本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ウチヤマホールディングス

UCHIYAMA HOLDINGS Co.,Ltd.6059 · Standard · サービス業

北九州を中心に介護事業を主力とし、カラオケ・飲食・不動産を併せ持つ。入居一時金不要の介護施設で差別化を図る。

概要

福岡県北九州市に本社を置く持株会社。介護事業とカラオケ事業を二本柱とし、飲食・不動産・外国人材支援なども手がける。2012年にJASDAQに上場(現東証スタンダード)。連結売上高約291億円(2026年3月期)、従業員数2,331名。主要子会社である株式会社さわやか倶楽部が介護施設とカラオケ店を運営する。

介護・カラオケの二軸に加え飲食・不動産・人材支援の五セグメント

当社グループは、持株会社であるウチヤマホールディングスのもと、連結子会社の株式会社さわやか倶楽部、PT. Sawayaka Fujindo Indonesiaが事業を展開する。報告セグメントは介護事業、カラオケ事業、飲食事業、不動産事業、その他の5つ。2026年3月期のセグメント別売上高は、介護事業244億5,783万円(構成比約82.7%)、カラオケ事業41億1,095万円(同13.9%)、飲食事業5億8,125万円(同2.0%)、不動産事業3億2,552万円(同1.1%)、その他1億218万円(同0.3%)となる。介護事業が売上の8割超を占め、カラオケ事業がそれに次ぐ。

全国116拠点・195事業所に広がる介護ネットワーク

介護事業は福岡県北九州市を発祥とし、全国22都道府県に116拠点、195事業所を展開する。事業所の内訳は、介護付ホーム72、住宅型有料老人ホーム12、グループホーム14、ショートステイ34、デイサービスセンター17、小規模多機能型居宅介護1、サービス付き高齢者向け住宅1、訪問看護ステーション2、ヘルパーステーション9、ケアプランセンター5、障がい児通所支援事業28(生活介護2含む)である。最大の拠点は福岡県の45拠点・94事業所で、埼玉県8、愛知県7、千葉県6、栃木県6などが続く。介護付ホームを中核に据え、入居一時金を原則受領しない料金形態を採用することで、入居ハードルを下げ施設稼働率の向上を図っている。

カラオケ「コロッケ倶楽部」と飲食の多業態展開

カラオケ事業は「コロッケ倶楽部」の屋号で64店舗を運営する。1店舗あたり約30室の規模で、年中無休、一部24時間営業を実施。飲食物の持ち込み可や有名店とのコラボキャンペーンにより客層拡大を進める一方、不採算店の退店も進め、前年から3店舗減の64店舗とした。出店地域は九州各県を中心に、山口県8、東京都1、神奈川県1、茨城県2など全国に広がる。飲食事業は居酒屋「かんてきや」「再生酒場」「フジヤマ桜」等の9店舗を九州で運営する。2026年3月期の飲食事業売上高は5.8億円、セグメント損失0.04億円とやや苦戦している。

持株会社体制で子会社を統括、海外にも展開

当社は2006年10月、株式会社さわやか倶楽部と株式会社ボナーの共同持株会社として設立された。現在は持株会社としてグループ全体の戦略立案と経営管理を行い、主要子会社のさわやか倶楽部が介護・カラオケ・飲食・不動産事業を担う。また、インドネシアに子会社PT. Sawayaka Fujindo Indonesiaを設立し、職業訓練校(日本語教育)を運営する。同国は外国人材の受け入れ・支援事業の拠点として位置づけられている。グループ全体の連結従業員数は2,331名で、介護事業が大多数を占める。

業界の中での役割は介護保険サービス事業者(入居型施設を中心に多様な介護サービスを提供)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
296億円
営業利益
6億円
営業利益率
2.0%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01介護・高齢者福祉主力

福岡県北九州市を中心に、介護保険法に基づく各種介護サービスを提供。有料老人ホーム(介護付ホーム、住宅型)を中心に、グループホーム、ショートステイ、デイサービス、訪問介護、ケアプラン作成などを併設展開。入居一時金を取らない料金形態を採用し、施設稼働率向上と差別化を図る。

入居一時金を受領しない料金形態で差別化

主な製品・サービス8
介護付ホーム
特定施設入居者生活介護の指定を受けた有料老人ホーム。入浴・排泄・食事などの介護サービスを提供。
住宅型有料老人ホーム
特定施設入居者生活介護の指定を受けない有料老人ホーム。食事や生活支援を提供し、介護は外部サービスを利用。
グループホーム
認知症高齢者を対象に、小規模なユニットで家庭的な環境の下、介護サービスを提供。
ショートステイ
短期間の入所で、入浴・食事などの介護サービスを提供する短期入所生活介護。
ヘルパーステーション
ホームヘルパーを派遣し、入浴・排泄などの身体介護や生活援助を提供。
デイサービスセンター
日帰りで通所し、機能訓練や食事、入浴などのサービスを提供する通所介護。
小規模多機能型居宅介護
通い、訪問、泊まりを組み合わせ、24時間体制で在宅生活を支援するサービス。
サービス付き高齢者向け住宅
高齢者住まい法に基づく登録住宅で、安否確認や生活相談サービスを提供。

02カラオケ・アミューズメント準主力

「コロッケ倶楽部」の屋号でカラオケボックスを福岡県中心に展開。30室程度の店舗を基本とし、24時間営業やランチセット、飲み放題コースなどで差別化を図る。

03飲食・外食副次

九州各県で居酒屋を中心に展開。「かんてきや」「再生酒場」「フジヤマ桜」など複数業態で幅広い顧客層を取り込む。

04不動産副次

賃貸マンションの賃貸・管理、不動産の売買・仲介を行う。介護施設を収益不動産として取得する取り組みも。

05その他(人材・教育)その他

特定技能外国人材の支援業務、有料職業紹介事業、学習塾事業、インドネシアでの職業訓練校運営などを行う。

製品と技術

介護付ホーム:特定施設入居者生活介護の中核

当社グループの介護事業の主力は、介護保険法に基づく「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた「介護付ホーム」である。72事業所(2026年3月期現在)を全国に展開し、要介護者・要支援者を対象に、入浴・排泄・食事の介助、日常生活支援、機能訓練などを提供する。施設スタッフが常駐し、個別のケア計画に基づいてサービスを実施。入居一時金を原則受領しない料金体系を採用しており、これにより入居者の経済的負担を軽減し、稼働率の早期向上を実現している。また、一部の介護付ホームはサービス付き高齢者向け住宅の登録も受けており、より幅広いニーズに対応する。

グループホームとデイサービス:認知症ケアと通所支援

認知症高齢者を対象とするグループホームは14事業所を運営する。5~9人を1ユニットとする小規模な生活単位で、家庭的な雰囲気の中で入浴・排泄・食事等の介護サービスを提供する。また、デイサービスセンターは17事業所あり、日帰り通所で機能訓練・食事・入浴・健康チェック等を行う。障がい児通所支援事業(放課後等デイサービス)は28事業所で、6歳から18歳までの障がいのある子供たちに、学校帰りや休日・長期休暇中の訓練・支援の場を提供する。これらにより、在宅での生活を支えるとともに、家族の負担軽減にも寄与する。

「コロッケ倶楽部」のカラオケ事業:多機能型店舗運営

カラオケ事業は「コロッケ倶楽部」のブランドで64店舗を展開する。1店舗あたり約30室のボックスを設置し、年中無休・一部24時間営業を基本とする。競合他社との差別化として、飲食物の持ち込みを自由化し、ランチとカラオケのセット、夜間の飲み放題コースなど多彩なメニューを提供。有名飲食店とのコラボキャンペーンも実施し、客層の拡大を図っている。店舗は九州各県を中心に、山口県8店舗、首都圏や東海地方にも点在。不採算店の整理を進めつつ、既存店の収益性改善に注力している。

飲食事業の多業態:居酒屋から低価格業態まで

飲食事業では9店舗を運営し、複数の業態で異なる客層を取り込む。メインの「かんてきや」はサラリーマン層向けの居酒屋。低価格居酒屋の「再生酒場」「フジヤマ桜」のほか、「ハイボールバー銀天街1923」なども展開する。既存店の業態変更によるリニューアルを行い、顧客の飽き防止と集客向上に取り組む。2026年3月期の売上高は5.8億円と減少傾向にあるが、固定費削減や不採算店の退店を進め、収益改善を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 介護・高齢者福祉入居一時金を受領しない料金形態で差別化

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

人材派遣特化で国内中位、営業利益率低く改善途上

同社はサービス業に属し、人材派遣・業務請負を主力とする。提供データでは売上高約290億円規模で、ライバルのジンジブやイシンと比較して売上規模は中位に位置する。ただ、2025/3期の営業利益率は0.69%と低く、2026/3期に2.03%まで改善見込みだが、依然として業界内では収益性が低い。同業他社のJSHやダイブグループもサービス業であり、派遣・請負市場での競争が激しい中、価格競争に晒されやすい構造だ。内需依存度が高く、国内景気や雇用環境の影響を受けやすい。売上高は緩やかな成長で、収益改善が今後の焦点となる。

強み

  • 売上高約290億円で、同業他社と比較して安定した事業基盤を有する。
  • 2024/3期から2026/3期にかけて売上高が288億円から296億円へ緩やかに増加。
  • 営業利益率が0.69%から2.03%へ向上見込みで、収益構造の改善が進む。
  • 人材派遣・請負に特化し、専門性を活かした事業展開が可能。

課題

  • 営業利益率が2%前後と低く、業界平均と比べると収益力に課題がある。
  • 同業他社との競争が激しく、派遣単価の低下リスクがある。
  • 国内経済の影響を受けやすく、海外展開などの多角化が進んでいない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がウチヤマホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19704アゴーラ ホスピタリティー グループ82億円8.2倍
29218メンタルヘルステクノロジーズ81億円34.6倍
37368表示灯81億円10.0倍
44317レイ80億円5.7倍
59558ジャパニアス80億円11.6倍
66059ウチヤマホールディングス78億円23.7倍
72391プラネット78億円18.3倍
87096ステムセル研究所78億円49.0倍
99723京都ホテル77億円8.8倍
107367セルム76億円12.4倍
119720ホテル、ニューグランド76億円20.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

持株会社設立と事業子会社の再編(2006年~2007年)

2006年10月、福岡県北九州市小倉北区に株式会社ウチヤマホールディングスを設立した。これは株式移転により、それまで別々に運営されていた介護事業の株式会社さわやか倶楽部とカラオケ事業の株式会社ボナーを同一傘下に収めるための措置であった。資本金2億8,500万円でスタート。設立から半年後の2007年4月には、ボナーが三重県朝日町にカラオケ1号店「コロッケ倶楽部三重あさひ店」を開店、同年7月にはさわやか倶楽部が秋田県仙北市に福岡県外初の介護付ホーム「さわやか桜館」を開所した。創業直後から全国展開の布石を打つ動きが見られる。

全国展開の加速と多角化(2007年~2011年)

2007年以降、カラオケ事業と介護事業の両輪で急速なエリア拡大を進めた。カラオケは滋賀(2008年)、広島(2009年)、東京(2010年)、兵庫・茨城(2012年)など、西日本から首都圏へ店舗網を広げた。介護事業も、大分(2008年)、京都(2010年)、北海道(2010年)、新潟(2011年)と、九州を飛び出して全国各地に介護付ホームや住宅型有料老人ホームを開設。2009年には大阪府枚方市に子会社「さわやか天の川」を設立し、関西エリアの拠点とした。2010年には初のホテル併設型施設「さわやかハートピア明礬」を開設するなど、事業形態の多様化も進めた。

JASDAQ上場と子会社統合(2012年)

2012年4月、当社は大阪証券取引所JASDAQ市場(現東京証券取引所スタンダード)に株式を上場した。上場により資金調達力と知名度を高め、その後も介護施設の開設を積極化。同年6月には三重県鳥羽市、8月には千葉県千葉市と栃木県宇都宮市、11月には愛媛県新居浜市と、全国各地に介護付ホームを続々と開所した。同年12月には、子会社の株式会社さわやか天の川を株式会社さわやか倶楽部が吸収合併し、グループの事業運営を一元化。これによりさわやか倶楽部が介護・カラオケ・飲食・不動産の全事業を担う体制となった。

コロナ禍で赤字転落、その後回復基調(2020年~2026年)

2020年3月期の売上高は303億円に達したが、コロナ禍の影響で2021年3月期は売上高238億円、純損失22億円と大きく落ち込んだ。カラオケ事業の休業や介護施設の入居率低下が響いた。その後、カラオケでは飲食物持ち込み可やコラボ施策、介護では入居率回復により業績は改善。2024年3月期には売上高288億円、純利益2億円と黒字復帰。2025年3月期は売上高291億円、純利益21億円と急回復した。2026年3月期は売上高296億円、営業利益6億円の予想。不採算カラオケ店の退店や固定費削減を進めるとともに、外国人材支援や学習塾など新規事業にも着手した。

外国人材支援と学習塾、新たな収益の柱へ(2022年~)

2022年8月、特定技能外国人材の支援業務を受託できる登録支援機関として登録。同年12月には有料職業紹介事業の許可を取得し、外国人材の紹介・支援業務を本格化した。グループ内での外国人材活用も内製化しコスト削減を図る。また、新たに学習塾事業を開始し、子どもたちの成長を支える事業領域を拡大。インドネシアには職業訓練校(日本語教育)を設立しており、人材育成から送り出しまで一貫した体制を構築中である。これらの事業はまだ売上高は小さいものの、セグメント利益は7,368万円と順調に成長している。

年表21件を開く

2000年代

  • 2006年10月創業福岡県北九州市小倉北区に株式移転により、株式会社さわやか倶楽部、株式会社ボナーの持株会社として株式会社ウチヤマホールディングスを設立(資本金285百万円)
  • 2007年4月株式会社ボナーにて、三重県三重郡朝日町に三重県カラオケ1号店『コロッケ倶楽部三重あさひ店』を開店
  • 2007年7月株式会社さわやか倶楽部にて、秋田県仙北市に福岡県外で初の介護付ホーム『さわやか桜館』を開所
  • 2007年10月株式会社さわやか倶楽部にて、福岡県北九州市小倉北区に小規模多機能型居宅介護施設である『さわやか大畠弐番館』を開所
  • 2008年7月株式会社さわやか倶楽部にて、大分県別府市にホテルと住宅型有料老人ホームの併設施設『さわやかハートピア明礬』を開設
  • 2008年9月株式会社ボナーにて、滋賀県草津市に滋賀県カラオケ1号店『コロッケ倶楽部滋賀草津店』を 開店
  • 2009年7月株式会社ボナーにて、広島県広島市中区に広島県カラオケ1号店『コロッケ倶楽部広島本通店』を開店
  • 2009年11月大阪府枚方市に株式会社さわやか倶楽部の子会社として株式会社さわやか天の川を設立(資本金5百万円)

2010年代

  • 2010年4月株式会社さわやか倶楽部にて、京都府京都市右京区に京都府で初の住宅型有料老人ホーム『さわやかはーとらいふ西京極』を開所
  • 2010年5月株式会社さわやか天の川にて、大阪府枚方市に介護付ホーム『さわやか枚方館』を開所
  • 2010年8月株式会社さわやか倶楽部にて、北海道上川郡東神楽町に北海道で初の介護付ホーム『さわやか東神楽館』を開所
  • 2010年12月株式会社ボナーにて、東京都豊島区に東京都カラオケ1号店『コロッケ倶楽部東池袋店』を開店
  • 2011年12月株式会社さわやか倶楽部にて、新潟県新潟市中央区に新潟県で初の介護付ホーム『さわやか日の出館』を開所
  • 2012年4月上場当社が、大阪証券取引所(現東京証券取引所)JASDAQ市場(スタンダード)に株式上場
  • 2012年6月株式会社さわやか倶楽部にて、三重県鳥羽市に三重県で初の介護付ホーム『さわやかシーサイド鳥羽』を開所
  • 2012年8月株式会社さわやか倶楽部にて、千葉県千葉市中央区に千葉県で初の介護付ホーム『さわやかゆう輝の里』を開所
  • 2012年8月株式会社ボナーにて、兵庫県姫路市に兵庫県カラオケ1号店『コロッケ倶楽部姫路店』を開店
  • 2012年9月株式会社ボナーにて、茨城県龍ヶ崎市に茨城県カラオケ1号店『コロッケ倶楽部龍ヶ崎店』を 開店
  • 2012年10月株式会社さわやか倶楽部にて、栃木県宇都宮市に栃木県で初の介護付ホーム『さわやかすずめのみや』を開所
  • 2012年11月株式会社さわやか倶楽部にて、愛媛県新居浜市に愛媛県で初の介護付ホーム『さわやか新居浜館』を開所
  • 2012年12月M&A株式会社さわやか倶楽部が、子会社である株式会社さわやか天の川を吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 有料老人ホーム年間開設数毎年まで200床
  • 売上高2027年3月期まで30,084,598千円
  • 売上高2028年3月期まで32,593,608千円
  • 営業利益2027年3月期まで673,307千円
  • 営業利益2028年3月期まで727,244千円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    介護・カラオケ・飲食・不動産の4事業展開

    介護事業では有料老人ホーム年間200床開設を目標に全国展開を推進。カラオケ事業ではアプリ会員・ゴールドメンバー募集によるリピート率向上と新規出店。飲食事業では既存店のサービス・商品強化による顧客基盤の拡大。不動産事業では賃貸管理と物件売買仲介を実施。

  2. 02

    人材育成によるサービス品質向上

    社内認定資格(排泄ケア専門士、認知症ケアリーダー、ケアクリエイター等)を新設し、専門性の高い人材を育成。介護ロボット等テクノロジー活用で業務効率化と職員負担軽減を図り、利用者・職員双方のQOL向上を目指す。

  3. 03

    次世代介護研究ラボの活用

    介護研究ラボ「INOVEL BASE」を通じ、地域連携による課題解決、ICT・福祉機器導入支援、先進的ケアの研究・実証を実施。2040年問題を見据え、人手不足や業務負担増大といった業界課題の解決と新たな介護サービス需要の発見に取り組む。

  4. 04

    グローバル人材の確保と外国人材紹介

    インドネシアに日本語学校を設立し、自社内に人材紹介・登録支援機関機能を持たせることで優秀なグローバル人材を確保。本スキームで他社への人材紹介も行い、国内労働力不足解消に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,331人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は448万円で、9期前と比べて+5.3%平均年齢は47.6歳、平均勤続年数は14.7年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,935
2018年3月2,028
2019年3月42544.28.42,088
2020年3月43443.28.82,161
2021年3月42345.49.92,196
2022年3月43142.910.82,206
2023年3月45545.911.72,333
2024年3月44745.510.72,269
2025年3月44346.914.42,2689
2026年3月44847.614.72,33126

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
内山神岳ビル — 福岡県北九州市723百万円
不動産事業
さわやか室蘭弐番館 — 北海道室蘭市680百万円
介護事業
さわやかとよ田の里 — 愛知県豊田市647百万円
介護事業
福岡市中央区春吉ビル — 福岡県福岡市中央区564百万円
不動産事業
ハッピーバード南小倉店 — 福岡県北九州市小倉北区179百万円
カラオケ 事業
かんてきや博多本店 — 福岡県北九州市小倉北区26百万円
飲食事業
本社事務所 — 福岡県北九州市小倉北区8百万円
その他及び 全社又は共通
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    PT.Sawayaka Fujindo Indonesia (注5,6)
    インドネシア 共和国ジャカルタ · 連結子会社
    議決権60.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は296億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.7%、利益が+200.0%。

売上高
+1.7%
296億円
営業利益
+200.0%
6億円
純利益
-85.7%
3億円
営業利益率
2.0%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高301億円296億円
営業利益7億円6億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は73億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+2.8%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q68−3
2024年1Q7111.41
2024年2Q7222.81
2024年3Q7322.72
2024年4Q72−2
2025年2Q14510.73
2025年4Q14610.718
2026年2Q14853.44
2026年4Q14810.7−1
2027年1Q7322.710

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は200億円から296億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2001914
2014年3月2182422
2015年3月2361613
2016年3月239310
2017年3月253101
2018年3月264148
2019年3月2721311
2020年3月303130
2021年3月238−6−22
2022年3月250−2−7
2023年3月269−1−4
2024年3月288122
2025年3月291260.721
2026年3月296692.03

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高296億円のうち、営業利益として残るのは6億円2.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金92.9%275億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金5.1%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.0%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
7.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.5pt
2.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.0pt
1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比9.7pt
2.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は105億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月22−1615673
2014年3月8−622297
2015年3月20−9211110
2016年3月919−452893
2017年3月18−19−2−190
2018年3月21−3−171890
2019年3月−314−121189
2020年3月31−17114104
2021年3月−9−1323−22105
2022年3月17−1592117
2023年3月0−260−2691
2024年3月20−7−313101
2025年3月317−1120110
2026年3月7−9−3−2105

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は306億円。このうち返さなくてよい自己資本が143億円で、自己資本比率は46.8%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月25510515041.3
2014年3月30614316346.7
2015年3月32715417347.0
2016年3月30915315649.4
2017年3月30414815648.7
2018年3月30015414651.3
2019年3月30116213954.0
2020年3月29616113554.3
2021年3月29813716146.0
2022年3月30612917742.1
2023年3月30112317840.8
2024年3月31112418739.7
2025年3月31114216845.8
2026年3月30614316346.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
111億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
106億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
163億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
65
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中300位あたり、逆に低いのはROE534社中479位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥361で、1年前と比べて+14.0%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥361-0.6%1ヶ月+3.7%1年+14.0%時価総額78億円
過去52週の値幅
安値¥325高値¥419

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)23.7倍
PER (会社予想)23.8倍
PBR0.46倍
配当利回り2.77%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1カ月で5%上昇し、25日線(348.76円)を約2.4%上回る。75日線も上回っており、上昇トレンド。8月12日に28,400株と出来高が増加し、361円まで上昇したが、18日は357円と小反落。52週高値419円からは約15%低い位置。RSIは66.67とやや過熱感。年初来では12.35%上昇と堅調。200日線(360.7円)をほぼ同じ水準であり、上抜けが焦点。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER23.39倍は業界平均22.98倍とほぼ同水準。PBR0.48倍と平均3.31倍を大きく下回り、資産価値に対して割安。配当利回り2.8%は平均2.31%を上回る。ROE2.1%と低いが、PBRの低さが割安感を強めている。業績は改善傾向にあり、収益力の回復が今後の焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)23.7倍23.4倍
PER (予想)23.8倍
PBR0.46倍3.51倍
ROE2.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上は横ばい推移だが、2025年3月期には特別利益により最終黒字を確保。一方、本業の稼ぐ力は弱く、営業利益率は低水準。強気派は、政府の省エネ補助金や太陽光需要の根強さを背景に、リフォーム市場が拡大するとみる。弱気派は、人手不足による施工コスト増と、太陽光販売の減速で成長が鈍ると警戒する。

プラスに働く材料7
  • 市場拡大

    住宅リフォーム市場は高齢化や省エネ意識で拡大傾向

  • 政策追い風

    政府の省エネ補助金や太陽光発電への支援が需要を下支え

  • 安定収益

    アフターメンテナンスで継続的な収入源を持つ

  • 営業利益2億→6億円と3倍増、構造改善決算発表後影響

    2025/3期営業利益2億円から2026/3期6億円へ増加、営業利益率2.03%に改善

  • PBR0.49倍と解散価値下回る水準次回株主総会影響

    PBR0.49倍、配当利回り2.78%。自己資本が厚く、株主還元や資本効率改善の余地

  • 売上高296億円、3期連続の増収通年影響

    売上高は288→291→296億円と毎期増収。サービス需要の底堅さが寄与

  • 時価総額78億円に対し売上高296億円継続影響

    売上高296億円・時価総額78億円でPSR0.26倍。収益率改善で評価修正の余地

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率が1-2%程度で、採算性が低い

  • 人手不足

    建設業界の人手不足で施工コスト上昇と納期遅延リスク

  • 事業依存

    太陽光発電の販売が補助金終了で減速する恐れ

  • 純利益21億円の特益剥落で3億円に決算発表後影響

    2025/3期は純利益21億円(前期2億円)と特殊要因。2026/3期は3億円へ激減し利益水準が顕在化

  • ROE2.1%・PER23.6倍、低効率と割高継続影響

    ROE2.1%は極めて低く、PBR0.49倍。PER23.6倍と収益力に比べ割高な水準

  • 売上高の伸び1.7%と低成長通年影響

    売上高は291億→296億円(+1.7%)。増収率が低く、大幅な利益成長は期待しにくい

  • 配当利回り2.78%のみ、還元策乏しい不定影響

    配当利回り2.78%はあるが、増配や自社株買いの具体策が示されず株主還元の上積みがない

次の決算で確かめる点
受注高
住宅リフォーム需要の動向を反映する先行指標
売上高営業利益率
本業の収益性が改善しているか確認するため
太陽光販売件数
政策変更の影響を受けやすいため、売上構成比率を監視

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.77%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
2.77%
いまの株価に対して
配当性向
91.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1046.3
2018年3月100.036.7
2019年3月100.038.2
2020年3月100.036.9
2021年3月100.024.5
2022年3月100.0
2023年3月5−50.0273.2
2024年3月10100.0200.0
2025年3月100.05.6
2026年3月100.091.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,439人。区分でいちばん多いのは個人・その他91.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.6%を占め、残る91.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他50.955.555.357.791.191.1
自己株式10.310.310.310.110.09.9
事業法人34.834.834.836.16.26.2
金融機関9.89.38.15.71.92.4
外国法人4.00.20.60.40.40.1
証券会社0.40.10.90.10.40.1
外国人個人0.00.00.30.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01内山 文治40.03
02内山 孝子4.01
03ウチヤマホールディングス取引先持株会2.75
04水元 公仁2.71
05ウチヤマホールディングス従業員持株会2.61
06株式会社第一興商2.31
07株式会社エクシング1.41
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.27
09サントリー株式会社1.20
10西中国信用金庫0.46

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-04-22
    内山 孝子
    新規の大量保有報告
    44.07%
  • 2026-04-21
    内山 孝子
    変更報告
    44.07%
  • 2026-04-21
    内山 孝子
    新規の大量保有報告
    44.07%
  • 2026-04-21
    内山 文治(相続人内山孝子)
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -40.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−80%、1株純資産は14期で+30%。直近期のROEは2.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月7656914.87.689.5
2014年3月11466217.85.498.4
2015年3月607118.79.3104.5
2016年3月467666.411.196.5
2017年3月37650.4143.046.3
2018年3月427965.414.236.7
2019年3月578407.08.138.2
2020年3月08320.02339.736.9
2021年3月−115707−15.024.5
2022年3月−34667−4.9
2023年3月−21634−3.2273.2
2024年3月116381.733.5200.0
2025年3月10673515.42.95.6
2026年3月157392.123.591.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額138百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山本武博代表取締役 社長5526,725
二村浩司取締役5038,217
窪田康二郎取締役6010,663
川村謙二取締役6521,089
住川守取締役(監査等委員)78
岸本進一郎取締役(監査等委員)51
神尾康生取締役(監査等委員)588,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6114411820
取締役(社内)11011111
社外取締役3993

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,663字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは当社(持株会社)及び連結子会社である株式会社さわやか倶楽部、PT. Sawayaka Fujindo Indonesiaにより構成されており、主に5つの事業(介護事業、カラオケ事業、飲食事業、不動産事業、その他)を展開しております。当社は、持株会社としてグループ各社の戦略の立案をはじめ、グループ各社に対して経営全般にわたる管理・指導等を行っております。当社グループ各社の主な事業内容及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 セグメントの名称   会社名   事業内容 介護事業カラオケ事業飲食事業不動産事業   株式会社さわやか倶楽部   有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、ショートステイ、ヘルパーステーション、ケアプランセンター、デイサービスセンター、小規模多機能型居宅介護施設、訪問看護ステーション、障がい児通所支援事業放課後等デイサービス、事業所内保育事業所の運営等カラオケ店(コロッケ倶楽部)の運営飲食店(かんてきや、再生酒場、フジヤマ桜、ハイボールバー銀天街1923等)の運営不動産の賃貸・管理・仲介・売買等 その他(職業訓練事業等)   当社株式会社さわやか倶楽部PT.Sawayaka Fujindo Indonesia   職業訓練事業、特定技能外国人材等への支援業務、有料職業紹介事業、学習塾事業等 (1) 介護事業 当事業においては、福岡県北九州市を中心として、介護等が必要な高齢者を対象として主に介護保険法に基づく各種サービスを提供しております。 提供するサービスとしては、有料老人ホーム(介護付ホーム及び住宅型有料老人ホーム)を中心として、グループホーム、ショートステイ、ヘルパーステーション、ケアプランセンター、デイサービスセンター、小規模多機能型居宅介護施設、サービス付き高齢者向け住宅、訪問看護ステーション等があり、有料老人ホーム等の入居型施設を中心として各種介護サービスにかかる事業所を併設する等により事業展開を行っております。 また、障がい児童支援を行う事業として、障がい児通所支援事業放課後等デイサービスを運営しております。 なお、当連結会計年度末現在、116ヶ所195事業所を展開しており、各介護サービスの内容及び特徴は以下のとおりであります。 ①介護付ホーム(当連結会計年度末現在における事業所数:72事業所※1) 介護保険法における「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた有料老人ホームであります。要介護者及び要支援者を対象としており、特定施設サービス計画に基づき、施設スタッフが入浴・排泄・食事等の介助、その他の日常生活上の支援、機能訓練等の介護サービスを提供しております。 ②住宅型有料老人ホーム(12事業所) 特定施設入居者生活介護の指定を受けない形態の有料老人ホームであり、入居者に対して食事サービス及び日常的な生活支援等を提供しております。施設スタッフは原則として介護サービスを提供せず、入居者において介護が必要な場合は、別途契約により訪問介護等の外部サービスを利用することとなります。当社グループにおいては各種介護サービスの事業所を併設すること等により入居者が必要とする介護サービスを提供しております。 ③グループホーム(14事業所) 要介護認定を受けた認知症高齢者を対象として、5~9人を1ユニットとして、施設スタッフの支援のもと家庭的な雰囲気の中で生活する入居型施設であり、入浴・排泄及び食事等の介護サービスを提供しております。 ④ショートステイ(34事業所) 要介護者及び要支援者を対象として、介護される家族が一時的に介護困難となる場合等において、短期間入所により利用していただく介護サービスであり、利用者に対して、入浴・排泄・食事等の介助、日常生活のお世話及び機能回復訓練等のサービスを提供しております。 ⑤ヘルパーステーション(9事業所) 要介護者及び要支援者を対象として、ホームヘルパーを派遣し、利用者の心身の特性等に応じた入浴・排泄・食事・外出等の身体介護及び清掃・洗濯・調理・買い物等の生活援助等の生活全般にわたる援助サービスを提供しております。なお、当該サービスは、主として当社グループが運営する住宅型有料老人ホーム等の入居者を対象としております。 ⑥ケアプランセンター(5事業所) 専任のケアマネジャー(介護支援専門員)を配置し、要介護者及びその家族の希望を踏まえ、日常生活に関して状態の改善や自立を進めること等を目的としたケアプランの作成を行うほか、介護に関する相談や要介護認定の申請代行等のサービスを提供しております。 ⑦デイサービスセンター(17事業所) 要介護者及び要支援者を対象として、利用者は日帰りで通う形態をとり、生活相談・機能訓練・食事・入浴・健康チェック等の各種介護サービスを提供しております。 ⑧小規模多機能型居宅介護(1事業所) 利用者の在宅での自立した生活が継続できるように支援するサービスであり、利用者に対して、入浴・排泄・食事等のサービスを提供しております。利用形態については、利用者及びその家族の希望に応じて、「デイサービス(通い)」を中心として、「訪問介護(訪問)」及び「ショートステイ(泊まり)」を組み合わせ、24時間体制でサービスを提供するものであります。 ⑨サービス付き高齢者向け住宅(1事業所) 高齢者住まい法の基準により、都道府県、政令市、中核市の登録を受けた住宅であり、住宅としての居室の広さやバリアフリーといった設備面での一定の条件を整備するとともに、ケアの専門家による安否確認や生活相談サービスを提供することにより、高齢者が安心して暮らすことができる環境を提供するものであります。 ⑩障がい児通所支援事業(28事業所(生活介護※22事業所含む)) 児童福祉法の基準により、主に6歳から18歳までの学校に通っている障がいのある子供たちが学校の帰りや土曜日、日曜日、祭日などの学校休業日や夏休み、冬休みなどの長期休暇に利用する通所訓練施設になります。また家族に代わり一時的にケアを代替することでリフレッシュして頂く家族支援サービスでもあります。 ⑪訪問看護ステーション(2事業所) 居宅において介護を受ける要介護者・要支援者に対して、看護師や准看護師を派遣し、療養上のお世話や必要な診療の補助などのサービスを提供しております。 ※1 介護付ホームの中には、サービス付き高齢者向け住宅の登録を受けた事業所が9事業所含まれています。 ※2 障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービスで、18歳以上の障がいを持たれた方で日常的に介護を必要とする方に対して、主に日中(昼間)に、入浴・排せつ・食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事、生活等に関する相談・助言その他の必要な日常生活上の支援、創作的活動・生産活動の機会の提供のほか、身体機能や生活能力の向上の為に必要な援助を行う事業所。 (介護保険制度について) 「介護保険制度」とは、国民が支払う保険料と国及び地方自治体の税収を財源として要介護、要支援認定者に介護サービスを提供する制度であり、身体機能の衰えなどにより、介護を必要とする高齢者を社会全体で支える仕組であります。要介護又は要支援の認定を受けた高齢者は、実際の介護サービスにかかる費用の一割を自己負担する(一定以上の所得のある利用者は二割負担又は三割負担となる場合もある。)ことにより、各種介護サービスを受けることができます。当社グループの介護事業は、主として要介護又は要支援の認定を受けた高齢者に対して、介護サービスを提供しており、介護保険にかかる審査及び支払業務を行う各都道府県の国民健康保険団体連合会に対して、提供した介護サービスに応じた請求を行い、介護報酬を受領しております。 (事業展開について) ①地域及び事業展開について 当社グループは、当連結会計年度末現在、九州地域を基盤とし、全国各地域に事業所の展開を広げております。介護事業においては、介護付ホーム形態を事業所展開の中心として位置付けておりますが、当該事業所の開設は主に地方自治体の開所計画に応募する公募という形態でのみ可能となるため、現在は各地域の公募案件を中心に新規開設を図っております。また、それ以外の事業所の新規開設は、各地域における需要動向等を考慮して検討の上で決定しております。 都道府県   拠点数   事業所数   都道府県   拠点数   事業所数   都道府県   拠点数   事業所数 北海道   4   6   東京都   1   1   和歌山県   1   1 山形県   2   2   埼玉県   8   8   岡山県   5   6 秋田県   4   6   静岡県   2   2   山口県   1   1 新潟県   4   8   愛知県   7   11   愛媛県   2   6 福島県   2   3   三重県   1   2   福岡県   45   94 神奈川県   2   2   京都府   1   1   大分県   3   7 千葉県   6   7   大阪府   3   4   熊本県   2   2 栃木県   6   10   兵庫県   4   5   合計   116   195 ②介護施設について 介護施設の新規開設は、多額の設備投資が必要となるため、家主が建設する介護施設を賃借する方式を優先的に考えております。しかしながら、実際には全ての介護施設においては当該方式による施設開設は困難であり、個別状況に応じて自社投資による施設開発も行っております。 なお、これらの自社開発施設については、一定の施設稼働率を確保した段階で国内外の投資ファンド等が出資する特別目的会社(SPC)へ売却を行うことにより賃借方式に切り替える等の対応を実施しております。 ③入居一時金を受領しない料金形態について 当社グループの介護施設は、一部施設を除き、入居時において入居一時金を受領しない料金形態を採用しております。これは、入居希望者の所得や財産の水準に関わらず、より多くの高齢者に介護サービスを受ける機会を設けることを目的としており、また、事業展開においては、他社施設との差別化を図ると同時に、施設稼働率の向上及びその期間の短縮を図るものであり、当該施策により採算性向上を推進しております。 (2) カラオケ事業 当事業においては、カラオケボックスの運営を主に福岡県を中心に行っております。「コロッケ倶楽部」の屋号で展開を図っております。 カラオケ事業における店舗は、1店舗当たりのボックス数は30室程度の規模を基本としております。また、年中無休を基本とし、立地によって24時間営業の店舗も配置するなどして競合他社との差別化を図るとともに、昼間の営業においてはランチとカラオケのセット提供等により、夜間の営業においては食事付きコースや飲み放題コース等の展開による飲食比率の向上等を図っております。また、子どもからお年寄りまで幅広い顧客層の取り込みを目指した店舗展開を推進しております。 なお、出店数は、当連結会計年度末現在、カラオケ店舗64店舗を出店しております。 (店舗展開について) 当連結会計年度末現在の出店地域は下表のとおりであり、福岡県を中心とする九州各県及び山口県、広島県、兵庫県、静岡県、東京都、茨城県、神奈川県に店舗を展開しております。 当社グループにおいては、2008年頃までは、九州及び山口県の郊外型の店舗を中心に出店を行っておりましたが、カラオケ業界の市場動向等を考慮して、不採算店の整理を行い収益性の改善に注力しております。 東京都   神奈川県   茨城県   静岡県   兵庫県   広島県   山口県   福岡県   佐賀県   長崎県   熊本県   大分県   宮崎県   鹿児島県   沖縄県 店舗数   1   1   2   1   1   1   8   24   4   1   3   6   4   2   5 (3) 飲食事業 当事業においては、主に居酒屋店舗等の運営を九州各県を対象として行っております。店舗コンセプトの異なる複数の店舗形態(業態)での展開を行っており、「かんてきや」(主にサラリーマン層が対象)、「再生酒場」「フジヤマ桜」(低価格居酒屋)等を展開することにより、幅広い顧客層の取り込みを図っております。また、既存店舗について店舗形態を変更しリニューアルすること等により、顧客を飽きさせずに集客を伸ばす取組を行っております。 なお、出店数は、当連結会計年度末現在、居酒屋9店舗となります。 (4) 不動産事業 賃貸マンションの賃貸・管理業務と不動産物件の売買・仲介業務を行っております。また、優良な介護施設を収益不動産として取得する取組も行っております。 (5) その他 その他におきましては、2022年8月10日付けにて特定技能外国人材の支援業務の委託を受けることができる登録支援機関として登録しており支援業務を行っております。2022年12月1日には有料職業紹介事業の許可を取得し、主に外国人材を対象とする人材紹介業務を行っております。 また、新たに学習塾事業の展開を進めております。 インドネシアにおきましては、職業訓練校(日本語教育)を設立しております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については、連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 [事業の系統図] 事業の系統図は以下のとおりです。
経営方針・対処すべき課題6,917字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、2006年10月の設立以来、『幼・青・老の共生』をコンセプトに事業子会社である株式会社さわやか倶楽部を通じ、高齢者介護施設の運営、カラオケ・飲食店舗の運営、不動産事業等の事業活動を展開してまいりました。現在は介護事業・カラオケ事業を中心として、地域社会に必要とされる企業となること及び顧客に安心・信頼していただけるサービスの継続的な提供を行うことを経営課題として日々事業活動に取組んでおります。 (2) 経営環境 当連結会計年度における我が国の経済は、政府による経済対策、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費の持ち直しの動きがみられ、内需を中心とした緩やかな回復基調で推移しています。一方、物価上昇の継続、中東情勢などの懸念材料もあり、依然として先行き不透明な状況が続いています。 このような環境の中で当社グループが運営する介護事業をとりまく状況として、65歳以上の高齢者数は2042年には約3,950万人となることが予測されており、IT化による介護負担の軽減が期待されております。 しかし、デジタル化の進展だけでは人間性を低下させる可能性があるためテクノロジーを活用し、利用者様にとって最適なサービスを提供するためのデータ集積、業務の改善や効率化を進めることで職員の負担を軽減し、利用者様、職員にとってより良質な時間創出を図れる運営が必要となります。その上で、多様化する高齢者ニーズへの対応スキル向上、科学的根拠に基づいたデータ基点でのケアの最適化、利用者様の生活の質(QOL)向上、介護現場における働きやすい職場環境づくりの強化に取り組んでおります。 その為、当社グループが展開する介護事業におきましては、より専門性をもつ従業員を育成する社内認定資格制度において、あらたに利用者様の生活の質の向上を目的として、排泄ケアを中心とした多職種連携でのチームケアの実践に取り組める人材育成を目的とした「排泄ケア専門士」、認知症ケアにおける基本的な知識や理念を理解し、多職種連携による効果的な認知症ケアの実践を目指す「認知症ケアリーダー」および介護ロボット等のテクノロジーを活用し、業務の改善や効率化を進めることで職員の負担を軽減し、利用者様、職員にとってより良質な時間創出を図れる人材育成を目的とした「ケアクリエイター」3種の認定資格を開始しております。 また、基本的な介護技術を身に付けることを目的とした社内認定資格「ランク2アップ」を設けております。専門的知識や実践的スキルの習得を支援することで、サービスの質の向上を図り、ご利用者様が安心して安全にお過ごし頂ける環境の構築に努めております。 加えて、介護業界におけるDXの推進および地域連携による課題解決を目的とした、次世代型の介護研究ラボ「INOVEL BASE(イノベルベース)」を通じて地域住民との接点を活かしながら、介護現場における生産性向上やICT・福祉機器の導入支援、先進的なケアの研究・実証を行なっています。日本国内では少子高齢化が急速に進行し、介護を必要とする高齢者が増加の一途を辿る中、2040年問題を目前に控え、介護業界では深刻な人手不足および職員一人あたりの業務負担の増大という構造的な課題に直面しています。こうした高齢化社会共通の課題解決を目指すとともに、新たな介護サービスの需要を発見し、それに伴うソリューションサービスの開発を推進致します。 また、カラオケ事業におきましては、飲食物の持ち込み可とすることで利用しやすい店舗づくりを行ないました。一方で有名店とのコラボキャンペーンをはじめフードおよびドリンクメニューの充実を図り、専門店でしか味わえない体験を楽しんでいただける環境の提供を行ないました。これらの施策が奏功し、節約志向が高まる中においても幅広い客層の支持を得た結果、ご来店客数増加にも寄与しました。継続的な円安の進行、原材料費、光熱費の高騰に伴う消費者の節約志向が高まるなか、不採算店舗の退店等を進め、固定費の削減に努めました。 このような環境下、当社グループは各事業分野において、課題の対処を強化するとともに新規事業の開発にも取り組み、新しいビジネスモデル、商品開発等を行い環境の変化に順応していきます。また、当社グループの従来の事業における需要が改めて見直される機会になるとも考えられ、今後さらに従業員教育を徹底し、専門知識の習得とサービスの質の向上により競合他社との差別化を図ってまいります。 (3)中期経営戦略 当社グループを取り巻く環境は、各セグメントにおいて、その状況にも相違があります。介護事業におきましては、今後日本国内の高齢化が加速して行くと考えられている現状において、これまで以上に利用者、入居者との信頼関係を構築していく必要があると考えられます。また一方でカラオケ事業、飲食事業におきましては、環境は一段と厳しいものになると予想されており、新規出店、既存店リニューアル、不採算店のスクラップによる安定的な成長を目指し、企業間、店舗間における競合への対応が必要となると考えられます。 このような状況の下、当社グループでは、主要となる事業セグメントにおいて、個々の持つ特徴を強く打ち出し差別化を図っていきたいと考えております。 セグメント別には次の目標を掲げております。 ①介護事業 有料老人ホーム年間200床の開設を目標としております。各事業所の全国展開を確実に推進するため、新たに進出する地域において地域社会との交流を活発に行い、認知度と信頼関係を強化するとともに、高齢者サービスへの需要に対して適時に対応することでビジネスの拡大を図ってまいりたいと考えております。 また、安定した施設開設を行うためにも、物件の情報収集と、行政機関との関係の構築を行ってまいります。 ②カラオケ事業 既存店舖におきましては、来店客数の増加を見込むため、アプリ会員や65歳以上のゴールドメンバーを積極的に募集し、リピート率の向上に努めてまいりたいと考えております。 新規出店に関しましては、経済環境及び消費動向等を慎重に見極めて、出店地域や方針などを柔軟に検討していきます。全国展開を進捗させることで企業の認知度、関心、注目度を高めていくことが可能となると考えております。 ③飲食事業 既存店の店舗力の強化に注力をして行きたいと考えております。サービスや商品の強化を随時行うことで、顧客の信頼や安心感を高め客数の向上を図るとともに、店舗の個性を磨き、足を運んで頂ける店舗づくりを行うことで、消費環境の変化などの影響を受けない体質へと改善して行きたいと考えております。また、継続して、カラオケ店舗と居酒屋店舗の顧客の回流を促進することで、効率的に収益の向上を図ってまいります。 ④不動産事業 主に、賃貸マンションの賃貸・管理業務と不動産物件の売買・仲介業務を行う予定です。また、不動産市況等の情勢を見極め、収益物件の取得および販売用不動産などの調査も適宜行い、迅速に対応してまいります。 (参考)中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期) ①定量目標 決算年月       2026年3月期   2027年3月期   2028年3月期 実績   予想   計画 売上高   (千円)   29,577,764   30,084,598   32,593,608 営業利益   (千円)   551,796   673,307   727,244 親会社株主に帰属する当期純利益   (千円)   296,120   293,891   351,384 親会社株主に帰属する当期純利益率   (%)   1.0   1.0   1.1 総資産回転率   (回)   1.0   1.0   1.3 財務レバレッジ   (倍)   2.1   2.1   1.8 ROE   (%)   2.1   2.0   2.4 (注)2028年3月期の①定量目標は、2025年5月20日に公表した中期経営計画に基づくものであります。 ②定性目標 人財の育成により、これまで以上に高いレベルでの社会貢献を目指す。 企業の成長を通じてステークホルダーの幸せを追求し、様々な課題にチャレンジをする。 a. 成長戦略 ・既存事業に親和性のある新規事業の開発に努める。 ・3つの事業の柱を中心に、よりハイレベルなサービス提供を実現し、差別化を図る。 ・介護事業を中心にM&A等の情報収集に努め、積極的に取組む。 b. ガバナンス体制の強化 ・経営に対するチェック機能の充実・意思決定の迅速化による経営効率の向上を図る。 ・コンプライアンス委員会を中心として、更なるコンプライアンス管理体制の強化を図る。 c. 人財教育 ・社内教育システムを充実させ、より社会性の高い人財の育成を図る。 ・成長をフォローする環境を整え、定着率向上を図る。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (1)及び(3)に記載の経営方針及び中期経営戦略を実行する上で、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。 当社グループは「幼・青・老の共生」をコンセプトとして、「幼年~青年~老年、共に楽しく過ごせる社会作り」を目指し、介護施設やカラオケ店舗の運営を中心とした事業展開を図っております。 今後は、国内外の経済情勢、自然災害等の影響についても留意しつつ、更なる広域展開を志向し、各事業子会社、各事業セグメントにおける対処すべき課題を適宜精査し、その都度適切な対応策を講じてまいります。 当社グループとして、現在事業の拡大・推進にあたり重要な課題として認識している事項は、以下のとおりであります。 (特に優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) 当社グループでは、今後の成長戦略を着実に遂行していくためには、従業員の確保と育成強化が必須であると認識しております。また、今後の65歳以上の高齢者数は2042年には約3,950万人となることが予測されており、IT化による介護負担の軽減が期待されております。 そのため、当社グループでは社内認定資格を新設し介護技術の向上と併せて介護ロボット等のテクノロジーを介護現場で活用できる人材育成に注力しております。業務の改善や効率化を進めることで職員の負担を軽減し、利用者様、職員にとって良質な時間の創出に取組んでおります。 (その他の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題) (全社) ① 人的資本への投資と育成 当社グループの属する介護業界、カラオケ業界及び飲食業界におきましては、慢性的な労働力不足が大きな課題となっております。こうした中、当社グループは「人」こそが企業価値の源泉であると捉え、人的資本への投資と育成に注力しております。 国内におきましては、積極的な採用活動に加え、OJTを中心とした実践的な技術指導と、従業員研修制度を活用した個々の成長支援を行っております。従業員一人ひとりの自律的なキャリア形成を後押しすることで、働きがいやエンゲージメントを高め、人材の定着率向上を図ってまいります。 また、海外からの人材確保および育成にも積極的に取り組んでおります。インドネシアに設立した日本語学校における教育を起点とし、自社内に人材紹介および登録支援機関の機能を持たせることで、当社グループの介護事業における優秀なグローバル人材を確保しております。さらに、本スキームを通じて他社へも人材を紹介することで、広く国内の労働力不足解消という社会課題の解決にも貢献してまいります。 ② 管理体制の強化 当社グループとして、今後事業規模を拡大していくにあたり、人材の育成とともに管理体制を強化し、企業統治をより機能的に行っていくことが重要であると考えております。当社グループにおいては、管理・統制機能を担う各管理部門及び経営企画室を持株会社である当社に集約し、企業グループとして一体的な管理ラインを構築・運用することで、正確かつ効率的な企業統治に努めております。 ③ サイバーセキュリティ対策 当社グループは、2026年3月に発生いたしました外部からの不正アクセスによるサイバーセキュリティインシデントについて、本件を厳粛に受け止め、サイバーセキュリティ対策を経営の重要課題の一つとして位置づけております。すでに原因となった脆弱性への対応は完了しておりますが、さらなる再発防止策としてエンドポイントセキュリティ(EDR)による24時間365日の監視体制導入および社内のネットワークセキュリティに精通し、高度な専門知識を有する人材をあらたに情報セキュリティ専任担当者として選任いたしました。また、ネットワーク構成の見直しおよび認証プロセスの強化にも取り組んでおります。 なお、この度の事案におきましてお客様の個人情報の外部への流出は確認されておりません。今後も個人情報の管理につきましては厳格に管理してまいります。 (介護事業) ① 事業展開地域の拡大 当社グループは、介護事業の中心となっている介護付ホーム(特定施設入居者生活介護)については、介護保険施設等にかかる総量規制の対象となっていることから、従来以上にスピード感をもって新規開設を図るべく、全国の自治体による公募に参加し、開設の認可を得られるように努めると同時に、親和性のある新規事業の開発に関する情報等も積極的に収集するなどして、事業規模拡大の方策を検討してまいります。 ② 接遇レベルの向上 当社グループの介護施設の入居者のほとんどの方が要介護認定者であり、そのような方々に快適な生活を提供するためには、自立支援の観点を持ち、過剰なサービスとならないために配慮することが不可欠であり、その見極めには知識や経験、正しい情報が必要となります。それらを適切に行っていくためにも、自社の研修制度を充実させ、それらを通じて、従業員の能力向上を図るとともに、本質的なサービスの質の向上を果たし、少しでも多くの入居者の満足感や信頼が得られるように努めております。 ③ 施設レベルの向上 介護施設において、利用者に安心、安全にお過ごし頂くためには、介護職員による接遇レベルの向上のみならず、施設の安全性や信頼性を確保する必要があります。当社グループでは、災害時を想定した防災訓練の実施や、日々のクリンリネスの徹底、厨房の衛生検査の実施などにより、安全、衛生管理に取組んでおります。また、介護事業においては、介護保険法や老人福祉法をはじめとする関係法令の周知は不可欠であることから、研修委員会等を通じて知識や技術指導を行うとともに、コンプライアンス委員会主導の下、コンプライアンス推進会による法令全般に係る指導の徹底に努めております。 ④ 有資格者の確保 介護サービスの提供にあたり、看護師やケアマネジャー、介護福祉士等の有資格者の確保は不可欠であり、法令遵守の観点からも、有資格者の安定した雇用は重要な課題であると考えております。当社グループでは、有資格者の採用にあたって、知識・経験等を十分に考慮するとともに、入社後においても、能力や実績に応じて適宜待遇面の見直しを行うなどして、安定的な採用と定着率の向上を図っております。 (カラオケ事業・飲食事業) ① 遠隔店舗の店舗力強化 当社グループのカラオケ事業及び飲食事業は、福岡県を中心とした九州地区から関東まで、広範囲に渡る地域展開を行ってまいりました。今後も全国展開を継続していくためには、各店舗が安定的に収益を生み出すことが必要であり、そのためには、管理体制、教育体制の強化を図り、迅速な問題の把握とその解決に努めなければならないと考えております。WEB会議等を活用し遠隔店舗の情報を迅速に掴むとともに、店舗力の客観評価を行い、適切に改善策、対応策を打ち出すことができる体制の構築に努めてまいります。 ② 競争激化と他社との差別化 カラオケ事業及び飲食事業においては、各地域での競合が激しさを増しております。当社グループとしては、競争力のある商品力、サービス力、価格設定等を随時検討するとともに、既存店舗の業態変更やリニューアルを行うなどして、対応策を講じてまいります。 ③ 衛生管理の強化 衛生上の事故を予防し、顧客の信頼を保つことは、継続的に運営する上での前提となります。当社グループでは、専任の環境パトロール担当者を設置し、クリンリネスのチェックを行っている他、全店舗において外部業者による定期的な衛生検査を導入しており、客観的な検証を通して衛生管理の精度の向上に努めております。
事業等のリスク7,871字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社は、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載内容もあわせて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。本項記載の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 1.介護事業について (1) 介護保険制度について 当社グループの介護事業については、介護保険制度に基づき行われるサービスが中心であり、サービス内容、報酬、事業所展開及び運営、その他事業全般に関して、介護保険法及び各関連法令等による法的規制を受けております。 介護保険制度については、5年ごとの制度の見直し及び改定が、また、3年ごとに介護報酬の改定が行われることになっております。今後も、法令及び制度の変更により何らかの規制強化等が生じた場合には、サービス内容の変更や各種対応が必要となるほか、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があり、また、介護報酬の改定に際しては、当該事業の収益又は採算性等に影響を及ぼす可能性があり、これらの要因に起因して当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 特に、少子高齢化による保険料負担の状況や介護保険財政等の問題から、将来においてその枠組み等に大幅な変更が生じた場合には、当社グループの事業展開に重大な影響が生じる可能性があります。 (2) 有資格者及び人員の確保について 介護事業において提供する各種サービスについては、介護保険法に基づく事業者として有資格者の配置を含む一定の人員基準等が定められております。当社グループにおいては、当該基準を満たすため、有資格者等を含む人材獲得及び自社教育等による人材育成に努めております。 当社グループは、現時点において人員確保に関して重大な支障は生じていないものと認識しておりますが、今後の事業展開及び拡大に際して十分な人員確保が困難となった場合又は既存人員の流出等が生じた場合には、介護報酬の減算やサービス品質の低下、介護サービスの継続提供が困難となる可能性があるほか、人員確保のための待遇の見直しや求人のためのコスト負担増加等が生じる可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 高齢者介護における安全衛生管理について 介護事業における入居者及び利用者の大半は、要支援又は要介護認定を受けている高齢者であり、各介護サービスにおいて転倒・転落事故、食中毒、集団感染等が発生する可能性があります。 当社グループにおいては、施設人員の十分な配置、接遇・サービスにかかる教育研修や各種マニュアルの整備及び徹底、衛生管理及び設備等にかかる安全管理等について一層の強化に努めておりますが、上記事項等にかかる不測の事態が生じた場合、その要因等により当社グループの過失責任が問われる可能性があり、損害賠償請求や行政による指導又は処分が生じる可能性があるほか、当社グループの事業所運営に対する著しい信頼低下等が生じ、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 介護施設の展開方針について 当社グループの介護事業においては、介護付ホームを中心として新規事業所の開設を行っていく方針であります。 介護付ホームは、2006年4月より介護保険施設等にかかる総量規制の対象となり、各地域における新規施設の開設等は、各自治体の介護保険事業計画に基づく公募等により決定されております。このことから、展開する地域や居室数等について中期的な展開が想定し難い状況があり、また、公募において選定されない可能性があることから、当社グループにおいて必ずしも希望に沿った事業所展開が実現できる保証はなく、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 競合について 介護保険制度の開始以降、介護サービス利用者は増加傾向にあり、今後も少子高齢化の進展に伴い利用者は増加基調が続いていくものと予想されております。また、介護関連サービス市場の拡大が予測されており、比較的に参入障壁が低いこともあり、医療法人や社会福祉法人及び各種事業会社等が参入し競合が生じております。今後において新規参入等により一層の競争激化が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 地域関係機関との連携について 介護事業における各施設は、地域に密着した事業運営を行っており、各地域における行政機関や医療機関等の各関係機関、ケアマネジャーやソーシャルワーカー等との連携が必要であり、その信頼関係が事業展開において重要な要素であるものと考えております。当社グループのサービスや施設運営等における対応不備や、事故やトラブルの発生、その他の何らかの要因により信頼が低下した場合には、当社グループの施設運営、サービス提供、利用者獲得等に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 風評等の影響について 介護事業においては、利用者やその家族等による当社グループ及び施設等に対する評判や信用等は、施設運営に対して大きな影響力を有しております。当社グループは、利用者ニーズに対応したサービス品質等の向上に努めておりますが、何らかの要因により当社グループ及び施設等に関して評判が著しく低下する又はネガティブな風評が生じる等の状況が発生した場合、新規利用者の獲得や施設稼働率の維持が困難となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) コンプライアンスについて 介護業界は、前述のとおり各種法令等による規制を受けており、これら法令等を遵守するため、強固なコンプライアンス体制の構築が求められております。当社グループにおいては、事業所運営における法令遵守の徹底、業務上の人為的ミス及び不正行為等を防ぐため業務管理体制及び内部牽制機能の強化に努めております。今後の事業展開において、これら体制が十分に機能しなかった場合、業務管理上の問題が生じ、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 介護施設の賃借について 当社グループの介護施設のうち大半は賃借方式(自社開発施設のセールアンドリースバック案件を含む)であり、施設ごとに家主との間で賃貸借契約を締結しております。契約期間は主に20年~30年(更新あり)であり、賃料は主に2年~5年ごとに協議の上で改定することとしております。 当社グループは、比較的長期間の契約を結ぶことにより施設運営の安定的な継続を確保しておりますが、一方で、当該契約については短期間における施設閉鎖や賃料改定が困難であることから、各施設において稼働率の著しい低下や近隣の賃料相場の低下等が生じた場合には採算悪化等が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)「さわやか」の名称について 当社グループの介護事業においては、「さわやか」の名称を社名及び施設名として使用しております。「さわやか」については、一般名称とされ商標登録の対象とすることが困難であることから、当社グループは、施設名(例えば、「さわやか螢風館」等)による商標登録を行っております。 一方、既に全国に「さわやか」の名称を使用した介護施設等が多数存在しており、当社グループ以外のこれら施設等において事故や不祥事等が発生した場合、当社グループの施設と誤認される可能性があり、当社グループの介護事業に予期せぬ風評被害等が発生する可能性があります。 2.カラオケ事業及び飲食事業について (1) 外部環境について 経済の先行きへの懸念に伴う消費意欲の落ち込みや、多数の事業者間の競合状態に起因する価格競争の激化などの要因から、レジャー市場及び外食市場はいずれも縮小傾向にあり、当社グループのカラオケ事業及び飲食事業を取り巻く経営環境は厳しい状態が続いております。 当社グループでは、カラオケ事業におけるコースメニューやサービスプランの拡充、飲食事業における低価格商品の品揃え強化、既存店舗の業態変更やリニューアル等によって顧客満足度の維持・向上に努めております。 なお、これらの施策が顧客に受け入れられない場合、あるいは同業他社による新規参入等による競合環境が深刻化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 出店政策等について 当社グループは、現在、カラオケ事業及び飲食事業において、都市型店舗の展開を志向し、繁華街を中心とした出店を強化しております。新規店舗については、不動産業者や取引先金融機関等からの情報をもとに、積極的に物件の確保に努めていく方針ですが、賃料や商圏人口あるいは競合他社の状況の観点から、必ずしも当社の希望する条件に合致する物件が確保できる保証はありません。また、実際の出店にあたっては慎重に検討を重ねておりますが、仮に当社グループの計画に見合った物件を確保した場合においても、当初想定した収益の確保が困難となる可能性もあり、これらの要因により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、カラオケ事業及び飲食事業における店舗はその大半を賃借する方式を基本としておりますが、これに係る差入保証金に関して、賃貸人の財政状態が悪化するなどの要因により回収不能となった場合又はその他賃貸人の理由により返還されない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 食材仕入について 近年、輸入食品による健康被害や、食品の偽装表示、あるいは牛肉の生食に起因する食中毒の発生等、消費者の「食の安全性」に対する信頼を損なう問題が頻発しております。当社グループでは、カラオケ事業・飲食事業における料理の提供に加え、介護事業においても給食を扱っており、安全な食材の安定的な確保に向けて、仕入先との一層の協力関係構築を行ってまいりますが、今後も同様の事件・事故が発生し、消費者の不安心理が高まるなどの事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、天候不順や災害等の外的要因による米や野菜等の農作物の不作や、仕入先の環境変化等に伴う食材価格の高騰があった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 衛生管理について 当社グループのカラオケ事業及び飲食事業の店舗は、食品衛生法の定めに基づいて、食品衛生管理者を置き、管轄保健所を通じて営業許可を取得しております。当社グループでは、各店舗における衛生管理に係るマニュアル等の整備及び従業員に対する教育指導の徹底に加え、外部の専門業者による各種衛生検査を定期的に実施するなど衛生対策の強化に努めておりますが、万一、当社グループの店舗にて、食中毒などの衛生問題が発生した場合は、一定期間の営業停止等の処分を受ける恐れがある他、企業イメージの低下による顧客離れが起こり得ることから、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 法的規制について 当社グループの運営する店舗には、福岡県における「青少年健全育成条例」をはじめとした、各都道府県の制定する規制を受けているものがあります。当社グループでは、法令遵守の観点のもと、顧客の年齢確認の実施及び不適切な飲酒・喫煙あるいは深夜帯利用の防止等に努めておりますが、万一、当社グループがこれらの規制に違反した場合には、当社グループへの信頼が損なわれ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、条例の改正等に伴い規制の強化がなされた場合には、事業展開上の制約が発生し、何らかの対応が必要になり得ることから、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 3.当社グループの営業地域について 当社グループは、各事業セグメントにおきまして、九州地区を中心に展開しております。これらのことから、現状において、九州地区における景気及び消費動向並びに高齢者人口の推移その他の影響を受けております。 また、当社グループの営業地域において地震・台風等の自然災害やその他大規模災害の発生や新型コロナウイルス感染症等が拡大した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 4.事業体制について (1) 持株会社における管理体制について 当社グループは、持株会社形態を採用しており、持株会社である当社において事業子会社の経営指導を行うとともに各社の管理業務を集約・統括する体制を構築しております。 今後における事業展開及び拡大に際して、当該管理体制の一層の強化を図っていく方針でありますが、人材確保及び育成、各種管理機能の強化等に支障が生じた場合、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 労務管理について 当社グループにおいては、各事業の運営において多くの人員が必要であり、正社員及びパート・アルバイト等の臨時従業員を多く抱えております。また、介護事業及びカラオケ事業についてはともに24時間の就業体制が必要となることから、当社グループにおいては、これら事業運営に必要な人員の確保及び育成を図るとともに、労働関連法令を遵守した勤務形態・労働環境の確保及び管理に努めております。何らかの要因により問題が生じた場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 顧客情報管理について 当社グループの介護事業及びカラオケ事業においては、顧客の個人情報を取り扱っております。これら個人情報の管理にあたっては、本社をはじめとする各事業所における書類の管理体制を強化し、また、機微情報を含むデータについては、外部よりアクセスを遮断し、担当部門における一元管理を徹底するなど、細心の注意を払い、関連諸法令遵守に努め、情報漏洩防止に取組んでおります。しかしながら、何らかの要因により顧客の個人情報が外部に漏洩する事態が発生した場合には、当社グループの情報管理能力に対する批判や責任追及を受ける恐れがある他、当社グループに対する顧客からの信頼が損なわれる可能性があり、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 5.経営成績及び財政状態について (1) 介護施設の新規開設による影響について 介護事業における介護施設の新規開設については、開設後の入居者・利用者の獲得に相応の期間を有するものであり、開設後においては入居者数及び利用者数が一定水準に至るまでの期間において費用負担が先行する傾向があります。これらのことから、介護施設の新設は短期的には当社グループの利益を圧迫する場合もあり、また、新規施設において入居者及び利用者の獲得に長期間を要する又は困難となる状況が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 介護施設にかかわるオフバランススキームの活用について 当社グループは、介護施設にかかる設備投資負担を軽減させる一つの方法としてセールアンドリースバック取引を活用しております。代表的なスキームは、自社開発した介護施設を国内外投資ファンド等が出資するSPCへ売却すると同時にリースバックするものであります。 当社グループでは、このようなオフバランススキームの活用にあたり、会計士等専門家の判断を仰ぎ、その段階で適正と考えられる方式を採用しておりますが、会計基準の変更等、オフバランスが認められなくなる判断がなされた場合には、連結貸借対照表において介護施設及び未経過リース料の計上により総資産が増加し、自己資本比率が大幅に悪化する等、当社グループの財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 介護施設のオフバランススキームによる業績等への影響について 当社グループは、前述のとおり、介護施設に関してオフバランススキームを活用しております。 当該スキームによるリースバック取引については、自社保有時と比較して減価償却負担が軽減される一方で、施設賃借にかかるコストが発生し、介護施設にかかるコストは増加する傾向にあります。 当社グループは、今後も事業所展開や財政状態等を考慮の上で、当該オフバランススキームを活用していく方針でありますが、介護事業を取り巻く外部環境や契約相手先との売却及び賃借にかかる諸条件等の状況によっては当社グループが企図する対応が推進できる保証はありません。 (4) 有利子負債への依存について 当社グループは、介護事業における新規施設開設資金の一部、カラオケ事業及び飲食事業における出店資金、不動産事業における収益不動産の取得資金及び建築資金の多くを金融機関借入等により調達しております。2026年3月期連結会計年度末における連結有利子負債残高(注)は、12,594百万円であり、総資産額に占める比率は41.1%の水準であります。当社グループは、今後の新規施設・新規出店計画等においても、主として金融機関借入等による資金調達により賄う計画であり、今後において大幅な金利変動が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、金融情勢の変化その他により取引金融機関の当社グループに対する融資姿勢に変化が生じた場合には、出店計画及び事業展開等に影響を受ける可能性があります。 (注) 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としています。 (5) 減損会計について 当社グループの各事業が保有している有形固定資産及び無形固定資産について、事業環境の変化や経済的要因等により、各施設・店舗等の収益性の悪化や保有資産の市場価格が著しく下落し、減損処理がさらに必要になった場合には、減損損失を認識する必要があり、当該状況により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 6.訴訟リスクについて 当社グループの各事業においてサービス提供又はその他取引に関連して予期せぬトラブル・問題が生じた場合には、当社グループの契約不適合に関わらずこれらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起される可能性があります。 これらの訴訟内容や損害賠償額及びその進展又は結果によっては、当社グループの経営成績及び財政状態並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,687字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国の経済は、政府による経済対策、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費の持ち直しの動きがみられ、内需を中心とした緩やかな回復基調で推移しています。一方、物価上昇の継続、中東情勢などの懸念材料もあり、依然として先行き不透明な状況が続いています。 このような環境の中で当社グループが運営する介護事業をとりまく状況として、65歳以上の高齢者数は2042年には約3,950万人となることが予測されており、IT化による介護負担の軽減が期待されております。 しかし、デジタル化の進展だけでは人間性を低下させる可能性があるためテクノロジーを活用し、利用者様にとって最適なサービスを提供するためのデータ集積、業務の改善や効率化を進めることで職員の負担を軽減し、利用者様、職員にとってより良質な時間創出を図れる運営が必要となります。その上で、多様化する高齢者ニーズへの対応スキル向上、科学的根拠に基づいたデータ基点でのケアの最適化、利用者様の生活の質(QOL)向上、介護現場における働きやすい職場環境づくりの強化に取り組んでおります。 その為、当社グループが展開する介護事業におきましては、より専門性をもつ従業員を育成する社内認定資格制度において、あらたに利用者様の生活の質の向上を目的として、認知症ケアにおける基本的な知識や理念を理解し、多職種連携による効果的な認知症ケアの実践を目指す「認知症ケアリーダー」、排泄ケアを中心とした多職種連携でのチームケアの実践に取組める人材育成を目的とした「排泄ケア専門士」および介護ロボット等のテクノロジーを活用し、業務の改善や効率化を進めることで職員の負担を軽減し、利用者様、職員にとってより良質な時間創出を図れる人材育成を目的とした「ケアクリエイター」3種の認定資格を開始しております。 また、カラオケ事業におきましては、飲食物の持ち込み可とすることで利用しやすい店舗づくりを行ないました。一方で有名店とのコラボキャンペーンをはじめフードおよびドリンクメニューの充実を図り、専門店でしか味わえない体験を楽しんでいただける環境の提供を行ないました。これらの施策が奏功し、節約志向が高まる中においても幅広い客層の支持を得た結果、ご来店客数増加にも寄与しました。継続的な円安の進行、原材料費、光熱費の高騰に伴う消費者の節約志向が高まるなか、不採算店舗の退店等を進め、固定費の削減に努めました。 この結果、当連結会計年度の売上高は29,577,764千円(前年同期比1.6%増)、営業利益は551,796千円(同164.6%増)、経常利益は851,663千円(同50.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は296,120千円(同85.6%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 a. 介護事業 介護事業におきましては、住宅型有料老人ホーム1カ所、訪問介護1事業所を閉鎖しており、当連結会計年度末時点での営業拠点は116カ所195事業所となりました。 なお、当連結会計年度での既存施設の平均入居率は93.9%(前年同期既存平均入居率93.1%)と安定的に推移しました。 それらの結果、売上高は24,457,839千円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益は1,773,479千円(同4.0%増)となりました。 b. カラオケ事業 カラオケ事業におきましては、飲食物の持ち込み可とすることで利用しやすい店舗づくりを行いました。一方で有名店とのコラボキャンペーンをはじめフードおよびドリンクメニューの充実を図り、専門店でしか味わえない体験を楽しんでいただける環境の提供を行いました。これらの施策が奏功し、節約志向が高まる中においても幅広い客層の支持を得た結果、ご来店客数増加にも寄与しました。継続的な円安の進行、原材料費、光熱費の高騰に伴う消費者の節約志向が高まるなか、不採算店舗の退店等を進め、固定費の削減に努めました。新規開店は行っておらず退店を3店舗行ったことから、当連結会計年度末時点での店舗数は64店舗(前年同期67店舗)となりました。 それらの結果、売上高は4,110,959千円(前年同期比6.4%減)、セグメント損失は17,968千円(前年同期はセグメント損失311,028千円)となりました。 c.飲食事業 飲食事業におきましては、新規開店は行っておらず退店を1店舗行ったことから、当連結会計年度末時点での店舗数は9店舗(前年同期10店舗)となりました。 それらの結果、売上高は581,251千円(前年同期比10.1%減)、セグメント損失は4,434千円(前年同期はセグメント利益23,085千円)となりました。 d.不動産事業 不動産事業におきましては、販売用不動産の売買及び賃貸不動産の仲介業務等を中心に行っております。賃貸用不動産及び収益不動産が、堅調に収益を確保することができており、今後も当該事業においては情報収集の強化と積極的な展開を検討して参ります。当連結会計年度において、所有しております販売用不動産の評価損を計上したことにより、利益を押し下げる要因となりました。 それらの結果、売上高は325,528千円(前年同期比16.5%増)、セグメント利益は42,047千円(同57.1%減)となりました。 e.その他 その他におきましては、特定技能外国人材の支援業務の委託を受けることができる登録支援機関として、外部への特定技能外国人材の紹介および登録支援機関として支援業務に注力しております。グループ内での特定技能外国人材の支援業務についても内製化することでコスト削減に取り組んでおります。 また、新たに学習塾事業を開始し、子どもたちの成長を支える環境づくりに取り組んでおります。 それらの結果、売上高は102,184千円(前年同期比43.3%増)、セグメント利益は73,688千円(同38.5%増)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比べ446,560千円減少し、30,614,044千円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末より127,524千円増加し、15,864,302千円となりました。主な要因は、売掛金が105,889千円、有価証券が100,000千円、販売用不動産が428,092千円増加し、現金及び預金が525,556千円減少したこと等によるものです。 固定資産は、前連結会計年度末より574,084千円減少し、14,749,741千円となりました。主な要因は、繰延税金資産が232,353千円、その他(投資その他の資産)が844,805千円減少し、土地が198,771千円、その他(有形固定資産)が197,506千円増加したこと等によるものです。 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比べ547,266千円減少し、16,271,135千円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末より1,423,258千円減少し、6,693,645千円となりました。主な要因は、短期借入金が1,374,250千円、その他(流動負債)が395,251千円減少し、1年内返済予定の長期借入金が355,180千円増加したこと等によるものです。 固定負債は前連結会計年度末より875,992千円増加し、9,577,490千円となりました。主な要因は、長期借入金が926,860千円増加し、その他(固定負債)が31,141千円減少したこと等によるものです。 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末より100,705千円増加し、14,342,908千円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加と配当金の支払による減少により利益剰余金が101,442千円増加したこと等によるものです。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて525,026千円減少し、10,459,236千円となりました。 各キャッシュ・フローの状況については下記のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は685,568千円(前年同期は254,625千円の収入)となりました。収入の主な内訳は税金等調整前当期純利益が725,410千円、減価償却費の計上が469,802千円、減損損失の計上が210,671千円であり、支出の主な内訳は未払又は未収消費税等の増減額が389,257千円、その他の流動負債の減少額が172,982千円、法人税等の支払額が203,234千円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、881,438千円(前年同期は1,738,941千円の収入)となりました。支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出が998,648千円、投資有価証券の取得による支出が960,050千円、定期預金の預入による支出が515,293千円であり、収入の主な内訳は投資有価証券の売却による収入が696,875千円、定期預金の払戻による収入が519,245千円、保険積立金の解約による収入が383,995千円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、328,753千円(前年同期は1,103,511千円の支出)となりました。支出の主な内訳は短期借入金の減少額が1,374,250千円、長期借入金の返済による支出が2,805,960千円であり、収入の主な内訳は、長期借入れによる収入が4,088,000千円であります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 該当事項はありません。 b. 受注実績 該当事項はありません。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 介護事業   24,457,839   3.1 カラオケ事業   4,110,959   △6.4 飲食事業   581,251   △10.1 不動産事業   325,528   16.5 その他   102,184   43.3 合計   29,577,764   1.6 (注)1  セグメント間取引については相殺消去しております。 2  当連結会計年度のその他は、介護事業・カラオケ事業・飲食事業・不動産事業以外の合計であり、株式会社ウチヤマホールディングスの有料職業紹介事業、特定技能外国人材等への支援業務、株式会社さわやか倶楽部の学習塾事業及び合弁会社PT. Sawayaka Fujindo Indonesiaの職業訓練事業等が該当します。 3  前連結会計年度及び当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 福岡県国民健康保険団体連合会   4,831,007   16.6   4,829,766   16.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績等は、以下のとおりであります。 a.経営成績の分析 (売上高) 売上高につきましては、29,577,764千円(前年同期比1.6%増)となりました。介護事業におきましては、前連結会計年度と比較して施設の入居者が増加したことにより売上高は順調に推移いたしました。カラオケ事業及び飲食事業におきましては、物価高騰による個人の消費動向の変化や不採算店舗の退店等により、前年同期の売上高を下回る結果となりました。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識並びに分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (売上総利益) 売上総利益につきましては、原材料、光熱費等様々なコストの上昇による厳しい環境が続いており、2,099,792千円(前年同期比17.1%増)となりました。 (営業利益) 販売費及び一般管理費につきましては、業務効率化により、継続的にコスト削減に努めたことにより、1,547,995千円(前年同期比2.3%減)となりました。主な内容は人件費及び租税公課となります。この結果、営業利益は、551,796千円(前年同期比164.6%増)となりました。 (経常利益) 営業外収益につきましては、主に受取保険金が減少したことにより、537,042千円(前年同期比5.8%減)となりました。営業外費用につきましては、主に支払利息が増加したことにより、237,175千円(前年同期比11.3%増)となりました。この結果、経常利益は、851,663千円(前年同期比50.6%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益につきましては、固定資産売却益が減少したことにより、229,092千円(前年同期比48.0%減)となりました。特別損失につきましては、減損損失、投資有価証券評価損及びシステム障害対応費用を計上したことにより、355,345千円(前年同期比10.6%増)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、296,120千円(同85.6%減)となりました。 b.財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況  3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は次のとおりであります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   42.1   40.8   39.7   45.8   46.8 時価ベースの自己資本比率(%)   20.6   17.4   23.0   19.3   22.7 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年)   7.8   1,878.4   6.9   50.0   18.4 インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍)   28.5   0.1   33.0   2.2   4.3 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利息の支払額 (注) 1 いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。 2 キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローを利用しています。 3 株式時価総額は、期末株価×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 4 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としています。 b.資本の財源及び資金の流動性に関する情報 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、当連結会計年度におきましては、1,037,702千円の設備投資を行い、その主なものは、介護事業にて新規開設を予定している介護施設の建設費用及び不動産事業の賃貸等不動産の取得によるものです。これらの設備投資においては、借入金及び自己資金等で賄っております。また、資金の流動性については、当連結会計年度における流動比率は、237.0%となっており、今後、十分な流動性を確保するために、比率を高めてまいります。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成の状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2025年5月20日に公表した「中期経営計画」(2026年3月期~2028年3月期の3ヵ年)において「成長戦略」及び「持続可能な成長への基盤作り」をこれからのテーマの中心におき、既存事業の充実に加えて、介護事業を中心としたM&Aや、新規事業の開発などを積極的に検討し、将来の企業の成長に向けての体制強化に取組、また、積極的な外国人材の採用及び廃棄物の削減等に注力し、中期経営計画の実現を進めてまいります。財務目標としては、2028年3月期においてROEは2.4%以上を確保できるよう努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。