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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ユニバーサル園芸社

UNIVERSAL ENGEISHA CO.,LTD6061 · Standard · サービス業

オフィスや商業施設に観葉植物をレンタルする国内最大級のグリーン空間演出企業。

概要

ユニバーサル園芸社は、法人向け観葉植物のレンタルを主力とする総合園芸企業である。オフィスや商業施設の植栽管理・施工、造花や生花のレンタル、園芸用品の卸売・小売も手掛ける。2025年6月期の売上高は205億円、従業員数は953人。独自の育成技術で枯れにくい植物を提供し、リース契約による安定収益を特徴とする。環境意識の高まりを追い風に成長し、連結子会社23社で構成される。

三つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループは、グリーン事業、卸売事業、小売事業の三つを報告セグメントとする。グリーン事業が売上の約66%を占める中核であり、観葉植物やアートフラワーのレンタル、植栽管理、イベント装飾などを提供する。卸売事業は観葉植物や造花、エクステリア用石材をホームセンターや工務店に販売し、小売事業は個人向けに草花や園芸資材を店舗・ネット通販で販売する。2025年6月期の売上高はグリーン事業134.5億円、卸売事業10.5億円、小売事業60.2億円。

地域別に展開するグリーン事業の運営体制

グリーン事業は国内を関東エリアと関西エリアに分け、海外エリアも含めて運営される。関東エリアは東京本社、東京中央支店など10拠点を中心に、関西エリアは大阪本社、神戸支店など5拠点を中心に活動する。海外エリアは中国の上海寰球園芸産品租賃有限公司、米国のRolling Greens, Inc.、シンガポールのMIRAGE GREEN(SINGAPORE) Pte. Ltd.などが担当。2025年6月期のセグメント営業利益率は関東21.7%、関西26.9%、海外3.0%と、国内が高い収益性を示す。

定期的なメンテナンス収入が柱のレンタルビジネス

レンタルグリーン事業は、法人顧客に観葉植物やアートフラワーを設置・定期交換するサービスである。顧客はオフィス、商業施設、飲食店、ホテルなどで、契約後は週1回程度の水やり、清掃、枯れた植物の交換を実施する。植物は自社の育成技術で長期間枯れにくくし、リース契約による継続収入を確保する。また、元請けの生花店やビルメンテナンス会社からの業務委託も受ける。このモデルにより、景気変動の影響を受けにくい安定した収益基盤を築く。

売上高経常利益率13%を目標とする財務方針

当社グループは経営指標として、売上高経常利益率13%以上、自己資本比率80%以上を掲げる。2025年6月期の実績はそれぞれ12.9%、78.7%で、目標をやや下回ったものの、M&Aによる一時的な負担と説明される。売上高は2012年6月期の28億円から2025年6月期には205億円へと約7.3倍に成長。自己資本比率は高水準を維持し、無借金経営に近い。中期経営計画では2028年6月期に売上高300億円、当期純利益30億円を目指す。

23社の連結子会社で構成されるグループ体制

当社グループは、当社と22の連結子会社で構成される。グリーン事業の中核子会社には、上海寰球園芸産品租賃有限公司(中国)、Rolling Greens, Inc.(米国)、MIRAGE GREEN(SINGAPORE)Pte. Ltd.、㈱小林ナーセリー、金子園芸㈱、㈱日出ウッドワークス、泰成緑栄㈱、吉村造園㈱などがある。卸売事業はビバ工芸㈱や㈱高島屋植物園、小売事業は園芸ネット㈱、Nicolai Bergmann㈱、㈱インナチュラルなどが担う。M&Aを通じて事業領域と地域を拡大してきた。

業界の中での役割はオフィス・商業施設向けグリーン空間演出のリーディングカンパニー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
225億円
営業利益
32億円
営業利益率
14.2%
純利益
15億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01オフィス・商業施設主力

オフィス、商業施設、飲食店、ホテル等の法人顧客に対し、観葉植物のレンタルとメンテナンスを提供。空間の装飾効果や癒しを演出し、定期的な交換・管理で植物を常に良好な状態に保つ。

主な製品・サービス3
レンタルグリーン(観葉植物)
鉢植えの観葉植物を中心に、設置場所の環境に合わせて提案・納入し、定期的なメンテナンスを実施。室内用から屋外プランターまで多様なグリーンを提供。
アートフラワー・オブジェ
造花や偽木を組み合わせた人工観葉植物。光や水が不要で、限られた空間や特殊な環境でも装飾が可能。季節やイベントに合わせたディスプレイを提供。
生花レンタル
切花を使った活け込みを定期的に届けるサービス。主に企業の受付向けで、週替わりでの交換が中心。

02卸売準主力

観葉植物、造花、エクステリア用石材を仕入れ、ショッピングセンター、ホームセンター、工務店、専門小売店などへ卸売。海外からの輸入も行い、幅広い販路を持つ。

主な製品・サービス3
観葉植物
生産者や市場から仕入れた観葉植物を、専門小売店等へ販売。
造花
海外の製造元から輸入し、ショッピングセンターやホームセンターへ卸売。
エクステリア用石材
海外から輸入し、国内の工務店等へ卸売。

03小売副次

自社施設や外部のショッピングセンター内に店舗を構え、草花、観葉植物、園芸資材を個人顧客に販売。インターネット通販も展開し、幅広いニーズに応える。

主な製品・サービス3
草花・苗
季節の草花や苗を個人向けに販売。
観葉植物
鉢植えの観葉植物を店舗や通販で販売。
園芸資材
土、鉢、肥料などの園芸用品を販売。

製品と技術

観葉植物のレンタルとメンテナンス

主力製品は室内用の鉢植え観葉植物である。熱帯性の品種を中心に、設置場所の照度や温度を考慮して最適な植物を選定・納入する。納入後は定期的な訪問で水遣り、清掃、枯れた葉の除去、必要に応じて植物の交換を実施。これにより、顧客はメンテナンスの手間なく常に美しい緑を維持できる。同社は独自の育成技術により、標準より枯れにくい植物を提供し、交換頻度を低減することでコスト競争力を高めている。

アートフラワーと生花のレンタルサービス

観葉植物が育たない環境や特別なデザインが必要な空間向けに、アートフラワー(造花・偽木)のレンタルを提供する。自由な造形が可能で、色彩や衛生面の条件を満たす。また、企業受付などに生花の活け込みを毎週交換するサービスも行う。季節イベントや展示会では期間限定のディスプレイを手掛け、規模に応じて小規模から大規模まで対応する。これらのサービスはグリーン事業の一部として、顧客の多様なニーズに応える。

卸売事業が扱う観葉植物・造花・石材

卸売事業では、観葉植物は生産者や市場から仕入れ、専門小売店に販売。造花とエクステリア用石材は海外から輸入し、造花はショッピングセンターやホームセンター、石材は国内の工務店などに卸す。2025年6月期の卸売事業売上高は約10.5億円だが、前年比0.4%増と伸び悩んだ。これはコロナ禍後の植物需要の落ち着きと、物価上昇による販管費増加が影響したとされる。

小売事業の店舗販売とネット通販

小売事業は、本社敷地内や外部ショッピングセンターに実店舗を構え、草花、観葉植物、園芸資材を個人顧客に販売する。併せてインターネット通販も運営。連結子会社には㈱花守花の座、園芸ネット㈱、Nicolai Bergmann㈱、㈱インナチュラルなどがあり、それぞれ特徴的な品揃えを持つ。2025年6月期の小売事業売上高は60.2億円で、前期比34.2%増。猛暑による夏場の落ち込みがあったが、子会社追加により増収を達成した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がユニバーサル園芸社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12491バリューコマース170億円
2194AWOLVES HAND166億円17.1倍
36562ジーニー165億円12.9倍
42340極楽湯ホールディングス164億円18.2倍
56061ユニバーサル園芸社163億円20.1倍
66540船場163億円13.4倍
79553マイクロアド162億円21.5倍
89248人・夢・技術グループ161億円6.2倍
92410キャリアデザインセンター157億円13.1倍
104712KeyHolder156億円14.2倍
114433ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス155億円32.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

売上高28億円から58億円へ拡大した2012~2016年

2012年6月期の売上高は28億円、当期純利益2億円だった。2013年には34億円、2014年38億円、2015年40億円と緩やかに成長。2016年6月期には売上高58億円、当期純利益5億円へ急伸した。この間、利益率も改善しており、レンタルグリーンの需要拡大と既存顧客の深耕が寄与したと考えられる。当時は現在のような積極的なM&A戦略はまだ明確ではなく、内部成長が中心であった。

M&Aによる事業規模拡大が加速した2017~2021年

2017年6月期の売上高は71億円に拡大し、2018年74億円、2019年86億円、2020年91億円、2021年96億円と順調に増収した。当期純利益は6~7億円で推移。この期間、連結子会社の増加が目立ち、M&Aによる事業拡大が本格化した。特に海外子会社の買収や国内の園芸関連企業の統合が進み、グループの総合力が強化された。2021年には売上高96億円に達し、次の成長段階への布石を固めた。

売上高100億円突破と中期計画策定の2022~2025年

2022年6月期の売上高は116億円、当期純利益14億円と過去最高を更新。2023年138億円、2024年169億円、2025年205億円と急成長が続いた。2024年6月期を初年度とする中期経営計画が策定され、2028年6月期に売上高300億円、当期純利益30億円という目標が掲げられた。2025年6月期の営業利益は26.5億円、経常利益26.4億円、純利益18.1億円と順調に拡大し、計画達成への道筋をつけた。

経営指標の目標と実績の乖離に見る課題

当社は売上高経常利益率13%以上(2025年実績12.9%)、自己資本比率80%以上(同78.7%)を経営目標とするが、両指標とも微かに未達である。しかし、これはM&A投資による短期的な負担と説明され、中長期的には改善を見込む。また、労働集約型産業であることから人材確保が課題であり、定期採用と育成制度の整備を進める。今後の事業拡大に備え、内部統制やシステム導入による組織体制の強化も優先課題とされる。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率13%以上
  • 自己資本比率80%以上
  • 売上高令和10年6月期まで300億円
  • 当期純利益令和10年6月期まで30億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    収益基盤の強化

    グリーン事業を中核に、レンタルグリーン、生花、観葉植物、ギフト、ディスプレイ、造園など幅広い園芸関連商品のニーズに対応し、法人・個人双方からの受注拡大を図る。また、壁面緑化や屋上緑化などの分野で安定的な収益基盤を構築するため、グリーンと融合したカフェ等の小売事業やネット通販事業へ中期的な投資を行う。

  2. 02

    人材の確保と育成

    労働集約型の園芸事業では、高度な商品知識と技術を持つ人材が不可欠。定期採用を中心に意識の高い人材を採用し、社内研修や人事育成制度で定着と能力向上を図る。採用難の中で優秀な人材の継続的な確保と適正配置、システム導入による労働環境整備を進める。

  3. 03

    組織体制・事業基盤の整備

    企業価値の安定的成長のために、組織体制と事業基盤の確立が必要。システム導入やM&Aに伴うリスクを回避・低減するため、コーポレート・ガバナンス及び内部統制を適切に整備・運用する。また、部門別損益の把握と販管費削減、社外協力機関との連携により事業基盤の整備を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で953人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は419万円で、9期前と比べて+0.8%平均年齢は31.8歳、平均勤続年数は6.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月283
2017年6月287
2018年6月535
2019年6月41632.67.3570
2020年6月41732.77.5582
2021年6月42132.67.1534
2022年6月42032.87.1588
2023年6月43232.66.8654
2024年6月43832.26.7851282
2025年6月41931.86.7953283

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率26.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)51.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社17(国内 15 / 海外 2、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — アメリカ合衆国 メリーランド州779百万円
グリーン事業
大阪本社、ザ・ファーム(ガーデンセンター) — 大阪府茨木市561百万円
グリーン事業 小売事業 全社(共通)
本社 — 埼玉県川口市236百万円
グリーン事業
横浜支店 — 横浜市保土ケ谷区230百万円
グリーン事業
東京東支店 — 東京都江戸川区200百万円
グリーン事業
東京西支店 — 東京都杉並区174百万円
グリーン事業
東京南支店 — 東京都大田区164百万円
グリーン事業
本社 — 東京都港区149百万円
小売事業
本社 — 千葉県夷隅郡148百万円
小売事業
本社 — 東京都大田区118百万円
卸売事業
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    上海寰球園芸産品租賃有限公司(注)1
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ビバ工芸株式会社(注)1
    東京都 大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社花守花の座
    兵庫県 宝塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Rolling Greens, Inc.(注)4
    アメリカ合衆国 メリーランド州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社高島屋植物園
    大阪府 豊中市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MIRAGE GREEN(SINGAPORE) Pte. Ltd.
    シンガポール共和国 ラッフルズ · 連結子会社
    議決権75.0%
  • 国内
    園芸ネット株式会社
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社小林ナーセリー
    埼玉県 川口市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    金子園芸株式会社
    神奈川県 横浜市 栄区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社改良園
    埼玉県 川口市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社日生ウッドワークス
    埼玉県 八潮市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大多喜ハーブガーデン(注)1
    千葉県 夷隅郡 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
  • 泰成緑栄株式会社千葉県 大網白里市100%
  • Nicolai Bergmann株式会社東京都 港区100%
  • Nicolai Bergmann LTD.韓国 ソウル特別市100%
  • 株式会社インナチュラル東京都 中央区100%
  • 吉村造園株式会社埼玉県 鴻巣市100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    人工樹外2件 一式
    経済産業省 · 2024-02-06
    580万円
  • 調達
    フェイクグリーンの購入等業務一式
    外務省 · 2025-02-19
    445万円
  • 調達
    人工樹(LL サイズ) 外8件の購入
    経済産業省 · 2022-03-03
    274万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は225億円営業利益32億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.8%、利益が+18.5%。

売上高
+9.8%
225億円
営業利益
+18.5%
32億円
純利益
-16.7%
15億円
営業利益率
14.2%
前期比 +1.1%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高250億円225億円
営業利益38億円32億円
純利益25億円15億円
1株あたり配当¥13¥13

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は120億円、営業利益は19億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+8.1%、営業利益は+11.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q37718.95
2023年4Q374
2024年1Q3226.32
2024年2Q40512.52
2024年3Q47919.17
2024年4Q50816.05
2025年2Q941010.67
2025年4Q1111715.311
2026年2Q1051312.49
2026年4Q1201915.86

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は28億円から225億円へ8.0倍に増えた。直近期の営業利益率は14.2%。売上は14期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月2852
2013年6月3464
2014年6月3864
2015年6月4065
2016年6月5875
2017年6月7196
2018年6月7484
2019年6月86105
2020年6月91127
2021年6月96137
2022年6月1162014
2023年6月1382215
2024年6月169242514.216
2025年6月205272613.218
2026年6月225323414.215

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高225億円のうち、営業利益として残るのは32億円14.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金85.8%193億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.2%32億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+6.7pt
14.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.6pt
6.7%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが26億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は43億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月4−22210
2013年6月30−3310
2014年6月5−5−109
2015年6月3−3−109
2016年6月7−37419
2017年6月9−4−7517
2018年6月8−3−2519
2019年6月10−1−2927
2020年6月12−4−1833
2021年6月13−5−1839
2022年6月15−5−21048
2023年6月16−10−3651
2024年6月21−18−14341
2025年6月26−17−5943

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は170億円。このうち返さなくてよい自己資本が134億円で、自己資本比率は78.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月5244885.3
2013年6月5346786.3
2014年6月5749885.6
2015年6月6253985.4
2016年6月74561875.7
2017年6月74621282.8
2018年6月78641482.5
2019年6月84691582.3
2020年6月89741582.7
2021年6月98811781.9
2022年6月114932181.7
2023年6月1301062480.9
2024年6月1531213378.5
2025年6月1701343678.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
139億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
8億円
在庫として抱えている分
負債合計
36億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中111位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中523位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.2%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,235で、1年前と比べて+11.9%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥3,235+0.0%1ヶ月+13.6%1年+11.9%時価総額163億円
過去52週の値幅
安値¥2,511高値¥3,490

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)20.1倍
PER (会社予想)11.9倍
PBR2.00倍
配当利回り0.40%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+2.6%と上昇。週足では25日線(2708円)を上回り、75日線(2785円)も突破。7月17日には+3.4%の大幅高。出来高は6月22日に18800株と急増した後、やや落ち着いたが買い意欲は強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 12.64倍は同業界平均22.23倍を大幅に下回り、PBR 1.71倍も平均2.35倍を下回る。ROE 14.2%と高収益でありながら、株価は割安に放置されている。ただし配当利回りは0.48%と低く、配当性向8%と利益に比して配当が少ない。24/6期は増収増益だが、25/6期も増収予想で安定成長が見込まれる。

指標この会社業種平均
PER (実績)20.1倍23.4倍
PER (予想)11.9倍
PBR2.00倍3.51倍
ROE14.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は好調で売上高・利益ともに増加傾向。強気派はESG・ウェルネス需要を追い風に高成長継続を期待するが、弱気派はオフィス緑化市場の規模が限定的で競争激化を懸念。PER12倍台と成長率に比べて割安感がある一方、配当利回りは低く株価上昇ペースは緩やか。

プラスに働く材料3
  • 成長トレンド継続

    2025/6期も増収増益予想、環境需要は構造的拡大

  • ストック収益の安定性

    リース契約比率が高く、安定的な収益基盤

  • バリュエーションの割安感

    PER12.6倍は成長率対比で低く、今後評価修正余地

マイナスに働く材料3
  • 市場規模の限界

    国内オフィス緑化市場は成熟しつつあり、新規開拓の余地が限定的

  • 競合の台頭

    低参入障壁のため、同業他社の追随が増加

  • 株価の値動き鈍さ

    1年で+2%と値上がり率は低く、成長株としての魅力に欠ける

次の決算で確かめる点
リース契約件数・更新率
ストック収益の基盤。解約率低下が利益率向上に直結
オフィス関連売上高
主力市場の動向を示す。法人需要の変化を把握
営業利益率
現在14%程度。効率改善余地の有無を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり13で、前期から+4.0%いまの株価に対する利回りは0.40%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥13
1株あたり
配当利回り
0.40%
いまの株価に対して
配当性向
8.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月1016.4
2018年6月100.016.4
2019年6月100.014.7
2020年6月100.055.1
2021年6月100.015.8
2022年6月1110.08.4
2023年6月129.19.4
2024年6月134.27.6
2025年6月134.08.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥13

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ3,348人。区分でいちばん多いのは個人・その他76.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.2%を占め、残る79.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他79.880.578.578.677.576.5
事業法人17.817.818.118.017.918.7
自己株式4.44.45.46.47.48.3
外国法人0.80.40.70.81.32.4
金融機関0.20.21.61.62.11.5
証券会社1.00.70.81.01.10.8
外国人個人0.40.40.30.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01カーン園子14.50
02森坂拓実11.68
03森坂優子10.59
04ユニバーサル園芸社社員持株会8.68
05ユニバーサル商事有限会社4.87
06大和リース株式会社3.98
07日泰サービス株式会社2.91
08株式会社東邦レオホールディングス2.79
09岡山フードサービス株式会社1.89
10橘 俊夫1.07

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−10%、1株純資産は14期で−17%。直近期のROEは14.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月1783,5124.69.628.0
2013年6月729498.08.717.2
2014年6月771,0147.99.316.2
2015年6月941,0958.910.519.8
2016年6月1031,1619.113.119.2
2017年6月1301,28010.716.216.4
2018年6月841,3406.422.216.4
2019年6月1041,4327.515.714.7
2020年6月1411,5399.512.955.1
2021年6月1531,6789.512.115.8
2022年6月2891,95415.98.88.4
2023年6月3152,24415.110.89.4
2024年6月3482,58714.59.87.6
2025年6月3882,91314.213.18.0
2026年6月161

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
森坂拓実代表取締役会長586,936
安部豪代表取締役社長24,600
西川道広常務取締役 関東事業本部長14,000
片岡義雄取締役 関西事業本部長14,000
平田草介取締役 グループ会社事業本部長21,000
池原健一郎取締役 常勤監査等委員11,500
井関新吾取締役 監査等委員
北村百合子取締役 監査等委員

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5656513
取締役(社内)1666
社外取締役2221

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,562字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社並びに連結子会社22社の合計23社で構成されており、園芸関連商品のレンタルや販売及び植栽管理、メンテナンス等のサービス提供を主とした、グリーン事業を主な事業として取り組んでおります。 当社グループのセグメントはグリーン事業、卸売事業、小売事業に区分され、さらにグリーン事業は関西エリア、関東エリア、海外エリアに区分されており、その内容は以下のとおりであります。なお、下記の事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 セグメントの名称   概要 関東エリア   東京本社、東京中央支店、東京東支店、東京西支店、東京北支店、東京南支店、目黒支店、両国支店、日本橋支店及び横浜支店を中心とする関東エリアにおけるレンタルグリーンを主体とする事業 関西エリア   大阪本社、大阪南支店、神戸支店、京滋支店及び名古屋支店を中心とする関西エリアにおけるレンタルグリーンを主体とする事業 海外エリア   海外エリアにおけるレンタルグリーンを主体とする事業 グリーン事業   レンタルグリーン事業及び園芸関連商品取扱事業 卸売事業   観葉植物、造花、エクステリア用石材等の卸売事業 小売事業   草花、観葉植物、園芸資材等の販売事業 (1)グリーン事業 ① レンタルグリーン事業 当社グループが提供しているレンタルグリーンとは、得意先のニーズに応え無機質な空間へグリーン(主に熱帯性観葉植物)やアートフラワーなどをレンタルで提供することを通じて、季節感や彩り、芸術性の表現などの装飾的効果や、誘導(広場などに草花プランターを並べることで通路の役割を果たします)、遮蔽(葉の繁った植物をパーテーションとして使用します)、空気清浄(土中のバクテリアには空気を清浄する機能があります)などの機能的効果、癒しや安らぎといった精神的効用による目的を充足し、空間の演出をサポートするサービスであります。当社グループの主な顧客はオフィス、商業施設、飲食店、ホテル等であります。 当社のビジネスモデルは取引先の対象を基本的に法人とし、得意先からの受注に加えて、業務委託契約を締結している元請会社(地域の有力な生花店やビルメンテナンス事業者など)から受注する形態があります。 当社グループが取扱うレンタルグリーンは、以下のとおりであります。 イ.観賞用の草花及び植木等のコーディネイト及びレンタル並びにメンテナンス 観賞用の草花及び植木の主力商品は室内設置型での鉢植えの観葉植物で、得意先の要望や目的を把握した上で、設置場所の環境を勘案し育成に適した商品(植木)を提案し、納入します。納入後は定期的な訪問による植木の交換および水遣り、清掃などのメンテナンス業務を行います。室内設置の観葉植物以外にも屋外プランターの花壇や、樹木など多種多様なグリーン及び付帯する園芸装飾品のレンタルを取り扱います。 ロ.アートフラワーのオブジェ、ディスプレイの製作及びレンタル並びにメンテナンス アートフラワー(造花、偽木を主とした商品)は人工的な装飾品のため、組合せや造形も自由に行うことができ、観葉植物の育成に適さない環境や、鉢物の植木では対応できない場合(限られた空間での複数の植木の組合せによる装飾や、作業効率、色合い、衛生面などの条件が特別な場合)などに納入します。当該業務については季節性の高い商品の納入を主に行っております。 ハ.生花のレンタル及びメンテナンス 切花を使用した活け込みの商品を定期的にお届けするサービスです。主に企業の受付などで需要があり、1週間毎の交換が中心となります。 ② グリーンサービス事業 当社グループでは、レンタルグリーン事業を通して得た経験やノウハウを活かして、園芸関連商品の販売や植栽管理などを展開しております。 イ.ギフト商品や生花、観葉植物、各種園芸資材などの販売 レンタルグリーンの得意先から要望をうかがい、受注を得ることで、売り切りの商品(観葉植物や鉢カバーなど)の配送や、法人・個人を問わず取扱商品の販売を行っております。 事務所や店舗の開店や移転に伴う贈答品の植木や花の販売、母の日やバレンタイン、クリスマスといった季節商品の販売も行っております。また切り花を使用した活け込みの商品等も販売しております。 ロ.各種イベント、展示会、スタジオなどでのグリーンフラワーディスプレイの請負及びレンタル イベントなどを中心に観葉植物や園芸関連商品のレンタルを行っております。写真撮影や、展示会など期間限定でサービスの提供を行っております。イベントの内容により、小規模から大規模なものまで様々な需要があります。 グリーン事業は、当社、連結子会社である上海寰球園芸産品租賃有限公司、Rolling Greens, Inc.、MIRAGE GREEN(SINGAPORE) Pte. Ltd.、㈱小林ナーセリー、金子園芸㈱、㈱日生ウッドワークス、泰成緑栄㈱、吉村造園㈱他5社で行っております。 (2)卸売事業 当社グループが展開する卸売事業は、主に観葉植物、造花、エクステリア用石材等の卸売事業から構成されています。造花及びエクステリア用石材は海外の製造元から輸入し、造花はショッピングセンターやホームセンター、エクステリア用石材は国内の工務店等にそれぞれ卸売を行っております。また、観葉植物は生産者や市場から仕入れ、専門小売店等へ販売を行っております。 卸売事業は、当社及び連結子会社であるビバ工芸㈱及び㈱高島屋植物園で行っております。 (3)小売事業 当社グループが展開する小売事業は、当社本社敷地内や外部ショッピングセンター内に店舗を設置し、草花、観葉植物、園芸資材などを個人顧客に販売しております。また、インターネットによる通信販売も行っております。 小売事業は、当社、連結子会社である㈱花守花の座、園芸ネット㈱、㈱改良園、㈱大多喜ハーブガーデン、Nicolai Bergmann㈱、㈱インナチュラル他1社で行っております。 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,221字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、下記①~④の4つを目標とするとともに、⑤~⑦の3つを目指すことを経営基本方針としております。 ①適正利益と適正成長率があり、財務体質が良いこと ②将来の展望があること ③よき社風であること ④立派な会社の証しとして、日本一の総合園芸会社にすること ⑤社員が誇りのもてる立派な会社作りをすること ⑥日本の「優秀なモデル会社」の1つに成り、世の中(お客様)にわが社こそ必要とされる会社に成ること ⑦業界に金字塔を打ち立て、見本と成ること (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが目標としている経営指標における当連結会計年度の実績値は下表のとおりであります。 経営指標   採用理由   目標数値   令和7年6月期実績(連結) 売上高経常利益率   経営効率改善   13%以上   12.9% 自己資本比率   経営安定度   80%以上   78.7% 当連結会計年度におきましては、売上高経常利益率、自己資本比率ともに目標数値を下回ったもののM&A強化による短期的なものと捉えており、引き続き目標数値を目指します。 (3)経営環境 園芸市場は、極端な落ち込みは少なく、横ばい傾向の中での推移となっております。その中で、今後の推移に関しては、地球温暖化に伴う個人及び企業の環境問題への意識の高まりや省エネ志向の高まり、テレワーク、外出自粛がきっかけとなった個人の植物への需要の高まり、また企業のCSR活動における壁面緑化や屋上緑化への取り組み等から、当社の属する園芸業界への注目も高まっているといえます。 このような状況の中、当社グループは、事業の成長性及び安定化を図るために顧客サービスレベルの一層の向上と専門化を図ることで、同業他社との差別化を更に推し進め、事業規模の拡大を目指しております。また既存事業につきましては、まず事業基盤の整備を進めてまいり、更に他社との提携による積極的な事業拡大を目指しております。コーポレート・ガバナンス、内部統制の強化につきましては、経営の最重要課題と位置付け、当社グループを取り巻く様々な環境変化に合わせて行動規範の見直し、実践、定着に努めてまいります。 (4)中期経営計画 当社グループは、世界一の園芸会社となるため、令和6年6月期を初年度とし、令和10年6月期に売上高300億円・当期純利益30億円を達成する中期経営計画掲げており、円安、原材料価格の高騰等により景気の動向は先行きが不透明な状況にありますので、今後も売上高経常利益率、自己資本比率を指標にし、売上高並びに利益確保を念頭に、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、計画の達成に向けて邁進してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①収益基盤の強化 当社グループの売上高において、グリーン事業は当社ビジネスの中核であります。レンタルグリーンをはじめとして、生花・観葉植物、母の日などのギフト商品、ディスプレイ、造園といったあらゆる園芸関連商品のニーズに幅広く対応し、法人・個人のお客様双方から受注拡大を図ることで、事業の相乗的な成長を目指しております。また、壁面緑化や屋上緑化といった園芸関連分野の取扱事業において、より安定的な収益基盤の構築が課題となっております。新たな収益基盤の確立に向け、グリーンと融合したカフェ等の小売事業やネット通販事業等さまざまな事業への中期的な投資を図っていく所存であります。 ②人材の確保と育成 当社グループの事業は機械化できない労働集約型産業であり、園芸の専門分野において質の高い技量や経験を有し、高度な商品知識をもった人材が不可欠であると認識しております。現状の景況感の改善から企業の人材確保が難しくなる傾向が強い中、優秀な人材を継続的に採用し育成することや、サービス要員としての労働力の確保及び適正な要員配置を行うこと、システムの導入により労働環境を整備し社員の定着を図ることが、当社グループの成長にとって必要となります。このため、当社グループは定期採用を中心として計画的に園芸事業や環境貢献に対する意識の高い人材の採用を行い、社内で独自の研修及び人事育成制度を運用することで、社員の定着及び業務に取り組む意欲と能力の向上を図っております。今後においても、当社グループの成長を図るべく、人材の確保と育成に努めてまいります。 ③組織体制・事業基盤の整備 当社の企業価値を安定的に成長させるために、組織体制や事業基盤を確立することが必要不可欠であると考えております。そのため、今後の更なる事業拡大に備え、システムの導入や他社との事業提携やM&A等で想定される経済的リスクや人的リスク、及び海外リスクの回避・低減に必要なコーポレート・ガバナンス及び内部統制を適切に整備・運用することで組織体制の強化を図ってまいります。 また、継続して社内で部門別の損益を把握し、販管費の削減等に取り組むとともに、社外の協力機関とも連携を取りながら事業基盤の整備を進めてまいります。
事業等のリスク5,870字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当社グループがコントロールできない外部要因や、必ずしも事業上のリスクに値しないと考えられる事項についても、投資への判断上、重要と考えられるものについては、投資者への積極的な情報開示の観点から記載しております。なお当社はこれらの事業等のリスクを認識した上で、その回避及び発生した場合の対応に努めておりますが、当社株式への投資判断は本項及び本項以外の記載も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)景気の低迷に伴うリスク 当社グループの展開する事業は、景気動向の影響を少なからず受けます。何らかの理由で景気が悪化した場合には、当社グループの提供する商品及びサービスの需要が伸び悩み、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 なかでもグリーン事業の中のレンタルグリーン売上は、収益性が高く当社ビジネスにおける中核であり、他の事業と比べて当社グループの経営成績に与える影響は大きなものとなっております。また、レンタルグリーン事業よりお客様から生花や観葉植物、母の日等のギフトや造園等、波及した園芸関連商品のニーズをくみ取り、受注をいただくことで、相乗効果による事業の拡大を目指しております。 しかしながら、景気の低迷により、レンタルグリーンの新規契約が減少した場合や、企業の倒産や休業などによる経費削減で需要が減少した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)天候不順に伴うリスク 当社グループは、その他事業において草花や野菜苗、観葉植物等の販売や造園・植栽管理などを行っております。 当社グループは園芸専門店として良品質の商品を豊富に取り揃え、定期的に広告やイベントなどで集客を図っております。また、社員育成を行い、園芸の専門家として顧客満足度の高いサービスができるように努めております。 しかしながら、春季及び秋季の当業界の需要拡大時期に悪天候が続いた場合等により、客足が伸び悩んだり、商品が傷んだり、植付けた植物が枯死したり等の影響を受けた場合には、販売や造園等のその他事業の経営成績が悪化し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)慣習の変遷に伴うリスク 当社グループが取扱う中元、歳暮、母の日、バレンタイン、ハロウィーン、クリスマス、正月装飾等季節感のある装飾品は、慣習が時代の趨勢によって見直される傾向があります。当社グループではグリーン事業において多角化を進めることで新たなビジネスモデルを構築し、安定的な売上を確保できるよう努めておりますが、これらの要因により市場の伸び率が鈍化した場合及び仕入状況が変化した場合には、既存の季節商品の売上が悪化し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、レンタルグリーンは園芸関連商品の取扱の中での選択肢の一つであり、必要不可欠なものではありません。何らかの理由で、レンタルグリーン以外の代替となる園芸関連商品またはその他の商品が普及し、レンタルグリーンの市場が縮小した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)燃料及び原料価格の上昇に伴うリスク 当社グループは、事業を行うにあたり多数の車両を使用しております。また、冬季には植物の維持管理に温室の加温が必要不可欠であり、地域により重油または灯油といった燃料を使用します。加えて、仕入においても当社グループ取扱商品のうち石油化学燃料を用いた製品(鉢カバー等)や、植物の生産及び陶磁器の化粧鉢なども生産過程において石油化学燃料を使用します。 当社グループでは環境への配慮とともに、部門ごとにコスト削減に取り組んでおりますが、予想以上の燃料価格の上昇やこれら燃料の価格上昇分を製品価格に十分に転嫁できない場合には、輸送コストおよび暖房費並びに仕入原価が増加することとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)競合の影響に伴うリスク 当業界では、既存の競合他社に加え、新規参入に関する法的規制等も無いため、新規参入者との競争も激しくなっており、業界や競合他社の動きによっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 現在のところ、当社グループと類似したサービスを提供している会社も存在しますが、当社グループはかねてより内部留保を蓄積し、安定した事業基盤を構築してまいりました。また、当社グループのように東京、大阪、名古屋の3都市で自社便によるサービスを展開できる規模の会社は少なく、顧客基盤、仕入、品質での強みにおいて当社に優位性があると考えております。加えて、当社グループは長年培った経験を活かし、社員教育体制を整備することで、人材を育成し、サービスにおいても同業他社の追随を許さぬように日々努力しております。 しかしながら、今後当業界において次のような著しい情勢の変化などがあった場合や当社グループが競争力を失うような事態に陥った場合には、将来の事業において当社グループの優位性が失われ、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ① 競争激化による価格下落 競争が激化することで価格競争となった場合は商品の価格下落につながります。当社事業は労働集約型の事業のため、顧客満足度の高い適正なサービスを提供するためには適正な価格の維持が必要不可欠な条件となります。競争激化による価格下落が当社グループの想定を上回り、当社グループのコストダウン及びパフォーマンスが十分に対応できなくなった場合には、販売拡大を実現できないリスクがあり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 他社による新商品開発等での当社グループのシェアの低下 当業界は商品及び事業形態において特異性及び独自性のある企業はなく、特に技術の進歩、新製品や新技術を保有し優位に立っている企業はありません。当社グループは新たなビジネスモデルの構築や新商品・新技術等を保有する企業との業務提携および将来的な自社商品開発等も視野に入れ、技術の優位性を確保する努力を最大限行いますが、将来的に画期的な技術及び独自性のある商品等が他社によって開発された場合には、当社グループの業界内のシェアや利益率が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (6)元請会社との取引に伴うリスク 当社グループの事業を推進するにあたり、作業内容及び工程ごとに必要となる業務は多種多様であり、それぞれに高い専門性が要求されます。このため、大手生花店や大企業の子会社等を元請として(以下「元請会社」という)、当社に仕事の協力を要請されることもあります。その場合、概ね期を重ねるごとに、物件数、金額ともに増加し、元請会社は大口の得意先となる場合が多い傾向にあります。当社グループは元請会社とも円滑で公正かつ健全な取引ができるよう常に連携を図っており、現状は良好な関係にありますが、予期せぬトラブルで関係が悪化した場合には、取引解消等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。なお、現在のところ元請会社は多岐にわたっており、特定の元請会社への依存はありません。 (7)海外での事業活動等に関わるリスク 当社グループは、海外で事業展開をするにあたり、政治的、経済的な不安定要因や為替相場の変動、自然災害、戦争、テロ、法律・規制の新設・変更、文化・慣習の違い等により、当社グループの想定している範囲を超えた事態が発生した場合には、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、海外のグループ会社の財務諸表は現地通貨にて作成されているため、連結財務諸表作成時に円換算されることになり、為替相場の変動による円換算時の為替レートの変動が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)自然災害に伴うリスク 当社グループの事業推進にあたり、当社事業拠点及び生産者から顧客までの流通先で自然災害による家屋、施設等の倒壊や道路等のインフラに障害が発生した場合には、当社の事業運営に支障をきたす可能性があります。また、停電が発生した場合には管理本部を始め各事業拠点でのコンピューター等による事務処理作業および電子機器、電動機具を用いての作業に影響が出ます。 当社グループはリスク管理に係る規定等を整備し、リスク管理体制を構築しております。また、バックアップサーバーを設置し本社の管理本部機能の担保も行っております。しかしながら、当社グループの想定する範囲を超えた大規模災害や、それに伴う被害の復旧が遅れた場合には、当社グループにおける業務の遂行に支障をきたし、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)人材確保及び育成ができない場合に伴うリスク 当社グループの事業は労働集約型の事業であることに加え、専門的な技術、知識を要するため、当社グループが継続的に成長を続けていくためには、優秀な人材を安定的に確保し、教育・育成していくことが重要課題のひとつであると認識しております。そのため、当社グループは採用活動の全社的強化及び研修などの教育体制構築を行い安定的に優秀な人材を確保、育成することに努めております。しかしながら、当社グループが求める人材を計画どおり確保、育成できなかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (10)人材流出によるノウハウや技術の社外流出等に伴うリスク 当社グループは、他社とのサービスの差別化を図るため、顧客管理、商品管理等各種のノウハウを蓄積してまいりました。また、人材育成にも注力し、社員のスキルアップも図ってまいりました。これらの蓄積したノウハウやスキルはほとんどが法的な保護をすることが難しいため、人材流出とともに外部に流出し、外部で類似するサービスを提供された場合や、競合会社(競合者)となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (11)重大交通事故による社会的信用低下と行政処分に伴うリスク 当社グループは、公道を使用して車両により営業及びサービス活動を行っております。当社グループは車両運行にあたり、人命の尊重を最優先とし、安全管理マニュアルの周知徹底等、安全管理対策に努めておりますが、社員が重大交通事故を発生させてしまった場合には、社会的信用が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (12)情報の流出に伴うリスク 当社グループは多くの顧客情報を取り扱っております。当社グループには顧客情報に対する守秘義務があり、取引先企業との契約書の締結、社内規則の整備等、管理体制を確立することにより法令遵守に努めております。しかしながら、管理の不徹底等により情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの社会的信用の低下や損害賠償請求等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (13)法的規制に伴うリスク 当社グループの事業に関する法令は、道路運送車両法、道路交通法、自動車NOx・PM法、廃棄物処理法、農薬取締法、都市緑地法、種苗法などがあります。当社グループは法令遵守の精神に基づき、倫理規程や行動規範などを整備し、役職員がモラルある行動を行うよう努めておりますが、役職員により違反行為が行われた場合には、当社グループの社会的信用の失墜を招き、事業の継続及び業務の遂行に支障をきたし、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。重大なリスクが懸念される法的規制は次のとおりです。 ① 環境問題及び公的規制 当社グループは事業を行うにあたり多数の車両を使用しております。近年環境問題への関心が高まる中、自動車NOx・PM法が施行され、多くの自治体で定められた排出基準に適合しない車両は使用できなくなっております。東京都においては、東京都環境確保条例が制定され、排出基準に適合しないディーゼル車の運行が禁止され、大阪府でも基準を満たさない車両の流入規制が行われる等、環境に係る公的な規制は強まっております。 当社グループでは各種法令等に従い計画的に順次車両の入替えを行うなど、環境対策を自主的に進めておりますが、このような環境に係る公的な規制の強化が実施された場合には、車両の代替計画等の対応が必要になり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 道路交通法の規制 当社グループは、公道を使用して車両による営業及びサービス活動を行っております。車両運行の際、重大交通事故を発生させた事業者に対しては行政処分として車両の使用停止が行われます。さらに「違反点数制度」により、事業所の営業停止や事業許可の取り消し等が行われます。 当社グループはコンプライアンス委員会、安全衛生委員会、懲罰委員会といった組織的対応とともにマニュアルを整備し、常に社員に啓蒙を行っております。しかしながら、社員による重大事故や違反により事業が中断、中止するような事態となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③ 建設業の許可について 当社グループが行う事業の中の造園工事業、土木工事業、建築工事業、内装仕上工事業においては建築業法による登録許可制度により施工可能な工事の規模及び請負金額が定められております。当社は造園工事業、土木工事業、建築工事業、内装仕上工事業許可を申請し、許可されておりますが、何らかの理由で許可が取り消された場合には、造園工事等の大口契約が獲得できなくなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(令和6年7月1日から令和7年6月30日まで)における我が国経済は、雇用・所得環境の緩やかな改善が進む一方で、米国の通商政策による世界経済の減速懸念、長期化するロシア・ウクライナ情勢や中東情勢、中国経済の持ち直しの遅れなど景気の先行きは依然として不透明な状況となっております。このような環境のもと、当社グループは主力事業であるグリーン事業において、新規顧客の獲得や販売促進のためのマーケティング活動に注力しました。 この結果、当連結会計年度における売上高は20,506,954千円(前期比21.6%増)、営業利益は2,651,452千円(同11.7%増)、経常利益は2,642,984千円(同5.3%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,805,420千円(同10.3%増)となりました。 各セグメントの経営成績は次のとおりであります。 なお、各セグメントの経営成績数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。 〔グリーン事業〕 グリーン事業につきましては、レンタルグリーンの売上が計画通りに推移し、増収増益となりました。 以上の結果、当セグメントの売上高は13,455,365千円(前期比18.5%増)、営業利益は2,377,940千円(同10.8%増)となりました。売上高営業利益率は、関東エリアは21.7%(前年同期22.4%)、関西エリアは26.9%(同25.2%)、海外エリアは3.0%(同6.4%)となりました。 〔卸売事業〕 前期コロナ禍を背景に高く推移しておりました植物の需要が落ち着きはじめ、物価の上昇とともに販管費の増加を抑えることができず、増収減益となりました。 以上の結果、当セグメントの売上高は1,569,750千円(前期比6.3%増)、営業利益は121,385千円(同4.8%減)となりました。 〔小売事業〕 小売事業につきましては、猛暑により夏季の落ち込みもありましたが、連結子会社の増加により増収増益となりました。 以上の結果、当セグメントの売上高は6,027,150千円(前期比34.2%増)、営業利益は95,007千円(前期比106.2%増)となりました。 財政状態につきましては、次のとおりであります。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産合計は8,438,723千円となり、前連結会計年度末に比べて784,379千円増加となりました。これは主に、現金及び預金、売掛金の増加によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産合計は8,597,181千円となり、前連結会計年度末に比べて932,059千円の増加となりました。これは主に、有形固定資産および投資有価証券の増加によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債合計は2,336,649千円となり、前連結会計年度末に比べて131,078千円増加となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金及びその他流動負債の増加によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債合計は1,250,983千円となり、前連結会計年度末に比べて200,575千円増加となりました。これは主に、リース債務の増加によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は13,448,272千円となり、前連結会計年度末に比べて1,384,783千円増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、4,348,681千円と前連結会計年度末に比べて225,719千円の増加となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは2,586,147千円(前期比449,609千円増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,569,953千円、減価償却費413,498千円、のれん償却額296,824千円等の収入に対し、法人税等の支払額877,703千円等の支出があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは△1,725,399千円(前期比35,049千円増)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出600,000千円、有形固定資産の取得による支出483,170千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出698,314千円の支出があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは△534,544千円(前期比880,792千円増)となりました。これは主に、リース債務の返済による支出102,827千円、自己株式の取得による支出226,191千円、配当金の支払額116,455千円等の支出があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.  生産実績 該当事項はありません。 b.  仕入実績 当連結会計年度における仕入実績は、次のとおりであります。 (単位:千円) セグメントの名称   当連結会計年度 (自 令和6年7月1日 至 令和7年6月30日)   前年同期比(%) 関東エリア   2,402,318   119.2 関西エリア   1,079,190   122.4 海外エリア   681,667   105.2 グリーン事業   4,163,176   117.4 卸売事業   1,182,741   108.4 小売事業   2,323,528   128.0 合計   7,669,446   118.9 (注)1 金額は仕入価格によっております。 2 セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.  受注実績 該当事項はありません。 d.  販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 (単位:千円) セグメントの名称   当連結会計年度 (自 令和6年7月1日 至 令和7年6月30日)   前年同期比(%) 関東エリア   6,761,422   116.4 関西エリア   2,968,841   115.8 海外エリア   3,704,244   125.2 グリーン事業   13,434,508   118.6 卸売事業   1,047,936   100.4 小売事業   6,024,509   134.4 合計   20,506,954   121.6 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 [事業の状況] 4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析] (1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「第2 [事業の状況] 4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析] (1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社グループは強固な財務体質、収益率の高い経営基盤、株主還元の安定的な充実によりバランスの取れた資本運営を行うことを目指しています。内部留保の確保等により自己資本比率80%以上を目標とし、収益力強化に向けた資本活用により経営基盤の強化を図るとともに、株主への長期的な利益還元を第一とし、継続的かつ安定的な配当を実施しております。配当水準については、安定的な株主還元を主軸に、利益水準や内部留保の増大にあわせて適宜引上げを検討しております。 また、当社グループの主な資金需要は、各事業の営業活動に必要な商品の仕入、販売費及び一般管理費の営業費用並びに各種税金の納付等であり、これらの資金需要は、営業キャッシュ・フローから生じる自己資金によって賄っております。 資金の流動性につきましては、経常運転資金に十分対応できる手元資金の確保に努めており、当連結会計年度末現在の現金及び現金同等物は、4,348,681千円となっております。また、資金の流動性に支障をきたす事態の発生に備えて、金融機関との間で当座貸越契約を締結し、一定の流動性を維持できる体制を確保しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 [経理の状況] 1[連結財務諸表等] (1)[連結財務諸表] [注記事項](重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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