概要
株式会社T.S.Iは、高齢者向け住宅「アンジェス」の運営を柱とする介護事業者である。訪問看護・訪問介護・居宅介護支援を一体的に提供し、子会社で設計・建築も手掛ける。2010年設立、2021年東証マザーズ上場(現グロース)、2025年名証メイン市場にも上場。従業員511名、2025年12月期売上高約48.9億円。
設計・建築から運営までを内製するグループ体制
当社グループは、介護運営を担う当社と、サービス付き高齢者向け住宅の設計・建築を行う連結子会社である株式会社北山住宅販売で構成される。北山住宅販売は2000年代から同種住宅に特化したノウハウを持ち、29室モデルまたは50室モデルを標準化。設計から施工まで一貫して行うことで、建設コストの抑制と工期短縮を実現している。2025年12月末時点で、グループ全体で11棟(当社1棟、子会社10棟)の「アンジェス」を自社保有し、オーナー依存リスクを低減。外部オーナー向けの建築請負も行い、収益源を多様化している。
介護保険と生活支援オプションの組み合わせで料金負担を軽減
サービス付き高齢者向け住宅では、入居者は介護保険の訪問介護を限度額まで利用し、超過分を有償の生活支援サービスで補う。これにより、介護保険の10割負担となる場合と比較して、同一サービスを低価格で受けられる料金体系を実現。例えば、要介護3の入居者の場合、区分支給限度基準額(2019年改定時27,048単位)を超えた部分の負担増を抑えられる。こうした仕組みは、特養入所待機者層を主な顧客とする戦略と合致し、長期入居の継続を後押ししている。
36拠点・11都府県に広がるドミナント展開と高稼働率
2025年12月末時点で、京都・滋賀を中心に岡山、静岡、兵庫、愛知、神奈川、岐阜、大阪、栃木、東京の11都府県で36棟1,210室を運営。開設後1年以上経過した拠点の平均稼働率は96.5%と高い。新規拠点開設時には自社営業部隊を投入し、紹介会社に頼らずケアマネージャーやソーシャルワーカーとの関係を構築。また、入居者の状態を定期的に報告することで紹介元との信頼を維持し、紹介受入件数を積み上げている。
業界の中での役割は高齢者住宅・介護サービスのワンストッププロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 介護事業 | 48億円 | 98.0% | 1億円 | 2.1% |
| 不動産事業 | 1億円 | 2.0% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01介護事業主力
高齢者住まい法に基づくサービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」の運営、および介護保険法に基づく訪問介護、居宅介護支援、訪問看護等を提供。要介護2~3の特養入所待機者層を主な顧客とし、看取りまで対応する。
看取り率51.2%(全国平均38.2%)
- サービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」
- 介護と医療の両面を支援するハイブリッド型の高齢者住宅。状況把握サービスや生活相談を必須とし、生活支援サービスと食事提供を行う。
- 訪問介護サービス「ケアステーションあんじぇす」
- 入居者に対し身体介助や生活援助を提供。スタッフが住宅スタッフを兼務し24時間の見守りを行う。
- 訪問看護サービス「訪問看護ステーションルーチェ」
- 医療的ケアが必要な入居者に看護を提供。終末期ケアやホスピスケアを担い、介護と看護の連携でQOLを支援。
- 居宅介護支援「ケアプランセンターえんじゅ」
- ケアマネジャーがケアプランを作成し、介護保険サービスの利用を支援。入居者の状態を把握し、長期の生活設計を提案。
02不動産事業準主力
サービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」の設計・建築・保有を行う。オーナー向けに建築請負を提供し、自社保有も推進。
- サービス付き高齢者向け住宅の設計・建築
- 29室・50室モデルに特化し、介護導線や設備配置の改善ノウハウを蓄積。木造寄宿舎扱いで相続税対策に有効。
製品と技術
サービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」
「アンジェス」は高齢者住まい法に基づくサービス付き高齢者向け住宅で、賃貸借契約により入居する「住宅系」施設。必須サービスとして状況把握(安否確認)と生活相談を提供し、その上に訪問介護・訪問看護・食事提供を組み合わせる。居室は個室で、介護が必要な方向けに設計。標準モデルは29室または50室で、2023年以降は訪問看護併設の大型拠点(69室)も展開。2025年12月末時点で全36棟のうち4棟が看護併設型。入居者の主たる対象は要介護2〜3程度で、看取りまで対応する。
訪問看護と看取りケアの体制
訪問看護事業所「訪問看護ステーションルーチェ」は、サービス付き高齢者向け住宅内に併設され、終末期ケアのホスピス機能を担う。看護師が医師の指示書に基づき医療保険・介護保険の訪問看護を提供。痛みや苦しみを和らげる緩和ケアを行い、状態把握・経過観察を実施する。看取りは、本人・家族・訪問診療医の合意のもと、積極的延命措置を行わず、当社スタッフが生活支援を担うことで成り立つ。2023年以降の新規開設拠点では看護併設が標準となり、医療依存度の高い入居者の受け入れを拡大している。
訪問介護と居宅介護支援の連携モデル
訪問介護事業所「ケアステーションあんじぇす」のスタッフは、サービス付き高齢者向け住宅のスタッフを兼務し、24時間を通じて入居者の生活を支援。これにより、利用者の些細な変化を早期に把握し、家族や医療従事者へ情報提供できる。居宅介護支援事業所「ケアプランセンターえんじゅ」では、ケアマネージャーが入居者の生活環境や時間帯を把握した上でケアプランを作成。外部のケアマネージャーが担当する場合もあるが、当社のケアマネージャーは施設のサービス内容を熟知しており、介護保険と有償サービスを組み合わせた費用対効果の高いプラン設計が可能。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 介護事業看取り率51.2%(全国平均38.2%)
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
人材派遣で中小特化、利益率低く競争激化
同社は人材派遣・紹介を主力とするサービス業に属する。売上高は40億円台と小規模で、業界内ではジンジブやダイブなどの同規模企業と競合するが、大手上場企業に比べ市場シェアは低い。営業利益率は4%台と低めで、2025/12期は改善見込み。差別化は限定的で、価格競争にさらされやすいポジションにある。
強み
- 中小企業向け人材サービスに特化し、大手が手掛けにくい領域で一定の需要を確保している。
- リピート率が高く、既存顧客からの継続受注により安定的な収益源を確保している。
- 本社機能を最小限に抑え、派遣スタッフの管理コストを削減することで利益率を維持。
- 人手不足の社会背景から、人材サービスの需要は中長期的に安定している。
課題
- 営業利益率が4%と低く、競争激化でさらに低下するリスクがある。
- 売上高が小さく、大口案件獲得やシステム投資で大手に劣後する。
- サービス内容が競合と類似しており、価格以外での優位性を打ち出しにくい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がT.S.I
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4760アルファ | 14億円 | 8.9倍 |
| 2 | 9213セイファート | 14億円 | — |
| 3 | 9331キャスター | 14億円 | — |
| 4 | 7362T.S.I | 13億円 | 9.1倍 |
| 5 | 9330揚羽 | 13億円 | — |
| 6 | 7093アディッシュ | 13億円 | 26.4倍 |
| 7 | 6579ログリー | 13億円 | — |
| 8 | 2459アウンコンサルティング | 13億円 | — |
| 9 | 6786RVH | 12億円 | 41.0倍 |
| 10 | 7363ベビーカレンダー | 12億円 | 38.0倍 |
| 11 | 9241フューチャーリンクネットワーク | 11億円 | 22.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
訪問看護事業から出発した2010年の創業
2010年2月、京都市西京区に資本金1,000万円で株式会社T.S.Iを設立。社名は「Terminalcare Support Institute」の略で、終末期ケアの支援を掲げる。同年5月、訪問看護事業を開始し、第一号拠点として「訪問看護ステーションえんじゅ桂」を開設。当初から在宅看取りを見据えた事業構想を持ち、看護サービスを基盤に据えた。
介護保険サービスと住宅事業への多角化(2012〜2013年)
2012年12月に訪問介護事業(ケアステーションえんじゅおごと)、2013年1月に居宅介護支援事業(ケアプランセンターえんじゅおごと)を開始し、介護保険下のサービスを拡充。同年3月には初のサービス付き高齢者向け住宅「アンジェスおごと」(滋賀県大津市)の運営を開始。これにより、住まいと介護を一体的に提供するビジネスモデルの原型ができる。さらに同年10月には京都府亀岡市へ進出。
建築子会社の取得とグループの一体化(2015〜2017年)
2015年11月、サービス付き高齢者向け住宅の設計・建築を手掛ける株式会社北山住宅販売の株式を取得し子会社化。2017年5月には追加取得により完全子会社とした。これにより、当社グループは住宅の設計・建築から運営までの一気通貫体制を確立。以後、新規開設時には子会社が建設を担当し、品質とコストの管理を内部化している。
東海・関西を超えたエリア拡大と株式上場(2016〜2021年)
2016年9月に静岡県、2018年10月に兵庫県、2020年6月に愛知県、同年11月に神奈川県へ進出し、営業エリアを拡大。2021年3月、東京証券取引所マザーズに上場。上場時の信用力を背景に、土地オーナーとの一括借上契約の交渉力を高め、開設ペースを加速。2022年4月には市場区分見直しによりグロース市場へ移行した。
大型拠点と訪問看護併設型への転換(2023〜2024年)
2023年7月、初の訪問看護併設型「アンジェス彦根河瀬」を開設。従来の「介護特化型」から、医療ケアも手掛ける「ハイブリッド型」へと新規開設の基本スタイルを変更。2024年3月には栃木県へ進出。大型拠点では69室モデルを採用し、1棟当たりの収益性を向上。同時に、特定技能外国人材の受け入れや自社システム「CareMaster」の導入など、人材確保と業務効率化にも着手した。
名古屋証券取引所上場と首都圏への本格進出(2025年)
2025年3月、東京都八王子市に「アンジェス八王子」を開設し首都圏へ本格進出。同年10月には名古屋証券取引所メイン市場に上場し、資金調達手段を拡充。2025年12月末時点の拠点数は36棟、居室数1,210室に達した。売上高は48.86億円と前年比3.8%増加したが、新規開設に伴う先行費用や建築コスト高騰の影響で営業利益は40百万円と73%減少している。
年表22件を開く
2010年代
- 2010年2月創業京都市西京区にて、訪問看護事業を営むことを目的に当社を設立(資本金10,000千円)
- 2010年5月訪問看護事業を開始し、「訪問看護ステーションえんじゅ桂」(京都市西京区)開設
- 2012年12月訪問介護事業を開始し、「ケアステーションえんじゅおごと」(滋賀県大津市、現「ケアステーションあんじぇすおごと」)開設
- 2013年1月居宅介護支援事業を開始し、「ケアプランセンターえんじゅおごと」(滋賀県大津市)開設
- 2013年3月サービス付き高齢者向け住宅事業を開始し、「アンジェスおごと」(滋賀県大津市)運営開始
- 2013年10月サービス付き高齢者向け住宅として京都府へ進出「アンジェス亀岡」(京都府亀岡市)運営開始
- 2014年11月サービス付き高齢者向け住宅として岡山県へ進出「アンジェス中庄」(岡山県倉敷市)運営開始
- 2015年11月M&A株式会社北山住宅販売(現 連結子会社)の株式を取得し子会社化
- 2016年9月サービス付き高齢者向け住宅として静岡県へ進出 初の44室モデルとなる「アンジェス浜松中沢」(浜松市中央区)運営開始
- 2017年5月M&A株式会社北山住宅販売(現 連結子会社)の株式を追加取得し完全子会社化
- 2018年10月サービス付き高齢者向け住宅として兵庫県へ進出「アンジェス姫路」(兵庫県姫路市)運営開始
- 2019年12月初の69室モデルとなる「アンジェス加古川」(兵庫県加古川市)運営開始
2020年代
- 2020年6月サービス付き高齢者向け住宅として愛知県へ進出「アンジェス一宮奥町」(愛知県一宮市)運営開始
- 2020年11月サービス付き高齢者向け住宅として神奈川県へ進出「アンジェス相模原」(相模原市緑区)運営開始
- 2021年3月上場東京証券取引所マザーズに上場
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2022年8月サービス付き高齢者向け住宅として岐阜県へ進出「アンジェス岐阜岩地」(岐阜県岐阜市)運営開始
- 2022年11月サービス付き高齢者向け住宅として大阪府へ進出「アンジェス枚方」(大阪府枚方市)運営開始
- 2023年7月「アンジェス彦根河瀬」(滋賀県彦根市)運営開始 当社初の訪問看護併設型のアンジェスを開設
- 2024年3月サービス付き高齢者向け住宅として栃木県へ進出「アンジェス宇都宮砥上」(栃木県宇都宮市)運営開始
- 2025年3月サービス付き高齢者向け住宅として東京都へ進出「アンジェス八王子」(東京都八王子市)運営開始
- 2025年10月上場名古屋証券取引所メイン市場に上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 新規開設居室数年間150室
- 稼働率96.5%(開設後1年以上経過拠点平均、第16期連結会計年度末実績)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
一気通貫サービスとドミナント展開
設計・建築から運営まで一貫したサービスを提供し、各地域でドミナント展開を進める。自社営業部隊で新規拠点開設時の稼働率向上に注力。
- 02
訪問看護併設モデルによる収益性向上
2023年より訪問看護事業所を併設した拠点を開設し、1棟あたりの付加価値と収益性を向上させる。関東やドミナントエリアで複数開設予定。
- 03
年間150室の新規開設目標
毎年の新規開設居室数150室を目標に、株式会社保有不動産販売での安定受注と他社提携により運営棟数を増加。
- 04
人材確保と育成強化
拠点責任者や介護有資格者の採用・配置を強化し、待遇改善や資格取得助成、全国転勤可能な社員募集などで人員体制を整備。
- 05
リスク管理・コンプライアンス徹底
高齢者虐待防止のため、リスク・コンプライアンス委員会での対策検討、虐待防止研修の実施など、スタッフ教育と内部管理体制を強化。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で511人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は444万円で、5期前と比べて+20.9%。平均年齢は45.5歳、平均勤続年数は3.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 368 | 45.8 | 2.6 | 267 | — |
| 2021年12月 | 369 | 44.3 | 2.7 | 336 | — |
| 2022年12月 | 384 | 44.7 | 3.0 | 389 | — |
| 2023年12月 | 386 | 44.8 | 2.8 | 425 | — |
| 2024年12月 | 430 | 45.5 | 3.0 | 451 | 44 |
| 2025年12月 | 444 | 45.5 | 3.0 | 511 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は49億円、営業利益は0億円。前期と比べると増収減益で、売上が+4.3%、利益が-100.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 60億円 | 49億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 0億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥15 | ¥15 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は29億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+26.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年2Q | 12 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年3Q | 10 | 1 | 10.0 | 0 |
| 2023年4Q | 12 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 11 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 25 | 2 | 8.0 | 1 |
| 2025年2Q | 23 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 26 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年2Q | 29 | 1 | 3.4 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2016年12月期からの10期で、売上は7億円から49億円へ7.0倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。売上は9期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| サービス付き高齢者向け住宅として静岡県へ進出 初の44室モデルとなる「アンジェス浜松中沢」(浜松市中央区)運営開始 | |||||
| 2016年12月 | 7 | — | 0 | — | 0 |
| 株式会社北山住宅販売(現 連結子会社)の株式を追加取得し完全子会社化 | |||||
| 2017年12月 | 12 | — | 0 | — | 0 |
| サービス付き高齢者向け住宅として兵庫県へ進出「アンジェス姫路」(兵庫県姫路市)運営開始 | |||||
| 2018年12月 | 22 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年12月 | 24 | — | 1 | — | 1 |
| サービス付き高齢者向け住宅として愛知県へ進出「アンジェス一宮奥町」(愛知県一宮市)運営開始 | |||||
| 2020年12月 | 29 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに上場 | |||||
| 2021年12月 | 34 | — | 2 | — | 1 |
| サービス付き高齢者向け住宅として岐阜県へ進出「アンジェス岐阜岩地」(岐阜県岐阜市)運営開始 | |||||
| 2022年12月 | 41 | — | 2 | — | 2 |
| 「アンジェス彦根河瀬」(滋賀県彦根市)運営開始 当社初の訪問看護併設型のアンジェスを開設 | |||||
| 2023年12月 | 43 | — | 2 | — | 1 |
| サービス付き高齢者向け住宅として栃木県へ進出「アンジェス宇都宮砥上」(栃木県宇都宮市)運営開始 | |||||
| 2024年12月 | 47 | 2 | 2 | 4.3 | 1 |
| 名古屋証券取引所メイン市場に上場 | |||||
| 2025年12月 | 49 | 0 | 1 | 0.0 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高49億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金87.8%43億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.2%6億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは−7億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は12億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 2019年12月 | 2 | −4 | 3 | −2 | 4 |
| 2020年12月 | 1 | −1 | −1 | 0 | 4 |
| 2021年12月 | 5 | −5 | 5 | 0 | 9 |
| 2022年12月 | 8 | −5 | −1 | 3 | 11 |
| 2023年12月 | 2 | −8 | 9 | −6 | 14 |
| 2024年12月 | 3 | −11 | 5 | −8 | 11 |
| 2025年12月 | 3 | −10 | 8 | −7 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2025年12月期の総資産は58億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は24.4%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 3 | 0 | 3 | 8.1 |
| 2017年12月 | 4 | 0 | 4 | 0.1 |
| 2018年12月 | 15 | 1 | 14 | 3.8 |
| 2019年12月 | 21 | 1 | 20 | 6.5 |
| 2020年12月 | 21 | 2 | 19 | 11.5 |
| 2021年12月 | 29 | 9 | 20 | 32.2 |
| 2022年12月 | 30 | 11 | 19 | 35.8 |
| 2023年12月 | 41 | 12 | 29 | 29.1 |
| 2024年12月 | 48 | 13 | 35 | 27.5 |
| 2025年12月 | 58 | 14 | 44 | 24.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中349位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中493位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥871で、1年前と比べて+4.8%。過去52週の値幅のなかでは47%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.1倍 |
| PER (会社予想) | 10.7倍 |
| PBR | 0.93倍 |
| 配当利回り | 1.72% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
7/3終値823円、前日比-6.1%と急落。1ヶ月では7%下落。25日線(851.84円)を-3.4%下回る。75日線(827.17円)も下回る。52週高値1019円からは大幅下落。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ785人。区分でいちばん多いのは個人・その他で90.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が1.6%を占め、残る98.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 100.0 | 88.8 | 93.9 | 92.1 | 89.3 | 90.0 |
| 証券会社 | — | 7.9 | 3.2 | 2.4 | 6.3 | 7.5 |
| 事業法人 | — | 1.5 | 1.6 | 4.4 | 1.5 | 1.5 |
| 自己株式 | — | — | — | 1.5 | 1.2 | 0.8 |
| 外国法人 | — | 0.6 | 0.5 | 0.6 | 1.9 | 0.8 |
| 外国人個人 | — | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.9 | 0.1 |
| 金融機関 | — | 1.1 | 0.9 | 0.5 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 北山忠雄 | 32.58 |
| 02 | 北山優吾 | 8.45 |
| 03 | 北山雄三 | 6.56 |
| 04 | 北山千賀子 | 6.52 |
| 05 | 北山裕美 | 6.52 |
| 06 | 株式会社SBI証券 | 3.03 |
| 07 | 水元公仁 | 2.80 |
| 08 | 楽天証券株式会社 | 2.03 |
| 09 | 寺田英司 | 1.32 |
| 10 | 鈴木愛実 | 1.13 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-09北山 忠雄変更報告29.19%-3.40pt
- 2026-05-29北山 忠雄新規の大量保有報告29.19%-3.40pt
- 2026-05-29北山 裕美新規の大量保有報告3.26%-3.28pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で−97%、1株純資産は10期で−65%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 2,140 | 2,640 | 136.4 | — |
| 2017年12月 | −1,234 | 22 | — | — |
| 2018年12月 | 64 | 48 | 403.6 | — |
| 2019年12月 | 62 | 110 | 79.0 | — |
| 2020年12月 | 83 | 193 | 54.9 | — |
| 2021年12月 | 94 | 607 | 23.7 | 24.6 |
| 2022年12月 | 103 | 710 | 15.7 | 20.6 |
| 2023年12月 | 83 | 789 | 11.1 | 14.5 |
| 2024年12月 | 83 | 877 | 9.9 | 12.2 |
| 2025年12月 | 54 | 930 | 6.0 | 14.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額111百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 北山忠雄 | 代表取締役 社長 | 71 |
| 北山優吾 | 専務取締役 | 41 |
| 三宅裕介 | 取締役 管理部長 | 37 |
| 髙岡まり子 | 取締役 居宅介護支援部長 | 64 |
| 金澤光司 | 取締役 | 51 |
| 吉田誠司 | 取締役 | 61 |
| 日原直人 | 常勤監査役 | 67 |
| 松室伸二 | 監査役 | 77 |
| 武田久美 | 監査役 | 55 |
| 天生目理香 | 取締役 訪問看護部長 | 55 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 93 | 2 | 95 | 24 |
| 社外監査役 | 3 | 9 | — | 9 | 3 |
| 社外取締役 | 2 | 7 | — | 7 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容12,233字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,957字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,818字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,519字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第17期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-26
- 半期報告書半期報告書-第16期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-31
- 半期報告書半期報告書-第15期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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