本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

セグエグループ

Segue Group Co,.Ltd.3968 · Prime · 情報・通信業

セキュリティ製品とITインフラ製品の輸入販売、自社開発セキュリティソフト、構築・保守・セキュリティサービスを一貫提供するITソリューション企業。

概要

セグエグループは、東京都中央区に本社を置く純粋持株会社である。7社の連結子会社を通じて、セキュリティ製品やITインフラ製品の輸入販売、自社開発ソフトウェア「RevoWorks」「WisePoint」の提供、設計・構築から保守・ヘルプデスク、セキュリティサービス、情報システム支援までをワンストップで手がける「ITソリューション事業」を展開する。2025年12月期の連結売上高は251億円、営業利益19億円。従業員数は712名。

ソリューションプロダクトとサービスの二軸構成

セグエグループの事業は、製品販売を中心とする「ソリューションプロダクト事業」と、設計・構築・保守・ヘルプデスク・セキュリティサービス・情報システム支援を担う「ソリューションサービス事業」に二分される。2025年12月期の売上高の内訳は、プロダクト事業が166億円、サービス事業が84億円である。プロダクト事業は海外メーカーのセキュリティ製品やITインフラ製品を輸入・販売し、サービス事業はそれらを組み合わせたシステム構築や運用保守、セキュリティ診断、従業員教育などを提供する。両事業は密接に連携し、顧客に一貫したソリューションを届ける構造となっている。

7社で構成するグループの役割分担

グループの中核はジェイズ・コミュニケーション株式会社であり、セキュリティ製品やITインフラ製品の輸入販売、自社ソフトウェアの開発販売、設計構築、ヘルプデスク、保守などを担当する。ジェイズ・テクノロジー株式会社はエンジニア派遣や情報システム支援サービス「Kaetec」を提供し、セグエセキュリティ株式会社はセキュリティサービスの専門会社である。海外では、タイにSEGUE (Thailand) LimitedとFirst One Systems Co., Ltd.、英国にISS Resolution Limitedを持ち、現地市場での事業基盤を築いている。これらの子会社を純粋持株会社であるセグエグループが管理・支援する体制をとっている。

ストック型ビジネスが支える収益基盤

同社の収益の特徴は、保守契約、ヘルプデスクサービス、運用監視サービス、エンジニア派遣など、継続的な契約に基づくストック型ビジネスが一定の割合を占める点にある。自社開発クラウドサービス「RevoWorks クラウド」やマネージド・セキュリティ・サービス(MSS)もストック収益の柱である。これにより、一過性の大型案件に依存せず安定した収益基盤を形成しており、2025年12月期の営業利益率は7.6%に達している。

官公庁・自治体向けに強い営業基盤

セグエグループは、デジタルガバメント政策の推進を背景に、中央省庁や地方自治体向けのIT投資を積極的に取り込んでいる。2025年12月期には、超大型案件であるガバメントソリューションサービス(GSS)を複数受注し、受注高は前期比64%増の323億円に拡大した。受注残高も157億円に達しており、官公庁分野での強いプレゼンスが業績を牽引している。また、2025年12月期の販売実績において、丸紅ネットワークソリューションズ株式会社向けが総販売実績の11.8%を占めるなど、特定の販売パートナーへの依存度も見られる。

業界の中での役割はITシステムにおけるセキュリティ・インフラ製品の代理店輸入販売と、設計・構築・保守・セキュリティサービスを一貫提供するソリューションプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
251億円
営業利益
19億円
営業利益率
7.6%
純利益
12億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
ソリューションプロダクト事業166億円66.4%
ソリューションサービス事業84億円33.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01全業種(エンドユーザー向け)主力

主に販売パートナーを通じて国内のエンドユーザーにセキュリティ製品やITインフラ製品を販売。同時に設計・構築サービス、保守・ヘルプデスク、セキュリティサービス、情報システム支援サービスをワンストップで提供する。

主な製品・サービス6
Firewall/VPN、UTM、次世代Firewall、WAF、マルウェア対策、セキュリティ脆弱性診断・管理等のセキュリティ製品
外部ネットワークからの攻撃防御や内部セキュリティ強化のための機器・ソフトウェア。
Wi-Fi、ルータ、LANスイッチ、サーバ、ストレージ等のITインフラ製品
ネットワーク基盤やデータ保存・処理に必要なハードウェア。
RevoWorksシリーズ(インターネット分離、情報漏えい対策)
サーバ型仮想ブラウザ「RevoWorks SCVX」、ローカル仮想ブラウザ「RevoWorks Browser」、ローカル仮想デスクトップ「RevoWorks Desktop」等、テレワーク向けセキュリティソリューション。
WisePointシリーズ(認証ソリューション)
画像や乱数表を用いた認証「WisePoint 8」、認証&テレワークソリューション「WisePoint Authenticator」。
RevoWorks クラウド
独自のサンドボックス技術により安全なクラウド環境へのWebアクセスを実現する自社開発セキュリティサービス。
Kaetec(情報システム支援サービス)
ITシステム全般のコンサルティングからノンコア業務のアウトソーシングまでトータル支援するサービス。

製品と技術

インターネット分離を実現するRevoWorksシリーズ

自社開発製品の主力は「RevoWorks」シリーズである。サーバ型仮想ブラウザ「RevoWorks SCVX」は、インターネット接続をサーバ上の仮想ブラウザで実行し、端末に直接危険を及ぼさない方式で安全なWebアクセスを提供する。ローカル仮想ブラウザ「RevoWorks Browser」は、端末内で隔離されたブラウザ環境を実現し、情報漏えいを防止する。ローカル仮想デスクトップ「RevoWorks Desktop」は、端末上の仮想デスクトップ上で業務アプリケーションを実行することで、データの持ち出しやウイルス感染を抑制する。これらの製品はテレワーク時のセキュリティ強化に貢献している。

画像・乱数表で認証するWisePointシリーズ

認証ソリューション「WisePoint」シリーズは、視覚的にわかりやすい画像や乱数表をパスワードに用いる方式が特徴である。「WisePoint 8」は画像認証とシングルサインオンを組み合わせた製品であり、従来のID・パスワードに依存しない高いセキュリティと利便性を両立する。「WisePoint Authenticator」は認証強化とテレワーク対応を一体化したソリューションで、多要素認証やリモートアクセス制御を実現する。これらの製品は、官公庁や医療機関など厳格な認証が求められる分野で導入が進んでいる。

サンドボックス技術を活用したRevoWorksクラウド

「RevoWorks クラウド」は、独自のサンドボックス(仮想空間)技術により安全なクラウド環境へのWebアクセスを実現する自社開発のセキュリティサービスである。ユーザーのブラウジングをクラウド上の隔離されたサンドボックスで実行し、悪意のあるサイトへのアクセスやマルウェアのダウンロードを防止する。クライアント端末にソフトウェアをインストールする必要がなく、管理負荷が低いことから、テレワーク環境での導入が拡大している。2025年12月期には、地方自治体や医療機関向けの案件を中心にストック収益が堅調に推移した。

情報システム支援サービスKaetec

「Kaetec」は、ITシステム全般のコンサルティングからノンコア業務のアウトソーシングまでをトータルに支援するサービスである。具体的には、システム企画・設計、導入支援、運用管理、ヘルプデスク、さらには経理・人事などの業務プロセス改善までをカバーする。このサービスは、ジェイズ・テクノロジー株式会社、株式会社テクノクリエイション、First One Systems Co., Ltd.が提供しており、企業の情報システム部門の負担軽減と効率化に貢献している。同サービスもストック型の収益源の一つである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

サイバーセキュリティで存在感、成長継続

セグエグループは、サイバーセキュリティを中心とした情報・通信業の企業で、売上高187億円(2024年12月期)と同業他社の中では中規模。営業利益率は3.74%と低いが、2025年12月期には7.57%への改善が見込まれる。同業のVRain Solutionやソラコムと比較しても、セキュリティ分野で差別化を図っている。内需中心だが、成長性は高い。

強み

  • サイバーセキュリティに特化し、需要の高まる分野で強みを発揮。
  • 売上高が前期比7.5%増、利益率も改善傾向で、今後も成長が期待。
  • 法人向けに強固な顧客基盤を持ち、安定した収益源を確保。
  • 多様なセキュリティソリューションを提供し、顧客ニーズに応える。

課題

  • 営業利益率3.74%は業界平均を下回り、さらなる効率化が必要。
  • セキュリティ市場は大手や新興を含め競争が激しく、差別化が課題。
  • セキュリティ人材の不足が成長の制約となり得る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がセグエグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13921ネオジャパン230億円12.6倍
22471エスプール221億円16.6倍
33649ファインデックス219億円17.8倍
46050イー・ガーディアン216億円29.6倍
53835eBASE207億円19.1倍
63968セグエグループ205億円10.0倍
73901マークラインズ200億円12.4倍
83853アステリア198億円23.6倍
93834朝日ネット196億円12.4倍
103678メディアドゥ196億円10.7倍
116194アトラエ192億円17.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 17件

ネットワークSI会社として大阪で創業した1995年

1995年4月、ネットワーク・システムインテグレーションを目的としてジェイズ・コミュニケーション株式会社が大阪市淀川区に資本金1,000万円で設立された。設立後まもなく、1999年10月には米国NetScreen Technologies社のセキュリティ製品の輸入販売を開始し、これが後のセキュリティ事業の原点となる。2001年4月には東京営業所を開設し、関東圏への進出を果たした。同時に、2001年5月にはネットワーク及びセキュリティシステムのサポート会社として株式会社イーサポート(後の連結子会社)を設立し、保守・サポート体制を整えた。

東京本社移転とNetScreen代理店契約の2002~2003年

2002年4月、本社を大阪市内で現在地の淀川区西中島に移転した。同年10月にはNetScreen Technologies社と正式な代理店契約を締結し、セキュリティ製品の販売網を強化した。2003年11月、東京営業所を東京本社に名称変更し、東京都中央区新川に移転。これにより、東京を本店とする体制へとシフトし、首都圏での営業・技術拠点を拡充した。2004年には一般労働者派遣事業許可および一般建設業許可(電気通信工事業)を取得し、エンジニア派遣や構築サービスへの事業領域を広げた。

名古屋進出と事業譲受で技術力を強化した2005~2010年

2005年3月、名古屋市中区錦に名古屋営業所を開設し、中部地区への営業カバレッジを拡大した。2009年1月には大阪センターを開設し、西日本の拠点を強化。2010年2月には、大阪本社の技術力強化を目的として株式会社芝通より大阪事業所を事業譲受した。同年6月、東京本社を現在地の東京都中央区新川(新川一丁目16番3号)に移転し、現在の本社所在地に定着した。この時期、セキュリティに加えてWi-Fiソリューションなど新たな商材の取り扱いも開始した。

グループ会社の拡充と自社開発への注力(2012~2013年)

2012年7月、米国Ruckus Wireless社と代理店契約を締結し、Wi-Fiソリューションを製品ポートフォリオに加えた。同年11月、エンジニア派遣サービスを目的としてジェイシーテクノロジー株式会社(現連結子会社)を設立。12月にはジェイズ・テレコムシステム株式会社を設立し、音声系ITシステムの構築サービスに進出した。2013年6月、販売パートナー増加を目的としてエムワイ・ワークステーション株式会社を完全子会社化し、グループの販売網を強化した。これらの動きにより、セグエグループは製品販売からサービス、自社開発までを担う体制を整えた。

海外子会社設立と持株会社体制への移行

2010年代後半から海外展開を加速し、英国にISS Resolution Limited、タイにSEGUE (Thailand) Limitedを設立。2023年5月にはタイのFirst One Systems Co., Ltd.をグループに加え、海外事業の規模を拡大した。これに伴い、純粋持株会社としてグループ全体の管理・支援を行うセグエグループ株式会社が上場企業となった。国内では、セグエセキュリティ株式会社や株式会社テクノクリエイションを子会社化し、セキュリティサービスと情報システム支援の専門機能を強化した。

大型GSS案件で急成長した2025年12月期

2025年12月期、セグエグループは官公庁向けの超大型案件であるガバメントソリューションサービス(GSS)を複数獲得した。これにより売上高は前期比34%増の251億円、営業利益は同157%増の19億円、親会社株主に帰属する当期純利益は13億円に拡大した。受注高も323億円と過去最高を記録し、受注残高は157億円に積み上がった。中期経営計画「Segue300」では、2026年12月期に売上高300億円、営業利益23億円の目標を掲げており、さらなる成長を目指している。

年表17件を開く

1990年代

  • 1995年4月創業ネットワーク・システムインテグレーション(注1)を事業目的として、ジェイズ・コミュニケーション株式会社を大阪市淀川区に資本金1,000万円で設立
  • 1999年10月Firewall/VPNアプライアンス(注2)を提供するNetScreen Technologies, Inc.(米国)(注3)のセキュリティ製品の輸入販売を開始

2000年代

  • 2001年4月東京営業所を東京都中央区茅場町に開設
  • 2001年5月ネットワーク及びセキュリティシステムのサポート会社として、株式会社イーサポート(現 当社連結子会社)を設立
  • 2002年4月本社を現在地の大阪市淀川区西中島に移転
  • 2002年10月NetScreen Technologies, Inc.(米国)と代理店契約を締結
  • 2003年11月東京営業所を東京本社に名称変更するとともに東京都中央区新川に移転
  • 2004年10月一般労働者派遣事業許可を取得
  • 2004年12月一般建設業許可(電気通信工事業)を取得
  • 2005年3月名古屋営業所を名古屋市中区錦に開設
  • 2009年1月大阪センターを大阪市淀川区西中島に開設

2010年代

  • 2010年2月大阪本社の技術力強化を目的として、株式会社芝通より大阪事業所を事業譲受
  • 2010年6月東京本社を現在地の東京都中央区新川に移転
  • 2012年7月Wi-Fiソリューションを提供するRuckus Wireless, Inc.(米国)(注4)と代理店契約を締結
  • 2012年11月エンジニア派遣サービスの提供を目的として、ジェイシーテクノロジー株式会社(現 当社連結子会社)を設立
  • 2012年12月創業ITシステム(主に音声系)の構築サービスの提供等を目的として、ジェイズ・テレコムシステム株式会社を設立
  • 2013年6月M&A販売パートナーの増加等を目的として、エムワイ・ワークステーション株式会社を完全子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2025年12月期まで300億円
  • 営業利益2025年12月期まで23億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2025年12月期まで14億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人材の確保・育成

    優秀なIT人材の積極的な採用、教育研修制度の充実、人事制度の継続的改善により、人材の確保と育成に取り組む。

  2. 02

    収益力の強化

    セキュリティ分野にフォーカスし、最新技術トレンドや顧客ニーズを捉えた新規商材の取扱いと自社製品・サービスの開発を進め、販売促進活動を強化して売上拡大と利益率向上を実現する。

  3. 03

    事業ポートフォリオ・グループ組織体制の最適化

    独自技術を持つ企業や事業拡大に資する企業とのM&A・業務資本提携を推進し、グループ内の事業整理やリソース再配置によりシナジー効果を最大化する体制を整備する。

  4. 04

    内部統制の継続強化

    コンプライアンス徹底と内部統制の継続的強化により、事業規模拡大に対応したコーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で712人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は801万円で、9期前と比べて+34.9%平均年齢は37.8歳、平均勤続年数は6.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月329
2017年12月350
2018年12月391
2019年12月59439.05.0409
2020年12月59939.95.6446
2021年12月59341.86.5473
2022年12月63342.26.7527
2023年12月67642.46.3570
2024年12月73041.55.470999
2025年12月80137.86.6712267

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)61.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 4 / 海外 3、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
大阪本社 — 大阪市淀川区196百万円
ITソリューション
東京本社 — 東京都中央区125百万円
ITソリューション
横浜センター — 神奈川県横浜市28百万円
ITソリューション
九州営業所 — 福岡市博多区9百万円
ITソリューション
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ジェイズ・コミュニケーション株式会社(注)2、4
    大阪府大阪市 淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ジェイズ・テクノロジー株式会社(注)2、4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セグエセキュリティ株式会社(注)5
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社テクノクリエイション
    東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ISS Resolution Limited (注)6
    タイ王国 バンコク · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    First One Systems Co., Ltd.
    タイ王国 バンコク · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 海外
    SEGUE(Thailand)Limited
    タイ王国 バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は251億円営業利益19億円前期と比べると増収増益で、売上が+34.2%、利益が+171.4%。

売上高
+34.2%
251億円
営業利益
+171.4%
19億円
純利益
+140.0%
12億円
営業利益率
7.6%
前期比 +3.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高300億円251億円
営業利益26億円19億円
純利益16億円12億円
1株あたり配当¥18¥18

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は159億円、営業利益は22億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+59.0%、営業利益は+214.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q4648.73
2023年2Q4524.41
2023年3Q4337.02
2023年4Q401
2024年1Q5048.05
2024年2Q34−1−2.9−1
2024年4Q10343.91
2025年2Q10077.04
2025年4Q151127.98
2026年2Q1592213.814

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年12月期からの12期で、売上は59億円から251億円へ4.3倍に増えた。直近期の営業利益率は7.6%。売上は11期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年12月5911
2015年12月6211
2016年12月6932
2017年12月7843
2018年12月8854
2019年12月9664
2020年12月11096
2021年12月12075
2022年12月136117
2023年12月174107
2024年12月1877113.75
2025年12月25119207.612

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高251億円のうち、営業利益として残るのは19億円7.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.5%192億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.3%41億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.6%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.8pt
7.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+20.6pt
33.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2025年12月期は営業CFが−28億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−29億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は25億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年12月4−1−1310
2015年12月0−1−1−18
2016年12月202211
2017年12月7−1−1616
2018年12月4−30117
2019年12月8−2−1622
2020年12月2−4−2−217
2021年12月−2−30−514
2022年12月11151231
2023年12月16−7−7935
2024年12月18−10−3841
2025年12月−28−112−2925

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年12月期の総資産は186億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は22.1%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年12月32102230.5
2015年12月33112232.5
2016年12月37152241.7
2017年12月52232945.0
2018年12月54252945.8
2019年12月61283345.0
2020年12月72324043.7
2021年12月86325436.5
2022年12月113377632.0
2023年12月118407833.3
2024年12月1363210421.8
2025年12月1864414222.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
24億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
36億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
39億円
在庫として抱えている分
負債合計
142億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
50
/ 100
安定性自己資本比率15 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中41位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中575位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
33.6%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.6%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
22.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
34.2%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥628で、1年前と比べて-2.0%過去52週の値幅のなかでは44%の位置にある。

¥628-3.5%1ヶ月+8.7%1年-2.0%時価総額205億円
過去52週の値幅
安値¥483高値¥809

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.0倍
PER (会社予想)13.8倍
PBR3.00倍
配当利回り2.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に前日比+9.8%の648円まで急伸し、8月17日に655円の直近高値を記録しました。その後は625円、615円と反落し、8月20日は627円で終了。25日移動平均線(600.56円)を4.4%上回り、75日線(572.82円)に対しても9.5%の上方に位置します。52週高値809円からは22.5%低い水準ですが、52週安値483円からは29.8%高い水準です。出来高は8月13日・14日に121万株、170万株と急増し、トレンド転換の兆しが見られますが、その後は20万株前後に落ち着いています。RSIは57.3と中立圏で、過熱感はありません。短期的な上昇基調が続くか注目されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは9.97倍と業界平均の30.57倍を大きく下回り、割安水準にある。PBRは2.99倍で平均の2.94倍とほぼ同水準だが、ROEは33.6%と非常に高く、収益性が優れている。配当利回りは2.87%と平均の2.62%を上回り、株主還元も充実。今期予想PER13.8倍でも割安感は残る。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.0倍47.9倍
PER (予想)13.8倍
PBR3.00倍2.96倍
ROE33.6%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

DX需要の高まりを背景にITインフラ投資は拡大しており、同社は売上高を大きく伸ばしている。強気派は、クラウドやセキュリティ需要の増加、サポート収入によるストック型ビジネスの育成、高いROEとPBRなど資本効率の良さを評価する。弱気派は、機器販売依存による収益の変動性、営業利益率がまだ低い点、人材不足による成長制約や競合ひしめく市場でのシェア競争を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 旺盛なIT投資

    企業のDX投資継続でインフラ需要は堅調。

  • 高収益性の指標

    ROEが33%超、PBRは3倍近くと資本効率が高い。

  • ストック型収益への転換

    保守・運用サービスの比重が高まっている。

  • 売上高251億円・営業利益19億円の増益2025年Q4影響

    売上高187→251億円の64億円増、営業利益7→19億円の12億円増と増収増益を達成

  • 営業利益率3.74%→7.57%と改善通年影響

    営業利益率がほぼ倍増、固定費率の低下により売上高伸びが利益に直結する構造

  • ROE33.6%と高い資本効率継続影響

    ROE33.6%に対し実績PER9.97倍、収益力に対してバリュエーションは割安

  • 配当利回り2.87%が下支え通年影響

    配当利回り2.87%が株価下落時の支えとなり、予想PER13.8倍でも投資妙味が残る

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    売上高の割に営業利益率は1桁前半に留まる。

  • 競合の多さ

    大手SIerや通信系ベンダーとの競争が激しい。

  • 景気影響への脆弱性

    設備投資が景気変動で伸び悩むリスクがある。

  • 実績PER9.97倍から予想13.8倍へ悪化決算発表後影響

    実績EPS62.9円が予想EPS45.4円に減少、約28%の減益予想が株価に織り込まれている

  • 営業利益率は7.57%と1桁通年影響

    売上高251億円に対し営業利益19億円、利益率1桁は売上減少時に利益が急減しやすい

  • 外資保有6.48%と限定的継続影響

    外国法人持ち株比率6.48%、外国人投資家の売買が細く株価上昇の原動力に欠ける

  • 1年で株価がほぼ横ばい継続影響

    株価変化率-0.94%、増益が続く一方で市場の成長評価が進まず上値が重い

次の決算で確かめる点
サービス収入比率
ストック型収益の進捗を測る重要な指標。
営業利益率
事業の収益性改善を確認する。
新規契約件数
将来の売上成長を占う先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり18で、前期から+18.2%いまの株価に対する利回りは2.87%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥18
1株あたり
配当利回り
2.87%
いまの株価に対して
配当性向
63.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年12月228.2
2019年12月399.450.0
2020年12月30.078.4
2021年12月560.134.1
2022年12月612.636.3
2023年12月1066.755.1
2024年12月1110.056.8
2025年12月1318.263.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥18

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ11,814人。区分でいちばん多いのは個人・その他77.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が14.1%を占め、残る85.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他54.062.865.762.480.077.7
事業法人20.420.220.515.212.612.7
外国法人3.40.91.83.73.76.4
証券会社6.12.94.78.60.91.7
金融機関16.113.27.310.02.81.4
自己株式0.02.33.23.21.11.1
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01愛須 康之30.03
02有限会社エーディーシー8.64
03セグエグループ従業員持株会1.88
04株式会社オービック1.77
05BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.55
06株式会社日本カストディ銀行(信託E口)1.41
07株式会社SBI証券1.12
08佐伯 知輝0.93
09GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.89
10田中 博章0.83

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で+231%、1株純資産は12期で−40%。直近期のROEは33.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年12月112165.3
2015年12月111159.6
2016年12月1714012.468.7
2017年12月2920516.535.0
2018年12月3321415.822.328.2
2019年12月128015.825.550.0
2020年12月199221.524.578.4
2021年12月139314.519.734.1
2022年12月2210722.012.336.3
2023年12月2011717.515.755.1
2024年12月169414.740.656.8
2025年12月3813033.617.563.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
愛須康之代表取締役 社長609,778,300
渡邉辰夫取締役6210,000
小林剛取締役44
三露正樹取締役66
福田泰福取締役(監査等委員)6062,400
寺田有美子取締役(監査等委員)49
髙田隆太郎取締役(監査等委員)51

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)470467920
社外取締役4150164

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,172字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社7社(ジェイズ・コミュニケーション株式会社、ジェイズ・テクノロジー株式会社、セグエセキュリティ株式会社、株式会社テクノクリエイション、ISS Resolution Limited、First One Systems Co., Ltd.、SEGUE(Thailand)Limited)により構成されております。 当社は、純粋持株会社として連結子会社(事業会社)の管理及び支援を行い、連結子会社においてITシステムにおけるITインフラ及びネットワークセキュリティ製品に係る設計、販売、構築、運用、保守サービスを一貫して提供できる体制を整え、「ITソリューション事業」を展開しております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社グループは「ITソリューション事業」の単一セグメントですが、販売の内容により「ソリューションプロダクト事業」と「ソリューションサービス事業」に区分しております。 上記2つの事業について記載します。 (1) ソリューションプロダクト事業 本事業は、ソリューションサービス事業を組み合わせて顧客に提供しております。 ① セキュリティ製品及びITインフラ製品の輸入(対応子会社:ジェイズ・コミュニケーション株式会社) セキュリティ製品及びITインフラ製品の調達・販売(対応子会社:ジェイズ・コミュニケーション株式会社、ジェイズ・テクノロジー株式会社、ISS Resolution Limited、First One Systems Co., Ltd.) ITシステムの構築に必要なセキュリティ製品及びITインフラ製品を、米国をはじめとする海外メーカーより代理店として輸入するほか、国内において他の代理店から調達し、主に販売パートナーを通じて国内の顧客(エンドユーザー)に販売しております。 主要製品は以下のとおりであります。 製品分野   主要製品 セキュリティ製品   Firewall/VPN(※1)、UTM(※2)、次世代Firewall(※3)、WAF(※4)、マルウェア(※5)対策、セキュリティ脆弱性診断及び管理、IPアドレス管理、ネットワーク管理、サイバー攻撃検知・分析等のソリューション ITインフラ製品   Wi-Fi(無線LAN)、ルータ、LANスイッチ、サーバ、ストレージ等 ② ソフトウェア製品の自社開発・販売(対応子会社:ジェイズ・コミュニケーション株式会社) 自社開発製品として、セキュリティと業務効率を向上させ、働き方の質を高めるテレワークソリューション「RevoWorks」シリーズ、視覚的にわかりやすい画像や乱数表などをパスワードに用いる認証ソリューション「WisePoint」シリーズを開発・販売しております。 その概要は以下のとおりであります。 製品分野   製品名 セキュリティ製品   (インターネット分離(※6))サーバ型仮想ブラウザ「RevoWorks SCVX」 ローカル仮想ブラウザ「RevoWorks Browser」(情報漏えい対策)ローカル仮想デスクトップ「RevoWorks Desktop」(認証強化)認証&シングルサインオンソリューション「WisePoint 8」認証&テレワークソリューション「WisePoint Authenticator」 (2) ソリューションサービス事業 ① 設計及び構築サービス(対応子会社:ジェイズ・コミュニケーション株式会社、ジェイズ・テクノロジー株式会社、ISS Resolution Limited、First One Systems Co., Ltd.) ソリューションプロダクト事業として単に製品の販売を行うのみでなく、エンドユーザーが求める要件に合致するITシステムを設計し、その構築を行うサービスを、主に販売パートナーを通じてエンドユーザーに提供しております。 ② サポートサービス(対応子会社:ジェイズ・コミュニケーション株式会社、ISS Resolution Limited、First One Systems Co., Ltd.) イ.保守・メンテナンスサービス 提供した製品を、保守契約の内容に基づきオンサイト対応(※7)により点検・整備し、また障害発生時には必要に応じた修理や交換を行うサービスを、販売パートナーを通じてエンドユーザーに提供しております。 ロ.ヘルプデスクサービス ITシステムは、運用にも専門性が求められます。提供又は構築した製品及びソフトウェアの運用に関する問合せや障害の連絡を最大24時間365日受け付けることができる窓口を設け、安定した運用や障害の早期解決を支援するサービスを、販売パートナーを通じてエンドユーザーに提供しております。 ③ セキュリティサービスの提供(対応子会社:ジェイズ・コミュニケーション株式会社、セグエセキュリティ株式会社) セキュリティリスクのアセスメント、監視分析対策、セキュリティ診断、従業員教育、インシデント発生時の調査から対応まで、セキュリティにまつわる各種サービスをワンストップで提供できる体制を整えております。 また、独自技術のサンドボックス(仮想空間)により安全なクラウド環境へのWebアクセスを実現する自社開発セキュリティソリューション「RevoWorks クラウド」のサービスを提供しております。 ④ 情報システム支援サービスの提供(対応子会社:ジェイズ・テクノロジー株式会社、株式会社テクノクリエイション、First One Systems Co., Ltd.) ITシステム全般のコンサルティングからノンコア業務のアウトソーシングまで、情報システム業務のトータル支援サービス「Kaetec」を提供しております。 ⑤ その他(対応子会社:ジェイズ・コミュニケーション株式会社、ジェイズ・テクノロジー株式会社、株式会社テクノクリエイション、ISS Resolution Limited) ITインフラ分野を主とするエンジニアサービスや、常駐・遠隔によるシステムの運用・監視サービス等を行っております。 なお、保守サービス、ヘルプデスクサービス及び運用・監視サービス等は、提供した製品の利用などに付随して一定以上の期間の継続契約による収益が見込まれるストック型ビジネスであります。また、技術者派遣等のエンジニアサービスもストック型ビジネスであります。 ※1.Firewall/VPNとは、FirewallとVPNが合わさった装置又はシステムのことです。 Firewallとは、あるコンピュータやネットワークと外部ネットワークの境界に設置され、内外の通信を中継・監視し、外部の攻撃から内部を保護するためのソフトウェアや装置、システムのことです。 VPNとは、インターネット等の公的回線を経由して暗号化により構築された仮想的な組織内(私的)ネットワークのことです。 ※2.UTMとは、コンピューターウイルス対策や不正アクセス防止などネットワークセキュリティに関わる複数の対策を統合的に管理する手法又はそれを実現する装置のことです。 ※3.次世代Firewallとは、アプリケーション毎の通信を把握し、制御する機能を実装した、内部のセキュリティ強化も実現するFirewallのことです。 ※4.WAFとは、Web Application Firewallの略称で、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護する装置又はシステムのことです。 ※5.マルウェアとは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称です。マルウェアには、ウィルス、ワーム、スパイウェア、トロイの木馬等があります。 ※6.インターネット分離とは、重要業務のシステムとインターネットに接続する端末との接触を断つことです。 ※7.オンサイト対応とは、製品が利用されている場所に出張して対応することです。 当社グループの事業内容、対応する子会社 報告セグメント   事業の区分   事業の内容   対応する子会社 ITソリューション事業   ソリューションプロダクト事業   セキュリティ製品の輸入・販売ITインフラ製品の輸入・販売   ジェイズ・コミュニケーション株式会社 セキュリティソフトウェアの開発・販売   ジェイズ・コミュニケーション株式会社 セキュリティ製品及びITインフラ製品の調達・販売   ジェイズ・コミュニケーション株式会社ジェイズ・テクノロジー株式会社ISS Resolution LimitedFirst One Systems Co., Ltd. ソリューションサービス事業   ITシステムの設計・構築サービスの提供   ジェイズ・コミュニケーション株式会社ジェイズ・テクノロジー株式会社ISS Resolution LimitedFirst One Systems Co., Ltd. ヘルプデスクサービスの提供保守サービスの提供   ジェイズ・コミュニケーション株式会社ISS Resolution LimitedFirst One Systems Co., Ltd. セキュリティサービスの提供   ジェイズ・コミュニケーション株式会社セグエセキュリティ株式会社 情報システム支援サービスの提供   ジェイズ・テクノロジー株式会社株式会社テクノクリエイションFirst One Systems Co., Ltd. その他   システムの運用や監視サービスの提供   ジェイズ・コミュニケーション株式会社ISS Resolution Limited エンジニアサービスの提供   ジェイズ・コミュニケーション株式会社ジェイズ・テクノロジー株式会社株式会社テクノクリエイションISS Resolution Limited 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,810字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「IT技術を駆使して、価値を創造し、お客様とともに成長を続け、豊かな社会の実現に貢献する。」ことを理念としております。これまで培ってきた経験と様々な技術を駆使して、皆様の安全で先進的なIT利活用とビジネスの成功を支える価値あるIT&セキュリティのトータルソリューションを提供し、企業価値の向上に努めてまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、売上高、営業利益及び当期純利益を重要な経営指標と考えており、特に営業利益及び当期純利益を重視しております。 当社は2024年5月に新たに2026年12月期を最終年度とする中期経営計画(Segue300)を策定し、事業の拡大と企業価値の向上に取り組んでおります。この結果、株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しに関して、プライム市場の上場維持基準の内、従来適合基準を満たしていなかった流通株式時価総額についても、2024年12月末時点において適合することができました。 当該中期経営計画においては、2026年12月期の数値目標として、売上高260億円、営業利益18億円、親会社株主に帰属する当期純利益10.5億円を設定しております。加えて、よりストレッチする形で、M&Aの実施も含めたチャレンジ目標として、売上高300億円、営業利益20億円、親会社株主に帰属する当期純利益11.7億円を目標に設定し、事業成長に注力しております。 なお、当該目標値は、2025年12月期における事業進捗状況を踏まえ、売上高300億円、営業利益23億円、親会社株主に帰属する当期純利益14億円に上方修正をいたしました。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループの属するIT業界では、技術の進歩・トレンドの変化が著しく、AIの活用、デジタルトランスフォーメーションへの取組み等が進んでおり、コロナ禍を経てこれらが加速いたしました。一方、サイバー攻撃の高度化・複雑化も年々加速しております。そのため、企業や組織におけるセキュリティ対策の需要も高い水準が続いております。 このような環境の中、当社グループにおきましては、対処すべき課題を以下のように認識し、取り組んでまいります。 ① 人材の確保・育成 当社グループのさらなる成長のために、優秀な人材の確保及び育成は欠かせないと認識しております。IT人材の不足は年々顕著になっておりますが、積極的な採用、教育研修制度の充実に加え、人事制度の継続的改善等により、引き続き人材の確保及び育成に取り組んでまいります。 ② 収益力の強化 当社グループは、ITソリューション事業を営んでおり、その中でもセキュリティの分野にフォーカスしております。IT業界は随時新しい技術が生まれ、その利活用による利便性や生産性の向上等が注目されがちですが、対応するセキュリティ対策も欠かせません。 国内外の最新の技術トレンドや顧客のニーズをつかみ、積極的な新規商材の取扱い並びに安全性と使いやすさを兼ね備えたセキュリティ製品及びサービスの開発を進め、それらの商材を組み合わせて高度化・複雑化するサイバー攻撃にも対抗するセキュリティを確保したソリューションを創出してまいります。 加えて、販売促進活動を強化し、これらによって、売上の拡大と利益率の向上を実現してまいります。 ③ 事業ポートフォリオ・グループ組織体制の最適化 当社グループは、事業の拡大を加速させるために、独自の技術を有する企業や現在のビジネスの発展加速が図れる企業とのM&Aや業務・資本提携を進めてまいります。それらの行為の効果を高めるために、グループ各社の事業の整理、リソースの再配置を継続的に検討、実行し、当社グループ全体を最適化し、よりグループ内のシナジー効果が得られる体制の整備を進めてまいります。 ④ 内部統制の継続強化 当社グループが継続的かつ効率的に拡大できる体制を確立、維持するためには、コンプライアンスの徹底及び内部統制の継続的な強化は重要な課題と認識しております。今後も事業規模の拡大に合わせて、コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制をより一層強化してまいります。
事業等のリスク4,456字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 競合について 当社グループが代理店として取扱うメーカーの総合的な製品力やサービス力等の低下により、競争力を維持できなくなる可能性があります。当社グループは、特定メーカーに依存しない体制を目指しておりますが、新規メーカーの製品の取扱開始には労力、コストも掛かり、加えて想定通りに立ち上がらない場合には、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 技術革新について 当社グループが属するIT市場は、技術革新の速度及びその変化が著しい業界であり、新技術、新サービスが次々と生み出されております。当社グループにおいては、当該技術革新への対応を常に講じておりますが、万が一、当社グループが新しい技術に対応できなかった場合、あるいは当社グループが想定していない新技術、新サービスが普及した場合、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) メーカーとの販売代理店契約について 当社の連結子会社であるジェイズ・コミュニケーション株式会社は、複数の海外メーカーより製品等を輸入しており、特定のメーカーに依存しない体制を目指しておりますが、当連結会計年度における「5 重要な契約等」に記載した契約先からの仕入高が当社グループ仕入高の59.7%を占めております。 各メーカーとは良好な関係を維持しておりますが、予期せぬ事由により、不利な契約条件の変更や契約解除を求められた場合、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、ジェイズ・コミュニケーション株式会社は、主要仕入先との販売代理店契約において直接エンドユーザーに販売ができず、販売パートナーを通しての販売を行うことが規定されています。 また、当社取引先メーカーや関連事業を有する企業において、近年複数の買収が行われています。具体的には、Ruckus事業は2016年以降、Brocade Communications Systems, Inc.(米国)、Broadcom Ltd.(米国)、ARRIS International plc.(米国)、CommScope, Inc.(米国)へと事業主体が移行しており、また、Juniper Networks, Inc.(米国)は2025年にHewlett Packard Enterprise Co.(米国)に買収されました。これらの買収に伴い、事業方針や施策が変更された場合、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 特定販売先への依存について 当社グループは原則として、システム・インテグレータ、電気通信事業者、流通会社等の販売パートナーを通じて商品及びサービスを提供しておりますが、その中でも当連結会計年度における売上高全体の31.6%を連結売上高の上位5社で占めております。主要パートナーとは良好な関係を維持できており、今後も主要パートナーへの販売が全体の大部分を占める可能性は高いと考えておりますが、何らかの理由によりパートナーの方針が変更された場合や、パートナーの財政状態が悪化した場合には、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 業績の変動について 当社グループの事業は、損益構造上、人件費などの固定費比率が高いため、売上高や売上原価率等の変動により営業利益が大きく変動する可能性があります。過去の四半期毎の業績においては、特定の四半期に売上高が大きく偏重する傾向はありませんが、売上高の変動に比して営業利益が大きく変動しております。 なお、各四半期の業績の推移は以下のとおりであります。 (2024年12月期) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%) 売上高   4,953,519   26.5%   3,457,166   18.5%   5,506,807   29.4%   4,800,172   25.6%   18,717,665   100.0 営業利益   430,571   59.8%   △83,700   △11.6%   288,945   40.1%   84,397   11.7%   720,213   100.0 (2025年12月期) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%)   金額 (千円)   構成比 (%) 売上高   4,788,343   19.1%   5,212,647   20.8%    7,858,106   31.3%    7,215,386   28.8%   25,074,483   100.0 営業利益    226,100   12.2%    458,925   24.8%   750,278   40.5%    418,980   22.6%   1,854,284   100.0 (6) M&A・資本業務提携について 当社グループは、シェア拡大及び事業規模拡大策として、同業他社や当社グループの事業を補完しうる他社等に対するM&Aや資本業務提携の実施を経営の重要課題と位置付けております。 M&A等の実施に際しては、対象企業に対して財務・税務・法務・ビジネス等に関する詳細なデューディリジェンスを行い、各種リスクの低減に努めておりますが、実行後、これらの調査で確認・想定されなかった事象が判明又は発生した場合、若しくは期待した成果を得られなかった場合には、のれんの減損処理等により当社グループの業績及び財政状態に悪影響が及ぶ可能性があります。また、M&A等の結果、当社グループの収益構造が変化する可能性があります。 また、当社グループは、M&Aや資本・業務提携等により関係会社、取引先等の株式を保有しております。そのうち市場性のある株式については、株価が著しく下落した場合に減損処理を行う可能性があります。市場性のない株式については、当該株式の発行会社の財政状況が著しく悪化した場合には減損処理を行う可能性があります。このような場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 為替相場の影響について 当社の連結子会社であるジェイズ・コミュニケーション株式会社の取扱商品は、海外メーカーの製品が占める割合が多く、この輸入代金の決済は、米国ドル建てで行っております。なお、一部の販売パートナーへのドル建ての販売を除き、販売のほとんどは円建てで行っております。 為替相場の変動に対しては、為替予約及び通貨オプション取引を組み合わせてリスクヘッジを行っておりますが、為替予約及び通貨オプション取引によりすべてのリスクを排除することは不可能です。そのため、日本円と米ドル間の為替相場が円安傾向となった場合、円換算した仕入れ価格が増加することになりますが、その時点の市場競争状況いかんでは、かかる増加分を適正に販売価格に反映できず、同社の業績における利益率の低下を招く可能性があります。一方、円高傾向となった場合は、在庫販売取引においては、競争状況のいかんによって円高還元の販売価格引き下げを余儀なくされ、先行して仕入れた商品原価との値差が縮小し、利益率の低下を招く可能性があります。 (8) 人材の確保と育成について 当社グループの事業は、技術者の能力や資質に大きく影響されることから、人財こそが他社との差別化戦略のキーであると位置付け、有能な技術者、業務ノウハウの保有者、管理者等の確保・育成が必要不可欠と考えております。しかし、当社グループが必要とする人財の確保・育成が計画通り行えなかった場合、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 法的規制等について 当社グループは、建設業法、電気用品安全法、電波法、電気通信事業法、製造物責任法、労働者派遣法、古物営業法、外国為替及び外国貿易法、下請代金遅延等防止法、個人情報保護法等関係諸法令により様々な法的規制等の適用を受けております。今後、これらの法的規制等が変更又は新設された場合や当社グループがこれらの法的規制等に抵触した場合、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 自然災害について 当社グループが保有する在庫商品は、その多くを特定の物流拠点に集約しております。特定の拠点に集約させる理由は、受入・検査・配送業務の効率化、適正在庫の確保、コストの低減等であります。 物流拠点及び在庫商品に対しては、防災対策や保険の付保によりリスク低減に努めておりますが、想定を超える地震等の災害により被害が発生した場合、納入遅延や数量不足等が発生し、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 投資有価証券評価損の発生について 当社グループでは、事業上の関係構築等を目的とした出資による投資有価証券を保有しており、このような出資等は今後も行う可能性があります。投資有価証券の評価は発行会社の財政状態や経営成績等の個別の事情又は株式市場等の動向に依存いたします。当社グループが保有する投資有価証券について、発行体の信用力が悪化し実質的価値が低下あるいは時価が低下した場合、投資有価証券評価損あるいは貸倒引当金繰入の計上により、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 海外事業展開について 当社グループは、成長戦略の一環としてM&Aによる海外事業展開を行い、タイ王国に2社の連結対象子会社が事業を行っております。海外市場への事業展開にあたっては、為替リスクに加え、国内とは異なる、予期しない法律又は規制の変更、政治・経済の混乱、紛争・テロ等のリスクが内在しており、これらの事態が発生した場合は、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,372字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策効果を背景に、景気の緩やかな回復が見込まれています。一方で、米国の通商政策の動向による下振れリスクには依然として注意を要します。さらに、物価上昇が継続することで個人消費が抑制され、国内景気の回復が阻害される可能性も懸念されるなど、先行きには不透明感が残る状況となっています。 当社グループが属するIT業界においては、企業の生産性向上や競争力強化を目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)投資が継続しており、官公庁および民間企業においてITインフラの導入やサイバーセキュリティ対策への投資需要は引き続き高い水準で推移しております。特に、デジタルガバメント政策の推進に伴い、中央省庁や地方自治体によるIT投資は着実に拡大しており、府省庁及び地方自治体への売上高比率が高い当社グループにとって良好な事業環境が継続しております。 このような経営環境のもと、当社は、主力事業会社における営業・技術体制の再編および全国横断型の組織体制の構築を進め、提案力・受注力の強化に取り組んでまいりました。その結果、当連結会計年度においては、多数の大型案件を獲得するのみならず超大型案件であるGSS(ガバメントソリューションサービス)を複数件受注し、受注高および受注残高は前連結会計年度を大きく上回りました。 事業別の状況につきましては、VAD(Value Added Distribution)ビジネスにおいては、GSS案件の他、大型案件により大きく業績が拡大しました。 システムインテグレーションビジネスにおいては、官公庁および民間企業向けの大型案件獲得が業績拡大に寄与したものの、一部大型案件が利益率押し下げの要因となりました。 自社開発ビジネスにおいては、地方自治体や医療機関向けの案件を着実に積み重ねるとともに、RevoWorksクラウドやマネージド・セキュリティ・サービス(MSS)等のストック型サービスも堅調に推移しました。しかしながら、受注した官公庁向け案件の売上計上が来期となったため、売上高、売上総利益ともに軟調となりました。 海外ビジネスにおいては、昨年5月にFirst One Systems Co., Ltd.がグループに加わり事業規模が拡大しております。DXインフラおよびサイバーセキュリティ需要にフォーカスし、タイ公共交通インフラ関連案件の獲得に加え、現地日系企業向けビジネスの拡大にも注力しており、事業基盤の強化を進めてまいりました。 また、当連結会計年度においては、旺盛な受注環境および業績の進捗状況を踏まえ、連結業績予想の修正を行いました。 これらの結果、当連結会計年度におけるソリューションプロダクト事業売上高は16,633,166千円(前年同期比51.2%増)、ソリューションサービス事業売上高は8,441,316千円(前年同期比9.4%増)となり、売上高合計は25,074,483千円(前年同期比34.0%増)、営業利益は1,854,284千円(同157.5%増)、経常利益は2,001,769千円(同88.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,191,196千円(同134.6%増)となりました。 (2) 生産、受注及び販売の状況 ① 仕入実績 仕入実績を事業の区分ごとに示すと、次のとおりであります。 事業の区分   仕入高(千円)   前年同期比(%) ソリューションプロダクト事業   14,290,572   191.5 ソリューションサービス事業   4,600,015   170.9 合計   18,890,588   186.0 (注) 1.金額は、仕入価格によっております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 ② 受注実績 受注実績を事業の区分ごとに示すと、次のとおりであります。 事業の区分   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高 (千円)   前年同期比(%) ソリューションプロダクト事業   20,255,400   197.9   5,586,648   284.3 ソリューションサービス事業   12,111,775   128.0   10,143,933   153.0 合計   32,367,176   164.3   15,730,582   183.0 (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 ③ 販売実績 販売実績を事業の区分ごとに示すと、次のとおりであります。 事業の区分   販売高(千円)   前年同期比(%) ソリューションプロダクト事業   16,633,166   151.2 ソリューションサービス事業   8,441,316   109.4 合計   25,074,483   134.0 (注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 丸紅ネットワークソリューションズ株式会社   ―   ―   2,953,632   11.8 (注)前連結会計年度における販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため、記載を省略しております。 (3) 財政状態の分析 ① 資産 当連結会計年度末の総資産は18,647,258千円となり、前連結会計年度末に比べて5,014,148千円の増加となりました。流動資産は15,579,725千円となり、前連結会計年度末に比べて4,783,814千円の増加となりました。固定資産は3,067,533千円となり、前連結会計年度末に比べて230,333千円の増加となりました。 流動資産増加の主な要因は、受取手形及び売掛金、棚卸資産、前渡金が増加したこと等によるものであります。 固定資産増加の主な要因は、投資有価証券の増加等によるものであります。 ② 負債 当連結会計年度末の負債の合計は14,246,697千円となり、前連結会計年度末に比べて3,806,616千円の増加となりました。流動負債は12,789,298千円となり、前連結会計年度末に比べて4,476,391千円の増加となりました。固定負債は1,457,399千円となり、前連結会計年度末に比べて669,774千円の減少となりました。 流動負債増加の主な要因は、主に短期借入金、前受金が増加したこと等によるものであります。固定負債減少の主な要因は、長期借入金が減少したこと等によるものであります。 ③ 純資産 当連結会計年度末の純資産は4,400,561千円となり、前連結会計年度末に比べて1,207,532千円の増加となりました。主な要因は、利益剰余金が増加したこと等によるものであります。 (4) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、2,535,199千円と前年同期と比べ1,531,165千円(37.7%)の減少となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比べて収入が4,565,564千円減少し、2,810,300千円の支出となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が1,891,448千円、前受金の増加額が1,878,610千円であった一方で、売上債権の増加額2,374,678千円、棚卸資産の増加額2,218,315千円、前渡金の増加額1,536,961千円があったこと等によるものであります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べて支出が901,186千円減少し、90,098千円の支出となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入259,133千円があった一方、有形固定資産の取得による支出199,696千円があったこと等によるものであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べて1,573,361千円収入が増加し、1,238,323千円の収入となりました。これは主に、短期借入金の純増額による収入2,173,829千円があったこと等によるものです。 ④ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループにおける資金需要の主なものは、仕入、製造費、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び設備投資資金(ソフトウェア含む)であり、自己資金及び金融機関からの借入により調達しております。 (5) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成においては、経営者による会計上の見積りを行っております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等 (1)連結財務諸表  注記事項  連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 (6) 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 (7) 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (8) 経営戦略の現状と今後の見通し 経営戦略の現状と今後の見通しにつきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。