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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

共同ピーアール

KYODO PUBLIC RELATIONS CO.,LTD.2436 · Standard · サービス業

PR専門会社の草分け。企業の広報活動を代行し、インフルエンサー活用やAIによるデータ分析支援も手掛ける。

概要

共同ピーアール株式会社は、1964年設立のPR専門企業である。東京都中央区に本社を置き、2025年12月期の連結売上高86億円、従業員377名を有する。PR事業を中核に、インフルエンサーマーケティング、AI・ビッグデータソリューションの3事業を展開し、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

3つの事業で構成される収益構造

当社グループは、PR事業、インフルエンサーマーケティング事業、AI・ビッグデータソリューション事業の3セグメントで構成される。PR事業はリテイナー(6ヶ月以上の継続契約)、スポット(短期)、ペイドパブリシティ(記事形式の広告)の3サービスに分類される。2025年12月期のセグメント別売上高はPR事業61.8億円、インフルエンサーマーケティング事業12.9億円、AI・ビッグデータソリューション事業10.7億円であり、PR事業が全体の約72%を占める。

積極的なM&Aで事業領域を拡大

2000年以降、同社はM&Aを通じて事業基盤を拡充してきた。2000年に共和ピー・アールを子会社化、2006年には株式会社マンハッタンピープルを取得。2022年には株式会社VAZ(インフルエンサーマーケティング)と株式会社キーウォーカー(AI・ビッグデータ)を相次いで子会社化した。2025年には株式会社ディービーピーアールと株式会社トータル・コミュニケーションズを連結子会社とし、2026年にはディービーピーアールを吸収合併している。

海外展開と撤退を繰り返した国際戦略

同社は1998年に中国・北京に合弁会社を設立したが、2006年には上海に100%出資子会社を設立。また2000年には米国ニューヨークに現地法人を設立するが、2002年に清算。2006年に韓国ソウル支社を開設、2008年に現地法人化するが、2010年に株式譲渡。2015年には上海子会社の持分を譲渡した。アジアでのプレゼンス維持のため、2018年に台湾支店を開設している。

金融危機後の収益回復と成長軌道

連結業績は2012年12月期の売上高43億円から緩やかに成長し、2019年には58億円に達した。2020年は新型コロナの影響で50億円に落ち込んだが、その後回復。2024年12月期に73億円、2025年12月期には86億円と過去最高を更新。営業利益も2025年に13億円と拡大し、純利益は9億円となった。自己資本比率は62.8%と財務体質は堅調である。

業界の中での役割は企業向けPR・マーケティング支援サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
86億円
営業利益
13億円
営業利益率
15.1%
純利益
9億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
PR事業62億円72.1%11億円17.7%
インフルエンサーマーケティング事業13億円15.1%1億円7.7%
AI・ビッグデータソリューション事業11億円12.8%2億円18.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業(B2B)主力

企業の広報・PR活動を支援。PR戦略策定からパブリシティ獲得、危機管理広報、記者会見運営等を提供。6ヶ月以上の継続契約のリテイナーと、単発のスポット、ペイドパブリシティの3サービスがある。

主な製品・サービス3
PRサービス(リテイナー)
企業の広報活動を6ヶ月以上継続的に支援するコンサルティングサービス。PR戦略立案、パブリシティ業務、危機管理広報などを包括的に提供。
PRサービス(スポット)
6ヶ月未満の単発の広報支援サービス。ニュースリリース作成支援や記者会見運営など、特定のイベントや施策に特化して提供。
ペイドパブリシティ
新聞や雑誌の特定ページを購入し、顧客の意図する内容を記事形式で掲載する広告手法。

02企業(B2B)準主力

SNSで影響力を持つインフルエンサーを活用し、企業の製品・サービス情報を拡散するマーケティング事業。子会社の株式会社VAZに所属するクリエイターが情報発信を行う。

03企業(B2B)準主力

独自のWebクローリングシステムでWeb上のデータを収集・分析・可視化し、マーケティングデータとして提供。収集データと企業内部データを統合し、AI分析による一気通貫のソリューションも提供。

製品と技術

PR事業の3つのサービス体系

PR事業は、リテイナー、スポット、ペイドパブリシティの3つに分類される。リテイナーは6ヶ月以上の長期契約で、PR戦略策定からパブリシティ業務、危機管理広報支援、記者発表会、プレスセミナーなどを包括的に提供する。スポットは6ヶ月未満の短期プロジェクト、ペイドパブリシティは新聞・雑誌の特定ページを購入し記事形式で掲載する手法である。また、不祥事発生時の危機管理広報マニュアル作成や記者会見シミュレーション・トレーニングも提供している。

インフルエンサーマーケティング事業とVAZの役割

インフルエンサーマーケティング事業は、子会社の株式会社VAZが担う。VAZに所属するクリエイターがSNS上で企業製品・サービス情報を発信し、情報拡散や売上向上に貢献する。具体的な成果として、YouTubeチャンネル「おさき日記」が登録者数100万人を突破し、個人タイアップやキャスティング収益が大きく伸長。美容系YouTuber「コスメヲタちゃんねるサラ」は活動10周年イベントでコラボ化粧品を販売し、IPと物販を連動させた新たな収益軸を構築している。

AI・ビッグデータソリューション事業の技術基盤

同事業は子会社の株式会社キーウォーカーが中心となり、独自のWebクローリングシステムでインターネット上のデータを収集・分析・可視化し、マーケティングデータを提供する。主力サービスには、Webデータ抽出サービス「ShtockData」やWebモニタリング自動化ツール「CERVN」がある。2025年5月には「CERVN for Webディレクター」をリリースし、SaaS市場での収益基盤を拡大。さらに、収集データと企業内データを統合し、一気通貫のソリューションを提供している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

PR会社、成長軌道に乗る

共同ピーアールはPR・広報サービスを提供する独立系の企業である。売上高は約69~86億円と成長中で、営業利益率は15%と高い水準を維持している。同業にはジンジブなどの中小PR会社が存在するが、共同ピーアールは中堅規模で、幅広いクライアント基盤を持つ。サービス業全体と比較しても収益性は良好で、企業の広報需要の高まりを追い風に成長を続けている。財務的には安定しており、利益率の維持が課題となる。

強み

  • 営業利益率15%超と安定しており、利益成長が期待できる
  • PR需要拡大に伴い、売上高が年10%超で増加
  • 特定グループに属さず、クライアントに応じたサービス提供が可能
  • 負債が少なく、キャッシュフローも良好で安定経営

課題

  • PR業界は参入障壁が低く、新興企業との競合が激しい
  • 優秀な人材の確保・育成が業績に直結するリスク
  • 不況時には企業の広報予算削減で受注減少の可能性

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が共同ピーアール

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16049イトクロ56億円21.1倍
2151Aダイブグループ56億円10.0倍
39159W TOKYO55億円20.8倍
46069トレンダーズ55億円24.5倍
56551ツナググループ・ホールディングス55億円10.0倍
62436共同ピーアール54億円11.4倍
76185SMN54億円12.4倍
89625セレスポ54億円6.8倍
99223ASNOVA54億円
10378Aヒット53億円13.7倍
116171土木管理総合試験所53億円10.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

資本金25万円で創業した1964年

1964年11月、東京都千代田区神保町に資本金250千円で共同ピーアール株式会社を設立し、PR事業を開始した。その後、1966年に麹町、1970年に八重洲、1984年に銀座へと本社を移転しながら事業を拡大。1971年には株式会社東京コミュニケーションズを設立(出資比率35%)、グループの原型が形成された。創業から約40年間は、国内のPR需要の拡大に伴い、着実に事業基盤を構築した。

中国進出と米国法人設立の1990年代末

1998年8月、中国のPR会社「中国環球公共関係公司」および株式会社新華エンタープライズとの合弁で、北京東方三盟公共関係策画有限公司を北京市に設立(出資比率24%)。2000年6月には米国ニューヨークにKyodo Public Relations America, Inc.を100%出資で設立し、北米市場への足がかりを築いた。同年、共和ピー・アール株式会社の全株式を取得し、連結子会社化。しかし、米国法人は2002年に清算された。

上場と情報管理体制の強化(2003〜2006年)

2003年4月、広報担当者育成を目的に「広報の学校」を開設。2005年3月、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。2005年6月には情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得。2006年7月にはWEB業務部で追加認証を取得し、国際規格ISO/IEC27001への移行も2007年に完了。同2006年、韓国ソウルに支社を開設し、中国上海に100%出資子会社「共同拓信公関顧問(上海)有限公司」を設立した。

グループ再編と上場市場の変遷(2007〜2013年)

2007年7月、医療分野専門のPR会社として株式会社共同PRメディックスを設立。2008年6月、ソウル支社を廃して韓国共同PR株式会社を現地法人化。2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い大証JASDAQに上場、同年10月には同取引所JASDAQスタンダードに移行。2010年12月、韓国子会社の株式を譲渡。2012年7月、共和ピー・アールが共同PRメディックスを吸収合併。2013年7月、東証と大証の統合により東証JASDAQスタンダードに上場した。

台湾拠点開設と子会社拡充期(2015〜2022年)

2015年6月、上海子会社の持分を譲渡。2018年7月、台湾支店を開設。2019年10月、関連会社として株式会社スペース・バジルを設立。2020年2月、株式会社マンハッタンピープルが株式会社アティカスを子会社化。同時に株式会社アーツエイハンと資本業務提携。2021年6月、本社を中央区築地に移転。2022年1月、株式会社VAZを子会社化。同年6月、株式会社キーウォーカーを子会社化し、AI・データ事業を強化した。

スタンダード市場移行とさらなるM&A(2022〜2026年)

2022年4月、東証の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行。2023年4月、マンハッタンピープルがアティカスを吸収合併し、さらに株式会社ULMを子会社化。2024年9月、大阪支店を開設。2025年1月、VAZが株式会社KOLTECHを吸収合併。同年5月に株式会社ディービーピーアール、7月に株式会社トータル・コミュニケーションズを子会社化。2026年1月、ディービーピーアールを吸収合併し、同時に株式会社共同ピーアールRingを設立した。

年表42件を開く

1960年代

  • 1964年11月創業東京都千代田区神保町に共同ピーアール株式会社(資本金250千円)を設立。PR事業を開始
  • 1966年10月東京都千代田区麹町に本社を移転

1970年代

  • 1970年6月東京都中央区八重洲に本社を移転
  • 1971年7月創業株式会社東京コミュニケーションズを東京都中央区八重洲に設立(資本金1百万円当社出資比率35%)

1980年代

  • 1984年12月東京都中央区銀座に本社を移転

1990年代

  • 1998年8月中国環球公共関係公司及び株式会社新華エンタープライズとの共同出資による合弁会社、北京東方三盟公共関係策画有限公司を中華人民共和国・北京に設立(当社出資比率24%)

2000年代

  • 2000年1月共和ピー・アール株式会社の全株式(現・連結子会社)を取得(資本金10百万円出資比率100%)
  • 2000年6月創業Kyodo Public Relations America, Inc.をアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に設立(当社100%出資)
  • 2001年3月M&A株式会社東京コミュニケーションズを100%子会社化
  • 2002年3月組織改訂により顧客ニーズの多様化に対応するため開発部門を設置 Kyodo Public Relations America, Inc.を清算
  • 2002年5月株式会社東京コミュニケーションズを清算
  • 2003年4月広報担当者の育成を目的に「広報の学校」を開設
  • 2005年3月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年6月情報セキュリティマネジメントシステムの国内規格「ISMS認証基準(Ver2.0)」及び国際標準規格「BS7799:PART2:2002」を取得
  • 2006年6月韓国ソウル市にソウル支社を開設
  • 2006年7月WEB業務部で情報セキュリティマネジメントシステムの国内規格「ISMS認証基準(Ver2.0)」及び国際標準規格「BS7799:PART2:2002」を追加取得
  • 2006年11月100%出資の子会社、共同拓信公関顧問(上海)有限公司(現・連結子会社)を中国上海市に設立(資本金4百万元出資比率100%)
  • 2006年12月株式会社マンハッタンピープル(現・連結子会社)の全株式を取得(資本金10百万円出資比率100%)
  • 2007年5月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証のISO(国際規格-ISO/IEC27001:2005)への移行承認
  • 2007年7月100%出資の子会社、株式会社共同PRメディックス(消滅会社)を医療分野専門PR会社として設立(資本金10百万円出資比率100%)
  • 2008年6月創業ソウル支社を廃し、韓国共同PR株式会社を韓国ソウル市に設立

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式上場
  • 2010年12月連結子会社の韓国共同PR株式会社の株式を譲渡
  • 2012年7月M&A共和ピー・アール株式会社が株式会社共同PRメディックスを吸収合併
  • 2013年7月上場株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2015年6月連結子会社の共同拓信公関顧問(上海)有限公司の持分譲渡
  • 2018年7月台湾支店開設
  • 2019年10月創業当社関連会社、株式会社スペース・バジル設立

2020年代

  • 2020年2月株式会社マンハッタンピープルが株式会社アティカスを子会社(当社孫会社)化
  • 2020年2月株式会社アーツエイハンと資本業務提携、持分法適用関連会社化
  • 2021年6月東京都中央区築地に本社を移転
  • 2022年1月M&A株式会社VAZを子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
  • 2022年6月M&A株式会社キーウォーカーを子会社化
  • 2023年4月M&A株式会社マンハッタンピープルが株式会社アティカスを吸収合併 株式会社マンハッタンピープルが株式会社ULMを子会社(当社孫会社)化
  • 2024年9月大阪支店開設
  • 2025年1月M&A株式会社VAZが株式会社KOLTECHを吸収合併
  • 2025年5月M&A株式会社ディービーピーアールを子会社化
  • 2025年7月M&A株式会社トータル・コミュニケーションズを子会社化
  • 2026年1月M&A株式会社ディービーピーアールを吸収合併
  • 2026年1月当社子会社である株式会社共同ピーアールRingを設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    PRコンサルティングの質強化

    リテイナーサービスの提案力・課題解決力・プランニング力の向上に加え、業務プロセスの効率化・自動化による生産性向上に取り組む。

  2. 02

    インフルエンサーマーケティングの拡大

    専属クリエイターのリスク低減のため中長期的マネジメント体制を構築。新たなクリエイターの発掘・育成を継続し、自社メディア運営等で提供価値と営業活動を活性化。

  3. 03

    AI・ビッグデータソリューションの売上強化

    サブスクリプション型サービス「ShtockData」「CERVN」の販売強化と関連サービス開発により、継続的な運用収益で事業拡大を図る。

  4. 04

    優秀な人材の確保と育成

    多様な働き方に対応した職場環境整備、人事考課制度見直し、採用活動多様化を推進。AI活用を前提に顧客課題解決に貢献できる人材育成と社内研修強化。

  5. 05

    デジタルトランスフォーメーションの強化

    広報/PR業務ツール「SAKAE」の機能拡充による社内業務のデジタル化・効率化と、顧客向けPR業務のDX支援の機能改善を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で377人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は639万円で、9期前と比べて+8.1%平均年齢は39.3歳、平均勤続年数は9.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月223
2017年12月240
2018年12月243
2019年12月59138.98.9245
2020年12月57439.29.7243
2021年12月57939.89.7232
2022年12月63140.610.4299
2023年12月59339.99.4337
2024年12月61639.69.3345319
2025年12月63939.39.0377345

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社 — 東京都中央区122百万円
PR事業
本社 — 東京都港区36百万円
AI・ビッグデータソリューション事業
本社 — 東京都中央区21百万円
PR事業
山中湖 保養所 — 山梨県南都留郡山中湖村12百万円
本社 — 東京都中央区0百万円
PR事業
本社 — 東京都港区0百万円
PR事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    共和ピー・アール株式会社
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マンハッタンピープル
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ULM
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トータル・コミュニケーションズ株式会社
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ディービーピーアール
    愛知県名古屋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社VAZ(注)2、4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権43.5%
  • 国内
    株式会社キーウォーカー(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権61.4%
  • 国内
    株式会社スペース・バジル
    東京都中央区 · 持分法適用会社
    議決権30.0%
  • 国内
    株式会社アーツエイハン
    東京都新宿区 · 持分法適用会社
    議決権33.4%
  • 国内
    株式会社新東通信(注)5
    愛知県名古屋市中区 · その他の関係会社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和元年度脱炭素社会構築シンポジウム広報等委託業務
    環境省 · 2019-08-20
    1,800万円
  • 調達
    令和2年度ノンステートアクターと連携した脱炭素社会に向けた意識改革推進等委託業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2020-10-28
    1,782万円
  • 調達
    [規制庁]令和8年度原子力施設等防災対策等委託費(メディア対応分析評価)事業
    原子力安全庁 · 2026-06-18
    907万円
  • 調達
    令和5年度広報研修運営業務
    こども家庭庁 · 2023-08-30
    779万円
  • 調達
    令和7年度危機管理としての対外説明研修の実施
    財務省 · 2025-06-13
    98万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は86億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.8%、利益が+18.2%。

売上高
+17.8%
86億円
営業利益
+18.2%
13億円
純利益
+80.0%
9億円
営業利益率
15.1%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高100億円86億円
営業利益16億円13億円
純利益9億円9億円
1株あたり配当¥8¥8

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は45億円、営業利益は8億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.5%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q16318.81
2023年2Q1715.91
2023年3Q17211.82
2023年4Q191
2024年1Q18316.71
2024年2Q18316.72
2024年4Q37513.52
2025年2Q40615.04
2025年4Q46715.25
2026年2Q45817.85

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は43億円から86億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は15.1%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
共和ピー・アール株式会社が株式会社共同PRメディックスを吸収合併
2012年12月4310
株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年12月40−1−1
2014年12月41−4−5
2015年12月3711
2016年12月4122
2017年12月4432
台湾支店開設
2018年12月5344
当社関連会社、株式会社スペース・バジル設立
2019年12月5854
2020年12月5020
2021年12月5641
株式会社VAZを子会社化
2022年12月5375
株式会社マンハッタンピープルが株式会社アティカスを吸収合併 株式会社マンハッタンピープルが株式会社ULMを子会社(当社孫会社)化
2023年12月6995
大阪支店開設
2024年12月73111115.15
株式会社VAZが株式会社KOLTECHを吸収合併
2025年12月86131315.19

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高86億円のうち、営業利益として残るのは13億円15.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の10.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.8%48億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.1%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益15.1%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
44.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.6pt
15.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.4pt
10.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.9pt
22.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
13.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
29.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが9億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は35億円で、売上の4.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月01015
2013年12月−11207
2014年12月10118
2015年12月−3−1−1−44
2016年12月10015
2017年12月20−126
2018年12月4−1039
2019年12月3−1−1210
2020年12月4−12315
2021年12月400419
2022年12月5−42123
2023年12月80−4827
2024年12月90−3932
2025年12月9−1−4835

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は67億円。このうち返さなくてよい自己資本が47億円で、自己資本比率は62.8%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1911856.5
2013年12月21101147.2
2014年12月2451920.7
2015年12月2261627.8
2016年12月1881043.8
2017年12月21101147.5
2018年12月26151157.9
2019年12月2819967.3
2020年12月30181259.2
2021年12月35191654.2
2022年12月50282250.4
2023年12月54332154.8
2024年12月58391958.8
2025年12月67472062.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
36億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
31億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
20億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中96位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中452位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
15.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
62.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
17.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥614で、1年前と比べて+32.9%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥614-0.5%1ヶ月+0.7%1年+32.9%時価総額54億円
過去52週の値幅
安値¥413高値¥669

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.4倍
PER (会社予想)11.9倍
PBR2.31倍
配当利回り1.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価610円。前日比+2.01%と上昇。1ヶ月で+13.6%と急伸。25日線(583.38円)を+4.6%上回り、上昇トレンド加速。52週高値637円に肉薄。週足では200日線(496.45円)も大きく上回る。出来高は7月2日以降高水準。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERが12.6倍と業界平均の22.4倍を大幅に下回り、PBRも2.38倍で平均の3.16倍より低い。ROEは22.7%と高く収益性は良好だが、配当利回り1.15%は業界平均2.75%を下回り、株主還元は限定的。売上・利益の増加基調にある。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.4倍23.4倍
PER (予想)11.9倍
PBR2.31倍3.51倍
ROE22.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、企業のPR需要が拡大する中、同社の高い営業利益率と増収基調を評価。2025年12月期の純利益9億円は前期比80%増と急拡大見込みで、PER12.6倍は割安感がある。一方、弱気派は、PR業界は競争が激しく、人材採用やデジタルシフトへの対応が遅れるリスクを指摘。売上高は伸びているが、営業利益率が横ばいであり、経費増大が収益性を圧迫する可能性もある。

プラスに働く材料7
  • 収益性の高さと成長性

    営業利益率15%超、2025年予想純利益9億円と過去最高益更新見込み。

  • PERの割安感

    予想PER12.6倍は同業他社と比較して割安。成長を考慮すれば株価に上昇余地。

  • 堅調な配当利回り

    1.15%の配当利回りを安定して維持しており、インカムゲインも期待。

  • 高収益体質の継続通年影響

    営業利益率15.12%、ROE22.7%と高水準

  • 増収増益トレンド継続影響

    FY2025売上高86億円、前期比17.8%増、純利益9億円

  • 外国人投資家の買い増し余地不定影響

    外資比率1.89%と低位、上昇余地

  • PER12.6倍は成長率考慮で割安継続影響

    PER12.59倍、ROE22.7%で成長プレミアムは妥当

マイナスに働く材料7
  • 競争の激化

    PR業界は参入が容易で、多数の競合が存在。価格競争に陥るリスク。

  • 利益率の頭打ち

    売上高は伸びているが営業利益率は15%前後で横ばい。増収効果が利益に十分反映されていない。

  • 人材依存度の高さ

    優秀な人材の確保・離職リスクが業績に与える影響は大きい。

  • PBR2.4倍と割高感継続影響

    PBR2.38倍は業界平均超え、ROE低下で調整リスク

  • 低配当利回り通年影響

    配当利回り1.15%と低位

  • 小型株の流動性リスク継続影響

    時価総額54億円、売買高限定的

  • 広告業界の景気敏感継続影響

    企業PR需要は景気連動、景気後退で減収リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の指標。競争が激しい中で利益率を維持できるかが焦点。
売上高成長率
PR需要の取り込み状況を示す。顧客単価・件数の動向を反映。
リテーナー契約比率
安定収益の割合。リテーナーが高いほど収益の安定性が高い。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり8で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは1.30%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥8
1株あたり
配当利回り
1.30%
いまの株価に対して
配当性向
16.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年12月312.7
2020年12月320.0
2021年12月416.749.2
2022年12月414.315.9
2023年12月525.014.3
2024年12月620.016.5
2025年12月716.716.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥8

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ2,188人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.5%を占め、残る50.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他46.848.045.747.446.846.5
事業法人48.847.246.245.645.645.7
金融機関0.80.80.80.92.53.8
証券会社3.11.63.83.42.72.1
外国法人0.42.33.32.62.21.8
自己株式4.24.90.91.51.20.9
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01㈱新東通信32.61
02㈱麻布ビルディング12.54
03真瀬 正義4.31
04谷 鉄也3.76
05㈱日本カストディ銀行(信託口)3.07
06石栗 正崇1.98
07バリューサポート投資事業組合 業務執行組合員 エピック アドバイザーズ株式会社1.51
08古賀 尚文1.44
09共Pグループ従業員持株会1.41
10鈴木 泰弘1.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-23
    株式会社麻布ビルディング
    新規の大量保有報告
    11.52%
    -1.03pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+548%、1株純資産は14期で−45%。直近期のROEは22.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月158661.842.6795.8
2013年12月−46802−5.6
2014年12月−140135−69.4
2015年12月2916919.38.0
2016年12月4421223.35.8
2017年12月6027224.88.2
2018年12月4719129.111.86.0
2019年12月4723721.813.212.7
2020年12月22290.7261.8
2021年12月162347.127.149.2
2022年12月6129123.410.115.9
2023年12月5734317.79.614.3
2024年12月6139316.512.916.5
2025年12月9947822.710.016.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額200百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
古賀尚文取締役名誉会長78127,279
谷鉄也取締役会長56331,279
石栗正崇取締役社長執行役員(代表取締役) PRアカウント事業統括本部本部長50174,733
信澤勝之取締役常務執行役員 コーポレート本部本部長5143,368
松川和正取締役常務執行役員 PRアカウント事業統括本部副本部長6015,448
沼田英之取締役上席執行役員 名古屋支店長6761,876
木村忠久取締役上席執行役員 CCO6259,700
立花圭亮取締役上席執行役員 DX推進室室長5214,680
尼崎勝司取締役76
髙橋千秋取締役 監査等委員702,400
安藤教嗣取締役 監査等委員54
早川明宏取締役 監査等委員50
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
金泉俊輔取締役 監査等委員53

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)9140301718721
社外取締役513133

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,368字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社6社、孫会社1社で構成されており、国内外においてPR事業、インフルエンサーマーケティング事業、AI・ビッグデータソリューション事業の3事業を行っております。 なお、株式会社新東通信がその他の関係会社として該当しておりますが、当社グループとの間には重要な営業上の取引はありません。 セグメント名称   内 容 PR事業   PR事業の「ピーアール:PR」とは「パブリック・リレーションズ:Public Relations」の略で、企業等がパブリック(公衆・公共)である一般社会と良好な関係を構築し、維持していくための活動です。PRは、企業等の活動の中から社会的意義やニュース性のある事柄をマスコミに情報として提供し、報道及び記事掲載につなげ、客観性、信頼性の高い第三者を介することで、広く社会に知らしめるという特徴があります。さらに、昨今では、SNSを含めたWebメディアを通じて広く情報が拡散され、このメディアを有効に活用することが重視されています。 具体的な業務内容としては、PR戦略の策定からパブリシティ(記事化)業務、不祥事発生時の危機管理広報対応支援、記者発表会、プレスセミナー、PRイベント、アンケート・パブリシティ、ホームページや会社案内等の制作、危機管理広報マニュアルの作成、記者会見のシミュレーション・トレーニング等となります。パブリシティの流れとしては、PR素材の特定及び開発の支援、ニュースリリースの作成支援、マスコミ各社の担当記者リストの整備、マスコミ各社への配信・配布とフォローアップ、マスコミからの取材の調整、マスコミでの掲載及び報道の確認、活動報告となります。 PR事業は、6ヶ月以上の契約による企業などの広報活動支援およびコンサルティングを行う『リテイナー』、一時的な付加サービスで、企業などの6ヶ月未満の広報活動支援である『スポット』、新聞や雑誌等の特定のページを購入し、顧客の意図する内容を記事形式で掲載していく手法である『ペイドパブリシティ』の3サービスに分類されております。 インフルエンサーマーケ ティング事業   インフルエンサーマーケティング事業とは、SNSにて大きな影響力を持つインフルエンサーによる事業・サービス等の紹介によるマーケティング事業です。 当社グループの株式会社VAZに所属するクリエイターが企業製品情報、企業サービス情報の発信を行い、情報の拡散や売上向上など、企業価値の向上につながる手法として注力しております。 AI・ビッグデータソリ ューション事業   独自技術により開発したデータ収集ツールであるWebクローリングシステムを使用し、Web上にあるありとあらゆるデータを収集し、分析、可視化することで、マーケティングデータとして活用いただけるよう、データを提供し、ビジネスの意思決定を支援しております。また、Web上にある収集したデータを、独自人工知能の技術を使い分析し、さらに活用しやすいデータを提供しております。更に、収集したデータを、企業内に保有するデータと統合し、分析・可視化まで一気通貫のソリューションを提供しております。 以上の事業内容及び当社グループについて図示すると次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,612字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 経営方針・経営環境 昨今のPR業界においては、従来型の広報活動支援や危機管理広報コンサルティングに対する需要が引き続き堅調に推移しております。加えて、企業のマーケティング活動や統合コミュニケーション戦略にPR手法を組み込む動きが進展するとともに、デジタルメディアの拡大やAI等の技術革新を背景とした新たなPR手法の活用も広がっております。この結果、PR市場は領域の拡張とともに持続的な成長が期待される環境にあります。 このような経営環境の下、当社グループは、顧客課題の高度化・多様化およびメディア環境の変化に対応するため、「我々は情熱と創造性で顧客の課題解決を図り、100年のコミュニケーションをつなぐPRエージェンシーである」という経営理念を掲げております。当該理念は、顧客の持続的成長に資するコミュニケーション支援を当社グループの社会的使命と位置付けるものであります。 また、経営理念の実現に向けた中期ビジョンとして「New’S design company」を掲げ、価値あるニュースを創出する企業体への進化を目指しております。さらに、「フルAIシフト宣言」のもとAI活用を推進し、業務の効率化・高度化を通じた生産性向上および提供価値の最大化を図ることで、競争優位性の強化に取り組んでまいります。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2024年2月13日付けで2024年から2026年を対象とした中期経営計画を発表いたしました。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、各社の経営理念の下、中長期的成長を視野に入れ、以下11点を主な優先的に対処すべき経営課題として認識し、迅速に対応してまいります。 ① PRコンサルティング業務の質の強化 当社グループは、顧客の課題解決に資する中長期の広報活動支援を重要な提供価値と位置付けております。とりわけ、PRコンサルティング業務を継続的に支援するリテイナーサービスについて、安定的な収益基盤の一つとして、提案力・課題解決力・プランニング力等を含むコンサルティング業務の質の向上に取り組んでまいります。また、戦略的かつ付加価値の高い業務に注力できるよう、業務プロセスの効率化・自動化を通じて生産性の向上にも努めてまいります。 ② インフルエンサーマーケティング事業の拡大 当社グループの株式会社VAZのインフルエンサーマーケティング事業においては、専属クリエイターの退所・問題行動・契約解除等のリスク低減を図るため、所属クリエイターの魅力やタレント性をより明確化する支援を含む中長期的なマネジメント体制の構築を進めてまいります。 あわせて、新たなクリエイターの発掘・育成を継続しつつ、専属クリエイターによる動画配信や企業タイアップの受託に加え、自社メディアの運営等を通じて、提供価値の拡充と営業活動の活性化に取り組んでまいります。 ③ AI・ビッグデータソリューション事業の売上強化 当社グループの株式会社キーウォーカーのWebクローラー等を活用したAI・ビッグデータソリューション事業においては、事業の安定性向上の観点から、サブスクリプション型サービスの拡販が重要な課題であると認識しております。このため、Webデータ抽出サービス「ShtockData」やWebモニタリング自動化ツール「CERVN」等の提供価値を高めながら販売を強化し、関連サービスの開発・リリースも含め、継続的な運用収益による事業拡大を図ってまいります。なお、データを取り扱う事業特性を踏まえ、取得・利用・保管等に関する適切な運用の整備・見直しを継続してまいります。 ④ 優秀な人材の確保と育成 優秀な人材を確保・育成することは当社グループの持続的な成長にとって重要な課題であると認識しております。そのため、多様な働き方に対応できる職場環境の整備、人事考課制度の継続的な見直し及び採用活動の多様化に努め、人材の確保に注力してまいります。採用については、定期的な新卒採用に加え、サービスの多様化に対応すべく、異業種からの人材採用も積極的に進めてまいります。また、当社グループは「フルAIシフト」を掲げていることから、AIの活用を前提に顧客課題の解決と価値提供に貢献できる人材の育成が一層重要になると認識しております。業務プロセスのデジタル化・高度化が進む中で、従来の役割・スキルの棚卸しと再定義を行い、AIを活用した調査・分析・企画立案等を通じて成果創出に貢献できる人材の育成に取り組んでまいります。あわせて、社内研修や教育制度の強化を通じ、PR人材、マーケティング人材、データサイエンティスト人材等の育成及びマネジメント能力の向上にも取り組んでまいります。 ⑤ デジタルトランスフォーメーション(DX)への対応強化 当社グループは、競争力の維持及び強化のため、デジタルトランスフォーメーションへの対応を強化し、社内業務のデジタル化・効率化を推進してまいります。具体的には、広報/PRオペレーションを支援する業務ツール「SAKAE」を、当社のPR業務の生産性向上に資する基盤として位置付け、継続的な機能拡充を通じて業務プロセスの高度化に取り組んでまいります。 また、顧客向けのPR業務におけるDX支援についても、顧客ニーズを踏まえた機能改善・拡充等を通じて、提供価値の向上に取り組んでまいります。 ⑥ M&A、業務提携の推進 当社グループは、提供する商材やサービスの拡充のため、従来より複数の企業との連携を図っております。今後も、自社で補完することができない技術分野を有する企業や、事業連携により顧客への付加価値提供が見込まれる企業との業務提携、ならびにM&Aを戦略上の選択肢として検討してまいります。 ⑦ コーポレートガバナンス体制の構築 当社グループの持続的な成長を可能とする企業体質の確立に向けて、コーポレートガバナンス及び内部管理体制について継続的な点検・見直しを行い、その実効性向上に取り組んでまいります。また、M&A等により子会社が増加し事業領域が拡大する中、グループ全体としてのガバナンス確保が重要となっていることから、グループ共通の方針・ルールの整備、子会社に対するモニタリング体制の明確化等を通じて、グループガバナンスの強化を図ってまいります。 ⑧ 情報セキュリティ体制の強化 当社グループは、提供する商材やサービスにおいて稼働の安定化に努めておりますが、サイバー攻撃、人的ミス、事故、災害等により重大な障害が発生する可能性がございます。特に近年は、サイバー攻撃手法の巧妙化により、情報漏洩やサービス妨害のリスクが高まっております。このため、設備面・組織面の両面から対策を検討しつつ、定期的な運用状況の点検・見直しを実施するとともに、アクセス権限管理等を含む適切な運用体制の整備・強化に取り組んでまいります。 ⑨ コンプライアンス及びリスク管理体制の強化 インフルエンサーマーケティング事業においては、所属クリエイターが制作するコンテンツに関する著作権侵害、公序良俗違反等を抑止する観点から、ガイドラインの整備と運用の実効性確保が重要であると認識しております。このため、弁護士等の専門家とも連携しながら、実現可能性を踏まえたガイドラインの整備・運用を進めてまいります。また、グループ全体として、関係法令の遵守に向け、従業員教育や内部統制の整備・運用強化等を通じて、コンプライアンス及びリスク管理体制の強化に取り組んでまいります。 ⑩ AIガバナンス体制の構築 当社グループは「フルAIシフト」を掲げAI活用を推進する一方、AIの利活用に伴う不公平・差別的な判断、セキュリティ、データプライバシー等のリスクが顕在化し得ることを認識しております。このため、経営層を含む全社横断でAI利活用のプロセス整備・運用の高度化に取り組み、事業特性やユースケースを踏まえながら、段階的にAIガバナンスを整備してまいります。 ⑪ デジタルサービス事業(PR Connect)及び新子会社の成長 広報体制の強化やインハウス化を志向する企業を中心とした広報担当者と報道関係者をオンラインでつなぐプラットフォーム「Kyodo PR connect」を展開しており、当該事業の提供体制の強化を目的として「株式会社共同ピーアールRing」を設立いたしました。同社におけるサービス運営体制の確立と、安定的な収益創出に向けた取り組みが課題であると認識しております。このため、サービス価値の継続的な改善、提供体制の整備及び販売面の強化等を通じて、事業基盤の確立を図ってまいります。
事業等のリスク3,341字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開及びその他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上あるいは当社グループの事業を理解するうえで、重要であると考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。なお当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 ① 法令順守 重大な過失や不正、法令順守違反が発生した場合には、当社グループの事業運営、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ② 経済環境、PR業界、メディアの変化 PR業務は、企業の状況に応じて調整されやすく、経済環境に影響を受けやすい傾向にあり、経済環境が悪化した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、PR業界への他社参入等により競争が激しくなった場合や、PR業界の成長過程においてPR手法そのものが多様化し、当社グループが有する経験や知識・ノウハウが十分に生かせない状況や当社がPR手法の多様化に後れを取るような状況に至った時には当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、PR会社の存在意義の一つに、企業・団体等とメディアをつなぐということが挙げられます。企業・団体等はそれぞれの事業目的を達成するために、メディア各社はより価値のあるコンテンツづくりのために活動しておりますが、この双方の目的やニーズをマッチングさせる能力がPR会社の役割となります。企業・団体等は、事業目的に沿った形でメディアに多く取り上げられると、社会的な認知度や業績等が影響を受けることになりますが、一方でインターネット等の台頭によってメディアの多様化は進んできており、今後は、従来の新聞や雑誌において記事が掲載されたとしても、期待する効果が得られないケースが起こり得ます。 ③ メディアとの関係性 メディア・リレーションズ(注)の構築においてマスコミ各社の意思決定者と継続的かつ良好な関係を維持することが、顧客へ提供するサービスの品質・効果における重要な要素となります。メディア・リレーションズにおける人的ネットワークの継承は必ずしも容易でなく、多くのネットワークを有する社員がネットワーク継承なく退社するような事態が起きた場合や、誤った情報の提供等の理由によりメディアとの信頼関係を失った場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (注)Media Relations(メディア・リレーションズ)は当社の登録商標であり、「マスコミとの良好な関係の構築と維持がPR事業を支えている」という当社のポリシー及びその為の活動そのものをさしております。 ④ 新規事業展開 当社グループは各事業で培ったノウハウを生かし、さらなる成長を目指してM&Aや業務提携を含む新規事業の開発を推進しております。当該事業を取り巻く環境の変化等により、当初の計画通りの成果が得られない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 契約関係の脆弱性 当社グループのPR事業のうち、6ヶ月以上に渡って広報活動を支援するリテイナーでは殆どのケースにおいて業務受託時に契約書を作成しておりますが、オプショナル&スポット等では、長年継続的に取引のある広告代理店から受託する場合や、報道発表等に関わる事業であるという性質上、PR業界特有の取引慣行として、引き合い発生から活動開始まで非常に短期間で進めていくことがあり、その場合、すべての顧客及び案件において契約書を作成するには至っておりません。 当社グループにおいては、主要顧客を中心に基本契約の締結を進め、社内規程により一案件の売上高に応じて取締役の承認を得る等、取引上のトラブルの未然防止に努めておりますが、契約書を作成していないことにより、取引関係の内容、条件等について疑義が生じたり、これをもとに紛争が生じたりする可能性があります。 ⑥ 人材の確保及び育成 当社グループでは、業容拡大に伴う適切な人材確保が必要であると考えており、大学新卒者の定期採用だけではなく、中堅社員の獲得も積極的に進めております。また、社内勉強会や社内セミナー、管理職研修などの多様な人材育成を実施しておりますが、少子高齢化社会の進行に伴い人材の確保が困難となる場合や、当社グループの業容拡大に応じた人材の育成または採用を行えない場合には、長期的な観点から業務運営の効率性が損なわれ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 就労環境 当社グループでは、個別のチームが顧客対応からプランニング、メディア・リレーションズまでを担当しており、一時的に業務が集中する場合があります。当社では「働き方改革基本方針」を定めた上で、社員への啓発活動等を通じ労務管理及び安全管理の徹底を図っています。 しかしながら、何らかの不測の事由から事故等が発生する可能性があり、この事故等が訴訟問題や行政処分に発展した場合には、損害賠償請求が生じる可能性があるほか、当社グループの社会的な信用及び顧客の信頼を失うことにも繋がり、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 情報管理 当社グループは、各事業を通じて、顧客の情報並びに個人情報を入手する場合があります。当社グループは、これら情報の機密を保持し、セキュリティを確保するために必要と考えられる措置を講じております。その一環として、共同ピーアール株式会社においては「ISO27001」の認定取得を実施し、ISMSの基準に基づいた情報セキュリティ管理を行っております。株式会社キーウォーカー、株式会社ULMも同様にISMSの基準に基づいた情報セキュリティ管理を行っております。また、共和ピー・アール株式会社、トータル・コミュニケーションズ株式会社、株式会社VAZでは「プライバシーマーク」の認定取得を実施し、個人情報に関する法令やその他規範の遵守を徹底しています。 しかし、かかる措置にもかかわらずこれらの情報が漏洩した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ⑨ 知的財産権について 当社グループは、各事業を通じて、当社グループが所有するまたは使用許諾を受けている以外の知的財産権等を侵害してしまう可能性があります。当社グループは、このような事態を防止するため、必要と考えられる社員教育等各種の措置を講じておりますが、かかる措置にもかかわらず、他者の知的財産権を侵害してしまった場合には、当社グループの財政状態、経営成績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ⑩ 災害・事故 クライアントの広報関連予算は、大規模地震等の自然災害やそれに伴う各種障害、大規模な事故、社会不安等が発生した場合、その影響を受けやすい傾向にあります。したがって、これらの災害・事故等が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ サイバーセキュリティリスク 当社グループが提供するPR事業およびAI・ビッグデータソリューション事業において、インターネット網を介して様々なDXサービスを提供しており、また、インフルエンサーマーケティング事業においては所属クリエイターによる各種SNSにて情報発信を行っております。 サイバー攻撃の脅威は日々高度化しており、その攻撃を原因とする各情報への不正アクセスおよび改ざん等のインシデントによる業務への影響やサービスの停止、当該事実による取引停止等により、当社グループの事業継続に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,788字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)における日本経済は、回復基調を維持しながらも、人手不足や物価上昇、社会の価値観の変化などが入り混じる一年となりました。賃金上昇や雇用改善を背景に、個人の消費は底堅く推移したほか、インバウンド需要の定着も経済の下支え要因となり、デジタル広告・SNS関連市場の継続的な成長はサービス業に好影響をもたらしました。一方で、人手不足、サイバーリスクの顕在化、SNS上での炎上リスクなど、企業のレピュテーションと社会的信頼性の維持管理はますます重要性を増しています。 このような環境下で、企業の伝えるメッセージは企業価値を左右する経営戦略の一部として認識されるようになり、PRの専門性が企業と社会・投資家をつなぐ戦略資産として位置づけられつつあります。当社グループにおいても、こうした変化を捉えた事業展開を進めた結果、以下の通り連結業績は堅調に推移しました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は8,554百万円(前期比16.8%増)、営業利益1,302百万円(前期比21.2%増)、経常利益1,307百万円(前期比20.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益863百万円(前期比64.1%増)となりました。 なお、各セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 ・PR事業 PR事業においては、当社の中期経営計画「New’S design company」構想の2年目にあたり、「ニュースを創る力」と「ニュースを広める力」を柱に事業を拡張・深化させた一年となりました。7月には、健康・栄養領域に特化したトータル・コミュニケーションズ株式会社を連結子会社化し、管理栄養士による専門的なコンテンツ開発力とKOL(キーオピニオンリーダー)ネットワークを獲得することで、食品・ヘルスケア・ライフスタイル産業におけるPR支援の専門性と実行力を飛躍的に強化しました。また、フルAIシフト宣言を行い、生成AIによる業務プロセスの高度化と自動化を推進し、「AIドリブン・カンパニー」として広報・PRの革新を牽引する立場を明確にしています。 この結果、PR事業における当連結会計年度の売上高は6,184百万円(前期比13.6%増)、営業利益1,140百万円(同20.3%増)となりました。 ・インフルエンサーマーケティング事業 インフルエンサーマーケティング事業においては、クリエイター・メディア・イベント・コマースといった複合的な収益源の育成と拡大に成功し、IPビジネスカンパニーとしての基盤確立に向けて大きく前進した一年となりました。YouTube「おさき日記」登録者数が100万人を突破し、個人タイアップおよびキャスティング収益が大きく伸長しました。これは、自社メディアを通じてクリエイターを発掘・育成し、ブランドとして確立・収益化する数あるIP戦略の成果の一つであるといえます。また、美容系YouTuber「コスメヲタちゃんねるサラ」が活動10周年を記念したリアルイベント「FAST COSMEPARTY」では、コラボ化粧品の販売や展示会型コマース事業も好調に推移し、IPと物販を連動させた新たな収益軸の構築が進みました。 この結果、インフルエンサーマーケティング事業における当連結会計年度の売上高は1,294百万円(前期比31.2%増)、営業利益111百万円(同33.9%増)となりました。 ・AI・ビッグデータソリューション事業 AI・ビッグデータソリューション事業においては、AI・データ活用の内製化支援サービスとSaaS事業における新規顧客獲得を軸に、事業領域の拡張と収益の多様化を実現しました。AI活用支援サービスにおいては、要件定義・モデル設計・実装までを一気通貫で支援し、高度なAI内製化を推進するほか、顧客企業内でAI活用を継続的に推進できる組織力の育成に貢献しました。また、Web運用や品質管理業務に特化したWebディレクター向けSaaS「CERVN for Webディレクター」を5月にリリースし、SaaS市場での新たな収益基盤の確立を目指しています。 この結果、AI・ビッグデータソリューション事業における当連結会計年度の売上高は1,075百万円(前期比20.7%増)、営業利益192百万円(同11.8%増)となりました。 ② 財政状態の状況 (資 産) 当連結会計年度末における流動資産は5,515百万円となり、前連結会計年度末に比べ769百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が318百万円、売掛金が399百万円増加したこと等によるものであります。 固定資産は1,141百万円となり、前連結会計年度末に比べ76百万円増加いたしました。これは主に、繰延税金資産の回収可能性に関する企業分類が変更になることに伴う繰延税金資産が91百万円および退職給付に係る資産が62百万円の増加があった一方で、のれんの償却により78百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、総資産は6,656百万円となり、前連結会計年度末に比べ846百万円増加いたしました。 (負 債) 当連結会計年度末における流動負債は1,779百万円となり、前連結会計年度末に比べ212百万円増加いたしました。これは主に、買掛金が127百万円、未払金が50百万円増加したこと等によるものであります。 固定負債は178百万円となり、前連結会計年度末に比べ176百万円減少いたしました。これは主に、長期借入金が159百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は1,957百万円となり、前連結会計年度末に比べ36百万円増加いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は4,699百万円となり、前連結会計年度末に比べ809百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が758百万円増加したこと等によるものであります。 この結果、自己資本比率は62.8%(前連結会計年度末は58.8%)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ318百万円増加し3,543百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得た資金は855百万円(前年同期間は911百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の増加が1,305百万円などの資金増加要因があった一方で、売上債権の増加386百万円、法人税等の支払額が448百万円といった資金減少要因があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は108百万円(前年同期間は36百万円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出61百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出51百万円などといった資金減少要因があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果支出した資金は427百万円(前年同期間は310百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出182百万円、子会社の自己株式の取得による支出が134百万円、配当金の支払額104百万円といった資金減少要因があったこと等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社の事業は、PR事業、インフルエンサーマーケティング事業、AI・ビッグデータソリューション事業であり広報活動を支援するなどの役務を提供する業務であるため、生産に該当する事項はありません。 b.受注実績 当社の事業はPR事業、インフルエンサーマーケティング事業、AI・ビッグデータソリューション事業であり、製造業等とは異なるため受注実績については記載しておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の事業をセグメント別に示すと、次の通りであります。 事業のセグメント名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(百万円)   前期比(%) PR事業   6,184   113.6 インフルエンサーマーケティング事業   1,294   131.2 AI・ビッグデータソリューション事業   1,075   120.7 合計   8,554   116.8 (注)1.金額は、販売価格によっております。 2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。 この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる可能性があります。 当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績等の概況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照ください。 b.財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の概況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」をご参照ください。 c.キャッシュ・フロー 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性の分析 ① 資金需要 当社グループの資金需要は、主に営業活動における需要と投資活動における需要の2つがあります。 営業活動における資金需要のうち主なものは、営業活動に必要な運転資金(人件費及び外注費等)、受注獲得のための引合費用等の販売費の営業費用によるものであります。 また、投資活動における需要としましては、主に事業伸長・社員の生産性向上及び新規事業立上げを目的とした投資並びに事業遂行に関連した投資有価証券の取得によるものであります。 ② 財務政策 当社グループの事業活動の維持拡大や設備投資に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関から借入により資金調達を行っております。 (5) 経営目標の達成状況 当連結会計年度における経営目標の達成状況は「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」をご参照ください。

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開示資料

出典

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