概要
アウンコンサルティング株式会社は、1998年に設立されたマーケティング支援企業である。SEO(検索エンジン最適化)やPPC(検索連動型広告)などのSEMサービスを軸に、ウェブサイト開発やソーシャルメディア運用、グローバルマーケティング支援を手掛ける。2005年に東京証券取引所マザーズに上場し、2016年に市場第二部へ変更。売上高は近年減少傾向にあり、2025年5月期は約2.7億円、従業員23名の小規模な企業である。
マーケティング事業に特化した単一セグメント
当社グループは、マーケティング事業のみを報告セグメントとしており、SEMサービス、インターネット広告の販売・制作、ウェブサイト開発、ソーシャルメディア運用、そしてグローバルBtoB企業向けのアウトバウンドマーケティング支援を提供する。特に、多言語対応の海外向けSEOコンサルティングに強みを持ち、大手グローバル企業への販売を進めている。また、火災保険・地震保険の申請サポートを行う自社メディアの開発・運用にも取り組む。2025年5月期のセグメント売上高は270,833千円(前期比38.7%減)であり、減収が続く。
海外子会社の設立と清算で変動するグループ構造
連結子会社は4社で構成されるが、その多くが清算手続き中である。2008年に設立したタイ子会社「AUN Thai Laboratories Co.,Ltd.」、2017年設立のベトナム子会社「AUN Vietnam Co.,Ltd.」はいずれも2024年に解散を決議し、清算手続きを進めている。過去には台湾(2010年設立、2021年清算)、香港(2010年設立、2020年清算)、韓国(2010年設立、2013年株式譲渡)にも子会社を置いたが、撤退済みである。現在、実質的な海外拠点はフィリピンのAUN PHILIPPINES INC.とシンガポールのAUN Global Marketing Pte.Ltd.が残るが、日本本社への集約が進む。
縮小する収益と続く営業損失
財務数値を見ると、2012年5月期の売上高15億円をピークに減少傾向にある。2021年5月期には10億円に落ち込み、その後急速に縮小し、2025年5月期は3億円(正確には約2.7億円)となった。営業損失は6期連続で計上しており、2025年5月期は105,017千円の営業損失、親会社株主に帰属する当期純損失は115,137千円である。資産面では時価下落や収益性低下を理由に特別損失を計上。現金及び預金は442,955千円と一定の流動性を維持するが、長期借入金の返済が負担となっている。
業界の中での役割はマーケティング支援サービス提供にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2022/5期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| マーケティング事業 | 5億円 | 100.0% | 1億円 | 20.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01企業マーケティング主力
SEMサービス、インターネット広告の販売・制作、ウェブサイト開発、ソーシャルメディア運用など、企業のマーケティング活動を支援するサービスを国内外の企業に提供する。多言語対応。
- SEMサービス
- 検索エンジンマーケティング(SEM)を支援するサービス。
- インターネット広告
- インターネット広告の販売および広告制作を提供。
- ウェブサイト開発
- 企業向けウェブサイトの開発サービス。
- ソーシャルメディア
- ソーシャルメディアを活用したマーケティング支援。
製品と技術
SEOコンサルティングとPPC広告のSEMサービス
SEO(検索エンジン最適化)サービスは、1999年に開始した同社の原点である。企業のウェブサイトを検索結果の上位に表示させるための技術的・コンテンツ的施策を提供する。PPC(検索連動型広告)は2002年に開始し、Google広告などを通じてクリック課金型の広告運用を行う。両者を組み合わせたSEM(検索エンジンマーケティング)として、クライアントの集客効率を高める。特に海外向けの多言語SEOでは、各国の検索エンジン(百度、Yandex等)にも対応。2024年5月期より、大手グローバル企業向けに付加価値の高い海外向けSEOコンサルティングの販売を強化している。
グローバルマーケティング支援とAI活用
グローバルマーケティング支援では、海外進出企業向けのアウトバウンドマーケティング(海外向けプロモーション、多言語ウェブサイト構築、現地SNS運用など)を提供する。また、AI活用支援として、生成AIを用いたコンテンツ制作やマーケティングオートメーションの導入支援を行っている。これらは、かつて存在した翻訳事業や海外子会社の知見を基に、日本本社に集約したサービスである。さらに、自社メディア事業として火災保険・地震保険の申請サポートサイトを開発・運用し、保険分野でのマーケティングノウハウも蓄積している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
小規模・赤字続く、事業再生が急務
同社は売上高4億円と業界内で極めて小規模であり、営業損失が続いている。同業のジンジブやイシンと比較して、事業規模や収益性の面で大きく遅れを取っている。売上高は4億円から3億円へと減少し、営業利益率もマイナス25%からマイナス33%へと悪化しており、経営改善の兆しが見えない。小規模ゆえに競争力が弱く、市場での存在感も限定的だ。早期の事業構造改革や資本増強が必要であり、抜本的な対策を講じなければ、事業継続自体が危ぶまれる状況にある。
強み
- 特定分野に特化した専門性を有する。
- 小規模ゆえに意思決定が迅速。
- 人材業界の需要拡大で潜在市場はある。
課題
- 営業赤字が続き、黒字化の見通しが立たない。
- 売上高が減少傾向にあり、事業規模が縮小。
- 赤字続きで財務基盤が脆弱。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がアウンコンサルティング
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9331キャスター | 14億円 | — |
| 2 | 2459アウンコンサルティング | 13億円 | — |
| 3 | 9330揚羽 | 13億円 | — |
| 4 | 7093アディッシュ | 13億円 | 26.4倍 |
| 5 | 7362T.S.I | 13億円 | 9.1倍 |
| 6 | 6579ログリー | 13億円 | — |
| 7 | 6786RVH | 12億円 | 41.0倍 |
| 8 | 7363ベビーカレンダー | 12億円 | 38.0倍 |
| 9 | 9241フューチャーリンクネットワーク | 11億円 | 22.9倍 |
| 10 | 6573CRAVIA | 10億円 | — |
| 11 | 302Aビースタイルホールディングス | 9億円 | 33.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 29件
地域活性化コンサルから検索エンジン業務へ転換した1998~1999年
1998年6月、資本金10,000千円でアウンコンサルティング株式会社を千葉県松戸市に設立した。当初は地域活性化コンサルティングを目的としていたが、同年10月に検索エンジン関連業務(登録業務)を開始し、方向性を転換。わずか1年後の1999年10月にはSEO(検索エンジン最適化)コンサルティングサービスの提供を始めた。この時期、本社は福島県福島市に移転しており、地方発のインターネットマーケティング企業としての基盤を築いた。
PPC開始と東京進出、マザーズ上場に至る2002~2005年
2001年に東京営業所を文京区に開設し、2002年4月に本社を文京区へ移転。同年11月にはPPC(検索連動型広告)サービスを開始し、SEOに加えて有料広告領域へ事業を拡大した。2004年本社を千代田区へ移転し、2005年11月に東京証券取引所マザーズに上場。検索マーケティングの成長分野で資本市場からの資金調達を可能にした。
海外拠点を急速に拡大した2006~2010年
2006年12月に沖縄ラボを開設し、2008年4月には子会社アウン沖縄ラボラトリーズを設立(後に解散)。同年、タイにAUN Thai Laboratoriesを設立し、アジア展開を本格化。2010年には台湾、香港、韓国、シンガポールに相次いで子会社を設立し、多言語マーケティングのグローバルネットワークを構築した。また、2008年には株式会社アート・スタジオ・サンライフを買収し翻訳事業を取得、後に社名変更しグローバルマーケティング事業を強化した。
海外事業の縮小と日本本社への資源集約が進んだ2011~2024年
2011年に沖縄子会社を解散し支店化(2023年閉鎖)、2013年に韓国子会社株式を譲渡。2015年にはフィリピンに新拠点を設けたが、2020年に香港子会社清算、2021年に台湾子会社清算、2024年にはタイ・ベトナム子会社の解散を決議した。この間、日本本社への集約が進み、営業体制を強化。しかし売上高は減少を続け、2025年5月期は6期連続の営業損失となった。経営課題として業績回復を掲げ、グローバルBtoB向けマーケティング支援に注力する方針を示している。
年表29件を開く
1990年代
- 1998年6月創業地域活性化コンサルティングを目的として、資本金10,000千円にて、アウンコンサルティング株式会社を千葉県松戸市に設立
- 1998年9月本社を福島県福島市へ移転
- 1998年10月検索エンジン関連業務(登録業務)開始
- 1999年10月SEO(検索エンジン最適化)コンサルティングサービスを開始
2000年代
- 2001年1月東京営業所を東京都文京区に開設
- 2002年4月本社を東京都文京区へ移転
- 2002年11月PPC(検索連動型広告)を開始
- 2004年10月本社を東京都千代田区へ移転
- 2005年11月上場東京証券取引所マザーズに上場
- 2006年12月沖縄ラボ開設
- 2008年2月株式会社シリウステクノロジーズよりモバイルSEO事業の譲受
- 2008年4月沖縄ラボを法人化し子会社「アウン沖縄ラボラトリーズ株式会社」を設立 タイに子会社「AUN Thai Laboratories Co.,Ltd.」を設立(2024年5月解散決議、清算手続き中)
- 2008年6月株式会社アート・スタジオ・サンライフの株式譲渡契約を締結
- 2008年10月「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証」を取得
- 2008年12月子会社の株式会社アート・スタジオ・サンライフにて、株式会社ジーネットワークスより翻訳事業の譲受
- 2009年7月商号変更子会社の株式会社アート・スタジオ・サンライフを、アウングローバルマーケティング株式会社へ社名変更
- 2009年9月本社を東京都文京区へ移転
2010年代
- 2010年6月台湾に子会社台灣亞文營銷事業股份有限公司を設立(2021年7月に清算手続きが完了し、消滅)子会社のAUN Thai Laboratories Co.,Ltd. にてタイ国投資委員会(BOI:Board of Investment)の認証取得
- 2010年8月子会社アウングローバルマーケティング株式会社の株式譲渡契約を締結
- 2010年9月韓国に子会社AUN Korea Marketing,Inc.を設立 香港に子会社亞文香港營銷事業股份有限公司を設立(2020年11月に清算手続きが完了し、消滅)
- 2010年11月創業シンガポールにAUN Global Marketing Pte.Ltd.を設立
- 2011年3月子会社アウン沖縄ラボラトリーズ株式会社を解散し沖縄支店化(2023年5月沖縄支店閉鎖)
- 2013年5月子会社AUN Korea Marketing,Inc.の株式譲渡契約を締結
- 2015年6月創業フィリピンにAUN PHILIPPINES INC.を設立
- 2015年6月海外における不動産の取得及び販売・賃貸仲介サービスを開始
- 2016年10月東京証券取引所市場第二部に市場変更
- 2017年9月創業ベトナムにAUN Vietnam Co.,Ltd.を設立(2024年2月解散決議、清算手続き中)
2020年代
- 2023年3月本社を東京都千代田区へ移転
- 2025年7月クラサポ株式会社より損害保険申請サポート「ミエルモ」を譲受、サービスを開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/5期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
マーケティング事業への集中投資
主力のマーケティング事業に経営資源を重点投入し、国内・海外向け販促やAI活用支援、火災保険申請サポートサイトの開発運用などを包括的に展開する。
- 02
新規事業創出による持続的成長
環境変化に対応し、継続的に成長できる新規事業を創出することで中長期的な成長を目指す。
- 03
組織再編による収益力向上
グループ全体の効率化・合理化を推進し、新たな組織体制を構築して収益力を高める。
- 04
グローバルBtoBマーケティングの強化
海外進出企業向けアウトバウンドマーケティング支援に資源を集中し、多言語SEOコンサルなど高付加価値サービスを大手企業に販売する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 11期分
グループ全体で21人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は444万円で、10期前と比べて+2.2%。平均年齢は36.6歳、平均勤続年数は6.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年5月 | — | — | — | 75 | — |
| 2017年5月 | — | — | — | 78 | — |
| 2018年5月 | — | — | — | 81 | — |
| 2019年5月 | 435 | 32.3 | 4.6 | 73 | — |
| 2020年5月 | 429 | 32.3 | 4.7 | 84 | — |
| 2021年5月 | 386 | 32.3 | 4.9 | 72 | — |
| 2022年5月 | 402 | 33.5 | 6.1 | 65 | — |
| 2023年5月 | 441 | 35.6 | 7.5 | 60 | — |
| 2024年5月 | 506 | 37.3 | 7.9 | 49 | −204 |
| 2025年5月 | 463 | 37.3 | 7.4 | 23 | −435 |
| 2026年5月 | 444 | 36.6 | 6.1 | 21 | −476 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 0 / 海外 4、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 海外AUN Thai Laboratories Co.,Ltd.(注)2、3、5タイ バンコク都 · 連結子会社議決権99.9%
- 海外AUN Global Marketing Pte.Ltd.(注)2シンガポール共和国 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外AUN PHILIPPINES INC. (注)2、3フィリピン マカティ市 · 連結子会社議決権99.9%
- 海外AUN Vietnam Co., Ltd. (注)2、4ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年5月期の売上高は3億円、営業利益は-1億円。前期と比べると増収で、売上が+0.0%。
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は2億円、営業利益は−1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 1 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2023年4Q | 2 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 1 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 1 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 1 | −1 | −100.0 | 0 |
| 2024年4Q | 1 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2025年2Q | 1 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 2 | −1 | −50.0 | −1 |
| 2026年2Q | 1 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 2 | −1 | −50.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 15期分
2012年5月期からの15期で、売上は15億円から3億円へ20%に減った。直近期の営業利益率は-33.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 15 | — | −1 | — | −1 |
| 2013年5月 | 14 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年5月 | 17 | — | 0 | — | 0 |
| フィリピンにAUN PHILIPPINES INC.を設立 | |||||
| 2015年5月 | 16 | — | 0 | — | 0 |
| 2016年5月 | 19 | — | 0 | — | 0 |
| ベトナムにAUN Vietnam Co.,Ltd.を設立(2024年2月解散決議、清算手続き中) | |||||
| 2017年5月 | 19 | — | 0 | — | 0 |
| 2018年5月 | 19 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年5月 | 19 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年5月 | 19 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年5月 | 10 | — | −1 | — | −1 |
| 2022年5月 | 5 | — | 0 | — | 0 |
| 2023年5月 | 5 | — | −1 | — | −1 |
| 2024年5月 | 4 | −1 | −1 | −25.0 | −1 |
| 2025年5月 | 3 | −1 | −1 | −33.3 | −1 |
| 2026年5月 | 3 | −1 | −1 | −33.3 | 0 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年5月期
売上高3億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-33.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.3%1億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金66.7%2億円
- その他の費用持分法損益などの調整33.3%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-33.3%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 15期分
2026年5月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は4億円で、売上の16.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 5 |
| 2013年5月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 6 |
| 2014年5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
| 2015年5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
| 2016年5月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 5 |
| 2017年5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
| 2018年5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
| 2019年5月 | 1 | −1 | 2 | 0 | 6 |
| 2020年5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
| 2021年5月 | −2 | 1 | 0 | −1 | 5 |
| 2022年5月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 |
| 2023年5月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 5 |
| 2024年5月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 5 |
| 2025年5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
| 2026年5月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 15期分
2026年5月期の総資産は7億円。このうち返さなくてよい自己資本が3億円で、自己資本比率は46.0%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | 9 | 7 | 2 | 79.4 |
| 2013年5月 | 9 | 7 | 2 | 76.2 |
| 2014年5月 | 9 | 7 | 2 | 76.1 |
| 2015年5月 | 10 | 7 | 3 | 74.8 |
| 2016年5月 | 10 | 7 | 3 | 68.4 |
| 2017年5月 | 10 | 7 | 3 | 72.0 |
| 2018年5月 | 10 | 7 | 3 | 73.7 |
| 2019年5月 | 12 | 8 | 4 | 61.2 |
| 2020年5月 | 11 | 7 | 4 | 64.6 |
| 2021年5月 | 9 | 6 | 3 | 67.1 |
| 2022年5月 | 10 | 6 | 4 | 62.1 |
| 2023年5月 | 10 | 6 | 4 | 57.5 |
| 2024年5月 | 10 | 5 | 5 | 47.6 |
| 2025年5月 | 8 | 3 | 4 | 44.0 |
| 2026年5月 | 7 | 3 | 4 | 46.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中320位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中525位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥178で、1年前と比べて-33.6%。過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 4.36倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日移動平均線(164.44円)を+5.8%上回るも、200日線(223.9円)を-22.3%下回る。52週高値(564円)から-69.1%と長期下落基調。直近1ヶ月+10.1%の上昇も7/23の急騰後は反落。RSI55.2と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)。
PERは損失のため算出不能。PBR 4.19倍は業界平均3.18倍を上回り割高。配当利回り0%と無配。ROE 0.6%と極めて低く、収益性が悪い。営業赤字が続き、純利益もほぼゼロ。PBRが4倍超である一方、業績は低迷しており、エクイティストーリーが乏しい。割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 4.36倍 | 3.51倍 |
| ROE | 0.6% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高が減少傾向で赤字が続いており、事業の立て直しが急務。強気派は、再編や新サービスの投入で業績回復の可能性があるとみる。弱気派は、競争激化や需要減退で赤字が長期化する懸念が強い。市場規模は小さいが、再生への期待は低い。
- 再生への期待
最新期の損失が縮小しており、改善の兆しが見える。
- ニッチ市場
特定分野に特化することで競合を回避できる余地がある。
- 低い時価総額
13億円と小さく、経営改善のインパクトが大きい。
- 最終損益がゼロまで改善し赤字解消決算発表後影響中
純損益が前期比1億円改善し0億円。時価総額13億円に対し約8%の改善
- 売上高が3億円で横ばい、減収に歯止め通年影響弱
売上高は前期と同じ3億円。2年前の4億円からの減少が止まった
- 外国人保有比率20.43%と小型株で高水準継続影響弱
外国人保有比率は20.43%。需給面での下支え期待がある
- 時価総額13億円の小型株で需給急変動の余地不定影響弱
時価総額は13億円。少しの買いでも株価が動きやすい
- 売上の減少
売上高は5億円から3億円へと減少傾向。
- 継続的な赤字
営業利益率はマイナスで、損益改善のめどが立たない。
- 競争の激化
大手を含む競合が多く、受注獲得が困難。
- 営業損益が3期連続でマイナス1億円通年影響中
売上高3億円に対し営業利益マイナス1億円。営業利益率マイナス33.33%が継続
- 売上高が4億円から3億円へ25%減少継続影響弱
売上高は4億円→3億円に減少。直近の横ばいだけで回復確認は不十分
- 無配当で株主還元がゼロ継続影響弱
配当利回りは0%。株主への利益還元がなく選好されにくい
- PBR4.19倍に対しROE0.6%と割高継続影響中
PBR4.19倍と高い一方、ROEは0.6%。資本効率の低さが嫌気されやすい
- 売上高
- 事業縮小の度合いを確認するため。
- 営業損益
- 赤字の解消状況を見るため。
- 受注残
- 将来の収入見通しを判断するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円。いまの株価に対する利回りは0.00%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2026年5月期末の株主数は延べ3,706人。区分でいちばん多いのは個人・その他で71.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.4%を占め、残る99.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年5月% | 2022年5月% | 2023年5月% | 2024年5月% | 2025年5月% | 2026年5月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 58.4 | 59.0 | 58.2 | 60.5 | 77.7 | 71.1 |
| 外国法人 | 34.4 | 35.0 | 34.5 | 33.8 | 20.1 | 19.3 |
| 証券会社 | 5.8 | 4.0 | 4.2 | 3.2 | 1.5 | 9.0 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.4 | 0.3 |
| 事業法人 | 0.7 | 1.4 | 1.4 | 1.7 | 0.3 | 0.3 |
| 金融機関 | 0.6 | 0.3 | 1.5 | 0.6 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 信太明 | 31.41 |
| 02 | BANK JULIUS BAER AND CO.LTD. SINGAPORE CLIENTS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 16.83 |
| 03 | JPモルガン証券株式会社 | 2.51 |
| 04 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.84 |
| 05 | 高橋重行 | 1.53 |
| 06 | 株式会社SBI証券 | 1.50 |
| 07 | 小金丸竜一 | 1.33 |
| 08 | 今秀信 | 1.07 |
| 09 | 藤原徹一(常任代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社) | 1.04 |
| 10 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.03 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-01信太 明新規の大量保有報告31.59%-1.57pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 15期分
1株利益は15期で+69%、1株純資産は15期で−57%。直近期のROEは0.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2012年5月 | −18 | 95 | — | — |
| 2013年5月 | −4 | 95 | — | — |
| 2014年5月 | 2 | 93 | 1.6 | 166.6 |
| 2015年5月 | 0 | 97 | 0.4 | 735.9 |
| 2016年5月 | 3 | 95 | 2.9 | 162.6 |
| 2017年5月 | 4 | 99 | 3.5 | 84.8 |
| 2018年5月 | 0 | 99 | 0.1 | 2169.2 |
| 2019年5月 | 3 | 101 | 3.0 | 74.7 |
| 2020年5月 | −6 | 94 | — | — |
| 2021年5月 | −15 | 82 | — | — |
| 2022年5月 | 1 | 86 | 0.6 | 307.1 |
| 2023年5月 | −12 | 76 | — | — |
| 2024年5月 | −18 | 60 | — | — |
| 2025年5月 | −15 | 45 | — | — |
| 2026年5月 | −6 | 41 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/5期の役員報酬は総額22百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 信太明 | 代表取締役CEO | 57 | 2,356,900 |
| 高橋重行 | 取締役 | 46 | 114,500 |
| 藤原徹一 | 取締役 | 53 | 78,400 |
| 加藤征一 | 取締役(監査等委員) | 55 | — |
| 松村卓朗 | 取締役(監査等委員) | 56 | — |
| 田中克洋 | 取締役(監査等委員) | 50 | — |
役員報酬の内訳2026/5期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 14 | 14 | 7 |
| 社外取締役 | 4 | 8 | 8 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/5期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容682字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,912字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,818字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)2,987字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2025/06/01-2026/05/31)2026-08-24
- 半期報告書半期報告書-第28期(2025/06/01-2026/05/31)2026-01-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2024/06/01-2025/05/31)2025-08-25
- 半期報告書半期報告書-第27期(2024/06/01-2025/05/31)2025-01-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2023/06/01-2024/05/31)2024-08-28
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第3四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-12
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第2四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2022/06/01-2023/05/31)2023-08-30
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
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