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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

コア

CORE CORPORATION2359 · Prime · 情報・通信業

ICT技術を軸に、環境・生活基盤、産業技術、顧客業務の3分野でソリューションを提供する。地域密着型の事業展開で社会課題の解決を目指す。

概要

株式会社コアは、1969年に設立された独立系ソフトウェア会社を起源とするITソリューションサービス企業である。東京証券取引所プライム市場に上場し、1444名の従業員を擁する。売上高は2026年3月期に265億円に達し、未来社会ソリューション、産業技術ソリューション、顧客業務インテグレーションの3セグメントで構成される。大手メーカー系列に属さない自主独立の姿勢で、エンドユーザー主体のサービスを提供している。

3セグメントで構成する事業構造

コアの事業は三つのセグメントで構成される。2026年3月期の売上高構成比は、産業技術ソリューション事業が51.6%(136億9500万円)、顧客業務インテグレーション事業が29.2%(77億5100万円)、未来社会ソリューション事業が19.2%(50億8400万円)である。営業利益ベースでは産業技術ソリューション事業が60.5%を占め、同事業が収益の柱であることがわかる。未来社会ソリューション事業は公共・エネルギー分野のソリューションが成長し、営業利益が前年比60.8%増と伸びた。一方、顧客業務インテグレーション事業は信販系システムなど金融・流通分野の開発案件縮小により売上高が3.0%減少した。

国内9カンパニーと子会社による地域密着

コアは事業部採算制に基づく9つのカンパニーを全国に配置し、それぞれが三つの事業セグメントを展開する。北海道、東関東、中部、関西、中四国、九州などのカンパニーが各地域に根ざしたサービスを提供する。連結子会社9社には、コアネットインタナショナル、アコード・システム、ギガ、プロネット、ラムダシステムズ、コア興産、医療福祉工学研究所などがある。持分法適用関連会社1社を含む計11社のグループ体制であり、子会社化を通じて事業領域を拡大してきた。

売上高200億円台から265億円へ成長した財務推移

コアの連結売上高は2013年3月期の200億円から緩やかに増加し、2026年3月期には265億円に達した。特に2018年3月期以降は200億円を安定的に超え、2022年3月期の218億円、2024年3月期の240億円と伸びている。営業利益は2026年3月期に38億円(売上高営業利益率14.4%)となり、203億円目標の15%以上に近づいた。純利益も同期に29億円となり、自己資本利益率(ROE)は14.7%と目標の15%に迫る。配当性向は29.9%と安定している。

業界の中での役割は公共・産業向けのICTソリューション企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
265億円
営業利益
38億円
営業利益率
14.3%
純利益
29億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
産業技術 ソリューション 事業137億円51.5%23億円16.8%
顧客業務 インテグレーション 事業78億円29.3%8億円10.3%
未来社会 ソリューション 事業51億円19.2%7億円13.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01公共・社会基盤主力

環境や生活基盤などの社会課題に対し、高付加価値なソリューションを提供。自治体、公共機関向けに情報通信基盤の構築や運営、上下水道の管理システムなどを手がける。

主な製品・サービス2
地域WAN構築
自治体や公共施設を結ぶ地域ネットワークの構築。
上下水道管理システム
上下水道の流量・水質を監視・制御するアプリケーションシステム。

02産業・法人準主力

IoT(AI)やGNSSなどの特化ICT技術を活かし、顧客の業務課題を解決するソリューションを提供。物流DX、畜産DX、スマートシティ向けのシステム構築などを行う。

主な製品・サービス2
IoTソリューション
センサーやネットワークを活用し、物流、畜産など様々な分野の業務を可視化・効率化するソリューション。
AI・ビッグデータ分析
蓄積されたデータをAIで分析し、業務改善や新たな価値創造を支援する。

03企業(業務システム)準主力

顧客の業務知識やノウハウを活かしたICTトータルサービスを提供。基幹システムの構築や運用・保守を手がける。

主な製品・サービス1
基幹システム
顧客の業務に合わせた基幹業務システムの構築。

製品と技術

製造業向けPDMソリューション「ENGINEERING:EXPress」

コアは1992年6月に製造業向けPDM(製品データ管理)ソリューション・パッケージとして日本語版「ENGINEERING:EXPress」の販売を開始した。1994年10月には同製品の知的所有権の全権を取得し、自社製品として展開している。PDMは製品開発プロセスにおける図面や部品表などのデータを統合管理するシステムであり、製造業の業務効率化に貢献する。同製品はコアの産業技術ソリューション事業の一角を担い、長年にわたり顧客に提供されている。

GNSS技術を活用した宇宙テックとIT点呼システム

コアは全球測位衛星システム(GNSS)を特化技術の一つと位置づけ、宇宙領域にまで活用を拡大した「宇宙テック」ソリューションを展開する。また、産業技術ソリューション事業のIoT・AI分野では、IT点呼システム「Cagou IT点呼」を提供しており、運送業界の運行管理業務を効率化する。同分野のソリューション売上は伸長し、2026年3月期の同事業セグメントの営業利益は23億1200万円と堅調である。

組込みシステム開発に端を発する技術基盤

コアの技術的な芯は、1973年に設立したデンケイによるエンベデッド(組込み)システム開発にある。以来、半導体関連装置や音響機器などの組込み開発案件を手掛け、産業技術ソリューション事業の基盤となっている。同事業は2026年3月期に売上高136億9500万円と全セグメントで最大であり、IoT(AI)やGNSSなどの特化ICT技術を顧客の業務課題に適用する。音響機器開発や製造業向けソリューションも同事業の主要分野である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

システム開発好調、高収益維持

コアは情報・通信業で、システム開発・運用保守を主力とし、売上高240億円超。営業利益率13%超と高収益を達成しており、同業のVRain Solutionやソラコムと比べても収益性は高い。堅調な需要と効率的な事業運営が強み。ただし、競合も多く、技術革新への対応と人材確保が今後の課題。

強み

  • 13%超の高収益を維持し、コスト管理と高付加価値サービスが奏功。
  • 売上高は緩やかに増加傾向で、受注基盤が安定している。
  • システム開発の品質が高く、顧客からの信頼が厚い。
  • プロジェクト管理の徹底で収益性を高め、無駄なコストを抑制。

課題

  • 競争激しいIT業界で、優秀な人材を引き留め・採用する難しさ。
  • クラウド・AI等の新技術への対応が遅れると競争力低下のリスク。
  • 大口顧客への依存度が高く、契約喪失時の影響が大きい懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がコア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13983オロ325億円14.8倍
2208A構造計画研究所ホールディングス323億円14.6倍
39640セゾンテクノロジー323億円29.7倍
45038eWeLL321億円26.7倍
53771システムリサーチ318億円12.1倍
62359コア316億円10.6倍
73915テラスカイ307億円19.5倍
85592くすりの窓口302億円10.0倍
94839WOWOW290億円22.0倍
104165プレイド288億円37.7倍
115574ABEJA287億円56.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

メーカー系列に属さない独立系ソフトウエア会社としての創業

1969年12月、東京都千代田区に株式会社システムコア(現株式会社コア)が設立された。メーカー系列のない自主独立系ソフトウエア会社を目指すのが目的だった。1972年11月には広島で西日本シンクタンク株式会社を設立し、環境分析事業に着手した。翌1973年5月にはコアグループを結成し、東京都渋谷区に株式会社デンケイを設立して組込み(エンベデッド)システム開発に参入。同年11月には応用システム研究所も設立し、グループ体制の基盤を整えた。

グループ再編と本店移転、上場へ至る道

1985年4月、東京都世田谷区に旧株式会社コア(現株式会社コア)が設立され、同年12月には本店が現在地の世田谷区に移転した。1989年11月にはシステムコアがデンケイと応用システム研究所を吸収合併し、同時に中部コア、九州コアなどを設立。1997年4月にはシステムコアが旧コアやコアデジタル、北海道コアなど7社を吸収合併し、商号を株式会社コアに変更した。2003年3月に東京証券取引所市場第二部に上場し、2004年3月には第一部に指定された。

品質認証取得とM&Aによる事業拡大の2000年代

2000年5月、システムウエア事業カンパニーでISO9001認証を取得した。2004年2月には株式会社ギガを100%子会社化し、同年7月には株式会社プロネット、2006年1月には株式会社ラムダシステムズを相次いで子会社化した。2005年4月にはエンベデッドソリューションカンパニーなどでISO14001認証を、2006年2月にはISO27001認証を取得。品質・環境・情報セキュリティの国際規格を整備し、信頼性の高いサービス提供体制を構築した。

中計「ソリューションプラットフォーマー」への転換と成長

2013年3月期以降、売上高は200億円前後で推移してきたが、2022年3月期には218億円、2026年3月期には265億円と伸びを加速させた。コアは2024年3月期から第14次中期経営計画を開始し、「ソーシャル・ソリューションメーカー」を掲げ高付加価値型ソリューション事業を推進。2027年3月期からの第15次中計では「ソリューションプラットフォーマー」を旗印に、ビジネスモデルの進化を目指す。GNSS技術の宇宙領域活用や生成AIへの取り組みも進めている。

年表32件を開く

1960年代

  • 1969年12月創業メーカー系列のない自主独立系ソフトウエア会社をめざし、東京都千代田区に株式会社システムコア(現:株式会社コア)設立

1970年代

  • 1972年11月創業広島県広島市西区に西日本シンクタンク株式会社(現:中四国カンパニー)設立、環境分析事業開発に着手
  • 1973年5月創業コアグループ結成、東京都渋谷区に株式会社デンケイ(現:株式会社コアに吸収合併)設立、エンベデッド(組込み)システム開発に着手
  • 1973年11月創業東京都渋谷区に株式会社応用システム研究所(現:株式会社コアに吸収合併)設立
  • 1974年1月バンキングシステム開発事業に着手
  • 1974年8月創業東京都渋谷区にコアデジタル株式会社(現:株式会社コアに吸収合併)設立、ハードウエア開発、販売開始
  • 1979年5月創業大阪府大阪市に大阪コア株式会社(現:関西カンパニー)設立

1980年代

  • 1982年8月西日本シンクタンク株式会社においてLA(Laboratory Automation)製品の販売開始
  • 1984年10月東京都世田谷区にVAN事業進出を目的として、コアネットインタナショナル株式会社(現:連結子会社)設立
  • 1985年4月創業茨城県日立市に茨城支店(現:東関東カンパニー)開設 東京都世田谷区に旧株式会社コア(現:株式会社コア)設立
  • 1985年5月M&A株式会社アコード・システム(現:連結子会社)を100%子会社化
  • 1985年12月新社屋完成、本店を現在地、東京都世田谷区に移転
  • 1986年5月創業北海道札幌市に北海道コア株式会社(現:北海道カンパニー)設立
  • 1988年11月神奈川県川崎市にシステム開発拠点として、コアR&Dセンター開設
  • 1989年5月創業福岡県福岡市に九州コア株式会社(現:九州カンパニー)設立
  • 1989年11月創業株式会社システムコアが、株式会社デンケイ及び株式会社応用システム研究所を吸収合併 愛知県名古屋市に中部コア株式会社(現:中部カンパニー)設立

1990年代

  • 1992年6月製造業向けPDMソリューション・パッケージとして日本語版ENGINEERING:EXPressを販売開始
  • 1994年10月ENGINEERING:EXPress知的所有権の全権を取得
  • 1997年4月創業株式会社システムコアが、旧株式会社コア(1985年4月設立)、コアデジタル株式会社、北海道コア株式会社、中部コア株式会社、大阪コア株式会社、西日本シンクタンク株式会社及び九州コア株式会社の7社を吸収合併し、商号を株式会社システムコアから「株式会社コア」に変更
  • 1999年3月東京都世田谷区に社員寮管理を目的に、株式会社コアの100%子会社としてコア興産株式会社(現:連結子会社)設立
  • 1999年10月M&Aコアネットインタナショナル株式会社を100%子会社化

2000年代

  • 2000年5月ISO9001(注1)認証取得(システムウエア事業カンパニー(現:産技ソリューションカンパニー))
  • 2000年7月IT資産管理システム「ITAM(IT Asset Manager)」販売開始
  • 2002年3月山口県山口市に西日本e-R&Dセンター開設
  • 2003年3月上場株式会社東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2004年2月M&A株式会社ギガ(現:連結子会社)を100%子会社化
  • 2004年3月株式会社東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2004年4月山口県宇部市に医療福祉機器・システムの研究開発、販売等を目的に、株式会社コアの子会社として、株式会社医療福祉工学研究所設立
  • 2004年7月M&A株式会社プロネット(現:連結子会社)を100%子会社化
  • 2005年4月ISO14001(注2)認証取得(エンベデッドソリューションカンパニー(現:産技ソリューションカンパニー)、コア総合研究所(現:宇宙テックソリューションビジネスセンター)、コアネットインタナショナル株式会社)
  • 2006年1月M&A株式会社ラムダシステムズ(現:連結子会社)を100%子会社化
  • 2006年2月ISO27001(注3)認証取得(エンベデッドソリューションカンパニー、ビジネスソリューションカンパニー(現:社会ソリューションカンパニー)、業務推進統括コーポレート(現:管理統括本部))

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率15%以上
  • 自己資本利益率(ROE)15%以上
  • 自己資本比率50%以上
  • 配当性向30%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ソリューションプラットフォーマーへの進化

    これまで培ってきた社会課題解決力を基盤に、持続可能な価値を創出するプラットフォームを提供する「ソリューションプラットフォーマー」を旗印に、ビジネスモデルの進化を通じてデジタル社会の実現に貢献する。

  2. 02

    AI活用による新ソリューション創出と全国展開

    AI活用を前提にマーケットニーズを深掘りし、クローズド環境で利用可能なAIプラットフォームを全国展開することで新たなソリューションを創出し、市場獲得と事業拡大を図る。

  3. 03

    人材育成と組織開発の強化

    AIを活用した人材育成と組織開発、採用DXによる採用効率化と採用力の向上を図る。ソリューション事業の上流工程を担うSX人材の育成により高付加価値創出の土壌を醸成する。

  4. 04

    研究開発とM&Aによる事業基盤強化

    研究開発の選択と集中で高付加価値ビジネスを創出し、全国でのM&Aにより事業規模の拡大を図る。効果的な戦略投資により事業基盤の強化を推進する。

  5. 05

    生成AI活用による生産性向上

    事業・人材・財務の三位一体戦略に生成AIの活用を加え、生産性や創出力を向上させることで、未来を拓くソリューションの強化と人づくりを行い企業価値の最大化を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,444人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は701万円で、9期前と比べて+21.0%平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は15.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,356
2018年3月1,378
2019年3月57939.915.31,395
2020年3月59240.015.41,393
2021年3月59240.015.41,394
2022年3月60140.015.31,399
2023年3月61640.315.61,348
2024年3月63240.515.71,335
2025年3月67140.615.61,310244
2026年3月70140.615.61,444263

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率72.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)83.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
小計4,037百万円
産業技術 ソリューション事業2,287百万円
コア第2ビル — 東京都世田谷区2,200百万円
未来社会Sol、産業技術Sol、顧客業務Int、全社
全社 — 共通1,467百万円
中四国カンパニー — 広島市西区他951百万円
未来社会Sol、産業技術Sol、顧客業務Int、全社
顧客業務 インテグレーション事業883百万円
コアクラウドセンター コアR&Dセンター — 川崎市麻生区876百万円
未来社会Sol、産業技術Sol、顧客業務Int、全社
未来社会 ソリューション事業868百万円
本社 — 東京都世田谷区504百万円
未来社会Sol、産業技術Sol、顧客業務Int、全社
本社 — 東京都 世田谷区301百万円
未来社会Sol、産業技術Sol、顧客業務Int
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ギガ(注)1
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コアネットインタナショナル 株式会社(注)1
    神奈川県川崎市 麻生区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ラムダシステムズ
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社レゾナ(注)1、4
    群馬県伊勢崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ソフト流通センター(注)1
    鹿児島県鹿児島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社システムファクトリーかごしま
    鹿児島県鹿児島市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アコード・システム
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社プロネット
    神奈川県川崎市 麻生区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コア興産株式会社(注)1
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社古河市情報センター
    茨城県古河市 · 持分法適用会社
    議決権49.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    遺失物等情報管理業務用プログラム
    警察庁 · 2026-03-26
    3.6億円
  • 調達
    データベースシステム賃貸借 外
    警察庁 · 2018-07-19
    6,469万円
  • 調達
    データベースシステム構築
    警察庁 · 2023-03-10
    5,290万円
  • 調達
    令和5年度「衛星測位及び測位補強サービスの性能評価支援」
    内閣府 · 2023-03-23
    4,980万円
  • 調達
    令和8年度「衛星測位及び測位補強サービスの性能評価支援」
    内閣府 · 2026-03-24
    3,691万円
  • 調達
    2800430024平成28年度政府情報システムの資産管理に係る評価・検証等作業の請負
    総務省 · 2016-11-18
    1,280万円
  • 調達
    情報処理ソフトウェアの調達
    財務省 · 2016-06-23
    935万円
  • 調達
    情報分析ソフトウェアのバージョンアップグレード
    財務省 · 2025-03-26
    795万円
  • 調達
    IGMA評価方法による測位性能評価
    内閣府 · 2025-01-16
    700万円
  • 調達
    GPS受信機11台ほか2点買入
    海上保安庁 · 2023-12-20
    572万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は265億円営業利益38億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.7%、利益が+18.8%。

売上高
+7.7%
265億円
営業利益
+18.8%
38億円
純利益
+31.8%
29億円
営業利益率
14.3%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高290億円265億円
営業利益42億円38億円
純利益30億円29億円
1株あたり配当¥65¥65

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は67億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+24.1%、営業利益は+60.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q626
2024年1Q5459.34
2024年2Q58813.85
2024年3Q61914.87
2024年4Q677
2025年2Q1181311.010
2025年4Q1281914.812
2026年2Q1231613.011
2026年4Q1422215.518
2027年1Q67811.96

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は200億円から265億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は14.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月20085
2014年3月19432
2015年3月18974
2016年3月19285
2017年3月194128
2018年3月206149
2019年3月2051712
2020年3月2101912
2021年3月2082114
2022年3月2182516
2023年3月2282820
2024年3月2403223
2025年3月246323313.022
2026年3月265383914.329

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高265億円のうち、営業利益として残るのは38億円14.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の10.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.3%189億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.3%38億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.3%38億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.9pt
14.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.3pt
10.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.6pt
14.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが20億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは12億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は82億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月6−73−110
2014年3月6−4−2210
2015年3月11−2−5914
2016年3月12−4−7815
2017年3月8−2−4617
2018年3月13−3−71021
2019年3月11−4−2726
2020年3月13−3−91027
2021年3月190−91936
2022年3月18−1−61747
2023年3月19−4−71556
2024年3月22−7−81563
2025年3月240−112476
2026年3月20−8−61282

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は282億円。このうち返さなくてよい自己資本が207億円で、自己資本比率は73.5%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月151797252.2
2014年3月148747449.6
2015年3月153777650.2
2016年3月152797352.1
2017年3月161857653.1
2018年3月166937356.2
2019年3月1731027158.8
2020年3月1821127061.0
2021年3月1841236166.6
2022年3月2001366468.0
2023年3月2171526569.7
2024年3月2391706971.1
2025年3月2521856673.6
2026年3月2822077573.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
82億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
198億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
75億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
99
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中174位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中334位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.7%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
14.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.7%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,128で、1年前と比べて+7.9%過去52週の値幅のなかでは48%の位置にある。

¥2,128-2.3%1ヶ月+5.8%1年+7.9%時価総額316億円
過去52週の値幅
安値¥1,924高値¥2,348

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.6倍
PER (会社予想)10.2倍
PBR1.47倍
配当利回り3.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日移動平均線(1987円)を上回って推移し、直近1ヶ月で+3.7%上昇しています。ただし52週高値2348円からは-13.9%下落しており、200日線(2077円)を下回っています。RSIは57.5で中立圏、7/30には出来高63,500株と急増しました。短期的な戻り基調が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

予想PER 9.7倍は同業界平均の30.0倍を大きく下回り、実績PER 10.1倍も同様に低い。PBR 1.4倍は平均3.4倍を下回るが、ROE 14.7%と収益性は高い。配当利回り3.21%は平均並みで、配当性向34%と余裕がある。売上高・営業利益とも増加基調で、両面から見て割安と判断。ただし、業界平均のPERが高いのは成長期待が反映されている可能性があり、割安の度合いはやや留保。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.6倍47.9倍
PER (予想)10.2倍
PBR1.47倍2.96倍
ROE14.7%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

石油製品需要の構造的な減少が続く中、既存の輸送インフラを生かした新規事業や効率化でどこまで収益を維持できるかが焦点。強気派は、安定した稼働とコスト管理で高い利益率を維持しており、減配リスクも低いとみる。弱気派は、需要減が中長期の成長制約であり、新規事業の寄与は不透明と指摘。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質の維持

    営業利益率13%超と安定し、ROEも15%近くを確保

  • 安定需要

    石油製品輸送は生活に不可欠で需要が急減しにくい

  • 株主還元

    配当利回り3%超で、PER10倍と割安感

  • 2026年3月期営業利益38億円・過去最高更新2026年3月期影響

    前期比18.8%増益、売上高265億円も過去最高。営業利益率14.34%に改善。

  • ROE14.7%に対しPBR1.37倍と割安、改善余地継続影響

    ROE改善が続けばPBR1倍超は妥当、株価上昇余地。自己資本214億円程度。

  • 安定した配当利回り3.0%が下支え継続影響

    年間配当60円(推定)、配当性向約40%と安定。株主還元姿勢が評価材料。

  • 情報通信業界のIT需要拡大で売上成長加速2026年下期~2027年影響

    国内IT投資堅調、クラウドシフトでシステム開発需要増。売上高300億円超の可能性。

マイナスに働く材料7
  • 需要構造減

    脱炭素で石油需要は長期的に減少、輸送量の先細り懸念

  • 新規事業の不透明

    新分野の具体的な収益貢献はまだ見えにくい

  • 競争激化

    物流業界は参入障壁が低く、価格競争のリスク

  • 業績計画未達リスク(営業利益下方修正)2026年3月期決算影響

    前期比18.8%増益計画だが、人件費上昇などで達成困難な場合、株価調整リスク。

  • 競争激化による受注単価下落リスク継続影響

    業界内競争が激しくシステム開発単価下落、粗利率低下で営業利益率悪化。

  • 外国人保有比率が低く需給面での脆弱性継続影響

    外国人持ち株比率1.69%と低く、浮動株少ないため売り圧力で値動き大きい。

  • 人材不足によるコスト増と成長鈍化継続影響

    ITエンジニア不足で採用・人件費増加、利益率圧迫。成長鈍化リスク。

次の決算で確かめる点
輸送量
石油製品の需要動向を直接反映し、売上高の先行指標になる
営業利益率
燃料費や人件費の変動が収益を圧迫するため、効率性の維持を確認
新規事業売上
既存事業の減収を補う成長分野の進捗を見る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり65で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは3.05%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥65
1株あたり
配当利回り
3.05%
いまの株価に対して
配当性向
34.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2037.2
2018年3月200.031.5
2019年3月2525.023.8
2020年3月278.039.9
2021年3月3011.132.7
2022年3月3516.731.6
2023年3月4014.331.9
2024年3月5025.036.1
2025年3月5510.038.5
2026年3月609.134.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥65

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,561人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.8%を占め、残る60.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他53.953.253.555.757.156.9
事業法人34.134.234.134.134.134.2
金融機関9.510.310.76.86.25.6
自己株式4.34.03.73.43.13.2
外国法人0.71.31.11.71.31.7
証券会社1.81.00.61.71.21.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社タネムラコーポレーション14.12
02株式会社シージー・エンタープライズ12.62
03コア従業員持株会6.98
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.81
05有限会社タネムラ・フジワラ4.37
06種村 良平2.83
07種村 良一2.80
08牛嶋 友美2.47
09種村 美那子2.40
10神山 恵美子2.39

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+453%、1株純資産は14期で+160%。直近期のROEは14.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月365536.720.564.7
2014年3月165362.947.3149.6
2015年3月275554.933.193.2
2016年3月375676.637.461.9
2017年3月576099.823.237.2
2018年3月6666010.320.731.5
2019年3月8872212.813.223.8
2020年3月8378611.014.339.9
2021年3月10086512.215.132.7
2022年3月11495312.513.931.6
2023年3月1381,05913.711.631.9
2024年3月1591,18514.112.036.1
2025年3月1561,28912.611.438.5
2026年3月2001,44114.711.234.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額204百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
種村良平代表取締役会長 最高経営責任者86
横山浩二代表取締役社長執行役員 最高執行責任者54
牛嶋友美取締役副社長執行役員 最高戦略責任者 M&A推進担当 グローバル推進担当 社会ソリューションカンパニー社長47
神山裕司取締役専務執行役員 ESG推進担当61
亀谷良取締役専務執行役員 最高情報責任者 中四国カンパニー社長55
市川卓取締役(常勤監査等委員)65
小林利典取締役(監査等委員)64
竹野俊成取締役(監査等委員)67
圷由美子取締役(監査等委員)52

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5164316834
社外取締役321217
取締役(社内)1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容444字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社9社、持分法適用関連会社1社の計11社により構成されており、未来社会ソリューション事業、産業技術ソリューション事業及び顧客業務インテグレーション事業の3セグメントとしております。 当社グループの事業セグメント別の特徴について <未来社会ソリューション事業> 環境や生活基盤などの未来における社会課題に対し、自社の特長を活かして高付加価値なソリューションを創出 <産業技術ソリューション事業> 顧客が有する業務課題に対し、IoT(AI)やGNSSなどの特化ICT技術を活かしたソリューションを提供 <顧客業務インテグレーション事業> 顧客業務に対し、業務知識やノウハウを活かしたICTトータルサービスを提供 <事業の系統図> (注)当社では組織を事業部採算制に基づく9つのカンパニーに編成し、それぞれが国内各地において3つの事業セグメントを展開し、それぞれの地域に根ざした密着型の事業を推進しております。
経営方針・対処すべき課題2,933字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、1973年コアグループ結成以来、独立系のITソリューションサービス会社として、大手コンピュータメーカーの枠組みにとらわれることなく、常にエンドユーザー主体のサービスを中心に、情報サービス産業の核(CORE)と位置付けられることを目指しております。 これまで培ってきた社会課題解決力を基盤に、持続可能な価値を創出するプラットフォームの提供を目指し、新たな旗印として「ソリューションプラットフォーマー」を掲げ、ビジネスモデルの進化を通じて持続可能な価値を創出することで、デジタル社会の実現に貢献してまいります。 <企業経営に対する基本スタンス> 当社グループは、Speed・Simple・Self・創(Creative)・技(Technology)・動(Action & Challenge)の精神に、創業期よりグループ社員の信条としてきたIdea・Fight・Serviceを加えた<3S-CTAC>+IFSを企業価値追求のスローガンとしております。 お客様にとって、全方位で展開する当社グループのITサービスに、信頼と安心、継続的なイノベーションを伴わせた付加価値を提供する技術者集団として、さらなる顧客満足度の追求と技術革新、企業価値の高揚を図り、社会に貢献していく所存であります。 <企業指針> ・情報サービス産業の核(CORE)になれ ・常に前向きに進め ・<夢・理想・方向>を持って創造・実行せよ (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、情報サービス業界平均を上回る成長率確保を念頭に、次の経営指標の目標値を達成すべく事業を推進しております。今後も収益力の向上と効率化の追求により、企業価値を高めてまいります。 (単位:%) 目標とする経営指標 (連結)   目標値   2022年 3月期   2023年 3月期   2024年 3月期   2025年 3月期   2026年 3月期 売上高営業利益率   15以上   10.9   12.0   13.1   12.9   14.4 自己資本利益率(ROE)   15以上   12.5   13.7   14.1   12.6   14.7 自己資本比率   50以上   68.0   69.7   71.1   73.6   73.5 配当性向   30   30.7   29.0   31.5   35.2   29.9 (3)経営戦略 当社グループでは2027年3月期から2029年3月期において「第15次コアグループ中期経営計画」を新たに策定し推進してまいります。 本計画では、これまで培ってきた社会課題解決力を基盤に、持続可能な価値を創出するプラットフォームの提供を目指し、新たな旗印として「ソリューションプラットフォーマー」を掲げております。 ビジネスモデルの進化を通じて持続可能な価値を創出することで、デジタル社会の実現に貢献してまいります。 これらの基本方針に基づいて事業戦略、人材戦略、財務戦略の各戦略を相互に補完させ実行してまいります。 (4)経営環境及び優先的に対処すべき課題 情報サービス産業においては、人手不足に伴う業務効率化ニーズやデジタルトランスフォーメーションに向けた戦略的投資など、企業業績の拡大に伴うIT投資の継続が期待されます。 このような状況の中、当社グループでは2024年3月期より開始した「第14次コアグループ中期経営計画」の最終年度となり、基本方針として「ソーシャル・ソリューションメーカー ~ICTで社会課題を解決し、価値を共創する企業としてSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を実現~」を掲げ、本計画に基づいて、高付加価値型ソリューション事業によるSXの実現を図ってまいりました。 事業戦略においては、ITトレンドを活用した社会課題解決型ソリューションの創出により、未来社会及び産業技術の各ソリューション事業において、高い利益率と案件の大型化を図ってまいりました。特化技術であるGNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)については、宇宙領域にまで活用を拡大し「宇宙テック」としてソリューション化を図り、また、当社グループが有する資産・ソリューションについて生成AIを活用し連携させることで新たな価値を創出し、市場の獲得と事業の拡大を図ってまいりました。 人材戦略においては、ソリューション事業の上流工程を担うSX人材の育成により高付加価値を創出する土壌を醸成するとともに、新卒及び経験者の採用を強化することで事業基盤の安定化を図り、「働きやすさ」を意識した環境整備を行うことで人的資本の価値向上を目指してまいりました。 財務戦略においては、研究開発、知的財産権取得、M&A等に対する効果的な戦略投資を実施することで事業基盤の強化を図ってまいりました。 これら「事業・人材・財務」の三位一体による戦略実行に生成AIの活用をプラスし、生産性や創出力を向上させ、未来を拓くソリューションの強化と人づくりを行うことで企業価値の最大化を図ってまいりました。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①市場の獲得と事業の拡大 当社グループでは、中長期的に企業を成長させていくことが重要と考えております。これまで培ってきた社会課題解決力を基盤に、持続可能な価値を創出するプラットフォームの提供を目指し、新たな旗印として「ソリューションプラットフォーマー」を掲げております。 ビジネスモデルの進化を通じて持続可能な価値を創出することで、デジタル社会の実現に貢献してまいります。 事業戦略では、AI活用を前提としたマーケットニーズを深掘りすることで新たなソリューションを創出し、また、クローズド環境で利用可能なAIのプラットフォームを全国展開してまいります。 ②事業基盤の安定化と強化 当社グループでは、中長期的に企業を成長させていくためには事業基盤の安定化と強化が重要と考えております。当社グループでは、社員一人一人の多様な価値観を重視する経営姿勢を取っており、専門的な情報技術や業務知識を有する優秀な人材を確保することが重要となります。 人材戦略では、AIを活用した人材育成と組織開発、採用DXによる採用効率化と採用力の向上を図ってまいります。 財務戦略では、研究開発の選択と集中で高付加価値ビジネスを創出するとともに、全国でのM&Aにより事業規模の拡大を図ってまいります。 これら「事業・人材・財務」の三位一体による戦略実行に生成AIの活用をプラスし、生産性や創出力の向上を図ることで、未来を拓くソリューションの強化と人づくりを行い企業価値の最大化を目指してまいります。
事業等のリスク3,975字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 (1)プロジェクト管理について <リスク認識> 当社グループでは、受注時に顧客との間で諸要件を確認し、作業工数及び外注金額等を検討した後、当社グループから各プロジェクトに係る見積金額及び納期等を顧客に提示し契約締結に至ります。また、各プロジェクトの進捗状況や実際の原価の発生額、あるいは顧客からの仕様変更指示に応じて、プロジェクト原価総額の見積りの見直しを行っております。 プロジェクト単位ごとに適正利益の確保に努めておりますが、プロジェクト予算における原価総額の見積りは、人件費及び外注費の作業工数といったプロジェクト固有の状況に応じて変動しやすい重要な仮定を含むものであり、各プロジェクトに対する専門的な知識と経験を有するプロジェクトマネージャーによる判断に影響を受け不確実性を伴うものであります。そのため、プロジェクト原価総額の見積りに重要な変更が生じた場合には、業績に影響を与えることがあります。 <プロジェクト管理へのリスクマネジメント対策> 当社グループでは、プロジェクトのリスク管理に際して早期のリスク認識を最優先に、プロジェクト予算の承認及び日常的モニタリングに加え、月次のモニタリングプロジェクト審査会を含む定例会議を通じてリスク情報の迅速な把握に努めております。さらに、見積精度や作業範囲の明確化など、着手前にプロジェクト計画の精度向上を図るとともに、開発スキルや協力会社の選択等を含めた開発体制の適正化を図り、プロジェクト管理体制の強化に努めております。 (2)外注生産の活用について <リスク認識> IT人材の慢性的な不足が進む中、当社グループでは、一部の開発について、外注管理基準等に従い業務遂行上必要に応じて協力会社に外注生産する場合があります。そのため、協力会社において質・量(技術力及び技術者数)が確保できない場合、経営成績へ影響を及ぼす可能性があります。 <外注生産の活用へのリスクマネジメント対策> 当社グループでは、協力会社への品質管理・情報管理の徹底を図り、有力な協力会社との長期的かつ安定的な取引関係の維持に努めるとともに、これまで培ってきた特化技術に対応することができる技術者の育成を行っております。 (3)情報セキュリティについて <リスク認識> 当社グループでは、高付加価値型ソリューション事業の実現のためAI駆動開発や生成AIの活用など先端技術を駆使した事業活動を進めております。顧客に対し高付加価値ソリューションを提供する事業活動においては、個人情報、技術情報、営業秘密などの各種機密情報を取り扱うことがあります。近年、国内外において猛威を振るっているランサムウェア(身代金要求型ウイルス)をはじめとするサイバー攻撃は、その手口が巧妙化、悪質化しております。万が一、当社が取り扱う各種機密情報や基幹システムに対し、悪意のある第三者による不正アクセスや、コンピューターウイルスの感染、または関係者の過失による情報漏洩などが発生した場合、業務の一時的な停止、社会的信用の失墜、損害賠償責任の発生などにより、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 <情報セキュリティへのリスクマネジメント対策> 当社グループでは、情報資産の安全性確保とサイバーリスクへの対応を経営の最重要課題の一つと位置付けております。最高情報責任者(CIO)を委員長とし、各執行責任者で構成される「情報セキュリティ委員会」ではランサムウェアなどの最新の外部脅威動向や他社事例分析をタイムリーに確認・評価し、経営リスクの観点から各種対策の意思決定を行っております。また、サステナビリティ推進本部において、サイバーセキュリティ対策の国際的な基準である「NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)2.0」の各規準(特定・防御・検知・対応・復旧)に基づいたセキュリティ対策の不断の見直しと強化を推進しております。情報セキュリティマネジメントシステムの確立と同時に、定期的な教育・研修を通じて役職員に対する意識向上に努めております。さらに、業務委託先会社に対しては、「情報セキュリティ及び個人情報保護に関する調査」による委託開始前のチェックと委託開始後の定期的な情報セキュリティ教育で、当社グループと同レベルの情報セキュリティの確保をしております。また、万が一の重大なインシデントによる経済的損失を補填するため、サイバーセキュリティ保険に加入しております。これらにより、技術・組織面のリスク低減と財務面における影響の最小化を両立し、事業継続性の確保に努めております。 (4)気候変動について <リスク認識> 当社グループでは、気候変動によるリスクとして、以下を認識しております。 ・社内開発環境維持コストの増加 ・情報開示不足による企業価値毀損 ・原材料の高騰、調達リスクの増加 ・再生可能エネルギーの導入による設備投資コストの増加 ・脱炭素への取り組み遅れによる炭素税の負担増加等によるコストの増加 ・自然災害等による事業継続に影響を与える自社ファシリティ、従業員に対する被害、ネットワーク障害等 <気候変動へのリスクマネジメント対策> 当社グループでは、気候変動への対応は企業の長期的価値を左右する重要な経営課題と認識しており、様々な状況変化に対応した戦略が重要であると考えております。 当社グループでは、各事業所における開発環境設備の電力消費量が温室効果ガス排出量の大部分を占めているため、日常的に電力消費量のモニタリングと節電の呼びかけを実施している他、本社を含む一部の事業所では100%再生可能エネルギー由来の電気へ切り替えております。 また、自社敷地内に太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーの利活用の取り組みを継続してまいりました。今後も、「2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロ」への実現に寄与すべく、更なる排出量の削減にむけた具体的な目標、取り組みを検討してまいります。 なお、気候変動に係るリスク及び収益機会が当社の事業活動や収益等に与える影響については、今後、必要なデータの収集と分析及びTCFD等に基づく開示を検討してまいります。 (5)人的資本について <リスク認識> 当社グループの持続的な成長と競争力の源泉は、高度な技術力と専門性を備えたITエンジニアをはじめとする優れた人材にあります。しかしながらIT業界における人材獲得競争の激化、少子高齢化に伴う労働人口の減少を背景に、必要とする専門人材の採用が計画通りに進まないリスク、あるいは既存のコア人材の流出リスクがあります。 また、当社が強みとするシステム開発や独自ソリューションにおいては、長年培われた高度なノウハウやドメイン知識が特定のベテラン技術者に属人化するリスクがあります。定年退職や予期せぬ離職に伴い、これらの技術・ノウハウが次世代に円滑に継承されない場合、サービスの品質低下や顧客満足度の低下、開発効率の悪化を招く恐れがあります。 これらが顕在化した場合、案件の受注機会喪失やプロジェクトの遅延、ひいては業績や成長戦略の推進に悪影響を及ぼす可能性があります。 <人的資本へのリスクマネジメント対策> ・データ駆動型の「採用DX」の推進 採用DXを推進することで、母集団形成から内定承諾に至るプロセスデータの一元管理と分析を行います。歩留のボトルネックを可視化し、施策のPDCAサイクルを高速化させることで、変化の激しい採用市場におけるマッチング制度と採用効率を抜本的に向上させます。 ・テクノロジー活用による応募者体験(CX)の向上 オンライン面談やカジュアル面談の標準化、AIを活用した迅速な選考プロセスの構築により、候補者の負担を軽減し、スピード感のあるアプローチ展開をいたします。また、内定者コミュニティのデジタル化等を通じ、入社前からエンゲージメントを高め、入社後の定着率の向上を図ってまいります。 ・技術習得とキャリア開発の支援 社内の教育研修体系の充実、資格取得支援制度の拡充により、未経験者の早期戦力化と既存従業員のリスキリング(最新のAI、クラウド技術等への対応)を強力に推進してまいります。 ・従業員満足度の向上 従業員の意識や職場環境に関する課題を把握し組織改善につなげるため、毎年実施しているエンゲージメント調査の結果を活用し、PDCAサイクルに基づく継続的な改善活動を実施しております。具体的には、調査結果を経営層及び各組織責任者に共有し、組織課題の特定と改善テーマ設定を行ったうえで、アクションプランを策定し実行しております。また、実施した施策の進捗及び効果を定期的に確認し、必要に応じて施策内容の見直しや新たな取り組みの検討を行うことで、組織風土の改善と従業員の働きがい向上を図っております。 さらに、健康経営推進の一環として、定期健康診断の受診促進やメンタルヘルス対策に加え、従業員の健康増進及びコミュニケーション活性化を目的としたウォーキング大会を実施する等、心身の健康維持・増進に取り組んでおります。また、多様な人材がライフイベントと仕事を両立しながら活躍できる環境の整備を目的として、法令を上回る育児・介護制度の導入を実施しております。今後も引き続き従業員が安心して就業できる職場環境の実現に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,918字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績の状況の概要 <当連結会計年度の業績概要> 連結業績   増減 (B)-(A)   増減率 (B)/(A)-1 2025年3月期(A)   2026年3月期(B) 百万円   百万円   百万円   % 売上高   24,599   26,532   1,932   7.9 営業利益   3,175   3,819   644   20.3 経常利益   3,267   3,921   654   20.0 親会社株主に帰属する 当期純利益   2,242   2,879   636   28.4 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要に支えられて、景気は緩やか な回復基調をたどってまいりました。一方、円安に伴う原材料価格の上昇や人手不足に伴う賃金上昇を背景に物価 上昇が継続しており、消費者マインドの下振れ等を通じた消費活動の停滞が懸念されます。また、米国の通商政策 やウクライナ及び中東の不安定な国際情勢の長期化など、世界経済においても先行き不透明な状況が継続していま す。 情報サービス産業においては、人手不足に伴う業務効率化ニーズやデジタルトランスフォーメーションに向けた 戦略的投資など、企業業績の拡大に伴うIT投資の継続が期待されます。 このような状況の中、当社グループでは2024年3月期より開始した「第14次コアグループ中期経営計画」の最終 年度となり、基本方針として「ソーシャル・ソリューションメーカー ~ICTで社会課題を解決し、価値を共創 する企業としてSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を実現~」を掲げ、本計画に基づいて、高 付加価値型ソリューション事業によるSXの実現を図ってまいりました。 事業戦略においては、ITトレンドを活用した社会課題解決型ソリューションの創出により、未来社会及び産業 技術の各ソリューション事業において、高い利益率と案件の大型化を図ってまいりました。特化技術であるGNS S(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)については、宇宙領域にまで活用を拡大し 「宇宙テック」としてソリューション化を図り、また、当社グループが有する資産・ソリューションについて生成 AIを活用し連携させることで新たな価値を創出し、市場の獲得と事業の拡大を図ってまいりました。 人材戦略においては、ソリューション事業の上流工程を担うSX人材の育成により高付加価値を創出する土壌を 醸成するとともに、新卒及び経験者の採用を強化することで事業基盤の安定化を図り、「働きやすさ」を意識した 環境整備を行うことで人的資本の価値向上を目指してまいりました。 財務戦略においては、研究開発、知的財産権取得、M&A等に対する効果的な戦略投資を実施することで事業基 盤の強化を図ってまいりました。 これら「事業・人材・財務」の三位一体による戦略実行に生成AIの活用をプラスし、生産性や創出力を向上さ せ、未来を拓くソリューションの強化と人づくりを行うことで企業価値の最大化を図ってまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は26,532百万円(前連結会計年度比7.9%増)、営業利益は3,819百万円(同20.3%増)、経常利益は3,921百万円(同20.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,879百万円(同28.4%増)となりました。 当社グループのセグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 セグメント別   2025年3月期(A)   2026年3月期(B)   増減率 (B)/(A)-1 金額   構成比   金額   構成比 百万円   %   百万円   %   % 未来社会ソリューション事業   4,570   18.6   5,084   19.2   11.2 売上高   産業技術ソリューション事業   12,035   48.9   13,695   51.6   13.8 顧客業務インテグレーション事業   7,993   32.5   7,751   29.2   △3.0 計   24,599   100.0   26,532   100.0   7.9 営業利益   未来社会ソリューション事業   461   14.5   741   19.4   60.8 産業技術ソリューション事業   1,884   59.4   2,312   60.5   22.7 顧客業務インテグレーション事業   829   26.1   765   20.1   △7.7 計   3,175   100.0   3,819   100.0   20.3 ① 未来社会ソリューション事業 公共分野及びエネルギー分野を中心にソリューション売上が伸長し、また、医療分野についても回復基調となったことから、売上高は5,084百万円(前連結会計年度比11.2%増)、営業利益は741百万円(同60.8%増)となりました。 ② 産業技術ソリューション事業 IoT(AI)分野においてIT点呼システム「Cagou ⅠT点呼」及び製造業向けソリューションが伸長しました。また、メディア等の各分野において全体的にソリューション売上が伸長し、半導体関連装置や音響機器などの開発案件も堅調だったことから、売上高は13,695百万円(前連結会計年度比13.8%増)、営業利益は2,312百万円(同22.7%増)となりました。 ③ 顧客業務インテグレーション事業 信販系システム開発などの金融分野及び運送会社向けシステム開発などの流通分野において開発案件が縮小し、また、ソリューション案件として他セグメントへの移行が進んだことから、売上高は7,751百万円(前連結会計年度比3.0%減)、営業利益は765百万円(同7.7%減)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   増減率(%) 未来社会ソリューション事業   3,454,010   5.0 産業技術ソリューション事業   9,089,817   11.8 顧客業務インテグレーション事業   5,992,485   △2.8 合計   18,536,314   5.4 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 ② 外注実績 当連結会計年度の生産実績に含まれる外注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   外注高(千円)   増減率(%) 未来社会ソリューション事業   846,393   4.7 産業技術ソリューション事業   3,082,026   11.5 顧客業務インテグレーション事業   2,536,139   △10.2 合計   6,464,559   1.1 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 ③ 仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   商品仕入高(千円)   増減率(%) 未来社会ソリューション事業   66,085   1,369.4 産業技術ソリューション事業   290,117   41.6 顧客業務インテグレーション事業   16,414   △50.2 合計   372,618   53.8 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 ④ 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   増減率(%)   受注残高(千円)   増減率(%) 未来社会ソリューション事業   5,241,778   2.3   3,627,145   4.5 産業技術ソリューション事業   13,744,687   10.1   3,691,641   1.3 顧客業務インテグレーション事業   7,888,545   △1.0   1,992,185   7.4 合計   26,875,011   5.1   9,310,972   3.8 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 ⑤ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   増減率(%) 未来社会ソリューション事業   5,084,567   11.2 産業技術ソリューション事業   13,695,680   13.8 顧客業務インテグレーション事業   7,751,777   △3.0 合計   26,532,025   7.9 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。 ② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりであります。 資産、負債及び純資産の状況 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,961百万円増加し、18,347百万円となりました。これは主に、売掛金が1,054百万円、現金及び預金が611百万円増加したことなどによるものです。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,050百万円増加し、9,821百万円となりました。これは主に、有形固定資産が249百万円、のれんが427百万円、繰延税金資産が200百万円、投資有価証券が220百万円増加したことなどによるものです。 この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ3,011百万円増加し、28,168百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べ634百万円増加し、6,630百万円となりました。これは主に、賞与引当金が305百万円、短期借入金が218百万円増加したことなどによるものです。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ199百万円増加し、828百万円となりました。これは主に、退職給付に係る負債が122百万円増加したことなどによるものです。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ834百万円増加し、7,459百万円となりました。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べ2,176百万円増加し、20,709百万円となりました。これは配当金の支払いが862百万円ありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益が2,879百万円となったことなどによるものです。 この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は73.5%となり、当連結会計年度末の1株当たり純資産額は1,441円2銭となりました。 キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ601百万円増加し、8,187百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は2,042百万円(前連結会計年度は2,372百万円の収入)となりました。これは主に、法人税等の支払額が1,149百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益が3,966百万円となったことなどによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は805百万円(前連結会計年度は49百万円の収入)となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出が659百万円、投資有価証券の取得による支出が226百万円あったことなどによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は635百万円(前連結会計年度は1,136百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の増加が266百万円あったものの、配当金の支払が862百万円あったことなどによるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、営業活動によって獲得した現金と金融機関からの借入金によって、必要となる運転資金の確保と事業拡大のための設備投資を行っています。 当社グループのキャッシュ・フロー指標の推移は次のとおりであります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   68.0   69.7   71.1   73.6   73.5 時価ベースの自己資本比率(%)   113.5   105.6   114.2   101.8   114.4 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   1.1   0.9   0.8   0.6   0.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   145.4   162.9   182.1   169.4   101.7 ④ 経営戦略の現状と見通し 今後の見通しにつきまして、日本経済は、雇用環境の改善や実質賃金のプラス転換を背景に、個人消費の持ち直しに伴う緩やかな景気回復が期待されています。一方、世界経済では、AI関連投資の拡大などを背景に底堅さが見られるものの、米国の通商政策の動向や中東情勢の長期化など、多くのリスクが顕在化しております。特にエネルギー価格の高止まりによる世界的な成長率の下振れが懸念され、先行きには依然として不確実性が残る状況です。 情報サービス産業では、賃上げの広がりや人手不足を背景に、業務効率化・自動化に向けたIT投資の継続が見込まれ、クラウド、AI、セキュリティ関連の投資拡大が期待されます。 このような状況の下、当社グループでは2027年3月期から2029年3月期において「第15次コアグループ中期経営計画」を新たに策定し推進してまいります。 本計画では、これまで培ってきた社会課題解決力を基盤に、持続可能な価値を創出するプラットフォームの提供を目指し、新たな旗印として「ソリューションプラットフォーマー」を掲げております。 ビジネスモデルの進化を通じて持続可能な価値を創出することで、デジタル社会の実現に貢献してまいります。 また、基本方針として以下を設定しております。 1.ソリューションを起点としたストックビジネスの展開 2.事業規模の拡大を意識した生産性の向上 3.企業活動にAIを活用するAIファースト これらの基本方針に基づいて事業戦略、人材戦略、財務戦略の各戦略を相互に補完させ実行してまいります。 新たな中期経営計画の初年度となる2027年3月期においては、ストックビジネスを見据えた持続可能な新ビジネスの創出により売上高二桁成長を実現する成長基盤の確立を目指してまいります。 事業戦略では、AI活用を前提としたマーケットニーズを深掘りすることで新たなソリューションを創出し、また、クローズド環境で利用可能なAIのプラットフォームを全国展開してまいります。 人材戦略では、AIを活用した人材育成と組織開発、採用DXによる採用効率化と採用力の向上を図ってまいります。 財務戦略では、研究開発の選択と集中で高付加価値ビジネスを創出するとともに、全国でのM&Aにより事業規模の拡大を図ってまいります。 以上により2027年3月期につきましては、売上高は29,000百万円(前連結会計年度比9.3%増)、営業利益は4,200百万円(同10.0%増)、経常利益は4,300百万円(同9.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,000百万円(同4.2%増)を見込んでおります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算補足説明資料2026-07-29

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