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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

YE DIGITAL

YE DIGITAL Corporation2354 · Standard · 情報・通信業

ビジネスシステム構築とIoTソリューションの2軸で、情報サービスの総合提供を行う企業。

概要

株式会社YE DIGITALは、安川電機の情報処理部門を分離して1978年に設立された情報サービス企業である。本社を北九州市小倉北区に置き、連結従業員690名(2026年2月期時点)を擁する。ビジネスシステムの構築・運用と、IoTやAIを活用したソリューションの提供を二本柱とし、2026年2月期の連結売上高は203億円、営業利益16億円を計上した。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

ビジネスシステムとIoTソリューションの二事業体制

YE DIGITALは「ビジネスソリューション事業」と「IoTソリューション事業」の二つの部門で構成される。ビジネスソリューション事業は企業向け基幹システム(販売管理・生産管理・購買管理・計数管理)や移動体通信事業者向けシステムの開発、ネットワーク・システム基盤の設計、アウトソーシングサービスを手掛ける。2026年2月期の同事業売上高は159億1百万円で全体の約78%を占める。IoTソリューション事業は物流DX、畜産DX、スマートシティ向けソリューション、AI・ビッグデータ分析、セキュリティ関連製品、製品組込ソフト、上下水道の制御系アプリケーションなどを提供する。同事業の売上高は43億61百万円と前年比6.2%増加した。

持株会社と子会社によるグループ運営

当社グループは、YE DIGITAL(持株会社)、連結子会社の株式会社YE DIGITAL Kyushu、関連会社の株式会社アイキューブデジタルの3社で構成される。YE DIGITALはシステム開発・運用・保守を担い、子会社のYE DIGITAL Kyushuは技術者の派遣やソフト開発業務の一部を委託されている。2020年7月にはIoTソリューション事業の工場自動化分野を会社分割し、新設した株式会社アイキューブデジタルの株式60%を安川電機に譲渡した。同社は現在関連会社となっている。

北九州を拠点に全国に展開する拠点網

本社機能は北九州市小倉北区に置かれ、東京には渋谷オフィス(2024年6月に三田・新百合ヶ丘を統合して開設)、大阪には新大阪オフィス(2017年移転)を設置する。かつて存在した米国子会社YE DIGITAL,Inc.(2018年設立)は2025年1月に閉鎖され、海外拠点は現在ない。国内ではSmart Service AQUA(北九州市)に物流DXサービスセンター(2024年開設)を併設し、ビジネスDXリーディングセンター(2022年開設)も同市内に置く。

2026年2月期の業績と中期経営計画の進捗

2026年2月期の連結売上高は202億63百万円(前期比1.6%増)、営業利益は16億28百万円(同15.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億82百万円(同23.4%増)と増収増益を達成した。ビジネスソリューション事業は受注高が154億18百万円とやや減少したが売上高は微増、IoTソリューション事業は受注高が45億43百万円と23.5%増加した。中期経営計画(2025-2027)では、最終年度の2028年2月期に売上高250億円、営業利益30億円、営業利益率12.0%、ROE25%を目標とする。

業界の中での役割は情報処理サービス業界におけるシステム構築・運用の専門企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
203億円
営業利益
16億円
営業利益率
7.9%
純利益
13億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01企業向けビジネスシステム主力

販売管理、生産管理、購買管理、計数管理などの基幹システムの構築、移動体通信事業者向けシステムの開発、ネットワーク設計・開発、運用保守などのアウトソーシングサービスを提供している。

主要顧客移動体通信事業者

主な製品・サービス2
基幹システム
販売管理、生産管理、購買管理などの中核業務を支えるシステムを構築する。
通信事業者向けシステム
携帯電話の加入者管理や計数管理など、移動体通信事業者向けの業務システムを開発。

02IoT・制御システム準主力

物流DXソリューション、畜産DX、スマートシティ向けIoTソリューション、AI・ビッグデータ分析、セキュリティ関連製品、組込ソフト開発、上下水道の流量・水質管理などの制御系システム、自治体向け情報通信基盤の構築・運営を行っている。

主要顧客自治体

主な製品・サービス4
物流DXソリューション
物流業務のデジタル変革を支援するソリューション。
IoTソリューション
畜産DXやスマートシティ向けなど、IoT技術を活用した業務改善ソリューション。
セキュリティ関連製品
セキュリティ対応型サーバやセキュリティ関連ソフトウェア。
制御系アプリケーション
上下水道の流量・水質管理など、産業用・公共用の制御システム。

製品と技術

ビジネスソリューション事業の中核:基幹システムと移動体通信向け開発

ビジネスソリューション事業では、企業の販売管理・生産管理・購買管理・計数管理を統合する基幹システム(ERP)の構築を主力とする。特に安川電機グループ向けのシステム開発で培ったノウハウを生かし、製造業への展開を強みとする。また、移動体通信事業者向けには携帯電話の加入者管理や計数管理システムを開発する。2025年度にはデータ統合管理・活用の新サービス「COREVIO SERVICES」を提供開始し、DX推進を支援するサービス群を拡充している。

物流DXソリューション:工場内自動搬送から倉庫管理まで

IoTソリューション事業の物流DXでは、工程間自動搬送ニーズの高い製造業向け工場内物流分野への販路拡大を進めている。具体的には、倉庫管理システムや自動搬送システムの開発・導入を手掛け、2024年1月に開設した物流DXサービスセンター(Smart Service AQUA内)で実証・デモ環境を提供する。2026年2月期の物流DXは前年比大幅増収となり、同事業の成長を牽引した。

畜産DXとスマートシティ向けのIoTプラットフォーム

畜産DXでは、牛の個体管理や健康状態のモニタリングシステムを提供し、スマート農業の実現に貢献する。スマートシティ向けには、上下水道の流量・水質管理システムや自治体の情報通信基盤(地域WAN、施設内LAN)の構築・運営を行う。これらのソリューションは、センサーデータとAI分析を組み合わせたプラットフォーム上で動作し、2025年度には生成AIを組み込んだデータ活用サービス「AQUA DataFusion」も開始した。

セキュリティ製品と組み込みソフトの技術基盤

セキュリティ関連製品として、セキュリティ対応型サーバやセキュリティ関連ソフトを販売する。また、製品組込ソフトの開発では、産業用ロボットや制御機器向けのファームウェアを手掛ける。上下水道の制御系アプリケーションなど公共インフラ向けのシステム開発も長年の実績がある。これらの技術は、創業以来の「ものづくり」のエンジニアリングをソフトウェア開発に応用した品質管理手法に支えられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

フード関連DXで安定成長

YE DIGITALはフードサービス向けDXソリューションを提供し、安定した収益基盤を持ちます。売上は微増、営業利益率7~8%を維持。同業のVRain SolutionやCocoliveと比較して規模は大きい(約200億円)。外食業界のデジタル化需要を取り込み、堅調な成長を続けています。ただ、市場が成熟しつつあり、新たな成長領域への進出が課題。

強み

  • 外食・中食向けシステムで高いシェアを持ち、安定収益源に。
  • 営業利益率7-8%と業界平均並みの収益性を維持。
  • 長期契約やリピート受注により、解約率が低い。
  • フード業界に特化したノウハウで、他社との差別化に成功。

課題

  • フードDX市場が成熟し、成長鈍化の可能性がある。
  • フード以外の領域で成長ドライバーを獲得する必要。
  • AIなど新技術への適応が遅れると競争力低下の恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がYE DIGITAL

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
13696セレス262億円12.1倍
23676デジタルハーツホールディングス253億円20.0倍
34371コアコンセプト・テクノロジー248億円19.0倍
49709NCS&A247億円10.4倍
52354YE DIGITAL245億円19.8倍
65254Arent245億円17.6倍
73939カナミックネットワーク243億円19.0倍
83694オプティム239億円21.6倍
93984ユーザーローカル237億円14.3倍
105246ELEMENTS235億円765.5倍
113837アドソル日進235億円15.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

安川電機の情報処理部門を独立させた1978年の創業

1978年2月、安川電機製作所(現・安川電機)の情報処理機能を分離し、同社の全額出資子会社として安川情報システム株式会社が北九州市八幡西区に設立された。同年9月には東京営業所を開設。創業当初は親会社のシステム開発・運用を主な業務とし、その後外部顧客向けにも事業を拡大していった。

子会社設立と事業基盤の拡充(1980年代〜1990年代)

1983年3月、計算機オペレーション業務とデータエントリ業務を担う北九州データサービス株式会社(後の安川情報九州)を田中工業との共同出資で設立。1988年には大阪事業所、1991年には東京開発センターを開設。1997年には株式会社安川情報プロサービスを設立し、グループ体制を強化した。1998年には北九州データサービスの商号を安川情報北九州に変更し、ソフト開発業務へと軸足を移した。

2001年のグループ再編と2003年の株式上場

2001年6月、安川情報北九州と豊安情報システムを合併し、商号を株式会社安川情報九州に変更。同時に本社を北九州市小倉北区に移転した。この再編によりグループ内の開発機能が集約された。2003年2月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2004年9月には安川情報プロサービスを吸収合併し、グループの一体化を進めた。

商号変更と事業構造の転換(2019年〜2020年)

2019年3月、安川情報システム株式会社から株式会社YE DIGITALへ商号を変更。同時に子会社の安川情報九州も株式会社YE DIGITAL Kyushuに改称した。2020年7月にはIoTソリューション事業のうち工場自動化に関する事業を会社分割し、新設会社アイキューブデジタルの株式60%を安川電機に譲渡。これにより親会社との関係が変化し、独立色を強めた。

2022年から2025年の拠点再編と米国子会社の閉鎖

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行。同年6月にはSmart Service AQUAを拡張移転し、7月にはビジネスDXリーディングセンターを開設。2024年1月には物流DXサービスセンターを開設、同年2月に新大阪オフィスを閉鎖し、6月に東京の三田・新百合ヶ丘両オフィスを統合して渋谷オフィスを開設した。2025年1月には米国子会社YE DIGITAL,Inc.を閉鎖し、海外展開を一旦整理した。

年表32件を開く

1970年代

  • 1978年2月株式会社安川電機製作所(現 株式会社安川電機)の情報処理機能を分離し、同社全額出資子会社として安川情報システム株式会社(現 株式会社YE DIGITAL)を北九州市八幡西区に設立。
  • 1978年9月東京営業所(東京支社)を東京都豊島区に開設。

1980年代

  • 1983年3月計算機のオペレーション業務及びデータエントリ業務を担当する北九州データサービス株式会社(現 連結子会社 株式会社YE DIGITAL Kyushu)を北九州市八幡西区に田中工業株式会社との共同出資により設立。
  • 1983年9月東京支社を東京都千代田区に移転。
  • 1987年3月本社社屋を新築し、北九州市八幡西区東王子町に本社を移転。
  • 1988年4月大阪事業所を大阪府大阪市淀川区に開設。

1990年代

  • 1991年5月神奈川県川崎市麻生区に東京開発センターを開設。
  • 1992年9月創業豊安情報システム株式会社を大分県佐伯市に設立。
  • 1993年10月M&A東京支社を神奈川県川崎市麻生区へ移転し、東京開発センターを統合。
  • 1997年7月創業株式会社安川情報プロサービスを北九州市八幡西区に設立。
  • 1998年3月北九州データサービス株式会社は従来の計算機オペレーション業務及びデータエントリ業務からソフト開発業務中心となり、商号を株式会社安川情報北九州へ変更。

2000年代

  • 2001年4月大阪支社を大阪府吹田市に移転。
  • 2001年6月M&A株式会社安川情報北九州と豊安情報システム株式会社を合併(存続会社 株式会社安川情報北九州)し、商号を株式会社安川情報九州(現 連結子会社 株式会社YE DIGITAL Kyushu))へ変更、同時に本社を北九州市小倉北区に移転。
  • 2003年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2004年9月M&A株式会社安川情報プロサービスを吸収合併。
  • 2005年1月アソシエント・イースト株式会社(宮城県仙台市宮城野区)の第三者割当増資を引き受け、連結子会社とする。
  • 2006年3月アソシエント・イースト株式会社の商号を安川情報エンベデッド株式会社へ変更。

2010年代

  • 2015年6月商号変更東京支社の営業部門を東京都港区に移転し、東京本社(のち三田オフィス)を開設。これに伴い、東京支社の名称を開発センタ(のち新百合ヶ丘オフィス)に変更。
  • 2016年12月安川情報エンベデッド株式会社の全株式を譲渡。
  • 2017年5月大阪支店(のち新大阪オフィス)を大阪府大阪市淀川区に移転。
  • 2018年6月創業YE DIGITAL,Inc.をアメリカ合衆国カリフォルニア州に設立。
  • 2018年10月Smart Service AQUAを北九州市小倉北区に開設。
  • 2019年3月安川情報システム株式会社の商号を株式会社YE DIGITALへ変更。株式会社安川情報九州の商号を株式会社YE DIGITAL Kyushuへ変更。

2020年代

  • 2020年6月本社を北九州市小倉北区米町に移転。
  • 2020年7月IoTソリューション事業のうち、工場自動化に関する事業を会社分割し、同日付で新設会社である、株式会社アイキューブデジタルの株式60%を株式会社安川電機に譲渡。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2022年6月Smart Service AQUAを北九州市小倉北区内に移転・拡張。
  • 2022年7月ビジネスDXリーディングセンターを北九州市小倉北区に開設。
  • 2024年1月物流DXサービスセンターをSmart Service AQUA内に開設。
  • 2024年2月新大阪オフィスを閉鎖。
  • 2024年6月M&A三田オフィス、新百合ヶ丘オフィスを統合し、渋谷オフィスを東京都渋谷区に開設。
  • 2025年1月YE DIGITAL,Inc.を閉鎖。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年2月期まで250億円
  • 営業利益2028年2月期まで30億円
  • 営業利益率2028年2月期まで12.0%
  • ROE2028年2月期まで25%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    顧客起点のマーケティング戦略展開

    顧客ニーズ・課題を起点に、部門や他社を超えて連携し、DXを通じて期待を超える体験や価値を追求しカスタマーサクセスを実現する。

  2. 02

    カスタマーサクセスに導くプロダクト・サービス力の実現

    システム導入からデータ活用、ビジネス変革までのトータル支援により継続的に顧客のDXを支援し、伴走型支援を通じてカスタマーサクセスを実現する。

  3. 03

    ビジネス拡大を支える投資戦略の推進

    事業ポートフォリオマネジメント強化、管理体制見直し、データ活用人材育成によるデータドリブン経営を推進する。

  4. 04

    持続的成長を支えるサステナビリティ経営の推進

    サステナビリティ経営を強く推進し持続可能な社会に貢献、社会と共に成長を続ける。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で690人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は798万円で、9期前と比べて+8.6%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月613
2018年2月622
2019年2月629
2020年2月73542.217.9641
2021年2月73443.417.2589
2022年2月76641.915.8613
2023年2月71041.815.9650
2024年2月78041.715.3676
2025年2月80441.314.3694202
2026年2月79842.515.1690232

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 北九州市小倉北区459百万円
渋谷オフィス — 東京都渋谷区251百万円
Smart Service AQUA — 北九州市小倉北区205百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社YE DIGITAL Kyushu(注)2
    福岡県北九州市 小倉北区 · 連結子会社
    議決権96.7%
  • 国内
    株式会社アイキューブデジタル
    福岡県北九州市 小倉北区 · 持分法適用会社
    議決権40.0%
  • 国内
    株式会社安川電機(注)1
    福岡県北九州市 八幡西区 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は203億円営業利益16億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.0%、利益が+14.3%。

売上高
+2.0%
203億円
営業利益
+14.3%
16億円
純利益
+30.0%
13億円
営業利益率
7.9%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高220億円203億円
営業利益22億円16億円
純利益16億円13億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は48億円、営業利益は3億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−5.9%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q4424.51
2024年2Q5359.44
2024年3Q5259.63
2024年4Q463
2025年1Q5135.92
2025年2Q50510.04
2025年4Q9866.14
2026年2Q9766.24
2026年4Q106109.49
2027年1Q4836.32

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は129億円から203億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月12921
2014年3月13811
東京支社の営業部門を東京都港区に移転し、東京本社(のち三田オフィス)を開設。これに伴い、東京支社の名称を開発センタ(のち新百合ヶ丘オフィス)に変更。
2015年3月12921
2016年3月123−5−13
2017年3月13497
YE DIGITAL,Inc.をアメリカ合衆国カリフォルニア州に設立。
2018年2月125410
2019年2月12552
IoTソリューション事業のうち、工場自動化に関する事業を会社分割し、同日付で新設会社である、株式会社アイキューブデジタルの株式60%を株式会社安川電機に譲渡。
2020年2月13864
2021年2月14586
ビジネスDXリーディングセンターを北九州市小倉北区に開設。
2022年2月13774
2023年2月16288
三田オフィス、新百合ヶ丘オフィスを統合し、渋谷オフィスを東京都渋谷区に開設。
2024年2月1951611
2025年2月19914157.010
2026年2月20316187.913

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高203億円のうち、営業利益として残るのは16億円7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は13億円、売上の6.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.4%145億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.7%42億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.5pt
7.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
6.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.8pt
17.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが14億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は34億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月0−10−115
2014年3月−1−10−213
2015年3月4−20216
2016年3月−3−20−511
2017年3月7−20515
2018年2月11−3−1821
2019年2月3−3−1020
2020年2月3−4−1−118
2021年2月81−1926
2022年2月5−2−2327
2023年2月6−5−2126
2024年2月5−5−2025
2025年2月13−2−31132
2026年2月14−5−7934

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は143億円。このうち返さなくてよい自己資本が81億円で、自己資本比率は52.8%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月89315834.9
2014年3月94326233.8
2015年3月91207122.4
2016年3月643614.1
2017年3月75146117.8
2018年2月85275830.6
2019年2月88305832.2
2020年2月95336233.8
2021年2月116427434.6
2022年2月101465543.1
2023年2月116506640.8
2024年2月123626146.8
2025年2月132726051.3
2026年2月143816252.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
67億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
62億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中192位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中453位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.9%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.9%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.8%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,336で、1年前と比べて+103.7%過去52週の値幅のなかでは64%の位置にある。

¥1,336-5.0%1ヶ月-0.9%1年+103.7%時価総額245億円
過去52週の値幅
安値¥596高値¥1,758

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.8倍
PER (会社予想)14.9倍
PBR2.92倍
配当利回り2.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1日で13.22%上昇し1370円。25日線1281.4円を6.9%上回り、75日線・200日線も上回る。52週高値1698円からは19.3%下、52週安値596円からは129.9%上。出来高は8/20に130.55万株と高水準。直近1ヶ月で12.3%上昇、年初来では104.92%と大幅高。RSIは61.02と中立帯。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは18.3倍と業界平均の30.0倍を下回るが、予想PERは13.8倍と改善が見込まれる。PBRは2.70倍と同平均の3.45倍を下回り、ROEは17.9%と高い。配当利回り2.43%は業界平均3.51%を下回る。売上高はほぼ横ばいだが、営業利益は増加傾向。バリュエーションは総じて業界平均より割安だが、成長の停滞感があり、妥当な水準と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.8倍47.9倍
PER (予想)14.9倍
PBR2.92倍2.96倍
ROE17.9%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

少子高齢化による自治体の業務負担増やDX推進の流れが追い風となり、堅調な成長が見込まれます。強気派は、官公庁向けの安定需要とクラウド化による更新需要拡大を評価します。一方、弱気派は、競争激化による価格低下や、自治体のIT予算の変動リスクを指摘します。

プラスに働く材料7
  • 安定した公共需要

    自治体向けシステムは長期契約が多く、安定収益の源泉です。

  • DXの追い風

    行政のデジタル化推進で業務システムの刷新需要が増加します。

  • 高いROEと成長

    ROE17.9%と高く、売上高も203億円と成長を続けています。

  • 2026年2月期は3指標とも過去最高決算発表後影響

    売上高203億円、営業益16億円、純益13億円で過去最高

  • 予想PER13.8倍と収益成長で割安通年影響

    現在PER18.3倍に対し予想PER13.8倍、ROE17.9%も考慮で割安

  • ROE17.9%と資本効率が高い通年影響

    自己資本利益率17.9%で、効率的な経営を示す

  • 配当利回り2.43%と株主還元通年影響

    1株30円配当(推定)、利回り2.43%で安定的な還元

マイナスに働く材料7
  • 競争激化の懸念

    新規参入やIT大手の参入で価格競争が激しくなる可能性があります。

  • 自治体予算の変動

    自治体のIT予算は景気や財政状況に左右され、受注が変動しやすいです。

  • 成長の鈍化

    市場が成熟しており、今後の大幅な成長は見込みにくいです。

  • 株価1年で92%上昇、過熱感継続影響

    1年リターン91.7%、高値警戒から売りが出やすい

  • 売上高の伸びは前期比+2%と低調通年影響

    売上高は199億円→203億円とわずか+2%、成長鈍化が懸念

  • 外国人保有比率11.9%と高め継続影響

    外国人の持ち株比率11.9、海外勢の売却で需給悪化リスク

  • PBR2.70倍と株価は割高水準不定影響

    PBR2.70倍は過去比で高く、収益力に見合わない可能性

次の決算で確かめる点
自治体受注件数
主要顧客である自治体からの新規・更新受注の動向を確認するため。
クラウド比率
クラウド移行の進捗は将来の収益構造を示す重要な指標です。
営業利益率
競争環境や価格動向を反映し、収益性の変化を測るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.25%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
2.25%
いまの株価に対して
配当性向
33.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月511.9
2018年2月620.011.2
2019年2月60.058.0
2020年2月60.030.2
2021年2月60.018.8
2022年2月1066.733.5
2023年2月100.034.5
2024年2月1220.022.9
2025年2月2066.737.9
2026年2月200.033.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ7,143人。区分でいちばん多いのは個人・その他42.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.4%を占め、残る57.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他45.151.751.547.546.442.8
事業法人39.939.239.038.940.539.7
外国法人7.54.85.36.66.911.8
証券会社5.32.41.94.03.42.9
自己株式0.00.00.00.00.02.7
金融機関2.21.82.02.92.72.7
外国人個人0.00.10.30.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社安川電機37.87
02YE DIGITAL従業員持株会5.05
03MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.98
04BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.52
05株式会社福岡銀行1.42
06BNYMSANV RE GCLB RE JP RD LMGC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.21
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.97
08THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.91
09GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.86
10楽天証券株式会社共有口0.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1289%、1株純資産は14期で+146%。直近期のROEは17.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月51723.034.8
2014年3月41762.057.9
2015年3月51133.457.1
2016年3月−7115−124.3
2017年3月407588.421.311.9
2018年2月5414449.512.011.2
2019年2月111577.536.958.0
2020年2月2117812.522.030.2
2021年2月3522117.719.018.8
2022年2月222409.719.133.5
2023年2月4326217.210.534.5
2024年2月6031820.813.522.9
2025年2月5737116.510.537.9
2026年2月7142417.911.633.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額218百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
玉井裕治代表取締役 社長6210,000
本松隆之取締役 執行役員 管理本部長603,000
江藤知樹取締役 常勤監査等委員623,000
下池正一郎取締役 監査等委員58
三浦正道取締役 監査等委員51
金澤美冬取締役 監査等委員44
相良陽一取締役 監査等委員58
野毛由文取締役 監査等委員66

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3848717157
社外取締役5208286
取締役(社内)1141414
監査役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容833字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社(株式会社YE DIGITAL Kyushu)、関連会社(株式会社アイキューブデジタル)の計3社で構成されており、情報システムの構築・運営、情報処理ソフトウエアの開発・販売等の情報処理サービスの提供を行っております。 当社はシステムに用いられるソフトウエアの開発及びシステムの運用、保守に当たり、子会社株式会社YE DIGITAL Kyushuにその一部を委託し、同社から当社に対し技術者の派遣を受けています。 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、情報サービスの総合的な提供を事業内容としており、情報サービス事業の単一セグメントのため、当連結会計年度における実績を部門別に記載しております。 当社グループは、ビジネスシステムの構築やサービスを主体とした「ビジネスソリューション事業」、IoT、AI・ビッグデータ分析技術を活用したソリューションや組込・制御システムの受託開発を主体とした「IoTソリューション事業」の2事業を展開しております。 〔ビジネスソリューション事業〕 ・企業向け基幹システム(販売管理/生産管理/購買管理/計数管理等)の構築 ・移動体通信事業者向けシステム(携帯電話の加入者管理/計数管理)開発 ・ネットワーク/システム基盤の設計・開発 ・アウトソーシングサービス(運用・保守等) 〔IoTソリューション事業〕 ・物流DXソリューションの構築 ・IoTソリューションの構築(畜産DX/スマートシティ向け等) ・AI・ビッグデータ分析 ・セキュリティ関連製品(セキュリティ対応型サーバ/セキュリティ関連ソフト等) ・製品組込ソフトの開発 ・産業用/公共用の制御系アプリケーションシステム(上下水道の流量・水質管理等)の構築 ・自治体向け情報通信基盤(地域WAN/施設内のLAN)の構築・運営 以上述べました事項を事業系統図によって示すと、以下のとおりです。
経営方針・対処すべき課題3,144字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 デジタル社会は、より一層の拡大と進化を続け、私たちの社会や生活において“DX(デジタルトランスフォーメーション)”更には“デジタルエンタープライズ”へと進化していくものと思われます。 また、デジタル社会において、生成AI等の新たなデジタル技術の浸透などによってICT技術も飛躍的に進歩し、ソフトウエアなどの製品やシステムは所有から利用へ消費スタイルの変化が進み、デジタルビジネスのサービス化が加速していくものと思われます。 こうした変化において、当社グループは、これまでのシステム導入やデジタルデータ基盤を構築 (デジタルテクノロジーを提供)するビジネスモデルから、システム導入からデジタルとデータを活用し、組織の革新やビジネスモデルを共創・実現していく伴走型DX推進を支援するビジネスモデルへシフトさせていきます。 また、当社グループは創業以来、製造業の「ものづくり」のエンジニアリング技術をソフトウエア開発の分野に応用し生産性を向上させ、開発するソフトウエアの品質を高めてきました。 IoTソリューション事業において、こうした製造業の「ものづくり」で培った技術、ソリューションやサービスの開発、提案力を物流や畜産、スマートシティなどの分野を中心にDXソリューションやプラットフォームを展開し、カスタマーサクセスに導くプロダクト・サービスを提供することで、顧客の期待を超える体験や価値を追求していきます。 また、当社グループはサステナビリティ経営の推進が最重点課題の一つであることを認識し、サステナビリティ経営を強く推し進めることで持続可能な社会に貢献し、社会と共に成長を続けることを目指していきます。 (2) 目標とする経営指標 当社グループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は売上高、営業利益率及びRОEであります。当社グループは、経営効率の向上に努め、企業の存続と発展に必要な利益を確保するため、第49期(2026年2月期)を初年度とする中期経営計画において、第51期(2028年2月期)には売上高250億円、営業利益30億円を目標とし、3年間で売上高を約25%増加させるとともに、営業利益率は12.0%、RОE25%を達成することを目指しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、中期経営計画(2025-2027)を策定し、プロダクト・サービスの機能的価値から顧客体験価値を軸にした事業モデルに変革し、顧客や社会のDXやCXを加速させ、「最高のエクスペリエンスを支援するデジタル・サービス企業」を目指します。 なお、中期経営計画の基本方針は以下のとおりです。 方針1.顧客起点のマーケティング戦略の展開 顧客ニーズ・課題を起点として、部門・他社を超えて様々な手法や形態で連携し、DX(デジタルプロダク トやサービスの提供)を通じて顧客の期待を超える体験や価値を追求することで、カスタマーサクセスを実 現します。 方針2.カスタマーサクセスに導くプロダクト・サービス力の実現 システム導入から、データ活用、ビジネス変革までのトータル支援により、継続的に顧客のDXを支援する とともに、支援チャネル全体で品質向上を図り、継続した伴走型DX支援を通じてカスタマーサクセスを実 現します。 方針3.ビジネス拡大を支える投資戦略の推進 事業ポートフォリオマネジメントの強化を図るとともに、管理体制や管理手法の見直し・強化とデータを活 用する人材の育成によりデータドリブン経営を推進します。 方針4.持続的成長を支えるサステナビリティ経営の推進 サステナビリティ経営を強く推し進めることで持続可能な社会に貢献し、社会と共に成長を続けることを目 指します。 (4) 2025-2027中期経営計画「最高のエクスペリエンスを支援するデジタル・サービス企業」の遂行状況 2025年度は、当社グループは、中期経営計画の初年度として、以下の各基本方針の遂行状況のとおり、取り組んでまいりました。 その結果、売上高は計画200億円に対し202億円、営業利益は計画16億円に対し16億円と、共に初年度の計画達成の結果となりました。 方針1.顧客起点のマーケティング戦略の展開 ・ビジネスソリューション事業では、安川電機DX(YDX)で培ったDX推進の経験・知識・ノウハウを活かし、データ統合管理・活用分野において、新サービス「COREVIO SERVICES」を提供開始しました。 ・IoTソリューション事業(物流DX)では、工程間自動搬送ニーズの高い製造業向け工場内物流分野への販路拡大を行いました。 方針2.カスタマーサクセスに導くプロダクト・サービス力の実現 ・各事業の個々のソリューション(製品やサービス等)を組み合わせた「トータルソリューション」提案で受注拡大を図りました。 ・サービスビジネスでは、データ活用・分析ノウハウに最新の生成AI分析を組み合わせた運用保守データ活用サービス「AQUA DataFusion」の提供を開始しました。 ・品質保証本部による強固な品質基盤の構築を行い、全社レベルで品質向上の推進・強化を行い、顧客満足度とカスタマーサクセスの向上に取り組みました。 方針3.ビジネス拡大を支える投資戦略の推進 ・事業ポートフォリオマネジメントを導入し、経営資源の最適配分のためのタイムリーな討議と意思決定を行い、中長期的な資本効率性に取り組んでおります。 ・人的資本経営の取組みの基盤となる「人材ポートフォリオ」を事業別に作成しました。 方針4.持続的成長を支えるサステナビリティ経営の推進 ・全社リスクマネージメント体制を整備し、会社の直面する様々なリスクを体系的に認識・評価・対処を行い、全社レベルでのリスクマネージメントに取り組んでおります。 ・主要な投資家層である個人投資家の方々に投資意欲を高め、長期的投資を行っていただくためのIR活動を行ってまいりました。 (5) 対処すべき課題 今後の当社グループを取り巻く経済環境の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善や政府の経済対策等により、景気は緩やかに回復局面が続くと思われますが、その一方で、米国の通商政策の影響は緩和されるものの、イラン情勢の影響による原油価格高騰など地政学リスクの長期化が懸念され、景気の先行きは不透明な状況が続くものと思われます。 そうした中、当社グループが属する情報サービス業界では、生成AIの活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、人手不足対応の省力化や生産性向上のための自動化等のデジタル関連投資は、堅調に続くものと思われます。 このような環境において、当社グループは、中期経営計画(2025-2027)の2年目として、顧客価値の最大化を追求し、以下の4つの取組みを進めてまいります。 ① 新規獲得した重点顧客とのチャネル(接点)を、最大限活用し、クロスファンクショナルな顧客価値提案に よる受注拡大を目指します。 ② 新サービス「AQUA DataFusion」や「COREVIO」の立ち上げを加速し早期事業化・収益化につなげます。 ③ 生成AIの活用の全社展開、さらなる加速により、生産性と収益性の最大化を目指します。 ④ 人的資本経営の推進により、人材価値の最大化を図り、組織力を強化します。
事業等のリスク2,912字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。 (1) 特定の販売先への依存度 当社グループの販売先のうち、株式会社安川電機(当社の関係会社で2026年2月28日現在の当社の議決権保有比率39.0%)及びそのグループ会社への販売は、ソフトウエアの受託開発、計算事務、情報処理並びにシステム管理運営受託等の取引で、2026年2月期売上高の50.5%を占める状態です。 これらの事情から、同社や同社グループの経営方針、事業展開等に大幅な展開があった場合には、当社グループの事業活動や業績、財務状況に大きな影響が及ぶ可能性があります。 同社や同社グループと今後とも既存に限らず新たな領域においても良好なパートナー関係の維持・継続に努めてまいります。 また、富士通株式会社及びそのグループ会社への販売は、当社設立時におけるベーシックソフト受託開発に始まり、その後取引内容・金額が拡大し、2026年2月期売上高の10.9%を占める状態です。 従って、同社や同社グループ会社の受注動向の変化やその他の理由により、当社グループとの取引が縮小された場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 同社や同社グループ会社と今後とも既存に限らず新たな領域においても良好なパートナー関係の維持・継続に努めてまいります。 (2) プロジェクト管理 プロジェクトの遂行において、予期し得ない事態の発生により、個別プロジェクトの中断や遅滞、採算悪化を招き、大規模な場合は当社グループの経営成績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、システム構築やソフトウエア開発等のプロジェクト管理の重要性を認識し、従業員のプロジェクトマネジメントスキルの向上を図り、特に要求仕様確定作業の場面では顧客との要求内容の確認を繰り返し行うとともに、スケジュールの厳守に努めています。また、不採算プロジェクトの発生の予防・抑止を図るため、全社プロジェクト管理強化に努めてまいります。 (3) 製品・サービスの品質問題 当社グループの提供する製品・サービスにおいて、不具合(バグ)の発生やサービス不良等の品質上の問題が発生しないという保証はありません。 従って、当社グループにおいてこのような品質上の問題が発生した場合には、手直し・回収等の追加コストの発生や損害賠償等により、当社グループの経営成績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対応するため、当社グループは、製品・サービスの品質の重要性を認識し、品質保証本部(現 品質保証・業務改革本部)を設置し、設計・開発・生産・保守・運用の各場面において社内基準に基づいた品質管理の徹底に努めております。 (4) 新製品・新サービスの開発力 当社グループの新製品・新サービスは、顧客の業務、販売及び生産の改革支援や顧客の新製品への搭載等先進的な分野で起用されております。 今後も引き続き新製品・新サービスの売上が増加するものと想定しており、将来の成長は主として革新的な新製品・新サービスの開発と販売に依存すると予想しています。 しかしながら、市場の技術的な進歩や需要の変化等を十分に予測しえず、魅力ある新製品・新サービスを開発できない場合には、将来の成長と収益性を低下させ、当社グループの経営成績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 市場の変化をいち早く捉え、対策を講じるべく、事前の情報収集と分析を定常的に実施し、魅力ある新製品・新サービスの開発を継続的に行っております。 (5) 個人情報・機密情報管理 当社グループは、お客様のシステムを構築するにあたり、お客様の情報資産をお預かりすることがあります。万が一、コンピュータウイルスによる感染やサイバー攻撃等の不正な外部アクセス、自然災害の発生により、これらの情報が漏洩した場合、お客様からの損害賠償請求やIT企業としての信用失墜等が当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対応するため、パソコン等の情報機器やネットワーク等の情報資産に対するセキュリティ管理の徹底を図り、情報管理に関する従業員への教育、外部委託先との機密保持契約等を行い、当社グループからの情報漏洩を未然に防ぐ措置を講じております。 (6) 知的財産権 当社グループが行うシステムやソフトウエアの開発においては、特許や著作権等の知的財産権の確保が事業遂行上重要な事項です。 当社グループでは、当社グループ独自の技術・ノウハウ等の保護・保全や第三者の知的財産権を侵害しないよう十分な注意を払っておりますが、世界各国の法的制度の違い等により知的財産権に関する問題が全く起こりえないという保証はありません。 従って、当社グループにおいて知的財産権に関する問題が発生した場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このため、当社グループでは知的財産権の取得や取引先企業との知的財産権に関する契約締結など必要な措置を行っております。 (7) 人材に関するリスク 当社グループが属する情報サービス業界における最大の財産は「人材」であり、優秀な人材確保・育成は今後の経営基盤を維持・拡大するうえで不可欠であります。同業界は若手を中心に人材の流動化が進んでおり、計画どおりに人材を確保できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループにおいては、優秀な人材の獲得・育成のため、積極的に新卒採用や即戦力となるキャリア採用を実施し、社員がより高度なスキルを習得できるよう、教育環境の充実、資格取得者への報奨金制度を実施しております。また、従業員の働く環境の継続的な改善や働き方改革にも積極的に取り組み、社員の満足度の向上に努めてまいります。 (8) 自然災害のリスク 想定外の大規模地震・津波・洪水等の自然災害や火災等の事故災害、感染症の流行、その他の要因による社会的混乱等が発生したことにより、経済活動が制限され、主要取引先の経営状況の悪化等によりIT投資計画が変更されることなどが想定されます。その場合には、当社グループの製品やサービス提供等の事業活動に大きな支障をきたし、当社グループの経営成績や財務状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するため、従業員の安否確認等の災害対策マニュアルの策定や継続的な見直しを行っており、災害発生時の対応訓練も行っております。また、北九州や渋谷等、拠点の分散やリモートワーク環境の整備等を行い、災害等発生時に事業が停滞することを回避する対応に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)5,209字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び当社の関係会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度は、中期経営計画(2025-2027)の初年度として、市場や顧客のニーズを起点とした戦略的かつ効率的なマーケティング・営業活動と社内外連携による最適なソリューションの提案により受注の加速と拡大に取り組んでまいりました。 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や政府の経済対策等により、景気は緩やかに回復しておりますが、米国の通商政策の動向や地政学リスクの影響など、景気の先行きは不透明な状況が続きました。 そうした中、当社グループが属する情報サービス業界では、生成AI等の新たなデジタル技術が社会や生活の中に広まってきており、企業においては、デジタル技術とデータを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、人手不足対応の省力化や生産性向上のための自動化等のデジタル関連投資は堅調に推移しました。 このような環境において、当社グループは、中期経営計画(2025-2027)を策定し、プロダクト・サービスの機能的価値から顧客体験価値を軸にした事業モデルへの変革と、顧客や社会のDXやCX(カスタマー・エクスペリエンス)の加速に貢献することにより、「最高のエクスペリエンスを支援するデジタル・サービス企業」を目指してまいりました。 2025年度は、その初年度として、市場や顧客のニーズを起点とした戦略的かつ効率的なマーケティング・営業活動と社内外連携による最適なソリューションの提案により受注の加速と拡大に取り組んでまいりました。また、前年度の品質性能問題を踏まえ、QCD(品質・コスト・納期)の厳守・安定化の徹底した推進により、顧客信頼性・満足度の向上と製品・サービスの品質・利益向上に取り組むとともに、世界で急速に広がりを見せる生成AIを開発工程におけるプログラミング支援をはじめ各種業務において最大活用することにより、生産性の向上・収益性の向上に取り組んでまいりました。 さらに、経営管理システムの刷新・強化と事業ポートフォリオマネジメントの強化によるデータドリブン経営の推進に取り組んでまいりました。 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高は202億63百万円(前連結会計年度比1.6%増)、利益面でも、営業利益16億28百万円(同15.6%増)、経常利益18億12百万円(同18.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億82百万円(同23.4%増)となりました。 事業別の概況は、以下のとおりです。 〔ビジネスソリューション事業〕 当事業では、ERPソリューションは、ビジネスDX推進・構築やIT基盤などの環境整備、新たな顧客開拓や案件獲得により前年度に比べ増加しました。また、健康保険者向けシステム構築終了の影響はありましたが、自動車製造業向けのビジネスシステム開発や移動体通信事業者向け開発は堅調に推移しました。 その結果、受注高は154億18百万円(前連結会計年度比2.6%減)となり、売上高は159億1百万円(前連結会計年度比0.4%増)となりました。 〔IoTソリューション事業〕 当事業では、物流DX事業は、今年度に入り活発な引き合いや受注が続いており、特に製造業向け工場内物流などへの新展開により前年度に比べ大幅に増加しました。畜産DX事業、スマートシティ向けソリューションも前年度に比べ増加しました。インターネット・セキュリティ関連製品は、セカンドGIGAでの需要時期のずれ込みにより若干減少し、情報機器などのIoT製品の販売は減少しました。 その結果、受注高は45億43百万円(前連結会計年度比23.5%増)となり、売上高は43億61百万円(同6.2%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より2億8百万円増加し、34億5百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況につきましては、次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、14億22百万円の収入(前年度は12億86百万円の収入)となりました。これは主として、売上債権及び契約資産の増加4億79百万円、法人税等の支払額4億48百万円があったものの、税金等調整前当期純利益18億12百万円、未払費用の増加2億98百万円、減価償却費2億83百万円があったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、5億22百万円の支出(同2億38百万円の支出)となりました。これは主として、無形固定資産の取得による支出5億94百万円、貸付金の回収による収入50百万円があったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、6億92百万円の支出(同3億23百万円の支出)となりました。これは主として、配当金の支払額3億61百万円、自己株式の取得による支出が3億13百万円あったこと等によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の状況 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、情報サービスの総合的な提供を事業内容としており、情報サービス事業の単一セグメントのため、当連結会計年度における実績を部門別に記載しております。 a. 生産実績 部門   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   前連結会計年度比(%) ビジネスソリューション事業   11,009,240   +1.0 IoTソリューション事業   3,400,210   △11.1 合計   14,409,450   △2.1 (注) 上記金額は製造原価で記載しております。 b. 受注状況 部門   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 受注実績   受注残高 金額(千円)   前連結会計年度比 (%)   金額(千円)   前連結会計年度比 (%) ビジネスソリューション事業   15,418,232   △2.6   3,735,754   △11.5 IoTソリューション事業   4,543,617   +23.5   2,221,610   +8.9 合計   19,961,849   +2.3   5,957,364   △4.8 c. 販売実績 部門   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   前連結会計年度比(%) ビジネスソリューション事業   15,901,617   +0.4 IoTソリューション事業   4,361,544   +6.2 合計   20,263,161   +1.6 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、以下のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社安川電機   9,013,275   45.2   9,006,680   44.4 富士通株式会社   2,154,593   10.8   2,131,437   10.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。 ビジネスソリューション事業の増加、IoTソリューション事業の増加により、当連結会計年度の売上高は202億63百万円(前連結会計年度比1.6%増)となりました。 売上原価は144億48百万円(同1.7%減)となり、売上原価率は71.3%と前連結会計年度から2.4ポイント改善いたしました。売上高から売上原価を差し引いた売上総利益は58億14百万円(同10.9%増)となりました。 また、販売費及び一般管理費は41億86百万円(同9.2%増)となりました。 この結果、当連結会計年度は16億28百万円の営業利益(同15.6%増)となりました。 営業外収益は持分法による投資利益の発生等により1億88百万円(同45.5%増)となり、営業外費用は4百万円(同46.8%減)となりました。 この結果、当連結会計年度は18億12百万円の経常利益(同18.5%増)となり、税金等調整前当期純利益は18億12百万円(同19.0%増)となりました。 これに法人税等の税金、法人税等調整額と非支配株主に帰属する当期純利益を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は12億82百万円(同23.4%増)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、次のとおりです。 情報サービス業界におきましては、あらゆる分野・業種において、クラウドやビッグデータ、IoT、AI、セキュリティ等の技術を活用したサービスの提供が加速してきております。 IoTビジネスの進展は、IoTシステムやソフトウエアの消費目線が所有から利用へとシフトし、公共や企業等の情報関連投資の選択やIT企業が提供するサービスに変化が現れます。 このような動きは、IoTシステムの開発やITサービスの提供を行うビジネスソリューション事業の売上高、利益に重要な影響を与える要因になります。 また、IoTビジネスやビッグデータ市場を支えるインフラ(情報機器やネットワーク)が重要な役割を担うことになり、情報漏洩やコンピュータウイルス等の外部からの攻撃に対してのセキュリティ技術もますます重要になってきます。このような動きは、機器間の情報伝送のための組込ソフト開発、IoT機器、ネットワーク・セキュリティ関連商品を取扱うIoTソリューション事業の売上高、利益に重要な影響を与える要因になります。 さらに、通信端末やAI技術の発達により、機器同士が人の手を介さずに相互に情報交換し、自動的に情報収集や管理・制御を行うようになってきております。このような動きは、AI技術や組込・制御システム、IoT機器を取り扱うIoTソリューション事業の売上高、利益に重要な影響を与える要因になります。 なお、このような新技術・新ビジネスの普及は、情報通信技術の高度化・大規模化・複雑化を伴い、今まで以上に品質上の問題が発生する危険性が高くなっています。このような品質上の問題が発生した場合には、当社グループの売上高、収益に重要な影響を与える要因になります。その一方で、付加価値の高い新製品・新サービスの商品化やライセンス化は、当社グループの売上高、利益に重要な影響を与える要因になります。 ② 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について 当社グループは、営業活動によって獲得した現金によって、必要となる運転資金の確保と事業拡大のための設備投資を行っております。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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