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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

学究社

GAKKYUSHA CO.,LTD.9769 · Prime · サービス業

中高受験指導の進学塾「ena」を関東圏と海外で展開。最難関校向けから個別指導まで幅広くカバー。

概要

学究社は、1972年に創立された国立学院を母体として1976年に設立された教育サービス企業である。中核事業は進学塾「ena」の運営で、関東圏を中心に中学・高校・大学受験指導、個別指導、オンライン授業、美術・看護専門コースを展開する。海外では米国、カナダ、欧州に現地法人を持ち、邦人子女を対象とした教育を提供する。2026年3月期の連結売上高は130億69百万円、営業利益29億4百万円、従業員数462名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

教育事業の柱「ena」の全容

学究社の教育事業は、進学塾「ena」を中核とし、小中学部、個別指導、オンライン授業、専門コースで構成される。小中学部は集団指導形式で、中学・高校受験に対応する。「ena個別」は個別指導形式、「enaオンラインclass」はオンライン授業専門のコースである。専門コースとして芸大・美大受験の「ena美術」、看護医療系・歯学・薬学受験の「ena歯学・薬学・看護」を運営する。2026年3月期の教育事業売上高は124億18百万円(セグメント間内部取引消去前)で、連結売上高の約95%を占める。合格実績では、全都立中高一貫校11校で計1,097名、都立進学指導重点校7校で377名の合格者を出し、全塾中最多を記録した。

安定収益を生む不動産事業と情報サービス

教育事業に加え、学究社グループは不動産事業とその他事業(教育情報サービス等)を展開する。不動産事業は、グループが保有する住居用・事務所用不動産の賃貸を行い、安定的な収益源となっている。2026年3月期の不動産事業売上高は1億64百万円で、全社売上高の約1%を占めるに過ぎないが、固定資産の有効活用による安定収益を提供する。その他事業には、インターネットによる受験・教育情報配信サービス「インターエデュ・ドットコム」、人材派遣紹介業(エデュケーターサポートサービス)、不動産取引業(KSリアルティー)が含まれる。同事業の売上高は6億84百万円で、広告関連売上や人材サービス売上から構成される。

海外拠点とグループ企業の構成

学究社グループは、国内の直営塾に加え、海外に進出している。米国にGAKKYUSHA U.S.A.CO.,LTD.、カナダにGAKKYUSHA CANADA CO.,LTD.、欧州にENA EUROPE GmbHを設立し、現地の邦人子女向けに進学塾「ena」を運営する。また、国内には帰国生専門の株式会社学究社帰国教育がある。グループ全体では、教育事業の他に、株式会社インターエデュ・ドットコム、株式会社エデュケーターサポートサービス、KSリアルティー株式会社などの子会社を擁する。さらに、その他の関係会社としてケイエスケイケイ株式会社が不動産賃貸業等を行っている。これらのグループ企業は、教育、不動産、情報サービスと多岐にわたる事業を展開する。

経営指標と中期経営計画

学究社は、本業の収益性を示す指標として売上高営業利益率を重視する。2025年3月に策定した2028年3月期までの3か年中期経営計画では、売上高営業利益率20.0%を継続的に上回る目標を掲げた。2026年3月期の実績は22.2%と目標を達成している。収益面では、東京都による私立高校授業料の実質無償化拡充の影響で都立中・都立高志向の生徒が減少したが、長期合宿の拡充(夏期10泊11日、22泊23日など)や広告宣伝費の効率化、不採算校舎の統廃合により、営業費用を抑制した。これにより、売上高は前年比1.7%減の130億69百万円ながら、営業利益は10.8%増の29億4百万円となった。

業界の中での役割は学習塾・教育サービス提供企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
131億円
営業利益
29億円
営業利益率
22.1%
純利益
18億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01教育事業(進学塾)主力

関東圏および北米・欧州で、中学・高校・大学受験生向け進学塾「ena」を運営。集団指導、個別指導、オンライン授業、美術・看護等専門コースも展開。海外では邦人子女向け。

主な製品・サービス5
進学塾「ena」
中学・高校受験を主対象とした集団指導塾。関東圏に多数の教室。
ena個別
個別指導形式の学習塾。
enaオンラインclass
オンライン授業専門のコース。
ena美術
芸大・美大受験指導コース。
ena歯学・薬学・看護
看護医療系・歯学・薬学受験指導。

02不動産事業副次

グループが保有する住居用・事務所用不動産の賃貸事業。安定収益源。

03その他(教育情報サービス等)その他

インターネットによる受験・教育情報配信サービス(インターエデュ・ドットコム)、人材派遣紹介業(エデュケーターサポートサービス)、不動産取引業(KSリアルティー)等。

製品と技術

「ena」ブランドの多様な指導形態

学究社の中核製品は進学塾「ena」である。小中学部の集団指導では、中学・高校受験に対応し、全授業に単方向映像授業を完備した「ダブル学習システム」を導入。生徒は対面授業と映像授業の両方で学習できる。また、保護者が授業や合宿の様子をネットでリアルタイム確認できる「ネット授業参観」サービスも提供し、安心・安全と授業品質向上を両立する。個別指導形式の「ena個別」では、一人ひとりの学習進度に合わせた指導を行う。オンライン授業専門の「enaオンラインclass」やオンライン家庭教師「家庭教師Camp」、オンライン個別指導「個別教師Camp」も展開し、リモート学習の需要に応える。

専門性を極めるコース(美術・看護・難関校)

enaブランドには、特定の進路に特化した専門コースが用意されている。芸大・美大受験指導の「ena美術」は、実技試験対策と学科対策を組み合わせたカリキュラムを提供。看護医療系・歯学・薬学受験の「ena歯学・薬学・看護」は、専門科目に特化した指導を行う。最難関校受験には「ena最高水準」や「極」(最難関私国立中受験専門塾)を設置。これらのコースは、都立中・都立高受験に加え、私立中・私立高受験への対応強化の一環として、2024年度から本格的な拡充が進められている。オリジナルテキスト「EXE」も開発され、私立難関校の入試傾向に対応した学習を可能にする。

海外進学塾と帰国生向けサービス

学究社は海外においても進学塾「ena」を展開する。米国ではGAKKYUSHA U.S.A.CO.,LTD.、カナダではGAKKYUSHA CANADA CO.,LTD.、欧州ではENA EUROPE GmbHが、現地に駐在する邦人子女を対象に中学・高校受験指導を行う。国内には帰国生専門の株式会社学究社帰国教育があり、海外から帰国した児童・生徒の受験を支援する。これらの海外拠点は、2026年3月期にグループ全体で生徒数が順調に増加し、教育事業の海外売上高は前年比増加を記録した。また、グループ会社の株式会社インターエデュ・ドットコムは、インターネットによる受験・教育情報を配信し、海外を含む幅広いユーザーに情報を提供する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

高利益率で業界内をリード、規模は中堅

当社はサービス業に属し、売上高は133億円と同業他社では中規模に位置する。しかし、営業利益率は22.14%と極めて高く、業界内で最高水準の収益性を誇る。ライバルであるジンジブやイシンは売上高は小さいが、利益率の面では当社に及ばない。また、ダイブグループやマテリアルグループも売上高は当社と同程度だが、利益率ははるかに低い。当社は高利益率のビジネスモデルを確立しており、安定した収益を上げている。一方で売上高の伸びは横ばいであり、成長性の面では課題が残る。

強み

  • 営業利益率22.14%は同業他社で最も高く、効率的な事業運営が強み。
  • 売上高は横ばいだが、利益率が高く、安定した収益を確保している。
  • 利益率の高さから原価管理や販管費の抑制に成功している。
  • 高収益なビジネスモデルが競合に対する明確な強みとなっている。

課題

  • 売上高が132億円から131億円と伸び悩み、新規市場の開拓が必要。
  • 売上高が同業他社と比べて小さく、スケールメリットを活かせない。
  • 特定サービスへの依存が高く、市場変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が学究社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12418ツカダ・グローバルホールディング296億円10.7倍
26547グリーンズ294億円5.9倍
32185シイエム・シイ289億円10.1倍
42469ヒビノ287億円9.1倍
59768いであ286億円10.9倍
69769学究社284億円15.2倍
74801セントラルスポーツ280億円21.3倍
88920東祥271億円7.4倍
96089ウィルグループ271億円11.6倍
102301学情267億円13.3倍
116196ストライクグループ264億円16.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

国立学院の創立と株式会社設立

学究社の起源は、1972年9月に創立された国立学院にある。この予備校を母体として、1976年10月に株式会社学究社が国立市中一丁目に資本金500万円で設立された。設立直後の1977年2月には国立学院を国立学院予備校と改称し、同年12月には初のフリースタンディング(独立)校舎となる国立校本館を竣工。同時に昭島校以外の校舎を統廃合し、国立校本館へ吸収することで校舎運営の効率化を図った。1978年1月には業容拡大に伴い本社を国立市東一丁目へ移転し、事業基盤を固めた。

校舎拡充と店頭登録

1980年代に入ると、学究社は校舎の自社保有を進めた。1981年3月には初の自社保有校舎として久米川校を竣工。1982年12月には創立10周年記念館(KG9ビル)を国立市に建設した。1985年12月には社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録され、資本市場へのアクセスを確保した。この時期、校舎の統廃合と新設を繰り返しながら、関東圏での教室網を拡大していった。

海外進出と専門塾「ENA」の新設

1986年6月、学究社は三菱信託銀行など7社と合弁で衛星教育ステーション株式会社を設立。1987年2月にはニューヨークに現地法人GAKKYUSHA U.S.A.CO.,LTD.を設立し、海外展開を開始した。1991年2月には最難関校受験のための専門塾「ENA」を新設。1992年1月にはデュッセルドルフに現地法人(現ENA EUROPE GmbH)を設立し、欧州にも進出した。1993年1月には国立学院予備校をENA-KG国立学院予備校と改称し、ブランドの統一を進めた。

ブランド統一と個別指導参入

1996年12月、学究社は「ENA」と「ENA-KG国立学院予備校」を「ena」に改称・統一し、ブランドを一本化した。1998年3月には個別指導塾「マイスクールena」(現ena個別)を新設し、集団指導以外の選択肢を提供し始めた。2000年2月には衛星教育ステーション株式会社の商号を株式会社インターエデュ・ドットコムに変更し、事業内容をインターネットによる受験・教育関連情報提供に転換。これにより、教育情報サービス分野にも進出した。

上場市場の変遷と子会社統合

2004年12月、学究社は日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。2008年1月には株式会社進学舎の全株式を取得し、グループ傘下に収めた。2010年4月にはジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。同年10月には同取引所の市場統合によりJASDAQ(スタンダード)に上場した。2011年10月には、株式会社進学舎が運営する進学塾の名称をすべて「ena」に統一し、ブランドを完全に統一した。

東証第一部指定とプライム市場移行

2015年11月、学究社の株式は東京証券取引所市場第一部銘柄に指定された。その後、2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行した。この間、教育事業では都立中高一貫校受検対策に注力し、「都立のena」としてのブランドイメージを確立。東京都内での校舎展開を加速するとともに、千葉県・埼玉県への進出も開始した。2025年3月には中期経営計画を策定し、営業利益率20%超の継続を目標に掲げた。

年表23件を開く

1970年代

  • 1976年10月創業1972年9月創立の国立学院を母体として株式会社学究社を国立市中一丁目10番地2号に設立(資本金500万円)。
  • 1977年2月国立学院を国立学院予備校と改称。
  • 1977年12月初のフリースタンディング(独立)校舎として国立校本館竣工。昭島校以外の校舎を統廃合し、国立校本館へ吸収、校舎運営の効率化を図る。
  • 1978年1月業容の拡大に伴い、本社を国立市東一丁目4番地へ移転。

1980年代

  • 1981年3月初の自社保有校舎として久米川校竣工。
  • 1982年12月創業創立10周年記念館(KG9ビル)を国立市に竣工。
  • 1985年12月社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録。
  • 1986年6月三菱信託銀行株式会社(現 三菱UFJ信託銀行株式会社)他7社との合弁会社、衛星教育ステーション株式会社設立。
  • 1987年2月創業ニューヨークに現地法人 GAKKYUSHA U.S.A.CO.,LTD. 設立。

1990年代

  • 1991年2月最難関校受験のための専門塾「ENA」(エナ)を新設。
  • 1992年1月創業デュッセルドルフに現地法人 GAKKYUSHA EUROPE GmbH(現 ENA EUROPE GmbH)設立。
  • 1993年1月国立学院予備校をENA-KG国立学院予備校と改称。
  • 1996年12月「ENA」と「ENA-KG国立学院予備校」を「ena」に改称・統一。
  • 1998年3月個別指導塾「マイスクールena」(現 ena個別)を新設。

2000年代

  • 2000年2月商号変更衛星教育ステーション株式会社について、商号を株式会社インターエデュ・ドットコムに変更、合わせて会社の目的をインターネットによる受験・教育関連情報提供等に変更。
  • 2002年6月本社機能を本部事務所(東京都新宿区西新宿二丁目7番1号)に移管。
  • 2003年6月委員会設置会社(現 指名委員会等設置会社)に移行。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2007年3月山梨県に清里自然学校(現 清里合宿場)を開校。
  • 2008年1月株式会社進学舎の全株式を取得。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2011年10月株式会社進学舎が運営する進学塾の名称を「ena」に統一。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率20.0%以上を継続

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    私立中高受験への本格参入

    従来の都立中・都立高受験に加え、2024年度より私立中・私立高受験への取り組みを本格化。低学年対策や御三家レベルに通用する学力養成、私立難関高への合格指導を行う。

  2. 02

    千葉・埼玉への新規校舎展開

    東京都内で確立した公立中高一貫校・公立難関高受験指導のノウハウを活かし、千葉県・埼玉県で校舎展開を本格化。不採算校舎の閉校による事業構造の最適化も進める。

  3. 03

    小中高一貫指導モデルの確立

    小・中・高の継続的な指導体制を構築。都立中受検不合格者への高校受験機会提供、新中1授業料無料化、中学部卒業生向け継続特典などにより、生徒獲得と満足度向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で462人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は487万円で、9期前と比べて+1.5%平均年齢は36.4歳、平均勤続年数は8.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月400
2018年3月440
2019年3月48038.07.0478
2020年3月48338.08.0515
2021年3月47338.08.0550
2022年3月48038.08.0550
2023年3月49039.08.0542
2024年3月50638.78.9535
2025年3月49837.58.6499521
2026年3月48736.48.0462628

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率24.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)54.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 5 / 海外 3、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
旧ena久米川(東京都東村山市)他 東京都 2拠点2,294百万円
不動産事業
ena国立(東京都国立市)他 東京都 200校舎2,043百万円
教育事業
富士山合宿場(静岡県駿東郡)他 静岡県 2施設767百万円
教育事業
清里合宿場 — 山梨県北杜市217百万円
教育事業
教育事業 — GAKKYUSHA U.S.A. CO.,LTD. (米国) 9校舎191百万円
本部 — 東京都渋谷区152百万円
全社
旧ena二俣川(神奈川県横浜市) 1拠点134百万円
不動産事業
ena柏(千葉県柏市)他 千葉県 7校舎103百万円
教育事業
ena川口(埼玉県川口市)他 埼玉県 6校舎46百万円
教育事業
教育事業 — ENA EUROPE GmbH (ドイツ・ベルギー・オランダ) 3校舎46百万円
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱インターエデュ・ドットコム
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エデュケーター サポートサービス
    同上 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GAKKYUSHA U.S.A.CO.,LTD.
    米国・ニューヨーク · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GAKKYUSHA CANADA CO.,LTD.
    カナダ・トロント · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱学究社帰国教育
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ENA EUROPE GmbH
    ドイツ・デュッセルドルフ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    KSリアルティー㈱
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    ケイエスケイケイ㈱
    東京都渋谷区 · その他の関係会社
    議決権38.1%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は131億円営業利益29億円前期と比べると減収増益で、売上が-1.5%、利益が+11.5%。

売上高
-1.5%
131億円
営業利益
+11.5%
29億円
純利益
-5.3%
18億円
営業利益率
22.1%
前期比 +2.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高147億円131億円
営業利益32億円29億円
純利益22億円18億円
1株あたり配当¥127¥127

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は24億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−4.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q272
2024年1Q2500.0−1
2024年2Q401435.010
2024年3Q381128.98
2024年4Q291
2025年2Q671420.910
2025年4Q661218.29
2026年2Q661421.29
2026年4Q651523.19
2027年1Q2400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は80億円から131億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は22.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月80116
2014年3月86116
2015年3月93138
2016年3月97148
2017年3月991510
2018年3月1031610
2019年3月106139
2020年3月109169
2021年3月1131811
2022年3月1242415
2023年3月1302819
2024年3月1322718
2025年3月133262719.519
2026年3月131293022.118

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高131億円のうち、営業利益として残るのは29億円22.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の13.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.8%81億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.0%21億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益22.1%29億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+14.6pt
22.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+8.7pt
13.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+12.0pt
23.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
14.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
22.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが24億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは15億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は34億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月14−6−789
2014年3月9−6−636
2015年3月14−7−777
2016年3月13−4−898
2017年3月15−7−1186
2018年3月14−113312
2019年3月13−132013
2020年3月13−160−311
2021年3月19−7−31220
2022年3月19−6−131320
2023年3月26−9−181719
2024年3月22−3−161923
2025年3月22−1−122131
2026年3月24−9−131534

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は126億円。このうち返さなくてよい自己資本が82億円で、自己資本比率は65.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月49282155.0
2014年3月49212842.7
2015年3月52252747.5
2016年3月51272451.2
2017年3月52282453.9
2018年3月64352953.6
2019年3月78403850.8
2020年3月87404746.0
2021年3月97425542.8
2022年3月99495049.9
2023年3月107584954.2
2024年3月109654459.5
2025年3月122734860.3
2026年3月126824465.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
68億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
44億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中47位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中452位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
23.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
22.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,590で、1年前と比べて+15.9%過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。

¥2,590-1.3%1ヶ月-0.7%1年+15.9%時価総額284億円
過去52週の値幅
安値¥2,236高値¥2,778

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.2倍
PER (会社予想)12.9倍
PBR3.71倍
配当利回り4.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月下旬に2776円まで上昇した後、調整し8月14日には2621円。25日線2631円近辺で推移し、75日線2521円を上回る。52週高値2778円からは約6%下落、52週安値2236円からは約17%上。RSI49.8と中立。8月14日の出来高50800株は直近で突出しており、売り圧力が強まった可能性。週足では上昇トレンドは継続中だが、短期的には調整。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PER15.41倍は業界平均22.98倍より低いが、PBR3.49倍は平均3.31倍を上回り、ROE23.8%を考慮すれば割高感はない。しかし、配当利回り4.85%は平均2.31%の2倍超で、株主還元は手厚い。直近の売上高は横ばいで、利益も安定しているが、成長性は乏しい。割安とも割高とも言い切れず、総合的に見てやや割高の水準にある。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.2倍23.4倍
PER (予想)12.9倍
PBR3.71倍3.51倍
ROE23.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

教育業界は少子化で市場縮小が懸念される一方、学習塾への需要は一定ある。個別指導は集団指導より単価が高いが、人件費比率が高く収益性が課題。直近の業績は売上高が横ばいで、営業利益率は改善傾向にある。強気派は単価向上と生徒数の維持で収益性改善が続くと見る。弱気派は人口減少による市場縮小と競争激化で成長が限定的と主張。

プラスに働く材料7
  • 単価向上による収益改善

    営業利益率が19.55%から22.14%に上昇し、収益構造改善が進む

  • 個別指導の需要は安定

    受験競争や学習格差解消のニーズで個別指導市場は堅調

  • 配当利回りが高い

    予想配当利回り4.85%と高水準で、株主還元に積極的

  • 営業利益29億円、営業利益率22.14%通年影響

    営業利益26→29億円、営業利益率19.55%→22.14%

  • 実績PER15.41倍→予想13倍へ改善決算発表後影響

    実績PER15.41倍、予想PER13倍、PBR3.49倍

  • ROE23.8%と高収益構造通年影響

    ROE23.8%、営業利益率22.14%

  • 配当利回り4.85%と高水準継続影響

    配当利回り4.85%、株価2621円

マイナスに働く材料6
  • 少子化で市場縮小

    出生数減少で塾の対象人口が減り、長期的に需要が減少

  • 人件費増加のリスク

    個別指導は講師依存で、人件費上昇が利益を圧迫しやすい

  • 競争激化

    オンライン塾など新たな競合が増え、価格競争が激化

  • 売上高133億→131億円と減少通年影響

    売上高133→131億円、前期比1.5%減

  • 純利益19億→18億円とほぼ横ばい通年影響

    純利益19→18億円、営業増益と乖離

  • 株価1年+18.63%上昇後の調整不定影響

    過去1年18.63%上昇、PER15.41倍

次の決算で確かめる点
売上高
生徒数の増減と単価変動を反映するため
営業利益率
人件費や教室運営の効率性を見るため
生徒数
既存店の集客力と市場シェアの変化を把握
講師一人当たり売上
個別指導の稼働率と収益性を評価

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり127で、前期から+14.4%いまの株価に対する利回りは4.90%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥127
1株あたり
配当利回り
4.90%
いまの株価に対して
配当性向
60.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6066.4
2018年3月600.066.2
2019年3月600.083.0
2020年3月600.078.3
2021年3月658.360.2
2022年3月7515.457.6
2023年3月8716.052.7
2024年3月870.055.2
2025年3月903.455.7
2026年3月10314.460.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥127

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ17,153人。区分でいちばん多いのは個人・その他40.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.6%を占め、残る49.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他40.645.345.837.838.740.6
事業法人36.037.337.237.538.138.5
金融機関18.312.39.913.412.012.0
外国法人2.63.03.78.67.66.3
証券会社2.52.03.22.73.52.4
自己株式2.20.90.90.9
外国人個人0.00.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ケイエスケイケイ株式会社36.29
02日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)8.48
03河端 真一1.86
04BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (PRINCIPAL ALL SECTOR SUBPORTFOLIO)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.65
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.61
06ヨシダ トモヒロ1.50
07野村信託銀行株式会社(投信口)1.01
08SMBC日興証券株式会社0.88
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.68
10学究社役員持株会0.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+76%、1株純資産は14期で+60%。直近期のROEは23.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月9746922.114.464.5
2014年3月5519424.913.175.0
2015年3月7623235.816.466.6
2016年3月7824532.615.5102.5
2017年3月9126036.216.866.4
2018年3月9131132.218.766.2
2019年3月7735323.117.083.0
2020年3月8435823.613.878.3
2021年3月10137927.313.260.2
2022年3月13845033.211.357.6
2023年3月17252835.111.652.7
2024年3月16859729.812.755.2
2025年3月17167527.012.755.7
2026年3月17075223.813.860.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額204百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
河端真一取締役 取締役会議長 報酬委員75204,000
栗﨑篤史取締役 指名委員502,000
河原圭一取締役60
鈴木和智取締役51
永谷喜一郎取締役 指名委員 監査委員701,000
三浦瑠麗取締役 報酬委員 監査委員451,000
瀬藤光利取締役 指名委員 報酬委員 監査委員56
澤田大助常務執行役 中学部長44
新井一男執行役 管理本部副本部長 財務部長47
花村統由執行役 大学受験本部長 看護部長 美術部長55
齊藤浩太執行役 小中本部長44
松井彬取締役 指名委員 監査委員44

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)415315338
執行役437379
社外取締役414144

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,098字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、教育事業として、中学、高校及び大学への受験生を対象とした進学指導を行う進学塾の運営を主な業務としており、中高受験指導の「ena」ブランドを軸に、関東圏及び北米、欧州においてその事業展開を図っております。また、最難関中高受験指導の「ena最高水準」、最難関私国立中受験指導の「極」、個別指導の「ena個別」、看護医療系・歯学・薬学受験指導の「ena歯学・薬学・看護」、芸大・美大受験指導の「ena美術」、オンライン授業専門の「enaオンラインclass」、オンライン家庭教師の「家庭教師Camp」、オンライン個別指導の「個別教師Camp」等の運営を行っております。 また、不動産事業として、当社グループが保有する住居用・事務所用不動産等による不動産賃貸事業を行っております。 その他の事業としては、インターネットによる受験、教育情報の配信サービス事業等を行っております。 当社グループ(当社及び当社の関係会社)の事業内容及び当社と関係会社との取引関係及びセグメントとの関連は次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 会社名   事業内容   セグメントの名称   当社との 取引関係 当社㈱学究社   国内における進学塾「ena」「ena個別」「ena歯学・薬学・看護」「ena美術」等の運営   教育事業   - 住居用・事務所用不動産等による不動産賃貸業   不動産事業   - 子会社㈱インターエデュ・ドットコム   インターネットによる受験、教育情報の配信サービス提供   その他   バナー広告の掲載等 ㈱エデュケーターサポートサービス   人材派遣紹介業   同上   不動産の転借等 GAKKYUSHA U.S.A.CO.,LTD.   米国において、邦人子女を対象とする進学塾「ena」の運営   教育事業   教材の購入等 GAKKYUSHA CANADA CO.,LTD.   カナダにおいて、邦人子女を対象とする進学塾「ena」の運営   同上   同上 ㈱学究社帰国教育   国内において、帰国生を対象とする進学塾「ena」の運営   同上   同上 ENA EUROPE GmbH   欧州において、邦人子女を対象とする進学塾「ena」の運営   同上   同上 KSリアルティー㈱   不動産取引業   その他   工事の受注等 その他の関係会社ケイエスケイケイ㈱   不動産賃貸業等   -   不動産の賃貸等 事業の系統図は、次のとおりであります。 <事業の系統図>
経営方針・対処すべき課題2,399字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 2022年に創立50周年を迎えた当社グループは、「人間第一」を経営の基本理念とし、「勇気・品性・誠実」を教育理念とした運営を創立以来一貫して続けております。新しい時代の波に対して積極的に立ち向かう姿勢で取り組んでおります。 時間講師の導入、私立中高受験対策、チェーンオペレーション、株式公開、都立中高一貫校受検対策、ダブル学習システムなど、時代の先端を行く革新的な手法で業容を拡大してまいりましたが、今後も大胆にチャレンジし続けてまいります。 その成果として、当社株式は2015年11月に東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、2022年4月にはプライム市場へ移行しております。 また、当社グループは、学習塾業界のサービスの本質である「質の高い授業の実践」と「合格実績」に徹底的にこだわると同時に、的確な「受験情報の提供」により、生徒・保護者様から高い支持と信頼を獲得することを常に目指しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、本業での収益性を表す指標として売上高営業利益率を重視しております。2025年3月に策定した2028年3月期までの3ヵ年を計画期間とする中期経営計画では、売上高営業利益率20.0%を継続的に上回る目標を設定しました。当連結会計年度の売上高営業利益率は22.2%となり、計画を上回る結果となりました。合格実績の伸長により生徒数を増加させることはもちろん、常にコスト削減意識を持ち、収益性の向上を目指した企業経営に取り組んでまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 従来から行っております受験勉強だけではない人間関係を尊重した指導と人間的教育の実践を今後も心がけてまいります。また、教務力の向上及び合格実績の更なる伸長だけに留まることなく、ニーズに合った学習指導と受験情報を提供することにより、生徒・保護者様からご支持いただける「日本一の私塾」を目指してまいります。 具体的な経営戦略は以下のとおりです。 ①「都立のena」から「都立も私立も合格できるena」への転換 当社では、都立中・都立高の合格実績におけるシェア向上が経営上重要であると考え、いち早く都立中受検対策に取り組み、経営資源を重点的に配分してまいりました。具体的には、都立中高一貫校受検対策向けのテキスト・テスト・カリキュラムの改訂のほか、「都立のena」というブランドイメージの定着を図るためのイベント開催や番組タイアップ、テレビコマーシャル等の施策を実施してまいりました。その結果、都立中・都立高入試において、継続して高い合格実績を維持しております。 一方で、東京都における私立高校の授業料実質無償化の拡充を受けて、当社の強みとする都立中・都立高を目指す生徒数が減少しております。そこで、当社では、従来の都立中・都立高受験に加えて、2024年度より私立中・私立高受験への取り組みを本格的に開始しました。小学部においては、後回しになりがちな低学年対策に全力を傾注し、都立中でも最近頻出する算国理社の得点力を御三家レベルに養成してまいります。また、中学部においては、都立難関高だけではなく、早慶をはじめとする私立難関高への合格も目指してまいります。 ②新規校舎展開 当社では、東京都内を中心に「ena小中学部」の新規出校を進めてまいりました。これらの出校により蓄積した指導ノウハウと、東京都内で確立した都立中高一貫校・都立難関高合格実績No.1の強みを活かし、前連結会計年度より、千葉県及び埼玉県での出校を本格的に開始しました。東京都内で培ってきた公立中高一貫校・公立難関高の受験指導のノウハウをもとに、千葉県及び埼玉県においても合格実績を向上させ、ブランド認知度の向上と生徒数の拡大を図ってまいります。 また、不採算校舎の閉校を継続して実施し、事業構造の最適化と収益力の向上に努めてまいります。 ③大学受験までの一貫した経営モデルの確立 都立中受検の倍率は、近年は低下傾向にあるものの依然として高倍率を維持しており、不合格者が多数出てしまうのが現状です。「ena」からの受検生は高い合格率となっているものの、不合格となる生徒も多数存在しております。そこで、当社では、不合格者に対してもう一度高校受験で挑戦する機会を提供するため、また、保護者様の経済的負担を鑑みて、一定の条件を満たした新中1生の授業料を無料としております。また、ena中学部卒業生向けの新高1継続特典を用意するなど、小・中・高の継続的な指導体制を構築しております。このような継続指導による合格実績の向上と生徒・保護者様の満足度向上を通じて、生徒獲得を強化してまいります。 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき課題 当社グループを取り巻く環境は、少子化による市場の縮小や教育費の抑制、異業種による教育業界への参入など、依然として厳しい状況が続いております。一方、首都圏を中心とする中学・高校受験ニーズは引き続き高く、柔軟かつ戦略的な対応が求められております。 このような経営環境の下、当社グループは2025年3月に公表した中期経営計画に基づき、都立中・都立高受験に加え、私立中・私立高受験への対応を強化しております。最難関私国立中受験専門塾「極」の開校、オリジナルテキスト「EXE」の開発に加え、小学部全校舎への都私立コースの設置や、中学部における「ena最高水準」設置校舎の拡大など、体制整備を着実に進めております。「都立のena」から「都立も私立も合格できるena」への進化を加速させ、より幅広い受験ニーズに応えてまいります。
事業等のリスク3,896字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 リスク管理体制につきましては、事業所である各校舎及び管理部門等に係るリスクに関して、それぞれの対応部署にて、必要に応じて研修・指導の実施、マニュアルの作成・配布等を行う体制としております。また、グループ全体のリスクについて定期的に検討するために、リスク管理委員会が経営会議内に設置されております。新たに生じたリスクへの対応が必要な場合は、代表執行役より全社に示達するとともに、速やかに対応責任者となる執行役を中心に対策を定めることとしております。また、リスクが現実化し、重大な損害の発生が予測される場合には、執行役は速やかに取締役会に報告することとしております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 学齢人口の減少問題 学齢人口の減少は、中学、高校、大学の各段階における受験(受検)人口の減少に影響を与えるため、大きなリスクと認識しております。このような状況下においては、質の高い親身な指導と、あらゆる教育ニーズに対応できる態勢が求められます。当社グループでは、こうしたリスクを予見し、様々な教育ニーズに応えるべく進学塾ブランド(ena[集団授業]、ena最高水準[最難関中高受験指導]、極[最難関私国立中受験指導]、ena個別[個別指導]、enaオンラインclass[オンライン授業専門]、家庭教師Camp[オンライン家庭教師]、個別教師Camp[オンライン個別指導]等)を確立し対応しております。また、教育事業のその他のブランドとして、ena歯学・薬学・看護[看護医療系・歯学・薬学受験指導]、ena美術[芸大・美大受験指導]の運営を行っております。 (2) 参入障壁の低い業界 学習塾業界の特徴としまして、参入障壁が低いことが挙げられます。これは、進学塾の新規開業・開校と閉校・撤退・廃業、業界内での合併・統合等が頻繁に繰り返されている現状からも伺い知ることができます。それと同時に、講師の移籍・引抜や教材作成のノウハウの模倣といった幾つかのリスクに晒されていることは、業界の特異な性質であると認識しております。当該リスクを完全に回避できる保証はありませんが、学習塾(教育サービス)の本質である「授業の質」と「合格実績」を徹底的に追求し、生徒・保護者様を始めとする地域社会の信頼と信用を築くこと、それにより生徒数と校舎数を増加させ、リスク吸収に足る盤石な事業基盤を築くことが重要と考えております。 また、多くの競合先がある中で、当社グループは都立中高一貫校入試対策や都立難関高校入試対策等の強化により差別化を図り生徒数の増加に努めておりますが、合格実績が競合先より相対的に低下した場合や対象校の志望者数が減少した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 業績の四半期ごとの季節的変動 当社グループの主要事業である教育事業では、新学期がスタートして間もない第1四半期は生徒数が最も少なく、受験期を迎える第3四半期で生徒数が最も増加する傾向にあります。また、春期、夏期、冬期の季節講習が実施される時期に売上高が増大します。一方、校舎運営費用(人件費、家賃等)は通期で継続して発生します。また、新年度の生徒募集に対する広告宣伝費用は第4四半期に多く発生します。このため、第2・3四半期と比較して、第1・4四半期の収益性が低くなる傾向にあります。 (4) 人材の確保と育成 当社グループは、質の高い授業提供と経営計画に基づく新規校舎展開において、優秀な社員・時間講師等の人材確保と育成を最重要課題と位置付けております。現在、多様な採用チャネルの活用、体系的な研修プログラムの実施、魅力的な職場環境の整備等に取り組んでおりますが、少子化による労働人口減少や教育業界での人材獲得競争の激化により、必要な人材を十分に確保できない場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 海外事業展開によるリスク 当社グループは、日本国内のみならず、北米、欧州において事業を展開しております。連結売上高に占める海外事業の比率は低いものの、進出先地域での経済環境、為替変動、自然災害、戦争、テロ等の不可抗力により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 個人情報の管理に関するリスク 当社グループでは、多数の生徒に関する情報を有しております。そのため、情報セキュリティ基本方針を定めるとともに社内規程の整備及び役職員への啓蒙等により、情報漏洩の未然防止を徹底しております。しかしながら、万一、何らかの原因により個人情報が外部に流出した場合は、信用の低下により当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 災害・感染症の発生に関するリスク 当社グループが校舎展開している地域において、大規模な地震等の災害や感染症が発生した場合は、当社グループの一部または全部の業務遂行が困難となる可能性があります。当社グループでは、災害や感染症の発生に備えた体制整備に努めておりますが、新型コロナウイルス感染症のような想定を大きく上回る規模で災害や感染症が発生した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 教育制度等の変更に関するリスク 入試制度の変更や学習指導要領の改訂等、行政機関による教育制度等の変更が頻繁に行われております。当社グループでは、これらの制度変更に対応して入試対策及び学習指導を行っております。しかしながら、これらの制度変更に早期に対応できなかった場合は、生徒数の減少を招き、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 事業拠点の集中に関するリスク 当社グループが運営する校舎は関東圏、とりわけ東京都に集中しております。今後は東京都のみならず、千葉県、埼玉県を中心に建物を賃借して校舎展開をしていく方針ですが、適切な物件を適切な時期に確保できない場合は開校が計画通りに進展せず、また当該地域の人口動向や競合状況によっては、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 生徒の安全管理に関するリスク 当社グループは、教育サービスの特性上、自然災害や事故等により生徒の安全が脅かされるリスクに直面しております。 このため、当社グループでは、「生徒の安全を守るための13か条」を策定し、全社的な安全管理体制を構築しております。通塾時の安全確保については、通塾指導の徹底と通塾メールシステムにより生徒の登下校状況を保護者様と共有しております。また、「ネット授業参観」のサービスを校舎及び合宿場に導入し、教育活動の透明性と安全性の確保に努めております。合宿開催時においては、生徒の安全と健康管理を最優先に位置付け、適切な管理体制のもとで細心の注意を払って運営しております。 これまで重大な安全上の問題は発生しておりませんが、今後、万一、何らかの事情により当社グループの管理責任が問われる事態が発生した場合には、信頼性や社会的評判の著しい低下を招き、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 法的規制に関するリスク 学習塾の運営に関連する主な関連法令は、特定商取引に関する法律、著作権法、不当景品類及び不当表示防止法、消費者契約法、個人情報の保護に関する法律等があります。当社グループでは、役職員に法令等の遵守の重要性及び必要性について周知するとともに、その実践の徹底に努めております。しかしながら、関連する法令等に基づいて損害賠償請求等に係る訴訟等が提起された場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 固定資産の減損に関するリスク 当社グループでは、校舎設備や賃貸用不動産等の有形固定資産を保有しているほか、企業買収に伴いのれんを計上しております。保有しているこれらの固定資産について、事業の収益性が大きく低下した場合や不動産等の市場価格が著しく下落した場合には、減損損失が発生する可能性があり、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 差入保証金の保全、回収に関するリスク 当社グループは、校舎展開において多くの賃借物件を利用しており、賃貸人に対して相当額の差入保証金を預託しております。賃借条件については近隣相場を参考に採算性を考慮した水準で締結し、契約締結後は定期的な賃借条件の見直しとともに賃貸人の信用状況の把握に努めております。しかしながら、賃貸人の財務状況の悪化等により差入保証金の回収が困難となった場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 投資有価証券の減損に関するリスク 当社グループは、その他有価証券として格付けの高い債券を保有しております。投資有価証券について、定期的に時価等を把握し、保有状況を継続的に見直しておりますが、市場金利の変動による市場価格の下落や為替相場の変動により時価が著しく下落した場合には、評価損が発生する可能性があり、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,591字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) (1) 業績 当連結会計年度における我が国経済は、継続的な高い賃上げ率を背景とした雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、日銀の追加利上げや物価上昇の継続、深刻な人手不足によるコスト増加圧力が続いたほか、為替変動や緊迫化する国際情勢などにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 学習塾業界におきましては、少子化に伴う学齢人口の減少という構造的な課題に直面する一方、大学入試改革やICT教育の進展、さらには生成AI等の新技術への対応が求められております。教育ニーズの多様化・高度化を背景に、異業種も巻き込んだ競争環境が続いております。 このような状況の中、当社グループでは、すべての授業に単方向映像授業を完備した「ダブル学習システム」を展開するなど、映像やオンラインを活用した学力向上体制の強化に努めております。また、安心・安全面への取り組みの一環として、すべての授業や合宿の様子を保護者様がネットでリアルタイムに確認することができるサービス「ネット授業参観」を導入しております。当該サービスの設備を利用した社内の授業点検を同時に実施することにより、授業の質の向上を図っております。 当連結会計年度での合格実績につきましては、全都立中高一貫校11校(千代田区立九段中等を含む)の入試におい て、最難関の小石川中をはじめ、桜修館中や白鷗高附属中で当社史上最高合格者数を記録するなど、計1,097名となりました。また、高校受験においては、都立進学指導重点校7校の合格実績が計377名となり、全塾中№1を獲得するとともに、国私立高の入試においても、国立附属高や早慶大系列高、明治大系列高をはじめ、多くの合格者を出すことができました。 収益面におきましては、東京都による私立高校授業料の実質無償化拡充の影響もあり、当社の強みとする都立中・都立高を目指す生徒数が減少したことから、売上高は前年同期と比較して減少しました。一方で、当社の教育サービスの強みの一つである合宿については、季節講習の一環として、夏期に従来の5泊6日を10泊11日へ拡充したほか、22泊23日の長期合宿を新たに実施しました。続く冬期においても、13泊14日の長期合宿を実施し、いずれも多数の生徒が参加した結果、収益に大きく寄与しました。 費用面におきましては、交通広告をはじめとする新たな広告手法の導入による広告宣伝費が増加したほか、季節講習における合宿の拡充に伴い運営費用が増加しました。一方で、前年度に実施した校舎及び合宿場の環境改善に伴う一時的な費用の剥落に加え、校舎の統廃合を機動的に進めるなど、全社的な経営効率化への取り組みによる費用削減が寄与した結果、営業費用全体としては前年同期と比較して減少しました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は13,069百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は2,904百万円(前年同期比10.8%増)、経常利益は3,004百万円(前年同期比13.0%増)となりました。一方、前連結会計年度において、関係会社株式売却益を計上した影響や、当連結会計年度において、校舎等の統廃合に伴う減損損失を計上した影響もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,848百万円(前年同期比0.8%減)となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。なお、セグメント別の売上高はセグメント間の内部取引消去前の金額によっております。 ① 教育事業 小中学生部門(ena小中学部)につきましては、生徒数は前年を下回って推移したものの、夏期合宿や冬期合宿を含む季節講習売上が伸長したことにより、売上高は前年同期と比較して微減となりました。 個別指導部門(ena個別)につきましては、閉校に伴う校舎数の減少等を受けて生徒数が前年を下回ったことにより、売上高は前年同期と比較して減少しました。 大学受験部門(ena看護、ena美術、ena高校部)につきましては、特にena看護において生徒数が前年を下回ったことにより、部門全体の売上高は前年同期と比較して減少しました。 海外校舎を主に展開するGAKKYUSHA USA グループ(GAKKYUSHA U.S.A.CO.,LTD.、GAKKYUSHA CANADA CO.,LTD.、ENA EUROPE GmbH及び株式会社学究社帰国教育)につきましては、グループ生徒数が順調に推移したことにより、売上高は前年同期と比較して増加しました。 これらの結果、売上高は12,418百万円(前年同期比1.7%減)となりました。 ② 不動産事業 不動産事業につきましては、保有する賃貸用物件が概ね安定的に稼働しており、賃貸収入は前年同期と同水準で推移しました。 これらの結果、売上高は164百万円(前年同期比0.6%減)となりました。 ③ その他 インターネットによる受験、教育情報の配信サービス事業等につきましては、広告関連売上につきましては、一般企業等法人は前年同期と比較して減少したものの、学校法人関連は新規アプリ及びバナー商品の売上高が伸長したことにより、前年同期と比較して増加しました。一方で、グループ会社との取引が縮小した影響により、広告関連売上全体としては前年同期と比較して減少しました。人材サービス売上につきましては、塾訪問サービスの需要が関西をはじめとする他地域や大学へと拡大し、契約校数が増加したことにより、前年同期と比較して増加しました。 これらの結果、売上高は684百万円(前年同期比19.5%減)となりました。 (2) 財政状態 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて、269百万円増加し、3,787百万円となりました。これは、主として現金及び預金の増加及びその他(流動資産)の減少等によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて、140百万円増加し、8,778百万円となりました。これは、主として、投資有価証券の増加及び建物及び構築物、差入保証金の減少等によるものであります。 この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて、409百万円増加し、12,566百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて、171百万円減少し、2,673百万円となりました。これは、主として前受金の減少等によるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて、255百万円減少し、1,718百万円となりました。これは、主として長期借入金及びリース債務の減少等によるものであります。 この結果、負債は前連結会計年度末に比べて、426百万円減少し、4,391百万円となりました。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べて、836百万円増加し、8,174百万円となりました。これは、主として配当金の支払い及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上等によるものであります。 この結果、自己資本比率は、65.0%(前連結会計年度末は60.3%)となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて274百万円増加し、3,417百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (単位:千円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減 営業活動によるキャッシュ・フロー   2,246,025   2,448,834   202,808 投資活動によるキャッシュ・フロー   △110,583   △909,394   △798,810 財務活動によるキャッシュ・フロー   △1,249,957   △1,304,159   △54,202 現金及び現金同等物に係る換算差額   6,775   39,283   32,507 現金及び現金同等物の増減額   892,259   274,563   △617,696 現金及び現金同等物の期首残高   2,251,002   3,143,262   892,259 現金及び現金同等物の期末残高   3,143,262   3,417,825   274,563 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、2,448百万円の収入(前年同期は2,246百万円の収入)となりました。 主な内訳は、税金等調整前当期純利益、減価償却費、減損損失、前受金の増減額及び法人税等の支払額等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、909百万円の支出(前年同期は110百万円の支出)となりました。 これは、主に有形固定資産の取得による支出、有形固定資産の除却による支出及び投資有価証券の取得による支出等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,304百万円の支出(前年同期は1,249百万円の支出)となりました。 これは、長期借入金の返済による支出、配当金の支払額及びリース債務の返済による支出によるものであります。 (キャッシュ・フロー関連指標の推移) 当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   49.9   54.2   59.5   60.3   65.0 時価ベースの自己資本比率(%)   171.9   203.5   212.5   194.2   202.9 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年)   1.3   0.8   0.8   0.7   0.6 インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍)   333.7   191.5   185.7   179.1   126.9 (注)1  自己資本比率:自己資本/総資産 2  時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 3  キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー 4  インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 (2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 (3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 (4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産及び受注の状況 当社は、生徒に対して授業を行うことを主たる業務としておりますので、生産及び受注に該当する事項はございません。 (2) 販売の状況 (業績等の概要)におけるセグメントの業績をご参照ください。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって必要と思われる見積りは、その時点で最も合理的と考えられる基準に基づいて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況  1 連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 (2) 当連結会計年度の経営成績の分析 売上高は、13,069百万円(前年同期比1.7%減)となりました。これは主に、東京都による私立高校授業料の実質無償化拡充の影響を受けて、当社の強みとする都立中・都立高を目指す生徒数が減少したことによるものであります。 売上原価は、8,044百万円(前年同期比5.9%減)となりました。これは主に、前年度に発生した「ネット授業参観」の導入費用及び私立対策関連費用の反動減に加え、校舎の統廃合を機動的に進めるなど、全社的な経営効率化への取り組みによる費用削減が寄与したことによるものであります。この結果、売上総利益は、5,024百万円(前年同期比6.1%増)となりました。 販売費及び一般管理費は、2,120百万円(前年同期比0.2%増)となりました。これは主に、前年度に実施した当社合宿場の環境改善に伴う設備投資等の反動減があった一方で、交通広告をはじめとする新たな広告手法の導入による広告宣伝費が増加したことによるものであります。この結果、営業利益は、2,904百万円(前年同期比10.8%増)となり、過去最高益を更新しました。なお、売上高営業利益率は前連結会計年度の19.7%から2.5ポイント上昇し22.2%となり、計画を上回る結果となりました。 営業外収益は、122百万円(前年同期比87.8%増)となりました。これは主に、その他有価証券の運用に伴う運用益が増加したことによるものであります。一方、営業外費用は、21百万円(前年同期比17.7%減)となりました。これは主に、前連結会計年度において、その他有価証券の運用に伴う運用損が発生したことによるものであります。この結果、経常利益は、3,004百万円(前年同期比13.0%増)となり、営業利益とともに過去最高益を更新しました。 特別利益は、21百万円(前年同期比81.7%減)となりました。これは主に、前連結会計年度において、持分法適用関連会社であった株式会社市進ホールディングスの全株式を売却したことに伴う関係会社株式売却益が発生したことによるものであります。一方、特別損失は、310百万円(前年同期比85.3%増)となりました。これは主に、閉鎖及び移転の意思決定をした校舎に係る減損損失が増加したことによるものであります。この結果、税金等調整前当期純利益は、2,715百万円(前年同期比4.1%増)となりましたが、法人税等調整額(益)が減少したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は、1,848百万円(前年同期比0.8%減)となりました。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「3  事業等のリスク」に記載しております。 (4) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フロー) 「(業績等の概要) (3)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (資金調達) 当社グループは、事業活動及び設備投資に必要な資金の確保を重視しており、その主要な財源として安定的な営業キャッシュ・フローの創出に取り組んでおります。 新規校舎の設備投資や短期運転資金については、自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、不動産事業における賃貸等不動産の取得資金については、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。 当連結会計年度末の資金の流動性は十分に確保されていると認識しており、また、金融機関との間に当座借越契約の枠を設定することで、急な資金需要や不測の事態にも備えております。 なお、当連結会計年度末における当社の取引銀行との借入による資金調達余力は以下のようになっております。 当座借越契約 株式会社三菱UFJ銀行   200百万円 株式会社みずほ銀行   100百万円 株式会社三井住友銀行   200百万円 合  計   500百万円

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開示資料

出典

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