概要
アドベンチャーは、オンライン旅行予約サイト「skyticket」を中核とする旅行事業と投資事業を展開する。2004年10月設立、2014年12月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)に上場。2025年6月期の連結収益は254億円、従業員数は607人。本社は東京都渋谷区恵比寿に所在する。
旅行事業と投資事業の二本柱
当社グループは旅行事業と投資事業の二つのセグメントで構成される。旅行事業では航空券等の比較・予約サイト「skyticket」を中心に、個人向け旅行商品をオンライン販売する。投資事業では将来性のある企業へのキャピタルリターンを目的とした投資を行う。2025年6月期の旅行事業の収益は250億円で全体の98.8%を占めるが、のれん減損損失の計上により同事業は11億円のセグメント損失となった。投資事業の収益は2.9億円、損失は0.3億円である。
収益の大半を航空券販売が占める構造
旅行事業の収益は主に航空券販売とその他旅行商品で構成される。2025年6月期の航空券収益は107.6億円(前期比4.3%減)、その他収益は143.2億円(同28.1%増)で、その他が全体の57%を占める。取扱高ベースでは航空券560億円、その他208億円と航空券が約7割を維持する。収益認識の会計処理により、取扱高と収益の額には差があるが、航空券の手数料収入が収益の重要な源泉であることに変わりはない。
18社の連結子会社で構成されるグループ
2025年6月30日現在、当社グループは当社と連結子会社18社の合計19社で構成される。海外子会社としてAdventure Korea Inc.(韓国)、Adventure Dhaka Limited(バングラデシュ)、ADVENTURE INDIA JOURNEY PRIVATE LIMITED(インド)、Adventure Global OTA Philippines, Inc.(フィリピン)、ADVENTURE APAC PTE.LTD.(シンガポール)を設立した。一方で、過去に取得した子会社の多くを解散・譲渡しており、グループの構成は変動が激しい。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書のセグメント情報(2025/6期)より
事業別の売上と利益
2025/6期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 旅行事業 | 251億円 | 98.8% | — | — |
| 投資事業 | 3億円 | 1.2% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
製品と技術
「skyticket」による航空券横断検索機能
当社の主力サービス「skyticket」は、国内外の格安航空券をオンラインで予約できるサイト・アプリである。特徴は横断検索機能で、搭乗日と空港を指定するだけで複数の航空会社のフライトスケジュールを一度に比較表示できる。大手航空会社に加えてLCCやリージョナル航空会社、海外資本の航空会社など多くの航空券を扱い、顧客の利便性を高めている。2025年6月期の航空券取扱高は560億円に達する。
多言語オプショナルツアーサイト「WannaTrip」
2014年9月に運用を開始した「WannaTrip」は、多言語対応のオプショナルツアー予約サイトである。訪日外国人旅行者向けに現地ツアーや体験アクティビティを提供し、当社の旅行事業における多角化の一翼を担う。skyticketとのクロスセルにより、航空券予約後の顧客に付加価値サービスを提案する役割を果たしている。
自社開発のシステムと内製マーケティング
当社は販売店舗を持たず、インターネット販売に特化している。その運営を支えるのが自社内に抱える開発経験豊富なエンジニアチームである。システムは人の手を介する作業を極力排除し業務効率化を実現する。またマーケティングは広告代理店を介さず自社ノウハウで行い、広告効果の高い媒体に集中投下する。UI/UX改善によりリピート率を高め、少人数での運営とコスト競争力を両立している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
成長期の旅行予約サイト、収益変動大
アドベンチャーはサービス業に属し、オンライン旅行予約等を手掛ける。売上高は拡大傾向にあるが、最新期の営業利益率はマイナスと収益が不安定。同業他社としてジンジブ(人材)、イシン(教育)などと比較されるが、ビジネスモデルが異なり直接競合は限定的。旅行需要の回復とマーケティング効率化が課題。
強み
- 近年売上高が急成長しており、市場シェアを拡大中である。
- 旅行予約サイトとして一定の知名度を有し、集客力に強みがある。
- システム開発やデータ分析に強みを持ち、効率的な運営が可能。
- 多くのホテル・航空会社と提携し、豊富な商品を提供できる。
課題
- 営業利益がマイナスになるなど、収益が安定していない。
- 大手OTAや新興サービスとの競争が激しく、差別化が難しい。
- 感染症や自然災害など、旅行需要が急減するリスクに晒される。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がアドベンチャー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4651サニックスホールディングス | 133億円 | 30.7倍 |
| 2 | 9731白洋舎 | 132億円 | 4.5倍 |
| 3 | 6035アイ・アールジャパンホールディングス | 131億円 | 14.6倍 |
| 4 | 5869早稲田学習研究会 | 128億円 | 13.0倍 |
| 5 | 6083ERIホールディングス | 127億円 | 11.6倍 |
| 6 | 6030アドベンチャー | 126億円 | 24.9倍 |
| 7 | 7097さくらさくプラス | 126億円 | 16.2倍 |
| 8 | 9564FCE | 124億円 | 17.8倍 |
| 9 | 4347ブロードメディア | 124億円 | 15.0倍 |
| 10 | 6044三機サービス | 124億円 | 14.3倍 |
| 11 | 2428ウェルネット | 123億円 | 11.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
旧会社から分離して設立された2004年
アドベンチャーは2004年10月、東京都渋谷区において旧株式会社アドベンチャーとして設立された。2006年12月にはその子会社として株式会社サイバートラベル(現アドベンチャー)が設立され、2007年7月に東京都知事登録旅行業第2種を取得。2008年6月にオンライン旅行予約サイト「skyticket」の運用を開始し、現在の事業の基盤が築かれた。
企業買収と合併による成長期(2010〜2013年)
2010年2月にビッグハートトラベルエージェンシー株式会社を完全子会社化したのを皮切りに、2013年6月には経営効率化を目的として旧アドベンチャーを吸収合併し、社名を株式会社アドベンチャーに変更した。この合併により、旅行事業の運営会社と持株会社の役割が一本化された。
マザーズ上場と海外展開の開始(2014〜2017年)
2014年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場。同年9月には多言語オプショナルツアーサイト「WannaTrip」を開始した。2015年4月には香港のAppAge Limitedを完全子会社化し、2016年3月には株式会社EPARKとの合弁で株式会社スグヤクを設立、さらに一般社団法人日本旅行業協会(JATA)に加盟。2017年7月にはIATA公認代理店資格を取得し、国際航空券の販売体制を強化した。
M&Aによる拡大とその後の整理(2018〜2022年)
2018年から2020年にかけて、コスミック流通産業、コスミックGCシステム、wundou、TET、ギャラリーレア、ラド観光、EDISTなど複数の企業を買収したが、2020年から2022年にかけて多くの子会社を解散・譲渡した。2020年8月に株式会社wundou、2020年9月に株式会社ギャラリーレア、2021年5月に株式会社EDIST、2022年4月にコスミック流通産業及びコスミックGCシステムの全株式を手放した。2022年4月には市場区分見直しに伴いグロース市場へ移行した。
海外子会社の新設と再編(2022〜2023年)
2022年7月にAdventure Korea Inc.、12月にAdventure Dhaka Limited、ADVENTURE INDIA JOURNEY PRIVATE LIMITED、Adventure Global OTA Philippines, Inc.など、アジア各国に子会社を相次いで設立した。2023年10月には株式会社旅工房の第三者割当増資を引き受け同社を連結子会社化(出資比率53.03%)、同時にアヤベックス株式会社を完全子会社化した。2023年11月にはシンガポールにADVENTURE APAC PTE.LTD.を設立し、海外拠点を拡大した。
年表28件を開く
2000年代
- 2004年10月創業東京都渋谷区において旧株式会社アドベンチャー設立
- 2006年12月旧株式会社アドベンチャーの子会社として株式会社サイバートラベル(現 株式会社アドベンチャー)設立
- 2007年7月東京都知事登録旅行業第2種5932号登録
- 2008年6月オンライン旅行予約サイト「skyticket」運用開始
2010年代
- 2010年2月M&Aビッグハートトラベルエージェンシー株式会社の全株式を取得し完全子会社化
- 2013年6月M&A経営の効率化を目的として旧株式会社アドベンチャーを吸収合併後、社名を株式会社アドベンチャーに変更
- 2014年9月多言語オプショナルツアーサイト「WannaTrip」運用開始
- 2014年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場
- 2015年4月M&AAppAge Limitedの全株式を取得し、完全子会社化
- 2016年3月株式会社スグヤクを株式会社EPARKとの合弁会社として設立 一般社団法人日本旅行業協会(JATA)加盟
- 2017年6月IATA(International Air Transport Association)公認代理店資格を取得
- 2017年7月東京都知事登録旅行業第1種2035号登録
- 2018年1月M&Aコスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社、株式会社wundouの全株式を取得し、完全子会社化
- 2018年6月M&A株式会社TETの全株式を取得し、完全子会社化
- 2018年11月M&A株式会社ギャラリーレアの株式を取得し、子会社化
- 2019年1月M&Aラド観光株式会社の全株式を取得し、完全子会社化 株式会社EDIST設立(当社出資比率100%)
2020年代
- 2020年2月株式会社スグヤクを解散
- 2020年6月AppAge Limited及びビッグハートトラベルエージェンシー株式会社を解散
- 2020年8月株式会社wundouの全株式を譲渡
- 2020年9月株式会社ギャラリーレアの全株式を譲渡
- 2021年3月大阪事務所開設
- 2021年5月株式会社EDISTの全株式を譲渡
- 2022年3月創業株式会社Vacations設立(当社出資比率100%)
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場に移行 コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社の全株式を譲渡
- 2022年7月創業Adventure Korea Inc.設立(当社出資比率100%)
- 2022年12月創業Adventure Dhaka Limited設立(当社出資比率99.0%) ADVENTURE INDIA JOURNEY PRIVATE LIMITED設立(当社出資比率99.0%) Adventure Global OTA Philippines,Inc.設立(当社出資比率100%)
- 2023年10月M&A株式会社旅工房が実施する第三者割当増資の引受により同社株式を取得し、同社を連結子会社化(当社出資比率53.03%)アヤベックス株式会社の全株式を取得し、完全子会社化(当社出資比率100%)
- 2023年11月創業ADVENTURE APAC PTE.LTD.設立(当社出資比率100.0%)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
グローバル展開の推進
東南アジア等海外市場へ事業を拡大するため、各国LCCのAPIに個別接続し、堅牢なシステムを構築。国内で培った技術力やノウハウを活かし、世界的に信頼されるオンライン旅行会社を目指す。
- 02
グローバル人材の採用と育成
外国人顧客向けオペレーターや国内外の優秀な人材を確保するため、研修制度の充実や語学堪能な人材の採用強化に取り組む。
- 03
新サービスの展開
多様化する顧客ニーズに応え、民泊運営やオフショア開発などの新規事業に参入。既存サービスの充実に加え、航空券以外の多様な新サービスを展開し、既存顧客への付加価値提供と新規顧客獲得を図る。
- 04
顧客体験の向上
顧客一人一人のニーズにマッチした情報提供を行うとともに、スマートフォン対応の検索・予約機能を充実させ、利便性を高める。また、効果的な広告宣伝とWebマーケティングにより認知度を向上させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で607人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は504万円で、9期前と比べて+9.1%。平均年齢は33.5歳、平均勤続年数は3.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年6月 | — | — | — | 22 | — |
| 2017年6月 | — | — | — | 37 | — |
| 2018年6月 | — | — | — | 158 | — |
| 2019年6月 | 462 | 33.4 | 1.0 | 363 | — |
| 2020年6月 | 442 | 33.8 | 2.0 | 365 | — |
| 2021年6月 | 449 | 34.1 | 3.0 | 255 | — |
| 2022年6月 | 439 | 31.3 | 2.0 | 170 | — |
| 2023年6月 | 452 | 31.6 | 2.0 | 239 | — |
| 2024年6月 | 480 | 32.9 | 3.0 | 439 | 342 |
| 2025年6月 | 504 | 33.5 | 3.0 | 607 | −198 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社15社(国内 9 / 海外 6、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社TET東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ラド観光株式会社(注4)大阪府大阪市北区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社Vacations東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社旅工房(注3)東京都豊島区 · 連結子会社議決権53.0%
- 国内アヤベックス株式会社京都府綾部市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社LALALA Plus東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Adventure Korea Inc.大韓民国 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Adventure Dhaka Limitedバングラデシュ人民共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ADVENTURE INDIA JOURNEY PRIVATE LIMITEDインド共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Adventure Global OTA Philippines,Inc.フィリピン共和国議決権100.0%
- 海外ADVENTURE APAC PTE.LTD. (注2)シンガポール共和国議決権100.0%
- 海外Silkway Travel Asia Pte.Ltd.シンガポール共和国議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
- ADVENTURE GLOBAL TRAVEL,INC.アメリカ合衆国100%
- HELLO1010 SDN. BHD.マレーシア100%
- UR COMMUNICATIONS PTE. LTD.シンガポール共和国100%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は256億円、営業利益は11億円。前期と比べると増収で、売上が+0.8%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 260億円 | 256億円 |
| 営業利益 | 20億円 | 11億円 |
| 純利益 | 11億円 | 5億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥15 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は122億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−3.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 56 | 10 | 17.9 | 6 |
| 2023年4Q | 50 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 56 | 8 | 14.3 | 4 |
| 2024年2Q | 48 | 3 | 6.3 | 2 |
| 2024年3Q | 62 | 5 | 8.1 | 3 |
| 2024年4Q | 58 | −1 | −1.7 | −2 |
| 2025年2Q | 127 | 15 | 11.8 | 9 |
| 2025年4Q | 127 | −27 | −21.3 | −26 |
| 2026年2Q | 134 | 9 | 6.7 | 4 |
| 2026年4Q | 122 | 2 | 1.6 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年6月期からの15期で、売上は2億円から256億円へ128.0倍に増えた。直近期の営業利益率は4.3%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 2 | — | 0 | — | 0 |
| 経営の効率化を目的として旧株式会社アドベンチャーを吸収合併後、社名を株式会社アドベンチャーに変更 | |||||
| 2013年6月 | 6 | — | 0 | — | 0 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場 | |||||
| 2014年6月 | 9 | — | 0 | — | 0 |
| AppAge Limitedの全株式を取得し、完全子会社化 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2015年6月 | 15 | — | 1 | — | 1 |
| 株式会社スグヤクを株式会社EPARKとの合弁会社として設立 一般社団法人日本旅行業協会(JATA)加盟 | |||||
| 2016年6月 | 27 | — | 3 | — | 1 |
| 2017年6月 | 53 | — | 4 | — | 2 |
| コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社、株式会社wundouの全株式を取得し、完全子会社化 | |||||
| 2018年6月 | 75 | — | 4 | — | 3 |
| ラド観光株式会社の全株式を取得し、完全子会社化 株式会社EDIST設立(当社出資比率100%) | |||||
| 2019年6月 | 136 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年6月 | 123 | — | 13 | — | 1 |
| 大阪事務所開設 | |||||
| 2021年6月 | 80 | — | 8 | — | 9 |
| 株式会社Vacations設立(当社出資比率100%) | |||||
| 2022年6月 | 118 | — | 20 | — | 16 |
| ADVENTURE APAC PTE.LTD.設立(当社出資比率100.0%) | |||||
| 2023年6月 | 200 | — | 29 | — | 18 |
| 2024年6月 | 224 | 15 | 14 | 6.7 | 7 |
| 2025年6月 | 254 | −12 | −13 | −4.7 | −17 |
| 2026年6月 | 256 | 11 | 9 | 4.3 | 5 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高256億円のうち、営業利益として残るのは11億円で4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金95.7%245億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2025年6月期は営業CFが22億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは11億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は163億円で、売上の7.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年6月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
| 2014年6月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 2015年6月 | −1 | −4 | 13 | −5 | 10 |
| 2016年6月 | 7 | −2 | −2 | 5 | 12 |
| 2017年6月 | 1 | −4 | −2 | −3 | 7 |
| 2018年6月 | 4 | −13 | 26 | −9 | 24 |
| 2019年6月 | 5 | −9 | 14 | −4 | 35 |
| 2020年6月 | 41 | −3 | −3 | 38 | 69 |
| 2021年6月 | −3 | −6 | −9 | −9 | 51 |
| 2022年6月 | 30 | 4 | 43 | 34 | 128 |
| 2023年6月 | 30 | −9 | −9 | 21 | 140 |
| 2024年6月 | 9 | −3 | 24 | 6 | 170 |
| 2025年6月 | 22 | −11 | −16 | 11 | 163 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年6月期の総資産は275億円。このうち返さなくてよい自己資本が90億円で、自己資本比率は32.7%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | 3 | 0 | 3 | — |
| 2013年6月 | 4 | 0 | 4 | — |
| 2014年6月 | 4 | 0 | 4 | 4.7 |
| 2015年6月 | 19 | 10 | 9 | 54.0 |
| 2016年6月 | 26 | 12 | 14 | 45.7 |
| 2017年6月 | 37 | 15 | 22 | 42.1 |
| 2018年6月 | 108 | 14 | 94 | 13.0 |
| 2019年6月 | 170 | 15 | 155 | 8.8 |
| 2020年6月 | 169 | 15 | 154 | 8.8 |
| 2021年6月 | 122 | 23 | 99 | 18.9 |
| 2022年6月 | 208 | 96 | 112 | 46.2 |
| 2023年6月 | 235 | 114 | 121 | 48.3 |
| 2024年6月 | 297 | 110 | 177 | 37.1 |
| 2025年6月 | 275 | 90 | 182 | 32.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中376位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中413位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,576で、1年前と比べて-49.2%。過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 24.9倍 |
| PER (会社予想) | 10.5倍 |
| PBR | 1.25倍 |
| 配当利回り | 0.95% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月14日に1490円と前日比9.6%下落。1ヶ月では2.6%下落し、年初来では54.7%下落と大幅安。25日移動平均線(1503円)をほぼ横ばいで、75日線(1379円)を8%上回る。8月13日には1630円まで上昇したが、14日に急落。出来高は8月14日に5万9500株と急増し、売りが優勢。RSIは49.5と中立圏で、テクニカル的には方向感がないが、高値圏からの調整が続いている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PBR1.19倍は業界平均3.09倍を大きく下回るが、ROEが-17.1%と赤字で、直近営業赤字が続く。配当利回り1.34%は業界平均2.77%の半分以下で、配当性向16.2%も低く、収益悪化がバリュエーションを圧迫しており、実質的な割高感がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 24.9倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 10.5倍 | — |
| PBR | 1.25倍 | 3.51倍 |
| ROE | -17.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績が急変し、2025年6月期に営業赤字見通し。成長鈍化と過剰な投資・費用増加が懸念される。株価は1年で55%下落。一方、旅行需要の回復や新サービスの黒字化に期待する声もある。
- 旅行需要回復
コロナ後、国内外旅行需要は回復基調
- 事業拡大の可能性
動画予約など新サービスで成長余地
- 売上好調
2025年6月期売上254億円と増収予想
- 一過性損失剥落による利益回復2026年Q1影響強
FY25営業赤字12億円のうち構造改革費用が大半、FY26黒字転換期待
- 売上高成長継続による収益基盤拡大通年影響中
FY26売上高予想270億円越え、旅行需要回復で増収基調
- 業績回復時のバリュエーション是正決算発表後影響中
EPSが+になればPER一桁台も、回復感次第で株価反発
- DX投資による業務効率化効果2027年〜2028年影響弱
システム統合で販管費率改善、年間数億円のコスト削減目標
- 営業赤字転落
2025年6月期営業損益 -12億円の見通し
- 競争激化
楽天トラベル、じゃらんなど大手との競合
- ガバナンス懸念
過去の不適切会計などリスクが顕在化
- 赤字継続による財務リスク通年影響強
FY25純損失17億円、自己資本減少で債務超過懸念
- 旅行業界の競争激化による売上停滞継続影響中
OTA間の価格競争で手数料収入減少、粗利圧迫
- 旅行業法改正による規制強化条件付き影響中
新たな消費者保護規制で営業費用増加の可能性
- 信用不安からの株価下落継続継続影響弱
外国人保有4.47%と低く、個人主体で需給脆弱
- 営業損益
- 収益改善の兆しを確認
- 取扱高
- 旅行需要の実勢を反映
- 解約率・会員数
- 顧客基盤の健全性を測る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり15円で、前期から−9.1%。いまの株価に対する利回りは0.95%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年6月 | 10 | — | 24.8 |
| 2018年6月 | 40 | 300.0 | 29.6 |
| 2019年6月 | 10 | −75.0 | — |
| 2020年6月 | 5 | −50.0 | 60.2 |
| 2021年6月 | 10 | 100.0 | 12.9 |
| 2022年6月 | 20 | 100.0 | 8.4 |
| 2023年6月 | 22 | 10.0 | 10.9 |
| 2024年6月 | 20 | −9.1 | 16.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥15
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ3,935人。区分でいちばん多いのは個人・その他で84.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.2%を占め、残る89.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年6月% | 2021年6月% | 2022年6月% | 2023年6月% | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 84.2 | 79.0 | 70.7 | 73.1 | 85.6 | 84.4 |
| 金融機関 | 0.0 | 2.3 | 13.2 | 12.5 | 7.7 | 7.5 |
| 自己株式 | 0.7 | 0.7 | 0.0 | 0.0 | 6.8 | 6.8 |
| 外国法人 | 9.9 | 10.6 | 11.6 | 10.5 | 3.4 | 4.4 |
| 事業法人 | 4.9 | 4.2 | 2.0 | 1.7 | 1.8 | 2.7 |
| 証券会社 | 1.0 | 3.9 | 2.5 | 2.1 | 1.4 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 中村 俊一 | 62.04 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.25 |
| 03 | DAIWA CM SINGAPORE LTD- NOMINEE YAGI RIEKO(常任代理人 大和証券株式会社) | 1.94 |
| 04 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.60 |
| 05 | 下中 佳生 | 1.13 |
| 06 | 株式会社中村 | 1.07 |
| 07 | 株式会社OCEAN | 0.94 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口4) | 0.56 |
| 09 | KIA FUND 497 KIA TRANSITION ASIA IAD NO.1 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 0.56 |
| 10 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.40 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-16中村 俊一新規の大量保有報告68.95%+6.91pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で+1486%、1株純資産は11期で+687%。直近期のROEは-17.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年6月 | −5 | — | — | — | — |
| 2013年6月 | 3 | — | — | — | — |
| 2014年6月 | 4 | — | 292.5 | — | — |
| 2015年6月 | 18 | 154 | 21.1 | 166.9 | — |
| 2016年6月 | 22 | 176 | 13.3 | 105.3 | 29.1 |
| 2017年6月 | 36 | 227 | 17.8 | 90.1 | 24.8 |
| 2018年6月 | 51 | 208 | 4.1 | 146.1 | 29.6 |
| 2019年6月 | 27 | 222 | 12.7 | 133.2 | — |
| 2020年6月 | 11 | 221 | 4.8 | 399.7 | 60.2 |
| 2021年6月 | 126 | 342 | 44.7 | 60.7 | 12.9 |
| 2022年6月 | 225 | 1,282 | 27.0 | 37.3 | 8.4 |
| 2023年6月 | 243 | 1,510 | 17.4 | 40.5 | 10.9 |
| 2024年6月 | 95 | 1,481 | 6.4 | 54.5 | 16.2 |
| 2025年6月 | −230 | 1,209 | −17.1 | — | — |
| 2026年6月 | 63 | — | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/6期の役員報酬は総額123百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中村俊一 | 代表 取締役社長 | 43 | 5,035,000 |
| 中島照 | 取締役 | 52 | 6,000 |
| 三島健 | 取締役 | 53 | — |
| 雷蕾 | 取締役 | 41 | 300 |
| 永田ゆかり | 取締役 | 45 | — |
| 児玉尚人 | 常勤監査役 | 44 | 300 |
| 角田千佳 | 監査役 | 41 | 300 |
| 小椋明子 | 監査役 | 44 | — |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 98 | 98 | 49 |
| 社外監査役 | 3 | 17 | 17 | 6 |
| 社外取締役 | 4 | 8 | 8 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,480字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,040字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,446字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,347字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第20期(2025/07/01-2026/06/30)2026-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2024/07/01-2025/06/30)2025-10-31
- 半期報告書半期報告書-第19期(2024/07/01-2025/06/30)2025-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2023/07/01-2024/06/30)2024-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第2四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2022/07/01-2023/06/30)2023-09-27
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(令和3年7月1日-令和4年6月30日)2022-09-26
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