概要
さくらさくプラスは、認可保育所を中心とした子育て支援サービスを提供する持株会社である。東京都23区を主力に88施設を運営し、2025年7月期の売上高は184億円、従業員数は1,804名。子会社を通じて保育運営、研修、不動産開発、進学塾、フェムケア事業などを展開する。
認可保育所を中核とする子ども・子育て支援事業
当社グループの中核事業は、子会社である株式会社さくらさくみらいが運営する保育サービスである。認可保育所、東京都認証保育所、小規模認可保育所を展開し、2024年7月期末時点で88施設を運営する。うち認可保育所は87施設(東京都23区内82施設、首都圏2施設、大阪3施設)で、東京都認証保育所が1施設である。保育所の運営収入は、認可保育所では自治体からの施設型給付(委託費)、認証保育所では利用者からの保育料と自治体からの運営費補助金で構成される。
グループ会社を通じた多角化戦略
当社グループは、保育事業の周辺領域へ事業を多角化している。連結子会社には、保育所運営の株式会社さくらさくみらい、保育研修を手掛ける株式会社保育のデザイン研究所、ITシステム開発の株式会社みらいパレット、進学塾運営の株式会社VAMOS、フェムケア商品販売の株式会社YELL、不動産仲介・管理の株式会社さくらさくパワーズ、食育支援の株式会社みんなのみらいなどがある。また、ベトナムのHana TED.,JSCを持分法適用関連会社としているが、同事業は現在停止している。
都心集中型の施設展開と収益構造
保育施設は東京都23区に集中して立地する。駅からの利便性の高いエリアを選定し、利用者と保育士の双方から選ばれる施設づくりを掲げる。施設数の推移は、2020年7月期の60施設から2024年7月期には89施設まで増加したが、2025年7月期は88施設と微減している。収益は保育所の運営委託費が中心であり、売上高は2020年7月期の76億円から2025年7月期には184億円へと拡大した。一方、営業利益率は2025年7月期で6.2%と、まだ安定的な収益基盤の構築途上にある。
不動産開発と子育て支援住宅事業
当社グループは保育所運営で培った不動産ノウハウを活かし、子育て支援住宅の企画・開発にも取り組む。子会社の株式会社さくらさくパワーズが不動産仲介・コンサルティングを、持分法適用関連会社の株式会社あかるいみらいアセットが不動産管理を担う。東京都が推進する「東京こどもすくすく住宅認定制度」に対応した新築集合住宅の企画開発を行い、保育所と住宅を連携させた事業モデルを構築している。
業界の中での役割は保育サービス提供者・子育て支援インフラ運営者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 保育所 | 153億円 | 83.6% | — | — |
| その他 | 30億円 | 16.4% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01保育所運営主力
東京都23区を中心に認可保育所82施設、東京都認証保育所1施設、首都圏・大阪に認可保育所5施設を運営。児童福祉法に基づく認可保育所と東京都独自の認証保育所の2形態で、保育サービスを提供する。委託費や運営費補助金を自治体から受け、利用者からも保育料を徴収する。
- 認可保育所
- 国が定めた基準を満たし自治体から認可された保育施設。東京都23区、千葉、埼玉、大阪で運営し、施設型給付を委託費として受ける。
- 東京都認証保育所
- 東京都独自の基準で認証する保育所。認可保育所では対応しきれない都市部の保育ニーズに応える。利用者からの保育料と自治体からの運営費補助金で運営。
02子育て支援住宅・不動産準主力
保育ノウハウと不動産企画力を活かし、子育て世帯向け住宅「東京こどもすくすく住宅」を開発。保育所に適した物件情報を活用した不動産仲介・コンサルティングや、保育所特化型の私募ファンド組成・運用も行う。
- 東京こどもすくすく住宅
- 東京都認定の子育て支援住宅。子どもが安全に暮らせる設備を備え、子育て世帯向けに企画・開発する。
03保育研修副次
保育士や保育関係者向けに、集合研修やオンライン研修を実施。300講座以上のオンライン研修を通じて、業界全体の保育の質向上に貢献する。
- オンライン研修
- 保育の質向上を目的とした研修サービス。300講座を超えるオンライン講座を提供し、保育士のスキルアップを支援する。
04その他子育て支援その他
中学受験指導の進学塾「VAMOS」や、テクノロジーで子育てを支援するみらいパレット等を通じ、子育て環境を創出。フェムケア・フェムテック商品で女性の健康を支援する。
- 進学塾VAMOS
- 中学受験指導をメインとする進学塾。子育て中の家庭の教育ニーズに応える。
- フェムケア・フェムテック商品
- 女性の健康を支援する商品群。働き手不足の解消にも寄与する。
製品と技術
保育サービス:認可・認証保育所の運営
主力サービスは、子会社さくらさくみらいによる認可保育所および東京都認証保育所の運営である。認可保育所は児童福祉法に基づき、施設の広さや保育士数など国の基準を満たした施設で、東京都23区を中心に千葉、埼玉、大阪にも展開する。認証保育所は東京都独自の制度で、認可保育所の不足を補う役割を担う。保育方針として「愛情をたっぷりと注ぎあわてず個性を伸ばす」を掲げ、幼児教育プログラム「CLiP」を導入している。
保育の質向上のための研修事業
株式会社保育のデザイン研究所は、保育士や保育関係者向けの研修事業を展開する。集合研修に加え、300講座を超えるオンライン研修のサブスクリプションサービスを提供し、保育業界全体の質向上を図る。また、さくらさくみらいでは職員の資質向上を重視し、インナーブック「たいせつなこと」や「さくらさくみらいみんなの保育指針」を作成して共有している。
進学塾・IT・フェムケアの周辺事業
進学塾事業では、完全子会社の株式会社VAMOSが中学受験指導をメインに展開する。IT事業では株式会社みらいパレットが保育所のICT化や情報資産を活用したサービスを開発する。フェムケア事業では株式会社YELLが女性の健康を支援する商品を企画販売する。これらの周辺事業は、中核の保育事業で獲得した顧客基盤やノウハウを活用し、共働き家族向けの総合ソリューションを目指す。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
保育・介護サービスで安定成長、利益率6%
さくらさくプラスは、保育所や介護施設を運営するサービス企業で、社会的インフラとしての需要が安定している。売上高は2023年7月期の138億円から2025年7月期には184億円と緩やかに拡大し、営業利益率も4.7%から6.0%へと改善した。同業他社のジンジブやJSHは人材派遣や業務委託が中心であり、事業モデルが異なる。同社は自治体との契約に基づく公定価格で収入を得るため、景気変動の影響を受けにくいが、人件費高騰や規制変化が収益を圧迫する。規模はイオンファンタジーより小さいものの、保育需要の高まりや待機児童対策で将来性は高い。ただし、地域密着型ゆえに展開エリアが限定される。
強み
- 保育・介護は社会ニーズが高く、景気変動に左右されにくい事業
- 利益率が4.7%から6.0%に上昇。定員稼働率向上が寄与
- 自治体との連携で安定的な収入基盤を確保。新規開設も支援
- さくらさくプラスのブランドで利用者からの信頼が高く、入所待ち
課題
- 保育士・介護職の賃金上昇や人手不足でコストが増加し利益を圧迫
- 公定価格や認可条件の変更が収益に直結。政策リスクがある
- 事業が特定地域に集中しており、全国展開に時間と投資が必要
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がさくらさくプラス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9731白洋舎 | 132億円 | 4.5倍 |
| 2 | 6035アイ・アールジャパンホールディングス | 131億円 | 14.6倍 |
| 3 | 5869早稲田学習研究会 | 128億円 | 13.0倍 |
| 4 | 6083ERIホールディングス | 127億円 | 11.6倍 |
| 5 | 7097さくらさくプラス | 126億円 | 16.2倍 |
| 6 | 6030アドベンチャー | 126億円 | 24.9倍 |
| 7 | 9564FCE | 124億円 | 17.8倍 |
| 8 | 4347ブロードメディア | 124億円 | 15.0倍 |
| 9 | 6044三機サービス | 124億円 | 14.3倍 |
| 10 | 2428ウェルネット | 123億円 | 11.1倍 |
| 11 | 6091ウエスコホールディングス | 122億円 | 13.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 21件
保育所運営会社としての創業(2009年)
2009年8月、保育所の運営を目的として株式会社ブロッサム(資本金8,000千円)を東京都渋谷区に設立した。2010年2月には埼玉県和光市で初の家庭保育室「わこうさくらさくほいくえん」(後に小規模保育施設「さくらさくみらい和光」)を開設したが、2024年3月に閉園している。創業時は小規模な施設から事業を開始した。
認証保育所から認可保育所へ拡大(2011〜2014年)
2011年3月、東京都中央区で初の認証保育所「つきしまさくらさくほいくえん」を開設した。2014年4月には大阪府大阪市で初の認可保育所「もとまちさくらさくほいくえん」と「ぜんげんじさくらさくほいくえん」を2園同時に開設。同年9月には関東初の認可保育所「はやみやさくらさくほいくえん」を東京都練馬区に開設し、認可施設への事業シフトを加速した。
持株会社体制への移行と上場(2017〜2020年)
2017年8月、株式移転により株式会社さくらさくプラス(資本金50,000千円)を設立し、株式会社ブロッサムを完全子会社化した。2019年1月には株式会社ブロッサムの社名を株式会社さくらさくみらいに変更。2020年10月には東京証券取引所マザーズに株式を上場し、資金調達力を高めた。この間、運営施設数は2017年4月の21施設から2020年4月には60施設へと急速に増加した。
M&Aによる事業多角化(2021年)
2021年は多角化の年となった。4月にITと情報資産を活用した子育て支援を目的に株式会社みらいパレットを設立。6月には中学受験指導の進学塾運営会社である株式会社VAMOSを完全子会社化。9月には食育や子育て世帯支援を目的に株式会社みんなのみらいを設立した。これらの子会社を通じて、保育以外の子育て関連サービスへ事業領域を広げた。
グロース市場への移行と施設数ピーク(2022年〜)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場に移行した。運営施設数は2023年7月期に88施設、2024年7月期に89施設とピークを迎え、その後2025年7月期は88施設と横ばいとなった。2025年7月期の売上高は184億円、営業利益11億円、純利益6億円と増収増益を達成したが、利益水準は前期から微増にとどまった。
フェムケア事業への参入(2024年)
2024年9月、当社グループは株式会社YELLを完全子会社化し、フェムケア・フェムテック事業に参入した。これは女性の健康課題を解決する製品の企画販売を行うもので、共働き家族・子育て家族への総合ソリューションを強化する狙いがある。YELLの買収により、従来の保育・教育・不動産に加え、女性の健康支援という新たな軸を加えた。
年表21件を開く
2000年代
- 2009年8月創業保育所の運営を目的として、株式会社ブロッサム(資本金8,000千円、現「株式会社さくらさくみらい」)を東京都渋谷区に設立
2010年代
- 2010年2月埼玉県和光市において株式会社ブロッサムとして初の家庭保育室「わこうさくらさくほいくえん」(現小規模保育施設「さくらさくみらい和光」)を開設(2024年3月に閉園)
- 2011年1月株式会社ブロッサムの本社を東京都渋谷区から東京都中央区に移転
- 2011年3月東京都中央区において株式会社ブロッサムとして初の認証保育所(東京都認証保育所)「つきしまさくらさくほいくえん」(現「さくらさくみらい月島」)を開設
- 2014年4月大阪府大阪市において株式会社ブロッサムとして初の認可保育所「もとまちさくらさくほいくえん」(現「さくらさくみらい元町」)(浪速区)、「ぜんげんじさくらさくほいくえん」(現「さくらさくみらい善源寺」)(都島区)を2園同時に開設
- 2014年9月東京都練馬区において関東では株式会社ブロッサムとして初の認可保育所「はやみやさくらさくほいくえん」(現「さくらさくみらい早宮」)を開設
- 2016年11月同区内(東京都中央区)に本社移転
- 2017年4月株式会社ブロッサムの運営施設が21施設となる
- 2017年8月M&A株式移転により株式会社さくらさくプラス(資本金50,000千円)を東京都中央区に設立し、株式会社ブロッサムを完全子会社化
- 2018年4月株式会社ブロッサムの運営施設が30施設となる
- 2018年5月不動産関連事業を営むことを目的に、100%子会社として株式会社さくらさくパワーズを設立
- 2019年1月商号変更株式会社ブロッサムの社名を株式会社さくらさくみらいに変更
- 2019年3月創業不動産事業の強化を目的として、株式会社あかるいみらいアセットを設立し、持分法適用関連会社化
- 2019年10月株式会社さくらさくプラスの本社を東京都中央区銀座一丁目16番1号から東京都千代田区有楽町一丁目2番2号に移転
- 2019年12月ベトナムにおける子ども・子育て支援事業の展開を目的として、Hana TED.,JSCの持分を24.5%取得し、持分法適用関連会社化
2020年代
- 2020年4月株式会社さくらさくみらいの運営施設が60施設となる
- 2020年10月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2021年4月創業ITと情報資産の活用による子育て支援を目的として、株式会社みらいパレットを設立
- 2021年6月M&A乳幼児期から中学受験期に至るまでの教育の一環サポートを目的として、株式会社VAMOSを全株式の取得により完全子会社化
- 2021年9月創業食育や子育て世帯の支援を目的として、株式会社みんなのみらいを設立
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
優秀な人材の確保・育成
研修制度の充実、労働環境の構築、適切な人事制度などにより、働きやすくモチベーションを維持できる環境を整え、優秀な人材を確保・育成する。
- 02
組織力の強化
コンプライアンス委員会の運営、ブランドブックの作成・更新、情報共有・管理の精緻化、システム投資等により、本部機能と現場運営の質を向上させる。
- 03
新規事業への進出
既存事業の経営資源を活用し、子ども・子育て関連や周辺領域(例:フェムケア事業、子育て支援住宅)へ進出。新領域の事業化・収益化の仕組みを整備する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で1,804人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は500万円で、5期前と比べて−36.5%。平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は6.7年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 787 | 44.5 | 3.1 | 1,100 | — |
| 2021年7月 | 662 | 41.2 | 3.6 | 1,380 | — |
| 2022年7月 | 600 | 42.0 | 4.8 | 1,641 | — |
| 2023年7月 | 600 | 42.9 | 5.4 | 1,730 | — |
| 2024年7月 | 500 | 41.4 | 6.5 | 1,771 | 45 |
| 2025年7月 | 500 | 42.8 | 6.7 | 1,804 | 61 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 6 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社さくらさくパワーズ(注)2、3東京都千代田区議決権100.0%
- 国内株式会社みらいパレット東京都千代田区議決権100.0%
- 国内株式会社VAMOS東京都武蔵野市議決権100.0%
- 国内株式会社みんなのみらい東京都千代田区議決権95.0%
- 国内株式会社保育のデザイン研究所神奈川県藤沢市議決権100.0%
- 国内株式会社YELL東京都千代田区議決権100.0%
- 海外Hana TED.,JSC (注)6Hanoi,Viet Nam議決権24.5%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は184億円、営業利益は11億円。前期と比べると増収増益で、売上が+7.0%、利益が+37.5%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 178億円 | 184億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 11億円 |
| 純利益 | 8億円 | 6億円 |
| 1株あたり配当 | ¥28 | ¥28 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は54億円、営業利益は5億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+28.6%、営業利益は+150.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 37 | 2 | 5.4 | 2 |
| 2023年4Q | 35 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 35 | 1 | 2.9 | 0 |
| 2024年2Q | 36 | 1 | 2.8 | 2 |
| 2024年3Q | 42 | 2 | 4.8 | 2 |
| 2024年4Q | 59 | 4 | 6.8 | 2 |
| 2025年2Q | 76 | 2 | 2.6 | 1 |
| 2025年4Q | 108 | 9 | 8.3 | 5 |
| 2026年2Q | 83 | 5 | 6.0 | 3 |
| 2026年3Q | 54 | 5 | 9.3 | 5 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2018年7月期からの8期で、売上は32億円から184億円へ5.8倍に増えた。直近期の営業利益率は6.0%。売上は7期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 不動産関連事業を営むことを目的に、100%子会社として株式会社さくらさくパワーズを設立 | |||||
| 2018年7月 | 32 | — | 7 | — | 4 |
| 不動産事業の強化を目的として、株式会社あかるいみらいアセットを設立し、持分法適用関連会社化 | |||||
| 2019年7月 | 52 | — | 14 | — | 7 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2020年7月 | 76 | — | 15 | — | 9 |
| ITと情報資産の活用による子育て支援を目的として、株式会社みらいパレットを設立 | |||||
| 2021年7月 | 100 | — | 16 | — | 10 |
| 2022年7月 | 120 | — | 12 | — | 4 |
| 2023年7月 | 138 | — | 5 | — | 3 |
| 2024年7月 | 172 | 8 | 9 | 4.7 | 6 |
| 2025年7月 | 184 | 11 | 10 | 6.0 | 6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高184億円のうち、営業利益として残るのは11億円で6.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.2%155億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.2%17億円
- その他の費用持分法損益などの調整0.5%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.0%11億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年7月期は営業CFが23億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは21億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は25億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年7月 | 8 | −15 | 7 | −7 | 3 |
| 2019年7月 | 15 | −20 | 11 | −5 | 9 |
| 2020年7月 | 18 | −17 | −2 | 1 | 8 |
| 2021年7月 | 17 | −27 | 14 | −10 | 12 |
| 2022年7月 | 2 | −13 | 14 | −11 | 14 |
| 2023年7月 | 1 | −15 | 8 | −14 | 7 |
| 2024年7月 | 31 | −11 | −13 | 20 | 15 |
| 2025年7月 | 23 | −2 | −10 | 21 | 25 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2025年7月期の総資産は133億円。このうち返さなくてよい自己資本が58億円で、自己資本比率は43.9%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年7月 | 38 | 7 | 31 | 17.1 |
| 2019年7月 | 65 | 13 | 52 | 20.6 |
| 2020年7月 | 81 | 23 | 58 | 28.3 |
| 2021年7月 | 114 | 43 | 71 | 37.2 |
| 2022年7月 | 134 | 47 | 87 | 34.5 |
| 2023年7月 | 145 | 49 | 96 | 34.0 |
| 2024年7月 | 136 | 53 | 83 | 38.6 |
| 2025年7月 | 133 | 58 | 74 | 43.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中282位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中487位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,753で、1年前と比べて+3.2%。過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 16.2倍 |
| PER (会社予想) | 14.7倍 |
| PBR | 1.88倍 |
| 配当利回り | 1.02% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月末に高値圏から急落し、8月19日には2,725円まで下落。直近1ヶ月で9.49%下落、25日移動平均線(2,841円)を約4%下回る。52週高値(3,350円)からは約18.7%下落し、下値支持線を探る展開。出来高は7月29日に22,900株と膨らんだ後、高止まりしており、売り圧力が続く。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが16.37倍と同業他社平均の23.03倍を大きく下回り、予想PERも14.8倍と低水準。PBRは1.9倍で平均3.31倍を下回る。ROEは11%と健全で、配当利回りは1.01%と平均2.31%に比べ低いが、配当性向34%で増配余地がある。業績は増収増益基調で、割安な水準にあるが、配当利回りの低さが投資魅力をやや減じる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 16.2倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 14.7倍 | — |
| PBR | 1.88倍 | 3.51倍 |
| ROE | 11.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
保育需要の高まりと政府支援を背景に成長が期待される一方、保育士不足や運営コスト上昇が課題。強気派は、売上高・利益の拡大基調と、待機児童問題を背景とした需要の安定性を評価する。弱気派は、人件費増による収益圧迫や、競争激化・規制変化のリスクを指摘する。
- 需要の高まり
待機児童問題を背景に保育サービスの需要は堅調。
- 増収増益基調
売上高、営業利益とも拡大傾向にあり、収益性も改善。
- 政策の追い風
政府の保育所拡充政策が事業環境を後押しする。
- 売上高184億円・営業利益11億円と過去最高級決算発表後影響中
売上高184億円、営業利益11億円、営業利益率5.98%と改善
- 予想PER14.8倍は実績16.37倍から改善決算発表後影響中
実績PER16.37倍に対し予想PER14.8倍で、来期の増益期待
- 営業利益率が4.65%から5.98%へ上昇通年影響中
営業利益率は前期4.65%から5.98%に改善し、収益力が向上
- ROE11%と高く資本効率が良好継続影響弱
ROE11%と高水準で、PBR1.9倍に見合う利益成長
- 保育士不足
保育士の確保難が事業拡大の制約となる可能性。
- コスト上昇
人件費や施設運営費の上昇が利益を圧迫する。
- 競争激化
参入企業が増え、施設獲得競争が激化している。
- 純利益は6億円と前期横ばいで伸び悩み通年影響中
純利益は6億円と前期6億円からほぼ横ばい
- 売上高成長率が前期+24%から+7%へ減速通年影響中
売上高は172億円→184億円と+7%増で、前期の+24%増から鈍化
- PBR1.9倍はROE11%に対して割高水準継続影響弱
PBR1.9倍、ROE11%でバリュエーションはやや高め
- 外国人保有は0.8%と低く需給が細い継続影響弱
外国法人等の持株比率0.8%と低く、資金流入が限定的
- 施設数
- 事業規模の拡大を示す指標であり、成長性を測る。
- 定員稼働率
- 既存施設の収益効率を反映する。
- 人件費比率
- 主なコストであり、収益性に直結する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり28円で、前期から+20.0%。いまの株価に対する利回りは1.02%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年7月 | 10 | — | 42.2 |
| 2023年7月 | 12 | 20.0 | — |
| 2024年7月 | 20 | 66.7 | — |
| 2025年7月 | 24 | 20.0 | 34.0 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥28
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ5,519人。区分でいちばん多いのは個人・その他で56.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.2%を占め、残る57.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 56.9 | 56.0 | 59.8 | 59.2 | 53.6 | 56.6 |
| 事業法人 | 43.1 | 37.8 | 36.5 | 38.0 | 43.7 | 42.2 |
| 自己株式 | — | — | — | — | 4.6 | 3.8 |
| 外国法人 | — | 0.2 | 0.2 | 0.4 | 0.4 | 0.8 |
| 証券会社 | — | 5.4 | 3.2 | 2.1 | 1.7 | 0.4 |
| 金融機関 | — | 0.6 | 0.3 | 0.1 | 0.6 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社TKS | 14.66 |
| 02 | 株式会社だいぎ | 10.52 |
| 03 | 株式会社プラスユー | 10.16 |
| 04 | 中山 隆志 | 9.97 |
| 05 | 田中 順也 | 4.14 |
| 06 | 西尾 義隆 | 3.94 |
| 07 | 株式会社クリエイトバリュー | 3.55 |
| 08 | 森田 周平 | 2.69 |
| 09 | 株式会社フルタイムシステム | 1.42 |
| 10 | 政岡 元 | 1.31 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-30森田 周平新規の大量保有報告2.66%
- 2026-06-23森田 周平新規の大量保有報告2.66%-0.06pt
- 2026-06-18西尾 義隆変更報告1.58%-2.33pt
- 2026-06-17西尾 義隆新規の大量保有報告1.58%-2.33pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で+45%、1株純資産は8期で+668%。直近期のROEは11.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年7月 | 97 | 173 | 78.2 | — | — |
| 2019年7月 | 185 | 357 | 69.7 | — | — |
| 2020年7月 | 247 | 604 | 51.4 | — | — |
| 2021年7月 | 231 | 985 | 29.3 | 9.2 | — |
| 2022年7月 | 82 | 1,039 | 8.2 | 14.3 | 42.2 |
| 2023年7月 | 72 | 1,090 | 6.8 | 9.6 | — |
| 2024年7月 | 138 | 1,221 | 11.9 | 7.3 | — |
| 2025年7月 | 140 | 1,326 | 11.0 | 18.0 | 34.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/7期の役員報酬は総額103百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 西尾義隆 | 代表取締役 社長 | 52 | 1,124,000 |
| 中山隆志 | 取締役副社長 | 54 | 1,124,000 |
| 森田周平 | 取締役専務 | 50 | 285,000 |
| 北村聡子 | 取締役 | 55 | — |
| 野中利夫 | 常勤監査役 | 73 | — |
| 横田絵美 | 監査役 | 41 | 4,000 |
| 金井重高 | 監査役 | 47 | 15,000 |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 86 | 86 | 29 |
| 社外取締役 | 3 | 15 | 15 | 5 |
| 監査役 | 1 | 2 | 2 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,514字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,191字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,174字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,538字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第9期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-23
- 半期報告書半期報告書-第8期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第7期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-24
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-12
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-13
- 四半期報告書四半期報告書-第7期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-26
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-12
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第6期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-26
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