本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ブロードメディア

Broadmedia Corporation4347 · Standard · サービス業

通信制高校、日本語教育、AI・プログラミング教育、放送事業、テクノロジー事業を展開する複合企業。教育と技術の両軸で事業を多角化。

概要

ブロードメディアは1996年にCS放送の会員サービスを事業として設立され、その後CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)事業や教育事業へと事業領域を拡大した企業である。2026年3月期の連結売上高は158億円、営業利益11億円。東証スタンダード市場に上場し、従業員数は716名。現在は通信制高校やIT人材育成を手がける「教育」セグメントと、CDN・クラウドゲーム配信技術を提供する「技術」セグメントを収益の二本柱とする。

教育・技術・スタジオの4セグメント構成

ブロードメディアは2026年3月期時点で、教育、スタジオ・プロダクション、技術、その他の4つの報告セグメントを有する。2026年3月期のセグメント売上高は、教育が55億700万円、スタジオ・プロダクションが16億1357万円、技術が65億7842万円、その他が22億4388万円(ただし放送セグメントは2026年3月に釣りビジョン株式譲渡で終了)である。営業利益は教育が9億6600万円、スタジオ・プロダクションが2810万円、技術の営業利益は連結全体から他セグメントを差し引いた形となるが、記載はない。技術セグメントはアカマイサービス(CDN・セキュリティ)、クラウドソリューション、デジタルシネマサービス、ホテルネットワーク、DXシステム開発など複数の事業を内包し、最大の売上セグメントである。教育セグメントは通信制高校の運営を中心に、日本語教育やプログラミングスクールを展開する。その他セグメントにはeスポーツ推進事業やゲームパブリッシング事業が含まれる。

通信制高校とIT人材育成を軸とする教育事業

教育セグメントは、ルネサンス高等学校グループ(ルネサンス高等学校、ルネサンス豊田高等学校、ルネサンス大阪高等学校)の広域通信制高校運営を中核とする。2026年3月期の教育セグメント売上高は前年比2.3%増の55億700万円、営業利益は9億6600万円(前年8億4121万円)と増益を達成した。通信制高校事業は大阪校と豊田校が定員充足に至った一方、大子校の在籍数が減少し減収減益となったが、日本語教育事業(ルネサンス日本語学院)が受講者増で黒字化した。AI・プログラミング教育事業では、テックキャンプやテックキャンプ高等学院の運営に加え、2023年に子会社化したdiv(プログラミングスクール)とdivキャリア(IT転職支援)が第4四半期に黒字化を達成。法人向け研修やAI教育(テックキャンプAIカレッジ)が好調で全体の損失が大幅に縮小した。教育セグメントはグループの収益を牽引する安定事業である。

CDNからクラウドゲームまで広がる技術事業

技術セグメントは、ブロードメディアの創業以来の技術基盤を活かした多角的事業群である。アカマイサービスでは、米アカマイテクノロジーズ社の主要リセラーとしてWAF(Webアプリケーションファイアウォール)やCDNサービスを提供。クラウドソリューションでは、フィンランドの子会社Oy Gamecluster Ltd.を通じてクラウドゲーム配信技術「G-cluster XR」を通信事業者やIPTV事業者に提供する。デジタルシネマサービスでは、映画館向けにDCP配信サービス「ブロードメディアCDN for theater」や上映システムの設計・販売・レンタルを行う。ホテル客室向けインターネットサービスや、システムデザイン開発(子会社)によるDXシステム開発、divxによるAIソリューションも展開。2026年3月期の技術セグメント売上高は前年比12.4%増の65億7842万円とグループ最大であり、クラウド需要やセキュリティ需要の拡大を背景に成長している。

業界の中での役割は教育サービスと技術ソリューションを提供する複合サービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
158億円
営業利益
11億円
営業利益率
7.0%
純利益
8億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
技術62億円39.5%9億円14.5%
教育55億円35.0%10億円18.2%
放送22億円14.0%1億円4.5%
スタジオ・プロダク ション16億円10.2%0億円0.0%
その他2億円1.3%-1億円-50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01教育主力

イーラーニングシステムを利用した広域通信制高校「ルネサンス高等学校グループ」の運営、日本語教師養成講座や外国人向け日本語研修、プログラミングスクール「テックキャンプ」等を展開。

主な製品・サービス2
ルネサンス高等学校グループ
イーラーニングシステムを活用した広域通信制高校。自宅での学習を中心に、スクーリングやサポート体制を整備。
テックキャンプ
プログラミングスクール。短期間で実践的なスキルを習得できるカリキュラムを提供。

02放送準主力

衛星基幹放送「BS釣りビジョン」の番組制作・放送、ケーブルテレビ局への番組供給、映像の受託制作を行う。釣り専門チャンネルとして独自のポジションを築く。

主な製品・サービス1
BS釣りビジョン
釣り専門の衛星放送チャンネル。釣り番組を制作・放送し、ケーブルテレビ局などに番組を供給。

03テクノロジー準主力

CDNサービスやWAFサービス、クラウドゲーム配信技術、デジタルシネマ配信サービス、ホテル向けインターネットサービスなどを提供。通信事業者やコンテンツ配信事業者などを顧客とする。

主な製品・サービス4
CDNサービス
コンテンツを最適な形で配信するためのネットワークサービス。大容量コンテンツの高速配信を実現。
WAFサービス
Webアプリケーションファイアウォールサービス。サイバー攻撃からWebサイトを保護。
G-cluster XR
3DCGコンテンツをクラウドから配信するサービス。XR(クロスリアリティ)コンテンツの配信を可能にする。
ブロードメディアCDN for theater
映画のDCPデータを配信するサービス。デジタルシネマの上映システムも提供。

04その他その他

eスポーツチーム「CAG OSAKA」の運営、ゲームソフトの企画・開発・販売などを行う。

製品と技術

アカマイリセラーとしてのCDN・セキュリティサービス

ブロードメディアの技術事業の中核は、米アカマイテクノロジーズ社の主要リセラーとして提供するCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)サービスである。2005年にCDNソリューションズを子会社化して以降、Webサイトや動画配信の高速化・安定化を実現するCDNに加え、サイバー攻撃からサイトを防御するWAF(Webアプリケーションファイアウォール)サービスを提供している。これらのサービスは、通信事業者やコンテンツ事業者、企業向けに販売され、トラフィック量やセキュリティ要件に応じてカスタマイズ可能。2026年3月期の技術セグメント売上高65.7億円のうち、アカマイサービスが大きな割合を占める。また、ブロードメディアはグローバルなプライベートネットワーク「Aryaka」や、画像解析AIソリューション「Vue.ai」など、付加価値の高いソリューションも併せて提供している。

クラウドゲーム配信技術G-cluster XRの展開

ブロードメディアは2003年にフィンランドのOy Gamecluster社と業務提携し、クラウドゲーム分野に参入した。同社の技術を基盤に開発した「G-cluster XR」は、ゲームや3DCGコンテンツをクラウドでレンダリングし、スマートフォンやタブレット、テレビなどの多様な端末にリアルタイム配信するサービスである。通信事業者やIPTV事業者向けに提供され、ユーザーは高額なゲーム機を必要とせずに高品質なゲーム体験が可能となる。2020年にはブロードメディアGCが子会社としてクラウドゲーム事業を承継したが、2020年の吸収合併により再び直接運営。2026年時点でもOy Gamecluster Ltd.が技術開発を担い、XR(クロスリアリティ)分野への応用も進めている。この技術は、デジタルシネマサービスにおける映画配信の効率化とも連携している。

通信制高校ルネサンスと日本語・プログラミング教育

教育セグメントの中核は、広域通信制高校「ルネサンス高等学校グループ」である。ルネサンス高等学校(大子校)、ルネサンス豊田高等学校、ルネサンス大阪高等学校の3校を運営し、イーラーニングシステムを活用した個別最適化学習を提供。eスポーツコースやプログラミングコースなど独自のオプションを設け、生徒の多様なニーズに対応する。日本語教育事業「ルネサンス日本語学院」では、登録日本語教員養成講座や外国人向け日本語研修を提供。AI・プログラミング教育では、プログラミングスクール「テックキャンプ」やAIリテラシー教育「テックキャンプAIカレッジ」を運営し、社会人リスキリング市場に対応する。2023年に子会社化したdivは、IT業界特化転職支援サービス「divエージェント」も展開し、教育から就職まで一貫した人材育成・支援を目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

メディア関連で成長中、収益改善進む

ブロードメディアはサービス業に属し、売上高は2024年3月期142億円から2026年3月期には158億円へと増加基調にあり、営業利益率も4.52%から6.96%へ改善している。同社はメディア関連サービスを主力とし、業界内では中規模のプレイヤーとして位置づけられる。競合他社であるジンジブやイシンと比較すると、売上規模では上回る一方、収益性ではアルトナーの15%には及ばない。また、売上成長率は緩やかであり、市場シェアの拡大が課題となる。内需依存度が高いものの、デジタル化対応などで差別化を図る余地がある。

強み

  • 直近3期で売上高が142億円から158億円へと増加し、安定した成長基調を維持。
  • 営業利益率が4.52%から6.96%へ上昇し、経営効率が改善している。
  • 同業他社と比較して中規模規模であり、機動的な事業展開が可能。
  • メディア関連を中心に複数サービスを展開し、リスク分散につなげている。

課題

  • 営業利益率は改善傾向だが、アルトナーの15%には依然として及ばず、さらなる向上が課題。
  • 売上高成長率は直近で約2%と緩やかで、市場拡大のスピードに追随する必要がある。
  • 国内市場に依存しており、海外展開や新領域開拓によるリスク分散が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がブロードメディア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15869早稲田学習研究会128億円13.0倍
26083ERIホールディングス127億円11.6倍
36030アドベンチャー126億円24.9倍
47097さくらさくプラス126億円16.2倍
54347ブロードメディア124億円15.0倍
69564FCE124億円17.8倍
76044三機サービス124億円14.3倍
82428ウェルネット123億円11.1倍
96091ウエスコホールディングス122億円13.4倍
102130メンバーズ122億円9.6倍
111717明豊ファシリティワークス120億円11.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

CS放送会員サービスからスタートした1996年

ブロードメディアは1996年9月、一般放送事業を行うためスカイインターナショナル企画株式会社として東京都中央区に設立された。1998年11月には株式会社デジタルクラブに社名変更し、デジタル通信衛星放送やインターネットサービスに事業領域を広げた。1999年3月、日本デジタル放送サービス(現スカパーJSAT)と代理店契約を締結し、CS会員サービスを開始。同時期に委託放送事業者とパッケージマーケティング契約を結び、CS会員への訴求を強化した。2000年4月にはガルバ株式会社と合併、同年12月にはサービス名称を「Club iT(クラビット)」に変更。2002年1月にはクラビット株式会社へ社名を変更し、同年3月には大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場、資本金5億1081万円となった。創業期の事業はCS放送の会員獲得業務が中心であった。

Yahoo!BB代理店からCDN事業への転換期

2002年4月、スカパーとの代理店契約が終了し、CS会員獲得業務を終了。同年5月にはソフトバンクグループのYahoo!BBとBBフォンの取扱いを開始し、ブロードバンドサービスの販売代理店として新たな収益源を得た。2003年10月にはCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)サービス事業に参入。2004年9月には子会社ビー・ビー・ケーブルの全株式をソフトバンクBBに譲渡し、放送関連事業から撤退した。2005年4月にはアカマイテクノロジーズ社の主要リセラーであるCDNソリューションズを子会社化し、CDN事業を本格化。2006年には釣り専門チャンネルを運営する株式会社釣りビジョンや、スタジオ運営のブロードメディア・スタジオを子会社化。2007年10月には社名を現在のブロードメディア株式会社に変更した。この時期、放送代理店からITインフラ・コンテンツ関連企業へと事業の軸足が移った。

ゲーム事業分離と資本増強の2008年~2010年代

2008年1月、会社分割によりゲーム事業をGクラスタ・グローバル株式会社へ承継し、事業を整理。同年5月と12月に第三者割当増資を実施し、資本金は26億6663万円に増加した。2009年9月にはルネサンス・アカデミーを子会社化し、教育事業へ本格参入。2012年4月にはデジタルシネマ倶楽部、2014年5月にはルーネット・システムズをそれぞれ子会社化し、技術事業を拡大した。2014年12月には新株予約権を発行し、2015年1月の権利行使で資本金は29億3249万円に。2016年5月には転換社債型新株予約権付社債の発行と第三者割当増資で資本金29億5749万円に増加。同年7月にはクラウドゲーム事業を子会社ブロードメディアGCへ譲渡し、事業の選択と集中を図った。2017年7月の新株予約権行使完了で資本金34億5749万円に達した。この10年間で教育・技術の両部門が拡大し、グループの事業基盤が固まった。

グループ再編と釣りビジョン譲渡に至る2020年代

2020年4月、ブロードメディアは6つの連結子会社(ルネサンス・アカデミー、ブロードメディア・スタジオ、ブロードメディア・テクノロジーズ、デジタルシネマ倶楽部、ブロードメディアGC、ハリウッドチャンネル)を吸収合併し、グループ組織を簡素化。同年9月には無償減資を行い資本金を6億円に圧縮した。2021年7月にはシステムデザイン開発、2022年4月にはブロードメディアeスポーツを子会社化。2023年4月には株式会社ポケット(ゲームパブリッシング)と株式会社div及びdivx(AI・プログラミング教育)を子会社化した。2024年11月にはデジタルメディアサービスの一部を事業譲渡。2026年3月には株式会社釣りビジョンの全株式を譲渡し、放送セグメントを終了。2026年4月には新設分割により制作事業をブロードメディア・スタジオへ承継し、事業構造を教育・技術中心に集約した。

年表44件を開く

1990年代

  • 1996年9月一般放送事業を行うため、スカイインターナショナル企画㈱を東京都中央区に設立
  • 1998年11月デジタル通信衛星放送、インターネット等のサービスを行うため、㈱デジタルクラブに社名を変更
  • 1999年1月株主割当増資を実施、資本金400,000千円となる
  • 1999年3月日本デジタル放送サービス㈱(現:スカパーJSAT㈱)と代理店契約を締結し、CS会員サービスを開始
  • 1999年3月委託放送事業者とパッケージマーケティング契約を締結し、CS会員への訴求を開始

2000年代

  • 2000年4月M&A㈱デジタルクラブ(旧社名:ガルバ㈱)と合併
  • 2000年12月商号変更サービス名称を「Club iT(クラビット)」に変更
  • 2001年12月個人向け映像配信サービスの事業主体としてブロードメディア・ティービー企画㈱(現:ビー・ビー・ケーブル㈱)を設立
  • 2002年1月クラビット㈱に社名を変更
  • 2002年3月上場当社株式が大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場し、資本金510,810千円となる
  • 2002年4月㈱スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現:スカパーJSAT㈱)との2001年11月1日付代理店契約が終了し、新規CS会員獲得業務を終了
  • 2002年5月ビー・ビー・テクノロジー㈱(現:ソフトバンク㈱)とヤフー㈱が提供する「Yahoo!BB」と「BBフォン」の取扱いを開始
  • 2002年6月本店を東京都渋谷区に移転
  • 2002年7月ビー・ビー・ケーブル㈱が、電気通信役務利用放送法に基づく有線役務利用放送事業者(第1号)に登録
  • 2003年7月Oy Gamecluster社(フィンランド)と、ゲームを中心にしたインタラクティブサービス事業を共同で展開する業務提携契約を締結
  • 2003年10月CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)サービス事業に参入
  • 2004年6月本店を東京都港区赤坂八丁目4番14号に移転
  • 2004年9月ビー・ビー・ケーブル㈱の全株式を、ソフトバンクBB㈱(現:ソフトバンク㈱)に譲渡
  • 2005年4月M&Aアカマイテクノロジーズ社(米国)の主要リセラーであるCDNソリューションズ㈱を子会社化
  • 2006年7月M&A㈱釣りビジョンを子会社化
  • 2006年11月M&Aブロードメディア・スタジオ㈱を子会社化
  • 2007年10月商号変更クラビット㈱からブロードメディア㈱へ社名変更
  • 2008年1月会社分割によりゲーム事業をGクラスタ・グローバル㈱へ承継
  • 2008年5月第三者割当増資により資本金2,416,631千円となる
  • 2008年12月第三者割当増資により資本金2,666,633千円となる
  • 2009年9月M&Aルネサンス・アカデミー㈱を子会社化

2010年代

  • 2012年4月M&Aデジタルシネマ倶楽部㈱を子会社化
  • 2013年7月M&A東京証券取引所と大阪証券取引所の統合により、東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に市場変更
  • 2014年5月M&Aルーネット・システムズ㈱を子会社化
  • 2014年12月第三者割当による第3回乃至第5回新株予約権を発行
  • 2015年1月第3回新株予約権の権利行使により、資本金2,932,496千円となる
  • 2016年5月第三者割当による新株式及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行。第三者割当増資により、資本金2,957,496千円となる
  • 2016年7月連結子会社のブロードメディアGC㈱へクラウドゲーム事業を譲渡
  • 2016年9月第1回無担保転換社債型新株予約権の一部行使により、資本金2,969,996千円となる
  • 2017年6月M&A連結子会社のCDNソリューションズ㈱が、同じく連結子会社のルーネット・システムズ㈱を吸収合併し、社名をブロードメディア・テクノロジーズ㈱に変更
  • 2017年7月第1回無担保転換社債型新株予約権の全ての行使が完了し、資本金3,457,496千円となる

2020年代

  • 2020年4月M&A連結子会社6社(ルネサンス・アカデミー㈱、ブロードメディア・スタジオ㈱、ブロードメディア・テクノロジーズ㈱、デジタルシネマ倶楽部㈱、ブロードメディアGC㈱、ハリウッドチャンネル㈱)を吸収合併
  • 2020年9月無償減資を行い、資本金600,000千円となる
  • 2021年7月M&Aシステムデザイン開発㈱を子会社化
  • 2022年4月M&A非連結子会社であったブロードメディアeスポーツ㈱を子会社化 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQスタンダード市場からスタンダード市場に移行
  • 2023年4月M&A㈱ポケットを子会社化 ㈱divおよび㈱divxを子会社化
  • 2024年11月デジタルメディアサービスの「ビデオ・コミックサービス」及び「エンタメ情報サービス」を事業譲渡
  • 2026年3月㈱釣りビジョンの全株式を譲渡し、連結の範囲から除外
  • 2026年4月新設分割により制作事業をブロードメディア・スタジオ㈱へ承継

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業利益率2024年度以降の当面まで10%
  • ROE(自己資本利益率)2024年度以降の当面まで30%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    通信制高校事業の継続的成長

    生徒定員数の拡大と優秀な教員の確保を進め、独自オプションコースを含む教育内容を充実。オンラインの強みを活かし、教員の採用強化と定着率向上を図る。

  2. 02

    次世代事業への投資と育成

    「教育×技術×AI」を軸に、既存投資事業の業績改善・拡大を進めるとともに、新規投資機会を積極的に捉え、早期の業績貢献を目指す。

  3. 03

    経営効率の向上

    グループ内の人材配置最適化や管理体制の一元化、AIの業務活用により生産性向上。低迷事業には抜本対策を講じ、資本効率改善を図る。

  4. 04

    人的資本への投資

    専門人材の確保・育成、全従業員のAI人材化を推進。多様性を尊重し、能力・成果に応じた評価や働きやすい環境を整備する。

  5. 05

    IR活動の充実

    ホームページのIR情報充実、決算説明ストリーミング配信、機関投資家面談等を通じ、積極的かつ透明性の高い情報開示を継続する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で716人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、9期前と比べて24.7%平均年齢は40.3歳、平均勤続年数は9.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月399
2018年3月405
2019年3月67744.18.0404
2020年3月72044.38.7421
2021年3月55041.79.7439
2022年3月55541.610.0487
2023年3月55241.29.8508
2024年3月54240.49.4790
2025年3月52940.29.374894
2026年3月50940.39.7716154

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 8 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
大阪事業所 — 大阪府大阪市70百万円
教育
本社(東京都港区)他65百万円
教育 技術 その他 全社(共通)
六本木事業所 — 東京都港区47百万円
スタジオ・プロダクション
主な関係会社
  • 国内
    システムデザイン開発㈱
    北海道札幌市 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    ブロードメディアeスポーツ㈱
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ポケット
    東京都杉並区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱div (注)1、2
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱divx (注)3
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱divキャリア(注)3
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱釣りビジョン(注)4、5、6
    東京都新宿区
    議決権51.6%
  • 国内
    Oy Gamecluster Ltd.
    フィンランド国 エスポー市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は158億円営業利益11億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.9%、利益が+57.1%。

売上高
+1.9%
158億円
営業利益
+57.1%
11億円
純利益
+166.7%
8億円
営業利益率
7.0%
前期比 +2.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高145億円158億円
営業利益11億円11億円
純利益9億円8億円
1株あたり配当¥65¥65

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は35億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−2.8%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q336
2024年1Q36411.13
2024年2Q3326.11
2024年3Q3425.93
2024年4Q390
2025年2Q7933.80
2025年4Q7645.33
2026年2Q7645.33
2026年4Q8278.55
2027年1Q3538.62

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は130億円から158億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は7.0%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合により、東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に市場変更
2013年3月130−2−4
ルーネット・システムズ㈱を子会社化
2014年3月111−12−9
2015年3月103−24−28
2016年3月100−3−12
連結子会社のCDNソリューションズ㈱が、同じく連結子会社のルーネット・システムズ㈱を吸収合併し、社名をブロードメディア・テクノロジーズ㈱に変更
2017年3月1040−5
2018年3月10810
2019年3月11122
連結子会社6社(ルネサンス・アカデミー㈱、ブロードメディア・スタジオ㈱、ブロードメディア・テクノロジーズ㈱、デジタルシネマ倶楽部㈱、ブロードメディアGC㈱、ハリウッドチャンネル㈱)を吸収合併
2020年3月11564
システムデザイン開発㈱を子会社化
2021年3月11052
非連結子会社であったブロードメディアeスポーツ㈱を子会社化 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQスタンダード市場からスタンダード市場に移行
2022年3月123910
㈱ポケットを子会社化 ㈱divおよび㈱divxを子会社化
2023年3月1301111
2024年3月14297
2025年3月155774.53
2026年3月15811117.08

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高158億円のうち、営業利益として残るのは11億円7.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.4%97億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.6%50億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.0%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.6pt
7.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
5.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.3pt
16.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
15.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は48億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−205−1030
2014年3月−1413−2−127
2015年3月−4−33−724
2016年3月1−4−7−314
2017年3月404423
2018年3月−1−2−4−316
2019年3月40−1419
2020年3月20−3−21734
2021年3月6−1−4534
2022年3月190−11953
2023年3月14−3−61159
2024年3月12−9−3358
2025年3月70−9756
2026年3月70−15748

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は98億円。このうち返さなくてよい自己資本が51億円で、自己資本比率は51.9%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月125695650.6
2014年3月106565048.7
2015年3月83354836.2
2016年3月67244326.9
2017年3月67175017.9
2018年3月65273833.5
2019年3月66303635.6
2020年3月74363836.4
2021年3月70373339.3
2022年3月89464338.8
2023年3月99554443.2
2024年3月119596040.2
2025年3月113585541.0
2026年3月98514751.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
48億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
49億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
47億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中158位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中392位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.9%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,651で、1年前と比べて-0.7%過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。

¥1,651-1.6%1ヶ月-0.5%1年-0.7%時価総額124億円
過去52週の値幅
安値¥1,552高値¥2,489

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.0倍
PER (会社予想)13.2倍
PBR2.43倍
配当利回り3.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月24日に1741円まで下落し、その後も弱含みで推移。8月20日は1647円で、前日比0.8%安となり、1ヶ月で8.4%下落、1年では7.8%下落です。25日移動平均線(1716.36円)を4.0%下回り、75日線(1789.13円)に対しても7.9%下方に位置します。52週高値2489円からは33.8%低い水準で、52週安値1552円からは6.1%高い水準です。RSIは34.64と売られ過ぎ圏に近く、反発の可能性があります。出来高は8月20日に1.58万株と増加しましたが、全体的に低水準です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER実績15.01倍は業界平均23.01倍を下回り割安感があるが、PBR2.42倍は平均3.35倍を下回るものの、ROE16.1%は高水準で収益性が良い。配当利回り3.95%は平均2.29%を上回り、株主還元は積極的。業績は2025/3期に営業利益7億円、2026/3期に11億円と改善傾向。ただし、予想PER13.2倍は実績を下回り、市場は成長を期待している。バリュエーションは割安から妥当の範囲で、配当利回りの高さが評価材料だが、収益の安定性には留意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.0倍23.4倍
PER (予想)13.2倍
PBR2.43倍3.51倍
ROE16.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が緩やかに成長する一方、利益が大きく変動している点が論点。強気派は、PBR2.42倍、ROE16.1%と収益性が高く、配当利回りも3.95%と高い点を評価する。また、映像コンテンツ需要の拡大や、イベント関連の回復が追い風になるとみる。弱気派は、過去3期で純利益が減少傾向にあり、直近は営業利益率が回復したものの、まだ低水準だと指摘。また、事業構造がプロジェクト依存で、業績の安定性に欠けると懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性と株主還元

    ROE16.1%、配当利回り3.95%と資本効率・還元が良好

  • 映像需要の追い風

    企業の映像活用が進み、制作・配信需要が拡大

  • イベント回復の恩恵

    行動制限緩和でイベント関連事業の回復が見込まれる

  • 営業利益率が4.52%→6.96%に改善決算発表後影響

    売上高158億円、営業利益11億円。利益率が前期4.52%から6.96%へ上昇し収益構造が強化。

  • 配当利回り3.95%と利回り妙味通年影響

    予想配当利回り3.95%。株価1647円に対し安定配当を実施している。

  • 予想PER13.2倍と成長株として割安通年影響

    予想PER13.2倍、実績15.0倍。営業利益拡大でバリュエーションが改善する。

  • 外国人保有55.25%と投資家層が厚い継続影響

    外国人株主比率55.25%。コーポレートガバナンス意識が高く、売買も活発。

マイナスに働く材料7
  • 純利益の減少傾向

    売上高は増加するも純利益は11億円から3億円へ減益

  • プロジェクト依存の不安定さ

    大型案件の有無で業績が大きく変動する

  • 営業利益率の改善余地

    直近期で6.96%だが、依然として低水準に留まる

  • 売上高は158億円とほぼ横ばい決算発表後影響

    売上高は前年155億円から158億円と微増。成長性が乏しく市場評価が伸び悩む。

  • 営業利益11億円でも増益率は鈍化通年影響

    営業利益は7億円→11億円だが、利益率改善の一巡で今後の増益ペースは緩む。

  • 時価総額124億円で大型化の壁継続影響

    時価総額124億円。流動性が低く機関投資家の組入が進みにくい。

  • 株価は1年で7.8%下落し勢い欠く継続影響

    前年比7.8%下落。配当利回り依存で値上がり期待が弱い。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益構造の改善度合いを測る重要指標
受注件数
事業の稼働状況と将来の売上変動を把握するため
配当性向
株主還元の持続可能性を確認するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり65で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは3.94%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥65
1株あたり
配当利回り
3.94%
いまの株価に対して
配当性向
25.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月3019.9
2024年3月3310.029.3
2025年3月5051.551.6
2026年3月6020.025.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥65

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,723人。区分でいちばん多いのは外国法人55.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が5.0%を占め、残る95.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人1.312.613.428.042.255.0
個人・その他85.879.074.562.749.938.4
自己株式2.97.08.18.15.05.0
事業法人3.23.03.14.43.43.0
金融機関1.11.06.41.70.72.0
証券会社7.84.22.32.83.51.3
外国人個人0.80.30.30.50.20.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01エイブイアイ ジャパン オポチュニティー トラスト ピーエルシー(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)34.24
02ゴールドマン・サックス・インターナショナル(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)8.49
03SG/UCITS V/INV (常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)2.39
04坂本 誠1.75
05NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)1.71
06橋本 太郎1.56
07日本証券金融株式会社1.51
08NORDEA BANK ABP/FINNISH CLIENTS (常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)1.36
09ブロードメディア役員持株会1.25
10藤田 浩介1.25

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1786%、1株純資産は14期で+630%。直近期のROEは16.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−797−6.4257.2
2014年3月−1379−15.2
2015年3月−4344−69.1
2016年3月−1727−48.7
2017年3月−718−30.1
2018年3月62802.8117.7
2019年3月222997.440.0
2020年3月5334516.413.8
2021年3月203585.645.6
2022年3月13347132.56.523.6
2023年3月15159128.67.919.9
2024年3月9465615.013.629.3
2025年3月476507.135.951.6
2026年3月11071016.120.025.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額130百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
橋本太郎代表取締役 社長68143,583
久保利人取締役 執行役員 技術サービス本部長5726,449
木村修巳取締役 執行役員 教育サービス本部長604,184
押尾英明取締役 執行役員 CFO 経営管理本部長5325,979
嶋村安高取締役 放送・事業戦略担当5421,256
山田純取締役70
山口畝誉取締役63
古屋俊一取締役(常勤監査等委員)69
北谷賢司取締役(監査等委員)71
佐藤淳子取締役(監査等委員)55
粂川操取締役(監査等委員)67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6909015
社外取締役640407

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,586字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループにおける主要な事業の内容等は、以下のとおりです。 (2026年3月31日現在) セグメントの 名称   事業内容   主な業務の内容   主な連結子会社 教育   通信制高校   ・イーラーニングシステムを利用した広域通信制高校  「ルネサンス高等学校グループ」(「ルネサンス高等学校」  「ルネサンス豊田高等学校」「ルネサンス大阪高等学校」)の運営   ― 日本語教育   ・日本語教師(登録日本語教員)養成講座・外国人向け日本語研修を提供  する「ルネサンス日本語学院」の運営   ― AI・プログラミング教育   ・プログラミングスクール「テックキャンプ」「テックキャンプ高等  学院」等の運営   ㈱div ・IT業界特化型転職支援サービス「divエージェント」等の運営   ㈱divキャリア スタジオ・ プロダクション   制作事業   ・日本語字幕・吹替、聴覚障がい者向け字幕、視覚障がい者向け音声  解説、番組宣伝等の制作   ― 放送 (注)1   釣り専門チャンネル   ・衛星基幹放送事業「BS釣りビジョン」の番組制作、放送及び、ケーブル  テレビ局等への番組供給 ・映像の受託制作   ㈱釣りビジョン 釣りビジョンVOD   ・「釣りビジョン倶楽部」の運営 ・動画コンテンツ提供事業者向けの釣りコンテンツの提供 技術   アカマイサービス   ・「WAFサービス」等のサイバーセキュリティサービスの提供 ・コンテンツを最適な形で配信する「CDNサービス」の提供   ― クラウドソリューション   ・通信事業者・IPTV事業者・CG制作会社等へのクラウドゲーム配信技術の  提供 ・3DCG配信サービス「G-cluster XR」の提供   Oy Gamecluster Ltd. デジタルシネマサービス   ・配給会社へブロードメディア®CDN for theater(DCP配信サービス)の提供 ・映画館へ上映システムの設計、販売、レンタル及びメンテナンスサービスの提供   ― ホスピタリティ・ ネットワーク   ・ホテルの客室・会議室へのインターネットサービスの提供、機器の監視  及び保守サービスの提供   ― DX・システム開発   ・設計からソフトウェア開発、保守運用までワンストップのシステム開発  の提供   システムデザイン開発㈱ ・AI技術を活用したソフトウェア開発及びソリューションの提供   ㈱divx その他ソリューション サービス   ・グローバルに展開されたプライベートネットワーク「Aryaka」等の提供 ・画像解析技術を駆使した小売業向け次世代型AIソリューション  「Vue.ai」の提供 ・CM素材をオンラインで搬入する「CMオンラインサービス」の提供   ― その他   eスポーツ推進事業   ・プロeスポーツチーム「CAG OSAKA」の運営 ・eスポーツ関連イベントの企画・運営   ブロードメディア eスポーツ㈱ ゲームパブリッシング事業   ・Nintendo Switch向けのゲームソフトやVR専用ソフト等の企画・開発・  販売及び配信   ㈱ポケット 持分法適用関連会社(注)2   ・全テレビ番組録画機の企画・製造・販売、及びテレビ番組ソーシャル  サービスの運営   ガラポン㈱ (注)1 2026年3月31日付で(株)釣りビジョンの全株式を譲渡したことに伴い、「放送」セグメントは当連結会計年度末をもって終了しております。 2 「持分法適用関連会社」に含まれる事業は、報告セグメントには含まれておりません。なお、2026年3月31日付でガラポン(株)の自己株式取得に応募し、同社の全株式を譲渡したことに伴い、同社を持分法適用関連会社から除外しております。
経営方針・対処すべき課題2,977字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループの企業理念は、「創造力が生み出す優れた作品やサービスを、広く社会に普及させ、より豊かなコミュニティーの形成・発展に貢献する」というものです。 ブロードメディアとは、broadband mediaの略語であり、既存メディア領域をより広げるbroader mediaという意味を持っています。それが私たちの志です。いずれの日にか、ブロードメディアという社名が、broadband media、あるいはbroader mediaの代名詞として世界に通用するように、引き続き努力してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、技術プラットフォームを持つコンテンツ事業者として、独自性の高いサービスの提供を通じ成長を目指すことを経営戦略の基本としております。 当社グループは「持続可能で、かつ倫理的なビジネスで成長する」ことを中期的な取り組みとして掲げ、連結営業利益率10%及びROE(自己資本利益率)30%を実現することを2024年度からの当面の目標としております。目標達成に向けては、現在当社グループの業績をけん引している「教育」「技術」を更に成長させることに加え、「独自の複合的な教育事業(教育×技術×AI)」を推進してまいります。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき課題 当社グループは、提出日現在、当社及び連結子会社8社で構成されており、「教育」「スタジオ・プロダクション」「技術」「その他」の4つのセグメントで事業を展開しております。 「教育」に関連する市場においては、政府による教育の情報化・GIGAスクール構想の推進により、学校教育現場でのICT環境が整備から活用フェーズへ移行が進んでおり、教育データの利活用や個別最適化された学習の実現等の重要性が高まっております。また、小中高等学校を通じたプログラミング教育の普及に加え、AIリテラシー教育への関心が高まっております。さらに、DX推進、生成AIの活用拡大、少子高齢化による人材不足、労働市場の流動化といった社会的背景を受け、リスキリング・リカレント教育の重要性は一層高まっており、社会人向け教育市場は引き続き拡大傾向にあります。 「技術」に関連する市場においては、クラウドサービスの利用拡大やデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を背景に、ネットワークインフラの重要性が一層高まっております。これに伴い、コンテンツ配信の最適化や通信の高速化・安定化に加え、サイバー攻撃の高度化に対応するためのセキュリティ対策への需要が拡大しております。さらに、AI及び生成AI技術の急速な進展により、AIを効果的に活用できる高度なデジタル人材の確保・育成が重要な経営課題となっているほか、生成AI等の新技術を取り入れた開発体制の構築や、開発効率の向上、サービスの付加価値向上が求められております。また、データ利活用の高度化やシステム構成の複雑化が進む中で、サイバーセキュリティや個人情報保護の重要性は引き続き高まっており、信頼性の高いサービス提供が不可欠となっております。 「スタジオ・プロダクション」や「その他」に関連するコンテンツ市場においては、動画配信サービス(OTT)の普及および競争の激化、視聴スタイルの多様化、グローバル展開の進展等により、市場構造の変化が続いております。また、制作工程においてはデジタル技術やAIの活用が進み、制作効率の向上やコンテンツの品質向上、新たな制作体制の構築が求められております。 これらの事業環境の変化を踏まえ、当社グループは各事業の強みを活かしつつ、技術革新への対応と新たな成長機会の取り込みに努めてまいります。 また、このような状況の下、経営戦略に基づき業績向上を図ることが当社グループの大きな課題です。現在取り組んでいる具体的な課題は、下記のとおりです。 ① 通信制高校事業の継続的成長の実現 現在、当社グループの業績をけん引している通信制高校事業が今後も継続的に成長するためには、生徒定員数の拡大と多くの優秀な教員の確保が必要となります。そのため、適合物件の確保・認可行政機関への申請等の定員数拡大に必要な対応を適時適切に進めてまいります。同時に、通学スタンダード、eスポーツ、プログラミング等の独自のオプションコースを含む教育内容を充実させ、オンラインで生徒一人一人に寄り添える強みを生かして成長をめざしてまいります。また、優秀な教員を十分に確保するために、これまで以上に人材の採用に注力するとともに、高いモチベーションを持って働ける環境や仕組みの整備・運用も含めて、定着率の向上を実現してまいります。 ② 次世代事業への投資と育成 当社は、時代の変化に対応しながら事業規模・業績を向上させるために、次世代事業への投資と育成に取り組んでおります。既に開発・投資を行った事業については事業規模を拡大させるとともに業績を改善・向上させ、早期に当社グループ業績への貢献を実現するべく取り組んでまいります。また、「独自の複合的な教育事業(教育×技術×AI)」に資する事業については、今後も投資機会を逃さずに新たな事業への投資・育成に積極的に取り組んでまいります。 ③ 経営効率の向上 当社グループは事業の選択と集中を進めていますが、グループ内の人材配置の最適化や管理体制の一元化を進め、またAIを積極的に業務改善に活用することで経営効率と生産性の更なる向上を実現してまいります。 環境の変化等により業績が低迷する事業に関しては、新たな付加価値の創造による業績向上を図ることと並行して、引き続き、戦略的な選択肢の検討を含めた抜本的な対策を講じて、当社グループ全体の業績と資本効率の改善を図ってまいります。 ④ 人的資本への投資 当社グループが継続的に企業価値を拡大していくためには、より独自性の高いサービスを構築できる専門的知識を有した人材の確保及び育成が重要な課題であると認識しております。特にAI時代が到来する中で、多くの社員をAIが活用できる「AI人材」に育成する投資を継続してまいります。また、様々な人材の個性を活かして、多様な人材が活躍できる環境を整えることが重要と考えております。そのため、採用の強化に加え、国籍・性別などにとらわれない能力・成果に応じた人事評価など、従業員が高いモチベーションを持って働ける環境や仕組みの整備・運用を進めてまいります。 ⑤ IR活動の充実 当社は情報の適時開示を行い、利害関係者の皆様に対する正確な情報の提供に努めております。現在、当社ホームページのIR情報の充実や四半期毎の決算説明ストリーミング配信を実施していることに加え、機関投資家等との個別面談やIRスモールミーティング等を適時実施しております。今後も当社グループについての理解をさらに多くの方に深めていただくために、様々な機会をとらえて積極的にIR活動を実施してまいります。
事業等のリスク15,929字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載してあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。なお、当社は、2026年3月31日付で、放送事業を営んでいた当社連結子会社である(株)釣りビジョンの株式全てを譲渡しており、本株式譲渡に伴い、同社は当社連結子会社の範囲から除外したため、当該事業に係るリスクは記載しておりません。また、当社は、2026年4月1日を効力発生日として、当社の「スタジオ・プロダクション」部門で行っていた、日本語字幕・吹替、聴覚障がい者向け字幕、視覚障がい者向け音声解説、番組宣伝等の制作事業に関する権利義務を、新設分割により、新たに設立した当社連結子会社であるブロードメディア・スタジオ(株)に承継しております。 以下の記載は当社株式への投資に関連するリスク全てを網羅するものではありません。 また、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は提出日現在において判断したものであります。 (1)当社グループの事業に関するリスクについて ①「教育」部門 (ⅰ)通信制高校 通信制高校事業では、イーラーニングシステムを利用した広域通信制高校「ルネサンス高等学校」、「ルネサンス豊田高等学校」、「ルネサンス大阪高等学校」を運営しております。少子化や通信制高校の増加等による新規入学希望者数の鈍化、生徒募集の不振による新規入学者、転・編入学者の入学数の減少だけでなく、教職員・在校生及び関係者の不祥事等での信用失墜による在校生徒数の減少等、収益の基盤である生徒数の確保について問題が生じる可能性があります。また生徒数増加に応じた適正な学校設備や教員数の増強等ができず、収容定員増加の認可が適時に取得できない場合や新たな学校の設置認可が得られず、新設計画が想定通りに進まなかった場合、生徒募集が滞るなどの機会損失を生じる可能性があります。これら以外にも、行政による学習指導要領、就学支援金制度、構造改革特区制度等の変更や廃止、何らかの事情による法令変更や行政指導等により事業運営自体が影響を受ける場合やこのような制度変更に対して適切な対応ができなかった場合は、ビジネスチャンスの逸失、事業運営費用の増大、当社事業の信用低下などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また万が一、学校教育法等に違反があった場合、行政指導・処分を受け、対外的評判の低下による生徒数の確保に問題が生じる可能性があります。何らかの事由により学校設置認可の取り消しを受けた場合、事業継続が困難となり、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 2020年10月より主に中学生を対象としたeスポーツやプログラミングの指導を行う「ルネ中等部」を開設しました。そのため、従来の生徒に対する管理責任に加え、「ルネ中等部」の生徒に対する日常の生徒指導や授業における管理監督責任が生じ、その責任を果たせない場合には、信頼性や評判の低下により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)日本語教育 日本語教育事業では、「ルネサンス日本語学院」を運営し、(1)個人向けに「登録日本語教員養成・実践研修コース」及び「日本語教員国家試験対策コース」の提供サービス、(2)事業者向けに外国人の日本語研修受託サービスを運営しております。これらのサービスにおいて、特定技能制度等の外国人材受け入れ政策による日本語教育市場の成長が想定を下回る場合や、当社の「登録日本語教員養成・実践研修コース」が、万が一、何らかの事由により登録日本語教員養成機関・登録実践研修機関としての登録の取り消しを受けた場合、「国家資格である登録日本語教員を取得できる研修」として認められず信頼性や評判の低下により、期待通りに事業が成長せず当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 「登録日本語教員養成・実践研修コース」は、国よりリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業として採択及び教育訓練給付制度の対象講座として指定を受けております。今後も継続的に採択及び指定を受けるために申請してまいりますが、当該制度の終了や採択及び指定基準の変更等により採択及び指定の継続ができなかった場合には、競合環境における競争力の低下を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、生徒募集や営業活動の不振によって講座受講者を想定通り集められない場合や、企業からの日本語研修の受託が得られない場合には、期待通りの収益が得られず当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅲ)AI・プログラミング教育 当社連結子会社である(株)divでは、AI活用やプログラミングを学ぶスクールである「テックキャンプ」等を運営し、(1)個人向けのスクール、(2)事業者向けの研修受託サービスを運営しております。これらのサービスにおいて、期待通りに生徒が集まらなかった場合や、期待通りに研修受託が得られなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 「テックキャンプ」の一部は、国より教育訓練給付制度の対象講座として指定を受けております。今後も継続的に指定を受けるために申請してまいりますが、当該制度の終了や指定基準の変更等により指定の継続ができなかった場合には、競合環境における競争力の低下を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 個人向けサービスである「テックキャンプ就労移行スクール」及び「テックキャンプ就労継続センター」は、障害者総合支援法に基づくサービスを提供しており、事業所の所在地を管轄する自治体から就労移行支援事業者及び就労継続支援B型事業者の指定を受けておりますが、障害者総合支援法の改正や制度変更があった場合や、万が一、これらの指定取消や業務停止となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅳ)人材紹介事業 当社及び当社連結子会社である(株)divキャリアでは、人材紹介サービス事業を行っております。同事業は、職業安定法に基づき、有料職業紹介事業として厚生労働大臣の許可を受けておりますが、万が一、職業安定法等に違反があった場合や、許可取消しや業務停止となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②「スタジオ・プロダクション」部門 当社連結子会社であるブロードメディア・スタジオ(株)では海外の映画及びテレビ作品への日本語字幕・吹替、番組宣伝番組、聴覚障がい者向け字幕、視覚障がい者向け音声解説等の制作事業、及び映画劇場用DCP(デジタルシネマパッケージ)ファイルの複製事業を展開しております。 制作事業では、発注元の方針変更・番組改編等や、全米脚本家組合等による集団的なストライキ等により、発注元の発注量が縮小したり、発注単価が下落した場合、期待された収益を得られない可能性があります。また、予測困難な事象により、スタジオ設備等を確保できないことによる失注や受注量が減少した場合にも、期待された収益を得られず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 声優等の出演者や翻訳者等の報酬の値上げや制作機材価格の上昇により、制作原価が高騰した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、制作物の瑕疵による損害や国内及び海外での未発表作品の素材漏洩による賠償責任が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 映画劇場用DCPファイル複製事業では、発注元の上映方針変更や全米脚本家組合等による集団的なストライキ等の影響で撮影等に支障をきたし、発注元の配給本数の縮小、上映映画館数の減少、上映バージョンの減少等により、取引量が縮小したり、取引単価が下落した場合、期待された収益を得られない可能性があります。 ③「技術」部門 (ⅰ)アカマイサービス アカマイサービスでは、アカマイ・テクノロジーズ合同会社の(1)コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)を利用したWebパフォーマンスサービス、(2)クラウドセキュリティサービス、また働き方改革や新型コロナ対策により需要が高まっているリモートワーク向けエンタープライズサービス、(3) CDN、セキュリティに続き第三の柱と位置付けるIaaS(インフラ・アズ・ア・サービス)であるアカマイ・クラウド・コンピューティング(ACC)のリセラー事業を展開しておりますが、同社との契約が何らかの理由により円滑に継続されなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)クラウドソリューション クラウドソリューションでは、事業者向けに、クラウドゲーム配信技術のライセンス提供、クラウド配信技術を活用したプラットフォームの提供を行っております。 技術ライセンスやプラットフォーム提供先のサービス展開が順調に推移しない場合や提供コスト増大等により期待された収益が得られない場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。クラウド配信技術としては当社及び当社の海外子会社が保有するGクラスタ技術を利用しておりますが、類似・競合技術の開発・実用化等によるライセンス契約終了やライセンスロイヤリティ下落により想定する収入が確保できず、またGクラスタ技術の維持改良や第三者からの知的財産権侵害主張への対策により想定外の費用が発生する場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、プラットフォーム提供においてサービス提供システムへの過負荷等によるシステムトラブル等により、継続的提供に大きな支障が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅲ)デジタルシネマサービス デジタルシネマサービスでは、(1)映画配給会社に対するデジタルコンテンツの配信サービス(ブロードメディア®CDN for Theater)、(2)映画興行会社に対する映画館に設置するシステムのメンテナンスサービスを提供しております。配信サービスが期待どおりに普及しない場合や、何らかの事由により映画館に設置したシステムを遠隔監視し、集中管理によるメンテナンスサービスが継続的に提供できない場合には、本事業の収益性が確保できず、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 さらに、大容量コンテンツを安全に高速に配送するサービス(ブロードメディア®CDN  ストーク)を、制作会社、ポストプロダクション、放送局等向けに提供しております。本サービスにおいて、期待通りの収益が得られない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅳ)ホスピタリティ・ネットワークサービス ホスピタリティ・ネットワークサービスでは、ホテル向けインターネットサービスの提供、ユーザーサポート、保守サービス及びレンタルオフィスや企業向けのWi-Fiネットワークの保守サポートを行っております。 本サービスでは、ホテルの客室、宴会場、パブリックスペース及び企業向けに展開しているインターネットサービスの通信機器やサーバの運用状況を常時監視し、障害が発生した場合に即時に対応できる体制を継続しておりますが、万が一、自然災害その他なんらかの理由により、技術的なトラブルが発生し、サービスが中断、停止した場合には、信用の低下を招く等の理由により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅴ)DX・システム開発 当社、当社連結子会社であるシステムデザイン開発(株)及び(株)divxでは、顧客の要求事項に基づき受託ソフトウェアの設計、開発、保守運用サポート等のシステム開発やAI技術を活用したソフトウェア開発及びソリューションの提供を行っております。DX・システム開発事業においては、顧客企業における景気悪化に伴う設備投資抑制や投資戦略の変更、競合他社との競争の激化等により、期待通りの開発案件の受託や開発業務(SES・準委任)の受注ができない場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、開発案件の作業工程に基づき工数やコストを算出し見積を行っておりますが、開発段階において、想定外の開発範囲の拡大及び、作業工数の増加等の理由により受注損失の計上や納期遅延等によるコストの増大が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす場合があります。加えて、開発したシステムの納入、運用サポートにおいて、品質向上のため開発段階から十分なテスト、検査等を行っておりますが、品質上のトラブルが発生する可能性があり、トラブル対応によるコストの増加や損害賠償請求により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅵ)CMオンラインサービス CMオンラインサービスでは、広告会社、制作会社、ポストプロダクションが制作したCM素材を、放送局各社に対して、当社が提供するシステムを活用し、オンラインで搬入する「CMオンラインサービス」を提供しております。また、オンラインでの搬入に対応していない放送局等に対しては、物理メディアにCM素材をプリントして配送をする「XDCAMプリント配送サービス」を提供しております。 当社が提供するCMオンラインサービスに何らかの不具合が生じた場合、もしくは、広告会社が他社の類似サービスを利用する場合、CMオンラインサービスやXDCAMプリント配送サービスの市場が予想通りに成長しない場合、当社の本事業の収益性が確保できず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅶ)その他ソリューションサービス 当部門では、Aryaka Networks, Inc.のSD-WANサービス、(株)カテノイドの動画配信サービス及び(株)ブロードバンドセキュリティのMSS(マネージド・セキュリティ・サービス)、Mobius Knowledge Services Pvt LtdのVue.ai(小売業向けAIサービス)のリセラー事業を展開しております。これらのサービスにおいて、期待通りの収益が得られない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、万が一、自然災害その他なんらかの理由により、技術的なトラブルが発生し、ネットワークが中断、停止した場合には、信用の低下を招く等の理由により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社連結子会社であるシステムデザイン開発(株)では、クラウドを利用したサービスとして、企業向けのストレスチェックサービスや、農業関連のクラウドサービスを提供しております。これらのサービスでは、企業に属する従業員情報や生産者情報を取得し、サービスを提供しております。これらの情報が流出した場合、損害賠償請求や、信用低下の可能性があり、また、他業者のシェア拡大や安価なサービスの台頭による価格競争が激化し、サービス提供の単価・収益性の低下や当該サービスの解約が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④「その他」部門 (ⅰ)eスポーツ推進事業 当社連結子会社であるブロードメディアeスポーツ(株)では、プロeスポーツチームである「CAG OSAKA」の運営及び動画コンテンツの企画・制作・配信等を行っており、チームや選手に対するスポンサー企業からの協賛金並びに、チームや選手が獲得する賞金、配信料、出演料を得ております。 選手との専属契約が更新に至らなかった場合や、有力選手が他チームから引き抜かれ離脱した場合、チームや選手が極度の成績不振に陥った場合、選手のけがや不祥事等による引退・活動休止等が発生した場合、チームや選手のブランドや知名度が低下した場合等には、期待通りの活動収益を得ることができず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 取引先との契約違反等によるトラブルが発生した場合、スポンサー企業の広告宣伝予算が削減された場合、配信プラットフォームがサービスの縮小や撤退を行った場合等、事業の拡大を阻害する要因が発生した場合には、スポンサーからの協賛金や大会賞金、配信料、出演料等が計画通りに得られず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 大会やイベントは広く国内外を問わず開催されていますが、海外において地域紛争等の問題が発生した場合には、大会・イベントの中止や、渡航規制による出場機会の逸失等により、大会賞金や出演料等が計画通りに得られず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 所属する選手が競技において、所謂チート行為などの不正を行った場合には、競技シーンから追放され、またチーム全体の評判も毀損されることになり、当社グループの業績及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 また、所属する選手は、ファンとの交流やコミュニケーション等の一環として、公私にわたってSNSを利活用しております。当社では所属する選手に対して外部有識者による研修を行う等、徹底してコンプライアンスに関わる指導及び教育に努めておりますが、所属選手が公序良俗違反や著作権侵害等の法令違反、信用失墜行為、取引先との契約違反となるようなトラブルを起こした場合や、発信した情報が真意にかかわらずネガティブな情報として拡散した場合には、当社グループの業績及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、eスポーツに関するイベント等を企画・実施する業務を行っております。当該業務の評価が期待に沿う結果とならなかった場合には、信用低下や評判毀損が生じ、当社グループの業績及び社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)ゲームパブリッシング事業 (1)ゲームソフトの企画・開発・販売 当社連結子会社である(株)ポケットでは、家庭用ゲーム機向けにオリジナルゲームの企画・開発・販売を行うとともに、ゲームソフトの企画・開発の受託を行っております。 企画・開発・販売事業では、自社のオリジナルゲームの販売数が想定を下回った場合、又は発売時期や発売価格等が変更になった場合、期待通りの販売収益を得ることができず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 企画・開発受託事業では、想定していた案件の受注時期や受託金額が変更になった場合や失注した場合、又は受託案件の作業工数の増大等により実績が見積りを超えた場合、低採算又は採算割れとなった場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、顧客企業へ納品する成果物について、高い品質を保つため、不具合検査等を実施しておりますが、契約不適合等が発生し、成果物の修繕及び損害賠償請求を受ける等の事象が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 これらゲームソフトの開発について、開発の一部を外注している協業パートナーの業務に遅延等が発生した場合、ゲームソフトを計画通りに開発・発売することができず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)ゲームソフトのライセンス販売 (株)ポケットでは、国内外のゲームソフトパブリッシャーや開発会社、インディーゲーム開発者とのコネクションを通じ、良質なゲームソフトのライセンス販売を行っております。良質なゲームソフトの発掘や、ライセンス交渉が不調に終わった場合、期待通りの販売収益を得ることができず、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)そのほか事業全般に関するリスクについて ① 事業内容の多角化と新規事業への取組みに伴うリスクの増大について 当社グループは、事業基盤をより強固にするため、今後も事業内容の多角化や新規事業への取組みを進めていく可能性があり、これらを実現するために、事業開始前から、システム開発やマーケティング等の投資を行う可能性がありますが、当該事業が予定通りに開始できなかった場合や想定よりも成長しなかった場合には、投資の回収が不可能になることがあります。 また、人材の採用やハードウェア及びソフトウェアの取得、販売促進費の増大や研究開発活動等により追加的な支出や、仕入・販売を伴う事業については、見込発注等による過剰な在庫が発生する可能性があります。 さらに、新規事業が安定して収益を生み出すまでには一定の時間がかかることが予想されるため、当社グループ全体の利益率が一時的に低下する可能性があります。 同様に、これらの事業が、将来の事業環境等の変化により、当社グループの目論見どおりに推移せず、追加的な支出分に対して十分な回収を行うことができなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 戦略的選択肢の検討について 当社グループは「持続可能で、かつ倫理的なビジネスで成長する」ことを中期的な取り組みとして掲げ、連結営業利益率 10%及び ROE(自己資本利益率)30%を実現することを2024年度からの当面の目標としております。この目標達成に向けて、現在当社グループの業績をけん引している「教育」「技術」を更に成長させることに加え、一部の既存事業に関しては、戦略的な選択肢の検討を含めた抜本的な対策を講じて、当社グループ全体の業績と資本効率の改善を図ることを目指しております。 戦略的な選択の結果、事業の譲渡等を行う場合において、想定通りの対価を得られない場合や、その実行に想定以上の時間がかかる場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 設備投資について 当社グループは、映像機器・システム・設備等の導入を行っております。技術革新が当社グループの予想を超えて進行し、保有する機器・設備等が陳腐化して新たな設備投資が必要となる場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、今後の業績計画との乖離や経済情勢及び市況の変化等の影響から、期待されるキャッシュ・フローが生み出せない場合、又は保有資産の価値が著しく低下した場合は、減損会計の適用によりそれらの固定資産の減損損失を計上することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ コンテンツ調達について 当社グループは、コンテンツに関する権利を獲得しておりますが、調達価格の高騰等により権利の獲得に何らかの支障をきたす場合、権利保有期間中に価値の低下がある場合、取得したコンテンツの調達元が何らかの理由により不測の事態に陥りコンテンツの継続的供給に支障をきたす場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 業務のアウトソーシングについて 当社グループは、主要業務の一部をアウトソーシングしております。当社グループがアウトソーシングする業務は、他の事業者によっても代替可能なものでありますが、何らかの理由により、当該業務の運営に支障が生じた場合や、代替先への引継ぎが遅延した等の場合には、当社グループの業務遂行に支障をきたす可能性があります。 ⑥ 情報セキュリティについて 当社グループでは、主要なサービスをコンピュータシステムやネットワークを通じて提供しており、安定的なサービス提供と十分な情報セキュリティ維持のために、サーバ設備やネットワーク、システムセキュリティ強化等必要な安全体制構築に努めております。また、当社グループの情報システム委員会において、情報セキュリティについて情報資産のリスク評価を行い、重要な資産には外部の専門機関を起用した監査・診断を定期的に行い、結果の評価及び対策を実施しております。さらに、社内ネットワークセキュリティ監視ソリューションやWebセキュリティソリューション(WAF)を導入し、情報セキュリティ維持の強化を図っております。しかしながら、第三者からの不正アクセス等に起因するシステムトラブル、コンピュータプログラムやシステムのバグ、地震、火災等の自然災害に起因するシステム障害や情報漏洩事故等が発生した場合には、サービス継続に支障をきたすと共に、当社グループの社会的信用低下等により、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 機密性の高い素材の取扱いについて 当社グループは、複数の事業部門において、国内及び海外のコンテンツ素材や、CM素材をはじめとした、機密性の高い素材を取り扱っております。当該素材の取扱いについては、役職員や業務委託先を含め、各関係者がその責任において、かかる機密性を保持するように努めております。しかしながら、当社グループのセキュリティレベルが、契約に定められた水準又は権利元により変更された水準を満たさないと権利元に判断され、契約の解除又は素材等の使用差止めが生じた場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 個人情報保護について 当社グループでは、事業上の重要データ、会員情報や契約者情報をはじめとした個人情報の保護に関する総合的な対策を講じており、当社と連結子会社であるシステムデザイン開発(株)、(株)div及び(株)divxでは、プライバシーマークを取得しております。しかしながら、役職員、パートナー事業者や業務委託先による不正行為や過失等により個人情報の漏洩や消失等が生じた場合には、社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の導入に伴い、より厳格な情報管理体制が求められていることもあり、個人情報保護法や契約に基づく法的責任を問われることや、訴訟を提起されること及び信用の低下等により、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 譲渡制限付株式の交付等について 当社では、当社取締役(社外取締役を除く)及び当社子会社取締役(社外取締役を除く)、並びに当社従業員及び当社子会社従業員向けに譲渡制限付株式報酬制度を採用しており、今後、当該制度に基づき新たな株式の発行が行われた場合には、当社株式の価値の希薄化や需給への影響をもたらし、株価形成へ大きく影響する可能性があります。 また、当社では、役職員等の企業価値向上に対する意欲を高めることを目的として、過去にストックオプション(新株予約権)を発行しております。また、今後も役職員等に適宜ストックオプション等を付与する可能性があります。これら付与された権利が将来行使されることにより発行される新株が、当社株式の価値の希薄化や需給への影響をもたらし、株価形成へ大きく影響する可能性があります。 ⑩ 知的財産権について 当社グループが行う事業は、特許権、著作権等のさまざまな知的財産権が関係しております。当社グループの知的財産権の保護が不十分な場合や、第三者が有する知的財産権の適切な利用許諾を得られない場合には、技術開発やサービスの提供が困難となる可能性があります。また、当社グループの事業活動に関連して第三者から知的財産権の侵害を主張され、更に訴訟を提起される可能性があります。 また、何らかの理由により、知的財産権、特に著作権等に係る追加的な費用が発生した場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 自然災害等について 当社グループの事業拠点や業務遂行機能は、大規模災害が予想される首都圏を含む地域に存在しております。当該地域において、地震、洪水、火災等の大規模災害や停電、破壊工作等の予測できない事象が発生した場合、当社グループにおいて、人的被害、オフィスや設備の破損、通信網切断やデータ消失等の損害が発生する可能性があります。これにより、業務遂行機能を喪失して事業継続が困難な状態に陥ったり、サービス提供や事業活動の停滞が生じて期待した収益が得られない、あるいはサービスや設備の復旧改修に相当な費用を要する等の事態が生じた場合、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 為替リスクについて 当社グループは、複数の事業部門において海外との取引を行っております。提携先を含む海外取引の大半が外貨建て決済となっているため、為替相場の変動により、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑬ 海外取引に関するリスクについて 当社グループでは、提携先を含む海外の事業者との取引を行うにあたっては、取引相手方の経営・財務状況のみならず当該相手方の国情や主として知的財産権に関する法制度等の把握に努めております。しかしながら、政治・経済情勢、対日感情、法規制の変更等の要因により海外取引が期待どおりに進められない場合、また海外取引先について情報不足や商慣習の相違などから債権回収や知的財産権等に関する問題が生じた場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑭ 特定の幹部の継続勤務について 当社グループは、特定の幹部の継続的な勤務に依存している部分が大きいと考えられます。それら幹部が何らかの理由により当社グループの業務を遂行することが不可能又は困難となり、適切な人材が適時にそれを代替できない場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑮ 人材確保に関するリスクについて 当社グループにおける各事業には、全般的に高い創造性、交渉力ノウハウ及び高度な技術を持った専門的な人材が要求され、その人材が当社グループの業務遂行や成長を支える重要な要素となります。そのために当社グループでは、優秀な人材の確保及び育成を継続的に行っておりますが、必要な人材の確保ができない場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、複数の事業を展開しており、今後の事業拡大のための人員増強や体制強化も必要となります。このような事業の拡大に対して適切かつ十分な人的・組織的な対応ができない場合には、当社グループの競争力の低下や業務効率の低下等が生じる可能性があります。 人員の増強については採算性等を勘案し注意深く行っておりますが、これに伴い固定費が増加し、利益率の低下を招く可能性があります。 さらに、当社グループは、職場環境の充実や改善、適正な労働時間の管理や時間外労働の抑制等に継続的に取り組んでおりますが、万一、過重労働や不適切な労務管理による法令違反や働き方改革関連法令等の新たな法令の制定・改正等で対応が遅れて事業活動に制約を受けた場合、監督官庁から警告・指導や罰則等を受ける可能性があるほか、当社グループの信頼性や企業イメージが低下し、必要な人材を確保できなくなる可能性があります。その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑯ 債権回収等のリスクについて 当社グループにおいては、業務提携先を含めた様々な取引先に対して、社内規程等に基づいた与信管理を行い、債権の保全に努めております。しかしながら、それら取引先の予期せぬ経営破綻等により債権回収が困難になる場合や、売上高の減少が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、不特定多数の個人顧客との取引を行っている為、管理体制の強化やシステムの導入、また業務の効率化等の施策を講じております。しかしながら、これらの施策にもかかわらず、未回収債権が増加する可能性があります。またこれに伴い、債権回収コストが増加する場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑰ 子会社及び関連会社の管理について 当社は、国内外の子会社及び関連会社に対し、業容の拡大に応じて適宜必要な人員の確保や組織体制の強化を図っていく方針です。当社は、当社グループ全体としての目標が達成できるように、子会社に対して経営管理面でのサポートを横断的に行ってまいります。また、関連会社に対しても、出資比率等に応じて適宜サポートを行ってまいります。しかしながら、何らかの理由で子会社及び関連会社における管理機能が十分働かない場合や、体制整備が遅延した場合、海外子会社及び関連会社の進出国における市場動向、競合会社の存在、政治、経済、法律、文化、宗教、習慣や為替、その他様々なカントリーリスクが顕在化した場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑱ コンプライアンス及び内部統制システムについて 当社グループは、コンプライアンスを徹底し、現時点の各種法令及び規制等に従って業務を遂行しておりますが、将来においてそれら法令及び規制等が変更された場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、現在コンプライアンスのみならずリスク管理の充実等を目的として、管理体制の強化を図っており、特に、財務報告に係る内部統制を含め、内部統制システムの充実強化に注力しております。しかしながら、当社グループが構築した内部統制システムが十分でなかった場合や、内部統制システムの限界により、ディスクロージャーの信頼性等を確保できない事態が生じ、当社グループの財政状態や業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 さらに、役員・従業員等による不正や、ハラスメント、外部の者による詐欺等の不正、法令違反等を原因とする監督官庁の行政処分等の事業運営に関する問題が発生した場合には、当社グループの信用低下等により、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、販売価格や割引条件等について社内ルール等に基づく内部統制を行っておりますが、役員・従業員等による無断値引き等の逸脱行為が発生した場合には、想定した売上高や収益性を確保できないことにより、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑲ 投融資について 当社グループは、事業提携を目的として、また、将来的な提携やキャピタルゲインを視野に入れて国内外において投資を実行しておりますが、これらの投資による出資金等の回収が困難になる可能性があります。また、投資を行う資金が予定どおりに調達できない場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 今後も当社グループは、相乗効果の追求や業容の拡大を目的として、国内外の企業への資本参加や新会社設立等の新規投資を行う可能性があります。また、子会社及び関連会社の資金ニーズに適切に対応するための当社による融資を実行する可能性があります。投融資の実行にあたっては、十分な事前審査と社内手続きを行いますが、これらの新規の投融資により当初計画していた利益を得ることができなかった場合や、その回収が滞る場合には、当社グループの財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑳ 特定の取引先への依存について 当社グループの事業において、特定の取引先への依存度が高いものが生じる可能性があります。そのような商材、サービスについて、商材の種類、数量、価格、支払条件等の不利な変更や特定の取引先に予期せぬ経営破綻等が生じた場合には、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ㉑ 会計処理上のリスク (ⅰ)会計上の見積り 当社グループは、財務諸表の作成にあたり会計上の見積りが必要な事項については、将来に関する一定の前提に基づき見積りを行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、金額の見直しや実際の結果と異なる場合があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (1)棚卸資産 当社グループは、保有する棚卸資産について、主として原価法によって算定しております。今後、事業環境の悪化等により、将来の販売可能性が低下し、簿価切り下げ処理が必要になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)貸倒引当金 当社グループは、売掛金や貸付金等の債権に対して、与信付与先の財務状況や入金状況等に基づいて必要と判断した貸倒引当金を計上しております。今後、信用状況の変化、その他予期せざる理由により、貸倒引当金の追加計上が必要になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)有形固定資産・無形固定資産 当社グループは、保有する有形固定資産や無形固定資産について、減損会計の基準に基づき必要に応じて減損処理を行っております。今後、各事業の収益性が悪化すること等により、減損処理が必要になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)投資有価証券・出資金 当社グループは、将来的な提携やキャピタルゲインを視野に入れて投資を行い投資有価証券や出資金を保有しております。今後、これら投資先の業績が悪化すること等により、評価損の計上が必要になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)繰延税金資産 当社グループは、課税所得の将来の見積額や一時差異のスケジューリング等に基づき繰延税金資産を計上しております。今後、経営環境の悪化により課税所得の見積りの減額がなされた場合等には、繰延税金資産を取り崩す必要が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (ⅱ)内部統制システム 当社グループは、財務報告に係る有効な内部統制システムを整備し、その適正な運用に努めております。しかし、基幹システムやITシステムに異常が発生した場合、コンプライアンス違反により内部統制行為を無効化するような手続きがなされた場合等、ディスクロージャーの信頼性を確保できない事態が生じた場合には、適切な会計処理がなされず、当社グループの業績へ影響を及ぼす可能性があります。内部統制行為が無効化される潜在的なリスクが存在する具体的な例として、無形の資産の販売があります。無形の資産の販売では、納品物が物理的に存在しないため、納品物が実在していることの確認は一般的に容易ではありません。そのため、納品物が実在しないにも関わらず納品物が実在するという内部統制を無効化する手続きにより、納品物が実在しない収益を認識するという潜在的なリスクが存在します。 (ⅲ)会計基準の変更 当社グループは、一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて決算を行っており、会計基準の変更へも適時対応しております。しかしながら、将来において、新たな会計基準の適用や会計基準に大きな変更があった場合には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,151字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、不安定な国際情勢の長期化や資材価格の高騰、円安を背景とした物価上昇等により、景気の先行きには依然として不確実性が残っております。 当社グループは、前連結会計年度において「メディアコンテンツ」セグメントで行っていたサービスを事業譲渡いたしました。それに伴い、当連結会計年度より、「メディアコンテンツ」を廃止し、報告セグメントの区分を「教育」「スタジオ・プロダクション」「放送」「技術」「その他」の5つのセグメントに変更しております。 また、当社グループは、当連結会計年度より、報告セグメントの業績をより適切に把握するため、セグメント間取引の消去額を「調整額」として表示し、セグメントごとの経営成績はセグメント間取引消去前の金額で記載することといたしました。 なお、前連結会計年度との比較・分析は、変更後の数値に基づいております。 売上高は、前連結会計年度と比べ260,593千円(1.7%)増加し、15,794,518千円(前連結会計年度は15,533,925千円)となりました。前年第3四半期に「メディアコンテンツ」を事業譲渡したことに加え、「放送」「その他」が減収となった一方で、「教育」「スタジオ・プロダクション」「技術」が増収となったことにより、売上高は増加いたしました。 営業利益は、1,063,123千円(前連結会計年度は707,020千円)となりました。「その他」が損失を計上した一方で、「教育」「技術」「放送」が増益となったことに加え、「スタジオ・プロダクション」が黒字に転換いたしました。また、営業損失を計上していた「メディアコンテンツ」を事業譲渡したことが利益改善に影響し、営業利益は増益となりました。 経常利益は、1,096,825千円(前連結会計年度は719,576千円)となりました。営業利益が増加したこと等により、経常利益も増益となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、782,078千円(前連結会計年度は335,267千円)となりました。経常利益が増加したことに加え、特別損失が減少いたしました(前連結会計年度において、棚卸資産評価損や減損損失により315,095千円を計上したのに対して、当連結会計年度においては、「放送」や「教育」の固定資産除却損や投資有価証券評価損等により119,624千円を計上)。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅な増益となりました。 当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は次のとおりであります。 ①教育 「教育」セグメントは、「ルネサンス高等学校」「ルネサンス豊田高等学校」「ルネサンス大阪高等学校」の広域通信制高校(ルネサンス高等学校グループ)の運営、日本語教師(登録日本語教員)養成講座・外国人向け日本語研修を提供する「ルネサンス日本語学院」の運営、プログラミングスクール「テックキャンプ」「テックキャンプ高等学院」等の運営、及びIT業界特化型転職支援サービス「divエージェント」等の運営を行っております。 売上高は、前連結会計年度と比べ122,485千円(2.3%)増加し、5,507,014千円(前連結会計年度は5,384,529千円)、営業利益は966,600千円(前連結会計年度は841,214千円)となりました。 通信制高校事業は、大阪校と豊田校は定員充足となったものの、大子校の在籍生徒数が前年を下回って推移したことや、労務費や広告宣伝費が増加したこと等により、減収減益となりました。日本語教育事業は、「ルネサンス日本語学院」の受講生が増加したこと等から増収となり、黒字を計上いたしました。 AI・プログラミング教育事業は、広告宣伝費の抑制により、「テックキャンプ」の売上が減少したものの、法人向け研修サービスや就労移行スクール・就労継続センターが増収となったことに加え、AI教育(テックキャンプAIカレッジ)が好調に推移したこと等から、増収となりました。また、人員体制の見直しやオフィス縮小等の固定費の削減に努めたこと等により、損失は大幅に縮小いたしました。これらの結果、「教育」セグメントは増収増益となりました。なお、(株)div及び(株)divキャリアが行うAI・プログラミング教育事業は、当社グループ化以降初めて当第4四半期(1月~3月)に黒字化を達成いたしました。 ②スタジオ・プロダクション 「スタジオ・プロダクション」セグメントは、海外の映画及びテレビ作品の日本語字幕・吹替制作、聴覚障がい者向け字幕制作、視覚障がい者向け音声解説制作、番組宣伝等の制作を行っております。 売上高は、前連結会計年度と比べ49,309千円(3.2%)増加し、1,613,572千円(前連結会計年度は1,564,262千円)、営業損益は28,100千円の利益(前連結会計年度は17,123千円の損失)となりました。 日本語字幕・吹替制作において、当第4四半期(1月~3月)に受注が増加し、大幅な増収となったことに加え、前期に減損処理を行ったことや下期に固定費を圧縮したこと等によりコストが減少し、通期での増収、黒字化を達成いたしました。 ③放送 「放送」セグメントは、釣り専門番組「釣りビジョン」の制作、BS・CS放送及びケーブルテレビ局等あての番組供給事業、マルチデバイス向け動画配信サービス「釣りビジョンVOD」の視聴が可能な「釣りビジョン倶楽部」の提供等を行っております。 売上高は、前連結会計年度と比べ87,196千円(3.7%)減少し、2,243,888千円(前連結会計年度は2,331,085千円)、営業利益は114,540千円(前連結会計年度は106,939千円)となりました。 「釣りビジョン」の広告料収入や「釣りビジョン倶楽部」は増収となったものの、減少傾向が続いている視聴料収入の減収を補いきれず、売上高は減少いたしました。一方で、番組制作に係るコストや販管費を抑制したこと等により、営業利益は増益となりました。 なお、2026年3月31日付で当社が保有していた(株)釣りビジョンの全株式を譲渡したことに伴い、「放送」セグメントは当連結会計年度末をもって終了しております。 ④技術 「技術」セグメントは、アカマイサービス(サイバーセキュリティサービス、CDNサービス)、クラウドソリューション、デジタルシネマサービス、ホテルの客室・会議室へのインターネットサービス、DX・システム開発、及びその他ソリューションサービスの提供を行っております。 売上高は、前連結会計年度と比べ725,802千円(12.4%)増加し、6,578,423千円(前連結会計年度5,852,621千円)、営業利益は906,278千円(前連結会計年度は654,359千円)となりました。 主力のアカマイサービスは、既存及び新規顧客へのサービス提供が好調に推移したこと等から増収増益となりました。システムデザイン開発(株)は、受託開発が増加した一方で販管費が増加したこと等により増収減益となりました。 (株)divxは、システム開発やアプリ開発の受託が上期は好調に推移したものの、下期は減収となったことから、通期では売上高は減少いたしました。一方で、エンジニアを含めた人員の適正化やオフィス縮小等のコスト削減に努めたこと等により、黒字に転換いたしました。これらの結果、「技術」セグメントは増収増益となりました。 ⑤その他 「その他」セグメントは、プロeスポーツチーム「CAG OSAKA」の運営やeスポーツ関連イベントの企画・運営、Nintendo Switch向けのゲームソフトやVR専用ソフト等の企画・開発・販売が含まれております。 売上高は、前連結会計年度と比べ151,549千円(38.1%)減少し、245,994千円(前連結会計年度は397,543千円)、営業損益は52,659千円の損失(前連結会計年度は1,997千円の利益)となりました。 eスポーツ推進事業は、ライセンス売上は増収となった一方で、スポンサー売上が減少したことや、eスポーツ関連イベントを行ったこと等によりコストが増加し、売上高は同水準となったものの損失が拡大いたしました。また、ゲームパブリッシング事業は、前年第1四半期に発生した大型開発案件受託がなかったこと等により、大幅な減収となり、損失を計上いたしました。その結果、「その他」セグメントは減収となり、損失を計上いたしました。 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当社及び連結子会社は、生産実績に重要性が乏しいため、記載を省略しております。 ② 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額 (千円)   前年同期比 (%) 教育   25,264   16.3 スタジオ・プロダクション   1,564   35.7 放送   12,141   5.2 技術   64,975   △36.6 その他   7,814   22.5 合 計   111,759   △31.6 ③ 受注実績 当社及び連結子会社は、受注生産に重要性が乏しいため、記載を省略しております。 ④ 販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額 (千円)   前年同期比 (%) 教育   5,457,816   1.4 スタジオ・プロダクション   1,610,725   3.5 放送   2,243,888   △3.5 技術   6,242,410   12.6 その他   239,678   △37.0 合 計   15,794,518   1.7 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)財政状態 当連結会計年度において(株)釣りビジョンの全株式の譲渡を行い、当該子会社を連結の範囲から除外したことにより、当連結会計年度末の資産、負債および純資産は、前連結会計年度末と比較して大きく減少しております。 (イ)資産 流動資産は、(株)釣りビジョンを連結の範囲から除外した結果、現金及び預金や売掛金、番組勘定が減少したこと等により、前期末に比べ1,120,295千円減少し、6,483,573千円となりました。固定資産は、通信制高校事業においてPCの入替やキャンパスの整備に伴う資産の取得があったことや、報告セグメントに帰属しない管理部門においてサーバーの入替等を行った一方、のれんが減少したこと等により前期末に比べ419,411千円減少し、3,276,761千円となりました。これらの結果、総資産は、前期末に比べ1,539,707千円減少し、9,760,334千円となりました。 (ロ)負債 流動負債は、買掛金が増加した一方、前受金や未払費用が減少したこと等により、前期末に比べ602,367千円減少し、4,274,880千円となりました。固定負債は、長期借入金や長期リース債務が減少したこと等により、前期末に比べ218,544千円減少し、423,255千円となりました。これらの結果、負債合計は、前期末に比べ820,912千円減少し、4,698,136千円となりました。 (ハ)純資産 親会社株主に帰属する当期純利益782,078千円を計上した一方、配当金の支払いを行ったことや、(株)釣りビジョンを連結の範囲から除外したことにより非支配株主持分が減少いたしました。これらの結果、純資産合計は前期末に比べ718,795千円減少し、5,062,198千円となりました。これにより、自己資本比率は51.9%となりました。 (3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前期末に比べ776,199千円減少し、4,844,872千円となりました。 (イ)営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、プラス688,487千円(前連結会計年度はプラス710,588千円)となりました。前受金が減少した一方で、税金等調整前当期純利益1,004,291千円を計上したことに加え、仕入債務の増加等により、営業活動によるキャッシュ・フローはプラスとなりました。 (ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フローは、通信制高校事業のeスポーツコースにおいてPC入替やキャンパスの整備による固定資産の取得があったことや、報告セグメントに帰属しない管理部門においてサーバーの入替を行った一方で、(株)釣りビジョン及びガラポン(株)の株式譲渡による収入があったこと等から、プラス14,992千円(前連結会計年度はマイナス30,803千円)となりました。 (ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや(株)釣りビジョンにて非支配株主への配当金の支払いがあったことに加え、借入金の返済による支出があったこと等から、マイナス1,491,961千円(前連結会計年度はマイナス882,391千円)となりました。 (当社グループの資本の財源及び資金の流動性) 当社は、投融資資金、運転資金等の資金需要に対しては、自己資金または金融機関からの借入等によって調達することを基本方針としております。また、当社及び主要な連結子会社は極度貸付契約を締結しており、各社における余剰資金の一元管理を行うことで資金の流動性を確保し、資金効率の向上に努めております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りとは異なる場合があります。 なお、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。