概要
ユニバーサル園芸社は、法人向け観葉植物のレンタルを主力とする総合園芸企業である。オフィスや商業施設の植栽管理・施工、造花や生花のレンタル、園芸用品の卸売・小売も手掛ける。2025年6月期の売上高は205億円、従業員数は953人。独自の育成技術で枯れにくい植物を提供し、リース契約による安定収益を特徴とする。環境意識の高まりを追い風に成長し、連結子会社23社で構成される。
三つの事業セグメントで構成される収益構造
当社グループは、グリーン事業、卸売事業、小売事業の三つを報告セグメントとする。グリーン事業が売上の約66%を占める中核であり、観葉植物やアートフラワーのレンタル、植栽管理、イベント装飾などを提供する。卸売事業は観葉植物や造花、エクステリア用石材をホームセンターや工務店に販売し、小売事業は個人向けに草花や園芸資材を店舗・ネット通販で販売する。2025年6月期の売上高はグリーン事業134.5億円、卸売事業10.5億円、小売事業60.2億円。
地域別に展開するグリーン事業の運営体制
グリーン事業は国内を関東エリアと関西エリアに分け、海外エリアも含めて運営される。関東エリアは東京本社、東京中央支店など10拠点を中心に、関西エリアは大阪本社、神戸支店など5拠点を中心に活動する。海外エリアは中国の上海寰球園芸産品租賃有限公司、米国のRolling Greens, Inc.、シンガポールのMIRAGE GREEN(SINGAPORE) Pte. Ltd.などが担当。2025年6月期のセグメント営業利益率は関東21.7%、関西26.9%、海外3.0%と、国内が高い収益性を示す。
定期的なメンテナンス収入が柱のレンタルビジネス
レンタルグリーン事業は、法人顧客に観葉植物やアートフラワーを設置・定期交換するサービスである。顧客はオフィス、商業施設、飲食店、ホテルなどで、契約後は週1回程度の水やり、清掃、枯れた植物の交換を実施する。植物は自社の育成技術で長期間枯れにくくし、リース契約による継続収入を確保する。また、元請けの生花店やビルメンテナンス会社からの業務委託も受ける。このモデルにより、景気変動の影響を受けにくい安定した収益基盤を築く。
売上高経常利益率13%を目標とする財務方針
当社グループは経営指標として、売上高経常利益率13%以上、自己資本比率80%以上を掲げる。2025年6月期の実績はそれぞれ12.9%、78.7%で、目標をやや下回ったものの、M&Aによる一時的な負担と説明される。売上高は2012年6月期の28億円から2025年6月期には205億円へと約7.3倍に成長。自己資本比率は高水準を維持し、無借金経営に近い。中期経営計画では2028年6月期に売上高300億円、当期純利益30億円を目指す。
23社の連結子会社で構成されるグループ体制
当社グループは、当社と22の連結子会社で構成される。グリーン事業の中核子会社には、上海寰球園芸産品租賃有限公司(中国)、Rolling Greens, Inc.(米国)、MIRAGE GREEN(SINGAPORE)Pte. Ltd.、㈱小林ナーセリー、金子園芸㈱、㈱日出ウッドワークス、泰成緑栄㈱、吉村造園㈱などがある。卸売事業はビバ工芸㈱や㈱高島屋植物園、小売事業は園芸ネット㈱、Nicolai Bergmann㈱、㈱インナチュラルなどが担う。M&Aを通じて事業領域と地域を拡大してきた。
業界の中での役割はオフィス・商業施設向けグリーン空間演出のリーディングカンパニー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01オフィス・商業施設主力
オフィス、商業施設、飲食店、ホテル等の法人顧客に対し、観葉植物のレンタルとメンテナンスを提供。空間の装飾効果や癒しを演出し、定期的な交換・管理で植物を常に良好な状態に保つ。
- レンタルグリーン(観葉植物)
- 鉢植えの観葉植物を中心に、設置場所の環境に合わせて提案・納入し、定期的なメンテナンスを実施。室内用から屋外プランターまで多様なグリーンを提供。
- アートフラワー・オブジェ
- 造花や偽木を組み合わせた人工観葉植物。光や水が不要で、限られた空間や特殊な環境でも装飾が可能。季節やイベントに合わせたディスプレイを提供。
- 生花レンタル
- 切花を使った活け込みを定期的に届けるサービス。主に企業の受付向けで、週替わりでの交換が中心。
02卸売準主力
観葉植物、造花、エクステリア用石材を仕入れ、ショッピングセンター、ホームセンター、工務店、専門小売店などへ卸売。海外からの輸入も行い、幅広い販路を持つ。
- 観葉植物
- 生産者や市場から仕入れた観葉植物を、専門小売店等へ販売。
- 造花
- 海外の製造元から輸入し、ショッピングセンターやホームセンターへ卸売。
- エクステリア用石材
- 海外から輸入し、国内の工務店等へ卸売。
03小売副次
自社施設や外部のショッピングセンター内に店舗を構え、草花、観葉植物、園芸資材を個人顧客に販売。インターネット通販も展開し、幅広いニーズに応える。
- 草花・苗
- 季節の草花や苗を個人向けに販売。
- 観葉植物
- 鉢植えの観葉植物を店舗や通販で販売。
- 園芸資材
- 土、鉢、肥料などの園芸用品を販売。
製品と技術
観葉植物のレンタルとメンテナンス
主力製品は室内用の鉢植え観葉植物である。熱帯性の品種を中心に、設置場所の照度や温度を考慮して最適な植物を選定・納入する。納入後は定期的な訪問で水遣り、清掃、枯れた葉の除去、必要に応じて植物の交換を実施。これにより、顧客はメンテナンスの手間なく常に美しい緑を維持できる。同社は独自の育成技術により、標準より枯れにくい植物を提供し、交換頻度を低減することでコスト競争力を高めている。
アートフラワーと生花のレンタルサービス
観葉植物が育たない環境や特別なデザインが必要な空間向けに、アートフラワー(造花・偽木)のレンタルを提供する。自由な造形が可能で、色彩や衛生面の条件を満たす。また、企業受付などに生花の活け込みを毎週交換するサービスも行う。季節イベントや展示会では期間限定のディスプレイを手掛け、規模に応じて小規模から大規模まで対応する。これらのサービスはグリーン事業の一部として、顧客の多様なニーズに応える。
卸売事業が扱う観葉植物・造花・石材
卸売事業では、観葉植物は生産者や市場から仕入れ、専門小売店に販売。造花とエクステリア用石材は海外から輸入し、造花はショッピングセンターやホームセンター、石材は国内の工務店などに卸す。2025年6月期の卸売事業売上高は約10.5億円だが、前年比0.4%増と伸び悩んだ。これはコロナ禍後の植物需要の落ち着きと、物価上昇による販管費増加が影響したとされる。
小売事業の店舗販売とネット通販
小売事業は、本社敷地内や外部ショッピングセンターに実店舗を構え、草花、観葉植物、園芸資材を個人顧客に販売する。併せてインターネット通販も運営。連結子会社には㈱花守花の座、園芸ネット㈱、Nicolai Bergmann㈱、㈱インナチュラルなどがあり、それぞれ特徴的な品揃えを持つ。2025年6月期の小売事業売上高は60.2億円で、前期比34.2%増。猛暑による夏場の落ち込みがあったが、子会社追加により増収を達成した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がユニバーサル園芸社
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2491バリューコマース | 170億円 | — |
| 2 | 194AWOLVES HAND | 166億円 | 17.1倍 |
| 3 | 6562ジーニー | 165億円 | 12.9倍 |
| 4 | 2340極楽湯ホールディングス | 164億円 | 18.2倍 |
| 5 | 6061ユニバーサル園芸社 | 163億円 | 20.1倍 |
| 6 | 6540船場 | 163億円 | 13.4倍 |
| 7 | 9553マイクロアド | 162億円 | 21.5倍 |
| 8 | 9248人・夢・技術グループ | 161億円 | 6.2倍 |
| 9 | 2410キャリアデザインセンター | 157億円 | 13.1倍 |
| 10 | 4712KeyHolder | 156億円 | 14.2倍 |
| 11 | 4433ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス | 155億円 | 32.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 0件
売上高28億円から58億円へ拡大した2012~2016年
2012年6月期の売上高は28億円、当期純利益2億円だった。2013年には34億円、2014年38億円、2015年40億円と緩やかに成長。2016年6月期には売上高58億円、当期純利益5億円へ急伸した。この間、利益率も改善しており、レンタルグリーンの需要拡大と既存顧客の深耕が寄与したと考えられる。当時は現在のような積極的なM&A戦略はまだ明確ではなく、内部成長が中心であった。
M&Aによる事業規模拡大が加速した2017~2021年
2017年6月期の売上高は71億円に拡大し、2018年74億円、2019年86億円、2020年91億円、2021年96億円と順調に増収した。当期純利益は6~7億円で推移。この期間、連結子会社の増加が目立ち、M&Aによる事業拡大が本格化した。特に海外子会社の買収や国内の園芸関連企業の統合が進み、グループの総合力が強化された。2021年には売上高96億円に達し、次の成長段階への布石を固めた。
売上高100億円突破と中期計画策定の2022~2025年
2022年6月期の売上高は116億円、当期純利益14億円と過去最高を更新。2023年138億円、2024年169億円、2025年205億円と急成長が続いた。2024年6月期を初年度とする中期経営計画が策定され、2028年6月期に売上高300億円、当期純利益30億円という目標が掲げられた。2025年6月期の営業利益は26.5億円、経常利益26.4億円、純利益18.1億円と順調に拡大し、計画達成への道筋をつけた。
経営指標の目標と実績の乖離に見る課題
当社は売上高経常利益率13%以上(2025年実績12.9%)、自己資本比率80%以上(同78.7%)を経営目標とするが、両指標とも微かに未達である。しかし、これはM&A投資による短期的な負担と説明され、中長期的には改善を見込む。また、労働集約型産業であることから人材確保が課題であり、定期採用と育成制度の整備を進める。今後の事業拡大に備え、内部統制やシステム導入による組織体制の強化も優先課題とされる。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高経常利益率13%以上
- 自己資本比率80%以上
- 売上高令和10年6月期まで300億円
- 当期純利益令和10年6月期まで30億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
収益基盤の強化
グリーン事業を中核に、レンタルグリーン、生花、観葉植物、ギフト、ディスプレイ、造園など幅広い園芸関連商品のニーズに対応し、法人・個人双方からの受注拡大を図る。また、壁面緑化や屋上緑化などの分野で安定的な収益基盤を構築するため、グリーンと融合したカフェ等の小売事業やネット通販事業へ中期的な投資を行う。
- 02
人材の確保と育成
労働集約型の園芸事業では、高度な商品知識と技術を持つ人材が不可欠。定期採用を中心に意識の高い人材を採用し、社内研修や人事育成制度で定着と能力向上を図る。採用難の中で優秀な人材の継続的な確保と適正配置、システム導入による労働環境整備を進める。
- 03
組織体制・事業基盤の整備
企業価値の安定的成長のために、組織体制と事業基盤の確立が必要。システム導入やM&Aに伴うリスクを回避・低減するため、コーポレート・ガバナンス及び内部統制を適切に整備・運用する。また、部門別損益の把握と販管費削減、社外協力機関との連携により事業基盤の整備を進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で953人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は419万円で、9期前と比べて+0.8%。平均年齢は31.8歳、平均勤続年数は6.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年6月 | — | — | — | 283 | — |
| 2017年6月 | — | — | — | 287 | — |
| 2018年6月 | — | — | — | 535 | — |
| 2019年6月 | 416 | 32.6 | 7.3 | 570 | — |
| 2020年6月 | 417 | 32.7 | 7.5 | 582 | — |
| 2021年6月 | 421 | 32.6 | 7.1 | 534 | — |
| 2022年6月 | 420 | 32.8 | 7.1 | 588 | — |
| 2023年6月 | 432 | 32.6 | 6.8 | 654 | — |
| 2024年6月 | 438 | 32.2 | 6.7 | 851 | 282 |
| 2025年6月 | 419 | 31.8 | 6.7 | 953 | 283 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社17社(国内 15 / 海外 2、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。
- 国内上海寰球園芸産品租賃有限公司(注)1中華人民共和国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ビバ工芸株式会社(注)1東京都 大田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社花守花の座兵庫県 宝塚市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Rolling Greens, Inc.(注)4アメリカ合衆国 メリーランド州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社高島屋植物園大阪府 豊中市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外MIRAGE GREEN(SINGAPORE) Pte. Ltd.シンガポール共和国 ラッフルズ · 連結子会社議決権75.0%
- 国内園芸ネット株式会社東京都 中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社小林ナーセリー埼玉県 川口市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内金子園芸株式会社神奈川県 横浜市 栄区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社改良園埼玉県 川口市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社日生ウッドワークス埼玉県 八潮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社大多喜ハーブガーデン(注)1千葉県 夷隅郡 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
- 泰成緑栄株式会社千葉県 大網白里市100%
- Nicolai Bergmann株式会社東京都 港区100%
- Nicolai Bergmann LTD.韓国 ソウル特別市100%
- 株式会社インナチュラル東京都 中央区100%
- 吉村造園株式会社埼玉県 鴻巣市100%
- 調達580万円人工樹外2件 一式経済産業省 · 2024-02-06
- 調達445万円フェイクグリーンの購入等業務一式外務省 · 2025-02-19
- 調達274万円人工樹(LL サイズ) 外8件の購入経済産業省 · 2022-03-03
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は225億円、営業利益は32億円。前期と比べると増収増益で、売上が+9.8%、利益が+18.5%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 250億円 | 225億円 |
| 営業利益 | 38億円 | 32億円 |
| 純利益 | 25億円 | 15億円 |
| 1株あたり配当 | ¥13 | ¥13 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は120億円、営業利益は19億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+8.1%、営業利益は+11.8%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 37 | 7 | 18.9 | 5 |
| 2023年4Q | 37 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 32 | 2 | 6.3 | 2 |
| 2024年2Q | 40 | 5 | 12.5 | 2 |
| 2024年3Q | 47 | 9 | 19.1 | 7 |
| 2024年4Q | 50 | 8 | 16.0 | 5 |
| 2025年2Q | 94 | 10 | 10.6 | 7 |
| 2025年4Q | 111 | 17 | 15.3 | 11 |
| 2026年2Q | 105 | 13 | 12.4 | 9 |
| 2026年4Q | 120 | 19 | 15.8 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年6月期からの15期で、売上は28億円から225億円へ8.0倍に増えた。直近期の営業利益率は14.2%。売上は14期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 28 | — | 5 | — | 2 |
| 2013年6月 | 34 | — | 6 | — | 4 |
| 2014年6月 | 38 | — | 6 | — | 4 |
| 2015年6月 | 40 | — | 6 | — | 5 |
| 2016年6月 | 58 | — | 7 | — | 5 |
| 2017年6月 | 71 | — | 9 | — | 6 |
| 2018年6月 | 74 | — | 8 | — | 4 |
| 2019年6月 | 86 | — | 10 | — | 5 |
| 2020年6月 | 91 | — | 12 | — | 7 |
| 2021年6月 | 96 | — | 13 | — | 7 |
| 2022年6月 | 116 | — | 20 | — | 14 |
| 2023年6月 | 138 | — | 22 | — | 15 |
| 2024年6月 | 169 | 24 | 25 | 14.2 | 16 |
| 2025年6月 | 205 | 27 | 26 | 13.2 | 18 |
| 2026年6月 | 225 | 32 | 34 | 14.2 | 15 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高225億円のうち、営業利益として残るのは32億円で14.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金85.8%193億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.2%32億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年6月期は営業CFが26億円、投資CFが−17億円で、差し引きのフリーCFは9億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は43億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 4 | −2 | 2 | 2 | 10 |
| 2013年6月 | 3 | 0 | −3 | 3 | 10 |
| 2014年6月 | 5 | −5 | −1 | 0 | 9 |
| 2015年6月 | 3 | −3 | −1 | 0 | 9 |
| 2016年6月 | 7 | −3 | 7 | 4 | 19 |
| 2017年6月 | 9 | −4 | −7 | 5 | 17 |
| 2018年6月 | 8 | −3 | −2 | 5 | 19 |
| 2019年6月 | 10 | −1 | −2 | 9 | 27 |
| 2020年6月 | 12 | −4 | −1 | 8 | 33 |
| 2021年6月 | 13 | −5 | −1 | 8 | 39 |
| 2022年6月 | 15 | −5 | −2 | 10 | 48 |
| 2023年6月 | 16 | −10 | −3 | 6 | 51 |
| 2024年6月 | 21 | −18 | −14 | 3 | 41 |
| 2025年6月 | 26 | −17 | −5 | 9 | 43 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年6月期の総資産は170億円。このうち返さなくてよい自己資本が134億円で、自己資本比率は78.7%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 52 | 44 | 8 | 85.3 |
| 2013年6月 | 53 | 46 | 7 | 86.3 |
| 2014年6月 | 57 | 49 | 8 | 85.6 |
| 2015年6月 | 62 | 53 | 9 | 85.4 |
| 2016年6月 | 74 | 56 | 18 | 75.7 |
| 2017年6月 | 74 | 62 | 12 | 82.8 |
| 2018年6月 | 78 | 64 | 14 | 82.5 |
| 2019年6月 | 84 | 69 | 15 | 82.3 |
| 2020年6月 | 89 | 74 | 15 | 82.7 |
| 2021年6月 | 98 | 81 | 17 | 81.9 |
| 2022年6月 | 114 | 93 | 21 | 81.7 |
| 2023年6月 | 130 | 106 | 24 | 80.9 |
| 2024年6月 | 153 | 121 | 33 | 78.5 |
| 2025年6月 | 170 | 134 | 36 | 78.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中111位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中523位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,235で、1年前と比べて+11.9%。過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 20.1倍 |
| PER (会社予想) | 11.9倍 |
| PBR | 2.00倍 |
| 配当利回り | 0.40% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で+2.6%と上昇。週足では25日線(2708円)を上回り、75日線(2785円)も突破。7月17日には+3.4%の大幅高。出来高は6月22日に18800株と急増した後、やや落ち着いたが買い意欲は強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 12.64倍は同業界平均22.23倍を大幅に下回り、PBR 1.71倍も平均2.35倍を下回る。ROE 14.2%と高収益でありながら、株価は割安に放置されている。ただし配当利回りは0.48%と低く、配当性向8%と利益に比して配当が少ない。24/6期は増収増益だが、25/6期も増収予想で安定成長が見込まれる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 20.1倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 11.9倍 | — |
| PBR | 2.00倍 | 3.51倍 |
| ROE | 14.2% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は好調で売上高・利益ともに増加傾向。強気派はESG・ウェルネス需要を追い風に高成長継続を期待するが、弱気派はオフィス緑化市場の規模が限定的で競争激化を懸念。PER12倍台と成長率に比べて割安感がある一方、配当利回りは低く株価上昇ペースは緩やか。
- 成長トレンド継続
2025/6期も増収増益予想、環境需要は構造的拡大
- ストック収益の安定性
リース契約比率が高く、安定的な収益基盤
- バリュエーションの割安感
PER12.6倍は成長率対比で低く、今後評価修正余地
- 市場規模の限界
国内オフィス緑化市場は成熟しつつあり、新規開拓の余地が限定的
- 競合の台頭
低参入障壁のため、同業他社の追随が増加
- 株価の値動き鈍さ
1年で+2%と値上がり率は低く、成長株としての魅力に欠ける
- リース契約件数・更新率
- ストック収益の基盤。解約率低下が利益率向上に直結
- オフィス関連売上高
- 主力市場の動向を示す。法人需要の変化を把握
- 営業利益率
- 現在14%程度。効率改善余地の有無を確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり13円で、前期から+4.0%。いまの株価に対する利回りは0.40%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年6月 | 10 | — | 16.4 |
| 2018年6月 | 10 | 0.0 | 16.4 |
| 2019年6月 | 10 | 0.0 | 14.7 |
| 2020年6月 | 10 | 0.0 | 55.1 |
| 2021年6月 | 10 | 0.0 | 15.8 |
| 2022年6月 | 11 | 10.0 | 8.4 |
| 2023年6月 | 12 | 9.1 | 9.4 |
| 2024年6月 | 13 | 4.2 | 7.6 |
| 2025年6月 | 13 | 4.0 | 8.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥13
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ3,348人。区分でいちばん多いのは個人・その他で76.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.2%を占め、残る79.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 79.8 | 80.5 | 78.5 | 78.6 | 77.5 | 76.5 |
| 事業法人 | 17.8 | 17.8 | 18.1 | 18.0 | 17.9 | 18.7 |
| 自己株式 | 4.4 | 4.4 | 5.4 | 6.4 | 7.4 | 8.3 |
| 外国法人 | 0.8 | 0.4 | 0.7 | 0.8 | 1.3 | 2.4 |
| 金融機関 | 0.2 | 0.2 | 1.6 | 1.6 | 2.1 | 1.5 |
| 証券会社 | 1.0 | 0.7 | 0.8 | 1.0 | 1.1 | 0.8 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.4 | 0.3 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | カーン園子 | 14.50 |
| 02 | 森坂拓実 | 11.68 |
| 03 | 森坂優子 | 10.59 |
| 04 | ユニバーサル園芸社社員持株会 | 8.68 |
| 05 | ユニバーサル商事有限会社 | 4.87 |
| 06 | 大和リース株式会社 | 3.98 |
| 07 | 日泰サービス株式会社 | 2.91 |
| 08 | 株式会社東邦レオホールディングス | 2.79 |
| 09 | 岡山フードサービス株式会社 | 1.89 |
| 10 | 橘 俊夫 | 1.07 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で−10%、1株純資産は14期で−17%。直近期のROEは14.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 178 | 3,512 | 4.6 | 9.6 | 28.0 |
| 2013年6月 | 72 | 949 | 8.0 | 8.7 | 17.2 |
| 2014年6月 | 77 | 1,014 | 7.9 | 9.3 | 16.2 |
| 2015年6月 | 94 | 1,095 | 8.9 | 10.5 | 19.8 |
| 2016年6月 | 103 | 1,161 | 9.1 | 13.1 | 19.2 |
| 2017年6月 | 130 | 1,280 | 10.7 | 16.2 | 16.4 |
| 2018年6月 | 84 | 1,340 | 6.4 | 22.2 | 16.4 |
| 2019年6月 | 104 | 1,432 | 7.5 | 15.7 | 14.7 |
| 2020年6月 | 141 | 1,539 | 9.5 | 12.9 | 55.1 |
| 2021年6月 | 153 | 1,678 | 9.5 | 12.1 | 15.8 |
| 2022年6月 | 289 | 1,954 | 15.9 | 8.8 | 8.4 |
| 2023年6月 | 315 | 2,244 | 15.1 | 10.8 | 9.4 |
| 2024年6月 | 348 | 2,587 | 14.5 | 9.8 | 7.6 |
| 2025年6月 | 388 | 2,913 | 14.2 | 13.1 | 8.0 |
| 2026年6月 | 161 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 森坂拓実 | 代表取締役会長 | — | 586,936 |
| 安部豪 | 代表取締役社長 | — | 24,600 |
| 西川道広 | 常務取締役 関東事業本部長 | — | 14,000 |
| 片岡義雄 | 取締役 関西事業本部長 | — | 14,000 |
| 平田草介 | 取締役 グループ会社事業本部長 | — | 21,000 |
| 池原健一郎 | 取締役 常勤監査等委員 | — | 11,500 |
| 井関新吾 | 取締役 監査等委員 | — | — |
| 北村百合子 | 取締役 監査等委員 | — | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 65 | 65 | 13 |
| 取締役(社内) | 1 | 6 | 6 | 6 |
| 社外取締役 | 2 | 2 | 2 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,562字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,221字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,870字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,944字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第53期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2024/07/01-2025/06/30)2025-09-26
- 半期報告書半期報告書-第52期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第49期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-26
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