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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

極楽湯ホールディングス

GOKURAKUYU HOLDINGS CO.,LTD.2340 · Standard · サービス業

温浴施設(スーパー銭湯)を全国展開する企業。直営とFCで40店舗を運営し、「極楽湯」や「RAKU SPA」ブランドを軸にリラクゼーションサービスを提供する。

概要

極楽湯ホールディングスは、「極楽湯」と「RAKU SPA」の2ブランドで全国に温浴施設を展開するスーパー銭湯最大手である。直営30店舗、フランチャイズ10店舗の計40店舗を運営し、2025年3月期の連結売上高は152億円、営業利益は11億円。岩盤浴や飲食、リラクゼーションを併設した複合温浴施設を特徴とし、近年は無人運営型の「極楽湯24」など新フォーマットも開発している。

温浴事業に特化した単一セグメント

当社グループの報告セグメントは「日本」のみであり、温浴事業一本で構成される。直営店30店舗では入館料収入に加え、飲食や整体・理髪・物販などの付随収入を得る。フランチャイズ10店舗からは加盟契約に基づくロイヤリティ収入と商品販売収入が発生する。また、パートナー契約の「ヒナタの杜」1店舗や関連事業の「RAKU CAFE」2店舗(直営)も運営する。収益構造はシンプルで、店舗数の増加と1店舗あたりの集客力が業績を左右する。

売上高152億円、上場以来の最高益を更新

2025年3月期の連結売上高は152億円(前期比7.1%増)、営業利益は11億円(同8.5%増)となり、前期に達成した上場以来の最高益をさらに更新した。増収要因は、前期開業店の通期稼働、アニメやVtuberとのコラボイベントの継続実施、入館料金の改定、2024年12月に開業した「RAKU SPA Station 武蔵小金井」の寄与などである。一方、新店初期費用や最低賃金上昇による労務費増加が利益を圧迫したが、増収効果で吸収した。

40店舗を擁する全国ネットワークと海外展開

国内では直営30店舗・フランチャイズ10店舗を展開しており、北海道から九州まで全国に立地する。海外事業としては、2011年に上海子会社「極楽湯(上海)沐浴股份有限公司」を設立し、2013年に中国1号店「極楽湯碧雲温泉館」を開業。その後、金沙江温泉館(2015年)、金銀潭温泉館(2016年)と計3店舗を上海に展開する。香港には統括会社「極楽湯中国控股有限公司」を置く。海外店舗はいずれも滞在型大型温浴施設である。

新フォーマットで都市型・無人型に挑戦

従来の郊外型スーパー銭湯に加え、2014年には都市型滞在施設「RAKU SPA 鶴見」を開業し「RAKU SPA」ブランドを立ち上げた。2016年には「RAKU SPA Cafe 浜松」に改装しカフェ併設型を試行。2024年12月にはJR武蔵小金井駅直結の「RAKU SPA Station 武蔵小金井」を出店した。また、無人運営システムを導入した「極楽湯24」など、省人化・低コストモデルの開発も進めており、既存店舗の改装にも積極的である。

業界の中での役割は温浴施設運営事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
162億円
営業利益
12億円
営業利益率
7.4%
純利益
9億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/3
事業売上構成比利益利益率
日本130億円92.9%13億円10.0%
中国10億円7.1%-3億円-30.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01温浴施設主力

「極楽湯」「RAKU SPA」の名称で温浴施設を全国に展開。直営店では入館料、飲食、整体、理髪、物販等の収入を得る。FC店では加盟契約に基づく商品販売収入やロイヤリティ収入を得る。

主な製品・サービス2
極楽湯
天然温泉や多彩な風呂を備えた温浴施設。「極楽湯」ブランドとして直営・FCで展開。
RAKU SPA
スパ・温浴施設のブランド。

02フランチャイズ準主力

フランチャイズ加盟店に対し、スーパー銭湯経営のノウハウ提供や商品販売を行い、ロイヤリティ収入を得る。

主な製品・サービス1
フランチャイズパッケージ
スーパー銭湯経営に関するノウハウや商品を提供し、ロイヤリティを得る。

製品と技術

「極楽湯」ブランドが提供する複合温浴体験

「極楽湯」は、スーパー銭湯として入浴・サウナに加え、岩盤浴、飲食処、リラクゼーション、理髪などを同一施設内で提供する複合温浴施設である。1998年開業の直営1号店奈良店以来、郊外型の大型店を中心に展開。男女別の大浴場や露天風呂、高温サウナ、水風呂を備え、家族連れや地域住民の日常的な利用を想定する。多くの店舗ではアニメやVtuberとのコラボイベントを定期的に開催し、若年層の集客にも力を入れている。

「RAKU SPA」都市型滞在施設の新機軸

2014年に始まった「RAKU SPA」ブランドは、従来のスーパー銭湯より浴場面積を広くとり、休憩スペースや飲食ゾーンを充実させた滞在型温浴施設である。第1号「RAKU SPA 鶴見」は都心からのアクセスが良い立地に開業。2024年12月にはJR武蔵小金井駅直結の「RAKU SPA Station 武蔵小金井」を開業し、駅直結型の都市型施設として注目を集めた。また、カフェを併設した「RAKU SPA Cafe」など、立地や客層に応じたバリエーションを開発している。

無人運営「極楽湯24」と低コストモデルへの挑戦

近年開発した「極楽湯24」は、従業員を最小限に抑えた無人運営型温浴施設である。入退館や精算を自動化し、照明・空調の遠隔制御やAIカメラによる見守りシステムを導入することで、人件費を大幅に削減する。郊外の未利用地やコンビニ跡地などに出店しやすく、新たな需要創出を狙う。同社はこのフォーマットを含め、60店舗体制の達成に向けて直営出店を重点的に進めており、投資効率の高い店舗開発を模索している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

温浴施設運営、収益性改善もエリア偏重

極楽湯ホールディングスは温浴施設「極楽湯」などを運営。同業のジンジブやイシンとは業態が異なり、温浴特化型。売上高は約150億円と中規模。営業利益率は2025年3月期7.24%から2026年3月期7.41%と改善傾向で、収益性は良好。ただし首都圏・中部圏に偏り、地域分散が課題。

強み

  • 営業利益率7%超と業界平均を上回り、キャッシュフローが安定。
  • 「極楽湯」ブランドの認知度が高く、会員のリピート利用が多い。
  • 食事・リラクゼーション等の併設サービスで客単価向上。
  • 温浴施設の効率的な運営ノウハウを蓄積し、高い収益率を実現。

課題

  • 首都圏・中部圏に店舗が偏り、災害や地域経済変動の影響を受けやすい。
  • 既存施設の老朽化が進み、リニューアル投資が必要。
  • スーパー銭湯や日帰り温泉施設の競合増加で、差別化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が極楽湯ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12415ヒューマンホールディングス173億円7.8倍
26572オープングループ172億円25.1倍
32491バリューコマース170億円
4194AWOLVES HAND166億円17.1倍
56562ジーニー165億円12.9倍
62340極楽湯ホールディングス164億円18.2倍
76540船場163億円13.4倍
86061ユニバーサル園芸社163億円20.1倍
99553マイクロアド162億円21.5倍
109248人・夢・技術グループ161億円6.2倍
112410キャリアデザインセンター157億円13.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

三洋実業として設立、FC1号店で温浴事業に参入

1980年4月、三洋実業株式会社(現極楽湯ホールディングス)として設立される。1984年8月に株式会社フォーラムへ商号変更後、1993年4月には温浴事業の運営会社として株式会社自然堂(東京)を設立。1996年12月、FC1号店として「スーパー銭湯極楽湯古川店」を開店し、温浴事業に本格参入した。この時点では直営店はなく、フランチャイズ方式でブランドを育てる戦略をとった。

直営1号店奈良店から上場までの急成長期

1997年3月、株式会社フォーラムを株式会社自然堂に商号変更(大阪自然堂が存続)。1998年3月、直営1号店「極楽湯奈良店」を開店し、直営とFCの両軸で出店を加速。1999年4月には大阪自然堂が東京自然堂を吸収合併し、株式会社自然堂に一本化。2000年3月には直営2店舗(福島店、宇都宮店)とFC4店舗を同時開業。2002年11月には日本証券業協会に株式を登録(現東証スタンダード市場)し、資金調達力を強化した。

増資と商号変更、極楽湯ブランドの確立

2004年6月の第三者割当増資で資本金13億円、2006年4月の増資で20億円に拡大。2006年7月、株式会社自然堂から株式会社極楽湯へ商号変更し、ブランド名と法人名を統一した。2007年1月には株式分割(1→5)を実施。この間、直営店を年4店舗ペースで開業し、2007年3月には青森店、多摩センター店など4店舗を同時開業。FC店も各地に展開し、店舗網を全国規模に拡大した。

上海進出と海外事業への挑戦

2011年4月、極楽湯(上海)沐浴有限公司(現極楽湯(上海)沐浴股份有限公司)を設立し、中国市場に本格参入。2013年2月、海外系列1号店として上海に「極楽湯碧雲温泉館」を出店した。2014年4月には香港に極楽湯中国控股有限公司を設立し、中国事業の統括体制を整備。2015年2月には上海2号店「極楽湯金沙江温泉館」、2016年11月には3号店「極楽湯金銀潭温泉館」を開業。海外は全て滞在型大型施設である。

RAKU SPAブランドの誕生と新業態への展開

2014年8月、滞在型大型温浴施設「RAKU SPA 鶴見」を直営で開業し、新ブランド「RAKU SPA」をスタート。同年10月にはFC店の浜松佐鳴台店を直営化。2016年8月には同店を「RAKU SPA Cafe 浜松」に改装し、カフェ併設型の実験も行った。2015年10月にはFC店「京王高尾山温泉」、2016年3月には「鷹山の湯」を開店。直営・FC・海外を合わせた多様なフォーマットをそろえ、2016年時点で国内40店舗体制を確立した。

年表35件を開く

1980年代

  • 1980年4月創業三洋実業株式会社(現、株式会社極楽湯ホールディングス)を設立
  • 1984年8月株式会社フォーラムに商号を変更

1990年代

  • 1993年4月創業株式会社自然堂(東京自然堂-1999年4月の合併で消滅)を設立
  • 1996年12月FC1号店としてスーパー銭湯極楽湯古川店を開店
  • 1997年3月M&A株式会社フォーラムを株式会社自然堂に商号変更(大阪自然堂-1999年4月の合併により存続)
  • 1998年3月直営1号店としてスーパー銭湯極楽湯奈良店を開店
  • 1999年3月FC3店舗(大成店、麻生田店、多賀城店)を開店
  • 1999年4月M&A大阪自然堂が東京自然堂を吸収合併 存続会社名を株式会社自然堂とする

2000年代

  • 2000年3月直営2店舗(福島店、宇都宮店)、FC4店舗(佐賀店、入間店、取手店、香椎店)を開店
  • 2001年3月FC4店舗(鎌ケ谷店、南草津店、南福岡店、名取店)を開店
  • 2002年3月直営2店舗(彦根店、幸手店)、FC4店舗(浜松幸店、東大阪店、小倉店、長崎店)を開店
  • 2002年11月日本証券業協会に店頭売買有価証券として株式を登録(現、東京証券取引所スタンダード市場)
  • 2003年3月直営1店舗(柏店)、FC3店舗(枚方店、八戸店、長岡店)を開店
  • 2004年3月直営2店舗(茨木店、堺泉北店)、FC3店舗(浜松佐鳴台店、尼崎店、さっぽろ弥生店)を開店
  • 2004年6月第三者割当増資を実施 資本金1,334百万円
  • 2005年3月直営1店舗(和光店)、FC1店舗(仙台泉店)を開店
  • 2006年3月直営4店舗(大和橿原店、金沢野々市店、横浜芹が谷店、豊橋店)、FC3店舗(さっぽろ手稲店、仙台南店、吹田店)を開店
  • 2006年4月第三者割当増資を実施 資本金2,030百万円
  • 2006年7月商号変更株式会社自然堂を株式会社極楽湯に商号変更
  • 2007年1月株式分割(普通株式1株につき5株)を実施
  • 2007年3月直営4店舗(青森店、多摩センター店、福井店、津店)を開店
  • 2008年3月直営2店舗(宮崎店、三島店)、FC1店舗(福島いわき店)を開店
  • 2009年3月FC2店舗(札幌美しが丘店、福島郡山店)を開店

2010年代

  • 2010年3月直営2店舗(千葉稲毛店、上尾店)を開店、FC1店舗(吹田店)を直営化
  • 2011年4月創業極楽湯(上海)沐浴有限公司を設立(現、極楽湯(上海)沐浴股份有限公司)
  • 2013年2月海外系列1号店として上海(中国)に滞在型大型温浴施設を出店(極楽湯 碧雲温泉館)
  • 2013年4月直営1店舗(福島店)をFC化
  • 2014年4月創業直営1店舗(水戸店)を開店、香港に 極楽湯中国控股有限公司を設立
  • 2014年8月滞在型大型温浴施設として直営1店舗(RAKU SPA 鶴見)を開店。「RAKU SPA」ブランド開始
  • 2014年10月FC1店舗(浜松佐鳴台店)を直営化
  • 2015年2月海外系列1店舗(極楽湯 金沙江温泉館)を開店
  • 2015年10月FC1店舗(京王高尾山温泉)を開店
  • 2016年3月FC1店舗(鷹山の湯)を開店
  • 2016年8月直営の浜松佐鳴台店をRAKU SPA Cafe 浜松に改装
  • 2016年11月海外系列1店舗(極楽湯 金銀潭温泉館)を開店

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    直営出店で60店舗体制構築

    60店舗体制の確立に向け、直営店出店に重点を置き、出店候補地の情報収集強化と投資効率向上のための条件精査に注力する。既存店も収益向上のための改装を積極的に検討する。

  2. 02

    人材の確保と育成強化

    60店舗体制と直営店戦略を推進するため、採用活動の強化と社員教育・研修に注力し、拡大する業務に対応できる人材を確保・育成する。

  3. 03

    衛生管理と設備維持の徹底

    お客様に快適かつ安心して利用いただくため、定期的な水質検査や配管清掃を徹底。施設の経年劣化に備え、設備メンテナンスにも注力し安全で清潔な運営を維持する。

  4. 04

    新形態・新業態の開発

    蓄積した温浴施設運営のノウハウを活かし、異業種とのコラボや都市型温浴施設など、従来の郊外型にとらわれない付加価値の高い新業態の開発に積極的に取り組む。

  5. 05

    子会社管理と外部変動対応

    子会社「極楽湯」等の適正な経営を統括・支援しブランド力向上に努める。気候変動・災害・感染症などの外部環境変化には、資金管理と店舗運営を柔軟かつ慎重に対応する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で188人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は644万円で、9期前と比べて+0.2%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は11.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月749
2018年3月579
2019年3月64240.56.2608
2020年3月69742.49.6509
2021年3月61842.28.3381
2022年3月57743.67.8373
2023年3月61944.46.4373
2024年3月1,01043.75.8172
2025年3月91246.99.1181608
2026年3月64441.311.2188638

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)54.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
RAKU SPA 鶴見 — 神奈川県横浜市鶴見区1,167百万円
日本
極楽湯 和光店 — 埼玉県和光市1,120百万円
極楽湯 水戸店 — 茨城県水戸市497百万円
日本
極楽湯 和光店 — 埼玉県和光市430百万円
日本
極楽湯 彦根店 — 滋賀県彦根市341百万円
日本
温浴施設6店舗、飲食店2店舗255百万円
日本
極楽湯 羽生温泉 — 埼玉県羽生市240百万円
日本
RAKU SPA Station 府中 — 東京都府中市226百万円
日本
RAKU SPA GARDEN 名古屋 — 愛知県名古屋市212百万円
日本
極楽湯 多摩センター店 — 東京都多摩市206百万円
日本
ほか17件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社極楽湯
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社GK Marketing
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エオネックス
    石川県 金沢市 · 持分法適用会社
    議決権34.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は162億円営業利益12億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.6%、利益が+9.1%。

売上高
+6.6%
162億円
営業利益
+9.1%
12億円
純利益
+12.5%
9億円
営業利益率
7.4%
前期比 +0.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は38億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q39−2
2024年1Q3400.0−1
2024年2Q3625.61
2024年3Q3725.41
2024年4Q346
2025年2Q70710.06
2025年4Q8244.92
2026年2Q7978.96
2026年4Q8356.03
2027年1Q3812.60

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は99億円から162億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.4%。売上は5期、純利益は6期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9941
直営1店舗(水戸店)を開店、香港に 極楽湯中国控股有限公司を設立
2014年3月1010−4
2015年3月12121
2016年3月14133
2017年3月13873
2018年3月14053
2019年3月16020
2020年3月146−7−33
2021年3月88−9−31
2022年3月1008−20
2023年3月1282−3
2024年3月14177
2025年3月15211137.28
2026年3月16212137.49

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高162億円のうち、営業利益として残るのは12億円7.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.3%135億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.3%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.4%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.1pt
7.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
5.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.9pt
22.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが13億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは−8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は15億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月8−12−8−421
2014年3月6−1424−838
2015年3月12−2512−1338
2016年3月19−1112858
2017年3月14−26−1−1246
2018年3月11−2326−1261
2019年3月16−535−3728
2020年3月19−1923050
2021年3月1−3−1−248
2022年3月15−75862
2023年3月82−181054
2024年3月16−11−27529
2025年3月22−12−101029
2026年3月13−21−6−815

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は131億円。このうち返さなくてよい自己資本が49億円で、自己資本比率は35.3%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月108416736.5
2014年3月139429729.6
2015年3月1646010428.8
2016年3月1886911926.6
2017年3月1927112128.0
2018年3月2239612734.6
2019年3月2358914629.7
2020年3月2154017516.5
2021年3月185131725.5
2022年3月1730173
2023年3月1521151
2024年3月113308324.1
2025年3月130389227.4
2026年3月131498235.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-57億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
82億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中96位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中472位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥518で、1年前と比べて+5.5%過去52週の値幅のなかでは75%の位置にある。

¥518-0.4%1ヶ月+1.4%1年+5.5%時価総額164億円
過去52週の値幅
安値¥468高値¥535

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.2倍
PBR3.43倍
配当利回り1.16%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+3.5%上昇。25日線(491.2円)を+1.6%上回り、75日線(483.6円)も上回る。52週高値513円には3%迫る。出来高は減少傾向で、上値は重いが底堅い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER17.6倍は業界平均22.3倍を下回りやや割安。PBR3.23倍は平均3.09倍をやや上回る。ROE22.7%は高水準で収益性が高く、配当利回り2.4%は平均2.77%を下回るものの配当性向24.2%と安定。PERの低さとROEの高さが評価されるが、PBRがやや高く、総合的にはほぼ妥当な水準。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.2倍23.4倍
PBR3.43倍3.51倍
ROE22.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

スーパー銭湯最大手として、リニューアルや新フォーマットで既存店の収益性向上を狙う。強気派は、光熱費高騰の一服と値上げ効果で収益が改善し、新フォーマットが成長を牽引するとみる。弱気派は、同業との競争激化や人件費上昇、設備投資負担が重く、持続的な利益成長は難しいと指摘する。

プラスに働く材料7
  • 既存店リニューアル効果

    改装後の客数・客単価アップで収益改善実績あり。

  • 新フォーマット「極楽湯24」

    無人運営で低コスト、将来の収益源に期待。

  • 光熱費の落ち着き

    エネルギーコストのピークアウトで利益率改善。

  • 2026年3月期業績の上振れ期待決算発表後影響

    売上高162億円、営業利益12億円の計画に対し、上振れで利益13億円ならPER約12倍

  • 株主優待制度の拡充検討次回株主総会影響

    優待内容拡大で個人株主増加、需給改善効果

  • 訪日外国人需要の本格回復2026年下期影響

    訪日客増加で都心店舗売上高が前年比+10%寄与

  • 新業態店舗の展開2027年〜2028年影響

    高付加価値型温浴施設で1店舗あたり年間売上高5億円追加

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    近隣の温浴施設との差別化が難しく、値下げ圧力。

  • 人件費・原高リスク

    人手不足で採用費増、水道光熱費の再高騰リスク。

  • ROE水準の持続性

    22.7%と高いが、設備投資負担で資本効率維持は困難。

  • 光熱費高騰による利益圧迫通年影響

    電気・ガス料金上昇で年間営業費用約3億円増、営業利益25%押し下げ

  • 人材確保難による営業時間短縮2026年Q2影響

    人手不足で一部店舗の営業時間短縮、売上高▲2億円

  • 競合激化による値下げ圧力継続影響

    近隣同業の価格競争で客単価前年比▲2%、営業利益▲0.5億円

  • 景気減速によるレジャー消費低迷不定影響

    消費者マインド悪化で客数減、売上高▲1%程度

次の決算で確かめる点
既存店客数・客単価
既存店の収益力の動向を示す。
「極楽湯24」出店数
新フォーマットの成長性のバロメーター。
営業利益率
コストコントロールの成否を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは1.16%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥6
1株あたり
配当利回り
1.16%
いまの株価に対して
配当性向
24.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月627.9
2018年3月60.071.4
2019年3月60.048.9
2026年3月12100.024.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ108,688人。区分でいちばん多いのは個人・その他72.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が14.7%を占め、残る85.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年3月%2021年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他68.374.084883.063.467.772.8
事業法人7.27.15.815.415.114.7
外国法人20.114.26.619.515.211.7
証券会社1.62.11.50.81.60.4
外国人個人0.30.30.30.30.30.4
金融機関2.52.40.90.70.0
自己株式10.30.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01合同会社ミライニホン・アセットマネジメント9.46
02SPRING OF GOLD HOTEL INVESTMENT AND MANAGEMENT COMPANY LIMITED(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)9.32
03アサヒビール株式会社1.58
04HAITONG INT SEC-CL AC-10(PERCENTAGE) (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.44
05新川隆丈1.43
06株式会社奥田商店1.36
07株式会社久世0.95
08ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505004(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.52
09田島哲康0.50
10極楽湯HD取引先持株会0.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+171%、1株純資産は12期で−64%。直近期のROEは22.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月114092.925.833.0
2014年3月−40381
2015年3月93702.560.9538.3
2016年3月243786.422.934.2
2017年3月213785.541.727.9
2018年3月164463.844.471.4
2019年3月04230.04440.948.9
2020年3月−197213
2021年3月−18055
2022年3月−99
2023年3月−14
2024年3月258853.816.6
2025年3月2511324.519.3
2026年3月2914522.716.424.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額170百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
新川隆丈代表取締役会長 兼社長 グループCEO674,541
後藤研二取締役 常務執行役員57
山本真司取締役 執行役員48155
佐藤剛史取締役 執行役員46150
新川隆啓取締役 執行役員39
市山勉取締役67
上野建太郎取締役48
小林豪取締役50
上妻進一郎監査役(常勤)66240
鈴木陽子監査役55
劔持俊幸監査役5510

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51154115631
監査役1777
社外取締役5771

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容526字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び当社の連結子会社2社を中心に構成されており、温浴事業を中核事業としております。 当社グループの事業にかかる位置付け及びセグメントとの関連は、下記のとおりであります。 なお、当社グループの報告セグメントは「日本」のみであり、セグメント情報の開示の重要性が乏しいため、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメント情報の記載を省略しております。 当社グループは、「極楽湯」・「RAKU SPA」の名称にて温浴施設を展開しており、現在、40店舗(直営30、フランチャイズ10)を出店しております。直営店では温浴施設の入館料収入及び飲食収入、整体や理髪、物販等の収入を得ており、フランチャイズ店では加盟契約に基づき、スーパー銭湯経営に関する商品販売収入とノウハウ等の提供によるロイヤリティ収入等を得ております。また、パートナー「ヒナタの杜」1店舗に加え、関連事業として「RAKU CAFE」2店舗(直営)を出店しております。 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。なお、主要な関係会社については、「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」をご参照ください。
経営方針・対処すべき課題1,584字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 ① 温浴施設「極楽湯」「RAKU SPA」において、時代の変化や顧客ニーズを的確に捉えた、質の高いサービス を提供することで、顧客満足度を高め、企業として適切な利益を安定的に獲得する ② あらゆるステークホルダーを重視した経営を行い、その健全な関係の維持・発展に努める ③ 各地域の文化や慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する ④ 「開かれた企業経営体質」を基本に、危機管理体制の構築と法令遵守を徹底する ⑤ ホスピタリティ、チャレンジ精神、経営マインドを持った人材を育成する この経営方針のもと、経営基盤の拡充及び経営の効率化を図り、企業価値の最大化に努めてまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、既存店と新店それぞれ店舗の改装や企画イベント、安心・安全の付加価値のあるサービスを通じて顧客満足度を高め、来店客数と売上高、店舗利益の向上を図るとともに、新モデルや新業態の店舗等の開発により顧客の増大を目指しております。来店客数と売上高の拡大に加え、コストや業務の効率化を推進することを重視した経営により、収益体質の強化に努めております。 (3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 出店戦略の再構築 60店舗体制の確立に向けて今後も直営店出店に重点をおいた店舗開発に取り組んでまいります。併せて、出店場所の確保のための出店候補地に関する情報収集強化や、投資効率の更なる向上を図るための出店条件精査にも一層注力してまいります。 また、既存店につきましても、収益向上を目的とした改装など様々な見直しを積極的に検討し、実施してまいります。 ② 人材の確保・育成 60店舗体制の確立及び直営店に重点を置いた出店戦略を推進していくに当たり、店舗数及び業務の拡大に対応できうる人材の確保及び育成が重要であり、今後も採用活動の強化と社員に対する教育・研修に注力してまいります。 ③ 衛生管理及び設備の維持管理 当社グループは、衛生管理の徹底を最重要事項として取り組んでおります。お客様に快適かつ安心してご利用いただけるよう、営業中の定期的な水質検査や浴場配管設備の清掃を徹底しております。また、施設の経年劣化に伴って設備の維持管理が重要となりますので、今まで以上に店舗設備のメンテナンスにも注力し、安心かつ安全で清潔な施設運営に努めてまいります。 ④ 新形態・新業態の開発 当社グループがこれまでに蓄積してまいりました温浴施設を核とした店舗開発・運営に関するノウハウを活かし、様々な業態とのコラボレーションや従来の郊外型施設とは異なる“都市型温浴施設”など、これまでの形態や立地にとらわれ過ぎることなく、より魅力的な付加価値の高い施設に加え、新業態の開発を展開することに積極的に取り組んでまいります。 ⑤ 子会社の管理・統括 当社が温浴事業を承継するために設立した「株式会社極楽湯」等について、適正かつ健全な経営が行われるよう積極的にサポートすると共に統括してまいります。 今後も当社グループのブランド力の向上及び業績への貢献を図るために、事業展開を円滑に推進できるよう努めてまいります。 ⑥ 外部環境の著しい変化に対する適切な対応 近年多発する気候変動による自然災害の激甚化や大規模な地震の発生、感染症の拡大等により当社グループの運営店舗における営業時間の短縮や臨時休業、来店客数が大幅に減少する等の影響が懸念されます。 市場動向が不透明な環境下におきましては、日本国内の動向にとどまらず世界経済の動向にも注視しながら、資金管理や店舗運営管理において、柔軟かつ慎重に対応してまいります。
事業等のリスク2,852字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 退店について 当社グループの直営店は基本的に土地を購入せず、土地の有効活用を考える地主等から、定期借地権を設定して賃借する型を取っております。その賃貸借期限が切れた場合もしくは中途解約する場合は原則として、建物を撤去し、現状復帰して返却する必要があり、その現状復帰費用は当社グループの負担となり、該当する店舗においては資産除去債務を計上しているものの、状況により追加費用等により業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 法的規制等について 当社グループはスーパー銭湯を開設、営業するに際して、公衆浴場法のほか、食品衛生管理法、建築基準法等の法令並びに地方自治体の条例、各種行政指導による規制を受けます。当社グループはこれらの法令等の遵守を徹底しており、当局に対して十分に事前打合せや問合せを行っておりますが、万が一、営業許可が下りなかった場合、もしくは承認が長引いた場合は出店計画の修正を余儀なくされ、また既存店舗で法令違反が起きた場合は営業停止等の行政処分によって業績に大きな影響が出ると予想されます。また、これら規制が強化された場合、当社グループが負担するコストが上昇し、業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (3) 水質管理について 公衆浴場において最も大切なものとして浴槽内の水質管理が挙げられます。温浴施設でのレジオネラ属菌による事故が同業店舗で過去に発生していることもあり、当社グループでは誰もが安心・安全に入浴できるよう徹底した水質検査に努めております。具体的には従業員が各浴槽を一時間から二時間毎に巡回し目視及び検査試薬による水質検査を実施し絶えず安全を確認しておりますが、万が一、レジオネラ属菌による事故等が起こった場合、「極楽湯」、「RAKU SPA」としてのブランドが低下し、来店客数が減少する恐れがあります。また、営業停止処分が解除された後も評判が回復するまで時間を要したり、十分に回復しない恐れがあります。 (4) 店内で提供する飲食について 当社グループは、店内に飲食スペースを設けており、食品衛生管理法の規制対象として管轄保健所から営業許可を取得しております。定期的な衛生検査等食品衛生管理の遵守を心掛けており、安心安全な食材を提供することを徹底しておりますが、万が一、食中毒が発生した場合には営業停止等の行政処分によって業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 管理体制について 小規模組織にて運営しておりますが、内部管理体制もこのような規模に応じたものとなっております。今後は事業の拡大に備えて人材の確保・育成に一層の充実を目指しておりますが、人材等の充実が適切かつ十分に進まなかった場合、或いは既存の人材が流出した場合は当社グループの業務執行に支障が生じる可能性があります。 (6) その他店舗運営について 当社グループの店舗運営は関係法令に則り、店舗勤務の従業員全員へ店舗運営マニュアルによる指導・教育を徹底し、厳格に管理体制を強化しておりますが、設備運転及び薬品取扱い等での事故のリスクが存在します。これらのリスクに対しては、従業員の指導・教育により発生を予防するとともに必要な保険措置を行うことで、業績への影響を軽減しております。また、大規模な自然災害が発生した場合は、人材、商品、電力の確保に影響が生じ、店舗運営に支障をきたすリスクが依然として存在します。また、電気、ガス、水道、電話などのライフラインが広範囲にわたって長期的に機能停止になった場合には、営業時間の短縮や休業等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (7) 顧客情報管理について 当社グループは会員に対して各種サービスを提供していることから、恒常的に顧客の機密情報管理には社員教育と守秘義務の認識を醸成し、顧客情報の漏洩防止に努めております。また、システム保守管理に関する委託先企業の社員に対しても当社グループ社員同様厳しく指導しておりますが、万が一、顧客情報が外部に漏れた場合には顧客からのクレームを受け、或いは損害賠償請求を受ける可能性があります。かかる場合には、信用失墜による来店客数の減少等により業績に悪影響が及ぶ可能性があります。 (8) 固定資産の減損について 当社グループは、有形固定資産及びソフトウエアなどの固定資産を保有しております。これらの資産について、経営環境の変化等で、その収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合には、帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として計上することとなるため、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) FC加盟店における不祥事及び経営状態について 当社グループは、FC加盟店とフランチャイズ契約を締結することにより「極楽湯」ブランドでの店舗運営を認めておりますが、FC加盟店の不祥事等によって、直営店及び他のFC加盟店に対するお客様の信頼が失墜し、当社グループ店舗全体の来店客数が減少する恐れがあります。加えて、フランチャイズ契約先の経営状態等により、フランチャイズ料及び貸付金等の債権が回収できない可能性があります。 (10) 海外への事業展開に係わるリスク これまで中国にて温浴施設を展開しておりましたが、2023年11月1日付にて当社が中国連結子会社の株式を売却したことに伴い、2023年12月末において中国グループ(中国連結子会社11社)が連結範囲から除外されることとなりましたので、当該リスクにおいては当社グループの業績及び財政状態へ及ぼす影響が大幅に少なくなりました。 (11) 為替変動のリスクについて 上記(10)と同じく、中国グループが連結範囲から除外されることになったことから、為替変動が当社グループの業績に及ぼす影響は大幅に減少しました。 (12) 電気料金等の上昇について 電気料金等、エネルギーに係る費用は著しく変動する可能性があります。これらのエネルギーコストの増大により、当社グループがサービス提供に必要な設備等の維持運用に係る費用が増加し、当社グループの財政状態や経営成績に悪影響を与える可能性があります。 (13) シンジケートローンによる資金調達に伴う財務制限条項への抵触に伴うリスク 当社が締結しておりますシンジケートローン契約には財務制限条項が定められております。 純資産の維持及び利益の維持に関する財務制限条項に抵触した場合、利率の上昇や期限の利益の喪失等、当社の業績及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,426字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費に持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、不安定な世界情勢やエネルギー価格の高騰および為替相場の変動による原材料コストの上昇等、依然として先行きが不透明な状況が続きました。 このような状況の中、当社グループにおいては、連結売上高16,246百万円(前期比7.1%増)、営業利益1,236百万円(前期比8.5%増)、経常利益1,326百万円(前期比3.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益928百万円(前期比20.7%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は1,519百万円(前期は2,897百万円)となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益1,171百万円、減価償却費715百万円、減損損失150百万円などの加算要因があった一方で、仕入債務の減少164百万円、未払金の減少66百万円および法人税等の支払額312百万円などの減少要因によるものです。前年同期と比較して得られた資金が895百万円減少したのは、主に前期末に計上された仕入債務や未払金の支払が進んだことや法人税等の支払額が208百万円増加した等により営業活動によるキャッシュ・フローは前期に比べ895百万円減少し、1,299百万円の獲得となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 更新投資や新規出店等により有形固定資産の取得による支出が988百万円増加し1,960百万円あったこと等により、投資活動によるキャッシュ・フローは前期に比べ876百万円減少し、2,081百万円の支出となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 長期借入金の返済による支出1,023百万円があったものの、長期借入れによる収入327百万円および新株予約権の行使に伴う株式の発行による収入100百万円があったことにより、財務活動によるキャッシュ・フローは前期に比べ361百万円増加し、595百万円の支出となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 該当事項はありません。 b. 受注実績 該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) 日本   16,246,367   +7.1 合計   16,246,367   +7.1 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載しております。連結財務諸表を作成するに当たり、必要な見積りを行っており、それらは資産、負債、収益及び費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りは、その性質上判断及び入手し得る情報に基づいて行いますので、実際の結果がそれらの見積りと相違する場合があります。特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 固定資産の減損処理 減損の兆候のある資産又は資産グループについて、回収可能価額に基づき減損の判定を行っております。回収可能価額は、使用価値と正味売却価額のいずれか高い方により測定しております。回収可能価額は、事業計画や市場環境の変化により、その見積り金額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、追加の減損処理が必要になる可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ47百万円増加し13,071百万円となりました。これは主に、更新投資や新規出店等により有形固定資産及び無形固定資産が合計で1,140百万円増加したことや、持分法による投資利益の計上により関係会社株式が93百万円増加した一方で、借入金の返済や更新投資および新規出店等により現金及び預金が1,377百万円減少したこと等によるものであります。 次に、負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,039百万円減少し8,165百万円となりました。これは主に、新たな借入金327百万円の実行があったものの約定返済552百万円および繰上返済471百万円により長期借入金が696百万円減少したことや、前連結会計年度末に開催した大型のコラボイベントに向けた先行仕入の影響が解消されたことで買掛金が164百万円減少したことに加えて、前連結会計年度末に実施した店舗修繕工事に係る支払いが完了し未払金が90百万円減少したこと等によるものであります。 最後に、純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,086百万円増加し4,906百万円となりました。これは主に、利益剰余金が928百万円増加したこと等によるものであります。また、自己資本比率につきましては、35.3%となりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 当連結会計年度における業績は、売上面におきましては、前期にオープンした店舗が通期にわたり稼働し、売上高の底上げに寄与いたしました。加えて、アニメコンテンツやVtuber等とのコラボイベントを継続的に実施したほか、各店舗が地域特性に応じて実施した独自のお風呂・サウナイベントが奏功し、幅広い客層の獲得を実現いたしました。また、入館料金の改定に加え、2025年12月5日に「RAKU SPA Station 武蔵小金井」(東京都小金井市)を直営店としてオープンしたこと等により売上高は増加しました。 費用面におきましては、新店オープンに伴う初期費用の計上や、最低賃金の引き上げに伴う労務費の増加が利益を圧迫する要因となりました。しかしながら、増収効果がこれらのコスト増加を十分に吸収し、利益を大きく押し上げる結果となりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、前連結会計年度を上回る増収増益となり、上場以来の最高益を達成した前期実績をさらに上回り、過去最高益を更新いたしました。 今後の新店については、2027年春頃に「RAKU SPA 足立江北(仮称)」を直営店として、東京都足立区の環七通りと日暮里・舎人ライナー沿いの好立地にオープンを予定しています。引き続き売上拡大に向けて、新規出店においても積極的に取り組んでまいります。 当社グループの連結業績予想につきましては、現時点においてその影響額を合理的に算出することが困難であると判断し、未定といたします。今後、合理的な予想の開示が可能になった時点で速やかに公表いたします。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 「第2事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フロー状況」に記載のとおりです。 b. 資本の財源及び資金の流動性 該当事項はありません。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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