概要
トリドリ(旧コラボテクノロジー)は2016年6月に設立され、インフルエンサーと企業をつなぐSNSマーケティング事業を展開する。創業時からのインフルエンサーデータベースを基盤に、中小事業者向けプラットフォーム「toridori base」から大手企業向け総合広告代理店サービスまでを手掛ける。2022年12月に東証グロース市場に上場。2025年12月期の連結売上高は54億円、営業利益7億円、従業員数136名。
インフルエンス・プラットフォームの単一事業セグメント
当社グループはインフルエンス・プラットフォーム事業の単一セグメントで構成される。創業以来蓄積したインフルエンサーデータベースを価値の源泉とし、データドリブンな手法で企業の認知・集客課題を解決する。提供手段は、中小事業者向けのプロダクト領域と、中堅・大手企業向けのマーケティングパートナー領域の二軸に分かれる。2025年12月期の売上高は53億7,280万円(前期比25.7%増)、営業利益は7億780万円(同55.7%増)と拡大を続けている。
マイクロインフルエンサーに特化したプラットフォーム戦略
主力サービス「toridori base」は、フォロワー数10万人未満のマイクロインフルエンサーを主な対象とするマッチングプラットフォームである。顧客企業が案件を掲載すると、商品を紹介したいインフルエンサーが自ら立候補する仕組み。企業は直接インフルエンサーとやりとりでき、ミドル・メガインフルエンサーを起用する従来の広告手段より低価格でPR投稿を実現する。収益は月額使用料で、インフルエンサーへのサービスは無料。飲食・美容・通販・レジャーなど幅広い業種で利用されている。
プロダクト領域とマーケティングパートナー領域の二軸
プロダクト領域では、SMB向けに「toridori base」を展開し、今後は店舗事業者向けとEC事業者向けに細分化を計画する。また、AIを活用した運用型インフルエンサー広告「Vooster」を新たな収益の柱として育成中である。マーケティングパートナー領域では、中堅・大手企業向けに「toridori ad」(成果報酬型広告)、「toridori promotion」(総合広告代理店)、「toridori made」(ブランド運営支援)を提供。M&Aによるケイパビリティ強化で顧客課題への深い対応を目指す。
グループ会社を通じた事業拡大とM&A戦略
2021年に株式会社GIVINを完全子会社化し、インフルエンサーのブランド運営支援「toridori made」を開始。2023年には株式会社OverFlowを株式取得により子会社化、2024年には株式会社niks、株式会社トリドリISを設立し、株式会社blendsを子会社化。2025年には株式会社Voosterを設立した。これらのM&Aと新設により、ブランド運営、Web制作、システム開発などグループのケイパビリティを拡充し、中堅・大手企業向けサービスの強化を図っている。
売上高54億円に成長した収益構造
当社グループの売上高は過去7年間で急速に拡大した。2018年12月期の約3億円から、2025年12月期には54億円に達した。2023年12月期に黒字転換し、2024年12月期には営業利益5億円、当期純利益3億円を計上。2025年12月期は営業利益7億円、当期純利益4億円と増益を続けている。取扱高は90億5,104万円で、売上総利益率は約91.1%と高い水準にある。資金は約19億6千万円を保有し、積極的な投資を継続している。
業界の中での役割はインフルエンサーマーケティング支援企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01マーケティング(中小企業)主力
SMB(中小事業者・個人事業主)向けに、インフルエンサーPR投稿のマッチングプラットフォームを提供。系統だったデータベースと機械学習を活用し、低価格でインフルエンサーPRを実現。飲食、美容、通販、レジャー、観光など幅広い業種の顧客に利用されている。
- toridori base
- 顧客企業がインフルエンサーに直接PR投稿を依頼できるマッチングプラットフォーム。顧客企業向けアプリ「toridori marketing」とインフルエンサー向けアプリ「toridori base」で構成される。採用されたインフルエンサーは商品を無料体験し、SNSでレビューを投稿する。
- Vooster
- AIを活用し、インフルエンサーの選定から施策運用を自動化する運用型インフルエンサーマーケティングプラットフォーム。従量課金制で、エンゲージメント予測モデルに基づく効果的なマーケティングを実現する。
02マーケティング(中堅・大手企業)準主力
中堅・大手企業向けに、成果報酬型広告サービス、総合広告代理店サービス、ブランド運営支援を提供。伴走支援型で顧客課題の解決を支援。マーケティング戦略の策定から実行、効果測定まで一気通貫で行う。
- toridori ad
- 成果報酬型(アフィリエイト)広告サービス。マイクロからミドル層のインフルエンサーに特化し、購入や会員登録などの成果に応じて報酬が発生する。導入リスクが低く、費用対効果を明確に把握できる。
- toridori promotion
- インフルエンサーマーケティングを中核としつつ、タレントキャスティング、戦略立案、マス広告、SNSマーケティング、デジタル広告運用、クリエイティブ制作を提供する総合広告代理店サービス。
- toridori made
- インフルエンサーによるD2Cオリジナルブランドの立ち上げ・運営支援。商品企画、仕入、販売、在庫管理、プロモーション、カスタマーサポートまでを一括支援し、販売実績に応じて報酬を支払う。
製品と技術
中小事業者向けセルフサービス「toridori base」
「toridori base」は、企業が直接インフルエンサーにPR投稿を依頼できるマーケティングプラットフォームである。企業用アプリ「toridori marketing」とインフルエンサー用アプリ「toridori base」で構成され、案件掲載から投稿完了までをシステム上で完結する。主なターゲットはマイクロインフルエンサーで、企業は低価格で認知拡大や集客を図れる。収益は主に月額使用料で、インフルエンサーは無料で利用できる。飲食、美容、通販、レジャー、観光など幅広い業種で導入されている。
AI自動運用の「Vooster」で成果連動型広告を実現
「Vooster」は、当社グループのインフルエンサーデータベースと広告成果データを活用し、AIが最適なインフルエンサー選定と施策運用を自動化するプラットフォームである。従来の固定報酬型や月額定額制と異なり、広告主が設定した予算と目的に応じて、エンゲージメント予測モデルに基づいたインフルエンサー選定、オファー送付、投稿実施、成果確認までを自動で行う。従量課金型で初期費用や月額固定費は不要。成果を可視化しながら継続的に施策を最適化できる点が特徴である。
成果報酬型広告「toridori ad」と総合代理店「toridori promotion」
「toridori ad」は、マイクロからミドル層のインフルエンサーに特化した成果報酬型(アフィリエイト)広告サービスである。購買や資料請求などの成果発生時にのみ費用が発生するため、導入リスクが低く、費用対効果を明確に把握できる。美容品や通販分野で特に利用されている。「toridori promotion」は、インフルエンサーマーケティングを中核に、タレントキャスティング、TVCM、SNSマーケティング、デジタル広告運用、クリエイティブ制作などを提供する総合広告代理店サービス。中堅・大手企業のブランディングから販促まで幅広く対応する。
インフルエンサーのブランド運営を支援する「toridori made」
「toridori made」は、インフルエンサーが自身のブランドを立ち上げ、商品を販売するニーズに応えるサービスである。2021年に買収した株式会社GIVINが運営する。アパレルやコスメなどのD2Cオリジナルブランドをインフルエンサーと共同で立ち上げ、商品企画、仕入、発注、販売、在庫管理、プロモーション、カスタマーサポートまでを一貫して行う。インフルエンサーには販売実績に応じて報酬が支払われる。これにより、インフルエンサーは広告収入に加えて新たな収益機会を得られる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
高成長サービス業、利益率も良好
同社はサービス業界で売上高が54億円と急成長中。過去2年間で約1.7倍に拡大し、営業利益率は12.96%と高水準。同業のジンジブやイシンと比較しても成長率・収益性で優位。これは特定のサービスニッチで強い競争力を持つため。市場では新興企業がひしめく中、同社は明確な差別化に成功。今後は市場拡大に伴う競争激化が予想されるが、現時点でのポジションは強固。
強み
- 売上高が年率30%超で拡大、勢いがある。
- 営業利益率13%と高く、効率的な運営。
- 特定サービスに特化し、競争優位を確保。
- 収益増加に伴い、財務基盤が強化されている。
課題
- 新規参入が多く、差別化の維持が課題。
- 特定市場に依存し、需要変動の影響を受けやすい。
- 急成長に伴い、人材の採用・育成が追いつかない。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がトリドリ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2375ギグワークス | 48億円 | 25.4倍 |
| 2 | 9259タカヨシホールディングス | 48億円 | 9.9倍 |
| 3 | 9337トリドリ | 47億円 | 16.8倍 |
| 4 | 5870ナルネットコミュニケーションズ | 47億円 | 9.3倍 |
| 5 | 7357ジオコード | 47億円 | — |
| 6 | 2341アルバイトタイムス | 47億円 | 16.5倍 |
| 7 | 4645市進ホールディングス | 46億円 | 5.6倍 |
| 8 | 7058共栄セキュリティーサービス | 45億円 | 6.7倍 |
| 9 | 7351グッドパッチ | 44億円 | 10.7倍 |
| 10 | 6545インターネットインフィニティー | 44億円 | 18.6倍 |
| 11 | 4750ダイサン | 43億円 | 13.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
アフィリエイト広告からスタートした2016年の創業
2016年6月、東京都渋谷区で株式会社アップロントとして創業。インフルエンサーに特化した成果報酬型広告(アフィリエイト)の仲介サービス(現「toridori ad」)を開始した。同年10月には非連結子会社として株式会社OTOZUREを設立。YouTubeの企画や映像制作、SNSに関わる活動支援サービス(現「toridori studio」)と純広告型広告の仲介サービス(現「toridori promotion」)の提供を始めた。当初からインフルエンサー支援に特化した事業モデルを構築した。
社名変更とプラットフォーム事業への転換(2017〜2018年)
2017年7月、株式会社アップロントから株式会社コラボテクノロジーに商号変更。2018年4月には、マイクロインフルエンサー(フォロワー数10万人未満)とSMB(中小事業者・個人事業主)とのマッチングプラットフォームサービス(現「toridori base」)を開始した。このサービスは、企業がアプリで簡単にインフルエンサーをキャスティングできる仕組みであり、後の成長の基盤となった。プラットフォーム型ビジネスへのシフトにより、より多くの顧客へのサービス提供を可能にした。
吸収合併と子会社化でサービス幅を拡大(2019〜2021年)
2019年12月、株式会社コラボテクノロジーが子会社のOTOZUREを吸収合併し、グループ体制を一本化。2020年8月には株式会社トリドリに商号変更した。2021年7月には株式会社GIVINを株式交換により完全子会社化し、インフルエンサーのブランド運営支援サービス「toridori made」を開始。アパレルやコスメなどのD2Cブランドをインフルエンサーと共同で立ち上げ、運営する事業に進出した。インフルエンサーの収益機会を広告収入からブランド運営へ拡大した。
東証グロース上場とEC事業参入(2022年)
2022年9月、海外アパレル商品を取り扱うセレクトブランドECショップ「CRAMMY」の運営を開始。同年12月には東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場時の売上高は21億円(2022年12月期)で、前年の11億円から約2倍に成長していた。上場により資金調達力を強化し、その後のM&A戦略を加速させる基盤を得た。CRAMMYは新たな収益源としての位置づけだが、主力はあくまでインフルエンサーマーケティングサービスである。
M&A加速とグループ体制の強化(2023〜2025年)
2023年11月に株式会社OverFlowを株式取得により子会社化。2024年には株式会社niksと株式会社トリドリISを設立し、株式会社blendsを子会社化。2025年7月には株式会社Voosterを設立した。これらのM&Aと新設により、ブランド運営支援、Web制作、システム開発、運用型インフルエンサー広告などグループのサービスラインを拡充。2025年12月期の連結売上高は54億円、営業利益は7億円に達し、グループ全体で持続的な成長を遂げている。
年表14件を開く
2010年代
- 2016年6月創業株式会社アップロントを設立し、インフルエンサーに特化した成果報酬型広告(アフィリエイト)の仲介サービス(現toridori ad)を開始
- 2016年10月非連結子会社として株式会社OTOZUREを設立し、YouTubeの企画や映像制作、その他各種SNSに関わる一連の業務を受託し役務提供を行う活動支援サービス(現toridori studio)と純広告型広告の仲介サービス(現toridori promotion)を開始
- 2017年7月商号変更株式会社アップロントから株式会社コラボテクノロジーに商号変更
- 2018年4月マイクロインフルエンサー(フォロワー数が100,000人未満のインフルエンサー)とSMB(中小事業者/個人事業主)とのマッチングプラットフォームサービス(現toridori base)を開始
- 2019年12月M&A株式会社コラボテクノロジーが、株式会社OTOZUREを吸収合併
2020年代
- 2020年8月商号変更株式会社コラボテクノロジーから株式会社トリドリに商号変更
- 2021年7月M&A株式会社トリドリと株式会社GIVINの株式交換により、株式会社GIVINを完全子会社化、インフルエンサーのブランド運営支援サービス(現toridori made)を開始
- 2022年9月海外のアパレル商品を取り扱うセレクトブランドECショップCRAMMYの運営を開始
- 2022年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2023年11月M&A株式会社OverFlowを株式取得により子会社化
- 2024年7月M&A株式会社niksを設立、子会社化
- 2024年7月M&A株式会社トリドリISを設立、子会社化
- 2024年10月M&A株式会社blendsを株式取得により子会社化
- 2025年7月M&A株式会社Voosterを設立、子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
インフルエンサーデータベースの強化
データ量の拡充と機械学習の強化により、インフルエンサーデータベースの価値を最大化し、データドリブンな方法で顧客の認知・集客課題を解決する。
- 02
プロダクトの進化と細分化
SMB(中小事業者・個人事業主)向けに、店舗事業者向けとEC事業者向けにサービスを細分化し、より多くの顧客に利用されるサービスへの進化を目指す。
- 03
マーケティングパートナー領域の強化
中堅・大手企業向けの伴走支援型サービスを継続しつつ、M&A等によるケイパビリティ強化で顧客課題への深い解決を目指す。
- 04
売上拡大と利益・キャッシュフローの創出
主力サービス「toridori base」や新プロダクト「Vooster」への継続的な投資と費用対効果を勘案した適切な投資を行い、中長期的な利益・キャッシュフローの最大化を図る。
- 05
人材採用・育成による生産性向上
事業規模に見合う組織体制と人事評価制度の確立、優秀な人材の確保と早期育成、企業理念の浸透を通じて生産性を向上させ収益性向上に努める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で136人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は474万円で、3期前と比べて+13.8%。平均年齢は32.1歳、平均勤続年数は2.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年12月 | 416 | 27.6 | 1.8 | 106 | — |
| 2023年12月 | 457 | 28.3 | 1.9 | 111 | — |
| 2024年12月 | 535 | 29.8 | 2.6 | 123 | 407 |
| 2025年12月 | 474 | 32.1 | 2.2 | 136 | 515 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社GIVIN (注)2.3東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社OverFlow東京都渋谷区 · 連結子会社議決権83.5%
- 国内株式会社niks (注)4東京都渋谷区 · 連結子会社議決権60.0%
- 国内株式会社トリドリIS (注)2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内株式会社blends東京都渋谷区 · 連結子会社議決権70.0%
- 国内株式会社Vooster (注)2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は54億円、営業利益は7億円。前期と比べると増収増益で、売上が+25.6%、利益が+40.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 72億円 | 54億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 7億円 |
| 純利益 | 5億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は31億円、営業利益は4億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+24.0%、営業利益は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 6 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年3Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2023年4Q | 10 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 10 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2024年4Q | 23 | 4 | 17.4 | 2 |
| 2025年2Q | 25 | 3 | 12.0 | 2 |
| 2025年4Q | 29 | 4 | 13.8 | 2 |
| 2026年2Q | 31 | 4 | 12.9 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年12月期からの8期で、売上は3億円から54億円へ18.0倍に増えた。直近期の営業利益率は13.0%。売上は7期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 3 | — | 0 | — | 0 |
| 株式会社コラボテクノロジーが、株式会社OTOZUREを吸収合併 | |||||
| 2019年12月 | 4 | — | 0 | — | −1 |
| 株式会社コラボテクノロジーから株式会社トリドリに商号変更 | |||||
| 2020年12月 | 6 | — | −2 | — | −2 |
| 株式会社トリドリと株式会社GIVINの株式交換により、株式会社GIVINを完全子会社化、インフルエンサーのブランド運営支援サービス(現toridori made)を開始 | |||||
| 2021年12月 | 11 | — | −4 | — | −4 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年12月 | 21 | — | −4 | — | −6 |
| 株式会社OverFlowを株式取得により子会社化 | |||||
| 2023年12月 | 32 | — | 1 | — | 1 |
| 株式会社niksを設立、子会社化 | |||||
| 2024年12月 | 43 | 5 | 4 | 11.6 | 3 |
| 株式会社Voosterを設立、子会社化 | |||||
| 2025年12月 | 54 | 7 | 7 | 13.0 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高54億円のうち、営業利益として残るのは7億円で13.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の7.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金9.3%5億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金77.8%42億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.0%7億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年12月期は営業CFが4億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は20億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | −2 | 0 | 6 | −2 | 6 |
| 2021年12月 | −4 | −1 | 1 | −5 | 2 |
| 2022年12月 | −5 | 0 | 14 | −5 | 12 |
| 2023年12月 | 0 | −1 | 6 | −1 | 17 |
| 2024年12月 | 1 | −9 | 7 | −8 | 16 |
| 2025年12月 | 4 | −6 | 6 | −2 | 20 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年12月期の総資産は68億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は26.7%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 4 | 0 | 4 | 12.4 |
| 2019年12月 | 6 | 0 | 6 | — |
| 2020年12月 | 11 | 3 | 8 | 27.9 |
| 2021年12月 | 12 | 0 | 12 | 2.0 |
| 2022年12月 | 22 | 11 | 11 | 47.0 |
| 2023年12月 | 33 | 12 | 21 | 36.1 |
| 2024年12月 | 48 | 15 | 34 | 29.3 |
| 2025年12月 | 68 | 19 | 49 | 26.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中54位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中478位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,417で、1年前と比べて-51.9%。過去52週の値幅のなかでは5%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.8倍 |
| PER (会社予想) | 10.4倍 |
| PBR | 2.43倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月12日に1403円へ急落し、その後は1400円前後で推移しています。25日移動平均線(1567.28円)を約11%下回っており、弱いトレンドにあります。52週高値3590円からは約61%下落し、52週安値1314円に近い水準です。RSIは35と売られすぎ圏にあり、短期的な反発はあるかもしれませんが、中期的には下値リスクが意識されます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERが16.48倍と同業界平均22.68倍を下回り、予想PER10.2倍とさらに割安感がある。PBR2.38倍は平均3.3倍を大きく下回り、ROE27.1%と高い収益性を示す。ただし、配当利回りは0%と無配で、株主還元が欠如している点はマイナス。売上高は増加傾向で営業利益率も改善しており、成長性は高いが、配当がないため投資家の選好により評価が分かれる。総合的に割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.8倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 10.4倍 | — |
| PBR | 2.43倍 | 3.51倍 |
| ROE | 27.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
外食産業の人手不足を背景に、業務委託ニーズが高まる中、同社は売上高を急拡大させている。強気派は、この成長が今後も続き、収益性の改善も進むと見る。一方弱気派は、競争激化による単価低下や人件費上昇で利益率が圧迫される懸念を指摘。また、急成長に伴う採用・教育体制の課題や、既存顧客への依存度の高さも論点となる。
- 人手不足追い風
外食産業の人手不足は構造的で、委託ニーズは拡大傾向にある。
- 成長持続
売上高は22年21億→25年54億と急拡大しており、今後も高成長が見込まれる。
- 利益率改善
営業利益率は24年に11.6%、25年に13.0%と改善傾向にある。
- 営業利益が前期比40%増の7億円通年影響中
25/12期営業利益7億円、24/12期5億円から+40%増益。
- 営業利益率12.96%へ改善通年影響中
24/12期11.63%→25/12期12.96%と+1.33pt改善。
- 予想PER10.2倍と割安決算発表後影響中
予想PER10.2倍は実績PER16.48倍を下回り増益期待。
- ROE27.1%の高収益体質継続影響弱
ROE27.1%と資本効率が高く、株主価値創出力が強い。
- 競争激化
市場参入が容易で、競合増加により価格競争が激化する恐れがある。
- 人件費上昇
人材確保のためのコスト増が利益率を圧迫する可能性がある。
- 顧客依存
特定の大口顧客に依存している場合、契約失注時の影響が大きい。
- 株価が1年で55%下落継続影響中
年初来▲55.23%と大幅調整。下落トレンドの反転には時間。
- 配当利回り0%で無配通年影響弱
配当0%と株主への直接還元なし。インカム需要を取り込めず。
- 時価総額46億円の超小型継続影響弱
時価総額46億円で流動性が極めて低く、機関投資家の参入が困難。
- 売上高54億円と小規模通年影響中
売上高54億円と小さい。拡大ペース鈍化時に収益が不安定化。
- 契約顧客数
- 売上の拡大基調を確認する上で、顧客数の増加が必須。
- 既存顧客の継続率
- アウトソーシングサービスは継続利用が収益の安定性を示す。
- 従業員数と離職率
- サービス品質と成長の持続可能性を測る指標。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ771人。区分でいちばん多いのは個人・その他で63.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.3%を占め、残る80.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 82.0 | 73.8 | 75.2 | 63.1 |
| 金融機関 | 2.8 | 8.7 | 10.0 | 14.4 |
| 外国法人 | 2.5 | 7.4 | 7.3 | 12.8 |
| 事業法人 | 10.3 | 4.8 | 4.8 | 4.8 |
| 証券会社 | 2.4 | 5.3 | 2.7 | 4.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 中山 貴之 | 31.40 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 9.83 |
| 03 | Global Catalyst Partners Japan 2号投資事業有限責任組合 | 5.45 |
| 04 | 雨瀧 浩一郎 | 4.24 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.66 |
| 06 | 株式会社セレス | 3.29 |
| 07 | NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW (常任代理人 野村證券株式会社) | 2.88 |
| 08 | 国本 貴志 | 2.73 |
| 09 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 2.72 |
| 10 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 2.46 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-21アセットマネジメントOne株式会社新規の大量保有報告4.50%-1.12pt
- 2026-05-12アセットマネジメントOne株式会社新規の大量保有報告5.62%-3.43pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+16%、1株純資産は5期で+13%。直近期のROEは27.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 114 | 486 | 23.5 | — |
| 2019年12月 | −585 | — | — | — |
| 2020年12月 | −84 | — | — | — |
| 2021年12月 | −186 | — | — | — |
| 2022年12月 | −203 | 340 | — | — |
| 2023年12月 | 43 | 383 | 11.9 | 60.2 |
| 2024年12月 | 82 | 433 | 19.9 | 27.3 |
| 2025年12月 | 133 | 548 | 27.1 | 23.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額90百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中山貴之 | 代表取締役社長 CEO | 36 | 1,036,080 |
| 井上智裕 | 取締役 COO | 38 | 13,880 |
| 森田一樹 | 取締役 CFO | 43 | 3,940 |
| 高安聡 | 取締役 | 52 | 16,300 |
| 長谷部潤 | 取締役 | 60 | 7,840 |
| 樽見伸二 | 常勤監査役 | 43 | 640 |
| 藤岡大祐 | 監査役 | 45 | — |
| 青野瑞穂 | 監査役 | 35 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 65 | 65 | 16 |
| 社外監査役 | 3 | 13 | 13 | 4 |
| 社外取締役 | 2 | 12 | 12 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,095字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,057字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,313字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,131字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第11期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-18
- 半期報告書半期報告書-第10期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第9期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-13
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-30
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