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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ハウテレビジョン

Howtelevision,Inc7064 · Standard · サービス業

難関大学生向け就活プラットフォーム「外資就活ドットコム」と若手ハイクラス向け「外資就活ネクスト」を運営。採用代行サービスとCtoC質問箱「mond」も展開するキャリア支援企業。

概要

ハウテレビジョンは、2010年に東京都練馬区で設立されたプラットフォーム事業会社である。プロフェッショナル志向の学生・若手社会人を対象としたキャリアプラットフォーム「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」、採用代行(RPO)サービス、そしてCtoC型の知見共有プラットフォーム「mond」を運営する。2019年4月に東証マザーズに上場し、2026年1月期の売上高は25.6億円、営業利益2.5億円、従業員78名(連結)。

大学生向け新卒プラットフォーム「外資就活ドットコム」の収益構造

「外資就活ドットコム」は、国内・海外の難関大学に在籍する学生を会員とする新卒向けリクルーティングプラットフォームである。会員は無料で登録し、求人情報・コンテンツ・イベントを利用できる。収益は採用企業から得られ、企業情報の掲載料や会員へのアプローチ権限の販売など、複数のサービスを組み合わせた課金が主体である。登録会員の志望企業は外資系コンサル・金融が上位を占め、同社は他社競合との差別化を図っている。2026年1月期の累積取引社数は1,088社、累積会員数は705,475人に達した。

若手社会人向け中途プラットフォーム「外資就活ネクスト」の二つの収益源

「外資就活ネクスト」は、若手社会人を対象とする中途向けプラットフォームである。新卒サービスからの会員誘導により、多くの会員が「外資就活ドットコム」出身者で構成され、キャリアアップ志向の高い層を確保している。収益は二種類ある。一つは採用企業からのシステム基本利用料や成功報酬による「ダイレクト・リクルーティング」、もう一つは人材エージェントからの転職成功報酬である。2024年2月には新設分割により同事業をLiiga株式会社に承継したが、2025年1月に吸収分割で再び自社に統合するなど、事業構造の整理を経ている。

採用代行(RPO)サービスとログリオの補完関係

採用代行(RPO)サービスは、2024年4月に株式取得により連結子会社化した株式会社ログリオが提供する。エンジニア採用領域に特化し、ダイレクト・リクルーティングの戦略設計やスカウト代行を中心としたコンサルティングサービスを顧客に提供する。同社の新卒・中途プラットフォームが広範な人材層をカバーするのに対し、RPOは専門性の高いエンジニア採用領域を補完し、両者の事業領域は相互にシナジーを生む。RPOサービスは、法人顧客向けの総合的な人材ソリューションとして位置づけられている。

知見共有プラットフォーム「mond」と米国展開への挑戦

「mond」は、クリエイターや専門家などがフォロワーから匿名で質問を受け取り、メッセージを送受信できるCtoCプラットフォームである。画像・音声・動画メッセージ、応援ギフト(投げ銭)、スーパーレター、月額メンバーシップなどの機能を搭載し、ユーザー自身が収益化できる仕組みを持つ。LIFEプラットフォーム(toB)と異なり、収益源はユーザーからの課金(toC)である。2025年2月には米国デラウェア州にmond, Inc.を設立し、英語圏への本格展開を開始した。2025年12月には月間アクティブユーザー数が初めて1,500万人を突破し、累計質問数は500万件を超える。

業界の中での役割は人材採用市場において、優秀な学生・若手と企業をつなぐリクルーティングメディア・プラットフォーム事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
26億円
営業利益
3億円
営業利益率
11.5%
純利益
1億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01新卒採用主力

難関大学の学生を対象とした「外資就活ドットコム」を運営。外資系企業や国内の難関企業の採用情報を掲載し、登録学生へ企業からのアプローチを提供。採用企業から掲載料やアプローチ権利用料を得る。

主な製品・サービス1
外資就活ドットコム
難関大学生向けの就活プラットフォーム。選ばれた企業の求人・インターン情報を掲載し、学生は無料で利用できる。

02若手転職主力

トップ企業で働く若手ハイクラス層向けに「外資就活ネクスト」を運営。スカウト、求人、エージェント口コミなどの転職サービスを提供し、採用企業や転職エージェントから成功報酬を得る。

主な製品・サービス1
外資就活ネクスト
若手社会人向けの転職プラットフォーム。ダイレクト・リクルーティングと転職エージェントの2つの収益源がある。

03採用支援準主力

連結子会社ログリオが、エンジニア採用領域に特化したRPO(採用代行)サービスを提供。採用戦略設計やスカウト代行を中心にコンサルティングを行う。

主な製品・サービス1
RPOサービス
採用プロセスの一部または全体をアウトソーシングするサービス。エンジニア採用の戦略設計から実行までを支援。

04CtoC知見共有副次

新型質問箱サービス「mond」を展開。クリエイターや専門家がフォロワーから匿名で質問を受け取り、収益化できる。米国法人mond, Inc.を設立し英語圏市場にも進出。

主な製品・サービス1
mond
匿名質問箱機能に加え、応援ギフトや月額メンバーシップなど収益化機能を備えたCtoCプラットフォーム。

製品と技術

新卒向け「外資就活ドットコム」の差別化要因と課金体系

「外資就活ドットコム」は、プロフェッショナル志向の強い難関大学生に特化したプラットフォームである。同社は無差別に求人を掲載せず、厳選した採用企業(外資系や入社難易度の高い国内企業)のみを扱うことで、会員にとっての価値を維持している。収益は採用企業からの販売が中心で、企業情報掲載や会員へのアプローチ権限などを組み合わせたサービスとして提供される。2026年1月期の累積会員数は70万人超、累積取引社数は1,088社に達する。また、同プラットフォーム内では、「AI ES ビルダー」や「就活コパイロット」といった学生支援ツールも提供されている。

中途向け「外資就活ネクスト」のダイレクト・リクルーティングとエージェントモデル

「外資就活ネクスト」は、若手社会人を対象とし、転職サービスとしてスカウト・求人検索・エージェント口コミ評価を備える。収益は二つの流れから成る。第一に、採用企業が直接会員にアプローチする「ダイレクト・リクルーティング」で、システム基本利用料と成約時の成功報酬を得る。第二に、人材エージェントが会員を顧客企業に紹介した場合の「転職エージェント」成功報酬である。同プラットフォームは「外資就活ドットコム」の内定者・卒業者を取り込むことで、キャリアアップ志向の高い若手ハイクラス層の会員基盤を形成している。2025年度には「外資就活ネクストPITCH」を開催し、延べ700名が参加した。

新型質問箱「mond」のCtoC収益化機能とグローバル展開

「mond」は、匿名で質問を受け取り、画像・音声・動画などのメッセージで回答できるCtoCプラットフォームである。主な機能として、応援ギフト(投げ銭)、スーパーレター、月額メンバーシップがあり、ユーザー自身が収益を得られる仕組みを持つ。同社の他の事業(toB)とは異なり、収益源はユーザー課金(toC)である。2025年2月に米国でmond, Inc.を設立し、英語圏展開を本格化。2025年9月に累計質問数500万件、同年12月には月間アクティブユーザー数1,500万人を達成した。同社はこのサービスを事業ポートフォリオ多様化の柱と位置づけ、開発を加速している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

採用支援AI特化で高成長、収益性高い

当社は採用支援サービスを提供する企業で、同業他社にはジンジブやマテリアルグループがいるが、AIを活用した画期的なサービスで差別化を図っている。売上高は2026年1月期に26億円と前期比18%増加し、営業利益率は11.54%と高水準を維持している。業界内では、中小規模ながら高い成長性と収益性を誇り、特にテクノロジーを活用した採用プラットフォームとして独自の地位を築いている。ライバル企業と比較して、売上規模は小さいものの、効率的なビジネスモデルにより利益率で優位に立つ。今後の課題は、市場シェア拡大と大企業向けサービスの強化である。

強み

  • 独自のAI技術を活用し、効率的な採用マッチングを実現。
  • 売上高が年率20%近く成長しており、市場での存在感を高めている。
  • 営業利益率が10%を超え、収益性が非常に高い。
  • 業界に先駆けたサービスで、顧客の採用課題を解決。

課題

  • 売上高がまだ小さく、スケールメリットを出すことが課題。
  • 同様のAI採用サービスが増えており、差別化が急務。
  • 大企業への販売実績が少なく、営業力強化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がハウテレビジョン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 20件

外資就活ドットコムのローンチと本社移転を繰り返した創業期

2010年2月、東京都練馬区貫井で資本金400万円の会社として設立された。同年4月、リクルーティングプラットフォーム「外資就活ドットコム」をリリースし、事業を開始する。成長に伴い、2011年12月に東京都港区六本木へ、2012年8月に渋谷区渋谷二丁目へ、さらに2014年1月に渋谷三丁目へと、短期間で4回の本社移転を経験した。この間、2011年3月には資本金650万円へ増資し、2014年2月にはスマートフォンアプリ版をApp StoreとGoogle Playで公開するなど、基盤を固めた。

若手社会人向け「Liiga」の投入とDSPサービス開始

2015年10月、資本金5,650万円に増資。2016年2月、若手社会人のキャリアアップ支援サービス「Liiga」をリリースし、中途採用市場に参入する。2017年11月には、広告配信プラットフォーム「Elite Youth Recruiting DSP」の運営管理を通じたDSPサービスを開始。これにより、自社プラットフォームの会員データを活用した広告配信が可能となった。2018年4月には、これら三つのサービス(外資就活ドットコム、Liiga、DSP)を組み合わせた統合広告商品「Elite Youth Marketing Platform」を発表し、事業の拡張を図った。

東証マザーズ上場とコロナ禍を経た事業再編

2019年4月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。2020年6月、本社を東京都港区赤坂に移転。2022年4月の市場再編に伴い、グロース市場に移行した。上場後も売上高は拡大(2019年1月期7億円→2022年1月期11億円)したが、2021年1月期には純損失2億円を計上するなど、成長投資の影響を受けた。2024年2月、新設分割により中途採用プラットフォーム事業をLiiga株式会社(現連結子会社)に承継。同年4月には株式会社ログリオの全株式を取得し、RPOサービスをグループに取り込んだ。

Liiga事業の再統合と米国子会社設立、スタンダード市場へ

2025年1月、吸収分割により、前年2月に切り出した中途採用プラットフォーム事業を再び自社に承継し、グループ構造を整理。同年2月、米国デラウェア州にmond, Inc.を設立し、知見共有プラットフォーム「mond」のグローバル展開に着手する。2026年2月には再び本社を東京都港区六本木に移転し、同時に東京証券取引所のスタンダード市場へ上場市場区分を変更した。2026年1月期の売上高は25.6億円、営業利益2.5億円と成長を継続する一方、のれん減損などにより当期純利益は96百万円に減少した。

年表20件を開く

2010年代

  • 2010年2月創業東京都練馬区貫井において、キャリアプラットフォーム運営事業(現 プラットフォーム事業)を主たる目的として、当社設立(資本金400万円)
  • 2010年4月リクルーティング・プラットフォーム「外資就活ドットコム」をリリース
  • 2011年3月資本金650万円に増資
  • 2011年12月東京都港区六本木に本社移転
  • 2012年8月東京都渋谷区渋谷二丁目に本社移転
  • 2014年1月東京都渋谷区渋谷三丁目に本社移転
  • 2014年2月スマートフォンアプリ「外資就活ドットコム」をApp Store及びGoogle Playにてリリース
  • 2015年10月資本金5,650万円に増資
  • 2016年2月若手社会人のキャリアアップ支援サービス「Liiga」をリリース
  • 2017年11月広告配信プラットフォーム「Elite Youth Recruiting DSP」の運営管理を通じたDSPサービスを開始
  • 2018年4月「外資就活ドットコム」「Liiga」と「Elite Youth Recruiting DSP」を組み合わせた広告商品「Elite Youth Marketing Platform」をリリース
  • 2019年4月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2020年代

  • 2020年6月東京都港区赤坂に本社移転
  • 2022年4月東京証券取引所の株式市場再編に伴い、東京証券取引所グロース市場に移行
  • 2024年2月新設分割により中途採用プラットフォーム事業をLiiga株式会社(現連結子会社)に承継
  • 2024年4月M&A株式会社ログリオの全株式を取得し、同社を連結子会社化
  • 2025年1月吸収分割により連結子会社Liiga株式会社の中途採用プラットフォーム事業を当社に承継
  • 2025年2月mond, Inc.(現連結子会社)を米国デラウェア州に設立
  • 2026年2月東京都港区六本木に本社移転
  • 2026年2月上場東京証券取引所スタンダード市場に上場市場区分を変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    サービスの拡張とコンテンツ充実

    「外資就活」「外資就活ネクスト」「mond」の各プラットフォームで、会員へのバリュー向上と採用企業への優秀な人材提供のため、プロダクト開発やマーケティングに経営資源を投入し、新しいサービスやコンテンツを継続的に展開する。

  2. 02

    認知度向上のためのPR・集客

    「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」の認知度を高めるため、効果的なPR活動とユーザー集約体制の整備を進め、会員数や取引社数などの指標拡大を図る。

  3. 03

    事業ポートフォリオの多様化

    中長期的成長のため、新規サービス「mond」のCtoCプラットフォーム開発と収益化を加速し、グローバル展開も視野に米国子会社を設立。M&A投資ガイドラインに基づき、既存事業とのシナジーや収益性を考慮した外部成長機会も追求する。

  4. 04

    優秀な人材の確保と育成

    システム開発・営業部門などで優秀な人材を中途採用で確保し、ミッションに共感する人材を採用。人事諸制度の構築によりモチベーション向上と組織体制強化、適正な人員配置を実施する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で78人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は851万円で、6期前と比べて+37.5%平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は3.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年1月61933.32.237
2021年1月67533.82.056
2022年1月69433.92.359
2023年1月70134.22.754
2024年1月73434.82.866
2025年1月72634.32.781494
2026年1月85135.53.378385

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 2 / 海外 1、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
新本社 — 東京都港区365百万円
旧本社 — 東京都港区176百万円
主な関係会社
  • 国内
    Liiga株式会社(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ログリオ(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    mond, Inc.
    米国 ジョージア州 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は26億円営業利益3億円前期と比べると増収減益で、売上が+18.2%、利益が-25.0%。

売上高
+18.2%
26億円
営業利益
-25.0%
3億円
純利益
-50.0%
1億円
営業利益率
11.5%
前期比 -6.6%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は12億円、営業利益は0億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q41
2024年1Q3−1−33.30
2024年2Q6350.02
2024年3Q5120.00
2024年4Q41
2025年1Q400.00
2025年2Q7342.92
2025年4Q1119.10
2026年2Q14321.42
2026年4Q1200.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2016年1月期からの11期で、売上は3億円から26億円へ8.7倍に増えた。直近期の営業利益率は11.5%。売上は9期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2016年1月300
2017年1月300
2018年1月400
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2019年1月711
2020年1月810
2021年1月9−2−2
2022年1月1101
2023年1月1543
株式会社ログリオの全株式を取得し、同社を連結子会社化
2024年1月1843
mond, Inc.(現連結子会社)を米国デラウェア州に設立
2025年1月224418.22
東京証券取引所スタンダード市場に上場市場区分を変更
2026年1月263211.51

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高26億円のうち、営業利益として残るのは3億円11.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金23.1%6億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金69.2%18億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.5%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
76.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.0pt
11.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
3.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.7pt
7.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
17.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2026年1月期は営業CFが3億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は15億円で、売上の6.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年1月00001
2018年1月10012
2019年1月10012
2020年1月1−1204
2021年1月−2−23−43
2022年1月1−1−103
2023年1月5−1−146
2024年1月4−15314
2025年1月4−30116
2026年1月3−2−2115

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2026年1月期の総資産は27億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は52.3%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年1月31227.4
2017年1月21129.9
2018年1月21138.1
2019年1月31247.5
2020年1月65176.9
2021年1月73440.6
2022年1月84448.8
2023年1月117466.7
2024年1月1910954.7
2025年1月24131055.8
2026年1月27141352.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
15億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
9億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
13億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中105位あたり、逆に低いのはROE534社中376位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
11.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥963で、1年前と比べて-25.2%過去52週の値幅のなかでは28%の位置にある。

¥963+0.8%1ヶ月+12.0%1年-25.2%時価総額26億円
過去52週の値幅
安値¥752高値¥1,500

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.6倍
PBR1.71倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日時点で870円と、直近1カ月では0.46%上昇し、横ばい圏で推移しています。25日移動平均線(863.24円)を約0.8%上回り、75日線(847.92円)も上回っており、底堅さが見られます。ただし、52週高値1,500円からは約42%下落しており、長期トレンドは弱気です。200日移動平均線(1,017.44円)を約14.5%下回っており、上値は重い展開です。出来高は全体的に低水準で、個人投資家の売買が中心です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PERが24.9倍で同業界平均23.01倍をやや上回る。PBR1.55倍は平均3.33倍を下回るが、ROE7.1%と収益性は低め。配当利回りは開示なし。売上高は増加しているが、営業利益率は前期18.18%から11.54%へ低下傾向。予想PERの公表がないため、将来の成長性は不透明。総合的にやや割高と判断するが、資産価値は堅実。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.6倍23.4倍
PBR1.71倍3.51倍
ROE7.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

オンライン就活の普及を追い風に売上高は拡大しているが、2025年1月期と2026年1月期の営業利益率は18.18%から11.54%へ低下、純利益も減少見通しで、成長と収益性の両立が争点。強気派は就職情報市場の構造的な成長と、ダイレクトリクルーティングなど新サービスの拡大余地を評価する。弱気派は競争激化による広告費増加や、新卒採用市場の変動でマネタイズが不安定になることを懸念。株価は過去1年で大きく下落しており、市場の期待が収益鈍化を織り込みつつある。

プラスに働く材料7
  • オンライン就活の定着

    わざわざ対面でなくオンラインで情報収集する学生が増加

  • 新サービスの拡大

    ブランディング支援や直接採用支援が第二の柱に成長

  • 高い営業利益率

    続く収益構造で投資余力が大きい

  • 売上高が26億円まで3期連続増収通年影響

    売上高は18→22→26億円と拡大。

  • ROE7.1%を維持し黒字基調継続影響

    ROE7.1%を維持。

  • 時価総額24億円の小型成長株継続影響

    時価総額24億円。

  • 株価31.7%下落後のリバウンド不定影響

    1年で株価は31.71%下落し、反発余地。

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    無料サービスや新興プラットフォームの台頭でシェア低下懸念

  • 利益率の低下

    営業利益率が直近2期で低下傾向にあり悪化の可能性

  • 就活市場の変動

    景気悪化で採用意欲が減退すれば掲載需要が縮小

  • 最終純利益が3億円から1億円へ減少通年影響

    純利益は3→2→1億円と連続減益。

  • 営業利益率が18.18%から11.54%へ低下通年影響

    営業利益率は18.18%から11.54%へ。

  • 減益下でもPER24.9倍の評価継続影響

    純利益1億円、PER24.9倍。

  • 外国人保有2.74%と低流動性継続影響

    外国人持株比率2.74%と低い。

次の決算で確かめる点
掲載企業数
収益の基盤となる企業顧客の増減を確認
インターン予約数
学生の利用活性度を示す主要KPI
営業利益率
競争環境下での収益性の変化を監視

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ437人。区分でいちばん多いのは個人・その他77.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.8%を占め、残る90.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他87.281.480.282.180.877.6
証券会社2.49.39.08.16.99.8
事業法人8.27.91.60.55.26.4
金融機関0.11.03.33.43.4
外国法人1.91.18.15.83.52.2
外国人個人0.20.30.20.20.20.6
自己株式0.00.30.40.50.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01音成 洋介49.25
02音成 恵里9.85
03株式会社くふうカンパニーホールディングス4.99
04株式会社SBI証券4.74
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.39
06楽天証券株式会社共有口2.63
07宮崎 羅貴2.15
08薮谷 直樹1.96
09中村 得郎1.10
10野村證券株式会社1.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-08-06
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    3.87%
    -1.14pt
  • 2026-05-22
    音成 洋介
    新規の大量保有報告
    49.77%
  • 2026-04-30
    音成 洋介
    新規の大量保有報告
    49.77%
  • 2026-04-30
    音成 洋介
    変更報告
    49.77%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で+238%、1株純資産は8期で+257%。直近期のROEは7.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2016年1月−26
2017年1月−13
2018年1月4047.6
2019年1月5714643.5
2020年1月3838714.555.9
2021年1月−184229
2022年1月3114823.426.4
2023年1月10627450.419.2
2024年1月11138633.712.7
2025年1月8948320.612.9
2026年1月365207.134.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/1期の役員報酬は総額147百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
音成洋介代表取締役 社長461,340,000
清水伸太郎取締役437,800
赤池敦史取締役54
奥谷直也取締役(常勤監査等委員)66
森下俊光取締役(監査等委員)52600
小栗久典取締役(監査等委員)56

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31232813344
社外取締役411113
社外監査役3331

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,035字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは「全人類の能力を全面開花させ、世界を変える」をミッションステートメント(経営理念)として、学生や社会人の潜在能力を最大限に引き出すキャリアサービス「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」及び採用代行(RPO)サービス(LIFEプラットフォーム)並びに新型質問箱サービス「mond」(知見共有プラットフォーム)を通じたプラットフォーム事業を展開しております。 (LIFEプラットフォーム) LIFEプラットフォームにおいては、プロフェッショナル志向の強い優秀な難関大学生を対象としたプラットフォーム「外資就活ドットコム」及びトップ企業で活躍する若手ハイクラス層を対象としたプラットフォーム「外資就活ネクスト」の管理運営に加え、当社の連結子会社である株式会社ログリオが提供している採用代行(RPO)サービス等により構成されております。 「外資就活ドットコム」は「世界で挑戦できる人材を育み、未来を創る」をコンセプトに掲げており、主に国内又は国外の難関大学に所属するプロフェッショナル志向の強い優秀な学生の利用を想定した新卒学生向けプラットフォームであります。当社グループが厳選した外資系企業や国内でも入社難易度が高いと目されている企業の採用情報やインターンシップ情報等を掲載することにより、主要な登録会員である新卒学生(以下「登録会員」といいます。)につき毎年これら企業への内定者を多数輩出しております。 登録会員は、無償で「外資就活ドットコム」に登録することができ、求人情報、コンテンツの閲覧や、コミュニティ、イベントへの参加といったプラットフォーム内の豊富なサービスを利用することができます。一方、優秀な学生を採用したいと考える国内外の企業(以下「採用企業」といいます。)に対し、当社グループは「外資就活ドットコム」に企業情報の掲載を行ったり、あるいは登録会員に対しアプローチする権限を与えたりするなど計上基準の異なるサービスを組み合わせにして、当該採用企業から規定の料金を収受することにより、サービスのマネタイズ(収益化)を図っております。 「外資就活ドットコム」に登録する会員は、国内又は国外の難関大学に所属する学生であり、かつ外資系企業や国内でも入社難易度が高いと目されている企業を志望している挑戦志向の高い層が中心であり、このため登録会員の志望企業ランキングにおいては、上位に外資系コンサルティング会社や外資系金融機関が登場するなど、他社競合サービスとは異なる傾向が表れており、この点において、他社競合サービスとの差別化を図るとともに、独自性が強く高付加価値をもったリクルーティング・メディアとしての水準を維持することに貢献しております。 上記のような「外資就活ドットコム」の登録会員の特性を踏まえ、「外資就活ドットコム」では無差別に数多の採用企業の求人情報を掲載することなく、厳選した採用企業のラインナップの掲載を、また、タイムリーで正確な募集情報を掲載することにより、登録会員及び採用企業双方にとって価値あるプラットフォームとして機能しております。 若手社会人向けプラットフォーム「外資就活ネクスト」は、「世界で通用する人材を育み、未来を創る」をコンセプトに、そのコンテンツであるコラム、ケーススタディや業界研究などを通じて登録会員である若手社会人のスキルアップやキャリア観構築をサポートすることを目的としております。同時に、登録会員に対するキャリアの可能性を広げるサービスとして厳選された採用企業やエージェントから直接メッセージが届くスカウトや、求人機能を備えたジョブサーチ、信頼できるエージェントとのマッチングを促進する口コミ評価など、転職サービスとしての機能も備えております。 就職活動を終えた「外資就活ドットコム」の登録会員に対し、内定者向けコンテンツ等を通じて「外資就活ネクスト」への誘導を実施することにより、「外資就活ネクスト」全体の登録会員の多くが「外資就活ドットコム」の登録会員出身者で占められております。この点、採用企業にとっては、キャリアアップ志向の高い若手ハイクラス層にアプローチできることが当サービスの何よりの強みとなっております。 「外資就活ネクスト」の運営管理に係る当社グループの収益の源泉としては、「ダイレクト・リクルーティング注1」「転職エージェント注2」の2種類があります。「ダイレクト・リクルーティング」の収益は、採用企業に対するシステム基本利用料や転職が実現した場合の成功報酬がこれに該当しております。「転職エージェント」は、「外資就活ネクスト」を利用する人材エージェントより転職成功報酬を収受するものです。 注1 ダイレクト・リクルーティング:採用企業が「外資就活ネクスト」を利用し登録会員を採用するまでの一連のプロセスを指しております。 注2 転職エージェント:人材エージェントが「外資就活ネクスト」を利用し、登録会員を自身の顧客企業等に紹介する一連のプロセスを指しております。 RPO(Recruitment Process Outsourcing注3)サービスは、顧客のエンジニアの採用領域において、ダイレクト・リクルーティングの戦略設計、スカウト代行を中心に、コンサルティング・サービスを提供しております。 当社グループが提供する「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」においては新卒学生や若手社会人全般を対象とする広範なキャリア支援を行う一方、RPOサービスにおいてはエンジニア採用領域という専門性の高い領域に強みを持っていることから、両者の事業領域が補完し合い、当社グループとして、付加価値の高い総合的な人材ソリューションを顧客に提供することが可能になっております。 注3 Recruitment Process Outsourcing:採用プロセスの一部又は全体をアウトソーシングする形態を指しております。 (知見共有プラットフォーム) 上記LIFEプラットフォーム内の事業に加え、当社グループでは事業ポートフォリオの多様化に取り組んでおります。現時点においてプロダクト開発と収益化を積極的に進めているのが、プラットフォームにおける知見共有の運営ノウハウを拡張したCtoCサービスである新型質問箱サービス「mond」であります。 「mond」は、クリエイター、専門家、インフルエンサーなどといった様々な属性を有するユーザーが、フォロワーや知人から匿名で質問を受け取ったり、メッセージを送ったりすることができるプラットフォームであります。「mond」には、画像・音声・動画付きメッセージ、応援ギフト(投げ銭)、スーパーレター、月額メンバーシップといった機能を搭載しており、ユーザー自身が、「mond」内でこれらを活用することにより、収益化を図ることが可能となっております。LIFEプラットフォーム内の事業が法人顧客やエージェント(toB)からの収入が収益源になっているのに対し、「mond」はユーザー(toC)からの収入が収益源になっている点に特徴があります。 また、2025年2月には米国にmond, Inc.を新たに設立し、本格的な英語圏へのサービス展開に着手しております。 以上述べた事項を事業系統図で表すと、以下のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,130字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「全人類の能力を全面開花させ、世界を変える」ことをミッションステートメント(経営理念)としてプラットフォーム事業を展開しております。また、当社グループが大切にしている5つの価値観(five values)と定義して、役職員全員が共有し日々の業務に臨んでおります。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは継続的な事業拡大と企業価値向上のため、売上高、営業利益及びEBITDAを重要指標としております。また、潜在的顧客層の認知拡大の観点から、累積取引社数及び累積会員数を重要な経営指標として重視しております。 (3) 経営環境 当社グループは、学生や社会人の潜在能力を最大限に引き出すキャリアサービス「外資就活」「外資就活ネクスト」及び採用代行(RPO)サービス(LIFEプラットフォーム)並びに新型質問箱サービス「mond」(知見共有プラットフォーム)等を通じたプラットフォーム事業を展開しております。 2026年1月期は、安定的な成長と高い収益性を維持していくため、積極的な投資活動に注力し、戦略的なマーケティング・営業活動による顧客層・顧客数・会員の獲得と単価向上に向けた広告宣伝・販売促進活動を引き続き推進しつつ、グループ全体の中長期的な事業成長を継続するための人的資本の拡充を図ってまいりました。 当社グループを取り巻く経営環境については、2025年12月の有効求人倍率が1.19倍(前年同月は1.25倍。厚生労働省調査)、完全失業率が2.6%(前年同月は2.5%。総務省統計局調査)を記録しており、雇用環境は安定した水準を維持しております。特に専門・技術サービス業や情報通信業といった一部の業種においては労働市場が拡大傾向にあって人手不足感が継続しており、これら業種を中心に求人全体が堅調に推移しております。新卒採用の領域においては、企業の採用スケジュールの前倒し、学生の採用内定時期の早期化、インターンシップの実施企業・参加学生の大幅増加など、多くのメディアで様々な構造の変化が指摘されており、政府が主導して策定するいわゆる「就活ルール」についても選考日程の前倒しを含む見直しの検討に入ったことが報じられております。 このような経営環境下においては、優秀な新卒学生の採用を企業間で競争する状況が促進され企業側が採用予算を多く確保する必要性が生じ、当社グループのサービスを展開していくにあたってもポジティブな材料になるものと考えております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は、以下の項目と認識しております。 ① 当社グループが提供するサービスの拡張及びコンテンツの充実 当社グループは、プラットフォーム事業の領域において「外資就活」「外資就活ネクスト」「mond」等を展開しております。これらのプラットフォームは、学生や若手社会人の就職活動・転職活動支援やキャリアアップ支援やユーザー間の知見共有を目的としている一方、採用企業にとっては、学生や若手社会人にアプローチするための場としての機能も備えております。会員に対しより一層のバリューを提供していくため、また、採用企業に対し一人でも優秀な人材と出会うことができる場であるため、当社グループは、「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」の継続的な拡張及びコンテンツの一層の充実が重要な経営課題であると認識しております。 当社グループは、このような経営課題に対応するため、プロダクト開発やマーケティング等に必要な経営資源を確保し、今後も様々な新しいサービスやコンテンツをこれらのプラットフォーム内で展開してまいります。 ② 「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」の認知度の向上 当社グループは、事業規模拡大のためには、当社グループが管理運営する「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」のさらなる認知度の向上が必要不可欠であると考えておりますが、「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」における会員数、取引社数及び月間アクティブユーザー数といった重要な経営指標は、大手の同業他社のサービスと比較しても、まだまだ拡大の余地があるものと認識しております。当社グループでは今後もPR活動を効果的に実施するとともに、より多くのユーザーが当社グループの運営サイトに集まる体制の整備を進め、「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」の認知度の向上に積極的に取組んでまいります。 ③ 事業ポートフォリオの多様化 当社グループは、「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」を中心としたプラットフォーム事業を展開する一方、中長期的な成長のため、事業ポートフォリオの多様化に取り組んでおります。 とりわけ当連結会計年度においては、新規サービスであるCtoCプラットフォームの形式を採用した新型質問箱サービス「mond」のプロダクト開発及び収益化を積極的に進めてまいりました。また、本サービスは国内のみならずグローバルでの事業展開を視野に入れており、2025年2月、米国にてmond, Inc.を設立いたしました。 また、外部成長機会の観点からは、M&A投資ガイドラインを設け、利益率・成長性の高さや既存事業のシナジー等を踏まえその適否を判断するとともに、アフターM&Aの観点からPMI体制の仕組み化を推し進めております。 今後も、当社グループの中長期的な成長の観点から、新規事業領域についてはプロダクト開発と収益化を加速させ、また、M&Aについても引き続き案件に応じてその実施可否を検討してまいります。 ④ 優秀な人材の確保及び人材育成 当社グループは、今後のさらなる事業拡大を目指すうえで、システムの開発部門及び営業部門等における優秀な人材の確保及びその人材の育成が重要な課題であると認識しております。 人材の確保については、引き続き中途採用活動を実施し、当社グループのミッションステートメントに共感を持つ人材の採用を行ってまいります。人材の育成については、採用した人材のモチベーションを向上させる人事諸制度の構築を行うことで、最大限の実力を発揮できる組織体制の強化及び最適な人員配置を実施してまいります。 ⑤ 社内管理体制の強化 当社グループは、今後のさらなる事業拡大のため、積極的な採用等により役職員を増加させていく方針ですが、組織規模の拡大に応じたさらなる社内管理体制の強化・充実が必要不可欠であります。そのため、管理部門の補強やシステムの強化を引き続き実施してまいります。 ⑥ 技術革新への対応 当社グループが事業展開する領域は、近年の急速な技術革新の恩恵を受け、多角的なサービスが生まれ続けております。当社グループは、技術革新のスピードは今後も不可逆的に進行すると考えており、会員ファーストを念頭に置いた新サービスの展開を常に検討しております。今後の事業展開においても、こうした技術革新への積極的な対応は当社事業の成長に不可欠であり、最新の技術動向のフォロー、役職員への教育等を通じて、会員のニーズにマッチしたサービスの開発を継続してまいります。
事業等のリスク7,644字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) インターネット関連市場について 当社グループはプラットフォーム事業を主力事業としておりますが、当社グループが管理運営する「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」は、インターネットを通じて、顧客である採用企業、エージェントまたは会員等にサービスを提供しております。このため、当社グループの事業の発展のためには、さらなるインターネット関連市場の拡大が必要であると考えております。とりわけインターネットにアクセスするための端末は、スマートフォンの普及及びIoTの進展により多様化の様相を見せております。 当社グループがこのようなインターネット関連市場の事業環境の変化に適切に対応できなかった場合、または、新たな法的規制等によりインターネット関連市場の成長が鈍化した場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 四半期ごとの業績変動について 当社グループのプラットフォーム事業は、新卒学生の就職活動が本格化する時期や採用企業のインターンの募集の時期において登録会員・採用企業のトラフィックが増大し、また当社グループの収益もこの時期に大きく増加する傾向にあります。そのため、当社グループの売上高の成長は、年間を通じて平準化されずに、四半期連結決算の業績が著しく変動する可能性があります。 なお、2026年1月期における売上高、営業損益及びEBITDAは以下のとおりであります。 (単位:千円) 第1四半期 連結会計期間 (自 2025年2月1日 至 2025年4月30日)   第2四半期 連結会計期間 (自 2025年5月1日 至 2025年7月31日)   第3四半期 連結会計期間 (自 2025年8月1日 至 2025年10月31日)   第4四半期 連結会計期間 (自 2025年11月1日 至 2026年1月31日)   連結会計年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日) 売上高   578,549   829,393   492,053   658,122   2,558,118 営業利益又は営業損失(△)   34,703   249,316   △49,407   16,790   251,403 EBITDA   76,352   293,104   2,958   62,987   435,403 (注)EBITDAは、営業損益から調整項目(販売費及び一般管理費に計上された減価償却費・株式報酬費用)を加減し算出しております。 (3) 経営成績の変動について 当社グループの事業領域である人材ビジネス市場は、市場規模が緩やかな拡大を続けていながらも、競合環境、価格動向、景気変動とそれに伴う雇用情勢の変化やビジネスモデルの規制等の影響を受ける可能性があり、将来が不透明な部分が数多く存在します。 このような環境下において、当社グループは事業規模の拡大とサービスの多様化を図るため、これまでの当社グループの事業展開により培ったノウハウを活かして収益性の高い事業の創出に積極的に取り組んでおりますが、想定以上に成果が上がらない場合や予測困難なコスト等の発生に伴い当社グループの事業計画を達成できない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 当社グループのサービスの業績の達成確度に関する不確実性について ① 他社との競合について 当社グループは「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」の管理運営等を通じたプラットフォーム事業を主たる事業領域としておりますが、当事業領域においては大手企業を始めとして多くの事業者が事業の展開をしております。当社グループは、ハイクラス人材の利用を想定したプラットフォームの構築、採用企業の厳選等に取り組み、これら多くの事業者が提供するサービスとの差別化を図っております。 しかしながら、当社グループと同様のサービスを展開する事業者との競合激化や、競合事業者が提供するサービスに対し十分な差別化が図れなかった場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 特定のサービスへの依存について 当社グループのプラットフォーム事業は、現在、特定のサービス「外資就活ドットコム」に大きく依存した事業となっております。当社グループは今後も「外資就活ドットコム」のコンテンツの価値向上に努めるとともに、「外資就活ネクスト」「mond」やRPOサービス、さらには新規事業などの他サービス・派生サービスを積極的に展開し、競合企業のサービスとの差別化を図ってまいりますが、上記①に記載のとおり、競合企業との競争激化等が、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 新規サービスについて 上記①のとおり、当社は「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」の管理運営等を通じたプラットフォーム事業を主たる事業領域としておりますが、さらなる事業の拡大を目指し、継続的に新規サービスの開発に取り組んでおります。しかしながら、新規事業においては、追加的に開発費用や広告宣伝費等の先行投資が必要とされ、その結果当社グループの利益率の低下を招く可能性があります。また、新規事業には不透明な点が多く、先行投資額が想定を上回る場合があります。さらに、想定した収益が得られない場合、新規事業からの撤退という経営判断をする可能性もあります。このような場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 少子高齢化について 日本国内では少子高齢化が進んでおり、当社グループが提供するサービスを登録会員として利用すると想定される学生・若手社会人を始めとする若年層の数は緩やかに減少しております。 当社グループが提供するサービスは、学生や若手社会人のうち、キャリア形成に対する意欲が高い層をターゲットとしており、当該層については今後も一定程度の規模を維持していくものと想定されますが、ターゲット層が減少基調に陥った場合は、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 広告宣伝の効果について 当社グループの事業にとって、事業の中核である「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」の登録会員(新卒学生、若手社会人等)や取引者数、及び「mond」における月間アクティブユーザー数といった重要な経営指標の増加は非常に重要な要素であり、プロモーション活動により広告宣伝を積極的に実施しそれら指標の増加を図っております。 広告宣伝活動に関しては、当社グループが想定する登録会員等の属性に可能な限りアプローチできるよう最適な施策を実施しておりますが、各指標の増加が、必ずしも当社グループの想定どおりに進捗しない可能性があります。この場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ のれんの減損について 当社グループは、2024年4月1日に株式会社ログリオの全株式を取得いたしました。当該株式取得に伴い、186,191千円ののれんが発生しております。当連結会計年度においては、同社の業績が当初策定の事業計画を下回っていることを勘案し、今後の事業計画の見直しと回収可能性を検討した結果、46,970千円の減損損失を計上いたしました。今後においても、同社の事業計画が想定通りに進捗せず、将来の収益性が低下したと判断された場合には、当該のれんについて減損損失を計上する必要性が生じるため、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 なお、同社ののれんの償却についてはその効果の及ぶ期間を5年間と見積っております。 ⑦ 為替リスクについて 当社は、2025年2月に米国にてmond, Inc.(連結子会社)を設立いたしました。同社は現地を拠点として非日本語圏におけるサービスの利用拡大と事業開発を進めていく予定でおりますが、同社の財務諸表は現地通貨にて作成されるため、連結財務諸表作成時に円換算されることになり、為替相場の変動による円換算時の為替レートの変動が当社グループの財政状態及び業績等に影響を与える可能性があります。また今後、外貨建ての取引が増加し、当初想定した為替レートと実勢レートに著しい乖離が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (5) 社歴が浅いことについて 当社は2010年2月に設立されており、社歴の浅い会社であります。したがって、当社グループの過去の経営成績は期間業績比較を行うための十分な材料とはならず、過年度の業績のみでは、今後の業績を判断する情報としては不十分な可能性があります。 (6) 特定人物への依存について 当社の創業者であり代表取締役社長である音成洋介は、当社創業以来当社グループの事業に深く関与しており、当社グループの経営戦略の構築やその実行に際して重要な役割を担っております。当社グループは特定の人物に依存しない体制を構築すべく組織体制の強化を図っており、同氏に過度に依存しない経営管理体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏の業務執行が困難になった場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 組織が少人数編成であることについて 本書提出日現在、当社グループは業務執行上必要最低限での人数の組織編成となっております。今後の事業拡大を見据え、優秀な人材の確保及び育成を行うとともに業務執行体制の充実を図っておりますが、これらの施策が適時適切に遂行されなかった場合、または、役職員等の予期せぬ退職があった場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 内部管理体制について 当社グループは、今後の事業運営及び事業拡大に対応すべく、内部管理体制について一層の充実を図る方針であります。しかしながら、事業規模に適した内部管理体制の構築に遅延が生じた場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 優秀な人材の確保及び育成について 当社グループの事業が継続的に成長していくためには、優秀な人材の確保、育成及び定着は経営上の重要な課題であります。当社グループは、必要な人材を確保するため十分な採用予算を確保し、また入社社員に対する研修の実施を通じ、当社の将来を担う優秀な人材の確保・育成に努め、社内研修やレクリエーション等を通じて役職員間のコミュニケーションを図ることで、定着率の向上を図っております。 しかしながら、必要な人材の採用が想定どおり進捗しない場合、採用し育成した役職員が当社グループの事業に寄与しなかった場合、あるいは育成した役職員が退職した場合には、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 技術革新等について 当社グループが事業を展開している人材ビジネス市場においては、インターネットやAIを始めとする様々な技術革新の恩恵を受けその方法論やサービスの提供方法等が大きく変わりつつあります。そのため、人材ビジネス市場におけるプレイヤーはその変化に柔軟に対応していく必要があります。当社グループにおいても、最新の技術動向や環境変化を常に把握できる体制を構築するのみならず、優秀な人材の確保及び教育等により技術革新や、会員・採用企業のニーズの変化に迅速に対応できるようつとめております。 しかしながら、当社グループが技術革新や会員・採用企業のニーズの変化に適時に対応できない場合、また、技術革新等の変化への対応のために設備投資や人件費等多くの費用の支出を要する場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 当社グループのサービスのシステムの安定性について 当社グループのプラットフォーム事業は、「外資就活ドットコム」「外資就活ネクスト」「mond」の管理運営を通じたサービスの提供が主たる収益の源泉となっており、上記プラットフォームのシステムの安定的な稼働が、当社グループの業務遂行上必要不可欠な要素となっております。そのため、当社グループはシステムの運営に不可欠な設備投資を実施するだけではなく、サーバー設備やネットワーク状況を常時監視し、障害の兆候が見られた場合には適時に対応が取られる体制を整備し、システム障害の発生を未然に防ぐことに努めております。 しかしながら、当社グループが予期しない上記プラットフォームへのアクセスの急増、コンピューターウイルスや人的な破壊行為、システム担当者の過誤、自然災害等の発生等によるサービスの中断ないしは停止により、当社グループが社会的信用を喪失した場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、広告掲載等の売上計上にあたっての役務提供事実について社内システム(入稿管理システム)にて管理しており、これらの障害が発生したことにより、自動化された業務処理が実施されない場合には、正確に売上を計上できない等、当社グループの業績を適正に表示しない可能性があります。 (12) 不正アクセスについて 近年、特定の企業や団体を狙ったサイバー攻撃(情報システムへの不正アクセス)が頻発しております。当社グループは、これら不正アクセスによる被害を未然に防止するため、当社グループの役職員が使用するパソコンのウイルス対策や情報システムのセキュリティ対策を実施しておりますが、万が一、不正アクセスにより被害を受けた場合、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 訴訟等について 当社グループは、本書提出日現在において提起されている訴訟はありません。しかしながら、将来何らかの事由の発生により、訴訟等による請求を受ける可能性があります。このような事態が生じた場合、当社グループの社会的信用が毀損するほか、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 知的財産権について 当社グループによる第三者の知的財産権侵害の可能性については、適切な専門家と連携を図ること等により調査可能な範囲で対応を行っておりますが、当社グループの事業領域に関する第三者の知的財産権の完全把握は困難であり、当社グループの認識外において他社の知的財産権を侵害する可能性を完全に否定することはできません。この場合、使用差止請求や損害賠償請求等により、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 個人情報保護について 当社グループでは個人情報取扱事業者として多数のユーザー、取引先、従業員等の個人情報を保有しております。 当社グループでは、法令や各種ガイドラインに基づいて、「個人情報保護規程」を定めて適切な管理を図るとともに、役職員への教育、システムのセキュリティ強化、個人情報取扱状況の内部監査等を実施し、個人情報管理の強化に努めております。また、当社グループの管理体制の十分性を継続的に担保するものとして、プライバシーマークの取得や情報漏洩保険への加入等を行っております。しかしながら、万が一個人情報の漏洩が発生した場合には、当社グループに対する損害賠償請求や社会的信用の失墜により、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 法的規制について 当社グループは、当社が事業を展開するプラットフォーム事業において、人材紹介サービスを行っております。人材紹介事業は、職業安定法に基づき、有料職業紹介事業として厚生労働大臣の許可を必要とします。当社は、2022年11月1日から2027年10月31日の間での許可を受けており、適宜更新を行う方針であります。したがいまして、当該事業の運営に関して、現在は事業の継続に支障をきたす事象は発生しておりませんが、将来的に職業安定法第32条の9に定められた欠格事項等が判明した場合には、許可の取り消し、業務停止命令または業務改善命令の対象となるおそれがあります。それらが当社グループの事業運営に大きな支障をきたす結果、当社グループの事業展開及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 配当政策について 当社グループは、株主に対する利益還元については重要な経営課題の一つとして認識しております。しかしながら、当社グループは現在成長段階にあり、より一層の内部留保の充実を図り、収益基盤の安定化・多様化や新規の投資にこれを充当することによりさらなる事業拡大を図ることが株主に対する最大の利益還元につながると考えております。 将来的には、その時点における経営成績及び財政状態を勘案しつつ株主に対し利益還元を実施していく方針ではありますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。 (18) 自然災害や感染症の発生について 当社グループではリモートワーク制度を導入しているため、仮に自然災害が発生した場合や感染症の感染拡大局面においても、事業を継続できる体制を整備しております。 しかしながら、大規模な自然災害の発生や、重大な感染症の拡大に伴う外部環境の変化または企業の採用マインドの変化により、また、当社グループの役職員等が罹災または重大な感染症への感染等の事象が発生し、事業活動に支障が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (19) 東京証券取引所スタンダード市場の上場維持基準に適合しないリスク 当社は2026年2月2日に、東京証券取引所スタンダードに市場区分を変更しましたが、有価証券上場規程第501条に基づく上場維持基準の一つに、流通株式時価総額10億円以上の要件があります。当該要件に適合しない場合は、当社株式の株価及び流動性に悪影響を及ぼし、また改善期間中に是正できない場合には、スタンダード市場における上場維持が困難となる可能性があります。なお当社の2026年1月31日時点における流通時価総額は10億円以上であり、上場維持基準を満たしております。
経営成績の分析 (MD&A)5,935字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、当社グループの事業内容をより適正に表示するため「キャリアプラットフォーム事業」から「プラットフォーム事業」へ名称を変更いたしました。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループの事業領域である人材・就職支援業界においては、2025年12月の有効求人倍率が1.19倍(前年同月は1.25倍。厚生労働省調査)、完全失業率が2.6%(前年同月は2.5%。総務省統計局調査)を記録しており、雇用環境は安定した水準を維持しております。特に専門・技術サービス業や情報通信業といった一部の業種においては労働市場が拡大傾向にあって人手不足感が継続しており、これらの業種を中心に求人全体が堅調に推移しております。新卒採用の領域においては、企業の採用スケジュールの前倒し、学生の採用内定時期の早期化、インターンシップの実施企業・参加学生の大幅増加など、多くのメディアで様々な構造の変化が指摘されており、政府が主導して策定するいわゆる「就活ルール」についても選考日程の前倒しを含む見直しの検討に入ったことが報じられております。 このような事業環境の中、当社グループのプラットフォーム事業においては、安定的な成長と高い収益性を維持していくため、積極的な投資活動に注力しており、戦略的なマーケティング・営業活動による顧客層・顧客数・会員の獲得と単価向上に向けた広告宣伝・販売促進活動を引き続き推進しつつ、グループ全体の中長期的な事業成長を継続するための人的資本の拡充を図っております。 当連結会計年度における各サービス領域の戦略の方向性及び具体的な取り組みについては以下のとおりであります。 まず、新卒サービス領域においては、利益率を維持しつつ売上高を成長させる戦略の下、取引企業数の拡大や取引単価の向上を図ってまいりました。会員に向けた具体的な取り組みとしては、合同説明会「外資就活Expo」、合同座談会「外資就活Meetup」、オンライン合同説明会「外資就活Live」、学会形式・逆求人イベント「外資就活Conference」等を開催したほか、人事採用責任者・担当者向けに、コンサル業界やエンジニアといったテーマ性を持たせた採用人事交流会を開催いたしました。また、外資就活ドットコム内においては、エンジニア志望学生向けにAIとの対話を通じてエントリーシート等の作成を支援する「AI ES ビルダー」、学生のToDo設計・スケジュール管理を支援する統合管理ツール「就活コパイロット」等の提供を開始いたしました。さらに、就職活動に関する調査や、企業の先進的な採用事例等を継続的に発信する場として「外資就活総合研究所」を設立いたしました。 中途サービス領域においては、売上高及び利益率双方を成長させていくことを目指しております。当連結会計年度においては、新卒サービスとの会員基盤一体化を推進するため、中途サービス領域におけるプラットフォーム「Liiga」を「外資就活ネクスト」にリブランドいたしました。優良エージェントによる良質スカウト送付の増加、履歴書更新施策によるアクティブ会員化といった施策により、マッチング数や新規の会員登録者数は着実に増加してきております。当連結会計年度において4日間にわたり開催した「外資就活ネクストPITCH」においては、延べ700名の参加者を動員いたしました。 RPOサービス領域においては、当社グループの他サービスとのシナジーを活かした形での高成長を目指しております。 一方、当社グループの中長期的な成長のためには、事業ポートフォリオの多様化への取組みが不可欠であります。当社グループでは、とりわけ新規事業領域である新型質問箱サービス「mond」のプロダクト開発と収益化の加速を第一に取り組んでおり、当連結会計年度においては、mondのグローバル展開を推進するため、その拠点として米国にmond, Inc.を設立いたしました。mondにおいては、2025年9月に累計質問数が500万件を突破し、また同年12月の月間アクティブユーザー数が初めて1,500万人を超えるなど、急成長を続けております。 当社グループのプラットフォーム事業においては、「累積取引社数」及び「累積会員数」を重要な経営指標として定義しております。当連結会計年度末におけるプラットフォーム事業の累積取引社数は1,088社(前連結会計年度末から107社増)に、また、累積会員数は705,475人(前連結会計年度末から122,544人増)と、着実な伸長を継続しており、グループ全体の売上高を押し上げる一要因となっております。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,558,118千円(前連結会計年度比18.1%増)、営業利益は251,403千円(同37.5%減)、経常利益は248,437千円(同37.9%減)となりました。また、のれんの一部減損損失の計上等により、親会社株主に帰属する当期純利益は96,583千円(同60.3%減)となりました。 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末より9,598千円減少し1,833,326千円となりました。主な増減要因は、売掛金の増加23,161千円、現金及び預金の減少80,156千円であります。 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末より356,394千円増加し868,340千円となりました。主な増減要因は、建設仮勘定の増加364,841千円、敷金の増加103,789千円、のれんの減少84,208千円、建物の減少64,307千円であります。 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末より410,802千円増加し1,044,933千円となりました。主な増減要因は、未払金の増加410,145千円、契約負債の増加80,733千円、1年内返済予定の長期借入金の減少45,001千円であります。 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末より180,534千円減少し226,007千円となりました。主な減少要因は、長期借入金の減少172,618千円であります。 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末より116,527千円増加し1,430,726千円となりました。主な増加要因は、利益剰余金の増加96,583千円、新株予約権の増加16,635千円であります。 以上の結果、当連結会計年度末における自己資本比率は52.3%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より80,156千円減少し1,519,770千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により得られた資金は344,637千円(前連結会計年度は421,150千円の収入)となりました。主な収入要因は税金等調整前当期純利益186,789千円、減価償却費118,348千円、契約負債の増加額80,733千円であり、主な支出要因は、法人税等の支払額153,629千円、売上債権の増加額23,161千円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により使用した資金は210,483千円(前連結会計年度は261,657千円の支出)となりました。主な支出要因は、敷金及び保証金の差入による支出106,964千円、無形固定資産の取得による支出88,257千円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により使用した資金は217,711千円(前連結会計年度は15,474千円の収入)となりました。主な支出要因は、長期借入金の返済による支出217,619千円であります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社は受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績 サービスの名称   前連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日 販売額(千円)   前期比(%)   販売額(千円)   前期比(%) 新卒サービス   1,768,816   -   2,080,046   117.6 中途サービス   295,018   -   348,807   118.2 RPOサービス   100,017   -   96,366   96.3 mondサービス   3,084   -   32,897   1,066.7 合計   2,166,937   -   2,558,118   118.1 (注)1.当社グループの事業セグメントは、プラットフォーム事業の単一セグメントであるため、サービス別の販売実績を記載しております。 2.前連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度の前期比(%)は記載しておりません。 3.前連結会計年度において新卒サービスに含まれていたmondサービスについて当連結会計年度より別掲いたしました。それに伴い、2025年1月期の数値も組み替えて記載しております。 4.主な相手先別販売実績は、総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がいないため、省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」及び「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。また、当社グループの経営成績に影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載しているとおりであると認識しております。これらのリスクについては、適切なコントロールを行っていくとともに、万が一そのリスクが顕在化した場合にはしかるべき対応に努める所存であります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、プラットフォーム事業における事業運営のための人件費及び外部協力者への報酬支払いであります。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、プラットフォーム事業及び新規事業におけるシステム開発投資における人件費及び外部協力者への報酬支払い並びにプラットフォーム事業における知名度拡大及び会員獲得のための広告宣伝費であります。 当社グループの運転資金は、営業活動によって獲得した自己資金の充当を基本とし、資金需要等を考慮した上で外部資金調達手段として金融機関からの借入により調達することとしております。 資金の流動性管理にあたっては、適宜、資金繰り計画を作成・更新して手元流動性等をモニタリングするとともに、取引金融機関からの長期借入の実施等により、将来にわたり必要な資金流動性を確保できるよう計画しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりまして、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらは過去の実績等を勘案し合理的な判断のもとに見積りを行っておりますが、見積りによる不確実性のため、実際の結果は異なる場合があります。 当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」に記載をしましたとおり、当社グループは、市場環境の変化、業績の季節変動、競合他社との競争、特定人物への依存、少人数編成組織であること並びに優秀な人材の確保及び育成等、様々なリスク要因が当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を与える可能性があるものと認識しております。 このため、当社グループは、当社グループが提供するサービスの拡張及びコンテンツの充実、当社グループのサービスの認知度の向上、事業ポートフォリオの多様化、優秀な人材の確保及び育成並びに社内管理体制の強化等に積極的に取り組むことにより、財政状態及び経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を低減させ、リスク要因に対して適切に対応していく所存であります。 ⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、売上高、営業利益及びEBITDAを重要指標とし、また、潜在的顧客層の認知拡大の観点から、累積取引社数及び累積会員数を重要な経営指標として重視しております。 これらの点につきまして、2026年1月期は、新規事業への投資等が影響し増益とはならなかったものの、既存事業の成長に伴って増収決算を達成するとともに、累積取引社数及び累積会員数ともに堅調な成長を継続しております。 今後も継続的な増収及び潜在的顧客層の拡大を目指し、株主価値向上を目標とした経営施策を実施してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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