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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

プラネット

PLANET,INC.2391 · Standard · サービス業

日用品・化粧品業界の流通情報インフラを支えるEDIサービスとデータベース事業を展開。

概要

プラネットは、日用品・化粧品・ペットフードなど一般消費財流通業界向けに、企業間データ交換(EDI)とデータベースサービスを提供する情報インフラ事業者である。1985年にライオンとユニ・チャームの出資で設立。2024年7月期の売上高は31.6億円、従業員46名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

EDI事業とデータベース事業の二本柱

プラネットの事業はEDI事業とデータベース事業に大別される。EDI事業は、メーカー・卸売業間の受発注から決済までの20種類のデータ交換を標準化した「基幹EDI」、Webブラウザで受注処理を行う「MITEOS」、販売データを集計・加工して提供する「販売レポートサービス」などから成る。データベース事業は、全国約51万件の取引先情報を提供する「取引先データベース」と、日用品・化粧品等の商品情報を提供する「商品データベース」を運営する。両事業ともに業界の業務効率化に貢献している。

業界全体を結ぶ中立的なVAN基盤

プラネットのEDIサービスは、業界統一フォーマットと標準コードを採用し、複数の企業間を容易に接続できる付加価値通信網(VAN)として機能する。1986年に仕入・販売データの稼動を開始して以来、取引データの種類を拡充。2025年7月期時点でEDIユーザーは1000社を超え、日用品・化粧品に加え、ペットフード、OTC医薬品、健康食品など隣接業界へ横展開を進めている。中立的な運営体制が業界の信頼を得ている。

堅調な収益基盤と小規模組織

売上高は2012年7月期の27億円から2025年7月期の32億円へと緩やかに増加し、営業利益率は17~19%台を維持している。従業員数は46名と小規模ながら、システムの安定稼働とセキュリティ認証(ISO27001)を取得。2024年7月期の当期純利益は4億円と、高い収益性を示す。負債は少なく、自己資本比率は約85%と財務体質は健全である。

業界の中での役割は流通機構における情報インフラストラクチャー(EDI VAN)の構築・運営を担う。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
32億円
営業利益
6億円
営業利益率
18.8%
純利益
4億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01流通業界(サプライヤー・メーカー・卸売業)主力

日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品等のメーカーと卸売業間の商取引データ交換を支援するEDIサービス(基幹EDI、MITEO、Web発注等)を提供。業界標準フォーマットとコードを用いて、複数企業間のEDIを容易に開始できるインフラを提供する。

主要顧客メーカー、卸売業、資材サプライヤー

主な製品・サービス5
基幹EDI
日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品業界等のメーカーと卸売業間の受発注から決済までの20種類のデータ交換を支援するEDIサービス。
MITECS
基幹EDIを利用する卸売業と取引先メーカー間の双方向データ交換をWebブラウザ上で支援するサービス。
Web発注
インターネットを利用し、パソコンで簡単にEDIを実施できるサービス。
販売レポートサービス
卸売業からメーカーに送信された販売データを代行受信し、集計・加工したデータをデイリーに提供するサービス。
資材EDI
一般消費財メーカーと資材サプライヤー間の受発注から決済までの15種類のデータ交換を支援するEDIサービス。

02小売・流通業界(データベース)準主力

全国約51万件の物流センター等の情報を提供する「取引先データベース」と、日用品・化粧品等の商品情報を提供する「商品データベース」を提供し、小売業の業務効率化に貢献する。

主要顧客小売業、卸売業、メーカー

主な製品・サービス2
取引先データベース
EDIの納品先指定に用いられる標準取引先コード情報を提供し、全国約51万件の情報を検索できるサービス。
商品データベース
日用品・化粧品等の商品情報を提供し、商品マスタ登録や棚割・チラシ作成業務を省力化するサービス。

製品と技術

基幹EDI:20種類のデータをカバーする業界標準

基幹EDIは、日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品業界のメーカーと卸売業間の取引業務を効率化するサービス。受発注から請求・支払、販売実績管理までの20種類の伝票データを標準フォーマットで交換する。1986年の稼動開始以来、業界の取引慣行に合わせてデータ種を拡充してきた。2025年現在も中核事業として売上の大半を占め、EDIユーザー1000社以上のネットワークを支えている。

MITEOSとWeb発注:中小企業向け低コストEDI

MITEOSは2013年2月に稼動開始したWeb受注・仕入通信サービス。基幹EDIを利用する卸売業と取引先メーカーの双方向データ交換を支援する。Webブラウザ上で受注処理と仕入情報の作成・送信が可能で、導入コストを抑えられる。また、Web発注サービスはインターネット経由でEDIを実現する簡易版として、パソコンだけで利用できる。両サービスとも、中小規模の企業がEDIに参入しやすくする役割を果たしている。

ロジスティクスEDI:物流効率化へ貢献

2020年に策定されたロジスティクスEDIは、物流に関するデータ交換を標準化し、入荷業務の効率化、物流車両の待機時間削減、検品簡素化、伝票レスを目指す。特に出荷予定データ(ASNデータ)は、メーカーから卸売業に事前に出荷情報を通知することで、受け入れ準備の効率化に貢献する。日用品・化粧品業界の大手企業を中心に利用が拡大しており、持続可能な物流環境の実現に寄与している。

取引先データベースと商品データベース

取引先データベースは、全国の小売店舗や卸売業の物流センターなど約51万件の「標準取引先コード」情報を提供する。EDIサービスでの納品先指定に用いられるほか、マーケティング情報としても活用される。商品データベースは、メーカーが登録した日用品・化粧品等の商品情報を提供。棚割やチラシ作成業務の省力化に役立つ。両サービスともデータベース事業の柱であり、2025年7月期のデータベース事業売上は2.36億円である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

データサービスで収益安定、規模は小

プラネットは、情報サービスを提供する企業として、サービス業界内で安定した収益構造を持っています。売上高は32億円規模で、営業利益率は18.75%と高水準を維持しています。同業他社であるジンジブやマテリアルグループと比較すると売上規模は小さいものの、高い収益性が特徴です。提供データからみるに、主要事業はデータ関連サービスであり、内需依存のビジネスモデルです。今後の成長には、既存顧客への深耕や新分野での需要開拓が求められます。

強み

  • 営業利益率が高く、収益安定。
  • 売上高は横ばい傾向で、安定感。
  • 情報サービスの専門性を強みと。
  • 既存顧客との関係が強固。

課題

  • 売上高が頭打ちで、成長余地が限定的。
  • 同業他社と比べ売上規模が小さい。
  • 市場環境変化への対応が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がプラネット

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19218メンタルヘルステクノロジーズ81億円34.6倍
27368表示灯81億円10.0倍
34317レイ80億円5.7倍
49558ジャパニアス80億円11.6倍
52391プラネット78億円18.3倍
66059ウチヤマホールディングス78億円23.7倍
77096ステムセル研究所78億円49.0倍
89723京都ホテル77億円8.8倍
97367セルム76億円12.4倍
109720ホテル、ニューグランド76億円20.9倍
117065ユーピーアール76億円10.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

ライオンとユニ・チャームの出資で設立された1985年

1984年12月、ライオンとユニ・チャームが端末機共同利用を発表。これを受けて1985年2月に設立準備室が発足し、同年8月、東京都千代田区に株式会社プラネットが設立された。日用品・化粧品業界のメーカーと卸売業間のデータ交換を行うVAN運営会社としてスタート。設立から1年も経たない1986年2月には仕入データと販売データの本格稼動を開始し、同年10月には発注データと請求照合データも加わった。

業界標準として認められ受賞相次ぐ1987年

1987年2月、プラネットのシステムは日経・年間優秀製品賞の「日経流通新聞賞」を受賞。同年6月には日本マーケティング協会から「流通情報システム優秀賞」を受賞した。これにより業界内での認知度が高まり、標準化されたEDIの普及が加速。その後、1995年2月には「100%オンライン受発注構想」を発表し、全国家庭用品卸商業協同組合ネットワークの受託も行うなど、業界インフラとしての地位を固めた。

株式公開とサービス拡充の2000年代

2001年1月にWeb受発注サービスを開始し、同年12月にはシングルポータル「バイヤーズネット」を稼動。2004年2月に店頭市場(ジャスダック)に株式公開、同年12月にジャスダック証券取引所に上場した。2005年7月にはEDIユーザーが1000社を突破し、インターネットEDIサービスも開始。2007年2月にはISO27001認証を取得し、情報セキュリティ体制を強化した。

新システム移行とロジスティクスEDIの推進

2018年1月、EDIサービスのネットワーク基盤を第7世代の新システムへ入れ替え。同年2月にはJX手順接続に対応。2020年2月には「ロジスティクスEDI概要書」を策定し、同年8月に出荷予定データの稼動を開始。2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。2023年6月には全銀TCP/IP手順からインターネット手順への切り替えを全ユーザーが完了し、技術基盤の現代化を進めた。

年表38件を開く

1980年代

  • 1984年12月ライオン株式会社とユニ・チャーム株式会社による端末機共同利用を記者発表
  • 1985年2月創業日用品雑貨化粧品業界VAN運営会社設立準備室発足
  • 1985年8月創業日用品雑貨化粧品業界のメーカー、卸店間のデータ交換を行うVAN運営会社として、東京都千代田区猿楽町二丁目6番10号秀和猿楽町ビルに株式会社プラネットを設立
  • 1986年2月仕入データ、販売データが本格稼動開始
  • 1986年10月発注データ、請求照合データが本格稼働開始
  • 1987年2月日経・年間優秀製品賞の「日経流通新聞賞」を受賞
  • 1987年6月日本マーケティング協会より「流通情報システム優秀賞」を受賞

1990年代

  • 1995年2月「トータルEDI概要書」を発行、「100%オンライン受発注構想」を発表
  • 1995年10月全国家庭用品卸商業協同組合ネットワークを受託
  • 1996年12月本社を東京都港区海岸三丁目26番1号バーク芝浦ビルに移転
  • 1997年7月資材EDI稼動開始
  • 1997年12月商品データベースサービス稼働開始
  • 1998年1月業界サプライチェーン構想(VOES)を発表
  • 1998年1月「小売業・卸売業間EDI概要書(WES)」を全国化粧品日用品卸連合会と共同で発行
  • 1998年2月取引先データベースサービス稼働開始

2000年代

  • 2001年1月Web受発注サービス稼働開始
  • 2001年8月Web資材EDIサービス稼働開始
  • 2001年12月シングルポータル「バイヤーズネット」サービス稼働開始
  • 2004年2月上場店頭市場(ジャスダック)に株式公開
  • 2004年9月「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)適合性評価制度」認証取得
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年7月EDIユーザーが1000社を突破
  • 2005年8月インターネットEDIサービス稼動開始
  • 2006年2月商品マスタ登録支援サービス稼動開始
  • 2006年4月販売レポートサービス稼動開始
  • 2007年2月「ISO27001」(情報セキュリティマネジメントシステム国際規格)認証取得
  • 2008年10月カスタマー・コミュニケーションズ株式会社(現 株式会社True Data)の株式を追加取得し関連会社化
  • 2009年4月改正薬事法に対応した、医薬品説明文書データベースサービス稼働開始

2010年代

  • 2010年3月本社を東京都港区浜松町一丁目31番文化放送メディアプラスビルに移転
  • 2010年11月株式会社ファイネットの「FDB」と商品データベースの連携を開始
  • 2013年2月Web受注-仕入通信サービス「MITEOS(ミテオス)」稼働開始
  • 2013年3月商品データベースプラスサービス稼働開始
  • 2018年1月EDIサービスのデータ処理を行うネットワーク基盤を、第7世代となる新システムへ入れ替え
  • 2018年2月EDIサービスにて「JX手順」接続への対応を開始

2020年代

  • 2020年2月「ロジスティクスEDI概要書」を策定
  • 2020年8月ロジスティクスEDIの一環として出荷予定データ稼働開始
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行
  • 2023年6月全銀TCP/IP手順からインターネット手順への切り替えを全ユーザーが完了

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    EDIサービスの業界横展開と既存顧客の利用拡大

    日用品・化粧品業界を中心に提供するEDIサービスを、ペットフード、OTC医薬品、健康食品など隣接業界へ展開し、流通機構を強化する。既存ユーザーには受発注から請求・支払までの全20データ種の活用メリットを訴求し、利用拡大を図る。

  2. 02

    ロジスティクスEDIの普及による物流効率化

    一般消費財流通業界の持続可能な物流環境実現に向け、入荷業務効率化、物流車両待機時間削減、検品簡素化、伝票レスを目指すロジスティクスEDIの普及を推進する。

  3. 03

    取引先・商品データベースの拡充と利用促進

    約51万件の小売店舗・卸売拠点データを常にメンテナンスし、マーケティング情報としての価値を高める。商品データベースでは企画情報・画像情報を拡充し、登録・利用を促進する。

  4. 04

    データ活用による新規サービスの創出

    開発リソース強化と事業化プロセス高速化により、返品ワークフローシステムなど業務課題解決サービスを創出。データインフラの強みを活かし、一般消費財流通の効率化を推進する。

  5. 05

    流通データの見える化と調査研究による情報発信

    取引データをビッグデータとして活用し、メーカー自社データ・市場データ・業界共同データの見える化サービスを提供。インバウンド調査や消費者調査などを通じて、業界共通課題の調査研究と成果発表を行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で46人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は983万円で、9期前と比べて+1.6%平均年齢は47.8歳、平均勤続年数は16.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年7月39
2017年7月40
2018年7月42
2019年7月96844.313.343
2020年7月97745.114.044
2021年7月99946.115.044
2022年7月1,00746.214.746
2023年7月99447.115.446
2024年7月97947.616.1471,277
2025年7月98347.816.7461,304

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区781百万円
主な関係会社
  • 国内
    TIS㈱(注)1,2
    東京都新宿区 · その他の関係会社
    議決権15.6%
  • 国内
    ㈱インテック(注)1,3
    富山県富山市 · その他の関係会社
    議決権15.6%
  • 国内
    ライオン㈱(注)1,2
    東京都台東区 · その他の関係会社
    議決権15.6%
  • 国内
    ㈱True Data(注)2
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権24.3%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は32億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+0.0%。

売上高
+0.0%
32億円
営業利益
+0.0%
6億円
純利益
-20.0%
4億円
営業利益率
18.8%
前期比 +0.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は16億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q8112.51
2023年3Q7114.31
2023年4Q81
2024年1Q8112.51
2024年2Q8225.01
2024年3Q8112.51
2024年4Q8225.02
2025年2Q16318.82
2025年4Q16318.82
2026年2Q16318.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年7月期からの14期で、売上は27億円から32億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は18.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年7月2774
2013年7月2774
2014年7月2774
2015年7月2874
2016年7月2974
2017年7月3075
2018年7月3075
2019年7月3075
2020年7月3174
2021年7月3175
2022年7月3175
2023年7月3174
2024年7月326718.85
2025年7月326618.84

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高32億円のうち、営業利益として残るのは6億円18.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の12.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金40.6%13億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金43.8%14億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.8%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
59.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.2pt
18.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.5pt
12.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.6pt
7.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年7月期は営業CFが5億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは5億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は29億円で、売上の10.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年7月60−2617
2013年7月5−2−2318
2014年7月7−4−2319
2015年7月60−2622
2016年7月6−6−3020
2017年7月7−6−3118
2018年7月7−5−3218
2019年7月8−2−3621
2020年7月7−3−3422
2021年7月8−2−3625
2022年7月7−2−3527
2023年7月6−5−3126
2024年7月6−3−3326
2025年7月50−3529

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年7月期の総資産は67億円。このうち返さなくてよい自己資本が56億円で、自己資本比率は84.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年7月3125678.8
2013年7月3427780.0
2014年7月3629780.0
2015年7月4032880.9
2016年7月4537881.6
2017年7月4638882.4
2018年7月55441181.0
2019年7月5445982.7
2020年7月5344983.2
2021年7月58481083.0
2022年7月63521182.3
2023年7月64531184.0
2024年7月66541182.8
2025年7月67561084.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳単体ベース
現金及び預金
29億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
45億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
10億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中27位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中442位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
18.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
84.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,176で、1年前と比べて-3.1%過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。

¥1,176-0.2%1ヶ月+0.3%1年-3.1%時価総額78億円
過去52週の値幅
安値¥1,169高値¥1,356

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.3倍
PBR1.45倍
配当利回り3.70%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1176円は25日移動平均線1185.92円を約0.8%下回り、25日線を割り込み。直近1ヶ月で1.58%下落し、52週高値1356円からは約13%下。75日線1184.77円も下回っており、中期的な弱さが見える。出来高は少なめ。RSIは33.89と売られ過ぎ圏に接近しており、反発の可能性もある。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは18.3倍で業界平均の22.9倍を下回っており、やや割安感があります。PBRは1.45倍で平均の3.26倍を大きく下回り、資産価値に対して低評価です。しかし、ROEは7.2%と低く、収益性の面では平均を下回っています。配当利回りは3.7%と平均の2.53%を上回り、配当性向は72%と高い水準です。業績は横ばい傾向で、成長性に乏しいため、バリュエーションはほぼ妥当と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.3倍23.4倍
PBR1.45倍3.51倍
ROE7.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

規模は小さいが、専門情報サービスで安定した収益を上げている。強気派は、独自のデータベースが競争優位性を生み、景気変動にも強い安定的なビジネスモデルと評価する。弱気派は、市場規模の限界や成長性の乏しさを指摘し、売上高が30億円で横ばいであることに着目して、収益拡大の余地が限られると見る。

プラスに働く材料7
  • 独自の情報資産

    特定業界向けの専門DBは簡単に模倣できず、継続的な収益源。

  • 高収益率

    営業利益率18.75%と高く、少ない資源で高い利益を生む。

  • 安定経営

    売上高は30億円規模で安定推移し、業績の変動が小さい。

  • 営業利益率18.75%と高収益維持通年影響

    売上高32億円、営業利益6億円、営業利益率18.75%と収益性は高い

  • 売上高31億→32億円と安定推移通年影響

    売上高は31億円、32億円、32億円と安定し、基盤収入が固い

  • 配当利回り3.69%と魅力的継続影響

    株価1,179円で配当利回り3.69%、安定配当でインカム需要を取り込む

  • PBR1.45倍とROE7.2%で割安感継続影響

    PBR1.45倍と低位、下値リスクが限定的

マイナスに働く材料7
  • 市場規模

    対象とする特定業界が限られており、成長余地が小さい。

  • 成長鈍化

    売上高はここ数年横ばいで、増収の兆しが見えない。

  • 集中リスク

    特定業界への依存が高く、その業界の動向に業績が左右される。

  • 純利益5億→4億円と減益通年影響

    純利益は5億円から4億円へ減少、増益トレンドが途切れた

  • 売上高32億円と前期比横ばい通年影響

    売上高は32億円で前期と同水準、成長性が見込めない

  • 予想PERが非開示、先行き不透明不定影響

    予想PERは開示されておらず、市場は成長シナリオを描けない

  • 時価総額78億円と小型、流動性懸念継続影響

    時価総額78億円、外国持株比率0.32%と低く、売買が細る

次の決算で確かめる点
会員数
会員数の増減が情報サービス収益の先行指標。
解約率
情報サービスの継続利用度を示し、顧客満足度の指標。
売上高成長率
市場規模の限界を検証するため、成長性の有無を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり43.5で、前期から+1.2%いまの株価に対する利回りは3.70%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥43.5
1株あたり
配当利回り
3.70%
いまの株価に対して
配当性向
72.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年7月3856.3
2017年7月392.654.0
2018年7月402.649.4
2019年7月411.354.7
2020年7月411.261.5
2021年7月421.255.2
2022年7月421.252.9
2023年7月431.263.7
2024年7月431.262.2
2025年7月441.272.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥43.5

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ4,705人。区分でいちばん多いのは事業法人52.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が68.3%を占め、残る31.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年7月%2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
事業法人64.063.557.954.252.252.4
個人・その他19.619.824.927.130.630.9
金融機関16.216.215.815.916.016.0
証券会社0.20.30.61.10.60.5
外国法人0.10.20.91.70.60.3
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位12

順位株主持ち株比率 %
01ライオン株式会社15.63
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・株式会社インテック口)15.50
03ユニ・チャーム株式会社4.54
04ジョンソン株式会社4.54
05エステー株式会社4.54
06日本製紙クレシア株式会社4.54
07牛乳石鹸共進社株式会社4.54
08小林正彦2.81
09和田昌彦2.74
10小林製薬株式会社2.65
11ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社2.65
12クラシエ株式会社2.65

有価証券報告書の大株主の状況から、上位12者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4%、1株純資産は14期で+128%。直近期のROEは7.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年7月5837216.514.951.6
2013年7月6640917.014.351.2
2014年7月6143714.419.457.7
2015年7月6749014.425.155.3
2016年7月6855113.022.156.3
2017年7月7257612.831.054.0
2018年7月8167013.023.849.4
2019年7月7467311.023.954.7
2020年7月676679.920.961.5
2021年7月7572910.820.255.2
2022年7月7977810.515.452.9
2023年7月678068.419.363.7
2024年7月698188.519.262.2
2025年7月608507.220.972.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/7期の役員報酬は総額375百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
坂田政一代表取締役 社長 執行役員社長675,000
松本俊男代表取締役 副社長 執行役員副社長 事業推進管轄役員6711,700
川村渉取締役 執行役員 経営管理管轄役員632,900
竹森征之取締役56
北岡隆之取締役65
吉松徹郎取締役54
高野綾子取締役47
山本浩取締役 常勤監査等委員6511,700
岩成真一取締役 監査等委員69
鎌田竜彦取締役 監査等委員60
藤田裕67
疋田秀三取締役61

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41525713033985
取締役(社内)22022211
社外取締役7131142

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,448字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、流通機構全体の機能強化を図るため、流通業界を構成する各企業(製造者・配給者・販売者)が合理的に利用できる情報インフラストラクチャーの構築・運営を通じて業務効率化に貢献することを基本コンセプトとして事業を推進しております。 当社は顧客の多様なニーズに応えるため、各種の事業を展開しておりますが、大別すると、EDI事業とデータベース事業に分けることができます。 当社の事業の位置付けは、次のとおりであります。 ①EDI事業   資材サプライヤー・メーカー・卸売業間の商取引に必要なデータ交換を行うEDI(注1)サービスであります。参加企業は、業界で統一されたフォーマットと標準化されたコードを利用することで、複数の企業とEDIを容易に開始することができます。 「基幹EDI」「MITEOS」「Web発注」「販売レポートサービス」「資材EDI」等のサービスがあり、当社の中核事業であります。 (データ交換の概念図) (VAN(注2)の仕組み) 「基幹EDI」   日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品業界等の各メーカーと卸売業間の取引業務の効率化を支援するEDIサービスであります。受発注から決済までの20種類のデータを稼動しております。 「MITEOS」   基幹EDIを利用している卸売業と取引先メーカーとの双方向のデータ交換を支援するサービスであります。Webブラウザ上で受注処理と仕入情報の作成・送信ができます。 「Web発注」   プラネット参加メーカーと卸売業間のEDIを支援するサービスであります。インターネットを利用し、パソコンで簡単にEDIを行うことができます。 「販売レポートサービス」   卸売業からメーカーに送信された販売データをプラネットが代行受信し、集計・加工した定型帳票や条件抽出したデータをデイリーにバイヤーズネット上でご提供するサービスであります。 「資材EDI」   一般消費財メーカーと資材サプライヤー間の取引業務の効率化を支援するEDIサービスであります。受発注から決済までの15種類のデータを稼動しております。 (注) 1 EDI:複数の企業や団体等の間で、商取引のための各種情報(注文書や請求書等)を、お互いのコンピュータが通信回線(ネットワーク)を介してコンピュータ同士で交換することです。  2 VAN:付加価値通信網。電気通信事業者から借りた専用回線に通信処理装置を接続し、プロトコル(通信手順)の異なる異機種コンピュータ同士を結んで、付加価値を付けたサービスをするものです。 ②データベース事業   「取引先データベース」「商品データベース」等のサービスがあります。 「取引先データベース」はEDIサービスの納品先指定に用いられる「標準取引先コード」情報を提供するサービスで、小売店舗や卸売業の物流センター等全国約51万件の情報を検索し利用できます。 「商品データベース」は日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品等の商品情報を提供するサービスであります。メーカー・卸売業・小売業の商品マスタ登録や棚割・チラシ・POP等の作成業務を省力化します。 事業の系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)  TIS株式会社、株式会社インテック及びライオン株式会社はその他の関係会社であります。 また、株式会社True Data及び上海上港瀛東商貿有限公司は関連会社であります。
経営方針・対処すべき課題2,455字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、流通機構全体の機能強化を目指し、流通業界を構成する各企業(製造者・配給者・販売者)が合理的に利用できる情報インフラストラクチャーの構築・運営を通じて業務効率化を進め、ひいては国民生活の向上に貢献することを企業理念として事業を展開しております。 事業の展開にあたっては、以下を基本方針としております。 ① ユーザーに安心してご利用頂くために、   1. 安全なサービス 2. 中立的なサービス 3. 標準化されたサービス を継続的に提供します。 ② ユーザーに最適なサービスを提供するために、   1. 最新情報技術の研究 2. 情報・流通関連の標準の研究 3. 流通業界の構造変化の研究 について継続的に努力します。 ③ ユーザーの情報機密を守るために、   1. 情報セキュリティ管理体制の構築 2. 不正なアクセス、破壊工作からの防御 3. 要員のセキュリティ意識の徹底 について最大限の努力をします。 (2) 目標とする経営指標 当社は、売上高及び営業利益を成長の一つの指針として考えております。また、営業利益率、経常利益率等を意識した経営を進めてまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社の役割は、一言で言えば“インフォメーション・オーガナイザー”です。日々取引のある企業を複数対複数でつなぎ、相互のEDIを実現するというサービスで、できあがったネットワークはまさに業界インフラとして機能します。これにより業界全体のIT化が進み、より合理的な取引が展開されるわけですが、流通機構全体の機能強化を目指して次のとおりの施策を遂行しております。 ① 企業間取引における業務効率の追求 日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品、健康食品、介護用品、及びそれらに隣接する各業界において、取引企業数の拡大とデータ種別のオンライン比率の向上を目指します。 ② 企業間におけるコミュニケーションの活性化 流通の将来や一般消費財流通業界に共通する課題について検討する場を提供し、業界のコミュニティづくりと課題解決を支援してまいります。 ③ 流通における情報活用の推進 業界の取引データをビッグデータとして活用することで実現し得ると思われる「見える化サービス」の提供へ向けて、メーカー自社データ/市場データ活用の見える化推進、メーカー各社の収集データ活用の見える化推進、業界共同データ活用の見える化推進に努めてまいります。 ④ 社会に役立つ情報の収集と発信 インバウンド調査レポートの発刊及び消費者調査「Fromプラネット」等、メーカー・卸売業の各社が関心を持ちつつも自社では調査できないようなテーマについて調査研究を行い、成果を発表してまいります。 (4) 会社の対処すべき課題 我が国の経済の先行きにつきましては、インバウンド需要の拡大や、所得の増加による個人消費の持ち直しが期待される一方で、原材料や燃料費の高騰による物価上昇の継続に加え、米国の通商政策の動向による経済への影響が懸念されるなど、先行きについては不透明な状況が続くものと考えられます。 当社事業が中心的に関わる一般消費財流通業界においては、生活者の買い控えなど、購買行動が大きく変化しており、業界各社も収益改善に向けて、事業構造の変革やIT化・DX推進などの業務の合理化、効率化の推進がより進むことが見込まれます。 さらに、業界を取り巻く物流環境においては、人手不足やコスト高騰などに対応するために、DXによる効率化ニーズがさらに高まることが見込まれます。 このような環境の変化への的確な対応が求められるものと考えられ、当社は次のような事業展開を進めてまいります。 消費者の快適で豊かな暮らしに貢献すべく、一般消費財流通業界と協調・共創しデータ活用による流通の高度化を実現するための取り組みを進めてまいります。 (EDI事業の横展開と深堀り) 現状では日用品・化粧品業界を中心にEDIサービスを提供しておりますが、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品、さらには健康食品や園芸などの隣接する各業界に展開を進め、流通機構のより一層の機能強化を促進します。 また、当社がEDIサービスで取り扱っているデータ種は受発注から請求・支払まで全部で20種類存在しますが、既存ユーザーに対して各データ種の活用のメリットをより積極的に訴求して、利用拡大を図ってまいります。 (ロジスティクスEDIの推進) 一般消費財流通業界の持続可能な物流環境の実現に貢献すべく、入荷業務の効率化、物流車両の待機時間の削減、検品の簡素化、伝票レスの実現を目指すロジスティクスEDIの普及を図ってまいります。 (データベースサービスの拡充・利用促進) 取引先データベースについては全国の小売業店舗・卸売業拠点約51万件の情報を常にメンテナンスして、メーカーがEDIとともに利用するマーケティング情報として有効に活用できるよう利用価値を高め、営業活動等を通じて一層の利用拡大を図ってまいります。 商品データベースについては商品の企画情報・商品の画像情報等の一層の拡充に努めるとともに、登録推進・利用促進を図ってまいります。 (新規サービスの創出) 新規サービスの創出を、開発リソースの強化と事業化プロセスの高速化を進めることにより、推進してまいります。 新たに提供を開始する返品ワークフローシステム・サービスでは、メーカーと卸売業の間の返品に関する調整業務をWebサービス化することにより、業務負荷の軽減を実現するものであります。 当社のデータインフラとしての強みを生かしつつ、情報を活用することにより一般消費財流通の業務課題の解決を目指すサービスの開発を進めてまいります。
事業等のリスク1,016字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)システムダウンについて 当社サービスは、ネットワークとハードウエアの基盤の定期的な入れ替え及び運用の拠点分散等の安全化対策を講じていますが、大規模災害や障害事故により通信ネットワークが停止するとサービス提供ができなくなる可能性があります。その結果、当社サービスへの信頼性の重篤な低下が生じた場合は、当社の業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2)セキュリティ管理について 当社のサービスは必要なセキュリティ対策を施し、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格)を取得して社内の情報管理に努めていますが、万一情報の漏洩、改ざん、破壊、紛失、又は不正使用が発生した場合は、当社が損害賠償責任を負う可能性があり、今後の業務の継続に支障が生じる等、当社の業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (3)革新的技術や流通構造変化について 当社は最新通信技術等に関する研究を鋭意継続していますが、革新的なデータ通信技術や情報システム技術への対応が遅れる場合は、ユーザーへ最適なサービス提供ができなくなる可能性があります。また、流通構造変化により大手卸売業の合併が突然発生した場合は、月次利用料の減収により当社の業績に影響が及ぶ可能性があります。 (4)人材の確保と育成について 当社は、本年7月31日現在、取締役(監査等委員を除く)7名(うち非常勤4名)、取締役(監査等委員)3名(うち非常勤2名)、従業員46名、臨時従業員3名の規模の組織です。今後、人材の確保と育成が進まなかった場合は、適切な組織対応ができず、当社の効率的な業務遂行や事業の拡大に支障をきたす可能性があります。 (5)感染症拡大による影響について テレワークや時差勤務など業務に極力支障が生じない体制を構築しておりますが、新型コロナウイルス感染症のように、治療方法が確立されていない新型の感染症が急速に拡大した場合、当社の従業員に感染者が出る可能性を完全に排除することは困難であり、万一、社内での感染拡大が発生した場合は業務遂行に支障をきたす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,796字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における日本経済は、雇用や所得環境の改善を背景とした個人消費の持ち直しに支えられ、緩やかな景気回復が見られた一方で、米国の通商政策の動向による経済活動への影響や、地政学リスクの拡大などによる世界景気の下振れ、国内の物価高騰が継続するなど、依然として不透明な状況が続いております。 当社事業が中心的に関わる一般消費財流通業界においては、物価高による消費者の買い控えが見られました。他方で、外出機会の増加やインバウンド需要の回復を受け、化粧品、OTC医薬品に加え、日用品では特に衣料用洗剤の売れ行きが好調に推移しました。また、ペット関連商品の売れ行きは堅調に推移しました。 このような状況のもと、当社はEDI事業、データベース事業の2つの事業の展開・推進への取り組みを継続しました。 (a) 財政状態 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べて96,936千円増加し、6,653,282千円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べて112,720千円減少し、1,017,594千円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べて209,656千円増加し、5,635,688千円となりました。 (b) 経営成績 当事業年度の経営成績は、主に「販売レポートサービス」の売上増加があったものの、「基幹EDI」のデータ量の微減により、3,162,307千円(前期比0.3%減)となりました。売上原価は、減価償却費などの増加により、1,214,674千円(前期比5.4%増)、販売費及び一般管理費が1,383,589千円(前期比0.4%増)と増加した結果、営業利益は564,043千円(前期比12.2%減)、経常利益は592,602千円(前期比14.2%減)となり、当期純利益は400,784千円(前期比12.5%減)となりました。 プラネットの事業部門は、基幹系サービスである「EDI事業」と、情報系サービスである「データベース事業」から構成されております。 事業部門別の業績を示すと、次のとおりであります。 (EDI事業) 日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品(一般用医薬品)に加え、健康食品や園芸などの隣接した各業界に向けた「基幹EDI※1」サービスや「販売レポートサービス※2」の受注・利用の拡大に向けた営業活動に注力した結果、利用企業数、接続本数ともに増加しました。一方で、一部の利用企業に、経営資源の集中を目的とした商品アイテム数削減の動きや、物流効率化を目的とした商品の大容量化の動きなどがあったことにより、当社のデータ量は微減しました。 当社が持続可能な物流環境の実現を目指して力を入れている「ロジスティクスEDI※3」では、日用品・化粧品業界の大手企業を中心に出荷予定データ※4(ASNデータ)の活用が徐々に広がっており、利用企業数、接続本数ともに増加しました。 また、今秋にサービス提供開始予定の「返品ワークフローシステム・サービス※5」の開発を推進しました。 これらの結果、売上高は2,926,201千円(前期比0.4%減)となりました。 ※1 基幹EDI:メーカー・卸売業間の発注から請求・支払、販売実績管理までの20種の伝票をデータで交換すること ※2 販売レポートサービス:卸売業の販売実績をメーカーに通知する「販売データ」を集計・加工して提供するサービス ※3 ロジスティクスEDI:物流に関する各種データをメーカー・卸売業間で交換すること ※4 出荷予定データ:卸売業からの発注に基づき、メーカーの出荷予定情報や出荷確定情報を卸売業に通知するデータ ※5 返品ワークフローシステム・サービス:返品調整業務の効率化をWebで支援するサービス (データベース事業) 各データベースサービスの付加価値向上のための取り組みを継続しました。 小売業の店舗や、卸売業の支店・物流センターなどを示す「標準取引先コード」を蓄積した「取引先データベース」、流通業界のメーカーが登録した商品情報をインターネットから提供するサービス「商品データベース」ともにさらなる活用可能性に向けた調査を継続しました。 これらの結果、売上高は236,106千円(前期比0.5%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ228,161千円増加し、2,876,065千円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動により得た資金は、532,685千円(前期比92,802千円の減少)となりました。これは、主に、税引前当期純利益(595,596千円)及び減価償却費(274,915千円)の計上があった一方で、法人税等の支払額(165,577千円)があったことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動により使用した資金は、19,379千円(前期比248,350千円の減少)となりました。これは、投資有価証券の売却による収入(169,750千円)があった一方で、ソフトウエアの取得による支出(219,587千円)があったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動により使用した資金は、285,144千円(前期比39千円の増加)となりました。これは、配当金の支払額(285,118千円)があったことなどによるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況 (a) 生産実績及び受注実績 該当事項はありません。 (b) 販売実績 当事業年度の販売実績を示すと、次のとおりであります。 内 訳   当事業年度(自 2024年8月1日至 2025年7月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) EDI事業   2,926,201   99.6 データベース事業   236,106   100.5 合計   3,162,307   99.7 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 2財務諸表等(1)財務諸表 重要な会計方針」に記載のとおりであり、過去の実績や状況等に応じ合理的に考えられる要因に基づき見積り及び判断を行っております。 ②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 (資産の部) 当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べ96,936千円(1.5%)増加し、6,653,282千円となりました。 流動資産は、268,042千円(8.3%)増加し、3,487,572千円となりました。これは現金及び預金が増加したことなどによるものであります。 固定資産は、前事業年度末に比べ171,105千円(5.1%)減少し、3,165,709千円となりました。これは主に投資有価証券の一部を売却したことなどによるものであります。 (負債の部) 当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べ112,720千円(10.0%)減少し、1,017,594千円となりました。 流動負債は、72,007千円(12.4%)減少し、506,510千円となりました。これは主に未払金が減少したことなどによるものであります。 固定負債は、前事業年度末に比べて40,712千円(7.4%)減少し、511,084千円となりました。これは主に役員退職慰労引当金が減少したことなどによるものであります。 (純資産の部) 当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ209,656千円(3.9%)増加し、5,635,688千円となりました。これは利益剰余金などが増加したことなどによるものです。 (b) 経営成績の分析 (売上高) 当事業年度の売上高は、前事業年度に比べ10,243千円(0.3%)減少し、3,162,307千円となりました。これは、主にEDI事業のデータ量が微減したことなどによるものであります。詳細については、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要」に記載したとおりであります。 (売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益) 当事業年度の売上原価は、前事業年度に比べ61,835千円(5.4%)増加し、1,214,674千円となりました。また、販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ6,175千円(0.4%)増加し、1,383,589千円となりました。この結果、当事業年度の営業利益は、前事業年度に比べ78,254千円(12.2%)減少し、564,043千円となりました。 (営業外損益、経常利益、特別損益、税引前当期純利益) 営業外収益は、前事業年度に保険解約益を計上したことなどにより20,174千円(41.4%)減少し、28,559千円となりました。この結果、経常利益は前事業年度に比べ98,428千円(14.2%)減少し、592,602千円となりました。特別損益は投資有価証券の売却益があった一方、特別功労金が発生したことなどにより当期の税引前当期純利益は、前事業年度に比べ95,434千円(13.8%)減少し、595,596千円となりました。 (法人税等、当期純利益) 法人税等は、法人税、住民税及び事業税が前事業年度に比べ14,632千円(7.8%)減少し、法人税等調整額も前事業年度に比べ23,485千円減少したことにより、194,812千円となりました。以上の結果、当期純利益は400,784千円となり、前事業年度に比べ57,316千円(12.5%)減少となりました。 (c) 資本の財源及び資金の流動性の分析 (資金需要) 当社の資金需要は、運転資金として主にEDIをはじめとした各種サービスを安定して稼働するための運用費、人的リソースの確保、教育の費用等があります。設備投資資金としては主に各種サービスの改善のためのシステム開発投資があります。 (財務政策) 当社は、現在及び将来の事業活動のために適正な水準の流動性維持及び、効率的な資金の確保を最優先にしております。これに従い、営業活動のキャッシュ・フローの確保に努めると共に、自己資金を効率的に活用しております。 (d)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、安定的かつ継続的な企業価値の向上のため、売上高及び営業利益を成長の一つの指針として考えております。経営指標としては、売上高及び営業利益の前年比、営業利益率、純資産配当率(DOE)を重視しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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