を展開しており、第三者の知的財産権を侵害し、又は当社グループの知的財産権が侵害される可能性があります。当社グループでは、専門家や弁護士と連携してかかる事態の防止・回復に努めておりますが、その過程や結果次第では、当社グループの財政状態や社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 Ⅶ 人財・組織に関するリスク (1) 人財の確保・育成 当社グループは多様な人財を企業価値向上の源泉と位置付けておりますが、クリエイティブ人財やAI関連スキルを有する人財の獲得・定着が十分にできない場合、クライアントへの高度なサービスの提供に支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、採用業務の高度化と人財の育成・配置の最適化を通じて、必要な人財の確保に努めてまいります。 (2) 人財流出・ノウハウの喪失 構造改革に伴う人員の適正化を経た中で、制作分野等のベテラン人財の知識・ノウハウが流出し、又は残存する人財に業務が集中することにより、サービスの提供水準の低下や組織の不安定化を招く可能性があります。当社グループでは、ノウハウの承継・標準化や働きやすい環境の整備を通じて、当該リスクの軽減に努めてまいります。 Ⅷ サステナビリティ(ESG)に関するリスク (1) サステナビリティ対応・人権・サプライチェーン 当社グループのサステナビリティに関する取組みが、法規制やクライアント・社会の期待に対して不足・遅延した場合、法令違反、市場環境変化への対応遅延、信用の失墜、事業機会の喪失等を招く可能性があります。特に、アパレル・小売事業を含む調達・サプライチェーンにおける人権・労働・環境への配慮が不十分である場合には、当社グループの社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、推進体制を整備し、重要課題(マテリアリティ)を特定したうえで、取組みを着実に進めてまいります。 (2) 環境 気候変動への対応や事業活動に伴う環境負荷に関する規制・要請の強化に十分対応できない場合、コストの増加や対応の遅延により、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、事業活動における環境への影響を勘案しつつ、必要な取組みを進めてまいります。 (3) 社会・レピュテーション 当社グループや役職員に関する否定的な報道・評判の拡散が生じた場合、ブランド価値の毀損や取引・採用への影響を通じて、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、適時・適切な情報開示とステークホルダーとの対話を通じて、当該リスクの軽減に努めてまいります。 Ⅸ 外部環境・新興リスク (1) 地政学リスク 国際情勢の緊張の高まりや通商・規制環境の変化が生じた場合、海外取引、調達、コンテンツの権利関係等を通じて、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、取引・調達の分散や情勢のモニタリングを通じて、影響の軽減に努めてまいります。 (2) 災害・事故・感染症・インフラ障害 当社グループが事業活動を行う地域において、自然災害、社会インフラの障害、大規模な事故、感染症の流行等が発生した場合、業務遂行・サービス提供の停止を余儀なくされる可能性があります。当社グループでは、危機管理マニュアルや事業継続計画(BCP)の整備等を通じて、リスクの軽減に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)4,646字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 [経営成績等の状況の概要] 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度の経営成績は、売上高47,691百万円(前期比4.4%増)、営業利益2,947百万円(前期比9.9%増)、経常利益4,672百万円(前期比39.7%増)となりました。前期に連結子会社であった株式会社スター・チャンネルの株式譲渡や当社放送送出事業の売却があったものの、受注が堅調な広告プロダクションがこれを補い増収となりました。営業利益は広告プロダクションやコンテンツプロダクションの業績が好調に推移したため増益となりました。経常利益は受取利息の増加等により増益となり、海外子会社の不動産売却に伴う特別利益や海外子会社の清算に伴う為替換算調整勘定取崩益を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は6,965百万円 (前期比16.7%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 ① 広告プロダクション 広告プロダクションの売上高は、前期に比べ10.3%増の31,719百万円となり、営業利益は前期に比べ34.9%増の4,063百万円となりました。CM制作部門において積極的な受注活動の継続や人材育成の推進等により引き続き受注が好調に推移しております。また総合展示会用の大型案件の受注もあり増収となりました。営業利益は増収に加え、利益率の向上施策が寄与し大きく増益となりました。 ② コンテンツプロダクション コンテンツプロダクションの売上高は、前期に比べ5.8%増の10,552百万円となり、営業利益は前期に比べ51.0%増の1,163百万円となりました。音響字幕制作部門において動画配信サービス会社や海外のゲーム会社からの受注が好調だったこと、デジタルプロダクション部門においてサイバー攻撃被害を受けたものの、当連結会計年度の業績影響は限定的であったこと、及び大型案件の受注等もあり、増収増益となりました。 ③ メディア メディアの売上高は、前期に比べ32.4%減の3,646百万円となり、営業利益は前期に比べ23.4%減の688百万円となりました。連結子会社であった株式会社スター・チャンネルの株式譲渡や当社放送送出事業の売却を前期に行ったことにより減収減益となりました。 ④ プロパティ プロパティの売上高は、前期に比べ11.9%増の1,709百万円となり、営業利益は前期に比べ61.5%減の115百万円となりました。『牙狼<GARO>』関連の大型案件があったため増収となったものの、出資作品の償却費が発生したこと等により減益となりました。 ⑤ その他 その他の売上高は、前期に比べ3.5%減の2,090百万円となり、営業利益は前期に比べ70.8%減の25百万円となりました。海外子会社の事業撤退に伴う売上減少の影響や会社清算に係る費用の増加のため減益となりました。 (注)上記セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んだ金額を記載しております。 (2) 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産の残高は、101,026百万円であり、前連結会計年度末に比べ2,431百万円減少いたしました。この主な要因は、現金及び預金の減少11,897百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少1,031百万円及び投資有価証券の増加11,214百万円等であります。 (負債) 当連結会計年度末における負債の残高は、14,139百万円であり、前連結会計年度末に比べ3,549百万円減少いたしました。この主な要因は、買掛金の減少1,571百万円及び未払法人税等の減少2,348百万円等であります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、86,886百万円であり、前連結会計年度末に比べ1,117百万円増加いたしました。この主な要因は、利益剰余金の増加3,182百万円及び為替換算調整勘定の減少1,968百万円等であります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9,066百万円減少し50,742百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は、1,150百万円(前連結会計年度は44百万円の増加)となりました。これは、法人税等の支払5,025百万円等による資金の減少があったものの、営業利益の計上2,947百万円及び利息及び配当金の受領2,538百万円等による資金の増加があった結果であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少は、6,778百万円(前連結会計年度は23,200百万円の増加)となりました。これは、有形固定資産の売却による収入2,983百万円、投資有価証券の売却による収入2,833百万円及び定期預金の払戻による収入2,640百万円等による資金の増加があったものの、投資有価証券の取得による支出14,785百万円等による資金の減少があった結果であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少は、4,002百万円(前連結会計年度は6,631百万円の減少)となりました。これは、配当金の支払3,782百万円等による資金の減少があった結果であります。 (4) 生産、受注及び販売の実績 ① 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 広告プロダクション(百万円)   16   △88.2 コンテンツプロダクション(百万円)   22   24.1 メディア(百万円)   443   △60.0 プロパティ(百万円)   495   △35.4 報告セグメント計(百万円)   977   △52.0 その他(百万円)   1,305   17.6 合計(百万円)   2,283   △27.4 ② 生産実績 当社グループの制作物の種類及び金額はそれぞれに異なっており、また、制作過程も一様でなく生産実績の表示が困難でありますので記載を省略しております。 ③ 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高   前年同期比(%)   受注残高   前年同期比(%) 広告プロダクション(百万円)   34,072   16.0   8,624   33.0 コンテンツプロダクション(百万円)   10,424   16.4   4,974   4.2 メディア(百万円)   -   -   -   - プロパティ(百万円)   -   -   -   - 報告セグメント計(百万円)   44,497   16.1   13,599   20.8 その他(百万円)   -   -   -   - 合計(百万円)   44,497   16.1   13,599   20.8 (注)メディア、プロパティ及びその他は受注生産を行っておりません。 ④ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)    前年同期比(%) 広告プロダクション(百万円)   31,644   10.4 コンテンツプロダクション(百万円)   8,944   8.5 メディア(百万円)   3,620   △31.8 プロパティ(百万円)   1,527   7.5 報告セグメント計(百万円)   45,737   4.8 その他(百万円)   1,953   △4.6 合計(百万円)   47,691   4.4 (注)1.上記はセグメント間取引消去後の金額を記載しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社電通   8,165   17.9   9,967   20.9 株式会社博報堂   4,895   10.7   6,234   13.1 [経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容] 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ① 当連結会計年度の経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 [経営成績等の状況の概要](1)経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績は、各事業を取り巻く事業環境、例えば当社の提供するサービスに対する顧客の支出動向、技術的優位性、他社との競合状況等により影響を受けます。また、人件費、為替動向、金利水準、固定資産や投資有価証券の評価損・売却損益等も経営成績に影響を与えます。経営成績に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項は「3 事業等のリスク」に記載いたしました。 (2)資本の財源及び資金の流動性 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 [経営成績等の状況の概要](3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 今後「中期経営計画」に掲げている「新たな収益基盤確保のための成長投資」「株主還元」「構造改革」の推進に伴う資金需要が見込まれます。これらの資金需要に対応するため、自己資金を基本としつつ、借入金も活用してまいります。 なお、当連結会計年度末におけるリース債務を含む有利子負債の残高は317百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は50,742百万円となっております。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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