概要
人・夢・技術グループは2021年10月に株式会社長大の単独株式移転で設立された純粋持株会社である。建設コンサルタントを中核に、橋梁・地盤・交通・環境などの調査・設計・施工管理を手掛けるコンサルタント事業、道路運営やPPP等のサービスプロバイダ事業、エコ商品販売等のプロダクツ事業の3セグメントで構成される。2025年9月期の連結売上高は459億84百万円、従業員数は2150人。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
売上高の約96%を占めるコンサルタント事業
コンサルタント事業は当社グループの根幹をなす。2025年9月期の売上高は443億4百万円で、連結全体の96.3%を占める。株式会社長大、基礎地盤コンサルタンツ、ピーシーレールウェイコンサルタント、ニックスなどが主な子会社である。橋梁設計や耐震補強、地質調査、道路計画、ITS、再生可能エネルギーコンサルティングなど、社会インフラの全領域をカバーする。構造、社会基盤、社会創生、地質・土質調査、海外の各分野で受注を拡大し、特に防衛関連事業にも参入している。
地域密着型のサービスプロバイダ事業
サービスプロバイダ事業は道路運営や公共施設運営、PPP/PFI、デマンド交通、バイオマス発電等を手掛ける。2025年9月期の売上高は9億56百万円と小規模だが、前年比24.9%増と成長している。子会社長大順風路や南部町バイオマスエナジー、二色の浜PX等が運営を担う。フィリピンにおける小水力発電や上水供給事業など海外案件も進展しており、地域創生型ビジネスとして今後の拡大が期待される。
エコ商品とリースを柱とするプロダクツ事業
プロダクツ事業は建設型枠リースシステムやコンクリート用夜間反射塗料、バイオグリーンシールドなどのオリジナル商品を販売・レンタルする。2025年9月期の売上高は7億24百万円で前年比5.6%減となった。建設型枠リースは従来のコンクリート型枠から発生する廃材を循環型資材に転換するSDGs対応商品であり、継続的な需要がある。同事業は株式会社長大が担当し、情報システムの販売・ASPも行う。
14社の連結子会社で構成されるグループ体制
当社グループは当社を含め14社の連結子会社、8社の非連結子会社、12社の関連会社からなる。主要な連結子会社には、建設コンサルタントの中核である株式会社長大のほか、地質調査専門の基礎地盤コンサルタンツ、鉄道コンサルタントのピーシーレールウェイコンサルタント、情報システムの長大テック等がある。シンガポールやマレーシアにも現地法人を保有し、東南アジアを中心に海外展開を進める。グループ全体で「人・夢・技術」の理念のもと、多様な技術サービスを提供する。
業界の中での役割は建設コンサルタント業界における総合エンジニアリング企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| コンサルタント事業 | 443億円 | 96.3% | 125億円 | 28.2% |
| サービスプロバイダ事業 | 10億円 | 2.2% | 2億円 | 20.0% |
| プロダクツ事業 | 7億円 | 1.5% | 1億円 | 14.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01公共インフラ(道路・橋梁・河川等)主力
橋梁や道路、河川防災などの調査・計画・設計・施工管理を手掛ける。国土交通省や地方自治体向けの公共事業を中心に、社会資本整備を技術面で支える。
- 調査・計画・設計サービス
- 橋梁や道路、河川などのインフラ整備に必要な調査、計画、設計業務を提供。
- 施工管理サービス
- 建設工事の品質・工程・安全を管理する施工管理業務を提供。
- 各種構造解析・実験
- 橋梁などの構造物に対して、荷重や地震に対する安全性を解析・実験で検証。
02都市・地域開発準主力
都市計画、地域計画、総合交通計画などの策定支援やデザイン業務を提供。まちづくり全体をコンサルティングする。
- 都市・地域計画
- 土地利用や交通ネットワークなど、都市・地域の将来像を描く計画策定を支援。
- 交通計画
- 道路計画や総合交通計画など、モビリティの最適化を図る計画を策定。
03公共施設運営(PPP/PFI)準主力
道路運営や公共施設の運営、PFI事業の調査・アドバイザリ、デマンド交通システムの提供など、インフラの維持管理・運営事業を手掛ける。
- PPP/PFIアドバイザリ
- 民間資金を活用した公共施設整備・運営事業の事業化調査や助言を提供。
- 道路運営
- 有料道路の運営業務を担う。
- デマンド交通システム
- 利用者の予約に応じた柔軟な運行を行う交通システムを提供。
04再生可能エネルギー副次
再生可能エネルギー発電所の調査・計画・設計・施工監理、EPC、マネジメント、O&Mコンサルティングなどのサービスを提供。
- 再生可能エネルギー発電所のEPC
- 太陽光や風力などの発電所の設計・調達・建設を一括で請け負う。
- O&Mコンサルティング
- 発電所の運転・保守管理に関する専門的助言を提供。
05環境・地盤副次
環境調査・計画・設計、土質・地質調査、基礎構造の研究開発など、環境保全と地盤防災に関する技術サービスを提供。
- 土質・地質調査
- 建設予定地の地盤の状態を調査し、基礎設計に必要なデータを提供。
- 環境コンサルティング
- 環境影響評価や環境保全計画の策定を支援。
06その他(情報、鉄道、建築)副次
情報処理・システム開発、鉄道関連の調査分析、建築コンサルティングなど、社会インフラに関する幅広い専門サービスを提供。
07プロダクツ副次
エコ商品の販売、レンタル、情報システムの販売・ASPサービスを提供し、グループの事業を多角的に支える。
- エコ商品
- 環境配慮型の製品を販売。
- 情報システム販売・ASP
- 業務用システムの販売や、ソフトウェアをインターネット経由で提供するASPサービス。
製品と技術
橋梁点検ロボットによる次世代メンテナンス
株式会社長大が開発した橋梁点検ロボットは、特許を取得済みの技術である。狭隘部や高所など人間のアクセスが困難な箇所を遠隔操作で点検でき、点検効率と安全性を向上させる。老朽化が進む社会インフラの維持管理需要に対応し、橋梁設計・診断業務と組み合わせたトータルソリューションとして提供されている。
循環型建設資材と環境配慮型商品
建設型枠リースシステムは、従来の使い捨て型枠に代わり繰り返し使用可能な循環型資材を提供する。廃材削減によりSDGsに貢献し、顧客のコスト削減にも寄与する。また、コンクリート用夜間反射塗料やバイオグリーンシールドなどのオリジナル商品も展開し、プロダクツ事業の柱となっている。
再生可能エネルギー分野のコンサルティング
コンサルタント事業の一環として、国内外の再生可能エネルギープロジェクトに関わるコンサルティングを提供する。洋上風力発電の地盤調査、地熱発電の調査、バイオマス発電事業の事業化支援など、多岐にわたる。グループ会社の基礎地盤コンサルタンツや南部町バイオマスエナジーなどが専門性を発揮し、カーボンニュートラル実現に貢献している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
売上高398億円超、サービス業界で中核的規模
当社はサービス業に属し、売上高は約400〜460億円と、同業他社のジンジブやイシンと比較して大きく上回る、業界内で中核的な規模を有する。直近の営業利益率は4.5%程度で、前年から改善傾向にある。売上高はほぼ横ばいから増加に転じており、業界内で一定の存在感を示している。しかし、マテリアルグループやダイブグループのような高成長企業と比較すると、成長率は限定的であり、既存事業の効率化と新規領域への進出が今後の課題となる。
強み
- 売上高は約400億円超で、同業他社と比較して群を抜く規模を持つ。
- 直近で営業利益率が改善しており、収益性が向上している。
- 安定した売上規模に支えられ、経営の安定性が高い。
- 売上高の増加と利益率の改善により、収益性が向上傾向にある。
課題
- 売上高の伸びが緩やかで、更なる成長には新規事業開発が必要。
- 同業他社との競争が激しく、市場シェア維持が課題。
- 利益率は4%台と依然低く、更なる収益性向上が求められる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字が人・夢・技術グループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6562ジーニー | 165億円 | 12.9倍 |
| 2 | 2340極楽湯ホールディングス | 164億円 | 18.2倍 |
| 3 | 6540船場 | 163億円 | 13.4倍 |
| 4 | 6061ユニバーサル園芸社 | 163億円 | 20.1倍 |
| 5 | 9553マイクロアド | 162億円 | 21.5倍 |
| 6 | 9248人・夢・技術グループ | 161億円 | 6.2倍 |
| 7 | 2410キャリアデザインセンター | 157億円 | 13.1倍 |
| 8 | 4712KeyHolder | 156億円 | 14.2倍 |
| 9 | 4433ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス | 155億円 | 32.9倍 |
| 10 | 9701東京會舘 | 149億円 | 14.3倍 |
| 11 | 4286CLホールディングス | 148億円 | 14.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 7件
株式会社長大の持株会社化で誕生した2021年
2021年10月、株式会社長大が単独株式移転により純粋持株会社として人・夢・技術グループを設立した。同日、当社株式は東京証券取引所市場第一部に上場し、長大は2021年9月に上場廃止となった。これにより、グループの経営管理と事業会社の機能を分離し、グループ全体の戦略立案と資源配分を効率化する体制が整えられた。
プライム市場移行と初のグループ化
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行した。同年10月には株式会社ピーシーレールウェイコンサルタントをグループ化。同社は鉄道構造物の調査・設計・施工監理を得意とし、グループの鉄道分野の強化に貢献した。この時期、中期経営計画「持続成長プラン2025」を策定し、国土基盤整備・環境・地域創生の3軸を打ち出した。
新会社設立とニックスグループ化による事業拡大
2023年3月、子会社として株式会社二色の浜PXを設立した。同社はパークPFI事業(グランピング等)を運営する。同年7月には株式会社ニックスをグループ化。ニックスは橋梁・構造物の設計・施工管理に強みを持ち、グループの技術力を補完した。一方で、2023年12月には韓国子会社CHODAI KOREA CO., LTD.を清算し、海外事業の選択と集中を進めた。
業績回復とスタンダード市場への移行
グループの業績は2025年9月期に回復基調を見せた。売上高は459億84百万円(前期比15.5%増)、営業利益26億83百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は15億64百万円と、前期の損失から黒字転換した。しかし2025年9月、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行した。これは上場維持基準への適合状況等を踏まえた判断である。
年表7件を開く
2020年代
- 2021年10月創業株式会社長大が単独株式移転により当社を設立し、当社株式は東京証券取引所市場第一部に上場(株式会社長大は2021年9月に上場廃止)
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年10月株式会社ピーシーレールウェイコンサルタントをグループ化
- 2023年3月子会社株式会社二色の浜PXを設立
- 2023年7月株式会社ニックスをグループ化
- 2023年12月子会社CHODAI KOREA CO., LTD.を清算
- 2025年9月東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高(連結)2025年9月期まで43,000百万円
- 営業利益(連結)2025年9月期まで2,200百万円
- 従業員数2025年9月期まで約2,400人
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
国土基盤整備・保全分野の強化
構造、道路・交通、地盤、保全などの基幹事業で技術開発を進め、河川事業の受注拡大を目指す。グループ連携により顧客ニーズに応じた技術サービスを提供し、IT化・DXで業務体制を強化する。
- 02
環境・新エネルギー分野への参画
カーボンニュートラルに関連し、洋上風力発電の地盤調査やバイオマス発電事業の拡大、自治体・民間向けコンサルティングを推進し、同事業を新たな収益源として確立する。
- 03
地域創生分野でのサービスの多様化
PPP/PFIアドバイザリーやまちづくりコンサルティング、オンデマンド交通の高度化などにより地域創生を支援。北海道更別村の「SUPER VILLAGE構想」でデータ連携による行政サービス提供をモデル化する。
- 04
海外事業展開の体制強化
シンガポールおよびベトナム・インドネシア・フィリピンの海外拠点体制を強化し、グループ会社間の連携により東南アジアを中心とした受注拡大を図る。
- 05
新たな顧客開拓と災害対応の強化
地域担当技術者を配置し、グループ間で技術・営業情報を共有して新規顧客を開拓する。災害発生時にはグループ連携による迅速な調査・復興支援体制を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で2,150人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は784万円で、3期前と比べて−11.2%。平均年齢は46.5歳、平均勤続年数は14.1年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年9月 | 883 | 47.4 | 14.5 | 1,760 | — |
| 2023年9月 | 693 | 43.9 | 10.3 | 2,036 | — |
| 2024年9月 | 630 | 41.8 | 8.4 | 2,102 | 86 |
| 2025年9月 | 784 | 46.5 | 14.1 | 2,150 | 126 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社14社(国内 12 / 海外 2、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内㈱長大(注)2(注)4東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内基礎地盤コンサルタンツ㈱(注)2(注)5東京都江東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱長大テック東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内順風路㈱東京都豊島区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱エフェクト福岡県 福岡市博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱南部町バイオマスエナジー(注)3(注)7山梨県 南巨摩郡 南部町 · 連結子会社議決権77.9%
- 国内㈱長大キャピタル・マネジメント東京都中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ピーシーレールウェイコンサルタント栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱ニックス東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱岩手建設コンサルタント(注)3岩手県盛岡市議決権100.0%
- 国内C.N.バリューマネジメント㈱(注)3(注)7東京都中央区議決権70.0%
- 国内株式会社二色の浜PX (注)3(注)6(注)7東京都中央区議決権70.0%
残りのグループ会社2社を開く
- KISO-JIBAN SINGAPORE PTE LTD (注)3シンガポール80%
- KISO-JIBAN (MALAYSIA)SDN.BHD. (注)3マレーシア セランゴール州51%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は460億円、営業利益は27億円。前期と比べると増収増益で、売上が+15.6%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 448億円 | 460億円 |
| 営業利益 | 23億円 | 27億円 |
| 純利益 | 12億円 | 16億円 |
| 1株あたり配当 | ¥60 | ¥60 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は72億円、営業利益は−15億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−4.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 126 | 27 | 21.4 | 19 |
| 2023年3Q | 75 | −6 | −8.0 | −3 |
| 2023年4Q | 107 | — | — | −5 |
| 2024年1Q | 82 | −3 | −3.7 | −3 |
| 2024年2Q | 135 | 30 | 22.2 | 20 |
| 2024年4Q | 181 | −9 | −5.0 | −19 |
| 2025年2Q | 238 | 24 | 10.1 | 16 |
| 2025年4Q | 222 | 3 | 1.4 | 0 |
| 2026年2Q | 248 | 36 | 14.5 | 24 |
| 2026年3Q | 72 | −15 | −20.8 | −11 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 4期分
2022年9月期からの4期で、売上は376億円から460億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年9月 | 376 | — | 39 | — | 23 |
| 子会社株式会社二色の浜PXを設立 | |||||
| 2023年9月 | 398 | — | 32 | — | 12 |
| 2024年9月 | 398 | 18 | 18 | 4.5 | −2 |
| 2025年9月 | 460 | 27 | 27 | 5.9 | 16 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高460億円のうち、営業利益として残るのは27億円で5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の3.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.2%332億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.0%101億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%27億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年9月期は営業CFが−11億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−17億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は75億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年9月 | −12 | −9 | −8 | −21 | 74 |
| 2023年9月 | 14 | −30 | 12 | −16 | 70 |
| 2024年9月 | 10 | −8 | 8 | 2 | 82 |
| 2025年9月 | −11 | −6 | 10 | −17 | 75 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2025年9月期の総資産は411億円。このうち返さなくてよい自己資本が209億円で、自己資本比率は50.7%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2022年9月 | 335 | 198 | 137 | 59.0 |
| 2023年9月 | 362 | 207 | 155 | 56.9 |
| 2024年9月 | 373 | 202 | 172 | 53.9 |
| 2025年9月 | 411 | 209 | 202 | 50.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中140位あたり、逆に低いのはROEで534社中365位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,715で、1年前と比べて-1.5%。過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 6.2倍 |
| PER (会社予想) | 12.3倍 |
| PBR | 0.69倍 |
| 配当利回り | 3.50% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月7日終値は1564円で、25日線(1559円)と75日線(1548円)を上回る。1カ月では+1.56%と小幅高で、7月22日以降は1550円〜1595円のレンジで推移。52週高値1900円からは17.7%下値圏、安値1455円からは7.5%上昇。出来高は平均1万株前後で安定。RSIは54.8と中立で、週足では緩やかな上昇基調にある。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERは5.65倍と業界平均22.43倍の約4分の1、PBRは0.60倍で同3.17倍を大きく下回る。配当利回り3.99%は平均2.72%を上回るが、配当性向122.4%と利益を超える還元で持続性に懸念。ROE7.64%は平均(不明)より低いが、直近業績は黒字転換し売上高も増加。割安感は強いが、配当の過大還元と収益の不安定さがリスク要因。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 6.2倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 12.3倍 | — |
| PBR | 0.69倍 | 3.51倍 |
| ROE | 7.6% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
当社の投資論点は、人手不足を背景に売上高が拡大する一方で、利益が不安定な点にある。強気派は、製造業や物流業界の人材需要の高まりを受けた成長を評価し、今後の収益改善を期待する。弱気派は、派遣単価の競争激化や人材確保コストの上昇により、利益率の向上が難しいと見る。
- 人手不足の追い風
日本の労働力不足により、派遣需要は高い水準で推移している。
- 売上高の拡大
2026年9月期の売上高は460億円と前期比で増加している。
- 低PBRの割安感
PBR 0.60倍と解散価値近辺で推移しており、株主還元の余地がある。
- 2025/9期は純利益16億円、黒字転換で収益改善通年影響中
純利益は▲2億円→16億円、営業利益27億円と前期比50%増。
- PER5.69倍とPBR0.60倍は低評価不定影響中
PER5.69倍、PBR0.60倍、配当利回り3.96%。ROE7.64%と比べ割安。
- 2025/9期は売上高460億円と15.6%増通年影響中
売上高は398億円から460億円へ拡大。事業拡大が続く。
- 配当利回り3.96%は株主還元が厚い継続影響弱
配当利回り3.96%。PBR0.60倍と合わせて下値リスクが限定的。
- 利益の不安定さ
2024年9月期は純損失を計上しており、収益変動が大きい。
- 人材確保コスト
良い人材を確保するための採用費や教育費が増加している。
- 競争激化
同業他社との差別化が難しく、派遣単価の低下圧力が続く。
- 2024/9期は純損失2億円を記録通年影響中
純利益は2023/9期12億円→2024/9期▲2億円と赤字。業績変動が大きい。
- ROE7.64%は資本効率が高いとは言えない不定影響中
ROE7.64%でPBR0.60倍。資本効率の改善がない限り低評価が続く。
- 売上高は2023/9期と2024/9期が横ばい継続影響中
売上高は398億円、398億円、460億円。直近までの成長は限定的だった。
- 株価は前年比10.3%下落と軟調通年影響弱
1年間で10.31%下落。業績改善を市場が評価していない。
- 稼働率
- 派遣スタッフがどれだけ稼働しているかで収益が左右される。
- 派遣単価
- 売上単価の動向が直接収益に影響する。
- 離職率
- 人材の定着がコスト削減と品質向上に直結する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり60円で、前期から+3.3%。いまの株価に対する利回りは3.50%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年9月 | 66 | — | 75.8 |
| 2023年9月 | 70 | 6.1 | 47.1 |
| 2024年9月 | 60 | −14.3 | 114.2 |
| 2025年9月 | 62 | 3.3 | 122.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥60
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ4,195人。区分でいちばん多いのは個人・その他で57.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.1%を占め、残る63.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 51.0 | 58.9 | 59.0 | 57.6 |
| 金融機関 | 29.5 | 24.4 | 27.2 | 27.5 |
| 事業法人 | 4.4 | 2.4 | 4.3 | 8.6 |
| 自己株式 | 6.5 | 5.8 | 4.6 | 7.2 |
| 外国法人 | 14.0 | 12.2 | 7.3 | 4.8 |
| 証券会社 | 1.1 | 2.0 | 2.3 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 11.26 |
| 02 | 人・夢・技術グループ社員持株会 | 10.48 |
| 03 | 有限会社ピーシー | 6.51 |
| 04 | 野村信託銀行株式会社(人・夢・技術グループ社員持株会専用信託口) | 4.08 |
| 05 | 黒木 枢児 | 2.35 |
| 06 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 2.25 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.24 |
| 08 | THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LIMITED - HONG KONG PRIVATE BANKING DIVISION CLIENT A/C 8028-394841(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.89 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託E口) | 1.81 |
| 10 | THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION A/C CLIENTS(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.70 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 4期分
1株利益は4期で−33%、1株純資産は4期で+6%。直近期のROEは7.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年9月 | 262 | 2,242 | 11.8 | 9.7 | 75.8 |
| 2023年9月 | 135 | 2,325 | 6.0 | 12.2 | 47.1 |
| 2024年9月 | −21 | 2,237 | −0.9 | — | 114.2 |
| 2025年9月 | 177 | 2,387 | 7.6 | 9.8 | 122.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/9期の役員報酬は総額175百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 永冶泰司 | 代表取締役社長 | 74 | 124,000 |
| 野本昌弘 | 代表取締役副社長 | 66 | 42,000 |
| 野村英雄 | 取締役副社長 | 58 | 7,000 |
| 塩釜浩之 | 常務取締役 経営企画担当 | 63 | 25,000 |
| 加藤聡 | 上席取締役 社長室担当 兼 健康支援室担当 兼 コーポレート・ガバナンス担当 | 52 | 14,000 |
| 柴田尚規 | 取締役(監査等委員) | 65 | 31,000 |
| 二宮麻里子 | 取締役(監査等委員) | 58 | — |
| 酒井之子 | 取締役(監査等委員) | 63 | — |
| 岡田直子 | 取締役(監査等委員) | 48 | — |
| 井熊芽久美 | — | 47 | — |
| 冨田克彦 | 取締役 技術連携担当 | 63 | 15,000 |
| 梶原忍 | 取締役(監査等委員) | 62 | — |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 岡田信一郎 | — | 55 |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 90 | 45 | 12 | 148 | 21 |
| 取締役(社内) | 1 | 13 | 0 | — | 14 | 14 |
| 社外取締役 | 3 | 13 | 0 | — | 13 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,123字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,980字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,221字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,486字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第5期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-23
- 半期報告書半期報告書-第4期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-25
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第2期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-25
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第2期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第1期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-26
- 四半期報告書四半期報告書-第1期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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