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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

グリーンズ

GREENS CO.,LTD.6547 · Standard · サービス業

米国発の国際ブランドと地場密着の独自ブランドを両輪に、駅前立地を中心に全国展開するホテルオペレーター。

概要

株式会社グリーンズは、三重県四日市市に本社を置くホテル運営専業企業である。1957年に駅前旅館として創業し、現在は米国チョイスホテルズインターナショナル社のブランドを日本展開する「チョイスブランド」97店舗と、自社で開発した「オリジナルブランド」21店舗の合計118店舗を運営する。2025年6月期の売上高は496億円、営業利益63億円、従業員857名。東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所プレミア市場に上場する。

チョイスブランドとオリジナルブランドの二軸運営

当社グループのホテル事業は「チョイスブランド」と「オリジナルブランド」の2つから構成される。チョイスブランドは、連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンが米国チョイスホテルズインターナショナル社から日本における優先的使用権を取得した「コンフォート」ブランドを中心に展開する。コンフォートホテル58店舗、コンフォートイン33店舗、コンフォートホテルERA4店舗、コンフォートスイーツ1店舗、Ascend Hotel Collection™1店舗の計97店舗(2025年6月末時点)を全国の駅前立地に配置する。宿泊特化型で中間料金帯をターゲットとし、無料朝食や「Comfort Library Cafe」などの共通サービスを提供する。一方、オリジナルブランドは、三重県・東海地方を中心にホテルエコノ、ホテルグリーンパーク、ホテルエスプルなどを21店舗運営する。宴会場やレストランを併設したシティホテルから宿泊特化型まで地域のニーズに合わせた多様な業態を持つ。

リース方式を多用するアセットライト戦略

当社の出店方式は、自社で土地・建物を所有する「所有直営方式」が5店舗である一方、大多数は「リース方式」を採用する。リース方式では、土地・建物のオーナーが建築費用を負担し、当社は客室品質基準を満たした建物を賃借して運営する。これにより、多額の投資を回避し、固定資産税や地価変動リスクを抑制する。また、修繕費もオーナー負担となるため、当社の財務負担は軽減される。同社はこの手法を「アセットリスクの最小化」と位置づけ、機動的な出店と撤退を可能としている。2024年7月にはロードサイド型ホテル22物件をオペレーターチェンジにより一挙に開業し、店舗網を拡大した。

レベニューマネジメントによる収益最大化

当社は限られた客室在庫を最適価格で販売する「レベニューマネジメント」手法を採用する。需要予測に基づき、需要の高い日は客室単価を引き上げ、低需要日は価格を下げて稼働率を維持する。2025年6月期のチョイスブランドの客室単価は前期比6.4%増の10,398円、客室稼働率は80.0%とほぼ横ばいを達成した。オリジナルブランドでも客室単価は7.9%増の7,250円、稼働率は73.9%と改善した。この価格戦略により、物価上昇や人件費増加のコストを吸収し、売上高496億円、営業利益63億円と過去最高を記録した。販売チャネルは公式サイトや旅行会社、法人契約に加え、OTA(オンライン旅行会社)を活用する。

全国47都道府県に広がる店舗網

当社のホテルは北海道から沖縄まで、全国47都道府県のうち40以上に展開する。チョイスブランドは特に愛知県に10店舗(1,807室)、東京都に5店舗、北海道に6店舗と、政令指定都市や主要駅前を中心に立地する。オリジナルブランドは三重県に集中し、地域密着型の運営を行う。グループ全体の客室数は16,692室(チョイスブランド14,127室、オリジナルブランド2,565室)に達する。子会社の株式会社チョイスホテルズジャパンは東京に本社を置き、ブランド管理とマーケティングを担う。2023年には岐阜県高山市に「hotel around TAKAYAMA」を開業し、Ascend Hotel Collection™として独立系ホテルのコレクションブランドも展開する。

業界の中での役割はホテル運営の専業オペレーター。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
540億円
営業利益
70億円
営業利益率
13.0%
純利益
50億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01宿泊・旅行(個人・法人)主力

米国チョイスホテルズインターナショナル社のブランド「コンフォート」を核に、宿泊特化型で中間料金帯のホテルを全国の駅前立地に展開する。ビジネス客、レジャー客、インバウンド客を主要顧客とし、無料朝食や快眠寝具などで差別化を図る。

主な製品・サービス5
コンフォートホテル
中間料金帯の宿泊特化型ホテル。無料朝食や快眠寝具などで快適な滞在を提供。
コンフォートイン
機能性と利便性を備えた宿泊特化型ホテル。多様なサービスを提供。
コンフォートホテルERA
レジャー向けに派生したブランド。地域のスイーツや酒を楽しめるサービスを提供。
コンフォートスイーツ
全室ツイン仕様の広々とした客室でレジャーニーズに対応。
Ascend Hotel Collection™
独立系ホテルコレクション。地域の文化に溶け込むローカル体験を提供。

02宿泊・宴会(地域密着)準主力

三重県を中心に地域のニーズに合わせた多様なホテルを展開する。宿泊特化型から宴会・レストラン併設型まで幅広く、地元企業や個人、観光客をターゲットに、地産地消の朝食や快眠枕などで差別化する。

主な製品・サービス5
ホテルエコノ
宿泊特化型のビジネスホテル。
ホテルグリーンパーク
レストラン・宴会場を併設したホテル。
ホテルエスプル
地域に根ざした総合ホテル。
ホテル門前の湯
入浴施設を併設したホテル。
レストイン多賀
名神高速道路のサービスエリアで営業する入浴施設併設ホテル。

03不動産賃貸・管理副次

ホテル併設のテナントへの賃貸や不動産管理を行い、ホテル事業の付加価値を高める。売上高に占める割合は1%未満。

製品と技術

コンフォートブランドの無料朝食と客室サービス

チョイスブランドの主力である「コンフォートホテル」では、炭水化物・タンパク質・脂質のバランスを考慮した無料朝食「Color your Morning」を提供する。また、ロビーには「Comfort Library Cafe」を設置し、地域の書籍や飲み放題のドリンク、Wi-Fi、コンセントを備えた開放的な空間を用意する。寝具メーカーと共同開発した「チョイスピロー」を導入し、快眠を支援する。全室禁煙化も進めている。コンフォートインでは有料のビュッフェ朝食に焼きたてワッフルや季節のスムージーを提供。コンフォートスイーツは140cm幅のダブルベッドを採用した全室ツイン仕様で、広々とした客室を売りとする。

レベニューマネジメントシステムによる価格最適化

当社は客室販売にレベニューマネジメントを導入する。需要予測に基づき、高需要日は価格を引き上げ、低需要日は割安に設定して稼働率を最大化する。2025年6月期のチョイスブランド客室単価は10,398円と前期比6.4%向上し、稼働率は80.0%を維持した。このシステムは全店舗に適用され、OTAや公式サイトの価格を動的に調整する。販売データと過去のトレンドを分析することで、限られた客室在庫からの収益最大化を図る。同社はこの手法を「体系的な収益管理」と位置づけ、全社的な収益力向上に貢献している。

多様なオリジナルブランドの地域密着型サービス

オリジナルブランドでは、宴会場・レストラン併設のシティホテルから宿泊特化型まで、地域のニーズに応じた多様な業態を展開する。ホテルグリーンパーク、ホテルエスプル、ホテルエコノなどが主要ブランドであり、M&Aで取得した「ホテル門前の湯」(入浴施設併設)や「レストイン多賀」(高速道路SA内)も含む。共通サービスとして、高さや硬さを調整可能な「折り重ね枕」、無料高速インターネット、地産地消の朝食メニューを提供。一部ホテルでは豆から挽くウェルカムコーヒーを無料で提供する。地域特性を活かしたサービスの差別化を図る。

「コンフォートホテルERA」と「hotel around」のレジャー特化型

2023年にリブランドで立ち上げた「コンフォートホテルERA」は、観光・レジャー需要に特化したブランドである。Comfort Library Cafeでのフリードリンクや地域のスイーツ・お酒を楽しめる時間帯別サービス(一部有料)を提供し、滞在型ホテルとしての価値を高める。現在4店舗を展開。また、「hotel around TAKAYAMA」は2021年に開業し、2023年からAscend Hotel Collection™に参加。地域の文化と一体化する「唯一無二のローカル体験」を提供する独立系ホテルコレクションとして、高山市の観光資源と連携したサービスを展開する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

総合人材サービスで国内中堅、営業利益率約13%

グリーンズは、サービス業に属し、人材派遣や紹介などの総合人材サービスを提供しています。売上高は2024年6月期410億円から2026年6月期540億円まで増加しており、営業利益率も12.2%から12.96%と安定的に推移しています。同業他社としてジンジブやイシンなどが挙げられますが、売上高規模ではグリーンズが大きく、国内の人材市場で中堅の地位を確立しています。成長は続いていますが、業界全体の競争が激しく、特にIT人材や専門職の需要対応が重要です。提供データからはシェアや具体的な強みは不明ですが、売上と利益率の安定的な成長が特徴です。

強み

  • 売上高が410億円から540億円へ、3年間で約30%成長しています。
  • 営業利益率を12%前後で維持し、収益性を確保しています。
  • 売上高500億円規模で、同業他社より大きな市場地位を持ちます。
  • サービス業に特化し、人材サービスの専門性で強みを発揮しています。

課題

  • 人材業界は競争が激しく、他社との差別化が必要です。
  • 提供サービス拡大に伴い、質の高い人材の確保が課題です。
  • 国内経済や雇用環境に依存し、景気変動の影響を受けます。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がグリーンズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14671ファルコホールディングス310億円14.5倍
27047ポート304億円10.5倍
39628燦ホールディングス304億円6.2倍
46535アイモバイル302億円12.0倍
52418ツカダ・グローバルホールディング296億円10.7倍
66547グリーンズ294億円5.9倍
72185シイエム・シイ289億円10.1倍
82469ヒビノ287億円9.1倍
99768いであ286億円10.9倍
109769学究社284億円15.2倍
114801セントラルスポーツ280億円21.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

駅前旅館からビジネスホテルへの転換(1957~1969年)

1957年7月、三重県四日市市浜田町に駅前旅館「新四日市ホテル」を創業した。1964年1月には有限会社新四日市ホテル(資本金400万円)を設立。1960年代後半、ライフスタイルの洋風化を背景にビジネスホテル需要が高まり、1969年1月に喫茶店舗を併設したビジネスホテル1号店「新四日市ホテル」を開業した。このホテルは2019年12月に閉館するまで50年間営業を続けた。創業時の旅館業から宿泊特化型への転換は、その後の事業拡大の基盤となった。

グリーンホテル・シティホテルブランドの確立(1976~1987年)

1976年6月、レストランと結婚式場、貸ホールを併設した「グリーンホテル」ブランド1号店「津グリーンホテル」を三重県津市に開業した(2005年5月閉館)。1979年11月にはレストラン「ぐりーんどろっぷ津店」を開業。1980年7月に「株式会社新四日市ホテル」へ法人改組し、1985年7月には「シティホテル」ブランド1号店「伊勢シティホテル」を伊勢市に開業、同時にバンケット施設「彩恒殿伊勢」と日本料理店「伊勢みやび」を併設した。多様な施設を備えたホテル運営のノウハウを蓄積し、1987年7月にはコーポレート・アイデンティティを導入、「株式会社グリーンズ」へ社名変更した。

県外進出とホテルグリーンパークの誕生(1989~1998年)

1989年10月、三重県外初出店となる「三河安城シティホテル」を愛知県安城市に開業した(2011年7月閉館)。1992年9月には「ホテルグリーンパーク」ブランド1号店「ホテルグリーンパーク鈴鹿」を鈴鹿市に開業。1998年12月には宿泊特化型の「ホテルエコノ」ブランド1号店「ホテルエコノ名古屋栄」を名古屋市に開業した(2019年5月閉館)。この時期、自社ブランドの多様化を進める一方、1999年2月には米国チョイスホテルズインターナショナル社とフランチャイズ契約を締結し、「コンフォートイン京都五条」を開業した。これにより全国展開への足がかりを得た。

フランチャイズ子会社設立とマスターフランチャイズ契約(2000~2005年)

2000年9月、フランチャイズ加盟店の募集・管理・運営を目的として株式会社日本チョイス(後の株式会社チョイスホテルズジャパン)を四日市市に設立した。2001年3月には東京オフィスを東京都文京区に開設し、首都圏での事業基盤を強化。2003年11月、子会社が米国チョイスホテルズインターナショナル社と、同社が保有する4つのホテルブランドの日本における優先的使用権に係るマスターフランチャイズ契約を締結した。これにより「コンフォート」ブランドの独占的展開権を獲得。2004年7月には子会社を株式会社チョイスホテルズジャパンへ社名変更し、2005年2月に本社を東京へ移転した。

再生支援による財務再建(2009~2013年)

2009年8月、財務リストラを目的として三重県中小企業再生支援協議会による再生支援を開始した。当時、過剰債務と収益悪化に直面し、4年間にわたる支援期間中に事業構造の見直しを実施。2013年7月に再生支援を終了した。この間、2011年7月に三河安城シティホテルを閉館するなど不採算店舗の整理を進めた。再生支援終了後の2013年6月期の売上高は212億円と、後の成長の土台を築いた。純利益は0億円と黒字化を達成した。

M&Aと株式上場(2015~2017年)

2015年7月、ロードサイド型エコノミーホテル「ベストイン」を運営する株式会社ベスト(新潟県上越市)を完全子会社化した。これにより入浴施設併設の「ホテル門前の湯」など新たな業態を獲得。2016年7月には株式会社ベストを吸収合併し、店舗網を拡大した。2017年3月、東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。上場時の売上高は260億円、純利益14億円。この上場により資金調達力を高め、さらなる成長への基盤を固めた。

市場第一部指定とコンフォートスイーツ展開(2018~2022年)

2018年3月、東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に指定された。同年3月、レジャーニーズに対応した全室ツイン仕様の「コンフォートスイーツ東京ベイ」(千葉県浦安市)を開業。2021年7月には新ブランド「hotel around TAKAYAMA」を岐阜県高山市に開業。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行、名古屋証券取引所ではプレミア市場に移行した。2022年11月には本社ビル「グリーンズ四日市ビル」にコンフォートホテル四日市を併設し、営業を開始した。

ロードサイド型拡大とブランド再編(2023~2024年)

2023年7月、「hotel around TAKAYAMA」をAscend Hotel Collection™ブランド1号店として展開開始。同年9月、リブランドにより「コンフォートホテルERA京都東寺」と「コンフォートホテルERA神戸三宮」を開業し、ERAブランドを立ち上げた。2024年7月にはロードサイド型ホテル22物件をオペレーターチェンジにより一挙に開業。これによりチョイスブランドの店舗数は大幅に増加し、2025年6月末時点で97店舗に達した。また、2023年1月に組織変更を実施し、チョイスブランドとオリジナルブランドの別管理を開始した。

年表32件を開く

1950年代

  • 1957年7月創業三重県四日市市浜田町(現 本店所在地)に、駅前旅館「新四日市ホテル」を創業

1960年代

  • 1964年1月創業有限会社新四日市ホテル(資本金4百万円)を設立
  • 1969年1月ライフスタイルの洋風化にともない、注目を浴びつつあったビジネスホテルへと転換を図るべく、喫茶店舗を併設したビジネスホテル1号店「新四日市ホテル」を三重県四日市市浜田町において開業(2019年12月閉館)

1970年代

  • 1976年6月レストラン、結婚式場、貸ホール付帯の「グリーンホテル」ブランド1号店「津グリーンホテル」(三重県津市)を開業(2005年5月閉館)
  • 1979年11月レストラン「ぐりーんどろっぷ津店」(三重県津市)を開業(1989年10月「津みやび」に業態変更)

1980年代

  • 1980年7月「株式会社新四日市ホテル」へ法人改組
  • 1985年7月「シティホテル」ブランド1号店「伊勢シティホテル」(三重県伊勢市)を開業 同ホテル併設のバンケット部門として「彩恒殿伊勢」を開業 同ホテル併設のしゃぶしゃぶと日本料理の店としてみやび1号店「伊勢みやび」を開業
  • 1987年7月商号変更「おもてなしと生活文化の創造」をスローガンとするコーポレート・アイデンティティの導入 及び事業の拡大を見据え、「株式会社グリーンズ」へ社名変更
  • 1989年10月グリーンズブランドとして三重県外初出店となる「三河安城シティホテル」(愛知県安城市)を開業(2011年7月閉館)

1990年代

  • 1992年9月「ホテルグリーンパーク」ブランド1号店「ホテルグリーンパーク鈴鹿」(三重県鈴鹿市)を開業
  • 1998年12月宿泊特化型の「ホテルエコノ」ブランド1号店「ホテルエコノ名古屋栄」(愛知県名古屋市)を開業(2019年5月閉館)
  • 1999年2月宿泊特化型ホテルの全国展開を図るべく、米国チョイスホテルズインターナショナル社とフランチャイズ契約を締結し、同社が保有する「コンフォート」ブランド1号店(近畿地方1号店)「コンフォートイン京都五条」(京都府京都市)を開業(2014年1月閉館)

2000年代

  • 2000年9月「コンフォート」ブランドホテルのフランチャイズ加盟店募集・管理・運営を目的に株式会社日本チョイス(現、連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン)を三重県四日市市に設立
  • 2001年3月東京都文京区に当社 東京オフィス及び株式会社日本チョイス(現 連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン)東京オフィスを開設
  • 2003年11月株式会社日本チョイス(現 連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン)が、米国チョイスホテルズインターナショナル社と、同社が保有する4つのホテルブランドの日本における優先的使用権に係るマスターフランチャイズ契約を締結
  • 2004年3月当社 東京オフィス及び株式会社日本チョイス(現 連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン)東京オフィスを東京都文京区より東京都港区に移転
  • 2004年7月商号変更連結子会社 株式会社日本チョイスを株式会社チョイスホテルズジャパンへ社名変更
  • 2005年2月連結子会社 株式会社チョイスホテルズジャパン 本社を三重県四日市市より同社東京オフィスの東京都港区に移転し、同社本社を四日市オフィスに改称
  • 2009年5月当社 東京オフィス及び株式会社チョイスホテルズジャパン 本社を東京都港区より東京都中央区に移転
  • 2009年8月財務リストラの実施を目的として三重県中小企業再生支援協議会による再生支援開始

2010年代

  • 2013年7月三重県中小企業再生支援協議会による再生支援終了
  • 2015年7月M&Aロードサイド型ホテルを中心としたエコノミーホテル「ベストイン」を運営する株式会社ベスト(本社 新潟県上越市)を株式取得により完全子会社化
  • 2016年7月M&A連結子会社 株式会社ベストを吸収合併
  • 2017年3月上場東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2018年3月東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 2018年3月「コンフォートスイーツ」ブランド1号店「コンフォートスイーツ東京ベイ」(千葉県浦安市)を開業

2020年代

  • 2021年7月「hotel around」ブランド1号店「hotel around TAKAYAMA」(岐阜県高山市)を開業
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所プレミア市場に移行
  • 2022年11月三重県四日市市浜田町に、「コンフォートホテル四日市」(2022年12月14日開業)を併設した本社オフィス「グリーンズ四日市ビル」営業開始
  • 2023年7月「hotel around TAKAYAMA」を「Ascend Hotel Collection™」ブランド1号店として展開
  • 2023年9月「コンフォートホテルERA」ブランド1号店「コンフォートホテルERA京都東寺」(京都府京都市)および2号店「コンフォートホテルERA神戸三宮」(兵庫県神戸市)をリブランドにより開業
  • 2024年7月ロードサイド型ホテル22物件を、オペレーターチェンジにより順次開業

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年6月期まで600億円
  • 営業利益2028年6月期まで70億円
  • 経常利益2028年6月期まで69億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2028年6月期まで45億円
  • 自己資本比率2028年6月期まで54%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    需要を捉えた出店加速

    高まる宿泊需要に対応するため、出店ペースを加速し、積極的に新規店舗の開発・開業を推進する。2026年6月期には茨城県水戸市、北海道札幌市、北海道千歳市の計3事業所の開業を予定。

  2. 02

    ブランド価値と収益性の向上

    レジャーブランドとロードサイド業態を中心に、需要に応じた適正な客室単価の設定や既存店舗へのリニューアル投資を通じて、顧客満足の創造とブランド価値の向上を図る。

  3. 03

    人的資本経営の推進

    社員一人ひとりが輝けるチームワークと高水準のサービスを提供するプロフェッショナリズムが両立する強靭な組織を構築し、働く人から選ばれる企業を目指す。キャリア開発支援や業務モデルの刷新にも取り組む。

  4. 04

    事業基盤と経営基盤の強化

    既存施設への投資や社内環境の向上により盤石な経営基盤を創造するとともに、地域社会への貢献に携わる仕組みを構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で857人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は512万円で、8期前と比べて+21.3%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は6.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年6月628
2018年6月691
2019年6月42336.76.3720
2020年6月42337.06.6717
2021年6月37437.77.0705
2022年6月39938.57.6671
2023年6月47939.17.5678
2024年6月49738.76.5824607
2025年6月51238.96.9857735

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)80.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
チョイスブランド 合計106億円
コンフォートホテル その他89店舗5,798百万円
本社その他 — 三重県四日市市他2,221百万円
コンフォートホテル 四日市 — 三重県四日市市1,357百万円
コンフォートホテル 名古屋新幹線口 — 愛知県名古屋市中村区1,238百万円
オリジナルブランド 合計1,065百万円
グリーンズホテル その他20店舗828百万円
コンフォートホテル 山形 — 山形県山形市572百万円
コンフォートホテル 中部国際空港 — 愛知県常滑市503百万円
コンフォートホテル 石垣島 — 沖縄県石垣市357百万円
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社チョイス ホテルズジャパン(注)
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    まちなかウォーカブル推進事業
    国土交通省 · 2022-07-20
    850万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は540億円営業利益70億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.9%、利益が+11.1%。

売上高
+8.9%
540億円
営業利益
+11.1%
70億円
純利益
-5.7%
50億円
営業利益率
13.0%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高569億円540億円
営業利益70億円70億円
純利益45億円50億円
1株あたり配当¥57¥57

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は255億円、営業利益は17億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+4.9%、営業利益は−26.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q8778.05
2023年4Q9518
2024年1Q1001616.015
2024年2Q1071917.819
2024年3Q981111.210
2024年4Q10543.85
2025年2Q2534015.838
2025年4Q243239.515
2026年2Q2855318.635
2026年4Q255176.715

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年6月期からの14期で、売上は212億円から540億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は13.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年6月212110
2014年6月21912−9
ロードサイド型ホテルを中心としたエコノミーホテル「ベストイン」を運営する株式会社ベスト(本社 新潟県上越市)を株式取得により完全子会社化
2015年6月2252114
連結子会社 株式会社ベストを吸収合併
2016年6月2502313
東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
2017年6月2602214
2018年6月2711912
2019年6月3092415
2020年6月229−35−43
2021年6月157−83−88
2022年6月254−20−22
2023年6月3643542
2024年6月410504812.249
2025年6月496635812.753
2026年6月540706913.050

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高540億円のうち、営業利益として残るのは70億円13.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は50億円、売上の9.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金87.0%470億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.0%70億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+5.4pt
13.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.2pt
9.3%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2025年6月期は営業CFが71億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは61億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は100億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年6月24−7−131737
2016年6月14−12−15224
2017年6月22−8121450
2018年6月150−171548
2019年6月22−12−21056
2020年6月−46−942−5543
2021年6月−76−981−8539
2022年6月−10−2394−33100
2023年6月46−5−744167
2024年6月60−17−344377
2025年6月71−10−3861100

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2025年6月期の総資産は294億円。このうち返さなくてよい自己資本が102億円で、自己資本比率は34.6%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年6月1451513010.3
2014年6月13351284.1
2015年6月1432012313.7
2016年6月1443211222.3
2017年6月174819346.7
2018年6月171937854.5
2019年6月1891068356.3
2020年6月1746011434.5
2021年6月173−29202
2022年6月259132465.2
2023年6月2385418422.6
2024年6月2667818829.4
2025年6月29410219234.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
100億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
104億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
192億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中132位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中311位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,115で、1年前と比べて-16.6%過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。

¥2,115-2.5%1ヶ月-1.7%1年-16.6%時価総額294億円
過去52週の値幅
安値¥1,876高値¥2,772

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.9倍
PER (会社予想)6.5倍
PBR2.29倍
配当利回り2.70%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月でほぼ横ばい(0.29%上昇)だが、8月13日には-7.46%と急落し2084円となった。25日移動平均線(2150.28円)を下回り、75日線(2095.49円)も割り込んだ。52週高値2772円からは25%下落、52週安値1876円からは11%上昇の位置。RSIは44.51と中立圏。8月13日の出来高は40万7200株と通常の約10倍に急増し、売りが殺到した。8月上旬までは緩やかな上昇基調だったが、この急落で短期的なトレンドは悪化した。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 92/100)

PERは5.92倍と業界平均22.97倍を大幅に下回り、予想PER6.4倍でも極めて低い水準です。PBRは2.08倍で平均3.29倍を下回り、ROEは58.44%と非常に高く収益性が優れています。配当利回り2.74%は平均2.47%を上回り、配当性向9.52%と低いため増配余地があります。売上高・利益とも増加傾向で、業績好調ながら株価は割安と評価します。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.9倍23.4倍
PER (予想)6.5倍
PBR2.29倍3.51倍
ROE58.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、高齢化による需要拡大が続く中で、収益性と成長性を両立できるか。強気派は、売上高の成長と高い営業利益率を評価し、今後の需要増加に期待する。弱気派は、人材確保難や介護報酬改定による収益圧迫を懸念する。

プラスに働く材料6
  • 成長する市場

    高齢化により介護需要は拡大。

  • 高い収益性

    営業利益率12%前後を維持。

  • 強固な地域基盤

    東海地方でのシェア拡大。

  • 2026年6月期は売上高540億円、営業利益70億円通年影響

    売上高496億→540億、営業利益63億→70億円

  • 営業利益率12.96%と過去最高水準継続影響

    営業利益率は前期12.7%から0.3pt改善

  • 実績PER5.92倍と割安なバリュエーション継続影響

    時価総額289億円、純利益50億円に対しPER5.92倍

マイナスに働く材料7
  • 人材不足

    介護人材の確保難が事業拡大の制約に。

  • 報酬改定リスク

    介護報酬の引き下げが収益を圧迫。

  • 競争激化

    同業他社との競争が激化。

  • 売上高成長率は21%から9%へ急減速通年影響

    前期比は21.0%→8.9%、増収率が半分以下

  • 2026年6月期は純利益50億円と減益通年影響

    純利益53億→50億円、▲5.7%

  • 営業利益と純利益の乖離が20億円に拡大通年影響

    営業利益70億円に対し純利益50億円、差額20億円

  • 株価は1年で2.44%下落しモメンタム欠如継続影響

    株価2,084円、1年前比▲2.44%

次の決算で確かめる点
利用者数
需要の規模と成長率を測る。
従業員数
拡大余地と人材不足の影響を確認。
稼働率
設備の有効活用と収益性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり57で、前期から+52.2%いまの株価に対する利回りは2.70%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥57
1株あたり
配当利回り
2.70%
いまの株価に対して
配当性向
9.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年6月2021.3
2019年6月2315.019.6
2020年6月10−56.5
2023年6月9−10.03.0
2024年6月23155.66.9
2025年6月3552.29.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥57

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ6,714人。区分でいちばん多いのは個人・その他36.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.8%を占め、残る63.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他49.048.845.539.236.136.0
事業法人33.934.133.834.233.931.3
外国法人5.73.911.513.616.522.2
金融機関7.58.06.58.96.35.5
証券会社3.95.02.74.07.25.0
自己株式0.10.10.10.10.11.1
外国人個人0.10.10.10.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社新緑18.01
02株式会社TM12.25
03村木 雄哉8.26
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.34
05MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.35
06BNP PARIBAS SINGAPORE/2S/JASDEC/MBBCLIENT ASSETS 2(常任代理人香港上海銀行東京支店)3.23
07雨澤 佳世2.07
08黒田 知佳2.07
09鈴木 麻祐2.07
10BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)1.74

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1462%、1株純資産は10期で−92%。直近期のROEは58.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年6月237,4430.3
2014年6月−4,6962,740
2015年6月139195109.20.7
2016年6月12932249.90.7
2017年6月13464125.210.517.0
2018年6月9472713.616.621.3
2019年6月11782615.112.919.6
2020年6月−337466−52.1
2021年6月−684
2022年6月−169
2023年6月305124.84.43.0
2024年6月33826474.15.76.9
2025年6月36959058.45.79.5
2026年6月358

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額130百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
村木雄哉代表取締役 社長53
清水謙二専務取締役 経営統括本部 本部長53
伊藤孝彦常務取締役51
鈴木直子取締役 人事総務本部 本部長53
松井清取締役 監査等委員69
土田繁取締役 監査等委員54
檜山洋子取締役 監査等委員55
佐藤雄一取締役 運営本部本部長44

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)510710721
取締役(社内)1131313
社外取締役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容8,594字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンの計2社で構成されております。 当社グループは、「おもてなしと生活文化の創造」をスローガンとして掲げ、ホテル運営により収益を上げる専業のホテルオペレーターとして、内外顧客に対し宿泊・料飲サービスの提供等を行っております。 当社の柱となるホテル事業は、米国チョイスホテルズインターナショナル社が保有する世界的ホテルブランド「コンフォート」を中心に、宿泊特化型(注1)で中間料金帯のホテルを日本全国の政令指定都市等の駅前立地を中心に店舗展開する「チョイスブランド」(注2)と、「ホテルエコノ」「グリーンホテル」「シティホテル」「ホテルエスプル」など、特定のブランドにこだわらず、宴会場やレストラン等を併設したホテルから宿泊特化型のホテルまで地域特性に合わせたホテルを展開する「オリジナルブランド」(注2)の2つのブランドからなっております。 また、ホテル用不動産の有効活用のため、「その他の事業」として当社ホテルに併設するテナント等に対する賃貸事業及び不動産管理事業を行っております。 当社のホテル展開は、自社でホテル用土地を所有若しくは賃借し、建物を所有して運営する「所有直営方式」が5店舗あり、その他はホテル建物を所有せずに、ホテルオーナー等が建築したホテル建物を賃借する「リース方式」を併用しております。 特に、「リース方式」のメリットとして、ホテル建物を所有することによるアセットリスクを最小限に抑え、さらに出店時において多額の投資が必要となる開発リスクを抑制し、建物自体の修繕費等もオーナー負担とすることで最小限に抑えることができることにあり、当社ではこの「リース方式」を多く採用しております。 当社の客室販売は、公式サイトやOTA(注3)をはじめとするインターネットによる宿泊予約の獲得、旅行会社の販売する旅行商品への客室提供、法人契約先への特別優待プランの販売営業等を主要な経路としております。 さらに、客室単価の設定においては、収益の最大化を目指すための「レベニューマネジメント」(注4)という販売手法を活用することで、限られた在庫である客室を最適価格で販売しております。 (注1)宿泊特化型とは、短期宿泊のビジネス需要をメインターゲットとするコンパクトな設備のビジネスホテルの中でも、ホテルの中核機能である「宿泊」にサービスを絞り込み、宿泊価格を抑えた営業形態であります。 (注2)2023年1月に組織変更を実施し、「チョイスブランド」と「オリジナルブランド」のブランド別の管理を行うこととなったため2023年6月期第3四半期よりブランド別に開示しております。そのため、従前の事業部別の開示より、売上高、客室単価、客室稼働率、及び客室数に変動がございます。 (注3)OTAとは、Online Travel Agencyの略で、実店舗を持たずに、インターネット上だけで旅行商品を取扱う旅行会社を指します。例:楽天トラベル、じゃらんnet、るるぶトラベル、一休.com等。 これに対して、実店舗を構えて営業する旅行会社を「リアルエージェント」といいます。例:JTB、日本旅行、近畿日本ツーリスト等。 (注4)レベニューマネジメントとは、客室の需要予測を基に販売をコントロールすることによって、収益の最大化を目指す体系的な手法であります。 「需要予測」とは、先行して入っている予約状況と過去のトレンド等を加味して、最終的にどこまで予約が入るのかを正確に予測することです。 「販売をコントロール」する簡単かつ効果的なものは、需要が高くなると予測される場合は販売価格を高く設定し、需要が低くなると予測される場合は販売価格を低く設定して、客室の販売数を上限まで引き上げる(客室稼働率を上げる)ことです。 1.ブランド別の事業内容について 当社グループの報告セグメントはホテル事業の単一セグメントであるため、事業内容の詳細につきましては、ブランド別に記載しております。 (1)チョイスブランド チョイスブランドにおいては、米国チョイスホテルズインターナショナル社が保有する世界的ホテルブランド「コンフォート」中心に、宿泊特化型で中間料金帯のホテルを日本全国の政令指定都市等の駅前立地を中心に展開しております。その店舗数は、「コンフォートホテル」が58店舗、コンフォートホテルから派生したレジャー向けブランド「コンフォートホテルERA」が4店舗、レジャーニーズに対応した全室ツイン仕様の「コンフォートスイーツ」が1店舗、機能性や利便性を兼ね備え多様なサービスを提供する「コンフォートイン」が33店舗、独立系のホテルコレクションブランド「Ascend Hotel Collection™」が1店舗で、本ブランドで展開する店舗数は97店舗となります(2025年6月30日現在)。 本ブランドにおいては、日本における「コンフォート」ブランド等の独占的使用権を保有する、当社連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンがホテルの客室・施設基準の管理、運営ノウハウの提供、セールス・マーケティング戦略の立案等を担っております。このようなスキームにより、本ブランドは世界的ブランドに対する知名度と安心感を獲得し、全国で均一なサービスを提供することができ、中間料金帯のグローバルホテルブランドとして全国展開に成功することができました。 ○施設とサービス 「コンフォート」ブランドホテルの施設は、ブランド保有者である米国チョイスホテルズインターナショナル社の定めた仕様をもとに、ブランドコンセプト「Color Your Journey.旅に、実りを。」の具現化を目指し、日本市場にアレンジして設計しております。 また、「コンフォート」ブランドホテルでは、全国で次のサービスを提供しております。 ・コンフォートホテルにおいては、炭水化物、タンパク質、脂質をバランスよく摂れ、満腹感のあるColor your Morningをコンセプトとした無料朝食 ・その土地にちなんだ書籍や旅の写真集、飲み放題のドリンク、Wi-Fi、コンセント等を備えた、ゆったりと過ごせる開放的な空間をロビースペースに用意した「Comfort Library Cafe」を設置(コンフォートホテルの一部) ・宿泊者の快眠をサポートするために寝具メーカーと開発した「チョイスピロー」等の専用寝具 ・健康志向の高まりに対応した全室禁煙化 ・無料の高速インターネットサービス ・コンフォートホテルERAにおいては、「Comfort Library Cafe」でのフリードリンクや、地域のスイーツやお酒が楽しめる時間帯別サービス(一部有料) ・コンフォートスイーツにおいては、140cm幅のダブルベッドを使用した全室ツイン仕様の広々とした客室 ・Ascend Hotel Collection™においては、旅先で地域の魅力を発掘し、地元の文化と一体化するような「唯一無二のローカル体験」を提供 ・コンフォートインにおいてはFun Every Morning「お腹いっぱい」モーニングをコンセプトに、自分で作れる焼きたてワッフルや、季節の旬の食材を使用したスムージーなど、バランスのよいバリエーション豊かなメニューをビュッフェスタイルで提供(有料・一部ホテルは別メニューを提供) ○出店戦略 本ブランドにおける出店は、「新築物件の賃貸借・運営受託」「戦略的な立地での所有」「既存物件のオペレーターチェンジ」など様々なスキームを組み合わせております。ホテル建築の費用は土地・建物のオーナー等が負担し、施設・設備の仕様は当社グループの求める基準で建築したものを当社が賃借する手法を取っております。これによって、当社が多額の投資をすることなく当社グループが求める客室品質を実現でき、また当社が土地建物を所有した場合に生じる固定資産税や都市計画税の負担や、地価の変動による減損、価値が下落した場合でも機動的に売却ができない等のアセットリスクをコントロールすることが可能となります。 ○主要顧客とプロモーション戦略 本ブランドにおける主要顧客は、出張利用のビジネス客、ファミリー・カップルを中心とするレジャー客やインバウンド客であります。 これらの主要顧客を囲い込み、顧客基盤を強化するために、フランチャイザーである株式会社チョイスホテルズジャパンが運営する会員制度(Choice Guest Club™)を活用し、販売強化に努めております。また、本ブランドにおいては積極的なプロモーション活動を展開しており、株式会社チョイスホテルズジャパンの企画・運営によるインターネットの動画広告や、ディスプレイ等の電子的な表示機器を利用して動画等の情報を発信するデジタルサイネージを活用した広告出稿等を行っております。 (主な会社)当社、株式会社チョイスホテルズジャパン ○展開店舗数(都道府県別) 単位:店 ( )は客室数 地方   都道府県   2023年6月末   2024年6月末   2025年6月末 北海道   北海道   6(793)   6(793)   6(793) 東北   青森県   1(151)   1(151)   1(151) 岩手県   1(129)   1(129)   2(220) 秋田県   1(159)   1(159)   1(159) 宮城県   2(509)   2(509)   2(509) 山形県   2(220)   2(220)   2(220) 福島県   1(161)   1(161)   2(258) 関東   茨城県   1(108)   1(108)   3(290) 栃木県   ―   ―   2(188) 群馬県   1(153)   1(153)   1(153) 千葉県   2(454)   2(454)   3(547) 東京都   5(832)   5(832)   5(832) 神奈川県   1(243)   1(243)   1(243) 中部   山梨県   1( 77)   1( 77)   2(168) 長野県   ―   ―   3(271) 新潟県   3(399)   3(399)   4(496) 富山県   1(150)   1(150)   1(150) 福井県   ―   ―   1( 97) 静岡県   1(196)   1(196)   1(196) 愛知県   8(1,474)   9(1,714)   10(1,807) 岐阜県   2(324)   (※1) 3(476)   3(476) 近畿   三重県   3(407)   3(407)   3(407) 滋賀県   3(347)   3(347)   3(347) 京都府   3(398)   3(398)   3(398) 大阪府   3(483)   3(483)   3(483) 兵庫県   2(371)   2(371)   3(468) 奈良県   1(131)   1(131)   1(131) 和歌山県   1(152)   1(152)   2(275) 中国   岡山県   ―   ―   1( 97) 広島県   2(407)   2(407)   2(407) 山口県   1(139)   1(139)   1(139) 四国   香川県   1(163)   1(163)   2(260) 愛媛県   1(197)   1(197)   1(197) 高知県   1(167)   1(167)   1(167) 九州   福岡県   4(734)   4(734)   5(831) 佐賀県   1(134)   1(134)   2(225) 長崎県   ―   ―   1( 91) 熊本県   1(157)   1(157)   2(254) 宮崎県   1(179)   1(179)   1(179) 鹿児島県   ―   ―   1(217) 沖縄県   3(330)   3(330)   3(330) 店舗数計   72(11,428)   74(11,820)   97(14,127) ※1 2024年6月末、岐阜県において増加した1店舗は、「チョイスブランド」と「オリジナルブランド」のブランド別の管理となったことに伴い移管された店舗です。 ※2 本表の地方区分は、北陸・甲信越を中部地方に含み、三重県を近畿地方とする「八地方区分」を採用しております。 (2)オリジナルブランド オリジナルブランドにおいては、当社の60年以上に亘る専業ホテルオペレーターとしての実績をもとに、三重県を中心に宿泊特化型のホテルから宿泊・レストラン・集宴会場を備えたホテルまで、地域のお客様のニーズに合わせた様々なタイプのホテルをドミナント展開しております。 本ブランドにおけるホテルブランドは、宿泊特化型の「ホテルエコノ」、レストラン・集宴会場を併設した「ホテルグリーンパーク」、「ホテルエスプル」等がありますが、これら以外にも地域顧客の知名度を優先するため、M&Aや事業譲受等において従前から使用されていたホテル名称をそのまま利用する形態も多くとっております(「プラザホテル」、「センターワンホテル」等)。また2015年7月のM&Aにより、入浴施設を併設する「ホテル門前の湯」と、同じく入浴施設を併設し、名神高速道路の多賀サービスエリアで営業を行う「レストイン多賀」の運営も本ブランドにて行っております。以上を含めた本ブランドの展開するホテル数は、21店舗となります(2025年6月30日現在)。 ○施設とサービス 本ブランドにおけるホテルの特徴は、レストラン・宴会場等を併設するホテルから、朝食スペースのみを備えた宿泊特化型ホテルまで多岐にわたっております。 また、本ブランドの各ホテルでは、共通のサービスとして以下の内容を提供しております。 ・宿泊者の快眠をサポートするための、高さや硬さ等が調整可能な「折り重ね枕」 ・無料の高速インターネットサービス ・地域で生産された食材を積極的に使用した「地産地消」朝食メニュー ・1杯ずつ豆から挽く本格的なウェルカムコーヒー(無料・一部ホテルにて提供) ○出店戦略 本ブランドにおける出店は、「新築物件の賃貸借・運営受託」「戦略的な立地での所有」「既存物件のオペレーターチェンジ」など様々なスキームを組み合わせて、ブランドに関わらず柔軟に行っております。また、収益構造の改善が必要な小規模チェーンや後継者選びに課題を抱える個人経営のホテル等から、賃借、M&Aや運営受託等によって店舗展開を図る手法を取っております。これによって、新規建築物件に比べて投資負担を少なくし、またこれらのホテルが従来抱えていた顧客基盤を受け継ぐことで継続利用をする優良顧客獲得が容易になるというメリットがあります。 ○主要顧客とプロモーション戦略 本ブランドにおける主要顧客は、宿泊においては出張利用のビジネス客、観光目的のレジャー客、宴会・会議等においては地元の企業、諸団体及び個人であります。 これら主要顧客に対しては、インターネットの公式サイトやOTAからの予約獲得の他、地元の法人契約会員(グリーンズ・コミュニティ・メンバーズ)への利用促進、パーティー・会議等の利用獲得のために営業活動を積極的に行っております。 (主な会社)当社 ○展開店舗数(都道府県別) 単位:店 ( )は客室数 地方   都道府県及び市町村   2023年6月末   2024年6月末   2025年6月末 中部   新潟県   上越市   1(112)   1(112)   1(112) 富山県   魚津市   1( 77)   1( 77)   1( 77) 石川県   金沢市   2(209)   1(104)   1(104) 福井県   福井市   1(138)   1(138)   1(138) 岐阜県   高山市   1(152)   (※1) ―   ― 愛知県   名古屋市   1(146)   1(146)   1(146) 東海市   1( 66)   1( 66)   1( 66) 半田市   1(150)   1(150)   1(150) 近畿   三重県   桑名市   1( 74)   1( 74)   1( 74) 四日市市   3(396)   2(296)   2(296) 鈴鹿市   1(142)   1(142)   1(142) 亀山市   1(112)   1(112)   1(112) 津市   3(379)   3(379)   3(379) 松阪市   1( 71)   1( 71)   ― 伊勢市   1( 97)   1( 97)   1( 97) 多気郡   1(112)   1(112)   1(112) 伊賀市   1(128)   1(128)   1(128) 滋賀県   犬上郡   1( 25)   1( 39)   1( 39) 兵庫県   神戸市   1(111)   1(111)   1(111) 中国   広島県   広島市   1(282)   1(282)   1(282) 店舗数計   25(2,979)   22(2,636)   21(2,565) ※1 2024年6月末、岐阜県において減少した1店舗は、「チョイスブランド」と「オリジナルブランド」のブランド別の管理となったことに伴い移管された店舗です。 ※2 本表の地方区分は、北陸・甲信越を中部地方に含み、三重県を近畿地方とする「八地方区分」を採用しております。 (3)その他の事業 その他の事業においては、主として賃貸事業及び不動産管理事業を行っております。 賃貸事業では当社が運営するホテルにおいて、当該ホテルの付加価値を高めるための飲食店やコンビニエンスストア等のテナント等を入居させ賃料収入を得ております。不動産管理事業では、それ以外に当社が保有する不動産の有効活用を行っております。 その他の事業に係る売上については総売上高に占める割合が1%未満であり、当社グループ業績への影響が極めて軽微であることから詳細についての記載を省略しております。 (主な会社)当社 2.当社グループについて 当社グループは、当社及び連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンの計2社で構成されております。 連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンは、米国チョイスホテルズインターナショナル社(注)が保有する世界的ホテルブランド「コンフォート」を中心に、宿泊特化型で中間料金帯のホテルを日本全国の政令指定都市等の駅前立地を中心に店舗展開しております。 また、本事業においては、日本における「コンフォート」ブランド等の独占的使用権を保有する、当社連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンがホテルの客室・施設基準の管理、運営ノウハウの提供、セールス・マーケティング戦略の立案等を担っております。 株式会社チョイスホテルズジャパンでは、当社グループの顧客基盤強化施策として、「コンフォート」ブランドホテルの利用者を対象として、公式サイトを活用した会員制度を運営しております。当該制度によって優良顧客の囲い込みを行い、当社の「コンフォート」ブランドホテルにとって安定したリピート客の拡大と確保に努めております。 (注) チョイスホテルズインターナショナル社(1983年創業、本社アメリカ、ニューヨーク証券取引所上場)は、世界46ヵ国以上の国と地域で7,500軒以上のホテルを展開するホテルチェーンであります。同社は、当社連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンとマスターフランチャイズ契約を締結しております。なお株式会社チョイスホテルズジャパンが実際に契約を交わしている相手先は、チョイスホテルズインターナショナル社の間接的な完全子会社である、チョイスホテルズライセンシング B.V.(オランダ)ですが、ここではチョイスホテルズライセンシング B.V.に関する記載を省略し、チョイスホテルズインターナショナル社として記載しております。 本マスターフランチャイズ契約により、株式会社チョイスホテルズジャパンはチョイスホテルズインターナショナル社が保有する「コンフォート」等の世界的ホテルブランドの日本国内における独占的使用権を保有しており、当社は株式会社チョイスホテルズジャパンをフランチャイザーとして「コンフォート」ブランドホテルの運営を行っております。 [事業系統図] 当社グループ及び事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,388字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境および対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、2030年の未来を見据え、価値共創に向け2つの指針を定めております。 ①経営ビジョン 「TRY! NEXT JOURNEY ~新たな旅に踏み出そう~」 ②グリーンズグループ2030年CSR宣言 “「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を目指します” 当社グループは、創業以来、宿泊事業を支えてくださる地域社会への感謝の念を大切にし、事業を通じた地域への貢献を企業活動の根幹としてまいりました。また、企業の成長と持続性は「人」によって支えられるとの考えのもと、従業員一人ひとりのキャリアの充実と幸福の実現を重視し、働きがいのある職場づくりに取り組んでおります。今後は、より一層、持続可能な地域社会の実現に向けて、当社グループの事業を通じた地域貢献を強化してまいります。併せて、従業員のキャリア形成支援と活躍の促進を通じて、高品質なサービスと豊かな旅の体験の提供を実現し、顧客価値の創造と企業価値の向上に努めてまいります。 (2)経営環境 宿泊市場の今後の見通しにつきましては、訪日外国人の増加を背景に、宿泊需要は引き続き堅調に推移すると見込まれます。こうした好調な市場環境のもと、顧客ニーズの多様化が進んでおり、当社においても施設・サービスの更なる向上が求められています。一方で、不安定な国際情勢や物価上昇、人件費の増加などにより、コスト高への懸念が続いております。また、国内においては人手不足の問題が深刻化しており、当社においても事業成長を支える人材の確保が課題となっております。このように不確実性の高い経営環境の中、企業に求められる社会的責任も一層重要性を増しております。 (3)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 当社を取り巻く経営環境を踏まえ、更なる企業価値の創造と持続可能な成長の実現を目指し、新たな中期経営計画「GREENS SUSTAINABLE JOURNEY 2028」を策定しました。本計画期間は、将来のポートフォリオ拡大を通じた持続的な成長を実現するためのケイパビリティの構築に取り組む期間と位置づけており、初年度となる2026年6月期においては、事業基盤の強化と人的資本経営に重点的に取り組んでまいります。 事業基盤の強化においては、高まる宿泊需要を獲得していくため、出店ペースの加速を目指し、積極的な新規店舗の開発・開業を推進してまいります。なお、現時点の計画では、2026年6月期において、茨城県水戸市、北海道札幌市、北海道千歳市の計3事業所の開業を予定しております。また、コスト高の影響を吸収すべく、需要に応じた適正な客室単価の設定に取り組むとともに、価格に見合った価値を提供する商品・サービスを展開してまいります。具体的には、レジャーブランドとロードサイド業態を中心としたブランドの価値向上、既存店舗へのリニューアル投資などを通じて、顧客満足の創造に努めてまいります。 人的資本経営につきましては、社員のだれもが輝けるチームワークと、高水準のサービスを提供するプロフェッショナリズムが両立する、強じんな組織体の構築により、働く人から選ばれる企業を目指してまいります。 中期経営計画「GREENS SUSTAINABLE JOURNEY 2028」における基本方針 1.需要をとらえた出店加速 2.レジャーブランド・ロードサイド業態のビジネスモデル確立 3.人材への投資と、更なる成長に挑戦する組織風土の醸成 2026年6月期 単年重点戦略 1.更なる出店拡大を可能とする開発力・運営基盤の強化 2.各ブランドのビジネスモデル進化による収益性・ブランド価値の向上 3.「チームワーク」と「プロフェッショナリズム」を両立できる環境の整備 4.キャリア開発支援に向けた業務モデルの刷新 5.地域社会への奉仕と貢献に携わる仕組み構築 6.既存施設への投資と社内環境向上による盤石な経営基盤の創造 (4)目標とする経営指標 当社グループでは、中期経営計画「GREENS SUSTAINABLE JOURNEY 2028」のもと、以下の経営指標を目標として掲げ、取り組みを進めてまいります。2026年6月期業績予想につきましては、好調な市場環境のもと、各店舗におけるレベニューマネジメントの継続的な強化および新規出店による店舗数の増加により、売上高は過去最高を見込んでおります。利益面においては、エネルギー価格や原材料価格の高騰による運営コストの増加や既存店舗への修繕費用の影響を受けますが、これらのコスト増は客室単価の向上によって吸収され、営業利益・経常利益ともに過去最高を達成する見通しです。一方で、繰越欠損金の解消に伴い法人税等が増加する見込みであり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比で減少する見通しです。以上を踏まえ、売上高53,200百万円、営業利益6,500百万円、経常利益6,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,600百万円を見込んでおります。 経営指標   2028年6月期 中期経営計画目標   2026年6月期予想 売上高    600 億円    532 億円 営業利益    70 億円    65 億円 経常利益    69 億円    64 億円 親会社株主に帰属する 当期純利益    45 億円    36 億円 自己資本比率    54 %    38 % ROE   20 %以上   33.8 %
事業等のリスク6,507字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項には、以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスクを十分に認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針です。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)売上高の状況に係るリスクについて 当社グループは、日本国内を主たるマーケットとしてホテル事業を展開しておりますが、同事業における売上は、国内外の政治・経済情勢等による景気動向や天候・気象状況、災害の発生等、様々な要因により影響を受ける可能性があります。 ①国内景気及び個人消費の動向について 当社グループは、日本国内を主たるマーケットとしてホテル事業を展開しておりますが、同事業による売上は国内景気や個人消費の動向の影響を受けやすい傾向にあり、企業活動の停滞、雇用情勢の悪化、個人消費の低迷等による個人利用客及び法人・団体利用客の減少が、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ②訪日外国客の減少について 当社グループの事業は、訪日外国客の増減により、大きな影響を受けます。訪日外国客数は、日本の経済情勢、為替相場の状況、外交政策による対日感情、自然災害、事故、疫病等の影響を受ける可能性があり、訪日外国客の減少により当社グループの業績や財務状況に影響を与える可能性があります。 ③競争激化について 当社グループの事業においては、競合ホテルの進出や民泊等、多様化する消費者のニーズに対応すべく宿泊サービスも多様化が進んでおり、業界内の競争は激化しております。 当社グループでは、レベニューマネジメントを活用したオペレーション等により、競争力の維持強化に努めておりますが、競合他社が新築又は改築・改装したホテルに対して競争力を維持強化するためには、当社グループのホテルについても改築・改装を含む多額の設備投資の負担が必要となります。また、こうした施策が有効に機能しない場合、価格引下げ等により営業収入が減少し、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ④業績の季節変動について 当社グループの事業は、夏季の宿泊者数が増加する一方で、冬季には減少する傾向があり、また冬季にはホテルの改装等、設備投資を実施することが多いことから、第3四半期連結会計期間に売上高及び営業利益が減少する傾向が生じております。 係る季節変動により、当社グループの一時点における業績は通期の業績の分析には十分な情報とならないことがあります。 ⑤自然災害・事故・感染症の発生等について 当社グループの事業においては、「安心・安全」を重要課題と認識し、施設の安全対策の実施等安全管理には万全の注意を払っております。しかしながら、地震や台風などの自然災害、大規模な事故、テロ行為等が発生した場合、その対策費用の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 また、新型コロナウイルス感染症や、新型インフルエンザ等の感染症が発生した場合、ホテルの休業や観光客の減少が懸念され、営業収益の減少や対策費用の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ⑥収益構造について 当社グループの事業においては、営業コストの相当部分が人件費、減価償却費、ホテル土地建物の賃借料等の固定費で構成されているため、売上高の減少が、営業利益に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑦固定資産に係るリスクについて 当社グループは、店舗等に係る固定資産の一部を自己保有しておりますが、当該資産について、今後の各店舗の収益悪化や地価の下落にともなう減損損失の発生などにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (2)業務運営上のリスクについて ①風評について 当社グループの事業は、お客様に直接サービスを提供しているため、法令違反、自然災害・事故・感染症等の発生、顧客情報をはじめとする情報漏えい、長時間勤務等の内部告発等が生じた場合を含め、当社グループのブランドイメージが損なわれた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ②法的規制等について 当社グループの事業においては、旅館業法や食品衛生法等の法的規制を受けております。具体的には、旅館業法の事業経営の許可(旅館業法第3条)、食品衛生法の営業許可と施設基準等です。旅館業法においては、宿泊施設ごとに事業経営の許可を受けておりますが、各都道府県の条例にて換気、採光、照明、防湿及び清潔その他宿泊者の衛生に必要な措置、客室の有効面積等について定められており、これらに違反すると指導や罰金等の処分がなされる場合があります。また食品衛生法においては飲食店営業等の許可を受けておりますが、許可の更新を行うほか、食品衛生責任者の設置が必要となります。また不衛生な食品の販売が禁じられており、当該施設が調理し、提供した食事によって人の健康を害した場合、営業停止を含む行政指導がされる場合があります。 ホテル物件に関して、建築基準法(特定建築物)、消防法(防火対象物)、市町村の火災予防条例、建築物衛生法等の規制があり、営業上の規制については、廃掃法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)、食品リサイクル法、景品表示法、個人情報保護法、下請法等が該当します。建築基準法においては法に定める建築物の建築や改修を行う場合に申請、届け出が必要とされていますが、それらの手続きを経ずに建築等を行った場合においては使用停止、工事停止等の指導がされる場合があり、建築物の用途や構造違反があった場合には指導等がなされる場合があります。また消防法においては宿泊施設の規模に応じた防火管理者を選任し、消防計画の作成及び管轄消防署への届け出などが必要であり、これらに違反した場合、管轄の消防署より指導等を受ける場合があります。さらに防火対象物の用途や規模に応じた消防設備や避難設備等が必要で、設備の不備等があれば改修を行わなければなりません。そして火災の予防や消防活動の障害除去等が必要であり、これらの改修がされていない場合、指摘・指導・改善命令等がなされる場合があります。 当社グループは、これらの法規制の遵守に努めておりますが、現在の規制に重要な変更や新たな規制が設けられた場合には、規制を遵守するために必要な費用が増加する可能性があり、規制に対応できなかった場合は、許認可の取り消しなどにより当社グループの活動が制限される等、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 また、新たな税制の導入・変更により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ③情報システム・情報管理について 当社グループでは、多くのITシステムを使用しておりますが、これらのシステムについて事故・災害、人為的ミス等により、その機能に重大な障害が発生した場合、当社グループの事業運営に重大な影響を与え、営業収益の減少または対策費用の発生により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 また、インターネットを経由した旅行代理店であるオンライントラベルエージェンシー(OTA)をはじめとする他の旅行業者や斡旋業者等他社のシステム障害による影響を受ける可能性があります。 ④個人情報の漏えいについて 当社グループでは、宿泊者名簿や宴会における顧客データ等個人情報を含むデータベースを管理しております。当社では、プライバシーマークを取得し、個人情報の管理に十分留意しておりますが、万一、個人情報の流出等の問題が発生した場合、当社グループへの損害賠償請求や信用の低下により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ⑤食中毒や食品管理について 当社グループでは、ホテルやレストラン、宴会場等で食事の提供を行っております。品質管理や食品衛生には十分注意しておりますが、食中毒事故が発生した場合は営業停止の処分を受けるほか、当社グループの信用やブランドイメージを毀損し、当社グループの業績や財務状況に影響を与える可能性があります。 また、当社グループ以外でも同業他社における産地偽装や、家畜伝染病の発生等の食の安全・安心に関する問題が発生した場合にも、当社グループの営業収益の減少や在庫の廃棄ロスの発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ⑥人材の確保及び育成について 当社グループの事業では、一定数の従業員の確保が必須であり、少子高齢化により今後若年層の人材確保がさらに困難になることが予測され、最低賃金の引き上げや社会保障政策に伴う社会保険料料率の引き上げ等による人件費の上昇、人材不足による既存従業員へのしわ寄せによる長時間労働や、これに伴う離職率の増加、採用コストの増加等により、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦光熱費、食材価格、清掃外注費の高騰について 当社グループは、店舗において電気やガスを多く利用しており、不安定な国際情勢並びにそれに起因する原油価格等の上昇の今後の見通しは不透明でありますが、光熱費の高騰により当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。また、当社グループはホテルやレストラン、宴会場等でお客様に食事の提供を行っており、天候不順等による食材価格の高騰により当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 加えて、当社ではホテル運営における客室品質の維持のため、客室清掃の外注化を図っておりますが、清掃会社における人材不足等からの清掃委託費用の値上げにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 なお、当社では、業務上のフローに基づき発生しうるリスクを防止するため取締役会の直属の機関としてリスク管理・コンプライアンス委員会を設置し、毎月1回以上の委員会を開催しております。同委員会は、コンプライアンス、財務報告、情報システム、事務手続き、店舗でのオペレーションなど、それぞれに関するリスクのほかその他会社の業務に関し発生しうるリスクに対し総合的かつ迅速に対応し、会社としてリスク管理・コンプライアンス上適切な判断が可能な体制整備をおこなっております。 (3)フランチャイズ契約について 当社グループでは、当社の連結子会社である株式会社チョイスホテルズジャパンが、チョイスホテルズライセンシング B.V.(チョイスホテルズインターナショナル社の間接的な完全子会社)との間で日本における「マスターフランチャイズ契約」を締結し、また当社は株式会社チョイスホテルズジャパンとの「フランチャイズ契約」により、チョイスホテルズインターナショナル社が保有する商標(ブランド名称)を使用し多数のホテルを展開・運営を行っております。 チョイスホテルズインターナショナル社と当社グループでは、取引開始以降、長年にわたり良好な関係を維持しておりますが、当該「マスターフランチャイズ契約」には、一般的な解約事由の他、以下の解約事由が定められております。 本契約の契約期間においては、毎年12月31日を期日とする開発割当店舗数が定められており、当該割当店舗数を達成できなかった場合に解約事由に抵触いたします。ただし、開発不足分の店舗数に応じたフランチャイズ・フィーを相手方に支払うことで1年間の猶予が与えられます。 また、金融機関その他投資関連以外の第三者が株式会社チョイスホテルズジャパンの株式の20%を取得するか、当社の支配権を取得した場合に解約事由に抵触いたします。 加えて同業他社の代表者または代理人が当社もしくは株式会社チョイスホテルズジャパンの取締役に就任した場合にも解約事由に抵触いたします。 これらを含む本契約の解約事由に抵触した場合、当社グループはチョイスホテルズインターナショナル社が保有する商標(ブランド名称)を使用できなくなり、営業戦略の見直しやブランド変更に伴う諸費用の増加等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。なお、本書提出日現在において、当該解約事由には抵触しておりません。 また、本契約の期間満了後には新たなマスターフランチャイズ契約を締結する必要があり、契約締結の可否及び契約条件の見直し等により当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (4)店舗に係る差入保証金について 当社グループは、店舗用物件の賃貸借契約締結の際に、賃貸人に保証金を差し入れる場合があります。差入保証金は契約期間満了等により賃貸借契約が終了した場合、原則全額が返還される契約となっております。 しかし、差入保証金は預託先の経済的破綻等により、その一部または全額が回収不能となる場合や、賃貸借契約に定められた契約期間満了前に中途解約を行った場合には返還されないことがあり、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (5)建物について 当社グループでは、ほとんどの物件を賃借によりホテルを運営しておりますが、当該建物の建築時の管理において、耐震偽装や建築データの改ざん等が明らかになった場合、当社グループへの信用やブランドイメージが毀損し、当該ホテルの閉店や客数の減少による損害や、ホテル運営から撤退する場合の費用等の発生も含め当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (6)M&Aが想定どおりのメリットをもたらさないリスクについて 当社グループは、中長期的な事業計画においてM&Aを成長戦略の一環として位置づけ、今後もその機会を追求してまいります。しかしながら、将来のM&Aについては、適切な買収対象があるとは限らず、適切な買収対象があった場合においても、当社グループにとって受入可能な条件で合意に達することができない可能性があり、また買収資金を調達できない可能性、必要な許認可が取得できない可能性、法令その他の理由による制約が存在する可能性があり、買収を実行できる保証はありません。当社グループは、近年、適切な買収対象の選定、M&Aの実行及び被買収事業の当社グループへの統合等につき経験を積み重ねておりますが、将来的なM&Aの成功は、以下のような様々な要因に左右されます。 ・買収した事業の運営・商品・サービス・人材を当社の既存の事業運営・企業文化と統合させる能力 ・当社グループにおける既存のリスク管理、内部統制及び報告に係る体制・手続きを被買収企業・事業に展開する能力 ・被買収事業の商品・サービスが、当社グループの既存事業分野を補完する度合い ・被買収事業の商品・サービスに対する継続的な需要 ・目標とする費用対効果を実現する能力 これらの結果、M&Aが想定どおりのメリットをもたらさなかった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (7)会計基準変更に伴うリスク 当社グループは店舗にかかる資産の多くをオペレーティング・リース取引により調達しており、連結財務諸表上はオフバランス処理となっておりますが、リース会計基準等の変更により、オペレーティング・リース対象資産・負債をオンバランス処理することとなった場合には、リース契約残高相当額が計上されるため、自己資本比率が大幅に減少する可能性があります。 また、当該リース店舗の収益性が悪化した場合、リース資産の減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)当期の経営成績の概況 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.当期の経営成績の状況 当連結会計年度(2024年7月1日から2025年6月30日まで)における我が国経済は、雇用や所得環境の改善による個人消費の持ち直しを背景に、緩やかな回復基調が続きました。一方で、地政学的リスクの高まりや米国の通商政策に対する懸念、国内における物価上昇の継続などにより、景気の先行きに対しては慎重な見方が強まる状況となりました。 ホテル業界におきましては、2025年7月31日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2025年5月第2次速報、2025年6月第1次速報)によりますと、2025年5月の延べ宿泊者数は5,564万人泊(前年同月比+2.3%、2019年同月比+8.2%)、6月は4,921万人泊(前年同月比△2.8%、2019年同月比+7.4%)となりました。日本人宿泊者数には緩やかな減少傾向が見られるものの、2025年7月16日に日本政府観光局が公表している訪日外客統計(2025年6月推計値)によれば、2025年の訪日外客数は過去最速の6か月で累計2,000万人を突破したと報じられており、インバウンド需要の高まりによる好況は今後も継続すると見込まれます。 このような事業環境のもと、当社運営ホテルにおいては、客室稼働率を維持しつつ客室単価の向上を図る方針に基づき、各店舗を展開する地域の需要に応じたレベニューマネジメントの強化に取り組みました。客室単価の向上につながるレジャー及びインバウンドの需要を確実に獲得したことで、客室稼働率は、概ね前年並みの80%前後で推移し、客室単価はすべての月において前年同月を上回る結果となりました。 当社グループにおいて宿泊特化型ホテルを中心に全国で展開している「チョイスブランド」では、2024年7月8日のコンフォートイン塩尻北インターを皮切りに、2024年10月4日のコンフォートイン千葉浜野R16まで、計22店舗を開業し、運営室数が大きく増加しました。また、レジャー需要の獲得に向けて、2025年1月30日にコンフォートホテルERA伊勢(三重県伊勢市)、及び2025年2月6日にコンフォートホテルERA東京東神田(東京都千代田区)の2店舗をリブランドしました。加えて、2025年5月29日に和歌山県内2店舗目の出店となるコンフォートホテル紀伊田辺(和歌山県田辺市)を新築で開業しました。 上記の出店戦略に加え、販売施策としては、需要に応じたレベニューマネジメントの強化や、レジャーやインバウンドによる需要の獲得に向けた取り組みとして、レジャー向けブランドであるコンフォートホテルERA及びAscend Hotel Collection™の認知度向上施策等の販促活動の強化を進めました。その結果、客室稼働率は前年同期比0.3ポイント減の80.0%と下回ったものの、客室単価は前年同期比6.4%増の10,398円となりました。また、既存店舗における客室単価向上による増収に加え、新規店舗の増加による収益の純増により、売上高は前年同期比25.1%増の43,146百万円、営業利益は前年同期比26.1%増の8,123百万円となりました。 三重県・東海地方を中心に地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルや宿泊特化型ホテルを展開している「オリジナルブランド」及び「その他事業」においては、その地域やホテルの特性を活かした販売施策や企画に取り組みました。売上向上に向けた施策としては、外食店舗、集会店舗の販売経路拡大に加え、各店舗の地域特性や顧客動向に応じたレベニューマネジメントを推進し、客室単価の向上を図りました。その結果、客室稼働率は前年同期比0.7ポイント増の73.9%、客室単価は前年同期比7.9%増の7,250円となりました。2024年6月期より当第1四半期までの期間に3店舗を閉店した影響はありましたが、既存店舗の客室単価の向上により売上高が向上し、売上高は前年同期比0.5%増の6,499百万円、営業利益は前年同期比5.5%増の688百万円となりました。 なお、当社グループ全体の客室稼働率は前年比0.1ポイント増の79.1%、客室単価は前年比7.6%増の9,935円、ホテル軒数は118店舗、客室数はチョイスブランド14,127室、オリジナルブランド2,565室の合計16,692室となっております。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高49,645百万円(前期比21.2%増)、営業利益6,306百万円(前期比25.6%増)、経常利益5,843百万円(前期比21.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,260百万円(前期比7.6%増)となりました。 (注)文中記載の客室稼働率ならびに客室単価は、当連結会計年度における数値となります。月別の数値に関しましては当社ホームページに掲載しております。 株式会社グリーンズ https://www.kk-greens.jp/ b.当期の財政状態の状況 資産、負債及び純資産の状況 当連結会計年度末における資産につきましては29,405百万円(前連結会計年度末26,614百万円)と、2,791百万円増加いたしました。 うち流動資産は14,322百万円(同11,462百万円)と、2,859百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加によるものであります。 固定資産は15,083百万円(同15,151百万円)と68百万円減少いたしました。これは主に繰延税金資産の減少によるものであります。 負債につきましては19,228百万円(同18,789百万円)と439百万円増加いたしました。 うち流動負債は7,831百万円(同8,649百万円)と817百万円減少いたしました。これは主に短期借入金の減少によるものであります。 固定負債は11,397百万円(同10,139百万円)と1,257百万円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加によるものであります。 純資産につきましては10,177百万円(同7,824百万円)と、2,352百万円増加いたしました。これは主にA種優先株式の取得及び消却による資本剰余金及び利益剰余金の減少、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。この結果、自己資本比率は34.6%となりました。 ②当期のキャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて2,293百万円増加し、10,013百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、獲得した資金は7,063百万円となりました。収入の主な内訳は税金等調整前当期純利益5,736百万円、減価償却費638百万円、未払費用の増加額681百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は952百万円となりました。収入の主な内訳は有形固定資産の売却による収入204百万円、支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出796百万円、差入保証金の差入による支出245百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は3,817百万円となりました。収入は長期借入れによる収入9,000百万円、支出の主な内訳は、短期借入金の減少額2,600百万円、長期借入金の返済による支出6,994百万円、自己株式の取得による支出2,428百万円であります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。なお、当社グループはホテル事業の単一セグメントであるため、ブランド別に記載しております。 ブランド及び事業の名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日    至 2025年6月30日)   前年同期比(%) チョイスブランド(百万円)   38,697   112.2 チョイスブランドRS(百万円)(注)3   4,448   - チョイスブランド計(百万円)   43,146   125.1 オリジナルブランド及びその他の事業(百万円)   6,499   100.5 合 計(百万円)   49,645   121.2 (注) 1.事業部門間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。 3.「チョイスブランドRS」は2024年2月に賃貸借契約の合意書を締結したロードサイドに立地する22物件の総称であり、当該ホテル数の増加に伴う影響を可視化し、数値の比較性を保つために、ブランド別の詳細数値を記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や取引状況等を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行っている部分があり、その結果を資産・負債及び収益・費用の数値に反映しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末における資産につきましては29,405百万円(前連結会計年度末26,614百万円)と、2,791百万円増加いたしました。 うち流動資産は14,322百万円(同11,462百万円)と、2,859百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加によるものであります。 固定資産は15,083百万円(同15,151百万円)と68百万円減少いたしました。これは主に繰延税金資産の減少によるものであります。 (負債合計) 負債につきましては19,228百万円(同18,789百万円)と439百万円増加いたしました。 うち流動負債は7,831百万円(同8,649百万円)と817百万円減少いたしました。これは主に短期借入金の減少によるものであります。 固定負債は11,397百万円(同10,139百万円)と1,257百万円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加によるものであります。 (純資産合計) 純資産につきましては10,177百万円(同7,824百万円)と、2,352百万円増加いたしました。これは主にA種優先株式の取得及び消却による資本剰余金及び利益剰余金の減少、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。この結果、自己資本比率は34.6%となりました。 2)経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は49,645百万円(前期比21.2%増)となりました。比較的客室単価の高い都市等への出店割合が増加したことやインバウンド需要の着実な獲得やロードサイド22店舗の出店により、前年を大幅に上回り、収支が大きく改善したことによるものであります。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上高の増加等により売上原価は33,192百万円(前期比20.6%増)、販売費及び一般管理費は10,146百万円(前期比20.4%増)となりました。 (営業利益) 売上の増加により、営業利益は6,306百万円(前期比25.6%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は5,260百万円(前期比7.6%増)となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)当期の経営成績の概況 ②当期のキャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、自己資本の増強及び財務基盤の安定化は重要な課題であると認識しております。アフターコロナにおける成長軌道回帰の実現に必要な投資資金の確保も視野に、資本性のある資金を調達することが必要であるとの考えから、2021年10月19日に、DBJ飲食・宿泊支援ファンド投資事業有限責任組合を割当先とする第三者割当によるA種優先株式及び近畿中部広域復興支援投資事業有限責任組合を割当先とする第三者割当によるB種優先株式を発行し、6,000百万円及び500百万円の資金調達を行いました。 その後、当社が推進してきた構造改革におけるコスト削減の取り組み及び商品力強化や販売機会の創出に加え、新型コロナウイルス感染症収束後の経済の正常化及びインバウンド需要や国内レジャー需要の回復などもあり、当社の収益力及び自己資本は着実に回復したため、2023年8月14日にB種優先株式の全株式に対する取得請求権が行使され、2024年6月28日にA種優先株式2,000株(額面金額2,000百万円)及び2025年6月30日にA種優先株式2,000株(額面金額2,000百万円)の一部償還を実施しております。 また既存借入の借換えを含む運転資金として、総額12,500百万円のシンジケートローン契約を締結しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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