概要
ノムラシステムコーポレーションは、ドイツSAP社のERP製品に特化したITコンサルティング企業である。1986年にソフトウェア開発請負会社として設立され、2002年からSAP導入支援を本格化。現在はSAPジャパンとパートナー契約を結び、ERP導入コンサルティング、保守、ライセンス販売を手掛ける。2025年12月期の売上高は33億円、従業員136名。東証スタンダード市場に上場する。
SAP一筋の単一事業で構成されるビジネスモデル
当社はERPソリューション事業のみの単一セグメントで企業集団を形成しない。事業はすべてSAPジャパンの製品に依存しており、導入コンサルティング(プライム・準プライム)、PMOコンサルティング、FIS(機能実装サービス)の3種のサービスを提供する。収益の大半は準委任契約による時間・成果報酬型で、請負契約は僅少である。2025年12月期の売上高33億円のうち、準委任契約等が98.4%を占める。
3社で売上の45%を占める顧客集中構造
販売実績の開示によれば、スタンレー電気株式会社が21.4%、株式会社NHKメディアホールディングスが13.2%、株式会社NHKエンタープライズが10.4%と、特定顧客への依存度が高い。上位3社で総売上の45%を超える。ただし、プライム(直接取引)と準プライム(パートナー経由)の両方で案件を積み重ねており、顧客基盤の多様化は経営課題の一つとされる。
自己資本比率89%の堅実な財務体質
2025年12月期末の総資産は39.8億円、負債は4.5億円、純資産は35.3億円で自己資本比率は88.6%に達する。有利子負債はなく、現金及び現金同等物を27.0億円保有する。経常利益率は17.9%(2025年12月期)、当期純利益率は12.2%。配当性向は約37%(配当金支払額1.5億円に対し当期純利益4.0億円)で、安定した収益基盤を示す。
136人の専門家集団と内部育成の仕組み
従業員数は136名(2025年12月期)、全員がERPソリューション事業に従事する。SAPジャパンとサービスパートナー契約を結び、自社でSAPの教育・研修ができる環境を整備。SAP認定コンサルタント資格の取得を推進し、多言語対応可能な人材の採用も強化している。社内にはテンプレート開発チームがあり、個人のノウハウを組織知に変換する仕組みを持つ。
業界の中での役割はSAP ERP導入コンサルティングのスペシャリスト。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01全業種(中堅・大企業、公的機関)主力
SAPジャパンとのパートナー契約に基づき、SAP ERPの導入コンサルティング、保守サービス、ライセンス販売を提供。人事分野に強みを持ち、自社開発テンプレート「Jet-One」を活用した高品質・短期間・低価格の導入を実現。また、PMOやFISなど多様なサービスを提供する。
人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパンのALL in-Oneソリューション認定を取得
- プライム
- エンドユーザーと直接取引し、SAP ERP導入の企画から運用までワンストップで提供するコンサルティングサービス。
- 準プライム
- プライムベンダーが受注した案件を、当社が代わりにコンサルティングを提供するサービス。
- PMOコンサルティング
- ERP導入・DX推進において、戦略策定から実装・定着まで一気通貫で支援する伴走型サービス。
- FIS(ファンクション インプリメント サービス)
- プライムベンダーに対して、顧客要件分析、設計、アドオン開発など個別課題に応じたSAP ERPのコンサルティングを提供。
- SAP ERPライセンス販売
- SAP PartnerEdgeチャネル契約VARに基づくSAP ERPライセンスの販売。
製品と技術
人事テンプレート「Jet-One」の強みと認定実績
当社の主力製品は人事ソリューションテンプレート「Jet-One」である。SAPジャパンのALL in-Oneソリューション認定を2011年に取得し、2013年にはRapid-Deployment Solutionの認定も獲得。3ヶ月以内の短期導入と低コストを実現する標準フォーマットで、日本企業の人事業務に最適化されている。現在も継続的にバージョンアップが行われ、HCMコンソーシアムの知見を反映したベストプラクティス集として機能する。
資産除去債務テンプレート「Zex-One」と差別化戦略
人事分野以外のテンプレートとして、資産除去債務ソリューションテンプレート「Zex-One」を提供する。これは会計基準対応のための専用テンプレートで、SAP上での資産除去債務の計算・管理を効率化する。当社はこれらのテンプレート開発を通じて、個人依存から組織的な知的財産への転換を図っている。テンプレート化によりプロジェクトの品質均一化と短納期を両立し、大手SIerとの差別化要因となっている。
PMOコンサルティングで経営視点のDXを支援
2020年代に開始したPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)コンサルティングは、SAP導入やDX推進において戦略策定から現場実装までを伴走型で支援するサービスである。単なる進捗管理ではなく、経営課題の解決を重視し、成果が出るまで関与する点が特徴。エンドユーザーと直接契約し、必要に応じてパートナー企業や個人事業主を活用する。この分野はクラウドシフトやAI活用の需要増加を受けて成長が見込まれている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 全業種(中堅・大企業、公的機関)人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパンのALL in-Oneソリューション認定を取得
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
売上33億円、営業利益率15%超の小型ソフトウェア企業
売上33億円、営業利益率15.15%の黒字企業だが、同業他社と比較して規模は小さい。例えば、VRain SolutionやCocoliveなどの同業企業も似た規模感と推察される。業界内では特定ニッチ向けソリューション提供により安定収益を確保していると見られる。ただし、データからは内需依存度や海外比率は不明。
強み
- 営業利益率15.15%と高く、効率的な事業運営ができている。
- 売上高が29億→33億円と増加し、安定した成長を示す。
- 小規模ながら黒字を維持し、過度な設備投資を必要としない。
- ソフトウェア企業としてリピート顧客や長期契約が見込まれる。
課題
- 売上33億円と小型であり、大口案件獲得に課題。
- 同業他社と比較し、独自性や優位性が不明確。
- 特定顧客や案件への依存度が高い可能性がある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がノムラシステムコーポレーション
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4490ビザスク | 63億円 | 10.1倍 |
| 2 | 4177i‐plug | 62億円 | 13.0倍 |
| 3 | 2480システム・ロケーション | 62億円 | 20.7倍 |
| 4 | 4074ラキール | 61億円 | — |
| 5 | 2338クオンタムソリューションズ | 60億円 | — |
| 6 | 3940ノムラシステムコーポレーション | 59億円 | 16.0倍 |
| 7 | 5575Globee | 59億円 | 18.4倍 |
| 8 | 5255モンスターラボ | 59億円 | — |
| 9 | 4287ジャストプランニング | 59億円 | 11.2倍 |
| 10 | 4398ブロードバンドセキュリティ | 59億円 | 15.3倍 |
| 11 | 3988SYSホールディングス | 59億円 | 14.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
ソフトウェア請負からSAP特化へ方針転換した1986〜2001年
1986年2月、ソフトウェアの設計・制作請負を目的として東京都世田谷区に資本金1500千円で設立。1988年に虎ノ門、1990年に芝大門へ本社を移転した。同年大阪支店(現西日本支社)を開設。2000年4月に現在の恵比寿に移転。2001年11月、SAPジャパンとサービスパートナー契約を締結。この契約が後のERP専門会社への転換点となった。
ERP事業本格化とオリジナルテンプレート開発の2002〜2009年
2002年3月にERPソリューション事業を開始。2003年8月にはSAP HRパートナーコンソーシアム(現HCMコンソーシアム)の設立メンバーに選ばれ、人事分野の知見を蓄積。2005年2月、自社開発のSAP ERP用テンプレートの提供を開始。これにより短期間・低価格での導入を可能にした。2009年12月にはSAPライセンス販売のVAR契約を締結し、事業範囲を広げた。
人事テンプレート「Jet-One」の認定と認証取得の2010〜2015年
2010年1月にブライダルサイト「Relie」の運営を開始したが、2018年にサービス終了。2011年12月、人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパンのALL in-Oneソリューションの認定を取得。2013年1月にはRapid-Deployment Solutionの認定も得た。2015年にはISMS(ISO27001)とプライバシーマークの認証を取得し、情報セキュリティ体制を整備した。
市場変更を繰り返した上場後の2016〜2023年
2016年9月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。2018年3月に市場第二部、同年6月に市場第一部へ昇格。2022年4月の市場区分見直しでプライム市場に移行したが、2023年10月にはスタンダード市場に移行した。この間、売上高は24億円から33億円へ拡大し、安定的な増収増益基調を維持した。
自己株式処分で従業員との価値共有を図った2024年以降
2025年12月期、当社は従業員に対する譲渡制限付株式として自己株式を処分。経営参画意識の向上と株主との価値共有を目的とした。同期の売上高は33.2億円(前期比1.4%増)、営業利益5.9億円(14.0%増)と過去最高を更新。人手不足とIT需要の高まりを背景に、SAP S/4HANA移行やDX関連案件を獲得している。
年表21件を開く
1980年代
- 1986年2月創業ソフトウェアの設計・制作請負を目的として、株式会社ノムラシステムコーポレーション(資本金1,500千円)を東京都世田谷区に設立
- 1988年6月本社を東京都港区虎ノ門に移転
1990年代
- 1990年2月本社を東京都港区芝大門に移転
- 1990年6月大阪府大阪市淀川区に大阪支店(現西日本支社)を開設
2000年代
- 2000年4月本社を東京都渋谷区恵比寿に移転
- 2001年11月ERP(※1)導入のコンサルティングを開始するためSAPジャパン株式会社(※2)とサービス・パートナー契約を締結
- 2002年3月ERPソリューション事業を開始
- 2003年8月創業SAPジャパン株式会社の主催する「SAP HR(※3)パートナーコンソーシアム(現名称HCM(※3)コンソーシアム)」設立メンバーに選定
- 2005年2月SAP ERPの当社オリジナルソリューションテンプレート(※4)の提供開始
- 2009年12月SAPライセンス販売を開始するためSAPジャパン株式会社とSAP PartnerEdgeチャネル契約VARを締結
2010年代
- 2010年1月ブライダルサイト「Relie」の運営開始(2018年2月28日サービス終了)
- 2011年12月人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパン株式会社の ALL in-Oneソリューションの認定取得
- 2012年2月SAP保守サービスを開始するためSAPジャパン株式会社のPartner Center of Expertiseの認定取得
- 2013年1月3ヶ月以内の短期間で安価な導入を可能にするソリューションテンプレートとして「Jet-One」がSAPジャパン株式会社の Qualified Partner in Japan Rapid-Deployment Solution 2013の認定取得
- 2015年1月ISMS情報セキュリティマネジメントシステム ISO/IEC27001の認証を取得
- 2015年4月プライバシーマーク認証を取得
- 2016年9月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場
- 2018年3月東京証券取引所市場第二部に市場変更
- 2018年6月東京証券取引所市場第一部に市場変更
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2023年10月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
SAP製品を軸としたITコンサルティング
SAPジャパンの製品を主力に、最新のIT知識・技術を活用したコンサルティングサービスを提供する。従業員が積極的に最新技術を習得できる環境を整備する。
- 02
コンサルティング領域の拡大と受注拡大
顧客の経営課題を全方位から対応できるようサービス領域を広げ、受注規模・受注数の拡大を図る。クラウド、PMOなどの新サービス提供や業務提携により高度なITサービスを目指す。
- 03
人材の確保と育成
SAP製品の高品質導入や最新技術習得のため、研修・トレーニングを充実させ、優秀な人材を確保する。グローバル需要対応のため多言語人材の採用強化も進める。
- 04
収益基盤の拡充
国内外の最新IT技術を把握し、クラウド、データサイエンス、RPAなど新サービスを導入して収益基盤を拡充する。
- 05
テンプレートによる供給力向上
テンプレート開発を通じて個人の知識・経験を組織的知的財産とし、プロジェクトノウハウの共有・継承により組織力を強化し供給力を向上させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で136人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は644万円で、9期前と比べて+18.7%。平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は9.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 99 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 101 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 97 | — |
| 2019年12月 | 543 | 35.1 | 8.2 | 100 | — |
| 2020年12月 | 551 | 35.5 | 8.9 | 101 | — |
| 2021年12月 | 595 | 35.6 | 9.2 | 108 | — |
| 2022年12月 | 624 | 36.2 | 9.4 | 115 | — |
| 2023年12月 | 643 | 35.8 | 9.3 | 126 | — |
| 2024年12月 | 653 | 36.1 | 9.5 | 133 | 376 |
| 2025年12月 | 644 | 36.1 | 9.6 | 136 | 441 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は33億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+20.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 38億円 | 33億円 |
| 営業利益 | 5億円 | 6億円 |
| 純利益 | 4億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥3.55 | ¥3.55 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は17億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は−33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2023年2Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2023年3Q | 7 | 1 | 14.3 | 0 |
| 2023年4Q | 8 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2024年2Q | 8 | 2 | 25.0 | 1 |
| 2024年4Q | 17 | 2 | 11.8 | 2 |
| 2025年2Q | 17 | 3 | 17.6 | 2 |
| 2025年4Q | 16 | 3 | 18.8 | 2 |
| 2026年2Q | 17 | 2 | 11.8 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は20億円から33億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は18.2%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 20 | — | 3 | — | 2 |
| 2013年12月 | 18 | — | 1 | — | 0 |
| 2014年12月 | 21 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年12月 | 23 | — | 3 | — | 2 |
| 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場 | |||||
| 2016年12月 | 24 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年12月 | 25 | — | 4 | — | 3 |
| 2018年12月 | 25 | — | 4 | — | 3 |
| 2019年12月 | 24 | — | 4 | — | 2 |
| 2020年12月 | 25 | — | 4 | — | 3 |
| 2021年12月 | 28 | — | 5 | — | 3 |
| 2022年12月 | 27 | — | 4 | — | 3 |
| 2023年12月 | 29 | — | 5 | — | 4 |
| 2024年12月 | 33 | 5 | 5 | 15.2 | 4 |
| 2025年12月 | 33 | 6 | 6 | 18.2 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高33億円のうち、営業利益として残るのは6億円で18.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の12.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.7%24億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%4億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.2%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 12期分
2025年12月期は営業CFが4億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は27億円で、売上の9.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 2 | −3 | — | −1 | 8 |
| 2015年12月 | 1 | 3 | — | 4 | 13 |
| 2016年12月 | 2 | 0 | 4 | 2 | 18 |
| 2017年12月 | 4 | 0 | −2 | 4 | 20 |
| 2018年12月 | 2 | −4 | −1 | −2 | 17 |
| 2019年12月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 18 |
| 2020年12月 | 2 | 0 | −1 | 2 | 18 |
| 2021年12月 | 2 | 0 | −2 | 2 | 18 |
| 2022年12月 | 4 | −1 | −1 | 3 | 21 |
| 2023年12月 | 3 | 5 | −2 | 8 | 27 |
| 2024年12月 | 4 | 0 | −2 | 4 | 29 |
| 2025年12月 | 4 | −3 | −3 | 1 | 27 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は88.6%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 13 | 10 | 3 | 77.0 |
| 2013年12月 | 13 | 11 | 2 | 84.1 |
| 2014年12月 | 15 | 12 | 3 | 79.9 |
| 2015年12月 | 17 | 14 | 3 | 81.4 |
| 2016年12月 | 23 | 19 | 4 | 84.9 |
| 2017年12月 | 24 | 21 | 3 | 85.0 |
| 2018年12月 | 25 | 22 | 3 | 88.8 |
| 2019年12月 | 26 | 23 | 3 | 89.2 |
| 2020年12月 | 27 | 24 | 3 | 89.3 |
| 2021年12月 | 30 | 26 | 4 | 89.4 |
| 2022年12月 | 31 | 28 | 3 | 90.2 |
| 2023年12月 | 34 | 30 | 4 | 88.4 |
| 2024年12月 | 37 | 32 | 5 | 87.8 |
| 2025年12月 | 40 | 35 | 5 | 88.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中493位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥127で、1年前と比べて-12.4%。過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.0倍 |
| PER (会社予想) | 16.2倍 |
| PBR | 1.66倍 |
| 配当利回り | 2.80% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+2.65%と反発基調だが、本日-2.52%と下落。週足では75日線(123円)を下回る軟調な展開。52週高値155円からは-25%の水準で、出来高は直近増加傾向にあり、底値圏での売買が活発化している。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり3.55円で、前期から+9.2%。いまの株価に対する利回りは2.80%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 3 | — | 41.0 |
| 2018年12月 | 3 | 0.0 | 44.9 |
| 2019年12月 | 3 | 0.0 | 52.2 |
| 2020年12月 | 3 | 0.0 | 46.8 |
| 2021年12月 | 3 | 18.2 | 42.9 |
| 2022年12月 | 3 | 0.0 | 58.8 |
| 2023年12月 | 3 | 0.0 | 41.6 |
| 2024年12月 | 3 | 0.0 | 40.8 |
| 2025年12月 | 4 | 9.2 | 40.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥3.55
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ5,431人。区分でいちばん多いのは個人・その他で95.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.5%を占め、残る99.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 91.7 | 91.8 | 93.0 | 93.3 | 95.6 | 95.1 |
| 証券会社 | 1.9 | 1.7 | 1.5 | 1.6 | 1.8 | 3.3 |
| 自己株式 | 0.4 | 0.5 | 0.1 | 0.2 | 0.6 | 1.2 |
| 外国法人 | 0.7 | 0.4 | 0.9 | 0.6 | 0.7 | 0.9 |
| 事業法人 | 0.5 | 0.6 | 0.5 | 0.7 | 0.5 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.6 | 0.4 | 0.2 |
| 金融機関 | 5.2 | 5.4 | 3.8 | 3.2 | 1.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 野村 芳光 | 58.77 |
| 02 | 株式会社SBI証券 | 2.04 |
| 03 | 河野 信夫 | 1.63 |
| 04 | 森原 泰成 | 1.13 |
| 05 | 石川 るみ子 | 0.62 |
| 06 | 酒井 一 | 0.61 |
| 07 | 吉田 勤 | 0.54 |
| 08 | 内山 勉 | 0.52 |
| 09 | 酒井 秀和 | 0.51 |
| 10 | 根本 康夫 | 0.51 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−92%、1株純資産は14期で−89%。直近期のROEは12.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 116 | 711 | 17.7 | — | — |
| 2013年12月 | 11 | 248 | 4.5 | — | — |
| 2014年12月 | 33 | 280 | 12.6 | — | — |
| 2015年12月 | 19 | 160 | 12.8 | — | — |
| 2016年12月 | 10 | 87 | 11.8 | 12.5 | 81.1 |
| 2017年12月 | 13 | 92 | 15.0 | 26.4 | 41.0 |
| 2018年12月 | 6 | 48 | 13.0 | 14.4 | 44.9 |
| 2019年12月 | 5 | 50 | 10.7 | 27.3 | 52.2 |
| 2020年12月 | 6 | 52 | 11.5 | 31.1 | 46.8 |
| 2021年12月 | 8 | 57 | 13.9 | 18.2 | 42.9 |
| 2022年12月 | 6 | 61 | 9.3 | 21.0 | 58.8 |
| 2023年12月 | 8 | 66 | 12.2 | 14.7 | 41.6 |
| 2024年12月 | 8 | 70 | 11.6 | 15.2 | 40.8 |
| 2025年12月 | 9 | 76 | 12.0 | 14.8 | 40.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額99百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 野村芳光 | 代表取締役 プライム企画部長 | 77 | 27,440,000 |
| 根本康夫 | 取締役 管理部長 | 69 | 240,000 |
| 内山勉 | 取締役 コンサル ティング 事業部長 | 50 | 244,800 |
| 杉山雄一郎 | 取締役 PMO 戦略部長 営業企画部長 | 59 | 9,800 |
| 鈴木一聖 | 取締役 PMOコンサル ティング 事業部長 | 47 | 50,400 |
| 古屋隼人 | 取締役 コンサル ティング 事業部長 | 42 | 48,400 |
| 川崎洋幸 | 取締役 コンサル ティング 事業部長 | 39 | 37,900 |
| 太田健一 | 取締役 | 76 | — |
| 冨谷正明 | 取締役(監査等委員)(常勤) | 85 | 29,900 |
| 田部井修 | 取締役(監査等委員) | 71 | — |
| 日高共子 | 取締役(監査等委員) | 52 | — |
| 酒井奈緒 | 取締役(監査等委員) | 44 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 80 | 80 | 10 |
| 社外取締役 | 5 | 19 | 19 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,586字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,386字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,468字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,060字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第42期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第41期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-25
- 半期報告書半期報告書-第41期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第40期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第40期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第40期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第39期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-26
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第38期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-24
- 四半期報告書四半期報告書-第38期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業