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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

システム・ロケーション

System Location Co.,Ltd.2480 · Standard · 情報・通信業

自動車関連事業者向けのクラウド型BPOサービスに特化。中古車相場を基にした車両価値評価システムを軸に、ファイナンスから販売支援まで提供。

概要

システム・ロケーションは、東京都目黒区に本社を置く自動車関連事業者向けのクラウド型BPOサービス企業である。1992年に自動車ファイナンス事業者向け業務支援会社として創業し、その後独自開発した中古車両の価値評価システム「RV Doctor」を中核に、自動車ファイナンス会社や販売会社向けにシステム開発・提供を行う。従業員59名、売上高17億円(2026年3月期)ながら営業利益6億円と高収益を維持する。ジャスダック証券取引所に上場。

収益の大部分を占める継続課金型サービス

当社の売上高の大半は、自動車ファイナンス事業者や販売事業者向けに提供するシステムの月額利用料等のリカーリング(継続課金)収益で構成される。2026年3月期の売上高は17億円、営業利益は6億円と高水準を維持している。このストック型収益構造により、フロー型ビジネスと比較して安定的な収益基盤を実現しており、小規模ながら高い収益性を支えている。

連結子会社3社と関連会社1社によるグループ体制

グループは当社のほか、連結子会社3社(Inspiration株式会社、ジェイ・コア株式会社、ValuAble Co., Ltd.)および持分法適用関連会社1社(株式会社エヴリス)で構成される。Inspirationは自動車販売店向けソリューション事業、ジェイ・コアは現在休眠、ValuAbleは韓国における自動車コンテンツ開発とシステムサービスを担う。関連会社のエヴリスは国内リース・レンタル取扱店の加盟募集やコンサルティングを行う。

国内市場に特化しつつ海外拠点を設置

売上の大部分は国内の自動車関連事業者向けである。海外展開としては、2013年に中国北京市に100%出資の子会社「千車科技(北京)有限公司」を設立、2020年12月には韓国に合弁会社ValuAble Co., Ltd.(出資比率80%)を設立した。しかし、海外売上高の比率は限定的であり、事業の中心は日本のオートリース会社や自動車販売会社向けサービスである。国内中古車市場の動向が業績に直接影響を与える。

業界の中での役割は自動車関連事業者向けITプラットフォーム提供会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
17億円
営業利益
6億円
営業利益率
35.3%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2018/3
事業売上構成比利益利益率
システム業務支援9億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車ファイナンス事業者(オートリース・オートローン等)主力

オートリース会社やオートファイナンス事業者に対し、中古車の相場情報を基にした車両価値の評価・算定システムや、業務を効率化するASPサービスを提供。残価設定やリスク管理を支援。

主な製品・サービス6
RV Doctor
過去の中古車販売実績を統計学分析し、自動車資産の現在価値と将来価値(予想売却価格)を算定する独自開発の評価システム。
PV Doctor
恣意性なく現在の標準的な車両価値を算出するシステム。将来価値算定のノウハウを応用。
車種カタログデータベース
メーカー・ディーラーオプションの価格や税金情報を含む車種カタログを階層的にデータベース化したもの。
シスろけっと
オートリース・オートファイナンス事業者向けのASPサービス。業務に有用な機能をパッケージ化。
CAV Monitor
車両資産価値(CAV)の一括算出を提供し、過去の残価と現在価値を照合してリスクの見える化を実現。
インターネット/イントラネット用残価付ファイナンス見積提案システム
RV Doctorと車種カタログデータベースを基に、将来価値(残価)を見込んだファイナンス見積作成をネットワーク上で提供。

02自動車販売事業者(新車・中古車販売店)準主力

新車販売会社向けに販売支援システム「CA Doctor」を提供。当社のソリューションを統合し、販売業務を効率化。また、自動車リース・レンタル取扱店の加盟募集やコンサルティングを関連会社が行う。

主な製品・サービス1
CA Doctor
当社の各種ソリューションを融合して開発した新車販売会社向け販売支援システム。

03韓国自動車関連事業者副次

韓国に合弁会社を設立し、韓国市場向けに自動車コンテンツ開発やシステムサービス事業を展開。

製品と技術

「RV Doctor」シリーズ:自動車資産評価のコアエンジン

「RV Doctor」は、過去の中古車販売実績を統計学的に分析し、自動車資産の現在価値(時価算定)と将来価値(予想売却価格)を算定するシステムである。2000年に初版を開発、2004年に改良版「RV Doctor II」、2010年にトラック版「トラックRV Doctor」をリリースした。中古車相場データをフィードバックして評価精度を高めており、オートリース会社やファイナンス会社が残価設定やリスク管理に利用する。「PV Doctor」はこのノウハウを活かし、現在の標準的な車両価値を恣意性なく算出する。

「車種カタログデータベース」と「シスろけっと」

「車種カタログデータベース」は、メーカー・ディーラーオプションの価格や税金情報を含む文字ベースの車両カタログを階層的なデータベースにしたもので、2000年に開発、2004年に英語版をリリースした。「シスろけっと」はオートリース会社やオートファイナンス事業者向けの営業支援システムで、2006年に販売を開始した。両サービスともリカーリング収益の柱であり、多くの顧客に継続的に利用されている。

「CA Doctor」と「CAV Monitor」:販売支援とリスクの見える化

「CA Doctor」は当社のソリューションを融合した新車販売会社向け販売支援システムで、2011年に第二世代(提案書リリース機能追加)をリリースした。「CAV Monitor」はリース車両の価値(Car Asset Value)を一括算出するサービスで、過去に設定した残価と現在の車両価値を照合し、リスクの見える化を実現する。2011年に開始され、オートリース会社の与信管理や資産管理に活用されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

データセンター特化、高収益だが小粒

データセンター運営に特化した企業で、売上高17億円と極めて小規模。同業のソラコムはIoTプラットフォーム、L is Bはロボット制御など事業領域が異なり、直接競合は少ない。2025年3月期の営業利益率29.41%と非常に高収益だが、事業は単一拠点に依存し、成長余地が限られる。設備投資負担が重く、規模拡大が課題。

強み

  • 営業利益率30%超と業界トップクラスの高収益を実現。
  • 中小規模のデータセンターに特化し、きめ細かなサービスを提供。
  • クラウド需要増でデータセンター利用は堅調に推移。
  • 長期契約の顧客が中心で、解約率が低い。

課題

  • 売上高17億円と超小規模で、競合の大規模DCに対抗しづらい。
  • データセンターの更新・増強に多額の投資が必要で財務負担が大きい。
  • 特定の拠点や顧客への依存度が高く、災害時などのリスクが大きい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がシステム・ロケーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13848データ・アプリケーション63億円34.8倍
23845アイフリークモバイル63億円143.1倍
34845スカラ63億円16.8倍
44490ビザスク63億円10.1倍
52480システム・ロケーション62億円20.7倍
64177i‐plug62億円13.0倍
74074ラキール61億円
82338クオンタムソリューションズ60億円
93940ノムラシステムコーポレーション59億円16.0倍
105575Globee59億円18.4倍
115255モンスターラボ59億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

休眠会社を買収し自動車ファイナンス支援に参入(1992年)

1990年1月、休眠会社であった株式会社パインをシステム・ロケーション株式会社に社名変更し、1992年7月より東京都中央区で自動車ファイナンス事業者向けの業務支援会社として事業を開始した。当初はオートリース会社、レンタカー会社、信販会社等を対象に業務支援を提供していた。

「しろくま」システム開発で事業基盤を確立(1995-1999年)

1995年12月、車両再販業務支援統合システム「しろくま」を開発。1999年3月には住商オートリース(現住友三井オートサービス)との合弁でスペイス・ムーブを設立。同年9月には車両再販価格データベース「しろくまデータサプライ」の販売を開始し、データ提供事業に進出した。システムとデータの両軸で事業を拡大した。

残価算出システム「RV Doctor」開発と上場(2000-2006年)

2000年6月、自動車ファイナンス業者向けに残価算出システム「RV Doctor」を開発・販売開始。同年12月には「車種カタログデータベース」を開発。2004年に改良版「RV Doctor II」と英語版カタログをリリース。2005年に資本金94,525千円へ増資し、2006年4月にジャスダック証券取引所へ上場。上場と同時にアプラスとの共同開発やオリエントコーポレーションの基幹システム開発などの大型案件を受注した。

トヨタグループとの協業とサービス拡充(2007-2011年)

2007年7月、トヨタファイナンスと共同でトヨタグループ独自の新残価システムを開発。2008年1月にはオリエントコーポレーションに残価システムを提供開始。2010年2月、トラックの資産価値算出システム「トラックRV Doctor」を開発。2011年4月、販売支援システム「CA Doctor」第二世代をリリースし、同年11月にはリース車両価値一括算出サービス「CAV Monitor」を開始した。残価算出から販売支援・リスク管理へ領域を拡大した。

海外子会社設立と国内深耕(2012-2013年)

2012年4月、子会社ジェイ・コア株式会社の事業の全部を譲受け、グループ内再編を実施。2013年6月、中国北京市に子会社「千車科技(北京)有限公司」(100%出資)を設立し、中国市場への足がかりを築いた。国内ではリカーリング収益を拡大し、売上高は2013年3月期の9億円から2026年3月期には17億円へと成長した。

年表32件を開く

1990年代

  • 1992年7月商号変更休眠会社であった㈱パイン(資本金32,000千円)を、1990年1月にシステム・ロケーション㈱に社名変更し、1992年7月より自動車ファイナンス事業者(オートリース会社、レンタカー会社、信販会社等)向けの業務支援会社として東京都中央区にて事業開始
  • 1993年5月神奈川県厚木市にてリース期間の終了した車を中心としたオークションを開始
  • 1994年11月入札会運営業務をシステム化
  • 1995年12月M&A車両再販業務支援統合システム「しろくま」(注1)を開発
  • 1998年4月登録名義変更事務代行部門を売却
  • 1999年3月住商オートリース㈱(現 住友三井オートサービス㈱)との合弁により資本金30,000千円にてスペイス・ムーブ㈱を設立
  • 1999年9月車両再販価格データベース「しろくまデータサプライ」(注2)の販売開始
  • 1999年12月本社を東京都千代田区五番町に移転

2000年代

  • 2000年6月自動車ファイナンス業者へのシステム開発支援事業の一環として「残価算出システム(RV Doctor)」(注3)を開発、販売開始
  • 2000年8月資本金10,000千円にて、入札会運営子会社としてジェイトランス㈱(現ジェイ・コア㈱)を設立
  • 2000年9月資本金33,275千円へ増資
  • 2000年12月「車種カタログデータベース」(注4)を開発、販売開始
  • 2002年5月商号変更日立キャピタルオートリース㈱の子会社カービュー・ネットファイナンス㈱へ出資。「ユビキタス・ファインテック㈱」と社名変更 インターネット入札システム「しろくま入札支援システム」「しろくま出品支援システム」を開発
  • 2004年4月「残価算出システム」の改良版「RV DoctorⅡ」(注5)を開発、販売開始「車種カタログデータベース英語版」をリリース
  • 2004年6月入札システム英語版を開発しインターネットを通して海外からの閲覧が可能になる
  • 2004年9月日立キャピタルオートリース㈱が所有するユビキタス・ファインテック㈱の株式を全株買い取り、同社を100%子会社とする「原状回復費求償支援システム “AFAMA”」(注6)を開発、販売開始
  • 2004年12月「現在価値算出支援システム “PV Doctor”」を開発し中古車の現在価値の算出が可能となる
  • 2005年4月M&Aジェイ・コア㈱とユビキタス・ファインテック㈱が合併し、新生ジェイ・コア㈱としてスタート
  • 2005年12月資本金94,525千円へ増資
  • 2006年4月上場㈱アプラスと「APLUS Car-navi.com」を共同開発、システム提供開始 ジャスダック証券取引所へ上場
  • 2006年7月「Oricoストックファイナンス(㈱オリエントコーポレーション)」の基幹システムを開発
  • 2006年12月自動車リース事業者向けの営業支援システム「シスろけっと」の販売を開始
  • 2007年4月スペイス・ムーブ株式会社の保有株式をカーズ・イット株式会社(住商オートリース㈱(現住友三井オートサービス㈱の子会社)に売却
  • 2007年7月トヨタグループ独自の新「残価システム」をトヨタファイナンス株式会社と共同開発
  • 2008年1月株式会社オリエントコーポレーションに「残価システム」の提供開始
  • 2008年9月サービス産業生産性協議会「第3回ハイ・サービス日本300選」を受賞

2010年代

  • 2010年2月トラックの資産価値算出システム「トラックRV Doctor」を開発、販売開始
  • 2010年8月本社を東京都目黒区東山に移転
  • 2011年4月自動車販売会社向け販売支援システム「CA Doctor」第二世代(提案書リリース機能追加)をリリース
  • 2011年11月オートリース会社向けリース車両価値一括算出サービス「CAV Monitor」を開始
  • 2012年4月子会社ジェイ・コア株式会社の事業の全部を譲受け
  • 2013年6月中国北京市に子会社 千車科技(北京)有限公司(100%出資)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    価値解析エンジンの進化

    クルマの価値算出に用いるデータ解析を深化させ、価値解析エンジンを一層進化させる。

  2. 02

    プラットフォームの利用拡大

    価値解析エンジンをユニット化した「RV Doctor」「PV Doctor」「車種DB」を組み込んだプラットフォームの利用を拡大する。

  3. 03

    業務効率化プラットフォームの提供拡大

    自動車関連企業の業務効率を高めるプラットフォームの提供を拡大する。

  4. 04

    人材の採用と育成

    AI人材の確保・育成や全社的なAIリテラシー向上を推進し、生産性を高める職場環境を構築する。

  5. 05

    企画力・技術力の強化

    AI技術を活用した企画力・技術力を強化し、顧客ニーズに応える付加価値の高いサービスを開発・提供する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で59人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は649万円で、9期前と比べて0.3%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は9.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月24
2018年3月26
2019年3月65138.37.226
2020年3月57439.87.932
2021年3月58540.68.142
2022年3月59741.08.539
2023年3月59341.79.256
2024年3月54241.38.256
2025年3月59642.28.357877
2026年3月64943.39.7591,017

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 3 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都目黒区285百万円
Inspiration㈱ — 東京都品川区57百万円
主な関係会社
  • 国内
    Inspiration株式会社
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジェイ・コア株式会社
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ValuAble Co., Ltd.
    韓国 ソウル特別市 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    株式会社エヴリス
    東京都豊島区 · 持分法適用会社
    議決権24.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は17億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+20.0%。

売上高
+0.0%
17億円
営業利益
+20.0%
6億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
35.3%
前期比 +5.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高18億円17億円
営業利益6億円6億円
純利益4億円3億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は4億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q41
2024年1Q4125.01
2024年2Q5240.01
2024年3Q4250.01
2024年4Q41
2025年2Q8337.52
2025年4Q9222.21
2026年2Q9333.32
2026年4Q8337.51
2027年1Q4250.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は9億円から17億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は35.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
中国北京市に子会社 千車科技(北京)有限公司(100%出資)を設立
2013年3月921
2014年3月1032
2015年3月1132
2016年3月1032
2017年3月1021
2018年3月932
2019年3月942
2020年3月1153
2021年3月1154
2022年3月1364
2023年3月1764
2024年3月1764
2025年3月175629.43
2026年3月176635.33

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高17億円のうち、営業利益として残るのは6億円35.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の17.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金17.6%3億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金47.1%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益35.3%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
82.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+26.9pt
35.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+11.0pt
17.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.4pt
7.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−18億円で、差し引きのフリーCFは−11億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は9億円で、売上の6.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−1029
2014年3月200211
2015年3月500515
2016年3月−2−2−1−411
2017年3月00−1011
2018年3月3−1−1213
2019年3月2−2−1013
2020年3月4−1−1316
2021年3月41−1520
2022年3月4−3−1120
2023年3月6−7−2−117
2024年3月5−1−1420
2025年3月5−1−1422
2026年3月7−18−1−119

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は49億円。このうち返さなくてよい自己資本が40億円で、自己資本比率は82.5%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2013766.6
2014年3月2215768.1
2015年3月2617963.2
2016年3月2318576.4
2017年3月2218484.4
2018年3月2521482.0
2019年3月2622484.1
2020年3月2924582.7
2021年3月3327682.5
2022年3月3631584.6
2023年3月4032879.8
2024年3月4436881.1
2025年3月4437784.5
2026年3月4940982.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
33億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
9億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中26位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.7%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
35.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
82.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,740で、1年前と比べて+4.7%過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。

¥1,740+0.3%1ヶ月+0.6%1年+4.7%時価総額62億円
過去52週の値幅
安値¥1,499高値¥1,974

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.7倍
PER (会社予想)15.1倍
PBR1.50倍
配当利回り2.18%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1728円で、直近の週足では1700円前後でのもみ合いが続いていましたが、8月3日に1776円まで上昇する場面が見られました。25日移動平均線は1710.72円と株価はこの線を上回って推移しており、75日線(1702.08円)も上回っています。一方、52週高値1974円に対しては約12.5%下の水準にあり、52週安値1499円からは約15.3%上昇しています。RSIは56.09と中立圏にあり、出来高は直近で800株と低調ですが、7月28日に2400株など増加する日も見られます。全体的には方向感に欠ける展開ですが、移動平均線がサポートとして機能している状況です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは20.53倍で業界平均30.76倍を下回り、予想PERは15倍とさらに低く割安感がある。PBRは1.49倍と業界平均3.59倍を大きく下回り、資産面でも割安。配当利回りは2.2%と業界平均2.66%を下回るが、水準はまずまず。ROEは7.7%と低めで、収益性は限定的。売上高は横ばいだが、営業利益率は30%前後と非常に高く、効率的な運営が見られる。割安と妥当の中間で、収益性の改善が続けば評価が上がる可能性がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.7倍47.9倍
PER (予想)15.1倍
PBR1.50倍2.96倍
ROE7.7%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は小規模ながら非常に高い収益性を誇り、安定したビジネスを展開している。投資論点は、その収益性が今後も持続可能かどうかにある。強気派は、高収益率が同社の技術力と効率的な運営を示す証拠とみる。弱気派は、市場規模が限定的であり、特定顧客への依存や市場環境の変化があれば業績が大きく変動するリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率30%超は異常に高く、効率的な経営を示す。

  • 安定した収益

    売上高は過去4期で17億円前後で安定。

  • ニッチ市場での優位

    高度なICTインフラ技術で競争が限定されている。

  • 営業利益5億円→6億円へ20%増益の見込み2026年3月期影響

    売上高17億円で横ばいでも営業利益率が29.4%から35.3%に改善

  • 予想PER15倍と実績PER20.5倍の差で割安感継続影響

    予想PER15倍は実績PER20.5倍を約27%下回り、市場予想の保守性が映る

  • 配当利回り2.2%と配当性向45%で下支え通年影響

    時価総額62億円に対して配当総額約1.4億円、純利益3億円で十分賄える

  • ROE7.7%からの改善でPBR1.49倍の再評価余地中長期影響

    営業利益率35%超の稼ぐ力を持ちながらROE7.7%にとどまり、改善すればPBR向上の余地

マイナスに働く材料7
  • 市場規模が小さい

    売上高17億円程度で成長余地は限定的。

  • 顧客集中リスク

    一部の大手キャリアへの依存が業績変動要因に。

  • 成長性への疑問

    売上高が横ばいで、将来の成長につながる投資が見えにくい。

  • 売上高17億円が3期連続横ばいで成長性に欠ける通年影響

    2024/3期から2026/3期まで売上高17億円で推移し、増収の芽がない

  • 純利益4億円→3億円で頭打ちの懸念2026年3月期影響

    純利益は2024/3期の4億円から3億円に減少、その後も3億円で横ばい

  • 外国人保有比率0.2%と極端に低く需給が薄い継続影響

    外国人保有0.2%では新規資金流入が期待しづらく、売買が細い

  • 時価総額62億円と小型で流動性リスク不定影響

    時価総額62億円と小型で、数億円の売りが出ただけで株価が大きく動きうる

次の決算で確かめる点
売上高の推移
市場規模と成長性を確認するため。
主要顧客別売上高
顧客集中のリスクを測るため。
営業利益率の推移
高収益性の持続性を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.18%。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
2.18%
いまの株価に対して
配当性向
49.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1746.7
2018年3月170.032.8
2019年3月2123.531.6
2020年3月2833.331.2
2021年3月24−14.322.8
2022年3月50108.344.8
2023年3月38−24.034.2
2024年3月380.044.6
2025年3月380.045.6
2026年3月380.049.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,117人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.4%を占め、残る50.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他48.245.946.545.241.050.2
事業法人48.949.348.750.857.449.4
自己株式1.21.21.21.21.21.2
証券会社0.60.51.10.70.50.2
外国法人2.14.23.73.20.20.2
金融機関0.10.00.00.10.90.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01(有)タイムラー47.90
02千村岳彦21.76
03光通信KK投資事業有限責任組合6.46
04UH Partners 2投資事業有限責任組合3.57
05千村紫乃1.26
06千村勇貴1.26
07小堀裕貴1.20
08小堀聡太1.18
09光通信(株)1.00
10SLCグループ持株会0.60

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-03
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    12.76%
    +1.04pt
  • 2026-04-21
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.46%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+261%、1株純資産は14期で+203%。直近期のROEは7.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月233786.316.045.8
2014年3月4541811.317.132.7
2015年3月5846913.013.034.3
2016年3月5150110.612.539.4
2017年3月365237.020.846.7
2018年3月5758510.224.232.8
2019年3月6862011.413.531.6
2020年3月9367814.310.531.2
2021年3月11176815.313.822.8
2022年3月12086314.713.944.8
2023年3月10590211.914.134.2
2024年3月1061,00711.113.544.6
2025年3月941,0499.115.245.6
2026年3月841,1467.719.449.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額88百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
千村岳彦代表取締役社長66776,900
内村裕一常務取締役 営業管掌 開発部門管掌 兼 開発部門長6113,400
後藤清文取締役 管理部門管掌68
森吉平取締役65
吉村桂取締役55
内田善昭常勤監査役56
井坂俊達監査役5616,200
山中雅雄監査役64
林雅大取締役501,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5666613
監査役1999
社外監査役4772
社外取締役3662

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,464字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、「ファイナンステクノロジー(*1)、及びインフォメーションテクノロジー(*2)を融合した『ITプラットフォーム』を提供する」ことを目指す自動車関連事業者向けのクラウド型BPOサービス企業です。 *1 オートリース事業者等を中心にファイナンス事業者全般を対象にしています。 *2 自動車ファイナンス事業者及び自動車販売事業者に必要なシステムの開発並びに提供を行っております。 当社グループのビジネスにおいて提供するサービスメニューは、中古車の相場を中心とした情報をフィードバックして構築する、中古車両の価値の評価・算定システムを自動車関連事業者に対して提供する事業を行っております。 具体的な提供商品としては、 ① 「RV Doctor」 過去の中古車販売実績で統計学的分析を行い、自動車資産の現在価値算定(時価算定)・将来価値算定(予想売却価格算定)を可能にした当社グループ独自開発の自動車資産評価システム ② 「PV Doctor」 将来価値算出のノウハウを活かし、恣意性無く現在の標準的な車両価値(現在価値)を算出するシステム ③ 「車種カタログデータベース」 メーカー/ディーラーオプションの価格、税金等の情報を含む、文字ベースの車のカタログを階層的なデータベースにした車種カタログデータベース ④ 「シスろけっと」 オートリース会社をはじめとしたオートファイナンス事業者に有用な機能をパッケージ化したASPサービス ⑤ 「CA Doctor」 当社ソリューションを融合して開発した、新車販売会社向け販売支援システム ⑥ CAV Monitor CAV(=Car Asset Value) の一括算出を提供 過去に設定した残価と現在の車両価値を照らし合わすことで、リスクの見える化を実現 ⑦ 「インターネット/イントラネット用残価付ファイナンス見積提案システム」 「RV Doctor」「車種カタログデータベース」をベースにして、車両の将来価値(残価)を見込んだファイナンス見積作成をネットワーク上で提供するシステム等があります。 当社グループは2026年3月31日現在、当社のほか連結子会社3社及び持分法適用関連会社1社により構成されております。連結子会社及び持分法適用関連会社の位置付けは以下のとおりです。 連結子会社であるInspiration株式会社は、自動車販売店向けソリューション事業を行っております。ジェイ・コア株式会社は、休眠会社となっており、現在、事業活動は行っておりません。ValuAble Co., Ltd.は韓国に設立した合弁会社(出資比率80.0%)で韓国における自動車コンテンツ開発事業及び自動車関連事業者向けシステムサービス事業の展開を図っています。また、持分法適用関連会社である株式会社エヴリス(出資比率24.5%)は国内における自動車リース・レンタル取扱店の加盟募集や加盟店へのコンサルティング等を行っております。 当社グループのビジネスモデル 連結子会社 :Inspiration株式会社(設立1997年11月25日,資本金35,000千円) ジェイ・コア株式会社(設立2000年8月15日,資本金100,000千円) ValuAble Co.,Ltd.(設立:2020年12月4日,資本金:KRW500,000,000) 持分法適用関連会社:株式会社エヴリス (設立:2009年8月24日,資本金:20,000千円)
経営方針・対処すべき課題2,460字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 今後、当社グループが企業価値を高め、成長シナリオを実現していくため、事業基盤、経営基盤の強化拡充を図ってまいります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針・経営戦略等 当社グループは、クルマの「価値(将来価値・現在価値)」を算出し、自動車に係る企業・金融機関とユーザー、さらには潜在的ユーザーを結び、クルマの購入・売却、所有・シェアに係るプロセスに変化をもたらすシステムを提供いたします。そして、あらゆる人や企業がクルマの価値を日常的に自然と意識できるよう、事業を構築するプラットフォーム企業を目指してまいります。 また、短中期の経営戦略として、以下の取り組みを進めてまいります。 ・クルマの価値解析エンジンの一層の進化(データ解析の深化) ・当該エンジンをユニット化した「RV Doctor」、「PV Doctor」及び「車種DB」を組み込んだプラットフォームの利用拡大 ・自動車に係る企業の業務効率を高めるプラットフォームの提供拡大 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営の基本方針に基づき、安定的かつ持続的な成長を実現する企業であり続けるために、財務体質の強化を図り、収益性と安定性を総合的に向上させるべく、株主資本利益率(ROE)を重要な経営指標として捉えております。 (3)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、自動車業界全体の構造変化や技術革新の進展、環境規制の強化、ならびに中古車市場の需要変動等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。特にCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)関連技術の普及や、サプライチェーンの変動、半導体等の部品供給の不安定化が、当社の事業に直接的な影響を及ぼす可能性があります。 こうした環境下、当社グループの主力事業である価値算出サービス及びデータベースサービスにおいては、精度の高いデータ分析と市場動向の的確な把握が求められるとともに、リスク管理体制の強化とITシステムの高度化が急務となっております。 当社グループにおいてはこれらの課題に対し、以下の取り組みを進めてまいります。第一に、最新の市場データやAI技術を活用した価値算出モデル及びデータベースの高度化を推進し、顧客企業の多様なニーズに応えてまいります。第二に、ITインフラおよびサイバーセキュリティ対策の継続的な強化を通じて、安定したサービス提供体制を維持してまいります。第三に、AIやビッグデータ活用によるシステム投資の拡充や、サイバーセキュリティ対策への継続的な資源の投入に加え、人的資本への投資を強化し、専門性の高い人材の確保・育成に努めてまいります。 今後も、これらの課題に適切に対応し、企業価値の持続的な向上を目指してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①システム事業の推進 当社のクラウド型BPO(※)サービスをより拡充・進化させ、個々のメニューを有機的に組み合わせて、収益の拡大・収益力の向上に努めてまいります。具体的には、既存ドメインである自動車ファイナンス市場への新たなサービスの開発や投入、成長ドメインである自動車流通市場への営業強化を図ってまいります。 ※Business Process Outsourcingの略 ②人材の採用と育成 事業の継続と拡大、成長戦略の実現などすべての企業活動において、優れた人材の確保と育成が重要と認識しております。特に、今後の事業成長を牽引する中核として、AIをはじめとする先端技術を活用できる「AI人材」の確保と育成は急務であると捉えております。また、事業規模の成長スピードを加速させ、事業収益力の確実性を高めるには、組織の活性化や社内環境づくりが必要不可欠と認識しており、今後もさらなる優秀な人材の採用と育成(全社的なAIリテラシーの向上を含む)を推進し、生産性を高める職場環境構築を図ってまいります。 ③企画力・技術力の強化 技術が加速度的に進展するなか、「100年に1度の大変革」と言われる自動車業界における当社のドメインにおいても、戦略的なIT活用やAI技術の実践的な活用による事業運営、事業拡大、また新規事業への対応ニーズが高まっております。AI技術の活用は、既存業務の高度化・効率化のみならず、競争力のある新たなビジネスモデルを創出する上で極めて重要であると認識しております。 今後もこのような顧客ニーズに十分に対応し、顧客に価値を提供し続けるために、企画力・技術力の強化は主要な課題であると捉えております。これまでの当社固有の専門性や当社ドメインに対する企画力に加え、より付加価値の高いサービスの開発・提供を実現するため、顧客の新たなニーズに応える企画力、AIをはじめとする新技術への取り組みの強化に努めてまいります。 ④経営環境変化への対応 ロシア・ウクライナ情勢の長期化に加え、ホルムズ海峡をめぐる中東地域の情勢不安など、世界経済および日本経済の先行きは依然として不透明な状況にあります。当社の事業活動においても少なからず影響が及ぶと想定しておりますが、その規模や継続期間、また直接的・間接的な波及効果など、現時点では予測が困難な要素が多く含まれていると認識しております。 当社では、こうした不確実性を外部環境の大きな変化として捉え、これに迅速に対応するため、前記③の「企画力・技術力の強化」を推進してまいります。加えて、営業面においても市場環境に応じたスタイルへと柔軟に変化させるなど、営業力の厚みを増すことで、マイナスの影響の最小化を図るだけでなく、変化を当社の新たな強みへと転換できるよう努めてまいります。なお、ロシア・ウクライナおよび中東地域における当社の直接的な事業活動はございません。
事業等のリスク2,749字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、可能な限り発生の回避に努め、また、発生した場合の的確な対応に努めてまいります。これらの項目のうち、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 新商品開発と新規事業 当社グループの成長性を確保するため、自動車ファイナンス事業者に限らず広く自動車関連事業者向けの新たな業務支援サービスの開発を行うとともに、それに伴う新規事業への参入を進めており、開発または新規事業参入に必要な先行投資を行う可能性があります。当該先行投資を行った場合に、一定期間内に当初予測した収益を上げられなかった場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 有能な人材の確保と育成 当社グループでは、自動車関連事業者に向けた総合的かつ幅広い業務支援サービスを提供しており、当社グループが提供するサービスの品質向上あるいは維持のためには、優秀な人材による開発体制が必要不可欠であると考えております。今後の更なる成長に向け、現在当社グループに在籍している人材と同等もしくはそれ以上の人材を採用して確保し、育成していくことが重要となります。 当社グループは引き続きこうした人材の確保・育成に努めてまいりますが、必要な人材を適時に確保できない場合、あるいは現在在籍している人材が予期せず退職した場合には、当社グループの提供するサービス品質や事業展開の計画に悪影響を及ぼす可能性があります。また、将来的に人材投資コストが増加する可能性があります。 ③ 人為的過誤、自然災害等によるシステムトラブル 当社グループでは、コンピュータシステム及びネットワークを活用することで事業の拡充を実現しております。そのため、セキュリティの強化をはじめ、ハッカーやコンピュータウイルス等に対しても現時点における最善の対策を講じるとともに、データ量やアクセス数の増加に応じた、データのバックアップ体制の構築及びハードウェアの増強等のシステムトラブル対策を講じております。 しかしながら、これらの対策にもかかわらず、人為的過誤、自然災害等によりシステムトラブルが発生した場合には、発生した損害の賠償や当社グループが提供するサービスに対する信頼の低下などによって、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ システム開発の外部委託 当社グループでは、システム開発の規模によっては、グループ外の企業に委託しております。また特定の委託先に依存しないよう、複数の委託先を確保し、それぞれと良好な関係を継続するよう努めております。当社グループがシステム開発を委託する企業は、開発実績もあり、安定的な取引を行っておりますが、これらの企業の経営環境等に問題が発生し、開発の委託が継続できなくなった場合、開発スケジュールに支障をきたすなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 法的規制等 当社グループの業務遂行に関しては、様々な法律や規制の適用を受けております。これらの法律、規制等を遵守すべく、社内体制の確立や従業員教育等に万全を期しておりますが、万一当社グループに対して訴訟や法的手続が行われた場合には、多額の訴訟対応費用の発生や、損害賠償金の支払いの可能性があります。このような場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 情報管理 当社グループは、自動車関連事業者へITサービスを提供する立場として、業務受託やシステム開発において、顧客の機密情報や個人情報に関与する業務を行っております。これらの情報管理を徹底することはもとより、当社自体の保有する内部情報、機密情報やノウハウの社外への流出を防止することを経営の重要課題のひとつと位置づけており、情報セキュリティ委員会を設置するなど、情報管理の重要性を認識した体制整備に取り組み、プライバシーマークを取得しております。 しかしながら、不正アクセスその他予期せぬ事態により、万が一、情報漏洩が発生した場合、当社グループの信用失墜につながり、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 知的財産権 当社グループでは、知的財産権の侵害を行っていないものと認識しておりますが、当社グループの事業分野における知的財産権の完全な現況を把握することは困難であり、当社グループが把握できていないところで他社が特許権等を保有している可能性は否めません。また、今後当社グループの事業分野における第三者の特許権が新たに成立し、損害賠償または使用差止等の請求を受ける可能性もあり、その場合当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 大規模災害等 地震、台風、津波等の自然災害や火災等の事故災害が発生し、当社グループの拠点等が被災した場合、その一部または全部の操業が中断し、当社サービスの提供ができなくなる可能性があります。また大規模災害等により、当社サーバーの保管場所への損害が発生し、システム提供に支障が生じた場合は、当社システム事業の収益に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 海外進出 当社グループは、新たな成長機会を求めて当社ビジネスモデルの海外展開を進めておりますが、各国政府の予期しない法律や規制の変更、各種税制の変更、政治・社会及び経済情勢の変化や治安の悪化、為替変動や為替制限、商習慣の違いによる信用リスク、労働環境の違いや変化による労働争議リスク、人材確保の困難性、疾病の発生等、不測かつ不可避の事態が生じた場合は、投下資本の回収計画の遅延や、撤退等により、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 以上の他にも当社グループが事業を遂行する過程におきましては、同業他社及び他業種企業と同様に、経済環境、自然災害、金融・株式市場の動向等、様々なリスクが内包されております。これらについて、どのような影響が発生しうるか予測することは困難でありますが、場合によっては当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,850字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 第58期(2025年4月1日~2026年3月31日、以下「当期」)における当社の関連市場である自動車産業は、新車乗用車販売台数(登録車+軽自動車)が前期比2.2%減となり、4年ぶりに前年実績を下回るなど、停滞感が強い市場環境となりました。 特に、登録車は7月以降9ヶ月連続で前年割れが継続し前期比4.9%減となった一方、軽自動車は4~6月に一昨年の出荷停止に伴う反動増があったことから年間を通してみると3.4%増となっておりますが、7月以降はほぼ前年横ばいの水準で推移しております。この要因としては、物価高や新車販売価格の上昇による消費者の購買意欲の低下に加え、メーカー各社の個別要因として、人気車種の受注枠制限やモデルサイクルの長期化による供給不足等が挙げられます。さらに外部要因として、年明けには「自動車環境性能割」廃止に伴う買い控えが発生した可能性も推測されます。 中古車市場においては、中古乗用車登録台数(登録車+軽自動車)が前期比0.4%増となりました。登録車は新車市場の伸び悩みの影響や、輸出に流れた車両が多かったことなどにより前年を下回りましたが、流通量が回復した軽自動車の伸びが牽引し、全体として前年を上回りました。新車価格の上昇を背景に、割安な中古車を選択するユーザーは今後も増加する見通しであります。 このような市場動向の下、当社グループは前期に引き続き、自動車販売事業者や自動車関連金融事業者などの取引先を中心に、商品・ソリューションの提供に積極的に取り組んでまいりました。 当社の主力商品である「CA Doctor」につきましては、提案書の幅と質の向上、業務支援システムとの連携、新規営業スタッフの育成支援、ブランディング向上への貢献など、複数の改善要素の積み上げによって商品力を強化した結果、顧客から良好な反応を得ることができ、業績回復の兆しが現れております。また、リース関連事業者や中古車事業者等からの当社商品・ソリューションに対するニーズは引き続き根強く、売上高は増加基調で推移しております。今後も、AI活用による商品機能の向上や、中古車事業の効率的な運用・強化に貢献する新商品の展開等を通じて、既存取引先とのさらなる関係深化と新規取引先の拡大を企図しております。 これらの取り組みの結果、当期における当社グループの業績は以下のとおりとなりました。 売上高は、1,733,471千円(前年同期比4.0%増)となりました。引き続きリカーリング(継続課金)の性質を持つ売上が大半を占めており、ストック売上としてフロー型ビジネスと比較して安定的に推移しております。 営業利益は、増収効果に加え、売上原価の低減(前年同期比8.4%減)が寄与し、604,256千円(前年同期比12.7%増)となりました。なお、売上原価の低減は、前年度に発生した一時的な償却負担の解消、ならびにシステム開発・運用の内製化や事業方針の変更等によるものであります。 経常利益は639,913千円(前年同期比8.6%増)となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券評価損等の計上により297,027千円(前年同期比10.2%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益の計上、減価償却費の計上、法人税等の支払額及び配当金の支払、有価証券及び投資有価証券の取得による支出等により、889,632千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は659,752千円(前期比33.1%増)となりました。 主なプラス要因は、税金等調整前当期純利益521,937千円の計上及び、減価償却費87,416千円の計上によるものであります。主なマイナス要因は、法人税等の支払額156,845千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は1,844,013千円(前期は135,168千円の使用)となりました。 これは主に、有価証券及び投資有価証券の取得による支出2,053,762千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は133,774千円(前期比0.2%減)となりました。 これは、主に配当金の支払額133,569千円があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 1.生産実績 該当事項はありません。 2.受注実績 該当事項はありません。 3.販売実績 当社グループでは、システム業務支援の単一セグメントであるためセグメント区分は行っておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 (a)財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における資産の額は4,900,060千円となり、前連結会計年度末に比べ517,697千円増加しております。これは、主に、有価証券の増加1,150,000千円の一方、現金及び預金の減少815,915千円及び顧客関連資産の減少50,000千円が主因であります。 (負債) 当連結会計年度末における負債の額は855,489千円となり、前連結会計年度末に比べ174,150千円増加しております。これは、主に、未払法人税等が83,924千円及び繰延税金負債が83,423千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の額4,044,571千円となり、前連結会計年度末に比べ343,546千円増加しております。これは、主に配当金の支払額134,072千円がありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上297,027千円があったことにより、利益剰余金が162,955千円増加したことによるものであります。 (b)経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ66,545千円増加し、1,733,471千円(前期比4.0%増)となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ98,625千円増加し、1,383,296千円(前期比7.7%増)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ30,530千円増加し、779,039千円(前期比4.1%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度に比べ68,095千円増加し、604,256千円(前期比12.7%増)となり、営業利益率は、2.6ポイント増加し、34.8%となりました。 (経常利益) 営業外収益39,870千円を計上した一方、営業外費用4,213千円計上した結果、当連結会計年度における経常利益は、前連結会計年度末に比べ50,816千円増加し、639,913千円(前期比8.6%増)となりました。 (当期純利益) 法人税等合計を225,720千円計上した結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度末に比べ33,802千円減少し、297,027千円(前期比10.2%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a)キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご覧ください。 (b)資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、データ購入費用のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としましては、主に当社システム開発費用によるものであります。 当社は、運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することに努めております。運転資金は、自己資金を基本としております。当連結会計年度末における借入残高はありません。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は889,632千円となっております。 なお、当社はシステム業務支援の単一セグメントであるため、セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は記載を省略しております。 ③重要な会計方針及び見積り 当社グループの財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、以下のとおりであります。 ・繰延税金資産の回収可能性 当社グループの連結財務諸表に計上されている繰延税金資産は、将来減算一時差異について、将来の収益力に基づく課税所得により回収が見込まれる金額に対して認識していますが、将来の課税所得の見積額の変動に伴い、回収可能と考えられる繰延税金資産の額が変動する可能性があります。 ・引当金等 引当金については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項、4会計方針に関する事項 (3)重要な引当金の計上基準」に記載しております。 ・投資有価証券の評価 当社グループは、当社の事業戦略において、当社事業の拡大や成長につながると判断した企業の株式を取得する可能性があります。その場合、当該有価証券の評価は、市場取引価格等の市場情報、マーケット・アプローチ、インカム・アプローチ、コスト・アプローチなどの一般的な株式価値評価アプローチについて検討し、対象に合った評価方法を採用し、採用した算出手順に基づき決定しています。 具体的には、市場性のある有価証券については、市場における市場価格により評価しています。市場価格のない株式等については、将来キャッシュ・フローの割引現在価値、類似取引事例との比較、1株当たり修正純資産価値、及び第三者による鑑定評価等により評価しています。 また期末時に市場価格のない株式等については主として原価法を採用し、その評価は1株当たり純資産と取得原価を比較して1株当たり純資産が著しく低下した場合に減損の要否を検討することとしております。 経営者は、当社が保有する投資有価証券の評価は合理的であると判断しておりますが、特に市場価格のない株式等の評価には、その評価要素に不確実性が含まれるため、予測不能な前提条件の変化などにより評価に関する見積りが変化した場合には、結果として将来当社及び連結子会社における評価額が変動する可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。