概要
モンスターラボは2006年2月に創業したデジタルトランスフォーメーション(DX)支援企業である。世界12の国と地域に拠点を持ち、AIとデジタル技術を活用したコンサルティングからシステム開発まで手掛ける。2025年12月期の売上収益は78億円、従業員数847名。本社は東京都渋谷区。
AI & Digital Partners事業とプロダクト事業の二本柱
当社グループは「AI & Digital Partners事業」と「その他事業」の2つのセグメントで構成される。主力のAI & Digital Partners事業では、大企業や自治体に対しデジタル戦略立案からデザイン、システム開発、データ解析までワンストップで提供する。売上の大半は準委任契約による時間単価ベースであり、プロダクトリリース後も継続的な改善を行うため収益の継続性が高い。その他事業では、店舗向けBGMサービス「モンスター・チャンネル」や中小企業向けRPAソフトウェア「RAX」などのSaaS型プロダクトを展開している。
世界12カ国に広がる拠点網
グローバル展開が当社の特徴である。日本、アメリカ、シンガポールなどをレベニューセンターとして営業やコンサルティングの上流人材を配置する一方、ベトナム、フィリピン、コロンビアなどエンジニア人口が多くコストの低い国にデリバリーセンターを置く。これによりコスト競争力を保ちながら、時差に対応したスケーラブルな開発体制を構築している。2025年12月末時点で12の国と地域に拠点を有する。
収益構造と財務の推移
売上収益は2018年12月期の36億円から2022年12月期の143億円まで拡大したが、その後減少に転じ2025年12月期は78億円となった。同期の営業損失は1億9千万円と前年の103億円から大幅に改善した。これは不採算拠点の撤退やコスト最適化を含む構造改革の効果である。2025年12月期末の現金及び現金同等物は39.6億円、資本合計は6.6億円と前期のマイナスから黒字転換した。
業界の中での役割はDX支援のデジタルコンサルティング企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01大企業・自治体主力
デジタル戦略立案からデザイン、システム開発、データ分析までワンストップで提供。売上向上型DXに特化し、アジャイル開発とUXデザインでクライアントの新規事業やビジネス変革を支援。
売上向上型DXに強いというユニークなポジショニング
02中小企業・小売店舗準主力
市場の共通課題を解決するSaaS型プロダクトを提供。店舗向けBGMサービスやRPAツールを展開。
- モンスター・チャンネル
- 店舗向けBGMサービス。1,000以上の音楽チャンネルから業種に合った曲を選択可能。著作権処理不要で低料金。
- RAX
- 中小企業向けRPAソフトウェア。業務の見える化や効率改善をコンサルタントが包括支援。
製品と技術
売上向上型DXを支えるAI & Digital Partners事業
この事業は、クライアントの売上向上を目的としたイノベーション創出に特化する。戦略立案、UX/UIデザイン、アジャイル開発、データ分析を一貫して提供し、総合コンサルやSIerとは異なるポジショニングを取る。具体的には、AIやARなどの先端技術を活用した新規サービス開発や既存ビジネスの変革を支援する。2025年11月には、マルチAIエージェントにより自然言語でプロトタイプ構築が可能なSaaS「MonstarX」をグローバル提供開始した。
店舗向けBGM「モンスター・チャンネル」の特徴
「モンスター・チャンネル」は、パソコンやスマートフォンで利用できる店舗向けBGMサービスである。1,000以上の音楽チャンネルから業種・業態に適した楽曲を選択でき、著作権処理は不要。従来の有線放送の半額以下の料金が強みで、飲食店、美容室、小売店、医療施設などでシェアを拡大している。プロダクト事業の中核であり、AI & Digital Partners事業で得た知見をSaaS化した一例である。
中小企業向けRPAソフト「RAX」の展開
「RAX」は、主に大規模システム導入が難しい中小企業や個人事業者向けに自社開発したRPAソフトウェアである。ソフトウェア提供に加え、専門コンサルタントによる業務の見える化や効率改善サービスを導入しやすい価格帯で提供する。2025年12月末時点の累計アカウント数は200以上である。労働力不足に悩む小規模事業者の業務自動化を支援する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 大企業・自治体売上向上型DXに強いというユニークなポジショニング
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
DXコンサル特化も赤字継続、受注減少
デジタルトランスフォーメーション(DX)支援に特化したITサービス企業。2024/12期の売上高100億円、営業赤字103%と採算悪化。同業のソラコムやCocoliveと競合するが、同社は特に大手向けDXコンサル・システム構築に強みを持つ。しかし2025/12期の売上予想78億円と減少基調にあり、顧客企業のIT投資一巡が響いている。
強み
- 100億円規模の売上基盤を持ち、大手企業のDX案件受注歴豊富。
- 高度な技術者を多数抱え、分野横断的なソリューション提供可能。
- 製造・金融など特定業界の知見を蓄積し差別化。
- 大手ITベンダーとの連携で大規模案件受注が可能。
課題
- 2023→2025年度で売上133→78億円と40%超減少見通し。
- 2024年度営業赤字率103%、2025年度も小幅赤字続く見込み。
- DX支援企業が多く、価格競争に巻き込まれやすい構造。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がモンスターラボ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2480システム・ロケーション | 62億円 | 20.7倍 |
| 2 | 4074ラキール | 61億円 | — |
| 3 | 2338クオンタムソリューションズ | 60億円 | — |
| 4 | 5255モンスターラボ | 59億円 | — |
| 5 | 3940ノムラシステムコーポレーション | 59億円 | 16.0倍 |
| 6 | 5575Globee | 59億円 | 18.4倍 |
| 7 | 4287ジャストプランニング | 59億円 | 11.2倍 |
| 8 | 4398ブロードバンドセキュリティ | 59億円 | 15.3倍 |
| 9 | 3988SYSホールディングス | 59億円 | 14.6倍 |
| 10 | 2138クルーズ | 59億円 | — |
| 11 | 3907シリコンスタジオ | 59億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
音楽配信からソフトウェア開発へ転換した創業期
2006年2月、東京都小金井市に音空株式会社として資本金1000万円で設立。同年6月に株式会社モンスター・ラボへ商号変更し、7月には個人向け音楽配信サイト「monstar.fm」を開始した。2007年10月にソフトウェア開発事業を開始し、以後同事業が中核となる。2009年1月には本社を渋谷区神宮前に移転した。
中国進出に始まる海外展開
2011年2月、成都に子会社「夢士達科技(成都)有限公司(現夢思特科技(成都)有限公司)」を設立し海外展開を開始。2014年2月にはシンガポールにセカイラボ・ピーティイー・リミテッド(現Monstarlab Pte, Ltd.)を設立。2015年にはベトナムのAsian Tech社やバングラデシュのSekai Lab Bangladesh Ltd.を相次いで設立・買収し、アジアでの開発拠点を拡大した。
M&Aによる欧州・米国・中東への急拡大
2017年8月、欧州のデジタルプロダクト開発企業Nodes Group ApSをグループ化し欧州市場へ進出。2018年にはオランダ、チェコ、ドイツにも拠点を設立した。2019年4月には米国のFuzz Productions, LLCを買収しニューヨークに進出、同時にドバイにも拠点を設け中東市場へ参入した。同年10月にはImplicit ApSもグループ化し、グローバル体制を急速に強化した。
持株会社化と電通グループとの提携
2020年4月、電通グループと資本業務提携を締結。2021年7月には持株会社体制へ移行し、株式会社モンスターラボホールディングスに商号変更、同時に事業子会社として株式会社モンスターラボを設立した。2021年11月にはイギリス・ニューキャッスル、サウジアラビア・リヤドに拠点を開設。2022年にはNandina-Cloud株式会社を子会社化するなど、事業領域を広げた。
2024年以降の不採算拠点撤退と構造改革
2023年8月から2024年9月にかけて、欧州(デンマーク、オランダ、チェコ、ドイツ、イギリス)や中東(ドバイ)の拠点を閉鎖した。これは不採算拠点の撤退縮小を目的とした構造改革の一環である。2024年12月期には営業損失103億円を計上したが、2025年12月期には1.9億円まで縮小。生成AIソリューション「Code Rebuild AI」や「MonstarX」の開発にも注力した。
年表40件を開く
2000年代
- 2006年2月創業東京都小金井市に音空株式会社(資本金10,000千円)として当社を設立
- 2006年6月商号変更株式会社モンスター・ラボに商号変更
- 2006年7月個人向けインターネット音楽配信サイト「monstar.fm(モンスターエフエム)」サービス開始
- 2007年6月本社を東京都世田谷区代田に移転
- 2007年10月ソフトウェア開発事業を開始
- 2009年1月本社を東京都渋谷区神宮前に移転
2010年代
- 2010年6月店舗向けBGM配信サービス「monstar.ch(モンスター・チャンネル)」を開始
- 2011年2月成都子会社「夢士達科技(成都)有限公司(現夢思特科技(成都)有限公司)」設立により海外展開を開始
- 2012年2月本社を東京都目黒区中目黒に移転
- 2014年2月創業シンガポールにセカイラボ・ピーティイー・リミテッド(現Monstarlab Pte, Ltd.)設立(日本支社も設立)
- 2015年4月M&Aベトナムダナンの開発会社Asian Tech Co., Ltd.(現Monstarlab Viet Nam CO., LTD.)を買収
- 2015年7月バングラデシュに100%出資子会社Sekai Lab Bangladesh Ltd.(現Monstarlab Bangladesh Ltd.)を設立、順薦信息科技(上海)有限公司(現夢思特信息科技(上海)有限公司)を設立
- 2015年11月パソナテック(現パソナ)と資本業務提携
- 2016年3月個人プロフェッショナル人材プラットフォーム「APPSTARS」リリース
- 2016年9月M&Aベトナムハノイの開発会社LIFETIME technologies Co., LTD.(現Monstarlab Viet Nam CO., LTD.)を買収
- 2017年4月M&Aフィリピンセブの開発会社FreeMight Philippines Inc.(現Monstarlab Manila Inc.)を買収
- 2017年4月M&Aフィリピンマニラの開発会社Ideyatech Inc., Philippines Inc.(現Monstarlab Manila Inc.)を買収
- 2017年8月M&A欧州のデジタルプロダクト開発企業Nodes Group ApS(現Monstarlab Denmark ApS)をグループ子会社化による欧州市場へ進出(2024年9月に閉鎖)
- 2017年12月創業オランダに拠点を設立(現Monstarlab Netherlands B.V.)(2023年8月に閉鎖)
- 2018年3月創業チェコに拠点を設立(現Monstarlab Czech Republic s.r.o)(2024年9月に閉鎖)
- 2018年4月創業ドイツ(ベルリン)に拠点を設立(現Monstarlab Germany GmbH)(2024年9月に閉鎖)
- 2018年6月本社を東京都渋谷区広尾に移転
- 2018年7月創業バンコク(タイ)に拠点(現Monstarlab (Thailand) Co., Ltd.)を設立
- 2018年10月M&A欧州開発会社Implicit ApSをグループ子会社化
- 2019年4月M&Aドバイ(ドバイ首長国)に拠点を設立Nodes Middle East DMCC(現Monstarlab Middle East DMCC)(2024年9月に閉鎖)、米国デジタルプロダクト開発会社Fuzz Productions, LLC.(現Monstarlab LLC)をグループ子会社化、ニューヨークに新拠点を設立し、中東及び米国市場へ進出し、グローバル体制を強化
- 2019年12月M&A音楽事業の子会社「株式会社モンスターラボミュージック」設立(2025年4月に吸収合併)
2020年代
- 2020年4月電通グループと資本業務提携
- 2020年6月スカイライト コンサルティング株式会社と協業開始
- 2020年9月コロンビアのボゴタに新法人「Monstar Lab Colombia S.A.S.(現Monstarlab Colombia S.A.S.)」を新設
- 2020年12月創業RPA事業会社「株式会社モンスターラボオムニバス」設立
- 2021年5月M&AIT BPO株式会社(現モンスターラボの一事業)を子会社化
- 2021年6月INTLOOP株式会社と資本業務提携
- 2021年7月創業持株会社化への移行に伴い、株式会社モンスターラボホールディングスに商号変更、株式会社モンスターラボを設立(2025年10月に吸収合併)
- 2021年9月M&AUAEのエグゼクティブサーチ企業、ECAP DMCCを子会社化
- 2021年11月イギリス・ニューキャッスルにオフィスを開設(2024年9月に閉鎖)、サウジアラビア・リヤド拠点を開設
- 2022年2月創業バングラデシュにMonstarlab Enterprise Solutions Ltd.設立
- 2022年3月アメリカ大陸における事業拡大に向けバンクーバーに拠点を開設(2023年8月に閉鎖)
- 2022年4月M&ANandina-Cloud株式会社を子会社化
- 2022年6月M&Aアラブ首長国連邦のデザインコンサルティング企業GENIEOLOGY DESIGN DMCCを子会社化(2024年9月に連結除外)
- 2022年12月M&Aサウジアラビア王国のコンサルティング企業Pioneers Consultingを事業買収
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
AI独自ソリューションの強化
生成AIを活用した「Code Rebuild AI」「MonstarX」など独自ソリューションを継続展開。レガシーシステムのモダナイゼーションやアイデアの高速プロトタイピングを実現し、クライアントの顧客接点から基幹システムまで幅広い変革を支援する。
- 02
データ・エンタープライズ領域の強化
売上向上型DXをコアとしつつ、大規模・継続性の高いデータ・エンタープライズシステム領域へ本格展開。製造業向けシステムで蓄積した知見や「Code Rebuild AI」を活用し、専属組織を2026年に約5割増員して案件獲得を推進する。
- 03
ボーダレスな組織運営による価値提供
12の国と地域の拠点を活かし、地域をまたいだ最適人員チームの組成や知見・ソリューションの相互展開を促進。拠点間売上を重要KPIに設定し、グローバル一体運営で独自の価値を創出する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で847人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は712万円で、3期前と比べて−17.2%。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は4.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年12月 | 859 | 38.0 | 3.8 | 1,549 | — |
| 2023年12月 | 785 | 38.0 | 4.2 | 1,401 | — |
| 2024年12月 | 836 | 38.0 | 5.4 | 950 | −1,084 |
| 2025年12月 | 712 | 39.0 | 4.3 | 847 | −24 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社21社(国内 12 / 海外 9、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社モンスターラボオムニバス兵庫県神戸市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ExecutiveSearch.AI東京都渋谷区 · 連結子会社議決権79.7%
- 海外Monstarlab Pte. Ltd. (注)2シンガポール共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Monstarlab Bangladesh Ltd.バングラデシュ人民共和国 ダッカ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Monstarlab Viet Nam CO., LTD.ベトナム社会主義共和国 ハノイ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Monstarlab Cebu Inc. (注)5フィリピン共和国 セブ · 連結子会社議決権99.8%
- 海外Monstar Academia Cebu Inc.(注)5フィリピン共和国 セブ · 連結子会社議決権99.8%
- 海外Monstarlab Philippines, Inc.フィリピン共和国 マニラ · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Monstarlab Group (Thailand) Co., Ltd. (注)5タイ王国 バンコク議決権97.0%
- 海外Monstarlab (Thailand) Co., Ltd. (注)5タイ王国 バンコク議決権100.0%
- 海外Monstarlab BX (Thailand) Co., Ltd.タイ王国 バンコク議決権49.0%
- 国内Monstarlab Corp (注)2アメリカ合衆国ニューヨーク議決権100.0%
残りのグループ会社9社を開く
- Monstarlab LLC (注)2、4アメリカ合衆国ニューヨーク100%
- Monstarlab Colombia S.A.Sコロンビア共和国 ボゴタ100%
- Monstarlab Poland Sp. z o.o.ポーランド共和国 クラクフ100%
- Monstarlab Information Technology LLCサウジアラビア王国 リヤド100%
- Monstarlab Enterprise Solutions Ltd.バングラデシュ人民共和国 ダッカ100%
- レイ・フロンティア株式会社東京都台東区30%
- 株式会社People Cloud島根県出雲市25%
- 夢思特科技(成都)有限公司中華人民共和国 成都市40%
- Monstarlab Spain LLCスペイン王国 バルセロナ17%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は78億円、営業利益は-2億円。前期と比べると減収で、売上が-22.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 80億円 | 78億円 |
| 営業利益 | 2億円 | -2億円 |
| 純利益 | — | -3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は39億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+2.6%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 36 | 4 | 11.1 | 2 |
| 2023年2Q | 32 | −9 | −28.1 | −2 |
| 2023年3Q | 33 | −10 | −30.3 | −11 |
| 2023年4Q | 32 | — | — | −13 |
| 2024年1Q | 32 | −9 | −28.1 | −3 |
| 2024年2Q | 25 | −61 | −244.0 | −56 |
| 2024年4Q | 43 | −33 | −76.7 | −40 |
| 2025年2Q | 38 | 1 | 2.6 | −3 |
| 2025年4Q | 40 | −3 | −7.5 | 0 |
| 2026年2Q | 39 | 0 | 0.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年12月期からの8期で、売上は36億円から78億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は-2.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| チェコに拠点を設立(現Monstarlab Czech Republic s.r.o)(2024年9月に閉鎖) | |||||
| 2018年12月 | 36 | — | 0 | — | 0 |
| ドバイ(ドバイ首長国)に拠点を設立Nodes Middle East DMCC(現Monstarlab Middle East DMCC)(2024年9月に閉鎖)、米国デジタルプロダクト開発会社Fuzz Productions, LLC.(現Monstarlab LLC)をグループ子会社化、ニューヨークに新拠点を設立し、中東及び米国市場へ進出し、グローバル体制を強化 | |||||
| 2019年12月 | 28 | — | −6 | — | −15 |
| RPA事業会社「株式会社モンスターラボオムニバス」設立 | |||||
| 2020年12月 | 74 | — | −15 | — | −13 |
| 持株会社化への移行に伴い、株式会社モンスターラボホールディングスに商号変更、株式会社モンスターラボを設立(2025年10月に吸収合併) | |||||
| 2021年12月 | 93 | — | −31 | — | −31 |
| バングラデシュにMonstarlab Enterprise Solutions Ltd.設立 | |||||
| 2022年12月 | 143 | — | −4 | — | −7 |
| 2023年12月 | 133 | — | −22 | — | −24 |
| 2024年12月 | 100 | −103 | −98 | −103.0 | −99 |
| 2025年12月 | 78 | −2 | −3 | −2.6 | −3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高78億円のうち、営業利益として残るのは-2億円で-2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金60.3%47億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.3%26億円
- その他の費用持分法損益などの調整9.0%7億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-2.6%-2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年12月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は40億円で、売上の6.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | −6 | −4 | 42 | −10 | 40 |
| 2021年12月 | −9 | −10 | 20 | −19 | 42 |
| 2022年12月 | −15 | −23 | 22 | −38 | 27 |
| 2023年12月 | −35 | −12 | 37 | −47 | 18 |
| 2024年12月 | −31 | −4 | 32 | −35 | 16 |
| 2025年12月 | −1 | 0 | 26 | −1 | 40 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年12月期の総資産は92億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は7.6%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 59 | 27 | 32 | 45.1 |
| 2019年12月 | 75 | 29 | 46 | 38.9 |
| 2020年12月 | 97 | 32 | 65 | 32.7 |
| 2021年12月 | 99 | 38 | 61 | 37.9 |
| 2022年12月 | 130 | 46 | 84 | 35.3 |
| 2023年12月 | 145 | 37 | 108 | 25.7 |
| 2024年12月 | 76 | −47 | 124 | — |
| 2025年12月 | 92 | 7 | 86 | 7.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中540位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中598位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥91で、1年前と比べて-61.4%。過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 8.88倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は92円と前日比+5.75%で反発しましたが、25日線(92.8円)にはわずかに届かず、200日線(125.78円)を約27%下回る軟調な展開が続いています。52週高値260円からは64%下落しており、年初来の下落傾向が続いています。出来高は8月14日に108万株、17日には127万株と急増しており、売買が活発化していますが、株価は戻りが鈍く、中長期トレンドは依然として弱含みです。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PBRは7.54倍と同業界平均の3.55倍を大きく上回り、ROEは-56.79%と大幅な赤字で企業価値に見合わない水準です。配当利回りは0%で株主還元もなく、直近3期の売上高は減少傾向で、2024/12期には営業損失103億円を計上しています。割高だが、将来の再生期待がPBRに織り込まれている可能性があり、収益改善が見られなければ更なる下落リスクがあります。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 8.88倍 | 2.96倍 |
| ROE | -56.8% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
デジタル開発受託企業であり、売上高は減少傾向にある。2024年には大幅な赤字(純損失99億円)を計上し、営業利益率はマイナスとなった。強気派は、デジタル化需要の追い風いまだ続くとし、事業構造改革により赤字幅が縮小している点(2025年は営業赤字だが、前年よりは改善)や、新技術への投資による将来の回復に期待する。弱気派は、受託開発競争の激化、人員削減などのリストラによる体力低下、業績悪化に伴う資金繰りリスクを指摘する。株価は1年で67%下落し、PBRは7.54倍と依然高水準である。投資論点は、赤字経営から早期に黒字転換できるか、競争力を回復できるかどうか。
- 赤字縮小傾向
2025年の営業赤字は前年より大幅に縮小し、収益改善の兆しがある。
- デジタル需要は継続
企業のDX需要は根強く、中期的には受注回復の可能性がある。
- 株価下落で出直り余地
1年で-67%と下落し、売られすぎの可能性もある。
- 営業赤字が103億円から2億円へ大幅縮小決算発表後影響強
営業損益が24/12期のマイナス103億円から25/12期はマイナス2億円へ約101億円改善
- 純損失が99億円から3億円へ縮小決算発表後影響中
最終損益が24/12期のマイナス99億円から25/12期はマイナス3億円へ縮小
- 営業赤字2億円にとどまり黒字転換目前通年影響中
25/12期の営業赤字が2億円まで縮小、売上高がわずかに増えれば黒字化
- 外国人保有比率0.73%と低く買い増し余地継続影響弱
外国人の所有比率は0.73%で、海外投資家の参入余地が大きい
- 受託競争の激化
デジタル開発市場では多数の競合が存在し、価格競争に陥りやすい。
- 財務体力の懸念
継続的な赤字により資金繰り悪化の懸念があり、自己資本も毀損。
- 高いバリュエーション
PBRは7倍超で、業績悪化に対して割高な水準にある。
- 売上高が3期連続減収で78億円に縮小継続影響中
売上高は133億円→100億円→78億円と3期連続で減少
- 自己資本が毀損しROEマイナス56.8%継続影響中
ROEはマイナス56.79%と大幅な赤字で資本が目減り
- 無配継続で株主還元ゼロ継続影響弱
配当利回りは0%で、株主への利益還元が行われていない
- 株価が1年で67%下落し需給悪化継続影響弱
株価は87円で、1年前から67.05%下落した
- 営業赤字幅
- 黒字化への道筋を測る重要な指標であり、縮小が期待される。
- 受注高
- 将来の売上高を左右する先行指標であり、回復が鍵となる。
- 従業員数
- 人材は開発会社の資産であり、人員削減は将来の生産能力に影響する。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ19,097人。区分でいちばん多いのは個人・その他で98.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.4%を占め、残る99.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 28.2 | 66.5 | 65.1 | 98.8 |
| 外国人個人 | 10.9 | 0.6 | 0.7 | 0.6 |
| 事業法人 | 50.7 | 11.4 | 9.7 | 0.3 |
| 自己株式 | — | — | — | 0.2 |
| 外国法人 | 6.7 | 14.9 | 19.3 | 0.2 |
| 証券会社 | — | 4.6 | 3.5 | 0.1 |
| 金融機関 | 3.6 | 2.0 | 1.9 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社山陰合同銀行 | 50.85 |
| 02 | JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 10.54 |
| 03 | 楽天証券株式会社共有口 | 8.78 |
| 04 | イナガワ ヒロキ | 8.46 |
| 05 | 日本郵政キャピタル株式会社 | 2.41 |
| 06 | 新井 友行 | 1.58 |
| 07 | 利根沢 正之 | 1.23 |
| 08 | GLOBAL SHARES EXECUTION SERVICES LIMITED CLIENT ASSET ACCOUNT MONSTARLAB (常任代理人 大和証券株式会社) | 1.16 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 1.06 |
| 10 | 株式会社山陰合同銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 1.04 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-22株式会社山陰合同銀行変更報告42.72%
- 2026-05-28株式会社山陰合同銀行新規の大量保有報告42.72%
- 2026-05-28株式会社山陰合同銀行新規の大量保有報告35.33%-7.39pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+88%、1株純資産は6期で−98%。直近期のROEは-56.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2018年12月 | −60 | 7,036 | −1.0 |
| 2019年12月 | −3,846 | 6,915 | −53.9 |
| 2020年12月 | −56 | 120 | −40.3 |
| 2021年12月 | −113 | 126 | −81.4 |
| 2022年12月 | −25 | 145 | −14.7 |
| 2023年12月 | −70 | 108 | −56.8 |
| 2024年12月 | −285 | — | — |
| 2025年12月 | −7 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額55百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鮄川宏樹 | 代表取締役社長 | 51 | 5,489,937 |
| 松永正彦 | 取締役 | 66 | 5,000 |
| 宇野智之 | 取締役 | 46 | 39,989 |
| 倉島陽一 | 取締役(常勤監査等委員) | 53 | 73,000 |
| 浅田信博 | 取締役(監査等委員) | 59 | 78,650 |
| 吉田憲史 | 取締役(監査等委員) | 53 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 40 | 37 | 12 |
| 社外取締役 | 7 | 12 | 12 | 2 |
| 取締役(社内) | 1 | 6 | 6 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,317字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題7,553字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,629字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,997字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第21期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-31
- 半期報告書半期報告書-第20期(2025/01/01-2025/06/30)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第19期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
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