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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

システムリサーチ

SYSTEM RESEARCH CO.,LTD.3771 · Prime · 情報・通信業

独立系の総合情報サービス企業。SI、ソフト開発、パッケージ販売、クラウドサービスを提供。

概要

システムリサーチは、1981年に名古屋で創業した独立系の情報サービス企業である。SIサービスとソフトウェア開発を主力とし、POS管理システムや倉庫管理システムなどの専門性の高いシステム構築から、中小企業向けパッケージソフト、クラウドサービスまで幅広く手掛ける。2026年3月期の連結売上高は291億円、従業員数は1,569人。東証プライム市場と名証プレミア市場に上場する。

SIサービスとソフトウェア開発が収益の過半を占める

2026年3月期の連結売上高291億円のうち、SIサービス業務が108億円(構成比37%)、ソフトウェア開発業務が166億円(構成比57%)を占める。SIサービスでは、クレジット・電子マネー決済対応のPOS管理システム、自動倉庫と連携したWMS/WCS、カーディーラー向け基幹システム、PLC開発用統合開発環境など、特定業種向けの高度なシステムを請負開発する。ソフトウェア開発業務は大手企業への常駐型が中心で、メインフレームからWindows/クラウドへの移行(レガシーマイグレーション)も強みとする。両業務で売上の94%を生み出し、SIerとしての収益基盤を形成する。

中小企業向けパッケージと自社クラウドサービス

ソフトウェアプロダクト業務では、販売管理、顧客管理、会計、給与計算などのパッケージソフトを通販業界向けコアパッケージとともに提供する。売上高は2026年3月期で3.5億円と小規模だが、低コストで安定的な収益源となる。その他業務には、ネットショップ作成支援「イージーマイショップ」、クラウドCRM「WArms+」、AI文書検索「デジクエリ」、チャットボット「AIアシスタント パスビー」などのSaaSサービスが含まれる。独自のインターネットショッピングモール「あるる」も運営する。これらは自社開発のクラウドサービスとして、差別化要素となっている。

独立系の強みを活かした商品販売と全国拠点

商品販売業務では、SIサービスに付随して各メーカーのPC、ネットワーク機器、ソフトウェアを最適な組み合わせで販売する。独立系企業としてメーカーに偏らない調達が強みで、2026年3月期の売上高は8.8億円と前年比倍増した。拠点は名古屋本社のほか、東京支社、大阪支社を置き、東海・関東・関西の主要市場をカバーする。連結子会社として株式会社ソエル(出資75%)を持ち、グループ全体で総合情報サービスを提供する。

業界の中での役割は独立系情報サービス企業(SI・ソフト開発・クラウド)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
291億円
営業利益
35億円
営業利益率
12.0%
純利益
26億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ソフトウエア 開発業務166億円57.0%
SIサービス業務109億円37.5%
その他16億円5.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01SIサービス業務主力

顧客の情報化ニーズに応じ、システムの提案・設計・開発・構築を一括請負で提供。POS管理、WMS/WCS、カーディーラーシステム、PLC開発環境など専門性の高いシステム構築も手掛ける。

主な製品・サービス4
POS管理システム
クレジットカードや電子マネー決済に対応した販売時点情報管理システム。小売業向け。
WMS/WCS(倉庫管理・制御システム)
自動倉庫やコンベアと連携した入出庫管理、在庫管理、棚卸管理を行うシステム。物流・製造業向け。
カーディーラーシステム
自動車販売店向けの基幹業務システム。販売管理、在庫管理、顧客管理などを統合。
PLC統合開発環境
プログラマブルロジックコントローラ向けのコンパイラやデバッガを含む開発ツール。工場自動化向け。

02ソフトウエア開発業務主力

大手企業を中心に、準委任契約・派遣契約による常駐型の情報システム開発・メンテナンスを提供。製造業、流通業、サービス業など業種を問わず、上流から下流工程まで幅広く対応。レガシーマイグレーション(メインフレームからWindows/クラウドへの移行)も行う。

03ソフトウエアプロダクト業務準主力

中小企業向けの販売管理・顧客管理・会計・給与計算などのパッケージソフト、および通販業界向けコアパッケージを開発・販売・保守。

04商品販売副次

SIサービスに付随して、各メーカーのPC、ネットワーク機器、ソフトウェアを最適な組み合わせで販売。独立系としてメーカーに偏らない調達が強み。

05その他(WEBサイト運営・クラウドサービス)副次

ネットショップ作成支援システム(イージーマイショップ)などのASP/SaaSサービス、自社クラウドCRM「WArms+」、AI文書検索支援「デジクエリ」、チャットボット「パスビー」等を提供。独自のインターネットショッピングモール「あるる」も運営。

主な製品・サービス4
イージーマイショップ(easy myShop)
既存のホームページにリンクを貼るだけでネットショップを構築できるクラウドサービス。決済サービス「イージーペイメント」も提供。
WArms+
自社開発のクラウドCRMシステム。顧客管理や営業支援機能を提供。
デジクエリ
AIによる文書検索支援サービス。大量の文書から必要な情報を高速に検索。
AIアシスタント パスビー
次世代チャットボットサービス。AIを活用した問い合わせ自動応答。

製品と技術

小売・物流向けPOS管理と倉庫管理システム

SIサービスの中核製品として、POS管理システムとWMS/WCSがある。POS管理システムはクレジットカードや電子マネー決済に対応し、小売業の販売時点情報管理を実現する。WMS/WCSは自動倉庫やコンベアと連携し、入出庫管理、在庫管理、棚卸管理を機械制御で行う。特にWCSはマテハン分野で高度なFA制御技術が要求される。これらのシステムは長期にわたる顧客との取引の中で培われた専門知識に基づく。

自動車販売と工場自動化向け専門システム

カーディーラーシステムは、自動車販売店向けに販売管理、在庫管理、顧客管理を統合した基幹業務システムである。PLC統合開発環境は、プログラマブルロジックコントローラ向けのコンパイラやデバッガを含む開発ツールで、工場自動化(FA)分野で使用される。いずれも特定業種に特化したシステムであり、システムリサーチの差別化要因となっている。

自社クラウドサービスとAIソリューション

その他業務として、複数の自社クラウドサービスを展開する。ネットショップ作成支援「イージーマイショップ」は、既存ホームページにリンクを貼るだけでネットショップを構築できるSaaSで、専用決済サービス「イージーペイメント」も提供する。クラウドCRM「WArms+」は営業支援・顧客管理機能を持つ。AI関連では、文書検索支援「デジクエリ」とチャットボット「AIアシスタント パスビー」を提供し、顧客のDX推進を支援する。これらは2026年3月期で売上高3.4億円とまだ小粒だが、成長が期待される分野である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

独立系システム開発、高収益成長中

当社は情報・通信業界の独立系システム開発・受託企業。売上高は約260億円、営業利益率11.58%(2025年3月期)と高収益。競合のソラコムやハッチ・ワークと比べ、規模で勝るわけではないが、利益率で優位。2026年3月期も売上291億円、営業利益率12.03%と堅調。特定業界向けの強みがあると推察されるが、開示情報から業界特化型か汎用型か不明。COCOLiVEやL is Bのような成長企業と顧客層が重なる可能性。

強み

  • 営業利益率11%超と業界平均を上回る高い収益力。
  • 2024→2026年の売上成長率CAGR約11.7%と堅調。
  • 自己資本比率が高く、安定した財務基盤を保持。
  • 長年の開発実績で特定領域に強いエンジニア集団。

課題

  • ITエンジニア不足で採用・定着が課題に。
  • 主要顧客への依存度が高く、リスク分散が必要。
  • 開示から新規分野への展開が不明で成長の余地に制限。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がシステムリサーチ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14763クリーク・アンド・リバー社343億円7.8倍
23741セック328億円21.6倍
34072電算システムホールディングス327億円10.3倍
46070キャリアリンク325億円11.8倍
53983オロ325億円14.8倍
63771システムリサーチ318億円12.1倍
77893プロネクサス310億円13.4倍
83393スターティアホールディングス309億円12.2倍
93915テラスカイ307億円19.5倍
103496アズーム292億円28.2倍
113922PR TIMES286億円12.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

名古屋で創業しソフトウェア開発からスタートした1981年

1981年3月、名古屋市東区泉に株式会社システムリサーチを設立し、ソフトウェア開発業務を開始した。当初は受託開発が中心で、1986年には労働省に特定労働者派遣事業の届出を行い、技術者派遣にも乗り出した。1988年から90年にかけて東京支店、大阪支店、浜松営業所を開設し、営業拠点を広げた。1994年に本社を開発センターへ移転し、開発体制を強化した。

SI企業としての認定と品質管理体制の確立(1995〜2004年)

1995年に通商産業省からSI企業として登録され、システムインテグレーション事業を本格化。2001年には経済産業省のSI企業認定を取得した。2002年にISO9001、2004年にISMSの認証を取得し、品質管理と情報セキュリティの国際標準に対応した。2000年代前半までに、請負型SIサービスと派遣型ソフトウェア開発の両軸を確立した。

株式公開とM&Aによる事業拡大(2005〜2010年)

2005年6月、ジャスダック証券取引所に上場し、資金調達力を得た。2006年10月には松下電器産業(現パナソニック)からイリイ株式会社の株式を取得し連結子会社化。2010年には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、市場環境の変化に対応した。イリイは2014年に吸収合併され、グループの一体化が進んだ。

東証一部昇格とクラウド事業への本格参入(2016〜2022年)

2016年3月に東京証券取引所市場第二部へ市場変更し、同年12月には市場第一部銘柄に指定された。上場市場の格上げにより企業認知度が向上した。この間、2011年に「イージーマイショップ」をリリースし、クラウドサービス事業を本格化。2022年2月にはインターネットショッピングモール「あるる」を開設した。2022年1月にはゼネラルソフトウェア株式会社を子会社化し、その後吸収合併した。

プライム市場・名証重複上場と中長期目標(2022年以降)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2025年3月には名古屋証券取引所プレミア市場に重複上場し、中部経済圏での存在感を高めた。2025年9月には「プラチナくるみん」認定を取得し、働きやすい環境づくりを推進。中長期目標「Next Vision 50th」を掲げ、売上高500億円(中期)、1,000億円(長期)を目指す。2026年3月期の連結売上高は291億円で、順調に成長を続けている。

年表41件を開く

1980年代

  • 1981年3月創業名古屋市東区泉に株式会社システムリサーチを設立、ソフトウエア開発業務を開始。
  • 1983年12月名古屋市中村区則武へ本社を移転。
  • 1986年7月静岡県浜松市砂山町に浜松営業所を開設。労働省(現厚生労働省)に特定労働者派遣事業の届出登録。
  • 1987年2月大阪市淀川区西中島に大阪支店を開設。
  • 1988年7月本社を名古屋市中村区名駅へ移転。
  • 1989年2月東京都豊島区南大塚に東京支店を開設。
  • 1989年12月大阪支店を大阪市西区西平町に移転。

1990年代

  • 1990年4月浜松支店を静岡県浜松市砂山町325-34に移転(2001年8月に閉鎖)。
  • 1990年8月ソフトウエア開発業務拡大に伴い、名古屋市中村区剣町に開発センターを開設。
  • 1992年5月SIサービス事業強化のため、名古屋市中村区剣町にNB(NEW Business)センターを開設。
  • 1993年9月東京支店を東京都豊島区高松に移転。
  • 1994年2月本社を開発センターへ移転。
  • 1995年3月通商産業省(現経済産業省)にSI企業として登録。
  • 1999年3月名古屋市中村区名駅にパソコンスクール事業を中心とした子会社として、メディアスタッフ株式会社を設立。
  • 1999年6月名古屋市中村区剣町に開発センターを移転し、従来の開発センターを本社ビルとする。また、NBセンターを技術センターに名称変更。

2000年代

  • 2000年4月大阪支店を大阪市西区西本町に移転。
  • 2001年3月経済産業省よりSI企業として認定を受ける。
  • 2001年4月名古屋市中区に伏見事務所を開設(2011年11月に閉鎖)。
  • 2002年3月ISO9001の認証を取得。
  • 2002年5月子会社であるメディアスタッフ株式会社の株式を売却。
  • 2004年1月ISMSの認証を取得。
  • 2005年6月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2006年10月松下電器産業株式会社(現パナソニック㈱)よりイリイ株式会社の株式を取得し、連結子会社とする。
  • 2006年11月東京支店を東京都豊島区池袋に移転。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場および同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2011年11月本社を名古屋市中村区岩塚本通に移転。
  • 2012年12月株式会社ソエルを設立(出資比率75%)連結子会社とする。
  • 2014年10月M&A連結子会社であるイリイ株式会社を吸収合併。
  • 2015年1月東京支店を東京都新宿区西新宿に移転。
  • 2016年3月東京証券取引所市場第二部へ市場変更。
  • 2016年4月大阪支店を大阪市西区靱本町に移転。
  • 2016年12月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2020年代

  • 2022年1月ゼネラルソフトウェア株式会社の株式を取得し、連結子会社とする。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行。
  • 2023年4月M&A連結子会社であるゼネラルソフトウェア株式会社を吸収合併。
  • 2024年4月名古屋市中村区岩塚町一丁目16番に第1開発センターを開設。
  • 2024年10月技術センターを売却。
  • 2025年3月上場名古屋証券取引所プレミア市場に重複上場
  • 2025年4月東京支店、大阪支店を東京支社、大阪支社に改称。
  • 2025年9月名古屋市中村区並木一丁目212番に第2開発センターを開設。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高伸び率中期目標として数年度後(明示なし)まで15%以上
  • 営業利益率中期目標として数年度後(明示なし)まで15%以上
  • 売上高中期目標(期日不明)まで500億円
  • 売上高長期目標(期日不明)まで1,000億円
  • 売上高2027年3月期まで300億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    AI進化への対応と業務革新

    AIに代替困難な顧客業務知識やプロジェクト管理力を強みとし、AX(AI, Autonomous and Automated Transformation)推進室を立ち上げ、業務プロセス革新やシステム革新、新プロデュースビジネス創出を推進する。

  2. 02

    中長期成長目標の達成

    中長期目標『Next Vision 50th』に基づき、2027年3月期を売上高300億円達成と同時に売上高500億円に向けたスタートの期と位置づけ、全社横断施策を実行する。

  3. 03

    ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進

    全社員が自分らしく活躍できる職場を創造し、会社と社員が共に成長することを目指す。2025年9月に「プラチナくるみん」認定を取得し、安心して働き続けられる環境を整備する。

  4. 04

    サステナビリティへの取り組み

    事業を通じて社会の持続的な発展に寄与するため、サステナブルな社会の実現に向けた各種取り組みに継続的に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,569人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は548万円で、9期前と比べて+7.0%平均年齢は33.7歳、平均勤続年数は7.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月837
2018年3月890
2019年3月51233.88.3943
2020年3月51633.88.41,000
2021年3月50733.78.41,079
2022年3月50133.58.41,302
2023年3月50633.78.21,370
2024年3月50634.27.81,442
2025年3月53034.07.91,484202
2026年3月54833.77.91,569223

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率70.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
第2開発センター — 名古屋市中村区1,782百万円
第1開発センター — 名古屋市中村区666百万円
本社 — 名古屋市中村区495百万円
新社屋建設予定地 — 名古屋市中村区352百万円
開発センター — 名古屋市中村区189百万円
東京支店 — 東京都新宿区176百万円
情報センター — 名古屋市中村区53百万円
大阪支店 — 大阪市西区7百万円
ほか4営業所0百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ソエル
    岐阜県大垣市 · 連結子会社
    議決権75.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    財務局におけるRPAソフトウェアの導入及び導入支援業務
    財務省 · 2025-03-05
    1.5億円
  • 調達
    各種システムの動作検証業務
    国税庁 · 2015-05-01
    90万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は291億円営業利益35億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.4%、利益が+16.7%。

売上高
+12.4%
291億円
営業利益
+16.7%
35億円
純利益
+18.2%
26億円
営業利益率
12.0%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高323億円291億円
営業利益39億円35億円
純利益28億円26億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は74億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+32.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q566
2024年1Q5658.94
2024年2Q57712.35
2024年3Q59813.66
2024年4Q615
2025年2Q126129.59
2025年4Q1331813.513
2026年2Q1421510.611
2026年4Q1492013.415
2027年1Q7456.84

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は76億円から291億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は12.0%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月7642
連結子会社であるイリイ株式会社を吸収合併。
2014年3月9164
2015年3月10074
2016年3月10586
2017年3月11596
2018年3月127107
2019年3月142139
2020年3月1631712
2021年3月1621611
2022年3月1842115
連結子会社であるゼネラルソフトウェア株式会社を吸収合併。
2023年3月2162516
名古屋市中村区岩塚町一丁目16番に第1開発センターを開設。
2024年3月2332820
名古屋証券取引所プレミア市場に重複上場
2025年3月259303111.622
2026年3月291353612.026

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高291億円のうち、営業利益として残るのは35億円12.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は26億円、売上の8.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.6%223億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.3%33億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.0%35億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.6pt
12.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.3pt
8.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.6pt
20.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
13.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
22.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが25億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は84億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月4−1−3318
2014年3月1−10018
2015年3月5−1−1421
2016年3月9−1−1828
2017年3月2−1−1128
2018年3月11−1−31035
2019年3月11−1−21044
2020年3月13−1−31253
2021年3月11−1−51058
2022年3月13−3−51063
2023年3月18−3−51573
2024年3月25−9−51683
2025年3月21−11−101082
2026年3月25−9−131684

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は195億円。このうち返さなくてよい自己資本が135億円で、自己資本比率は69.1%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月54243044.3
2014年3月59273245.3
2015年3月67333448.8
2016年3月71363550.6
2017年3月77413654.0
2018年3月85473854.7
2019年3月95544156.2
2020年3月107634458.8
2021年3月112714163.7
2022年3月129814863.0
2023年3月142915164.3
2024年3月1611055665.0
2025年3月1751185767.3
2026年3月1951356069.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
84億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
126億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
60億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
94
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中7位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中243位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.6%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
12.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
12.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.2%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,900で、1年前と比べて-4.7%過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。

¥1,900-2.6%1ヶ月+8.0%1年-4.7%時価総額318億円
過去52週の値幅
安値¥1,613高値¥2,280

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.1倍
PER (会社予想)11.1倍
PBR2.48倍
配当利回り4.21%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1810〜1870円の狭いレンジで推移。直近1か月で+2.8%と堅調。7/29に1871円をつけ、7/31は1837円。25日線(1816.48円)を上回っており、75日線、200日線も上回る。RSIは48.8と中立。52週高値2280円からは-19%、安値1613円からは+14%。出来高は7/29に164,000株と増加し、需給はやや改善。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 11.7倍は業界平均の30.0倍を大幅に下回り、予想PER 10.7倍とさらなる割安感がある。PBR 2.40倍は同平均の3.45倍を下回る。ROE 20.6%と収益性が高く、配当利回り4.35%は業界平均の3.51%を上回る。売上高・利益とも増加傾向で、営業利益率も11%超と堅調。割安で成長性もあり、配当も魅力的だが、業界平均との乖離が大きいため、リスク評価も必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.1倍47.9倍
PER (予想)11.1倍
PBR2.48倍2.96倍
ROE20.6%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

現在の投資論点は、安定成長を続けるITサービス企業としての収益力と、株主還元策の持続性をどう評価するかにある。強気派は、売上高が3期連続で増加し、営業利益率も改善傾向にある点や、ROEが20%を超える高収益体質を評価する。さらに、予想配当利回りが4%を超える高い利回りは株主にとって魅力的で、低PER(約12倍)も割安感を示すとみる。一方、弱気派は、成長率が緩やかでIT業界の競争激化により将来の成長持続性に疑問を呈し、業績が外部環境に左右されるリスクを指摘する。また、小型株で流動性が低いことや、業績見通しが保守的で上方修正余地が限られる可能性も懸念される。

プラスに働く材料7
  • 売上高の安定成長

    過去3期連続で増収、2026/3期も291億円と予想され成長継続

  • 高い収益性指標

    ROE20.6%で効率的な資本活用、営業利益率も改善傾向に

  • 株主還元の厚さ

    予想配当利回り4.35%と高利回り、PER11.7倍は割安感

  • 26/3期売上高291億円、3期連続増収2026年3月期影響

    売上高は233→259→291億円と増収、前期比+12.4%増。純利益も26億円(前期22億円)へ増益。

  • 営業利益率12.03%へ改善、収益性向上2026年3月期影響

    営業利益は前期比+5億円の35億円、営業利益率は11.58%から12.03%に上昇。

  • 予想PER10.7倍とROE20.6%、割安継続影響

    株価1837円で予想PER10.7倍、ROE20.6%に対しPBR2.4倍。成長率を考慮した評価は割安。

  • 配当利回り4.35%の高水準通年影響

    配当利回り4.35%は情報通信セクターで高く、株主還元が株価を下支え。

マイナスに働く材料7
  • 成長の鈍さ

    売上高成長率は年率約9%ほどで、業界平均より低い可能性

  • 競争激化のリスク

    IT業界は競争が激しく、価格競争が利益率を圧迫する懸念

  • 小型株の流動性

    時価総額約307億円で流動性が低く、売買に注意が必要

  • 株価は1年で-11.6%、下落基調継続影響

    株価は1837円、1年で11.6%下落。需給が弱く、業績好調でも株価反応が鈍い。

  • 純利益率は営業利益率の7割強通年影響

    26/3期純利益26億円に対し営業利益35億円、利益率ギャップが税金等で発生。税率上昇がEPS圧迫。

  • 営業利益35億円の予想達成が焦点決算発表後影響

    PER10.7倍は予想EPS前提。下方修正なら株価調整。売上高291億円の計画依存度が高い。

  • IT投資サイクルの減速懸念不定影響

    情報通信業界のIT投資が鈍化すると増収ペースが崩れ、営業利益35億円を維持困難に。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
ITサービス需要の持続性を確認する最上位の指標
営業利益率
競争環境下での収益性維持・改善を見る指標
受注残高
将来の売上高を先取りする指標で、成長の持続性を測る
一株当たり配当
株主還元の持続性と増配の可能性を把握するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは4.21%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
4.21%
いまの株価に対して
配当性向
44.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1129.2
2018年3月1311.131.3
2019年3月1520.027.3
2020年3月2566.733.8
2021年3月3020.046.3
2022年3月300.032.8
2023年3月3516.736.4
2024年3月4014.335.0
2025年3月6050.045.5
2026年3月7016.744.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,958人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.2%を占め、残る81.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他68.166.965.263.862.962.2
金融機関16.016.315.815.416.215.4
外国法人8.910.711.714.015.314.3
証券会社1.10.82.12.33.05.2
事業法人5.95.25.24.52.72.8
自己株式0.00.00.00.00.90.8
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山田敏行9.48
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.25
03システムリサーチ従業員持株会5.27
04STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)3.81
05SMBC日興証券株式会社3.61
06伊藤範久3.45
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.88
08大澤日出巳2.14
09DBS BANK LTD FOR PARKWAY CAPITAL FUND 700333 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.70
10伊藤まち子1.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近14
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    8.19%
    +1.83pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    9.45%
    +1.26pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
    +0.55pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.98%
    +1.39pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.54%
    +0.56pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.71%
    +0.17pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.70%
    -0.01pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.70%
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.69%
    -0.01pt
  • 2026-05-12
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    10.00%
  • 2026-04-07
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    10.00%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+190%、1株純資産は14期で+41%。直近期のROEは20.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月545769.611.354.4
2014年3月9064114.79.437.9
2015年3月9877813.710.621.3
2016年3月6743116.49.622.2
2017年3月7749516.513.529.2
2018年3月8055815.113.831.3
2019年3月11064318.313.327.3
2020年3月7437621.29.333.8
2021年3月6542716.215.946.3
2022年3月8948619.510.432.8
2023年3月9654618.510.936.4
2024年3月11862920.013.835.0
2025年3月13271319.611.745.5
2026年3月15781220.610.644.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額249百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平山宏代表取締役 社長66130,306
梅本美恵取締役6437,300
渡邉貴文取締役6236,200
五十棲一智取締役5328,900
太田吉信取締役5319,600
中川智取締役614,800
鳥居文孝取締役 監査等委員(常勤)685,300
安井悟取締役 監査等委員72
越川靖之取締役 監査等委員59
鈴木仁取締役 監査等委員70
鈴木春美取締役 監査等委員56
水野大取締役 監査等委員62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71552618226
その他役員641417
社外取締役426267

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,677字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社1社で構成され、SIサービスおよびソフトウエア開発を主たる業務としております。他に、コンピュータ機器等の商品販売、WEBサイトの運営ならびにクラウドサービス(SaaS)、ソフトウエアプロダクト開発販売等も行う総合情報サービス業であります。 当社グループはソフトウエア関連事業の単一セグメントであるため、業務区分別の内容を記載しております。業務区分別事業内容および当社と子会社の当該事業に係わる位置付けは次のとおりであります。 業務区分   業務区分別事業内容   主な会社 SIサービス業務   請負契約にて、顧客の情報化ニーズから情報システムを提案・開発・構築を提供するサービス。システム構築用ハードウエア等を含む。   当社㈱ソエル ソフトウエア開発業務   大手企業を中心に、準委任契約や派遣契約による常駐型を中心とした企業の基幹業務のシステム開発やメンテナンス業務等。   当社 ソフトウエアプロダクト業務   不特定ユーザー向けのプログラム作成、販売および保守等。   当社 商品販売   PCやネットワーク機器など情報機器、ソフトウエア等の商品仕入れ販売。   当社 その他(WEBサイト運営等)   WEBサイトの運営ならびにクラウドサービス(SaaS)等。   当社㈱ソエル 当社の業務区分別事業内容は、以下のとおりであります。 (1) SI(注1)サービス業務 コンピュータおよび周辺機器の選択からネットワーク構築まで、お客様に最適なソリューションを提供すべく、総合的にシステム開発から構築までを提案し、ISO9001に基づく徹底した品質管理で、企画・設計・開発・保守に至るまで一括請負契約により総合的な情報サービスを提供しております。 また、独立系のIT企業としてメーカーに左右されることなく、蓄積した専門知識と新技術で顧客の経営課題に的確に対応し、顧客利益を創出できるシステムの提案と構築を目指しております。 具体的には、クレジット決済に加え、電子マネー決済が可能なPOS管理システム、高度なFA制御技術(注2)である自動倉庫/コンベアと連携したWMS/WCS(注3)、カーディーラーシステム、PLC(注4)開発用のコンパイラやデバッガなどの統合開発環境など、専門的で特殊な技術を必要とされる業務も行っております。 (2) ソフトウエア開発業務 大手企業を中心に、準委任契約や派遣契約による常駐型を中心とした情報システム開発を行っております。企業の基幹業務のシステム開発とメンテナンスを、クオリティの高い技術者によって行うことにより、多くの顧客からは、リピートオーダーをいただき、継続的な取引を続けております。 製造業、流通業、サービス業など、業種・業態を問わずシステムの上流工程から下流工程(注5)、およびその後のメンテナンス業務までの広範囲に亘ってサービスを提供しております。 また、メインフレーム系システム(注6)やクライアント・サーバ・システム(注7)の保守・メンテナンスだけではなく、Windowsシステムやクラウドサービス(注11)を利用したプラットフォーム(注8)への移植(レガシーマイグレーション(注9))も行っております。 (3) ソフトウエアプロダクト業務 販売管理・顧客管理・会計・給与計算などのソフトウエアパッケージを中心とした中小企業ユーザー向けの商品や、中規模から大規模まで対応可能な通販業界向けコアパッケージ商品などの、プログラム作成、販売および保守等の業務を行っております。 (4) 商品販売 SIサービス業務を推進していくうえで、ソフトウエアのみならずハードウエアからネットワークまで独立系の当社の強みを活かし、各メーカーの製品を最適な組み合わせで提供しております。 (5) その他(WEBサイト運営等) ① WEBサイト運営 2004年4月に「ネットでショップもうかルンバ」(ネットショップ作成支援システムと運営システム)を開設し、ASP(注10)事業として運営、電子商取引(EC)分野の事業をスタートしました。2011年2月には、“既存のホームページにリンクを貼るだけでネットショップ構築”をコンセプトに、クラウドサービス(注11)「イージーマイショップ(easy myShop)」をリリース、2015年1月にはイージーマイショップ専用の決済サービス「イージーペイメント」をリリースし、幅広く展開しております。 2022年2月にインターネットショッピングモール(創作品モール「あるる」)をグランドオープンしました。拘りをもった店舗や職人の方と一般ユーザーが繋がる場として、独自性のあるインターネットショッピングモールを運営しております。 ② クラウドサービス(SaaS(注12)) 自社のクラウドサービス(SaaS)として、クラウドCRMシステムの「WArm+」や、AIによる文書検索支援サービス「デジクエリ」、次世代チャットボットサービス「AIアシスタント パスビー」などを提供しております。 (注1)SI(System Integration) 利用先の業務上の問題点や課題などに合わせた、総合的なシステム構築と保守管理などをする業態をいいます。 (注2)FA(Factory Automation)制御技術 FAとは、工場や研究所などでの作業を自動化する機器の総称、またはこうした機器により作業を自動化することであり、このための技術をFA制御技術といいます。 (注3)WMS(Warehouse Management System)/WCS(Warehouse Control System) WMSとは、倉庫管理システムで入出庫管理、在庫管理、棚卸管理等を行うシステムをいいます。WCSとは、入出庫の一部または全てを機械制御で行う自動倉庫システムなどをいいます。機械が入出庫を行うことからマテハン(マテリアルハンドリングの略称)とも呼ばれます。 (注4)PLC(Programmable Logic Controller) リレー回路の代替装置として開発された制御装置で、工場などの自動機械の制御に使われるほか、エレベーター・自動ドアなどの制御にも使われている装置をいいます。 (注5)上流工程から下流工程 システム開発の工程は、企画-要件定義-概要設計-詳細設計-プログラム設計-テストとなりますが、その内の企画、要件定義、概要設計の工程を上流工程、それ以降の詳細設計、プログラム設計、テストを下流工程といいます。 (注6)メインフレーム系システム メインフレーム(main frame / 大型汎用コンピュータ)系システムは、大型汎用コンピュータを用いた企業の基幹業務を中心としたシステムのことをいいます。 (注7)クライアント・サーバ・システム(Client Server System) クライアント・サーバ・システムとは、コンピュータをサーバとクライアントに分け役割分担をして運用する仕組みのことをいいます。 LANにおける典型的なクライアント・サーバ・システムとしては、共有しておきたいデータがおいてある「サーバコンピュータ」に対し、一般のユーザーが使う「クライアントパソコン」が複数接続されている状態です。 (注8)プラットフォーム プラットフォームとはシステムなどの基礎となる技術やハードウエア、ソフトウエアのことです。 (注9)レガシーマイグレーション メインフレームを使ったシステムは「レガシーシステム」と呼ばれ、企業の基幹システムなどに多く採用されております。このメインフレームで構築されたシステムを、UNIXやWindowsなどのプラットフォームに移植することをいいます。 (注10)ASP(Application Service Provider) インターネット経由で各種ソフトをユーザーに“期間貸し”で利用して頂けるサービスをいいます。 (注11)クラウドサービス(Cloud Service) 「ASPサービス」とほぼ同様の概念です。従来は手元のコンピュータに導入して利用していたソフトウエアやデータ、あるいはそれらを提供するための技術基盤(サーバコンピュータなど)を、インターネットなどのネットワークを通じて必要に応じて利用者に提供するサービスをいいます。 (注12)SaaS(Software as a Service) ソフトウエアをインターネットなどの通信ネットワークを通じて提供し、利用者が必要なものを必要なときに呼び出して使うような利用形態のことをいいます。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注)大手ソフトウエア業者:独立系SI会社、ユーザー系SI会社等 コンピュータメーカー:コンピュータメーカーならびにコンピュータメーカー系SI会社
経営方針・対処すべき課題2,586字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、独立系企業として顧客の企業系列や使用しているハードウエアの制約を受けることなく様々な業種・業態のシステム構築に携わり、確かな技術力とノウハウを蓄積しております。 これらの技術を基に常に顧客の抱える問題に最適なソリューションを提供し続けることを企業の使命とし、収益基盤の拡大と企業の発展・継続を実現するため、①時流に乗る経営、②衆知を集める経営、③運命共同体の経営、④高能率・高配分の経営、⑤顧客志向の経営を経営理念としております。 今後、少子高齢化に伴う労働力不足への対応や、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、AI(人工知能)の活用等を背景に、顧客の業務高度化・効率化に対するニーズは一層高まるものと見込まれます。これらの課題解決に向けIT(情報技術)の果たす役割は拡大するとともに、よりいっそう重要になっていくものと考えられます。当社グループは、①継続的な利益確保、②企業価値の向上、③雇用機会の安定の3つを基本ポリシーとしております。 (2)目標とする経営指標 会社の成長と収益性を確保するために、売上高伸び率と営業利益率を経営指標としております。毎期10%以上の売上高伸び率を目標とすると共に、営業利益率10%以上を確保することを目標としております。今後は更なる事業拡大に向け、売上高伸び率15%、営業利益率15%の確保を目指してまいります。 また、株主重視のため、株主資本利益率(ROE)を経営指標として重視しております。株主から預かった資本を元手にどれだけの利益を確保できたか、資本コスト以上のROEを維持することを経営目標として取り組んでおります。具体的には、事業継続体制の確立と、経営基盤の安定化を図り、事業拡大を行うことにより、収益力をアップして株主の利益を優先する経営を目指しております。なお、当連結会計年度におけるROEは20.6%(前年度19.6%)であります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 DXの推進を含めた企業の情報化投資は、レガシーシステムの刷新や新たな企業価値を創造、少子高齢化や人口減少などの社会課題への適応等を背景に、今後も活発に推移すると思われます。一方でAIの進化により今後、業界従来の受託開発を中心としたビジネスモデルに構造的な変化が生じる可能性があります。 このような事業環境のなかにおいて、当社グループは中長期目標『Next Vision 50th』を掲げ、中期目標として売上高500億円、長期目標として売上高1,000億円を目指してまいります。 当社グループは今後、AI活用が前提となる時代を迎える中、AIに代替できない「顧客の業務知識」や「PM(プロジェクトマネジメント)力」といった領域は、高い専門性や調整力が求められるため、AIにとって代替し難い領域であると考えています。その道のプロフェッショナルとしての強みを最大限発揮し、AI前提で考えるべき事業環境の変化を的確に捉えながら、さらにお客様の経営革新に貢献できる体制構築に向け積極的に取り組んでまいります。 (4)会社の対処すべき課題 わが国の経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果で緩やかな回復基調が続くものと期待されますが、中東情勢の混乱が長期化することにより、原材料・エネルギー価格の高騰および石油製品の供給不足が懸念され、その先行きは不透明な状況であります。 情報サービス産業におきましては、業務の効率化や人手不足への対応を目的としたDXの推進や、企業の基幹システム刷新などを背景に、企業のIT投資需要は依然旺盛であり、業界の堅調な成長は、今後も続いていくと考えられます。同時にAIの急激な進化は、既存のIT事業の付加価値構造に大きな変化を及ぼす可能性があり、その動向に注視が必要です。 ソフトウェア業界においては、AIの進化により開発プロセスでの自動化・効率化が進み、エンジニア不足の解消や工数削減に寄与する一方、従来SIerが担ってきた役割の一部をAIが代替する可能性が高まっています。 この様な背景の下、当社ではAIの進化への対応を経営の最重要課題として認識しております。現在のAIには代替が容易な領域と代替が困難な領域があり、当社の創業以来の強みである、顧客密着で積み上げてきた業務知識・専門性はAIには代替し難い領域であると考えています。その強みをより磨き上げ、顧客に高い付加価値を提供し続けると同時に、AIで代替可能な領域については積極的に活用し、業務効率化と生産性向上を図ることが必要と考えています。 上記課題に対処するため、当社は今年4月、A X (AI,Autonomous and Automated Transformation)推進室を立ち上げ、「業務プロセス革新」および「システム・ソフトウエア革新」「BPR(Business Process Re-engineering)+AXを活かした新プロデュースビジネス創出」などのビジネス革新・業務革新を推進してまいります。 従来より掲げております中長期目標『Next Vision 50th』も、2027年3月期は売上高300億円達成と同時に売上高500億円に向けてスタートの期と位置づけ、全社横断での施策を引き続き実行してまいります。 また、当社ではダイバーシティ エクイティ&インクルージョンの取り組みとして、全ての社員が自分らしく活躍できる職場を創造し、会社と社員が共に成長していくことを目指しております。その一環として、2025年9月に「子育てサポート企業」として、「くるみん」認定の上位認定である「プラチナくるみん」認定を取得しました。今後も全ての社員が安心して働き続けられる環境を整え、パフォーマンスを最大限に引き出せる職場づくりに取り組んでまいります。 当社グループが持続的に発展していくためには、事業を通じて社会の持続的な発展に寄与することが必要不可欠である、との認識のもと、サステナブルな社会の実現に向けた各種取り組みも、引き続き注力してまいります。
事業等のリスク5,276字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、当社はこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避、および発生した場合の対応に努める所存であります。文中における将来に関する事項については有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1) 事業環境の変化に伴う影響について 中東地域を含む国際的な地政学的緊張の高まりや紛争が長期化し、エネルギー価格の高騰、原材料供給の不安定化、為替変動などにより企業の情報化投資の抑制傾向が強まると、それまで予定されていたシステム開発の案件が中断・縮小される可能性があります。こうした企業の情報化投資削減により、当社技術者の稼働率が低下し、売上高減少・収益悪化となる可能性があります。このような状況が長引き、当社予想に反し企業の情報化投資が動き出さない場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。顧客の情報化投資削減は、顧客の業績悪化の6~12か月後に現れる傾向があり、顧客の業績動向を注視すると共に、必要に応じて技術者を最適配置しております。 また、事業環境の変化における影響はユーザーの業種や地域によって影響度合いが大きく異なるため、如何に影響の少ないユーザーを確保するかが今後の課題であり、事前にユーザー動向を正確にキャッチし、対策と準備を欠かさず実施する方針であります。 (2) 主要顧客との取引について 当社の主要商圏であります東海地区におけるトヨタグループとの取引は、重要な位置を占めております。トヨタ自動車株式会社本体の業務となる売上高は下記のとおりであります。 売上金額   売上比率 2025年3月期    4,542百万円   17.5% 2026年3月期    5,345百万円   18.4% 現状は、自動車関連製造業を中心に受注が順調に推移しており、顧客との取引は安定的に推移しておりますが、トヨタ自動車株式会社の事業動向によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 トヨタグループとの取引の拡大を推進すると共に、他の顧客の取引や新規顧客との取引も拡大することで売上比率が極端に偏らない方針としております。 (注)当社では、トヨタ自動車株式会社の連結子会社、関連会社をトヨタグループとしております。 (3) 業績の季節変動について 当社の四半期における営業利益、経常利益が、第1四半期が他の四半期に比べ低い傾向にあります。これは新入社員の配属が第2四半期以降になるためであり、今後もこの傾向は続くものと考えております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   通期 上半期           下半期 第1四半期   第2四半期       第3四半期   第4四半期 売上高 (百万円)   6,940   7,254   14,194   7,226   7,662   14,889   29,083 構成比(%)   23.9   24.9   48.8   24.8   26.4   51.2   100.0 営業利益 (百万円)   601   918   1,519   884   1,066   1,950   3,470 構成比(%)   17.3   26.5   43.8   25.5   30.7   56.2   100.0 経常利益 (百万円)   611   919   1,531   905   1,114   2,020   3,551 構成比(%)   17.2   25.9   43.1   25.5   31.4   56.9   100.0 (4) 低収益ならびに不採算プロジェクトの発生可能性について 当社では、品質管理強化に向けたPRM (プロジェクト・リスク・マネジメント)活動を強化した「PRiMER」(注)を重要な柱として位置付け、システム開発部門、経営企画部門が連携を密にし、受注時の利益の確保とリスク回避のための改善活動を組織的に推進しております。しかしながら、受託した案件のうち、開発の難易度やバグ(コンピュータプログラムに含まれる誤りや不具合のこと)等の想定外のコスト発生のため、収益の低いプロジェクトが発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (注)プロジェクトの計画段階から進行段階に至るまでの重要なチェックポイントを定義し、プロジェクトリスク管理と、その状況報告の手法ならびに運用を、当社がプロジェクト・リスク・マネジメントとして体系化したものです。当社社員とプロジェクト管理をより密接なものと捉えることから「Project Risk Management and Educational activities for System Research」とし、略してPRiMERと名付けました。 (5) 技術者および協力会社の確保、育成について 情報システムの設計、構築等は、知識集約型の業務であると同時に労働集約的な面があり、事業拡大のためには一定水準以上のスキルを有する優秀な技術者の確保が不可欠なものと認識しております。現時点では、当社の人事制度・教育制度により、必要な技術者は確保されておりますが、労働市場の逼迫により当社が必要とする優秀な技術者または労働力を確保、育成できない場合、または当社の従業員が大量に退職した場合には、当社の事業展開が制約される可能性を有しております。また、AI活用によるシステム開発の自動化、効率化の進化により、従来のエンジニアの需要は縮小していく可能性があります。このため、プロジェクト管理者および技術者の育成や、スキル転換や最新技術の習得、積極的な採用活動に努めると共に、働き方改革等を通じて労働環境の改善に取り組んでおります。 当社は業務上必要に応じて、協力会社に外注しております。現状、有力な協力会社と長期的かつ安定的な取引関係を保っておりますが、協力会社において質・量(技術力および技術者数)が確保できない場合は、当社の事業運営に支障をきたすことが考えられ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、協力会社と良好な取引関係を継続すると共に、優秀な協力会社と取引できるよう営業活動を推進しております。 (6) ソフトウエアパッケージの開発・販売について ソフトウエアパッケージの開発は、OS(基本ソフト)や開発ツールのバージョンアップやベンダー側からの製品サポートの終了等予想を超える事態により開発計画の遅延・コスト増ならびに品質精度の問題が発生する場合があります。また、ソフトウエアパッケージ市場の動向等により将来の収益計画を下方修正するに至った場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、ソフトウエアパッケージ市場動向を注視すると共に、ベンダーより積極的に情報収集しております。 (7) 法的規制等について 当社は事業活動を行うにあたり、「個人情報の保護に関する法律」、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下、「労働者派遣法」という。)、「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」(以下、「中小受託取引適正化法」という。)等関係法令の規制を受けております。 当社は、労働者派遣法に基づき一般労働者派遣事業の認可(許可番号 般23-300001(現番号 派23-300001))を得ております。なお、労働者派遣事業は労働者派遣法第6条の欠格事項が設けられており、この欠格事項に該当するときは、事業の許可が取り消されるか、事業の停止となる旨が定められております。 当社は法令を遵守した事業を運営するため、コンプライアンス委員会の定期開催や監査の実施等の対策を講じておりますが、万一法令違反に該当するような場合、または法的な規制が変更等になった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、許可の有効期限の満了後、許可が更新されない場合においても労働者派遣事業ができないこととなり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社は事業活動を行うにあたり、協力会社から派遣された技術者と一体となってプロジェクトを組織しシステム開発を行うことがありますが、当社が継続利用している協力会社が、許可の有効期間の満了後、許可が更新されない場合や、法的な規制が変更等になった場合、技術者の確保が困難となり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、中小受託取引適正化法でいう中小受託事業者に当たる協力会社に対し開発を依頼しております。現在では公正かつ適切な取引を確保するための体制を構築しておりますが、万一法令違反に該当するような場合、または法律の改正等が行われた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 個人情報の管理および情報セキュリティについて 高度情報化社会の進展に伴い、個人情報の保護は極めて重要な問題となっております。企業が取り扱う機密情報や個人情報について、情報管理が不十分であると会社経営に重大な影響を与える可能性があることを認識しております。また昨今、マルウェア感染やサイバー攻撃等、インターネット上での犯罪行為が高度化、巧妙化しており、悪意ある攻撃に当社が晒される危険性もあります。 当社は、システム開発事業において、取引先の顧客データを取り扱うことがある事業環境にありますので、顧客の安全性・信頼性に重点を置いた政策をとり、ISO9001に準拠した品質重視の開発・運用の推進、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム/ISO27001)およびプライバシーマーク認証取得企業として、法令や社内規程に則った管理体制の維持と、全社員向けの教育や理解度テストを実施することにより、顧客に提供するサービスの品質保証、および情報セキュリティの強化に取り組んでおります。また脅威メール対策やゼロトラストネットワークの導入による外部からの攻撃への対策や、サイバー攻撃等を想定し、要求レベルを設定した上での復旧テストを実施しております。 しかしながら、今後、不測の事態や外部からの悪意ある攻撃により、顧客情報や従業員の個人情報の漏洩、長期間に及ぶ事業活動の停止といった状況が発生した場合には、社会的な信用等の失墜や損害賠償責任の発生、修復に要する多額の費用の発生等、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 自然災害等の発生について 当社の本社は、東海地震や東南海地震等の大規模な地震や、低い海抜の地域への水害が想定される東海地方にあります。こうした自然災害のほか、火災、停電、感染症等により、コンピュータ機器の破壊やデータの破損・消失、人的被害等でシステム開発能力の低下に陥る可能性があるため、当社では本社基幹サーバの代替機保管やデータのクラウド保管・システムのクラウド化、危機管理委員会の定期開催や安否確認訓練の実施、必要とされる安全対策や事業継続・早期復旧のための対策を講じております。 しかしながら、大規模な自然災害等によるリスクの全てを回避することは困難であり、これにより、事業の復旧に多大な費用が生じ売上が減少した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)M&A、資本提携等について 当社では今後の事業拡大への経営資源を取得するために、M&Aによる企業買収や資本提携等も積極的に推進してまいります。それらを実施する場合には、対象となる企業の財務内容や事業についてのデューデリジェンスを行い、事前にリスクを把握するとともに、収益性や投資回収の可能性について検討しています。 しかしながら、国内外の経済環境の変化等の理由から、当社がM&Aや資本提携等を行った企業の経営、事業、資産等に対して十分なコントロールを行えない可能性があります。結果として当社が期待したシナジーが得られず、当社が既に行った投資額を十分に回収できないリスクが存在し、当初の期待通りに事業を展開できない場合には、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 (11)AIの進歩について 近年、生成AIをはじめとする人工知能技術の進展により、特にシステム開発工程においてエンジニア不足をAIで代替する動きが進んでおります。今後AI活用による開発生産性が向上することにより、人月ベースでの開発体制の提供により収益を計上する従来の受託開発型のビジネスにおいては、顧客企業における内製化の進展や、開発単価の低下圧力が高まり、当社の経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,062字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、以下のとおりであります。 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に緩やかな回復基調となりました。一方で、長期化する不安定な世界情勢や金融資本市場の変動リスク、エネルギー・原材料価格の高止まり等、依然として経済の先行きは不透明な状況で推移いたしました。 当社グループが属する情報サービス産業におきましては、日銀が発表した2026年3月の短観(企業短期経済観測調査)によると、2026年3月のソフトウエア投資計画は前年同期比10.5%増となり、業務の効率化や人手不足への対応を目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や、企業の基幹システム刷新など、IT投資需要は依然として旺盛であることを示しています。加えて、生成AIやAgentic AI(一般的にAIエージェントと呼ばれる)を活用した取り組みについても、業務効率化や生産性向上といった観点から活用領域は拡大しており、各社において本格活用にむけた取り組みが進みつつあります。 このような経営環境の中、当社は当連結会計年度の基本方針として次の項目について取り組んでまいりました。 a) ソリューションビジネスの更なる拡大とプライムベンダー化 当社の基幹分野であるソリューションビジネスの拡大、特に得意分野へのさらなる特化と、優良顧客を高い利益率が期待できるプライムベンダー化(エンドユーザーからの一次請け)に取組みました。 b) ストックビジネスの拡大と優良顧客の獲得を重点的に実行 既存顧客からの継続受注を安定的に確保したことに加え、新規顧客からの案件を積極的に受注しました。 c) DX関連事業への取り組み 生成AIを活用した文書検索支援サービス「デジクエリ」や、次世代チャットボットサービス「AIアシスタント パスビー」といった自社製品や、販売パートナーの提供するサービスを活用したソリューションの提供により、お客様のDXや働き方改革、業務改革のニーズに応えてまいりました。 d) 赤字プロジェクト・低採算プロジェクト縮小施策の推進 PRM(プロジェクト・リスク・マネジメント)活動を実施することにより、赤字プロジェクト・低採算プロジェクトの縮小に繋がりました。 e) 日常業務におけるAI活用の推進 2025年10月に「AI活用推進チーム」を立ち上げ、社内における生成AIの活用事例や知見、効果的なプロンプト設定、業務上の工夫や留意点を全社で共有し、日常業務における生産性・品質・スピードの向上に継続的に取り組んでまいりました。 f) 働きやすい環境・多様な働き方の推進と企業風土の醸成 労務面については、従前からの「グッド・ジョブ・チャレンジ」(ノー残業デーの実施強化、事前承認残業の徹底、有給休暇の取得率向上など)を推進するとともに、社内制度の周知や啓蒙活動を継続的に行い、社員が働きやすい環境の整備と、社員の長期的なキャリア形成を支援する風土改革・意識醸成に取り組みました。その結果、子育てサポート企業「くるみん認定」の上位認定である「プラチナくるみん認定」を取得いたしました。 業務区分別の売上高につきましては、次のとおりであります。なお、当社グループは、ソフトウエア関連事業の単一セグメントであるため、業務区分別の業績を記載しております。 企業のシステム構築を中心とするSIサービス業務は、製造業を初めとする当社主要顧客の豊富なモダナイゼーション需要を背景にIT投資需要が堅調に推移したことから、売上高は10,890百万円(前年同期比3.9%増)となりました。 ソフトウエア開発業務は、既存顧客からの継続受注を安定的に確保できたことにより、売上高は16,603百万円(前年同期比16.5%増)となりました。 ソフトウエアプロダクト業務におきましては、中小企業向けパッケージソフトの売上が伸び悩んだことにより354百万円(前年同期比15.9%減)、商品販売では大型のIT設備販売案件を受注できたことから、売上高は887百万円(前年同期比116.4%増)となりました。 その他WEBサイトの運営ならびにクラウドサービス(SaaS)等では、売上高は347百万円(前年同期比6.4%減)となりました。 利益面におきましては、受注量の増加に伴い技術者の稼働率も高い水準を維持しております。また高収益案件へのシフトを進めたことや、PRM(プロジェクト・リスク・マネジメント)活動によるプロジェクトリスク管理の徹底により利益率が改善しました。 以上の結果、当期における連結業績は、売上高29,083百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益3,470百万円(前年同期比15.7%増)、経常利益3,551百万円(前年同期比15.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,610百万円(前年同期比18.9%増)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 当社グループはソフトウエア関連事業の単一セグメントであるため、業務区分別の実績を記載しております。 ① 生産実績 当連結会計年度の生産実績を業務区分別に示すと、次のとおりであります。 業務区分   金額(百万円)   前年同期比(%) SIサービス業務   10,890   103.9 ソフトウエア開発業務   16,603   116.5 ソフトウエアプロダクト業務   354   84.0 その他   347   93.5 合計   28,195   110.4 (注) 金額は、販売価格によっております。 ② 外注実績 当連結会計年度の外注実績を業務区分別に示すと、次のとおりであります。 業務区分   金額(百万円)   前年同期比(%) SIサービス業務   4,475   101.2 ソフトウエア開発業務   6,811   117.5 ソフトウエアプロダクト業務   89   83.5 その他   0   115.5 合計   11,377   110.2 ③ 仕入実績 当連結会計年度の仕入実績を業務区分別に示すと、次のとおりであります。 業務区分   金額(百万円)   前年同期比(%) 商品販売   794   228.6 (注) 金額は、仕入価格によっております。 ④ 受注実績 当連結会計年度の受注実績を業務区分別に示すと、次のとおりであります。 業務区分   受注高(百万円)   前年同期比 (%)   受注残高(百万円)   前年同期比 (%) SIサービス業務   11,904   119.3   2,815   156.2 ソフトウエア開発業務   18,571   137.8   3,642   217.4 ソフトウエアプロダクト業務   344   82.1   114   92.1 商品販売   922   195.3   138   134.0 合計   31,742   130.4   6,710   181.1 ⑤ 販売実績 当連結会計年度の販売実績を業務区分別に示すと、次のとおりであります。 業務区分   金額(百万円)   前年同期比(%) SIサービス業務   10,890   103.9 ソフトウエア開発業務   16,603   116.5 ソフトウエアプロダクト業務   354   84.1 商品販売   887   216.4 その他   347   93.6 合計   29,083   112.1 (注) 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱トヨタシステムズ   4,641   17.8   5,661   19.4 (2) 財政状態 ① 資産の部 当連結会計年度末の流動資産は14,797百万円であり、前連結会計年度末に比べ1,190百万円増加しました。主な要因は、売掛金が958百万円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末の固定資産は4,660百万円であり、前連結会計年度末に比べ742百万円増加しました。主な要因は、建物及び構築物(純額)が1,174百万円増加したことによるものであります。 ② 負債の部 当連結会計年度末の流動負債は5,597百万円であり、前連結会計年度末に比べ466百万円増加しました。主な要因は、買掛金が420百万円増加したことによるものであります。 当連結会計年度末の固定負債は376百万円であり、前連結会計年度末に比べ190百万円減少しました。 ③ 純資産の部 当連結会計年度末の純資産は13,485百万円であり、前連結会計年度末に比べ1,656百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金が1,617百万円増加したことによるものであります。 当社グループの自己資本比率および流動比率は、当連結会計年度末においてそれぞれ、69.1%、264.3%となり、良好な財政状態を保っております。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ226百万円増加し、8,429百万円(前年同期末は8,203百万円)となりました。 また、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により増加した資金は、2,502百万円(前年同期は2,056百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,505百万円などの増加要因が、法人税等の支払額933百万円などの減少要因を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により減少した資金は、942百万円(前年同期は1,139百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出819百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により減少した資金は、1,334百万円(前年同期は1,035百万円の減少)となりました。これは主に、長・短期借入れによる収入890百万円、長・短期借入金の返済による支出1,230百万円や配当金の支払額993百万円によるものであります。 当社グループの資本の財源および資金の流動性については、主として営業活動によるキャッシュ・フローの安定的な確保と金融機関からの借入による資金調達を基本方針としております。 現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は8,429百万円であり、資金の流動性は十分に確保できております。なお、資金の主要な使途としては、運転資金であり、経済情勢の悪化等により、万一事業環境が悪化した場合を勘案し、一定水準の運転資金を維持することとしております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りおよび仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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