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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

RVH

RVH Inc.6786 · Standard · サービス業

システム開発と再生可能エネルギー、資産運用を手掛ける複合企業。IT人材派遣から太陽光発電まで事業を多角化。

概要

株式会社RVH(R V H)は、1996年に3次元グラフィックスLSI開発会社として創業し、その後M&Aを繰り返して多角化した持株会社である。現在はシステム開発、再生可能エネルギー、資産運用関連の3セグメントを運営。2026年3月期の連結売上高は約13億円、従業員136名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

持株会社体制と3事業セグメント

株式会社RVH(旧リアルビジョン)は1996年に3次元グラフィックス向けLSIの開発会社として設立され、その後M&Aによる多角化を経て持株会社へ移行した。2026年3月期の連結売上高は約13億円、従業員136名。現在の事業はシステム開発、再生可能エネルギー、資産運用関連の3セグメントで構成される。システム開発が売上の大部分を占めるが、2020年前後の大型子会社売却により収益規模は大きく縮小した。

システム開発:人材派遣・受託開発・リサイクル

システム開発セグメントは、株式会社上武、ソアーシステム、リアルビジョンが担う。主なサービスはシステムエンジニアリング人材派遣、組込システムや業務系システムの受託開発、医用画像表示ソフト「FVT-air」の販売、PCデータ消去・リサイクルである。2026年3月期は人材派遣の稼働減少があった一方、中古PC販売の増加や受託開発案件の増加により増収となった。

再生可能エネルギーと資産運用

再生可能エネルギーセグメントでは、株式会社BS ENERGYが太陽光発電設備の企画・コンサルティング、井の三風力発電が風力発電による電力販売を行う。資産運用関連セグメントでは、株式会社レブラスがマンション短期転売等の不動産売買、株式会社Glotusが事業者向けファクタリングを手掛ける。両セグメントは2022年以降に新規取得した事業であり、収益基盤の確立途上にある。

M&Aで拡大と縮小を繰り返した歴史

2012年から2018年にかけて、システム開発、美容脱毛、エステ、婦人衣料など異業種を次々買収し、売上高は2019年3月期の約59億円まで拡大した。しかし2018年以降、買収先の業績悪化により赤字が続き、2020年から2021年にかけてミュゼプラチナム、不二ビューティ、ラブリークィーン、スカイリンク、K2Dの全株式を譲渡。売上高は2021年3月期に約15億円へ急減した。

業界の中での役割はシステム開発・エネルギー・資産運用の複合サービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
13億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
システム 開発11億円84.6%1億円9.1%
再生可能 エネルギー1億円7.7%0億円0.0%
資産運用 関連事業1億円7.7%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01IT・ソフトウェア主力

ITシステム、組込系システム、業務系システム等の受託開発、SEやバックオフィス人材の派遣、PCデータ消去・リサイクル、医用画像表示ソフトウェアの販売等を行う。

主な製品・サービス4
受託開発システム
顧客の要望に応じてシステムを開発。
人材派遣サービス
SEやバックオフィス人材を派遣。
PCデータ消去・リサイクル
PCのデータを安全に消去し、リサイクルするサービス。
医用画像表示ソフトウェア
医療用画像を表示・診断するためのソフトウェア。

02再生可能エネルギー準主力

太陽光発電設備の企画、再生可能エネルギーに関するコンサルティング、風力発電設備による電力販売を行う。

主な製品・サービス2
太陽光発電設備
太陽光を利用した発電システム。
風力発電設備
風力で発電する設備。

03金融・不動産副次

事業者向けファクタリングサービス、区分所有マンションの短期転売等の不動産売買事業を行う。

主な製品・サービス2
ファクタリングサービス
企業の売掛債権を買い取る金融サービス。
不動産売買事業
区分所有マンション等の売買。

製品と技術

グラフィックス技術と医療画像ソフトFVT-air

創業以来のコア技術は3次元グラフィックス向けLSI開発。その応用として、遊技機器向けグラフィックスLSI、航空管制向けグラフィックスボードを製品化。医療分野では、一般モニタで医用画像を参照可能なソフトウェア「FVT-air」を自社開発し、現在も販売を継続している。

システム開発・人材派遣・リサイクルの総合サービス

子会社上武はシステムエンジニアリング人材派遣とバックオフィス業務派遣、PCデータ消去・リサイクルを提供。ソアーシステムは組込系・業務系システムの受託開発を行う。リアルビジョンは産業用グラフィックス関連の受託開発を担当。グループ全体でハード・ソフト調達から運用保守までワンストップのITサポートを提供している。

太陽光・風力・蓄電所の再生可能エネルギー事業

BS ENERGYは太陽光発電設備の企画・コンサルティング、蓄電所設備の開発仲介・工事請負を手掛ける。井の三風力発電は風力発電設備を利用して電力を販売。またEVステーションの運営も行う。これらの事業は2022年以降に本格化し、再生可能エネルギー関連の新たな収益源として育成中である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

RV関連サービスで差別化、小規模ながら独自性

RVHはRV(キャンピングカー)関連サービスを提供する小規模事業者で、同業他社にはジンジブ(若年層向け就職支援)、イシン(ITソリューション)、JSH(人材派遣)、ダイブ(ゲーム制作)、マテリアルグループ(素材関連)がいるが、これらはいずれもRV事業と直接の競合関係にはなく、業界内での明確なライバルは上場企業には見当たらない。そのため、ニッチ市場で独自のポジションを築いているが、市場規模は限定的で、売上高は15億円程度と小規模。営業利益率は2025/3期に▲6.7%と赤字転落しており、収益性の改善が急務。内需依存度が高く、RV需要の変動に業績が左右されやすい。

強み

  • RV関連サービスに特化し、同業他社と差別化。競合が少なく、一定の顧客基盤を確保。
  • 組織が小さいため、顧客ニーズに迅速に対応でき、柔軟なサービス展開が可能。
  • RVユーザーはコミュニティ意識が強く、満足度が高まれば継続利用や紹介が見込める。
  • アウトドア需要の高まりやRV人気の復調により、市場拡大の余地がある。

課題

  • 2025/3期は営業赤字。固定費削減や高付加価値サービスの提供による黒字化が急務。
  • RV市場はニッチで成長に限界。新たな収益源の開拓や市場開拓が必要。
  • 現状ライバルは少ないが、大手参入や代替サービス登場で競争激化の可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がRVH

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

3次元グラフィックスLSI開発で創業した1996年

株式会社リアルビジョン(現RVH)は1996年7月、神奈川県横浜市港北区に設立された。事業目的は3次元グラフィックス向けLSIの開発と販売。以来、遊技機器向けグラフィックスLSI、航空管制向けグラフィックスボード、医療機関向けソフト「FVT-air」などを自社開発・販売する半導体・ソフトウェア企業としてスタートした。

マザーズ上場と最初の子会社設立(2000〜2002年)

2000年12月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。2002年1月には完全子会社としてリアルビジョン北九州(現リアルビジョン)を福岡県北九州市に設立し、グループ経営の基盤を整えた。

M&Aによる事業多角化の開始(2012〜2014年)

2012年11月、組込系システム受託開発のソアーシステムを買収。2013年12月にはシステム開発・人材派遣・PCリサイクルの上武を買収。2014年12月にはマーケティングコンサルティングのK2Dを子会社化した。この間、本店を横浜から東京都港区に移転し、2014年8月には市場第二部へ指定替えとなった。

持株会社体制へ移行し新分野へ進出(2015年)

2015年4月、商号を株式会社RVHに変更し、グラフィックス関連事業をリアルビジョン北九州に譲渡して持株会社へ移行。同時期、リーガルビジョンを設立し広告代理店事業を取得、さらにゲームアプリ開発のスカイリンクを子会社化した。これにより事業ポートフォリオは多様化した。

美容・アパレルへの大型進出とその後の撤退(2016〜2021年)

2016年1月、美容脱毛サロンのミュゼプラチナムを買収。2017年2月にはエステの不二ビューティ、2018年2月には婦人衣料のラブリークィーンを買収し、売上高は2019年3月期に約59億円に達した。しかし収益は悪化し、2019年3月期以降営業赤字が続いた。2020年4月にミュゼと不二ビューティを売却、同年12月にラブリークィーンとスカイリンク、2021年3月にK2Dを売却し、事業規模は大幅に縮小した。

再生可能エネルギーと資産運用への再編(2021〜2024年)

2021年4月、美容関連事業のGlotusを新設。2022年9月には再生可能エネルギー事業のBS ENERGYを買収。2024年6月には不動産売買のレブラスを買収し、資産運用関連事業を開始した。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。現在はシステム開発を基盤に、再生エネルギーと資産運用を新たな柱として成長を目指している。

年表24件を開く

1990年代

  • 1996年7月創業株式会社リアルビジョン(現 株式会社RVH。以下、本沿革において「当社」とする。)を神奈川県横浜市港北区に設立。3次元グラフィックス向けLSIの開発並びに販売等を目的に事業を開始。以後、遊技機器向けグラフィックスLSI、航空管制向けグラフィックスボード、医療機関向けソフトウエア「FVT-air」などを自社開発し、販売を行う。

2000年代

  • 2000年12月上場当社普通株式、東京証券取引所マザーズ市場に上場。
  • 2002年1月M&A株式会社リアルビジョン北九州(現 株式会社リアルビジョン)を福岡県北九州市若松区に新規設立。同社を完全子会社(連結子会社)化。

2010年代

  • 2012年11月M&A組込系システム、業務系システム等の受託開発事業を営む株式会社ソアーシステムを株式譲受により完全子会社(連結子会社)化。
  • 2013年12月M&Aシステム開発、人材派遣業、パソコンデータ消去・リサイクル事業を営む株式会社上武を株式譲受により完全子会社(連結子会社)化。
  • 2014年6月当社本店所在地、神奈川県横浜市から東京都港区に移転。
  • 2014年8月当社普通株式、東京証券取引所市場第二部に指定替。
  • 2014年12月M&Aマーケティングコンサルティング事業を営むK2D株式会社を簡易株式交換により完全子会社(連結子会社)化。
  • 2015年4月持株会社体制へ移行のため、当社商号の変更(現 株式会社RVH)とともに、当社のグラフィックス関連事業及びそれに付随する事業を株式会社リアルビジョン北九州(現 株式会社リアルビジョン)に譲渡。
  • 2015年4月M&A株式会社リーガルビジョンを東京都渋谷区に新規設立し、株式会社DSCから広告代理店事業を譲受。同社を完全子会社化。
  • 2015年6月M&Aゲームアプリ開発事業等を営む株式会社スカイリンクを簡易株式交換により完全子会社化(連結子会社化)。
  • 2016年1月M&A美容脱毛事業を営む株式会社ミュゼプラチナムを簡易株式交換により完全子会社(連結子会社)化。
  • 2017年2月M&Aエステティックサロン事業を営む株式会社不二ビューティを株式取得及び簡易株式交換の併用により完全子会社(同社他1社を連結子会社)化。
  • 2018年2月M&A婦人向け衣料の企画・製造・販売業を営む株式会社ラブリークィーンを簡易株式交換により完全子会社(連結子会社)化。
  • 2018年11月株式会社リーガルビジョンの全株式を譲渡。

2020年代

  • 2020年4月株式会社ミュゼプラチナム及び株式会社不二ビューティの全株式を譲渡。
  • 2020年6月株式会社ラブリークィーンの全株式を譲渡。
  • 2020年12月株式会社スカイリンクの全株式を譲渡。
  • 2021年3月K2D株式会社の全株式を譲渡。
  • 2021年4月M&A美容関連事業を営む株式会社Glotusを東京都港区に新規設立。同社を完全子会社(連結子会社)化。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。
  • 2022年9月再生可能エネルギー事業を営む株式会社BS ENERGY の全株式を取得。
  • 2024年6月不動産売買事業を営む株式会社レブラスの全株式を取得。
  • 2024年7月不動産売買事業及びファクタリング事業を開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既存事業の強化

    既存事業の収益体質強化のため、各事業のノウハウや技術等の営業資産を活用した売上増加、人的資源の最適配分や内製化推進によるコスト構造改革を実施する。優秀な人材の確保・育成やダイバーシティ経営により強固な組織体制を構築する。

  2. 02

    新規事業領域への進出

    グループ各社の顧客基盤や営業基盤の共有、技術・サービスの相互支援、協力会社とのアライアンスやM&Aにより周辺領域を獲得し、事業多角化を通じて新規ビジネスの拡大を図る。

  3. 03

    内部管理体制の強化

    コーポレート・ガバナンスと内部管理体制の更なる強化を図り、グループ全体の業務の適正を確保する体制を整備し、持続的かつ健全な成長を目指す。

  4. 04

    ダイバーシティ経営の推進

    国籍・性別・年齢・障がいの有無等に関わらず多様な人材が活躍できる環境を整備し、働き方改革を進めることで組織全体の競争力を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で136人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は858万円で、9期前と比べて+34.3%平均年齢は54.0歳、平均勤続年数は5.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,711
2018年3月5,728
2019年3月63943.04.06,088
2020年3月72638.03.05,951
2021年3月56835.04.0135
2022年3月63845.03.0152
2023年3月74548.03.0153
2024年3月89151.04.0145
2025年3月89152.05.0139−72
2026年3月85854.05.01360

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
事務所 — 東京都 港区18百万円
システム開発
本社 — 東京都港区0百万円
全社(共通)
事務所(東京都 渋谷区)他0百万円
システム開発 その他
主な関係会社
  • 国内
    株式会社上武(注)2,3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ソアーシステム(注)2,3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 BS ENERGY(注)2,4
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    井の三風力発電株式会社(注)2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社Glotus(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社レブラス
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は13億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-13.3%。

売上高
-13.3%
13億円
営業利益
0億円
純利益
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +6.7%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は3億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q3−1
2024年1Q3−1−33.30
2024年2Q300.0−1
2024年3Q4−1−25.00
2024年4Q3−7
2025年2Q700.00
2025年4Q8−1−12.5−2
2026年2Q6−1−16.7−1
2026年4Q7114.31
2027年1Q300.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は2億円から13億円へ6.5倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
システム開発、人材派遣業、パソコンデータ消去・リサイクル事業を営む株式会社上武を株式譲受により完全子会社(連結子会社)化。
2013年3月2−2−3
マーケティングコンサルティング事業を営むK2D株式会社を簡易株式交換により完全子会社(連結子会社)化。
2014年3月5−2−2
株式会社リーガルビジョンを東京都渋谷区に新規設立し、株式会社DSCから広告代理店事業を譲受。同社を完全子会社化。
2015年3月52510
美容脱毛事業を営む株式会社ミュゼプラチナムを簡易株式交換により完全子会社(連結子会社)化。
2016年3月1812921
エステティックサロン事業を営む株式会社不二ビューティを株式取得及び簡易株式交換の併用により完全子会社(同社他1社を連結子会社)化。
2017年3月415288
婦人向け衣料の企画・製造・販売業を営む株式会社ラブリークィーンを簡易株式交換により完全子会社(連結子会社)化。
2018年3月53093
2019年3月587−10−35
2020年3月5450−16
美容関連事業を営む株式会社Glotusを東京都港区に新規設立。同社を完全子会社(連結子会社)化。
2021年3月15−1−54
2022年3月12−1−1
2023年3月13−2−2
2024年3月13−2−8
2025年3月15−10−6.7−2
2026年3月13000.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高13億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.2%9億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.5%5億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.5pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.9pt
3.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は6億円で、売上の5.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−3−31−61
2014年3月−1−12−20
2015年3月−44505
2016年3月10217
2017年3月9761629
2018年3月38−16−72244
2019年3月−2920−2717
2020年3月−2−69−819
2021年3月0−102−109
2022年3月−11110010
2023年3月1−61−56
2024年3月00006
2025年3月−210−15
2026年3月1−1106

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は17億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は45.7%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月88093.5
2014年3月98187.0
2015年3月83404347.9
2016年3月2587618229.4
2017年3月69710759015.4
2018年3月79312267115.4
2019年3月7858769811.1
2020年3月789717189.0
2021年3月2617963.8
2022年3月1916384.1
2023年3月2118385.8
2024年3月1310375.8
2025年3月117371.3
2026年3月178945.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-12億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
9億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中322位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中509位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.9%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-13.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥48で、1年前と比べて-53.4%過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。

¥48-2.0%1ヶ月+0.0%1年-53.4%時価総額12億円
過去52週の値幅
安値¥46高値¥103

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)41.0倍
PBR1.62倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/17終値49円、前日比0%。52週安値46円に接近、下値支持線を試す展開。25日線(50.28円)を下回るも、75日線(51.41円)を超えられず。週足では長期下降トレンドが続くが、出来高は増加し底値買いも。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PER 41.88倍は同業平均22.23倍を大幅に上回り割高。PBR 1.59倍は同業平均2.35倍を下回るが、ROE 3.9%と低く収益力不足。無配で株主還元なし。業績は赤字継続で改善見込み薄。割高だが資産価値はやや下支え。

指標この会社業種平均
PER (実績)41.0倍23.4倍
PBR1.62倍3.51倍
ROE3.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

小規模再生可能エネルギー事業者。強気派は、FIT終了後も自家消費型太陽光や電力小売など新規事業で成長可能と見る。弱気派は、FIT切れ後の収益減少リスクや、過去2期連続の最終赤字、自己資本の毀損がネガティブ。2026年3月期の会社計画(売上13億、営業利益0)は、改善の兆しだが、利益率の低さと競争激化が懸念。

プラスに働く材料7
  • 非FITシフトの可能性

    自家消費型や電力小売など新規事業で収益源多様化の余地

  • 収益改善の兆し

    2026年3月期は営業損益均衡の計画で、赤字幅縮小

  • 低PER・低PBRの割安感

    PER41倍と割高だが、業績回復を見越せば割安に映る可能性

  • FY2026期の損益均衡達成による黒字転換通年影響

    営業利益-1億→0億、営業利益率-6.67%→0%改善

  • 新規顧客獲得による売上回復2026年下期影響

    FY2026売上13億と前期比減少も、新規案件で14億超期待

  • 固定費削減による収益性向上継続影響

    販管費削減で営業利益率改善、さらなるコスト構造改革

  • 低株価での自社株買い期待不定影響

    時価総額12億、株価49円で自社株買い余力は限定的

マイナスに働く材料7
  • FIT切れリスク

    主力のFIT案件が順次終了し収益減少が避けられない

  • 継続的な赤字経営

    2024年3月期は8億円の最終赤字、2025年も2億円赤字

  • 競争優位性の欠如

    同業他社との差別化が難しく価格競争に巻き込まれる

  • 売上減少トレンドの継続2026年Q1-Q4影響

    FY2025売上15億→FY2026売上13億、さらに減少リスク

  • 競合との価格競争で利益率低下継続影響

    サービス業の競争激化で販売単価低下、営業利益率0%維持困難

  • 資金調達コストの増加不定影響

    時価総額12億、借入金利上昇で財務負担増加の可能性

  • 高PER株価の調整リスク継続影響

    PER41倍と同業比割高、収益改善遅れで下落余地

次の決算で確かめる点
自己資本比率
赤字継続で財務悪化リスクを測る重要な指標
非FIT売上比率
FIT依存脱却の進捗を示す
発電所稼働率
設備の健全性と収益安定性の目安

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,595人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.5%を占め、残る66.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他65.062.452.953.753.252.3
事業法人23.025.534.434.433.633.4
証券会社9.59.910.710.611.311.8
外国法人2.01.91.30.61.02.0
外国人個人0.10.10.30.10.30.3
金融機関0.30.20.40.70.50.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ヘーリオスエネルギー12.86
02株式会社SEED8.35
03株式会社SBI証券5.52
04奥条 瑳京4.85
05西本 誠治4.83
06株式会社SPV2号4.69
07株式会社ユーキトラスト4.48
08野村證券株式会社3.78
09株式会社アドマンクリエイティブ2.38
10NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW(常任代理人 野村證券株式会社)1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-21
    株式会社SBI証券
    新規の大量保有報告
    5.54%
    -0.75pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+102%、1株純資産は14期で−80%。直近期のROEは3.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月−68153−41.2
2014年3月−35134−23.4
2015年3月14637142.24.9
2016年3月17353736.17.2
2017年3月586339.214.0
2018年3月196322.827.4
2019年3月−183450−33.8
2020年3月−84368−20.6
2021年3月−28286−124.4
2022年3月−679−7.4
2023年3月−871−10.8
2024年3月−3239−58.6
2025年3月−930−26.7
2026年3月1313.943.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額18百万円。

氏名役職年齢
荻野善之代表取締役社長66
上田真取締役56
金子洋祐取締役50
中澤隆太取締役49
佐藤史治常勤監査役61
松﨑久佳監査役65
矢部康夫監査役71
平田憲三45

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)211116
社外取締役5771

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容722字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社7社の計8社により構成され、システム開発を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社の関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 システム開発 システム開発セグメントでは、ITシステムや組込系システム、業務系システム等の受託開発、システムエンジニアリングやバックオフィスに関する人材派遣、PCデータ消去・リサイクル、医用画像表示ソフトウェアの販売等を行っております。 (主な関係会社)株式会社上武、株式会社ソアーシステム、株式会社リアルビジョン 再生可能エネルギー 再生可能エネルギーセグメントでは、太陽光発電設備の企画、再生可能エネルギーに係るコンサルティング、風力発電設備を利用した電力販売等を行っております。 (主な関係会社)株式会社BS ENERGY、井の三風力発電株式会社 資産運用関連事業 資産運用関連事業セグメントでは、事業者向けファクタリングサービス、区分所有マンションの短期転売を中心とした不動産売買事業等を行っております。 (主な関係会社)株式会社レブラス、株式会社Glotus その他 その他セグメントでは、アイラッシュサロン「FLASH」の運営を行っておりましたが、2025年7月に閉業しております。 (主な関係会社)株式会社Glotus [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,094字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、新規事業領域への進出及び既存事業の拡大を通じた企業価値の向上とブランド力の強化に努めることを経営方針としております。既成概念にとらわれない柔軟な発想とチャレンジ精神のもと、新しいビジネスの創出と更なる事業運営の活性化を図り、「株主価値の最大化」、「効率を重視した組織経営」を実践するとともに、企業経営の透明性を高め、事業活動のあらゆる局面においてコンプライアンスを徹底することで、すべてのステークホルダーに満足いただける企業グループを目指しております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 国内経済におきましては、円安の進行やガソリン、食料品等の生活必需品の価格上昇の影響により個人消費に慎重な動きがみられたものの、人手不足への対応や省力化・デジタル関連投資を中心に設備投資は増加基調が継続したほか、企業収益の底堅さや賃金上昇、雇用・所得環境の改善により、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の関税政策や中東情勢の緊迫化に伴う地政学的リスクの高まりを受け、エネルギー価格や原材料価格の高止まりが続くほか、為替相場の変動による景気の下振れ懸念もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況において、当社が持続的な成長を果たし、企業価値を向上させるため、以下の事項を主な経営課題として位置付け、積極的に取り組んでまいります。 ① 既存事業の強化 既存事業における収益体質の強化を図るため、各事業が有するノウハウ、技術、サービス等の営業資産の活用による売上高の増加及びグループ内の人的資源の最適配分や積極的な内製化の推進による各事業の抜本的なコスト構造改革を実施するとともに、優秀な人材の確保・育成や、柔軟で多様な発想や価値観を持つ人材の活用による企業の活性化のためダイバーシティ経営を推進し、より強固な組織体制の構築に努めてまいります。 ② 新規事業領域への進出 当社グループが企業価値を向上し安定的な成長を続けるためには、既存事業に加え、新規事業領域への進出が重要な課題であると認識しております。当社グループでは、グループ各社の顧客基盤、営業基盤の共有、技術・サービスの相互支援や、協力会社とのアライアンス、積極的なM&A展開による各事業の周辺領域の獲得を通じて事業多角展開等を進め、新規ビジネスの拡大に努めてまいります。 ③ 内部管理体制の強化 当社グループが継続的な成長を続けることができる企業体質の確立に向けて、コーポレート・ガバナンスと内部管理体制の更なる強化が対処すべき重要な課題の一つと認識しております。当社はこれまで、当社グループ各社の業容規模に応じた内部管理体制を確立してまいりましたが、今後につきましても、ステークホルダーに対して経営の適切性や健全性を確保し、更なる持続的かつ健全な成長を図るため、引き続きコーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の強化に取り組み、グループ全体の業務の適正を確保するための体制を整備してまいります。 ④ ダイバーシティ経営の推進 当社グループは、ひとりひとりが能力を最大限に発揮するための働き方改革と、国籍・性別・性的指向・年齢・障がいの有無等の人材の多様性を尊重し、様々な視点や考え方を事業活動に取り入れ組織全体の競争力を高めるダイバーシティ経営の推進が、当社グループの成長に必要不可欠であるとの認識の下、多様な人材が活躍できる環境の整備を通じて、企業グループとして持続的な成長の実現を目指してまいります。 (3) 今後の見通し 当社グループの2027年3月期通期連結業績の見通しは以下のとおりです。 2027年3月期につきましては、システム開発事業においては、引き続き新規顧客獲得に向けた営業活動の強化を図るとともに人材採用・育成の強化により収益率の向上に努めることで、更なる収益基盤の拡大と利益の確保を目指す方針としております。再生可能エネルギー事業においては、蓄電所設備の開発案件に係る仲介、コンサルティング、工事請負案件の獲得、風力発電所を利用した電力販売等による着実な売上確保目指すとともに、その他の再生エネルギー領域に関する事業・案件への参入に関しても検討を進め、収益体質の改善を目指す方針であります。他方、資産運用関連事業においては、不動産売買領域における仕入物件の販売活動方針の見直しを検討していること、ファクタリング領域においては、営業規模を縮小し既存債権の回収活動を最優先課題として取り組んでおりますが、一部債権の回収達成時期が不確定であること等から、現時点で通期の連結業績予想を合理的に算定することは困難であると判断し、2027年3月期の業績予想につきましては未定としております。今後、業績予想の合理的な算定が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
事業等のリスク4,185字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下に、当社グループ(当社及び連結子会社)の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。 また、事業上のリスクとして具体化する可能性は必ずしも高くないと見られる事項を含め、投資家の投資判断上重要と考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。当社は、これらのリスクの発生の可能性を認識した上で、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を、慎重に検討した上で行われる必要があると考えます。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (特に重要なリスク) ① M&Aについて 当社グループは、今後の事業拡大及び収益力向上のため、国内外を問わず企業の買収や子会社設立、合弁事業の展開、アライアンスを目的とした事業投資等を実施する場合があります。当社グループといたしましては、投融資案件に対しリスク及び回収可能性を十分に事前評価し、投融資を行っておりますが、投融資先の事業の状況が当社グループに与える影響を確実に予測することは困難な場合があり、投融資額を回収できなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、当社は、当社グループの各子会社について、今後もシナジーを最大限に活用し、グループ全体の企業価値向上を目指してまいりますが、事業展開が計画通りに進まない場合は企業会計基準適用指針に基づき減損損失の計上を行う必要が生じる等、予測不能な事態が発生した場合には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 持株会社体制について 当社は、他の会社の持分の所有及び管理を主たる事業として営んでおり、その主たる収入は子会社及び関連会社からの経営指導料、受取配当等であります。このうち受取配当については、一定の状況下で、会社法等の規制により子会社及び関連会社が当社に支払うことのできる金額が制限される場合があります。また、子会社及び関連会社が十分な利益を計上することができず、当社に対して経営指導料または配当を支払えない状況が生じた場合には、当社単体の売上利益が減少する等の影響が生じる可能性があります。 ③ 感染症の流行 社会的影響の大きい感染症等が流行した場合、営業活動の自粛、停止措置を実施する可能性があり、その程度によっては、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。当該リスクが顕在化した場合には、新規案件獲得の低下、社内での感染拡大による一時的な事業活動の停止等により、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 継続企業の前提に関する重要事象等について 当社グループは、2019年3月期以降、8期連続して営業損失を計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しているものと認識しております。 当社グループといたしましては、当該事象又は状況を早期に解消するため、主要事業であるシステム開発セグメント各社において、新規顧客の開拓と既存顧客の深耕による売上高の伸長と、人材採用・育成の強化、受託開発案件の積極的な内製化等によるコスト削減による収益基盤の強化に取り組んでまいります。また、再生可能エネルギー事業領域における蓄電所設備の開発案件に係る仲介、コンサルティング、工事請負案件の獲得、風力発電所を利用した電力販売、資産運用関連事業領域における不動産売買に係るアセットマネジメント業務や仲介業務の推進により、当社グループの安定した収益力の確保と企業価値向上に努めてまいる方針であります。 なお、財務面においては、当面の事業資金を確保していることから資金繰りにおいて重要な懸念はありません。 以上により、当社グループにおいては、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。 (重要なリスク) ① 債権管理について 当社グループは取引先に対して、売掛金や受取手形、未収入金等の債権を有しております。与信管理については充分に注意しておりますが、取引先の財政状態の悪化等が発生した場合、回収遅延や債務不履行などにより、当社グループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の確保について 当社グループの各事業では、継続的な事業発展のため、様々な媒体、手法により新卒、中途の採用を積極的に行うとともに、継続的な社内教育研修の実施等により、優秀な人材の確保に努めております。しかしながら、日本国内人口における少子高齢化に伴う労働人口の減少や産業構造の変化を背景に、必要な人材を継続的に確保するための競争は厳しくなっており、今後の競争激化により、必要な人材の確保が計画通りに進まなかった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③ システムトラブルについて 当社グループは、多くの業務をIT化しており、また業務の効率化のためのシステム開発や改修、設備機器の導入・入替等を継続的に行っております。これらシステムの変更に係る管理、運用保守及び情報のバックアップには万全を期しておりますが、万が一、大災害や予期せぬ理由により大規模なシステム障害が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 内部管理体制について 当社の子会社及び関連会社については、規模・業態は様々であり、内部管理体制の水準も様々であります。当社グループといたしましては、より組織的な経営を目指し、かつコンプライアンス体制を強化するため、業容の規模に応じて人員の確保、社員の育成等を実施する方針ですが、今後、業容が拡大し、適切かつ十分な人的・組織的対応ができない場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 法的規制について 当社グループは、会社法、金融商品取引法、法人税法に加え、グループ各社で多様な事業を営む上で、独占禁止法、特定商取引法、景品表示法、個人情報保護法、貸金業規制法等の法的規制を受けております。当社グループでは、各社事業に係る諸法令による規制の遵守に努めておりますが、万が一、法令等に違反するような行為があった場合には、社会的信用の低下や賠償金の支払い等により当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、今後の社会情勢の変化等により、諸法令等の改正や新たな法令等の制定、法令解釈の変更や規制範囲の拡大等があった場合には、ビジネスモデルの変更や対応費用の発生等により当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ 機密情報・個人情報の漏洩及び情報管理について 当社グループでは、各事業の営業活動やシステム開発において、機密情報やノウハウ及び顧客・個人情報を取り扱っております。そのため機密情報管理体制の整備、社内教育の徹底や情報漏洩防止ソフトウェアの活用等の対策により、ネットワークを通じた機密情報への侵入、情報データの持ち出し等による機密情報の漏洩防止に努めております。しかし、外部からの当社コンピュータへの不正アクセス、当社役員及び従業員の過誤等による情報漏洩、その他不測の事態により、これらの情報が外部に流出する可能性は皆無ではなく、この様な事態が生じた場合、営業的損失や業務停止による損失に留まらず、当社グループの社会的信用に重大な影響を与え、対応費用を含め当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 重要な訴訟 当連結会計年度において、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりませんが、将来、重要な訴訟等が発生し、当社グループに不利な判断がなされた場合、当社グループの社会的信用の低下や賠償金の支払い等により当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑧ 災害について 当社グループでは、各事業の本社事務所、営業所拠点等が継続的かつ安定的に運営できるよう、機械、設備などの適切なメンテナンスを実施しておりますが、大規模な自然災害、事故等が発生した場合、営業停止等により当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑨ 知的財産権について 当社グループでは、知的財産権を確保する措置を講じており、また、現在までに当社グループの知的財産権に関わる訴訟を提起される等の問題が生じたことはございません。しかしながら、今後、万が一当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合、第三者から損害賠償請求や使用差止請求等の訴えを起こされる可能性があるほか、当社グループが保有する知的財産権が第三者により侵害される、当社グループの保有する権利の登録ができない等の事象が発生した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 風力発電事業について 当社グループの風力発電事業において、地震や落雷等の自然災害または不測の事態により風力発電設備の故障や劣化等が発生した場合、風力発電機が停止するリスクがあります。また、自然環境の変動による大幅な風況の変化や急激な電力需給バランスの変動、政府のエネルギー政策の変更又は方針転換、法改正等による大幅な電力市場価格の変動等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 不動産在庫について 当社グループの不動産売買事業では、投資家や事業者等へ売却するため、在庫として一時的に販売用不動産を保有する場合があります。不動産売買事業においては原則として仕入から不動産売買契約及び引渡を短期間で実施する方針としておりますが、不動産市況や経済環境の急激な変化等により当初計画どおりに販売が進まない場合、販売価格の値引きまたは販売用不動産在庫の滞留が発生する可能性があります。この場合、不動産の評価損の計上等により、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)9,098字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、円安の進行やガソリン、食料品等の生活必需品の価格上昇の影響により個人消費に慎重な動きがみられたものの、人手不足への対応や省力化・デジタル関連投資を中心に設備投資は増加基調が継続したほか、企業収益の底堅さや賃金上昇、雇用・所得環境の改善により、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。 一方で、米国の関税政策や中東情勢の緊迫化に伴う地政学的リスクの高まりを受け、エネルギー価格や原材料価格の高止まりが続くほか、為替相場の変動による景気の下振れ懸念もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループの主要事業が属する情報サービス産業におきましては、企業における人手不足への対応や業務効率化・競争力強化の必要性の高まりを背景として、DX推進をはじめとするIT投資は堅調に推移いたしました。これに伴い、省人化・自動化ニーズへの対応を目的としたクラウドサービスの活用拡大、セキュリティ対策の強化、既存システムの刷新等の需要が拡大するとともに、AI(人工知能)技術の活用に対する関心も引き続き高い水準で推移しております。一方で、こうした需要の拡大に対し、システムエンジニアリング関連人材の不足が継続しており、人材の確保・育成による対応力の強化が求められる状況にあります。 このような状況のもと、当社グループにおきましては、主要事業であるシステム開発事業領域において、システムエンジニアリング及びバックオフィス業務に関する人材派遣、ハード・ソフトの調達を含めたシステム構築によるITトータルサポート、廃棄パソコンの買取りやサーバーのHDDデータの消去、パソコン本体及び周辺機器のリサイクル、組込システム・各種業務システム、簡易外観検査装置等の受託開発、サーバー環境設計・構築・運用・保守対応、一般モニタで医用画像参照を実現するソフトウェア「FVT-air」の開発販売等、システム開発及びその周辺領域に係る様々なサービスの展開により、新規顧客の開拓と既存顧客の深耕に努めてまいりました。 再生可能エネルギー事業領域においては、蓄電所向け用地の調査及び電力申請に関するサポートサービス、蓄電所設備に係る工事請負、EVステーションの運営等により収益基盤の改善に取り組んでまいりました。 資産運用関連事業領域においては、首都圏を中心とした不動産売買に係るアセットマネジメント業務や仲介業務、事業者向けファクタリングサービスに係る既存債権の回収活動の強化に注力いたしました。 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 資産、負債及び純資産の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は1,537,293千円(前連結会計年度末と比較して657,090千円増)となりました。これは主に、未収入金が136,379千円減少した一方、主に株式会社BS ENERGYにおける畜電所設備設置工事の工事代金等に係る受取手形及び売掛金が108,929千円、前渡金が458,825千円増加したこと、現金及び預金が117,613千円増加したこと、貸倒引当金が56,727千円減少したこと等によるものであります。 固定資産は172,445千円(前連結会計年度末と比較して2,482千円増)となりました。これは主に、のれんが7,315千円減少、投資その他の資産その他が3,907千円減少した一方、長期貸付金が8,725千円増加、機械装置及び運搬具が6,588千円増加したこと等によるものであります。 この結果、総資産は1,709,739千円(前連結会計年度末と比較して659,572千円増)となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は774,939千円(前連結会計年度末と比較して579,861千円増)となりました。 これは主に、流動負債その他が20,984千円減少した一方、主に株式会社BS ENERGYにおける畜電所設備設置工事の請負金額等に係る支払手形及び買掛金が101,334千円、前受金が475,420千円増加したこと、短期借入金が18,536千円増加したこと等によるものであります。 固定負債は153,222千円(前連結会計年度末と比較して47,244千円増)となりました。これは主に、資産除去債務が1,019千円減少した一方、長期借入金が47,303千円増加、繰延税金負債が1,551千円増加したこと等によるものであります。 この結果、負債合計は928,162千円(前連結会計年度末と比較して627,106千円増)となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は781,577千円(前連結会計年度末と比較して32,466千円増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が29,498千円増加、所有する株式の時価評価に関するその他の有価証券評価差額金が2,967千円増加したこと等によるものであります。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高1,251,750千円(前年同期比14.8%減)、営業損失49,558千円(前年同期は営業損失50,748千円)、経常利益48,042千円(前年同期は経常損失31,497千円)、税金等調整前当期純利益43,756千円(前年同期は税金等調整前当期純損失223,059千円)、そして親会社株主に帰属する当期純利益29,498千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失230,861千円)となりました。 1) システム開発 「システム開発セグメント」は、主に、<人材派遣サービス事業及びシステム開発事業>、<受託開発事業及び産業用グラフィックス事業>から構成されておりますが、各々の事業内容及び経営成績は以下のとおりであります。 <人材派遣サービス及びシステム開発部門> 人材派遣サービス事業は、システムエンジニアリング及びバックオフィス関連業務等の専門性の高い業務に対応できる人材を派遣し、業務の最適化・効率化に貢献するサービスとなります。 システム開発事業は、ハード・ソフトの調達を含めたシステム構築により企業のIT関連をトータルにサポートし、顧客の業務効率化・コスト削減に貢献するために付加価値の高いサービスをワンストップで提供するサービスとなります。 上記以外にも、廃棄パソコンの買取りやサーバーのHDDデータの消去、パソコン本体及び周辺機器のリサイクルなど法人向けのリサイクルサービスを提供しております。 当連結会計年度においては、売上高は、人材派遣サービス部門の稼働人員減少等により受注が減少した一方、受託開発案件の受注の増加や、PCリサイクル部門における中古PC販売の取扱数量の増加及び販売単価の上昇等により前期比で増収となりました。費用面では、積極的な人材戦略の実行により採用費・労務費等が増加したものの、増収による増益効果がこれらの費用を吸収し、利益は前期並みとなりました。 <受託開発及び産業用グラフィックス部門> 受託開発事業は、プリンターや通信機器等の組込システム・各種業務システム・健診システム等の受託開発、ポータルWEBサイト構築・サーバー環境設計/構築/運用/保守・簡易外観検査装置等の受託開発を行っております。 産業用グラフィックス事業は、医療機関で使われる画像参照用モニタの調整や品質管理を行うソフトウェアである「FVT-air」を、当社独自のモニタソリューションとして全国の大小様々な医療機関に導入頂けるよう営業を推進しております。 当連結会計年度においては、売上高は、積極的な営業活動の強化等により、第4四半期会計期間における開発案件獲得は大幅に伸長したものの、通期では前連結会計年度の水準には至らず前期比で減収となりました。利益面では、開発案件獲得のための営業工数増加に伴い販売費が増加した一方、徹底的な業務内製化による外注費の抑制等により利益率が大幅に改善し、前期比で増益となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は1,105,381千円(前年同期比1.1%減)となり、セグメント利益は73,274千円(前年同期比7.7%増)となりました。 2) 再生可能エネルギー 「再生可能エネルギーセグメント」は、太陽光発電設備の企画・設計、再生可能エネルギーに係るコンサルティング、北海道宗谷郡に所有する風車発電所を利用した電力販売等を行っております。当該事業は、主に、<太陽光発電関連事業>、<風力発電事業>から構成されておりますが、各々の事業内容及び経営成績は以下のとおりであります。 <太陽光発電関連事業> 太陽光発電関連事業は、営農型太陽光発電所の企画、設計、施工、開発及び管理、再生可能エネルギーに係るコンサルティングを行っております。 当連結会計年度においては、売上高は、主に蓄電所設備に係る工事請負案件の受注が堅調に推移したこと、蓄電所向け用地の調査及び電力申請に関するサポートに関する受託案件を実施したこと等により、前期比で増収となりました。利益面では、蓄電所設備に係る工事請負売上の増加に伴う委託費用の増加、EVステーションの運営維持費用の増加等があった一方、増収による増益効果により前期比で赤字縮小となりました。 <風力発電事業> 風力発電事業は、北海道宗谷郡に所有する風力発電所を利用した電力販売事業を行っております。 当連結会計年度においては、売上高は、発電量及び電力販売価格が前年と比較して好調に推移したこと等から前期比で増収となりました。利益面では、増収による増益効果に加え、大規模補修の発生がなく前年と比較して保守費が低減したこと、前期に減損損失を計上したことにより減価償却費が大幅に減少したこと等により、前期比で増益となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は73,307千円(前年同期比79.0%増)となり、のれんの償却額7,315千円を計上したこと等により、セグメント利益は5,679千円(前年同期はセグメント損失25,786千円)となりました。 3) 資産運用関連事業 「資産運用関連事業セグメント」は、事業者向けファクタリングサービス、区分所有マンションの短期転売を中心とした不動産売買事業等を行っております。当該事業は、主に、<ファクタリング事業>、<不動産売買事業>から構成されておりますが、各々の事業内容及び経営成績は以下のとおりであります。 <ファクタリング事業> 当連結会計年度においては、売上高は、一部債権の回収遅延が発生している状況を踏まえ、既存債権の回収活動を最優先課題として営業規模を縮小したことにより前期比で減収となりました。利益面では、営業規模の縮小に伴い販売費の圧縮、一般経費のコスト削減等を実施したものの、売上高減少の影響を補うには至らず前期比で減益となりました。 <不動産売買事業> 当連結会計年度においては、首都圏を中心とした不動産市況は概ね堅調に推移したものの、良質な案件を巡る競争の激化により受注機会が限定的となったこと等から、売上高は前期比で減収となりました。利益面では、第4四半期会計期間における案件獲得により通期での営業黒字は確保したものの、親会社経営指導料や弁護士費用等の計上に伴う支払手数料の増加、物件調査費用の増加等により前期比で減益となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は71,864千円(前年同期比73.7%減)、セグメント損失は1,554千円(前年同期はセグメント利益20,932千円)となりました。 4) その他 当セグメントの売上高は2,756千円(前年同期比93.0%減)、セグメント損失は14,703千円(前年同期はセグメント損失26,407千円)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)については、以下の活動により、前連結会計年度末と比較して117,613千円増加し、当連結会計年度末で629,576千円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、獲得した資金は104,742千円(前連結会計年度は213,796千円の使用)となりました。これは主に、貸倒引当金の減少額57,087千円、売上債権の増加額108,929千円、前渡金の増加額42,695千円があった一方、税金等調整前当期純利益43,756千円、未収入金の減少額86,379千円、仕入債務の増加額101,334千円、前受金の増加額46,420千円等があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は59,741千円(前連結会計年度は124,357千円の獲得)となりました。これは主に、貸付金の回収による収入82,245千円、長期貸付金の回収による収入20,765千円があった一方、有形固定資産の取得による支出28,738千円、貸付けによる支出82,000千円、長期貸付けによる支出50,000千円等があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、獲得した資金は72,612千円(前連結会計年度は11,296千円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出14,463千円、長期借入金の返済による支出65,789千円があった一方、短期借入金による収入33,000千円、長期借入金による収入120,000千円等があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) システム開発   1,117,075千円   100.7   218,334千円   106.5 再生可能エネルギー   73,307千円   179.0   -千円   - 資産運用関連事業   71,864千円   26.3   -千円   - その他   2,756千円   7.0   -千円   - 合計   1,265,004千円   86.5   218,334千円   106.5 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) システム開発   1,103,821千円   98.9 再生可能エネルギー   73,307千円   179.0 資産運用関連事業   71,864千円   26.3 その他   2,756千円   7.0 全社(共通)   -千円   - 合計   1,251,750千円   85.2 (注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) NTTドコモビジネス株式会社(注)   146,586   10.0   130,304   10.4 (注) 2025年7月1日よりエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社からNTTドコモビジネス株式 会社へ社名変更しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準にもとづき作成されております。当社はこの連結財務諸表の作成にあたって、有価証券の減損、棚卸資産の評価、減価償却資産の耐用年数、偶発債務の認識等の重要な会計方針に関する見積り及び判断を行っております。当社は、過去の実績や状況に応じ合理的であると考えられる様々な要因にもとづき、見積り及び判断を行い、それらに対して継続して評価を行っております。なお、見積りによる不確実性があるため、実際の結果が見積りと異なる場合もあります。また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積及び過程のうち、重要なものは以下のとおりであります。 a.繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積に依存するため、その見積の前提とした仮定や条件に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用を計上する可能性があります。 b.固定資産の減損損失 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、回収可能額まで帳簿価額を減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積の前提とした仮定や条件に変更が生じ減少した場合、減損損失を計上する可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ659,572千円増加し1,709,739千円となりました。これは主に、ファクタリング債権の回収等により未収入金が減少した一方、当該未収入金の回収等により現金及び預金が増加したこと、株式会社BS ENERGYにおける蓄電所設備設置工事の工事代金等に係る受取手形及び売掛金及び前渡金が増加したこと、貸倒引当金の戻入れにより貸倒引当金が減少したこと等によるものであります。 負債は928,162千円となり、前連結会計年度末に比べ627,106千円増加いたしました。これは主に、株式会社BS ENERGYにおける蓄電所設備設置工事の請負金額等に係る支払手形及び買掛金及び前受金が増加したこと、金融機関借入等に係る長期借入金が増加したこと等によるものであります。 これらの結果、純資産は前連結会計年度末に比べ32,466千円増加し781,577千円となりました。 b.経営成績の分析 (売上高) 売上高は、前年同期に比べ217,759千円減少の1,251,750千円(前年同期比14.8%減)となりました。これは主に、ファクタリング事業において、一部債権の回収遅延が発生している状況を踏まえ、既存債権の回収活動を最優先課題として事業規模を縮小したこと、不動産売買事業において良質な案件を巡る競争の激化により受注機会が限定的となったこと等によるものであります。 (営業損益) 営業損益は、前年同期に比べ1,190千円改善し、営業損失49,558千円(前年同期は営業損失50,748千円)となりました。これは主に、売上高の減収に伴う減益があった一方、ファクタリング事業における業務委託費が減少したこと、前連結会計年度において減損損失を計上したことにより減価償却費が減少したこと等によるものであります。 (経常損益) 経常損益は、前年同期に比べ79,540千円改善し、経常利益48,042千円(前年同期は経常損失31,497千円)となりました。これは主に、ファクタリング債権の回収に伴う貸倒引当金の戻入れ、太陽光発電関連事業におけるEVステーション運営に係る助成金収入等により、営業外収益102,098千円(前年同期比365.0%増)を計上したこと等によるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 親会社株主に帰属する当期純損益は、前年同期に比べ260,360千円改善し、親会社株主に帰属する当期純利益29,498千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失230,861千円)となりました。これは主に、法人税等合計が増加した一方、前期に特別損失として計上した貸倒引当金繰入額が当期はなかったこと、減損損失が当期は少額であったこと等によるものです。 c.キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 d.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、システム開発に係る労務費及び外注費、人件費であります。また、その資金の原資は主に営業キャッシュ・フローであります。また、当社グループの一部連結子会社において、運転資金として短期借入金を調達しております。当社グループは、財務の健全性を保ち、営業キャッシュ・フローを生み出すことによって、当社グループの将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達することが可能と考えております。 e.経営方針、経営戦略、経営上の目標達成の状況を判断するための客観的な指標等 当社は、継続的な事業拡大と企業価値向上のため、売上高、営業利益、営業キャッシュ・フローを指標として経営を執行しております。

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開示資料

出典

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