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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アエリア

Aeria Inc.3758 · Standard · 情報・通信業

オンライン出版アフィリエイト、ゲーム運営、不動産・宿泊と幅広く展開。ITとコンテンツ、アセットの3本柱で事業を構成する。

概要

アエリアは、1998年に千葉県流山市で有限会社コミュニケーションオンラインとして創業した情報・通信業の企業である。現在はITサービス事業、コンテンツ事業、アセットマネージメント事業の3本柱で構成され、スマートフォン向けゲームの開発・配信、オンライン電子出版のアフィリエイトプラットフォーム、不動産の賃貸・売買などを手掛ける。2025年12月期の連結売上高は165億円、従業員数は460人であり、東京都港区に本社を置く。

ITサービス事業:アフィリエイトプラットフォームとデータサービス

ITサービス事業は、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を手掛ける株式会社ファーストペンギンと、マネージドホスティング等のデータサービス事業を提供する株式会社エアネットで構成される。アフィリエイトプラットフォームでは、出版物の電子化に伴う決済代行や広告収益を主な収入源としている。データサービス事業は安定的な収益基盤として機能し、2025年12月期の同事業の売上高は1,769百万円、営業利益は97百万円であった。固定費削減により前年の営業損失から黒字転換している。

コンテンツ事業:スマホゲームとフリーミアムモデル

コンテンツ事業では、スマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信、運営とキャラクターグッズ販売を展開する。ゲーム自体は無料で提供し、アイテム課金により収益を得るフリーミアムモデルを採用している。複数人でのコミュニケーションを重視したゲーム性が特徴である。2025年12月期の売上高は9,333百万円と前期比5.7%減少したが、営業損失は21百万円と縮小した。グッズ販売も含め、女性をターゲットとしたマーケットで影響力強化を図っている。

アセットマネージメント事業:不動産投資と民泊運営

アセットマネージメント事業は、不動産の売買、賃貸管理、宿泊施設の企画・運営・管理、および国内外企業への投資等を手掛ける。販売用投資不動産の竣工遅れにより売上高は減少したが、利益率の高い投資用不動産販売が好調で、営業利益は前期比34.1%増の591百万円を計上した。同事業では、不動産情報の可視化や空き物件の民泊活用など、ITノウハウを生かした新たなマーケット創出にも取り組む。

グループ構成とガバナンス体制

当社グループは、連結子会社27社と持分法適用関連会社1社で構成される。グループ全体の統括はアエリアが行い、各子会社は自立経営を基本としながら、グループ間連携によるシナジー創出を目指す。コンテンツ事業では複数のゲーム開発会社、ITサービス事業ではファーストペンギンやエアネット、アセットマネージメント事業では不動産関連会社が主要子会社である。グループの経営指標にはEBITDAを重視し、中長期的な企業価値向上を掲げる。

業界の中での役割はデジタルコンテンツとITサービス、および不動産・宿泊事業を展開する複合企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
165億円
営業利益
7億円
営業利益率
4.2%
純利益
4億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
コンテンツ93億円56.4%0億円0.0%
アセットマネージメント55億円33.3%6億円10.9%
ITサービス17億円10.3%1億円5.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01オンライン出版・アフィリエイト市場主力

オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を展開。広告主とメディアを結ぶ収益化基盤を提供。

主な製品・サービス1
アフィリエイトプラットフォーム
オンライン出版向けのアフィリエイト広告基盤。成果報酬型で媒体収益を支援。

02スマートフォンゲーム市場主力

スマートフォン・タブレット向けゲームの開発・配信・運営を行う。無料提供でアイテム課金を得るフリーミアムモデル。キャラクターグッズ販売も展開。

主な製品・サービス1
スマートフォン向けゲームアプリ
複数人で楽しめるコミュニケーション型ゲーム。アイテム課金で収益化。

03データセンター・ホスティング市場準主力

マネージドホスティング等のデータサービス事業を提供。加えてシステム開発・管理、Webサイト運営も行う。

主な製品・サービス1
マネージドホスティング
サーバー運用を代行するホスティングサービス。安定稼働を支援。

04不動産・宿泊市場副次

不動産事業、賃貸管理業務、宿泊施設の企画・運営・管理、国内外企業への投資等を実施。多角的に資産運用を展開。

主な製品・サービス1
宿泊施設運営
宿泊施設の企画・運営・管理。

製品と技術

スマホ向けゲームとフリーミアム課金モデル

コンテンツ事業の主力製品は、スマートフォン・タブレット向けゲームアプリである。複数人でコミュニケーションを取りながらプレイするゲームデザインが特徴で、基本プレイ無料のフリーミアムモデルを採用する。ユーザーはゲーム内アイテムを購入することで収益を生む。具体的なタイトル名は有価証券報告書に明記されていないが、女性ユーザーを中心としたマーケットで展開し、グッズ販売等多角的な収益化を図っている。

アフィリエイトプラットフォーム「ファーストペンギン」

ITサービス事業の中核であるオンライン電子出版向けアフィリエイトプラットフォームは、子会社の株式会社ファーストペンギンによって運営される。電子書籍の販売や決済代行、アフィリエイト広告を主要サービスとする。出版社やコンテンツホルダーと連携し、電子出版市場の成長に伴う収益を得る。近年は決済代行収益や広告収益が減少傾向にあるが、固定費削減により収益性は改善している。

データサービス事業(エアネットのマネージドホスティング)

株式会社エアネットが提供するマネージドホスティング等のデータサービスは、ITサービス事業の安定収益源である。顧客企業向けにサーバー管理や運用代行、クラウドインフラの提供を行う。売上高は比較的安定しており、アエリアグループ全体の収益基盤を支える。2025年12月期の同事業売上高は1,769百万円で、グループ売上の約1割を占める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ゲーム事業縮小、再生途上のIT企業

アエリアはオンラインゲームと広告事業を手掛けるIT企業です。同業のソラコムやハッチ・ワークは成長分野で事業拡大中ですが、アエリアは主力ゲームの低迷により売上高が227億円(23/12)から165億円(25/12予想)へ減少。営業損益も赤字から黒字転換予定ですが、利益率は4%と低い。VRやAI関連の新規領域に投資するも、現時点では収益貢献は限定的。再生途上であり、競合と差別化できていない。

強み

  • VR・AI等の成長分野に投資し、将来の収益源を模索。
  • 2025年12月期に営業黒字化予想で、収益改善が期待される。
  • ゲーム、広告、ライブ配信等多事業でリスク分散。
  • 自己資本比率が高く、財務基盤は安定。

課題

  • 既存タイトルの収益が減少し、減収が続いている。
  • 営業利益率が4%程度と低く、競合に対して劣位。
  • ゲーム・IT業界は競争が激しく、差別化が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がアエリア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 10件

有限会社コミュニケーションオンラインとして1998年創業

1998年5月、千葉県流山市にて有限会社コミュニケーションオンラインを出資金3百万円で設立した。インターネットを利用した情報提供サービスやネットワークによる商取引、システム構築を主な目的とした。この時点では従業員も限られた小規模な組織であったが、後のアエリアグループの原点となる。

株式会社化と資本増強の1999年

1999年7月、株式会社に組織変更し商号を株式会社コミュニケーションオンラインとした。資本金は10百万円。同月に第三者割当増資を行い資本金25百万円に増額。さらに1999年9月にはアメリカのジュピターメディア社との合弁によりインターネットコム株式会社を設立(資本金20百万円)。10月には資本準備金の組み入れで40百万円、12月には第三者割当増資で490百万円と急激に資本を拡大した。同年11月には本社を東京都港区に移転し、事業基盤を強化した。

韓国合弁でゲームポットを設立した2001年

2001年5月、韓国のガガメルドットコム社との合弁契約に基づき、株式会社ゲームポットを資本金20百万円で設立した。ゲームポットはオンラインゲームサイト「gamepot.co.jp」を運営し、アエリアのゲーム事業の中核となる。韓国のゲーム技術を取り入れるとともに、日本市場向けにローカライズしたサービスを展開する契機となった。

モバイルコンテンツ事業への本格参入した2002年

2002年6月、株式会社NTTドコモの携帯電話端末向けiアプリ「東映iゲームズ」の開発・運営を受託し、モバイルコンテンツ事業へ進出した。続いて同年7月には、KDDIのEZweb向けゲームコンテンツ「わくわくゴルフ」の配信を開始した。これにより、フィーチャーフォン向けゲーム市場でのプレゼンスを確立し、後のスマートフォン向けゲーム事業への足がかりを築いた。

年表10件を開く

1990年代

  • 1998年5月創業千葉県流山市に、インターネットなどコンピューターネットワークを利用した各種情報提供サービス業務及びコンピューターネットワークによる商取引及びそのシステム構築業務を主目的として、有限会社コミュニケーションオンラインを出資金3百万円にて設立
  • 1999年7月商号変更株式会社に組織変更し、株式会社コミュニケーションオンラインに商号変更(資本金10百万円)
  • 1999年7月商号変更第三者割当増資により資本金を25百万円に変更
  • 1999年9月インターネットコム社(ジュピターメディア社、アメリカ)との合弁契約に基づき、インターネットコム株式会社を設立(資本金20百万円)
  • 1999年10月商号変更資本準備金の組み入れにより資本金を40百万円に変更
  • 1999年11月東京都港区に本社を移転
  • 1999年12月商号変更第三者割当増資により資本金を490百万円に変更

2000年代

  • 2001年5月ガガメルドットコム社(韓国)との合弁契約に基づき、ゲームサイト「gamepot.co.jp」を運営する株式会社ゲームポットを設立(資本金20百万円)
  • 2002年6月株式会社NTTドコモの携帯電話端末向けiアプリ「東映iゲームズ」の開発及び運営を受託(モバイルコンテンツ事業への進出)
  • 2002年7月株式会社ゲームポットより、ケイディーディーアイ株式会社(現KDDI株式会社)の携帯電話端末向けアプリケーション(EZweb)のゲームコンテンツ「わくわくゴルフ」の配信を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既存顧客強化と新規開拓による安定収益確保

    ITサービス事業において、既存顧客との取引関係を強化するとともに、新たな顧客開拓により安定収益を獲得する。

  2. 02

    女性向け市場と海外・新規市場への進出

    コンテンツ事業では女性ターゲット市場での影響力を強化し、海外市場やオンラインカジノ等の新規マーケットへ進出して事業拡大を目指す。

  3. 03

    グループITノウハウ活用によるアセットマネージメント収益拡大

    アセットマネージメント事業でアエリアグループのITノウハウやネットワークを相互活用し、収益拡大を図る。

  4. 04

    グループシナジーの強化と経営管理体制の確立

    各企業の自立経営を維持しつつ、グループ間連携促進とコントロールに重点を置き、組織横断的な経営管理体制を確立する。

  5. 05

    人材育成・組織力強化と内部統制システム整備

    優秀な人材の採用・育成制度の充実、権限委譲による社員モチベーション向上など組織力を強化し、内部統制システムの整備・運用に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で460人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は700万円で、9期前と比べて+0.0%平均年齢は50.0歳、平均勤続年数は8.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月218
2017年12月347
2018年12月580
2019年12月70043.92.0588
2020年12月70045.14.0578
2021年12月70046.05.0559
2022年12月70047.05.0536
2023年12月70048.07.0537
2024年12月70050.07.04840
2025年12月70050.08.0460152

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社24(国内 22 / 海外 2、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社 — 東京都港区2,426百万円
アセットマネージメント事業
本社 — 東京都千代田区22百万円
コンテンツ事業
本社 — 東京都品川区16百万円
アセットマネージメント事業
本社 — 東京都品川区13百万円
コンテンツ事業
本社 — 東京都新宿区7百万円
アセットマネージメント事業
本社 — 東京都港区0百万円
コンテンツ事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エアネット(注)4
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権89.4%
  • 国内
    ㈱エアコミュニケーション(注)3、4
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権89.4%
  • 国内
    ㈱ファーストペンギン(注)4
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱チームゼロ(注)4
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ソアラボ(注)4
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アエリアゲームズ
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エイジ(注)4
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    ㈱リベル・エンタテインメント(注)3、4、6
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アリスマティック(注)3、4
    東京都 文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱グッドビジョン(注)4、5
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サクラゲート(注)4
    東京都 豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゼノバース(注)4、5
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社12社を開く
  • Aeria Canada Studio Inc. (注)3、4,5カナダ バンクーバー79%
  • ㈱プレイワンゲーミング(注)4東京都 港区51%
  • ㈱サイバード(注)3、4、8東京都 品川区100%
  • 薫白竜㈱(注)3、4東京都 品川区100%
  • ㈱ボトルキューブ(注)3、4東京都 品川区97%
  • ㈱エクスフィット(注)4東京都 港区100%
  • ㈱Impression (注)4、7東京都 品川区100%
  • ㈱トータルマネージメント(注)3、4東京都 港区100%
  • ㈱アエリア投資弐号(注)4東京都 港区100%
  • Aeria America Inc.米国 デラウェア州100%
  • ㈱インベストオンライン(注)3、4、9東京都 新宿区80%
  • サイバー・ゼロ㈱東京都 中央区45%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は165億円営業利益7億円前期と比べると減収で、売上が-14.1%。

売上高
-14.1%
165億円
営業利益
7億円
純利益
4億円
営業利益率
4.2%
前期比 +4.2%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高175億円165億円
営業利益9億円7億円
純利益5億円4億円
1株あたり配当¥5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は84億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+1.2%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q5946.84
2023年2Q6000.01
2023年3Q48−1−2.1−1
2023年4Q601
2024年1Q41−3−7.3−3
2024年2Q54−1−1.90
2024年4Q9744.1−4
2025年2Q8344.83
2025年4Q8233.71
2026年2Q8433.62

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は62億円から165億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月62−95
2013年12月8−14−11
2014年12月11−2−3
2015年12月42−4−8
2016年12月59−14−21
2017年12月1592821
2018年12月31516−14
2019年12月2832215
2020年12月2573−45
2021年12月21586
2022年12月20672
2023年12月22785
2024年12月1920−10.0−7
2025年12月165754.24

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高165億円のうち、営業利益として残るのは7億円4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.0%104億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.7%54億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.1pt
4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.2pt
2.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.9pt
4.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−7億円、投資CFが2億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は74億円で、売上の5.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月05−5524
2013年12月−510−2528
2014年12月−850−327
2015年12月26−9833
2016年12月4−5−1−131
2017年12月35−14282190
2018年12月39−5118−1295
2019年12月44−18−212699
2020年12月−2−1−16−381
2021年12月202−92294
2022年12月−11−19−1292
2023年12月−20211−1884
2024年12月−3−50−877
2025年12月−723−574

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は212億円。このうち返さなくてよい自己資本が92億円で、自己資本比率は40.2%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月5047391.8
2013年12月4137487.2
2014年12月4137486.3
2015年12月102643861.1
2016年12月77413650.7
2017年12月27713114646.3
2018年12月28312715643.9
2019年12月28814314548.4
2020年12月1948810644.2
2021年12月1929210046.7
2022年12月2049311144.3
2023年12月2119711444.9
2024年12月2038611741.3
2025年12月2129212040.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
81億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
120億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
35
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中400位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中569位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
40.2%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-14.1%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥252で、1年前と比べて-24.8%過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。

¥252+0.0%1ヶ月+1.6%1年-24.8%時価総額54億円
過去52週の値幅
安値¥224高値¥347

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.0倍
PER (会社予想)10.5倍
PBR0.60倍
配当利回り1.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価243円は25日線233円を4.3%上回る。75日線238円を上抜け、短期・中期とも上昇基調。ただし200日線264円はやや上値抵抗。52週高値400円から約39%下落した水準。1ヶ月+6.6%と堅調。出来高は直近1.9万株と平均並み。RSI74と過熱感あり、利益確定売りに注意。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは14.4倍で業界平均30.0倍を大きく下回り割安。PBRは0.58倍と1倍を割り込み、業界平均3.48倍と比較しても極めて低い。配当利回り2.06%は業界平均3.46%を下回るが、ROE4.2%と低く収益性に課題。業績は減収傾向だが、2025年には黒字回復見込みで、割安だが成長性には疑問。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.0倍47.9倍
PER (予想)10.5倍
PBR0.60倍2.96倍
ROE4.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、新規タイトルのヒットによる業績回復や、既存タイトルの運営効率化による利益改善を期待。一方、弱気派は、売上減少と営業利益0円という低収益性、マーケットでの競合激化、ヒットタイトル不在のリスクを懸念。論点は、新たな収益の柱を構築できるかどうか。

プラスに働く材料7
  • 新規タイトルのヒット期待

    開発中の新タイトルが収益回復の起爆剤になる可能性。

  • コスト削減効果

    不採算事業の整理で固定費削減が進んでいる。

  • 株価の割安感

    PBR 0.58倍と解散価値に近い水準。

  • 営業黒字転換で収益改善期待2025/12期影響

    FY2024/12営業利益0億円→FY2025/12予想7億円、営業利益率4.24%

  • PBR0.58倍で解散価値割れ、買収妙味継続影響

    PBR0.58倍と純資産割れ、株価243円は1株純資産の58%水準

  • 2025/12期予想純利益4億円で改善基調通年影響

    FY2024/12純損失7億円からFY2025/12予想純利益4億円へ黒字化

  • IT業界のAI需要追い風中期的影響

    AI関連投資拡大がITサービス需要に寄与、受注増加の可能性

マイナスに働く材料7
  • 業績のボラティリティ

    ヒット依存で収益が不安定、過去に赤字転落も。

  • 競争環境の厳しさ

    大手ゲーム会社との競争が激しく、シェア拡大困難。

  • 売上減少トレンド

    2024年12月期は減収、先行き不透明。

  • 売上高3期連続減少、事業縮小リスク通年影響

    売上高227億円→192億円→165億円、核心事業の競争力低下

  • 営業利益率4.24%も不透明、赤字再来リスク不定影響

    FY2024/12営業損益0、FY2025/12予想は改善も継続性に不確実性

  • 外国人保有率3.6%と低く、需給タイト継続影響

    外国人保有率3.6%は極めて低く、売り需給悪化時に下げやすい

  • ROE4.2%と低収益性、資本効率改善必要継続影響

    ROE4.2%は資本コスト下回る可能性、改善なければバリュエーション低下

次の決算で確かめる点
四半期売上高
ゲームタイトルのヒット状況を把握するため。
営業利益
収益性改善の進捗を確認。
アクティブユーザー数
主力ゲームの稼働状況を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり5で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.98%。

年間配当
¥5
1株あたり
配当利回り
1.98%
いまの株価に対して
配当性向
18.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月5
2017年12月10100.0167.6
2018年12月5−50.0
2019年12月12140.032.4
2020年12月5−58.3
2021年12月50.0
2022年12月50.019.7
2023年12月50.019.5
2024年12月50.018.8
2025年12月50.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥5

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ13,496人。区分でいちばん多いのは個人・その他92.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.5%を占め、残る98.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他90.887.687.389.993.792.8
自己株式5.86.86.35.810.43.3
外国法人6.28.17.94.73.02.9
証券会社1.22.52.92.81.62.1
事業法人1.31.21.21.31.11.2
外国人個人0.30.30.40.60.50.7
金融機関0.30.30.20.70.20.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01長嶋 貴之15.12
02小林 祐介11.12
03林田 浩太郎4.59
04TUSCAN CAPITAL LLC2.39
05山下 博1.52
06石田 博男1.51
07アエリアグループ役員持株会1.29
08今 秀信0.71
09西村 智0.56
10JPモルガン証券株式会社0.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−82%、1株純資産は14期で−55%。直近期のROEは4.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月9492010.27.428.0
2013年12月−113364
2014年12月−32340
2015年12月−62413
2016年12月−143260
2017年12月12468124.911.9167.6
2018年12月−67539
2019年12月6660311.514.332.4
2020年12月−198385
2021年12月274086.716.0
2022年12月84071.950.019.7
2023年12月224265.213.819.5
2024年12月−3439518.8
2025年12月174154.216.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額102百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
長嶋貴之代表 取締役会長533,212,400
小林祐介代表 取締役社長542,363,000
三宅朝広取締役5789,200
吉村隆取締役6564,900
田名網一嘉取締役(監査等委員)56
加藤俊郎取締役(監査等委員)81
野村裕幸取締役(監査等委員)70
板倉龍介取締役(監査等委員)70

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)357217926
社外取締役3165217
取締役(社内)1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容718字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 (1)企業集団の概況 当社グループは、当社、連結子会社27社及び持分法適用関連会社1社で構成され、ITサービス事業、コンテンツ事業、アセットマネージメント事業を主な事業の内容としております。 当社グループの事業内容は、次のとおりであり、セグメント情報に記載された区分と同一の区分であります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 ① ITサービス事業 ITサービス事業につきましては、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業、マネージドホスティング等のデータサービス事業の他システムの開発・管理、Webサイトの運営等を行っております。 ② コンテンツ事業 コンテンツ事業では、スマートフォン・タブレット向けゲームの開発・配信及び運営並びにキャラクターグッズ販売等を展開しております。 これらのスマートフォン・タブレット向けゲームは複数人でコミュニケーションをしながら楽しむことのできるゲームで、ゲーム自体は無料で提供し、ゲーム内のアイテムなどをユーザーに購入していただくことで収入を得るフリーミアムというビジネスモデルであります。 ③ アセットマネージメント事業 アセットマネージメント事業では、不動産事業、賃貸管理業務、宿泊施設の企画・運営・管理及び経営並びにこれらに関するコンサルタント業、国内外の企業等への投資等を行っております。 (2)企業集団の事業系統図 当社グループの事業系統図は以下のとおりです。
経営方針・対処すべき課題2,519字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の方針 当社は設立以来、「コミュニケーション」をキーワードに「ネットワーク社会における『空気』(Air)のように必要不可欠でありながら、意識せずに誰でも利用できる環境を生み出す」ことを目標に事業展開を行っております。当社の役割は直接的、間接的に関わらず利用者の皆様に価値のあるサービスを提供し、より多くの方々に喜んでいただけるサービスを創造していくことだと考えています。 今後も引き続き、成長の速い市場に事業展開を集中し、「最適化、効率化の追求」「新しい価値の創造」「個の尊重」を常に念頭に置き、より収益性の高い事業構築を行い、広く皆様に利用していただけるサービスを目指しながら発展していければと考えております。 (経営理念) ・「コミュニケーション」をキーワードにネットワーク社会における『空気』(Air)のように必要不可欠でありながら、意識せずに誰でも利用できる環境を生み出す。 ・利用者の皆様に価値あるサービスを提供し、より多くの方々に喜んでいただけるサービスを創造していく。 ・成長の早い市場に事業展開を集中し、「最適化、効率化の追求」「新しい価値の創造」「個の尊重」を念頭に置き、より収益性の高い事業構築を行う。 ・財務報告の信頼性を重視し、適正な税務報告を開示し、透明かつ健全な企業経営を行う。 ・良き企業市民として社会的な責任を果たし、社会の発展に貢献する。 (2)目標とする経営指標 当社は、EBITDAを重要な経営指標として位置付けております。EBITDAの成長を通じて、中長期的に企業価値の向上に努めてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 各事業の連携とシナジー創出によりリスクの分散を図りながら強固な収益基盤を確立し、国内及び海外市場における事業規模の拡大を目指してまいります。 ITサービス事業におきましては、既存顧客との取引関係を強化するとともに、新たな顧客開拓により安定収益を獲得してまいります。 コンテンツ事業におきましては、女性をターゲットにしたマーケットにおいて影響力を強化するとともに、海外市場やオンラインカジノ等の新規マーケットへ進出してさらなる事業拡大を目指してまいります。 アセットマネージメント事業におきましては、アエリアグループが持っているITノウハウやネットワークを相互活用し、収益拡大を図ってまいります。 (4)会社の対処すべき課題 マーケットのニーズが多様化するコンテンツ業界、テクノロジーが著しい進化を遂げるインターネット及びモバイル業界において、当社グループが良質なサービスを提供し、継続的な成長、事業規模拡大をしていくために、以下の課題に取り組んでまいります。 ① コンテンツ・サービスの創出及びマーケットの創出 当社グループ各社が持つ、コンテンツ制作、マーケティング、プロダクト開発における強みを活かしながら、より高度化する技術を積極的に取り入れることにより、良質かつ満足度の高い新たなコンテンツ・サービス創出に取り組んでまいります。 また、アセットマネージメント事業においては、不動産情報等の可視化、民泊をはじめとする空き物件の利活用を推進し、不動産市場の活性化に向け取り組むだけでなく、クラウドファンディングを活用した不動産投資プラットフォームの構築等新たなマーケット創出にも取り組んでまいります。 ② グループシナジーの強化及び経営管理体制の確立 当社グループは、スマートフォン向けゲームの開発・配信・運営やキャラクター等周辺コンテンツ提供を行うコンテンツ事業、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム提供やデータサービスのITサービス事業、並びに不動産の売買、民泊を中心としたアセットマネージメント事業を収益源の3本柱とし、事業規模及び事業領域の拡大を図っております。今後、当社グループが経営資源を効率的に活用し継続的な成長と収益力の最大化を図るためには、各企業が自立した経営に従事しつつ、当社及び関係会社間において、グループ間連携促進とグループコントロールに重点を置くことで、グループシナジーを最大限に追求していくことが重要な課題だと考えております。 また、当社が関係会社を統括し一元的な管理を行うことにより、グループ全体を通じた組織横断的かつ高度な経営管理体制を確立することが必要と考えております。 ③ 資本提携及び業務提携の推進並びに新規成長マーケットへの進出 当社グループは、継続的・安定的に成長を実現していくために、既存事業の強化・改善に加え、新たな資本提携及び業務提携を通じ、海外展開、並びに新規成長マーケット開拓を進めることで、事業規模及び事業領域の拡大を図ることが必要だと考えております。 ④ 組織力の強化及び内部統制システムの整備 当社グループが事業規模及び事業領域の拡大を実現するためには、これらの施策を実行できる優れた人材を対象とした採用・人事制度の構築、専門性の高い人材を育成する社内教育制度の充実、権限委譲の促進等による社員のモチベーション向上等、組織力の強化が必要と考えております。また、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制システムの整備を進め、コンプライアンス・リスクマネジメント体制を強化し、ステークホルダーの要請を満たす、実効性のある内部統制システムの構築・運用に取り組んでまいります。 ⑤ 新型コロナウイルス感染症等への対応 当社グループは、新型コロナウイルス感染症等の影響は収束しておりますが、引き続き顧客や取引先等の関係者並びにグループの従業員とその家族等の安全と健康を優先し、従業員の時差出勤・リモートワークの推進、WEB会議のシステムの活用を実施しております。 今後におきましても、経済活動への影響を注視するとともに、自然災害や不測の事態を想定して、経営環境の変化に臨機応変に対応できる体制の構築を図ってまいります。
事業等のリスク5,390字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業展開その他に関するリスク要因になる可能性があると考えられる主な項目を記載しております。当社グループと致しましては、必ずしも事業上のリスクとは考えていない事項についても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる場合には、投資家に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。なお、当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。また、以下の記載は、当社グループの事業若しくは当社株式への投資に関するリスクを完全に網羅するものではありません。なお、将来に関する記載事項につきましては、当有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1)現在の事業環境に関するリスク ① インターネット市場について 当社グループが事業展開しているインターネット市場においては、世界のインターネット利用者数の増加、EC(電子商取引)市場の拡大等を背景として、当社グループの運営するサイトを通じた取引総額、利用者数等は今後も拡大傾向にあるものと認識しておりますが、インターネットの利用を制約するような法規制、個人情報管理の安全性を中心とした情報セキュリティに対する問題意識の拡がり等の外部要因、景気動向、過度な競争等により、インターネット業界全体及びEC市場の成長が鈍化し、それに伴い当社グループサイト内での取引総額等が順調に拡大しない場合、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② コンテンツ市場について 当社グループが事業展開しているコンテンツ市場は、スマートフォン端末の普及が進み、スマートフォン向けコンテンツに対する新たな需要が発生する一方で、当事業においては当社グループと類似する事業を展開する事業者の事業拡大や大きな参入障壁がないことから新規参入が相次いでおり、今後も激しい競争下に置かれるものと予想されます。当社グループはスマートフォン向けコンテンツの開発並びに配信サービスを継続する一方で子会社の持つコンテンツの強みを生かし、これまでのマス・マーケットからターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの更なる基盤作りを進めていく方針でありますが、当社グループが魅力的なコンテンツを提供できずに利用者数が減少した場合あるいは市場に対する新たな規制等が設けられた場合は、当社グループの事業戦略及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不動産市場について アセットマネージメント事業における収益物件の売買や投資用マンションの販売については、景気の悪化や金利上昇、税制の変更等の諸情勢の変化により、販売価格の下落、不動産市場からの資金流出を招く可能性があります。 さらに、アセットマネージメント事業の売上高及び利益は、各プロジェクトの規模や利益率に大きく影響を受けるとともに、当該事業の売上は顧客への引渡時に計上されることから、各プロジェクトの進捗状況、販売計画の変更、販売動向の変化及び建設工事等の遅延による引渡時期の変更が、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 また、不動産の用地取得競争の激化による取得価格の上昇や建設資材価格の上昇に伴い原価が高騰する状況において、販売価格への転嫁が難しい場合には、売上総利益が圧迫され、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)現在の事業内容に関するリスク ① 技術革新について 当社グループが展開しているモバイル及びインターネット関連の業界は、スマートフォンやタブレット、パソコンのハードウエアの高機能化に代表されるように技術革新のスピードが速く、それに伴うサービスモデルの変更や、新機能に対応したソフトウエア及びコンテンツを開発する必要が生じます。このような状況の中で、常に業界内で確固たる地位を維持するためには、研究開発費等の費用負担が多大に発生する可能性も否定できません。また競合会社が開発したサービスにより、当社グループの提供するサービスが陳腐化し、当社グループの競争力低下を招く可能性があります。このような場合には、当社グループの事業戦略及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について 当社グループが展開しているインターネット及びモバイル関連業界は、いずれの分野も有力な競合会社が存在しております。 特にコンテンツ事業においては、市場が成長段階にあり、新規参入を含めた競合が激化し淘汰が始まっております。当社グループは、2004年より当事業を開始し、この分野における経験やノウハウを蓄積してまいりました。この強みをもって、今後も事業を拡大していく方針でありますが、当社グループが魅力的なコンテンツを提供できずに利用者数が減少した場合は、当社グループの事業戦略及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ コンテンツの開発について 当社グループは更なる事業拡大のため、オリジナルコンテンツの開発を行うとともに、国内外のパートナー企業と協業でコンテンツの開発も行っております。 しかしながらこれらのコンテンツの開発が計画どおりに進まない場合、またはコンテンツが完成し、サービスを開始したものの、予定どおりに利用者の獲得ができない場合等には、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 ④ 有利子負債への依存について 当社グループは、今後企業買収を行っていくうえで、その原資を金融機関からの借入金等により調達する可能性があります。またアセットマネージメント事業は、物件の取得に際して自己資金だけでなく金融機関からの借入金を活用しており、物件取得の状況によってその残高も変動します。適正な規模での借入金の調達に努めておりますが、金融環境が変化した場合には、支払利息の負担の増加や借入金の調達が困難になるなど、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、一部の借入金には一定の財務維持要件が付されており、要件に抵触した場合には、抵当権の設定、期限の利益の喪失等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 不動産の欠陥・瑕疵等について 不動産の権利、構造、環境等に関する欠陥・瑕疵については、売主が原則として瑕疵担保責任を負いますが、当社グループが販売した物件に重大な瑕疵があるとされた場合には、その直接的な原因が当社グループ以外の責によるものであっても瑕疵担保責任を負うことがあります。その結果、取得した不動産に欠陥や瑕疵等があった場合には、瑕疵の修復などの追加費用等が生じる場合があります。一方で、販売した不動産の欠陥・瑕疵について当社グループの責任が問われた場合には、買主より契約解除や損害賠償請求を受け、また、瑕疵の修復などの追加費用が生じることにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 個人情報の保護について 当社グループのウェブサイト上で一部サービスを利用するにあたり、氏名、住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報の登録が必要となります。また、クライアント企業が独自に収集した個人情報をその個人情報提供者の了解の下で、一時的に保有することがあります。こうした情報は当社グループにおいて守秘義務があり、個人情報の取扱については、データへのアクセス制限を定める他、外部からの侵入防止措置等の対策を施しております。 しかし、このような対策にも関わらず、外部からの不正アクセス等により当社グループの個人情報が社外に漏洩した場合には、損害賠償、社会的信用の失墜等により、当社グループの経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 新規事業について 当社グループは、事業規模の拡大と収益基盤の多様化を図るため、電子出版・販売ポータルサイトの運営及びスマートフォン向けコンテンツの配信等を筆頭に新規事業を積極的に展開してまいりました。今後も引き続きインターネット市場を中心として様々なお客様の期待に応えられるサービスや潜在需要を掘り起こす革新的なサービスの開発に取り組む方針です。しかしながら、これらの新規事業に対する初期投資により当社グループの利益率が低下する可能性があり、また、当初の計画通りに新規事業の収益化が進まない場合、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 (3)会社組織のリスク ① 特定人物への依存について 当社グループにおいては、創業者である代表取締役会長長嶋貴之及び代表取締役社長小林祐介の2名が、経営戦略の決定をはじめ、企画開発、資本政策、営業等、当社グループの事業推進において重要な役割を果たしております。当社グループにおいては、上記2名に過度に依存しない経営体制の構築を進めておりますが、何らかの理由により上記2名の業務遂行が困難になった場合、当社グループの事業戦略及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② コンプライアンスの徹底について 当社グループが展開しているインターネット関連業界には様々な法的規制等があり、これらを企業として遵守することのみならず、各役職員に強いモラルが求められていると考えております。当社グループの役職員に対して社内規程で法令等の遵守を要請するとともに、継続的な啓蒙活動とチェックを実施することにより、その徹底を図っております。 しかしながら、万が一当社グループの役職員による不祥事等が発生した場合は当社グループの社会的評価が失墜し、当社グループの事業活動及び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (4)システムに関するリスク ① プログラム不良について 当社グループが開発したプログラムその他のソフトウエア又はハードウエアに不良箇所が発生した場合、これら製品を使用したサービスの中断・停止やコンテンツ及びお客様データの破損が生じる可能性があります。当社グループはこれら製品を納品する前に社内において入念なチェックを行っておりますが、このような事態が発生した場合、損害賠償や信用低下等によって、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② システムダウンについて 当社グループの事業の多くが、サーバー等のハードウエアを介してのサービス提供を行っております。これらが一時的なアクセス集中によるサーバー負担の増加、自然災害、事故、外部からの不正な侵入等の犯罪等により、システムダウンが生じる可能性があります。当社グループは外部からの侵入を防ぐ為に24時間監視体制、システムの二重化等の対策を施しております。しかし、このような対策にも関わらず、何らかの理由により重要なデータが消失または漏洩した場合、またはサービスが利用できなくなった場合、損害賠償や信用低下等によって、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (5)知的財産権の確保について 当社グループの事業分野における第三者の特許等が新たに成立登録された場合、また当社グループが認識していない特許等が成立している場合、当該第三者から損害賠償又は使用差止等の請求を受ける可能性、並びに当該特許等に関する対価の支払い等が発生する可能性があります。このような場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)訴訟等について 当社グループは、業務の遂行にあたりコンプライアンスの徹底及び特許等を含めた第三者の権利の尊重に努めておりますが、訴訟その他の法的手続等の対象となることがありえます。かかる法的手続等は多くの不確定要素により左右されるため、その結果を予測することが困難です。当社グループに対して訴訟が提起された場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)M&A等の積極展開について 当社グループは、事業拡大の一環としてM&Aや資本提携を含む事業提携を積極展開しております。M&A等を遂行する過程において、対象企業の財務内容や主要事業に関するデューデリジェンスを実施することにより、事前にリスクを把握するように努めておりますが、事業環境の急激な変化や、事後的に判明する予期せぬ簿外債務や偶発債務の発生並びに対象企業の経営陣及び従業員との不調和等の予測困難な問題が発生した場合、また対象企業の事業が計画通りに進展せずのれんの減損処理が生じる場合等、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 (8)新型コロナウイルス感染症等による影響について 新型コロナウイルス感染症等の治療方法が確立していない感染症が流行した場合に備えて、当社グループは時差通勤・リモートワークの推進、WEB会議システムの活用等の対策を講じ、事業活動を継続できる体制の整備に努めておりますが、国内外において新型コロナウイルス感染症等の再拡大による影響が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,110字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されておりますが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要であります。加えて、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響なども、我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意する必要があります。 当社グループが展開しているインターネット関連事業においては、スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、インターネット利用者数の増加やEC(電子商取引)市場の拡大等を背景として、引き続き成長を続けております。さらに、コンテンツサービスの多様化が市場規模を拡大しており、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツ市場においても継続的な成長を続けております。一方で、魅力的なコンテンツやアプリケーションを提供するため、サービス内容は複雑化・高度化する傾向にあるなど、開発費用や人件費等のコストが増加するだけでなく、企業間におけるユーザー獲得競争が一層激化しております。また、アセットマネージメント事業においては、投資用不動産の価格水準が高く推移し利回りも低くなっており、適正な投資案件が不足している状況が続いております。 このような状況の下、当社グループは、コア事業と位置付けるITサービス事業について安定した収益基盤を強化し、コンテンツ事業においても、スマートフォン・タブレット等のモバイルコンテンツの開発事業及び配信・運営事業を強化するとともに、子会社各社の強みを生かし、これまでのマス・マーケットからターゲット層を絞ったニッチ・マーケットでの基盤を作り、深耕を進めてまいりました。また、アセットマネージメント事業においては、規模が小さく、事業期間の短い収益不動産を中心として展開することにより、事業リスクをコントロールし、金融機関の融資姿勢等に鑑み慎重に事業を運営してまいりました。 その結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高16,472百万円(前年同期比14.0%減少)、営業利益667百万円(前年同期は営業損失42百万円)、経常利益541百万円(前年同期は経常損失52百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益に関しましては352百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失739百万円)となりました。 また、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は776百万円(前年同期比216.2%増加)、のれん償却前当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益+のれん償却額)は352百万円(前年同期はのれん償却前当期純損失609百万円)となりました。 なお、来期においても、営業効率の強化及び販売力・生産性を更に向上させ、通期での収益拡大を目指してまいります。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 a.ITサービス事業 ITサービス事業につきましては、データサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を獲得しておりますが、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行う株式会社ファーストペンギンの決済代行収益並びにアフィリエイト広告収益の減少に伴い売上高が減少しておりますが、労務費、賃借料といった固定費の削減により営業利益を計上しております。 以上の結果、売上高は1,769百万円(前年同期比1.4%減少)、営業利益は97百万円(前年同期は営業損失94百万円)となりました。 b.コンテンツ事業 コンテンツ事業につきましては、スマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信及び運営並びにキャラクターグッズの販売等を行っております。コンテンツ及びグッズ販売の売上は回復傾向にありますが、実績が想定を若干下回ったことにより、売上高の減少及び営業損失となっております。 以上の結果、売上高は9,333百万円(前年同期比5.7%減少)、営業損失は21百万円(前年同期は営業損失390百万円)となりました。 c.アセットマネージメント事業 アセットマネージメント事業につきましては、不動産の賃貸及び売買並びに国内外の企業等への投資等を行っております。販売用投資不動産の竣工の遅れ等により売上高は減少しておりますが、比較的利益率の高い投資用不動産の販売が好調に推移したことにより営業利益は増加しております。 以上の結果、売上高は5,469百万円(前年同期比27.4%減少)、営業利益は591百万円(前年同期比34.1%増加)となりました。 ② 財政状態の状況 a.資産の部 (流動資産) 当社グループの当連結会計年度末の流動資産は17,147百万円(前連結会計年度末は16,020百万円)と1,126百万円の増加となりました。主な要因は、商品が6,051百万円(前連結会計年度末は5,018百万円)と1,033百万円増加した一方で、現金及び預金が8,071百万円(前連結会計年度末は8,249百万円)と178百万円減少、売掛金及び契約資産が1,588百万円(前連結会計年度末は1,707百万円)と118百万円減少したこと等によるものであります。 (固定資産) 固定資産につきましては4,091百万円(前連結会計年度末は4,242百万円)と151百万円の減少となりました。主な要因は、投資有価証券が1,105百万円(前連結会計年度末は923百万円)と182百万円増加した一方で、ソフトウエアが3百万円(前連結会計年度末は88百万円)と85百万円減少、差入保証金が213百万円(前連結会計年度末は311百万円)と97百万円減少、長期滞留債権が450百万円(前連結会計年度末は524百万円)と74百万円減少したこと等によるものであります。 この結果、総資産は21,238百万円(前連結会計年度末は20,263百万円)と975百万円の増加となりました。 b.負債の部 (流動負債) 流動負債につきましては8,788百万円(前連結会計年度末は6,802百万円)と1,985百万円の増加となりました。主な要因は、短期借入金が1,496百万円(前連結会計年度末は928百万円)と568百万円増加、1年内返済予定の長期借入金が3,363百万円(前連結会計年度末は2,075百万円)と1,288百万円増加した一方で、預り金が1,353百万円(前連結会計年度末は1,594百万円)と241百万円減少したこと等によるものであります。 (固定負債) 固定負債につきましては3,218百万円(前連結会計年度末は4,879百万円)と1,660百万円の減少となりました。主な要因は、長期借入金が2,590百万円(前連結会計年度末は4,258百万円)と1,667百万円減少したこと等によるものです。 この結果、負債合計は12,007百万円(前連結会計年度末は11,682百万円)と325百万円の増加となりました。 c.純資産の部 純資産合計につきましては9,231百万円(前連結会計年度末は8,581百万円)と649百万円の増加となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増加352百万円、剰余金の配当による資本剰余金の減少105百万円、非支配株主持分の増加486百万円等によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ258百万円減少し、7,426百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の減少は727百万円(前年同期は327百万円の減少)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益545百万円(前年同期は税金等調整前当期純損失480百万円)、減価償却費108百万円(前年同期は157百万円)、売上債権及び契約資産の減少額118百万円(前年同期は634百万円の減少)、棚卸資産の増加額1,033百万円(前年同期は2,190百万円の増加)、預り金の減少額241百万円(前年同期は28百万円の増加)等を計上したことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の増加は167百万円(前年同期は464百万円の減少)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出110百万円(前年同期は500百万円)、有形固定資産の売却による収入177百万円、差入保証金の回収による収入114百万円(前年同期は34百万円)等があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の増加は303百万円(前年同期は20百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入れによる収入1,762百万円(前年同期は1,333百万円)、短期借入金の返済による支出1,194百万円(前年同期は2,200百万円)、長期借入れによる収入2,465百万円(前年同期は3,073百万円)、長期借入金の返済による支出2,844百万円(前年同期は1,768百万円)等があったことによるものであります。 当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。 2022年12月   2023年12月   2024年12月   2025年12月 自己資本比率(%)   44.3   44.9   41.3   40.2 時価ベースの自己資本比率(%)   42.5   31.5   26.2   27.5 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   -   -   -   - インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   -   -   -   - 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注1)   いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 (注2)   株式時価総額は自己株式を除く、発行済株式数をベースに計算しております。 (注3)   キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを使用しております。 (注4)   有利子負債は連結貸借対照表上に計上されている負債のうち、利子を支払っている負債を対象としています。 (注5)   2022年12月期から2025年12月期までのキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。 ④ 生産、受注及び販売の実績・状況 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注状況 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) ITサービス事業   1,689   △4.2 コンテンツ事業   9,313   △5.5 アセットマネージメント事業   5,469   △27.4 合計   16,472   △14.0 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(2024年1月1日~2024年12月31日)   当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) Apple Inc.   3,494   18.2   2,778   16.9 Google Inc.   2,639   13.8   1,870   11.4 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループの経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 なお、当連結会計年度における会計上の見積り及び仮定のうち重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績の分析 当連結会計年度における経営成績は、売上高につきましては16,472百万円、売上総利益6,083百万円、営業利益667百万円、経常利益541百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は352百万円となりました。 a.売上高 当連結会計年度の売上高は、16,472百万円(前連結会計年度19,155百万円)となりました。 売上高の分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」をご参照ください。 b.売上原価 当連結会計年度の売上原価は、10,388百万円(前連結会計年度12,961百万円)となりました。 c.販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、5,416百万円(前連結会計年度6,236百万円)となりました。これは主として、支払手数料(当連結会計年度1,857百万円、前連結会計年度2,087百万円)及び広告宣伝費(当連結会計年度713百万円、前連結会計年度984百万円)の減少によるものであります。 d.営業外損益 当連結会計年度の営業外収益は、101百万円(前連結会計年度188百万円)となりました。これは主として、共同製作事業収益金(前連結会計年度98百万円)の減少によるものであります。 営業外費用は、228百万円(前連結会計年度198百万円)となりました。これは主として、支払利息(当連結会計年度176百万円、前連結会計年度133百万円)の増加によるものであります。 e.特別損益 特別利益には、主に投資有価証券売却益30百万円、債務免除益41百万円(前連結会計年度23百万円)を計上しております。 特別損失には、主に減損損失100百万円(前連結会計年度78百万円)を計上しております。 ③ 財政状態の分析 財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」をご参照ください。 ④ キャッシュ・フローの分析 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性にかかる情報 当社グループの運転資金及び設備投資資金については、自己資金、金融機関からの借入金により資金調達を行っております。運転資金は自己資本及び短期借入金を基本としており、設備投資資金は長期借入金を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金等の有利子負債の残高は7,589百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は7,426百万円となっております。 ⑥ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、業界環境、事業内容、法的規制等様々なリスク要因があると認識しております。 ⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について 当グループが今後、持続的な成長を果たすためには、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の様々な課題に対処していくことが必要であると認識しております。これらの課題に対し常に最大限入手可能な情報に基づき、現在及び将来の事業環境を認識し最適かつ迅速な対応に努めていく方針であります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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