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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

マークラインズ

MarkLines Co.,Ltd.3901 · Prime · 情報・通信業

自動車産業に特化した情報プラットフォーム。5,400社以上が利用し、部品・販売台数・技術動向等を網羅。

概要

マークラインズは、自動車産業に特化した有料情報データベース「自動車産業ポータル」を運営する企業である。2001年の創業以来、部品供給情報、販売・生産台数、モデルチェンジ予測、EV・自動運転情報、ニュースなど多岐にわたるデータを提供し、世界中の完成車メーカーから部品メーカーまで5,400社以上が利用する。2025年12月期の連結売上高は55.7億円、営業利益20.9億円、従業員195名。東京証券取引所プライム市場(旧一部)に上場しており、北米、中国、欧州、タイ、インドなどに子会社を有する。

情報プラットフォームに5,400社超が加盟する中核事業

情報プラットフォーム事業が全社売上の約7割を占める。同プラットフォームは、部品別シェア・供給情報(約300品目)、70,000社以上の世界の自動車部品メーカーデータベース、64カ国の販売台数・43カ国の生産台数データ、モデルチェンジ予測(世界生産の約90%カバー)、EV・自動運転情報、日々40件のグローバルニュース、毎月20本以上の市場・技術レポートなどを含む。契約企業数は2025年末現在5,476社(日本2,252社、海外3,224社)で、海外比率は約59%に達する。無料登録会員を含むユーザー数は50万人を超え、ページビューを伸ばしている。

8つの周辺事業で収益を多様化

情報プラットフォームに加え、車両・部品調達代行、分解調査データ販売、市場予測情報販売、コンサルティング、プロモーション広告、人材紹介、車両分解・計測、自動車ファンドの8事業を展開する。市場予測情報販売は英国GlobalData社のデータを提供し、プロモーション広告は会員向けPRメール・製品情報掲載・バナー広告を手掛ける。コンサルティング事業はEV関連の市場調査やコスト比較分析を個別対応で提供。自動車ファンド事業は電動化・自動運転分野のベンチャーに投資する。これらの周辺事業は2025年度に市場予測とプロモーションが好調だった一方、分解調査データ販売やコンサルティングは受注が低迷した。

売上高が10年で8倍に拡大した成長軌道

連結売上高は2012年12月期の7億円から2025年12月期には56億円(有価証券報告書本文では55.7億円)へと拡大した。同期間の当期純利益も1億円から15億円に成長。特に2018年の東証一部昇格後、2020年からの電動化・自動運転関連需要の高まりを受け、2021年12月期には35億円、2023年には48億円と急成長した。2025年度は関税政策や中国メーカーとの競争激化で自動車業界が苦戦し、営業利益は前期比5.4%減の20.9億円となった。ROEは23.1%と高水準を維持している。

業界の中での役割は自動車産業向け情報プラットフォームプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
56億円
営業利益
21億円
営業利益率
37.5%
純利益
15億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2024/12
事業売上構成比利益利益率
情報プラットフォーム事業36億円67.9%19億円52.8%
コンサルティング事業6億円11.3%1億円16.7%
車両・部品調達代行事業5億円9.4%1億円20.0%
市場予測情報販売事業3億円5.7%1億円33.3%
分解調査データ販売事業2億円3.8%1億円50.0%
プロモーション広告事業1億円1.9%1億円100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01情報プラットフォーム事業主力

自動車産業に特化した有料情報データベース「自動車産業ポータル」を提供。部品供給情報、販売/生産台数、モデルチェンジ予測、EV・自動運転情報、ニュース等を網羅。世界中の完成車メーカーから部品メーカーまで5,400社以上が利用。

自動車産業に特化した情報プラットフォームとして国内最大級

主な製品・サービス8
部品別シェア・供給情報
約300品目のサプライチェーン情報(部品別・車種別納入情報)。
部品メーカー情報データベース
70,000社以上の世界の自動車部品メーカー情報。部品名や加工法から検索可。
自動車販売台数/生産台数データ
64カ国の販売台数、43カ国の生産台数(年次・月次)。国・メーカー・モデル別等で検索。
OEM拠点/供給メーカー情報
世界の完成車工場情報(生産モデル・能力・実績)。モデル別の部品供給情報も表示。
モデルチェンジ予測
主要メーカーのモデルチェンジ変遷と2030年頃までの予測。世界生産台数の約90%カバー。
EV・自動運転情報
EV/PHV/FCV等の主要モデルデータ、自動運転関連情報。
自動車産業ニュース
日々40件、年間1万件超のグローバルニュースを配信。キーワード検索可。
市場・技術レポート
EV、SDV、自動運転等のテーマについて毎月20本以上レポート掲載。

02車両・部品調達代行事業準主力

ベンチマーキングに必要な車両及び部品の調達を代行。幅広い国・地域で部品から車両まで対応。

主な製品・サービス1
車両・部品調達代行サービス
顧客の依頼に基づき国内外から車両・部品を調達。

03分解調査データ販売事業副次

電動車、駆動モーター、インバーター等の分解調査データ及びe-Axle等のコスト分析レポートを販売。

主な製品・サービス1
分解調査データ・コスト分析レポート
電動車等の分解調査データやコスト分析レポート。

04市場予測情報販売事業副次

英国GlobalData社の自動車市場予測情報を提供。将来7~12年間のパワートレイン別・モデル別販売予測等。

主な製品・サービス1
GlobalData市場予測データ
世界のパワートレイン別・モデル別販売予測等。

05コンサルティング事業副次

EV関連コンサルティング、市場調査、販路開拓、コスト比較分析、実験評価等を個別対応で提供。

主な製品・サービス1
自動車産業向けコンサルティング
EV関連、市場調査、販路開拓、コスト分析等。

06プロモーション広告事業その他

情報プラットフォーム会員向けにPRメール配信、製品情報掲載、バナー広告等の販促サービスを提供。

主な製品・サービス3
PRメール
会員の興味分野に応じてターゲット配信。
製品情報掲載
外注先・調達先情報等に製品・技術情報を画像付き掲載。
バナー広告
自動車業界専門サイトへの効果的な広告。

07人材紹介事業その他

自動車業界に特化した人材紹介。求人企業と求職者をマッチングし成功報酬を得る。

主な製品・サービス1
自動車業界特化の人材紹介
自動車関連企業向け人材紹介サービス。

08車両分解・計測事業その他

車両の分解調査、3Dスキャン計測、分解部品販売等のリバースエンジニアリングサービス。

主な製品・サービス1
車両分解・計測サービス
分解調査、3Dスキャン、部品販売。

09自動車ファンド事業その他

自動車産業に特化したベンチャーキャピタル。電動化・自動運転等の技術を持つベンチャーや再成長企業に投資。

主な製品・サービス1
自動車産業特化型投資ファンド
自動車関連ベンチャー等への投資。

製品と技術

部品サプライチェーンを可視化する3つのデータベース

同社の情報プラットフォームの中核を成すのが、部品別シェア・供給情報、部品メーカー情報データベース、OEM拠点/供給メーカー情報の3つである。部品別シェア・供給情報は約300品目のサプライチェーンを部品別・車種別に網羅し、分析レポートも提供。部品メーカー情報は70,000社以上の世界の部品メーカーを部品名や加工法から検索可能。OEM拠点情報は世界の完成車工場の生産モデル・能力・実績を収載し、モデル別に部品供給情報を表示する2025年実装の機能も備える。

モデルチェンジ予測と販売生産台数データ

モデルチェンジ予測は主要自動車メーカーのモデルチェンジ変遷と2030年頃までの予測を提供し、世界生産台数の約90%(商用車除く)をカバーする。販売台数データは64カ国の年次・月次データを、生産台数データは43カ国をカバーし、国・メーカー・モデル・パワートレイン別に検索可能。2025年にはカスタマイズ集計機能を実装し、複数の切り口で台数を集計できるようになった。ダッシュボード機能で視覚的分析も可能。

EV・自動運転情報と市場技術レポート

EV/PHV/FCV等の主要モデルデータをフルモデルチェンジ・マイナーチェンジごとに更新して提供。自動運転関連情報も含む。市場・技術レポートは毎月20本以上掲載し、EV、SDV、自動運転、メーカー/地域動向、展示会取材、分解調査など幅広いテーマをカバーする。ニュースは日々40件、年間1万件超のグローバル記事を配信。これらのコンテンツはストック型の有料情報として提供され、一般の無料情報とは一線を画す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 情報プラットフォーム事業自動車産業に特化した情報プラットフォームとして国内最大級

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

情報サービスで高収益、小規模だが収益力抜群

同社は情報・通信業に属し、自動車業界向けの情報提供サービス「マークラインズ」を展開。売上高は2024年12月期56億円と小規模だが、営業利益率39.29%と極めて高い。同業のソラコムやハッチ・ワークと比較しても、収益性で大きく上回る。独自のデータベースとサブスクリプションモデルが高付加価値を生み、固定客からの安定収入が収益の柱。ただし、市場が自動車業界に特化しており、成長の天井が懸念される。

強み

  • 営業利益率40%近く、業界トップクラスの収益性を誇る。
  • 自動車技術情報で圧倒的なデータ量と更新頻度を有する。
  • ライセンス契約がリカーリング収益を生み、底堅い経営を実現。
  • 自動車メーカー・部品メーカーへの高い定着率で競合を寄せ付けず。

課題

  • 自動車業界特化で、EVシフト等の構造変化に影響を受けやすい。
  • 売上高が2025年12月期も56億円と横ばいで、新規開拓が停滞。
  • 自動車以外の業界への展開が進まず、成長の多様化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がマークラインズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12471エスプール221億円16.6倍
23649ファインデックス219億円17.8倍
36050イー・ガーディアン216億円29.6倍
43835eBASE207億円19.1倍
53968セグエグループ205億円10.0倍
63901マークラインズ200億円12.4倍
73853アステリア198億円23.6倍
83834朝日ネット196億円12.4倍
93678メディアドゥ196億円10.7倍
106194アトラエ192億円17.2倍
114709IDホールディングス185億円12.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

インターネットで自動車情報を有料提供する創業

2001年1月、東京都港区赤坂三丁目に資本金4,000万円でマークラインズ株式会社を設立。自動車関連情報の有料提供を目的とし、同年8月に「自動車情報プラットフォーム」(現「自動車産業ポータル」)のサービスを開始した。当初からウェブサイトを通じたサブスクリプションモデルを採用し、12月には英語版をリリース。創業時からグローバル展開を視野に入れ、系列を超えた情報共有の場を目指した。

北米・中国・タイへの拠点展開(2003-2013年)

2003年2月、米国ミシガン州にMarkLines North Americaを設立し北米事業を開始。2004年9月には中国上海市に現地法人を設立、同年11月には日本自動車輸送技術協会と提携し法規制情報を追加した。2007年には車載ECU向けコンサルティングを開始し、2009年には自動車業界特化の人材紹介サイト「CAN」を立ち上げ。2013年7月、タイ・バンコクに子会社を設立し東南アジアへ進出した。この時期にプラットフォームのコンテンツも継続的に拡充された。

JASDAQ上場と欧州・インド進出(2014-2017年)

2014年12月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。翌2015年1月にはドイツ・フランクフルトに欧州子会社を設立し、欧州市場への本格展開を開始した。2016年にはインド・グルガオンに子会社を設立。同年5月にはウェブサイトを全面リニューアルし、プロモーション広告サービス「LINES」を開始。2017年4月にはMunro & Associatesと提携し、分解調査データ販売事業に参入した。

東証一部昇格と企業買収・新規事業(2018-2020年)

2018年3月に東証第二部へ昇格、僅か3ヶ月後の6月には第一部に指定された。同年11月に名古屋支社を開設し、中部地区の自動車産業集積地での営業を強化。2020年3月には本社を永田町の山王パークタワーに移転。同年4月には自動車産業特化のベンチャーキャピタルとして株式会社自動車ファンドを設立し、ファンド事業へ進出。さらに同年6月にはドイツの自動車技術専門誌出版社Springer Fachmedien Wiesbadenと提携した。

コロナ禍後の急成長と2025年の課題

2021年以降、電動化シフトに伴い自動車業界の情報需要が高まり、売上高は2020年12月期の27億円から2023年には48億円へ急拡大。2024年には55.6億円に達した。一方、2025年度はトランプ政権の関税政策や中国メーカーとの競争激化で日系メーカーが苦戦し、営業利益は前期比5.4%減の20.9億円に留まった。特にコンサルティングと分解調査データ販売が減収となった。

生成AI導入と価格改定で新たなフェーズへ

2025年度、同社は新規契約獲得から顧客単価向上へ営業方針を転換。既存契約の価格改定を2025年末から開始し、2026年末までに完了予定。また2026年1月には自社開発の生成AI機能「マークラインズ生成AI β版」を法人会員向けに提供開始した。これは同社独自の一次情報を基に自然言語質問で回答・分析を生成するもので、正式版リリース後の機能改善を計画している。

年表33件を開く

2000年代

  • 2001年1月創業東京都港区赤坂三丁目にインターネットの活用により自動車関連情報の有料提供を事業目的とした、マークラインズ株式会社(資本金4,000万円)を設立。
  • 2001年8月自動車関連情報サービスサイト「自動車情報プラットフォーム」(http://www.marklines.com)の運営及びサービスの提供を開始。
  • 2001年12月「自動車情報プラットフォーム」英語版のサービス提供開始。
  • 2003年2月北米での事業展開を目的に、米国ミシガン州に子会社MarkLines North America, Inc.(出資比率100% 現・連結子会社)を設立。
  • 2004年9月中国での事業展開を目的に、中国上海市に子会社麦柯莱依斯信息咨詢(上海)有限公司(出資比率100% 現・連結子会社)を設立。
  • 2004年11月日本自動車輸送技術協会自動車基準認証国際化研究センターと提携し、自動車法規制情報の掲載開始。
  • 2004年12月業容の拡大に伴い本社を赤坂六丁目に移転。
  • 2005年3月自動車の開発・調達・生産に関連するソリューション情報「自動車ソリューション」(現 製品掲載サービス)の提供開始。
  • 2006年7月自動車の生産技術に関する「ものづくりレポート」の掲載開始。
  • 2007年4月車載用ECU電子機器を対象にしたコンサルティング事業を開始。
  • 2007年10月自動車の重要コンポーネントのマーケットシェア、納入情報を提供する部品市場レポートの掲載開始
  • 2008年8月車種ごとにモデルチェンジの歴史や将来予測をまとめたモデルチェンジ情報の掲載を開始。日系メーカーの環境対応技術と環境対応車に関する情報の掲載を開始。
  • 2009年5月自動車業界の人材情報サイト「CAN」(Career in Automotive Network)を立ち上げ、人材紹介サービスを開始。

2010年代

  • 2011年1月ウェブサイトの全面リニューアルを行う。
  • 2011年12月「自動車情報プラットフォーム」中国語版のサービス提供開始。
  • 2012年2月業容の拡大に伴い本社を赤坂八丁目に移転。
  • 2013年3月LMC Automotive Ltd.との業務提携により、同社製品である市場予測情報の販売事業を開始。
  • 2013年7月タイ バンコクに、タイ及び東南アジアでの事業展開を目的にMarkLines (Thailand) Co., Ltd.(出資比率100% 現・連結子会社)を設立。
  • 2014年12月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2015年1月欧州での事業展開を目的に、ドイツ・フランクフルト市にMarkLines Europe GmbH(出資比率100% 現・連結子会社)を設立。
  • 2015年6月主要500社動向コンテンツ内において、動画配信を開始。
  • 2016年1月インド ハリヤ―ナー州 グルガオンにMarkLines India Pvt. Ltd.(出資比率100% 非連結子会社)を設立。
  • 2016年5月ウェブサイトの全面リニューアルを行う。プロモーション広告サービス“ LINES ”を開始。日本のものづくり技術を支える中小製造業の受注支援を自動車産業分野において共同で促進する目的で、株式会社NCネットワークと業務提携を締結。
  • 2017年4月エンジニアリング会社 Munro & Associates, Inc.と業務提携を締結し、同社の自動車分解調査情報(一部)の掲載、ベンチマーキング関連事業を開始。
  • 2018年3月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2018年5月「コスト比較分析サービス」の提供を開始。
  • 2018年6月東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 2018年11月名古屋支社を開設。
  • 2019年1月自動運転に係るコンテンツ強化を目的に、Vision Systems Intelligence, LLC. と業務提携を締結。
  • 2019年4月トヨタテクニカルディベロップメント株式会社と情報連携契約を締結。

2020年代

  • 2020年3月業容の拡大に伴い本社を永田町2丁目 山王パークタワーに移転。
  • 2020年4月ベンチャーキャピタル事業への進出を目的として、東京都千代田区に株式会社自動車ファンド(出資比率100% 現・連結子会社)を設立。
  • 2020年6月自動車技術専門誌を出版するドイツSpringer Fachmedien Wiesbaden GmbHと業務提携を締結。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業利益成長率前期比20%以上の利益成長率
  • 連結経常利益成長率前期比20%以上の利益成長率
  • ROE30%
  • 配当性向45%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    生成AIによるサービス価値向上

    2026年1月に情報プラットフォーム法人会員向けに「マークラインズ生成AI β版」を提供開始。自社保有の自動車関連データを活用し、自然言語質問で信頼性の高いデータ提示と分析結果の文章生成を実現。正式版リリース後も機能改善を進め、ユーザー課題へのソリューション提供を目指す。

  2. 02

    専有データ基盤の増強

    一般の生成AIが検索できない独自の一次情報(インタビュー記事、分析レポート、車両現物の分析/計測データなど)の充実を図り、データ基盤を強化する。

  3. 03

    既存契約の価格改定

    20年以上据え置いてきた利用料金を、サービス向上と他社価格比較を踏まえ改定。2025年末から順次更新契約に反映し、2026年末までに完了予定。これにより既存契約の平均単価は今後2年間段階的に上昇する見込み。

  4. 04

    海外新規契約獲得とアップセル促進

    中国、米国、欧州、インドの潜在市場で、北米・中国に統括機能を設置し契約獲得を推進。大手企業には開発部門向けにIDトライアル提供を行い、利用人数増加を図る。

  5. 05

    リバースエンジニアリング分野の強化

    2025年度に自動車メーカー向け技術展示会を開催し、ベンチマークセンターの提携先拡大と人員体制強化により、トヨタグループ中心に受注促進を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で195人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は583万円で、9期前と比べて0.1%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は3.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月78
2017年12月80
2018年12月89
2019年12月58445.63.2103
2020年12月58842.43.2121
2021年12月55741.43.2151
2022年12月53940.63.2160
2023年12月53844.13.4188
2024年12月56941.93.31981,111
2025年12月58341.53.61951,077

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率30.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)89.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 6 / 海外 3、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社(東京都 港区)ほか3支店1,282百万円
情報プラットフォーム事業 プロモーション広告事業 市場予測情報販売事業 コンサルティング事業 分解調査データ販売事業 車両・部品調達代行事業 車両分解・計測事業 人材紹介事業 全社(共通)
本社 — メキシコ合衆国11百万円
情報プラットフォーム事業
本社 — ドイツ連邦 共和国4百万円
情報プラットフォーム事業
本社 — 中華人民共和国2百万円
情報プラットフォーム事業
本社 — タイ王国1百万円
情報プラットフォーム事業
本社 — アメリカ合衆国0百万円
情報プラットフォーム事業
本社 — 中華人民共和国0百万円
情報プラットフォーム事業
主な関係会社
  • 国内
    麦柯莱依斯信息咨詢(上海)有限公司(注)3(注)4
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    MarkLines North America, Inc.
    アメリカ合衆国ミシガン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MarkLines (Thailand) Co., Ltd.
    タイ王国 バンコク市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MarkLines Europe GmbH
    ドイツ連邦共和国 フランクフルト市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社自動車ファンド(注)3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    MarkLines Mexicana S.A. de C.V.
    メキシコ合衆国グアナファト州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    MarkLines (Shenzhen) Co., Ltd. (注)3
    中華人民共和国 深圳市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社マークラインズソフト開発(注)3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    自動車産業支援ファンド2021投資事業有限責任組合
    東京都港区 · 持分法適用会社
    議決権40.8%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    車載通信装置の標準化のための調査
    国土交通省 · 2021-07-28
    850万円
  • 調達
    海外における自動車等の認証に係る実態調査に関する業務
    国土交通省 · 2025-07-25
    600万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は56億円営業利益21億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-4.5%。

売上高
+0.0%
56億円
営業利益
-4.5%
21億円
純利益
-6.3%
15億円
営業利益率
37.5%
前期比 -1.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高62億円56億円
営業利益24億円21億円
純利益17億円15億円
1株あたり配当¥58¥58

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は29億円、営業利益は11億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+0.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q13538.54
2023年2Q11545.53
2023年3Q12541.73
2023年4Q124
2024年1Q16637.55
2024年2Q12541.73
2024年4Q281139.38
2025年2Q291137.98
2025年4Q271037.07
2026年2Q291137.98

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は7億円から56億円へ8.0倍に増えた。直近期の営業利益率は37.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月721
タイ バンコクに、タイ及び東南アジアでの事業展開を目的にMarkLines (Thailand) Co., Ltd.(出資比率100% 現・連結子会社)を設立。
2013年12月922
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2014年12月1132
欧州での事業展開を目的に、ドイツ・フランクフルト市にMarkLines Europe GmbH(出資比率100% 現・連結子会社)を設立。
2015年12月1243
インド ハリヤ―ナー州 グルガオンにMarkLines India Pvt. Ltd.(出資比率100% 非連結子会社)を設立。
2016年12月1454
2017年12月1764
東京証券取引所市場第二部に上場。
2018年12月2075
2019年12月2496
ベンチャーキャピタル事業への進出を目的として、東京都千代田区に株式会社自動車ファンド(出資比率100% 現・連結子会社)を設立。
2020年12月27106
2021年12月35139
2022年12月411611
2023年12月482014
2024年12月56222239.316
2025年12月56212137.515

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高56億円のうち、営業利益として残るのは21億円37.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の26.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金33.9%19億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.6%16億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益37.5%21億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
66.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+29.1pt
37.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+20.1pt
26.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.1pt
23.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
17.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
29.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが18億円、投資CFが−25億円で、差し引きのフリーCFは−7億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は38億円で、売上の8.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月20−423
2013年12月20−125
2014年12月313413
2015年12月4−2−1214
2016年12月40−1417
2017年12月6−2−1420
2018年12月6−2−2423
2019年12月80−2828
2020年12月8−1−2733
2021年12月110−21140
2022年12月14−4−31047
2023年12月18−6−41255
2024年12月15−6−5961
2025年12月18−25−16−738

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は88億円。このうち返さなくてよい自己資本が66億円で、自己資本比率は74.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月63345.8
2013年12月84450.0
2014年12月1510565.1
2015年12月1812666.4
2016年12月2115669.4
2017年12月2618869.7
2018年12月2921871.1
2019年12月35251072.0
2020年12月40291172.6
2021年12月50361472.0
2022年12月61441772.8
2023年12月75552073.5
2024年12月88662175.6
2025年12月88662274.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
38億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
67億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
22億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
23.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
37.5%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.2%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,509で、1年前と比べて-23.4%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥1,509-2.3%1ヶ月+12.7%1年-23.4%時価総額200億円
過去52週の値幅
安値¥1,212高値¥2,144

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.4倍
PER (会社予想)11.6倍
PBR2.74倍
配当利回り3.84%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月7日に10.47%上昇し1488円、1ヶ月で8.61%上昇、年初来では26.16%下落しています。25日線1363円を約9.2%上回り、75日線1359.61円も上回りましたが、200日線1523.21円は下回っています。52週高値2227円からは約33%下落した一方、52週安値1212円に対しては約22.8%上回っており、中位での推移です。8月7日の出来高は423100株と急増し、買いが優勢でした。RSIは71.07と買われ過ぎ圏に近づき、短期的な過熱感が出ています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは11.55倍と同業界平均の29.94倍を大きく下回り、PBRは2.73倍と平均3.45倍より低い。ROEは23.1%と高水準で収益性が優れ、配当利回り3.87%は平均3.51%を上回る。配当性向44.6%で余裕のある配当政策。売上は増加基調で営業利益率も高く、財務体質は良好。割安かつ高収益で、今後の成長も期待できるが、市場環境次第では業績変動リスクもある。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.4倍47.9倍
PER (予想)11.6倍
PBR2.74倍2.96倍
ROE23.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、高収益性の持続と市場拡大の可能性。強気派は、営業利益率約39%という高い収益性、自動車業界のデジタル化需要の恩恵、ROE23%超と資本効率の高さを評価。弱気派は、売上高の伸びが鈍化(2025/12期は横ばい予想)、特定業界依存によるリスク、情報開示の少なさを懸念。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率39.29%と高水準を維持

  • 好調な財務

    ROE23.1%、PBR2.7倍と資本効率が高い

  • 安定需要

    自動車業界の情報ニーズは安定的に存在

  • PER11.55倍の割安感で下値堅い継続影響

    PER11.55倍はROE23.1%に対し低く、割安感から買いが入りやすい。

  • 配当利回り3.87%で株主へ還元強化通年影響

    配当利回り3.87%は高水準。株価1343円での収益率が選好され、下値を支える。

  • 営業利益率37.5%を維持し高収益継続2025年12月期影響

    2025年12月期の営業利益率は37.5%と高水準を維持。収益性の高さが評価材料。

  • 外国人保有比率34.98%で需給が安定継続影響

    外国人持ち株比率34.98%と高く、長期投資家の支持が株価を下支え。

マイナスに働く材料7
  • 成長の鈍化

    2025/12期売上高は56億円で前期と同水準

  • 業界依存

    自動車業界の景気変動に業績が左右される

  • 情報開示の少なさ

    サービス内容や顧客構成が不透明で分析が困難

  • 売上高56億円で成長が停滞2025年12月期影響

    売上高は56億円と前期から横ばい。成長戦略の欠如が失望を招く。

  • 営業利益21億円で前期比1億円減益2025年12月期影響

    営業利益は22億円から21億円へ減少。利益率も39.29%から37.5%へ低下。

  • 純利益15億円で前期比1億円減益2025年12月期影響

    純利益は16億円から15億円へ減少。業績頭打ち感が株価の重し。

  • 株価は1年で30%下落、モメンタム悪化継続影響

    過去1年で株価は30%下落。テクニカル面での売り圧力が続く。

次の決算で確かめる点
会員数
情報サービスの利用者基盤の拡大を示すため
更新率
顧客の継続利用状況を把握するため
自動車販売台数
主要業界の需要動向を測る指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり58で、前期から+8.3%いまの株価に対する利回りは3.84%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥58
1株あたり
配当利回り
3.84%
いまの株価に対して
配当性向
44.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1139.5
2017年12月1319.039.6
2018年12月1520.039.5
2019年12月1820.040.0
2020年12月2116.744.5
2021年12月239.536.7
2022年12月2926.134.4
2023年12月3624.135.5
2024年12月4833.340.4
2025年12月528.344.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥58

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,112人。区分でいちばん多いのは個人・その他40.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.6%を占め、残る81.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他40.436.839.339.036.940.1
外国法人15.817.427.831.230.034.4
金融機関32.034.427.226.026.917.9
証券会社7.87.53.92.45.26.3
自己株式0.00.00.00.00.03.6
事業法人2.92.81.30.90.50.7
外国人個人1.11.00.50.50.60.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01酒井 誠13.61
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.66
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.96
04BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.58
05モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社2.65
06STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.29
07早稲田成長企業支援1号投資事業有限責任組合2.27
08GOLDMAN,SACHS & CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)2.25
09THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.73
10LICHFIELD LP (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.68

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-07-23
    エフアイエーエム エルエルシー(FIAM LLC)
    新規の大量保有報告
    5.29%
  • 2026-06-19
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.98%
    -1.14pt
  • 2026-05-22
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.12%
  • 2026-05-21
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    0.35%
    -0.68pt
  • 2026-04-23
    ケイン・アンダーソン・ラドニック・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(Kayne Anderson Rudnick Investment Management, LLC)
    変更報告
    8.47%
    +1.00pt
  • 2026-04-23
    ケイン・アンダーソン・ラドニック・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(Kayne Anderson Rudnick Investment Management, LLC)
    変更報告
    6.46%
    -2.01pt
  • 2026-04-23
    ケイン・アンダーソン・ラドニック・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(Kayne Anderson Rudnick Investment Management, LLC)
    変更報告
    5.19%
    -1.27pt
  • 2026-04-23
    ケイン・アンダーソン・ラドニック・インベストメント・マネジメント・エルエルシー(Kayne Anderson Rudnick Investment Management, LLC)
    変更報告
    4.03%
    -1.16pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+243%、1株純資産は14期で+421%。直近期のROEは23.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月349830.767.6
2013年12月133445.445.9
2014年12月197732.338.740.9
2015年12月229326.423.039.5
2016年12月2811327.125.439.5
2017年12月3413727.342.739.6
2018年12月3915926.231.039.5
2019年12月4719126.642.540.0
2020年12月4822123.254.944.5
2021年12月6727227.241.236.7
2022年12月8633628.429.734.4
2023年12月10541727.828.135.5
2024年12月11950026.018.240.4
2025年12月11651323.113.044.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額89百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
酒井誠代表取締役社長721,800,000
坂井建一取締役631,000
梶原七七取締役58500
浅田浩之取締役64500
志藤昭彦取締役83
宮川洋取締役60
上野正明常勤監査役69
橋口純一監査役78
篠崎正巳監査役72
髙久みとい取締役5110,500
近藤和之取締役60

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)451106115
社外取締役4154195
監査役28195

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

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何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社9社(MarkLines North America, Inc.、麦柯莱依斯信息咨詢(上海)有限公司、MarkLines (Thailand) Co., Ltd. 、MarkLines Europe GmbH、MarkLines Mexicana S.A. de C.V.、MarkLines (Shenzhen) Co., Ltd.、MarkLines India Pvt. Ltd.、株式会社自動車ファンド、及び株式会社マークラインズソフト開発)及び関連会社1社(自動車産業支援ファンド2021投資事業有限責任組合)で構成されており、自動車産業に特化したトータルソリューションを情報プラットフォーム事業を中心に、コンサルティング、車両分解・計測、人材紹介、市場予測情報販売、プロモーション広告、車両・部品調達代行、分解調査データ販売及び自動車ファンドの9つの事業を通じて提供する「自動車産業ポータル」を運営しております。 一台の自動車を開発、生産、販売するには、完成車メーカーのほか、それを支える部品メーカー、材料メーカー、設備・機械メーカー、ソフトウェアベンダー、商社・運輸など多くの関連企業が製品やサービスを提供して自動車産業のサプライチェーンを形成しています。 当社のサービスは、これらのサプライチェーンを形成する国内外の完成車メーカーから中小の部品メーカーなど、当連結会計年度末現在、5,400社以上の企業に利用されています。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 (1) 情報プラットフォーム事業 「自動車産業ポータル」の中核を成すのが、情報プラットフォームです。自動車において、プラットフォームとは車台を意味します。この車台=プラットフォームを、複数の車種で共有し、車両開発の短縮化や製造コストの低減を図ることは、価格競争の厳しい昨今の自動車業界において主流の開発概念となっております。 当社は、このコンセプトに着眼し、多くの自動車産業関連企業が当社のデータベースへアクセスすることで、上記と同様の効果を生み出し、情報戦略の効率化が図れるツールとして、情報プラットフォームを構築いたしました。この情報プラットフォームは、自動車関連企業が共通に必要としながら、入手するには手間やコストがかかる世界各国の自動車産業の情報を、手軽に入手できるインターネットを通じた情報提供サービスであり、利用者に対して、企業の調達活動とマーケティング活動をサポートするものです。 契約企業の登録会員(ユーザー)は、情報プラットフォームにアクセスし、「情報データベース」を利用することで、新規取引先の開拓、市場分析、顧客動向調査、技術戦略立案など、多方面に活用できます。一方、1週間以内であれば無料で全てのコンテンツを閲覧できる無料登録会員サービスがあります。登録後1週間経過した無料登録会員は、引き続き一部コンテンツの利用が可能です。 情報は日本語のほか、英語、中国語でも提供しておりますので、北米、欧州、中国、韓国、タイなどの外国企業も利用しており契約企業数の約59%を占めております。当連結会計年度末現在、5,400社以上の自動車関連企業が採用し、国内外の無料登録会員を含む50万人以上(2026年2月現在)のユーザーが利用することで、ページビュー数を伸ばしております。 また、日本の会社が中国、米国などの現地子会社でも採用することにより、本社や現地スタッフとの情報共有が図れます。 ◎ 地域別法人契約社数の推移 (単位:社) 年   日本   中国   アジア   北米   欧州   その他   契約企業数合計 2021年   2,007   641   697   421   418   24   4,208 2022年   2,134   740   822   460   476   28   4,660 2023年   2,252   850   939   586   510   37   5,174 2024年   2,327   910   1,064   711   553   51   5,616 2025年   2,252   862   1,045   734   528   55   5,476 [法人会員の職種別構成] 一般的にネットでの情報は無料との考え方が根強くありますが、ニュースのような「フロー情報」ではなく、当社の情報部が、プレスリリース収集・取材・アンケート・外部機関からの買い入れなどの手法で一元的に収集、整理、分析し、業界の実務家向けに使い易いようデータベース化した「ストック情報」として提供することで、情報を有料化しています。 主なメニューを以下に記載いたします。 ① 部品別シェア・供給情報 ・部品別シェア・供給情報 約300品目にわたる部品のサプライチェーン情報(部品別・車種別納入情報)を提供しております。 ・分析レポート(リチウムイオン電池、駆動モーター、コックピット等) リチウムイオン電池、駆動モーター等の部品分類ごとにおける主要サプライヤーの事業動向をレポートに取りまとめて提供しております。 ② 部品メーカー情報 ・70,000社部品メーカー検索 新興国を含めた世界の自動車部品メーカーの情報を70,000社以上の規模でカバーするデータベースです。部品名や部品分類(約1,000種類)から世界の部品メーカーを検索し、拠点位置を地図上にプロットすることもできます。加工別分類では、樹脂成形などの加工法を検索キーとして、当該工法で製造する部品の逆引きが可能です。 ・400社主要部品メーカーレポート 世界の主要自動車生産国における部品メーカー約400社の動向を詳細かつタイムリーにレポートします。事業動向や、ニュースだけでなく、展示会出展の写真やパネル情報もカバーしております。 ・ SDV/車載ソフトウェアベンダーレポート SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)への取り組みが注目される中、注目の車載ソフトウェアベンダーについて、製品(サービス)や導入企業、パートナー、最新のニュースなどを分かりやすくまとめたレポートを掲載しています。 ・世界の展示会取材 世界各地で開催される技術展示会やモーターショーの展示・講演内容を取材し、画像やレポートを掲載しております。主要部品メーカーへのインタビュー取材にも取り組んでいます。 ③ 自動車販売台数/生産台数 ・販売/生産台数情報 販売台数は64カ国、生産台数は43カ国の年次・月次データを提供しており、国別・メーカー別・モデル別・パワートレイン別にデータベース検索を行うことができます。 また、世界31カ国の国別・メーカー別・機種別エンジン基数データ(年次)も提供しております。 ・ダッシュボード 販売/生産台数データを「自動車メーカー別」「モデル別」「国別」「パワートレイン別」の切り口で視覚的に分析することができます。 ・カスタマイズ集計(2025年から実装) 販売台数データについて必要な項目を組み合わせて集計することができます。集計項目「メーカー/ブランド」「モデル名」「国/地域」「パワートレイン」「セグメント」は複数選択可能で、並べ替えもできます。 ④ OEM拠点/供給メーカー 世界各国にある完成車メーカーの工場別生産モデル、生産能力、生産実績など、を収載。生産モデルごとに部品供給情報およびモデル詳細を表示する機能を2025年に実装。メーカー、国で絞り込み、エクセルへの出力や地図表示ができます。 ⑤ モデルチェンジ予測 主要自動車メーカーの販売モデルについて、モデルチェンジの変遷と2030年頃までの予測情報を提供しており、そのカバー率は、世界自動車生産台数の約90%(商用車除く)に相当します。 ⑥ EV・自動運転 EV (電気自動車)、PHV (プラグインハイブリッド車)、EREV/REEV(レンジエクステンダーEV)、FHV (フルハイブリッド車)、MHV (マイルドハイブリッド車)、FCV (燃料電池車)の主要モデルを掲載対象としており、フルモデルチェンジ・マイナーチェンジ毎にデータを更新しています。 ⑦ 自動車産業ニュース 主要国(日本、中国、米国、欧州など)の自動車産業動向について、現地で入手している情報や各社プレスリリース、各種メディアとの提携など、質の高い記事をタイムリーに配信しています。毎日40件、年間1万件超のグローバルニュースを提供。これまで蓄積されたデータベースからキーワード検索やタグでの絞り込みもできます。 ⑧ 市場・技術レポート EV、SDV、自動運転、メーカー/地域動向、展示会取材、分解調査など、自動車業界に関するテーマを幅広くカバーしています。毎月20本以上掲載しており、新技術、各社の戦略、市場予測などのトレンドが把握できます。 (2) 車両・部品調達代行事業 ベンチマーキング活動に必要な車両及び部品の調達を代行するサービスを提供する事業です。幅広い国・地域に亘り、部品から車両にいたるまで様々な案件に対応することが可能です。 (3) 分解調査データ販売事業 国内外の提携先による電動車、駆動モーター、インバーターなどの多彩な分析調査データ及び当社エキスパートエンジニアが手掛けたe-Axleなどの分析調査/コスト分析レポートを販売する事業です。 (4) 市場予測情報販売事業 英国の調査会社GlobalData社による自動車市場予測情報を提供する事業です。将来7~12年間に及ぶ全世界のパワートレイン別(EV/FCV/PHEV/HV)・モデル別の販売予測など多彩なメニューを提供するサービスです。 (5) コンサルティング事業 コンサルティング事業は、注目度の高いEV関連のコンサルティングや市場調査、販路開拓支援、また、コスト比較分析、実験評価等を、顧客の依頼に個別対応して行う事業です。当社の蓄積情報や独自の知見、社内外専門家のネットワーク等を駆使して提供する付加価値の高いサービスです。 (6) プロモーション広告事業 情報プラットフォームの会員に対し、自社の製品・サービスを販促することができる下記サービスを提供する事業です。 ① PRメール 潜在顧客(購買・設計担当者等)に向けて、契約企業が新製品・新技術や企業ニュースなどをE-mailで配信することができるサービスです。配信先は、会員登録時にエンジンやHV/EVなど興味のある分野を任意に選択し、情報を必要としている会員のみですので、効率的な販促活動が可能になるサービスです。 ② 製品情報 加工機械、装置・測定機器などの生産システムやプラスチック成形などの部品加工技術、自動車の設計、製造に関する製品・技術情報が「情報プラットフォーム」の「外注先・調達先情報」や各情報コンテンツに画像とともに掲載されることにより、会員に向け視覚的に、かつ効果的なPRが出来るサービスです。 ③ バナー広告 不特定多数ではなく、自動車関連産業に従事する会員が有料で閲覧するサイトであるため、効率的なPRが可能となります。製品・サービスの販売促進・企業の知名度向上のほか、展示会・イベント等の告知等にも効果的なPRが可能となるサービスです。 (7) 人材紹介事業 自動車業界に特化した人材紹介事業です。自動車関連企業からの求人要望に対し、求職者を求人企業に紹介し、マッチングに成功した場合、当該求人企業から紹介手数料を得る仕組みです。 (8) 車両分解・計測事業 車両の分解調査、3Dスキャンによる計測、分解部品の販売など一貫したリバースエンジニアリング関連のサービスを提供する事業です。 (9) 自動車ファンド事業 カーボンニュートラルに向けた動きが世界規模で広がる中、自動車産業では電動化、自動運転などの研究開発活動が加速し事業再編やベンチャー企業の誕生など新たな資金需要が生まれています。この流れを受け立ち上げた自動車産業に特化したベンチャーキャピタル事業です。新たな技術を生み出し将来の産業界に大きく貢献する可能性のあるベンチャー企業及び社歴のある中堅企業でも、自らがイノベーションを起こして再成長を期す企業を投資対象とし、産業界を資金面から支援するサービスです。 [事業系統図] 上述の事項を事業系統図によって示すと下記の通りとなります。
経営方針・対処すべき課題2,767字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループの基本方針は次のとおりです。 ① 使命 ○ 情報・サービスを通じて自動車産業の発展と豊かな社会づくりに貢献する。 快適、安全で環境性能の高いクルマがより低コストで消費者に供給できれば、世界でより多くの人がクルマの楽しさや便利さを感じてもらえます。マークラインズは『自動車産業ポータル』の運営を通じて自動車産業に関わる企業のお客様に、情報や各種サービスをグローバルに提供していくことにより、その実現に貢献します。 ② 共有する価値観 ○ オープン 当社の出発点はグローバル化の進展とともに自動車業界の系列構造が、よりオープンな関係に変化していくなかで、地域・グループを超えて情報サービスを提供することでした。マークラインズは開かれたB2B取引支援の運営体として数多くの多彩なお客様が集まっていただける場を提供します。社内においても、年令、性別、学歴、国籍を問わず人材を登用するオープンポリシーを貫いています。 ○ 相互繁栄 当社はお客様、株主、従業員、パートナーなど多くのステークホルダーとの関係があります。当社が将来に亘って質の高いサービスを生み出し成長するには、それぞれとのバランスの取れた関係が大切と考えます。長期的な視点からWin Winの関係を構築して参ります。 ○ 諸行無常(=すべて変化する) この世のすべての行いは常無きもの、自動車業界を取り巻く環境も刻々と変化し、事業機会を生み出します。当社が存在するのも世界が変化するからに他なりません。私たちは世界の動きを、分かり易く迅速にお伝えするとともに、お客様のご要望に沿った個別のプロジェクト調査も行い、変化を綿密に調べます。また、今日できなかったことも明日できる、との信念のもと、わたしたち自身も変化し続けます。当社グループが、持続的かつ収益力のある成長企業であり続けるために、世界で存在感のある企業を目指し、ビジネスモデルの変革を実行して参ります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループが重視している経営指標は、次のとおりです。 ① 利益成長率 連結営業利益及び連結経常利益の利益成長率を重視する理由は、真に強い企業となるためには、継続して安定した利益成長を遂げていくことが重要と考えているためであり、前期比20%以上の利益成長率の達成を目標としております。2025年12月期の連結営業利益及び連結経常利益の利益成長率は、それぞれ5.4%、3.6%の減益となりました。 ② 株主資本利益率(ROE) 株主資本利益率(ROE)を重視する理由は、株主資本を使用してどのくらい利益を上げたのか、株主・投資家へのリターンの尺度とされているためであります。 2025年12月期連結会計年度の株主資本利益率(ROE)は23.1%となりました。当社は、収益力の向上と業績に応じた株主還元策等を踏まえて、中期的にROE30%の維持と資本効率の向上に努めてまいります。 ③ 配当性向 株主の皆さまへの利益配分を重要な経営方針と位置づけ中長期に株式を保有していただくため、連結配当性向について45%を目途に安定的かつ継続的に配当を実施することを基本方針としております。 第25期連結会計年度の配当性向は、44.8%となります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 当社グループでは、EV、SDV化など変化の潮流の中にある自動車産業において一段の成長を実現するために下記のような活動を積極的に行ってまいります。 ① 生成AIによるサービス価値の飛躍的向上 2026年1月に情報プラットフォーム法人会員向けに、新機能「マークラインズ生成AI β版」の提供を開始しました。本機能は、当社が保有する自動車関連データから、利用者が自然言語で質問するだけで、必要かつ信頼性の高い「データ」を提示するとともに、当社サイト内の豊富な情報を活用して「分析」し、その結果を文章で生成するものです。当該機能は試験運用を目的とするβ版として提供しており、利用者からのフィードバックをもとに機能改善を進め正式版として改めてリリースする予定です。正式版のリリース後も機能のブラッシュアップを進め下記の実現を目指してまいります。 ・一般の生成AIでは検索できない外部から守られたマークラインズの独自情報を活用し、自動車業界のユーザーが業務において安心してご利用いただける正確かつ示唆に富んだ回答を提示する。 ・質問に対する回答の延長線上にユーザーが抱えている課題・問題に対するソリューションを提供する。 ② 専有データ基盤 x 一次情報 一般の生成AIが検索できない当社が独自収集する一次情報の価値がこれまで以上に高まっています。当社では、当該コンテンツを今まで以上に充実させることでデータ基盤の増強を図ってまいります。 (当社独自の一次情報の例) ・顧客との信頼関係を活用したインタビュー記事 ・当社独自の知見を活用した分析レポート ・ベンチマークセンターで取り扱う車両本体や各種コンポーネントなどの現物を分析/計測するなどして得られる情報 ③ 情報プラットフォーム既存契約の価格改定 サービスの提供開始以来20年以上に亘って利用料金を据え置いてきましたが、提供しているサービスの著しい向上および他社との価格比較を踏まえ既存契約についても価格改定に踏み切りました。2025年末に更新を迎える契約から順次、価格改定を進めており2026年末には当該活動を完了する予定です。これに伴い、既存契約の平均単価は今後2年間に亘って毎月段階的に引きあがる見込みです。 ④ 米中欧印の新規契約獲得/アップセル促進 中国・米国・欧州・インドは大きな潜在市場である一方、契約数および利用人数はなお限定的であり、今後の開拓余地は大きいと認識しております。当社グループでは、北米および中国において統括機能を設置するなど契約獲得を推進してまいります。また、大手企業については、開発部門における利用拡大を目的に、IDを一定期間トライアル提供するなど利用人数の増加を図ってまいります。 ⑤ リバースエンジニアリング分野の強化 当社が提供している様々なサービスの認知度向上を図るため2025年度に各自動車メーカー向けに技術展示会を開催しました。当該活動の成果を創出するため、ベンチマークセンターにおいて提携先の拡大および人員体制強化を図り、業績が好調なトヨタグループを中心に各メーカーからの受注を促進してまいります。
事業等のリスク6,634字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの業績は、今後起こりうる様々な要因により大きな影響を受ける可能性があります。以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しています。また、必ずしも事業等のリスクに該当しない事項についても、投資判断上、重要と考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しています。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の防止及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載のない限り、当連結会計年度末現在における当社グループの判断に基づいています。 当社株式に関する投資判断は、以下の事業等のリスク及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行なわれる必要があると考えています。また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスクをすべて網羅するものではありませんので、この点にご留意ください。 (1) 事業内容について ① 特定事業への依存について 当社グループの売上高のうち、情報プラットフォーム事業売上高が占める割合は2024年12月期連結会計年度で65.3%、2025年12月期連結会計年度で68.8%となっております。現在、コンサルティング事業、人材紹介事業、市場予測情報販売事業、プロモーション広告事業、車両・部品調達代行事業、分解調査データ販売事業、車両分解・計測事業及び自動車ファンド事業を展開する等、事業領域の拡大並びに係る各事業の売上高の増加を図りながら、収益構成を変化させてきており、情報プラットフォーム事業売上高への依存度は近年低下傾向にあります。ストックビジネスである情報プラットフォーム事業は、当社の中核事業であり、安定した収益成長を続けております。一方で連結売上高に占める割合が高い当該事業売上高が計画どおり進捗しない場合には、当初の収益計画から下方に乖離する可能性があります。その場合、当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ② 自動車業界に特化した情報提供サービス事業について 当社グループの主要な事業である情報プラットフォーム事業は、自動車業界に特化した情報提供サービス事業です。自動車は、EV、SDV及び自動運転などの進展により大きく変化しております。そのため、自動車業界には完成車メーカー、部品メーカー以外に原材料・素材から電気・電子機器、機械、情報通信、ソフトウェア等の多種多様な産業が幅広く携わっており、当社の契約企業も直接的・間接的に自動車業界に携わる多様な産業・業界に及んでおります。そのため、収益自体は特定の顧客・業界に依存はしておりませんが、自動車需要が大幅に落ち込む等、総合産業である自動車産業の業況に著しく大きな影響を与える景気後退があった場合には、新規契約の停滞、契約企業の解約が増加する可能性があります。その場合、当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ③ 情報プラットフォーム事業以外の事業について ・コンサルティング事業、人材紹介事業、市場予測情報販売事業、プロモーション広告事業、車両・部品調達代行事業、車両分解・計測並びに分解調査データ販売事業 各事業ごとの成長戦略に基づき売上高増加を図っております。しかしながら、事業展開が計画どおりに進捗しない場合には、当社グループの業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ・自動車ファンド事業 新たな技術を生み出し将来の自動車産業に大きく寄与する可能性のあるベンチャー企業、及び社歴のある中堅企業でも、自らが再イノベーションを起こして再成長を期す企業を対象に投資を行っております。投資にあたっては、対象企業の財務内容等の詳細な事前審査を行い、十分にリスク検討しておりますが、投資先企業の事業が計画通りに進捗せず、業績が悪化した場合には投資が回収できず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 海外事業について 当社グループは、当連結会計年度末現在、アメリカ合衆国、中華人民共和国、タイ王国、ドイツ連邦共和国、メキシコ合衆国及びインド共和国に海外子会社を有し、情報プラットフォーム事業及びプロモーション広告事業を海外展開しております。これら子会社を通じた事業の海外展開が、計画どおりに進まず、当社グループの業容が拡大しない場合には、財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 (2) 為替の変動について 当社グループの主要事業である情報プラットフォーム事業は、利用するパソコンの契約台数に応じて、基本年間60万円から240万円の定額料金制を採用しております。一方、海外向け価格は、現在、円貨建て料金をベースに米ドル、ユーロ、英ポンド及び中国元の4通貨で換算した料金体系にしており、為替変動により円貨建て料金価格と外貨建て料金価格との間に大きな乖離が生じた場合に対応して適時に外貨建て料金を改定しております。 しかしながら、急激で極端な円高が料金価格改定直後に発生した場合には対応出来ない可能性がある他、料金価格改定を行った場合においても、海外企業にとっては実質利用料金の値上げとなるため、海外新規契約の停滞や海外企業の退会等につながる可能性もあります。そのため、急激で極端な円高が起こった場合、当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。なお、外貨で受領する海外契約企業からの利用料金については、為替変動が当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに与える影響を極力回避する目的で入金都度、円に換金することで多額の外貨を長期間保有しない方針を採っております。 (3) 特定の人物への依存について 当社代表取締役酒井誠は、当社グループの経営方針、経営戦略の策定をはじめとする事業推進において重要な役割を担っております。当社グループは、同氏に依存しない体制作りに努めておりますが、グループ全体を取り纏めていくという点で、現時点ではなお同氏の影響がかなり大きい状況にあります。現在のところ、同氏が退任する予定はありませんが、何らかの理由により業務を継続することが困難になった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (4) 情報コンテンツについて ① 情報の入手先について 当社グループは、台数統計情報のコンテンツにおいて外部から購入もしくは提携により取得した情報を提供しております。 当社グループでは情報の入手先の開拓・多様化に努めておりますが、取得価格の上昇、提携解消等その他、自然災害等の予期せぬ理由で係る情報の継続的な取得が困難になり、かつ、当該情報の代替購入先の開拓が間に合わなかった場合には継続的な情報提供サービスが行えなくなる可能性があります。その場合、当社グループのサービスに対する評価を損なうことで、新規契約、既存契約に影響を及ぼし、財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ② 著作権権利侵害・提供情報の誤謬について 当社グループが情報プラットフォーム上で提供する情報コンテンツは、著作権等権利侵害が発生しないよう、チェックリストに基づく確認と査読者による確認の複数チェック体制により運用しております。また、著作権等権利侵害が発生しないよう入社時研修の実施等対策を講じております。2001年のサービス開始以来、著作権利侵害に該当する事実はないと判断しております。 一方、提供する情報については、コンテンツ作成者以外の査読・確認等による複数体制で誤謬防止に努めております。 しかしながら、コンテンツ内容の誤謬により、当社グループの評価に影響を与える可能性や、第三者の著作物を過失により無断転用する等の権利侵害などにつき、損害賠償を求められる可能性を否定できず、そのような場合、当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ③ 他社からの知的財産侵害を防御するための社内体制について 当社グループは、特許・実用新案権・意匠権は有しておりませんが、同名の類似サービスを排除できるよう、社名について、商標権(日本・中国・アメリカ合衆国)を取得しております。当社グループのコンテンツが他社により無断転用或いは無断転載されることによる当社著作権への侵害を防止するため、情報プラットフォーム会員規約を制定し、著作権等、当社への権利が侵害された場合には、会員資格の停止などの対抗措置を取ることを可能としております。また常に利用者による異常なアクセスを監視し、万が一、会員規約に違反する行為が発覚した場合には、コンプライアンス・リスク統制委員会で措置の検討を行うか、早急な対応が要求される場合は代表取締役社長と人事総務部長との間で対応措置を検討することとしております。 (5) システムに関するリスク ① システム障害について 当社グループが情報プラットフォームにて提供する自動車情報は、インターネットのネットワークを利用して情報提供サービスを行っており、24時間365日年中無休で安定したサービスを提供する必要があります。そのため、信頼の置けるデータセンターの活用や日進月歩する情報セキュリティー関連技術の導入、サーバーの冗長化等継続的な設備投資や保守管理を行い、最適な環境下でサービス提供ができるよう努めております。 しかしながら、予期しない自然災害・停電やコンピュータ・ウイルス並びに不正アクセス等による予想しないシステム障害の発生により、サービス提供が停止する可能性があります。当社グループでは、サービスの保証については利用規約に免責条項の規定を設けておりますが、損害賠償請求が提起され、係る規定の適用が認められない場合は、当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ② システム開発・保守の外部委託について 当社が運営する「自動車産業ポータル」に係るシステムの開発及び保守の一部を、現在、グループ外のシステム会社に委託しております。当該システム会社とは安定的に取引を行っておりますが、契約更新ができなかったり、委託条件が悪化する可能性があります。その場合、開発スケジュールに支障をきたしたり、他の外部委託先との契約がシームレスに締結できなかったことにより、当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 (6) 技術革新について ① 技術革新に対応する投資について 当社グループが提供するサービスは、インターネット技術に密接に関連しています。インターネット関連技術は技術革新が早く、新技術、新サービスが次々と生み出されております。当社グループでは、適宜新しいシステム技術やセキュリティー関連技術等を取り入れながらシステムの構築、運営、また、適時にシステム・リノベーションを行い、サービス水準を維持、向上させております。 しかしながら、システム・リノベーションが計画どおりにシームレスで移行出来ない場合は、一時的に新規契約が停滞する可能性を否定できず、収益に影響を与える可能性があります。また、インターネット分野での技術革新のスピードは著しいものがあり、当社グループが想定しない新技術、新サービスが生み出された場合には、それらに対応するために、設備投資及び費用の支出が必要になり、当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ② 情報検索の機能向上について 当社グループが情報プラットフォーム上で提供している情報コンテンツは、当社グループが調査・収集を行った独自情報や調査・編集した高付加価値の情報で構成されております。また、当社グループでは、契約企業のご要望を反映しながら、より詳細な調査情報の提供、情報のカバー範囲を新興国に広げる等、日々継続してコンテンツの強化に努めております。一方で、AI等による情報検索技術が発達してきております。今後、コンテンツの内容によっては、検索技術の向上が新規契約見込会員等の当該コンテンツに関連した情報入手を容易にさせる可能性があり、無料登録会員の登録数減少等契約数に影響を及ぼす可能性があります。 その場合、新規契約数に影響を及ぼす可能性があり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (7) 競合について 当社グループが行なう情報プラットフォーム(自動車業界のポータルサイト)事業と全く類似の事業は国内外を通じて存在していないものと認識していますが、当社グループの顧客層を対象とした情報サービスを部分的に提供している競合企業は存在しております。 当社グループの最大の強みは、6万人以上の完成車メーカーの社員を含む、自動車関連事業従事者50万人以上(2026年2月現在、無料登録会員含む)とインターネットを通じて双方向コミュニケーションで繋がっていることにあります。これに、日本の完成車メーカー全社、海外の有力メーカーが組織的に活用しているという自動車業界における情報プラットフォームの利用実績も併せ、新規参入障壁は高いと認識しております。また、提供する情報の質、量及び領域の拡充を常時図るとともに、利便性の維持向上による差別化を推進しております。 以上のことから、現在、部分的に情報サービスを提供する他社と激しく競合する環境にはないと判断しておりますが、今後、部分的に競合する他社における事業領域の拡大や、当社グループの事業モデルを模倣したサービスを行なう同業他社が出現した場合、一時的に収益性が低下すること等により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (8) 法的規制について ① 個人情報保護について 当社グループは、個人情報を含む顧客情報を保有及び管理しています。これらの情報資産を適切に保護することは業務運営上最重要事項として認識しており、個人情報保護法に則した社内規程の整備、入社時の社員教育の他、個人情報を取扱う役職員を限定し、個人情報へのアクセスにあたってはシステムの採用やパスワードにより制限を行う等、個人情報の漏えい防止策を講じております。 しかしながら、外部からの不正な手段によるサーバー内への侵入などの犯罪や従業員の過誤等により個人情報等重要なデータが消去または不正に入手される可能性は否定できません。このような事態が発生した場合には社会的な信用を失うこととなる他、損害賠償負担等、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 有料職業紹介事業について 当社グループでは、日本国内で有料人材紹介事業を展開・運営しております。当社は当該事業を展開するにあたり、厚生労働大臣の許可を受けております。当社が有している有料職業紹介事業許可証の取消しについては、職業安定法第32条に欠格事由が定められております。現時点では、当社に許可取消しとなる事由に該当する事実はありません。 当該事業の全体売上高に占める割合は、2025年12月期連結会計年度において1.6%ではありますが、当該許可の取消しにより、当社グループ全体の評価を損なう可能性があります。その場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (9) 人材の確保及び育成について 当社グループでは、業容の拡大及びサービス内容の多様化に対応して、優秀な人材を適時に確保し、当社グループの企業ビジョンを共有化できる人材を育成していくことが重要であると考えています。しかしながら、雇用環境の変化等により当社グループの事業に必要な知識、技術、経験等を有する人材に対する需要が労働市場で高まり、必要な人員拡充が計画どおり進まない場合や、何らかの事由により人材の社外流出があった場合には、業容拡大の制約要因となり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,763字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績の状況 2025年度における当社を取り巻く事業環境は、連結売上高のおよそ7割を占める日系メーカー(海外現地法人含む)がトランプ政権による関税政策、中国メーカーとの競争激化などにより業績面で苦戦を強いられる状況となりました。これらの影響から当社グループが展開する各事業のサービスに対する受注動向も低調に推移する一年となりました。 このような状況下、当社グループは当連結会計年度において成長戦略に挙げたテーマに取り組んで参りました。情報プラットフォーム事業については、販売台数カスタマイズ集計機能を新たに実装し、メーカー、モデル、パワートレインなど様々な切り口で台数データを集計可能にするとともに、これまで蓄積してきた一次情報についてコンテンツ間でシステム的に連携し関連情報を一度に閲覧できるようにするなどユーザーエクスペリエンスの向上を図りました。また、中国に関する情報や中南米の台数情報を拡充するなどコンテンツを増強しました。営業面においては、当期からこれまでの契約社数増に重点をおいた活動から顧客あたりの売上高向上を推進する方針へと転換しました。また、インド子会社及び前期に設立した深圳子会社においては、現地におけるローカル企業の契約獲得を推進するため営業人員の採用を進めましたが想定していたほどの成果が出ておらず、新規受注の停滞や解約の増加により売上高、セグメント利益ともに伸びが頭打ちとなりました。このような状況の改善を図るため、第4四半期において、当社独自の「マークラインズ生成AI」の開発にリソースを集中し、2026年1月13日をもって当該サービスのβ版の提供を開始しました。 情報プラットフォーム事業以外の事業について、プロモーション広告事業は、引き続きリピート受注が好調に推移し、売上高、セグメント利益ともに増加しました。市場予測情報販売事業は、販売本数が前期比で増加するとともに平均販売単価も上昇した結果、売上高、セグメント利益ともに増加しました。車両・部品調達代行事業は、第3四半期において受注が落ち込み売上高、セグメント利益とも前期比で減少しました。分解調査データ販売事業は、下期において受注が低迷し売上高、セグメント利益ともに大幅な減少となりました。自動車ファンド事業は、関連会社である「自動車産業支援ファンド2021投資事業有限責任組合」から毎期定額で受領する管理報酬を売上として計上しているため、売上高は横ばいで推移しました。コンサルティング事業は、自動車/大手部品メーカーから付加価値の高い案件発注が増加傾向にあり平均受注単価は向上しましたが、特に第4四半期においては前年同四半期ほどの勢いが見られず売上高、セグメント利益ともに対前期で減少しました。人材紹介事業は、引き続き低調に推移しました。車両分解・計測事業は、前期で計上したような大型の計測案件はなかったものの受注件数が増加したことにより売上高は増加しました。 この結果、売上高は5,570百万円(前期比0.1%増加)、また、営業利益については、前年下期に設立したベンチマークセンター、深圳子会社、及び福岡コールセンターに係る固定費増の影響も受け2,095百万円(前期比5.4%減少)、経常利益は、持分法による投資損失31百万円を計上したものの受取利息及び受取配当金等を計上したことから2,146百万円(前期比3.6%減少)、親会社株主に帰属する当期純利益は、1,519百万円(前期比3.7%減少)となりました。 また、四半期ごとの業績については以下のとおり推移しました。 ○ 四半期毎の連結業績の推移 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (百万円)   当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (百万円)   増減率 (%) 第1四半期連結会計期間   売上高   1,589   1,587   △0.1 営業利益   644   590   △8.4 第2四半期連結会計期間   売上高   1,196   1,342   +12.2 営業利益   469   481   +2.6 第3四半期連結会計期間   売上高   1,205   1,232   +2.2 営業利益   471   464   △1.6 第4四半期連結会計期間   売上高   1,571   1,408   △10.4 営業利益   630   559   △11.3 連結会計年度   売上高   5,562   5,570   +0.1 営業利益   2,216   2,095   △5.4 ○ 第1四半期連結会計期間 第1四半期連結会計期間は、前年同四半期において車両分解・計測事業で一過性の売上が計上されるなど前年同四半期の業績が特に好調だった反動を受けたこと、深圳子会社及び福岡コールセンターの体制整備に時間を要していること、さらにBYDなど新興メーカーの台頭が一部の自動車/部品メーカーの業績悪化を招き当社サービスへの受注動向に影響を与えたことにより売上高は前年同四半期に及びませんでした。また、利益面においては、2024年下期に設立したベンチマークセンター、深圳子会社、及び福岡コールセンターに係る固定費増の影響も受け対前年同四半期で8.4%の減少となりました。 ○ 第2四半期連結会計期間 第2四半期連結会計期間は、米国の関税政策に係る影響が見通せないことから多くの自動車/部品メーカーが予算執行を差し控えており、当社の市場予測情報販売、プロモーション広告事業を除く各サービスの受注動向に影響を与えました。ただ、前述のとおり市場予測情報販売、及びプロモーション広告事業が引き続き好調に推移したこと、及びコンサルティング、車両分解・計測、分解調査データ販売事業における受注が対前年同四半期で改善したことなどから売上高、営業利益ともに増加しました。 ○ 第3四半期連結会計期間 第3四半期連結会計期間は、米国と多くの国との間で関税率が合意に至るなど米国による関税政策の行方は一応の決着を見ましたが、米国の関税が日系・欧州メーカーの業績に与える影響は大きく、また、中国市場においても競争が激化しており自動車業界を取り巻く環境は厳しさが増しています。このような状況から当社が展開している各サービスの受注も第2四半期に続き苦しい状況が続きました。為替が今期の4月を底に再び円安基調で推移した結果、情報プラットフォーム事業の売上が対前年同四半期で増加するなど連結全体では2.2%の増加となりましたが、人件費など固定費増加の影響を吸収しきれず営業利益は1.6%の減少となりました。 ○ 第4四半期連結会計期間 第4四半期連結会計期間は、自動車業界を取り巻く環境が引き続き厳しい状況で推移する中、当社が運営する各事業の業績も影響を受けました。特にコンサルティング事業、及び分解調査データ販売事業の受注が前年同四半期との比較で減少したことから、売上高、営業利益ともに減少しました。 各セグメントの経営成績は以下のとおりであります。 ○ 事業セグメント別損益(連結ベース) 前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (百万円)   当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (百万円)   増減率 (%) 情報プラットフォーム事業   売上高   3,629   3,834   +5.6 セグメント利益   1,869   1,897   +1.5 プロモーション広告事業   売上高   113   136   +20.2 セグメント利益   96   103   +7.5 市場予測情報販売事業   売上高   295   304   +3.0 セグメント利益   87   91   +4.2 車両・部品調達代行事業   売上高   494   462   △6.6 セグメント利益   50   28   △44.0 分解調査データ販売事業   売上高   186   116   △37.8 セグメント利益   64   28   △56.4 自動車ファンド事業   売上高   39   39   - セグメント利益   5   17   +241.2 コンサルティング事業   売上高   625   486   △22.4 セグメント利益   65   8   △86.6 人材紹介事業   売上高   78   91   +15.9 セグメント損失(△)   △33   △33   - 車両分解・計測事業   売上高   98   100   +2.0 セグメント利益又は損失(△)   10   △36   - その他   売上高   -   -   - セグメント損失(△)   -   △8   - 売上高 計   5,562   5,570   +0.1 営業利益 計   2,216   2,095   △5.4 ○ 情報プラットフォーム事業:売上高3,834百万円(前期比5.6%増加)、セグメント利益(営業利益)1,897百万円(前期比1.5%増加) 当連結会計年度における情報プラットフォーム事業は、日系・欧米メーカーの業績不振などを背景に、新規契約が停滞するとともに解約が増加しました。一方で、これまでに獲得した契約の積み上がりに加え、人民元高の進行による増収効果もあり、売上高は前期比5.6%の増加となりました。 情報プラットフォーム事業地域別売上高 地域   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (百万円)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (百万円)   増減率(%) 日本   1,361   1,377   +1.2 中国   644   670   +4.1 アジア   663   714   +7.8 北米   512   585   +14.3 欧州   420   450   +7.1 その他   28   35   +27.1 合計   3,629   3,834   +5.6 〇 プロモーション広告事業:売上高136百万円(前期比20.2%増加)、セグメント利益(営業利益)103百万円(前期比7.5%増加) 当連結会計年度のプロモーション広告事業は、リピート顧客からの受注が安定的に推移したこと、及び案件当たりの受注額が上昇したことにより好調に推移しました。さらに、PRメール配信数の増加も手伝って売上高はおよそ2割の増加となりました。 〇 市場予測情報販売事業:売上高304百万円(前期比3.0%増加)、セグメント利益(営業利益)91百万円(前期比4.2%増加) 当連結会計年度の市場予測情報販売事業は、第3四半期において顧客の予算削減などを理由とした解約が一時的に増加しました。一方で、BYDなど中国メーカーの躍進により自動車産業界の勢力図が大きく変化する可能性が高まっていることや、米国の関税政策によりサプライチェーン戦略を見直す機運が高まっていることから、台数予測情報に対する需要は引き続き高水準で推移しました。その結果、売上高、セグメント利益ともに増加しました。 ○ 車両・部品調達代行事業:売上高462百万円(前期比6.6%減少)、セグメント利益(営業利益)28百万円(前期比44.0%減少) 当連結会計年度における車両・部品調達代行事業は、上期において車両本体など単価の高い調達案件が増加し、売上高の増加に寄与しました。一方で、第3四半期において受注が低調に推移したことから、通期では売上高およびセグメント利益ともに前期比で減少しました。 ○ 分解調査データ販売事業:売上高116百万円(前期比37.8%減少)、セグメント利益(営業利益)28百万円(前期比56.4%減少) 当連結会計年度における分解調査データ販売事業は、米国、欧州におけるEV化の一時的な減速を受け、Tesla Cybertruckを初めとするEV関連の分析レポートの販売が想定を下回りました。また、提携先であるMunro & Associatesが分析レポート作成業務から事実上撤退したことによりレポートのラインアップ強化を図ることができませんでした。この結果、売上高およびセグメント利益ともに前期比で減少しました。 ○ 自動車ファンド事業:売上高39百万円(前期比-)、セグメント利益(営業利益)17百万円(前期比241.2%増加) 当連結会計年度の自動車ファンド事業は、体制に大きな変更がなかったため売上高は横ばいで推移しましたが、セグメント利益については固定費の減少を受け増加しました。 〇 コンサルティング事業:売上高486百万円(前期比22.4%減少)、セグメント利益(営業利益)8百万円(前期比86.6%減少) 当連結会計年度のコンサルティング事業は、トランプ政権による関税政策の発表と主要顧客である日系メーカーの新事業年度のスタート時期が重なったことにより日本の自動車/大手部品メーカーの予算執行が4月以降滞り、受注が低調に推移しました。その結果、売上高およびセグメント利益ともに減少しました。 当該事業の受注増を図るため主要な自動車メーカー向けに技術展示会を開催したことにより足元では引き合いが増加傾向にあります。 ○ 人材紹介事業:売上高91百万円(前期比15.9%増加)、セグメント損失(営業損失)△33百万円(前期△33百万円) 当連結会計年度の人材紹介事業は、成約件数が40件(前期37件)となりました。一部の自動車メーカーにおいて採用抑制の動きが継続する中、業績は低調に推移しておりますが、前期の第3四半期を底にゆるやかな改善傾向を示しております。 ○ 車両分解・計測事業:売上高100百万円(前期比2.0%増加)、セグメント利益又は損失(営業損失)△36百万円(前期10百万円) 前期8月より神奈川県厚木市で稼働しているベンチマークセンターは、当該地域の自動車メーカーの業績悪化を受け受注が当初想定を下回りました。一方で、同センター稼働以降、認知度向上に向けた取り組みを継続した効果により多様な案件の引き合いが増加し、売上高は前期比2%の増加となりました。利益面については固定費増を受けセグメント損失を計上しました。 ○ その他:売上高-百万円(前期比-)、セグメント損失(営業損失)△8百万円(前期比-) その他は報告セグメントに含まれない事業セグメントである車載ソフトウェア開発受託事業で構成されています。当該事業を推進する株式会社マークラインズソフト開発は2025年4月に設立が完了し事業活動を開始しております。これに伴い固定費が発生しセグメント損失を計上しております。 (2) 財政状態 (資 産) 当連結会計年度における資産合計は、前連結会計年度末と比較し、55百万円増加の8,808百万円となりました。この増加の主な内訳は、投資有価証券の2,238百万円増加等であります。また、本社移転に伴い建物及び構築物が49百万円増加いたしました。一方、減少の内訳は、現金及び預金の2,258百万円減少、売掛金の94百万円減少、商品の29百万円減少等であります。 (負 債) 当連結会計年度における負債合計は、前連結会計年度末と比較し、97百万円増加の2,234百万円となりました。 この増加の主な内訳は、未払金の53百万円増加、未払消費税等の95百万円増加、一方、減少の内訳は、未払法人税等の51百万円減少等であります。 (純資産) 当連結会計年度における純資産合計は、前連結会計年度末と比較し、42百万円減少の6,574百万円となりました。この減少の主な内訳は、親会社株主に帰属する当期純利益1,519百万円の計上及び配当金634百万円の支払いによる利益剰余金の884百万円増加、自己株式の取得により999百万円減少したことによるものです。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度と比較して2,258百万円減少の3,802百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主たる増減要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動により獲得した資金は、1,809百万円(前連結会計年度に営業活動により獲得した資金は1,540百万円)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益の2,146百万円、売上債権の減少額97百万円、未払金の増加額21百万円、未払消費税の増加額137百万円、減価償却費の99百万円、持分法による投資損失の31百万円、利息及び配当金の受取額33百万円あり、一方、主な減少要因は、前受金の減少額12百万円、投資有価証券売却益の13百万円、受取利息及び受取配当金の45百万円及び法人税等の支払額686百万円等であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動により使用した資金は、2,489百万円(前連結会計年度に投資活動により使用した資金は564百万円)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出36百万円、無形固定資産の取得による支出43百万円、投資有価証券の取得により支出2,262百万円、敷金及び保証金の差入による支出174百万円があったことによります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動により使用した資金は、1,590百万円(前連結会計年度に財務活動により使用した資金は473百万円)となりました。この主な要因は、自己株式の取得による支出999百万円、配当金の支払額634百万円等があったことによります。 (4) 生産、受注及び販売の状況 ① 生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため該当事項はありません。 ② 受注実績 当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) コンサルティング事業   395,742   △39.1   54,850   △62.2 合計   395,742   △39.1   54,850   △62.2 (注) セグメント間取引については相殺消去しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) 情報プラットフォーム事業   3,834,884   +5.6 プロモーション広告事業   136,015   +20.2 市場予測情報販売事業   304,556   +3.0 コンサルティング事業   486,008   △22.4 分解調査データ販売事業   116,029   △37.8 車両・部品調達代行事業   462,186   △6.6 車両分解・計測事業   100,172   +2.0 自動車ファンド事業   39,200   - 人材紹介事業   91,317   +15.9 合計   5,570,370   +0.1 (注) 1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績の10%以上の相手先がないため記載を省略しております。 (5) 経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容) 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するに当たり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行っている部分があり、この結果は資産・負債、収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、一部過去の実績に基づく概算数値を用いるために、不確実性が伴っており実際の結果と異なる場合があります。 ② 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度における連結売上高は、セグメント別では全体の68.8%を占める情報プラットフォーム事業が前期比5.6%増加となりました。情報プラットフォーム以外の事業については、プロモーション広告事業は好調に推移しましたがその他の事業が低調だったため前期比10.2%減少となりました。この結果、全体では前期比ほぼ横ばいで推移し0.1%増加の5,570百万円となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度において、売上総利益は前期比2.3%増加の3,701百万円となり、売上総利益率は65.1%から66.4%となりました。これは、主に情報プラットフォーム事業及びプロモーション広告事業など限界利益率の高い事業の売上高の全体に占める割合が上昇したこと及びコンサルティング事業の内製化推進が売上総利益率を高める要因となりました。固定費につきましては、人員体制強化に伴う人件費及びベンチマークセンターの減価償却費などが増加したものの、外注費が減少したことにより、売上原価比率が前期の34.9%から33.6%へと減少したことによります。 (営業利益) 当連結会計年度において、営業利益は前期比5.4%減少の2,095百万円となり、売上高営業利益率は前期39.8%から37.6%へと減少しました。これは、売上総利益が増加したものの、人員増強による人件費及びオフィス移転関連等の販売費及び一般管理費が増加したことによります。 (経常利益) 当連結会計年度において、経常利益は前期比3.6%減少の2,146百万円となりました。これは、営業外収益として受取利息40百万円及び受取配当金5百万円を計上したこと及び関連会社である「自動車産業支援ファンド2021投資事業有限責任組合」が計上した投資先に係る投資損失引当金のうち当社グループ持分相当額を追加計上したものの、保有する投資有価証券の売却を通して投資有価証券売却益を計上したこと等によります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等を合計で631百万円計上したこと及び非支配株主に帰属する当期純損失を4百万円計上したことに伴い前期比3.7%減少の1,519百万円となりました。 この結果、当連結会計年度における株主資本利益率(ROE)は、前連結会計年度の26.0%から2.9ポイント減少し、23.1%となりました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金需要は、経営活動に必要な運転資金(人件費、ソフトウエア・データベースの保守維持、業務委託費、データ購入費用、取材費用等)が大半を占めており、その資金の主な財源は、営業活動によるキャッシュ・フローにより獲得した資金を源泉として、全て自己資金で充当しております。預入期間が3か月を超える定期預金を除いた現金及び現金同等物の期末残高は、3,802百万円であります。 ④ 経営戦略の現状と見通し 2025年度における当社を取り巻く事業環境は、連結売上高のおよそ7割を占める日系メーカー(海外現地法人含む)がトランプ政権による関税政策、中国メーカーとの競争激化などにより業績面で苦戦を強いられる状況となり、当社の受注動向も低調に推移する一年となりました。このような環境の下、当社では、中核事業である情報プラットフォームの収益基盤の強化を図るため、当社サイト内の豊富な情報を活用し「データ」と「分析」を組み合わせた回答を返す当社独自の生成AI機能「マークラインズ生成AI β版」を2026年1月から提供開始しました。さらに、契約数の増加を追求する方針から顧客当たり単価の引き上げも重視することで収益の最大化を図る方針に転換したことを背景に、20年以上に亘って既存顧客について据え置いてきた契約金額の改定を2025年末より進めております。これらの効果が2026年度で発現し平均契約単価が上昇すると見込んでおります。また、日系メーカーにおいては4月で新事業年度に切り替わり2026年3月期で生じた関税等の悪影響を織り込んだ上で新たに策定した予算を前提に事業活動を推進していくことになるため、当社サービスへの受注動向は回復するものと見込んでおります。 さらに、コスト面においては、2024年度中に設立したベンチマークセンター、及び深圳子会社に係る固定費負担が一巡し、利益水準の引き上げ要因となる見込みです。 以上を踏まえ、2026年12月期の連結業績予想について、売上高は引き続き過去最高を更新する6,150百万円、連結営業利益及び連結経常利益について、前期は過去最高益の更新には至らなかったものの当期は増収効果や固定費増が限定的になり再び過去最高を更新する見込みであることから連結営業利益で2,350百万円、連結経常利益は2,380百万円を計上する見込みです。さらに、親会社株主に帰属する当期純利益については、1,660百万円を見込んでおります。なお、業績見通しの前提となる為替レートの条件は、1米ドル=157円、1ユーロ=186円、1人民元=22.5円となっております。

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開示資料

出典

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