概要
SMN株式会社は、自社開発のDSP(Demand Side Platform)「Logicad(ロジカド)」を中核とするマーケティングテクノロジー企業である。ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の子会社として、広告主のデジタルマーケティングを支援する。2026年3月期の連結売上高は123.5億円、従業員数は240名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
顧客の広告投資を最適化するDSP「Logicad」
事業の柱は、広告主がインプレッション単位で広告枠をリアルタイム入札(RTB)により購入できるプラットフォーム「Logicad」である。2026年3月末現在、月間約10,968億件の入札リクエストを処理し、秒間最大48万件のオークション情報を平均数ミリ秒で応札する。自社開発のAIによるターゲティングと入札最適化機能が特徴で、約3,400件の広告キャンペーンを運用する。このプラットフォームを通じて、広告効果の最大化と運用コストの削減を実現している。
多様なサービスを束ねるグループ体制
2026年3月31日現在、SMN本体と4つの連結子会社で構成される。子会社には、クローズド型アフィリエイト「SCAN」を提供するSMT株式会社、デジタルコンテンツ制作の株式会社ASA、台湾法人のSMN Taiwan Corporationがある。また、テレビ番組表ポータル「テレビ王国」の広告事業やキャラクター「PostPet」のライセンス事業なども手掛ける。2024年にルビー・グループ株式会社を譲渡し、ラグジュアリーEコマース事業から撤退している。
ソニーグループのリソースを活用した展開
親会社はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社で、2008年に株式を取得して完全子会社化した。以来、ソニーグループのネットワークやデータ資源と連携し、テレビ視聴データやオフライン購買データを活用したターゲティング強化を進めている。2026年3月期の売上高の大部分(約89.8%)はアドテクノロジーが占め、グループ全体でクライアントのマーケティング課題解決に取り組む。
業界の中での役割はアドテクノロジー(DSP)ベンダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01広告主・広告代理店主力
自社開発のDSP「Logicad」を提供し、クライアントの広告配信効果を最適化する。リアルタイム入札(RTB)により、インプレッション単位で広告枠を買い付け、AIを活用したターゲティングと入札最適化を実現している。また、デジタルハウスエージェンシーとして、戦略策定から運用、データ分析までを支援する。
主要顧客ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
- DSP「Logicad(ロジカド)」
- 自社開発の広告配信プラットフォーム。AIによるターゲティングと入札最適化、大規模データ処理で、広告主の投資効果を最大化する。月間約1兆968億件の入札リクエストを処理。
- デジタルハウスエージェンシー
- Logicadの開発・運用で培った技術と知見を活かし、クライアントのデジタルマーケティングの内製化・高度化を支援するサービス。
02広告主・メディア準主力
子会社のSMT株式会社が提供するクローズド型アフィリエイトサービス「SCAN」により、厳選した媒体への広告掲載と成果報酬型の広告運用を支援している。また、株式会社ASAがデジタルコンテンツの制作・開発を行い、SMN本体はテレビCMメタデータの販売などプロモーション関連サービスを提供している。
- アフィリエイトサービス「SCAN(スキャン)」
- 独自審査で厳選した媒体に限定して広告を掲載するクローズド型アフィリエイト。広告品質を管理し、成果に応じた効率的な広告出稿を実現する。
- デジタルコンテンツ制作・開発
- Webサイトやモバイルアプリ向けのデジタルコンテンツを制作・開発する。
- テレビCMメタデータ販売
- 全国各地のテレビCMのメタデータを販売し、プロモーション活動を支援する。
03メディア・エンターテインメント副次
テレビ番組表ポータル「テレビ王国」の広告枠の企画・販売や、キャラクター「PostPet」のライセンス事業、IPプロデュース事業などを展開している。
- テレビ王国
- テレビ番組表ポータルサイト。広告枠を企画・販売している。
- PostPetライセンス
- キャラクター「PostPet」のライセンスを管理・運営している。
製品と技術
広告配信プラットフォーム「Logicad」
「Logicad」は、RTB(Real Time Bidding)方式で広告枠をリアルタイムに買い付けるDSPである。自社開発のAIが各インプレッションの最適入札価格を予測し、秒間48万件以上のオークションに応札。接続するSSP(Supply Side Platform)を通じて広範な広告在庫をカバーする。テレビ視聴データや購買データなど多様なデータソースと連携し、精密なターゲティングを可能にする。2026年3月末時点で月間約10,968億件のリクエストを処理し、約3,400件のキャンペーンを運用している。
クローズド型アフィリエイト「SCAN」
「SCAN」は、独自の審査基準を通過した厳選された媒体に限定して広告を掲載するクローズド型アフィリエイトサービス。広告主は品質管理された媒体への出稿により、成果報酬型で効率的なマーケティングを実現できる。2026年3月期の売上高は2.1億円と前期比57.1%減と伸び悩んでおり、ASP市場の競争激化が影響している。
デジタルコンテンツ制作「株式会社ASA」
連結子会社の株式会社ASAは、Webサイトやモバイルアプリケーションなどのデジタルコンテンツの企画・制作・開発を行う。SMN本体ではテレビCMメタデータの販売などプロモーション支援サービスも提供する。これらのデジタルソリューション事業は2026年3月期に9.3億円の売上高を計上したが、ルビー・グループの譲渡により前年比28.0%減となった。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
中小企業向け人材紹介、成長拡大中
SMNは中小企業向け人材紹介サービスを主力とし、国内市場で確固たる地位を築いている。同業のジンジブやイシンも同市場に参入するが、SMNは豊富な求人データベースと顧客基盤で差別化。売上高は2024年3月期の93億円から2026年3月期には123億円へと拡大し、営業利益率も1.7%から4.9%へ改善傾向にある。競争激化の中で収益性を高めており、業界内でのプレゼンスを強めている。
強み
- 売上高が2年連続増収で、2026年3月期には123億円と前期比6%増を見込む。
- 営業利益率が1.7%から4.9%へ2年で大幅改善し、収益構造が強化されている。
- 中小企業向けに特化したサービスで、幅広い業種の顧客から支持を得ている。
- ジンジブやイシンと比較しても、売上規模と成長率で優位なポジションにある。
課題
- 人材紹介市場は競争が激しく、同業他社の追随により差別化が難しくなっている。
- 営業利益率は4.9%と依然低水準で、人件費や広告費の上昇が収益を圧迫する恐れ。
- 採用需要は景気変動の影響を受けやすく、不況時には売上減のリスクがある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がSMN
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 151Aダイブグループ | 56億円 | 10.0倍 |
| 2 | 9159W TOKYO | 55億円 | 20.8倍 |
| 3 | 6069トレンダーズ | 55億円 | 24.5倍 |
| 4 | 6551ツナググループ・ホールディングス | 55億円 | 10.0倍 |
| 5 | 6185SMN | 54億円 | 12.4倍 |
| 6 | 2436共同ピーアール | 54億円 | 11.4倍 |
| 7 | 9625セレスポ | 54億円 | 6.8倍 |
| 8 | 9223ASNOVA | 54億円 | — |
| 9 | 378Aヒット | 53億円 | 13.7倍 |
| 10 | 6171土木管理総合試験所 | 53億円 | 10.8倍 |
| 11 | 2464Aoba‐BBT | 53億円 | 17.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
ウェッブキャッシング・ドットコムとして設立された2000年
2000年3月、株式会社ニッシンの完全子会社として東京都渋谷区代々木にウェッブキャッシング・ドットコム株式会社を設立。当初は金融関連サービスを手掛けたが、その後資本関係が頻繁に変わる。2002年11月に株式会社アイ・シー・エフの子会社、2004年3月には株式会社ライブドアの子会社となり、社名や本社所在地も転々と変えた。
ライブドアグループからソネット傘下へ
2005年2月にライブドアフィナンシャルホールディングス、同年6月にライブドアファイナンス、同年9月にライブドアマーケティングと次々に子会社化される。2007年1月には株式会社MIに商号変更し、複数の関連会社を吸収合併。2008年7月、ソネットエンタテインメント株式会社(現ソニーネットワークコミュニケーションズ)が株式の66.6%を取得、同年11月には完全子会社化され、社名をソネット・メディア・ネットワークス株式会社に改めた。
DSP「Logicad」リリースと上場
2009年8月にクローズド型アフィリエイト「SCAN」をリリースし、マーケティングソリューション事業を開始。2012年4月には自社開発DSP「Logicad」をリリースし、アドテクノロジー事業を本格化。2015年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同時にアフィリエイト事業を分割してSMT株式会社を設立し、台湾子会社やベンチャーキャピタル子会社も設立した。上場後の売上高は拡大を続け、2019年3月期には100億円を超えた。
市場変更と構造改革の2018年以降
2018年8月に東京証券取引所市場第一部へ市場変更するとともに、株式会社ゼータ・ブリッジや株式会社ASAを連結子会社化。同年の商号をSMN株式会社に変更。2022年4月にはプライム市場へ移行したが、2023年10月にはスタンダード市場へ変更した。2024年5月にはルビー・グループ株式会社の全株式を譲渡。2025年にはネクスジェンデジタルなど3社を吸収合併し、グループ再編を進めた。
年表24件を開く
2000年代
- 2000年3月M&A株式会社ニッシンの完全子会社として、東京都渋谷区代々木にウェッブキャッシング・ドットコム株式会社を設立
- 2002年11月株式交換により、株式会社アイ・シー・エフの子会社となる
- 2003年1月東京都港区西新橋に本社移転
- 2004年3月東京都港区六本木に本社移転 株式交換により、株式会社ライブドアの子会社となる
- 2005年2月株式会社ライブドアフィナンシャルホールディングスの子会社となる
- 2005年6月株式会社ライブドアファイナンスの子会社となる
- 2005年7月東京都港区赤坂に本社移転
- 2005年9月株式会社ライブドアマーケティングの子会社となる
- 2006年6月東京都港区赤坂内にて本社移転
- 2006年9月M&A株式会社メディアイノベーションの完全子会社となる 東京都渋谷区渋谷に本社移転
- 2007年1月M&A株式会社ライブドアビジネスソリューションズ及び株式会社トラインを吸収合併 株式会社メディアイノベーションのネットワークメディア事業を事業承継 株式会社MIに商号変更
- 2008年6月M&A株式会社アクイジションを完全子会社化
- 2008年7月ソネットエンタテインメント株式会社が、株式会社メディアイノベーションが保有する当社株式の66.6%を取得したことにより、ソネットエンタテインメント株式会社の子会社となる
- 2008年9月商号変更ソネット・メディア・ネットワークス株式会社に社名変更
- 2008年11月M&Aソネットエンタテインメント株式会社が、株式会社メディアイノベーションが保有する当社株式の33.4%を追加取得し、ソネットエンタテインメント株式会社の完全子会社となる
- 2009年2月東京都品川区大崎に本社移転
- 2009年8月クローズド型アフィリエイトサービス「SCAN(スキャン)」をリリース
2010年代
- 2010年4月M&A当社を存続会社として、完全子会社である株式会社アクイジションを吸収合併
- 2010年7月ソネットエンタテインメント株式会社の広告メディア事業を当社へ機能移管
- 2012年4月自社開発DSP「Logicad(ロジカド)」のリリースと同時にマーケティングテクノロジー事業を本格的に開始
- 2014年4月創業福岡県福岡市中央区に九州営業所設立
- 2014年5月創業大阪府大阪市北区に関西営業所設立 東京都品川区大崎内にて本社移転
- 2015年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場 アフィリエイトサービスの新設分割により、完全子会社であるSMT株式会社を設立(連結子会社)監査等委員会設置会社へ移行 台湾にSMN Taiwan Corporationを設立(連結子会社)コーポレートベンチャーキャピタルのSMNベンチャーズ株式会社を完全子会社にて設立(連結子会社)
- 2018年8月M&A株式会社ゼータ・ブリッジを連結子会社化 東京証券取引所市場第一部へ市場変更 株式会社ASAを連結子会社化 SMN株式会社に商号変更 デジタルメディア事業開発事業及びメディア事業の新設分割により、完全子会社であるSMNメディアデザイン株式会社を設立(連結子会社)ルビー・グループ株式会社を連結子会社化 東京証券取引所プライム市場へ市場変更 ネクスジェンデジタル株式会社、SMNメディアデザイン株式会社及び株式会社ゼータ・ブリッジを吸収合併 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更 ルビー・グループ株式会社の全株式を株式会社イルグルムに譲渡
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2029年3月期まで160億円
- 営業利益2029年3月期まで12億円
- ROE2029年3月期まで15%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
アドプラットフォーム競争力強化
独自データとAIを活用した独立系アドプラットフォームとして競争力を高め、広告配信から分析・運用改善までを一体支援する機能を高度化する。
- 02
デジタルマーケ支援の伴走型進化
広告運用の内製化支援、統合分析、PDCA高度化を通じて、クライアントの成長に深くコミットする伴走型パートナーへ進化する。
- 03
新規事業創出とM&A推進
コア技術の拡大とソニーグループとの連携深化を軸に、M&Aや業務提携を進め、新たな成長領域を創出する。
- 04
AI活用とガバナンス強化
全社横断でのAI活用による経営効率化、人的資本投資、コーポレートガバナンス強化、資本コストを意識した経営を推進する。
- 05
専門人材の育成と組織基盤強化
エンジニアやデータサイエンティストなどの専門人材の採用・育成を強化し、研修拡充や業務標準化により生産性向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で240人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は652万円で、9期前と比べて+12.8%。平均年齢は37.0歳、平均勤続年数は5.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 120 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 139 | — |
| 2019年3月 | 579 | 32.9 | 3.3 | 174 | — |
| 2020年3月 | 574 | 32.7 | 3.7 | 236 | — |
| 2021年3月 | 585 | 33.8 | 3.6 | 372 | — |
| 2022年3月 | 606 | 33.8 | 4.3 | 363 | — |
| 2023年3月 | 598 | 35.3 | 4.6 | 326 | — |
| 2024年3月 | 616 | 35.3 | 4.7 | 346 | — |
| 2025年3月 | 629 | 36.0 | 5.2 | 234 | 85 |
| 2026年3月 | 652 | 37.0 | 5.8 | 240 | 250 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は123億円、営業利益は6億円。前期と比べると増収増益で、売上が+6.0%、利益が+200.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 135億円 | 123億円 |
| 営業利益 | 7億円 | 6億円 |
| 純利益 | 5億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は30億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+30.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 27 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 23 | −2 | −8.7 | −2 |
| 2024年2Q | 24 | −2 | −8.3 | −1 |
| 2024年3Q | 28 | 2 | 7.1 | 1 |
| 2024年4Q | 18 | — | — | −8 |
| 2025年2Q | 56 | −1 | −1.8 | −1 |
| 2025年4Q | 60 | 3 | 5.0 | 4 |
| 2026年2Q | 57 | 2 | 3.5 | 1 |
| 2026年4Q | 66 | 4 | 6.1 | 3 |
| 2027年1Q | 30 | 0 | 0.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は18億円から123億円へ6.8倍に増えた。直近期の営業利益率は4.9%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 18 | — | −3 | — | −7 |
| 福岡県福岡市中央区に九州営業所設立 | |||||
| 2014年3月 | 23 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 アフィリエイトサービスの新設分割により、完全子会社であるSMT株式会社を設立(連結子会社)監査等委員会設置会社へ移行 台湾にSMN Taiwan Corporationを設立(連結子会社)コーポレートベンチャーキャピタルのSMNベンチャーズ株式会社を完全子会社にて設立(連結子会社) | |||||
| 2015年3月 | 37 | — | 2 | — | 2 |
| 2016年3月 | 56 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年3月 | 70 | — | 3 | — | 3 |
| 株式会社ゼータ・ブリッジを連結子会社化 東京証券取引所市場第一部へ市場変更 株式会社ASAを連結子会社化 SMN株式会社に商号変更 デジタルメディア事業開発事業及びメディア事業の新設分割により、完全子会社であるSMNメディアデザイン株式会社を設立(連結子会社)ルビー・グループ株式会社を連結子会社化 東京証券取引所プライム市場へ市場変更 ネクスジェンデジタル株式会社、SMNメディアデザイン株式会社及び株式会社ゼータ・ブリッジを吸収合併 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更 ルビー・グループ株式会社の全株式を株式会社イルグルムに譲渡 | |||||
| 2018年3月 | 90 | — | 5 | — | 6 |
| 2019年3月 | 102 | — | 7 | — | 6 |
| 2020年3月 | 116 | — | 7 | — | 5 |
| 2021年3月 | 121 | — | 3 | — | 0 |
| 2022年3月 | 134 | — | 1 | — | −2 |
| 2023年3月 | 114 | — | 0 | — | −1 |
| 2024年3月 | 93 | — | 1 | — | −10 |
| 2025年3月 | 116 | 2 | 2 | 1.7 | 3 |
| 2026年3月 | 123 | 6 | 5 | 4.9 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高123億円のうち、営業利益として残るのは6億円で4.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.7%98億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.4%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.9%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは7億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は32億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年3月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 4 |
| 2015年3月 | 3 | −3 | 0 | 0 | 3 |
| 2016年3月 | 3 | −5 | 16 | −2 | 17 |
| 2017年3月 | 4 | −4 | 0 | 0 | 18 |
| 2018年3月 | 7 | −7 | 0 | 0 | 18 |
| 2019年3月 | 9 | −7 | 1 | 2 | 21 |
| 2020年3月 | 11 | −9 | −2 | 2 | 21 |
| 2021年3月 | 6 | −22 | 16 | −16 | 21 |
| 2022年3月 | 9 | −7 | 0 | 2 | 23 |
| 2023年3月 | 7 | −6 | 2 | 1 | 26 |
| 2024年3月 | 5 | −5 | −2 | 0 | 24 |
| 2025年3月 | 13 | −1 | −12 | 12 | 25 |
| 2026年3月 | 12 | −5 | 0 | 7 | 32 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は65億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は67.3%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 7 | 4 | 3 | 60.5 |
| 2014年3月 | 9 | 5 | 4 | 58.2 |
| 2015年3月 | 14 | 7 | 7 | 50.0 |
| 2016年3月 | 34 | 25 | 9 | 73.2 |
| 2017年3月 | 40 | 28 | 12 | 70.7 |
| 2018年3月 | 49 | 35 | 14 | 70.9 |
| 2019年3月 | 56 | 42 | 14 | 74.3 |
| 2020年3月 | 66 | 46 | 20 | 69.1 |
| 2021年3月 | 84 | 46 | 38 | 55.3 |
| 2022年3月 | 83 | 44 | 39 | 52.6 |
| 2023年3月 | 81 | 47 | 34 | 57.7 |
| 2024年3月 | 67 | 37 | 30 | 54.9 |
| 2025年3月 | 60 | 40 | 20 | 66.7 |
| 2026年3月 | 65 | 44 | 21 | 67.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中157位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中361位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥368で、1年前と比べて-19.8%。過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.4倍 |
| PER (会社予想) | 10.8倍 |
| PBR | 1.25倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月14日に372円と前日比+0.27%で小幅上昇。直近1ヶ月では-6.06%と軟調で、25日移動平均線(383円)を約3%下回る。52週高値520円からは約28.5%の水準に位置し、52週安値344円からは+8.1%の水準。8月3日に11.2万株と売りが膨らんだが、その後は出来高が低調で、売り圧力も一服。年初来では-22.7%と下落が続き、サービス業セクターの動向や業績の見通しが焦点。RSIは38.7と弱いが、安値圏での底固めの様相も見られる。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
当期実績PERが12.5倍と同業界平均22.98倍を約46%下回り、予想PERは10.9倍とさらに低く割安です。PBRは1.26倍と同業界平均3.31倍を大きく下回り、ROE10.4%を考慮すると資産価値に比べ株価が割安です。ただし、配当利回りは0%と無配で、株主還元がありません。売上高は増加傾向で、営業利益率も1.72%から4.88%と改善していますが、直近期の利益率は低水準です。割安ではあるが、無配当と利益率の低さが投資魅力を減じています。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.4倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 10.8倍 | — |
| PBR | 1.25倍 | 3.51倍 |
| ROE | 10.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、IT人材需要の持続性と収益改善の可能性。強気派は、デジタル化によるITエンジニア不足、派遣需要の拡大、2025/3期の黒字化を評価する。一方、弱気派は、過去の赤字履歴、競争激化による単価低下、売上高の伸び悩みを懸念する。
- IT人材不足が続く
DX推進によりITエンジニア需要は旺盛で、派遣需要は拡大傾向。
- 黒字化を達成
2025/3期は営業利益率1.72%と黒字転換、収益改善が進む。
- 成長市場で強い
技術系人材に特化しており、成長分野での需要を取り込める。
- 営業利益が2億円→6億円と3倍に増加決算発表後影響中
営業利益率も1.72%→4.88%へ改善、収益性が向上
- 売上高が93億→123億と3期連続増収通年影響中
2023/3期93億円、2024/3期116億円、2025/3期123億円
- 予想PER10.9倍と利益成長を加味した割安感通年影響中
実績PER12.5倍、予想10.9倍と10倍台、成長率との比較で割安
- 黒字定着で配当開始の可能性次回株主総会影響弱
配当利回り0%だが純利益4億円、株主還元の初配が焦点
- 業績が不安定
過去に赤字を計上(2023/3期、2024/3期)、収益の変動が大きい。
- 競争が激化
人材業界は競合が多く、単価競争による収益性低下のリスク。
- 売上高成長鈍化
売上高は増加するが、成長率は鈍く、市場シェア拡大が進まない。
- 株価が1年で22.66%下落し下げトレンド継続影響弱
株価372円と1年で22.66%下落、モメンタムが悪い
- PBR1.26倍と純資産対比で割高水準通年影響弱
ROE10.4%に対しPBR1.26倍、成長鈍化で割高に
- 売上高の伸びが+24.7%→+6.0%に減速決算発表後影響中
2024/3期93億→2025/3期116億は+24.7%、2026/3期は+6.0%
- 外国人保有3.76%と低く機関投資家不在継続影響弱
外国人保有比率3.76%で低く、需給過熱がない
- 技術者数
- 供給能力の要であり、売上高の上限を決める。
- 稼働率
- 人材の稼働状況は収益性に直結する。
- 客単価
- 人材の単価向上は収益改善の鍵。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,968人。区分でいちばん多いのは事業法人で59.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.5%を占め、残る40.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 59.9 | 59.4 | 59.1 | 59.2 | 59.0 | 59.1 |
| 個人・その他 | 24.7 | 26.1 | 30.6 | 33.8 | 34.5 | 36.3 |
| 外国法人 | 2.0 | 1.6 | 1.3 | 3.2 | 4.1 | 3.8 |
| 自己株式 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.1 | 1.3 | 1.0 |
| 証券会社 | 1.6 | 1.5 | 2.2 | 2.2 | 1.8 | 0.5 |
| 金融機関 | 11.9 | 11.4 | 6.7 | 1.5 | 0.6 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 | 53.20 |
| 02 | 株式会社読売新聞東京本社 | 4.91 |
| 03 | 吉川直樹 | 3.67 |
| 04 | 宮口文秀 | 2.99 |
| 05 | 吉田悟 | 1.89 |
| 06 | US BANK NATIONAL ASSOCIATION JP ACCTS NTS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.53 |
| 07 | 松本憲事 | 1.45 |
| 08 | 原山直樹 | 0.62 |
| 09 | BNP PARIBAS SYDNEY/2S/JASDEC/AUSTRALIAN RESIDENTS(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 0.61 |
| 10 | 吉川興産株式会社 | 0.50 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+100%、1株純資産は14期で−99%。直近期のROEは10.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −54,210 | 21,982 | — | — |
| 2014年3月 | 31 | 248 | 13.1 | — |
| 2015年3月 | 101 | 349 | 33.9 | — |
| 2016年3月 | 26 | 223 | 15.0 | 28.7 |
| 2017年3月 | 22 | 233 | 9.4 | 23.8 |
| 2018年3月 | 51 | 277 | 20.2 | 35.0 |
| 2019年3月 | 45 | 323 | 15.0 | 24.3 |
| 2020年3月 | 38 | 354 | 11.1 | 15.6 |
| 2021年3月 | −3 | 350 | — | — |
| 2022年3月 | −17 | 331 | — | — |
| 2023年3月 | −8 | 324 | — | — |
| 2024年3月 | −71 | 252 | — | — |
| 2025年3月 | 20 | 273 | 7.6 | 19.7 |
| 2026年3月 | 30 | 301 | 10.4 | 13.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額90百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 原山直樹 | 代表取締役 執行役員社長 | 59 | 91,059 |
| 安田崇浩 | 取締役 執行役員 | 48 | 29,265 |
| 小笠原康貴 | 取締役 | 54 | — |
| 本間俊之 | 取締役(監査等委員) | 63 | 3,200 |
| 吉村正直 | 取締役(監査等委員) | 70 | 9,000 |
| 相内泰和 | 取締役(監査等委員) | 74 | 10,600 |
| 関根里佳子 | 取締役(監査等委員) | 63 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 32 | 22 | 13 | 68 | 34 |
| 社外取締役 | 3 | 22 | — | — | 22 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,568字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,610字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,959字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,275字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第29期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第28期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-02
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-02
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-02
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-03
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-03
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算説明資料2026-07-31
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