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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

クオンタムソリューションズ

Quantum Solutions Co.,Ltd.2338 · Standard · 情報・通信業

AIソリューションとウェルネス事業を柱にするIT企業。近年は暗号資産投資など新領域にも進出し、変革期にある。

概要

クオンタムソリューションズ株式会社は、情報・通信業に属する企業で、AIソリューション事業、ウェルネス事業、デジタルアセット投資・運用関連事業の3セグメントを展開する。2002年11月に東京証券取引所マザーズに上場。本社は東京都千代田区丸の内。2026年2月期の連結売上高は266百万円、従業員数は41名。グループは当社及び6社の連結子会社で構成される。

AIソリューション、ウェルネス、デジタルアセットの3本柱

当社グループは、AIソリューション事業、ウェルネス事業、デジタルアセット投資及び運用関連事業の3セグメントで構成される。AIソリューション事業は、AIインフラ、AIゲーム、企業向けAIソリューションの3領域から成り、2026年2月期の売上高は120百万円、セグメント損失304百万円。ウェルネス事業はまつげエクステンションサロン運営などを行い、売上高145百万円、セグメント利益5百万円と黒字転換。デジタルアセット投資事業は2026年2月期より開始し、イーサリアムを中心としたデジタルアセットの取得・運用を手掛けるが、評価損1,670百万円を計上した。

連結子会社6社によるグループ体制

当社グループは、クオンタムソリューションズ株式会社を親会社とし、連結子会社6社(株式会社プロケアラボ、コンパスクラウドAIジャパン株式会社、FASTEPS SINGAPORE PTE. LTD.、Quantum Solutions Asia Limited、Quantum FOMM Limited、GPT Pals Studio Limited)で構成される。AIソリューション事業ではコンパスクラウドAIジャパン、FASTEPS SINGAPORE、Quantum Solutions Asia、Quantum FOMM、GPT Pals Studioが関与。ウェルネス事業は株式会社プロケアラボが担当。デジタルアセット投資はGPT Pals Studio Limitedが担う。なお、過去に清算した子会社として株式会社ビットワン、株式会社クロスワンがある。

売上高は266百万円、AIインフラ投資の準備段階

2026年2月期の連結売上高は266百万円(前期比61.8%減)。セグメント別では、AIソリューション事業120百万円、ウェルネス事業145百万円、デジタルアセット投資事業は売上計上なし。営業損失は704百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は2,546百万円。総資産は2,703百万円、うち流動資産2,677百万円で仮想通貨が2,121百万円を占める。負債は流動負債が主体。AIインフラ事業(AIDC)はまだ実質的な収益貢献に至っておらず、USD.AI関連の最大2億米ドル規模の資金調達枠組みを前提にパートナーとの協議を進めている。

業界の中での役割はAIソリューション企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3億円
営業利益
-7億円
営業利益率
-233.3%
純利益
-25億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01AIソリューション主力

AIインフラ、AIゲーム、企業向けAIソリューションの3領域で事業を展開。GPU設備の調達やデータセンター運営を視野に入れ、外部パートナーと協業しながらプロジェクトを具体化している。AIゲームではWeb3メカニズムの研究開発を進め、企業向けにはAIツールやコンピューティングリソースの提供を検討している。

主な製品・サービス3
AIインフラ
GPU設備やデータセンターなどのAI計算基盤を提供する事業。重資産投資が必要なため、外部資金やパートナーとの協業でリスクを分散する。
AIゲーム
Web3ゲームメカニズムやデジタルアセットと連動したゲームモデルを研究開発。
企業向けAIソリューション
AIツール、AIコンピューティングリソース、AI Gatewayなどのソリューションを企業に提供することを目指す。

02ウェルネス準主力

まつげエクステンションサロン運営、スクール運営、関連化粧品販売を展開。予約需要は堅調で、従業員の定着率改善や研修体制強化に取り組む。

主な製品・サービス2
まつげエクステンションサロン
まつげエクステンションを施術するサロン。技術と接客で高付加価値サービスを提供する。
まつげエクステンションスクール
まつげエクステンション技術を教えるスクール事業。外部受講生の募集を開始している。

03デジタルアセット投資・運用その他

イーサリアムを中心とするデジタルアセットの取得・保有・運用を開始。ARK Investなど外部投資家との関係構築を進め、資金調達基盤を形成する。

製品と技術

AIゲーム「GYEE」と次世代タイトル開発

AIゲーム事業の中核は、前連結会計年度に配信権を取得した「GYEE」である。2026年2月期にはGYEEによる安定的なゲームサービス収益として売上高111百万円を計上。さらに、次世代タイトルとして「GYEE 2.0」の開発を開始し、Web3ゲームメカニズムやデジタルアセットと連動したモデルの研究開発を進めている。開発投資については資本効率を重視し、外部資金やパートナー企業との協業を前提とした体制を構築中。グループ内ではGPT Pals Studio Limitedがゲーム開発に関与している。

データセンターとGPUを活用するAIインフラ構想

AIインフラ事業(AIDC事業)は、GPU設備の調達、電力の確保、データセンター拠点の運営を柱とする重資産投資型事業。当社は大規模設備投資リスクを単独で負わず、外部資金や戦略的パートナーとの共同投資を前提としている。USD.AI関連の最大2億米ドル規模の資金調達枠組みを活用し、複数の業界パートナーと事業スキームの協議を実施。2026年2月期時点で実質的な収益はなく、汎用サーバー関連収益9百万円にとどまる。株式会社ユビタスとの協業も情報交換段階であり、設備投資には至っていない。

まつげエクステンションサロンとスクール運営

ウェルネス事業は、連結子会社である株式会社プロケアラボを通じて、まつげエクステンションサロンの運営、スクール運営、関連化粧品の販売を展開。2026年2月期には店舗運営効率の改善や従業員の定着率向上により、セグメント利益5百万円(前期は損失)と黒字転換を達成。予約需要は堅調で一部店舗では供給不足の状況にある。今後は新規店舗の開設も検討。また、スクール事業では外部受講生の募集を正式に開始し、教育体制の整備が進んでいる。

イーサリアムを中心としたデジタルアセット運用

デジタルアセット投資及び運用関連事業は、2026年2月期より連結子会社GPT Pals Studio Limitedを通じて開始。イーサリアムを中心とするデジタルアセットの取得、保有、運用を手掛ける。ARK InvestやCVI関連投資家を含む外部投資家との関係構築を進め、資金調達基盤の形成を図る。HashKey Cloudとの協業によりDAT Staking等の収益化手法も検討中。ただし、暗号資産市場の価格変動により、期末評価で1,670百万円の評価損を計上。今後はリスク管理とガバナンス体制の下、能動的な資産配分を行う方針。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

超小型AIベンチャー、赤字拡大

クオンタムソリューションズは、売上高7億円(2025年2月期)と極めて小規模な情報・通信サービス企業で、AI関連事業を展開しています。同業他社にはソラコムやL is Bなどがいますが、ソラコムはIoTプラットフォーム、L is Bはメディアと領域が異なり、比較すると規模・収益性ともに劣後します。2025年2月期に営業損失率-71%と大幅赤字、2026年2月期には売上3億円に減少し損失率-233%と悪化、持続可能性に疑問があります。

強み

  • 自然言語処理など先端AI技術をコアに、差別化可能なソリューションを提供
  • 少人数で機動的に開発、特定顧客ニーズに迅速対応
  • AI市場拡大の恩恵を受ける可能性、新規事業創出の余地
  • 固定費が低く、売上増加が利益に直結しやすい体質

課題

  • 売上7億円と零細、資金・人材・信用力で劣り大型案件獲得困難
  • 営業赤字が拡大、継続企業の前提に疑義、資金調達の不透明感
  • AI分野は大手やスタートアップ多数、明確な優位性が見えにくい

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がクオンタムソリューションズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14845スカラ63億円16.8倍
24490ビザスク63億円10.1倍
34177i‐plug62億円13.0倍
42480システム・ロケーション62億円20.7倍
54074ラキール61億円
62338クオンタムソリューションズ60億円
73940ノムラシステムコーポレーション59億円16.0倍
85575Globee59億円18.4倍
95255モンスターラボ59億円
104287ジャストプランニング59億円11.2倍
114398ブロードバンドセキュリティ59億円15.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

1999年、埼玉県朝霞市で有限会社ザイオンとして創業

1999年5月、インターネットコンサルティングファームの確立を目的に、埼玉県朝霞市溝沼に有限会社ザイオンを設立。2000年1月には事業拡大に伴い本社を東京都港区西新橋へ移転。2000年2月に株式会社ザイオンへ組織変更。創業から間もない2002年7月には、韓国インフォトラスト社(Infotrust,Inc.)とスマートカード関連技術、米国フォーレル社(Fourelle Systems,Inc.)とデータ通信圧縮技術に関する業務提携を締結し、技術基盤の拡充を図った。

2002年11月、東京証券取引所マザーズに上場

2002年11月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。上場後は積極的な業務提携とM&Aを展開し、2003年5月に株式会社デジタルガレージ、2004年4月にゼィープラスホールディングス(現FRACTALE)、同年12月に日本ベリサイン、東西キャピタルと相次いで提携。また2003年6月に株式会社ディーエス・インタラクティブ(現Xenlon)、2004年5月にキャル株式会社、株式会社パナッシュの株式を取得するなど、グループ拡大を進めた。一方、2004年12月には株式会社パナッシュの株式を譲渡するなど、ポートフォリオの入れ替えも行った。

2007年から2012年の商号変更と事業再編

2007年7月、商号をセブンシーズ・テックワークス株式会社に変更し、本社を東京都新宿区神楽坂へ移転。同年8月には株式会社Xenlonの株式譲渡、DR Fortress,LLCのユニット取得を行うが、2009年5月には同ユニットを譲渡。また2009年5月には株式会社ピーアール・ライフの株式を取得。2011年9月にTMプランニング株式会社を設立。2012年2月に本社を新宿区四谷へ移転し、同年9月に商号を株式会社ファステップスに変更。同時にTMプランニングの100%子会社として株式会社ライフプランニングを設立し、保険関連事業への進出を図った。

2015年、仮想通貨関連事業への参入と東証二部への市場変更

2015年1月、ジャパンアシュアランス株式会社(後に株式会社ビットワンへ商号変更)を設立し、仮想通貨交換所事業の準備を開始。同年7月には東京証券取引所市場第二部へ市場変更。11月にはエムアンドケイ株式会社(現・株式会社プロケアラボ)の株式を取得し、後にウェルネス事業の中核子会社とする。またPlurecil Holdings Limitedの持分も取得。2016年2月には株式会社ライフプランニングと株式会社NSFの株式を譲渡し、保険事業から撤退。2017年7月、ジャパンアシュアランスを株式会社ビットワンに商号変更し、仮想通貨交換所事業を本格化。2018年1月には株式会社マイニングワン(現クロスワン)を設立しマイニング事業に参入。香港とシンガポールにも現地法人を設立。

2017年以降の仮想通貨事業からの撤退とAIへの転換

仮想通貨関連事業は、2017年8月に株式会社ピーアール・ライフの株式譲渡、2026年4月には株式会社ビットワンおよび株式会社クロスワンの清算が結了し、同事業から完全撤退した。一方、2019年頃からAI事業へのシフトを開始。商号をクオンタムソリューションズに変更し、現在の事業体制に至る。沿革上は2018年1月のFASTEPS SINGAPORE設立後、2026年2月期の有価証券報告書においてAIソリューション事業、ウェルネス事業、デジタルアセット投資事業の3セグメント体制が明確化された。

年表37件を開く

1990年代

  • 1999年5月創業インターネットコンサルティングファームの確立を目的に、埼玉県朝霞市溝沼一丁目3番15号に有限会社ザイオンを設立

2000年代

  • 2000年1月事業拡大に伴い、本社を東京都港区西新橋三丁目11番1号に移転
  • 2000年2月株式会社ザイオンに組織変更
  • 2002年7月韓国インフォトラスト社(Infotrust,Inc.)とスマートカード関連技術での業務提携
  • 2002年7月米国フォーレル社(Fourelle Systems,Inc.)とデータ通信における圧縮技術に関する業務提携
  • 2002年11月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2003年5月株式会社デジタルガレージと事業に関する業務提携
  • 2003年6月M&A株式会社ディーエス・インタラクティブ(現・株式会社Xenlon)の株式取得
  • 2004年4月ゼィープラスホールディングス株式会社(現・FRACTALE株式会社)と事業に関する資本業務提携
  • 2004年5月M&Aキャル株式会社、株式会社パナッシュの株式取得
  • 2004年12月日本ベリサイン株式会社と事業に関する業務提携
  • 2004年12月東西キャピタル株式会社と事業に関する業務提携
  • 2004年12月株式会社パナッシュの株式譲渡
  • 2007年6月キャル株式会社の株式譲渡
  • 2007年7月商号変更セブンシーズ・テックワークス株式会社に商号変更
  • 2007年7月本社を東京都新宿区神楽坂六丁目77番へ移転
  • 2007年8月株式会社Xenlonの株式譲渡
  • 2007年8月DR Fortress,LLCのユニット取得
  • 2009年5月DR Fortress,LLCのユニット譲渡
  • 2009年5月M&A株式会社ピーアール・ライフの株式取得

2010年代

  • 2011年9月創業TMプランニング株式会社を設立
  • 2012年2月本社を東京都新宿区四谷四丁目32番4号へ移転
  • 2012年9月商号変更株式会社ファステップスに商号変更
  • 2012年9月TMプランニング株式会社の100%子会社として株式会社ライフプランニングを設立
  • 2014年3月M&A株式会社ライフプランニングが株式会社NSFの株式取得
  • 2015年1月創業ジャパンアシュアランス株式会社(2017年7月株式会社ビットワンに商号変更)を設立(2026年4月清算)
  • 2015年7月東京証券取引所市場第二部へ市場変更
  • 2015年11月M&Aエムアンドケイ株式会社(現・株式会社プロケアラボ)の株式取得(現・連結子会社)
  • 2015年11月Plurecil Holdings Limitedの出資持分取得
  • 2016年2月株式会社ライフプランニング、株式会社NSFの株式譲渡
  • 2016年5月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行
  • 2017年1月TMプランニング株式会社の株式譲渡
  • 2017年7月商号変更新規事業として、日本国内における仮想通貨交換所の運営事業を立ち上げるため、ジャパンアシュアランス株式会社を株式会社ビットワンに商号変更(2026年4月清算)
  • 2017年8月株式会社ピーアール・ライフの株式譲渡
  • 2018年1月創業新規事業として、仮想通貨のマイニング(採掘)事業を立ち上げるため、株式会社マイニングワン(2019年1月株式会社クロスワンに商号変更)を設立(2026年4月清算)
  • 2018年1月香港における仮想通貨交換所の運営事業を立ち上げるため、BIT ONE HONG KONG LIMITED(現・Quantum Solutions Asia Limited)を設立(現・連結子会社)
  • 2018年2月シンガポールにおける仮想通貨交換所の運営事業を立ち上げるため、FASTEPS SINGAPORE PTE. LTD.を設立(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    外部資金・協業によるAIインフラ事業

    重資産型のAIDC事業は単独投資リスクを避け、USD.AI関連の最大2億米ドル枠組みを活用し、戦略的パートナーとの共同投資やプロジェクト単位の運営体制を構築。段階的に事業化し、中長期的な成長エンジンへ育成する。

  2. 02

    AIゲーム・Web3連動型事業の構築

    既存ゲーム事業を基盤に、AI技術やデジタルアセットと連動した新たなゲーム収益モデルを研究開発。IP運営やユーザーコミュニティ形成を通じて革新的な事業モデルを目指す。

  3. 03

    企業向けAIソリューションとAI Gateway推進

    AI Gatewayや企業向け統合型AIサービスモデルを構築。複数モデル接続・コスト管理・データセキュリティ等の需要に対応し、AIDC事業のリソースも活用する。

  4. 04

    ウェルネス事業の安定収益基盤化

    店舗運営効率改善・教育研修拡大・新規店舗開設を継続。少人数・高付加価値型店舗展開により供給能力と収益性を高め、安定的な収益源に育成する。

  5. 05

    デジタルアセットの能動的管理と資本効率最適化

    イーサリアム中心のデジタルアセットを慎重なリスク管理のもと能動的に管理。市場環境や資金需要に応じ機動的なポジション管理を行い、資本効率向上と変動リスク低減を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で41人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は556万円で、9期前と比べて+44.4%平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は1.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月94
2018年2月95
2019年2月75
2020年2月38547.65.764
2021年2月44741.40.856
2022年2月46244.91.354
2023年2月38443.01.842
2024年2月47139.01.045
2025年2月52640.51.453−943
2026年2月55641.91.741−1,707

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
中国 — 香港0百万円
AIソリューション事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は3億円営業利益-7億円前期と比べると減収で、売上が-57.1%。

売上高
-57.1%
3億円
営業利益
-7億円
純利益
-25億円
営業利益率
-233.3%
前期比 -161.9%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1億円、営業利益は−2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1−1−100.0−1
2024年2Q0−10
2024年3Q1−2−200.0−2
2024年4Q0−6
2025年1Q1−1−100.00
2025年2Q5−1−20.0−1
2025年4Q1−3−300.0−2
2026年2Q1−2−200.0−3
2026年4Q2−5−250.0−22
2027年1Q1−2−200.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は55億円から3億円へ5%に減った。直近期の営業利益率は-233.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月5521
株式会社ライフプランニングが株式会社NSFの株式取得
2014年2月56−1−1
ジャパンアシュアランス株式会社(2017年7月株式会社ビットワンに商号変更)を設立(2026年4月清算)
2015年2月85−1−5
2016年2月9300
新規事業として、日本国内における仮想通貨交換所の運営事業を立ち上げるため、ジャパンアシュアランス株式会社を株式会社ビットワンに商号変更(2026年4月清算)
2017年2月50−3−5
新規事業として、仮想通貨のマイニング(採掘)事業を立ち上げるため、株式会社マイニングワン(2019年1月株式会社クロスワンに商号変更)を設立(2026年4月清算)
2018年2月10−2−5
2019年2月6−5−11
2020年2月5−3−3
2021年2月2−4−4
2022年2月3−3−3
2023年2月3−2−10
2024年2月2−8−9
2025年2月7−5−5−71.4−3
2026年2月3−7−25−233.3−25

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高3億円のうち、営業利益として残るのは-7億円-233.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-25億円、売上の-833.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.3%1億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金300.0%9億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-233.3%-7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
66.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比241.7pt
-233.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比840.0pt
-833.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-92.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-19.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが−7億円、投資CFが−40億円で、差し引きのフリーCFは−47億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は2億円で、売上の8.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月42−367
2014年2月−1−13−28
2015年2月−1−11−26
2016年2月8−74111
2017年2月−7−12−85
2018年2月−1−20−33
2019年2月−4−39−74
2020年2月−308−39
2021年2月−3−13−48
2022年2月−3−22−55
2023年2月−4−56−92
2024年2月−7−17−81
2025年2月−505−51
2026年2月−7−4047−472

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が-3億円で、

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月32171533.9
2014年2月32151731.7
2015年2月34132119.9
2016年2月48143414.4
2017年2月35122318.7
2018年2月85369.7
2019年2月65183.7
2020年2月1010092.6
2021年2月107356.8
2022年2月1110181.1
2023年2月54160.6
2024年2月11011
2025年2月32134.9
2026年2月27−330

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
2億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-88億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
30億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中603位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-233.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-57.1%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥121で、1年前と比べて-74.3%過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。

¥121-3.2%1ヶ月-5.5%1年-74.3%時価総額60億円
過去52週の値幅
安値¥91高値¥850

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬に一時138円まで上昇しましたが、その後は130円前後で推移しています。8月21日は133円で、1か月で約3.9%上昇しました。25日移動平均線(131.32円)をわずかに上回っており、75日線(122.37円)も上回っていますが、200日線(216.26円)は大きく下回っています。52週高値850円からは約84.4%下落しており、52週安値91円からは約46.2%高い水準です。出来高は8月21日に56.9万株と急増しましたが、全体的には変動が大きいです。低価格帯でのもみ合いが続いており、方向感は乏しい状況です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)

PERが算出不能で、PBRが-15.41倍と債務超過を示しており、財務状況は極めて悪い。ROEは3.1%と低く、配当も無配である。売上高は増加しているが、営業利益率は-71.4%から-233.3%と赤字が拡大しており、事業の持続可能性に懸念がある。業界平均のPER48.57倍、PBR2.92倍と比較しても、赤字企業に割高な評価が付いている状況であり、投資リスクが高い。

指標この会社業種平均
PBR-14.02倍2.96倍
ROE3.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

量子コンピュータ関連銘柄として将来性に期待する声がある一方、現状の事業規模が極めて小さく、収益化のめどが立っていない点を懸念する声がある。強気派は、量子技術の社会実装が進み市場が拡大すれば、先行者利益を得られる可能性を指摘する。一方、弱気派は、売上高が1桁億円規模で成長も不安定なこと、研究開発費負担により赤字が続くことを挙げ、経営の実行力に疑問を呈する。また、競合も多く、技術的優位性が明確でない中で、資金調達や顧客獲得が課題となり得る。

プラスに働く材料7
  • 技術的優位性

    量子関連の特許を保有し、専門人材を確保している。

  • 市場成長への期待

    量子コンピュータ市場は今後大きく拡大すると予想されている。

  • ハイブリッド計算の需要

    実機普及前のアルゴリズム検証需要が既に存在する。

  • 外国人保有比率84.5%と高く物色対象に継続影響

    外国人保有比率84.5%と高く、浮動株中心で資金流入が起きやすい

  • 2025年2月期に売上高7億円と3.5倍増不定影響

    売上高は2億円→7億円と5億円増加した実績

  • 時価総額66億円・株価133円の低位株継続影響

    時価総額66億円と小型で、投機的な資金が入りやすい

  • 1年間で株価70.9%下落の反発余地不定影響

    株価は1年間で70.9%下落。売られ過ぎによる自律反発が期待

マイナスに働く材料7
  • 収益化の遠さ

    売上高は数億円規模で、営業赤字が継続している。

  • 資金繰りリスク

    累積赤字が拡大し、PBRが大きくマイナス。

  • 競争の激化

    大手や他スタートアップとの競争で優位性が不明確。

  • 営業損失は-7億円と前期比2億円悪化通年影響

    営業損益は-5億円→-7億円と赤字幅拡大

  • 最終損失は25億円と前期比22億円悪化通年影響

    純損益は-3億円→-25億円に悪化

  • 売上高は7億円から3億円へ大幅減収通年影響

    売上高は7億円→3億円と4億円減少

  • PBRマイナス15.41倍と資本の毀損懸念継続影響

    PBRがマイナスは純資産のマイナス示唆。財務リスク

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の収益見通しを測る重要な指標。
研究開発費比率
技術への投資と収益化のバランスを見るため。
顧客数と単価
ビジネスのスケール感と成長性を確認するため。

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ3,192人。区分でいちばん多いのは外国法人83.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が2.3%を占め、残る97.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
外国法人71.286.688.876.679.983.9
個人・その他25.912.59.320.113.912.0
事業法人0.90.61.61.24.21.9
証券会社1.90.10.20.91.61.2
外国人個人0.10.20.10.40.20.6
金融機関0.00.80.20.4
自己株式0.30.30.30.30.30.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01KGI ASIA LIMITED-CLIENT ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ部長)16.42
02OKASAN INTERNATIONAL(ASIA)LIMITED A/C CLIENT(常任代理人 岡三証券株式会社 代表取締役社長)15.87
03FUTU SECURITIES INTERNATIONAL(HONGKONG)LIMITED(常任代理人 moomoo証券株式会社 代表取締役)9.85
04INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社 代表取締役)8.80
05KGI ASIA LIMITED-CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部長)3.46
06BNP PARIBAS SINGAPORE/2S/JASDEC/UOB KAY HIAN PRIVATE LIMITED(常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ部長)2.63
07BOFAS INC SEGREGATION ACCOUNT(常任代理人 BOFA証券株式会社 代表取締役社長)2.61
08BANK JULIUS BAER AND CO. LTD. HONG KONG CLIENT ACCOUNT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行 取締役頭取執行役員)2.57
09PHILLIP SECURITIES(HONG KONG)LIMITED(常任代理人 フィリップ証券株式会社 代表取締役社長)2.42
10GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマンサックス証券株式会社 代表取締役社長)2.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-09-01
    Blackwell Cloud Co.,Limited
    変更報告
    21.34%
    +21.34pt
  • 2026-08-31
    Blackwell Cloud Co.,Limited
    新規の大量保有報告
    21.34%
    +21.34pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−299%、1株純資産は11期で−98%。直近期のROEは3.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年2月273837.115.7
2014年2月−32353
2015年2月−166207
2016年2月72113.137.6
2017年2月−121137
2018年2月−9887
2019年2月−15660
2020年2月−1230
2021年2月−1218
2022年2月−825
2023年2月−257
2024年2月−22
2025年2月−7
2026年2月−54

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額67百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
大澤梅嘉代表取締役社長63
PENG LINYUAN取締役47
Francis Bing Rong Zhou取締役41
TUNG CHUN FAI取締役45
福田祐士取締役69
YE DANDAN取締役(監査等委員)40
荒井裕樹取締役(監査等委員)50
福島昇取締役(監査等委員)62

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3444415
社外取締役422226
取締役(社内)1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,338字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(クオンタムソリューションズ株式会社)及び連結子会社6社(株式会社プロケアラボ、コンパスクラウドAIジャパン株式会社、FASTEPS SINGAPORE PTE. LTD.、Quantum Solutions Asia Limited、Quantum FOMM Limited、GPT Pals Studio Limited)により構成されております。当社グループにおける各社の事業上の位置付け及びセグメントとの関係は、以下のとおりであります。なお、以下の区分は、セグメント区分と同一であります。 事業系統図は、次のとおりであります。 AIソリューション事業 当事業におきましては、AIインフラ事業、AIゲーム事業及び企業向けAIソリューション事業の3領域を中心に事業を展開しております。 AIインフラ事業は、GPU設備の調達、電力の確保、データセンター拠点、運営能力及び顧客需要の確保等が重要となる重資産投資型の事業です。そのため、当社グループは、大規模設備投資リスクを単独で負担するのではなく、外部資金の活用、戦略的パートナーとの共同投資及びプロジェクト単位での運営体制構築等を前提として、関連事業の具体化を進めております。 当社グループは、USD.AIに関連する最大2億米ドル規模の資金調達枠組みを踏まえ、複数の業界パートナーとの間で、事業スキームの協議及びプロジェクトの実現可能性評価を進めております。当連結会計年度において、AIDC事業はまだ実質的な収益貢献には至っておりませんが、関連する資金調達チャネル、パートナーネットワーク及び事業基盤の整備は段階的に進んでおり、新たな連結会計年度において具体的なプロジェクト開始につながる可能性があります。 AIゲーム事業につきましては、既存ゲーム事業における収益を基盤として、Web3ゲームメカニズム及びデジタルアセットと連動したモデルの研究開発を進めております。今後は、既存IPの運営、次世代ゲームの開発及びデジタルアセット経済システムとの連携を通じて、より拡張性のあるゲームビジネスモデルの構築を検討してまいります。 企業向けAIソリューション事業につきましては、潜在顧客とのコミュニケーションを継続し、AIツール、AIコンピューティングリソースの利用、AI Gateway及び関連ソリューションに対する企業ニーズの検証を進めております。 (主な関係会社)当社、コンパスクラウドAIジャパン株式会社、FASTEPS SINGAPORE PTE. LTD.、Quantum Solutions Asia Limited、Quantum FOMM Limited、GPT Pals Studio Limited ウェルネス事業 まつげエクステンションサロンの運営、まつげエクステンションスクール運営及び関連化粧品の販売を展開するウェルネス事業を行っております。 当社グループは、当連結会計年度において、店舗運営効率の改善、従業員体制の安定化及び教育研修機能の強化を継続して推進してまいりました。既存従業員の復職、本社研修体制の整備、勤務制度及び報酬制度の見直し等により、従業員の定着率及び店舗運営効率には一定の改善が見られております。 現在、ウェルネス事業における予約需要は引き続き堅調であり、一部店舗においては予約需要に供給が追いついていない状況にあります。また、スクール事業における教育体制も概ね整備され、外部受講生の募集を正式に開始しております。今後、当社グループは、高付加価値サービスの品質を維持しつつ、既存の予約需要を十分に満たせない状況を改善するため、新規店舗の開設も検討し、収益規模及び収益性のさらなる向上を図ってまいります。 (主な関係会社)株式会社プロケアラボ デジタルアセット投資及び運用関連事業 当社グループは、当連結会計年度より、連結子会社を通じて、イーサリアムを中心とするデジタルアセットの取得、保有及び運用に関する事業を開始しております。 デジタルアセット戦略の推進にあたっては、ARK Invest及びCVI関連投資家を含む外部投資家との関係構築を進めております。これらの外部投資家との関係は、当社グループのデジタルアセット戦略に係る資金調達基盤の形成に資するものであり、また、グローバルなデジタルアセット及びAI関連成長領域における当社の資本市場での認知向上につながる可能性があるものと考えております。 また、当社グループは、USD.AI関連の最大2億米ドル規模の資金調達枠組みを前提として、複数の業界パートナーとの間で事業スキームの協議及びプロジェクトの実現可能性評価を進めております。 一方で、デジタルアセット価格及び為替相場の変動は、当社グループの財政状態及び経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、デジタルアセットを単なる受動的な保有資産として位置付けるのではなく、適切なリスク管理及びガバナンス体制の下、市場環境、資産価格、流動性及び資金需要等を踏まえ、能動的な管理方針に基づき資産配分及び運用方針を慎重に見直し、保有するデジタルアセットの価値の最適化を図ってまいります。 (主な関係会社)GPT Pals Studio Limited (注)1.「アイラッシュケア事業」については、サービス領域の拡大を視野に入れ、「ウェルネス事業」へ名称を変更しております。 2.当連結会計年度において、株式会社ビットワン及び株式会社クロスワンは清算結了したため、連結の範囲から除外しております。
経営方針・対処すべき課題4,830字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、事業全体の収益改善の早期実現、財務基盤の安定化及び企業価値の向上を重要な経営課題として位置付け、AIソリューション事業、ウェルネス事業及びデジタルアセット関連事業を主要な事業領域として推進しております。 AIソリューション事業につきましては、AIインフラ事業、AIゲーム事業及び企業向けAIソリューション事業の3領域を中心に事業を展開しております。AIインフラ事業は、GPU設備の調達、電力資源、データセンター拠点、運営能力及び顧客需要の確保等が重要となる重資産投資型事業であるため、当社グループは、大規模設備投資リスクを単独で負担することを基本方針とはせず、外部資金の活用、戦略的パートナーとの共同投資及びプロジェクト単位での運営体制構築等を前提として、事業の具体化を進めてまいります。 また、当社グループは、USD.AIに関連する最大2億米ドル規模の資金調達枠組みを前提として、複数の業界パートナーとの間で事業スキームの協議及びプロジェクトの実現可能性評価を進めております。当連結会計年度において、AIDC事業はまだ実質的な収益貢献には至っておりませんが、関連する資金調達チャネル、パートナーネットワーク及び事業基盤の整備は段階的に進んでおり、新たな連結会計年度において具体的なプロジェクト開始につながる可能性があります。 AIゲーム事業においては、既存ゲーム事業における収益を基盤として、Web3ゲームメカニズム及びデジタルアセットと連動したモデルの研究開発を進めております。企業向けAIソリューション事業においては、潜在顧客とのコミュニケーションを通じ、AIツール、AIコンピューティングリソースの利用、AI Gateway及び関連ソリューションに対する企業ニーズの検証を継続しております。 ウェルネス事業につきましては、店舗運営効率の改善、従業員体制の安定化及び教育研修機能の強化を継続して推進しております。既存従業員の復職、本社研修体制の整備、勤務制度及び報酬制度の見直し等により、従業員の定着率及び店舗運営効率には一定の改善が見られております。現在、予約需要は引き続き堅調であり、一部店舗においては予約需要に供給が追いついていない状況にあります。今後は、新規店舗の開設も検討し、収益規模及び収益性のさらなる向上を図ってまいります。 デジタルアセット関連事業につきましては、当連結会計年度より、連結子会社を通じて、イーサリアムを中心とするデジタルアセットの取得、保有及び運用に関する事業を開始しております。 デジタルアセット戦略の推進にあたっては、ARK Invest及びCVI関連投資家を含む外部投資家との関係構築を進めております。これらの外部投資家との関係は、当社グループのデジタルアセット戦略に係る資金調達基盤の形成に資するものであり、また、グローバルなデジタルアセット及びAI関連成長領域における当社の資本市場での認知向上につながる可能性があるものと考えております。 また、当社グループは、USD.AI関連の最大2億米ドル規模の資金調達枠組みを前提として、複数の業界パートナーとの間で事業スキームの協議及びプロジェクトの実現可能性評価を進めております。 一方で、デジタルアセット価格及び為替相場の変動は、当社グループの財政状態及び経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、適切なリスク管理及びガバナンス体制の下、市場環境、資産価格、流動性及び資金需要等を踏まえ、能動的な管理方針に基づき資産配分及び運用方針を慎重に見直し、保有するデジタルアセットの価値の最適化を図ってまいります。そのような中、当社グループは、グローバルな観点で「最先端のAIソリューションでよりよい明日の実現」、「革新技術で今日を変え未来を彩る」を掲げ、常に最新のサービスを提供し続け、もって国際社会に貢献していく企業であることを目指しております (2) 経営環境 当社グループを取り巻く経営環境においては、AI技術の社会実装、デジタルアセット市場の変動、消費者サービス需要の変化及びグローバル資本市場環境の変化が、当社グループの事業推進及び経営判断に重要な影響を及ぼしております。 AIソリューション事業においては、生成AI及び大規模モデルの活用が世界的に急速に普及する中、計算能力はAI産業の発展を支える中核的なインフラとなっております。特にAIインフラ分野においては、GPU、高速ネットワーク、電力、データセンター拠点及び運営能力の重要性が高まっており、AIコンピューティングリソースの供給不足及び高性能計算資源に対する需要拡大は、業界共通の認識となっております。 一方で、AIインフラ事業は、初期投資規模が大きく、GPU設備の調達コスト、電力及びデータセンター運営コストが高く、技術更新の速度も速いという特徴を有しております。そのため、当該分野における事業展開にあたっては、顧客需要、外部資金、パートナー資源及び収益性の検証を踏まえ、投資規模及び推進方法を慎重に判断する必要があります。 企業向けAIソリューション分野においては、生成AIツールの企業利用拡大に伴い、企業におけるモデル利用、AIワークフロー、データ管理、コスト管理及び情報セキュリティに対する関心が継続的に高まっております。企業のAI活用は、単一ツールの導入から、プラットフォーム化、管理機能の強化及び業務シーンへの組込みへと移行しつつあります。 ウェルネス事業においては、美容、健康及びセルフケアに対する消費者需要の継続的な高まりを背景として、高付加価値サービス市場には安定した需要があります。特に、日本国内における消費回復及び個人向けサービス消費の高度化を背景として、専門性、安定したサービス品質及び良好な顧客体験を提供できる美容関連サービスには、引き続き一定の成長余地があるものと認識しております。一方で、美容サービス業界においては、人材不足、従業員の定着、教育研修体制の構築及び店舗運営効率の改善が共通の課題となっております。 デジタルアセット関連事業においては、世界のデジタルアセット市場は、高い成長可能性と高い価格変動性が併存する段階にあります。イーサリアムをはじめとする主要デジタルアセットは、機関投資家の参入、ブロックチェーン活用の拡大及び金融市場環境の変化等を背景として市場の注目度が高まっておりますが、価格変動、流動性の変化、規制動向及び為替変動は、関連資産の価値及び財務パフォーマンスに大きな影響を及ぼす可能性があります。 さらに、グローバル金融市場、為替、金利及び資金調達環境の変化も、当社グループの各事業の推進に影響を及ぼします。特にAIインフラ事業及びデジタルアセット関連事業は、資金需要が大きく、市場変化も速い事業領域であるため、当社グループは、今後の経営において、外部資金、パートナー資源、顧客需要及び資本効率を踏まえ、成長分野への投資を慎重に推進することが、企業価値の向上及び財務基盤の改善における重要な課題であると認識しております。 (3) 中長期経営戦略 当社グループは、資本効率、収益改善及び財務基盤の安定化を重視し、以下の中長期経営戦略を推進してまいります。 ① 外部資金及びパートナー協業を基盤としたAIインフラ事業の推進 AIDC事業は、高成長が期待される一方で、重資産型事業に該当します。当社グループは、単独で大規模投資を負担することを基本方針とはせず、外部資金の活用、戦略的パートナーとの共同投資及びプロジェクト単位での運営体制構築を通じて、単独投資リスクの低減を図ってまいります。 具体的には、USD.AI関連の最大2億米ドル規模の資金調達枠組みを活用し、信頼性の高い業界パートナーと共同で、GPU調達、データセンター拠点、電力供給、顧客需要及び収益性について検討を進めております。商業的実現可能性を慎重に確認したうえで、段階的に事業化を推進してまいります。 今後、当社グループは、AIコンピューティングリソース提供及び関連サービスを通じて安定的な収益基盤を形成し、AIDC事業を中長期的な成長エンジンとして育成していく方針であります。 ② AIゲーム及びWeb3連動型事業の構築 当社グループは、既存ゲーム事業を基盤として、AIゲーム、Web3ゲーム及びデジタルアセット連動型事業モデルの研究開発を推進してまいります。 今後は、IP運営、AI技術活用、ユーザーコミュニティ形成及びデジタルアセット経済圏構築等を通じて、新たなゲーム収益モデルの構築を目指してまいります。 ③ 企業向けAIソリューション及びAI Gateway関連事業の推進 企業におけるAI利用拡大に伴い、複数モデル接続、コスト管理、データセキュリティ及び業務プロセス統合に対する需要が増加しております。 当社グループは、AI Gateway及び企業向けAIソリューション関連事業の検証を継続するとともに、AIDC事業により形成されるAIコンピューティングリソースを活用し、企業顧客向け統合型AIサービスモデルの構築を目指してまいります。 ④ ウェルネス事業を安定的運営基盤として育成 ウェルネス事業においては、収益改善が進展しており、予約需要も堅調に推移しております。当社グループは、店舗運営効率改善、教育研修事業拡大及び新規店舗開設計画を継続して推進してまいります。 今後は、少人数・高付加価値型店舗展開及び教育体制整備を通じて、サービス供給能力及び収益性向上を図り、ウェルネス事業を安定収益基盤の一つとして育成してまいります。 ⑤ デジタルアセットの能動的管理及び資本効率最適化 当社グループは、デジタルアセット関連事業を、資本運用及び成長戦略上の重要領域の一つとして位置付けております。 当社グループは、慎重なリスク管理を前提として、イーサリアムを中心とするデジタルアセットの保有方針及び運用方針を継続的に見直してまいります。 デジタルアセット価格及び為替相場の変動が大きい環境下において、当社グループは、市場環境、資金需要、資産価値及びリスク水準等を総合的に勘案し、機動的なポジション管理及び運用方法見直しを行うことで、資本効率向上及び財務変動リスク低減を図ってまいります。 (4) 優先的に対処すべき課題 当社グループは、現在、営業損失、経常損失、キャッシュ・フロー上の制約及び期末時点における債務超過等の課題に直面しております。これらの状況を改善するため、当社グループは以下の施策を優先的に推進してまいります。 ① 投資規律の強化 AIDC事業等の重資産型事業については、外部資金、顧客需要及び収益性について一定の見通しが確認できる場合に限り、投資判断を行う方針であります。 ② 資金調達手段の多様化 外部資金、戦略投資家、プロジェクトファイナンス及びその他資本市場手段を活用し、財務基盤の改善を図ってまいります。 ③ 既存事業の収益力向上 企業向けAIソリューションの商業化、ウェルネス事業の拡大及びAIゲーム収益の向上を通じて、営業損益の改善を図ってまいります。 ④ デジタルアセット管理の最適化 能動的な管理方針により、暗号資産価格及び為替変動リスクを管理し、資産効率の向上を図ってまいります。 ⑤ 継続企業の前提に関する不確実性の改善 資金調達、事業収益の改善及びコスト最適化を通じて、継続企業の前提に関する不確実性の改善に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,103字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討結果は、次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度においては、市場環境の変化および業界構造の変化を踏まえ、当社は既存事業の推進と並行して、経営資源の配分および投資の進め方について見直しを行いました。 当社グループは、AIソリューション事業を中核領域と位置付けつつ、ウェルネス事業における収益改善およびデジタルアセット領域における取り組みを進めております。 デジタルアセット領域においては、当連結会計年度において外部投資家(ARK Investment Management LLCや、SIGの関連会社であるCVI Investments, Inc.など)からの資金調達を実現したことを背景に、当連結会計年度よりイーサリアムを中心としたデジタルアセットの取得および運用を開始し、資産ポートフォリオの多様化を図りました。一方で、当連結会計年度においては暗号資産市場の価格変動により、期末評価に伴う多額の評価損を計上しております。当該損失は主として非現金性要因によるものであり、当連結会計年度の損益に影響を与えております。 また、各事業の推進にあたっては、事業特性および資本効率を踏まえ、段階的かつ慎重な投資方針を維持しております。 この結果、当連結会計年度につきましては、売上高266百万円(前期比61.8%減)、営業損失704百万円(前期は営業損失477百万円)となりました。経常損失は2,526百万円(前期は経常損失464百万円)となり、親会社株主に帰属する当期純損失は2,546百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失317百万円)となりました。 セグメント別の売上高は、以下のとおりであります。 (AIソリューション事業) 当社グループは、AIソリューション事業として、①AIインフラ、②AIゲーム、③企業向けAIソリューションの3領域を中心に事業展開を行っております。 1)AIインフラ(AIDC事業) AIインフラ領域においては、前連結会計年度に展開してきたGPUサーバー販売およびインフラソリューション事業で培った技術的知見および市場認識を基盤として、AIDC事業への転換に向けた検討を継続しております。 現在は、複数のパートナー候補との協議および事業スキームの整理を進めておりますが、当該事業は設備投資負担が大きい性質を有することから、顧客需要の具体化および収益性の見通しが一定程度確認された案件に限定して、個別に投資判断を行う方針としております。 また、株式会社ユビタスとのAIDC事業に関しては、情報交換および意見交換を継続しておりますが、現時点において実質的な設備投資および運営開始には至っておりません。 したがって、当連結会計年度においては、AIDC事業による収益貢献はなく、汎用サーバー関連収益として売上高9百万円を計上するに留まりました。 2)AIゲーム AIゲーム領域においては、前連結会計年度に取得した「GYEE」の配信権を基盤として、事業の再構築および次世代タイトルの開発に取り組んでおります。 当連結会計年度においては、「GYEE」による安定的なゲームサービス収益として売上高111百万円を計上いたしました。また、「GYEE 2.0」の開発を開始しておりますが、開発投資の規模および回収期間を踏まえ、資本効率を重視した事業運営を基本方針とし、外部資金およびパートナー企業との協業を前提とした開発体制の構築を進めております。 3)企業向けAIソリューション 企業向けAIソリューション領域においては、潜在顧客とのコミュニケーションを通じたニーズの検証および案件化の可能性を継続的に検討しております。 AI計算能力市場および応用領域の急速な変化を踏まえ、当初の事業モデルの見直しを進めており、当連結会計年度においては明確な収益貢献には至っていないものの、一定の商業関係の蓄積が進んでおります。今後は、これらの関係を基盤として、より実現可能性の高い計算能力サービスの提供に向けた事業展開を検討してまいります。 以上の結果、AIソリューション事業における売上高は120百万円(前年同期は売上高536百万円)、売上構成比は45.3%となり、セグメント損失(営業損失)は304百万円(前年同期はセグメント利益6百万円)となりました。 (ウェルネス事業) 当事業におきまして、事業領域の拡大とサービス内容の多様化を視野に入れ、当該事業の方向性をより明確にするため、これまで展開していたアイラッシュケア事業の名称を「ウェルネス事業」へと変更いたしました。 ウェルネス事業においては、従業員体制の安定化および運営効率の改善を中心とした取り組みを推進してまいりました。 具体的には、既存スタッフの復職促進および本社における研修機能の強化により、採用から現場投入までのリードタイム短縮を図るとともに、勤務体系および報酬制度の見直しを通じて従業員の定着率向上を実現しております。 また、本社スペースの有効活用により教育事業を拡充するとともに、少人数・高付加価値型の店舗展開を進めることで、収益性の改善に取り組んでおります。 これらの施策の結果、当連結会計年度においては、売上高145百万円(前期比9.7%減)、セグメント利益(営業利益)は5百万円(前期は5百万円の営業損失)となり、前期比で収益改善を実現し黒字転換に至りました。 (暗号資産投資事業) 当連結会計年度より、連結子会社において暗号資産投資事業を開始し、イーサリアムを中心としたデジタルアセットの取得および保有を進めております。 また、HashKey Cloudとの協業により、DAT Staking等の収益化手法に関する検討および運用体制の整備を進めております。 一方で、当連結会計年度においては、暗号資産市場の価格変動に伴い、期末評価において1,670百万円の評価損を計上しております。当該損失は主として非現金性要因によるものであり、当連結会計年度の損益に大きな影響を与えております。 今後は、適切なリスク管理およびガバナンス体制のもと、資産配分および運用方針を慎重に見直しながら、デジタルアセット戦略を継続してまいります。 資産、負債及び純資産の状況 (イ)資産 流動資産は、前連結会計年度末に比べて、2,390百万円増加し、2,677百万円となりました。これは、主に仮想通貨が2,121百万円、差入保証金が193百万円増加したことなどによります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて、11百万円減少し、26百万円となりました。これは、主に差入保証金が11百万円減少したことなどによります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて2,379百万円増加し、2,703百万円となりました。 (ロ)負債 流動負債は、前連結会計年度末に比べて、892百万円増加し、979百万円となりました。これは、短期借入金が776百万円、未払金が46百万円増加したことなどによります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて、2,067百万円増加し、2,067百万円となりました。これは、転換社債型新株予約権付社債が2,067百万円増加したことによります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,959百万円増加し、3,046百万円となりました。 (ハ)純資産 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて580百万円減少し、マイナス343百万円となりました。これは、主に資本金及び資本剰余金が、それぞれ978百万円増加したものの、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことにより利益剰余金が2,546百万円減少したことなどによります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ56百万円増加し、192百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (イ)営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動による資金の減少は704百万円となりました。 これは主に税金等調整前当期純損失や暗号資産評価損の計上及び前払費用の増加によるものであります。 (ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動による資金の減少は3,989百万円となりました。 これは主に暗号資産の取得による支出によるものであります。 (ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動による資金の増加は4,746百万円となりました。 これは主に新株予約権付社債の発行や新株予約権の行使による株式の発行による収入によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループは生産を行っておりません。 b. 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前期比(%) AIソリューション事業   -   - ウェルネス事業   16,420   111.8 合計   16,420   39.2 (注) 1.金額は仕入価格によっております。 c. 外注実績 当社グループは外注を行っておりません。 d. 受注実績 当連結会計年度において、受注実績及び受注残高は発生しておりません。 e. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) AIソリューション事業   120,939   22.5 ウェルネス事業   145,817   90.3 合計   266,756   38.2 (注) 1.上記金額にはセグメント間の販売実績が含まれております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) MEGA Limited   401,964   57.6   -   - (注) 当連結会計年度におけるMEGA Limitedに対する販売実績は当連結会計年度の販売実績の10%未満であるため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①  財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態に関して、当連結会計年度末における資産合計額は、2,703百万円となり、前連結会計年度と比較して2,379百万円増加しました。これを流動・固定資産別に分析すると以下のとおりです。 流動資産は、2,677百万円となり、前連結会計年度と比較して2,390百万円増加いたしました。これは、主として仮想通貨及び差入保証金の増加によるものです。 固定資産は、26百万円となり、前連結会計年度と比較して11百万円減少いたしました。これは、主として差入保証金が減少したことによるものです。 当連結会計年度末における負債合計額は、3,046百万円となり、前連結会計年度と比較して2,959百万円増加しました。これを流動・固定負債別に分析すると以下のとおりです。 流動負債は、979百万円となり、前連結会計年度と比較して892百万円増加いたしました。これは、主として短期借入金及び未払金が増加したことによるものです。 固定負債は、2,067百万円となり、前連結会計年度と比較して2,067百万円増加しました。これは、転換社債型新株予約権付社債が増加したことによるものです。 当連結会計年度末における純資産の合計額は、マイナス343百万円となり、前連結会計年度と比較して580百万円減少いたしました。これは主として、資本金及び資本剰余金が増加したものの、利益剰余金が減少したことによるものです。 当社グループの当連結会計年度の経営成績に関して、当連結会計年度における売上高は、266百万円となり、前連結会計年度と比較して431百万円減少しました。この主な要因をセグメント別に分析すると以下のとおりです。 <AIソリューション事業> AIソリューション事業の当連結会計年度のセグメント間の売上を含まないセグメント売上は、120百万円となり、前連結会計年度と比較して416百万円減少いたしました。 <ウェルネス事業> ウェルネス事業の当連結会計年度のセグメント売上は、145百万円となり、前連結会計年度と比較して16百万円減少いたしました。 結果、当連結会計年度の営業損失は704百万円となり、前連結会計年度と比較して226百万円の赤字幅拡大、経常損失は2,526百万円となり、前連結会計年度と比較して2,062百万円の赤字幅の拡大となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は2,546百万円となり、前連結会計年度と比較して2,229百万円の赤字幅の拡大となりました。 ②  キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要  ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 当社グループの資金需要の主なものは、商品の仕入及び販売費及び一般管理費等の営業費用です。当社グループは、これらの資金需要を自己資金で賄っております。 ③  重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の計上額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いているため、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しておりますので、記載は省略しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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