概要
メンタルヘルステクノロジーズは、2011年創業の産業保健関連サービス企業である。主事業は「メンタルヘルスソリューション事業」と「メディカルワークシフト事業」の2本柱で、2025年12月期の連結売上高は64億円、従業員数は140名。産業医の役務提供とクラウドサービス「ELPIS」を組み合わせた「産業医クラウド」を中核に、医療機関向け人材派遣、医学会向け電子書籍、医師紹介なども手掛ける。2022年3月に東京証券取引所グロース市場に上場した。
産業医クラウドが主力のメンタルヘルスソリューション事業
同事業は連結売上高の47.4%を占める主力セグメントである。産業医や保健師による役務提供サービスと、クラウド型のメンタルヘルスケアサービス「ELPIS」をパッケージ化した「産業医クラウド」を提供する。ELPISはカウンセリング、マネジメント、リスククラウドの3サービスで構成され、月額課金制で収益を得る。顧客企業は50名以上の事業場に産業医選任が義務付けられており、法令対応ニーズを捉えて成長してきた。2025年12月期のセグメント売上高は30.5億円、セグメント利益は8.9億円である。
医療機関向け人材サービスで急成長するメディカルワークシフト事業
同事業は連結売上高の50.8%を占め、メンタルヘルスソリューション事業と並ぶ中核事業である。2024年2月に子会社化した株式会社タスクフォースが担い、主に大規模急性期病院向けに看護補助者や医療事務の人材派遣サービスを提供する。2024年4月の医師の時間外労働上限規制導入により、医療現場のタスクシフト需要が高まり、同事業の売上は2025年12月期に32.7億円に達した。セグメント利益は2.7億円で、人材確保のための投資が利益率に影響している。
3事業を支えるグループ体制とシナジー戦略
当社グループは、当社および子会社5社(Avenir、タスクフォース、ヘルスケアDX、明照会労働衛生コンサルタント、みらい産業医)で構成される。メンタルヘルスソリューション事業では、Avenir、明照会、みらい産業医が役務提供を担当し、当社がELPISの開発を行う。メディカルワークシフト事業はタスクフォース、その他事業(メディカルキャリア支援・デジタルマーケティング)は当社とAvenirが担う。グループ内では、医学会向けサービスで蓄積した医師ネットワークを活用したクロスセルや、地方の産業医候補情報を生かした営業連携など、シナジー創出を進めている。
業界の中での役割は企業の健康管理と医療機関の労働力確保を支援する専門サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| メディカル ワークシフト 事業 | 33億円 | 50.8% | 3億円 | 9.1% |
| メンタルヘルスソリューション事業 | 31億円 | 47.7% | 9億円 | 29.0% |
| その他 | 1億円 | 1.5% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01企業(労働安全衛生)主力
産業医や保健師によるサービスとクラウドサービスを組み合わせた「産業医クラウド」を企業向けに提供しています。法令で義務化された産業医選任やストレスチェックを、コストを抑えつつ質の高い形で実現することを支援しています。
- 役務提供サービス
- 産業医・保健師による健康診断・面談・職場巡視などのサービス。付随する事務手続の代行も含む。
- メンタルヘルスケアサービス「ELPIS」
- カウンセリング、動画コンテンツ、ストレスチェックの管理などのクラウドサービス。月額課金で提供。
02医療機関主力
大規模急性期病院を中心に、看護補助者などの医療人材派遣サービスを提供しています。医師の時間外労働規制に伴うタスクシフトの需要に対応し、看護師の負担軽減と医療の質向上に貢献しています。また、医療機関の運営をBPO(人事・総務・経理など)で支援しています。
- 看護補助者派遣
- 看護師のタスクシフトの受け皿となる人材を派遣し、患者ケア支援や環境整備などを行う。
- 医療機関BPO
- 医療機関の診察以外の業務(人事、総務、経理、マーケティング等)を代行支援する。
03医師・医療機関(人材紹介)副次
子会社Avenirが行う有料職業紹介事業であり、医療機関への医師紹介を行っています。常勤・非常勤医師の採用を支援し、入職時に紹介料を得る仕組みです。
- 医師紹介サービス
- 医療機関の求人に応じた医師を紹介する。常勤は入職時に、非常勤は勤務実績に応じて紹介料が発生。
04医学会・一般企業(Webマーケティング)副次
医学会向け電子書籍システムの保守運用や、Webサイト制作、デジタルマーケティング支援サービスを提供しています。医学会アプリの開発なども手がけており、他企業のWeb集客を支援しています。
- 医学会向けサービス
- 医学会専門電子書籍「KaLib」や「日医Lib」の保守運用、医学会向けアプリ・サイト構築。
- Webマーケティング支援
- Webサイト制作、保守代行、デジタル広告運用、コンサルティングなど。
製品と技術
産業医クラウド:役務とクラウドを統合したメンタルヘルスソリューション
「産業医クラウド」は、メンタルヘルスソリューション事業の中核製品である。産業医しか実施できない法定業務(面談指導、作業環境評価など)は嘱託産業医が担い、保健師やスタッフが代替可能な業務は自社グループで代行。さらにクラウドサービス「ELPIS」でカウンセリング、マネジメントコンテンツ配信、ストレスチェック・健康診断データ管理を提供する。これにより、企業は従来よりも低コストで従業員の健康管理体制を構築できる。料金は月額顧問料とELPISの利用数に応じた課金で、ストック型収益が特徴である。
ELPIS:3つのモジュールで構成されるクラウド型メンタルヘルスケア
ELPISは当社が開発したメンタルヘルスケアクラウドサービスで、カウンセリング、マネジメント、リスククラウドの3本柱からなる。カウンセリングサービスはメールやオンラインで従業員の相談を受け付ける。マネジメントサービスは、ヘルスリテラシー向上のための動画配信、WEBセミナー、eラーニングを提供する。リスククラウドサービスは、労働安全衛生法に基づく心理的負担検査ツールや定期健康診断データ管理をクラウド上で実現する。これらの機能により、産業医の役務提供だけではカバーしきれない予防・教育領域を補完し、従業員の健康管理を総合的に支援する。
医学会向け電子書籍「KaLib」とデジタルマーケティング支援
その他事業のデジタルマーケティング部門では、創業時からの製品である医学会向け電子書籍「KaLib」を提供する。杏林舍との提携により広告枠販売も行い、日本医師会の「日医Lib」のシステム保守も受託。さらに医学会向けアプリ開発やサイト構築も手掛ける。一般企業向けにはWebサイト制作、保守代行、運用型広告などのデジタルマーケティング支援を提供。これらのサービスで蓄積した医師データベースとWebマーケティングノウハウは、グループ全体のリード獲得に活用され、メンタルヘルス事業とのシナジーを生み出している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
メンタルヘルス領域で急成長、ニッチ市場で存在感
メンタルヘルステクノロジーズは、メンタルヘルスケアに特化したサービスを提供する。売上高は26億円から64億円と急拡大し、市場での存在感を高めている。同業のジンジブやイシンなどの人材派遣企業とは異なり、専門性の高い分野で差別化を図る。営業利益率は1.96%から9.38%へ大幅改善し、収益基盤が強化された。企業の従業員支援ニーズ増加に伴い、成長余地は大きいが、競合の参入も想定され、品質とブランド力の維持が重要となる。
強み
- メンタルヘルスに特化し、企業向けEAPや予防プログラムを提供。他社との差別化が明確。
- メンタルヘルス需要の高まりで、市場は拡大しており、同社の売上は倍増以上。
- 営業利益率が大幅に上昇し、マネジメント体制の強化が見られる。
- 大手企業を中心に導入実績を積み上げ、リピート率が高い。
課題
- ニッチ市場に後発参入が相次ぎ、価格や品質での戦いが予想される。
- 専門性の高い人材に依存しており、採用・育成が成長のボトルネックに。
- 個別対応が中心で、規模拡大に伴うサービス品質維持が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がメンタルヘルステクノロジーズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 415AGMO TECHホールディングス | 83億円 | 3.9倍 |
| 2 | 5871SOLIZE Holdings | 83億円 | 29.6倍 |
| 3 | 9160オンザページ | 82億円 | 11.7倍 |
| 4 | 8769アドバンテッジリスクマネジメント | 82億円 | 11.5倍 |
| 5 | 9704アゴーラ ホスピタリティー グループ | 82億円 | 8.2倍 |
| 6 | 9218メンタルヘルステクノロジーズ | 81億円 | 34.6倍 |
| 7 | 7368表示灯 | 81億円 | 10.0倍 |
| 8 | 4317レイ | 80億円 | 5.7倍 |
| 9 | 9558ジャパニアス | 80億円 | 11.6倍 |
| 10 | 6059ウチヤマホールディングス | 78億円 | 23.7倍 |
| 11 | 2391プラネット | 78億円 | 18.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
ITソリューション企業として創業し医学会向け電子書籍で基盤を築いた2011〜2014年
2011年3月、東京都千代田区に株式会社Miew(現メンタルヘルステクノロジーズ)を創業。当初はITソリューション事業(後のデジタルマーケティング事業)を主軸とし、同年7月には医学会向け電子書籍「KaLib」をリリースした。2013年には株式会社杏林舍と「KaLib」広告枠の販売代理店契約を締結し、医療業界との接点を深めた。2014年1月にはクリニック向けITサービスの共同展開を目的にキズケアネット株式会社の株式76.47%を取得し子会社化、社名をMiew System Service株式会社(現Avenir)に変更。この買収が後のメンタルヘルス事業への布石となる。
メンタルヘルス事業への本格参入と社名変更に至った2016〜2018年
2016年2月、メンタルヘルスソリューション事業の開始に伴い、子会社のMiew System Serviceを株式会社Avenirに社名変更。同年4月にはAvenirで医師のキャリア支援事業(メディカルキャリア支援)を開始し、5月には産業医紹介センターをリリースした。2017年1月にはAvenirの全株式を取得し完全子会社化。同年3月から医師向けマーケティングを開始し、事業の連携を強化した。2018年8月、株式会社Miewから現在の株式会社メンタルヘルステクノロジーズに社名変更。これにより、メンタルヘルス領域に特化した企業としてのアイデンティティを確立した。
上場と中期経営計画策定で成長軌道に乗った2022〜2023年
2022年3月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。同年4月の市場区分見直しによりグロース市場に移行した。上場後は積極的な投資を展開し、2022年9月には子会社ヘルスケアDXを設立、同年12月には明照会労働衛生コンサルタント事務所を完全子会社化。これにより産業医サービスの提供体制を拡充した。2024年12月期には中期経営計画「MHT100/20-25」を策定し、2027年12月期に連結売上高100億円、営業利益20〜25億円を目標に掲げた。売上高は2017年12月期の2億円から2023年12月期には26億円へと拡大している。
タスクフォース買収でメディカルワークシフト事業を獲得した2024年
2024年2月、株式会社タスクフォースの全株式を取得し完全子会社化。これにより、医療機関向け人材サービスであるメディカルワークシフト事業を開始した。タスクフォースは大規模急性期病院向け看護補助者派遣に強みを持ち、2025年12月期にはセグメント売上高32.7億円とグループ全体の50.8%を占めるまでに成長。同年12月にはみらい産業医事務所も子会社化し、産業医サービスのプレゼンスをさらに高めた。2025年にはケアサクラとの資本業務提携、従業員持株会設立、株主優待制度新設など、成長基盤の整備を進めている。
年表23件を開く
2010年代
- 2011年3月創業東京都千代田区にITソリューション事業(現 デジタルマーケティング事業)を行う株式会社Miew(現 株式会社メンタルヘルステクノロジーズ)を創業
- 2011年7月医学会向け電子書籍である「KaLib」リリース
- 2012年1月本社を東京都品川区に移転
- 2013年1月株式会社杏林舍と「KaLib」広告枠の販売代理店契約を締結
- 2014年1月M&Aクリニック向けITサービスの共同展開を目的として、株式譲受により、キズケアネット株式会社の株式を76.47%取得(子会社化)し、Miew System Service株式会社に社名変更(現株式会社Avenir)
- 2015年3月本社を東京都港区に移転
- 2016年2月商号変更メンタルヘルスソリューション事業の開始に伴い、Miew System Service株式会社を株式会社Avenirに社名変更
- 2016年4月株式会社Avenirにて、医師のキャリア支援(メディカルキャリア支援)事業を開始
- 2016年5月株式会社Avenirにて、産業医サービスとして産業医紹介センターをリリース
- 2017年1月M&A株式会社Avenirの全株式を取得し、100%子会社化(連結子会社)
- 2017年3月医師向けマーケティング開始
- 2018年8月商号変更株式会社Miewから株式会社メンタルヘルステクノロジーズに社名変更
2020年代
- 2021年1月ITソリューション事業をデジタルマーケティング事業へ改称
- 2021年2月企業の健康管理を担う業務に関するアウトソーシングサービスの提供開始
- 2022年3月上場東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行
- 2022年9月株式会社ヘルスケアDX(連結子会社)を設立
- 2022年12月M&A株式会社明照会労働衛生コンサルタント事務所の全株式を取得し、100%子会社化(連結子会社)
- 2024年2月M&A株式会社タスクフォースの全株式を取得し、100%子会社化(連結子会社)、同社の医療機関を対象とした人材サービスであるメディカルワークシフト事業を開始
- 2024年12月M&A株式会社みらい産業医事務所の全株式を取得し、100%子会社化(連結子会社)
- 2025年6月株式会社ケアサクラとの資本業務提携契約を締結
- 2025年7月創業メンタルヘルステクノロジーズ従業員持株会設立
- 2025年8月株主優待制度の新設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
エンタープライズ比率向上
従業員1,000名以上かつ月額20万円以上の取引がある企業群(エンタープライズ)の売上比率を高める。一件当たりの売上が大きく、月次経常収益の増加に貢献するため、重点的に開拓する。
- 02
エンタープライズ単価向上
エンタープライズ顧客に対し、産業医業務の形式運用から課題解決型運用へ移行するニーズに応え、カウンセリングや「ELPIS」サービスの追加提供により長期契約と売上単価の向上を図る。
- 03
ELPIS導入促進による利益向上
産業医の役務の一部をクラウドサービス「ELPIS」で代替し、価格競争を回避しつつセグメント利益を向上させる。新規契約は産業医提供から開始し、顧客にELPISを定着させる。
- 04
チャーンレート改善
多様なサービス提供とカスタマーサクセス機能強化により、月次解約率を改善し、継続的な成長を実現する。
- 05
医療機関向けBPaaS化
メディカルワークシフト事業において、業務改善提案力と長期安定派遣を強みに、大規模急性期病院でのシェアを拡大し、医療機関向けBPaaSを目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で140人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は666万円で、4期前と比べて+39.2%。平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は5.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 478 | 37.9 | 2.9 | 58 | — |
| 2022年12月 | 572 | 38.7 | 3.1 | 92 | — |
| 2023年12月 | 678 | 41.5 | 4.1 | 92 | — |
| 2024年12月 | 727 | 42.9 | 5.2 | 137 | 73 |
| 2025年12月 | 666 | 44.1 | 5.9 | 140 | 429 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社Avenir東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ヘルスケアDX東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社明照会 労働衛生コンサル タント事務所名古屋市千種区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社 タスクフォース大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社みらい 産業医事務所福岡市博多区 · 連結子会社議決権100.0%
- 調達313万円【関東地方整備局、本局】R8関東地方整備局健康管理医業務国土交通省 · 2026-04-01
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は64億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収増益で、売上が+25.5%、利益が+500.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 93億円 | 64億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 6億円 |
| 純利益 | 3億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥10 | ¥10 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は41億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+36.7%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2023年2Q | 6 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2023年3Q | 6 | 2 | 33.3 | 1 |
| 2023年4Q | 7 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 9 | −2 | −22.2 | −3 |
| 2024年2Q | 14 | 1 | 7.1 | 1 |
| 2024年4Q | 28 | 2 | 7.1 | 2 |
| 2025年2Q | 30 | 3 | 10.0 | 2 |
| 2025年4Q | 34 | 3 | 8.8 | 1 |
| 2026年2Q | 41 | 3 | 7.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2017年12月期からの9期で、売上は2億円から64億円へ32.0倍に増えた。直近期の営業利益率は9.4%。売上は7期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社Avenirの全株式を取得し、100%子会社化(連結子会社) | |||||
| 2017年12月 | 2 | — | −1 | — | −1 |
| 株式会社Miewから株式会社メンタルヘルステクノロジーズに社名変更 | |||||
| 2018年12月 | 1 | — | −1 | — | −1 |
| 2019年12月 | 6 | — | −2 | — | −2 |
| 2020年12月 | 9 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年12月 | 15 | — | 1 | — | 2 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場 | |||||
| 2022年12月 | 23 | — | 3 | — | 3 |
| 2023年12月 | 26 | — | 5 | — | 4 |
| 株式会社タスクフォースの全株式を取得し、100%子会社化(連結子会社)、同社の医療機関を対象とした人材サービスであるメディカルワークシフト事業を開始 | |||||
| 2024年12月 | 51 | 1 | 0 | 2.0 | 0 |
| メンタルヘルステクノロジーズ従業員持株会設立 | |||||
| 2025年12月 | 64 | 6 | 4 | 9.4 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高64億円のうち、営業利益として残るのは6億円で9.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.2%43億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.4%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.4%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2025年12月期は営業CFが6億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は15億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | −2 | 0 | 1 | −2 | 1 |
| 2020年12月 | −1 | 0 | 2 | −1 | 2 |
| 2021年12月 | 2 | 0 | 1 | 2 | 4 |
| 2022年12月 | 4 | −3 | 1 | 1 | 7 |
| 2023年12月 | 2 | −1 | 2 | 1 | 9 |
| 2024年12月 | 3 | −21 | 21 | −18 | 11 |
| 2025年12月 | 6 | −3 | 1 | 3 | 15 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年12月期の総資産は54億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は25.5%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | 3 | 2 | 1 | 72.7 |
| 2018年12月 | 4 | 3 | 1 | 70.9 |
| 2019年12月 | 2 | 0 | 2 | 20.5 |
| 2020年12月 | 4 | 0 | 4 | — |
| 2021年12月 | 7 | 2 | 5 | 37.3 |
| 2022年12月 | 13 | 7 | 6 | 50.5 |
| 2023年12月 | 17 | 11 | 6 | 64.3 |
| 2024年12月 | 46 | 13 | 34 | 23.6 |
| 2025年12月 | 54 | 16 | 38 | 25.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中55位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中490位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥776で、1年前と比べて-4.9%。過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 34.6倍 |
| PER (会社予想) | 28.4倍 |
| PBR | 5.32倍 |
| 配当利回り | 1.29% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は769円で、25日線(746.24円)を上回り、上昇基調が続く。8月17日には761円まで上昇し、その後も堅調に推移。52週高値888円に対しては13%低い水準。RSIは72.13と過熱気味だが、トレンドは強い。75日線(719.63円)を上回っており、中期のサポートも固い。出来高は増加傾向で、買い意欲が旺盛。直近の上昇は業績期待によるものと見られ、今後も上値追いの展開が期待される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)。
PERは31.88倍と業界平均の22.98倍を大きく上回り、PBRは5.27倍と平均の3.31倍を上回る。ROEは20.7%と高いが、配当利回りは1.3%と平均の2.31%を下回り、配当性向は23.9%と低い。直近の業績は2024/12期に純利益がほぼゼロに落ち込んだが、2025/12期には回復見込み。成長性への期待が株価に反映されているが、現在のバリュエーションは割高感が強い。収益変動リスクもあり、割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 34.6倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 28.4倍 | — |
| PBR | 5.32倍 | 3.51倍 |
| ROE | 20.7% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この銘柄の争点は、成長の持続性と収益性の改善である。2024年に売上高が51億円と前年から大幅に増加したが、営業利益率は1.96%と低く、純利益はほぼゼロに近い。2025年には売上高64億円、営業利益率9.38%と急改善が見込まれており、これが実現するかが焦点。強気派は、メンタルヘルス市場の拡大とデジタル化によるスケールメリットを強調する。弱気派は、競争激化による価格低下や、利益率の改善が一時的である可能性を懸念する。
- 市場成長
メンタルヘルス対策の法的義務化や企業の意識向上で市場が拡大している。
- 売上急増
2024年に売上高が前年比約2倍の51億円に増加し、成長性が顕著。
- 利益率改善
2025年予想の営業利益率9.38%は前年の1.96%から大幅に改善する見込み。
- 営業利益6億円と前期比6倍に拡大通年影響中
営業利益6億円、前期1億円から約6倍
- 売上高64億円と前期比25%増収通年影響中
売上高64億円、前期51億円から約25%増収
- 純利益3億円と黒字転換通年影響中
純利益3億円、前期0億円から黒字化
- ROE20.7%と高い資本効率継続影響弱
ROE20.7%と高収益構造
- 収益性の低さ
2024年の営業利益率は1.96%と低く、純利益はほぼゼロで、事業の持続性に疑問。
- 競争激化
参入障壁が低く、新規参入や価格競争により利益率が圧迫される恐れ。
- 予想の達成リスク
2025年の利益率改善予想は楽観的で、実際の業績が下振れする可能性。
- 純利益が0億円と業績の変動リスク不定影響中
2024/12期の純利益0億円、2025/12期3億円と変動
- 予想PER27.9倍と割高評価継続影響弱
予想PER27.9倍、実績PER31.55倍
- PBR5.22倍と資産価値から乖離継続影響弱
PBR5.22倍とBPS比で株価が高い
- 外国人保有率0.66%と国内需給が主体継続影響弱
外国人保有率0.66%と海外資金の流入が限定的
- 売上高成長率
- 売上の急成長が持続するか、市場シェア拡大の度合いを見る。
- 営業利益率
- 事業のスケールメリットが利益率改善につながるか確認する。
- 顧客数・契約数
- 法人顧客の獲得状況が将来の売上を左右するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり10円。いまの株価に対する利回りは1.29%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥10
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ11,903人。区分でいちばん多いのは個人・その他で77.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が21.2%を占め、残る78.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 49.1 | 62.2 | 65.7 | 59.5 | 77.0 |
| 事業法人 | 49.4 | 11.3 | 15.0 | 15.8 | 15.6 |
| 金融機関 | — | 6.2 | 12.5 | 11.5 | 5.6 |
| 証券会社 | — | 5.8 | 4.5 | 4.7 | 1.2 |
| 外国法人 | 1.5 | 14.4 | 2.2 | 8.5 | 0.5 |
| 外国人個人 | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 刀禰 真之介 | 35.47 |
| 02 | 第一生命保険株式会社 | 4.60 |
| 03 | 株式会社Orchestra Investment | 4.02 |
| 04 | 株式会社シグマクシス・ホールディングス | 3.72 |
| 05 | 吉岡 裕之 | 2.97 |
| 06 | 株式会社バリューHR | 1.93 |
| 07 | 株式会社杏林舎 | 1.44 |
| 08 | 山田 真弘 | 1.24 |
| 09 | 日本生命保険相互会社 | 0.97 |
| 10 | 株式会社ユビキタスAI | 0.96 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で+100%、1株純資産は6期で−99%。直近期のROEは20.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | −40,782 | 20,449 | — | — |
| 2018年12月 | −36,075 | — | — | — |
| 2019年12月 | −27 | — | — | — |
| 2020年12月 | −17 | — | — | — |
| 2021年12月 | 18 | 26 | 132.1 | — |
| 2022年12月 | 27 | 67 | 58.8 | 39.2 |
| 2023年12月 | 44 | 110 | 49.9 | 18.4 |
| 2024年12月 | −3 | 106 | — | — |
| 2025年12月 | 25 | 131 | 20.7 | 33.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額41百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 刀禰真之介 | 代表取締役社長 | 47 | 3,706,000 |
| 松本裕介 | 取締役 ビジネス・インキュベーション部 部長 | 50 | — |
| 小倉行雄 | 取締役 | 53 | — |
| 樋口晴将 | 取締役 コーポレート本部 部長 | 50 | — |
| 浅川秀治 | 取締役 | 65 | — |
| 小原毅也 | 取締役 | 54 | 60,000 |
| 中村幸雄 | 常勤監査役 | 66 | 70,000 |
| 高橋勝 | 監査役 | 73 | — |
| 吉田夢子 | 監査役 | 37 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 30 | 30 | 15 |
| 監査役 | 1 | 6 | 6 | 6 |
| 社外取締役 | 5 | 5 | 5 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,442字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,680字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,289字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)9,925字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第16期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-30
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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