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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ファルコホールディングス

FALCO HOLDINGS Co.,Ltd.4671 · Standard · サービス業

臨床検査を核に、調剤薬局とICTを組み合わせ、地域医療を支えるヘルスケアグループ。

概要

ファルコホールディングスは、京都市左京区に本社を置く臨床検査受託の大手企業である。病院や診療所から検体を受託し、血液検査・病理診断などを実施する。2024年3月期の連結売上高は430億円、従業員数は1,037名。1997年に大阪証券取引所市場第二部に上場し、現在は臨床検査事業、調剤薬局事業、ICT事業の3セグメントで構成される。子会社を通じて全国に拠点を有し、医療・健康分野で幅広いサービスを提供する。

臨床検査事業が売上の約6割を占める

中核事業は臨床検査事業であり、2024年度の売上高266億円でグループ全体の約61%を占める。子会社の株式会社ファルコバイオシステムズが全国各地の病院・診療所から血液検査や生化学検査、病理診断などの検体を受託し、検査結果を報告する。同事業にはゲノム検査も含まれ、非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)や体外診断用医薬品「MSI検査キット(FALCO)」の販売・受託を手掛ける。情報化推進による集荷体制の強化と検査業務の効率化により、2024年度は営業利益18億円(前年比13.9%増)と増益を達成した。

調剤薬局事業は101店舗を運営

調剤薬局事業は、子会社の株式会社ファルコファーマシーズとチューリップ調剤株式会社が運営する。2024年度末時点で101店舗(フランチャイズ店3店舗を含む)を展開し、売上高151億円を計上する。かかりつけ薬剤師・薬局として、高齢者施設や在宅医療との連携を強化しつつ、オンライン服薬指導やICT活用による業務効率化を進める。しかし、店舗数減少や薬価改定の影響により売上高は前年比1.7%減、営業利益は同17.4%減の6億円となった。

ICT事業は医療DXを見据えて成長

ICT事業は子会社の株式会社メディサージュが担い、診療所向けクラウド型レセプト総合支援サービス「レセスタ」と中小規模病院向けクラウド型電子カルテ「HAYATE/NEO」を提供する。2024年度の売上高は17億円(前年比18.4%増)、営業利益は4億円(同29.7%増)と高い成長を示した。医療DXの進展を見据え、顧客基盤の確立と新機能開発を推進中であり、契約数・導入数が順調に増加している。同事業はグループ全体の収益多様化に貢献しつつある。

グループ全体の経営指標と株主還元

2024年度の連結経営成績は、売上高435億円、営業利益24億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円であった。自己資本比率は70.0%と財務基盤は安定している。中期経営計画「FALCO INNOVATION 2026」では、ROE8%以上、営業利益28億円、当期純利益20億円を目標に掲げ、連結純資産配当率(DOE)5%を株主還元の指針とする。2024年度はDOE5%達成に向けて継続的に増配を実施しており、自己株式の取得も機動的に行う方針である。

業界の中での役割は医療機関向けに臨床検査受託、調剤サービス、医療情報システムを提供するヘルスケアプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
436億円
営業利益
25億円
営業利益率
5.7%
純利益
20億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
臨床検査 事業267億円61.2%18億円6.7%
調剤薬局 事業152億円34.9%7億円4.6%
ICT事業17億円3.9%5億円29.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01医療機関(臨床検査)主力

病院や診療所から臨床検体検査を受託。体外診断用医薬品の製造・販売や医療情報システムの販売も手掛ける。

主な製品・サービス2
臨床検査受託サービス
病院や診療所から依頼される血液や尿などの検体を分析し、診断に必要な検査結果を提供する。
体外診断用医薬品
血液や尿などの臨床検体を分析するための診断薬で、自社製造・販売と卸売の両方を展開。

02患者(調剤薬局)準主力

処方箋に基づいて医薬品を調剤し、患者に提供する調剤薬局を運営。地域医療に密着し、薬剤師による服薬指導や健康サポートを実施している。

主な製品・サービス1
調剤サービス
処方箋に基づく医薬品の調剤と提供。薬剤師が服薬指導や薬歴管理を行い、地域患者の医療を支援。

03医療機関(ICT)副次

電子カルテなどの医療情報システムを開発・販売し、医療現場のデジタル化を支援する。

主な製品・サービス1
電子カルテシステム
患者の診療記録を電子的に管理するシステム。医療機関の業務効率化と情報共有を促進する。

製品と技術

臨床検体検査の受託と体外診断薬の販売

中核製品は臨床検体検査サービスであり、血液検査、生化学検査、免疫検査、病理診断など多岐にわたる。株式会社ファルコバイオシステムズが検体を収集・分析し、結果を医療機関に報告する。さらに、自社開発の体外診断用医薬品「MSI検査キット(FALCO)」を販売し、がんゲノム医療におけるマイクロサテライト不安定性の検出に用いられる。同キットは2024年度も堅調な販売を示しており、ゲノム事業の成長を牽引している。

NIPTと遺伝子検査の拡充

ゲノム事業の主力製品として、非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)の受託サービスを提供する。母体血から胎児の染色体異常を高精度に検出する検査であり、周産期医療の現場で採用が拡大している。また、遺伝性腫瘍パネル検査の開発を進めており、薬事申請・保険適用を目指して研究開発を継続中である。これらの遺伝子検査は、個別化医療の進展に伴い需要が高まっており、同事業の売上拡大に貢献している。

クラウド型電子カルテとレセプト支援システム

ICT事業では、診療所向けクラウド型レセプト総合支援サービス「レセスタ」と、中小規模病院向けクラウド型電子カルテ「HAYATE/NEO」の2製品を軸に展開する。「レセスタ」はレセプト作成・請求業務を効率化し、「HAYATE/NEO」は診療記録の電子化と共有を実現する。両製品ともクラウド型であるため導入コストが低く、2024年度は契約数・導入数が順調に増加した。医療DXの推進を見据え、新機能開発と販売体制強化を続けている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

クリニカルサポートで国内ニッチ首位

ファルコホールディングスは臨床検査受託・医療関連サービスで国内ニッチ市場に強みを持つ。売上高は430億円程度で安定しており、営業利益率も5%超と一定の収益性を維持している。同業のジンジブやイシンなどと比べ、医療分野に特化したビジネスモデルが特徴だが、市場規模が限られる。2026年3月期は増収増益を見込むものの、伸び率は緩やかであり、新規事業開拓が今後の成長カギ。

強み

  • 臨床検査や医療関連サービスに特化し、高い専門知識と顧客信頼を獲得。
  • 医療需要は景気に左右されにくく、安定した売上と利益を確保できる。
  • 医療機関との長期的な取引関係を構築し、リピート受注が期待できる。
  • 5%超の営業利益率を維持しており、効率的な事業運営ができている。

課題

  • ニッチ市場ゆえに成長の上限があり、大幅な拡大は難しい。
  • 既存事業だけでは成長鈍化が予想され、新たな収益源の開拓が急務。
  • 同業他社も同様のサービスを提供しており、差別化を維持するための革新が求められる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がファルコホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1421Aムービン・ストラテジック・キャリア333億円21.4倍
26070キャリアリンク325億円11.8倍
32305スタジオアリス320億円27.2倍
42462ライク314億円12.7倍
5286Aユカリア313億円12.2倍
64671ファルコホールディングス310億円14.5倍
77047ポート304億円10.5倍
89628燦ホールディングス304億円6.2倍
96535アイモバイル302億円12.0倍
102418ツカダ・グローバルホールディング296億円10.7倍
116547グリーンズ294億円5.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

1988年に設立、合併で検査ネットワークを形成

1988年3月、京都府久世郡久御山町において株式会社ファルコ・バイオシステムズ(実質上の存続会社)が設立された。1989年11月には関西医学検査センターグループの中核検査施設として久御山町に総合研究所を竣工した。1993年から1994年にかけて、名古屋、大阪、神戸、奈良、広島など各地の検査会社を次々と吸収合併し、関西から中国地方にかけての検査拠点を統合。1994年2月には商号を株式会社ファルコバイオシステムズに変更し、同年9月には広島の法人を子会社化するなど、早期からM&Aによる拡大戦略を推進した。

1997年上場と全国展開の加速

1997年4月、大阪証券取引所市場第二部および京都証券取引所に株式を上場した。同年9月には株式会社エルデを子会社化し、1998年には株式会社保健医学研究所、株式会社肥後臨床検査研究所などを相次いで取得。九州・沖縄エリアへの進出も進め、1998年9月には子会社のファルコバイオシステムズ九州が沖縄法人を吸収合併した。これにより、臨床検査事業の拠点は西日本全域に拡大し、受託検体数の増加と地域カバレッジの向上を実現した。

調剤薬局事業とICT事業への多角化

1999年4月、京都市山科区に調剤薬局1号店「ファルコおとわ薬局」を開設し、調剤薬局事業に参入。2000年3月には同事業を株式会社国際生物理化学研究所へ譲渡する一方、同年5月に食品衛生検査業務を子会社エルデに移管した。2002年には子会社間の再編を実施し、熊本臨床検査センターがファルコバイオシステムズ九州と肥後臨床検査研究所の臨床検査事業を吸収。2003年には本店を京都市中京区へ移転し、岡山研究所を設置するなど、事業基盤を整備した。

2004年東証上場と市場第一部指定

2004年10月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場した。2005年には株式会社ファーマプロットや株式会社MINORIを子会社化し、調剤薬局事業を強化。同年9月には東京証券取引所および大阪証券取引所の市場第一部に指定され、時価総額と知名度の向上を果たした。2005年までに臨床検査・調剤薬局・ICTの3事業体制が確立し、この後の長期ビジョン策定へとつながる基盤が形成された。

年表27件を開く

1980年代

  • 1988年3月京都府久世郡久御山町において、㈱ファルコ・バイオシステムズ(実質上の存続会社)を設立。
  • 1989年11月関西医学検査センター(現㈱ファルコホールディングス)グループの中核検査施設として京都府久世郡久御山町に総合研究所を竣工。

1990年代

  • 1993年3月M&A㈱ファルコバイオシステムズ(本店:名古屋市中川区)を吸収合併。
  • 1993年5月本店所在地を、京都府久世郡久御山町から京都市左京区へ移転。
  • 1993年9月M&A㈱ファルコバイオシステムズ(本店:大阪府枚方市、本店:大阪市天王寺区、本店:神戸市中央区、本店:奈良県橿原市)の4法人と合併。
  • 1993年11月当社100%出資の子会社として、熊本県熊本市に㈱ファルコバイオシステムズ九州を設立。
  • 1994年2月商号変更㈱ファルコバイオシステムズに商号変更。
  • 1994年9月M&A・㈱ファルコバイオシステムズ(形式上の存続会社 本店:京都市西京区)と合併。・㈱ファルコバイオシステムズ(本店:広島市南区)の株式を取得し、子会社とする。同時に、商号を㈱ファルコバイオシステムズ広島に変更。・㈱中国予防医学研究所の株式を取得し、子会社とする。
  • 1997年4月上場大阪証券取引所市場第二部並びに京都証券取引所に株式を上場。
  • 1997年9月㈱エルデの株式を取得し、子会社とする。
  • 1998年4月㈱保健医学研究所の株式を取得し、子会社とする。
  • 1998年9月M&A・㈱肥後臨床検査研究所の株式を取得し、子会社とする。・㈱国際生物理化学研究所の株式を取得し、関連会社とする。・㈱ファルコバイオシステムズ九州は、㈱ファルコバイオシステムズ沖縄を吸収合併。
  • 1999年4月京都市山科区に調剤薬局1号店ファルコおとわ薬局を開設。
  • 1999年9月・㈱ファルコバイオシステムズ西日本(旧㈱ファルコバイオシステムズ広島)は、㈱西日本メディコの株式を取得し、子会社とする。・㈱熊本臨床検査センターの株式を取得し、子会社とする。

2000年代

  • 2000年3月ファルコおとわ薬局他1店舗を含め調剤薬局事業を、㈱国際生物理化学研究所へ譲渡。
  • 2000年5月食品衛生検査の業務を㈱エルデに移管。
  • 2000年9月㈱国際生物理化学研究所の株式を追加取得し、子会社とする。
  • 2001年9月㈱ファルコバイオシステムズ兵庫(旧㈱保健医学研究所)が、㈱ファルコバイオシステムズ山陰(旧㈱西日本メディコ)の株式を取得し、子会社とする。
  • 2002年9月商号変更・㈱熊本臨床検査センターは、㈱ファルコバイオシステムズ九州及び㈱肥後臨床検査研究所から臨床検査事業を譲り受ける。同時に、商号を㈱ファルコバイオシステムズ九州に変更。・㈱ファルコバイオシステムズ九州は、㈲ピーシーテックの出資持分を取得し、子会社とする。
  • 2002年10月㈱ファルコバイオシステムズ福井の株式を取得し、子会社とする。
  • 2003年1月M&A・㈱肥後臨床検査研究所(㈱ファルココミュニケーションズに商号変更)は、㈱ファルコバイオシステムズ九州を吸収合併。・本店所在地を京都市左京区から京都市中京区へ移転。
  • 2003年2月岡山県岡山市に岡山研究所を設置。
  • 2004年3月チューリップ調剤㈱の株式を取得し、子会社とする。
  • 2004年10月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2005年1月商号変更㈲飛騨臨床検査センター(㈱ファルコバイオシステムズ飛騨に商号変更)の出資持分を取得し、子会社とする。
  • 2005年3月㈱ファーマプロット及び㈱MINORIの株式を取得し、子会社とする。
  • 2005年9月東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部に指定。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)8%以上
  • 営業利益28億円
  • 当期純利益20億円
  • 連結純資産配当率(DOE)5%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの変革

    基盤事業の利益安定化と成長事業の利益成長を通じて、持続的成長が可能な収益構造へ転換する。

  2. 02

    成長事業の強化

    ゲノム事業(NIPT、MSI検査キット、遺伝性腫瘍パネル検査)およびICT事業(クラウド型レセプトサービス、電子カルテ)の市場拡大と新機能開発を推進する。

  3. 03

    適切なキャピタルアロケーションと株主還元

    資本効率向上のための自己株式取得を機動的に検討し、連結純資産配当率(DOE)5%を目標に増配を継続する。

  4. 04

    臨床検査・調剤薬局事業の変革

    臨床検査では情報化による集荷体制強化と業務効率化、調剤薬局では高齢者施設向け新ビジネスモデル確立とICT活用による標準化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,037人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は753万円で、9期前と比べて+6.2%平均年齢は55.7歳、平均勤続年数は31.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,402
2018年3月1,377
2019年3月70950.727.51,348
2020年3月73453.031.41,249
2021年3月71454.032.41,200
2022年3月76751.330.21,179
2023年3月78653.332.71,159
2024年3月71553.332.21,117
2025年3月67355.732.01,062217
2026年3月75355.731.51,037241

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
大阪本社 — 大阪市中央区1,095百万円
全社(共通)
総合研究所・京都第一営業所 — 京都府久世郡554百万円
臨床検査事業
チューリップ牛島薬局他 — 富山県富山市他448百万円
調剤薬局事業
ファルコ薬局大阪中央店他 — 大阪市中央区他360百万円
調剤薬局事業
本店 — 京都市左京区263百万円
全社(共通)
東海中央研究所・名古屋第一営業所 — 名古屋市守山区154百万円
臨床検査事業
大阪事業所 — 大阪市中央区77百万円
臨床検査事業
名古屋ラボラトリー・名古屋営業所 — 名古屋市中区26百万円
臨床検査事業
ICT事業本部 — 大阪市中央区6百万円
ICT事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ファルコバイオシステムズ(注)1,3
    京都市 左京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アテスト
    京都府 宇治市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ファルコファーマシーズ(注)3
    京都市 左京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    チューリップ調剤㈱(注)1,3
    富山県 富山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱メディサージュ(注)1
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は436億円営業利益25億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.7%、利益が+8.7%。

売上高
+0.7%
436億円
営業利益
+8.7%
25億円
純利益
+5.3%
20億円
営業利益率
5.7%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高443億円436億円
営業利益27億円25億円
純利益20億円20億円
1株あたり配当¥128¥128

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は110億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+3.8%、営業利益は+150.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1108
2024年1Q10621.91
2024年2Q10776.55
2024年3Q11054.57
2024年4Q1074
2025年2Q214104.78
2025年4Q219135.911
2026年2Q216115.18
2026年4Q220146.412
2027年1Q11054.54

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は628億円から436億円へ69%に減った。直近期の営業利益率は5.7%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月6282213
2014年3月5841123
2015年3月4661811
2016年3月4872213
2017年3月4602315
2018年3月4602417
2019年3月442167
2020年3月432912
2021年3月4362919
2022年3月5005835
2023年3月4693323
2024年3月4302317
2025年3月43323255.319
2026年3月43625275.720

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高436億円のうち、営業利益として残るのは25億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の4.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.3%298億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.9%113億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%25億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.8pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.5pt
4.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.9pt
7.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが29億円、投資CFが−20億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は83億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月540−275482
2014年3月444−494881
2015年3月1113−332471
2016年3月20−9−21179
2017年3月12−18−7−667
2018年3月23−601784
2019年3月17−13−8478
2020年3月19−12−13773
2021年3月29−11528116
2022年3月41−27−2414106
2023年3月213−424126
2024年3月34−14−4520101
2025年3月26−12−211494
2026年3月29−20−20983

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は369億円。このうち返さなくてよい自己資本が259億円で、自己資本比率は70.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月37314323038.5
2014年3月32915817148.0
2015年3月30216413854.2
2016年3月30916814154.2
2017年3月30817713157.2
2018年3月32719113658.2
2019年3月32119013158.9
2020年3月32018913158.8
2021年3月37120516655.0
2022年3月40323516858.1
2023年3月38926612368.2
2024年3月36426010471.2
2025年3月36025310869.9
2026年3月36925911070.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
93億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
198億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
7億円
在庫として抱えている分
負債合計
110億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中100位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中414位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.9%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,898で、1年前と比べて+19.9%過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。

¥2,898-1.9%1ヶ月+11.4%1年+19.9%時価総額310億円
過去52週の値幅
安値¥2,463高値¥2,964

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.5倍
PER (会社予想)14.4倍
PBR1.14倍
配当利回り4.42%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER13.5倍は業界平均22.2倍を大きく下回り割安感があるが、PBR1.04倍も平均2.35倍を下回る。ROE7.91%と収益性はやや低く、配当利回り4.57%は高いが業績横ばいで成長性は限定的。バリュエーションは割安指標と成長鈍化が相殺し、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.5倍23.4倍
PER (予想)14.4倍
PBR1.14倍3.51倍
ROE7.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり128で、前期から+1.6%いまの株価に対する利回りは4.42%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥128
1株あたり
配当利回り
4.42%
いまの株価に対して
配当性向
63.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4077.8
2018年3月4410.048.3
2019年3月464.516.3
2020年3月484.340.6
2021年3月5412.555.9
2022年3月6418.525.2
2023年3月10056.345.9
2024年3月11515.066.9
2025年3月1237.059.9
2026年3月1251.663.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥128

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,187人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.9%を占め、残る55.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他42.543.637.637.739.548.3
事業法人23.524.832.030.831.528.5
金融機関24.224.824.024.422.916.4
外国法人6.05.44.55.34.85.6
自己株式6.96.70.53.73.43.5
証券会社3.81.41.91.81.21.1
外国人個人0.00.10.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ビー・エム・エル9.49
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.70
03ファルコホールディングス従業員持株会4.19
04光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社3.82
05松本油脂製薬株式会社2.89
06野村信託銀行株式会社(ファルコホールディングス従業員持株会専用信託口)2.79
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.11
08大阪中小企業投資育成株式会社1.95
09赤澤 寬治1.57
10株式会社鍜治田工務店1.31

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+91%、1株純資産は14期で+120%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1051,1739.411.137.6
2014年3月1891,36915.16.59.5
2015年3月991,4607.014.076.3
2016年3月1201,5058.111.395.8
2017年3月1341,6248.611.377.8
2018年3月1561,7459.311.848.3
2019年3月601,7253.522.716.3
2020年3月1171,7766.615.240.6
2021年3月1791,9669.59.855.9
2022年3月3392,23716.15.925.2
2023年3月2152,3629.19.145.9
2024年3月1522,4316.415.466.9
2025年3月1822,4807.512.859.9
2026年3月2012,5787.913.063.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額311百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安田忠史代表取締役社長 社長執行役員6851,000
福井崇史取締役 副社長執行役員 ゲノム事業室長6012,000
河田與一取締役 常務執行役員 臨床事業室長6413,000
郷田哲夫取締役 経営企画室長609,000
大馬久幸取締役 執行役員 ファーマ事業室長567,000
黒田修平取締役 執行役員 管理室長 IR室長 ICT事業室副室長537,000
島田圭取締役 執行役員 ICT事業室長 ゲノム事業室副室長537,000
髙井晶治取締役(監査等委員)61
磯田光男取締役(監査等委員)56
高坂佳郁子取締役(監査等委員)491,000
内藤欣也703,000
勝山武彦602,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)822427635
社外取締役530306
取締役(社内)1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容534字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社5社で構成され、臨床検査事業、調剤薬局事業及びICT事業を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と連結子会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (臨床検査事業) ㈱ファルコバイオシステムズは、各地の病院及び診療所等から臨床検体検査等を受託しており、その他に体外診断用医薬品等の製造・販売や、医療情報システムの販売を行っております。また、㈱アテストは体外診断用医薬品等の卸売を行っております。 (調剤薬局事業) ㈱ファルコファーマシーズ及びチューリップ調剤㈱は、調剤薬局の運営を行っております。 (ICT事業) ㈱メディサージュは、電子カルテ等の医療情報システムの開発・販売を行っております。 当社グループの事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,646字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、人々の健康を支え、いい人生を提供すること、イノベーションを通して人々の健康を支え、幸せでいい人生を送っていただけるための土台となることを使命として、健康を支えるインフラを提供すること、さまざまなサービスを絶えず展開し、人々の健康を支えるインフラを提供することを目指します。 国内の健康寿命や平均寿命が年々伸びを見せるとともに人々の健康でありたいとの想いが高まるなかで、医療・健康に関連する事業領域は広がりを見せております。当社グループは、臨床検査事業及び調剤薬局事業で培ったノウハウとICTを活用し、顧客ニーズに対応した医療・健康サポートサービスを提供してまいります。 また、ステークホルダーの信頼に応えるため、財務基盤の安定化に努めるとともに、事業の収益力の向上を図り、グループ全体での企業価値の向上を目指してまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略及び事業上・財務上の課題 当社グループは、2024年5月に、2030年までの期間を事業の転換期と位置づけ、当社グループの果たすべき役割とグループ全体の経営方針を示す長期ビジョン「FALCO VISION 2030」を策定いたしました。また「FALCO VISION 2030」の実現に向けて、2024年度から2026年度までの3ヶ年を中長期的な持続的成長に向けた事業構造の転換推進期とする中期経営計画「FALCO INNOVATION 2026」を策定し、その達成に向けた取り組みを推進しております。 ①長期ビジョン「FALCO VISION 2030」 「FALCO VISION 2030」におきましては、事業構造の転換をグループ経営方針として定め、事業ポートフォリオの変革を通じて、成長事業による利益の成長と基盤事業による利益の安定化を図り、持続的成長が可能な収益構造への転換を目指しております。 また、企業価値の向上に向け、株価純資産倍率(PBR)の向上を目指し、収益性及び資本効率の向上による自己資本利益率(ROE)の改善と期待成長率の向上を図るため、中長期的に以下の施策に取り組んでおります。 1)事業ポートフォリオの変革 2)成長事業の強化 3)適切なキャピタルアロケーション 4)株主還元の強化 5)成長に向けた事業基盤の強化 ②中期経営計画「FALCO INNOVATION 2026」 「FALCO INNOVATION 2026」におきましては、事業構造の転換の推進による持続的成長に向けた収益基盤の確立を中期経営方針として、以下の基本方針を定めております。 1)臨床検査事業・調剤薬局事業の事業変革の推進 2)ゲノム事業・ICT事業の更なる成長に向けた取り組みの推進 3)サステナビリティの実現に向けた取り組みの推進 4)中長期的な成長に向けた事業基盤の確立 5)適切なキャピタルアロケーションと配当を重視した株主還元 上記の基本方針のもと、各事業において以下の取り組みを推進し、医療を取り巻く環境変化に対応したインフラを提供するとともに、医療分野の社会課題の解決に資するソリューションを提供してまいります。 1)臨床検査事業:情報化の推進による集荷体制の強化と検査業務の効率化 2)調剤薬局事業:高齢者施設向けの新たな薬局・ビジネスモデルの確立 3)ゲノム事業: NIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査)及び体外診断用医薬品「MSI検査キット(FALCO)」の市場拡大と遺伝性腫瘍パネル検査の開発 4)ICT事業:医療DXの推進を見据えた顧客基盤の確立とサービス価値の向上 また、配当による株主還元の一層の強化及び中長期的な株主価値の向上を図るため、前連結会計年度より株主還元に関する指標を連結純資産総還元率から連結純資産配当率(DOE)へ変更いたしました。株主還元につきましては、連結純資産配当率(DOE)5%を目標としております。なお、資本効率の向上を図るため、自己株式の取得につきましては、今後も機動的に検討してまいります。 上記の株主還元の目標の達成及び株価純資産倍率(PBR)の向上に向けて、収益性と資本効率の向上及び期待成長率の向上を図るため、「FALCO INNOVATION 2026」におきましては、自己資本利益率(ROE)8%以上、営業利益28億円、当期純利益20億円を中期経営計画の対象期間における中期経営目標としております。 「FALCO INNOVATION 2026」の2期目となる当連結会計年度の進捗状況は、臨床検査事業におきましては、検体の集荷体制の強化及び検査データの集中管理による検査業務の効率化などにより生産性が向上し、順調に推移いたしました。ゲノム事業におきましては、NIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査)の販路拡大が進むとともに、体外診断用医薬品「MSI検査キット(FALCO)」の販売は堅調に推移いたしました。また、遺伝性腫瘍パネル検査の薬事申請・保険適用に向けた研究開発を推進いたしました。 調剤薬局事業におきましては、高齢者施設からの処方箋応需を拡大するとともに、ICTの活用による調剤業務の標準化と効率化を着実に進めました。 ICT事業におきましては、販売体制の確立と新たな機能開発を推進し、診療所向けクラウド型レセプト総合支援サービス「レセスタ」の契約数及び中小規模病院向けクラウド型電子カルテ「HAYATE/NEO」の導入数は順調に増加いたしました。 また、収益性及び資本効率の改善により、自己資本利益率(ROE)が向上いたしました。株主還元につきましては、連結純資産配当率(DOE)5%の達成に向け、継続的に増配を実施しております。 「FALCO INNOVATION 2026」の最終年度におきましては、引き続き上記の各施策を着実に遂行し、中期経営目標の達成に向けて取り組んでまいります。 当社グループは、「FALCO INNOVATION 2026」の取り組みを推進し、引き続き事業構造の転換による持続的成長可能な収益基盤の確立と中長期的な株主価値の向上を図ってまいります。
事業等のリスク4,002字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)臨床検査事業の法的規制について 当社グループが実施する臨床検査事業は、「臨床検査技師等に関する法律」により衛生検査所が所在する都道府県知事の許可を必要とし、衛生検査所の設備、管理組織等の面において、同法に基づく規制が実施されております。万一、法令違反により、営業停止又は取消を受けることとなった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 許認可の名称   有効期限   関連する法令   登録等の交付者 衛生検査所登録   -   臨床検査技師等に関する法律   各都道府県知事 体外診断用医薬品製造業登録   5年   医薬品医療機器等法   各都道府県知事 体外診断用医薬品製造販売業許可   5年   医薬品医療機器等法   各都道府県知事 (2)調剤薬局事業に対する法的規制について 当社グループが実施する調剤薬局事業は、「医薬品医療機器等法」や「健康保険法」等により各都道府県知事の許可並びに各地方厚生局長の指定等を必要とし、調剤薬局の設備、管理組織等の面において、同法等に基づく規制が実施されております。万一、法令違反により、営業停止又は取消を受けることとなった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 許認可等の名称   有効期限   関連する法令   登録等の交付者 医薬品販売業許可   6年   医薬品医療機器等法   各都道府県知事 薬局開設許可   6年   医薬品医療機器等法   各都道府県知事 保険薬局指定   6年   健康保険法   各地方厚生局長 麻薬小売業者免許   3年   麻薬及び向精神薬取締法   各都道府県知事 医療機器販売業許可   6年   医薬品医療機器等法   各都道府県知事 (3)その他法的規制について 上記の臨床検査事業及び調剤薬局事業の法的規制以外にも独占禁止法、税制、環境関連諸法令等様々な公的規制を受けております。 万一、これらの規制を遵守できなかった場合、制裁金等を課される可能性があります。また、今後規制の強化や大幅な変更がなされた場合、当社グループの活動の制約を受けたり、規制内容の変更に対応するためのコストが発生する可能性があります。これらの規制は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、許認可等の状況を各担当部門が定期的に確認することに加え、関連法令の改正情報を早期に入手し、影響を検討し対応することにより、リスクの低減を図ってまいります。 (4)診療報酬点数の改定について 当社グループが実施する臨床検査に係る診療報酬点数は、「健康保険法」の規定により厚生労働省が決定しております。また、毎年の診療報酬点数の引き下げが慣例となっており、今後、健康保険法の改正が行われ診療報酬点数が引き下げられた場合、臨床検査事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、健康保険法の改正情報を早期に入手し、影響を検討し早期に対応するとともに、検査体制及び営業体制の再構築を進め、収益基盤の強化に継続的に取り組むことによってリスクの低減を図ってまいります。 (5)薬価並びに調剤報酬の改定について 当社グループが実施する調剤薬局事業に係る薬価並びに調剤報酬は、「健康保険法」の規定により厚生労働省が決定しております。今後、健康保険法の改正が行われ薬価並びに調剤報酬が引き下げられた場合、調剤薬局事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、健康保険法の改正情報を早期に入手し影響を検討し、医薬品購入価格の低減化等をはじめとする対応を行うとともに、店舗運営の効率化を継続的に取り組むことによってリスクの低減を図ってまいります。 (6)検査過誤及び調剤過誤について 当社グループが実施する臨床検査事業に係る検査過誤を防止するため、標準作業書に基づく作業の徹底と精度管理体制を整えるとともに、細心の注意を払い検査業務を行っておりますが、万一、検査過誤等による訴訟等が生じた場合、信用失墜や賠償責任等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、調剤薬局事業に係る調剤過誤を防止するために「調剤ミス防止システム」等を導入し、ミス防止体制を整えるとともに、細心の注意を払い調剤業務を行っておりますが、万一、調剤過誤等による訴訟等が生じた場合、信用失墜や賠償責任等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)情報保護について 当社グループの事業において、事業活動上多くの個人・顧客情報を取り扱っており、その保護に努めておりますが、万一、情報が外部に流出した場合、信用失墜や賠償責任等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、当社では「個人情報保護方針」「情報セキュリティーポリシー」を制定するとともに、医療総合サービスにおける情報セキュリティーの重要性を深く認識し、安心・安全な情報システム環境の構築に努め、情報セキュリティーの確保、委託先への適切な監督や社内通報の保護に向けた必要な取り組みを継続的に実施しております。また、グループ会社の全役員・従業員が、情報の守秘義務はもとより、個人情報保護法等の関連法令等を遵守し、個人情報の適切な保護が確保できるよう、教育研修の実施等を通じて、従業者の個人情報の保護意識の継続的な啓発を図ってまいります。 (8)サイバーセキュリティに関するリスクについて 当社グループは、臨床検査事業、医療関連サービス及び管理業務等の遂行に当たり、業務システム、情報ネットワーク、クラウドサービス等を利用するとともに、医療関連情報、顧客情報、取引情報その他事業運営上重要な情報を保有・管理しております。これらに対し、サイバー攻撃によるインシデントが発生した場合には、情報漏えい、データ毀損、システム停止又は復旧対応の発生等により、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、本リスクを重要な経営リスクの一つと認識し、情報セキュリティ方針及び関連規程の整備、アクセス権限管理、エンドポイント監視、脆弱性管理、バックアップ体制、従業員教育、委託先管理、外部専門家による評価及びインシデント対応体制の整備等を実施しております。また、サイバーセキュリティに係る対応状況及び重要事案については、適宜、経営会議及び取締役会へ報告し、監督を受ける体制としております。しかしながら、サイバー攻撃は継続的に高度化・巧妙化しており、現時点で想定する対策のみで全てのリスクを回避できるものではないことから、重大なインシデントが発生した場合には、当社グループの中長期的な企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 (9)企業買収等について 当社グループは、企業買収及び資本参加を含む投資による事業の拡大を企画することがあります。当社グループは対象事業との統合効果を最大限に高めるために当社グループの経営戦略等を図りますが、期待した利益やシナジー効果をあげられる保証はありません。 (10)投資有価証券の減損処理について 当社グループは、市場価格のない株式等以外の有価証券を保有しておりますが、時価が著しく下落した場合には、取得原価と時価との差額を当該期の損失とすることとなり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)関係会社株式の減損処理について 今後、企業買収等により取得した関係会社株式において、当初想定していた超過収益力が低下した場合、関係会社株式の減損処理等によって、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)固定資産の減損処理について 当社グループは、自社保有している固定資産の価値が将来大幅に下落した場合並びに店舗等の収益性が低下した場合、減損会計の適用により対象となる資産又は資産グループに対して、固定資産の減損処理が必要になる場合があります。これにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)繰延税金資産の取崩しについて 当社グループは、将来の課税所得の予測に基づいて繰延税金資産の計上・取崩を行っております。経営成績が大幅に悪化した場合には、繰延税金資産の回収が見込めないと判断をし、繰延税金資産を減少させることにより、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (14)子会社の統廃合について 当社は、競争力強化のため買収した子会社の統廃合を実施しております。今後、子会社の統廃合を実施した場合、当社の財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (15)災害、事故等に起因する事業活動の停止、制約等について 当社グループの各事業所が、大規模な台風、地震等の自然災害に見舞われた場合は操業に支障が生じ、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、重大な労働災害、設備事故等が発生した場合には事業活動の停止、制約等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 この対策として、実際に自然災害が発生した場合は、直ちに対策本部を立ち上げ対応できる体制を整備しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,215字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境が緩やかに回復しているものの、物価上昇や金融資本市場の変動に加え、中東情勢の影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。 当社グループを取り巻く経営環境は、受託臨床検査市場におきましては、少子高齢化の進行を背景に医療費抑制政策が一貫して進められているなか、物価高騰や賃金上昇に伴うコスト増加等により、引き続き厳しい状況にあります。一方で、ゲノム医療における遺伝学的検査の重要性が注目されており、遺伝子情報を活用した個別化医療への期待が高まっております。また、調剤薬局市場におきましては、調剤報酬及び薬価の改定による影響が大きく、より厳しい事業環境となっております。医療情報システム市場におきましては、医療DXの実現に向け、情報通信、デジタル技術やデータを活用した新たなビジネスやサービスの創出が期待されております。 このような状況のもと、当社グループは、2024年5月に長期ビジョン「FALCO VISION 2030」・中期経営計画「FALCO INNOVATION 2026」を策定し、中長期的な持続的成長に向けた収益基盤を確立するために、基盤事業である臨床検査事業・調剤薬局事業の事業変革を推進するとともに、成長事業であるゲノム事業・ICT事業の更なる成長に向けた取り組みを進めてまいりました。 この結果、当連結会計年度におきましては、臨床検査事業及びICT事業の売上高、営業利益が増加したことにより、売上高は43,578百万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は2,498百万円(同7.0%増)、経常利益は2,689百万円(同7.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,016百万円(同5.0%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (臨床検査事業) 臨床検査事業におきましては、大都市圏を重点地域とした事業展開を進めたこと等により、受託数は増加いたしました。また、情報化の推進による集荷体制の強化と検査業務の効率化を推進することにより、生産性が向上し、コスト構造の改善が進みました。 ゲノム事業におきましては、周産期医療に係る遺伝子検査(NIPT:非侵襲性出生前遺伝学的検査)の受託数が増加し、体外診断用医薬品「MSI検査キット(FALCO)」の販売も堅調に推移いたしました。また、遺伝性腫瘍パネル検査の薬事申請・保険適用に向けた研究開発を推進いたしました。 このような事業展開の結果、臨床検査事業の売上高は26,662百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は1,816百万円(同13.9%増)となりました。 (調剤薬局事業) 当社グループが運営する調剤薬局店舗数は、当連結会計年度に6店舗閉局したことにより、101店舗(フランチャイズ店3店舗含む)となりました。 調剤薬局事業におきましては、かかりつけ薬剤師・薬局として求められる役割・機能を果たすとともに、高齢者施設及び在宅を中心とした地域医療との連携を進めつつ、既存店舗の処方箋応需の拡大に取り組んでまいりました。また、オンライン服薬指導等のICTを活用した患者との接点の強化、調剤業務の標準化と効率化を推進してまいりました。 このような事業展開を行ってまいりましたが、店舗数減少等による処方箋応需枚数の減少や薬価改定による影響により、売上高は15,196百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は674百万円(同17.4%減)となりました。 (ICT事業) ICT事業におきましては、販売活動の強化により、診療所向けクラウド型レセプト総合支援サービス「レセスタ」の契約数及び中小規模病院向けクラウド型電子カルテ「HAYATE/NEO」の導入数は、順調に増加いたしました。また、医療DXの進展を見据え、顧客基盤の確立とサービス価値の向上に向け、新たな機能開発を推進してまいりました。 このような事業展開の結果、ICT事業の売上高は1,720百万円(前年同期比18.4%増)、営業利益は458百万円(同29.7%増)となりました。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は18,138百万円(前年同期末比0.5%減)となり、前連結会計年度末に比べ89百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が152百万円減少したことによるものであります。固定資産は18,724百万円(同5.3%増)となり、前連結会計年度末に比べ934百万円増加いたしました。これは主に建物及び構築物が978百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は、36,863百万円(同2.3%増)となり、前連結会計年度末に比べ844百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は7,643百万円(前年同期末比2.8%増)となり、前連結会計年度末に比べ211百万円増加いたしました。これは主に仕入債務が62百万円、未払法人税等が73百万円増加したことによるものであります。固定負債は3,350百万円(同0.5%増)となり、前連結会計年度末に比べ17百万円増加いたしました。これは主に資産除去債務が187百万円増加した一方、長期借入金が171百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は10,993百万円(同2.1%増)となり、前連結会計年度末に比べ228百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は25,869百万円(前年同期末比2.4%増)となり、前連結会計年度末に比べ616百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益2,016百万円、剰余金の配当1,306百万円及び自己株式の取得533百万円、その他有価証券評価差額金の増加235百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は70.0%(前連結会計年度末は69.9%)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,152百万円減少し、8,267百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は2,878百万円(前年同期は2,619百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,082百万円、減価償却費1,061百万円、法人税等の支払額975百万円及び投資有価証券売却益425百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は2,032百万円(前年同期は1,182百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の純増額1,000百万円、有形固定資産の取得による支出1,342百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は1,998百万円(前年同期は2,082百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額1,304百万円及び自己株式の取得による支出533百万円によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 臨床検査事業(百万円)   26,662   101.0 調剤薬局事業(百万円)   15,196   98.3 ICT事業(百万円)   1,720   118.4 合 計(百万円)   43,579   100.6 (注)金額は販売価額によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 臨床検査事業   26,642   100.9   241   92.6 調剤薬局事業   -   -   -   - ICT事業   1,831   126.0   189   240.6 合 計   28,474   102.2   431   126.9 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 臨床検査事業(百万円)   26,662   101.0 調剤薬局事業(百万円)   15,196   98.3 ICT事業(百万円)   1,720   118.4 合 計(百万円)   43,579   100.6 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主要な販売先(総販売実績に対する割合が10%以上)に該当するものはありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (概要および売上高・営業利益) 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績等の概要および売上高、営業利益は、「(1)経営成績等の状況の概要①経営成績の状況」に記載しております。 (経常利益) 経常利益は、営業利益の増加の影響に加え、受取配当金118百万円の影響等により、前連結会計年度に比べ189百万円増加し、2,689百万円(同7.6%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加の影響に加え、投資有価証券売却益425百万円を特別利益として計上した影響により、前連結会計年度に比べ96百万円増加し、2,016百万円(同5.0%増)となりました。 財政状態の分析 財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要の主なものは、臨床検査事業における検査試薬、調剤薬局事業における医薬品の購入費やICT事業のソフトウェア開発費のほか、各事業における人件費や製造・販売経費等があります。また、設備投資需要としては、臨床検査事業の検査設備及び事業所、調剤薬局事業の店舗設備やICT事業の自社開発ソフトウェア等があります。 当社グループでは事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入れにより資金調達を行っており、当社においてグループ全体の運転資金及び設備資金を一元管理しております。 運転資金は内部資金及び金融機関からの短期借入を基本としております。 また、当連結会計年度末現在において予定されている臨床検査事業の検査機器等や調剤薬局事業の店舗設備等の設備投資については、自己資金及び借入金を充当する予定です。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,255百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は8,267百万円となっております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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