概要
ワールドホールディングスは、人材派遣・業務請負を中核とする純粋持株会社である。製造業向けプロダクツHR事業とサービス業向けサービスHR事業が連結売上の約75%を占め、2025年12月期の売上高は2844億円、営業利益108億円(営業利益率3.8%)を計上した。従業員数は約6万880人。東証プライム市場に上場し、福岡県北九州市に登記上の本店を置く。
プロダクツHRとサービスHRが売上の4分の3を稼ぐ
ワールドホールディングスの2025年12月期連結売上高2844億円のうち、人材教育事業が約2117億円(74.5%)を占める。内訳はプロダクツHR事業が1212億円、サービスHR事業が905億円である。プロダクツHRは半導体、電気電子部品、自動車、機械、医薬・化学などの製造業向けに研究開発・設計・製造・リペアまでを一貫提供し、セグメント利益は44億円と全体の約4割を稼ぐ。サービスHRは大手Eコマース事業者の物流倉庫一括請負や百貨店・ホテルでの接客販売を手掛け、利益は22億円。両事業でグループの収益基盤を形成する。
製造業の川上から川下までカバーするプロダクツHR
プロダクツHR事業は、顧客である世界的な大手製造メーカーの生産工程全般を支援する。研究開発・設計開発といった川上から、製造・リペアといった川下までを業務請負・人材派遣・人材コンサルティングでカバーするのが特徴だ。2005年に自社作成した「製造請負基準書」が監督省庁より認証され、適正な製造請負の基準として認定されている。2025年12月期の売上高は1212億円で、前期比9.9%増。半導体やデータセンター向け投資の活発化が需要を下支えした。主な子会社にワールドインテック、ワールドリテック、ニチギワールドなどがある。
物流・観光に強みを持つサービスHR
サービスHR事業は、物流(ロジスティクス)、ツーリズム、接客販売の3分野で業務請負・人材派遣を展開する。最大の顧客はアマゾンジャパンで、2025年12月期の販売実績の12.0%を占める。物流分野では2024年9月にグループ初の自社運営倉庫「小郡EF倉庫」を稼働させ、一括請負体制を強化した。ツーリズム分野ではJTBとの共同出資会社「JWソリューション」を通じてホテル業界に特化した人材サービスを提供する。2025年12月期の売上高は905億円(前期比14.8%増)、セグメント利益は22億円(同35.3%増)と大きく伸びた。
不動産・情報通信・農業公園でリスク分散
人材教育事業以外に、不動産、情報通信、農業公園の3事業をポートフォリオに持つ。不動産事業は中規模ファミリーマンションのデベロップメント(首都圏・東北・近畿・九州)、リノベーション、ユニットハウスの製造販売・レンタルが柱。2025年12月期売上高は571億円(前期比47.0%増)と成長したが、建築費高騰と金利上昇リスクには慎重な姿勢をとる。情報通信事業は北部九州でSoftBank・auショップを運営し、売上高98億円、セグメント利益1.6億円。農業公園事業は直営5施設の管理運営と全国の都市公園指定管理を行い、売上高56億円だがセグメント損失0.4億円と赤字となっている。
業界の中での役割は人材サービス(派遣・請負)の大口供給者、不動産デベロッパー、携電話販売代理店、公園運営事業者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2024/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| プロダクツHR事業 | 1,103億円 | 45.5% | 33億円 | 3.0% |
| サービスHR事業 | 789億円 | 32.6% | 17億円 | 2.2% |
| 不動産 事業 | 389億円 | 16.1% | 30億円 | 7.7% |
| 情報通信 事業 | 87億円 | 3.6% | 1億円 | 1.1% |
| 農業公園事業 | 55億円 | 2.3% | 2億円 | 3.6% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01製造業(半導体、電気電子部品、自動車、機械、医薬、化学等)主力
大手製造メーカー向けに、研究開発・設計開発・製造・リペア等のものづくり工程全般で業務請負・人材派遣・人材コンサルティングを提供。世界的な大手を顧客とし、生産工程の川上から川下までカバー。
- 業務請負
- 製造現場の一部工程を一括して請け負い、人員管理・生産管理を代行するサービス。
- 人材派遣
- 技術者や技能者を必要な期間・人数だけ派遣するサービス。
- 人材コンサルティング
- 採用・教育・組織設計等の人的資源に関するコンサルティング。
02サービス業(ロジスティクス、ツーリズム、接客販売)主力
大手Eコマース事業者の物流倉庫一括請負、百貨店・量販店・ホテル・観光施設での接客販売等、サービス領域で業務請負・人材派遣・人材コンサルティングを提供。物流・観光分野に強み。
- 業務請負
- 物流倉庫の運営や店舗運営を一括請負するサービス。
- 人材派遣
- 物流・接客・観光分野の人材派遣。
03不動産市場(個人・法人向け)準主力
デベロップメント(中規模ファミリーマンション)、リノベーション、仲介、賃貸管理、ユニットハウスの製造・販売・レンタルを全国展開。首都圏、東北、近畿、九州で地域密着型事業。
- マンションデベロップメント
- 中規模ファミリータイプマンションの企画・開発・販売。
- リノベーション
- 既存物件の改修工事及び販売仲介。
- ユニットハウス
- 仮設住宅や現場事務所等に使用する組立式ハウスの製造・販売・レンタル。
04携帯電話販売代理店(北部九州)準主力
福岡を中心にSoftBankショップやauショップを運営。法人向けコスト削減ソリューションも提供。
- 携帯電話販売代理店
- SoftBank、auのショップ運営による端末販売・契約手続き代行。
- 法人向けコスト削減ソリューション
- 通信費削減を含む法人向けコンサルティング・サービス。
05公共施設管理運営(都市公園等)副次
直営5施設を含む公園施設等の管理運営。自然・文化を尊重した運営と、ノウハウを活かした全国の都市公園等の指定管理・運営。
製品と技術
製造現場の工程を一括で請け負う業務請負
プロダクツHR事業の核となるサービスが業務請負である。製造メーカーの生産ラインの一部または全部を一括して請け負い、人員管理・生産管理・品質管理を代行する。2005年に自社で策定した「製造請負基準書」は監督省庁より認証され、適正な請負の基準として業界でも評価されている。対象は半導体・電気電子部品・自動車・機械・医薬・化学など幅広く、研究開発から設計、製造、リペアに至る全工程をカバーする。子会社ワールドインテックが主に担当し、大手製造メーカーとの長期取引を強みとする。
技術者・技能者を派遣する人材派遣
人材派遣は、技術者や技能者を必要な期間・人数だけ顧客先に派遣するサービスである。1997年に開始したFE(フィールドエンジニア)事業が原点で、その後建設技術者派遣(ワールドコンストラクション)や研究開発分野の派遣へと拡大した。派遣先は半導体工場や自動車組立ライン、研究機関など多岐にわたる。ワールドスタッフィングは販売員や軽作業派遣を、ワールドインテックは製造・技術系派遣をそれぞれ専門に手掛ける。2025年には半導体人材育成拠点「熊本テクニカルセンター」を開設し、派遣人材のスキル向上にも注力している。
Eコマース物流倉庫の一括請負
サービスHR事業の主要サービスは、大手Eコマース事業者向け物流倉庫の一括請負である。アマゾンジャパンが最大の顧客で、2025年12月期には同社向け売上が340億円と全体の12%を占める。物流倉庫内の入庫・保管・ピッキング・出荷までの全工程を請け負い、人員管理と運営を代行する。2024年9月にはグループ初となる自社運営倉庫「小郡EF倉庫」(福岡県小郡市)を稼働させ、一貫した品質管理と効率化を実現。物流分野での受託力を強化している。子会社ワールドスタッフィングが中心となり、ヤマト・スタッフ・サプライのグループ化により宅配分野にも展開を広げている。
中規模マンション開発とユニットハウス製造販売
不動産事業の主力製品は中規模ファミリータイプマンションのデベロップメントである。首都圏(ワールドレジデンシャル)、東北(ワールドアイシティ)、近畿(ワールドレジデンシャル関西)、九州(ミクニ)の各地域に特化した子会社が用地取得から企画・販売までを手掛ける。また、既存物件のリノベーション工事と販売仲介も全国で展開。ユニットハウスは、子会社オオマチワールドが製造・販売・レンタルを行い、仮設住宅や現場事務所などに使用される組立式ハウスが主力製品である。これらの不動産事業は2025年12月期に売上高571億円を計上した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
人材派遣大手、低収益率で課題
サービス業(人材派遣・アウトソーシング)を主業とする企業。売上高2,137億円(2023/12)から2,844億円(2025/12予想)へ堅調に拡大。営業利益率は3.6%→3.8%と低水準で推移。同業のジンジブ等と競合。派遣・請負事業が主力だが、人材不足を背景に需要は堅調。一方、競争激化や人件費上昇が収益率を圧迫。大手に比べ規模は中程度で、差別化が課題。
強み
- 人手不足を背景に人材サービス需要は堅調で、売上成長を持続。
- 派遣・紹介・請負など多様なサービスを展開、顧客基盤を拡大。
- 全国展開の営業網で、企業とのリレーションを構築。
- 関連会社との連携で総合人材サービスを提供可能。
課題
- 営業利益率3.8%と低く、コスト管理や付加価値向上が急務。
- 同業他社との価格競争が激しく、差別化が困難。
- 労働者派遣法改正など規制変更が事業に影響を与える可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
物流・運輸の時価総額近傍。太字がワールドホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3232三重交通グループホールディングス | 652億円 | 9.8倍 |
| 2 | 8005スクロール | 600億円 | 21.5倍 |
| 3 | 1301極洋 | 568億円 | 8.2倍 |
| 4 | 9381エーアイテイー | 552億円 | 17.1倍 |
| 5 | 7102日本車輌製造 | 524億円 | 4.4倍 |
| 6 | 2429ワールドホールディングス | 514億円 | 8.7倍 |
| 7 | 9081神奈川中央交通 | 503億円 | 13.5倍 |
| 8 | 9305ヤマタネ | 468億円 | 8.1倍 |
| 9 | 9052山陽電気鉄道 | 452億円 | 11.1倍 |
| 10 | 4392FIG | 351億円 | 42.5倍 |
| 11 | 9319中央倉庫 | 347億円 | 16.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(物流・運輸)に従っています。
会社の歴史
沿革 54件
製造派遣で創業し2005年にジャスダック上場
1993年2月、北九州市小倉北区に資本金10百万円でワールドインテック(現ワールドホールディングス)を設立。各種業務の請負業(アウトソーシング)を目的とした。1997年6月にフィールドエンジニア(FE)事業を開始し技術分野へ進出。2002年2月には研究開発事業を始め、東京営業所を開設した。これらの事業拡大を経て、2005年2月にジャスダック証券取引所へ株式上場を果たす。創業から12年での上場となり、製造派遣を祖業とする事業モデルが固まった時期である。
販売員派遣・情報通信・不動産への多角化(2005~2010年)
上場後の2005年4月、販売員派遣事業を開始(現ワールドスタッフィング)。同年12月にはイーサポートとネットワークソリューションをグループ化し情報通信事業へ参入。2008年5月には地理情報システム(GIS)事業を行う九州地理情報をグループ化し、重度障がい者多数雇用企業としての側面も持つ。2009年12月にリペア事業(現ワールドリテック)を開始。2010年4月にはワールドレジデンシャルを設立し不動産事業へ進出、同時期にニチモリアルエステートもグループ化し、事業の多角化が急速に進んだ。
持株会社体制に移行した2014年
2014年2月、持株会社体制への移行準備としてワールドインテック分割準備会社を設立。同年7月、会社分割によりワールドインテック(現ワールドインテック)を事業子会社とし、ワールドホールディングスに商号変更して純粋持株会社となる。これによりグループの統括機能と事業運営を分離。同年12月には祖業である総合不動産業のみくに産業(現ミクニ)や北海道のM'sコーポレーションなど不動産関連3社をグループに加え、事業基盤を拡充した。この再編により、後のM&Aによる成長の受け皿が整った。
中国・インドネシア進出とユニットハウス取得(2014~2019年)
持株会社移行後の2014年11月、中国に日系企業向け製造請負の合弁会社「蘇州英特科製造外包有限公司」をENGMA社と設立。2015年3月にはインドネシアで不動産事業を行う現地法人を設立し、海外展開を開始。同年8月にはユニットハウスメーカーの大町(現オオマチワールド)をグループ化し、不動産事業の製品ラインアップを拡充。2016年3月には東証第二部上場、同年6月には第一部に指定されるなど、資本市場でも評価を高めた。2018年11月には米国に人材教育事業の拠点を設立している。
JTB・ヤマト・SUBARUとの戦略提携(2019~2023年)
2019年4月、JTBのグループ会社と共同出資でホテル特化型人材サービス会社「JWソリューション」を設立。2020年2月にはJTB本体とも連携しツーリズム分野を拡大。同年4月には東邦チタニウムとの合弁で素材業界特化の人材会社「TOHOWORLD」を設立した。2023年7月にはヤマトホールディングスと戦略的業務提携を結び、同年9月にヤマト・スタッフ・サプライをグループ化。2025年6月にはSUBARU・日総工産との3社共同出資で自動車関連人材サービス会社「SUBARU nw Sight」を設立し、大手企業との連携を次々と実現した。
プライム市場移行と半導体人材育成への投資(2022年以降)
2022年4月、東証の市場区分見直しに伴い市場第一部からプライム市場に移行。2024年7月には子会社ミクニが北九州市小倉北区にオフィスビル「BIZIA KOKURA」を竣工し、地域再開発に着手。2025年3月にはチタン加工品メーカーのトーホーテックをグループ化。同年4月、半導体人材育成拠点「熊本テクニカルセンター」を開設し、成長分野への投資を加速している。2024年9月には物流自社運営倉庫「小郡EF倉庫」の稼働を開始し、サービスHR事業の基盤強化も進めている。
年表54件を開く
1990年代
- 1993年2月北九州市小倉北区に各種業務の請負業(アウトソーシング)を事業目的として、資本金10百万円にて㈱ワールドインテック(現・㈱ワールドホールディングス)を設立(製造分野)
- 1997年6月FE(フィールドエンジニア)事業(技術分野)を開始
2000年代
- 2002年2月研究開発事業(研究開発分野)を開始し、東京都中央区に研究開発事業部東京営業所を開設
- 2003年7月創業台湾人材管理(股)(現・台湾英特科(股))(台湾)を設立
- 2005年2月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年4月販売員の派遣事業を開始(現・㈱ワールドスタッフィング)
- 2005年9月「製造請負基準書」(自社作成)が適正な製造請負を行う基準となるものとして監督省庁より認証
- 2005年12月㈱イーサポート及び㈱ネットワークソリューションがグループインし、情報通信事業へ進出
- 2007年2月財団法人日本情報処理開発協会よりプライバシーマーク認定取得
- 2008年5月地理情報システム(GIS)事業を行う重度障がい者多数雇用企業の九州地理情報㈱がグループイン
- 2009年12月リペア事業を開始(現・㈱ワールドリテック)
2010年代
- 2010年2月教育事業会社として㈱アドバンを設立
- 2010年4月首都圏エリア中心のデベロッパーとして㈱ワールドレジデンシャルを設立し、不動産事業へ進出
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
- 2010年6月不動産コンサルティングのニチモリアルエステート㈱がグループイン
- 2010年12月建設技術者派遣事業を開始(現・㈱ワールドコンストラクション)
- 2011年10月㈱ベスト電器から法人営業基盤を引き継ぎ、㈱ベストITビジネスがグループイン
- 2012年2月東北エリア中心のデベロッパーとして㈱ワールドアイシティを設立
- 2012年3月M&A震災復興支援と行政受託事業を事業目的として㈱ワールドインテック福島(現・㈱ワールドスタッフィングに吸収合併)を設立
- 2012年11月臨床試験受託事業会社のDOTインターナショナル㈱(現・DOTワールド㈱)がグループイン
- 2013年1月近畿エリア中心のデベロッパーとして㈱ウィステリアホームズ(現・㈱ワールドレジデンシャル関西)を設立
- 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
- 2014年2月持株会社体制への移行のため、ワールドインテック分割準備㈱(現・㈱ワールドインテック)を設立
- 2014年4月物流事業を開始(現・㈱ワールドスタッフィング)
- 2014年7月商号変更会社分割により持株会社体制へ移行し、㈱ワールドホールディングスに商号変更
- 2014年11月中国の日系企業を主対象とした製造請負業の蘇州英特科製造外包有限公司(エングマインテック)をENGMA社との合弁会社として設立
- 2014年12月祖業である総合不動産業のみくに産業㈱(現・㈱ミクニ)、九州エリア中心のデベロッパーである㈱ワールドミクニ(現・㈱リノベミクニ)及び北海道にて不動産の売買・管理事業等を行うM’sコーポレーション㈱(現・エムズワールド㈱)がグループイン
- 2015年3月創業インドネシアにおいて不動産事業を行うP.T.ワールド デベロップメント インドネシアを設立
- 2015年8月ユニットハウスメーカーである㈱大町(現・㈱オオマチワールド)がグループイン
- 2016年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
- 2016年6月東京証券取引所の市場第二部から市場第一部に指定
- 2016年7月カメラ・家電修理等のリペア事業を行う日研テクノ㈱(現・㈱ワールドリテック)がグループイン
- 2017年2月M&A農業公園型施設を運営する㈱ファーム(現・㈱ワールドインテックに吸収合併)及び㈱クラウデイトがグループインし、農業公園事業へ進出
- 2017年6月㈱ワールドスタッフィングを設立し、㈱ワールドインテックから販売員及び軽作業派遣部門を事業移管
- 2017年7月㈱ワールドコンストラクションに㈱ワールドインテックから建設技術者派遣事業を事業移管
- 2018年2月ソフトウェア受託開発を行う西肥情報サービス㈱(現・㈱ワールドシステムサービス)がグループイン
- 2018年11月創業米国における人材教育事業の拠点として現地法人WORLD INTEC AMERICA, INC.を設立
- 2019年4月㈱JTBのグループ会社である㈱JTBコミュニケーションデザインと㈱ワールドスタッフィングとの共同出資で、ホテル業界に特化した総合人材サービス会社㈱JWソリューションを設立
- 2019年6月M&A投資助言・代理業を行う㈱ワールドアセットマネジメントを子会社化し不動産金融関連事業を開始
- 2019年9月債権管理回収業、債権管理に関するコンサルティング等を行う㈱一富士債権回収(現・みらい債権回収㈱)がグループイン
2020年代
- 2020年2月㈱JTBと共に㈱JWソリューションに共同出資し、ツーリズム業界向けの人材ビジネスに業容拡大
- 2020年4月東邦チタニウム㈱と㈱ワールドインテックとの共同出資で、素材業界に特化した総合人材サービス会社㈱TOHOWORLDを設立
- 2021年5月ソフトウェア受託開発を行う㈱クリエーション・ビューがグループイン
- 2022年2月接客販売の人材サービスを行う㈱ディンプルがグループイン
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年6月製造・プラントを主力とした人材サービスを行う㈱クリエイティブがグループイン
- 2023年5月M&A技術請負・設計・製造分野の人材サービスを行う㈱日本技術センター、各種産業用機械の設計開発を行う㈱テクノリンクがグループイン(二社統合 現・㈱ニチギワールド)
- 2023年7月ヤマトホールディングス㈱と戦略的業務提携
- 2023年9月物流関連の人材サービスを行うヤマト・スタッフ・サプライ㈱がグループイン
- 2024年7月㈱ミクニが「コクラ・クロサキリビテーション」の第一号案件として、オフィスビル「BIZIA KOKURA」を竣工(北九州市小倉北区)
- 2024年9月㈱ワールドスタッフィングがグループ初の物流自社運営倉庫「小郡EF倉庫」の稼働を開始
- 2025年3月チタン加工品の設計・製造・販売を行うトーホーテック㈱がグループイン
- 2025年4月㈱ワールドインテックが、半導体人材育成拠点「熊本テクニカルセンター」を開設
- 2025年6月SUBARU、日総工産、ワールドインテックが共同出資し、自動車関連の人材サービスを行う㈱SUBARU nw Sightを設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年度まで3,003億円
- 営業利益2026年度まで125億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
人的資本への投資強化
最重要資産である人的資本への投資を進め、その価値を高めることで社会への貢献と高い成長を目指す。
- 02
マルチポートフォリオの活用
複数事業にわたるポートフォリオにより経済環境の変化に柔軟に対応し、時流を捉えた経営で安定的な成長を実現する。
- 03
人材教育事業の強化
受託力を活かした独自ポジションの確立、リスキリングやDXによる生産性向上、多様な労働環境の提供を通じて労働市場の変化に対応する。
- 04
不動産事業でのリスク管理
無理のない事業展開でリスクを最小限にしつつ、事業用地創出ノウハウを活かして安定的成長を図る。
- 05
情報通信事業と農業公園事業の成長
モバイルショップと法人ソリューションの融合で差別化、農業公園では民間委託獲得と再生可能エネルギー導入を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で60,880人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は600万円で、9期前と比べて−2.8%。平均年齢は46.0歳、平均勤続年数は11.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | — | — | — | 15,559 | — |
| 2017年12月 | — | — | — | 17,924 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 18,852 | — |
| 2019年12月 | 617 | 45.5 | 11.1 | 19,498 | — |
| 2020年12月 | 437 | 40.0 | 6.1 | 22,717 | — |
| 2021年12月 | 342 | 41.5 | 5.5 | 26,701 | — |
| 2022年12月 | 373 | 41.0 | 5.7 | 34,010 | — |
| 2023年12月 | 582 | 45.0 | 9.7 | 52,570 | — |
| 2024年12月 | 604 | 45.0 | 9.7 | 54,931 | 16 |
| 2025年12月 | 600 | 46.0 | 11.0 | 60,880 | 18 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社43社(国内 42 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 国内㈱ワールドコンストラクション東京都港区議決権100.0%
- 国内㈱TOHOWORLD北九州市小倉北区議決権55.0%
- 国内トーホーテック㈱(注)4神奈川県茅ケ崎市議決権65.0%
- 国内台湾英特科(股)新竹市東區議決権100.0%
- 海外蘇州英特科製造外包有限公司中国蘇州高新区議決権51.0%
- 国内WORLD INTEC AMERICA,INC.アメリカ合衆国 オレゴン州議決権100.0%
- 国内DOTワールド㈱東京都港区議決権100.0%
- 国内㈱ワールドリテック大阪市西区議決権100.0%
- 国内九州地理情報㈱福岡市東区議決権51.0%
- 国内㈱ワールドシステムサービス長崎県佐世保市議決権100.0%
- 国内㈱クリエーション・ビュー東京都新宿区議決権100.0%
- 国内㈱アドバン福岡市博多区議決権100.0%
残りのグループ会社31社を開く
- ㈱クリエイティブ大阪市住之江区100%
- ㈱日本技術センター(注)7兵庫県姫路市100%
- ㈱テクノリンク(注)7京都市下京区100%
- 三金開発㈱福岡県大牟田市60%
- ㈱ワールドスタッフィング(注)3、8、15福岡市博多区100%
- ㈱JWソリューション(注)3東京都港区60%
- ㈱ディンプル大阪市北区90%
- ヤマト・スタッフ・サプライ㈱(注)16東京都中央区51%
- ㈱ワールドレジデンシャル(注)3、9東京都港区100%
- ㈱ワールドアイシティ(注)3仙台市青葉区100%
- ㈱ワールドレジデンシャル関西(注)3大阪市北区100%
- ニチモリアルエステート㈱東京都港区100%
- ㈱ワールドライフパートナー(注)10東京都中央区100%
- ㈱オオマチワールド仙台市宮城野区100%
- ㈱ミクニ北九州市小倉北区100%
- ㈱リノベミクニ東京都港区100%
- エムズワールド㈱札幌市中央区100%
- アルファー西日本㈱(注)5北九州市小倉南区100%
- ㈱ワールドキャピタルソリューション福岡市博多区70%
- ㈱イーサポート福岡県飯塚市51%
- ㈱ネットワークソリューション福岡市博多区100%
- ㈱ワールドスタイル福岡市博多区100%
- ㈱ベストITビジネス福岡市博多区56%
- ㈱クラウデイト兵庫県神崎郡100%
- ㈱堺ファーム堺市南区98%
- ㈱美濃加茂ファーム岐阜県美濃加茂市96%
- ㈱日野ファーム(注)3滋賀県蒲生郡98%
- ㈱北山ファーム滋賀県蒲生郡100%
- ㈱北山レーベン滋賀県蒲生郡100%
- ㈱是里ワイン醸造場岡山県赤磐市55%
- nmsホールディングス㈱(注)12、13東京都新宿区33%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は2,844億円、営業利益は108億円。前期と比べると増収増益で、売上が+17.4%、利益が+25.6%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,003億円 | 2,844億円 |
| 営業利益 | 125億円 | 108億円 |
| 純利益 | 70億円 | 66億円 |
| 1株あたり配当 | ¥136.3 | ¥136.3 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1,384億円、営業利益は42億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+5.0%、営業利益は−16.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 437 | 19 | 4.3 | 10 |
| 2023年2Q | 468 | 18 | 3.8 | 10 |
| 2023年3Q | 605 | 41 | 6.8 | 27 |
| 2023年4Q | 627 | — | — | 15 |
| 2024年1Q | 548 | 6 | 1.1 | −1 |
| 2024年2Q | 560 | 18 | 3.2 | 8 |
| 2024年4Q | 1,314 | 62 | 4.7 | 43 |
| 2025年2Q | 1,318 | 50 | 3.8 | 27 |
| 2025年4Q | 1,526 | 58 | 3.8 | 39 |
| 2026年2Q | 1,384 | 42 | 3.0 | 19 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年12月期からの14期で、売上は530億円から2,844億円へ5.4倍に増えた。直近期の営業利益率は3.8%。売上は6期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 震災復興支援と行政受託事業を事業目的として㈱ワールドインテック福島(現・㈱ワールドスタッフィングに吸収合併)を設立 | |||||
| 2012年12月 | 530 | — | 13 | — | 7 |
| 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 | |||||
| 2013年12月 | 565 | — | 22 | — | 8 |
| 会社分割により持株会社体制へ移行し、㈱ワールドホールディングスに商号変更 | |||||
| 2014年12月 | 688 | — | 37 | — | 20 |
| インドネシアにおいて不動産事業を行うP.T.ワールド デベロップメント インドネシアを設立 | |||||
| 2015年12月 | 880 | — | 51 | — | 38 |
| 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 | |||||
| 2016年12月 | 943 | — | 73 | — | 42 |
| 農業公園型施設を運営する㈱ファーム(現・㈱ワールドインテックに吸収合併)及び㈱クラウデイトがグループインし、農業公園事業へ進出 | |||||
| 2017年12月 | 1,271 | — | 70 | — | 46 |
| 米国における人材教育事業の拠点として現地法人WORLD INTEC AMERICA, INC.を設立 | |||||
| 2018年12月 | 1,429 | — | 74 | — | 47 |
| 投資助言・代理業を行う㈱ワールドアセットマネジメントを子会社化し不動産金融関連事業を開始 | |||||
| 2019年12月 | 1,363 | — | 48 | — | 30 |
| 東邦チタニウム㈱と㈱ワールドインテックとの共同出資で、素材業界に特化した総合人材サービス会社㈱TOHOWORLDを設立 | |||||
| 2020年12月 | 1,436 | — | 68 | — | 59 |
| 2021年12月 | 1,547 | — | 77 | — | 46 |
| 2022年12月 | 1,836 | — | 89 | — | 53 |
| 技術請負・設計・製造分野の人材サービスを行う㈱日本技術センター、各種産業用機械の設計開発を行う㈱テクノリンクがグループイン(二社統合 現・㈱ニチギワールド) | |||||
| 2023年12月 | 2,137 | — | 103 | — | 62 |
| 2024年12月 | 2,422 | 86 | 86 | 3.6 | 50 |
| ㈱ワールドインテックが、半導体人材育成拠点「熊本テクニカルセンター」を開設 | |||||
| 2025年12月 | 2,844 | 108 | 109 | 3.8 | 66 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高2,844億円のうち、営業利益として残るのは108億円で3.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は66億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.0%2,390億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.2%346億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.8%108億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが148億円、投資CFが−168億円で、差し引きのフリーCFは−20億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は389億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | −17 | −10 | 42 | −27 | 49 |
| 2013年12月 | −20 | −1 | 32 | −21 | 60 |
| 2014年12月 | 17 | −23 | 54 | −6 | 108 |
| 2015年12月 | −44 | −21 | 65 | −65 | 108 |
| 2016年12月 | −36 | −15 | 100 | −51 | 158 |
| 2017年12月 | 82 | −27 | −31 | 55 | 182 |
| 2018年12月 | 93 | −14 | −75 | 79 | 188 |
| 2019年12月 | 27 | −25 | −26 | 2 | 165 |
| 2020年12月 | 138 | −10 | −66 | 128 | 228 |
| 2021年12月 | 14 | −18 | 80 | −4 | 307 |
| 2022年12月 | −48 | −60 | 151 | −108 | 351 |
| 2023年12月 | −34 | −115 | 206 | −149 | 408 |
| 2024年12月 | −14 | −30 | 60 | −44 | 425 |
| 2025年12月 | 148 | −168 | −18 | −20 | 389 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は1,857億円。このうち返さなくてよい自己資本が533億円で、自己資本比率は26.6%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 238 | 58 | 180 | 21.1 |
| 2013年12月 | 306 | 67 | 239 | 18.7 |
| 2014年12月 | 461 | 84 | 377 | 16.1 |
| 2015年12月 | 563 | 119 | 444 | 19.2 |
| 2016年12月 | 734 | 155 | 579 | 19.4 |
| 2017年12月 | 800 | 191 | 609 | 22.3 |
| 2018年12月 | 800 | 223 | 577 | 26.3 |
| 2019年12月 | 874 | 239 | 635 | 25.9 |
| 2020年12月 | 792 | 301 | 491 | 36.1 |
| 2021年12月 | 973 | 332 | 641 | 32.4 |
| 2022年12月 | 1,236 | 372 | 864 | 28.6 |
| 2023年12月 | 1,592 | 429 | 1,163 | 25.3 |
| 2024年12月 | 1,744 | 475 | 1,269 | 25.5 |
| 2025年12月 | 1,857 | 533 | 1,323 | 26.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中80位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中483位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,856で、1年前と比べて+14.9%。過去52週の値幅のなかでは86%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.7倍 |
| PER (会社予想) | 7.3倍 |
| PBR | 1.03倍 |
| 配当利回り | 4.77% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
前日比-0.73%、1ヶ月で+10.9%上昇。25日線(2545円)を+6.3%上回り、75日線(2505円)も上抜ける。52週高値2901円から-6.7%と高値圏。出来高は7/21に12.3万株と急増。週足は上昇トレンド。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER7.33倍は業界平均22.33倍を大幅に下回り、PBR0.998倍は業界平均3.09倍を下回る。ROE14.1%は健全。配当利回り4.79%は業界平均2.77%を上回るが、配当性向88.5%と高く持続性に懸念。指標は総じて割安を示す。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.7倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 7.3倍 | — |
| PBR | 1.03倍 | 3.51倍 |
| ROE | 14.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は堅調に成長しており、2025年12月期は売上2,844億円、利益66億円を見込む。強気派は人手不足の構造的な追い風と、派遣需要の高まりを評価。一方、弱気派は派遣法規制の強化や、低い営業利益率、競合との価格競争を懸念。PER7.3倍、PBR1.0倍とバリュエーションは割安だが、ROE14.1%と効率性は良好。
- 人手不足追い風
製造業の人材不足で派遣需要が拡大
- 成長持続
売上高が3年で1,836→2,844億円に増加
- 割安バリュエーション
PER7.3倍と同業比低く、配当利回り4.79%
- 営業利益増益(FY2025/12予想)2025年12月期影響中
営業利益108億円(前年比+25.6%)、大幅増益
- 売上高2桁成長継続2025年12月期影響中
売上高2844億円(前年比+17.4%)、拡大基調
- 高配当利回り4.79%継続影響弱
配当利回り4.79%とインカムゲイン魅力
- PBR1倍割れからの回復期待継続影響弱
PBR0.99倍、ROE14.1%で是正余地
- 規制リスク
派遣法改正で手数料率低下の可能性
- 利益率の低さ
営業利益率3.8%と薄利で変動に脆弱
- 競合激化
同業大手とのシェア争いで価格低下懸念
- 純利益変動(前期減益)2025年12月期影響中
前期純利益50億円(前年比-19.4%)、今期66億円も不安定
- 人材派遣業界の需給悪化リスク不定影響中
経済変動で派遣需要が減少する可能性
- 営業利益率3.8%と低水準継続影響弱
利益率が低くコスト増で収益性悪化
- 外国保有比率13.7%も需給リスク継続影響弱
外国人売りが株価下落要因
- 売上高成長率
- 派遣需要の変化を測る
- 営業利益率
- 収益性改善の有無を確認
- 稼働スタッフ数
- 事業の実需給を把握
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり136.3円で、前期から+53.8%。いまの株価に対する利回りは4.77%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 75 | — | 41.1 |
| 2017年12月 | 83 | 9.8 | 30.1 |
| 2018年12月 | 83 | 0.4 | 36.0 |
| 2019年12月 | 53 | −36.5 | 22.3 |
| 2020年12月 | 100 | 89.4 | 71.5 |
| 2021年12月 | 80 | −20.3 | 88.6 |
| 2022年12月 | 92 | 15.1 | 72.0 |
| 2023年12月 | 106 | 15.8 | 65.5 |
| 2024年12月 | 84 | −20.6 | 49.6 |
| 2025年12月 | 130 | 53.8 | 88.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥136.3
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ6,063人。区分でいちばん多いのは事業法人で45.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が60.9%を占め、残る39.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 45.7 | 45.5 | 45.3 | 45.6 | 44.9 | 45.4 |
| 個人・その他 | 22.3 | 17.0 | 15.9 | 21.4 | 22.6 | 23.5 |
| 金融機関 | 19.0 | 17.3 | 16.8 | 18.8 | 17.1 | 15.6 |
| 外国法人 | 12.4 | 19.3 | 21.5 | 11.9 | 13.6 | 13.6 |
| 証券会社 | 0.5 | 0.8 | 0.4 | 2.2 | 1.7 | 1.9 |
| 自己株式 | 0.7 | 0.7 | 0.6 | 0.6 | 0.6 | 0.6 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | みらい総研株式会社 | 44.22 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.11 |
| 03 | 伊井田 栄吉 | 4.42 |
| 04 | 株式会社北九州銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 3.94 |
| 05 | 安部 南鎬 | 2.78 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.51 |
| 07 | 株式会社西日本シティ銀行 | 1.67 |
| 08 | BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 1.53 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.35 |
| 10 | MORGAN STANLEY & CO.LLC(常任代理人 モルガンスタンレーMUFG証券株式会社) | 1.03 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+818%、1株純資産は14期で+827%。直近期のROEは14.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年12月 | 40 | 298 | 14.2 | 8.3 | — |
| 2013年12月 | 50 | 340 | 15.5 | 13.7 | 31.4 |
| 2014年12月 | 118 | 444 | 30.3 | 10.4 | — |
| 2015年12月 | 228 | 646 | 41.8 | 6.3 | 79.0 |
| 2016年12月 | 251 | 850 | 33.5 | 8.2 | 41.1 |
| 2017年12月 | 275 | 1,060 | 28.8 | 13.0 | 30.1 |
| 2018年12月 | 276 | 1,249 | 23.9 | 7.8 | 36.0 |
| 2019年12月 | 176 | 1,346 | 13.5 | 11.0 | 22.3 |
| 2020年12月 | 341 | 1,638 | 23.1 | 5.7 | 71.5 |
| 2021年12月 | 265 | 1,804 | 15.4 | 9.8 | 88.6 |
| 2022年12月 | 306 | 2,020 | 16.0 | 8.2 | 72.0 |
| 2023年12月 | 354 | 2,291 | 16.4 | 7.7 | 65.5 |
| 2024年12月 | 280 | 2,487 | 11.8 | 7.1 | 49.6 |
| 2025年12月 | 370 | 2,765 | 14.1 | 7.0 | 88.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
20名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は20名。2025/12期の役員報酬は総額226百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 伊井田栄吉 | 代表取締役会長兼社長 最高経営責任者 | 70 | 796,500 |
| 中野繁 | 取締役 経営企画管理統括本部長 兼 経営管理本部長 | 68 | 7,000 |
| 本多信二 | 取締役 人材教育事業(サービスHR)担当 | 61 | 43,000 |
| 栗山勝宏 | 取締役 人材教育事業(プロダクツHR)担当 | 58 | 2,100 |
| 塩見政明 | 取締役 経営企画管理統括本部副本部長兼経営開発本部長 | 60 | — |
| 桑原伸一郎 | 取締役 不動産事業担当 | 67 | 700 |
| 濱地知治 | 取締役 財務経理企画本部長 | 64 | — |
| 白川祐治 | 社外取締役 | 69 | — |
| 川本惣一 | 社外取締役 | 68 | — |
| 磯俣克平 | 社外取締役 | 67 | — |
| 木村一義 | 独立社外取締役 | 82 | 10,000 |
| 荻野浩三 | 独立社外取締役 | 68 | — |
残りの役員8名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 小野和美 | 独立社外取締役 | 63 | — |
| 星野裕志 | 独立社外取締役 | 68 | — |
| 久保欣 | 独立社外取締役 | 59 | — |
| 田中晴雄 | 常勤監査役 | 68 | 1,200 |
| 古賀光雄 | 独立社外監査役 | 79 | — |
| 加藤哲夫 | 独立社外監査役 | 63 | — |
| 井川晃浩 | — | 62 | 500 |
| 岡本一郎 | 取締役 経営企画本部長兼経営管理本部 副本部長 | 61 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | ストックオプション百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 165 | 6 | 2 | 173 | 25 |
| 社外取締役 | 13 | 43 | — | 1 | 44 | 3 |
| 監査役 | 1 | 8 | — | 0 | 9 | 9 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,173字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,955字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,401字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,211字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第34期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第33期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-18
- 半期報告書半期報告書-第33期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第32期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第32期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-25
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業