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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ベビーカレンダー

baby calendar Inc.7363 · Growth · サービス業

妊娠・出産・育児に特化したメディア運営会社。専門家監修の情報と医療機関向けシステムで、ママと医療現場を支える。

概要

ベビーカレンダーは、妊娠・出産・育児に特化した会員制メディア「ベビーカレンダー」を軸に、女性のライフステージや介護領域をカバーする複数のWebメディアを運営する企業である。同時に、産婦人科を中心とする医療機関向けに院内タブレットシステム「ベビーパッドシリーズ」や診察予約システム、WEBマーケティングサービスを提供している。2025年12月期の連結売上高は約19億2700万円、従業員数は74名。本社は東京都渋谷区。

メディア事業と医療法人向け事業の二本柱

当社の事業は、メディア事業と医療法人向け事業の二つで構成される。メディア事業は妊娠・出産・育児、生理、アンチエイジング、介護、暮らしといった領域の専門サイトを運営し、広告収入とコンテンツ制作支援で収益を得る。医療法人向け事業は産婦人科を中心に、院内情報端末「ベビーパッドシリーズ」のリース、診察予約システム、エコー動画館、ホームページ制作などを提供する。2025年12月期の売上高はメディア事業が16億4045万円(構成比85.0%)、医療法人向け事業が2億8890万円(同15.0%)であり、メディア事業が売上の大部分を占める。メディア事業の月間PV数は2025年12月時点で3億4349万、UU数は616万に達する。医療法人向け事業のベビーパッドシリーズ導入施設数は全国480か所にのぼる。両事業とも産前産後の女性と医療機関をつなぐ点で共通するが、収益モデルは異なる。

5つのメディアがカバーする女性のライフステージ

メディア事業の中核は「ベビーカレンダー」である。同サイトは出産予定日や赤ちゃんの誕生日を登録すると、日替わりで情報を届ける「日めくり機能」を持ち、医師や助産師など100名以上の専門家が記事を監修する。加えて、生理・結婚・美容に特化した「ムーンカレンダー」、35歳以上の女性向け「ウーマンカレンダー」、シニア世代・介護向け「シニアカレンダー」、30~40代女性向け「ヨムーノ」の4サイトを運営する。各サイトは専門家監修による信頼性を共通の強みとし、ユーザーのライフステージに合わせた情報を提供する。収益源はPV連動型広告、タイアップ広告、成果報酬型広告、専門家監修サービスの4つである。2025年12月期の全メディア合計月間PV数は3億4349万、月間UU数は616万で、前年からPVは増加、UUは減少した。

産婦人科向けソリューションのラインアップ

医療法人向け事業の主力は「ベビーパッドシリーズ」である。これはiPad端末を産婦人科施設に設置し、通院期、入院期、産後の各ステージに応じた情報を提供するサービスで、全国480施設に導入されている。プレママ、ベッドサイド、チャイルドケア、ARTパッドの4種類がある。さらに、超音波エコーの動画をスマホで閲覧できる「エコー動画館」、出産時の動画を保存する「おぎゃー写真館・動画館」、24時間WEB予約可能な「かんたん診察予約システム」、医療機関のホームページ制作やSEO対策を含むWEBマーケティングサービスを提供する。また、助産師・保育士・栄養士が連携する産後ケアサロン「女性とこどものケアサロン『ひより』」も運営する。

業界の中での役割は妊娠・出産・育児領域の専門メディア運営会社。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
19億円
営業利益
2億円
営業利益率
10.5%
純利益
0億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
メディア事業16億円84.2%5億円31.3%
医療法人向け事業3億円15.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01メディア事業主力

妊娠・出産・育児領域の専門サイト「ベビーカレンダー」を中心に、女性のライフステージやシニア向け情報サイトを運営。PV連動型広告、タイアップ広告、成果報酬型広告、専門家監修サービスの4つの方法で収益を得る。100名以上の専門家と提携し、信頼性の高い情報を提供している。

国内最大級の産婦人科向け情報サイト(当社調べ)

主な製品・サービス4
ベビーカレンダー
妊娠・出産・育児の情報サイト。日めくり機能や専門家相談などで、妊婦や子育て中の家族をサポートする。
ムーンカレンダー
女性向け情報サイト。生理や恋愛、美容など女性が関心を持つ情報を提供する。
シニアカレンダー
シニア世代向け情報サイト。生活や健康、介護に関する情報を発信する。
専門家監修サービス
企業向けに医師や専門家による記事監修やコンテンツ作成サービスを提供。

02医療法人向け事業準主力

産婦人科を中心とした医療機関向けに、患者の利便性向上や業務効率化を支援するソリューションを提供。タブレット端末を活用した院内サービス「ベビーパッドシリーズ」を全国480施設に導入。診察予約システムや動画配信なども提供し、医療機関の課題解決を支援。

主な製品・サービス3
ベビーパッドシリーズ
産婦人科にiPadを設置し、患者向け情報提供や動画コンテンツを提供。通院・入院・産後の各ステージをサポートする。
かんたん診察予約システム
クラウド型の24時間WEB予約システム。待ち時間の解消や新規患者獲得につながる。
エコー動画館
妊婦健診のエコー動画をスマホやパソコンで閲覧できるサービス。

製品と技術

「ベビーカレンダー」:日めくり機能と専門家監修による情報提供

ベビーカレンダーは、妊娠前から約2歳までの子どもを持つ家庭向けに、日替わりで情報を届ける会員制サイトである。ユーザーが出産予定日や子どもの誕生日を登録すると、妊娠週数や月齢に合わせた内容が毎日表示される「日めくり機能」が中核機能。医師、助産師、保育士、管理栄養士など100名以上の専門家が全ての記事を監修する。ニュースは毎日20~30本配信、離乳食レシピコンテンツは管理栄養士監修の独自基準を設ける。また、ユーザー同士が悩みを共有する「体験談やトーク」機能も提供。収益はPV連動型広告、タイアップ広告、成果報酬型広告、専門家監修サービスの4つから得ている。2025年12月時点で月間PVは3.43億、UUは616万。

全国480施設に導入の院内タブレット「ベビーパッド」

ベビーパッドシリーズは、産婦人科施設にiPad端末を設置し、患者に情報提供するサービスである。プレママ(通院期)、ベッドサイド(入院期)、チャイルドケア(産後)、ARTパッド(不妊治療)の4つのアプリケーションから成る。リース契約または月額レンタルで提供され、施設ごとにコンテンツをカスタマイズ可能。患者の待ち時間を有効活用できるほか、沐浴指導などの動画コンテンツによりスタッフの業務負担軽減に寄与する。2025年時点の導入施設数は全国480か所にのぼる。

エコー動画館・診察予約・WEBマーケティングの付加サービス

医療法人向け事業では、ベビーパッドに加えて、妊婦健診時のエコー動画をスマホで閲覧できる「エコー動画館」、出産シーンを保存する「おぎゃー写真館・動画館」を提供。これらは既存設備に接続するだけで利用可能。また、24時間WEB予約を可能にする「かんたん診察予約システム」、ホームページ制作やSEO・MEO対策を含むWEBマーケティングサービスも展開。さらに、助産師・保育士・栄養士が連携する産後ケアサロン「女性とこどものケアサロン『ひより』」を運営し、産後の母子支援も行っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • メディア事業国内最大級の産婦人科向け情報サイト(当社調べ)

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

妊活情報で差別化、売上急成長も収益基盤は途上

サービス業セクターで、妊娠・子育てに特化したデジタルプラットフォームを展開し、マタニティ市場で独自のポジションを築いている。同業のジンジブやJSHなどは人材や物流関連に強みを持つが、当社はニッチな妊活・育児領域に特化している点で差別化を図る。売上高は12億円から19億円へ急成長し、直近で営業利益率10%超を達成するなど、収益化が進む。提供データでは事業セグメントの内訳や市場シェアは不明だが、顧客一人あたりの収益性やLTV向上が見込める。強みは専門性の高いコンテンツと会員基盤だが、競合の参入や情報無料化の流れで収益性が損なわれる恐れがある。今後の課題は、広告依存からの脱却とサブスクリプションや法人向けサービスの拡充である。

強み

  • 妊活・育児領域に特化し、妊娠関連の情報発信で存在感を持っている。
  • 売上高が大台の倍近い伸びを見せ、事業規模の拡大が顕著である。
  • 直近で営業利益率二桁を達成し、ビジネスモデルの確立が進む。
  • 妊活に関する専門コンテンツの強みがあり、ユーザーを引き付ける。

課題

  • 広告収入に依存する可能性が高く、景気や規制の影響を受けやすい。
  • 育児領域のデジタルサービスは参入障壁が低く、競争が激化する恐れ。
  • 妊娠・子育て期は一定期間でニーズが変わり、継続利用に工夫が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がベビーカレンダー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17093アディッシュ13億円26.4倍
27362T.S.I13億円9.1倍
36579ログリー13億円
42459アウンコンサルティング13億円
57363ベビーカレンダー12億円38.0倍
66786RVH12億円41.0倍
79241フューチャーリンクネットワーク11億円22.9倍
86573CRAVIA10億円
9302Aビースタイルホールディングス9億円33.1倍
109238バリュークリエーション9億円
117376BCC9億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 14件

創業から産婦人科向けシステムまでの17年

1991年4月、株式会社ロジスティクスコンサルティングとして横浜市南区で創業した。資本金は100万円で、経営コンサルティング業務を目的としていた。1994年3月に日本テクト株式会社へ商号変更。1996年5月から医療用液晶情報端末の開発・製造及びシステム開発を開始し、ハードウェアとソフトウェアの両面を持つ企業へと成長した。2006年7月に本社を東京都港区へ移転。2008年7月、産婦人科向けベッドサイドシステム「MediPac mama」(現ベビーパッドシリーズ)を発表し、医療法人向け事業を本格化させた。この一連の流れにより、同社は医療IT企業としての基盤を固めた。

クックパッドベビーの譲受でメディア事業へ参入

2015年6月、同社は商号を株式会社クックパッドベビーに変更し、クックパッド株式会社から妊娠・出産サイト「クックパッドベビー」を譲り受けた。これにより、従来の医療法人向け事業に加え、一般消費者向けインターネットメディア事業を新たに開始した。譲り受けたサイトはその後「ベビーカレンダー」と名称を改め、同事業の核となる。2016年12月時点の月間PVは278万、UUは62万であった。この参入により、同社の事業は医療機関向けB2Bと消費者向けB2Cの二本柱となった。

MBOでクックパッドから独立、社名も変更

2017年5月、当時代表取締役であった安田啓司がマネジメント・バイアウト(MBO)を実施し、クックパッド株式会社から全株式を取得して経営権を掌握した。同時に商号を株式会社ベビーカレンダーに変更。これによりクックパッドグループから独立し、自社ブランドでの運営を開始した。2018年5月には本社を東京都渋谷区へ移転。独立後、メディア事業の拡大に注力し、2017年12月の月間PVは958万、UUは131万と前年から大きく伸長した。

ウーマンカレンダー・介護カレンダー・ムーンカレンダーを順次リリース

2019年10月、アンチエイジングサイト「ウーマンカレンダー」をリリース。同年11月には介護情報サイト「介護カレンダー」を開始し、対象領域を妊娠・出産・育児から女性のライフステージ全般へ拡げた。2020年12月には生理情報サイト「ムーンカレンダー」を追加。これらの新メディアはいずれも専門家監修による信頼性を売りとし、既存の「ベビーカレンダー」と同じ運営モデルを採用している。これにより同社のメディアポートフォリオは5サイトとなり、ユーザー獲得チャネルを多様化した。

gaデザイン買収でWebマーケティング事業を内製化

2020年1月、同社はgaデザイン株式会社の全株式を取得し、完全子会社化。同年3月には同社を吸収合併し、大阪gaデザイン支社を設立した。これにより、従来外部委託していたホームページ制作やSEO・MEOなどのWebマーケティングサービスを内製化し、医療法人向け事業のサービスラインアップを強化した。同事業にはベビーパッドシリーズに加え、診察予約システム、エコー動画館、おぎゃー写真館などが含まれており、これらを組み合わせたトータルソリューション提案が可能となった。

年表14件を開く

1990年代

  • 1991年4月創業経営コンサルティング業務を目的として、横浜市南区に株式会社ロジスティクスコンサルティングを設立(資本金100万円)
  • 1994年3月商号変更日本テクト株式会社に商号変更
  • 1996年5月医療用液晶情報端末の開発・製造及びシステム開発を開始

2000年代

  • 2006年7月本社を東京都港区に移転
  • 2008年7月産婦人科向けのベッドサイドシステム「MediPac mama」(現ベビーパッドシリーズ)を発表し、産婦人科向け事業(現医療法人向け事業)を開始

2010年代

  • 2015年6月商号変更株式会社クックパッドベビーに商号変更 クックパッド株式会社から妊娠・出産サイト「クックパッドベビー(現ベビーカレンダー)」を譲り受け、メディア事業を開始
  • 2017年2月オオサキメディカル株式会社と「ファーストプレゼント」の協業を開始
  • 2017年5月商号変更株式会社クックパッドベビー代表取締役である安田啓司がMBOを実施し、クックパッド株式会社より経営権を取得、株式会社ベビーカレンダーに商号変更
  • 2018年5月本社を東京都渋谷区に移転
  • 2019年10月アンチエイジングサイト「ウーマンカレンダー」をリリース
  • 2019年11月介護情報サイト「介護カレンダー」をリリース

2020年代

  • 2020年1月M&Agaデザイン株式会社の株式を取得し、完全子会社化
  • 2020年3月創業gaデザイン株式会社を吸収合併、大阪gaデザイン支社を設立し、Webマーケティング事業を開始
  • 2020年12月生理情報サイト「ムーンカレンダー」をリリース

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ユーザーのライフステージに応じた情報提供

    妊娠・出産・育児領域を起点に、女性のライフステージやシニアの生活・健康、住まい・暮らし等へ領域を拡大し、信頼性・利便性の高い総合情報サービスを提供する。

  2. 02

    広告収益依存からの脱却と多角化

    PV連動型広告に加え、専門家監修コンテンツ制作支援を収益機会として育成。AI活用による業務効率化とコンテンツ品質維持で、広告収益に過度に依存しない収益構造を構築する。

  3. 03

    医療法人向けサービスの拡充

    産婦人科向けにベビーパッド、エコー動画館、診察予約システム、WEBマーケティング支援を提供し、医療機関の業務効率化・患者利便性向上・集患を支援。新サービス展開も検討。

  4. 04

    M&Aと新規事業への投資

    新規事業・サービス拡大のため、対象企業の将来性や相乗効果を検討した上でM&A等の事業投資を実行し、業績・企業価値向上につなげる。

  5. 05

    内部管理体制の強化

    内部監査機能強化、業務プロセス見直し、販売管理・会計管理体制整備、権限・職務分掌明確化等を通じ、持続的成長を支える経営基盤を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で74人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は504万円で、5期前と比べて+18.9%平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は2.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年12月42436.63.845
2021年12月43436.43.449
2022年12月43537.54.256
2023年12月46336.32.971
2024年12月43238.04.1740
2025年12月50440.82.874270

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 東京都渋谷区94百万円
メディア事業 医療法人向け事業
ベビーカレンダーひより 芝浦 — 東京都港区23百万円
医療法人向け事業
三島開発センター — 静岡県三島市1百万円
医療法人向け事業
大阪支社 — 大阪府大阪市中央区1百万円
医療法人向け事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は19億円営業利益2億円前期と比べると増収で、売上が+26.7%。

売上高
+26.7%
19億円
営業利益
2億円
純利益
0億円
営業利益率
10.5%
前期比 +10.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高18億円19億円
営業利益1億円2億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は5億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q400.00
2024年2Q300.00
2024年3Q400.00
2024年4Q400.00
2025年1Q5120.00
2025年2Q400.01
2025年3Q500.00
2025年4Q5120.0−1
2026年1Q5120.01
2026年2Q500.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2016年12月期からの10期で、売上は2億円から19億円へ9.5倍に増えた。直近期の営業利益率は10.5%。売上は9期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2016年12月2−1−1
株式会社クックパッドベビー代表取締役である安田啓司がMBOを実施し、クックパッド株式会社より経営権を取得、株式会社ベビーカレンダーに商号変更
2017年12月400
2018年12月500
2019年12月601
gaデザイン株式会社を吸収合併、大阪gaデザイン支社を設立し、Webマーケティング事業を開始
2020年12月911
2021年12月1011
2022年12月1100
2023年12月120−1
2024年12月15000.00
2025年12月192210.50

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高19億円のうち、営業利益として残るのは2億円10.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金31.6%6億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金57.9%11億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.5%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
68.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.0pt
10.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.4pt
6.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は7億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2018年12月00001
2019年12月10012
2020年12月1−1002
2021年12月107110
2022年12月0−1−2−17
2023年12月0−3−1−34
2024年12月2−63−44
2025年12月3−1127

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2025年12月期の総資産は18億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は39.8%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年12月32158.3
2017年12月32159.0
2018年12月32163.7
2019年12月43176.0
2020年12月53268.8
2021年12月149564.2
2022年12月118371.3
2023年12月107369.2
2024年12月157944.1
2025年12月1871139.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳単体ベース
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
11億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中51位あたり、逆に低いのはROE534社中390位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
26.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,271で、1年前と比べて-23.0%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥1,271-1.3%1ヶ月+3.7%1年-23.0%時価総額12億円
過去52週の値幅
安値¥987高値¥2,000

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)38.0倍
PER (会社予想)15.9倍
PBR1.44倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で12.93%下落し1367円まで急落しましたが、1ヶ月では30.07%上昇と依然高い水準です。8月13日には1570円まで上昇した後の反動で、出来高も119,200株と急増しており、売り圧力が強まっています。25日移動平均線1168.36円を約17%上回っており、短期トレンドはまだ上向きですが、52週高値2000円からは約32%下方に位置しており、上値の重さが意識されます。RSIは61.96と買われすぎ領域には達していません。需給の悪化に注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 51/100)

PER24.23倍は業界平均22.53倍とほぼ同等、予想PER15.4倍を考慮すれば妥当圏内。PBR1.4倍は平均3.18倍を下回るが、ROE6.4%は低く収益性に難。無配当で配当利回り0%は業界平均2.73%と比べ大きく劣る。売上高は増加し営業利益率も改善傾向だが、利益規模は小さく、現時点ではほぼ妥当。

指標この会社業種平均
PER (実績)38.0倍23.4倍
PER (予想)15.9倍
PBR1.44倍3.51倍
ROE6.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、既存メディア事業の収益化が進む中で、2026年12月期の営業黒字転換計画が実現可能かどうか。強気派は、会員数増加と広告需要の回復、ECの伸びを背景に黒字化は達成可能と見る。一方弱気派は、営業利益ゼロからの計画達成は楽観的で、広告市況や競合メディアの台頭により計画未達のリスクを指摘する。また、規模が小さく収益変動が大きいことも懸念。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換計画の達成

    2025年12月期は売上15億円で営業損益ゼロ、2026年12月期は営業利益2億円を見込む。

  • 会員基盤の強み

    月間約200万人の会員を持つ特化型メディアは広告価値が高い。

  • EC成長の可能性

    会員属性に合った商品販売で、クロスセルによる収益拡大が期待。

  • 売上高が3期連続で増加2025年12月期影響

    売上高は12億円→15億円→19億円と毎期拡大

  • 営業黒字転換、利益率10.5%2025年12月期影響

    営業損益は0億円→2億円、売上高19億円で営業利益率10.53%

  • 予想PER15.4倍は実績24.2倍から改善決算発表後影響

    予想PER15.4倍に対し実績PER24.23倍、相対的な割安感

  • 株価下落後の反発余地不定影響

    株価は1年間で29.55%下落、PBR1.4倍まで調整

マイナスに働く材料7
  • 黒字計画の実現性

    前期まで赤字継続で、ゼロから2億円へのジャンプは楽観的。

  • 広告市況依存

    広告収入は景気変動の影響を受けやすく、不況時は減収リスク。

  • 競合との競争

    同様の子育てメディアが多数あり、差別化が困難。

  • 純利益が0億円と営業黒字を反映せず2025年12月期影響

    営業利益2億円に対し最終利益0億円、実際の稼ぎに結びつかない

  • 時価総額12億円の小型株で流動性低い継続影響

    時価総額12億円と小さく、売買高が少ないため値動きが激しい

  • 外国人保有比率2.11%と海外需要が限定的継続影響

    外国人保有比率は2.11%と低く、海外資金の流入促進が課題

  • 無配当で株主への還元が無い継続影響

    配当利回り0%で、株主への直接的な還元が行われていない

次の決算で確かめる点
月間アクティブ会員数
メディアの価値と広告収入の源泉であり、成長のバロメーター。
広告売上高
主力収益源の動向を確認し、市況の影響を測る。
EC売上高
ECの伸びが黒字化の鍵となるため、成長率を確認。
営業利益率
黒字転換計画の達成度を測る最重要指標。

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ942人。区分でいちばん多いのは個人・その他81.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.2%を占め、残る90.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他86.486.585.886.186.881.6
事業法人13.62.64.14.17.49.1
証券会社7.18.08.13.67.1
自己株式4.35.45.4
外国法人2.51.21.21.81.9
外国人個人0.50.70.40.30.2
金融機関0.90.10.10.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01安田 啓司21.40
02山田 育代20.02
03株式会社SBI証券3.30
04ASGJapan株式会社2.98
05楽天証券株式会社2.56
06福島 智晴2.28
07株式会社ステムセル研究所2.00
08オオサキメディカル株式会社1.59
09大津紡績株式会社1.59
10藤盛 良平1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で+100%、1株純資産は10期で−99%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2016年12月−85,323138,879
2017年12月−8,561130,493
2018年12月−28233
2019年12月9838231.9
2020年12月8346619.6
2021年12月8895512.333.8
2022年12月238932.587.2
2023年12月−111783
2024年12月−16755
2025年12月508056.431.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額74百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安田啓司代表取締役60201,500
福島智晴取締役 メディア事業本部管掌4121,500
佐々木和幸取締役 医療法人事業部管掌51
三宅英樹取締役 CFO経営管理部管掌57
髙橋静代取締役64
黒岩大輔常勤監査役72
峯尾商衡監査役49
片山智裕監査役53

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4636316
社外取締役3883
監査役1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,041字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、「みんなの笑顔でいっぱいに-A Sea of Smiling Faces-」をビジョンに掲げ、妊娠・出産・育児領域を起点として、女性のライフステージ、シニア世代の生活・健康、住まい・暮らしに関する情報提供など、ユーザーの生活に寄り添うメディア事業を展開しております。また、全国の産婦人科をはじめとする医療機関に対し、ITソリューション、WEBマーケティング及び制作支援等を提供する医療法人向け事業を展開しております。 情報サービスの多様化により、ユーザーが取得できる情報量は増加している一方で、信頼できる情報を適切に選別することは容易ではなく、かえって不安を抱える要因となる場合があります。当社は、医師、助産師、看護師、管理栄養士、保育士等の専門家との連携を通じ、信頼性の高い情報の提供に努めるとともに、デジタルメディア、アプリ、医療機関向けサービス等を組み合わせることで、ユーザー及び医療機関双方の課題解決に資するサービスを提供しております。 当社の各セグメントの事業内容は以下のとおりであります。なお、以下に示す事業区分は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) メディア事業 同事業は、「妊娠・出産・育児」領域の専門サイト「ベビーカレンダー」及び「ムーンカレンダー」「ウーマンカレンダー」「シニアカレンダー」「ヨムーノ」などの運営を行い、①PV連動型広告、②タイアップ広告、③成果報酬型広告、④専門家監修・医療監修等の4つの活動を行っており、情報を記載した記事や企画を当社サイト及びアプリで発信、その中で当社ユーザーに訴求効果の高い事業を行っている企業を中心にタイアップ記事の掲載や様々な企画への広告掲載、各種プロモーション施策を行うほか、企業等に対して医師をはじめとする専門家監修サービスを提供することで収入を得ております。特に、新たにビジネスモデルとして追加された医療専門家監修事業は大きく成長しており、現在対象領域を拡大している現状から、今後もさらなる成長と事業への貢献が期待されております。 各メディアの具体的な内容は、下記のとおりです。 「ベビーカレンダー」では、「全ての妊婦さん・ママ・赤ちゃんを笑顔に」をミッションに、妊娠・出産・育児のさまざまな課題を解決するサービスを提供することで赤ちゃんとその家族をサポートしております。 「ムーンカレンダー」では、女性が気になる「生理」「結婚、恋愛」「美容」などにおいて、女性が関心を持つ情報を発信しています。 「ウーマンカレンダー」では、心と体の変化に戸惑う35歳以上の女性に向けて、リアルな体験談や専門家監修付きの信頼できる情報を発信しております。 「シニアカレンダー」では、シニア世代の生活、健康、お金などのお悩み、自宅介護や老老介護、みとりなど介護に関わる人のお悩みを解決する情報を発信しております。 「ヨムーノ」では、人生で最も忙しい時期を過ごしている30〜40代の女性に「今はもちろん、一生楽しく賢く生き抜く」ための情報を発信しております。 当社は、常に信頼性の高い情報を掲載し、即時性の高い無料相談対応など、リアルとバーチャルの組合せのバランスを念頭に置き、サイト制作を行っております。情報量が多いと必要な情報を見失いがちになることに鑑み、厳選した専門家からのメッセージを日替わりで届けるなど、適時適切な情報が届く仕組みを取り入れております。 ① 専門家による監修 医師や助産師をはじめ、保育士、看護師、管理栄養士、ファイナンシャルプランナーにいたるまで、100名以上の専門家と提携しており、「ベビーカレンダー」で提供する記事等の監修などを行っております。 また、ママが抱える様々なお悩みを無料で専門家に相談できる“専門家相談”コンテンツも提供しており、評価をいただいております。 ② その日に必要な情報を提供「日めくり」機能 「ベビーカレンダー」では、出産予定日及び赤ちゃんのお誕生日を登録することで、“今日知ってよかった!”と思える情報を日替わりでお届けする機能を提供しております。 「日めくり機能」画面イメージ ③ その他、豊富なコンテンツ 「ベビーカレンダー」は、ニュース記事の配信にとどまらず、ご利用いただくママやご家族の方が安心して赤ちゃんとの毎日をお過ごしいただくために、様々な機能やコンテンツを提供しております。 ・ニュース 赤ちゃんに関する様々な話題のニュースを、毎日20本~30本提供しております。こちらの記事は、LINEニュースやスマートニュースなどの外部メディアへ配信するコンテンツ提供の取り組みを行っております。当社は記事コンテンツを提供し、外部メディアからはユーザー流入、また一部メディアにおいては広告収入が発生する取り組みとなります。 ・離乳食レシピコンテンツ 管理栄養士監修による“あんしん基準”を独自で作成、基準を満たすレシピのみを掲載しております。月齢別食べていいものダメなものリストや離乳食はじめてガイド、月齢別の食材や回数/時間、固さなどの詳細を収録しております。 ・基礎知識 妊娠前から約2歳までを対象に、約5,200本の実用情報記事を収録しております。全ての記事に対して、専門家による監修を行っております。 ・体験談やトーク ママが抱える疑問や悩みの共有、ママ友探しやコミュニケーションの場を提供しております。 ベビーカレンダーサイトローンチ後の月間PV数、UU数の推移(注1) 月間PV(ページビュー)数   月間UU(ユニークユーザー)数 2016年12月   2,783,295   624,511 2017年12月   9,581,079   1,318,331 2018年12月   15,267,679   1,651,072 2019年12月   41,960,012   3,414,139 2020年12月   109,731,810   7,378,021 2021年12月   240,513,096   10,574,248 2022年12月   217,029,395   12,255,517 2023年12月   308,758,208   10,617,354 2024年12月   298,639,116   8,558,928 2025年12月   343,499,881   6,167,309 (注1) PV数:ユーザーによるWebページの閲覧数(延べ数)となります。 なお、サイト及びアプリ、外部媒体を合算して集計しております。 UU数:特定の期間内にサイトを訪れたユーザーの数を表す指標となります。 期間内であれば、同じユーザーが複数回サイトを訪問してもUU数は1となります。 (2) 医療法人向け事業 同事業は、産婦人科を中心とした医療機関が抱える様々な課題に対して、患者の利便性向上及び医療機関の業務効率化に資するソリューションを提供しております。また、産後ケア施設の運営を通じて、産後の母子及びその家族を支援するサービスも展開しております。 産婦人科に対しては施設毎にカスタマイズしたコンテンツをiPadや患者所有のスマートフォンにて提供する「ベビーパッドシリーズ」や、手軽に利用できる「かんたん診察予約システム」、超音波エコーの動画や出産時の動画を患者所有のスマートフォンに提供する「エコー動画館」、「おぎゃー写真館・動画館」などを、また医療機関全般に対してはホームページや動画の制作から保守管理、さらには「SEO・MEO」なども含めたWEBマーケティング、及びグラフィック制作と幅広いラインアップで医療機関の課題解決を実現するトータルソリューションを展開しております。 ① 「ベビーパッドシリーズ」 全国480か所にのぼる産婦人科への導入実績がある院内サポートサービスです。リース契約もしくは月額レンタル契約にて産婦人科施設に提供しております。産婦人科毎にカスタマイズしたコンテンツをiPadに搭載し患者と医師やスタッフのつながりをフォローし、通院期、入院期、産後といった各ステージにおける妊産婦の様々な不安の解消だけでなく、沐浴や調乳指導など、テキストだけでは伝わりにくい内容を動画コンテンツとして搭載することで、スタッフの業務軽減や業務の平準化などのサポートも可能な同事業の主軸サービスです。 ベビーパッドシリーズ   内容 プレママ   通院期の患者が知りたい、妊娠中の不安を和らげる情報を提供しています。長くなってしまいがちな待ち時間を、診療の予習復習や妊娠期の留意事項、産後に役立つ知識の習得時間に変えることができます。 ベッドサイド   病室にiPadを設置し、入院中の情報提供や院内予約の管理や授乳記録の入力管理などを行います。入院中の患者が便利に、より快適に入院生活を送れると同時に、スタッフ業務の軽減も実現できます。退院後の赤ちゃんのお世話なども事前に予習できます。 チャイルドケア   出産後退院し子育てに取り組むご家族をサポートする情報提供を行います。産婦人科は退院後の患者さんに対して次子出産まで継続的なフォローを実施できます。 ARTパッド   待合室ではiPadを貸出し、ご自宅ではスマートフォンからパートナーと一緒に治療方法などを確認できます。わかりやすいアニメーションや動画を活用できるので、不妊治療に関する難しい用語や治療内容も理解しやすく、さまざまな不安の軽減につながります。 ② その他サービス 主軸である「ベビーパッドシリーズ」に下記サービスを追加することによって、更なる妊産婦への利便性向上に向けたソリューションを産婦人科施設へ提供し、産婦人科施設を取巻く課題解決をサポートしております。 サービス   内容 かんたん診察予約システム   システムのクラウド化により導入時のコストと設備投資を大幅に低減することが可能です。患者の待ち時間の解消と診察時間の平準化はもちろん、24時間、365日WEB予約ができることで新規患者の獲得にもつなげることができます。 エコー動画館   妊婦健診時のエコー動画をスマホやパソコンにて閲覧できるサービスです。産院の既存設備につなげるだけでサービスの利用が可能です。赤ちゃんの成長を実感でき、家族や知人でも簡単にシェアすることが可能です。 おぎゃー写真館・動画館   出産する産婦人科でしか提供できない一生に一度のメモリアルシーンをうぶ声と共に保管できるサービスです。エコー動画館をセットで利用することでお腹の中から出産までの貴重な動画を残すことができます。 WEBマーケティングサービス   多くのホームページ導入実績とサイト運営により培われたノウハウを盛り込み、妊産婦や患者のニーズを反映したホームページを作成しております。また、SEOやMEO対策、Instagramを活用した運用サポートも行っており、産婦人科及び医療機関全般と妊産婦や患者の双方の想いをマッチングした内容を提案しています。 グラフィックデザインサービス   産婦人科に対しては、妊婦や赤ちゃん向けのレシピカードの無料提供、産婦人科のオリジナルおくるみサービス、産婦人科のパンフレットや広告サービス等を提案しています。紙媒体ほか、目的に応じて、最適な「カタチ」を導き出し、あらゆるメディアに最大限の認知効果を生むデザインを提案しております。 産院・クリニックアプリ   産婦人科や医療機関のオリジナルスマートフォンアプリを患者さんに提供し、情報の提供や各サービスの一元化による利便性の向上を実現できるサービスです。 [事業系統図] ➂ 産後ケア事業 当社が運営する「女性とこどものケアサロン『ひより』」は、「どんな時でも一緒に歩み、乗り越えられる伴走者でありたい」という想いを掲げ、助産師・保育士・栄養士など多職種が連携し、産後のママと赤ちゃんをやさしくトータルに支える少人数制のケアサロンを開設いたしました。一人でも多くの母子とご家族に笑顔が広がるように、そして幸せがあふれる日本となるように、心を込めたサービスを展開しております。
経営方針・対処すべき課題3,726字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営指標及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社は、「みんなの笑顔でいっぱいに -A Sea of Smiling Faces-」をビジョンに掲げ、妊娠・出産・育児領域を起点として、ユーザーのライフステージに応じた信頼性の高い情報及びサービスを提供することを基本方針としております。 (2) 目標とする指標 当社は、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、売上高、営業利益及び経常利益の前年比増による成長性を重視するとともに、収益性の向上を意識しながら、持続的な事業拡大及び企業価値の向上を実現してまいります。 また、今後は、既存メディアのPV、UU、広告収益等の指標に加え、専門家監修・医療監修等を活用したコンテンツ制作支援、医療法人向けサービスの導入施設数及び継続率、AI活用による生産性向上等についても重要な経営上の指標として注視し、事業の成長性及び収益性の向上に努めてまいります。 (3) 中長期的な経営戦略 当社が事業展開するインターネット関連業界は、市場規模が拡大する一方、技術の進歩、ユーザー行動の変化、広告市場の変動、外部プラットフォームの運用方針の変更等により、事業環境が急速に変化しております。また、情報量の増加に伴い、ユーザーが信頼できる情報を適切に選別することは一層重要になっております。 このような環境下において、当社は、出産・子育て領域を起点としながら、女性のライフステージ、シニア世代の生活・健康、住まい・暮らし等の領域へ情報提供の範囲を広げ、ユーザーにとって信頼性及び利便性の高い総合的な情報サービスの提供を目指してまいります。 メディア事業においては、PV連動型広告、タイアップ広告、成果報酬型広告に加え、専門家監修・医療監修等を活用したコンテンツ制作支援を収益機会として育成し、広告収益に過度に依存しない収益構造の構築を進めてまいります。また、生成AIを含むテクノロジーの活用により、記事制作、編集、配信、分析等の業務効率化を進めるとともに、専門家監修体制との組み合わせにより、コンテンツ品質の維持・向上を図ってまいります。 医療法人向け事業においては、産婦人科を中心とした医療機関に対して、ベビーパッドシリーズ、エコー動画館、診察予約システム、ホームページ制作、SEO・MEO等のWEBマーケティング支援を提供し、医療機関の業務効率化、患者利便性の向上及び集患支援に取り組んでまいります。また、医療機関との継続的な関係性を活かし、医療・ヘルスケア領域における新たなサービス展開を検討してまいります。 さらに、当社は、内部管理体制及び内部統制の強化を経営上の重要課題と位置付け、内部監査機能の強化、業務プロセスの見直し、販売管理・会計管理体制の整備、権限及び職務分掌の明確化等を進めることで、持続的な成長を支える経営基盤の強化に取り組んでまいります。 (4) 経営環境 厚生労働省の2025年人口動態統計によると、2025年の日本の出生数は、70万5,809人(速報値)となり、10年連続で過去最少を更新しており、この先も逓減していく傾向にあります。加えて妊娠・出産を支える産婦人科の施設数も出生数の低下と後継者不足などの理由から減少傾向となっております。出生数が年々減少している一方で妊娠・出産に関する消費市場は微増傾向で推移しており、2023年の市場規模(見込)は4兆3,786億円(前年比0.5%増)となっております。(矢野経済研究所調べ・保育園等の関連サービスを含む)それに伴い、子供一人当たりに対する支出も増加傾向にあります。 その様な環境のもと、当社は、妊娠・出産に対する不安を解消すべく、専門家の監修によるコンテンツの展開、妊娠から1歳までのママ・家族との多面的な接点、コンテンツを生み出し続ける一方で、産婦人科を中心とした医療機関に対しては、サービス向上や集患などの経営課題の解決に向けたソリューションを提供しております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社では、妊産婦向けの情報サービスを展開するメディア事業を軸として、ストックビジネスである医療法人向け事業の2事業により経営基盤を強化する一方、事業環境の変化にも柔軟に対応できる企業体質を目指しております。 ① メディア事業における取組について メディア事業は、妊娠・出産・育児領域の専門サイト「ベビーカレンダー」の認知度は高まっておりますが、さらなる収益拡大のためには、他領域のメディアを含めたPV数及びUU数の増加が不可欠です。これまで実施してきたコンテンツ制作及びSEOの強化に加え、幅広い年齢層への訴求施策も更に強化し、事業全体の成長につなげてまいります。 ② 医療法人向け事業における取組について 医療法人向け事業は、当社の従前からの核である「ベビーパッド」に加え、「エコー動画館」及びホームページ制作やSEO・MEOコンサルティングを含む「WEBマーケティング」をサービス3本柱にすべく成長させ、集患・増患の課題を解決するソリューション提案をより強化し、顧客獲得に向けた積極的な営業活動を行っております。また、「産院・クリニックアプリ」のリリースと拡大により既存顧客の契約更新やその他のサービスの追加にも効果的につなげています。 ③ 市場変化への対応 インターネット関連市場は、今後も技術革新や新たなサービスモデルにより、既存サービスの陳腐化、または、代替サービス、類似サービス等の登場により競争が激化する傾向にあります。これらの変化に対応するために、市場動向を考察し、顧客企業にとって最適なソリューションを提供し続けられるサービスの開発に努めてまいります。今後も市場のニーズや変化に対応したサービスを開発していくことで、将来に渡る継続的な成長につなげてまいります。 ④ 優秀な人材の確保と育成 当社は、継続的に事業拡大を行っていくためには、優秀な人材を確保することが重要であると考えております。特にメディア力を強化するための編集スタッフ、サービスの開発や拡充を行うためのエンジニア、新規の顧客を開拓する営業スタッフの採用を適時行なってまいります。また、事業規模に応じた少人数での効率的な運営を意識しつつ、社内外の研修など教育制度を整備し、人事評価制度の改善やイノベーションを推奨する労働環境を作ることで従業員のモチベーションを高め、人材の育成に取り組んでまいります。 ⑤ M&Aの活用 新規事業やサービスの拡大のためには、M&A等の事業投資の実行による成長も重要であると考えております。そのため、対象企業の将来性や当社の事業との相乗効果を十分に検討した上で、業績及び企業価値の向上につながるよう努めてまいります。 ⑥ 内部管理体制の強化 当社は、今後も継続的に事業が拡大していく中で、効率的な経営を行うために内部管理体制についてより一層の強化が必要であると考えております。各分野に専門性を有した人員を配置するとともに、社内規程や業務マニュアルの運用や計画的な社内研修の実施を通じて社内管理体制の強化を図っており、今後も引き続き充実させていく方針であります。 ⑦ 情報管理体制の強化 当社では、情報セキュリティリスクに対する安全管理措置を講じ、当社が所有する情報資産及び当社の取り扱う個人情報等の保護を目的として、「情報システム管理規程」及び「個人情報保護基本規程」等の諸規程を定め、定期的に情報セキュリティ教育を実施しております。 さらに、最近は外部からの不正アクセスやサイバー攻撃(ハッキング、ランサムウェア、DDoS攻撃、フィッシングウェアなど)の手法が高度化・巧妙化しており、当社の情報システムに対しても、負担がかかるリスクが存在します。当社は、ファイアウォールやアクセス制御、監視システムなどの技術的対策を行っておりますが、引き続き情報管理体制を強化するとともに、セキュリティ脆弱性の早期発見・修正や社内教育の継続的実施により、情報資産の保護に努めてまいります。 ⑧ 収益源の多角化 当社は、これまで「赤ちゃんの笑顔でいっぱいに」をテーマに妊娠・出産に関わる事業を展開してまいりましたが、さらに領域を拡大して「女性の笑顔でいっぱいに」をテーマとして、妊娠・出産期以外の領域へ積極的に進出し、女性の一生をサポートする事業への拡大を図る一方で、事業ポートフォリオの最適化を推進し、経営の健全化を図っております。 ⑨ 安定的な収益基盤の強化 当社では、持続的な成長を実現するためには安定的な収益基盤が必要であると考えております。収益基盤の強化に向けて、既存事業においては、現在の事業領域で継続的な収益を確保しつつ、事業の拡大に取り組むことで収益構造の多様化を進めております。
事業等のリスク5,059字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項には以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社はこれらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した際の対応に取り組む方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 当社の事業について ① メディア事業の市場動向について メディア事業は、インターネットを中心とした顧客企業からの広告収入が主な収入源です。顧客企業のマーケティング投資は今後も増加すると推察しており、当社の売上拡大の余地は大きいものと考えております。しかしながら、経済情勢により顧客企業の広告費用が縮小した場合、メディア事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、メディア事業の一部は、第三者が運営する動画配信プラットフォームを利用してコンテンツを配信しております。そのため、当該プラットフォームの利用規約、広告掲載ポリシー、収益化基準その他の運営方針の変更や、当社が運営するチャンネルに対する収益化停止、配信停止その他の措置が講じられた場合には、広告収益の減少等により、メディア事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 出生数の減少について 日本における出生数は、減少傾向にありますが、当社のメディア事業は顧客企業からの広告収入が主な収入源であり、母体となる「ベビーカレンダーサイト」においては様々な機能の追加及びリニューアルの実施、またコンテンツ提供先の新規開拓および拡充にともなうユーザー流入数の増加により、売上拡大の余地は大きいものと考えております。また、医療法人向け事業は、産院のみならず、産婦人科に来院する妊産婦を対象としたサービス提供が収入源となっており、顧客となる産婦人科施設に対して、サービスを複合提供することによる取引先あたり契約単価の底上げと、産婦人科施設全体に占める当社のシェアを拡大していくことで売上拡大の余地は大きいものと考えており、当社が現在提供しているサービスを産婦人科以外の医療機関へ展開することも視野に入れております。しかしながら、今後さらに出生数が減少することによりメディア事業のPV数停滞ならびに外部提供先からの流入数減少にともなう業績への影響、ならびに医療法人向け事業においては顧客となる産婦人科の減少が発生した場合は、医療法人向け事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 競合他社について インターネットの利用者は年々増加しており、それに伴いインターネットに関連する事業への参入も年々増加しております。ただ、インターネット関連事業は多岐にわたるため、関連企業の全てが競合他社とはならない一方で、参入障壁が低い面もあり、参画企業の増加による競合激化リスクが存在します。当社では、顧客及びサービス利用者からのニーズに対応し、当社の優位性の確保とサービス向上に努め、企業価値の向上を図っていく方針ではありますが、それらの取り組みにより想定する成果を上げられない場合、ユーザーの流出や集客コストの増加等により、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ コンテンツの信頼性について 当社が運営するメディアにおいて掲載するコンテンツの制作につきましては、関係者への法令遵守の徹底と記事制作におけるルールに従って掲載しております。専門家による記事への監修体制も構築し、コンテンツ内容の信頼性の担保を維持できるように努めております。 しかし、ルールを逸脱することにより正確性、安全性、確実性に欠けたコンテンツが掲載された場合、当社の事業及び業績、社会的な信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ コンテンツ提供先との取引について 当社のメディア事業では、外部メディアへのコンテンツ提供によるユーザー獲得の取り組みを行っております。本書提出日現在、コンテンツ提供先各社とは良好な取引関係を構築しており、今後も新たなコンテンツ提供先の開拓を行ってまいりますが、これらコンテンツ提供先と永続的な取引が確約されているものではありません。コンテンツ提供先との契約条件の変更等があった場合、ユーザーの流入が鈍化してPV数が減少する恐れがあり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 検索エンジンへの対応について 当社が運営する各サイトにおきまして、特定の検索エンジン(「Google」、「Yahoo!JAPAN」等)から多くのユーザーを集客しております。そのため、当社ではSEO(検索エンジン最適化)等の必要な施策を講じて集客力を強化しております。また、Web広告や外部配信といった多様な集客施策によりリスク分散を図っております。 しかしながら、検索エンジンにおける表示結果(順位)は、その運営者のロジックや判断によるものであり、当社が関与する余地はなく、そのため、検索エンジン運営者の方針やロジック変更等により、これまでのSEOが有効に機能しなくなった場合、集客効果が低下し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 技術革新について 当社の属するインターネット関連業界は、技術革新や顧客の求めるサービスの変化が早いことから、当社としては、新技術や変化する顧客のニーズに遅れることなく、柔軟に対応する方針でありますが、新技術対応や顧客のニーズへの対応が遅れた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ システムに関するリスクについて 当社の事業において、サーバー等ハードウェアを用いてサービスを提供しております。当社は外部からの不正侵入を防ぐ対策等を行っており、システム障害の発生を未然に防ぐことに努めております。 しかしながら、アクセス集中によるサーバー負荷の増大や自然災害、事故及び外部からの不正アクセス等により、システムダウンが発生し、重要なデータが消失または漏洩した場合や、サービスが提供できなくなった場合には、損害賠償の発生や信用低下等により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 法的規制について 当社は、広告主による広告、メディアについて、法令を遵守したものであること、公序良俗に反しないものであることが重要であると考えております。 当社事業に関連する可能性がある法令等として、「個人情報の保護に関する法律」、「特定商取引に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」、「下請代金支払遅延等防止法」、「消費者契約法」、「医療法」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」、「健康増進法」等があります。当社では、これらの法令等に抵触しない様、管理体制を構築しておりますが、当社が取り扱うコンテンツや広告、メディアが法令や公序良俗に反し、あるいは法令違反に該当する事象が発生した場合、損害賠償の発生や信用低下等により当社の財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 個人情報の管理について 当社の事業におきまして、ユーザー及び各種プレゼントの応募者等の住所、氏名、電話番号等の個人を特定できる情報を取得しており、当社は、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務が課せられております。 当社では、同法及び関連法令等を遵守することとしており、そのため、従業員向けの個人情報の取扱いに関する勉強会を定期的に実施するとともに、個人情報の保管されているデータベースへのアクセス権限を設けること等、各種情報セキュリティ対策を講じておりますが、情報管理に関する社内体制の不備や社外からの不正アクセス等により、これらのデータが外部に漏洩した場合、当社への信用低下や損害賠償請求等によって当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 知的財産権について a 知的財産権の保全について 当社は、特許権・商標権等の出願により積極的に当社の有する知的財産権を保全していく方針であります。しかし、当社の行った登録出願が認定されなかった場合等、知的財産権の保全が不十分になった場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社の有する知的財産権が第三者から侵害を受けた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 b 当社による第三者の知的財産権の侵害 当社が制作するコンテンツについて、第三者の商標権・著作権等の知的財産権を侵害しないように留意し、調査を行っておりますが、完全に調査することは極めて困難であります。当社が第三者の知的財産権を侵害してしまった場合には、損害賠償または当該知的財産権の使用に関する対価の支払等が発生する場合があり、その結果、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ YouTubeプラットフォームへの依存について 当社は、動画配信プラットフォームを通じたコンテンツ配信を行っており、当該事業では広告収益を得ております。そのため、プラットフォーム運営事業者の利用規約、広告掲載ポリシー、収益化基準その他の運営方針の変更や、当社グループが運営するチャンネルに対する収益化停止、配信停止その他の措置が講じられた場合には、当該事業の収益性が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。そのため、YouTubeの利用規約、広告掲載ポリシー、収益化基準その他の運営方針の変更や、当社グループが運営するチャンネルに対する収益化停止、配信停止その他の措置が講じられた場合には、広告収益の減少や事業活動への制約が生じ、当社経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当事業年度末後、当社が運営する一部のYouTubeチャンネルについて収益化停止となる事象が発生しております。当社では、当該事象を踏まえ必要な会計処理を実施しておりますが、収益化停止が継続した場合又は同様の事象が発生した場合には、広告収益の減少や事業計画の見直し等により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 当社の事業体制について 人材の獲得・定着及び育成について 当社は、競争力の向上及び今後の事業展開のため、優秀な人材の獲得・定着及び育成が重要であると考えております。しかしながら、優秀な人材の獲得・定着及び育成が計画通りに進まない場合や優秀な人材の社外流出が生じた場合には、競争力の低下や事業規模拡大の制約要因になる可能性があり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) その他 ① 新株予約権行使による株式価値の希薄化について 当社は、取締役、従業員に対し、インセンティブを目的とした新株予約権(以下「ストック・オプション」)を付与しております。これらのストック・オプションに加え、今後付与されるストック・オプションの行使が行われた場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化し、株価形成に影響を与える可能性があります。なお、当事業年度末現在におけるストック・オプションによる潜在株式数は128,000株であり、発行済株式総数941,700株の13.6%に相当しております。 ② M&Aにおけるリスクについて 当社は、メディア事業を中心に新規領域への展開やその他事業の成長を目的としてM&Aによる事業の拡大を掲げております。 しかしながら、事前の調査・検討にもかかわらず、買収後の市場環境や競争環境の著しい変化が生じたり、買収した事業が計画通りに展開することができず投下した資金の回収ができない場合や追加的費用が発生した場合、当社の業績、成長及び事業展開等に影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態の状況 (資産) 当事業年度末の資産は、前事業年度末と比べ274,266千円増加し1,800,808千円となりました。これは主に、現金及び預金が325,881千円増加し、無形固定資産が123,667千円減少したことによるものであります。 (負債) 当事業年度末の負債は、前事業年度末と比べ219,421千円増加し1,073,135千円となりました。これは主に、訂正関連費用引当金80,402千円及び長期借入金が152,746千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当事業年度末の純資産は、前事業年度末と比べて54,844千円増加し727,673千円となりました。増加要因は利益剰余金の増加44,545千円によるものであります。 b.経営成績の状況 当社は「女性の笑顔でいっぱいに-ASeaof SmilingWomen-」をビジョンに掲げ、女性の一生をサポートするための情報発信を軸とするメディア事業をメインに展開しており、出産・育児領域を中心とする既存コンテンツの成長に加え、ダイエットや生活スタイルなども含めた女性全般への領域拡大による新規顧客の獲得に注力してまいりました。 こうした取り組みの結果、当事業年度の売上高は1,927,497千円(前年同期比26.1%増)、売上総利益は1,327,384千円(前年同期比31.0%増)、営業利益は214,218千円(前年同期比362.3%増)経常利益は204,645千円(前年同期比368.0%増)、当期純利益は44,545千円(前年同期は14,569千円の当期純損失)となりました。 事業別の状況は次のとおりであります。 (メディア事業) メディア事業は、「妊娠・出産・育児」領域の専門サイト「ベビーカレンダー」、「ムーンカレンダー」、「ウーマンカレンダー」及び「シニアカレンダー」などの運営を行い、① PV連動型広告、②タイアップ広告、③成果報酬型広告の3つの活動を軸に事業を展開しております。当事業年度は、前述の当社運営サイトはいずれもPV数およびUU数ともに好調に推移しており、広告販売枠においても当社運営サイトの伸長と並び順調に推移しております。同セグメントの売上高は1,640,453千円(前年同期比31.7%増)、セグメント利益は465,988千円(前年同期比35.4%増)となりました。 (医療法人向け事業) 医療法人向け事業は、「ベビーパッドシリーズ」、「エコー動画館」、「かんたん診察予約システム」、「おぎゃー写真館・動画館」、「ホームページ制作」及び「SEOコンサルティング」といった、各種ソリューションの拡販を継続しております。今期は「ベビーパッドシリーズ」の契約更新件数が前年より少なかったことなどにより、同セグメントの売上高は288,903千円(前年同期比2.0%増)、セグメント利益は19,236千円(前年同期は3,526千円のセグメント損失)となりました。 全社営業利益は、各セグメントの営業損益の合計から、報告セグメントに分配していない全社費用271,006千円(前年同期比7.9%減)を差し引いた数値となっています。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前事業年度末と比べて325,881千円増加し、720,084千円となりました。なお、増加額には合併に伴う現金及び現金同等物の減少5,138千円を含んでおります。当事業年度における各キャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の増加は267,194千円(前期は194,955千円の増加)となりました。主な要因は、税引前当期純利益85,125千円、減価償却費59,754千円、訂正関連費用引当金の増加80,402千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は68,179千円(前期は599,224千円の使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出29,652千円、事業譲受による支出30,000千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果増加した資金は132,004千円(前期は284,566千円の増加)となりました。主な要因は、短期借入金の減少189,998千円、長期借入金の返済による支出154,488千円、長期借入れによる収入476,662千円等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社の事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当社の事業は、受注から納品までの期間が短く、受注に関する記載を省略しております。 c.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) メディア事業(千円)   1,638,593   31.6 医療法人向け事業(千円)   288,903   2.0 合計(千円)   1,927,497   26.1 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 (単位:千円) 顧客の名称又は氏名   前連結会計年度(自 2024年1月1日    至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日    至 2025年12月31日) グーグル合同会社   161,617   370,073 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、経営者により、一定の会計基準の範囲内で、かつ合理的と考えられる見積りが行われている部分があり、資産・負債、収益・費用の金額に反映されております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。 ② 財政状態の分析 財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況a.財政状態の状況」をご参照下さい。 ③ 経営成績の分析 経営成績の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況b.経営成績の状況」をご参照下さい。 ④ 経営方針、経営戦略及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)目標とする指標」に記載のとおりであります。 当事業年度の指標の達成売上高は計画差55,554千円増(計画比3.0%増)となりました。営業利益は計画差128,734千円増(計画比150.6%増)となりました。経常利益は計画差129,276千円増(計画比171.5%増)となりました。 当事業年度におけるこれら目標指標を達成することができております。 指標   第35期(計画)(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   第35期(実績)(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   計画差(計画比) 売上高(千円)   1,871,942   1,927,497(前年比126.1%)   55,554(3.0%) 営業利益(千円)   85,484   214,218(前年比462.3%)   128,734(150.6%) 経常利益(千円)   75,368   204,645(前年比468.0%)   129,276(171.5%) ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社の経営成績に重要な影響を与える要因については、前述の「第2 事業の状況 3事業等のリスク」をご参照ください。 ⑥ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析について 当社の当事業年度のキャッシュ・フローについては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社の運転資金需要のうち、主なものは販売費及び一般管理費の営業費用であり、投資を目的とした資金需要は、主に子会社株式取得及び事業譲受によるものであります。 運転資金の調達については、営業活動による現金収入を主としており、投資資金は借入金及び自己資金により賄っています。 ⑦ 経営者の問題認識と今後の方針について 当社が高品質なサービスを継続的に提供していくために、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載の経営課題に対処することが必要であると認識しております。また、当社を取り巻く外部環境及び内部環境を適宜適切に把握し、市場におけるニーズを識別して経営資源の最適化に努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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