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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ヒューマンホールディングス

Human Holdings Co., Ltd.2415 · Standard · サービス業

人材・教育・介護の3事業を柱とする持株会社。派遣・紹介から保育・介護まで、人に関わるサービスを幅広く展開。

概要

ヒューマンホールディングスは、人材関連・教育・介護の3事業を柱とする持株会社である。グループ8社を統括し、人材派遣大手のヒューマンリソシアやスクール運営のヒューマンアカデミーなどを傘下に抱える。2026年3月期の連結売上高は1025億円、従業員数4740人で、安定成長を続けるが営業利益率は3.5%と低めである。

人材派遣・教育・介護を三本柱とする事業構成

当社グループは人材関連事業、教育事業、介護事業、その他(スポーツ・ネイルサロン)の4セグメントからなる。人材関連事業は連結売上高の約59%(606億円)を占め、中核セグメントである。同事業はヒューマンリソシアとヒューマングローバルタレントが担い、人材派遣・紹介・業務受託・DXソリューションを提供する。教育事業はヒューマンアカデミー、ヒューマンスターチャイルド、Human Academy Europeが担当し、社会人向けリスキリング講座、全日制専門スクール、児童向けロボット教室、日本語学校、保育所などを運営する。介護事業はヒューマンライフケアがデイサービス、訪問介護、グループホーム、介護付き有料老人ホームを展開。その他事業にはヒューマンプランニングのスポーツイベント運営とダッシングディバのネイルサロン運営が含まれる。2026年3月期末現在、グループは連結子会社8社、非連結子会社6社、関連会社2社で構成される。

持株会社体制で子会社を統括するグループ経営

当社は2002年8月にザ・ヒューマン(現ヒューマンアカデミー)とヒューマン・タッチ(現ヒューマンリソシア)の共同株式移転により設立された純粋持株会社である。自らは営業活動を行わず、子会社に対する経営指導、管理及びこれに附帯する業務を重要な事業内容とする。グループの中核は人材関連のヒューマンリソシア、教育のヒューマンアカデミー、介護のヒューマンライフケアの3社である。この他に、スポーツ事業のヒューマンプランニング、ネイルサロン運営のダッシングディバなどが連携する。当社は有価証券報告書において特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の軽微基準は連結ベースで判断される。グループ全体の従業員数は4740人(2026年3月末)で、東京都新宿区に本社を置く。

売上高は10期連続増加も利益率は低位

連結売上高は2013年3月期の520億円から2026年3月期の1025億円へと約2倍に成長し、10期連続で増加を記録している。一方、営業利益率は3~4%台で推移し、2026年3月期は3.5%(営業利益36億円)である。純利益は8億円から26億円の範囲で変動し、2026年3月期は22億円。利益率の低さは人材派遣や介護事業の労働集約的な性質に加え、教育事業での投資やM&Aによるのれん償却が影響している。自己資本比率は約37%(19,532百万円/52,146百万円)で、財務基盤は安定している。経常利益は38億円と前期比8.7%増加したが、特別利益の減少により親会社株主に帰属する当期純利益は15%減の22億円となった。

M&Aとグループ再編を繰り返して事業ポートフォリオを形成

ヒューマングループは2014年以降、積極的なM&Aで規模を拡大してきた。2014年クデイラアンド・アソシエイト(語学教育)、2015年みつば(保育)、2016年ダイレクトワン(IT)、2017年ウェブスマイル(Web開発)を買収。2022年にはエフ・ビー・エス(生産管理システム)を取得した。同時に、グループ内の再編も頻繁に行われ、ヒューマンリソシアが複数の子会社を吸収合併してきた。2009年には3社を吸収、2010年には会社分割で事業を移管、2024年以降もグローバルコミュニケーションズやデジタルコンサルタンツなどを吸収。これにより、経営資源を集中し、事業間のシナジーを追求している。

業界の中での役割は人材サービス・教育・介護サービスの総合プロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,025億円
営業利益
36億円
営業利益率
3.5%
純利益
22億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01人材関連主力

企業向けに人材派遣、人材紹介、業務受託、DXソリューション、転職求人情報サービスを提供。中途採用ニーズや業務効率化ニーズに応える。

主な製品・サービス5
人材派遣サービス
一般派遣から特定派遣まで、企業のニーズに合わせた人材を派遣するサービス。
人材紹介サービス
求人企業と求職者をマッチングし、入社までのサポートを行うサービス。
業務受託サービス
企業の業務プロセスを一括して請け負うサービス。
DXソリューション事業
デジタル技術を活用した業務改善やIT人材の提供を行うサービス。
転職求人情報サービス
インターネット上で転職情報を提供するサービス。

02教育主力

社会人教育、全日制教育、児童教育、国際人教育、保育事業を展開。資格取得やキャリアアップを目指す個人、教育機関にサービスを提供。

主な製品・サービス5
社会人教育事業
社会人向けの資格取得講座やキャリアアップ研修などを提供する事業。
全日制教育事業
専門学校などの全日制の教育機関を運営する事業。
児童教育事業
子供向けの学習塾やプログラミング教室などを運営する事業。
国際人教育事業
留学や語学学習など、国際的に活躍できる人材を育成する事業。
保育事業
認可保育所や企業主導型保育園などを運営する事業。

03介護準主力

高齢者向けにデイサービス、居宅介護支援、訪問介護、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、介護付き有料老人ホームなどの介護サービスを提供。

主な製品・サービス6
デイサービス事業
高齢者が通所で日常生活の支援や機能訓練を受けるサービス。
居宅介護支援事業
要介護者にケアプランを作成し、サービス調整を行う事業。
訪問介護サービス事業
ホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴や食事などの介護を提供するサービス。
グループホーム事業
認知症の高齢者が共同生活を送りながら介護を受ける施設。
小規模多機能型居宅介護事業
通いを中心に訪問や泊まりを組み合わせた柔軟な介護サービス。
介護付き有料老人ホーム事業
介護が必要な高齢者が入居し、介護サービスを受けられる施設。

04その他その他

スポーツ事業(スポーツクラブ運営など)とネイルサロン運営事業を展開。

主な製品・サービス2
スポーツ事業
スポーツクラブやスクールの運営など。
ネイルサロン運営事業
ネイルサロンの運営。

製品と技術

人材派遣・紹介・業務受託を軸とする人材関連事業

人材関連事業の中核はヒューマンリソシアである。同社は一般労働者派遣、有料職業紹介、業務受託を主業務とする。特に注力しているのが、海外ITエンジニアの育成・派遣とDXソリューションの提供。海外ITエンジニアは自社研修を経て派遣され、長期就業を可能にする。DXソリューションでは、AIエージェントサービス「assist for business(アシビズ)」を展開し、企業の生産性向上を支援する。また、生産管理システムの販売や、行政・医療向けの業務受託も手掛ける。2026年3月期の同事業売上高は606億円、営業利益26億円。派遣スタッフ数は微減だが、単価改定により売上が増加した。

社会人教育・全日制・児童教育を包括する教育事業

教育事業はヒューマンアカデミーが中心で、社会人向けリスキリング講座、全日制専門スクール、児童向け教室、国際人教育、保育所を運営する。社会人教育では日本語教師養成講座が主力で、全32校舎が文部科学省の登録日本語教員養成機関に認定された。全日制教育ではeスポーツカレッジが成長。児童教育ではロボット教室が人気。国際人教育では日本語学校の在籍者が増加し、会話練習アプリ「HAi-J」を提供。保育事業では認可保育所や学童保育、児童発達支援事業を展開する。グループ全体の教育事業売上は約300億円規模と推定される。

デイサービスから有料老人ホームまで手掛ける介護事業

介護事業はヒューマンライフケアが担う。提供サービスはデイサービス、居宅介護支援、訪問介護、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、介護付き有料老人ホームと多岐にわたる。国内の65歳以上人口は3600万人を超え、介護需要は増加傾向にあるが、深刻な人材不足が課題。同事業では補助金収入が経常利益に貢献する一方で、赤字事業でもある。2026年3月期のセグメント利益は非開示だが、経営成績の分析では補助金収入が経常利益増加の要因とされている。グループホームや小規模多機能型など、地域密着型サービスに強みを持つ。

スポーツイベントとネイルサロンのその他事業

その他事業には、ヒューマンプランニングのスポーツエンターテインメント事業と、ダッシングディバのネイルサロン運営事業が含まれる。ヒューマンプランニングは2005年に設立され、スポーツイベントの企画運営を行う。ダッシングディバは2006年に設立され、ネイルサロンを展開する。これらはグループ全体の売上に占める割合は小さく、補完的な位置づけである。事業セグメントとしての開示はなく、詳細な業績は不明だが、グループの多角化の一翼を担う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材派遣で大手、教育・介護も展開

ヒューマンホールディングスは総合人材サービス企業。派遣・教育・介護・IT事業を展開。売上高は1000億円超で、同業のジンジブやJSHより規模が大きい。営業利益率は3.4%程度と低め。ジンジブは若年層採用支援、JSHは製造派遣に特化。ヒューマンは多角化で安定するが、収益性改善が課題。

強み

  • 派遣、教育、介護、ITと複数セグメントでリスク分散。
  • 売上高1000億超、全国展開で営業基盤が強固。
  • 資格取得講座やキャリア教育で差別化。
  • 高齢化で介護事業の需要拡大を取り込み。

課題

  • 営業利益率3%台と、競合他社と比べても見劣り。
  • 労働者派遣法改正など、規制変更の影響を受けやすい。
  • 少子化で採用難、人件費上昇が収益圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がヒューマンホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12489アドウェイズ177億円11.7倍
27030スプリックス175億円10.2倍
36191エアトリ174億円6.4倍
49211エフ・コード174億円10.6倍
56571キュービーネットホールディングス174億円22.1倍
62415ヒューマンホールディングス173億円7.8倍
76572オープングループ172億円25.1倍
82491バリューコマース170億円
9194AWOLVES HAND166億円17.1倍
106562ジーニー165億円12.9倍
112340極楽湯ホールディングス164億円18.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

教育事業会社として大阪で創業した1985年

1985年4月、大阪市南区(現中央区)で株式会社教育未来社が設立された。教育事業を目的とし、翌1986年3月にはザ・ヒューマン株式会社に商号変更。同社は後にヒューマンアカデミー株式会社となる。1988年2月には人材派遣事業を目的にヒューマン・タッチ株式会社(現ヒューマンリソシア)を大阪市北区で設立。これにより、教育と人材派遣の二本柱が形成された。1999年4月には介護事業に参入し、神戸市北区でデイサービスを開始した。

持株会社へ移行し上場を果たした2002〜2004年

2002年8月、ザ・ヒューマン株式会社とヒューマン・タッチ株式会社の共同株式移転により、東京都新宿区にヒューマンホールディングス株式会社が設立された。純粋持株会社としてグループ全体の経営指導を担う。2003年11月、両社はそれぞれヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマンリソシア株式会社に商号変更。2004年10月に日本証券業協会に店頭登録し、同年12月にはジャスダック証券取引所に上場。これにより資金調達力が強化され、事業拡大の基盤が整った。

事業多角化とバブル崩壊後の再編期2005〜2010年

2005年6月、スポーツエンターテインメント事業に進出するためヒューマンスポーツエンタテインメント(現ヒューマンプランニング)を設立。2006年5月にはネイルサロン運営のダッシングディバを設立。2009年1月、ヒューマンリソシアはヒューマンアカデミー、ヒューマンビジネスサービス、ヒューマックスの3社を吸収合併し、グループ再編が始まる。2010年4月、ジャスダックと大証の合併に伴い大証JASDAQに上場。同時にヒューマンアカデミー、ヒューマンライフケア、ヒューマンインキュベーションを設立し、事業を会社分割で移管。教育・介護・ITに整理した。

M&Aで規模拡大を加速した2014〜2019年

2014年10月、ヒューマンアカデミーがクデイラアンド・アソシエイト(後のヒューマングローバルコミュニケーションズ)を買収し、語学教育事業を強化。2015年3月にはみつば(現ヒューマンスターチャイルド)を取得し、保育事業に参入。2016年3月にはダイレクトワン(後のヒューマンデジタルソリューションズ)を買収し、IT・デジタル分野を拡充。2017年4月にはウェブスマイルを子会社化。2018年7月にはデジタルソリューションズがウェブスマイルを吸収合併。2019年にはダイジョブ・グローバルリクルーティングをヒューマングローバルタレントに商号変更し、海外人材事業を強化した。

東京証券取引所スタンダード市場への移行と統合の2022〜2024年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、JASDAQスタンダードからスタンダード市場に移行。同年12月、ヒューマンリソシアが株式会社エフ・ビー・エスの全株式を取得し、生産管理システム事業を追加。2024年3月、ヒューマングローバルコミュニケーションズをヒューマンアカデミーに吸収合併。グループ内の事業を集約し、効率化を図る動きが加速した。2025年3月にはヒューマンデジタルコンサルタンツ(旧ウェブスマイル)をヒューマンリソシアに吸収した。

直近の組織再編でリソシアを中核に据えた2026年

2026年4月、ヒューマングローバルタレントが特定技能関連事業をヒューマンアカデミーに事業譲渡。同年5月、グローバルタレント自体もヒューマンリソシアに吸収合併され、人材関連事業がヒューマンリソシアに一本化された。これにより、グループの主要3事業(人材・教育・介護)はそれぞれリソシア、アカデミー、ライフケアが担う体制が確立。売上高1000億円超、営業利益36億円の規模に成長したが、今後はAI活用や高付加価値化による収益力向上が課題となる。

年表35件を開く

1980年代

  • 1985年4月創業大阪市南区(現中央区)において、教育事業を目的として、株式会社教育未来社を設立
  • 1986年3月商号変更株式会社教育未来社をザ・ヒューマン株式会社へ商号変更
  • 1988年2月大阪市北区において、人材派遣事業を目的として、ヒューマン・タッチ株式会社(現・ヒューマンリソシア株式会社)(現・連結子会社)を設立

1990年代

  • 1999年4月ザ・ヒューマン株式会社は、神戸市北区において、介護事業を開始

2000年代

  • 2002年8月ザ・ヒューマン株式会社及びヒューマン・タッチ株式会社の共同株式移転により、東京都新宿区において、子会社に対する経営指導等を目的として、ヒューマンホールディングス株式会社(当社)を設立
  • 2003年11月商号変更ザ・ヒューマン株式会社、ヒューマン・タッチ株式会社を、それぞれヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマンリソシア株式会社に商号変更
  • 2004年10月日本証券業協会に店頭登録
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年6月スポーツエンターテインメント事業を目的として、ヒューマンスポーツエンタテインメント株式会社(現・ヒューマンプランニング株式会社)(現・連結子会社)を設立
  • 2006年5月ネイルサロン運営事業を目的として、ダッシングディバインターナショナル株式会社(現・連結子会社)を設立
  • 2009年1月M&Aヒューマンリソシア株式会社は、ヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマンビジネスサービス株式会社、ヒューマックス株式会社を吸収合併

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。ヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマンライフケア株式会社(以上の2社は全て現・連結子会社)及びヒューマンインキュベーション株式会社を設立
  • 2010年7月ヒューマンリソシア株式会社は、会社分割(吸収分割)により、教育事業をヒューマンアカデミー株式会社に、介護事業をヒューマンライフケア株式会社に、インターネット関連事業、子育て支援事業及び家事代行サービス事業をヒューマンインキュベーション株式会社に、それぞれ承継
  • 2011年6月ヒューマンインターナショナル株式会社は、業務受託事業をヒューマンリソシア株式会社に、インターネット関連事業の一部をヒューマンアカデミー株式会社に、子育て支援事業及び家事代行サービス事業をヒューマンライフケア株式会社に事業譲渡
  • 2012年4月創業ヒューマンタッチ株式会社及びヒューマンメディカルケア株式会社を設立
  • 2012年8月ヒューマンリソシア株式会社は、人材紹介事業、特定労働者派遣事業、業務受託事業の一部をヒューマンタッチ株式会社に、医療・福祉・介護分野に係る一般労働者派遣事業、人材紹介事業、業務受託事業をヒューマンメディカルケア株式会社に事業譲渡
  • 2013年4月商号変更ヒューマンインターナショナル株式会社をダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社へ商号変更
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2014年10月商号変更ヒューマンアカデミー株式会社は、クデイラアンド・アソシエイト株式会社(2017年4月ヒューマングローバルコミュニケーションズ株式会社に商号変更)の全株式を取得
  • 2015年3月ヒューマンアカデミー株式会社は、株式会社みつば(現・ヒューマンスターチャイルド株式会社)(現・連結子会社)の全株式を取得
  • 2015年12月ヒューマンメディカルケア株式会社は、事業の全部をヒューマンリソシア株式会社に事業譲渡
  • 2016年3月商号変更ダイレクトワン株式会社(2016年8月ヒューマンデジタルソリューションズ株式会社に商号変更)の全株式を取得
  • 2017年4月ヒューマンデジタルソリューションズ株式会社は、株式会社ウェブスマイルの全株式を取得
  • 2017年10月ヒューマンタッチ株式会社は、人材派遣事業、業務受託事業をヒューマンリソシア株式会社に事業譲渡
  • 2018年7月M&Aヒューマンデジタルソリューションズ株式会社は、株式会社ウェブスマイルに吸収合併
  • 2019年3月商号変更ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社をヒューマングローバルタレント株式会社へ商号変更
  • 2019年9月商号変更株式会社ウェブスマイルをヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社へ商号変更

2020年代

  • 2021年5月ヒューマンタッチ株式会社は、事業の全部をヒューマンリソシア株式会社に事業譲渡
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
  • 2022年12月ヒューマンリソシア株式会社は、株式会社エフ・ビー・エスの全株式を取得
  • 2024年3月M&Aヒューマングローバルコミュニケーションズ株式会社は、ヒューマンアカデミー株式会社に吸収合併
  • 2024年11月M&A株式会社エフ・ビー・エスは、ヒューマンリソシア株式会社に吸収合併
  • 2025年3月M&Aヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社は、ヒューマンリソシア株式会社に吸収合併
  • 2026年4月ヒューマングローバルタレント株式会社は、特定技能関連事業をヒューマンアカデミー株式会社に事業譲渡
  • 2026年5月M&Aヒューマングローバルタレント株式会社は、ヒューマンリソシア株式会社に吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高経常利益率5%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業の高付加価値化とAI活用

    教育を中心としたビジネスモデルの強化、AI活用による業務効率化、商品・サービスモデルの高付加価値化、高付加価値ビジネスの創造に注力し、事業戦略に即したM&Aを推進する。

  2. 02

    人材関連事業の強化

    人材派遣で無期雇用推進やリスキリング支援、海外ITエンジニアの育成強化。建設業界など専門分野の業務受託で労働力確保。AIエージェントサービスなどで顧客のDX推進と生産性向上に貢献する。

  3. 03

    教育事業の拡充

    社会人教育でAI利活用講座アップデートや専門実践教育訓練給付金対象講座拡充。全日制教育で商品開発体制強化、教育コンテンツ刷新、新領域カレッジ開発。日本語教育で新規開校や就業支援強化。保育事業で認可保育の品質向上、学童保育や児童発達支援の拡大。

  4. 04

    介護事業の品質向上と人材確保

    デイサービスで「ケアレコード」提供など家族満足度向上、ホスピスホームのドミナント展開。人材不足に対し処遇改善、積極採用、eラーニング、ケアテクニカルマイスター制度、ICT活用による業務効率化。海外人材の積極受け入れと長期安定確保。

  5. 05

    その他事業の拡大

    スポーツ事業でプロバスケットボールクラブ「大阪エヴェッサ」のチーム強化とファン層拡大。ネイルサロン運営でデザインメニュー拡充、人材育成、自社ブランド商品の開発強化と拡販。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,740人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は619万円で、9期前と比べて+11.7%平均年齢は46.4歳、平均勤続年数は13.4年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,150
2018年3月3,459
2019年3月55442.58.33,786
2020年3月53343.38.94,165
2021年3月56044.29.54,132
2022年3月58444.210.44,052
2023年3月58244.811.24,290
2024年3月58945.211.64,480
2025年3月60646.112.44,68173
2026年3月61946.413.44,74076

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 7 / 海外 1、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関東1,365百万円
教育事業
関東1,194百万円
教育事業
本社 — 東京都新宿区1,076百万円
教育事業
近畿826百万円
教育事業
本社 — 東京都新宿区493百万円
全社
関東467百万円
介護事業
本社 — 東京都新宿区454百万円
人材関連事業
近畿169百万円
介護事業
九州・沖縄166百万円
教育事業
中部154百万円
教育事業
ほか20件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ヒューマンリソシア株式会社
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヒューマングローバルタレント株式会社
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヒューマンアカデミー株式会社
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヒューマンスターチャイルド株式会社
    横浜市神奈川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Human Academy Europe SAS
    フランス アングレーム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヒューマンライフケア株式会社
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ヒューマンプランニング株式会社
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダッシングディバインターナショ ナル株式会社
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,025億円営業利益36億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.2%、利益が+5.9%。

売上高
+2.2%
1,025億円
営業利益
+5.9%
36億円
純利益
-15.4%
22億円
営業利益率
3.5%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,060億円1,025億円
営業利益34億円36億円
純利益25億円22億円
1株あたり配当¥71¥71

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は263億円、営業利益は6億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+10.5%、営業利益は+20.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2376
2024年1Q23852.12
2024年2Q23552.14
2024年3Q242104.16
2024年4Q24410
2025年2Q492112.26
2025年4Q511234.520
2026年2Q507122.47
2026年4Q518244.615
2027年1Q26362.35

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は520億円から1,025億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は3.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月520138
ヒューマンアカデミー株式会社は、クデイラアンド・アソシエイト株式会社(2017年4月ヒューマングローバルコミュニケーションズ株式会社に商号変更)の全株式を取得
2014年3月5671412
2015年3月6262211
ダイレクトワン株式会社(2016年8月ヒューマンデジタルソリューションズ株式会社に商号変更)の全株式を取得
2016年3月6912111
2017年3月7442010
ヒューマンデジタルソリューションズ株式会社は、株式会社ウェブスマイルに吸収合併
2018年3月7882011
ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社をヒューマングローバルタレント株式会社へ商号変更
2019年3月8432212
2020年3月860218
2021年3月8583314
2022年3月8632716
2023年3月9162515
ヒューマングローバルコミュニケーションズ株式会社は、ヒューマンアカデミー株式会社に吸収合併
2024年3月9593322
ヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社は、ヒューマンリソシア株式会社に吸収合併
2025年3月1,00334363.426
ヒューマングローバルタレント株式会社は、ヒューマンリソシア株式会社に吸収合併
2026年3月1,02536393.522

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,025億円のうち、営業利益として残るのは36億円3.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は22億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.2%761億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.1%227億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.5%36億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.0pt
3.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.9pt
2.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.0pt
11.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが33億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは25億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は291億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月17−7−1010116
2014年3月6−1017−4128
2015年3月45−13−1332147
2016年3月15−10−15151
2017年3月25−1679168
2018年3月25−19106185
2019年3月27−12315203
2020年3月14−12−32201
2021年3月20−101710228
2022年3月18−13215255
2023年3月25−10−115272
2024年3月46−12−1434291
2025年3月15−14−151278
2026年3月33−8−1225291

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は521億円。このうち返さなくてよい自己資本が195億円で、自己資本比率は37.5%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2415318822.0
2014年3月2766421223.2
2015年3月3097323623.7
2016年3月3208123925.3
2017年3月3498826125.4
2018年3月3769827826.0
2019年3月40310729626.6
2020年3月40211328928.2
2021年3月43212530728.8
2022年3月46313632729.4
2023年3月48714734030.2
2024年3月51216135131.5
2025年3月50718132635.7
2026年3月52119532637.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
291億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
175億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
326億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中5位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中400位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.5%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,666で、1年前と比べて-10.3%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥1,666-2.0%1ヶ月+3.1%1年-10.3%時価総額173億円
過去52週の値幅
安値¥1,496高値¥2,111

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.8倍
PER (会社予想)7.1倍
PBR0.89倍
配当利回り4.26%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で-2.3%下落し、25日線(1587円)を-0.6%下回る。52週高値2111円から-25.2%の安値圏。週足は75日線(1605.57円)も下回り軟調。RSI52.7で中立。出来高は1~4千株と低調で、方向感なし。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER 7.4倍は業界平均22.2倍の3分の1、PBR 0.84倍も同平均2.35倍を大きく下回る。ROE 11.8%と収益性もあり、配当利回り4.12%は魅力的だが、配当性向58.2%が高く今後の増配余地は限定的。業績は緩やかな増収増益で、割安水準は継続する可能性が高い。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.8倍23.4倍
PER (予想)7.1倍
PBR0.89倍3.51倍
ROE11.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

人材サービス大手で、売上は堅調だが利益率が低い。強気派は、人手不足の構造的な追い風と教育改革関連のスクール事業の成長を評価。弱気派は、低利益率と競争激化による値下げ圧力、派遣法規制のリスクを懸念。ROE改善とセグメント別収益性が焦点。

プラスに働く材料7
  • 人手不足の追い風

    派遣需要は堅調で、売上高1000億円超で安定。

  • 教育事業の成長

    「ヒューマンアカデミー」でキャリア需要取り込み。

  • PBR0.8倍の割安感

    純資産価値に対して株価が低く、下値堅い。

  • 営業利益増加傾向2026年3月期影響

    営業利益34億→36億円と増加、売上高も前期比2.2%増の1,025億円

  • 高配当利回りが下支え継続影響

    配当利回り4.12%と高水準、インカムゲイン狙いの買い需要

  • 人手不足追い風2026年〜影響

    人材派遣需要増で売上成長、2026年3月期は売上高1,025億円

  • バリュエーションの割安感不定影響

    PER7.4倍、PBR0.84倍と割安、業績安定なら買い材料

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質

    営業利益率3%台で業界平均以下。

  • 競争激化

    大手派遣会社との価格競争が利益圧迫。

  • 規制リスク

    労働者派遣法の改正で事業環境悪化の可能性。

  • 最終減益リスク2026年3月期影響

    純利益26億→22億円と4億円減少、営業利益増も税負担増で減益

  • 営業利益率低下リスク継続影響

    競争激化で営業利益率が1%低下すると約10.3億円の利益減少

  • 需要変動による売上減少2026年〜影響

    経済減速で派遣需要が5%減少、売上高約51億円減で営業利益約1.8億円減少

  • 大口顧客契約の終了不定影響

    特定顧客への依存度が高ければ、契約終了で売上減少懸念

次の決算で確かめる点
セグメント別営業利益率
派遣と教育の稼ぐ力の差を把握。
派遣登録者数
供給力の指標。増加なら受注拡大期待。
ROE
資本効率の改善が株主価値向上の鍵。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり71で、前期から8.6%いまの株価に対する利回りは4.26%。

年間配当
¥71
1株あたり
配当利回り
4.26%
いまの株価に対して
配当性向
58.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1927.3
2018年3月2113.546.7
2019年3月237.148.2
2020年3月16−28.941.7
2021年3月160.088.6
2022年3月3190.625.9
2023年3月27−11.557.1
2024年3月63131.5108.8
2025年3月7620.850.2
2026年3月69−8.658.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥71

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,087人。区分でいちばん多いのは個人・その他55.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.1%を占め、残る61.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他57.056.856.057.555.255.2
事業法人40.040.240.138.537.137.6
外国法人1.61.52.13.15.35.8
証券会社1.41.21.40.82.40.9
金融機関0.10.40.40.10.00.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式1.01.01.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社ペアレンツ22.27
02佐藤新悟9.64
03佐藤朋也8.31
04佐藤耕一5.02
05オフィスあぐり株式会社4.09
06ヒューマンホールディングス 従業員持株会3.78
07野村愛3.15
08有限会社JPSKN2.78
09株式会社Kobee2.62
10有限会社ハーヴェスト2.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+182%、1株純資産は14期で+286%。直近期のROEは11.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月7648716.65.865.4
2014年3月11458921.26.318.7
2015年3月10567216.710.270.7
2016年3月9874413.88.031.3
2017年3月9281311.818.327.3
2018年3月10489812.219.846.7
2019年3月11298511.918.448.2
2020年3月781,0417.79.341.7
2021年3月1321,14512.17.288.6
2022年3月1511,25312.65.925.9
2023年3月1341,35310.26.957.1
2024年3月2021,55514.06.7108.8
2025年3月2511,74415.26.350.2
2026年3月2141,88211.88.058.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額234百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤耕一取締役ファウンダー89521,100
佐藤朋也代表取締役社長63862,000
黒﨑耕輔取締役 管理本部 担当61164,500
佐藤安博取締役 経営企画 担当4481,300
高橋哲雄取締役 人材関連 事業担当514,500
瀬戸口信也取締役 介護 事業担当56
南靖郎取締役45
松田伊規常勤監査役661,400
石橋康男監査役70
林耕作監査役60
西岡開平75
田中知信取締役 教育 事業担当54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41852721153
社外取締役314145
監査役18199

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,308字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、持株会社であり、事業間のシナジー効果を引き出すべく、子会社に対する経営指導、管理及びこれに附帯する業務を重要な事業内容としております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)人材関連事業 人材関連事業については、ヒューマンリソシア株式会社、ヒューマングローバルタレント株式会社で行っております。 (2)教育事業 教育事業については、ヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマンスターチャイルド株式会社、Human Academy Europe SASで行っております。 (3)介護事業 介護事業については、ヒューマンライフケア株式会社で行っております。 (4)その他 その他の事業については、ヒューマンプランニング株式会社、ダッシングディバインターナショナル株式会社で行っております。 以上の結果、当社グループは、2026年3月31日現在、当社、連結子会社8社、非連結子会社6社、関連会社2社により構成されており、人材関連事業、教育事業、介護事業及びその他の事業を展開しております。 当社グループの事業における関係会社の位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 2026年3月31日現在 セグメントの名称   主な事業内容   会社名 人材関連事業   人材派遣事業 人材紹介事業 業務受託事業 DXソリューション事業 インターネットを活用した転職求人情報サービス事業   ヒューマンリソシア株式会社(連結子会社) ヒューマングローバルタレント株式会社(連結子会社) 教育事業   社会人教育事業 全日制教育事業 児童教育事業 国際人教育事業 保育事業   ヒューマンアカデミー株式会社(連結子会社) ヒューマンスターチャイルド株式会社(連結子会社) Human Academy Europe SAS(連結子会社) 介護事業   デイサービス事業 居宅介護支援事業 訪問介護サービス事業 グループホーム事業 小規模多機能型居宅介護事業 介護付き有料老人ホーム事業   ヒューマンライフケア株式会社(連結子会社) その他   スポーツ事業 ネイルサロン運営事業   ヒューマンプランニング株式会社(連結子会社) ダッシングディバインターナショナル株式会社(連結子会社) (注)1. 非連結子会社であるPT.Human Mandiri Indonesia、他5社、並びに関連会社である産経ヒューマンラーニング株式会社、他1社は、記載を省略しております。 2.ヒューマングローバルタレント株式会社は、2026年5月1日付でヒューマンリソシア株式会社に吸収合併されております。 以上の内容を事業系統図によって示すと、次のとおりであります(2026年3月31日現在)。 (注)ヒューマングローバルタレント株式会社は、2026年5月1日付でヒューマンリソシア株式会社に吸収合併されております。
経営方針・対処すべき課題3,594字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 ヒューマングループでは経営理念として、綱領「為世為人」、バリュープロミス「SELFing」を掲げております。 綱領   為世為人   「世のため人のため」 私たちの使命は、仕事を通じて社会と人々のために貢献することです。 バリュー プロミス   SELFing   自分らしい生き方は、「なりたい自分」を思い描くことからはじまります。 自分自身の発見と開発。そうすることで生まれる、社会への貢献。 この自分らしさをカタチにする循環を、私たちは「SELFing」と呼んでいます。 SELFingは、私たちからすべてのステークホルダーの皆さまへ、提供する価値です。 当社グループでは、経営理念に基づき、お客様が学んだことを活かして働き、さらに学べるように、「人を育てる」事業と「人を社会に送り出す」事業とをひとつにしたビジネスモデルを掲げております。 (2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 現在、世界経済においては地政学リスクの影響によるエネルギー供給不安や、それに伴うサプライチェーンの再編が見込まれ、国内においても原材料や人件費の高騰による物価上昇が継続するなど経済の不確実性が高まるものの、国内企業においては、AIの急速な普及を背景に、AIを活用した事業の創出やサービスの改善が進められており、専門性の高い人材の確保や育成需要の高まりが見込まれていることから、事業環境は回復基調にあります。 当社グループはこのような事業環境において、「事業の高付加価値化と利益率の向上」をテーマに、教育を中心としたビジネスモデルの強化や、AI活用による業務の効率化、商品・サービスモデルの高付加価値化、高付加価値ビジネスの創造に注力するとともに、事業戦略に即したM&A推進を図ってまいります。 また、当社グループにおいて「人」は最も価値のある資産と位置付けられております。人が仕事を通じて社会と人々のために貢献する場を提供することが、当社グループの存在意義であるとの考え方のもと、「日本の労働人口減」という大きな課題を中長期の重点取り組み領域と定め、人をはじめとする当社グループのリソースを活用することで解決に取り組んでまいります。 当社グループでは、継続して賃金アップに取り組んでおり、2023年3月期と比較して全体平均18.3%の賃上げとなる予定です。今後も従業員への持続的な投資の一環として、賃金の引き上げに努めてまいります。 これらの取り組みにより、各事業において競争力を高め、企業価値の向上を図るとともに、社会と共に持続的な成長を目指してまいります。 この方針のもと、当社グループでは各事業分野において、以下の取り組みを推進してまいります。 ①人材関連事業 人材関連事業におきましては、企業において労働力の確保のみならず、AIの普及により業務変革が生じているなかで、専門性の高い人材確保が喫緊の課題となっております。また、AI活用による事業変革やDX推進による業務改善を通じた生産性向上が求められておりますが、それらを推進する専門人材不足が課題となっております。 このような状況に対処すべく、人材派遣では無期雇用の推進やリスキリング支援の拡充に努めるとともに、海外ITエンジニアについては、自社研修を通じた育成強化を行うことで、長期就業が可能な専門性の高い人材を安定的に供給できる体制を強化してまいります。また、建設業界をはじめとする専門分野に特化した業務受託など、企業の労働力確保と専門人材不足に対して最適な解決方法の提供に努めてまいります。加えて、企業におけるAI活用やDXを推進する専門人材の不足に対しては、自律遂行型のAIエージェントサービスを展開するとともに、導入から教育・伴走支援に至るまでの包括的な活用支援に注力することで、顧客企業のDX推進と生産性向上に貢献してまいります。 ②教育事業 教育事業におきましては、社会人教育では、AIを使いこなすスキルに加え、中長期的なキャリア形成のための専門スキルを習得するリスキリングへの需要が高まっていることから、AI利活用講座の継続的なアップデートに加え、専門実践教育訓練給付金対象講座のさらなる拡充を図ることで、多様なキャリア形成にあわせた学びの場を提供いたします。また、学習過程における伴走型サポートと、独自の就職支援基盤を活用した就職・転職支援を一体化させることで、受講者の確実なキャリアアップを支援してまいります。 全日制教育事業におきましては、少子化に伴い学生獲得競争が激化するなか、進学層がデジタルネイティブであるα(アルファ)世代へ移行しており、個々の価値観や自己実現を重視する傾向が強まっております。このような状況に対処すべく、商品開発体制の強化に努めるとともに、最新の業界動向を反映した教育コンテンツへの刷新、次世代の成長産業に直結する新領域のカレッジ開発、市場ニーズに合わせた受講期間や価格の最適化を推進し、生徒獲得に注力してまいります。また、各拠点の収益性と教育品質を最大化させるための構造改革を実行し、事業構造の見直しを図ってまいります。 国際人教育事業における日本語教育では、留学や就業による国内在留外国人の増加を背景に、日本語学習ニーズが高まっていることから、引き続き日本語学校の新規開校に努めるとともに、登録支援機関として独自の日本語会話練習Webアプリ「HAi-J」を学習時に提供するなど、就業支援体制の強化に努めてまいります。 保育事業では、子どもたちの自立と成長を地域社会全体で支えるべく、認可保育事業のサービス品質の向上に努めるとともに、学童保育事業および児童発達支援・放課後等デイサービス事業の拡大に注力してまいります。 ③介護事業 介護事業におきましては、国内における65歳以上の高齢者が3,600万人を超え、高齢者人口の増加ペースは落ち着いたものの、出生率の減少により高齢化率は上昇を続けております。介護市場においては、介護事業者間の競争が激化するなか、利用者やご家族に選ばれる事業所となるため、サービス品質の向上が求められております。介護サービスの担い手である介護スタッフについては、国内労働人口の減少に加えて、賃金上昇が進むことにより、人材不足がこれまで以上に深刻な状況となることが見込まれております。 このような状況に対処すべく、サービスの拡充を通じて、利用者が住み慣れた場所で自分らしく生きることを支援し、さらなる価値提供を図ってまいります。デイサービスにおけるサービス品質の向上のため、利用者の様子やバイタルデータをご家族に共有可能な「ケアレコード」サービスの提供推進など、利用者のみならずご家族の満足度向上に努めるとともに、新規事業であるホスピスホームなどのドミナント展開を推進してまいります。人材不足に対しては、スタッフに対する処遇改善や積極的な採用活動を実施するとともに、キャリアパスの実現や、教育を原点とするヒューマングループの特長を生かしたeラーニング、独自の資格制度であるケアテクニカルマイスター制度の活用に加え、ICT活用による記録業務のシステム化などの業務効率化施策を導入することで、職員の負担軽減を図り、人材の確保・育成・定着に注力してまいります。海外人材については、引き続き積極的に受け入れを進めるとともに、グループのリソースを最大限活用して、人材の長期安定確保に向けた供給体制の構築に努めてまいります。 ④その他の事業 スポーツ事業におきましては、プロバスケットボールクラブ「大阪エヴェッサ」において、2026年9月に開幕するB.LEAGUE PREMIERに向けて、チーム強化に取り組むとともに、ファン層の拡大を図るべく、各種プロモーションを強化してまいります。また、既存スポンサーとの連携や新規スポンサーへの営業活動を強化してまいります。 ネイルサロン運営事業におきましては、デザインメニューの拡充に加え、継続した人材育成により施術と接客品質のさらなる向上を図り、より良いサービスの提供に努めてまいります。自社ブランド商品については、開発強化と拡販に注力してまいります。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、現状の経営環境を踏まえて、経営効率の改善を目指して利益率の向上を重要課題として、連結売上高経常利益率5%を当面の目標として取り組んでまいります。
事業等のリスク3,705字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日)現在において、当社グループが判断したものであります。 ①法的規制等について 当社グループの事業の中には、行政、政府機関などの許可または指定を受けているものがあります。また、消費者契約法やその他の一般的な法規制の適用も受けております。 これらについて、当局による法改正がなされた場合、あるいは万一これらの規制に抵触する事態が生じた場合には、当社グループの事業活動が制限される可能性があります。 a.人材派遣について 人材派遣事業におきましては、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下、「労働者派遣法」)に基づき、主として一般労働者派遣事業として、厚生労働大臣の許可を受けて行っております。労働者派遣法は、労働者派遣事業の適正な運営を確保するために設けられた欠格事由に該当した場合や、法令に違反した場合に、事業許可の取り消しもしくは、業務停止などが命じられることが規定されております。 当社グループは、コンプライアンス部や内部監査室により、関連法規の遵守状況の確認を行うとともに、徹底した社員教育にも努めておりますが、当社グループ各社もしくは役職員による重大な法令違反が発生し、事業許可の取り消しや業務停止が命じられた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b.人材紹介について 人材紹介事業におきましては、職業安定法に基づき、有料職業紹介事業として、厚生労働大臣の許可を受けて行っております。職業安定法には、職業紹介事業の適正な運営を確保するために設けられた欠格事由に該当した場合や、当該許可の取消事由に該当した場合に、厚生労働大臣により事業許可の取り消しが行われ、事業の停止が命じられることが規定されております。 当社グループは、コンプライアンス部や内部監査室により、関連法規の遵守状況の確認を行うとともに、徹底した社員教育にも努めておりますが、当社グループ各社もしくは役職員による重大な法令違反が発生し、事業許可の取り消しや業務停止が命じられた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 c.介護保険法等について 介護事業におきましては、公的介護保険法内のサービスが中心であり、サービス内容、報酬、事業所展開、運営及びその他事業全般に関して、介護保険法及び各関連法令などによる法的規制を受けております。 今後、法令の変更や報酬改定により、サービスの設計や料金体系の見直しが必要となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②人員の確保について a.派遣スタッフの確保について 人材派遣事業におきましては、その事業の性質上、派遣スタッフの確保が非常に重要であります。登録スタッフの募集は、インターネットや新聞、雑誌などの広告によるものをはじめ、教育事業との連携により、専門知識を身に付けた修了生への働きかけを行い、実社会に送り出す育成型派遣にも注力しております。 また、給与や福利厚生面の充実、教育・研修などの実施によるスキル向上のサポートなどにより、派遣スタッフの満足度を高め、安定確保に努めております。 しかしながら、雇用情勢や労働需給の変化により、派遣需要に対して十分なスタッフの確保を行えなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 b.講師の確保について 教育事業におきましては、業界直結型の講座を展開しているため、業界の第一線で活躍する人物に講師を依頼することを原則としております。社会的ニーズの高い講座を開発するよう努めておりますが、専門性の高い講座については、講師として教授できる人物の採用が困難な場合があります。このように人材の確保が困難となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 c.保育士の確保について 保育事業におきましては、保育士などの資格保有者の人材確保が非常に重要であります。当社グループでは、年間研修計画に基づく研修の実施やOJTによる人材育成により、保育士の採用・育成・定着を図ってまいりますが、今後保育士の確保が困難となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 d.介護スタッフの確保について 介護事業におきましては、事業規模を維持・拡大していくため、人材の確保が非常に重要であります。 当社グループでは、介護スタッフを育成するとともに、中途採用を中心とした労働力の確保及び定着率向上のため、社内資格を設置し、教育研修制度を充実させるなどの取り組みを積極的に行っております。 しかしながら、介護スタッフの確保や配置が進まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③社会保険料の負担について 当社グループでは、現行の社会保険制度において社会保険加入対象者となる派遣スタッフの完全加入を徹底しております。今後、社会保険制度の改正により会社負担金額が大幅に上昇する場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④少子化について 当社グループの教育事業においては、主要顧客層が比較的若年層に集中しております。そのため、幼児から高齢者まで幅広い年齢層を対象に、それぞれのニーズに応じた教育商品の開発を推進するとともに、新たなマーケットとして海外展開にも着手し、国内の少子化に対応した施策を進めております。 しかしながら、今後、日本における少子化が、予想を大幅に超えて急速に進行し、教育市場全体が著しく縮小した場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤人材の確保と育成について 当社グループは、持続的な事業の成長を実現させるため、継続した人材の確保が必要であると考えております。特に、経営戦略や組織運営といったマネジメント能力に優れた人材の確保、育成を継続的に推進していくとともに、新卒採用や中途採用に努めております。また、教育研修体制の整備に加え、継続的な賃上げを図ることで、人材の育成と定着に努めてまいります。 しかしながら、今後、採用環境の変化などにより、人材の確保、育成が計画通りに行えない場合には、長期的視点から、事業展開、業績及び成長見通しに大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑥海外での事業活動について 当社グループは、今後経済発展が見込まれる新興国を中心とした事業拡大を事業戦略の一つとしています。しかしながら海外では、予期しない法規制の変更、経済情勢の変動、テロ・戦争・その他の要因による社会的または政治的混乱などのリスクが存在します。こうしたリスクが顕在化した場合、事業活動の継続が困難になるおそれがあるため、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦M&A(企業買収)について 当社グループは、事業拡大を加速させるうえで有効な手段となる場合や、市場において短期間で優位性の確立が見込める場合などには、M&Aを有効に活用する方針です。 M&A実施に当たっては、市場動向や顧客のニーズ、対象企業の業績、財務状況、契約関係などについて十分に事前審査を行ったうえで可否を判断いたします。 しかしながら、買収後の想定外の事態の発生や、市場動向の著しい変化により、買収事業が計画通りに展開することができず、その企業の収益性が著しく低下した場合、当社グループの業績や成長見通し及び事業展開などに大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑧個人情報の取扱いについて 当社グループにおきましては、人材関連事業における派遣スタッフなどの個人情報、教育事業における受講生の個人情報、介護事業における利用者の個人情報を取り扱っております。 当社及びグループ各社は、個人情報を適切に取扱い、その安全性を確保することを目的として、「プライバシーマーク」(認定機関 一般財団法人日本情報経済社会推進協会)の認証を取得し、「個人情報保護方針」、「個人情報保護規程」に基づき、定期的な従業員教育を実施するなど、管理体制強化を推進しております。 しかしながら、何らかの原因により、個人情報の漏えいや不正使用などの事態が発生した場合、損害賠償請求や社会的信用の失墜などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨自然災害や感染症の発生について 当社グループが事業活動を行う地域において、大規模な地震・台風などの自然災害や感染症などの発生により、当社グループの顧客や従業員に人的被害が発生した場合や、校舎・施設などに損害が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,716字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当期におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、物価上昇の継続による個人消費の落ち込みに加え、期末にかけて中東情勢が緊迫化したことにより、依然として先行き不透明な状態が続いております。 当社グループを取り巻く事業環境は、人材関連事業におきましては、労働者においては働き方や価値観の多様化によりキャリア志向が高まっているなかで、企業の人手不足が深刻化していることに加え、高齢化が進行していることから、有効求人倍率は高水準となっております。企業においては国内人材の確保と育成に加え、海外人材の活用、DX推進による生産性の向上が課題となっております。 教育事業におきましては、社会人向け教育では、教育訓練給付制度など公的な支援制度を背景に、雇用確保やキャリアアップのための社会人のリスキリング需要の高まりは継続しております。若年層向け教育においては、国内若年層の人口が減少するなかで、将来のキャリア形成に向けた学習意欲は高まっており、学習希望者の需要を捉えた商品開発や就業を見据えた支援体制の提供が求められております。 介護事業におきましては、国内における65歳以上の高齢者は3,600万人を超えており、総人口に占める割合が2040年には約35%まで増加すると試算されております。その一方で、介護サービスの担い手である介護スタッフについては、引き続き深刻な人材不足となっております。 このような状況において、当社グループでは、「事業の高付加価値化と利益率の向上」を成長戦略のテーマとし、教育を中心としたビジネスモデルの強化や高付加価値ビジネスの創造、AI徹底活用による事業構造の転換、DX推進による業務効率化、事業戦略に即したM&A推進に注力するとともに、綱領「為世為人」、バリュープロミス「SELFing」から成る当社グループの経営理念に基づき、社会と人々に貢献すべく「人を育てる」事業、「人を社会に送り出す」事業を中心としたビジネスモデルの強化・発展に取り組みました。また、当社グループでは、従業員の基本給及び初任給について3年連続賃上げを実施いたしました。 以上の結果といたしまして、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ、1,402百万円増加し、52,146百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ、33百万円減少し、32,613百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ、1,436百万円増加し、19,532百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度末の経営成績は、売上高は、前期比2.2%増の102,539百万円となりました。利益面では、営業利益は前期比6.1%増の3,614百万円、経常利益は介護事業における補助金収入を計上したことなどにより、前期比8.7%増の3,887百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の特別利益に事業譲渡益の計上があったことに加え、減損損失を計上したことなどから、前期比15.0%減の2,216百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (人材関連事業) 人材関連事業におきましては、顧客の需要に沿った高付加価値サービスの提供を追求したことから、DXソリューションや海外ITエンジニア派遣サービス、業務受託などが好調に推移いたしました。 人材派遣では、堅調な人材需要を背景に人材獲得競争が激化するなか、就業スタッフ数は前期と比較し微減となりましたが、継続して取り組んでいる単価改定の効果から、契約単価が向上し、売上が増加いたしました。人材関連事業におきましては、顧客の需要に沿った高付加価値サービスの提供を追求したことから、DXソリューションや海外ITエンジニア派遣サービス、業務受託などが好調に推移いたしました。 DXソリューションでは、DXツール開発支援などの受託や、前期に事業の譲り受けを実施した生産管理システムの販売強化に努めました。海外ITエンジニアでは、派遣先への受入を推進したことで稼働率が改善いたしました。 業務受託では、行政関連や医療事業関連の受託案件が増加したことから好調に推移いたしました。 この結果、人材関連事業の売上高は前期比1.9%増の60,658百万円、営業利益は人材派遣の単価改定やサービスの高付加価値化が寄与し、前期比7.5%増の2,615百万円となりました。 (教育事業) 教育事業におきましては、社会人教育事業では、日本語教師が国家資格となったことに加え、全32校舎が文部科学省より登録日本語教員養成機関の認定を受けたことから、主力である日本語教師養成講座の契約数が増加いたしましたが、同講座の受講期間の延伸に伴い、従来より役務提供期間が伸長することとなったことに加え、Webデザイン講座やキャリアコンサルタント養成講座などの減収の影響から、売上は減少いたしました。日本語教師養成講座の修了生へ向けた取り組みとして、「ヒューマンアカデミー日本語教師キャリアセンター」を開設し、働く環境の提供に努めるとともに、企業の人材育成需要に対しては、AIと「SELFing」を組み合わせた人材育成プラットフォーム「assist for business(アシビズ)」の販売を強化いたしました。 全日制教育事業では、eスポーツカレッジでは在校生数が増加いたしましたが、パフォーミングアーツカレッジやゲームカレッジにおいては在校生数が減少したことにより、全体の在校生数が減少となりました。 児童教育事業では、こどもプログラミング教室の在籍者数は増加いたしましたが、主力であるロボット教室の在籍者数が減少したことにより、全体の在籍者数が減少となりました。 国際人教育事業では、特定技能制度などを背景に日本への関心が高まっているなか、各国への営業活動に注力したことで、日本語学校の在籍者数は日本の外国人留学生の増加率を上回る水準で増加いたしました。また、海外人材の来日から学習、就業、定着を切れ目なく支援するため、1月に登録支援機関としての業務を開始し、生成AIを用いた、自然な日本語の会話練習Webアプリ「HAi-J(ハイジェイ)」を学習時に提供するなど、就業支援体制の強化に努めました。 保育事業では、4月に昭島ナーサリー(東京都)を含む4ヶ所の認可保育所を開設いたしました。また、都市部における学童待機児童問題の解消を図るべく、スターチャイルド学童クラブ和泉橋校(東京都)を開設いたしました。加えて、子どもたちの成長支援領域の拡充を図るべく、5月に2ヶ所の運営事業を譲受け、児童発達支援・放課後等デイサービス事業を開始し、12月には、3ヶ所目となるminatos宮崎台店(神奈川県)を開設いたしました。 この結果、教育事業の売上高は前期比0.3%増の26,359百万円となりましたが、利益面では全日制教育事業の減収により、前期比33.0%減の538百万円となりました。 (介護事業) 介護事業におきましては、介護スタッフの役割分担の見直しや資格取得制度の推進によるキャリアパス設計支援などにより、定着率の向上に努めました。 小規模多機能型居宅介護施設や、グループホームにおいては、加算取得の推進など、単価改善に努めるとともに、管理体制の強化を図り、施設運営に注力いたしました。また、10月にヒューマンライフケア町田木曽ホスピスホーム(東京都)、3月に3ヶ所目となるヒューマンライフケア登戸ホスピスホーム(神奈川県)を開設いたしました。 デイサービスでは、介護スタッフの採用を進め、各施設の人員配置を強化いたしました。また、ITを活用した営業を推進したことに加え、利用者のご家族に向けて、施設利用時の様子やバイタルデータをスマートフォンから確認できるサービス「ケアレコード」を提供したことから稼働率が改善いたしました。 この結果、介護事業の売上高は、前期比4.9%増の12,940百万円、営業利益はデイサービスの稼働率改善などにより、前期比57.7%増の316百万円となりました。 (その他の事業) スポーツ事業におきましては、プロバスケットボールクラブ「大阪エヴェッサ」において、B.LEAGUE PREMIER参入の効果によりスポンサー収入が増加いたしました。また、ファンクラブゴールド会員枠の拡大やファンクラブ限定イベントの実施など、各種マーケティング施策を強化したことから、ファンクラブ会員数やチケット収入が増加いたしました。 ネイルサロン運営事業におきましては、店舗運営では、ネイリストの育成と定着に注力したことから、固定客を中心に顧客数が増加いたしました。商品販売では、新たにベースジェルを発売するなど自社ブランド商品の拡販に努めました。 この結果、その他の事業の売上高は、前期比18.0%増の2,572百万円、利益面では、231百万円の営業利益(前期は184百万円の営業損失)となりました。 ②生産、受注及び販売の実績 a.提供能力 当連結会計年度における人材関連事業の派遣労働者の登録者数は、次のとおりであります。 2025年3月31日現在(人)   増加数(人)   減少数(人)   2026年3月31日現在(人) 543,008   18,334   2,511   558,831 (注)減少数につきましては、当連結会計年度において、稼働見込みのない登録派遣スタッフの登録を抹消したものであります。 前連結会計年度における人材関連事業の派遣労働者の登録者数は、次のとおりであります。 2024年3月31日現在(人)   増加数(人)   減少数(人)   2025年3月31日現在(人) 527,298   18,336   2,626   543,008 (注)減少数につきましては、当連結会計年度において、稼働見込みのない登録派遣スタッフの登録を抹消したものであります。 教育事業における受講生を収容できる教室数及び収容座席数は、次のとおりであります。 2025年3月31日現在   2026年3月31日現在 教室数(室)   収容座席数(席)   教室数(室)   前期比(%)   収容座席数(席)   前期比(%) 北海道・東北地区   38   614   38   100.0   614   100.0 関東地区   232   4,294   232   100.0   4,310   100.4 中部地区   68   1,074   69   101.5   1,075   100.1 近畿地区   157   3,155   157   100.0   3,155   100.0 中国・四国地区   36   436   38   105.6   447   102.5 九州・沖縄地区   85   1,406   87   102.4   1,445   102.8 海外(フランス)   8   159   8   100.0   159   100.0 合計   624   11,138   629   100.8   11,205   100.6 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比 (%) 販売高(千円)   構成比(%)   販売高(千円)   構成比(%) 人材関連事業 人材派遣事業   49,535,357   49.4   50,363,441   49.1   101.7 DXソリューション事業   4,738,946   4.7   4,703,403   4.6   99.2 業務受託事業   3,006,915   3.0   3,477,048   3.4   115.6 人材紹介事業   1,778,134   1.8   1,690,919   1.7   95.1 その他附帯事業   479,660   0.4   423,357   0.4   88.3 小計   59,539,013   59.3   60,658,171   59.2   101.9 教育事業 社会人教育事業   8,189,905   8.2   7,870,070   7.7   96.1 全日制教育事業   6,466,680   6.4   5,301,877   5.1   82.0 児童教育事業   1,755,202   1.8   1,725,662   1.7   98.3 国際人教育事業   3,544,456   3.5   4,180,083   4.1   117.9 保育事業   6,313,849   6.3   7,281,518   7.1   115.3 小計   26,270,093   26.2   26,359,211   25.7   100.3 介護事業   12,330,860   12.3   12,940,539   12.6   104.9 その他   2,179,270   2.2   2,572,429   2.5   118.0 合計   100,319,239   100.0   102,530,351   100.0   102.2 人材関連事業における派遣スタッフ及び期間スタッフの月平均稼働人数は、次のとおりであります。 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)    当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 月平均稼働スタッフ数   13,258   13,233   99.8 教育事業における受講生の月平均人数は、次のとおりであります。 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)    当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 月平均受講生数   19,384   20,729   106.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。 (売上) 当連結会計年度の売上高は、全事業において増収となったことから、前連結会計年度の100,328百万円から2,210百万円増加し、102,539百万円となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度の3,404百万円から209百万円増加し、3,614百万円となりました。また、売上高営業利益率は、3.5%となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度の3,576百万円から311百万円増加し、3,887百万円となりました。また、売上高経常利益率は、3.8%となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の2,607百万円から390百万円減少し、2,216百万円となりました。また、売上高当期純利益率は、2.2%となりました。 セグメント毎の経営成績に関しましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フロー) 当社グループでは、教育事業におきましては前受金として役務提供前に資金を収受し、人材関連事業及び介護事業におきましては役務提供後に売掛金の回収を行っており、それぞれキャッシュ・インの時期が異なっております。当社グループは、キャッシュマネジメントシステム(CMS)を導入しており、子会社の余剰資金を当社において集中管理し、運転資金または設備投資資金を必要とする子会社に配分して、当社グループの資金をできる限り効率的に活用しております。また、グループ全体の資金需要に応じて必要な調達も行っており、その結果、有利子負債の残高は9,356百万円となり、前連結会計年度末の9,804百万円から448百万円(前期比4.6%)減少いたしました。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,294百万円増加し、29,131百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は、以下のとおりであります。 a.営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、3,282百万円となりました(前期は1,523百万円の増加)。これは主に、税金等調整前当期純利益が3,497百万円あったことによるものであります。 b.投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、764百万円となりました(前期は1,378百万円の減少)。これは主に、教育事業の校舎の改修、保育事業の事業所の開設等の設備投資によるものであります。 c.財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、1,231百万円となりました(前期は1,464百万円の減少)。これは、長期借入金により3,000百万円を調達したものの、長期借入金の返済が3,448百万円、配当金の支払が783百万円あったことによるものであります。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループの運転資金需要の主なものは、派遣スタッフの給与のほか、販売費及び一般管理費等の営業経費であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、事業の買収等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資、事業の買収等の資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は9,356百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、29,131百万円となっております。 なお、当社グループの主な経営指標は、次のとおりであります。 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   31.5   35.7   37.5 時価ベースの自己資本比率(%)   27.5   32.5   33.9 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   2.3   6.4   2.9 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   126.8   30.5   47.3 (注)1.自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い 2.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 3.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 4.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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