概要
ジャパニアスは、1999年に神奈川県横浜市で設立された先端エンジニアリング事業を展開する企業である。IT・通信業界やものづくり業界の顧客に対し、エンジニアを常駐させるオンサイト型開発支援と受託開発を提供する。2025年11月期の売上高は121億円、営業利益は10億円。従業員数1805人。2022年9月に東京証券取引所グロース市場に上場した。
オンサイト型開発支援を中心としたエンジニアリングサービス
当社の主力は、エンジニアの約9割が顧客企業先に常駐して設計・開発プロジェクトに参画するオンサイト型開発支援である。契約形態は派遣契約が主であるが、請負や準委任にも対応し、顧客の要望に合わせた柔軟な体制を整えている。正社員として雇用することで安定した就業環境を提供し、高い稼働率を維持する。売上高の6割以上を上場企業および上場グループ企業が占め、取引年数5年以上の顧客が売上の約7割を占めるなど、継続的な取引関係を強みとする。
全国13拠点で展開する地域密着型の事業体制
全国主要都市に13の拠点を設置している。首都圏には5事業所(首都圏第一~第五)、関西には関西第一・第二事業所を置くほか、宇都宮、大宮、仙台、名古屋、福岡、札幌、広島に事業所を構える。拠点ごとに注力する事業領域を明確化し、地域のニーズに応じたサービスを提供する。例えば首都圏第二事業所はAI・クラウドを中心とした先端テクノロジー分野に特化し、その他の拠点ではソフトウェアや機械・電気など既存領域を中心に展開する。
成長を続ける売上と増加するエンジニア数
売上高は2018年11月期の52億円から2025年11月期の121億円へと約2.3倍に成長した。営業利益は2024年11月期の9億円から2025年11月期は10億円と堅調に推移。従業員数は1805人で、積極的な採用により増加している。一方で、IT人材不足が叫ばれる市場環境下で人材獲得競争は激化しており、エンジニアの確保と技術力向上が経営上の重要課題となっている。
AIやクラウドなど先端テクノロジー領域への進出
2020年よりAI、IoT、クラウドの先端テクノロジー領域に本格参入した。既存のソフトウェア、インフラ、機械・電気に加え、CRM、クラウド、その他(化学分析、バイオ実験、自然言語処理、画像処理)を新規領域として開拓している。2025年11月時点でエンジニアの保有資格は情報処理技術者試験516人、ベンダー認定資格769人に上り、AWSセレクトティアパートナーやISTQB Platinum Partnerなどパートナー認定も取得し、先端技術への対応力を強化している。
業界の中での役割は技術者派遣・開発受託サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01IT・通信業界主力
システム開発やインフラ構築、クラウド移行など、IT・通信分野のプロジェクトにエンジニアを常駐させて支援。派遣契約を主としつつ、請負・準委任にも対応し、顧客の要望に柔軟に応える。
- ソフトウェア開発支援
- Webシステムや業務系・金融系システムの開発を顧客先で支援する。
- インフラ構築・運用
- ネットワークやサーバーの設計・構築、運用保守、セキュリティ対応を提供する。
- クラウドサービス
- AWS、Azure、GCP環境の設計・構築やクラウド移行を支援する。
02ものづくり業界主力
自動車・車載機器、OA機器、デジタル機器の設計やCAE解析、EMC試験など、機械・電気分野の開発支援を提供。横浜開発センターではソフトからハードまでワンストップの受託開発も行う。
- 機械・電気設計支援
- 自動車や電子機器の設計、CAE解析、生産技術、EMC試験などを支援する。
- 受託開発
- ソフトウェアからハードウェアまで一貫した開発を請け負う。
製品と技術
オンサイト型開発支援:エンジニアの9割が顧客先に常駐
主力サービスであるオンサイト型開発支援は、エンジニアの約9割が顧客企業先に常駐し、設計・開発プロジェクトに参画する形態である。契約は主に派遣契約だが、請負や準委任にも対応し、顧客の要望に合わせて柔軟に選択できる。正社員雇用により安定した就業環境を提供し、高い稼働率を実現。同業他社と比較しても稼働率は高く、売上高の大半をこのサービスが占めている。
受託開発:横浜開発センターでのワンストップ開発
横浜開発センターでは、ソフトウェアからハードウェアまでを一貫して受託開発する体制を整えている。顧客が各工程を複数企業に委託する手間を省き、スピード感のある開発を可能とする。また首都圏第二事業所ではAI・クラウドに強いエンジニアが在籍し、先端テクノロジーを必要とする顧客のリソース不足を補う。これらの受託開発拠点は、新規領域のサービス提供能力を高める重要な役割を果たしている。
4分野の技術領域と先端テクノロジーへの拡大
事業領域はソフトウェア(Webシステム、金融系、公的機関)、インフラ(ネットワーク設計、サーバ構築、セキュリティ)、機械・電気(自動車車載、CAE解析、EMC試験)の既存領域と、CRM、クラウド(AWS/Azure/GCP環境構築・移行)、その他(化学分析、バイオ実験、自然言語処理、画像処理)の新規領域に分類される。2020年よりAI・IoT・クラウドに参入し、先端テクノロジー事業を拡大。エンジニアの資格保有数は情報処理技術者試験516人、ベンダー認定資格769人に上り、技術力の裏付けとしている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
人材派遣で堅調成長、営業利益率8%で安定的
ジャパニアスは人材派遣・紹介を主力とするサービス企業。売上高100億円超で年率10%前後の成長を示し、営業利益率8%と業界平均並み。同業のジンジブ(若年層特化)やイシン(IT特化)と比較し、汎用的な人材サービスを提供しており、差別化は限定的。特定業界に偏らず幅広い職種を扱うため安定性はあるが、競合も多く、価格競争に陥りやすい。将来の成長には、派遣単価向上や人材紹介比率の引き上げが必要。
強み
- 売上高が2桁成長を続け、事業拡大フェーズにある。
- 営業利益率8%前後を維持し、安定的な収益基盤を持つ。
- 幅広い業種に対応し、需要変動のリスクを分散。
- 自己資本比率が高く、財務基盤は安定している。
課題
- 人材業界は多数の競合が存在し、差別化が難しい。
- 派遣スタッフの賃金上昇が利益率を圧迫する可能性。
- 人手不足が緩和されれば、派遣需要が減速する懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がジャパニアス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8769アドバンテッジリスクマネジメント | 82億円 | 11.5倍 |
| 2 | 9704アゴーラ ホスピタリティー グループ | 82億円 | 8.2倍 |
| 3 | 9218メンタルヘルステクノロジーズ | 81億円 | 34.6倍 |
| 4 | 7368表示灯 | 81億円 | 10.0倍 |
| 5 | 9558ジャパニアス | 80億円 | 11.6倍 |
| 6 | 4317レイ | 80億円 | 5.7倍 |
| 7 | 6059ウチヤマホールディングス | 78億円 | 23.7倍 |
| 8 | 2391プラネット | 78億円 | 18.3倍 |
| 9 | 7096ステムセル研究所 | 78億円 | 49.0倍 |
| 10 | 9723京都ホテル | 77億円 | 8.8倍 |
| 11 | 7367セルム | 76億円 | 12.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
IT・通信業界向けオンサイト支援で創業した1999年
1999年12月、IT・通信業界およびものづくり業界へのオンサイト型開発支援を目的として、神奈川県横浜市神奈川区に資本金1000万円で設立された。設立当初からエンジニアを顧客先に常駐させるビジネスモデルを採用した。2001年に本社を横浜市西区に移転し、2005年には現在地である横浜ランドマークタワーへ移転。2007年1月には資本金を2000万円に増資し、事業基盤を固めた。
関西・九州へ拠点を広げた2007〜2016年
2007年8月、関西地区への事業拡大のため大阪営業所(現関西第一・第二事業所)を開設。2008年1月には横浜開発センターを受託開発拠点として開設し、自社での開発能力を強化した。2013年6月にプライバシーマークを取得し、同年8月にはエンジニア育成のためのテクノカレッジを開設。2015年7月に宇都宮営業所、2016年6月に福岡営業所を開設し、北関東と九州に進出した。
車載関連や東北・東海への展開を加速した2015〜2018年
2015年7月の宇都宮営業所開設に続き、2017年3月に大宮営業所を開設し、関東地区の車載関連業務を強化。2018年1月には仙台営業所と京都オフィスを開設し、東北・関西へのサービス提供体制を拡充した。同年2月には名古屋営業所を開設し、東海地区の車載関連業務に対応。同年9月には東京支社/新宿営業所(現首都圏第一~第三事業所)を開設し、首都圏での事業基盤を大幅に拡大した。
先端テクノロジー領域への参入と首都圏強化
2019年4月に神戸オフィスを開設し、関西エリアをさらに強化。2020年5月には品川開発センターを開設し、AI・IoT・クラウドなどの先端テクノロジー領域の事業拡大を図った。2022年4月には渋谷オフィスを開設し、首都圏でのプレゼンスを高めた。この間、2016年9月にはISMS認証(ISO27001)を取得し、情報セキュリティ管理体制を整備している。
東証グロース市場上場と研修施設の拡充
2022年9月、東京証券取引所グロース市場に上場。上場後も成長戦略を推進し、2023年7月にはエンジニア教育体制の拡充を目的として研修センター「J-college」を開設した。これまでのテクノカレッジやAiPcollegeを統合し、体系的な技術研修を実施する体制を整えた。2025年11月期には売上高121億円、営業利益10億円を達成し、上場後の成長を示した。
北海道・中国エリアへの進出とガバナンス改革
2025年3月に札幌事業所を開設し北海道エリアへ進出。2026年2月には広島事業所を開設し中国エリアでのサービス提供能力を向上させた。同年2月には監査等委員会設置会社へ移行し、取締役会の監督機能の強化と意思決定の迅速化を図った。これにより全国10エリア13拠点体制となり、エンジニアリングサービスの全国展開をさらに加速させている。
年表24件を開く
1990年代
- 1999年12月創業IT・通信業界及びものづくり業界へのオンサイト型開発支援を目的として神奈川県横浜市神奈川区に当社設立(資本金1,000万円)
2000年代
- 2001年4月神奈川県横浜市西区に本社を移転
- 2005年3月現在地に本社を移転
- 2007年1月資本金を2,000万円に増資
- 2007年8月関西地区への事業拡大を目的として、大阪営業所(現 関西第一・関西第二事業所)を開設
- 2008年1月受託開発業務の事業拡大を目的として、横浜開発センター(受託開発拠点)を開設
2010年代
- 2013年6月プライバシーマーク(※2)取得(第21000766 号)
- 2013年8月M&Aエンジニアのスキル育成を目的としてテクノカレッジ(現在はJ-collegeと統合)を開設
- 2015年7月北関東地区における車載関連業務の事業拡大を目的として、宇都宮営業所(現 宇都宮事業所)を開設
- 2016年6月九州地区への事業拡大を目的として、福岡営業所(現 福岡事業所)を開設
- 2016年9月ISMS(※3)認証取得(ISO27001 / IS653164)
- 2017年3月関東地区における車載関連業務の事業拡大を目的として、大宮営業所(現 大宮事業所)を開設
- 2018年1月M&A東北地区及び関西地区への事業拡大を目的として、仙台営業所(現 仙台事業所)、京都オフィス(現在は関西第一・第二事業所と統合)を開設
- 2018年2月東海地区における車載関連業務の事業拡大を目的として、名古屋営業所(現 名古屋事業所)を開設
- 2018年9月M&A関東地区におけるシステムインテグレーション及びネットワークインテグレーション業務の事業拡大を目的として、東京支社/新宿営業所(現 首都圏第一、首都圏第二、首都圏第三事業所)、AiPcollege(現在はJ-collegeと統合)を開設
- 2019年4月M&A関西地区への事業拡大を目的として、神戸オフィス(現在は関西第一・関西第二事業所と統合)を開設
2020年代
- 2020年5月M&A先端テクノロジー領域の事業拡大を目的として、品川開発センター(現在は横浜開発センターと統合)(受託開発拠点)を開設
- 2022年4月M&A関東地区における事業拡大を目的として、渋谷オフィス(現在は首都圏第二事業所と統合)を開設
- 2022年9月上場東京証券取引所グロース市場に上場
- 2023年7月エンジニアに対する教育体制を拡充することを目的として、研修センター「J-college」を開設
- 2025年3月北海道エリアにおけるサービス提供能力を向上させることを目的として、札幌事業所を開設
- 2025年4月関西エリアにおける営業活動および採用活動の強化・効率化を目的として、関西第一・関西第二事業所を大阪府大阪市北区に移転
- 2026年2月中国エリアにおけるサービス提供能力を向上させることを目的として、広島事業所を開設
- 2026年2月取締役会の監督機能の強化及び取締役会の意思決定の迅速化を図ることを目的として、監査等委員会設置会社へ移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/11期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
エンジニア増強によるオンサイト開発支援の拡大
オンサイト型開発支援を中心に、多様化・高度化する顧客ニーズに応えるため、エンジニア数の増加と技術力向上に注力。既存領域(ソフトウエア、インフラ、機械・電気)に加え、新規領域(CRM、クラウドなど)でも専門人材の採用・育成によりサービス提供力を強化する。
- 02
新規領域への事業拡大
CRM(Salesforce)やクラウド(AWS、Azure、GCP)などの新規領域に進出し、専門知識を持つ人材の採用や既存エンジニアの技術転換・資格取得を通じて、高度なサービスを提供し新規市場での取引拡大を図る。
- 03
DX推進による管理部門の生産性最大化
データ可視化、事務作業の自動化、契約・申請の電子化などのDXを推進し、在宅勤務の推奨と合わせて管理部門の生産性向上と社員の働きやすい環境を実現する。
- 04
持続的成長のためのサステナビリティ経営
SDGsに関連付けた環境負荷低減(ペーパーレス、リモートワークでCO2削減)、社会貢献(ICT教育支援、AI技術普及)、ガバナンス強化(コンプライアンス徹底、情報開示)に取り組み、社会とともに持続的に成長する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で1,805人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は426万円で、3期前と比べて−2.1%。平均年齢は35.3歳、平均勤続年数は3.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年11月 | 435 | 33.0 | 3.4 | 1,314 | — |
| 2023年11月 | 423 | 33.2 | 3.4 | 1,572 | — |
| 2024年11月 | 413 | 33.6 | 3.5 | 1,704 | 53 |
| 2025年11月 | 426 | 35.3 | 3.8 | 1,805 | 55 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年11月期の売上高は121億円、営業利益は10億円。前期と比べると増収増益で、売上が+8.0%、利益が+11.1%。
会社が出している今期の予想2026年11月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 132億円 | 121億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 10億円 |
| 純利益 | 8億円 | 8億円 |
| 1株あたり配当 | ¥101 | ¥101 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は65億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.1%、営業利益は−33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 23 | 2 | 8.7 | 1 |
| 2023年2Q | 24 | 2 | 8.3 | 2 |
| 2023年3Q | 26 | 2 | 7.7 | 1 |
| 2023年4Q | 26 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 27 | 1 | 3.7 | 1 |
| 2024年2Q | 28 | 2 | 7.1 | 1 |
| 2024年4Q | 57 | 6 | 10.5 | 5 |
| 2025年2Q | 58 | 3 | 5.2 | 3 |
| 2025年4Q | 63 | 7 | 11.1 | 5 |
| 2026年2Q | 65 | 2 | 3.1 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年11月期からの8期で、売上は52億円から121億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は8.3%。売上は7期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東北地区及び関西地区への事業拡大を目的として、仙台営業所(現 仙台事業所)、京都オフィス(現在は関西第一・第二事業所と統合)を開設 | |||||
| 2018年11月 | 52 | — | 5 | — | 4 |
| 関西地区への事業拡大を目的として、神戸オフィス(現在は関西第一・関西第二事業所と統合)を開設 | |||||
| 2019年11月 | 61 | — | 3 | — | 2 |
| 先端テクノロジー領域の事業拡大を目的として、品川開発センター(現在は横浜開発センターと統合)(受託開発拠点)を開設 | |||||
| 2020年11月 | 67 | — | 3 | — | 2 |
| 2021年11月 | 72 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所グロース市場に上場 | |||||
| 2022年11月 | 83 | — | 6 | — | 4 |
| エンジニアに対する教育体制を拡充することを目的として、研修センター「J-college」を開設 | |||||
| 2023年11月 | 99 | — | 9 | — | 6 |
| 2024年11月 | 112 | 9 | 10 | 8.0 | 7 |
| 北海道エリアにおけるサービス提供能力を向上させることを目的として、札幌事業所を開設 | |||||
| 2025年11月 | 121 | 10 | 11 | 8.3 | 8 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年11月期
売上高121億円のうち、営業利益として残るのは10億円で8.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の6.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.0%92億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.7%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.3%10億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年11月期は営業CFが8億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは8億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は37億円で、売上の3.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年11月 | 4 | 0 | −1 | 4 | 19 |
| 2021年11月 | 1 | 0 | −3 | 1 | 17 |
| 2022年11月 | 6 | 0 | 0 | 6 | 24 |
| 2023年11月 | 6 | 0 | −2 | 6 | 27 |
| 2024年11月 | 9 | 0 | −6 | 9 | 30 |
| 2025年11月 | 8 | 0 | −1 | 8 | 37 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年11月期の総資産は58億円。このうち返さなくてよい自己資本が34億円で、自己資本比率は58.4%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年11月 | 26 | 17 | 9 | 63.8 |
| 2019年11月 | 30 | 18 | 12 | 61.4 |
| 2020年11月 | 32 | 19 | 13 | 59.8 |
| 2021年11月 | 32 | 20 | 12 | 61.9 |
| 2022年11月 | 39 | 24 | 15 | 62.1 |
| 2023年11月 | 46 | 29 | 17 | 62.3 |
| 2024年11月 | 49 | 30 | 20 | 60.5 |
| 2025年11月 | 58 | 34 | 24 | 58.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中54位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中248位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,990で、1年前と比べて-8.9%。過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.6倍 |
| PER (会社予想) | 10.0倍 |
| PBR | 2.34倍 |
| 配当利回り | 5.08% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1916円(7/24)で前日比0.2%下落、1ヶ月では横ばい。25日線(1926円)を下回り、75日線(2007円)・200日線(2108円)も下回る。52週高値2499円からは23%下落、低値1860円からは3%上と、低値圏。週足では下降トレンド継続。出来高は5000株と低調で、反転の兆しは見えない。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERは実績11.2倍、予想9.7倍と業界平均22.3倍を大きく下回る。PBRも2.25倍と業界平均3.09倍を下回る一方、ROEは24%と高水準で収益性は良好。配当利回り5.27%は業界平均2.77%を上回るが、配当性向51.3%と高めで今後の増配余地は限定的。業績は増収増益基調だが、割安感は配当の伸び悩みリスクとの両面を持つ。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.6倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 10.0倍 | — |
| PBR | 2.34倍 | 3.51倍 |
| ROE | 24.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
建設業界の人手不足を追い風に堅調な成長を続ける。強気派は高いROE(24%)、増収増益トレンド、PER11倍の割安感を評価。弱気派は競合が多い中でのシェア拡大の持続性に疑問。また、配当利回り5.27%は魅力的だが、業績変動リスクや人材確保の難しさが懸念。
- 高ROE・高成長
ROE24%、増収増益が続き資本効率良好。
- 人手不足追い風
建設業の人手不足でアウトソーシング需要増。
- 割安な株価水準
PER11倍、配当利回り5.27%と割安感。
- 営業利益がFY25/11に10億円に拡大2025年11月期影響中
営業利益9→10億円、増収効果で収益力向上。
- 予想PER9.7倍と割安水準FY26見通し影響中
今期予想PER9.7倍は同業比低く、バリュエーション妙味。
- ROE24%の高収益体質継続影響中
自己資本利益率24%と高く、株主還元余力大。
- 配当利回り5.27%がインカム魅力継続影響弱
高配当利回りが下支え、安定配当継続期待。
- 競争激化リスク
同業他社も多く、価格競争が激しい。
- 人材確保が課題
業界全体の人手不足で採用コスト上昇リスク。
- 景気敏感な事業
建設投資減少時は需要が落ち込む可能性。
- 売上高成長率が鈍化傾向FY24→FY26影響中
売上高成長率13%→8%へ鈍化、市場成熟の兆し。
- 小規模時価総額77億円で流動性低通年影響弱
時価総額77億円と小型、大口売買で株価変動大。
- 営業利益率が8%台と低め継続影響弱
営業利益率8%はサービス業平均並み、成長余地限定的。
- 年初来株価が6%下落、ネガティブ材料継続影響弱
株価は1年で6%下落、市場の成長期待低い可能性。
- 売上高成長率
- 人手不足追い風が継続しているか確認。
- 営業利益率
- 収益性維持とコスト管理の指標。
- 従業員数
- 人員増加が売上成長に結びついているか。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり101円で、前期から+4.2%。いまの株価に対する利回りは5.08%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2023年11月 | 77 | — | 49.5 |
| 2024年11月 | 95 | 23.4 | 52.3 |
| 2025年11月 | 99 | 4.2 | 51.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥101
株主
有価証券報告書より
2025年11月期末の株主数は延べ2,478人。区分でいちばん多いのは個人・その他で48.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.0%を占め、残る58.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年11月% | 2023年11月% | 2024年11月% | 2025年11月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 41.7 | 39.3 | 48.0 | 48.5 |
| 事業法人 | 40.2 | 40.5 | 41.1 | 41.1 |
| 外国法人 | 9.9 | 15.3 | 8.1 | 8.0 |
| 証券会社 | 4.5 | 3.7 | 2.5 | 1.4 |
| 自己株式 | 1.0 | 0.4 | 1.2 | 1.2 |
| 金融機関 | 3.5 | 1.1 | 0.2 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ウェストリバー | 39.87 |
| 02 | 西川三郎 | 15.47 |
| 03 | PERSHING SECURITIES LTD CLIENT SAFE CUSTODY ASSET ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 3.82 |
| 04 | 松島亮太 | 2.98 |
| 05 | 西川明宏 | 2.59 |
| 06 | 西川優 | 2.59 |
| 07 | 西川香代子 | 2.49 |
| 08 | INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 0.82 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.77 |
| 10 | 丸山憲一 | 0.75 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で−100%、1株純資産は8期で−100%。直近期のROEは24.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年11月 | 92,670 | 413,894 | 22.4 | — | 2.6 |
| 2019年11月 | 61,643 | 455,395 | 13.5 | — | 50.7 |
| 2020年11月 | 59 | 483 | 12.2 | — | 55.2 |
| 2021年11月 | 70 | 520 | 14.1 | — | 52.6 |
| 2022年11月 | 116 | 618 | 20.1 | 17.4 | 47.3 |
| 2023年11月 | 156 | 717 | 23.2 | 17.4 | 49.5 |
| 2024年11月 | 182 | 757 | 24.7 | 11.9 | 52.3 |
| 2025年11月 | 193 | 853 | 24.0 | 11.8 | 51.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/11期の役員報酬は総額119百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 西川三郎 | 代表取締役会長兼社長 | 78 | 2,220,700 |
| 松島亮太 | 専務取締役 事業本部長 | 49 | 119,500 |
| 西川明宏 | 常務取締役 管理本部長 | 46 | 104,000 |
| 村上信一 | 取締役 人材開発本部長 | 45 | 1,500 |
| 大澤英俊 | 取締役 | 73 | — |
| 作野周平 | 取締役(監査等委員) | 72 | — |
| 長清達矢 | 取締役(監査等委員) | 69 | — |
| 齊藤道子 | 取締役(監査等委員) | 49 | — |
役員報酬の内訳2025/11期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 100 | 100 | 25 |
| 社外取締役 | 4 | 13 | 13 | 3 |
| 監査役 | 1 | 6 | 6 | 6 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/11期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,148字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,840字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,221字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,729字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/12/01-2026/11/30)2026-07-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/12/01-2025/11/30)2026-02-25
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/12/01-2025/11/30)2025-07-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2023/12/01-2024/11/30)2025-02-25
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-09
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/12/01-2023/11/30)2024-02-27
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-12
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-11
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2021/12/01-2022/11/30)2023-02-27
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年11月期第2四半期決算説明会資料2026-07-06
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