概要
オロは、クラウドERP「ZAC」を主力とするクラウドソリューション事業と、デジタルマーケティング支援を行うマーケティングソリューション事業の2軸で構成される情報・通信業企業である。2000年に創業、2017年に東証マザーズに上場し、現在はプライム市場に所属。2025年12月期の連結売上収益は83億円、営業利益26億円、従業員数585名。本社は東京都目黒区に置く。
クラウドERP「ZAC」を軸にした事業構造
クラウドソリューション事業は、企業の業務効率化を支援するクラウドERPを提供する。主力製品「ZAC」は、パラメータ設計により個別開発不要で多数の業種に対応し、販売・購買・勤怠・経費などを統合管理する。顧客は広告業・ITサービス・コンサルティング業などプロジェクト型ビジネスが中心。2023年からライセンス販売をSaaS型に一本化し、継続収益の拡大を図る。2025年12月期同事業の売上収益は56.6億円(前期比14.9%増)、セグメント利益25.0億円。また、従業員50名未満向けの「Reforma PSA」やSaaS管理ツール「dxeco」、海外製ツール「Semrush」の代理販売も手掛ける。
マーケティングソリューション事業の収益構造
マーケティングソリューション事業は、企業のデジタルマーケティングをトータル支援する。エリアマーケティング、デジタル広告運用、ウェブ制作・開発(UX/UI設計)、大規模サイト運用、海外進出支援などを提供。顧客は大企業が中心で、直接販売のほか大手広告代理店経由の間接販売も行う。2025年12月期の売上収益は26.4億円(前期比11.0%減)、セグメント利益1.5億円と減収減益。主要クライアントの広告宣伝費削減が影響した。同事業は、テクノロジーとクリエイティビティの融合を標榜し、AIでは代替困難な統合提案力を強みとする。
9社のグループ体制と海外拠点の役割
オログループは当社と8つの連結子会社で構成される。中国に欧楽科技(大連)と大連奥楽広告、東南アジアにベトナム、マレーシア、タイ、台湾の現地法人、国内にオロ宮崎とoRo code MOCの2社がある。海外子会社はZACの開発委託やマーケティング事業の制作業務を分担し、インバウンド支援や現地デジタルマーケティングも担う。2010年に中国進出後、東南アジアへ拡大し、クロスボーダーのマーケティング提案が可能となっている。従業員585名のうち海外拠点の人員も含む。
業界の中での役割は業務システムクラウドベンダー兼デジタルマーケティング支援企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2020/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| クラウド ソリューション事業 | 31億円 | 58.5% | 14億円 | 45.2% |
| デジタルトランスフォーメーション事業 | 22億円 | 41.5% | 4億円 | 18.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01プロジェクト型ビジネス・知的労働サービス業(広告、IT/ソフトウェア開発、コンサルティング等)主力
クラウドERP「ZAC」および中小企業向け「Reforma PSA」を提供。パラメータ設計により業種固有の商習慣に対応し、販売・購買・勤怠・経費等の業務効率化と損益管理を支援。直接販売に加え、大手ソフトウェアベンダーや商社経由の間接販売も行う。
- ZAC
- 統合基幹業務システム(クラウドERP)。パラメータ設計により多数の業種に対応し、個別開発不要で導入可能。販売・購買・勤怠・経費等の業務処理を効率化。
- Reforma PSA
- 従業員50名未満の企業向けに機能を限定したクラウドERP。標準設定のみで導入可能。
- dxeco
- SaaS管理ツール。SaaSのコスト適正化、セキュリティリスク管理、アカウント棚卸の効率化を実現。
- Semrush
- 海外製デジタルマーケティングツール(代理販売)。デジタルマーケティングのトータル支援を提供。
02大企業(業種不問、店舗型ビジネス・ショッピングモール等)主力
デジタルマーケティング支援を提供。エリアマーケティング、デジタル広告運用、ウェブ制作・開発(UX/UI設計含む)、大規模サイト運用、海外進出支援・インバウンド集客支援等。直接販売に加え、大手広告代理店経由の間接販売も行う。
製品と技術
パラメータ設計で個別開発を不要にしたERP「ZAC」
ZACは、プロジェクト型ビジネス向けの統合基幹業務システム(クラウドERP)である。最大の特徴はパラメータ設計にあり、販売・購買・勤怠・経費などの機能をパラメータとして内蔵し、ユーザー企業が自社の商習慣に合わせて選択・調整することで個別開発不要で導入できる。パラメータはユーザー要望や経営環境の変化に応じて日々追加・拡充され、集合知により継続的に機能強化される。リアルタイムでの案件別損益管理を実現し、プロジェクト管理に不可欠なデータ統合を提供する。2023年からSaaS型に一本化された。
小規模企業向け「Reforma PSA」とSaaS管理「dxeco」
Reforma PSAは、ZACの機能を従業員50名未満の企業向けに限定したクラウドERP。標準パラメータを事前設定し、カスタマイズを認めない代わりに標準講習のみで導入可能で、オンライン販売が主体である。dxecoは企業内のSaaS利用を可視化し、コスト適正化、セキュリティリスク管理、アカウント棚卸を効率化する自社製品。また、Semrush Holdings, Inc.が提供する海外製デジタルマーケティングツール「Semrush」の代理販売も行い、国内・アジア圏に提供している。
デジタルマーケティングトータル支援のサービス群
マーケティングソリューション事業では、エリアマーケティング、デジタル広告運用、ウェブ制作・開発(UX/UI設計を含む)、大規模サイト運用、海外進出支援・インバウンド集客支援など多岐にわたるサービスを提供する。特に商圏ごとの特性に合わせた施策や、ショッピングモール等の大量コンテンツ更新に対応する運用体制を強みとする。直接販売に加え大手広告代理店経由の間接販売も行い、大企業を中心に顧客を持つ。生成AIの普及後も、統合的な提案力を維持している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
クラウド事業で高収益、成長持続
同社はSaaS型クラウドサービスを主力とする独立系IT企業。売上高はFY25/12に83億円と、同業のVRain SolutionやCocoliveと比べ規模では中程度だが、営業利益率は30%超と圧倒的に高い。これはサブスクリプションモデルによる高いリカーリング収益と、効率的な開発体制によるもの。競合のソラコムもクラウド領域だが、IoTプラットフォームと異なる分野で差別化。同社の強みは高い利益率と売上成長(過去2年で約20%増)だが、市場成熟に伴う成長鈍化や競合の追随が課題。
強み
- 営業利益率30%超と同業他社を大きく上回り、優れたビジネスモデル。
- サブスクリプション型の課金により、毎月安定した収入が得られる。
- FY23/12の70億円から83億円へ着実に拡大し、二桁成長を維持。
- 特定の業務分野に特化したSaaSで、ニッチ市場での競争優位を確立。
課題
- 主力サービスの市場が成熟しつつあり、成長率の鈍化が懸念される。
- 高収益分野ゆえに、大手IT企業や新興ベンチャーの参入リスク。
- 優秀なエンジニアの確保が成長のカギであり、人材流出リスクも。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がオロ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9629ピー・シー・エー | 347億円 | 19.6倍 |
| 2 | 4763クリーク・アンド・リバー社 | 343億円 | 7.8倍 |
| 3 | 3741セック | 328億円 | 21.6倍 |
| 4 | 4072電算システムホールディングス | 327億円 | 10.3倍 |
| 5 | 3983オロ | 325億円 | 14.8倍 |
| 6 | 6070キャリアリンク | 325億円 | 11.8倍 |
| 7 | 3771システムリサーチ | 318億円 | 12.1倍 |
| 8 | 7893プロネクサス | 310億円 | 13.4倍 |
| 9 | 3393スターティアホールディングス | 309億円 | 12.2倍 |
| 10 | 3915テラスカイ | 307億円 | 19.5倍 |
| 11 | 3496アズーム | 292億円 | 28.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 20件
ウェブ制作事業からクラウドERP開発へ転換した2000年代前半
2000年9月、有限会社オロを株式会社化し、株式会社オロを設立。創業当初はウェブサイト構築・運用保守が主業務であった。2004年8月にウェブサイト構築・運用保守業務を本格化。2005年12月に情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得し、品質管理体制を強化。2006年6月、SaaS対応型ERPパッケージ「ZAC Enterprise」を開発・販売開始し、クラウド事業へ本格参入。この転換が後の成長の基盤となる。同年9月、本店を現在の東京都目黒区に移転。2007年7月にはプライバシーマーク付与認定を取得。2008年3月に北海道支社を開設し、事業エリアを拡大した。
中国・東南アジアに生産・開発拠点を設立した2010年代
2010年1月、中国大連に現地法人歐楽科技を設立し、開発業務の一部を受託。続いて2012年12月にマレーシア、2013年1月にベトナム、2014年7月にタイ、2016年1月に台湾と相次いで子会社を設立。2016年5月には中国大連に広告関連の大連奥楽広告を設立。これらの拠点はZACの開発委託やマーケティング事業の制作業務を担い、コスト競争力と現地市場へのアクセスを獲得した。同時に2016年9月、国内にオロ宮崎を設立し、運用・保守業務を分担。グループとしての国際的な生産体制を整えた。
東証マザーズ上場からプライム市場へ移行した上場史
2017年3月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場後、業績拡大を背景に2018年3月には市場第一部へ市場変更。2022年4月、市場区分の見直しに伴いプライム市場へ移行した。上場からわずか5年で最上位市場に到達したことになる。同期間の売上収益は2017年12月期の37億円から2022年12月期の62億円へと成長。純利益も6億円から16億円に拡大した。上場による資金調達と知名度向上が成長を加速させた。
SaaSモデルへの全面移行とベトナム市場開拓(2023年以降)
2023年1月、主力製品ZACのライセンス販売を買取型からSaaS型契約に一本化。これにより継続的な月額収益が拡大し、顧客生涯価値(LTV)の向上を見込む。2025年12月期の連結売上収益は83億円、営業利益26億円に達した。2026年1月にはベトナムでZACの販売を開始し、日系現地法人を中心に導入実績を積み始めた。同国を足がかりに海外市場への本格展開を目指す。国内では大企業向けの機能強化も進め、ターゲット市場を約44,000社に拡大する方針である。
年表20件を開く
2000年代
- 2000年9月創業「有限会社オロ」を株式会社に改組し、「株式会社オロ」を設立
- 2004年8月ウェブサイト構築、運用保守業務を開始
- 2005年12月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- 2006年6月SaaS対応型 ERPパッケージ「ZAC Enterprise」を開発、販売開始
- 2006年9月本店を東京都目黒区(現本店所在地)に移転
- 2007年7月プライバシーマーク付与認定取得
- 2008年3月北海道支社開設
2010年代
- 2010年1月中国現地法人 欧楽科技(大連)有限公司 設立(現:連結子会社)
- 2012年12月マレーシア現地法人 oRo Malaysia Sdn. Bhd. 設立(現:連結子会社)
- 2013年1月ベトナム現地法人 oRo Vietnam Co., Ltd. 設立(現:連結子会社)
- 2014年7月タイ現地法人 oRo (Thailand) Co., Ltd. 設立(現:連結子会社)
- 2016年1月台湾現地法人 台灣奧樂股分有限公司 設立(現:連結子会社)
- 2016年5月中国現地法人 大連奥楽広告有限公司 設立(現:連結子会社)
- 2016年9月株式会社オロ宮崎 設立(現:連結子会社)
- 2017年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2018年3月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
- 2018年11月福岡支社開設
- 2019年4月株式会社oRo code MOC 設立(現:連結子会社)
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行
- 2026年1月クラウドERP「ZAC」ベトナムで販売開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上収益非開示
- 営業利益非開示
- 親会社所有者帰属持分当期利益率(ROE)非開示
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
SaaS型契約への完全移行によるLTV向上
主力製品ZACのライセンスを買取型からSaaS型に一本化し、長期継続による収益力強化を図る。31ヶ月超の利用で従来以上の収益が見込める。
- 02
ZACの市場拡大と海外進出
国内中堅中小企業から大企業、海外(ベトナム)へ市場を拡大。大企業向け機能強化や現地ニーズ対応で2026年以降の販売を準備する。
- 03
生成AIを活用した高付加価値機能の開発
ZACに蓄積される高品質な経営データを基に、生成AI技術を応用した意思決定・マネジメント支援機能の研究開発を推進する。
- 04
マーケティングソリューション事業の強化
生成AI時代においても代替困難な統合提案力を強みに、主要クライアントとの関係強化と高付加価値提案で業績回復を図る。
- 05
人材投資と開発体制の強化
人材を最重要資源と位置づけ、ダイバーシティ推進やキャリア支援に注力。2026年設立の開発本部で開発品質・生産性を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で585人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は664万円で、9期前と比べて+20.0%。平均年齢は33.5歳、平均勤続年数は6.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 317 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 337 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 401 | — |
| 2019年12月 | 553 | 32.0 | 5.0 | 429 | — |
| 2020年12月 | 553 | 32.4 | 5.3 | 425 | — |
| 2021年12月 | 567 | 33.7 | 5.6 | 441 | — |
| 2022年12月 | 595 | 33.3 | 5.8 | 465 | — |
| 2023年12月 | 607 | 33.7 | 5.7 | 507 | — |
| 2024年12月 | 641 | 33.6 | 6.3 | 546 | 495 |
| 2025年12月 | 664 | 33.5 | 6.1 | 585 | 444 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 4 / 海外 4) を有報から抽出しています。
- 国内欧楽科技(大連)有限公司(注)6中華人民共和国 遼寧省大連市議決権100.0%
- 海外oRo Vietnam Co., Ltd.ベトナム ホーチミン市議決権100.0%
- 海外oRo Malaysia Sdn. Bhd.マレーシア セランゴール議決権100.0%
- 海外oRo (Thailand) Co., Ltd. (注)3.4タイ バンコク議決権49.0%
- 海外台灣奧樂股分有限公司台湾台北市議決権100.0%
- 国内大連奥楽広告有限公司(注)5中華人民共和国 遼寧省大連市議決権100.0%
- 国内株式会社オロ宮崎(注)6宮崎県宮崎市議決権100.0%
- 国内株式会社oRo code MOC (注)6新潟県新潟市 中央区議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は83億円、営業利益は26億円。前期と比べると増収減益で、売上が+5.1%、利益が-3.7%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 96億円 | 83億円 |
| 営業利益 | 29億円 | 26億円 |
| 純利益 | 21億円 | 19億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は46億円、営業利益は14億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+17.9%、営業利益は+16.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 16 | 6 | 37.5 | 4 |
| 2023年2Q | 17 | 6 | 35.3 | 5 |
| 2023年3Q | 19 | 7 | 36.8 | 5 |
| 2023年4Q | 18 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 19 | 7 | 36.8 | 5 |
| 2024年2Q | 19 | 6 | 31.6 | 5 |
| 2024年4Q | 41 | 14 | 34.1 | 11 |
| 2025年2Q | 39 | 12 | 30.8 | 8 |
| 2025年4Q | 44 | 14 | 31.8 | 11 |
| 2026年2Q | 46 | 14 | 30.4 | 10 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は22億円から83億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は31.3%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| マレーシア現地法人 oRo Malaysia Sdn. Bhd. 設立(現:連結子会社) | |||||
| 2012年12月 | 22 | — | 3 | — | 2 |
| ベトナム現地法人 oRo Vietnam Co., Ltd. 設立(現:連結子会社) | |||||
| 2013年12月 | 24 | — | 2 | — | 1 |
| タイ現地法人 oRo (Thailand) Co., Ltd. 設立(現:連結子会社) | |||||
| 2014年12月 | 19 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年12月 | 31 | — | 7 | — | 5 |
| 台湾現地法人 台灣奧樂股分有限公司 設立(現:連結子会社) | |||||
| 2016年12月 | 34 | — | 7 | — | 5 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2017年12月 | 37 | — | 8 | — | 6 |
| 福岡支社開設 | |||||
| 2018年12月 | 45 | — | 12 | — | 8 |
| 株式会社oRo code MOC 設立(現:連結子会社) | |||||
| 2019年12月 | 50 | — | 14 | — | 9 |
| 2020年12月 | 49 | — | 15 | — | 11 |
| 2021年12月 | 55 | — | 20 | — | 14 |
| 2022年12月 | 62 | — | 24 | — | 16 |
| 2023年12月 | 70 | — | 26 | — | 18 |
| 2024年12月 | 79 | 27 | 29 | 34.2 | 21 |
| 2025年12月 | 83 | 26 | 27 | 31.3 | 19 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高83億円のうち、営業利益として残るのは26億円で31.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の22.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.7%28億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.5%27億円
- その他の費用持分法損益などの調整2.4%2億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益31.3%26億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 12期分
2025年12月期は営業CFが20億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは19億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は101億円で、売上の14.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 7 |
| 2015年12月 | 6 | 0 | — | 6 | 12 |
| 2016年12月 | 1 | 0 | — | 1 | 13 |
| 2017年12月 | 9 | −4 | 22 | 5 | 39 |
| 2018年12月 | 9 | −1 | −1 | 8 | 46 |
| 2019年12月 | 9 | −1 | −1 | 8 | 51 |
| 2020年12月 | 13 | −2 | −3 | 11 | 59 |
| 2021年12月 | 21 | 0 | −21 | 21 | 59 |
| 2022年12月 | 16 | −3 | −4 | 13 | 68 |
| 2023年12月 | 25 | −1 | −5 | 24 | 87 |
| 2024年12月 | 25 | −2 | −12 | 23 | 99 |
| 2025年12月 | 20 | −1 | −18 | 19 | 101 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は137億円。このうち返さなくてよい自己資本が104億円で、自己資本比率は75.3%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 11 | 7 | 4 | 60.3 |
| 2013年12月 | 12 | 8 | 4 | 66.9 |
| 2014年12月 | 14 | 11 | 3 | 73.1 |
| 2015年12月 | 22 | 15 | 7 | 67.4 |
| 2016年12月 | 26 | 19 | 7 | 75.5 |
| 2017年12月 | 54 | 47 | 7 | 87.5 |
| 2018年12月 | 66 | 54 | 12 | 81.3 |
| 2019年12月 | 87 | 54 | 33 | 61.9 |
| 2020年12月 | 97 | 63 | 34 | 65.2 |
| 2021年12月 | 93 | 59 | 34 | 63.2 |
| 2022年12月 | 110 | 73 | 37 | 66.4 |
| 2023年12月 | 124 | 89 | 35 | 71.8 |
| 2024年12月 | 136 | 103 | 33 | 75.7 |
| 2025年12月 | 137 | 104 | 34 | 75.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中40位あたり、逆に低いのは売上成長率で605社中403位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,040で、1年前と比べて-22.4%。過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.8倍 |
| PER (会社予想) | 14.8倍 |
| PBR | 3.12倍 |
| 配当利回り | 2.45% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
終値2105円は、25日移動平均線2200.32円を約4%下回り、200日線2042.28円を約3%上回っています。8月14日には2283円まで上昇しましたが、8月17日に-7.8%と急落し、上昇が頓挫しました。RSI38.66とやや弱気圏で、1ヶ月で-3.31%と下落傾向です。52週高値2940円からは約28%下落しており、中期的な調整局面にあります。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+42.9%。いまの株価に対する利回りは2.45%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 8 | — | 15.4 |
| 2019年12月 | 9 | 20.0 | 17.5 |
| 2020年12月 | 9 | 0.0 | 13.9 |
| 2021年12月 | 15 | 66.7 | 16.8 |
| 2022年12月 | 20 | 33.3 | 20.4 |
| 2023年12月 | 30 | 50.0 | 24.5 |
| 2024年12月 | 35 | 16.7 | 27.2 |
| 2025年12月 | 50 | 42.9 | 41.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ7,287人。区分でいちばん多いのは個人・その他で70.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が5.3%を占め、残る94.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 66.5 | 67.0 | 66.6 | 69.0 | 70.0 | 70.0 |
| 外国法人 | 19.3 | 15.8 | 21.1 | 25.7 | 20.7 | 21.6 |
| 金融機関 | 13.7 | 16.2 | 10.9 | 4.1 | 8.4 | 5.0 |
| 証券会社 | 0.3 | 0.8 | 1.1 | 0.9 | 0.5 | 3.0 |
| 自己株式 | 0.0 | 3.0 | 0.2 | 0.2 | 0.7 | 2.3 |
| 事業法人 | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 川田 篤 | 37.67 |
| 02 | 日野 靖久 | 17.02 |
| 03 | GOLDMAN, SACHS & CO. REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 5.01 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.21 |
| 05 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 2.92 |
| 06 | NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行) | 1.93 |
| 07 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.77 |
| 08 | INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 1.72 |
| 09 | オロ従業員持株会 | 1.60 |
| 10 | 藤崎 邦生 | 1.16 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-22株式会社ヴァレックス・パートナーズ新規の大量保有報告8.72%-1.03pt
- 2026-07-01株式会社ヴァレックス・パートナーズ新規の大量保有報告9.75%+1.09pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは18.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 324,543 | 1,118,762 | 33.9 | — | — |
| 2013年12月 | 206,802 | 1,325,870 | 16.9 | — | — |
| 2014年12月 | 23 | 176 | 14.3 | — | — |
| 2015年12月 | 38 | 124 | 35.6 | — | — |
| 2016年12月 | 38 | 161 | 26.9 | — | — |
| 2017年12月 | 37 | 284 | 17.3 | 29.2 | 23.0 |
| 2018年12月 | 50 | 325 | 16.5 | 40.8 | 15.4 |
| 2019年12月 | 54 | 325 | 15.6 | 70.5 | 17.5 |
| 2020年12月 | 65 | 381 | 18.3 | 67.8 | 13.9 |
| 2021年12月 | 88 | 367 | 23.3 | 33.1 | 16.8 |
| 2022年12月 | 101 | 455 | 24.5 | 18.8 | 20.4 |
| 2023年12月 | 114 | 551 | 22.7 | 22.7 | 24.5 |
| 2024年12月 | 129 | 641 | 21.6 | 19.9 | 27.2 |
| 2025年12月 | 120 | 665 | 18.4 | 17.4 | 41.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
5名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は5名。2025/12期の役員報酬は総額146百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 川田篤 | 代表取締役 社長執行役員 | 52 | 6,008,535 |
| 日野靖久 | 取締役 専務執行役員 | 53 | 2,713,748 |
| 前田洋一 | 取締役(常勤監査等委員) | 69 | — |
| 今村由幾 | 取締役(監査等委員) | 50 | — |
| 田上沙織 | 取締役(監査等委員) | 43 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 45 | 31 | 13 | 90 | 45 |
| 社外取締役 | 3 | 28 | — | — | 28 | 9 |
| 取締役(社内) | 3 | 28 | — | — | 28 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,556字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,771字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,496字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,509字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第29期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-19
- 半期報告書半期報告書-第28期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-25
- 半期報告書半期報告書-第27期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-25
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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