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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

アウンコンサルティング

AUN CONSULTING,Inc.2459 · Standard · サービス業

SEMサービスやWebサイト開発など、企業のマーケティング活動をトータルに支援するマーケティングカンパニー。

概要

アウンコンサルティング株式会社は、1998年に設立されたマーケティング支援企業である。SEO(検索エンジン最適化)やPPC(検索連動型広告)などのSEMサービスを軸に、ウェブサイト開発やソーシャルメディア運用、グローバルマーケティング支援を手掛ける。2005年に東京証券取引所マザーズに上場し、2016年に市場第二部へ変更。売上高は近年減少傾向にあり、2025年5月期は約2.7億円、従業員23名の小規模な企業である。

マーケティング事業に特化した単一セグメント

当社グループは、マーケティング事業のみを報告セグメントとしており、SEMサービス、インターネット広告の販売・制作、ウェブサイト開発、ソーシャルメディア運用、そしてグローバルBtoB企業向けのアウトバウンドマーケティング支援を提供する。特に、多言語対応の海外向けSEOコンサルティングに強みを持ち、大手グローバル企業への販売を進めている。また、火災保険・地震保険の申請サポートを行う自社メディアの開発・運用にも取り組む。2025年5月期のセグメント売上高は270,833千円(前期比38.7%減)であり、減収が続く。

海外子会社の設立と清算で変動するグループ構造

連結子会社は4社で構成されるが、その多くが清算手続き中である。2008年に設立したタイ子会社「AUN Thai Laboratories Co.,Ltd.」、2017年設立のベトナム子会社「AUN Vietnam Co.,Ltd.」はいずれも2024年に解散を決議し、清算手続きを進めている。過去には台湾(2010年設立、2021年清算)、香港(2010年設立、2020年清算)、韓国(2010年設立、2013年株式譲渡)にも子会社を置いたが、撤退済みである。現在、実質的な海外拠点はフィリピンのAUN PHILIPPINES INC.とシンガポールのAUN Global Marketing Pte.Ltd.が残るが、日本本社への集約が進む。

縮小する収益と続く営業損失

財務数値を見ると、2012年5月期の売上高15億円をピークに減少傾向にある。2021年5月期には10億円に落ち込み、その後急速に縮小し、2025年5月期は3億円(正確には約2.7億円)となった。営業損失は6期連続で計上しており、2025年5月期は105,017千円の営業損失、親会社株主に帰属する当期純損失は115,137千円である。資産面では時価下落や収益性低下を理由に特別損失を計上。現金及び預金は442,955千円と一定の流動性を維持するが、長期借入金の返済が負担となっている。

業界の中での役割はマーケティング支援サービス提供にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-33.3%
純利益
0億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2022/5
事業売上構成比利益利益率
マーケティング事業5億円100.0%1億円20.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業マーケティング主力

SEMサービス、インターネット広告の販売・制作、ウェブサイト開発、ソーシャルメディア運用など、企業のマーケティング活動を支援するサービスを国内外の企業に提供する。多言語対応。

主な製品・サービス4
SEMサービス
検索エンジンマーケティング(SEM)を支援するサービス。
インターネット広告
インターネット広告の販売および広告制作を提供。
ウェブサイト開発
企業向けウェブサイトの開発サービス。
ソーシャルメディア
ソーシャルメディアを活用したマーケティング支援。

製品と技術

SEOコンサルティングとPPC広告のSEMサービス

SEO(検索エンジン最適化)サービスは、1999年に開始した同社の原点である。企業のウェブサイトを検索結果の上位に表示させるための技術的・コンテンツ的施策を提供する。PPC(検索連動型広告)は2002年に開始し、Google広告などを通じてクリック課金型の広告運用を行う。両者を組み合わせたSEM(検索エンジンマーケティング)として、クライアントの集客効率を高める。特に海外向けの多言語SEOでは、各国の検索エンジン(百度、Yandex等)にも対応。2024年5月期より、大手グローバル企業向けに付加価値の高い海外向けSEOコンサルティングの販売を強化している。

グローバルマーケティング支援とAI活用

グローバルマーケティング支援では、海外進出企業向けのアウトバウンドマーケティング(海外向けプロモーション、多言語ウェブサイト構築、現地SNS運用など)を提供する。また、AI活用支援として、生成AIを用いたコンテンツ制作やマーケティングオートメーションの導入支援を行っている。これらは、かつて存在した翻訳事業や海外子会社の知見を基に、日本本社に集約したサービスである。さらに、自社メディア事業として火災保険・地震保険の申請サポートサイトを開発・運用し、保険分野でのマーケティングノウハウも蓄積している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

小規模・赤字続く、事業再生が急務

同社は売上高4億円と業界内で極めて小規模であり、営業損失が続いている。同業のジンジブやイシンと比較して、事業規模や収益性の面で大きく遅れを取っている。売上高は4億円から3億円へと減少し、営業利益率もマイナス25%からマイナス33%へと悪化しており、経営改善の兆しが見えない。小規模ゆえに競争力が弱く、市場での存在感も限定的だ。早期の事業構造改革や資本増強が必要であり、抜本的な対策を講じなければ、事業継続自体が危ぶまれる状況にある。

強み

  • 特定分野に特化した専門性を有する。
  • 小規模ゆえに意思決定が迅速。
  • 人材業界の需要拡大で潜在市場はある。

課題

  • 営業赤字が続き、黒字化の見通しが立たない。
  • 売上高が減少傾向にあり、事業規模が縮小。
  • 赤字続きで財務基盤が脆弱。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がアウンコンサルティング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
19331キャスター14億円
22459アウンコンサルティング13億円
39330揚羽13億円
47093アディッシュ13億円26.4倍
57362T.S.I13億円9.1倍
66579ログリー13億円
76786RVH12億円41.0倍
87363ベビーカレンダー12億円38.0倍
99241フューチャーリンクネットワーク11億円22.9倍
106573CRAVIA10億円
11302Aビースタイルホールディングス9億円33.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

地域活性化コンサルから検索エンジン業務へ転換した1998~1999年

1998年6月、資本金10,000千円でアウンコンサルティング株式会社を千葉県松戸市に設立した。当初は地域活性化コンサルティングを目的としていたが、同年10月に検索エンジン関連業務(登録業務)を開始し、方向性を転換。わずか1年後の1999年10月にはSEO(検索エンジン最適化)コンサルティングサービスの提供を始めた。この時期、本社は福島県福島市に移転しており、地方発のインターネットマーケティング企業としての基盤を築いた。

PPC開始と東京進出、マザーズ上場に至る2002~2005年

2001年に東京営業所を文京区に開設し、2002年4月に本社を文京区へ移転。同年11月にはPPC(検索連動型広告)サービスを開始し、SEOに加えて有料広告領域へ事業を拡大した。2004年本社を千代田区へ移転し、2005年11月に東京証券取引所マザーズに上場。検索マーケティングの成長分野で資本市場からの資金調達を可能にした。

海外拠点を急速に拡大した2006~2010年

2006年12月に沖縄ラボを開設し、2008年4月には子会社アウン沖縄ラボラトリーズを設立(後に解散)。同年、タイにAUN Thai Laboratoriesを設立し、アジア展開を本格化。2010年には台湾、香港、韓国、シンガポールに相次いで子会社を設立し、多言語マーケティングのグローバルネットワークを構築した。また、2008年には株式会社アート・スタジオ・サンライフを買収し翻訳事業を取得、後に社名変更しグローバルマーケティング事業を強化した。

海外事業の縮小と日本本社への資源集約が進んだ2011~2024年

2011年に沖縄子会社を解散し支店化(2023年閉鎖)、2013年に韓国子会社株式を譲渡。2015年にはフィリピンに新拠点を設けたが、2020年に香港子会社清算、2021年に台湾子会社清算、2024年にはタイ・ベトナム子会社の解散を決議した。この間、日本本社への集約が進み、営業体制を強化。しかし売上高は減少を続け、2025年5月期は6期連続の営業損失となった。経営課題として業績回復を掲げ、グローバルBtoB向けマーケティング支援に注力する方針を示している。

年表29件を開く

1990年代

  • 1998年6月創業地域活性化コンサルティングを目的として、資本金10,000千円にて、アウンコンサルティング株式会社を千葉県松戸市に設立
  • 1998年9月本社を福島県福島市へ移転
  • 1998年10月検索エンジン関連業務(登録業務)開始
  • 1999年10月SEO(検索エンジン最適化)コンサルティングサービスを開始

2000年代

  • 2001年1月東京営業所を東京都文京区に開設
  • 2002年4月本社を東京都文京区へ移転
  • 2002年11月PPC(検索連動型広告)を開始
  • 2004年10月本社を東京都千代田区へ移転
  • 2005年11月上場東京証券取引所マザーズに上場
  • 2006年12月沖縄ラボ開設
  • 2008年2月株式会社シリウステクノロジーズよりモバイルSEO事業の譲受
  • 2008年4月沖縄ラボを法人化し子会社「アウン沖縄ラボラトリーズ株式会社」を設立 タイに子会社「AUN Thai Laboratories Co.,Ltd.」を設立(2024年5月解散決議、清算手続き中)
  • 2008年6月株式会社アート・スタジオ・サンライフの株式譲渡契約を締結
  • 2008年10月「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証」を取得
  • 2008年12月子会社の株式会社アート・スタジオ・サンライフにて、株式会社ジーネットワークスより翻訳事業の譲受
  • 2009年7月商号変更子会社の株式会社アート・スタジオ・サンライフを、アウングローバルマーケティング株式会社へ社名変更
  • 2009年9月本社を東京都文京区へ移転

2010年代

  • 2010年6月台湾に子会社台灣亞文營銷事業股份有限公司を設立(2021年7月に清算手続きが完了し、消滅)子会社のAUN Thai Laboratories Co.,Ltd. にてタイ国投資委員会(BOI:Board of Investment)の認証取得
  • 2010年8月子会社アウングローバルマーケティング株式会社の株式譲渡契約を締結
  • 2010年9月韓国に子会社AUN Korea Marketing,Inc.を設立 香港に子会社亞文香港營銷事業股份有限公司を設立(2020年11月に清算手続きが完了し、消滅)
  • 2010年11月創業シンガポールにAUN Global Marketing Pte.Ltd.を設立
  • 2011年3月子会社アウン沖縄ラボラトリーズ株式会社を解散し沖縄支店化(2023年5月沖縄支店閉鎖)
  • 2013年5月子会社AUN Korea Marketing,Inc.の株式譲渡契約を締結
  • 2015年6月創業フィリピンにAUN PHILIPPINES INC.を設立
  • 2015年6月海外における不動産の取得及び販売・賃貸仲介サービスを開始
  • 2016年10月東京証券取引所市場第二部に市場変更
  • 2017年9月創業ベトナムにAUN Vietnam Co.,Ltd.を設立(2024年2月解散決議、清算手続き中)

2020年代

  • 2023年3月本社を東京都千代田区へ移転
  • 2025年7月クラサポ株式会社より損害保険申請サポート「ミエルモ」を譲受、サービスを開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    マーケティング事業への集中投資

    主力のマーケティング事業に経営資源を重点投入し、国内・海外向け販促やAI活用支援、火災保険申請サポートサイトの開発運用などを包括的に展開する。

  2. 02

    新規事業創出による持続的成長

    環境変化に対応し、継続的に成長できる新規事業を創出することで中長期的な成長を目指す。

  3. 03

    組織再編による収益力向上

    グループ全体の効率化・合理化を推進し、新たな組織体制を構築して収益力を高める。

  4. 04

    グローバルBtoBマーケティングの強化

    海外進出企業向けアウトバウンドマーケティング支援に資源を集中し、多言語SEOコンサルなど高付加価値サービスを大手企業に販売する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で21人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は444万円で、10期前と比べて+2.2%平均年齢は36.6歳、平均勤続年数は6.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月75
2017年5月78
2018年5月81
2019年5月43532.34.673
2020年5月42932.34.784
2021年5月38632.34.972
2022年5月40233.56.165
2023年5月44135.67.560
2024年5月50637.37.949−204
2025年5月46337.37.423−435
2026年5月44436.66.121−476

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率100.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 0 / 海外 4、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都千代田区0百万円
マーケティング事業 全社
主な関係会社
  • 海外
    AUN Thai Laboratories Co.,Ltd.(注)2、3、5
    タイ バンコク都 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    AUN Global Marketing Pte.Ltd.(注)2
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    AUN PHILIPPINES INC. (注)2、3
    フィリピン マカティ市 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    AUN Vietnam Co., Ltd. (注)2、4
    ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は3億円営業利益-1億円前期と比べると増収で、売上が+0.0%。

売上高
+0.0%
3億円
営業利益
-1億円
純利益
0億円
営業利益率
-33.3%
前期比 +0.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は2億円、営業利益は−1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q100.0−1
2023年4Q20
2024年1Q100.00
2024年2Q100.00
2024年3Q1−1−100.00
2024年4Q100.0−1
2025年2Q100.00
2025年4Q2−1−50.0−1
2026年2Q100.00
2026年4Q2−1−50.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は15億円から3億円へ20%に減った。直近期の営業利益率は-33.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月15−1−1
2013年5月1400
2014年5月1700
フィリピンにAUN PHILIPPINES INC.を設立
2015年5月1600
2016年5月1900
ベトナムにAUN Vietnam Co.,Ltd.を設立(2024年2月解散決議、清算手続き中)
2017年5月1900
2018年5月1900
2019年5月1900
2020年5月1900
2021年5月10−1−1
2022年5月500
2023年5月5−1−1
2024年5月4−1−1−25.0−1
2025年5月3−1−1−33.3−1
2026年5月3−1−1−33.30

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高3億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-33.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.3%1億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金66.7%2億円
  • その他の費用持分法損益などの調整33.3%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-33.3%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
66.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比40.9pt
-33.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-23.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は4億円で、売上の16.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月−100−15
2013年5月−100−16
2014年5月00006
2015年5月00006
2016年5月1−20−15
2017年5月00004
2018年5月00004
2019年5月1−1206
2020年5月00005
2021年5月−210−15
2022年5月00106
2023年5月−100−15
2024年5月−100−15
2025年5月00004
2026年5月00004

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は7億円。このうち返さなくてよい自己資本が3億円で、自己資本比率は46.0%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月97279.4
2013年5月97276.2
2014年5月97276.1
2015年5月107374.8
2016年5月107368.4
2017年5月107372.0
2018年5月107373.7
2019年5月128461.2
2020年5月117464.6
2021年5月96367.1
2022年5月106462.1
2023年5月106457.5
2024年5月105547.6
2025年5月83444.0
2026年5月73446.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
4億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-4億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
31
/ 100
安定性自己資本比率31 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中320位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中525位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-33.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
46.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥178で、1年前と比べて-33.6%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥178+0.0%1ヶ月+5.3%1年-33.6%時価総額13億円
過去52週の値幅
安値¥154高値¥564

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR4.36倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日移動平均線(164.44円)を+5.8%上回るも、200日線(223.9円)を-22.3%下回る。52週高値(564円)から-69.1%と長期下落基調。直近1ヶ月+10.1%の上昇も7/23の急騰後は反落。RSI55.2と中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)

PERは損失のため算出不能。PBR 4.19倍は業界平均3.18倍を上回り割高。配当利回り0%と無配。ROE 0.6%と極めて低く、収益性が悪い。営業赤字が続き、純利益もほぼゼロ。PBRが4倍超である一方、業績は低迷しており、エクイティストーリーが乏しい。割高と判断。

指標この会社業種平均
PBR4.36倍3.51倍
ROE0.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高が減少傾向で赤字が続いており、事業の立て直しが急務。強気派は、再編や新サービスの投入で業績回復の可能性があるとみる。弱気派は、競争激化や需要減退で赤字が長期化する懸念が強い。市場規模は小さいが、再生への期待は低い。

プラスに働く材料7
  • 再生への期待

    最新期の損失が縮小しており、改善の兆しが見える。

  • ニッチ市場

    特定分野に特化することで競合を回避できる余地がある。

  • 低い時価総額

    13億円と小さく、経営改善のインパクトが大きい。

  • 最終損益がゼロまで改善し赤字解消決算発表後影響

    純損益が前期比1億円改善し0億円。時価総額13億円に対し約8%の改善

  • 売上高が3億円で横ばい、減収に歯止め通年影響

    売上高は前期と同じ3億円。2年前の4億円からの減少が止まった

  • 外国人保有比率20.43%と小型株で高水準継続影響

    外国人保有比率は20.43%。需給面での下支え期待がある

  • 時価総額13億円の小型株で需給急変動の余地不定影響

    時価総額は13億円。少しの買いでも株価が動きやすい

マイナスに働く材料7
  • 売上の減少

    売上高は5億円から3億円へと減少傾向。

  • 継続的な赤字

    営業利益率はマイナスで、損益改善のめどが立たない。

  • 競争の激化

    大手を含む競合が多く、受注獲得が困難。

  • 営業損益が3期連続でマイナス1億円通年影響

    売上高3億円に対し営業利益マイナス1億円。営業利益率マイナス33.33%が継続

  • 売上高が4億円から3億円へ25%減少継続影響

    売上高は4億円→3億円に減少。直近の横ばいだけで回復確認は不十分

  • 無配当で株主還元がゼロ継続影響

    配当利回りは0%。株主への利益還元がなく選好されにくい

  • PBR4.19倍に対しROE0.6%と割高継続影響

    PBR4.19倍と高い一方、ROEは0.6%。資本効率の低さが嫌気されやすい

次の決算で確かめる点
売上高
事業縮小の度合いを確認するため。
営業損益
赤字の解消状況を見るため。
受注残
将来の収入見通しを判断するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ3,706人。区分でいちばん多いのは個人・その他71.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.4%を占め、残る99.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他58.459.058.260.577.771.1
外国法人34.435.034.533.820.119.3
証券会社5.84.04.23.21.59.0
外国人個人0.10.20.20.30.40.3
事業法人0.71.41.41.70.30.3
金融機関0.60.31.50.60.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01信太明31.41
02BANK JULIUS BAER AND CO.LTD. SINGAPORE CLIENTS(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)16.83
03JPモルガン証券株式会社2.51
04楽天証券株式会社共有口1.84
05高橋重行1.53
06株式会社SBI証券1.50
07小金丸竜一1.33
08今秀信1.07
09藤原徹一(常任代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)1.04
10BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.03

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-01
    信太 明
    新規の大量保有報告
    31.59%
    -1.57pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+69%、1株純資産は15期で−57%。直近期のROEは0.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年5月−1895
2013年5月−495
2014年5月2931.6166.6
2015年5月0970.4735.9
2016年5月3952.9162.6
2017年5月4993.584.8
2018年5月0990.12169.2
2019年5月31013.074.7
2020年5月−694
2021年5月−1582
2022年5月1860.6307.1
2023年5月−1276
2024年5月−1860
2025年5月−1545
2026年5月−641

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/5期の役員報酬は総額22百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
信太明代表取締役CEO572,356,900
高橋重行取締役46114,500
藤原徹一取締役5378,400
加藤征一取締役(監査等委員)55
松村卓朗取締役(監査等委員)56
田中克洋取締役(監査等委員)50

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)214147
社外取締役4882

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容682字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社4社により構成されております。その主な事業内容は次のとおりであります。 <マーケティング事業> マーケティング事業におきましては、主として以下のサービスを提供しております。 ①グローバルマーケティング SEM(検索エンジンマーケティング)サービス、インターネット広告の販売及び広告制作、ウェブサイト開発、ソーシャルメディアなど、企業のマーケティング活動を支援する各種サービスを日本語及び多言語で国内外の企業に提供するものであります。 ②メディアマーケティング 自社ウェブサイトの構築・運用ノウハウを活かしたメディア運営を行っております。また、収益源の多様化を目的として、2025年7月にクラサポ株式会社より損害保険申請サポート「ミエルモ」を譲り受け、その運営を開始いたしました。これまで培ってきたSEO、広告運用及びオペレーション改善の知見を自社事業にも活用することで、既存事業とのシナジー創出及び企業価値の向上を目指しております。 事業の系統図は以下のとおりであります。 (注)1.2024年2月26日開催の取締役会において、当社の特定子会社であるAUN Vietnam Co., Ltd.の解散及び清算を行うことを決議し、清算手続中のため、上記事業系統図には含めておりません。 2.2024年5月17日開催の取締役会において、当社の特定子会社であるAUN Thai Laboratories Co.,Ltd.の解散及び清算を行うことを決議し、清算手続中のため、上記事業系統図には含めておりません。
経営方針・対処すべき課題3,912字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、次のとおり企業としての使命(ミッション)・価値観(バリュー)を掲げ、日本市場のみならず、グローバル市場においてマーケティング事業を展開しております。 <使命> 私たちは独創的な考え方で課題を解決し、 笑顔に溢れた社会づくりに貢献します。 <価値観> 「汗」 自他のため率先して汗をかいているか 「協」 仲間との協力関係を大切にしているか 「成」 毎日の着実な成長を実感できているか 「誇」 家族・友人・社会は私を誇りに思うか 「楽」 わくわくとした人生を楽しんでいるか (2)経営戦略等 当社グループは、グローバルマーケティング支援を中核事業とし、企業の海外展開、販路拡大及び多言語による情報発信を支援する各種サービスを提供しております。今後も、海外SEO、海外広告、多言語対応、ウェブサイト改善等の既存サービスにおいて、顧客企業の事業目的や対象市場に応じた提案力及び実行支援力を高め、既存顧客との取引深耕及び新規顧客の獲得を通じて、安定的な売上基盤の再構築を図ってまいります。 また、生成AIの普及により、検索行動や情報取得行動は大きく変化しており、企業においては、従来の検索エンジン対策に加え、AI検索において自社情報が適切に理解・引用・言及されるための情報発信体制の整備が重要になっております。当社グループは、この変化を新たな成長機会と捉え、AI検索に対応したマーケティング支援領域として、AIO(AI Optimization)関連サービスの開発及び提供体制の強化を進めてまいります。具体的には、AI検索における企業情報の言及・引用状況の可視化、競合比較、情報不足や誤認識の要因分析、AIに理解・引用されやすいコンテンツ構造の提案、SEO内部施策との連携等を通じて、顧客企業の情報発信力及びブランド価値の向上を支援してまいります。 さらに、収益源の多様化を目的として、当社グループは、2025年7月にクラサポ株式会社より譲り受け、運営を開始した損害保険申請サポート「ミエルモ」について、集客、問い合わせ対応、案件管理及び業務運営に係る各プロセスの整備・改善を進めてまいります。当社グループがデジタルマーケティング領域で培ってきたSEO、広告運用、コンテンツ改善及びオペレーション改善の知見を自社事業にも活用することで、既存事業とのシナジー創出及び段階的な収益性の改善を図ってまいります。 これらの施策を推進するにあたっては、費用対効果の検証、案件ごとの採算管理及び経営資源の適切な配分を徹底するとともに、固定費の抑制及び業務効率化を継続してまいります。当社グループは、事業環境の変化に柔軟に対応しながら、グローバルマーケティング、AIマーケティング及びメディアマーケティングを相互に補完させることにより、収益構造の改善及び中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。 (3)経営環境 当連結会計年度(2025年6月1日~2026年5月31日)におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が見られたものの、金利・為替の変動、物価上昇、国際的な紛争等の地政学的リスクにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループの主力領域であるマーケティング市場においては、企業の海外展開、海外向け販路拡大及び多言語による情報発信に対する需要が継続する一方、広告費や人件費の上昇、為替相場の変動等を背景に、顧客企業における投資対効果への要求は一層高まっております。 また、生成AIの普及により、検索行動や情報取得行動は変化しつつあり、従来の検索エンジンを前提としたマーケティング手法に加え、AI検索への対応が新たな競争要因となっております。このような環境変化を踏まえ、当社グループを取り巻く事業環境は、引き続き不確実性を伴うものの、新たな成長機会も存在しているものと認識しております。 (4)優先的に対応すべき事業上及び財務上の課題 今後の我が国経済は、国際的な紛争等の地政学的リスク、物価上昇による消費動向への影響等により、依然として先行きが見通しにくい事業環境が継続するものと見込まれます。 また、グローバル化の進展により、世界経済の変動が当社グループの事業活動に与える影響も大きくなっております。このような環境の下、当社グループは、継続的な成長に向けた事業基盤の強化を図るとともに、引き続き「業績回復」を最優先課題と位置付け、早期の黒字化に向けた収益力の改善に取り組む必要があると認識しております。当社グループが対処すべき主な課題は、以下のとおりであります。 ①グローバルマーケティングの収益基盤及び提供価値の強化 グローバルマーケティングにおいては、海外SEO、海外広告等の既存サービスを中心に、企業の海外展開・販路拡大に係る需要を捉え、収益基盤の強化及び提供価値の向上を図ることが重要な課題であります。 近年、国・地域ごとの検索行動、商習慣、言語、文化、競争環境の違いに対応したマーケティング戦略の立案・実行が求められております。また、広告費や人件費の上昇、為替相場の変動等により、投資対効果への要求は一層高まっており、当社グループにおいても、営業活動の効率化、提案品質の向上及び案件ごとの採算管理を徹底し、安定的な売上基盤の構築と収益性の改善を進めることが必要であると考えております。 このような課題に対応するため、当社グループは、国・地域別の検索データ、広告運用データ、アクセス解析、コンテンツ改善の知見を組み合わせ、顧客ごとの事業目的や対象市場に応じた提案力を高めてまいります。具体的には、海外SEO、海外広告等の各サービスを個別に提供するだけでなく、顧客の海外展開フェーズに応じて、戦略設計、施策実行、効果検証、改善提案までを一体で支援できる体制を整備してまいります。 あわせて、既存顧客への追加提案、継続契約の拡大、営業活動の標準化及び収益性の高い案件への経営資源の集中を進めてまいります。 さらに、生成AIの普及により、企業の情報発信や検索行動が変化する中、当社グループは、生成AI時代に対応したAIOコンサルティング及びAIOリサーチ等のAIマーケティング領域を成長分野と捉えております。AI検索における企業情報の言及・引用状況の可視化、競合比較、情報不足や誤認識の要因分析、AIに理解・引用されやすいコンテンツ構造の提案、SEO内部施策との連携等を通じて、顧客企業の情報発信力及びブランド価値の向上を支援し、新たな収益機会の拡大を図ってまいります。 ②メディアマーケティングの早期収益化 メディアマーケティングにおいては、2025年7月にクラサポ株式会社より譲り受け、運営を開始した損害保険申請サポート「ミエルモ」について、既存のデジタルマーケティング領域で培った集客、広告運用、SEO及び業務改善の知見を活用し、早期の収益化を図ることが重要な課題であります。 「ミエルモ」においては、集客力の向上、顧客獲得単価の最適化、問い合わせから成約までの歩留まり改善、案件管理体制の整備、外部専門家や協力先との連携や、品質の向上が収益性に大きく影響いたします。 そのため、当社グループは、広告・自然検索・コンテンツ等の各集客チャネルの効果検証を継続し、費用対効果の高い施策への投資配分を行うとともに、問い合わせ対応、現地調査、申請支援、進捗管理等の業務プロセスを標準化してまいります。あわせて、顧客に対して適切かつ分かりやすい情報提供を行うことで、サービス品質と信頼性を高め、既存事業とのシナジー創出及び段階的な収益性の改善を図ってまいります。 ③組織体制及び人材基盤の強化 当社グループが持続的な成長を実現するためには、既存事業の収益力向上に加え、生成AIやデジタルマーケティングの進化、新規事業領域の拡大に対応できる専門人材の確保・育成が重要であると認識しております。 当社グループにおいては、創業以来培ってきたマーケティング技術、海外マーケティングの知見、効率的なコーポレート体制を競争力の源泉としており、これらを実際のサービス品質や顧客への提供価値に転換する人材基盤の強化が、持続的な競争優位を生み出す重要な経営課題であります。 当社グループは、育児、介護、地方在住等の制約の有無にかかわらず、多様な人材が能力を発揮できる環境づくりを重視しており、フルリモートワーク、スーパーフレックス制度等を通じて、場所や時間に制約されない働き方を推進しております。これにより、従業員が家族との時間や生活の質を大切にしながら、専門性を高め、主体的に成果を創出できる就業環境の整備を進めております。 また、当社グループは、働きがいを、個人の成長と会社からの期待が重なり合うことで高まるものと捉え、コミュニケーション機会の創出、自己成長機会の提供、働きやすい環境づくりに取り組んでおります。業務手順の明確化、ナレッジの蓄積、管理指標の整備及び人材育成を進めるとともに、少人数組織であることを踏まえ、属人的な業務運営を抑制し、複数名で対応可能な体制の構築、外部パートナーの活用及び内部管理体制の強化を通じて、事業拡大に耐え得る組織基盤を整備し、当社グループの競争力を一層強化してまいります。
事業等のリスク7,818字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業とその他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため実際の結果と異なる可能性があるとともに、将来において以下の記載は本株式への投資に関する発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありませんので、ご留意下さい。 また、ここで記載する各リスクの発生頻度及びそれらが顕在化した場合の影響度については、合理的に算出することができないため、記載しておりません。 (1)マーケティング事業 ①インターネット広告市場の推移について (発生可能性:中、影響度:高、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループの事業は、インターネットマーケティングに関するサービスを主たる事業として提供しており、インターネット広告市場の動向、顧客ニーズの変化等に即座に対応する必要があります。また、検索連動型広告事業を行う企業は、大手インターネット関連企業を始め多数あり、競争が激しく、急激なインターネット広告市場の変化等の対応に時間を要した場合には、競争力の低下を招き、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 現在、インターネット広告市場は伸長を続けており、また、当社グループは長年の事業活動の中で蓄積した広告運用に関するノウハウや海外におけるプロモーション展開の実績等、当社グループの強みである多言語分野で付加価値の高いコンサルティングを行うことにより競合他社との差別化が可能であると考えております。 ②インバウンド市場の推移について (発生可能性:高、影響度:高、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループの事業は、外国人の訪日旅行者等を対象にしたインバウンドプロモーション支援を主たる事業として提供しております。 そうした事業環境下において、現在、訪日インバウンド市場は右肩上がりで推移しており、日本企業における外国人向けプロモーション需要はますます高まることが期待されております。 しかしながら、人手不足やオーバーツーリズム等の課題も残っており、積極的な販促活動については、先行きを見通すのが難しい状況と認識しております。また、今後、新たな感染症の拡大に伴い、各国政府による渡航制限や活動自粛要請等が実施された場合、インバウンドの減少などによる大幅な経済活動の縮小が発生するなど、当社グループの事業や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループの強みを活かし、グローバルBtoB企業向けのアウトバウンドマーケティング支援(海外進出、海外市場向けプロモーションなど)の領域へ重点的に経営資源を配分し、営業活動を強化していくことで、インバウンドのみに依存しない体制を備えてまいります。 ③技術革新の対応について (発生可能性:高、影響度:高、重要度の前年からの変化:増加) (リスクの内容) 生成AIの普及により、ユーザーの検索行動及び情報取得の方法は、従来の検索エンジンを中心としたものから、AIによる回答・推薦を活用する形へ変化しつつあります。当社グループは、AI検索におけるブランド情報の引用・言及状況の可視化、競合比較、サイト改善提案等を行うAIO関連サービスを提供しておりますが、生成AIサービスの仕様、評価基準、参照情報、各国・地域における規制又は利用動向が急速に変化した場合、当社グループのサービス開発、提供体制及び収益計画に影響を及ぼす可能性があります。 また、AIO領域は新たな市場であり、顧客企業における投資判断や導入時期が想定どおりに進まない場合、又は競合サービスの台頭により価格競争が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 特に、生成AIが提示する回答内容は、各AIモデルの学習データ、参照ソース、地域設定及びプロンプト等により変動するため、顧客企業の期待する成果が常に得られるとは限らず、サービス品質に対する評価や契約継続に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、長年培ってきたSEO及び広告の知見を基盤として、AIO分析ツールを活用したデータに基づく改善提案、海外・多言語対応、継続的なサービス改善に取り組んでおります。また、外部企業との業務提携や新たな技術の導入を通じて、AI検索環境の変化を継続的に把握し、顧客企業に対する実効性の高い支援体制の構築に努めております。 ④メディアマーケティング(ミエルモ)について (発生可能性:中、影響度:中、重要度の前年からの変化:新規) (リスクの内容) 当社グループは、2025年7月より、損害保険申請サポート「ミエルモ」の運営を開始し、火災保険・地震保険の申請に関する物件調査や資料作成等のサポートを行っております。「ミエルモ」は、当社グループがこれまで培ってきたSEO、広告運用及びオペレーション改善の知見を自社事業に活用し、収益源の多様化を図るものでありますが、サービス開始後の運営体制の構築、集客、顧客対応、外部協力先の品質管理、法令・業界ルールへの適合等が想定どおりに進まない場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、「ミエルモ」は損害保険の申請そのものを代行するものではなく、契約者である顧客が自ら申請を行うにあたり一部のサポートを行うサービスでありますが、顧客におけるサービス内容の理解不足、保険会社の審査結果、自然災害の発生状況、保険契約内容の相違、広告表現や説明内容に関する誤認等により、顧客満足度の低下、苦情、紛争又は行政・業界団体等からの指摘が生じた場合、当社グループの社会的信用及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループは、「ミエルモ」の運営にあたり、サービス内容及び顧客が行う申請手続の範囲を明確に説明するとともに、関連法令、保険会社のルール及び社会的要請を踏まえた適切な広告表示、顧客対応及び外部協力先の管理に努めております。また、当社グループのマーケティング及びオペレーション改善の知見を活用し、効率的かつ適正な事業運営体制の構築を進めることで、本リスクの低減に努めております。 ⑤企業情報の管理・システムトラブルについて (発生可能性:中、影響度:中、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループがサービスを提供する際において、クライアントの企業情報や検索連動型広告・コンテンツ連動型広告を運用する上で必要な管理画面へのログイン情報などをサーバ上に保管しており、インターネットプロバイダーや通信回線などの通信ネットワークコンピュータシステムに依存しております。万一、サイバー攻撃等によるデータ逸失や改竄、情報漏えい、火災・震災をはじめとする自然災害、停電等の予期せぬ事由により通信回線もしくはインターネットプロバイダーまたは当社グループのシステムに障害が生じた場合には検索連動型広告・コンテンツ連動型広告における運用管理業務の停止をせざるを得なくなる可能性があります。また、不正アクセスや取り扱い方法の不徹底等によって企業情報流出が発生した場合には、当社に対して損害賠償の請求、訴訟その他責任追及等がなされる可能性があり、これらの責任追及が社会的な問題に発展した場合、社会的信用を失い、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (対応策) 当社グループの情報セキュリティの確保については、社内管理体制を整備し、社内教育を徹底して、情報管理の充実には万全を期すよう努めております。また、年に1回の頻度で当社グループにおける情報セキュリティの対応レベルについての評価を実施し、常に適切なセキュリティ能力が確保され続けている事を確認することで、本リスクの低減に努めております。 ⑥法的規制について (発生可能性:中、影響度:高、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 現時点においては、当社グループの事業を推進する上で直接に規制を受けるような法的規制はありませんが、急激な技術革新が進む中、インターネット上の情報流通のあり方については、現在も様々な議論がされており、今後、インターネットの利用や関連するサービス及びインターネット関連事業を営む事業者を規制対象として、現行法令の適用および新法令等が制定された場合、当該規制に対応するためにサービス内容の変更やコストが増大する等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、法的規制に関する事前の情報収集の徹底に努めるとともに、収集した情報がタイムリーに経営陣を含めた関係者に共有される仕組みを構築し、法的規制対応に必要となる方策を検討、準備する十分な期間を確保することで、本リスクの低減に努めております。 ⑦検索連動型広告・コンテンツ連動型広告における重要な契約及び高い依存度について (発生可能性:中、影響度:中、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社が行う検索連動型広告・コンテンツ連動型広告においては、グーグル合同会社と販売代理店契約を締結しており、サービスに係る売上高が総売上高に占める割合は、今後も高いシェアを維持するものと思われます。良好な関係の維持に十分留意しておりますが、販売代理店制度の廃止や今後の事業展開によっては、これらの契約の継続を全部もしくは一部が拒絶される場合、または契約内容の変更等を求められる場合があり、当社グループの経営成績および今後の事業展開に重大な影響を与える可能性があります。 (対応策) 当社グループがこれまで蓄積してきた多言語によるグローバルコンサルティング事業を行う企業としてのノウハウ等の経営資源を活用した新たなサービスを検討する等、検索連動型広告・コンテンツ連動型広告以外のサービス拡大により、特定の取引先への依存度を低下させていく方針であり、特定の取引先に依存しない収益体制を構築すべく努めてまいります。 (2)海外における事業活動について ①海外展開に伴うリスクについて (発生可能性:中、影響度:中、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループはアジアを中心に事業展開を行っておりますが、次のようなリスクがあります。これらの事象が発生した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 a、予期しえない法律・規則・不利な影響を及ぼす租税制度の変更 b、社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる当社グループ活動への悪影響 c、不利な政治的要因の発生 d、テロ、戦争、伝染病などによる社会的混乱 e、予期しえない労働環境の急激な変化 (対応策) 各国・各地域の法律・規制の動向、及び地政学的リスクの変化には、常に十分な注意を払い、情報の収集に努めております。各国・各地域のマネージャーと連携し、海外各地域の実情を把握し、必要に応じ、弁護士、コンサルタント等、専門機関の協力を得て、国あるいは地域ごとにリスクを判断し、対策を講じております。 ②不動産市況の悪化および不動産売却にともなうリスクについて (発生可能性:中、影響度:中、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループが保有している販売用不動産(棚卸資産)及びその他の資産は、景気動向、金利動向、地価動向及び税制改正等の影響を受けやすいため、経済・雇用情勢等の悪化により、不動産に対する消費者の購入意欲や投資家による投資意欲が減退した場合、時価の下落等による減損または評価損を計上する可能性があります。また、当社グループが取得した不動産に欠陥や瑕疵があった場合には、瑕疵の修復などの追加費用等が生じることにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、常に市場動向を観察・分析しタイムリーな計画変更を実施しております。また、当該不動産の欠陥・瑕疵等により、予期せぬ損害を被る可能性がないよう、投資対象不動産の選定・取得の判断を行うに当たっては現地での調査を行い、また、取引先については、現地大手デベロッパーに限定するなど、慎重な対応を行うことで、本リスクの低減に努めております。 ③為替変動について (発生可能性:高、影響度:高、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループの海外現地法人は財務諸表を現地通貨建てで作成しており、当社と海外子会社間の取引も複数の外貨建てで行っているため、今後著しい為替変動があった場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、当社の経営支援グループの元で各地域での為替リスク管理体制を整備し、為替相場の変動に伴う業績への影響や、海外現地法人の換算影響の把握に努め、そのリスクを軽減する措置を講じています。 (3)資本提携等について (発生可能性:低、影響度:中、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループは、M&Aを事業拡大のための手法の一つとして認識しており、当社グループの事業ドメインや会社間の文化的な親和性も考慮しながら、今後も実施をしていきたいと考えております。実施の際には、社内、社外の専門家による吟味検討を行ってまいりますが、景気や事業をとりまく環境等の変化により、予定していた計画が達成されず、業績への貢献が困難となる可能性や減損損失が生じる可能性があります。その場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (対応策) 当社グループは、資本提携等に際して、当社との戦略的適合性、計画の蓋然性、投資額の妥当性、リスク対応等の観点から投資評価を行った上で、投資の可否を見極めることで、本リスクの低減に努めております。 (4)人材の獲得について (発生可能性:中、影響度:高、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループは、グローバルマーケティング、メディアマーケティング等の各領域において、高度な専門知識、デジタルマーケティングに関する実務経験、AI・データ活用に関する知見及び顧客課題を解決するコンサルティング力を有する人材の確保及び育成が重要な課題であると認識しております。現状は、必要に応じて迅速且つ積極的な採用活動を行うことにより、優秀な人材の確保ができております。ただし、マクロ的な採用環境の影響などで、計画的に人材の確保および育成ができない場合や、事業の中核をなす社員に不測の事態が場合、業務が滞り、経営活動の円滑な遂行が困難となり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、人材を競争優位の源泉と位置付け、従前より、国籍・性別・年齢等に関わらず、当社グループの企業理念を理解し、主体的に課題解決を行うことができる優秀なグローバル人材の採用に努めております。 また、リモートワークをはじめ、デジタル技術の積極的活用やそれら運用体制の整備を行い、実効性の高い施策を実施することで、生産性向上による収益拡大を目指すとともに、組織力を強化することで、日本を始め、アジア市場における当社グループの競争力を一層強化できると考えております。 (5)配当政策について (発生可能性:低、影響度:低、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループは、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと認識しております。将来に向けた事業の拡大のため、必要な設備および人材、M&Aへ向けた投資を優先し、また、迅速な経営判断の実行に備えるため内部留保とのバランスを考慮した利益配分を行うことを、基本方針としております。 (対応策) 今後につきましては、確実に利益を出すことにより財務体質の強化をはかり、財務状況と経営成績のバランスを考慮しながら弾力的な配当の実施を行っていく方針であります。現時点においては、配当の可能性及びその時期については未定であります。 (6)投資有価証券について (発生可能性:中、影響度:中、重要度の前年からの変化:同) (リスクの内容) 当社グループでは、グループにおけるシナジー効果や投資対象会社の今後の成長によるリターンを得ることなどを目指し、海外を中心に純投資をおこなっております。 今後、投資対象外者の事業環境の悪化等により、期待される成果が得られないと判断された場合、投資有価証券評価損が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (対応策) 当社グループでは、投資判断においては、投資先候補企業の事業内容を吟味し、当社グループとの事業シナジーが得られること、投資先候補企業の事業計画、当社グループの財務状況や投資先候補企業への影響等を考慮し、投資先候補企業の評価額が適切な水準であること等を慎重に検討することで、本リスクの低減に努めております。 (7)継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、2020年5月期以降、営業損失を計上する状況が続いております。当連結会計年度において、主力であるグローバルマーケティングにおける市場環境の変化や、一部既存案件の解約等の影響により、営業損失57,055千円を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象が続いているものと認識しております。 当社グループでは、これらの事象を解消すべく、「業績回復」を最優先課題と位置付け、グローバルマーケティング支援を中核とした事業基盤の強化、営業活動の効率化及び収益性の改善に取り組んでおります。 具体的には、海外SEO、海外広告等の既存サービスの品質向上及び提案力強化に加え、生成AI時代に対応したAIOコンサルティング等の新たなマーケティング支援領域の拡充を進めております。また、損害保険申請サポート「ミエルモ」の運営を通じて収益源の多様化を図るとともに、営業活動の標準化、収益性の高い案件への経営資源の集中、外部パートナーの活用等により、早期の黒字化に向けた収益構造の改善を進めております。 資金面につきましては、当連結会計年度末日現在において、当面の運転資金及び事業投資に必要な資金を確保しており、資金繰りに重要な懸念はないものと判断しております。 以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在するものの、重要な不確実性は認められないものと判断しております。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度(2025年6月1日~2026年5月31日)におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が見られたものの、金利・為替の変動や国際的な紛争等の地政学的リスク、物価上昇による個人消費への影響等、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは、引き続き「業績回復」を最優先課題と位置付け、グローバルマーケティング支援を中核とした事業基盤の強化、営業活動の効率化及び収益性の改善に取り組んでまいりました。既存の海外SEO、海外広告、多言語対応等のサービスについては、顧客企業の海外展開・販路拡大に係る需要を捉え、品質向上及び提案力の強化に努めております。 また、生成AIの普及により検索行動や情報取得のあり方が変化する中、当社グループは、AI検索に対応した新たなマーケティング支援領域として、AIO(AI Optimization)関連サービスの開発及び提供体制の強化を進めております。2025年6月には、AI検索に対応するウェブサイトのSEOコンサルティング支援として「AIOコンサルティング」の提供を開始いたしました。 さらに、AIO領域におけるサービス提供力を高めるため、2025年10月には株式会社AI Hackと業務提携し、AI検索における言及・引用状況の可視化から戦略的改善までを一気通貫で支援する体制を構築いたしました。また、2026年1月には、株式会社AI Hack及び株式会社COLOR ADSとの協業により、AIO領域における総合支援ソリューションの提供を開始いたしました。 加えて、収益源の多様化を目的として、2025年7月にはクラサポ株式会社より損害保険申請サポート「ミエルモ」を譲り受け、運営を開始いたしました。当社がこれまで培ってきたSEO、広告運用及びオペレーション改善の知見を自社事業にも活用することで、既存事業とのシナジー創出及び企業価値の向上を目指しております。 一方で、既存案件の減少に加え、新規サービスの立ち上げに係る体制整備、サービス開発及び人材育成等の先行投資の影響もあり、当連結会計年度においては、売上高は前年同期を下回り、営業損失を計上する結果となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は254,531千円(前年同期比6.0%減)、営業損失は57,055千円(前年同期は営業損失105,017千円)、経常損失は50,922千円(前年同期は経常損失92,508千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は42,323千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失115,137千円)となりました。 生産、受注、販売及び仕入の実績は、次の通りであります。 ① 生産実績 該当事項はありません。 ② 受注実績 該当事項はありません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) マーケティング事業   254,531   94.0 合計   254,531   94.0 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 株式会社第一プログレス   ―   ―   25,649   10.1 (注)前連結会計年度の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%未満であるため記載を省略しております。 ④ 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前期比(%) マーケティング事業   56,598   189.4 合計   56,598   189.4 (注)当連結会計年度において、AUN PHILIPPINES INC.が保有する販売用不動産を販売したことに伴い、当該販売用不動産を仕入高に振り替えたため、仕入高は前連結会計年度に比べ著しく増加しております。 (2)財政状態 当社グループの財政方針は、事業活動のための安定的な資金の確保を基本方針としております。 (流動資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて6.1%減少し、591,053千円となりました。これは、主に現金及び預金の減少によるものであります。 (固定資産) 固定資産は、前連結会計年度末に比べて40.5%減少し、77,794千円となりました。これは、主に長期前払費用の減少によるものであります。 (流動負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて21.4%減少し、162,980千円となりました。これは、主に株主優待引当金の減少によるものであります。 (固定負債) 固定負債は、前連結会計年度末に比べて9.0%減少し、198,559千円となりました。これは、主に長期借入金の減少によるものであります。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べて8.2%減少し、307,307千円となりました。これは、主に利益剰余金の減少によるものであります。 (3)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び流動性に係る情報 ①現金及び現金同等物 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は前連結会計年度末に比べて21,344千円減少し、421,610千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ②営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果、使用した資金は、38,302千円(前連結会計年度は47,444千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失41,943千円によるものであります。 ③投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果、獲得した資金は、27,544千円(前連結会計年度は1,849千円の獲得)となりました。これは、長期前払費用の売却による収入によるものであります。 ④財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果、使用した資金は、16,459千円(前連結会計年度は16,979千円の使用)となりました。これは、長期借入金返済による支出によるものであります。 ⑤資本の財源及び資金の流動性 当社グループは自己資金及び金融機関からの借入等を資本の財源としております。当社グループの資金の流動性については、事業規模に応じた資金の適正額を維持することとしており、当社は運転資金の流動的かつ安定的な調達を可能とするため、金融機関からの資金調達を行っております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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