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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ツカダ・グローバルホールディング

TSUKADA GLOBAL HOLDINGS Inc.2418 · Standard · サービス業

国内と海外で結婚式場とホテルを運営するブライダル大手。ウェルネス事業も展開。

概要

ツカダ・グローバルホールディングは、婚礼、ホテル、ウェルネス&リラクゼーション(W&R)の3事業を柱とする持株会社である。1995年に株式会社ベストブライダルとして創業し、2014年に現商号へ変更。連結売上高731億円(2025/12期)、営業利益95億円、従業員2,365名。全国主要都市にゲストハウスを展開するほか、国内ラグジュアリーホテルや米国・ハワイのホテルを運営。W&R事業ではリフレクソロジーサロンや温浴施設を手掛ける。

婚礼・ホテル・W&Rの3セグメント構成

当社グループは3セグメントで事業を構成する。婚礼事業では、株式会社ベストブライダルが国内結婚式場を運営し、株式会社ベストホスピタリティーネットワークが別系統の式場を運営。料理は株式会社ベストプランニング、貸衣装・写真・海外挙式は株式会社ベスト-アニバーサリーが担う。ホテル事業では、株式会社ベストグローバルが「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」、株式会社ベストホスピタリティーネットワークが「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」と「ANAホリデイ・イン東京ベイ」、株式会社ベストライフスタイルが「キンプトン新宿東京」を運営。米国ではBT KALAKAUA,LLC(Kaimana Beach Hotel)、TGH Palladian LP(Kimpton Palladian Hotel)、Victory Hotel Dunhill HN LLC(W Hotel Dallas Victory)を傘下に持つ。W&R事業は株式会社BEST HERBSが複合温浴施設「美楽温泉SPA-HERBS」とフィットネスクラブ「BEST STYLE FITNESS」を、株式会社RAJAが英国式リフレクソロジーサロン「クイーンズウェイ」を運営する。

ホテル事業の伸長が牽引する収益

2025/12期の連結売上高は731億円(前年比15.0%増)。セグメント別では、婚礼事業388億円(同8.6%増)、ホテル事業313億円(同26.0%増)、W&R事業29億円(同0.0%増)であった。セグメント利益は婚礼事業73億円(同26.5%増)、ホテル事業43億円(同18.5%増)、W&R事業1.6億円(同69.2%増)。全体の営業利益は95億円(同28.8%増)、営業利益率13.0%に改善した。訪日外国人需要の回復によりホテル事業が大幅増収となった一方、婚礼事業は施行件数9,387件(0.2%減)と微減ながら単価上昇で利益拡大。W&R事業は不採算店舗撤退の効果で黒字化し、利益率が向上した。

国内28拠点と海外4カ国の事業ネットワーク

婚礼施設は首都圏(東京、横浜、千葉、埼玉)を中心に、名古屋、大阪、京都、仙台など全国主要都市に28拠点を展開。ホテル事業は国内4施設(東京都港区、新宿区、品川区、名古屋市)に加え、ハワイ州ホノルル(Kaimana Beach Hotel)、ワシントン州シアトル(Kimpton Palladian Hotel)、テキサス州ダラス(W Hotel Dallas Victory)の米国3施設を運営する。海外挙式事業では、Best Bridal Hawaii, Inc.(米国ハワイ)、PT.Tirtha Bridal(インドネシア・バリ)、Gloria Bridal Services, Inc.(米国グアム)が現地挙式を提供。W&R事業は関東圏(東京都、埼玉県など)に集中し、リフレクソロジーサロンは全国主要都市に点在する。

持株会社のもと30社の子会社が機能分業

当社(ツカダ・グローバルホールディング)は純粋持株会社として、グループ全体の経営管理と資金調達を担う。連結子会社は30社、関連会社1社。婚礼分野では㈱ベストブライダル、㈱ベストホスピタリティーネットワーク、㈱ベストプランニング、㈱ベスト-アニバーサリーが各機能を分担。ホテル分野では㈱ベストグローバル、㈱ベストライフスタイル、BT KALAKAUA,LLC、TGH Palladian LP、Victory Hotel Dunhill HN LLC等が施設運営を担当。W&R分野は㈱BEST HERBSと㈱RAJA。さらに、Ecpark Pte.Ltd.、TSUKADA GLOBAL ASIA PTE.LTD.、TGU LLC、HNRB QOZBⅡ,LPなどが経営管理を補完する。各子会社は当社から施設を賃借する形態をとり、グループ内で効率的な資産活用が図られている。

業界の中での役割はブライダル・ホテル運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
731億円
営業利益
95億円
営業利益率
13.0%
純利益
48億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
婚礼事業388億円53.2%73億円18.8%
ホテル事業313億円42.9%44億円14.1%
W&R事業29億円4.0%2億円6.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01婚礼主力

全国主要都市と海外(ハワイ、バリ等)で結婚式場を展開。挙式・披露宴の企画・運営、貸衣装、美容、写真、海外挙式など結婚に関するサービスを提供。

主な製品・サービス3
結婚式場運営
国内主要都市や海外リゾート地で結婚式場を運営し、挙式・披露宴サービスを提供。
婚礼貸衣装・美容・写真サービス
婚礼衣装のレンタル、ヘアメイク、写真撮影などの付随サービス。
海外挙式
ハワイやバリなど海外での挙式を企画・運営。

02ホテル主力

「ストリングスホテル」「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」など国内外のホテルを運営し、婚礼・宴会・宿泊サービスを提供。

主な製品・サービス2
シティホテル運営
国内外のシティホテルで宿泊・宴会・レストランサービスを提供。
リゾートホテル運営
ハワイやシアトルなどでリゾートホテルを運営。

03ウェルネス&リラクゼーション副次

英国式リフレクソロジーサロン「クイーンズウェイ」を全国主要都市で展開。関東圏では温浴施設「美楽温泉SPA-HERBS」やフィットネスクラブも運営。

主な製品・サービス3
リフレクソロジーサロン「クイーンズウェイ」
英国式リフレクソロジーによる足裏マッサージなどを提供。
温浴施設「美楽温泉SPA-HERBS」
日帰り入浴施設で、温浴サービスを提供。
フィットネスクラブ「BEST STYLE FITNESS」
総合フィットネスクラブで、トレーニング機器やスタジオプログラムを提供。

製品と技術

個別空間を演出するゲストハウスと大聖堂

婚礼事業の中核は、専用建築の「ゲストハウス」型結婚式場である。「アートグレイス」シリーズは白金、横浜、大阪、仙台、星ヶ丘、新浦安、鴨川に展開。さらに、独立型大聖堂「セントグレース大聖堂」(青山)、パーティー空間「アプローズスクエア東京・迎賓館」(市ヶ谷・赤坂)、歴史的風格を持つ「大宮璃宮」など、多様なニーズに対応する施設群をそろえる。海外ではBest Bridal Hawaii(ハワイ)やPT.Tirtha Bridal(バリ島)が現地挙式を提供。2025/12期の婚礼施行件数は9,387件、売上高388億円を計上した。

インターコンチネンタル、キンプトン、Wホテル

ホテル事業では、国際ブランドとのフランチャイズ契約により高級ホテルを運営する。国内は「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」(客室数約300室)、「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」(港区)、「ストリングスホテル 名古屋」、「キンプトン新宿東京」(新宿区)、「ANAホリデイ・イン東京ベイ」(品川区)の5施設。米国ではハワイの「Kaimana Beach Hotel」、シアトルの「Kimpton Palladian Hotel」、ダラスの「W Hotel Dallas Victory」を運営し、2025年には新たに2施設を取得した。宿泊稼働率と客室単価の上昇により、同事業の売上高は313億円に達した。

リフレクソロジーと温浴・フィットネス

ウェルネス&リラクゼーション事業は、英国式リフレクソロジーサロン「クイーンズウェイ」(運営:株式会社RAJA)が全国に店舗を展開。高い技術力と接客力を強みとする。複合温浴施設「美楽温泉SPA-HERBS」(運営:株式会社BEST HERBS)は、ニフティ温泉ランキングで6年連続1位を獲得。来館者数と飲食売上高が過去最高を更新した。同社は総合フィットネスクラブ「BEST STYLE FITNESS」も運営する。不採算サロンの退店を進めた結果、セグメント利益は1.6億円(前年比69.2%増)と黒字化に成功し、収益体質が改善した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

高収益で急成長、人材業界の有力プレイヤー

同社はサービス業に属し、人材派遣やアウトソーシング事業を展開しています。売上高は2023年12月期の575億円から2025年12月期には731億円と大幅に増加し、営業利益率も11.65%から13%へと改善しています。これは業界平均を大きく上回る水準で、高い競争力を持っています。同業他社のジンジブやイシンと比較しても、成長性と収益性で優位に立っています。業界構造では、人手不足を背景に需要が拡大しており、同社は積極的なM&Aやサービス拡充でシェアを伸ばしています。今後の課題は、成長持続のための人材確保と、労務管理の徹底です。

強み

  • 営業利益率13%と業界トップクラスで、効率的な運営が強み。
  • 売上高が2期連続二桁成長で、市場シェアを拡大中。
  • 大手企業との取引が多く、安定した受注が見込める。
  • 人手不足で人材サービス需要が高まり、市場環境が良好。

課題

  • 急成長に伴い、優秀な人材の確保が課題となっている。
  • 積極的な買収で、統合後の企業文化や業務の調整が必要。
  • 派遣法規制の強化に対応し、適切な労務管理が必須。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がツカダ・グローバルホールディング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1286Aユカリア313億円12.2倍
24671ファルコホールディングス310億円14.5倍
37047ポート304億円10.5倍
49628燦ホールディングス304億円6.2倍
56535アイモバイル302億円12.0倍
62418ツカダ・グローバルホールディング296億円10.7倍
76547グリーンズ294億円5.9倍
82185シイエム・シイ289億円10.1倍
92469ヒビノ287億円9.1倍
109768いであ286億円10.9倍
119769学究社284億円15.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

ブライダルプロデュース会社としての船出

1995年10月、東京都港区浜松町に株式会社ベストブライダルを設立。目的はブライダルプロデュース事業。1996年1月に本店を新宿区へ移転。1998年6月、日本橋に初のゲストハウス「アフロディテ」を開業し、直営結婚式場運営に乗り出した。1999年2月には米国法人Best Bridal Hawaii, Inc.を設立し、海外挙式市場へ参入。同年5月、TKウエディングサービス株式会社から営業を譲り受け、海外挙式斡旋事業を本格化。この時期に、ブライダル一貫体制の基盤が築かれた。

「アートグレイス」ブランドの全国展開

2000年8月、株式会社ベストプランニングを設立し披露宴料理を内製化。同年9月、品川区に「アートグレイスクラブ」白金事業所を開業。以降、横浜(2001年)、大阪(2003年)、仙台(2003年)、名古屋(2005年)、新浦安(2005年)と「アートグレイス」シリーズを全国に拡大。2004年10月には東京証券取引所マザーズに上場し、調達資金を出店投資に振り向けた。2006年には青山に「セントグレース大聖堂」、市ヶ谷に「アプローズスクエア東京」、心斎橋に「セントグレース ヴィラ」と新ブランドも投入。

M&Aによる貸衣装・写真事業への進出

2005年12月、子会社の株式会社ア・リリアーレが有限会社アクア・グラツィエの全出資持分を取得。これにより、婚礼貸衣装・美容・写真サービス事業に参入した。2007年4月、ア・リリアーレをアクア・グラツィエに吸収合併し、存続会社を株式会社ベスト-アニバーサリーに商号変更。同年、インドネシア法人PT.Tirtha Bridalを設立、バリ島での海外挙式拠点を確保。2008年には赤坂に「アプローズスクエア迎賓館」を開業し、都心婚礼施設のラインアップを強化した。

マザーズから第一部へ、ホテル事業の幕開け

2010年12月、東京証券取引所市場第一部に指定変更。2011年1月、株式会社ベストプランニングが株式会社ホスピタリティ・ネットワーク(現ベストホスピタリティーネットワーク)の株式を取得、ホテル運営ノウハウを取り込んだ。2011年3月には埼玉県大宮に「大宮璃宮」を開業。同時期、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルの事業譲受を視野に、ホテル事業への本格進出を準備。2013年11月に株式会社ベストグローバルを設立し、2014年1月に同ホテル事業を譲受した。

グループ経営を一元化する持株会社制

2013年11月、株式会社ベストグローバルを設立しホテル事業を分社化。2014年2月、株式会社ベストブライダル分割準備会社を設立。同年7月、持株会社制へ移行し、商号を株式会社ツカダ・グローバルホールディングに変更。これにより、当社は純粋持株会社としてグループ戦略と資金調達に専念し、婚礼・ホテル・W&Rの各事業は子会社が担う体制へ移った。この再編は、事業ごとの意思決定を迅速化し、M&Aや新規投資を積極化する布石となった。

年表35件を開く

1990年代

  • 1995年10月創業ブライダルプロデュース事業を目的として、東京都港区浜松町に株式会社ベストブライダルを設立
  • 1996年1月本店所在地を東京都新宿区新宿に移転
  • 1998年6月東京都中央区にゲストハウス『アフロディテ』(日本橋事業所)をオープン
  • 1999年2月米国法人Best Bridal Hawaii,Inc.(現連結子会社)を設立
  • 1999年5月TKウエディングサービス株式会社の営業を譲り受け、海外挙式斡旋事業を開始

2000年代

  • 2000年8月本店所在地を東京都渋谷区恵比寿西に移転
  • 2000年8月株式会社ベストプランニング(現連結子会社)を設立
  • 2000年9月東京都品川区にゲストハウス『アートグレイスクラブ』(白金事業所)をオープン
  • 2001年3月本店所在地を東京都渋谷区恵比寿南に移転
  • 2001年11月神奈川県横浜市神奈川区に『アートグレイス ポートサイドヴィラ』(横浜事業所)をオープン
  • 2002年7月本店所在地を東京都渋谷区東に移転
  • 2003年4月大阪府大阪市住之江区に『アートグレイス ウエディングコースト』(大阪事業所)をオープン
  • 2003年10月宮城県仙台市太白区に『アートグレイス ウエディングフォレスト』(仙台事業所)をオープン
  • 2004年10月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2005年4月愛知県名古屋市名東区に『アートグレイスクラブ』(星ヶ丘事業所)をオープン
  • 2005年5月創業株式会社ア・リリアーレを設立
  • 2005年9月千葉県浦安市に『アートグレイス ウエディングコースト』(新浦安事業所)をオープン
  • 2005年12月株式会社ア・リリアーレが、有限会社アクア・グラツィエ(現株式会社ベスト-アニバーサリー 現連結子会社)の出資持分を100%取得
  • 2006年3月埼玉県さいたま市北区に『アートグレイス ウエディングシャトー』(大宮事業所)をオープン
  • 2006年5月東京都港区に『セントグレース大聖堂』(青山事業所)をオープン
  • 2006年5月東京都新宿区に『アプローズスクエア東京』(市ヶ谷事業所)をオープン
  • 2006年9月大阪府大阪市西区に『セントグレース ヴィラ』(心斎橋事業所)をオープン
  • 2006年9月株式会社ライフクリエートバンク(現非連結子会社)を設立
  • 2007年2月インドネシア法人PT.Tirtha Bridal(現連結子会社)を設立
  • 2007年4月M&A株式会社アクア・グラツィエ(現株式会社ベスト-アニバーサリー)(存続会社)と株式会社ア・リリアーレ(消滅会社)が合併
  • 2007年6月京都府京都市左京区に『アートグレイス ウエディングヒルズ』(鴨川事業所)をオープン
  • 2008年3月東京都港区に『アプローズスクエア迎賓館』(赤坂事業所)をオープン

2010年代

  • 2010年5月神奈川県横浜市西区に『伊勢山ヒルズ』(伊勢山事業所)をオープン
  • 2010年12月東京証券取引所マザーズ市場から同市場第一部に株式を市場変更
  • 2011年1月M&A株式会社ベストプランニングが、株式会社ホスピタリティ・ネットワーク(現株式会社ベストホスピタリティーネットワーク)(現連結子会社)の株式取得(2011年12月に株式会社ベストブライダルに株式全持分を譲渡)
  • 2011年3月埼玉県さいたま市北区に『大宮璃宮』(大宮事業所)をオープン
  • 2013年11月株式会社ベストグローバル(現連結子会社)を設立
  • 2014年1月株式会社ベストグローバルが、『ストリングスホテル東京インターコンチネンタル』の事業を譲受
  • 2014年2月株式会社ベストブライダル分割準備会社(現連結子会社)を設立
  • 2014年7月商号変更持株会社制へと移行し、株式会社ツカダ・グローバルホールディングに商号変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ゲストハウスの効率的展開

    首都圏・関西圏・中京圏を中心に、マーケット特性に合わせたゲストハウスを出店。出店戦略を多様化し、より効率的な店舗展開を進める。

  2. 02

    商品開発力の強化

    競争力のある高付加価値商品を開発し、顧客満足度の高い商品・サービスを提供する。

  3. 03

    提案力・販売力の向上

    顧客の多様なニーズを捉え、その実現に向けた商品提案力と販売力を高める。

  4. 04

    収益性の改善と経営効率化

    高い収益性を確保するため、経営の合理化と業務効率向上を図る。値引きに依存しない価値創造型の事業運営を推進し、サービス品質と収益性の両立を目指す。

  5. 05

    ホテル事業の収益力向上

    既存ホテルの更なるコストコントロールと収益力向上を柱に、国内外のホテル事業への成長投資と運営体制強化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,365人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は564万円で、9期前と比べて+4.9%平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は7.9年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,841
2017年12月2,083
2018年12月2,167
2019年12月53840.67.42,241
2020年12月46040.98.72,354
2021年12月46942.59.62,082
2022年12月47642.87.62,041
2023年12月50143.27.32,199
2024年12月52642.67.42,296322
2025年12月56443.57.92,365402

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率33.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社25(国内 9 / 海外 16、うち連結子会社 25) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
W Hotel Dallas Victory — 米国テキサス州243億円
ホテル事業
Kaimana Beach Hotel — 米国ハワイ州123億円
ホテル事業
キンプトン 新宿東京 — 東京都新宿区111億円
ホテル事業
新浦安事業所 — 千葉県浦安市7,133百万円
婚礼事業
Kimpton Palladian Hotel — 米国ワシントン州5,513百万円
ホテル事業
伊勢山事業所 — 神奈川県横浜市西区5,506百万円
婚礼事業
青山事業所 — 東京都港区3,701百万円
婚礼事業
ストリングスホテル 名古屋 — 愛知県名古屋市中村区2,821百万円
ホテル事業
ANAホリデイ・イン東京ベイ — 東京都品川区2,401百万円
ホテル事業
日本橋事業所他 13事業所1,365百万円
婚礼事業
ほか39件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ベストブライダル
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ベストプランニング
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Best Bridal Hawaii,Inc.
    米国ハワイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ベスト-アニバーサリー
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.Tirtha Bridal
    インドネシア バリ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ベストホスピタリティー ネットワーク
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ベストグローバル
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Ecpark Pte.Ltd.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱BEST HERBS
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱RAJA
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    BEST HOSPITALITY LLC
    米国ハワイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Best Resort LLC
    米国ハワイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社13社を開く
  • TSUKADA GLOBAL ASIA PTE.LTD.シンガポール100%
  • ㈱ベストライフスタイル東京都港区100%
  • グロリアブライダルジャパン㈱東京都新宿区100%
  • Gloria Bridal Services,Inc.米国ハワイ州100%
  • TGU LLC米国デラウェア州100%
  • HNRB QOZBⅡ,LP米国デラウェア州90%
  • BT KALAKAUA,LLC米国デラウェア州80%
  • TGH-GEM LP米国ワシントン州85%
  • TGH Palladian LP米国ワシントン州85%
  • TGH-GEM Glass House LP米国ワシントン州85%
  • Victory Hotel Dunhill HN Investors LLC米国テキサス州89%
  • Victory Hotel Dunhill HN Mezz LLC米国テキサス州89%
  • Victory Hotel Dunhill HN LLC米国テキサス州89%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は731億円営業利益95億円前期と比べると増収増益で、売上が+15.1%、利益が+28.4%。

売上高
+15.1%
731億円
営業利益
+28.4%
95億円
純利益
-5.9%
48億円
営業利益率
13.0%
前期比 +1.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高778億円731億円
営業利益101億円95億円
純利益60億円48億円
1株あたり配当¥14¥14

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は369億円、営業利益は35億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.5%、営業利益は−10.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q12300.00
2023年2Q145149.720
2023年3Q12910.83
2023年4Q17824
2024年1Q13475.210
2024年2Q1511610.620
2024年4Q3505114.621
2025年2Q3373911.644
2025年4Q3945614.24
2026年2Q369359.523

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は445億円から731億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は13.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月4456633
株式会社ベストグローバル(現連結子会社)を設立
2013年12月4747142
持株会社制へと移行し、株式会社ツカダ・グローバルホールディングに商号変更
2014年12月5176743
2015年12月5385439
2016年12月5543620
2017年12月5734422
2018年12月6025324
2019年12月6116226
2020年12月271−112−106
2021年12月334−55−61
2022年12月5174815
2023年12月5755747
2024年12月635747711.751
2025年12月731957513.048

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高731億円のうち、営業利益として残るのは95億円13.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は48億円、売上の6.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金58.3%426億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.7%210億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.0%95億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
41.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.4pt
13.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.5pt
6.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.9pt
13.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが103億円、投資CFが−73億円で、差し引きのフリーCFは30億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は279億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月52−24−2228112
2013年12月60−55195138
2014年12月70−10871−38174
2015年12月57−12977−72179
2016年12月66−12431−58154
2017年12月71−40−3631149
2018年12月61−43757241
2019年12月73−12897−55283
2020年12月−89−77105−166222
2021年12月−9−19−30−28165
2022年12月8021−54101211
2023年12月81−11812−37189
2024年12月104−11127−7211
2025年12月103−733630279

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は1,401億円。このうち返さなくてよい自己資本が398億円で、自己資本比率は26.6%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月48420827643.0
2013年12月54024729345.7
2014年12月67328738642.7
2015年12月80331848539.6
2016年12月84834250638.5
2017年12月84435848640.5
2018年12月90837153739.1
2019年12月99337461937.7
2020年12月99826473426.3
2021年12月90920670322.5
2022年12月87523164426.1
2023年12月93227465829.2
2024年12月1,11734077728.9
2025年12月1,4013981,00326.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
280億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
353億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,003億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率18 / 40
収益力営業利益率26 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中130位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中483位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
26.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
15.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥604で、1年前と比べて-16.0%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥604-2.1%1ヶ月+3.1%1年-16.0%時価総額296億円
過去52週の値幅
安値¥534高値¥755

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.7倍
PER (会社予想)4.7倍
PBR0.72倍
配当利回り2.32%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に619円まで上昇したが、その後は下落。8月19日は587円で、25日線(599円)を約2%下回る。75日線(594円)や200日線(599円)とほぼ同じ水準で、方向感がない。1カ月で-2.8%と小幅安。出来高は8月12日に72万株と増加したが、その後は20万株前後で推移し、様子見。RSIは43.7。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは10.36倍で業界平均の22.68倍を大幅に下回り、PBRは0.70倍で業界平均の3.3倍を大きく下回る。ROEは13.7%と良好で、予想PERは4.6倍と更に割安。配当利回りは2.39%で業界平均の2.32%とほぼ同水準。業績は増収増益で、収益性が高く、株価は割安に放置されている。一方、配当利回りは業界平均並みで伸び悩む可能性があるが、バリュエーションは明確に割安。業界平均と比較してPER・PBRともに大幅に低く、収益力と株主還元のバランスが取れており、割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.7倍23.4倍
PER (予想)4.7倍
PBR0.72倍3.51倍
ROE13.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

パチンコ業界は規制強化や遊技人口減少で構造的な逆風にある。本銘柄は売上を拡大し、営業利益率も改善傾向。強気派は、既存店の収益力向上とM&Aによる成長、株主還元(配当利回り2.39%)を評価。また、PBR0.7倍と割安で、ROE13.7%と資本効率が良い。弱気派は、パチンコ市場の縮小、規制リスク、依存症対策の強化による客離れを懸念。さらに、売上成長が過剰出店や値引きによるものなら持続性に疑問。業界の構造問題が長期化すれば、収益悪化の可能性。

プラスに働く材料7
  • 収益力改善

    2025年12月期営業利益率13%と高水準、売上も増加。

  • 割安指標

    PBR0.702倍、ROE13.7%で株主価値創出。

  • 株主還元

    配当利回り2.39%と安定分配。

  • 営業利益が74億円→95億円と大幅増益通年影響

    営業利益は前期比21億円増の95億円、収益力が大きく向上。

  • 売上高が3期連続で増加し過去最高通年影響

    売上高は575億円→731億円と拡大、成長軌道が続く。

  • 予想PER4.6倍と極めて割安継続影響

    予想PERは4.6倍、業績成長を考慮すると株価に上昇余地。

  • ROE13.7%・PBR0.70倍で資本効率が良好継続影響

    ROE13.7%に対しPBR0.70倍、PBR1倍回復なら潜在上昇率は約43%。

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小

    パチンコ遊技人口は減少傾向で市場は縮小。

  • 規制リスク

    風営法改正や依存症対策強化が業績に影響。

  • 成長の質

    売上増が価格競争や出店依存なら利益率低下。

  • 純利益が51億円→48億円と減少通年影響

    純利益は前期比3億円減の48億円、営業増益が最終利益に反映されず。

  • 営業利益率13%と高水準で改善余地が限定的継続影響

    営業利益率13%は高く、これ以上の効率化は難しい。

  • 純利益率が8.0%から6.6%へ低下通年影響

    純利益率は前期比1.4pt低下、売上高増の割に利益が増えない状態。

  • 高成長の反動で業績修正リスク決算発表後影響

    過去3期で売上高が30%近く増加、一旦減速すると利益の下振れが大きい。

次の決算で確かめる点
店舗数
出店や閉鎖が売上と収益性に直結。
営業利益率
規制や競争下で収益性の維持が焦点。
配当性向
株主還元の持続性と財務健全性。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり14で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは2.32%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥14
1株あたり
配当利回り
2.32%
いまの株価に対して
配当性向
24.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1026.1
2017年12月100.022.7
2018年12月100.030.4
2019年12月100.023.3
2022年12月5−50.0
2023年12月10100.045.5
2024年12月1110.091.5
2025年12月129.124.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥14

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ13,454人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.5%を占め、残る54.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他32.732.832.835.940.544.5
事業法人54.054.854.350.143.643.9
外国法人5.05.26.67.08.35.9
証券会社1.62.41.42.54.84.1
自己株式2.62.62.62.62.63.3
金融機関6.74.84.84.32.81.5
外国人個人0.00.00.00.20.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ファインエクスパンド有限会社42.87
02塚田 正之14.44
03塚田 啓子2.50
04中尾 隆友2.04
05塚田 健斗1.59
06大田 宜明1.19
07野村證券株式会社(常任代理人 株式会社三井住友銀行)1.11
08株式会社SBI証券0.92
09JPLLC-CL JPY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.87
10ヨシダ トモヒロ0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-24
    塚田 正之
    新規の大量保有報告
    59.80%
    -0.41pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+51%、1株純資産は14期で+85%。直近期のROEは13.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月6742516.95.913.0
2013年12月8750518.67.716.5
2014年12月8858816.19.429.8
2015年12月7965112.89.836.4
2016年12月406846.116.926.1
2017年12月467176.614.022.7
2018年12月517457.011.430.4
2019年12月547847.011.123.3
2020年12月−223551−33.4
2021年12月−129429−26.3
2022年12月314796.911.3
2023年12月9957018.93.845.5
2024年12月10867617.34.191.5
2025年12月10178613.75.624.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額347百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約19倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
塚田正之代表取締役 社長807,067,700
塚田啓子専務取締役741,224,400
塚田健斗取締役 人事総務部管掌37777,200
西堀敬取締役662,000
寺地孝之取締役67
西谷秀人取締役6623,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)327942322107
社外取締役5170173
監査役2884

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,167字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(㈱ツカダ・グローバルホールディング)、子会社30社、関連会社1社により構成されており、婚礼事業、ホテル事業、W&R事業(ウェルネス&リラクゼーション事業)の3事業を営んでおります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、この3事業は、「第一部〔企業情報〕第5〔経理の状況〕1〔連結財務諸表等〕(1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 婚礼事業 当社グループは、全国の主要都市並びに海外において店舗を展開しており、婚礼事業の運営及び挙式の販売を行っております。当社グループのスタッフは、主にお客様に対する営業活動と店舗の運営全般に従事しております。 ㈱ベストブライダルは、当社から婚礼施設を賃借し、国内結婚式場の運営を行っております。 ㈱ベストホスピタリティーネットワークは、国内結婚式場の運営を行っております。 ㈱ベストプランニングは、㈱ベストブライダルの委託を受けて主に披露宴における料理の提供を行っております。 ㈱ベスト-アニバーサリーは、婚礼貸衣装・挙式・美容・写真サービス等の提供及び楽婚・家族挙式・海外挙式(少人数挙式)の運営を行っております。 Best Bridal Hawaii,Inc.、PT.Tirtha Bridal及びGloria Bridal Services,Inc.は、主に海外挙式の施行を行っております。 (同)新浦安・SPCを営業者とする匿名組合は、㈱ベストブライダルが運営する一部の婚礼施設の賃貸を行っております。 (2) ホテル事業 当社グループは、下記のホテルにて婚礼・宴会・宿泊サービスの提供を行っております。 ㈱ベストブライダルは、当社からホテル施設を賃借し、「ストリングスホテル 名古屋」の経営・運営を行っております。 ㈱ベストホスピタリティーネットワークは、「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」及び「ANAホリデイ・イン東京ベイ」の経営・運営を行っております。 ㈱ベストグローバルは、「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」の経営・運営を行っております。 ㈱ベストライフスタイルは、当社からホテル施設を賃借し、「キンプトン 新宿東京」の経営・運営を行っております。 BT KALAKAUA,LLCは、「Kaimana Beach Hotel」の経営・運営を行っております。 TGH Palladian LPは、「Kimpton Palladian Hotel」の経営・運営を行っております。 Victory Hotel Dunhill HN LLCは、「W Hotel Dallas Victory」の経営・運営を行っております。 合同会社ホテル天王洲・SPCを営業者とする匿名組合は、㈱ベストホスピタリティーネットワークが経営・運営する「ANAホリデイ・イン東京ベイ」の賃貸を行っております。 (3) W&R事業(ウェルネス&リラクゼーション事業) 当社グループは、全国の主要都市において英国式リフレクソロジーサロン「クイーンズウェイ」を運営しており、高い技術力と接客力でリフレクソロジーサービスを提供しております。また、関東圏において温浴施設及びフィットネスクラブの運営等を行っております。 ㈱BEST HERBSは、子会社の経営管理の他、当社から施設を賃借し、複合温浴施設「美楽温泉SPA-HERBS」における温浴サービスの提供を行っております。また、総合フィットネスクラブ「BEST STYLE FITNESS」の運営を行っております。 ㈱RAJAは、英国式リフレクソロジーサロン「クイーンズウェイ」を運営しております。 (4) 全社(共通) Ecpark Pte.Ltd.、TSUKADA GLOBAL ASIA PTE.LTD.、TGU LLC、HNRB QOZBⅡ,LPは、子会社の経営管理等を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注) 連結子会社であるEcpark Pte.Ltd.、TSUKADA GLOBAL ASIA PTE.LTD.、TGU LLC、HNRB QOZBⅡ,LPは上記セグメントに属さず、重要性がないため事業系統図への記載を省略しております。 また、Best Resort LLC、グロリアブライダルジャパン㈱、BEST HOSPITALITY LLC、TGH-GEM LP、TGH-GEM Glass House LP、Victory Hotel Dunhill HN Investors LLC、Victory Hotel Dunhill HN Mezz LLC及び非連結子会社は、重要性がないため事業系統図への記載を省略しております。
経営方針・対処すべき課題1,509字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは「心に灼きつくプロのおもてなしで、人々が集うシーンをプロデュースする」を経営理念とし、「世界最高のおもてなし企業」を目指すとともに、新規事業の推進、更なる事業領域の拡大を図ります。また、これらを実現するため下記の基本方針を掲げております。 ① 出店戦略 首都圏・関西圏・中京圏を中心にそれぞれのマーケット特性に合わせた「ゲストハウス」を展開する。 ② 商品開発力 競争力のある、高付加価値の商品開発を実現し、お客様にご満足いただける商品とサービスの提供を目指す。 ③ 提案力・販売力 お客様の多様なニーズ=「夢」を的確に捉え、その「実現」のための商品提案力と販売力の向上を目指す。 ④ 利益率向上 高い収益性を確保するため、経営の合理化と業務効率の向上を図る。 ⑤ 資金調達 健全な財務体質の維持、資本効率の向上、株式価値の希薄化等への十分な配慮を行い、資本コストを重視した資金調達を実行する。 (2) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループを取り巻く経営環境は、訪日外国人旅行者数の増加等を背景にホテル需要の回復が見込まれる一方で、少子化に伴う婚礼市場の縮小に加え、為替相場の変動や原材料価格の高止まり、人件費の上昇及び人材確保の難化等により、先行き不透明な状況が継続すると見込んでおります。 こうした環境の中、当社グループは、持続的成長と企業価値の最大化に向けて、値引きに依存しない価値創造型の事業運営を推進し、サービス品質の向上と収益性の改善を両立させる事業構造への転換を進めてまいります。 具体的な重点戦略としては、①国内外のホテル事業への成長投資と運営体制の強化による収益性向上、②婚礼事業における商品力・施設価値の向上による施行単価及び利益体質の強化、を掲げ、企業価値の向上を目指します。 (ゲストハウスの展開) 当社グループは、国内主要都市にゲストハウスを展開しておりますが、競争力の高いゲストハウスの展開は当社事業の根幹であり、今後は、出店戦略の多様化を図りながら、より効率的な店舗展開を進めていく方針であります。 (ホテルの展開) 当社グループは、「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」、「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」、「ストリングスホテル 名古屋」、「キンプトン新宿 東京」、「Kaimana Beach Hotel」、「Kimpton Palladian Hotel」、「W Hotel Dallas Victory」及び「ANAホリデイ・イン東京ベイ」を経営しておりますが、当面の間は上記、既存ホテルの更なるコストコントロール並びに収益力向上を柱に進めていく方針であります。 (W&R施設の展開) 当社グループは、英国式リフレクソロジーサロン「クイーンズウェイ」、複合温浴施設「美楽温泉SPA-HERBS」及び総合フィットネスクラブ「BEST STYLE FITNESS」を運営しておりますが、当該サロンの積極的な展開に加え、更なるコストコントロールを実施することにより、安定的に収益計上ができる体制の構築を目指す方針であります。 (人材の確保と育成) 当社グループは、顧客サービス充実のための婚礼演出力強化が同業他社との差別化に繋がるものと考え、今後も積極的に社員のモチベーションが高まる仕組みづくりに取り組むとともに、中長期的な人材育成が可能な体制を構築してまいります。
事業等のリスク6,154字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる事項を記載しております。当社グループとして必ずしも事業上のリスクとは考えていない事項についても、投資判断の上で、あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、文中における将来に関する事項の記載は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。また、当社グループにおきましては、下記リスクの発生の回避に努めることはもちろんのこと、顕在化する恐れもしくは顕在化した場合、親会社の経営会議及び取締役会へ報告される体制を整備しており、当該リスクの管理及び統制に努めることとしております。 (1) 事業の特徴について ① サービスについて 当社グループは、常に時代のニーズやトレンドを綿密に分析し、社内に蓄積した経験・ノウハウと多くの協力会社による高水準のサービスとを融合させ、飲食・サービスにおきましては、店舗ごとに専門のシェフとサービススタッフを配置することにより、お客様の趣味や趣向を高いレベルで実現し、最新のウエディング・スタイルとホテルライフ、リラクゼーションサービスを提供することを目指しております。 しかしながら、時代のニーズやトレンドに当社グループのサービスが対応できない場合や、当社グループの望むレベルの協力会社、シェフ等が確保できずに充分なサービスが提供できない場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 当社グループでは刻々と変化する顧客ニーズへ対応するため、積極的に新たなビジネススタイルの創出及び付加価値の高い魅力ある商品開発を行うことで高品質のサービス提供を維持するとともに、お客様の需要を喚起してまいります。 ② 人的資源について 当社グループは、今後の更なる業容拡大及び業務内容の多様化に対応するため、新卒の採用活動を積極的に行い、また、教育研修制度を確立することで、営業・管理の各部門において、一層の人員の強化を行ってまいります。しかしながら、事業規模の拡大に応じたグループ内における人材が計画どおりに確保できない場合には、競争力の低下や一層の業容拡大の制約要因となり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、人材確保のためインターンシップの実施やテレビ会議システムを活用した採用・面接を積極的に取り入れております。また、階層別・目的別の研修プログラムを実施するなど従業員の教育に注力することにより当社グループの持続的成長を支える人材の育成に取り組んでおります。 (2) 当社グループの属する市場について 結婚適齢期を迎える層は、厚生労働省の人口動態調査からみて、緩やかに縮小していく傾向にあり、今後、ブライダル市場全体の市場規模が縮小した場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 当社グループの主力事業であるブライダルマーケットにおいて、既存のホテルや専門式場等によるゲストハウス・ウエディングへの進出や、これまでにない新しいサービスの提供、異業界からの新規参入等が予想されることから、他社との競争が激化した場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 一般的に結婚披露宴に参列される人数は平均65名とされておりますが、当社グループでは多様化する顧客ニーズに対応するため、少人数の参列者に対応した婚礼商品ラインナップの充実及び新商品の開発を常に心がけることで需要を喚起する対策を行っております。また、婚礼貸衣装・挙式・美容・写真サービス等の提供範囲を自社(当社グループ)会場から他社会場へ拡大することによって、婚礼マーケット全体への販路開拓を推進しております。 (3) 経営成績及び財政状態について ① 借入金等依存度が高いことについて 当社グループは、これまで施設を建設するにあたり、建設費用や敷金・保証金等の投資資金を主に金融機関からの借入等により調達しているため、総資産に占める有利子負債の比率が高い水準にあります。有利子負債残高は、2024年12月期末59,637百万円、2025年12月期末77,920百万円となっており、総資産に占める有利子負債残高の比率は、2024年12月期末53.4%、2025年12月期末55.6%と借入金等依存度が高い水準にあります。なお、売上高に対する支払利息の比率は、2024年12月期1.3%、2025年12月期2.1%となっております。 今後、金融情勢が大きく変動し金利水準が上昇に転じた場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 当社グループにおける資金調達については、その殆どを固定金利で調達しており、既存借入契約については金利上昇リスクをヘッジしております。取引金融機関との関係性につきましては過年度より良好な取引関係を継続しており、今後につきましても同様に、常に情報共有することで良好な関係性を維持し、また、資金調達手法の多様化を図ることにより当該リスクの低減に努めてまいります。 ② 海外情勢 当社グループは、米国ハワイ州、ワシントン州、テキサス州及びインドネシア(バリ島)におきまして海外挙式事業及びホテル事業を展開しております。2025年12月末現在、米国ハワイ州におきましては、3ヶ所の婚礼施設、1ヶ所のホテル、ワシントン州に1ヶ所のホテル、テキサス州に1カ所のホテル、並びにバリ島におきましては2ヶ所の婚礼施設を展開しております。このため、関連地域における政治情勢や経済動向等の変化、戦争・テロ・大規模な自然災害等の事象が発生した場合、予約のキャンセル等により当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 Best Bridal Hawaii,Inc.及びPT.Tirtha Bridalは、日本国内で受注した海外ウエディングの施行を請負う他、現地及び全世界の顧客に対しても挙式の受注活動を行っております。BT KALAKAUA,LLC、TGH Palladian LP及びVictory Hotel Dunhill HN LLCは、ホテルの運営を行っております。これらの事業活動が、今後当社の想定どおり進捗しない場合は、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 当社グループは、在外子会社と定期的かつ密接なコミュニケーションを図ることにより現地の潜在的なリスクや情勢の把握に努めております。また、現地専門家から都度、助言を受ける体制を整備することにより当該リスクの低減に努めております。 ③ 為替変動の影響について 当社グループは、外貨建子会社貸付金等の外貨建債権、また、借入金等において外貨建債務を保有しており、これらは為替変動の影響を受けます。当社グループにおいては為替予約等により当該リスクをヘッジする対策は講じておりますが、完全に回避できるものでなく、為替レートが大きく変動した場合、当社グループの財政状態及び業績が影響を受ける可能性があります。 ④ 食の安全性について 当社グループは、挙式宴会並びにホテル、ゲストハウス内及び複合温浴施設内におけるレストラン営業を行っているため、食品衛生法による規制を受けております。衛生面に関しましては、食中毒等の発生により営業停止等の事態が生じないよう、店舗並びにレストランごとに衛生管理者を選任し常に安全性と品質の確保に万全を期しておりますが、当社グループの取り組みの範囲を超えた重大な品質トラブルが発生した場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 当社グループは、従業員教育の一環として、食品衛生に関する講習会を年2回開催しております。また、ウイルスの感染が流行する冬季には定期検便検査の対象者を拡大し、保菌者の特定を早期・迅速化し、その拡散を最小限に留め、食中毒発生を未然に防ぐための対策を講じております。 (4) 特定の経営者への依存について 当社の代表取締役社長である塚田正之は、最高経営責任者であり、当社グループの経営方針や戦略の決定等、事業活動上重要な役割を担っております。塚田正之に対し事業運営及び業務遂行において過度に依存しないよう、経営会議の充実・権限の委譲等により経営リスクの軽減を図るとともに、各分野での人材育成強化を行っておりますが、不測の事態により、塚田正之が職務を遂行できなくなった場合、事業推進及び業績が影響を受ける可能性があります。 当社は、取締役会において後継者について継続的に議論し、総合的な後継者計画の策定について検討し、また次世代幹部の育成計画の運用状況等を適切に監督する予定であります。 また、親会社はガバナンス・事業会社の支援・経営資源配分機能へ特化し、事業会社に事業推進・管理機能の一部を移管、独立性と機動力を発揮できるよう組織再編を継続的に実施しております。 (5) 法的規制について ゲストハウス・ホテルの建設・改装につきましては、建築基準法、消防法、下水道法等による諸規制と、建物構造や建設地域によっては、排水・騒音対策等の各種条例による規制を受けております。建設・改装の際には、一級建築士や建設会社に業務を委託し構造上のチェックを行うとともに、当社マーケティング部事業開発担当部門が直接チェックを行い、また消防署のチェックも受けておりますが、上記の法的規制に抵触した場合、ゲストハウスの建設計画が遅延したり運営に支障が生じる可能性があり、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 当社グループの各海外サロンは、旅行業法に基づき旅行業の登録(第一種業務)を行っておりますが、旅行業法に違反し登録の更新が不可能となったり登録が取り消しとなった場合には、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 更に、当社グループにおきましては、旅館業法に基づくホテル営業を行っており、婚礼美容サービスの提供は、特定商取引に関する法律の規制を受けております。 当社グループは、関係法令の制定や改廃に関する情報収集及びモニタリングを常に行い、事前の対策を図るとともに、従業員教育の一環において周知することにより当該リスクの低減に努めております。 (6) 設備投資及び新規出店リスクについて ① 現状のバンケット数について 事業所名   日本橋   白金   横浜   大阪   仙台   星ヶ丘   新浦安   大宮 バンケット数   1   2   4   5   3   2   5   8 事業所名   表参道   青山   市ヶ谷   心斎橋   鴨川   赤坂   伊勢山   浜松町 バンケット数   5   4   1   2   3   1   7   6 事業所名   品川   名駅   西新宿 バンケット数   2   7   3 当社グループは、当連結会計年度末現在、国内に上記19店舗(71バンケット)を展開しておりますが、これらの建設・改装等につきましては、全て社内のマーケティング部事業開発担当部門が独自に企画しております。 今後につきましても、綿密なマーケティング分析による施設企画、出店地選定を行った上で、首都圏・関西圏・中京圏を中心に、効率的な出店を行っていく方針であります。 また、既存のゲストハウス・ホテルにつきましても3年程度のサイクルでリニューアルを行い、常に新しさと高いデザイン性を維持することで、顧客獲得率の安定化を図っております。 しかしながら、店舗建設に適した物件(主に土地)やオペレーションのための人材を確保することができない場合、新規及び既存のゲストハウス・ホテルが顧客の支持を得られない場合等には、今後の当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 また、業界の景気動向や経営環境の変化等によって、当社グループが保有する固定資産の実質価額が著しく下落した場合には、減損処理の実施により、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 店舗出店に関するリスク 当社グループが運営する直営施設の用地については、賃借契約を締結することが基本であり、出店にあたり保証金を差し入れ、内・外装等の初期費用を投じており、出店後も人件費及び家賃等が継続的に発生いたします。そのため、保証金の差し入れ額及び関連費用は新たな出店に応じて増加いたします。当社が想定していた運営期間よりも短期で閉店せざるを得ない状況となった場合には、違約金の支払いが発生する可能性があります。また、賃貸人の倒産等によって保証金の全部又は一部が回収できなくなる可能性があります。 今後の用地確保につきましては、出店計画をより確実とするために賃借に限らず、土地の取得並びに流動化も選択肢の一つとしてゲストハウス・ホテルの建設を推進する方針であります。出店を検討する際は経営の効率化とともに、財務体質の悪化を誘発しないことを優先する方針でありますが、土地を取得することで財政状況が影響を受ける可能性があります。また、大型施設の建設にあたっては、大規模な出店地を確保する必要があるため、建設に適した物件を確保することができず、出店計画が予定どおり進捗しなかった場合、事業推進に制約を受け、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 (7) 自然災害等・感染症拡大に係るリスク 大規模な自然災害や感染症の大流行により社会活動及び経済活動が制限された場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 また、当社グループの従業員、関係者及びお客様において多数の感染症罹患者が出た場合、当社グループの業績が影響を受ける可能性がありますが、当社グループにおいては、お客様、従業員及び関係者の安全を確保するため、毎日の検温、マスクの着用、手洗・手指消毒、結婚式打ち合わせのオンライン化、在宅勤務環境の整備やソーシャルディスタンスを確保した結婚披露宴を開催できる体制を構築するなど安全対策に取り組んでおります。 (8) 顧客情報管理について 当社グループは、ウエディングの受注活動を通じて、多くのお客様の個人情報を取扱うことになります。そうした個人情報の機密保持につきましては、顧客ファイルは施錠可能なロッカーに保管、電子情報はパスワードの設定によるセキュリティ対策等を整えることで漏洩リスクに備えておりますが、不測の事態により個人情報が漏洩した場合、当社グループに対する社会的信用の低下により、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。 当社グループは、管理職・監督職に対してデジタル・クライシス対策研修を開催し、デジタルネイティブ時代の顧客インサイトを理解し、SNSのみならずデジタルリスク全般に対する知識を高め、危機意識を持って業務に臨む心構えを育成する対策を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)8,948字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資や個人消費の持ち直し、また、雇用情勢に改善の動きがみられるなど緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、消費者物価の上昇及び米国の通商政策等による景気の下振れリスクの存在並びに高いボラティリティーで推移する外国為替市場の影響など、先行きにつきましては不透明な状況が継続しております。 このような環境の中、当社グループは、ブライダル市場、ホテル市場及びウェルネス&リラクゼーション(W&R)市場における新たな価値の創造、高品質かつ魅力あふれる店舗づくりと付加価値の高いサービスの提供に取り組み、多様化するお客様のニーズに的確に対応することで、売上高の拡大と収益性の向上に努めてまいりました。 ホテル事業においては、訪日外国人数が2025年12月推計値で累計42百万人(前年比15.8%増:日本政府観光局「訪日外客数(2025年12月推計値)」)と年間過去最高となるなど、引き続き高い水準で推移しております。この影響から「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」(東京都港区)をはじめとする国内ラグジュアリーホテルについては、総じて安定した状況で推移いたしました。また、昨年取得いたしました「Kaimana Beach Hotel」(米国ハワイ州)及び「Kimpton Palladian Hotel」(米国ワシントン州)につきましては、更なるレベニューマネジメント及びコストコントロールを実施し収益力向上に努めました。2025年4月には国内5施設目となる「ANAホリデイ・イン東京ベイ」(東京都品川区)の開業並びに同年5月には「W Hotel Dallas Victory」(米国テキサス州)を取得するなど、事業ポートフォリオの拡充と米国市場での運営基盤の強化に注力いたしました。 婚礼事業においては、受注件数が9,387件(前年同期比0.2%減)と一部施設の撤退により微減となりましたが、施行単価においては、緩やかに回復しております。一方、受注件数につきましては不採算店舗の閉鎖や改装による休館等の影響により8,880件(同11.6%減)と減少し、また、海外挙式においては為替相場の影響により日本人の海外渡航者数の戻りの遅れにより、一部において引き続き厳しい状況が継続しております。 W&R事業においては、昨年実施いたしました不採算店舗の退店等により収益が安定し、黒字体質の顕在化を図ることができました。 この結果、当連結会計年度の経営成績等は以下のとおりとなりました。 イ. 財政状態 当連結会計年度末における資産総額は、前連結会計年度末に比べ28,426百万円増加し、140,138百万円となりました。 当連結会計年度末における負債総額は、前連結会計年度末に比べ22,664百万円増加し、100,345百万円となりました。 当連結会計年度末における純資産総額は、前連結会計年度末に比べ5,762百万円増加し、39,792百万円となりました。 ロ. 経営成績 当連結会計年度の売上高は73,095百万円(前年同期比15.0%増)となり、利益面につきましては、営業利益9,540百万円(同28.8%増)、営業外費用において有利子負債の増加に伴う支払利息が1,526百万円の計上となったことから経常利益は7,494百万円(同3.0%減)となりました。また、特別利益において前述いたしました「W Hotel Dallas Victory」の運営会社であるVictory Hotel Dunhill HN LLC他の持分取得に伴う段階取得に係る差益1,259百万円及び負ののれん発生益1,033百万円の計上となりました。一方、特別損失においては、保有する投資有価証券の一部について、投資会社の業績推移及び事業計画等を確認し、実質価額について慎重に検討した結果、減損処理による投資有価証券評価損2,571百万円の計上となり、親会社株主に帰属する当期純利益は4,768百万円(同7.4%減)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 (婚礼事業) 当連結会計年度においては、店舗改装による一部休館及び閉鎖等により婚礼施行件数が9,387件(同0.2%減)と微減となりましたが、婚礼施行単価については引き続き緩やかに回復しており、売上高は増加いたしました。利益面においてはエネルギーコスト、仕入外注費を含む原材料価格の上昇を婚礼施行単価の回復が吸収し増加いたしました。 この結果、当セグメントの売上高は38,800百万円(同8.6%増)、セグメント利益は7,314百万円(同26.5%増)となりました。 (ホテル事業) 当連結会計年度においては、ホテル婚礼施行件数が1,612件(同1.8%減)と微減となりましたが、昨年取得した米国2施設の売上寄与、また、国内ラグジュアリーホテルにおいては過去最高を記録した訪日外国人数の影響から宿泊稼働率及び宿泊単価が堅調に推移し、売上高、セグメント利益ともに増加いたしました。 この結果、当セグメントの売上高は31,345百万円(同26.0%増)、セグメント利益は4,355百万円(同18.5%増)となりました。 (W&R事業) 当連結会計年度においては、昨年不採算店舗の退店を進めた英国式リフレクソロジーサロン「クイーンズウェイ」の影響もありましたが、複合温浴施設「美楽温泉SPA-HERBS」がニフティ温泉ランキングにおいて6年連続の1位となり、来館者数及び飲食売上高が過去最高となったことから売上高は微増となり、セグメント利益につきましては、不採算店舗の退店により前年同期を上回りました。 この結果、当セグメントの売上高は2,949百万円(同0.0%増)、セグメント利益は169百万円(同69.2%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ6,808百万円増加し、27,903百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの変動要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は10,340百万円(前年同期比0.5%減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が7,139百万円及び減価償却費が4,171百万円となったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は7,258百万円(前年同期は11,132百万円の使用)となりました。これは主に、設備投資に伴う有形固定資産の取得による支出が3,459百万円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が3,407百万円となったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は3,597百万円(前年同期比31.7%増)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が25,480百万円及び社債の償還による支出が1,205百万円ありましたが、長期借入れによる収入が26,623百万円及び社債の発行による収入が4,875百万円となったことによるものであります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標の推移は次のとおりであります。 2021年 12月期   2022年 12月期   2023年 12月期   2024年 12月期   2025年 12月期 自己資本比率(%)   22.5   26.1   29.2   28.9   26.6 時価ベースの自己資本比率(%)   16.3   19.8   19.9   19.2   19.8 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   -   6.0   6.1   5.7   7.5 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   -   16.2   16.0   13.3   6.7 (注) 自己資本比率 :自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い 1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 3.2021年12月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオにつきましては営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスであるため記載しておりません。 ③ 施行、受注及び販売の実績 イ. 婚礼施行実績 当連結会計年度の婚礼施行実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) セグメントの名称   施行件数(件)   前年同期比(%) 婚礼事業   9,387   99.8 ホテル事業   1,612   98.2 合計   10,999   99.6 ロ. 婚礼受注状況 当連結会計年度の婚礼受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) セグメントの名称   受注件数(件)   前年同期比(%)   受注件数残高(件)   前年同期比(%) 婚礼事業   8,880   88.4   5,667   91.8 ホテル事業   1,657   96.7   1,229   103.8 合計   10,537   89.6   6,896   93.7 ハ. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比(%) 婚礼事業   38,800   108.6 ホテル事業   31,345   126.0 W&R事業   2,949   100.0 合計   73,095   115.0 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を与える見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性の存在により、これら見積りと異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 イ.繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産につきましては、将来の課税所得を合理的に見積り、回収可能性を十分に検討したうえで回収可能見込額を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得に依存するため、事業計画や市場環境の変化により、その見積りに変更が生じた場合には、繰延税金資産の計上額に影響を及ぼす可能性があります。 ロ.固定資産の減損 当社グループは、主に各施設ごとに資産をグルーピングしております。固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、その資産又は資産グループから生じる将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定につきましては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、将来キャッシュ・フローの見積額の前提条件や仮定に変更が生じた場合は、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等 イ. 財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産総額は、前連結会計年度末に比べ28,426百万円増加し、140,138百万円となりました。これは主に、当連結会計年度より連結の範囲に含めた、「W Hotel Dallas Victory」及び「ANAホリデイ・イン東京ベイ」に係る建物及び構築物が26,728百万円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債総額は、前連結会計年度末に比べ22,664百万円増加し、100,345百万円となりました。これは主に、上記2施設の取得に伴い長期借入金(1年内含む)14,565百万円及び社債(1年内含む)3,750百万円がそれぞれ増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産総額は、前連結会計年度末に比べ5,762百万円増加し、39,792百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が4,198百万円増加したことによるものであります。 ロ.経営成績 当社グループは売上高、営業利益及び経常利益を経営における重要指標と位置付けております。当連結会計年度における期初計画に対する実績の達成状況は、次のとおりであります。 実績(百万円)   計画(百万円)   増減(百万円)   増減率(%) 売上高   73,095   70,954   2,140   3.0 営業利益   9,540   8,800   739   8.4 経常利益   7,494   7,869   △374   △4.8 当連結会計年度の売上高につきましては、訪日外国人数が過去最高を更新するなどインバウンドの増加による宿泊稼働率・宿泊単価が堅調に推移した結果、ホテル事業が全体を牽引いたしました。また、婚礼事業においても回復が遅れておりました婚礼施行単価が緩やかに回復し、計画比2,140百万円(計画比3.0%増)増加の73,095百万円となりました。 利益面につきましては、ホテル事業の増収効果、また、婚礼商材の内製化の推進及び全社を挙げたコスト削減を実施し、営業利益は計画比739百万円(同8.4%増)増加し9,540百万円、経常利益につきましては、有利子負債の増加に伴う支払利息の計上等により、計画比374百万円(同4.8%減)減少し7,494百万円となりました。 ハ. キャッシュ・フローの状況分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については以下のとおりであります。 当社グループにおける資金需要は、主に仕入外注費、地代家賃及び販売費及び一般管理費等の営業費用の支払により生じる経常運転資金、既存借入金の返済資金及びホテルやゲストハウス等の建物の取得及び改装、設備の更新による設備投資資金であります。これら資金については、経常運転資金及び返済資金については営業キャッシュ・フローから、設備投資資金については主に社債発行や長期借入金など金融機関からの資金調達により賄う方針としております。 また、資金流動性を確保するため、取引金融機関との間に1,500百万円の当座貸越契約を締結しております。なお、当連結会計年度末において当座貸越契約を使用した借入残高はありません。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第一部〔企業情報〕第2〔事業の状況〕3〔事業等のリスク〕」で述べましたとおり、協力会社を含めた時代の変化に対応し得るサービス(ソフト又は人材)の品質確保、及びそれに付随するコストの変化、ブライダル市場の縮小を招くような冠婚葬祭等社会文化の著しい変化及び出店予定地の確保等が、経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。 ④ 経営戦略の現状と見通し 当社グループは、安定的かつ継続的に成長できる企業体であり続けるために、財務体質の強化を図りつつ、収益性を総合的に向上させるべく5つの基本戦略を掲げております。 イ. 出店戦略 持続可能な成長を遂げるため、当社グループは今後も綿密なマーケティング分析による出店地選定と施設計画に基づいた出店を行います。出店対象商圏としては、景気動向や都市化による人口減の影響を受けにくく、将来的に安定した需要が見込める東京都心部・大阪並びに名古屋中心部等の大都市圏を中心に、それぞれの都市圏におけるエリアシェア戦略に基づいたポートフォリオを構築します。エリアシェア戦略は、単に出店数を目標値とするのではなく、エリアの人材育成状況や、経営方針に基づく出店・運営構想とも連動しながら計画しております。 また、既存のゲストハウスにつきましても3年程度のサイクルでリニューアルを行い、常に新鮮さと品質を維持することで、顧客獲得率の安定化を図っております。 ロ. 商品開発力 当社グループに蓄積した経験・ノウハウと多くの取引先企業による高水準のサービスとを融合させることにより、お客様の趣味や趣向を高いレベルで実現できる商品とサービスの提供を目指します。 ハ. 提案力及び販売力 お客様の多様なニーズ=「夢」を的確に捉え、その「実現」のための商品提案力と販売力の向上を目指します。顧客サービス充実のための婚礼演出力強化が同業他社との差別化に繋がるものと考え、各スタッフのサービス提案力向上のための教育研修制度を確立することで、今後も更に高いレベルの人材の開発に力を入れてまいります。 また当社の商品告知・広告戦略は結婚情報誌等への有料広告に大きく依存しており、同業他社との受注競争に勝つためには、より魅力ある広告制作が必須となります。当社グループは、ゲストハウスのデザイン、サービス内容等を最大限にアピールするため、写真を中心とした魅力的な誌面づくりに取り組んでおります。また併行し、インターネットやSNS等、新たな集客媒体の開拓についても積極的に行っております。 海外挙式につきましては、集客力並びに成約率の向上を図るために、国内における集客拠点であります海外サロン並びに販売チャンネルの強化を図っております。 ニ. 利益率向上 高い収益性を確保するために、経営の合理化と業務効率の向上を図ります。 ホ. 資金調達 健全な財務体質の維持、資本効率の向上、株式価値の希薄化等への十分な配慮を行い、資本コストを重視した資金調達を実行します。 今後の事業戦略につきましては、婚礼事業国内部門において、様々な挙式スタイルへ対応すると同時に、多様なコンセプトの披露宴スタイルを提供し、運営受託型ビジネス・再生型ビジネス等多様な事業形態により、財務基盤を健全化しつつ、安定的かつ高利益率の事業ポートフォリオを構築してまいります。 ホテル事業につきましては、「ホテル婚礼」における高単価顧客の取り込み、ゲストハウスとホテルを融合させた従来にない全く新しい価値を持った複合施設の出店を行ってまいります。 海外事業につきましては、ハワイにおいては大聖堂挙式・ハウスウエディング等多様化する顧客ニーズに対応した挙式の提供、また海外事業全体として直営プロデュースを通じ、クオリティ・ブランド力を提供することで、デスティネーション・ウエディングへの取組みを継続・強化してまいります。 W&R事業につきましては、既存店のリモデルによる店舗の活性化、女性が生き生きと輝くための「美」「健康」をサポートするフィットネス事業の開発を行ってまいります。 ⑤ 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第一部〔企業情報〕第2〔事業の状況〕1〔経営方針、経営環境及び対処すべき課題等〕」に記載のとおり、当社グループの既存ターゲットから派生するゲストハウスの追加出店をエリア展開するのみならず、婚礼スタイル・価格帯・人数等、より多様化する社会ニーズに応えるための、ターゲット別ポートフォリオを構築していくことであります。当社グループの今後の出店計画、人材の確保と育成は、既存事業所の事業計画の枠に捉われず、ターゲット別に構築された事業計画に沿った出店形態やコストの考え方に基づき、より多様化するとともに柔軟性を高めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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