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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

Globee

5575 · Growth · 情報・通信業

AI英語学習プラットフォーム「abceed」を運営し、教材・テスト・スクールをデジタルで融合。

概要

Globeeは2014年に設立され、AI英語学習プラットフォーム「abceed」を開発・運営する企業である。東京都港区に本社を置き、2023年6月に東京証券取引所グロース市場に上場した。2025年5月期の売上高は16.4億円、営業利益4.1億円、従業員数48名。サブスクリプション収入が売上の95%以上を占める。

AI英語学習プラットフォーム「abceed」の提供

Globeeはスマートフォン向けアプリとWebブラウザで利用できるAI英語教材「abceed」を主力製品とする。abceedは単語学習、問題演習、シャドーイング、ディクテーション、辞書など30以上の学習機能を搭載し、1,200タイトル以上の教材コンテンツを提供する。オンライン模試の累計受験者数は290万人に達する。

サブスクリプション中心の収益構造

abceedの収益は月額制のサブスクリプションが中心で、売上高に占める比率は2025年5月期の各四半期で95%以上で推移する。中核プランは「Proプラン」で、教材・ニュース・解説動画・AI英会話・映画コンテンツが使い放題となる。2025年3月には廉価版の「映画プラン」「英会話プラン」も追加された。

一般ユーザーと法人の二軸市場

abceedの顧客は一般個人と法人に分かれる。売上高の約90%を一般ユーザーが占め、法人(企業・大学・学校)向けには管理画面「abceed for school」や教科書対応プランを提供する。学校市場では三省堂と業務提携し、光村図書出版の教科書「Here We Go!」にも対応する。

単一セグメントの事業構成

Globeeの事業は教育サービス事業の単一セグメントである。セグメント別の記載はなく、全社でabceedの企画・開発・運営に集中する。2025年5月期の売上高16.4億円のうち、法人向け売上は約10%に留まるが、学校向け展開の強化により法人比率の拡大を目指す。

業界の中での役割は個人向け英語学習プラットフォームおよび法人向け学習管理サービス提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
20億円
営業利益
4億円
営業利益率
20.0%
純利益
3億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01一般消費者(英語学習者)主力

スマホアプリ・Webで「abceed」を提供。サブスクリプションが中心で、AIレコメンドやオンライン模試などで個別最適化された学習を実現。

主な製品・サービス2
abceed
英語学習に特化したAIプラットフォーム。単語学習、問題演習、シャドーイングなど多彩な機能と1,200タイトル以上の教材を搭載。
ABCEED ENGLISH
AIアプリとプロコーチによるTOEIC対策コーチングサービス。個別カリキュラムで学習をサポート。

02法人(企業・大学・学校)準主力

法人向けに管理画面「abceed for school」を提供し、学習状況の管理や課題配信が可能。学校向けには検定教科書対応プランも展開。

主な製品・サービス1
abceed for school
学習管理者向け管理画面。予測スコアや学習時間、進捗率を把握し、課題配信ができる。

製品と技術

学習ツール・教材・テスト・スクールの融合

abceedは教育主要4分野をデジタル化し統合したAI学習プラットフォームである。学習ツールとして単語学習、問題演習、シャドーイング、ディクテーション、辞書などを提供。教材は1,200タイトル以上、テストはTOEIC・英検オンライン模試、スクール要素はプロコーチの解説動画やABCEED ENGLISHが含まれる。

AIレコメンドとリアルタイムスコア予測

abceedは24億件超の解答データを基に、AIが個々のユーザーに最適な問題をレコメンドする。難易度が高すぎず低すぎない問題を優先し、忘却曲線に沿った復習を促す。また、学習データからTOEIC公開テストのスコアをリアルタイムで予測し、成長を可視化する機能を持つ。

1,200タイトル以上の教材コンテンツプラットフォーム

abceedは出版社とのライセンス契約により、人気教材を豊富に揃える。ベストセラー教材や英字新聞「The Japan Times Alpha」、教科書、ラダーシリーズなど幅広いジャンルに対応。これにより広告費を抑えつつオーガニックユーザー獲得率約94%を実現している。

コーチングサービス「ABCEED ENGLISH」

ABCEED ENGLISHは厳選されたプロコーチ(採用率0.78%)によるTOEIC対策コーチングサービスである。AIが可視化した個人の弱点に基づき、個別最適化されたカリキュラムを提供。abceedの学習データと連動し、ライブ講義やチャットサポートも含む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

翻訳AIで高い収益性、成長持続

Globeeは情報・通信業に属し、AI翻訳サービスを提供する。売上高は13億円から20億円へと成長し、営業利益率は20%を超える高水準を維持している。同業のソラコムやハッチ・ワークは異なる事業だが、AI分野での競争は激化している。当社は翻訳というニッチ市場に特化し、高い技術力と収益性を実現。ライバルであるVRAINソリューションなどとは規模が異なるが、成長性と収益性で優位に立つ。海外需要も取り込み、今後の拡大が期待される。

強み

  • 営業利益率20%以上を維持し、効率的な事業モデルが確立されている。
  • 売上高が13億円から20億円へと急増し、成長軌道を維持している。
  • AI翻訳に特化し、高い精度と品質で顧客満足度を得ている。
  • 翻訳AIという特定分野で、競合他社と差別化されたサービスを提供。

課題

  • 翻訳市場は全体でも限られた規模であり、成長には隣接分野への展開が必要。
  • 大手IT企業や新興企業の参入で、価格競争や技術競争が激しい。
  • 営業利益率が23%から20%に低下し、今後の維持が課題となる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がGlobee

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

大学在学中の創業とabceedリリース(2014〜2016年)

2014年6月、代表取締役社長の幾嶋研三郎が大学在学中に東京都渋谷区で株式会社Globeeを設立。当初は英語スクールを開講していた。2016年5月、英語教材プラットフォーム「abceed」をリリースし、デジタル学習に本格参入した。

有料プランとAI機能の投入(2017〜2018年)

2017年9月に月額有料プラン「Premiumプラン」、同年10月にアプリ版教材の単体販売を開始。2018年8月には「Unlimitedプラン」を追加し、同年12月にはAI機能(おすすめ問題、予測スコア)をリリースした。後のプラン統合により、現在はProプランに一本化されている。

学校市場への展開と提携強化(2020〜2021年)

2020年2月、反転学習プラットフォーム「abceed for school」をリリース。同年5月に三省堂と学校市場での業務提携を結び、教科書対応を進めた。2020年10月にはTOEICオンライン模試とWebブラウザ版を投入。2021年2月に英検対策コース、4月に教科書プラン、6月にAI英語スクール「ABCEED ENGLISH」を開始した。

上場とコンテンツ多様化(2022〜2023年)

2022年1月に多読コース、4月に公立学校向けEssentialプランをリリース。2023年3月には映画・ドラマ機能を追加し、エンターテインメント要素を強化。同年6月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。

教科書提携とライブ講義・AI英会話(2024年)

2024年1月、光村図書出版の中学校英語教科書「Here We Go!」に対応し業務提携。同年3月にライブ講義のアーカイブ動画機能、8月にAI英会話機能をリリースした。AI英会話は累計46本のシナリオを提供し、新たな学習層の獲得を狙う。

廉価プランとアニメコンテンツの拡充(2025年)

2025年3月、映画プランと英会話プランを廉価版としてリリース。アニメでは「スポンジ・ボブ」(パラマウント)、「かぐや様は告らせたい」(アニプレックス)、「ルパン三世」(トムス・エンタテインメント)の英語吹替え版を順次追加。Proプランの値上げ(約2割)も実施し、平均単価の上昇を図った。

年表22件を開く

2010年代

  • 2014年6月創業株式会社Globeeを東京都渋谷区にて設立。代表取締役社長の幾嶋研三郎が大学在学中に、英語スクールを開講
  • 2016年5月英語教材プラットフォーム「abceed(エービーシード)」をリリース
  • 2017年9月月額有料プランのPremiumプランをリリース
  • 2017年10月アプリ版教材の単体販売をリリース
  • 2018年8月M&A月額有料プランのUnlimitedプランをリリース(現在はPremiumプランとUnlimitedプランはProプランに統合)
  • 2018年12月AI機能(おすすめの問題、予測スコア)をリリース

2020年代

  • 2020年2月「abceed」と連動した反転学習プラットフォーム「abceed for school」をリリース
  • 2020年5月株式会社三省堂と学校市場の展開に関する業務提携
  • 2020年7月英字新聞The Japan Times Alphaに対応し、「ニュース機能」をリリース
  • 2020年10月「abceed」にて「TOEIC® L&R TESTオンライン模試」をリリース
  • 2020年10月Webブラウザに対応した「abceed web」をリリース
  • 2021年2月英検®対策(全7級)に対応した「英検®コース」をリリース
  • 2021年4月学校現場で教科書に対応した「教科書プラン」をリリース
  • 2021年6月AI英語スクール「ABCEED ENGLISH」を開始し、「TOEIC®対策コース」をリリース
  • 2022年1月IBCパブリッシング刊行の「ラダーシリーズ」に対応し、「多読コース」をリリース
  • 2022年4月教科書に対応した公立学校向けの「Essential プラン」をリリース
  • 2023年3月「abceed」にて「映画・ドラマ機能」をリリース
  • 2023年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2024年1月光村図書出版株式会社の中学校英語教科書「Here We Go!」に対応し、業務提携
  • 2024年3月ライブ講義のアーカイブ動画機能をリリース
  • 2024年8月AI英会話機能をリリース
  • 2025年3月廉価プランとして映画プラン、英会話プランをリリース

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マーケティング強化で有料会員増加

    2025年前半からWebマーケティングを本格化し、映画・ドラマ・アニメ・英会話などの新領域を訴求して新規ユーザー層を獲得。廉価プランの有料会員数を増やし、中長期的な売上成長の基盤を築く。

  2. 02

    コンテンツ基盤拡充とターゲット拡大

    TOEIC・英検対策の強化に加え、教科書や入試教材、英字新聞、映画・ドラマ・アニメ、AI英会話など多様なコンテンツを追加。既存ユーザー層だけでなく、より幅広い学習者を取り込む。

  3. 03

    法人向け展開の加速

    学校市場では三省堂との提携を活かし新規導入拡大と長期継続を推進。企業・大学向けには研修や自己啓発プログラムへの導入を拡大し、運用代行などの付加サービスも販売強化する。

  4. 04

    AI技術への投資と価値向上

    スコア予測・問題レコメンドエンジンの強化や自動作問エンジンの開発に投資。新機能・UI改善・コンテンツ追加・解説講義動画などでプラットフォーム価値を高め、Proプランを中心に平均単価上昇を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で49人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は624万円で、3期前と比べて+31.2%平均年齢は37.2歳、平均勤続年数は2.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年5月47635.71.134
2024年5月55236.41.939769
2025年5月59236.52.248833
2026年5月62437.22.849816

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社4,374億円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    TOEIC L&R Test対策コンテンツ等を利用した英語力強化研修
    外務省 · 2023-06-21
    364万円
  • 調達
    TOEIC L&R Test 対策コンテンツを利用した基礎英語力強化研修(初級)
    外務省 · 2022-06-14
    171万円
  • 調達
    TOEIC L&R Test 対策コンテンツを利用した英語力強化研修
    外務省 · 2022-06-14
    108万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は20億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+25.0%、利益が+0.0%。

売上高
+25.0%
20億円
営業利益
+0.0%
4億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
20.0%
前期比 -5.0%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高25億円20億円
営業利益6億円4億円
純利益4億円3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

8期分

直近は2026年4Qで、売上は10億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+25.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q3133.31
2024年2Q3133.30
2024年3Q300.01
2024年4Q4125.00
2025年2Q8225.02
2025年4Q8225.01
2026年2Q10220.01
2026年4Q10220.02

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2019年5月期からの8期で、売上は1億円から20億円へ20.0倍に増えた。直近期の営業利益率は20.0%。売上は7期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年5月100
2020年5月200
2021年5月400
2022年5月711
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年5月922
2024年5月133323.12
2025年5月164425.03
2026年5月204420.03

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高20億円のうち、営業利益として残るのは4億円20.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の15.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.0%10億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.0%6億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.0%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
50.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.6pt
20.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+8.4pt
15.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+18.9pt
32.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
23.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2026年5月期は営業CFが7億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は14億円で、売上の8.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年5月00103
2022年5月2−15
2023年5月3−1025
2024年5月4−22210
2025年5月4−20212
2026年5月7−2−3514

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2026年5月期の総資産は26億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は42.1%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年5月11038.5
2020年5月31227.9
2021年5月40410.8
2022年5月61515.4
2023年5月103726.3
2024年5月1761135.7
2025年5月2291340.2
2026年5月26111542.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳単体ベース
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
10億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
15億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中49位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中476位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
32.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
20.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
25.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,148で、1年前と比べて+26.4%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥1,148+8.7%1ヶ月+12.0%1年+26.4%時価総額59億円
過去52週の値幅
安値¥582高値¥1,348

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.4倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR5.28倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で19.58%上昇し、8月21日には+9.01%の1295円と52週高値1320円に迫った。25日線1090円を約18.8%上回り、75日線813円、200日線724円を大きく上回る強い上昇トレンドにある。7月16日に978円へ急伸した後、出来高は断続的に増加し、8月には4万株超の出来高も観測された。RSIは73.24と過熱感があり、高値圏での調整に注意が必要。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは16.21倍で業界平均の30.11倍を大幅に下回り、割安感が強い。予想PERも12.2倍とさらに低下する見込みで、成長性に対する評価が低い。PBRは4.65倍で平均の3.51倍を上回るが、ROEが37.09%と極めて高く、資本効率の良さがPBRの高さを正当化する。配当利回りは0%で無配だが、高いROEと成長性を考慮すれば、業界平均比で割安と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.4倍47.9倍
PER (予想)13.8倍
PBR5.28倍2.96倍
ROE32.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、不妊治療市場の成長に伴い、オンラインサービスがどの程度普及するか。強気派は、高い営業利益率と売上成長を評価し、生殖医療のデジタル化が進めば更なる市場拡大が期待できると見る。一方、弱気派は、市場規模が小さく、競合の参入や規制の変化などにより、成長が鈍化するリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 市場成長が続く

    不妊治療の需要が高まり、オンライン化の波が追い風。

  • 収益性が高い

    営業利益率は20%以上を維持し、効率的なビジネスモデル。

  • 高い資本効率

    ROEは37%と非常に高く、株主価値の創出に優れる。

  • 売上高20億円へ25%増収と成長継続通年影響

    売上高は前期16億円から20億円へ約25%増加。増収基調で将来の利益拡大に期待

  • 予想PER12.2倍と割安感が浮上決算発表後影響

    実績PER16.21倍に対し予想PER12.2倍。増益を見込んだ計算で株価評価に妙味

  • ROE37.09%の高収益体質継続影響

    自己資本利益率37.09%と高く、資本を効率的に使い高い利益率を維持

  • 純利益3億円で黒字基盤継続通年影響

    純利益は3億円で2期連続の黒字。小規模ながら収益の安定感がある

マイナスに働く材料7
  • 市場規模が小さい

    売上高は20億円と未だ小規模で、成長の上限が疑問視。

  • 規制の変化リスク

    医療分野の規制変更によりサービス提供に影響が出る恐れ。

  • 競合の参入

    大手参入で競争が激化し、シェアが低下する可能性。

  • 営業利益4億円横ばいで増収効果薄い通年影響

    売上高20億円に増えても営業利益4億円と前期横ばい。成長投資が利益を圧迫

  • 営業利益率が25%→20%に低下継続影響

    営業利益率は前期25.0%から今期20.0%へ低下。増収と同ペースで利益が増えない

  • 無配当継続で株主還元期待薄継続影響

    配当利回り0%。成長投資を優先する無配政策で、インカム投資家を取り込めない

  • 外国株主比率1.6%と需給が細い不定影響

    外国株主比率1.6%と低く、機関投資家の売買が少ない。流動性が低く相場変動が大きい

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場シェア拡大のペースを確認。
顧客数(医療機関・患者)
サービス利用の広がりを示す。
解約率
サービスの定着度合いと継続利用を測る。

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ1,486人。区分でいちばん多いのは個人・その他80.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.4%を占め、残る91.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他88.483.581.380.5
金融機関11.411.55.9
証券会社1.03.04.4
外国法人1.21.63.0
事業法人11.62.92.52.5
外国人個人0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01幾嶋 研三郎63.22
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.86
03上赤 一馬3.80
04株式会社SBI証券3.26
05株式会社としすみ1.88
06BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN(LUXEMBOURG)SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS - DSBI JAPAN EQUITY SMALL CAP ABSOLUTE VALUE(常任代理人 三井住友銀行)0.97
07RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エー東京支店)0.72
08指田 恭平0.64
09楽天証券株式会社0.57
10NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)0.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-21
    アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.69%
    -1.22pt
  • 2026-04-21
    アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    5.91%
    -1.12pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で+2629%、1株純資産は8期で+1727%。直近期のROEは32.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2019年5月21240.2
2020年5月31521.5
2021年5月−59
2022年5月112174.6
2023年5月355692.5
2024年5月4512351.030.4
2025年5月5617837.115.0
2026年5月6322132.010.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/5期の役員報酬は総額43百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
幾嶋研三郎代表取締役社長353,234,800
上赤一馬取締役CTO36194,500
指田恭平取締役CFO3539,087
中村孝男取締役(監査等委員)731,400
中山寿英取締役(監査等委員)57
北村賢二郎取締役(監査等委員)47

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3434314

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,447字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、「個人の可能性を最大化する」という企業理念のもと、「学習量×効率を最大化する」ことをミッションとしてAI学習プラットフォームの企画・開発・運営を行っております。 なお、当社の事業は教育サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ■ 英語学習におけるAI学習プラットフォーム 当社は主に、スマートフォン向けアプリ及びウェブ上で利用できるAI英語教材「abceed(エービーシード)」の企画・開発・運営を行っております。当社の提供するサービスは、教育主要4分野と呼ばれる「学習ツール」、「教材」、「テスト」、「スクール」をデジタル化し、融合させた英語学習におけるAI学習プラットフォームを構築しております。単語学習、問題演習、シャドーイング(英語を聞きながら発音する練習法)、ディクテーション(英語を聞きながら書き取りする練習法)、辞書など様々な学習機能、蓄積された学習データに基づくAIレコメンド、学習管理者向けの管理機能など学習者及び利用者にとって最適なユーザビリティを追求した「学習ツール」に、1,400タイトル以上(注1)の幅広いジャンルの学習教材を豊富に取り揃えた「教材」のプラットフォームを形成し、オンライン模試といった「テスト」の機能も搭載しております。加えて、厳選されたプロのコーチ(注2)による解説動画など、「スクール」の要素を「abceed」に融合したコンテンツも利用することができ、さらに「abceed」を活用して、AIが個人の具体的な弱点を可視化するとともに、「いま必要な、本当に有効な学習」を抽出し、問題を作成することができるような、個別最適化されたカリキュラムで行うTOEIC®対策のコーチングサービスである「ABCEED ENGLISH」も提供しております。 ■ サービスライン・顧客・収益形態 「abceed」は有料プラン(サブスクリプション)である「Proプラン」が中心(売上高全体に占めるサブスクリプション売上比率は2026年5月期各四半期95%以上で推移)(注3)となっており、音声再生、自動採点マークシート、学習時間計測機能などの基本的な機能に加え、問題レコメンド、予測スコア機能など多種多様な学習機能を利用することができます。「Proプラン」では、人気教材、ニュース(英字新聞)、解説・講義動画、AI英会話機能などが使い放題(一部対象外の教材有)で、映画・ドラマ・アニメ見放題、さらにTOEIC®・英検®のオンライン模試も利用することができます。 一部コンテンツの単品での販売も行っております。また、法人向けには、学習管理者に月額制の管理画面の機能も提供しており、学習状況の管理や課題の配信などに対応しております。さらに、プロのコーチのサポートが付いた英語スクールである「ABCEED ENGLISH」も提供しており、さらなるサポートを得て学習したいユーザーにご利用いただいております。 対象となる顧客については、「abceed」の有料プランと管理画面「abceed for school」を中心に、一般ユーザー(個人)と法人(企業・大学等及び学校)に提供しております。学校向けには「Proプラン」に加え、検定教科書に対応したプランを展開しております。売上高に占める一般ユーザー(個人)と法人の内訳につきましては、2026年5月期は毎四半期で一般ユーザー(個人)が約90%前後(注4)の水準で推移しております。 サービス概要及び主な料金プラン (注1)2026年5月末時点 (注2)採用率は0.78%(2021年3月12日~2022年9月21日の間で英語コーチポジションに応募のあった候補者のうち採用に至った比率を算出しております。) (注3)サブスクリプション売上比率は、2026年5月期各四半期における販売促進費控除前の売上高のうち、一般ユーザー(個人)及び法人(企業、大学、高校、中学校等)のサブスクリプション会員の売上の比率 (注4)toC売上は一般ユーザー(個人)からの売上高、toB売上は法人(企業、大学、高校、中学校等)からの売上高を集計し、比率を算出 ■ 当社の競合優位性 当社は次の3つの要素により、「英語学習に特化したAI学習プラットフォーム」という競合優位性を堅持し、独自のポジショニングを確立していると考えております。 ①教材コンテンツプラットフォーム ②英語特化によるユーザビリティの追求 ③AIの活用 ①教材コンテンツプラットフォーム 人気の教材コンテンツを豊富に揃えているため、幅広い学習者から認知されやすく、自然流入でのユーザー獲得が実現できていると考えております。 創業初期から地道に出版社との関係を構築した結果として、当社は多くの教材のライセンス(注1)提供を受けることにより、それらの教材コンテンツを「abceed」に対応できており、豊富な人気教材を使って学習することができます。また、教科書にも対応しており、学校現場への展開も可能となっております。 語学学習の教材市場においては、学習者に従前から長年利用されてきたベストセラーとなっている馴染みのある教材が利用され続けやすい傾向にあります。学習者にとって、今まで全く知らなかった教材やサービスによるオリジナルなコンテンツは取り掛かりにくく、長年信頼されていた人気の教材、慣れ親しんだ教材の方が始めやすいため、それらを豊富に取り揃えた教材プラットフォームとなっている「abceed」は、幅広い学習者からの認知を得ることができていると考えております。 その結果、競合他社がマーケティング及び営業コストをかける必要があると考えられる一方で、広告宣伝や営業に関するコストをあまりかけずとも、オーガニックでユーザーを獲得することができており、オーガニックユーザー獲得率は約91%(注2)となっております。 ②英語特化によるユーザビリティの追求 「abceed」は、英語学習者に最適なユーザビリティを担保しております。これは多科目ではなく英語に特化することにより実現できたと考えております。 単語対策、4技能対策(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)、辞書、MY単語帳など40以上(2026年5月末時点)の豊富な学習機能を搭載しておりますが、英語という1つの科目だけでも、学習者にとって最適なユーザビリティを担保するには、様々な要素を深掘りする必要があるため、これらのユーザビリティの担保は多数の科目ではなく英語に特化したことに起因しております。従来型の学習教材をオンライン化した学習ツールや既存のデジタル教材とは一線を画す、AIを活用しつつ英語に特化したユーザビリティを追求しているサービスが「abceed」であります。学習者にとって最適なユーザビリティを追求したことが、法人向けではなく一般ユーザーから先行して口コミで広がり、高い評価を受け続けていることの主な要因となったと考えております。 学習管理者向けの管理画面についても、英語学習に最適な管理ツールとして予測スコア、学習時間、課題進捗率など学習成果を一括管理することが可能であり、目標に沿った課題を配信、自主学習の習慣化を支援することができます。 ③AIの活用 「abceed」は、34億件超の解答データ(注3)の蓄積をもとに、AIレコメンドによる個別最適化で高い学習効率を実現しており、リアルタイムスコア予測によりユーザーの成長を可視化します。当社では大量の教材コンテンツ、問題に対する大量の学習データやユーザーのTOEIC®公開テストなどの実績データを保有しているのが強みでありますが、それらに加えて英語学習及びTOEIC®等の対策に精通したスタッフによるノウハウも反映しており、以下の2つの特徴によるユーザーの学習成果の向上の強化を図っております。 ・AIレコメンド それぞれのユーザーにとって、「ギリギリ解けそうな問題」、「忘却曲線に沿って復習すべき問題」などを最適なタイミングで学習できるように、問題データベース(2万超)の中からAIによるレコメンドにより個別最適化して出題し、ひとりひとりに最適な「パーソナライズ教材」を作成します。「abceed」では、膨大な学習データを解析し、問題のレベル別、カテゴリ別に最適な問題を出題しますが、例えば、似ている問題に正答できていれば出題せず、間違いやすいカテゴリの問題を優先して出題する、などの工夫を施しており、学習効率の向上に繋がります。また、ユーザーにとって難易度が高すぎず、低すぎない問題を優先的に解くことができることにより、ユーザーのモチベーションの向上及び学習量の確保に繋がります。その結果として、ユーザーの学習成果やTOEIC®や英検®のスコア向上に貢献していると考えております。 ・リアルタイムスコア予測 「ユーザーが各カテゴリ、各難易度の問題を何%正解できそうか」という予測に基づき、本番のTOEIC®公開テストにおけるカテゴリ別、難易度別の出題分布と組み合わせて、「abceed」での学習データから本番のTOEIC®公開テストでのスコア予測を行っております。予測スコアにより学習状況が可視化され、成長の実感やモチベーションの向上にも繋がると考えております。また、「abceed」のオンライン模試は累計受験者数が390万人(注4)に達しており、本番同様の難易度での出題及び予測スコアにより本番に近い体験が可能です。 (注1)教材のライセンスとは、コンテンツを保有する出版社との契約により得た利用許諾を指します。 (注2)オーガニックユーザー獲得率は、全ユーザー数のうち、広告などで獲得(広告媒体の閲覧を経由して有料で会員登録に至ること)したユーザー数を除いた割合(2026年5月期末までの累計) (注3)2026年5月末時点、当社集計 (注4)2026年5月末時点の累計受験者数を集計(同一ユーザーによる複数受験を含む件数であり、当社にて集計) (注5)注2及びその他で記載されているユーザーとは、アプリをダウンロードまたは会員登録した者(無料会員含む)を指し、ユーザー数はその累計数を指します。 [事業系統図] (注)一般ユーザー(個人)による「abceed」の有料プラン及び単品課金の利用料は、プラットフォーム事業者及び決済代行業者を通じて回収され、決済手数料等を差し引いた金額が当社へ支払われます。なお、法人顧客への「abceed」のサービス提供、法人顧客及び一般ユーザー(個人)へのAIスクール「ABCEED ENGLISH」の提供に対する料金は、プラットフォーム事業者及び決済代行業者によらず、ユーザーから当社へ支払われることがあります。
経営方針・対処すべき課題7,202字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、「個人の可能性を最大化する」という企業理念のもと、創業以来、教育サービスを提供しております。 主に、スマートフォン向けアプリ及びウェブ上で利用できるAI英語教材「abceed(エービーシード)」の企画・開発・運営を行っており、教育主要4分野と呼ばれる「学習ツール」、「教材」、「テスト」、「スクール」をデジタル化し、融合させた英語学習におけるAI学習プラットフォームを構築しております。 当社の社名である“Globee”は“Global Education & Entertainment Company”に由来しており、教育とエンターテイメントを掛け合わせグローバルな学習プラットフォームの展開を目指してまいります。 (2) 経営戦略等 当社は教育主要4分野の「学習ツール」、「教材」、「テスト」、「スクール」をデジタル化し、次世代のNo.1英語教育カンパニーを目指してまいります。今後の重点施策としては以下の2つを中心に推進していく方針です。 1.有料会員数の増加 ・マーケティング本格化のフェーズ 2025年5月期よりWebマーケティングの強化を進めており、本格化するフェーズに入ると考えております。映画・ドラマ・アニメや英会話といった新領域を訴求して、新たなユーザー層の獲得に注力してまいります。特に2025年5月期より注力している、廉価プランである映画プラン、英会話プランの有料会員数増加を重点的に推進し、中長期的な売上高成長の布石としていく方針です。 ・コンテンツ基盤の拡充によるターゲット層の拡大 コンテンツの基盤を拡充することにより、既存のユーザー層だけでなく、新しいユーザー層をターゲットとしていくことが可能と考えており、多種多様なコンテンツのライセンスの獲得や制作を進めてまいります。TOEIC®、英検®等の資格試験対策のコンテンツをさらに強化することはもちろん、既に株式会社三省堂と業務提携を実施して対応している教科書コンテンツのほか、学習参考書や入試・受験対策の教材の対応も進めております。また、書籍、教材のコンテンツだけでなく、英字新聞のニュースなどの読み物のコンテンツにも対応しております。書籍、教材以外の新しい種類のコンテンツとして、2023年3月より海外映画・ドラマ等のコンテンツにも対応を開始してエンタメ要素も加わり、アニメコンテンツにも引き続き注力してまいります。さらに2024年8月よりAI英会話機能をリリースしており、日常英会話などを学習したい層の取込みによりターゲット層を拡大しつつあります。 ・法人向けの展開を加速する営業・CS体制の強化 法人向けの営業及びカスタマーサポート体制の強化を図り、法人向けの展開を加速してまいります。現在、株式会社三省堂と業務提携を実施している中学校・高校向けの学校市場での新規の導入を拡大させるとともに、既存の導入先の長期継続に向けたカスタマーサポート体制を強化しております。また、学校市場での展開を強化するため、提携出版社の拡大に向けた交渉を推進しており、導入件数を伸長させていく方針です。中学校・高校向けのユーザー拡大は、潜在的な一般個人ユーザー(将来的に大学生・社会人になった時の利用を想定)の取込みにも寄与するものと考えております。企業・大学向けでは、研修や自己啓発プログラムへの導入ニーズは強く、新規の導入の拡大と既存導入先の長期継続による導入件数の拡大を図るとともに、「abceed」の有料プランに加えてコーチングやチャットサポート、ライブ講義、課題配信等の運用代行などのスクール要素のあるサービスの提供も増加しており、それらの販売も強化することにより、法人展開による収益の拡大を目指します。 ・AIテクノロジーへの投資 当社の強みであるAIによるスコア予測、問題レコメンドといったエンジンの更なる強化に向けて開発体制を強化していくとともに、AIが自動で作問を行うような作問エンジンの開発といった今後のAIテクノロジーへの投資も積極的に実施してまいります。 2.単価の上昇 新機能、UI/UXの向上、映画・ドラマ・アニメコンテンツ等を含めた新規のコンテンツの追加に加え、プロのコーチ陣による解説講義動画の追加なども行っていくことにより、「abceed」の学習プラットフォームとしての価値向上を図り、Proプランを中心に平均単価の上昇を図ってまいります。2024年3月にProプランの料金を約2割値上げいたしましたが、依然として英語学習アプリの中には「abceed」よりも価格水準が高いものもあることから、値上げ余地が十分にある状況であると認識しており、「abceed」の学習プラットフォームとしての価値向上に伴って、有料プランの値上げによる平均単価の上昇も目指してまいります。2025年3月に廉価プランとしてリリースした映画プラン、英会話プランについても、有料会員数の成長とともに次第に値上げを図っていき、中長期的には売上高の成長にも寄与するものと考えております。 ターゲットの拡大のイメージ (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、企業価値を向上させ株主価値を高めることが重要であると考えており、そのためには、事業規模を拡大し収益性を向上させることが経営上重要であると認識し、経営指標として、売上高と以下のKPIを重視しております。 ・ユーザー数 無料利用のユーザーも含めた総ユーザー数であり、有料会員などのその他の重要指標の前提となるものであります。 ・有料会員数(期末時点) 各期末時点での有料会員数であり、現在の売上高の大半の割合を占める収益の元となる一般個人の有料会員数に加え、法人(企業・大学等及び学校)での有料会員数を合わせた数値であります。新規ユーザー数と有料課金転換率の双方を向上させることにより、有料会員数の増加を図ります。 ・導入法人数(累計) 事業法人、学校、公官庁等の法人の導入件数であり、法人向け展開の進展及び規模を示す指標であります。特に学校市場については、導入学校数及び学校でのユーザー数もモニタリングしております。 ・対応タイトル数 「abceed」に対応している教材の数であり、学習プラットフォームとしての価値向上及びユーザー層の拡大と関連する指標であります。 ユーザー数   有料会員数 (期末時点) (注1)   対応タイトル数 2021年5月期1Q末   126.9万人   1.5万人   266 2021年5月期2Q末   141.7万人   2.0万人   303 2021年5月期3Q末   158.8万人   2.3万人   336 2021年5月期末   179.7万人   3.2万人   380 2022年5月期1Q末   195.8万人   3.3万人   396 2022年5月期2Q末   213.5万人   3.8万人   421 2022年5月期3Q末   233.1万人   4.5万人   476 2022年5月期末   257.6万人   5.7万人   550 2023年5月期1Q末   276.0万人   5.6万人   616 2023年5月期2Q末   295.3万人   6.1万人   636 2023年5月期3Q末   316.4万人   6.5万人   676 2023年5月期末   343.2万人   7.6万人   747 2024年5月期1Q末   364.4万人   8.1万人   808 2024年5月期2Q末   386.6万人   8.4万人   898 2024年5月期3Q末   412.0万人   9.2万人   959 2024年5月期末   448.6万人   10.1万人   1,044 2025年5月期1Q末   474.8万人   9.9万人   1,086 2025年5月期2Q末   500.1万人   10.6万人   1,118 2025年5月期3Q末   526.3万人   10.8万人   1,172 2025年5月期末   558.4万人   11.7万人   1,230 2026年5月期1Q末   582.2万人   11.9万人   1,288 2026年5月期2Q末   606.8万人   12.6万人   1,331 2026年5月期3Q末   633.5万人   13.1万人   1,374 2026年5月期末   665.1万人   15.0万人   1,426 導入法人数 期中利用数 (注2,3)   累計 導入数 2021年5月期末   74件   75件 2022年5月期末   177件   203件 2023年5月期末   224件   317件 2024年5月期末   257件   430件 2025年5月期末   315件   553件 2026年5月期末   385件   690件 (注1)有料会員数に関する季節性要因を補足いたします。 1Qは、英語学習者の学習意欲等の変動による年間を通じた閑散期であることを要因として増加幅は微増もしくは微減となる傾向にあります。今期1Qは、前期同様に一般個人向けProプラン割引キャンペーンは実施しなかったものの、若干の増加となりました。 2Qは、例年同キャンペーンを実施しており、会員数は相応に純増する傾向にあり、今期2Qも同キャンペーンを実施して相応の純増を達成いたしました。 3Qは、例年通りに同キャンペーンを実施していることもあり、会員数は相応に純増しております。 4Qは、例年通り4月中に同キャンペーンを実施しており、加えて学校(中学校・高校)における新年度の新規会員数が追加されました。 (注2)期中に有料で利用された法人数を記載しております。 (注3)2026年5月期3Qより、法人件数のカウント方法を一部見直し、修正しております。 ユーザー数の推移 (4) 経営環境 ■ 市場規模 当社は、TAM(Total Addressable Market)(注1)を日本国内の英語学習者数と現在の「abceed」の課金体系(平均単価1,661円)から約2,900億円と推計しております。日本国内の英語学習者数は約1,440万人(注2)と推計しており、現在の「abceed」の有料会員の平均単価を掛け合わせて算出しております。さらに、足元でアクセスしている市場としてSAM(Serviceable Available Market)(注1)を「abceed」の累計ユーザー数(2026年5月期末時点)と現在の「abceed」の有料会員の平均単価を掛け合わせて約1,300億円と定めております。当社は教育主要4分野の「学習ツール」、「教材」、「テスト」、「スクール」をデジタル化し、融合した学習プラットフォームを構築しており、中学校・高校現場から大学生、社会人と幅広いユーザー層にサービス提供しております。今後のさらなる多様なコンテンツの拡充、対応により、日本国内のさらに幅広いユーザー層にリーチできるポテンシャルがあると考えております。 (注1)TAM(Total Addressable Market)とは実現可能な最大の市場規模を指し、SAM(Serviceable Available Market)とは、その中でも足元でアクセスできている市場規模を指します。当社が本書提出日現在で営む事業に係る客観的な市場規模を示す目的で算出されたものではありません。また、外部の統計資料や公表資料を基礎として当社が推計したものであり、これらの資料やそれに基づく当社の推計は、高い不確実性を伴うものであり、大きく変動する可能性があります。また、出典元の予測機関は、予測値の達成を保証するものではありません。 (注2)総務省「令和3年社会生活基本調査の結果」のデータを参照 ■ 市場環境及びトレンド 教育のデジタル化は海外で先行しており、日本国内は遅れをとっている状況であります。OECDによる各国の教育現場に関する調査結果(注1)によると2018年時点では、「1週間のうち、教室の授業でデジタル機器を利用する割合」がOECD平均値は43.0%であるのに対し、日本は13.6%に留まっておりました。しかしながら2019年に政府より発表されたGIGAスクール構想の下、生徒1人1台の端末普及が目指されており、新型コロナウイルスの影響も相まって学校現場での端末普及が進み、日本国内でもデジタル化が加速しつつあります。児童生徒1人当たりの学習者用コンピュータ台数(注2)は、2020年3月時点の0.2台から2025年3月時点の1.1台までは普及が進んでいると文部科学省より発表されております。教育現場でのデジタル化は海外で先行するなか、国内マーケットはまだ発展途上であり、大きな拡大余地があると考えております。 また、当社のサービスは主にスマートフォン・タブレット向けのアプリであり、有料プランを中心とするユーザーによる課金により収益を獲得しております。世界のアプリ市場は拡大を続けており、ユーザーの日常生活へのモバイル及びアプリの浸透は顕著であります。近年では学習においてもアプリを利用するというユーザーの行動が当たり前になりつつあります。また、アプリに対して課金して使用するという行動が全世界的に浸透してきており、アプリへの課金金額(消費支出額)(注3)は年々増加しております。従来はゲームアプリへの課金が多く占めておりましたが、特に近年ではゲーム以外のアプリへの課金が増えていることが特徴的な傾向であります。 (注1)OECD「生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)」より当社集計 (注2)文部科学省「令和6年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」を参照。「学習者用コンピュータ」は児童生徒が使用するために配備されたものをいい、タブレット型コンピュータ(平板状の外形を備え、タッチパネル式などの表示、入力部を持ったコンピュータ)のほか、コンピュータ教室等に整備されているコンピュータを含む。 (注3)data.ai(旧App Annie)「モバイル市場年鑑2026年」のデータを参照 ■ 競合環境 当社の以下の3つの競合優位性(第1 企業の概況、3 事業の内容を参照)により、英語学習に特化したAI学習プラットフォームという独自のポジショニングを確立しております。 3つの競合優位性 ① 教材コンテンツプラットフォーム ➡ ユーザー獲得の優位性 ② 英語特化によるユーザビリティの追求 ➡ ユーザビリティの優位性 ③ AIの活用 ➡ 学習成果の優位性 競合他社としては以下を想定しております。 ・教材コンテンツプラットフォームではない事業者・サービス AIを活用した英語学習・資格試験対策のアプリサービスがありますが、教材コンテンツプラットフォームではないため、自社のコンテンツで認知を得るために多大な営業及びマーケティングコストが必要と考えられます。 ・英語特化ではない事業者・サービス 学習塾等でAIを活用して学習効率を高めるようなAI教材及びデジタル教材などが想定されますが、多数の科目に対応するサービスとなっており、英語学習に特化したユーザビリティの担保が困難と考えられます。 ・AIを活用していない事業者・サービス デジタル教材プラットフォームなどが想定されますが、これらはデジタル教材であってAIを活用していないことが多く、AIによる個別最適化による学習効率の改善を図ることが困難と考えられます。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①サービス・プロダクト開発の強化 収益の柱となる有料会員や導入法人数の拡大のためには、機能開発・ユーザビリティ追求のための取組みを強化していくことが重要だと考えております。教材・教科書のほか解説・講義動画、映画・ドラマ等のエンターテイメントコンテンツなどの幅広いコンテンツに対応するために、出版社との連携、新領域のライセンス獲得活動及び社内のコンテンツ開発体制の強化を図ってまいります。 ②販売・マーケティング体制の強化 国内でのさらなるユーザー数の拡大や有料会員数、導入法人数の拡大のため、積極的なマーケティング及びブランディング、営業体制を構築することが重要だと考えております。 ③優秀な人材の確保 ミッションに共感して当社の事業成長に寄与する優秀な人材を確保することが、サービス・プロダクト開発の強化、販売・マーケティング体制の強化その他の事業運営にとって重要だと考えております。積極的な採用活動、採用力の強化に加え、社内の適切な人事制度などの確保に注力してまいります。 ④安定的な収益基盤の強化 当社は、今後の持続的な成長を実現するためには、安定的な収益基盤の確保及び強化が必要であると考えております。そのために必要なサービス・プロダクト開発、販売体制の強化、人材の獲得をしていくために、有料会員を中心とした売上の維持、拡大で、安定的に資金獲得を持続できる収益基盤を強化してまいります。
事業等のリスク5,948字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生する可能性のあるリスクをすべて網羅するものではありません。 (1)事業環境に関するリスクについて ①対象市場・顧客の動向について (顕在可能性:中 / 影響度:中) 各種資格試験などが長期にわたって中止となるなど語学学習者の著しい減少、学習意欲の低下がみられる事態となった場合、少子化により学習人口そのものが減少する場合、当社が対象とする市場が縮小する可能性があります。当社の展開するサービスの対象顧客層及び市場の多様化を進めるべく、営業活動及びプロダクト、コンテンツの開発を進め、これらのリスクの抑制を図ってまいりますが、重大な環境の変化等が発生した場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ②プラットフォームの動向について (顕在可能性:低 / 影響度:中) 当社の提供するサービスは主にスマートフォン向けアプリによるサービスであり、各プラットフォーマー(Apple Inc.及びGoogle LLC)の動向に影響を受けます。予期せぬストア運営方針の変更によってはサービス展開に支障をきたしたり、当社の収益及び利益率が変動したりすることによって、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 これらに対応するため、各プラットフォーマーの運営方針に関する情報収集を行うとともに、プラットフォームの動向に影響を受けない法人向けの提供やコーチングサービスなどによる売上高の割合を増加させ、収益源の分散化を図ってまいります。 ③競合について (顕在可能性:低 / 影響度:中) 当社は独自の競合優位性により他社との差別化を図るプロダクト開発及びサービス展開を行ってまいりましたが、今後、類似サービスの参入、既存サービスによる類似機能、類似コンテンツの搭載、他サービスによる価格の大幅な値下げなどが起こった場合、それらとの差別化が図られない場合は当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④システム・インターネット環境・インフラについて (顕在可能性:低 / 影響度:中) インターネット接続環境の安定した稼働が、事業運営の前提であると認識しております。そのためアンチウイルスソフトの導入や信頼性のあるクラウドサーバー、クラウドサービスを使用するなどのセキュリティ対策を実施しております。しかしながら、予期せぬ自然災害や不正アクセス等による通信ネットワークの切断やネットワーク機器の障害などの理由により、安定的なサービス提供に支障をきたす可能性があります。その場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (2)事業展開に関するリスクについて ①ライセンス提供元との連携及びライセンスについて (顕在可能性:低 / 影響度:中) ライセンスの確保にあたっては、ライセンス提供元である出版社等との関係の強化に努めてまいりましたが、当社のサービスにとって重要度の高く、ユーザーの需要の多いコンテンツのライセンスが確保できない場合、既存の出版社のうち重要な取引先との取引が停止される場合、サービスの品質及び魅力の低下に繋がる可能性があります。また、一部のコンテンツ(映画コンテンツ)のライセンスについては、販売状況にかかわらず一定の金額のライセンス料を支払う形態の契約となっており、販売が想定通りに進まない場合、当該コンテンツのライセンス料の支出を回収できない可能性があります。その場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 このリスクに対応するため、当社は多数の出版社等と契約してコンテンツの提供元は分散されており、映画コンテンツ等の他分野への分散も進めております。さらに自社でのコンテンツ制作も進めております。 ②特定サービスに依存しているリスク (顕在可能性:低 / 影響度:大) 当社は教育サービス事業の単一セグメントであり、主要サービスである「abceed」に売上高の多くを依存しております。このリスクを低減させるため、「abceed」による売上高について、現在多くを占めている一般個人ユーザーのみならず、法人向けの展開を強化し、企業・大学、学校等法人向けの売上高の割合を増加させ、顧客層の分散を進めているほか、コーチングサービスの「ABCEED ENGLISH」の強化を図っております。しかしながら、現時点では主要サービスである「abceed」が不測の環境変化等の事態に陥った場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③有料会員の維持及び増加に関するリスク (顕在可能性:低 / 影響度:中) 当社の提供するサービスは、サブスクリプションモデルであり、有料会員による収益が中心となっております。新規の有料会員数の獲得と既存有料会員の継続のために、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり施策を推進しております。有料プランの期間は1ヶ月、3ヶ月、1年の3種類から選択が可能となっており、ユーザーからの解約申し出が無い限り自動更新されます。ユーザーは特定の分野の学習で満足すると比較的短期間の利用で解約する傾向があるため、当社としては、既存の有料会員が長く継続することが重要であると考えております。 映画コンテンツなどの新しい分野のコンテンツを含めた新規コンテンツへの対応を継続的に進めるなどの対策を講じることにより、従来、特定の分野の学習で満足し長期間継続しなかったユーザーの継続率を高めることができると考えております。しかしながら、事業環境や競争状況の変化等により想定通り新規の有料会員の獲得が進まない、もしくは想定以上の解約が増加する場合、想定した有料会員の維持及び増加が困難となり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)経営体制に関するリスクについて ①人材の確保について (顕在可能性:中 / 影響度:低) 当社の事業運営には優秀な人材の確保が重要だと考えております。積極的な採用活動や適切な人事制度の検討などを行っておりますが、当社の採用基準を満たす人材が採用できない、もしくは優秀な人材・重要な人材が退職するなど、優秀な人材が十分に確保できない場合、業務遂行に支障をきたし、事業展開の遅れに繋がる可能性があります。その場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ②事業運営上の法的規制等について (顕在可能性:低 / 影響度:中) 事業運営に必要な法令・契約については、既存の法令等に対して遵守するための確認体制をとるとともに、新たな法令等の制定等、法的規制の変更に留意して、必要な体制整備を進めるなどの充分な確認体制をとっております。しかしながら当社サービスに関連する既存の法令等の解釈の変更や新たな法令等の制定等、法的規制の変更などによってサービス展開に支障をきたしたり、意図せぬ法令・契約違反によりサービス提供の制限、社会的信用の喪失、民事上の責任発生、顧客の減少に繋がったりする可能性があり、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③特定人物への依存について (顕在可能性:低 / 影響度:中) 当社の代表取締役社長である幾嶋研三郎は、創業者であると同時に創業以来当社の経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において重要な役割を担ってまいりました。また、取締役CTOである上赤一馬は、当社のプロダクト開発を中心とするサービス運営に関して重要な役割を担ってまいりました。両氏に事業運営及び技術的知見、ノウハウが過度に依存しない体制の構築を進めておりますが、何らかの事情により、両氏に不測の事態が生じた場合、または、いずれかが退任するような事態が生じた場合は、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④内部管理体制について (顕在可能性:低 / 影響度:中) 当社は、現在の事業規模に応じた内部管理体制を整備・運用しており、小規模な組織となっております。今後は事業規模の拡大に合わせ、内部管理体制も強化させていく方針であります。しかしながら、事業規模の拡大及び人員の増加に合わせ、適時に内部管理体制の強化ができなかった場合、適切な事業運営が行えず、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑤情報セキュリティ・個人情報保護について (顕在可能性:低 / 影響度:中) ウイルス感染、外部からの不正な侵入、個人情報・機密情報の取扱不注意による流失、個人情報・顧客情報の不正利用、データの紛失・破損などが発生した場合、安定的なサービス運営、開発体制が困難になるほか、社会的信用の喪失、民事上の責任発生に繋がる可能性があります。また、当社においては、サービスの登録などにあたって、ユーザーのメールアドレスなどの個人情報を取得しております。個人情報保護規程、システム管理規程などの社内規程を制定し、アンチウイルスソフトやデバイス制御ツールを導入するなどの社内体制を整備するとともに、プライバシーマークを取得しており、情報セキュリティ対策及び個人情報保護の管理体制の強化を図っております。 しかしながら、悪意あるハッキングやウイルス等により、当社が保有する個人情報や機密情報が漏洩、盗用等される可能性を完全に排除することは困難であります。当社が保有する個人情報・機密情報が漏洩、盗用等されることとなった場合、当社の社会的信用が失われるとともに、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑥知的財産権 (顕在可能性:低 / 影響度:低) 当社では知的財産の管理において、社内ルールを策定し、取引先との契約にあたっては慎重に確認を行っております。第三者の知的財産権を侵害しないように留意して事業運営を行っておりますが、意図せずに侵害する事態になった場合、社会的信用の喪失、訴訟費用の発生、民事上の責任発生などに繋がる可能性があり、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑦コンプライアンスに関するリスクについて (顕在可能性:低 / 影響度:中) 当社は、法令遵守及び社会倫理に従った事業活動を行うことを目的とし、リスク・コンプライアンス規程を策定し、当社の役職員が業務を遂行するにあたり、法令、社会倫理・通念、社内規則・規程等に反さないように継続的な社内教育を通じ周知徹底を図っております。 しかしながら、当該取り組みによってもコンプライアンス上のリスクを完全に排除できる保証はなく、役職員 の故意又は過失による不正行為や法令違反等が顕在化した場合、当該事案の内容によっては、監督官庁等からの 処分・命令や訴訟提起を受ける可能性があり、当社の社会的信用の失墜を促し、当社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他のリスクについて ①新株予約権の行使による株式価値の希薄化について (顕在可能性:大 / 影響度:低) 当社は、当社役員及び従業員に対して新株予約権(インセンティブを目的としたストックオプション)を付与しており、今後においても優秀な人材を確保することを目的としてストックオプションの発行を継続して実施していくことを検討しております。本書提出日現在において、これらの新株予約権による潜在株式数は17,503株であり、発行済株式総数5,116,869株の0.3%に相当します。今後、これらの新株予約権が行使された場合には、当社株式価値の希薄化や需給関係に影響を及ぼす可能性があります。 ②配当政策について (顕在可能性:低 / 影響度:低) 当社は、株主に対する利益還元と同時に、財務基盤を強固にするとともに競争力を確保し、積極的に事業拡大を図っていくことが重要な経営課題であると認識しております。 今後の配当政策としては、健全な財務体質の維持及び収益力の強化や事業基盤の整備に備えるための内部留保を勘案した上で、株主への利益還元の実施を基本方針としておりますが、現時点において今後の配当の実施の可能性、実施時期については未定であります。 ③支配株主との関係について (顕在可能性:低 / 影響度:低) 当社の支配株主である幾嶋研三郎は、当社の創業者であり代表取締役社長であります。本書提出日現在、幾嶋研三郎は発行済株式総数の63.21%の株式を所有しております。 幾嶋研三郎は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針を有しておりますが、何らかの事情によりこれらの当社株式が売却され、同氏の持分比率が低下した場合には、当社株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があります。 ④固定資産の減損リスクについて (顕在可能性:低 / 影響度:中) 当社は、ソフトウエア及びコンテンツの開発に関する費用に関しては、将来の収益を生み出すことを前提に、2023年5月期第1四半期より資産として計上しております。「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり事業の収益力の向上に努めておりますが、事業環境や競争状況の変化等により期待する成果が得られない場合、減損損失が発生し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤当社株式の流動性について (顕在可能性:中 / 影響度:中) 当社は、2023年6月に東京証券取引所グロース市場に上場しましたが、株式会社東京証券取引所の定める流通株式比率は、本書提出日現在、27.04%となっております。今後は、役員への一部売出しの要請、ストックオプションの行使による流通株式数の増加等により、流動性の向上を図っていく方針ではありますが、何らかの事情により上場時よりも流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,113字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当事業年度につきましては、「abceed」のサービス改善、コンテンツの拡充と販売拡大に注力し、一般ユーザー、法人等の有料会員数の獲得を図ってまいりました。当事業年度末において、有料会員数は15.0万人となっており、前事業年度末時点の11.7万人から伸長しております。当事業年度中には、その中心となる一般ユーザー向けのProプランの半額キャンペーンの実施等により多くの新規有料会員数を獲得したことが寄与したほか、企業向けの販売も比較的好調に推移いたしました。 新規コンテンツの追加やユーザビリティの向上に資する機能改善や品質の向上にも引き続き注力しております。機能開発面では、AIを活用した学習支援の強化を推進し、2025年6月に映画・ドラマ・アニメの語注や解説を自動化しユーザーの質問にも対応する「AI語注・解説・質問機能」をリリースしたほか、10月にはユーザーの学習習慣維持を支援する「連続記録フリーズ機能」を導入いたしました。 コンテンツ面では、映画・ドラマ・アニメを含む幅広いジャンルの拡充を継続しております。株式会社毎日放送の人気アニメ「ダンダダン」の英語吹替え版の配信のほか、2025年12月よりギャガ株式会社が配給する映画作品をラインナップに追加いたしました。2026年2月にはプレゼンテーションコンテンツ「TED Talks」の無料配信を開始し、さらに新たなラインナップとして、2026年6月より日本アニメーション株式会社が制作する『ちびまる子ちゃん』(英語吹替え版)計12話の配信を開始しております。教材分野においても、著名著者であるTEX加藤氏による最新のTOEIC®傾向を反映したabceedオリジナル教材のリリースに加え、「大学入学共通テスト」の英語対策に特化した「abceed オリジナル 大学入学共通テスト 過去問題集〈英語〉」の提供を開始いたしました。さらに、アウトプット型英会話コミュニティ「TED TALKS 英会話」の提供開始や、英語系インフルエンサーが登壇する特別ライブ講義の実施など、多角的なコンテンツ力強化に努めております。 法人向けについては、営業人員の拡充と体制強化を継続したことが奏功し、導入法人数は当事業年度末時点で累計690件まで伸長しております。学校向けには、AIを活用した英作文添削、音読採点、スピーキング添削、及びAI英会話といった多面的な新機能プランの導入を進め、中長期的な顧客開拓に向けた取り組みを推進いたしました。 このような状況のなか、当事業年度の経営成績は、売上高は2,045,895千円(前期比24.9%の増加)、営業利益は442,210千円(前期比7.5%の増加)、経常利益は447,849千円(前期比9.7%の増加)、当期純利益は318,021千円(前期比12.9%の増加)となりました。 当社は教育サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。 ②財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における総資産につきましては、前事業年度末に比べ336,422千円増加し、2,580,075千円となりました。これは主に、販売の拡大等のため現金及び預金が208,337千円増加、預け金が72,932千円増加、前払費用が81,915千円減少したことにより流動資産が250,377千円増加し、機能開発及びコンテンツ開発の推進によりソフトウエアが72,978千円増加したことにより固定資産が86,044千円増加したためであります。 (負債) 当事業年度末における負債につきましては、前事業年度末と比べ150,906千円増加し、1,492,633千円となりました。これは主に、販売の拡大により契約負債が175,372千円増加したことにより流動負債が178,733千円増加した一方、長期借入金が27,827千円減少したことにより固定負債が27,827千円減少したためであります。 (純資産) 当事業年度末における純資産につきましては、前事業年度末と比べ185,516千円増加し、1,087,441千円となりました。これは主に、自己株式を取得したことにより137,782千円減少した一方、当期純利益318,021千円の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べて 208,337千円増加し、1,360,220千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は658,828千円(前事業年度は387,323千円の獲得)となりました。これは主に、契約負債などのその他の流動負債の増加額207,852千円、税引前当期純利益447,849千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は196,458千円(前事業年度は213,557千円の使用)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出194,280千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は256,656千円(前事業年度は46,584千円の使用)となりました。これは主に、自己株式取得による支出139,022千円、自己株式取得のための預け金の支出72,932千円、長期借入金の返済による支出49,980千円によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社が提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社が提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年6月1日   至  2026年5月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 教育サービス事業   2,045,895   124.9 合計   2,045,895   124.9 (注)1.当社は報告セグメントが単一のセグメントであります。 2.販売実績が前年同期比で大きく増加しているのは、主力の一般ユーザー(個人)及び法人向けの「abceed」の販売が拡大しているためであります。 3.最近2事業年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自 2024年6月1日   至  2025年5月31日)   当事業年度 (自 2025年6月1日   至  2026年5月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) Apple Inc.   867,198   59.1   1,153,614   56.4 SBペイメントサービス株式会社   445,904   30.4   471,351   23.0 Google LLC   153,918   10.5   195,811   9.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りにつきましては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内でかつ合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 ②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高、売上原価及び売上総利益) 当事業年度の売上高は2,045,895千円(前期比24.9%増)となりました。売上高の主な増加要因は、有料会員数の大幅な増加であります。「abceed」のサービス改善、コンテンツの拡充と販売拡大に注力し、一般ユーザー、法人等の有料会員数の増加を図ったことが、売上高の増加に寄与いたしました。 売上原価は主に、変動費であるプラットフォーム決済手数料、コンテンツのライセンス料等の増加であります。また、コンテンツの開発やAI英語スクール「ABCEED ENGLISH」の運営に要した人件費等も計上しており、売上原価は1,050,977千円(前期比22.7%増)となりました。その結果、売上総利益は994,917千円(前期比27.3%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当事業年度の販売費及び一般管理費は552,707千円(前期比49.4%増)となりました。営業活動に係る人件費、組織運営上の一般管理費の増加に加え、広告宣伝費が増加いたしました。一方で、売上総利益が増加したことにより、営業利益は442,210千円(前期比7.5%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 営業外収益は主に為替差益、雑収入が増加したことにより8,026千円(前期比1,057.4%増)となり、また営業外費用は主に為替差損が減少したことにより2,388千円(前期比40.1%減)となりました。結果として、経常利益は447,849千円(前期比9.7%増)となりました。 (特別利益、特別損失、当期純利益) 特別利益及び特別損失の計上はありません。この結果、税引前当期純利益は447,849千円(前期比9.7%増)となりました。また、法人税等は129,828千円(前期比2.6%増)となり、その結果、当期純利益は318,021千円(前期比12.9%増)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性 キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社は、事業運営上必要な資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。当社の資金需要は、プロダクト、コンテンツの開発にかかる人件費や外注費、出版社のコンテンツ提供に対するライセンス料、広告宣伝費、営業及びカスタマーサポートに関する人件費などであります。必要な資金の調達について、自己資金又は金融機関からの借入を基本としており、都度最適な方法を選択しております。 当事業年度末における1年内返済予定の長期借入金の残高は27,827千円、短期借入金の残高は30,000千円であります。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は1,360,220千円となります。 なお、当社は、教育サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ④経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。これらのリスクに対して継続的にモニタリングを行い現状把握に努めるとともに、平時から対応策を検討し、リスクの最小化・分散化を図っていきます。 ⑤経営者の問題意識と今後の方針について 経営者の問題意識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥経営方針、経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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  • 決算説明資料2026年5月期 通期決算説明資料2026-07-14

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