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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ノムラシステムコーポレーション

Nomura System Corporation Co, Ltd.3940 · Standard · 情報・通信業

SAP ERP導入コンサルティングに特化。人事ソリューションのテンプレートで差別化を図る独立系SAP専門企業。

概要

ノムラシステムコーポレーションは、ドイツSAP社のERP製品に特化したITコンサルティング企業である。1986年にソフトウェア開発請負会社として設立され、2002年からSAP導入支援を本格化。現在はSAPジャパンとパートナー契約を結び、ERP導入コンサルティング、保守、ライセンス販売を手掛ける。2025年12月期の売上高は33億円、従業員136名。東証スタンダード市場に上場する。

SAP一筋の単一事業で構成されるビジネスモデル

当社はERPソリューション事業のみの単一セグメントで企業集団を形成しない。事業はすべてSAPジャパンの製品に依存しており、導入コンサルティング(プライム・準プライム)、PMOコンサルティング、FIS(機能実装サービス)の3種のサービスを提供する。収益の大半は準委任契約による時間・成果報酬型で、請負契約は僅少である。2025年12月期の売上高33億円のうち、準委任契約等が98.4%を占める。

3社で売上の45%を占める顧客集中構造

販売実績の開示によれば、スタンレー電気株式会社が21.4%、株式会社NHKメディアホールディングスが13.2%、株式会社NHKエンタープライズが10.4%と、特定顧客への依存度が高い。上位3社で総売上の45%を超える。ただし、プライム(直接取引)と準プライム(パートナー経由)の両方で案件を積み重ねており、顧客基盤の多様化は経営課題の一つとされる。

自己資本比率89%の堅実な財務体質

2025年12月期末の総資産は39.8億円、負債は4.5億円、純資産は35.3億円で自己資本比率は88.6%に達する。有利子負債はなく、現金及び現金同等物を27.0億円保有する。経常利益率は17.9%(2025年12月期)、当期純利益率は12.2%。配当性向は約37%(配当金支払額1.5億円に対し当期純利益4.0億円)で、安定した収益基盤を示す。

136人の専門家集団と内部育成の仕組み

従業員数は136名(2025年12月期)、全員がERPソリューション事業に従事する。SAPジャパンとサービスパートナー契約を結び、自社でSAPの教育・研修ができる環境を整備。SAP認定コンサルタント資格の取得を推進し、多言語対応可能な人材の採用も強化している。社内にはテンプレート開発チームがあり、個人のノウハウを組織知に変換する仕組みを持つ。

業界の中での役割はSAP ERP導入コンサルティングのスペシャリスト。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
33億円
営業利益
6億円
営業利益率
18.2%
純利益
4億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01全業種(中堅・大企業、公的機関)主力

SAPジャパンとのパートナー契約に基づき、SAP ERPの導入コンサルティング、保守サービス、ライセンス販売を提供。人事分野に強みを持ち、自社開発テンプレート「Jet-One」を活用した高品質・短期間・低価格の導入を実現。また、PMOやFISなど多様なサービスを提供する。

人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパンのALL in-Oneソリューション認定を取得

主な製品・サービス5
プライム
エンドユーザーと直接取引し、SAP ERP導入の企画から運用までワンストップで提供するコンサルティングサービス。
準プライム
プライムベンダーが受注した案件を、当社が代わりにコンサルティングを提供するサービス。
PMOコンサルティング
ERP導入・DX推進において、戦略策定から実装・定着まで一気通貫で支援する伴走型サービス。
FIS(ファンクション インプリメント サービス)
プライムベンダーに対して、顧客要件分析、設計、アドオン開発など個別課題に応じたSAP ERPのコンサルティングを提供。
SAP ERPライセンス販売
SAP PartnerEdgeチャネル契約VARに基づくSAP ERPライセンスの販売。

製品と技術

人事テンプレート「Jet-One」の強みと認定実績

当社の主力製品は人事ソリューションテンプレート「Jet-One」である。SAPジャパンのALL in-Oneソリューション認定を2011年に取得し、2013年にはRapid-Deployment Solutionの認定も獲得。3ヶ月以内の短期導入と低コストを実現する標準フォーマットで、日本企業の人事業務に最適化されている。現在も継続的にバージョンアップが行われ、HCMコンソーシアムの知見を反映したベストプラクティス集として機能する。

資産除去債務テンプレート「Zex-One」と差別化戦略

人事分野以外のテンプレートとして、資産除去債務ソリューションテンプレート「Zex-One」を提供する。これは会計基準対応のための専用テンプレートで、SAP上での資産除去債務の計算・管理を効率化する。当社はこれらのテンプレート開発を通じて、個人依存から組織的な知的財産への転換を図っている。テンプレート化によりプロジェクトの品質均一化と短納期を両立し、大手SIerとの差別化要因となっている。

PMOコンサルティングで経営視点のDXを支援

2020年代に開始したPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)コンサルティングは、SAP導入やDX推進において戦略策定から現場実装までを伴走型で支援するサービスである。単なる進捗管理ではなく、経営課題の解決を重視し、成果が出るまで関与する点が特徴。エンドユーザーと直接契約し、必要に応じてパートナー企業や個人事業主を活用する。この分野はクラウドシフトやAI活用の需要増加を受けて成長が見込まれている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 全業種(中堅・大企業、公的機関)人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパンのALL in-Oneソリューション認定を取得

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

売上33億円、営業利益率15%超の小型ソフトウェア企業

売上33億円、営業利益率15.15%の黒字企業だが、同業他社と比較して規模は小さい。例えば、VRain SolutionやCocoliveなどの同業企業も似た規模感と推察される。業界内では特定ニッチ向けソリューション提供により安定収益を確保していると見られる。ただし、データからは内需依存度や海外比率は不明。

強み

  • 営業利益率15.15%と高く、効率的な事業運営ができている。
  • 売上高が29億→33億円と増加し、安定した成長を示す。
  • 小規模ながら黒字を維持し、過度な設備投資を必要としない。
  • ソフトウェア企業としてリピート顧客や長期契約が見込まれる。

課題

  • 売上33億円と小型であり、大口案件獲得に課題。
  • 同業他社と比較し、独自性や優位性が不明確。
  • 特定顧客や案件への依存度が高い可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がノムラシステムコーポレーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14490ビザスク63億円10.1倍
24177i‐plug62億円13.0倍
32480システム・ロケーション62億円20.7倍
44074ラキール61億円
52338クオンタムソリューションズ60億円
63940ノムラシステムコーポレーション59億円16.0倍
75575Globee59億円18.4倍
85255モンスターラボ59億円
94287ジャストプランニング59億円11.2倍
104398ブロードバンドセキュリティ59億円15.3倍
113988SYSホールディングス59億円14.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

ソフトウェア請負からSAP特化へ方針転換した1986〜2001年

1986年2月、ソフトウェアの設計・制作請負を目的として東京都世田谷区に資本金1500千円で設立。1988年に虎ノ門、1990年に芝大門へ本社を移転した。同年大阪支店(現西日本支社)を開設。2000年4月に現在の恵比寿に移転。2001年11月、SAPジャパンとサービスパートナー契約を締結。この契約が後のERP専門会社への転換点となった。

ERP事業本格化とオリジナルテンプレート開発の2002〜2009年

2002年3月にERPソリューション事業を開始。2003年8月にはSAP HRパートナーコンソーシアム(現HCMコンソーシアム)の設立メンバーに選ばれ、人事分野の知見を蓄積。2005年2月、自社開発のSAP ERP用テンプレートの提供を開始。これにより短期間・低価格での導入を可能にした。2009年12月にはSAPライセンス販売のVAR契約を締結し、事業範囲を広げた。

人事テンプレート「Jet-One」の認定と認証取得の2010〜2015年

2010年1月にブライダルサイト「Relie」の運営を開始したが、2018年にサービス終了。2011年12月、人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパンのALL in-Oneソリューションの認定を取得。2013年1月にはRapid-Deployment Solutionの認定も得た。2015年にはISMS(ISO27001)とプライバシーマークの認証を取得し、情報セキュリティ体制を整備した。

市場変更を繰り返した上場後の2016〜2023年

2016年9月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。2018年3月に市場第二部、同年6月に市場第一部へ昇格。2022年4月の市場区分見直しでプライム市場に移行したが、2023年10月にはスタンダード市場に移行した。この間、売上高は24億円から33億円へ拡大し、安定的な増収増益基調を維持した。

自己株式処分で従業員との価値共有を図った2024年以降

2025年12月期、当社は従業員に対する譲渡制限付株式として自己株式を処分。経営参画意識の向上と株主との価値共有を目的とした。同期の売上高は33.2億円(前期比1.4%増)、営業利益5.9億円(14.0%増)と過去最高を更新。人手不足とIT需要の高まりを背景に、SAP S/4HANA移行やDX関連案件を獲得している。

年表21件を開く

1980年代

  • 1986年2月創業ソフトウェアの設計・制作請負を目的として、株式会社ノムラシステムコーポレーション(資本金1,500千円)を東京都世田谷区に設立
  • 1988年6月本社を東京都港区虎ノ門に移転

1990年代

  • 1990年2月本社を東京都港区芝大門に移転
  • 1990年6月大阪府大阪市淀川区に大阪支店(現西日本支社)を開設

2000年代

  • 2000年4月本社を東京都渋谷区恵比寿に移転
  • 2001年11月ERP(※1)導入のコンサルティングを開始するためSAPジャパン株式会社(※2)とサービス・パートナー契約を締結
  • 2002年3月ERPソリューション事業を開始
  • 2003年8月創業SAPジャパン株式会社の主催する「SAP HR(※3)パートナーコンソーシアム(現名称HCM(※3)コンソーシアム)」設立メンバーに選定
  • 2005年2月SAP ERPの当社オリジナルソリューションテンプレート(※4)の提供開始
  • 2009年12月SAPライセンス販売を開始するためSAPジャパン株式会社とSAP PartnerEdgeチャネル契約VARを締結

2010年代

  • 2010年1月ブライダルサイト「Relie」の運営開始(2018年2月28日サービス終了)
  • 2011年12月人事ソリューションテンプレート「Jet-One」がSAPジャパン株式会社の ALL in-Oneソリューションの認定取得
  • 2012年2月SAP保守サービスを開始するためSAPジャパン株式会社のPartner Center of Expertiseの認定取得
  • 2013年1月3ヶ月以内の短期間で安価な導入を可能にするソリューションテンプレートとして「Jet-One」がSAPジャパン株式会社の Qualified Partner in Japan Rapid-Deployment Solution 2013の認定取得
  • 2015年1月ISMS情報セキュリティマネジメントシステム ISO/IEC27001の認証を取得
  • 2015年4月プライバシーマーク認証を取得
  • 2016年9月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場
  • 2018年3月東京証券取引所市場第二部に市場変更
  • 2018年6月東京証券取引所市場第一部に市場変更

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年10月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    SAP製品を軸としたITコンサルティング

    SAPジャパンの製品を主力に、最新のIT知識・技術を活用したコンサルティングサービスを提供する。従業員が積極的に最新技術を習得できる環境を整備する。

  2. 02

    コンサルティング領域の拡大と受注拡大

    顧客の経営課題を全方位から対応できるようサービス領域を広げ、受注規模・受注数の拡大を図る。クラウド、PMOなどの新サービス提供や業務提携により高度なITサービスを目指す。

  3. 03

    人材の確保と育成

    SAP製品の高品質導入や最新技術習得のため、研修・トレーニングを充実させ、優秀な人材を確保する。グローバル需要対応のため多言語人材の採用強化も進める。

  4. 04

    収益基盤の拡充

    国内外の最新IT技術を把握し、クラウド、データサイエンス、RPAなど新サービスを導入して収益基盤を拡充する。

  5. 05

    テンプレートによる供給力向上

    テンプレート開発を通じて個人の知識・経験を組織的知的財産とし、プロジェクトノウハウの共有・継承により組織力を強化し供給力を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で136人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は644万円で、9期前と比べて+18.7%平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は9.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月99
2017年12月101
2018年12月97
2019年12月54335.18.2100
2020年12月55135.58.9101
2021年12月59535.69.2108
2022年12月62436.29.4115
2023年12月64335.89.3126
2024年12月65336.19.5133376
2025年12月64436.19.6136441

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都渋谷区48百万円
西日本支社 — 大阪市淀川区1百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は33億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+20.0%。

売上高
+0.0%
33億円
営業利益
+20.0%
6億円
純利益
+0.0%
4億円
営業利益率
18.2%
前期比 +3.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高38億円33億円
営業利益5億円6億円
純利益4億円4億円
1株あたり配当¥3.55¥3.55

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は17億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は−33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q7114.31
2023年2Q7114.31
2023年3Q7114.30
2023年4Q82
2024年1Q8112.51
2024年2Q8225.01
2024年4Q17211.82
2025年2Q17317.62
2025年4Q16318.82
2026年2Q17211.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は20億円から33億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は18.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月2032
2013年12月1810
2014年12月2121
2015年12月2332
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場
2016年12月2432
2017年12月2543
2018年12月2543
2019年12月2442
2020年12月2543
2021年12月2853
2022年12月2743
2023年12月2954
2024年12月335515.24
2025年12月336618.24

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高33億円のうち、営業利益として残るのは6億円18.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の12.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.7%24億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%4億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.2%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
27.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+9.8pt
18.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.5pt
12.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.1pt
12.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
32.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年12月期は営業CFが4億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は27億円で、売上の9.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年12月2−3−18
2015年12月13413
2016年12月204218
2017年12月40−2420
2018年12月2−4−1−217
2019年12月20−1218
2020年12月20−1218
2021年12月20−2218
2022年12月4−1−1321
2023年12月35−2827
2024年12月40−2429
2025年12月4−3−3127

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は88.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1310377.0
2013年12月1311284.1
2014年12月1512379.9
2015年12月1714381.4
2016年12月2319484.9
2017年12月2421385.0
2018年12月2522388.8
2019年12月2623389.2
2020年12月2724389.3
2021年12月3026489.4
2022年12月3128390.2
2023年12月3430488.4
2024年12月3732587.8
2025年12月4035588.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳単体ベース
現金及び預金
27億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
29億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
5億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
18.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
88.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥127で、1年前と比べて-12.4%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥127-2.3%1ヶ月+8.5%1年-12.4%時価総額59億円
過去52週の値幅
安値¥108高値¥155

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.0倍
PER (会社予想)16.2倍
PBR1.66倍
配当利回り2.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+2.65%と反発基調だが、本日-2.52%と下落。週足では75日線(123円)を下回る軟調な展開。52週高値155円からは-25%の水準で、出来高は直近増加傾向にあり、底値圏での売買が活発化している。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3.55で、前期から+9.2%いまの株価に対する利回りは2.80%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥3.55
1株あたり
配当利回り
2.80%
いまの株価に対して
配当性向
40.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年12月341.0
2018年12月30.044.9
2019年12月30.052.2
2020年12月30.046.8
2021年12月318.242.9
2022年12月30.058.8
2023年12月30.041.6
2024年12月30.040.8
2025年12月49.240.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3.55

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,431人。区分でいちばん多いのは個人・その他95.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.5%を占め、残る99.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他91.791.893.093.395.695.1
証券会社1.91.71.51.61.83.3
自己株式0.40.50.10.20.61.2
外国法人0.70.40.90.60.70.9
事業法人0.50.60.50.70.50.5
外国人個人0.00.00.30.60.40.2
金融機関5.25.43.83.21.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01野村 芳光58.77
02株式会社SBI証券2.04
03河野 信夫1.63
04森原 泰成1.13
05石川 るみ子0.62
06酒井 一0.61
07吉田 勤0.54
08内山 勉0.52
09酒井 秀和0.51
10根本 康夫0.51

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−92%、1株純資産は14期で−89%。直近期のROEは12.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月11671117.7
2013年12月112484.5
2014年12月3328012.6
2015年12月1916012.8
2016年12月108711.812.581.1
2017年12月139215.026.441.0
2018年12月64813.014.444.9
2019年12月55010.727.352.2
2020年12月65211.531.146.8
2021年12月85713.918.242.9
2022年12月6619.321.058.8
2023年12月86612.214.741.6
2024年12月87011.615.240.8
2025年12月97612.014.840.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額99百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
野村芳光代表取締役 プライム企画部長7727,440,000
根本康夫取締役 管理部長69240,000
内山勉取締役 コンサル ティング 事業部長50244,800
杉山雄一郎取締役 PMO 戦略部長 営業企画部長599,800
鈴木一聖取締役 PMOコンサル ティング 事業部長4750,400
古屋隼人取締役 コンサル ティング 事業部長4248,400
川崎洋幸取締役 コンサル ティング 事業部長3937,900
太田健一取締役76
冨谷正明取締役(監査等委員)(常勤)8529,900
田部井修取締役(監査等委員)71
日高共子取締役(監査等委員)52
酒井奈緒取締役(監査等委員)44

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8808010
社外取締役519194

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,586字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、ドイツに本社を持つSAP SE社の製品の導入コンサルティング及び保守サービス等のERPソリューション事業を主たる事業としております。 当社は、2002年3月にERPソリューション事業を本格的に開始しました。当事業は、企業の財務会計・販売・物流・購買・生産・人事等の基幹業務機能をコンピュータソフトウェアの機能上に統合するERP用パッケージソフトウェアの導入・運用支援等のコンサルティングサービスを行っております。当社は、SAPジャパン株式会社とのサービス・パートナー契約の締結によりデモライセンスを得て、自社でSAPの教育、研修ができる環境と教育体制を整備し、より付加価値の高いサービスを提供するためにSAP認定コンサルタント資格の取得を強力に推進しております。 また、当社は、他社との差別化及び知識と技術力の向上を図り、高品質・短期間・低価格での導入を実現するためのオリジナルソリューションテンプレートの開発に力を入れてまいりました。「SAP HRパートナーコンソーシアム(現名称HCMコンソーシアム)」の設立時から参加し、最新技術等を習得して日本版ベストプラクティスを使用したテンプレートの開発に早期に取り組んだことにより、当社の人事ソリューションテンプレート「Jet-One」は、SAPジャパン株式会社の ALL in-Oneソリューションの認定を取得しております。なお、当社は技術・品質・効率の全てにおいて満足頂けるサービスの提供を目指し、資産除去債務ソリューションテンプレートの「Zex-One」等、人事分野以外においてもオリジナルソリューションテンプレートの作成を行っております。 当社は、SAP PartnerEdgeチャネル契約VARの締結により、SAP ERPの導入・保守サービスだけでなく、ライセンス販売も行っております。 その結果、人事分野での直接取引案件(以下「プライム」という。)を受注することができ、案件を積み重ねております。 なお、当社の提供するサービスは以下のとおりであります。 (1)プライム a.プライム 当サービスは、エンドユーザーと直接取引を行っております。多くの事例をもとにしたノウハウを活用し、顧客が抱える課題の抽出・分析を行い、業務プロセス及び業務プロセスを実現化させるためのシステムの「あるべき姿」を策定します。この「あるべき姿」をもとにプロジェクトで解決すべき優先度を決定し、業務プロセスの改革とシステム構築を同時に行います。主として、SAPジャパン株式会社の製品導入により改革を進めることから、企画から運用までワンストップでサービスを提供しており、当社従業員を中心にコンサルティングサービスを行っております。 b.準プライム 当サービスは、プライムベンダーであるパートナー企業がエンドユーザーから受注するものの、パートナー企業が、自社ではなく、当社によるコンサルティングサービスの方がよりエンドユーザーの経営課題解決に最適であると判断した場合、当社がパートナー企業に代わりコンサルティングサービスを行っております。具体的なコンサルティングサービスは、プライムでのサービス内容と同様であり、見積もり、提案等も当社主導で行います。 (2)PMOコンサルティング(プロジェクト マネジメント オフィス) 当サービスは、SAP等のERP導入・DX推進において、戦略策定から現場の実装・定着までを一気通貫で支援する伴走型サービスです。単なる進捗管理にとどまらず経営視点で課題を解決し、形だけのプロジェクトにせず成果が出るまでコンサルティングを行います。エンドユーザーと直接取引を行い、当社従業員が中心にコンサルティングサービスを進め、必要に応じてパートナーである個人事業主及び外注会社にコンサルティング支援を外注しております。 (3)FIS(ファンクション インプリメント サービス)(※5) 当サービスは、プライムベンダー(※6)であるパートナー企業に、顧客要件分析及び実現機能の設計、または標準機能でカバーできない既存業務に対して新機能の作り込みなど個々の課題に応じたSAP ERPのコンサルティングサービスを提供しております。プライムベンダーの求めるスキル、経験等に合致したコンサルタントまたはチームが、プロジェクト場所に常駐または当社にてコンサルティング支援を行っております。また、必要に応じてパートナーである個人事業主及び外注会社にコンサルティング支援を外注しております。 なお、当社は単体で事業を行っており、企業集団を形成しておりません。また、当社のセグメントはERPソリューション事業のみの単一セグメントであります。 当社の事業系統図は下記のとおりであります。 <用語解説> ※1 ERP(Enterprise Resource Planning) 企業内の会計、販売、物流、人事等のあらゆる経営資源を統合的に管理、有効活用し、経営の効率化を図るた めの手法・概念のこと。また、その基幹系統合システムを指す。 ※2 SAPジャパン株式会社 全世界に130カ国以上の支社を持つ、ヨーロッパ最大級のソフトウェア会社SAP SEの日本法人。SAPは、大企業や中堅企業、公的機関といった比較的規模の大きな法人向けERP市場で、25業種約30万社の顧客企業を抱えている。 ※3 HR(Human Resources)またはHCM(Human Capital Management) 人材マネジメント・人事管理。組織のビジョンや経営目標の達成に向けて、人材の獲得、活用、育成及び管理等を中長期的視点から戦略的に行っていこうとする考え方。 ※4 テンプレート いくつかの機能が最初から標準として備わっているフォーマット(雛形)のこと。 ※5 FIS(Function Implement Service) SAP導入プロジェクトにおいて業務設計、システム設計から顧客要件を分析し、SAPの実現機能の設計やアドオン(作り込み)設計の技術的支援を行う。 ※6 プライムベンダー 元請け企業。システムを導入する際、システムを構成するハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク及び開発要員等をとりまとめる。
経営方針・対処すべき課題1,386字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 経営理念の1つ「社会の進歩発展に貢献」をサービスの形にして提供することで、顧客企業の抱える経営課題を解決し、競争力向上の支援を事業として展開しております。 今後も当社の経営理念である「社員の物心両面の幸福の追求」「社会の進歩発展に貢献」を念頭に企業価値の向上に努めてまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、経営指標として最終的な目的である企業価値の向上のため、収益性を示す経常利益率、安全性を示す自己資本比率を重視しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、SAP ERPなどのSAPジャパン株式会社製品を主力にITコンサルティングを展開しております。従いまして、SAPジャパン株式会社の新製品開発の動向を注視し、常に最新のIT知識と技術を活用したコンサルティングサービスを提供いたします。そのため、当社は、従業員が積極的に最新のIT技術を習得するための環境整備を進めてまいります。 また、顧客企業の経営課題を全方位から対応できるようコンサルティングサービスの領域を広げ、受注規模の拡大、受注数の増加を図ってまいります。あわせて、ITによって顧客企業の企業価値を向上させるため、クラウド、PMO(Project Management Office)などの新たなサービスを提供する他、業務提携等により、より高度なITサービスの提供を目指します。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、下記の3点を今後の事業展開における特に重要な課題として認識し、対応を強化してまいります。 ①人材の確保と育成 当社が継続して成長し発展していくためには、SAPジャパン株式会社製品を高品質かつ短期間で導入すること及びクラウド、AI、データサイエンスなど著しい進歩がみられる最先端技術の習得が必要不可欠であり、これらを維持し向上していくためにはコンサルタントの研修・トレーニングを充実させるとともに、経験と知識を豊富にもった優秀な人材の確保が必要であると考えております。 製品の多様化からSAP ERP以外のIT知識とSAPジャパン株式会社製品の導入業務に対する理解を深めるためにも様々な業界及び業務知識も必要となります。当社は、これらの技術及び知識を習得するためにSAPジャパン株式会社のセミナーや研修、自社での教育研修を行っております。また、増加するグローバルな需要に対応するために多言語に対応可能な人材の採用強化を引き続き図ってまいります。 ②収益基盤の拡充 当社は、顧客の要望に素早く応え、より優れたコンサルティングサービスを提供するためには、国内に限らずグローバルにおける最新のIT技術を日々把握、素早く対応し、クラウド、データサイエンス、RPAと新たなサービスを導入し収益基盤を拡充していくことが必須であると考えております。 ③テンプレートによる供給力向上 当社は、開発力向上の取組みとして、テンプレート開発を通じて個人の有する知識、経験が組織的な知的財産となるように、プロジェクトノウハウの共有、継承を通じ、組織力を強化することで供給力の向上を引き続き図ってまいります。
事業等のリスク2,468字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経済、市場の動向について 当社のERPソリューション事業は、企業を主要顧客としております。したがって、国内の景気及び顧客企業のIT関連の設備投資動向が悪化した場合には、当社の事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)特定のERP製品への高い依存度について 当社は、2001年11月にSAPジャパン株式会社とサービス・パートナー契約を締結して以来、SAP ERP導入コンサルティングに注力してまいりました。 その結果、当社におけるSAP ERP関連の売上が占める割合は、2025年12月期で98.8%となり、同社製品への依存度が高くなっております。したがって同社製品の市場競争力や、同社の新製品に対する当社の対応によっては、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)主要な契約について SAPジャパン株式会社と「SAP PartnerEdge チャネル契約VAR」を締結しております。この契約は当社のERP導入コンサルティング事業を制約するものではありませんが、今後、何らかの理由で条項の変更または契約を解約した場合は、最新技術等の情報の入手や社内での人材教育及び育成に影響し、当社の事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)契約不適合責任について 当社がERP導入コンサルティングを一括して請け負う場合、通常、顧客に対して導入したERPシステムについて契約不適合責任を負います。(2020年4月1日民法改正により、「瑕疵担保責任」に変わり「契約不適合責任」が制定。)当社は定期的に顧客企業のプロジェクト責任者や関係者と会議を行い、プロジェクトの進捗状況の確認や各フェーズの開始及び終了判定を行う等プロジェクト管理を徹底し品質管理を行っておりますが、顧客先あるいは在宅で行われることが中心であり、役務提供の実態が把握しづらい等、何らかの事情により当社が責任を負うことにより、人員を投入して無償修補を行う必要があり、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)人材の確保と育成について 当社は、基幹事業であるERP導入コンサルティングを更に展開していくにあたり、高品質かつ短期の導入が必要不可欠と考えております。これらを維持し向上していくために優秀なコンサルタント及び営業人員の育成と確保並びに当社への定着が重要であると認識しております。当社が必要とする人材を十分に確保できない場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)外注先パートナーの確保について 当社は、ERPソリューション事業において、顧客要請への迅速で適切な対応を実現し、受注の機会損失を防ぐために、必要に応じてパートナー企業に外注しております。今後も事業を拡大するにあたり、パートナー企業との安定的な取引関係を保つとともに、パートナー企業の新規開拓を行ってまいりますが、万が一適切な技術者、外注先が確保できない場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)競合について SAPジャパン株式会社との契約は、非独占的契約であり、当社と同様の契約を締結している企業は他にもあり、競合企業が存在しております。そのため、競合他社の営業力及び技術力等の向上により、競争が激化する場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)法的規制等について 当社は、事業者又は個人との間で業務委託契約を締結し、業務を委任しておりますが、「中小受託取引適正化法」(取適法)が適用される場合があります。 当社は、法令を遵守し事業運営を行っておりますが、運用の不備等により法令義務違反が発生した場合には、当社の社会的信用の失墜等により、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)情報管理体制について 当社は、顧客の秘密情報及び顧客が保有する個人情報を知り得る場合があることから、当該情報を漏洩するリスクがあります。当社は、ISMS情報セキュリティマネジメントシステムISO/IEC27001の認証を取得するとともに、情報セキュリティ委員会を設置して体制を整備し、情報管理の徹底を図っております。しかしながら、人為的ミス等により知り得た情報が漏洩した場合には、当社の社会的信用の失墜、損害賠償責任の発生等により、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)小規模会社であることについて 当社は、2025年12月31日現在において、取締役(監査等委員を含まない)8名、監査等委員4名、従業員130名(使用人兼務役員6名を含まない)と小規模な組織となっており、内部管理体制もこれに応じたものとなっております。当社は、今後の事業規模の拡大に応じて、人員の増強と内部管理体制の一層の充実を図っていく方針でありますが、これらの施策が適時適切に進行しなかった場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)配当政策について 当社は、株主への利益還元を重要な経営課題の一つとして位置づけております。配当につきましては、財務基盤の健全性を維持し、事業環境の変化や将来の事業展開に備えて内部留保の充実を図りつつ、配当性向40%以上の安定配当を継続的に行うことを基本方針といたします。 上記方針のもと、40%以上の配当性向を目標に安定的な配当を継続していくことを目指しておりますが、事業環境の急激な変化などにより、目標とする配当性向を達成できなくなる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,060字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、経済活動の正常化や雇用・所得環境の改善により景気の回復傾向は見られますが、地政学リスクや物価の高騰、円安の影響により依然として不透明な状況にあります。 当社を取り巻く環境におきましては、オンライン会議システムやクラウド型システムの導入、SAP ERP 6.0 ®の標準サポート保守期限に伴う基幹システム移行対応、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取組みなど、企業のIT投資のペースは引き続き増加する傾向にあります。 このような経営環境のもと、当社の特徴である高いプロジェクト成功率とコンサルティング力を強みに積極的に営業活動を推進してまいりました。また、当社の従業員が当社株式を所有することにより、経営参画意識を高め、継続的な勤務を促すと共に、当社株主の皆様と一層の価値共有を進め、当社の中長期的な企業価値の向上を図る目的として、従業員に対する譲渡制限付株式として自己株式を処分いたしました。 この結果、当事業年度におきましては、売上高3,320,879千円(前期比1.4%増)、営業利益586,394千円(前期比14.0%増)、経常利益593,246千円(前期比15.3%増)、当期純利益は403,659千円(前期比10.3%増)となりました。 当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ278,423千円増加し、3,977,388千円となりました。 当事業年度末における負債は、前事業年度末に比べ1,158千円増加し、451,508千円となりました。 当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ277,265千円増加し、3,525,879千円となりました。 なお、当社はERPソリューション事業のみの単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前事業年度末より154,117千円減少し、2,700,032千円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動の結果得た資金は、371,993千円(前期は420,117千円の収入)となりました。これは主に税引前当期純利益594,648千円と株式報酬費用43,509千円の収入要因及び、売上債権の増減額67,773千円と法人税等の支払額174,984千円の支出要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、250,191千円(前期は8,889千円の支出)となりました。これは投資有価証券の取得による支出235,183千円、敷金及び保証金の差入による支出6,723千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、275,919千円(前期は222,964千円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額150,697千円と自己株式の取得による支出125,222千円によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当社は、システムの提案・構築・保守等に係るサービスの提供を行っており、そのサービスの性格上、生産実績という区分は適当でないため、当該記載を省略しております。 b. 外注実績 当事業年度における外注実績は次のとおりであります。なお、当社はERPソリューション事業のみの単一セグメントであります。 事業部の名称   当事業年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) ERPソリューション事業(千円)   1,215,244   △7.9 合計   1,215,244   △7.9 c. 受注実績 当社は、システムの提案・構築・保守等に係るサービスの提供を行っており、そのサービスの性格上、受注実績という区分は適当でないため、当該記載を省略しております。 d. 販売実績 当事業年度における販売実績を財又はサービスの種類ごとに示すと、次のとおりであります。 事業部の名称   当事業年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 準委任契約等(千円)   3,266,903   +0.7 請負契約   22,600   +6.6 その他   31,376   +201.6 合計   3,320,879   +1.4 (注) 1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前事業年度   当事業年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) スタンレー電気株式会社   ―   ―   712,067   21.4 株式会社NHKメディアホールディングス   383,869   11.7   439,582   13.2 株式会社NHKエンタープライズ   351,733   10.7   344,560   10.4 2.前事業年度のスタンレー電気株式会社における販売実績は、総販売実績に対する割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績の分析 (売上高) 当事業年度における売上高は、前事業年度に比べ45,864千円増加し、3,320,879千円(前期比1.4%増)となりました。 (売上原価 売上総利益) 当事業年度における売上原価は、前事業年度に比べ28,934千円減少し、2,375,654千円(前期比1.2%減)となりました。 この結果、当事業年度の売上総利益は945,225千円(前期比8.6%増)となりました。 (販売費及び一般管理費 営業利益) 当事業年度における販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ2,911千円増加し、358,830千円(前期比0.8%増)となりました。 この結果、当事業年度の営業利益は586,394千円(前期比14.0%増)となりました。 (営業外損益 経常利益) 当事業年度における営業外収益は、前事業年度に比べ7,680千円増加し、8,091千円(前期比1869.2%増)となりました。また、営業外費用は、1,240千円となりました。 この結果、当事業年度の経常利益は593,246千円(前期比15.3%増)となりました。 (特別利益 税引前当期純利益) 当事業年度における特別利益は、1,402千円となりました。 この結果、当事業年度の税引前当期純利益は前事業年度に比べ80,069千円増加し、594,648千円(前期比15.6%増)となりました。 (当期純利益) 当事業年度の当期純利益は、前事業年度に比べ37,609千円増加し、403,659千円(前期比10.3%増)となりました。 b. 財政状態の分析 (資産) 当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ278,423千円増加し、3,977,388千円となりました。これは売掛金及び契約資産が67,773千円、投資有価証券が285,000千円増加したことが主な要因であります。 (負債) 当事業年度末の負債は、前事業年度末に比べ1,158千円増加し、451,508千円となりました。これは買掛金が17,321千円減少したことと、未払法人税等が28,515千円増加したことが主な要因であります。 (純資産) 当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べ277,265千円増加し、3,525,879千円となりました。これは利益剰余金が当期純利益の計上により403,659千円増加し、配当金の支払により150,821千円減少したことが主な要因であります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、営業キャッシュ・フロー及び自己資金を財源としており、当事業年度の流動比率は789.9%と高い流動性を確保しております。 当社の資金需要の主なものは、外注費等の製造原価及び販売費及び一般管理費の営業費用であります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いております。これらの見積り及び仮定に基づく数値は、当社における過去の実績等を勘案し、合理的と考えられる事項に基づき判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。 なお、この財務諸表の作成にあたって採用した会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

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