概要
WDBホールディングスは、理学系研究職の派遣で国内最大級のシェアを持つ人材サービス企業である。製薬・化学メーカーの研究開発部門を主な顧客とし、約5,500人の従業員を擁する。さらに医薬品の安全性情報管理を中心としたCRO事業を展開し、売上高は503億円(2026年3月期)に達する。2008年に東証2部に上場し、現在は東証プライム市場に上場する純粋持株会社である。
人材サービスを中核とする3つの職種領域
人材サービス事業は売上高の86.6%(2026年3月期)を占める中核セグメントである。職種は大きく3つに分かれる。理学系研究職はバイオ・化学分野の専門人材を製薬・食品・化学メーカーの研究開発・品質管理部門に派遣・紹介し、同事業内で68.2%を占める最大分野である。工学系技術職は金型設計やCAD、ソフトウエア開発などの技術者を電機・精密機械メーカーに派遣し6.5%を占める。一般事務職は通訳・秘書・経理などの事務人材を様々な業種に派遣し10.1%を占める。これらの派遣形態には、有期雇用の登録型派遣と正社員として雇用する常用雇用型派遣の2種類がある。
CRO事業による医薬品開発の業務代行
CRO事業は医薬品・医療機器メーカー向けに開発業務を代行・支援する。国内では安全性情報管理(副作用情報の収集・評価・報告)を中心に手掛け、海外では臨床試験以降の開発業務全般(治験、規制対応等)を扱う。2026年3月期のCRO事業売上高は67億5700万円で全社の13.4%を占めるが、主要顧客からの受託量減少や不採算事業売却により前期比17.1%減となった。同事業は子会社WDBココ株式会社、フィンランドのOy Medfiles Ltd.、株式会社コーブリッジが担う。WDBココは2019年に東証マザーズ(現グロース市場)に上場している。
純粋持株会社体制と14社のグループ構成
当社は2011年11月に純粋持株会社へ移行し、グループ全体の戦略統括を行う。主要な事業子会社は、人材サービス事業を担うWDB株式会社(理学系・一般事務)とWDB工学株式会社(工学系、2026年4月にWDBに吸収合併)、CRO事業のWDBココ株式会社、Oy Medfiles Ltd.、株式会社コーブリッジである。このほか、人材養成目的のWDB独歩株式会社(障がい者雇用)、プラットフォーム開発のネゾット株式会社、2023年設立のドコ1株式会社が含まれる。グループ全体で14社(当社含む)から構成され、神戸市中央区に本社を置く。
国内拠点に加え海外へ広がる事業地域
本社は神戸市中央区に所在し、2023年11月に姫路市から移転した。国内では東京・岡山・広島・高松・徳島などに事業所を有し、2003年に株式会社ヒューマンウエストの4支店営業権を譲受して西日本での基盤を強化した。海外ではCRO事業の拡大を目的に、2015年に米国ペンシルベニア州にWDB Medical Data, Inc.、2016年にインド・ハイデラバードにWDB India Pvt, Ltd.を設立。2017年にはフィンランドのOy Medfiles Ltd.を完全子会社化し、欧州での開発業務代行体制を整えた。海外子会社を含めたグローバルな事業展開が進んでいる。
業界の中での役割は人材サービス事業者(派遣・紹介)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 人材サービス 事業 | 435億円 | 86.5% | 43億円 | 9.9% |
| CRO事業 | 68億円 | 13.5% | 10億円 | 14.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01製薬・化学・食品メーカー(研究開発・品質管理)主力
バイオ系(遺伝子、細胞、薬理等)や化学系(有機合成、分析等)の専門人材を派遣・紹介。主に製薬・食品・化学メーカーの研究開発部門・品質管理部門及び公的機関・大学の研究室が顧客。
- 登録型派遣(理学系研究職)
- 当社に登録する求職者を有期雇用し、製薬・化学・食品メーカーの研究開発・品質管理部門に派遣するサービス。
- 常用雇用型派遣(正社員型派遣)(理学系研究職)
- 当社が正社員として雇用する研究職人材を、製薬・化学・食品メーカーの研究開発・品質管理部門に派遣するサービス。
- 人材紹介(理学系研究職)
- 登録する求職者を製薬・化学・食品メーカー等に紹介し、採用を支援するサービス。
02電気・電子・精密機械メーカー(設計・開発・検査)主力
金型設計、CAD、ソフトウエア開発、機械設計、電気・電子設計等の工学系技術職人材を派遣・紹介。電気・電子・精密機械メーカーの設計部門・開発部門・検査部門が主な顧客。
- 常用雇用型派遣(正社員型派遣)(工学系技術職)
- 当社が正社員として雇用する工学系技術者を、電機・精密機械メーカーの設計・開発・検査部門に派遣するサービス。
- 人材紹介(工学系技術職)
- 登録する工学系技術者を電機・精密機械メーカー等に紹介するサービス。
03一般企業(事務部門)準主力
事務用機器操作、通訳、秘書、経理、受付等の一般事務人材を、様々な業種の企業へ派遣・紹介。
- 登録型派遣(一般事務職)
- 当社に登録する一般事務人材を有期雇用し、様々な業種の企業の事務部門に派遣するサービス。
- 人材紹介(一般事務職)
- 登録する一般事務人材を顧客企業に紹介するサービス。
04医薬品・医療機器メーカー(開発業務代行)準主力
CRO事業として、医薬品・医療機器メーカー向けに医薬品・医療機器等の開発業務(基礎研究の実験業務、臨床試験以降の開発業務)を代行・支援。国内では安全性情報管理、海外では開発業務全般を扱う。
- CROサービス(安全性情報管理)
- 国内で医薬品等の安全性情報管理(副作用情報の収集・評価・報告等)を代行するサービス。
- CROサービス(開発業務全般)
- 海外で医薬品等の臨床試験以降の開発業務全般(治験、規制対応等)を代行するサービス。
製品と技術
登録型派遣と常用雇用型派遣の2つの派遣形態
人材サービス事業では2つの派遣形態を提供する。登録型派遣は、当社グループに登録する求職者を有期雇用した上で顧客企業に派遣するサービスである。一方、常用雇用型派遣(正社員型派遣)は、当社グループが正社員として雇用する人材を派遣する。理学系研究職では両形態を提供し、工学系技術職は常用雇用型派遣が中心である。一般事務職は主に登録型派遣で対応する。派遣期間中は顧客の指揮命令の下で業務を行い、派遣契約は労働者派遣法の適用を受ける。
理学系研究職派遣:バイオ・化学の専門人材を研究開発現場へ
理学系研究職派遣は当社グループ最大のサービスで、売上高の68.2%(2026年3月期)を占める。派遣する人材の専門領域は、遺伝子・微生物・酵素・免疫・細胞・薬理・動物実験等のバイオ系と、有機合成・材料・素材・分析・解析等の化学系に分かれる。主な派遣先は製薬・食品・化学メーカーの研究開発部門や品質管理部門、公的機関や大学の研究室である。当社はこの分野で「働く人の3人に1人が当社グループから就業する」と説明するなど、市場での高いシェアを持つ。
CROサービス:安全性情報管理と海外開発業務代行
CRO事業では、医薬品・医療機器等の開発業務を代行する。国内では安全性情報管理が中心で、副作用情報の収集・評価・報告を一貫して行う。海外子会社(Oy Medfiles Ltd.等)では薬事申請、治験、DM・統計解析、安全性評価など開発業務全般を手掛ける。2026年3月期のCRO事業売上高は67億5700万円で、セグメント利益率は15.5%と人材サービス事業(9.9%)を上回る。2025年度には自動化ツールやAI文書作成補助ツールを導入し、業務効率化を進めている。
プラットフォームサービス「ドコ1」と新たな情報サービス
ドコ1株式会社が運営する「ドコ1」は、派遣サービスを利用する企業が複数の派遣会社に一斉発注でき、契約・勤怠・請求を一元管理できるプラットフォームである。2025年5月に公開され、契約数は順調に増加している。また、ネゾット株式会社はインターネット上で各種情報提供サービスを行う。これらのプラットフォーム事業は、従来の人材派遣・CRO事業に加えて、グループ全体のデジタル基盤を強化し、コスト低減と利便性向上を狙う新たな収益源として位置づけられている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
科学・医療分野の人材派遣で独自地位、利益率高水準
同社は理化学・医療分野に特化した人材派遣を主力とする企業で、売上高は約500億円と業界内で中規模。同業他社であるジンジブやイシンが一般派遣中心であるのに対し、同社は専門性の高い分野に特化している点が強み。直近の営業利益率は10%前後と高水準で、収益性の高さが際立つ。一方、売上高は微減傾向で市場の成熟化がうかがえる。しかし、専門人材の需要は堅調で、特に研究機関や医療機関からのニーズは安定している。同社は高い専門性と収益性で、業界内で独自のポジションを確立している。
強み
- 科学・医療分野に特化し、高い専門性で他社と差別化している。
- 営業利益率約10%と業界平均を上回り、効率的な事業運営を行っている。
- 研究機関や医療機関からの人材需要は景気の影響を受けにくく、安定している。
- 専門人材のネットワークが強く、質の高い人材を確保しやすい。
課題
- 売上高が微減傾向にあり、市場の成熟化や競争激化が影響している。
- 専門スキルを持つ人材の確保が難しく、人件費高騰が収益を圧迫する可能性がある。
- 科学・医療分野への依存が高く、政策変更や研究費削減があれば影響を受けやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がWDBホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4337ぴあ | 419億円 | 12.4倍 |
| 2 | 9739NSW | 408億円 | 11.0倍 |
| 3 | 3843フリービット | 405億円 | 11.5倍 |
| 4 | 4725CAC Holdings | 401億円 | 9.2倍 |
| 5 | 6430ダイコク電機 | 372億円 | 6.3倍 |
| 6 | 2475WDBホールディングス | 366億円 | 12.9倍 |
| 7 | 7059コプロ・ホールディングス | 364億円 | 12.2倍 |
| 8 | 4826CIJ | 361億円 | 16.9倍 |
| 9 | 9438エムティーアイ | 357億円 | 9.3倍 |
| 10 | 4847インテリジェント ウェイブ | 356億円 | 23.8倍 |
| 11 | 4792山田コンサルティンググループ | 353億円 | 11.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
事務処理サービスから人材派遣へ転換した1985〜1987年
1985年7月、兵庫県姫路市で株式会社ワークデーターバンクとして創業し、事務処理サービスを開始した。2年後の1987年9月に労働者派遣事業許可を取得し、人材派遣業へ参入。この転換が現在の事業の原点となる。創業当初から人材サービスに特化するのではなく、まず事務処理サービスで実績を積み、その後派遣事業へ進出した経緯を持つ。1991年4月には経営管理者紹介事業許可を取得し、人材紹介業にも乗り出した。
工学系と理学系の専門派遣子会社を設立した2001〜2004年
2001年2月、工学系技術職の正社員型派遣を目的とする株式会社テディスを姫路市に設立。続いて2004年1月、東京都千代田区にバイオ化学系研究開発職の正社員型派遣を目的とするWDBエウレカ株式会社を設立した。この2社の設立により、理学系と工学系の専門人材派遣をそれぞれ専門の子会社で担う体制が整った。2002年11月には商号をWDB株式会社に変更し、ブランド統一を図っている。
株式上場とM&Aで事業基盤を拡大した2005〜2008年
2005年3月、遺伝子解析サービスを手掛ける株式会社ゲノミックブレーンを完全子会社化。同年11月には神戸市中央区に人材養成機関「WDB神戸基盤研究所」(現テクラボ神戸)を開設した。2006年3月にジャスダック証券取引所へ株式上場し、2008年3月には東京証券取引所市場第二部へ上場を果たした。上場により資金調達力を強化し、M&Aによる事業拡大を加速させる足掛かりを得た。
CRO事業への本格参入と持株会社移行の2010〜2011年
2010年4月、医薬品・医薬部外品・化粧品等の開発支援を目的にWDBメディカル株式会社を設立し、CRO事業に本格参入。2011年4月には株式会社アイ・シー・オーを完全子会社化し、CRO機能を拡充した。同年11月、人材サービス事業を新設分割で設立したWDB株式会社に承継し、純粋持株会社へ移行。商号をWDBホールディングス株式会社に変更し、グループ全体の統括体制を確立した。
東証1部指定と海外CRO拠点の展開(2013〜2017年)
2013年12月、東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)に指定され、上場区分が最高位となった。CRO事業の海外展開として、2015年8月に米国ペンシルベニア州、2016年2月にインド・ハイデラバードに子会社を設立。2017年3月にはフィンランドのOy Medfiles Ltd.を完全子会社化し、欧州での開発業務代行体制を獲得した。同年6月には株式会社コーブリッジも子会社化し、CRO事業のグローバルネットワークを強化した。
WDBココの独立上場とグループ再編(2019〜2023年)
2019年12月、CRO子会社のWDBココ株式会社が東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に上場。グループ内で独立した上場企業としてCRO事業を拡大する体制となった。2023年6月にはWDBココがWDB臨床研究株式会社を吸収合併し、事業を統合。同年11月にはプラットフォームサービス提供を目的にドコ1株式会社を設立し、本社を神戸市中央区へ移転。グループの中長期的な事業構造の見直しが進められた。
プラットフォーム事業「ドコ1」の開始と2026年の組織再編
2023年11月設立のドコ1株式会社は、2025年5月に派遣サービスプラットフォーム「ドコ1」を公開。複数の派遣会社に対する一斉発注や契約・勤怠管理の一元化を実現するサービスで、契約数は順調に増加した。2026年4月1日には、工学系派遣を担ってきたWDB工学株式会社を存続会社のWDB株式会社が吸収合併し、人材サービス事業を一本化。これらの動きは、グループ全体のデジタル化と事業効率化を進める経営方針の一環である。
年表31件を開く
1980年代
- 1985年7月創業兵庫県姫路市において株式会社ワークデーターバンク(現 当社)を設立し、事務処理サービスを開始
- 1987年9月労働者派遣事業許可を取得し、人材派遣業を開始
1990年代
- 1991年4月経営管理者紹介事業許可を取得し、人材紹介業を開始
2000年代
- 2001年2月創業兵庫県姫路市に工学系技術職の正社員型派遣事業を目的とした株式会社テディスを設立
- 2002年11月商号変更WDB株式会社に商号変更
- 2003年9月株式会社ヒューマンウエスト岡山支店・広島支店・高松支店・徳島支店の営業権譲受
- 2004年1月創業東京都千代田区に、バイオ化学系研究開発職の正社員型派遣事業を目的とした、WDBエウレカ株式会社(現 WDB株式会社 エウレカ社)を設立
- 2005年3月M&A株式取得により、株式会社ゲノミックブレーンを完全子会社化
- 2005年11月神戸市中央区に、人材の養成を目的として、WDB神戸基盤研究所(現 テクラボ神戸)を開設
- 2006年2月財団法人日本情報処理開発協会より「情報セキュリティマネジメントシステム」の認証を取得(2007年4月にISO27001へ移行)
- 2006年3月上場ジャスダック証券取引所に株式上場
- 2008年3月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場
2010年代
- 2010年4月創業東京都千代田区に、医薬品・医薬部外品・化粧品等の開発支援を目的とした、WDBメディカル株式会社(現 WDBココ株式会社)を設立
- 2011年4月M&A株式取得により、株式会社アイ・シー・オー(現 WDBココ株式会社)を完全子会社化
- 2011年6月創業障がいのある方の自立と安定的な職場の確保を図ることを目的としたWDB独歩株式会社を設立
- 2011年11月創業人材サービス事業を、新設分割により設立したWDB株式会社に承継させ、純粋持株会社へ移行 商号を、WDBホールディングス株式会社に変更
- 2012年4月創業研究職人材のマネジメント能力と総合力の向上のための教育を目的に、WDBユニバーシティ株式会社(現 WDB株式会社)を設立
- 2012年11月M&Aグループの事業再編を目的として、株式会社アイ・シー・オーとWDBメディカル株式会社を合併し、WDBアイシーオー株式会社(現 WDBココ株式会社)に商号変更
- 2012年12月創業工学系分野における研究者・技術者の派遣および人材紹介を目的に、WDB工学株式会社(現 WDB株式会社 工学社)を設立
- 2013年3月M&A株式取得により、有限会社電助システムズ(現 WDBココ株式会社)を完全子会社化
- 2013年12月東京証券取引所市場第一部(現 プライム市場)に指定
- 2014年4月M&A株式取得により、株式会社カケンジェネックスを完全子会社化
- 2015年8月創業CRO事業を海外に展開することを目的に、WDB Medical Data,Inc.を米国ペンシルベニア州に設立
- 2016年2月創業CRO事業を海外に展開することを目的に、WDB India Pvt,Ltd.をインド・ハイデラバードに設立
- 2016年4月創業創薬研究のための実験業務を代行することを目的に、WDBケミカルラボラトリー株式会社(現 WDB株式会社)を設立
- 2017年2月創業インターネットを利用した各種情報提供サービスを行うことを目的に、ネゾット株式会社を設立
- 2017年3月M&A株式取得により、Oy Medfiles Ltd.を完全子会社化
- 2017年6月M&A株式取得により株式会社コーブリッジを完全子会社化
- 2019年12月上場WDBココ株式会社が、東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)に上場
2020年代
- 2023年6月M&AWDBココ株式会社が、WDB臨床研究株式会社を吸収合併
- 2023年11月創業プラットフォームサービスの提供を目的に、ドコ1株式会社を設立 本社を神戸市中央区に移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高営業利益率10%以上
- 売上高経常利益率10%以上
- 自己資本利益率(ROE)15%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
派遣サービスプラットフォームの展開
複数の派遣会社に一括発注・管理できるプラットフォーム「ドコ1」を2025年5月に公開。仲介業務を自動化し販管費を削減、削減分を派遣スタッフの報酬に充当して待遇改善を図る。
- 02
プラットフォーム運営会社への転身
既存プラットフォーム(doconico、ドコ1、CoCopos)の運営ノウハウを活かし、派遣サービスをさらに強化する新プラットフォームや派遣以外の新サービスを提供するプラットフォームを1~2年後に開始すべく開発中。
- 03
CRO事業の効率化と新モデル構築
プラットフォームとAIを活用して業務効率化・社員待遇改善を進めつつ、生成AIや自動化技術の進展に対応し、人の判断・顧客対応など実務価値領域に資源集中。AIと共存する新たなCROモデルを確立する。
- 04
医療機器分野での一貫支援体制強化
高度な医療機器分野において開発から申請、市販後までの一貫支援体制を基盤にデジタル技術とデータ活用を組み込み、国内外での事業展開を多面的に支援できる体制へ進化させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で5,489人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は762万円で、9期前と比べて+20.2%。平均年齢は48.9歳、平均勤続年数は16.2年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,890 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,513 | — |
| 2019年3月 | 634 | 44.8 | 9.3 | 3,045 | — |
| 2020年3月 | 650 | 44.7 | 9.6 | 4,516 | — |
| 2021年3月 | 686 | 45.7 | 10.6 | 4,830 | — |
| 2022年3月 | 662 | 48.6 | 11.3 | 5,069 | — |
| 2023年3月 | 694 | 49.4 | 14.3 | 5,291 | — |
| 2024年3月 | 742 | 49.6 | 14.2 | 5,391 | — |
| 2025年3月 | 708 | 43.1 | 15.5 | 5,452 | 94 |
| 2026年3月 | 762 | 48.9 | 16.2 | 5,489 | 82 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 国内WDB株式会社(注)1、4東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内WDB工学株式会社(注)1、5東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内WDBココ株式会社(注)1、2東京都中央区 · 連結子会社議決権68.0%
- 国内株式会社コーブリッジ(注)1東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Oy Medfiles Ltd.フィンランド · 連結子会社議決権100.0%
- 国内WDB Medical Data, Inc. (注)1アメリカ · 連結子会社議決権100.0%
- 国内WDB事業承継パートナーズ株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ネゾット株式会社(注)1東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ドコ1株式会社(注)1東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内その他5社- · 連結子会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は503億円、営業利益は45億円。前期と比べると減収減益で、売上が-1.6%、利益が-11.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 514億円 | 503億円 |
| 営業利益 | 46億円 | 45億円 |
| 純利益 | 28億円 | 28億円 |
| 1株あたり配当 | ¥94 | ¥94 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は128億円、営業利益は12億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+2.4%、営業利益は−7.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 119 | — | — | 9 |
| 2024年1Q | 125 | 13 | 10.4 | 6 |
| 2024年2Q | 122 | 14 | 11.5 | 9 |
| 2024年3Q | 126 | 15 | 11.9 | 11 |
| 2024年4Q | 120 | — | — | 9 |
| 2025年2Q | 256 | 26 | 10.2 | 13 |
| 2025年4Q | 255 | 25 | 9.8 | 18 |
| 2026年2Q | 254 | 23 | 9.1 | 15 |
| 2026年4Q | 249 | 22 | 8.8 | 13 |
| 2027年1Q | 128 | 12 | 9.4 | 7 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は243億円から503億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は8.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式取得により、有限会社電助システムズ(現 WDBココ株式会社)を完全子会社化 | |||||
| 2013年3月 | 243 | — | 22 | — | 13 |
| 株式取得により、株式会社カケンジェネックスを完全子会社化 | |||||
| 2014年3月 | 255 | — | 21 | — | 12 |
| CRO事業を海外に展開することを目的に、WDB Medical Data,Inc.を米国ペンシルベニア州に設立 | |||||
| 2015年3月 | 277 | — | 25 | — | 15 |
| CRO事業を海外に展開することを目的に、WDB India Pvt,Ltd.をインド・ハイデラバードに設立 | |||||
| 2016年3月 | 298 | — | 27 | — | 17 |
| インターネットを利用した各種情報提供サービスを行うことを目的に、ネゾット株式会社を設立 | |||||
| 2017年3月 | 327 | — | 34 | — | 21 |
| 2018年3月 | 380 | — | 42 | — | 34 |
| WDBココ株式会社が、東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)に上場 | |||||
| 2019年3月 | 416 | — | 50 | — | 29 |
| 2020年3月 | 431 | — | 50 | — | 31 |
| 2021年3月 | 441 | — | 52 | — | 34 |
| 2022年3月 | 469 | — | 64 | — | 42 |
| プラットフォームサービスの提供を目的に、ドコ1株式会社を設立 本社を神戸市中央区に移転 | |||||
| 2023年3月 | 476 | — | 56 | — | 35 |
| 2024年3月 | 493 | — | 55 | — | 35 |
| 2025年3月 | 511 | 51 | 51 | 10.0 | 31 |
| 2026年3月 | 503 | 45 | 46 | 8.9 | 28 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高503億円のうち、営業利益として残るのは45億円で8.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は28億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.9%387億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.1%71億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.9%45億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが28億円、投資CFが−39億円で、差し引きのフリーCFは−11億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は174億円で、売上の4.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 11 | −2 | −12 | 9 | 19 |
| 2014年3月 | 16 | −2 | −5 | 14 | 28 |
| 2015年3月 | 24 | 0 | −6 | 24 | 46 |
| 2016年3月 | 13 | −3 | −3 | 10 | 53 |
| 2017年3月 | 25 | −8 | −2 | 17 | 67 |
| 2018年3月 | 36 | 14 | −11 | 50 | 108 |
| 2019年3月 | 33 | −4 | −4 | 29 | 133 |
| 2020年3月 | 30 | −5 | 4 | 25 | 162 |
| 2021年3月 | 42 | −1 | −9 | 41 | 194 |
| 2022年3月 | 40 | −61 | −9 | −21 | 164 |
| 2023年3月 | 36 | −3 | −13 | 33 | 184 |
| 2024年3月 | 45 | −7 | −12 | 38 | 209 |
| 2025年3月 | 44 | −33 | −14 | 11 | 206 |
| 2026年3月 | 28 | −39 | −21 | −11 | 174 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は424億円。このうち返さなくてよい自己資本が343億円で、自己資本比率は77.3%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 99 | 55 | 44 | 55.5 |
| 2014年3月 | 105 | 67 | 38 | 64.0 |
| 2015年3月 | 129 | 80 | 49 | 62.3 |
| 2016年3月 | 140 | 95 | 45 | 67.8 |
| 2017年3月 | 165 | 114 | 51 | 69.0 |
| 2018年3月 | 207 | 138 | 69 | 66.8 |
| 2019年3月 | 235 | 163 | 72 | 69.4 |
| 2020年3月 | 265 | 197 | 68 | 72.8 |
| 2021年3月 | 306 | 223 | 83 | 71.2 |
| 2022年3月 | 338 | 258 | 80 | 74.2 |
| 2023年3月 | 362 | 285 | 77 | 76.3 |
| 2024年3月 | 398 | 312 | 86 | 75.4 |
| 2025年3月 | 418 | 332 | 85 | 76.4 |
| 2026年3月 | 424 | 343 | 81 | 77.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中454位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,827で、1年前と比べて+7.3%。過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 12.9倍 |
| PER (会社予想) | 12.6倍 |
| PBR | 1.07倍 |
| 配当利回り | 5.15% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1805円で、25日移動平均線(1799.64円)を約0.3%上回って推移。52週高値1880円からは約4%の水準にあり、高値圏でのもみ合い。8月10日には40,500株と直近で突出した出来高を記録し、売買が活発化。直近1週間は1768円から1805円のレンジで推移し、方向感は乏しいが、25日線を維持できれば上値を試す展開が期待される。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは12.75倍で業界平均の23.09倍を大幅に下回り、PBRも1.06倍と同平均3.31倍を大きく割り込む。配当利回りは5.21%と高水準で、同平均2.31%を上回る。ROEは8.5%と平均的だが、株価が低評価にあるため、割安と判断。ただし、業績は減収減益傾向にあり、成長性には懸念が残る。割安ではあるが、配当利回りの高さが企業価値を支えており、両面性を考慮した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 12.9倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 12.6倍 | — |
| PBR | 1.07倍 | 3.51倍 |
| ROE | 8.5% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
WDBホールディングスの投資論点は、安定した事業基盤と高配当を維持しつつ、成長性をどう確保するかにある。強気派は、技術者不足を背景とした需要の堅調さ、高い配当利回りによる株主還元を評価する。また、売上高は緩やかに増加しており、安定収益が期待できる。一方、弱気派は、売上高が頭打ちになりつつあり、2026/3期には減収予想であること、人材確保競争の激化でコスト上昇が利益を圧迫する可能性を懸念する。技術者の単金や稼働率の推移、配当の持続性が焦点。
- 技術者需要の堅調さ
技術者不足で派遣需要は根強く、安定的な売上が見込める。
- 高配当利回り
配当利回り5.3%と高く、株主還元が充実している。
- 安定した収益基盤
営業利益率9%前後と堅調で、毎期黒字を維持している。
- 5.3%の高配当利回りが株価下支え通年影響弱
配当利回り5.3%は業績が減益でも株主還元を評価し、株価の評価損を防ぐ
- 想定PER12.3倍と割安水準で買い安心感決算発表後影響弱
予想PER12.3倍、実績PER12.5倍と15倍未満の割安圏にある
- 外国人持株比率12.9%が需給の支えに継続影響弱
外国人持株比率12.87%は流動性を供給し、相場急変時の売り圧を緩和
- 営業利益率9.98%と高い収益性が評価材料決算発表後影響中
2025年3月期の営業利益率は9.98%、51億円の営業利益を計上し高収益を維持
- 売上の頭打ち感
2026/3期は売上減予想で、成長性に陰りが見える。
- 人材確保コスト
エンジニア争奪戦で採用費増加が利益を圧迫する恐れ。
- 競争激化
同業他社との競争で単金が上がりにくく、利益率が低下。
- 営業利益が前期比6億円減少する計画通年影響中
売上高503億円、営業利益45億円で前期比6億円、率にして11.8%の減益
- 純利益28億円へ3期連続で減少通年影響中
純利益は35→31→28億円と3期連続減益、EPSも年々低下
- 売上高が511億円から503億円へ減収通年影響弱
売上高は511億円から8億円減少、増収基盤が崩れつつある
- ROE8.5%の低さがPBR1倍台の重荷継続影響弱
ROE8.5%と資本効率が低く、PBR1.04倍は1倍を上回るも上値が重い
- 技術者数
- 人材数が売上規模を直接決定するため。
- 稼働率
- 稼働率が上がれば売上と利益が改善する。
- 単金推移
- 単金が維持できれば収益性が確保できる。
- 配当性向
- 配当維持のためには利益が重要。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり94円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは5.15%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 11 | — | 22.3 |
| 2018年3月 | 17 | 54.5 | 17.1 |
| 2019年3月 | 23 | 32.4 | 31.2 |
| 2020年3月 | 28 | 22.2 | 28.6 |
| 2021年3月 | 38 | 36.4 | 66.6 |
| 2022年3月 | 50 | 32.0 | 54.1 |
| 2023年3月 | 52 | 4.0 | 60.8 |
| 2024年3月 | 73 | 40.8 | 40.2 |
| 2025年3月 | 63 | −13.8 | 39.2 |
| 2026年3月 | 63 | 0.0 | 82.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥94
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,461人。区分でいちばん多いのは事業法人で48.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.7%を占め、残る41.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 48.3 | 48.2 | 48.3 | 48.6 | 51.4 | 48.7 |
| 個人・その他 | 16.6 | 16.3 | 19.1 | 16.9 | 17.6 | 27.5 |
| 外国法人 | 18.4 | 18.8 | 17.8 | 18.9 | 14.9 | 12.8 |
| 金融機関 | 15.8 | 15.5 | 13.9 | 15.0 | 15.4 | 9.9 |
| 自己株式 | 1.6 | 1.6 | 2.1 | 2.1 | 2.1 | 4.4 |
| 証券会社 | 0.9 | 1.2 | 0.9 | 0.7 | 0.7 | 0.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 中野商店株式会社 | 48.15 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 3.57 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 | 3.39 |
| 04 | BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 3.11 |
| 05 | 中野 敏光 | 2.99 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.75 |
| 07 | 大塚 美樹 | 2.39 |
| 08 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 1.99 |
| 09 | 野村信託銀行株式会社(信託口) | 1.52 |
| 10 | 特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行 | 1.31 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-19エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告9.50%+1.03pt
- 2026-06-19エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告6.27%+1.09pt
- 2026-06-19エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告7.46%+1.19pt
- 2026-06-19エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告8.47%+1.01pt
- 2026-06-19フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告4.58%+0.44pt
- 2026-06-19フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告4.68%+0.10pt
- 2026-06-19フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告4.64%-0.04pt
- 2026-06-19フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告4.82%+0.18pt
- 2026-06-09エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)変更報告5.18%
- 2026-06-09フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)新規の大量保有報告4.14%
- 2026-06-01中野 敏光新規の大量保有報告2.99%
- 2026-06-01中野 敏光新規の大量保有報告2.99%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+9%、1株純資産は14期で+207%。直近期のROEは8.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 130 | 558 | 25.8 | 10.3 | 40.0 |
| 2014年3月 | 58 | 335 | 18.8 | 11.2 | 19.6 |
| 2015年3月 | 76 | 400 | 20.6 | 11.2 | 18.8 |
| 2016年3月 | 82 | 472 | 18.9 | 12.2 | 18.0 |
| 2017年3月 | 103 | 568 | 19.9 | 14.3 | 22.3 |
| 2018年3月 | 169 | 696 | 26.8 | 22.7 | 17.1 |
| 2019年3月 | 147 | 820 | 19.4 | 21.0 | 31.2 |
| 2020年3月 | 157 | 974 | 17.5 | 13.4 | 28.6 |
| 2021年3月 | 172 | 1,105 | 16.6 | 15.1 | 66.6 |
| 2022年3月 | 211 | 1,272 | 17.8 | 12.9 | 54.1 |
| 2023年3月 | 180 | 1,406 | 13.4 | 11.0 | 60.8 |
| 2024年3月 | 181 | 1,530 | 12.3 | 12.8 | 40.2 |
| 2025年3月 | 155 | 1,624 | 9.9 | 11.9 | 39.2 |
| 2026年3月 | 142 | 1,710 | 8.5 | 10.8 | 82.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額186百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 中野敏光 | 代表取締役社長 | 70 | 600,000 |
| 大塚美樹 | 専務取締役 | 62 | 480,000 |
| 加藤正久 | 常務取締役 | 71 | 1,525 |
| 黒田清行 | 取締役 | 56 | 2,461 |
| 木村裕史 | 取締役 | 62 | 3,281 |
| 鵜飼茂一 | 取締役(常勤監査等委員) | 76 | 11,667 |
| 濱田聡 | 取締役(監査等委員) | 73 | 11,239 |
| 有田知德 | 取締役(監査等委員) | 78 | 2,370 |
| 目細実 | 取締役(監査等委員) | 62 | 536 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 115 | 25 | 140 | 47 |
| 社外取締役 | 5 | 33 | — | 33 | 7 |
| 取締役(社内) | 1 | 11 | 2 | 13 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,623字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,480字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,479字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,585字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第41期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-18
- 半期報告書半期報告書-第41期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第40期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第40期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第39期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第39期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第38期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第38期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第38期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第38期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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