本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ダイコク電機

DAIKOKU DENKI CO.,LTD.6430 · Prime · 機械

パチンコホール向けコンピュータシステムで国内トップクラス。遊技機の企画開発も手掛ける。

概要

ダイコク電機は、パチンコホール向けコンピュータシステムで国内トップシェアを占める企業である。売上高は2025/3期に575億円、営業利益率21%と高い収益性を示す。主力はホールコンピュータや情報公開端末、会員管理システムで、パチンコ店の運営効率化を支える。子会社を通じてパチスロ遊技機の開発も手掛ける。

情報システム事業が売上の8割を占める収益構造

ダイコク電機の連結売上高は2025/3期に575億円、営業利益122億円、営業利益率21%と高収益である。事業セグメントは情報システム事業とアミューズメント事業、その他に分かれる。情報システム事業は売上高457億円で全体の79.6%を占め、セグメント利益112億円を計上する。アミューズメント事業は売上高64億円で11.2%、セグメント利益11億円。その他は売上高22億円で3.8%だが、美術館運営などの多角化を進めている。情報システム事業が収益の柱であり、同社の競争優位の源泉である。

情報公開端末と管理システムで固めたパチンコホール市場

情報システム事業の主力製品は、ホールコンピュータシステム、景品顧客管理システム、情報公開システムの三つである。ホールコンピュータは1974年に初代「オミクロンコンピュータⅠ型」を発売以来、累計で多数のバージョンアップを重ねている。1986年には大当たり中と通常時のデータを分けて管理するベース管理を可能にした「オミクロンLP-7500X」を発売し、業界標準となった。現在はAIを搭載した「X(カイ)」が主力である。情報公開端末では「BiGMO」シリーズや「REVOLA」シリーズがパチンコファンに支持されている。

スマート遊技機対応が成長を牽引するアミューズメント事業

アミューズメント事業は、子会社である元気株式会社、DAXEL株式会社、アロフト株式会社などが担う。DAXELは2025年5月にスマートパチスロ第1号機「ようこそ実力至上主義の教室へ」をリリースした。また、元気は自社ゲームタイトル「首都高バトル」のPlayStation 5版を販売している。同事業の売上高は2025/3期に64億円と前年比44.2%増加し、セグメント利益は11億円と213.9%増加した。スマート遊技機の普及に伴い、同社のパチンコホール向けカードユニット「VEGASIA」の販売も好調である。

グループ会社を通じた多角化と新規事業への進出

ダイコク電機は、情報システムとアミューズメントのコア事業に加え、その他事業として不動産賃貸、イベント企画運営、美術館運営などに進出している。2024年10月には「箱根ガラスの森」の固定資産を取得し、2025年10月より「箱根ガラスの森美術館」の運営を開始した。また、2026年4月には和クレープ専門店「たばねのし」を運営する株式会社SHUNRIを子会社化し、碾茶生産のChagri株式会社を設立するなど、パチンコ以外の分野でも事業領域を広げている。

業界の中での役割はパチンコホール向けシステムインテグレーター兼遊技機メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
543億円
営業利益
97億円
営業利益率
17.9%
純利益
58億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
情報システム 事業521億円92.2%144億円27.6%
アミューズ メント事業44億円7.8%4億円9.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01パチンコホール(遊技場)主力

パチンコホール向けに、ホールコンピュータシステム、景品顧客管理システム、情報公開システムなどを開発・製造・販売。ホール運営の効率化と顧客管理を支援。

主な製品・サービス3
ホールコンピュータシステム
パチンコホール全体の遊技機管理、売上管理、顧客管理を行う中核システム。
景品顧客管理システム
景品交換や顧客情報を管理するシステム。ホールの運営効率を向上。
情報公開システム
遊技機のデータや設定情報を顧客に公開するシステム。透明性を高める。

02アミューズメント(遊技機)準主力

パチンコ・パチスロ遊技機に関わるソフトウェア開発、ハードウェア開発・製造・販売。子会社を通じて遊技機の企画・開発も行う。

主な製品・サービス2
パチンコ遊技機ユニット
パチンコ機に搭載される電子ユニット。制御基板や表示装置など。
パチスロ遊技機
メダル式スロットマシン。自社ブランドで企画・開発・製造・販売。

03その他その他

不動産賃貸、イベント企画運営、ディスプレイ装飾・メンテナンス、ソフトウェア開発、美術館運営など。

製品と技術

AIを搭載したホールコンピュータ「X(カイ)」と「CⅡ-SIS」

ホールコンピュータは、パチンコホールの全遊技機を管理する中核システムである。2019年にリリースされた「X(カイ)」は業界初のAI搭載機で、過去のデータから需要予測や稼働分析を自動実行する。2010年に発売された「CⅡ-SIS」は、ホールコンピューティングシステム「CⅡ」と会員制情報提供サービス「DK-SIS」を融合した店舗マネージメント支援ツールである。これらのシステムは、パチンコホールの経営効率向上に貢献している。

ファンファーストを掲げる情報公開端末「BiGMO」と「REVOLA」

情報公開端末は、遊技機のデータを遊技客にリアルタイムで表示する機器である。2009年に発売された「BiGMO」は台毎のデータ表示機で、大型液晶とコンテンツ充実によりファンの満足度を高めた。2016年発売の「REVOLA」は巨大7セグと大型美麗液晶を搭載し、ファンファーストのコンセプトを具現化した。2024年には13.3インチフルHD液晶タッチパネルを採用した「REVOLAⅡ」とデュアルセグ搭載の上部設置端末「DUALINA」を発売し、視認性と訴求力を向上させている。

スマート遊技機対応カードユニット「VEGASIA」と周辺機器

カードユニット「VEGASIA」は、スマート遊技機の導入に伴い需要が拡大している製品である。2012年に発売され、ファンの動向分析機能を備える。2026年3月期の販売台数は前年を上回り、情報システム事業の収益を支えた。また、呼出ランプ「IL-A3」(2008年発売)やセルフ端末「TJ-01」などの周辺機器もラインアップに含まれる。これらの機器は、パチンコホールの運営効率化とファンサービスの向上に寄与している。

子会社が手掛けるスマートパチスロ機とコンシューマゲーム

アミューズメント事業では、グループ会社がパチスロ機とコンシューマゲームを開発・販売している。DAXEL株式会社は2025年5月にスマートパチスロ第1号機「ようこそ実力至上主義の教室へ」をリリースし、市場に投入した。元気株式会社は自社IP「首都高バトル」のPlayStation 5版を2026年2月に発売し、パチンコ以外のエンターテインメント分野でも収益を上げている。これらの製品は、同社グループの技術力を活かした多角化の一環である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

機械で中堅、パチンコ・遊技機依存

ダイコク電機はパチンコ・パチスロ向け遊技機の製造販売を主力とする機械メーカー。売上高539億円(2024年3月期)から575億円へ増加したが、2026年3月期は543億円と減少予想。営業利益率は21.22%(2025年3月期)と高いが、遊技機市場の縮小や規制強化のリスクを抱える。同業の日本製鋼所や三浦工業は産業機械が主体で、ダイコクはエンターテインメント特化型として異なるポジション。

強み

  • 営業利益率21%超は機械業界でトップクラス、強力な収益基盤を持つ。
  • 長年の実績とブランド力により、ホールからの安定した受注を確保。
  • 新機種を毎期投入し、市場のトレンド変化に迅速に対応できる。
  • 高い利益率を背景に自己資本比率が高く、財務リスクは低い。

課題

  • 遊技人口減少や規制強化により、市場全体が縮小傾向にある。
  • 2026年3月期は売上高543億円と減少見込みで、成長鈍化が懸念される。
  • 遊技機単一セグメントへの依存が高く、多角化が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がダイコク電機

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14820イーエムシステムズ423億円27.6倍
24337ぴあ419億円12.4倍
39739NSW408億円11.0倍
43843フリービット405億円11.5倍
54725CAC Holdings401億円9.2倍
66430ダイコク電機372億円6.3倍
72475WDBホールディングス366億円12.9倍
87059コプロ・ホールディングス364億円12.2倍
94826CIJ361億円16.9倍
109438エムティーアイ357億円9.3倍
114847インテリジェント ウェイブ356億円23.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 55件

大阪の電気設備会社からパチンコ業界へ転換した創業期

1965年9月、栢森新治が大阪市東区で電気設備の開発・製造・販売を目的にダイコク産業を創業した。翌1966年7月にダイコク産業株式会社を設立。1970年6月に名古屋市のパチンコ遊技機メーカーへ電気部品の販売を開始したことが、後のパチンコ業界特化の契機となる。1973年3月に名古屋営業所を開設し、同年7月にはダイコク産業から営業権を譲り受けてダイコク電機株式会社を設立、パチンコ業界向け電気機械器具の販売を本格化させた。

ホールコンピュータの開発と業界標準の確立

1974年4月、電動式役もの付パチンコ遊技機の登場に対応し、制御ユニットの製造を開始。同年10月には初のホールコンピュータ「オミクロンコンピュータⅠ型」を発売した。1979年には二重メモリー機能を搭載した「オミクロンLP-5500」を発売。1981年の「オミクロンLP-7500」では島別・機種別の割数管理を実現し、フィーバータイプの普及とともに全国に導入が進んだ。1986年にはベース管理を可能にした「オミクロンLP-7500X」を発売し、同社のホールコンピュータは業界標準となった。

情報公開端末と会員システムでファン層を拡大

1990年4月、全国のパチンコホールの営業情報をデータベース化した戦略情報システム「DK-SIS」のサービスを開始。1991年10月には遊技機の大当たり回数などのデータを遊技客に公開する情報公開端末「データロボVR-10」を発売。1993年4月には全国共通パチンコ会員カード「ロボカード」の発行を開始し、1995年12月には会員専用携帯端末「ポケロボ」を発売した。これらはパチンコファンの利便性を高め、同社のブランド力を強化した。

株式上場と子会社化による事業拡大

2002年11月、東京証券取引所・名古屋証券取引所市場第二部に上場。2004年4月には両取引所第一部に指定された。2005年3月に元気株式会社と業務・資本提携し、2006年2月に同社を子会社化。2006年3月にはDAXEL株式会社を設立し、パチスロ事業に参入。2007年10月には経営支援ブランド「MIRAIGATE」をリリース。2008年10月に高機能呼出ランプ「IL-A3」、2010年4月に店舗マネージメント支援ツール「CⅡ-SIS」を発売するなど、製品ラインアップを拡充した。

スマート遊技機時代に対応した製品群と新分野への進出

2019年6月、業界初のAIホールコンピュータ「X(カイ)」をリリース。2022年4月には市場再編成に伴い東京証券取引所プライム市場・名古屋証券取引所プレミア市場に移行した。2022年12月には株式会社グローバルワイズを子会社化。2024年4月には13.3インチフルHD液晶タッチパネルを搭載した「REVOLAⅡ」とデュアルセグ搭載の「DUALINA」を発売。2025年5月にはDAXELがスマートパチスロ第1号機をリリースし、新時代に対応した製品を投入している。

箱根ガラスの森や抹茶事業など非パチンコ分野への多角化

2024年8月に株式会社ログオンシステムを子会社化し、同年9月には抹茶カフェ「nana's green tea」を運営する株式会社七葉の第三者割当増資を引受けた。2024年10月には「箱根ガラスの森」の固定資産を取得し、2025年10月より「箱根ガラスの森美術館」の運営を開始した。2026年4月には和クレープ専門店「たばねのし」の株式会社SHUNRIを子会社化し、碾茶生産のChagri株式会社を設立。パチンコ関連事業以外にも収益の柱を育てる動きを加速している。

年表55件を開く

1960年代

  • 1965年9月創業大阪市東区(現中央区)にて、栢森新治が電気設備の開発・製造・販売を目的にダイコク産業を創業。
  • 1966年7月創業大阪市大淀区(現北区)に事務所を移転し、ダイコク産業株式会社を設立。

1970年代

  • 1970年6月名古屋市のパチンコ遊技機メーカーへ電気部品の販売を開始。
  • 1973年3月名古屋市中村区に名古屋営業所を開設。
  • 1973年7月創業ダイコク産業株式会社から営業権の譲渡を受け、名古屋市中村区にダイコク電機株式会社を設立し、主にパチンコ業界向けに電気機械器具の販売開始。
  • 1974年4月創業電動式役もの付パチンコ遊技機登場により、制御ユニット製造開始。ダイコク産業株式会社の債権債務を引継ぎ、愛知県春日井市にミタカ電機株式会社を設立し、電気機械器具の製造開始。
  • 1974年10月ホールコンピュータ オミクロンコンピュータⅠ型発売。
  • 1976年9月M&Aミタカ電機株式会社を吸収合併。
  • 1979年4月二重メモリーにより打ち止め処理、打ち込み設定を可能にした、ホールコンピュータ オミクロンLP-5500発売。

1980年代

  • 1981年4月パチンコ遊技機の表示ユニット製造開始。
  • 1981年4月島別、機種別の割数管理を可能にした、ホールコンピュータ オミクロンLP-7500発売。フィーバータイプ(現 第1種)のパチンコ遊技機の普及と共に全国に導入進む。
  • 1984年6月景品管理システム 景品管理POS オミクロンPS-80発売。
  • 1985年11月パソコンタイプの管理端末としてホールコンピュータ、POSのデータを複数日分蓄積し分析管理を可能にした、営業管理コンピュータ オミクロンM-70発売。
  • 1986年12月その後のパチンコ遊技機管理の主流となる大当たり中と通常時のデータを分けて管理するベース管理を可能にした、ホールコンピュータ オミクロンLP-7500X発売。

1990年代

  • 1990年4月会員組織化した全国のパチンコホールの営業情報をデータベース化し、店舗経営を支援するダイコク電機戦略情報システム「DK-SIS」のサービス開始。
  • 1990年5月呼出ランプ インテリジェントランプIL-10発売。
  • 1991年10月各遊技機の大当たり回数等のデータを遊技客に公開する、情報公開端末 データロボVR-10発売。
  • 1993年3月CR機の確率変動中のデータ管理を可能にした、ホールコンピュータ オミクロンLP-7500X2発売。
  • 1993年4月全国共通パチンコ会員カード ロボカード発行開始
  • 1995年12月遊技客が任意のパチンコ台データを専用端末から収集し店外で分析、検討を可能にしたロボカード会員専用携帯端末 ポケロボ発売。
  • 1996年6月「CRモンスターハウス」の液晶表示ユニット、制御ユニットのハード、ソフトを開発し、株式会社竹屋に販売。
  • 1996年9月パチンコホールの台管理、景品管理、顧客管理の一元管理を可能にしたジェネスコンピュータトライコクス発売。

2000年代

  • 2000年4月M&Aダイコク電機株式会社(旧 株式会社東興社)を形式上の存続会社として、500円額面株式を無額面株式に変更するため合併。
  • 2001年10月総合営業管理システムであるホールコンピューティングシステム「C」を発売。
  • 2002年11月上場東京証券取引所・名古屋証券取引所市場第二部へ上場。
  • 2004年4月東京証券取引所・名古屋証券取引所市場第一部へ指定。
  • 2005年3月元気株式会社と業務提携並びに資本提携。
  • 2005年10月商号変更携帯電話・PCサイト「パチンコNOW」の名称を「データロボ サイトセブン」に変更。
  • 2006年2月M&A元気株式会社(現 連結子会社)を株式取得により子会社化。
  • 2006年3月DAXEL株式会社(現 連結子会社)を設立。
  • 2007年10月パチンコホールの経営支援を推進する新ブランド「MIRAIGATE」をリリース。
  • 2008年10月高機能呼出ランプ IL-A3 を発売。
  • 2009年4月「ファンファースト」をコンセプトとして、台毎データ表示機 BiGMO及び台毎情報公開装置プレジャーヴィジョンPV-77を発売。

2010年代

  • 2010年4月ホールコンピューティングシステム「CⅡ」とパチンコホール向け会員制情報提供サービス「DK-SIS」が融合した店舗マネージメント支援ツール「CⅡ-SIS」をリリース。
  • 2011年4月環境配慮・省エネを特徴とする「ダイコク電機本社ビル」を名古屋市中村区那古野一丁目43番5号に竣工。
  • 2011年5月本社を「ダイコク電機本社ビル」に移転。
  • 2011年7月DAXEL株式会社(現 連結子会社)がパチスロの組合である日本電動式遊技機工業協同組合に加盟。
  • 2012年4月「ファン動向」を分析できるCRユニットVEGASIAを発売。
  • 2013年3月ダイコク産業株式会社(現 連結子会社)を設立。
  • 2013年11月モニターの大型化とコンテンツの充実によりファンの満足度を高めた情報公開機器BiGMO PREMIUMを発売。
  • 2015年10月アロフト株式会社(現 連結子会社)を設立。
  • 2016年3月巨大7セグと大型美麗液晶を搭載し、ファンファーストを具現化した情報公開端末REVOLAを発売。
  • 2019年6月業界初となるAIホールコンピュータ「X(カイ)」をリリース。

2020年代

  • 2022年4月市場再編成に伴い、東京証券取引所プライム市場・名古屋証券取引所プレミア市場に移行。
  • 2022年12月M&A株式会社グローバルワイズ(現 連結子会社)を株式取得により子会社化。
  • 2024年4月業界最大・最高画質13.3インチフルHD液晶にタッチパネルを採用した情報公開端末REVOLAⅡを発売。
  • 2024年4月業界史上最大のデュアルセグを搭載し、出玉や盛況感をアピールする上部設置端末DUALINAを発売。
  • 2024年8月M&A株式会社ログオンシステムを株式取得により子会社化。
  • 2024年9月抹茶カフェ「nana's green tea」を運営する株式会社七葉の第三者割当増資の引受け。
  • 2024年10月「箱根ガラスの森」として運営する固定資産(土地・建物・美術品)を取得。
  • 2025年5月DAXEL株式会社よりスマートパチスロ第1号機「ようこそ実力至上主義の教室へ」をリリース。
  • 2025年10月株式会社箱根ガラスの森リゾート「箱根ガラスの森美術館」の文化事業を承継。
  • 2026年4月M&A和クレープ専門店「たばねのし」を運営する株式会社SHUNRIを子会社化。
  • 2026年4月碾茶の生産課題の解決と供給体制構築を目的として、子会社Chagri株式会社を設立。
  • 2026年4月会員制情報提供サービス「DK-SIS」を35年ぶりにリニューアルし、「DK-SIS INFINITY」としてリリース。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    次世代プラットフォーム構築

    中期経営計画に掲げた次世代プラットフォーム『AX(仮称)』の構築に向け、端末やデバイスとの連携による多様なデータ収集機能の強化と、AIを活用したデータ統合・分析支援を進め、パチンコホール経営企業の運営効率向上につながる提案を強化する。

  2. 02

    集客支援サービスの拡大

    パチンコホール向け集客支援サービス『サイトセブンFAN+』および協業新サービス『FAN+AD』の導入拡大を本格化し、パチンコホール経営企業の集客力向上に貢献する施策を推進する。

  3. 03

    パチスロ事業の拡大と収益基盤強化

    スマートパチスロ分野における事業拡大を推進し、企画開発体制の強化や有力コンテンツの獲得、販売体制の強化により自社パチスロ機の市場シェア拡大を図る。

  4. 04

    クラウド新サービス展開

    業界標準のデータ活用ツール『DK-SIS』を刷新したクラウド新サービス『DK-SIS INFINITY』の提供を開始し、利便性の向上と機能拡充を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で796人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は938万円で、9期前と比べて+39.8%平均年齢は46.1歳、平均勤続年数は18.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月668
2018年3月635
2019年3月67145.217.9634
2020年3月66445.618.2640
2021年3月60345.818.5646
2022年3月67245.618.3625
2023年3月79546.318.9645
2024年3月95946.419.3644
2025年3月95146.719.27361,658
2026年3月93846.118.57961,219

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
坂下事業所 — 愛知県春日井市5,643百万円
全社 情報システム事業
本社 — 名古屋市中村区4,472百万円
全社 情報システム事業 アミューズメント事業
賃貸等不動産 — 神奈川県足柄下郡箱根町他4,268百万円
その他
春日井事業所 — 愛知県春日井市1,524百万円
情報システム事業 アミューズメント事業
元気株式会社 — 東京都中野区446百万円
アミューズメント事業
西本産業株式会社 — 埼玉県草加市167百万円
その他
株式会社箱根ガラスの森 リゾート — 名古屋市中村区79百万円
その他
その他59百万円
全社 情報システム事業
外神田OSオフィス — 東京都千代田区56百万円
情報システム事業
アロフト株式会社 — 東京都千代田区55百万円
アミューズメント事業
ほか11件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は543億円営業利益97億円前期と比べると減収減益で、売上が-5.6%、利益が-20.5%。

売上高
-5.6%
543億円
営業利益
-20.5%
97億円
純利益
-24.7%
58億円
営業利益率
17.9%
前期比 -3.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高480億円543億円
営業利益45億円97億円
純利益31億円58億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は124億円、営業利益は23億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−22.5%、営業利益は−52.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q861
2024年1Q1604830.034
2024年2Q1323123.521
2024年3Q1463826.027
2024年4Q1013
2025年2Q3459126.462
2025年4Q2303113.515
2026年2Q3047023.047
2026年4Q2392711.311
2027年1Q1242318.515

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は589億円から543億円へ92%に減った。直近期の営業利益率は17.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ダイコク産業株式会社(現 連結子会社)を設立。
2013年3月5897242
2014年3月5705533
アロフト株式会社(現 連結子会社)を設立。
2015年3月540169
2016年3月470−7−17
2017年3月407145
2018年3月342148
2019年3月3131713
2020年3月3311711
2021年3月233106
株式会社グローバルワイズ(現 連結子会社)を株式取得により子会社化。
2022年3月2451412
2023年3月3194329
株式会社ログオンシステムを株式取得により子会社化。
2024年3月53912185
2025年3月57512212221.277
和クレープ専門店「たばねのし」を運営する株式会社SHUNRIを子会社化。
2026年3月543979817.958

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高543億円のうち、営業利益として残るのは97億円17.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は58億円、売上の10.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.5%296億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.8%151億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.9%97億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
45.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+9.2pt
17.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.7pt
10.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.4pt
12.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
15.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが59億円、投資CFが−27億円で、差し引きのフリーCFは32億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は186億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月9622−70118184
2014年3月3−17−18−14153
2015年3月8−21−14−13125
2016年3月−47−2541−7294
2017年3月93−17−2976141
2018年3月29−24−75138
2019年3月19−24−6−5128
2020年3月50−17−633155
2021年3月34−22−912157
2022年3月32−6−1826166
2023年3月30−20−710169
2024年3月84−17−3267204
2025年3月77−79−33−2170
2026年3月59−27−1632186

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は593億円。このうち返さなくてよい自己資本が497億円で、自己資本比率は83.8%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月56730426353.7
2014年3月53932321659.8
2015年3月53532121460.0
2016年3月47129317862.1
2017年3月46829217662.3
2018年3月43629314367.1
2019年3月43729913868.4
2020年3月42730412371.2
2021年3月41130710474.6
2022年3月41531110475.1
2023年3月48333414969.2
2024年3月59340718668.7
2025年3月57345312079.1
2026年3月5934979683.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
166億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
487億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
94億円
在庫として抱えている分
負債合計
96億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率209社中22位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中175位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.1%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.9%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.8%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.6%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,510で、1年前と比べて+1.5%過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。

¥2,510-1.5%1ヶ月+5.9%1年+1.5%時価総額372億円
過去52週の値幅
安値¥2,034高値¥3,070

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.3倍
PER (会社予想)11.8倍
PBR0.73倍
配当利回り3.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日線2419円を上回る2462円で推移し、1カ月で4.19%上昇。200日線2501円には僅かに届かず、52週高値3070円からは約20%下方。出来高は概ね2万〜5万株で安定。RSIは50と中立。週足では緩やかな上昇傾向が続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

実績PERは6.23倍と同業平均23.18倍を大きく下回り、予想PERも11.6倍と低い。PBRは0.716倍と1倍割れで、同業平均1.54倍を大幅に下回り割安感が強い。配当利回りは4.06%と同業平均2.66%を上回り、株主還元も充実。ROEは12.1%で効率的な経営を示すが、売上高・利益は減少傾向にあり、成長性には懸念。割安だが減益リスクを考慮し、総合的に割安と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.3倍22.7倍
PER (予想)11.8倍
PBR0.73倍1.50倍
ROE12.1%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、遊技機市場の規制強化と射幸性低下で需要が減少する一方、強固なブランドと高い営業利益率で業界内でのシェア拡大を狙えるか。強気派は、新基準対応機の開発力と販売網を評価し、市場縮小下でも他社を上回る販売実績を出すと見る。弱気派は、規制強化による業界全体の縮小と、市場規模依存の収益構造が逆風で、売上の伸び悩みと利益率低下を懸念する。また、新機種のヒットが一時的で持続性に乏しいとの見方もある。

プラスに働く材料7
  • 高い営業利益率

    直近期の営業利益率は21%超と業界トップクラス。

  • 強力な人気機種

    「ハーデス」シリーズが累計販売でも大きな実績を上げている。

  • 安定配当

    株主還元として配当利回り4%超を維持している。

  • 現在PER6.23倍と大幅割安通年影響

    時価総額365億円に対して純利益58億円、PER6.23倍は割安

  • PBR0.72倍と解散価値以下継続影響

    PBR0.72倍は純資産の3割安、株価の下支え要因

  • 配当利回り4.06%の高水準通年影響

    株価2462円に対し1株配当100円、利回り4.06%

  • ROE12.1%で資本効率良好継続影響

    ROE12.1%はPBR1倍を超える企業価値創造力を示す

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小の逆風

    業界全体の販売台数は減少傾向が続くと見られている。

  • 収益の一過性

    大型ヒット機種への依存度が高く、利益が業績に大きく影響する。

  • 規制強化リスク

    新基準への対応コストが増加し、利益率低下の懸念がある。

  • 2026年3月期の営業利益が20%減益通年影響

    営業利益は122億円→97億円、減益率20.5%(25億円減)

  • 2026年3月期の純利益が25%減益通年影響

    純利益は77億円→58億円、減益率24.7%(19億円減)

  • 売上高は543億円と減収転換通年影響

    売上高は575億円→543億円、5.6%の減収

  • 予想PER11.6倍と業績悪化を織り込む決算発表後影響

    市場予想PER11.6倍は、来期も減益が続くことを示唆

次の決算で確かめる点
販売台数
遊技機市場の需要動向を測る直接指標。
平均販売単価
新機種の価格推移が売上高に影響する。
遊技機不正対策費用
規制対応のコスト変動が利益率に影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から16.7%いまの株価に対する利回りは3.98%。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
3.98%
いまの株価に対して
配当性向
24.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5044.4
2018年3月40−20.044.4
2019年3月400.052.7
2020年3月400.068.5
2021年3月400.070.6
2022年3月6050.083.6
2023年3月7016.734.4
2024年3月12071.420.5
2025年3月1200.023.1
2026年3月100−16.724.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ16,638人。区分でいちばん多いのは個人・その他45.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.4%を占め、残る53.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他52.355.640.640.645.245.6
事業法人26.425.441.544.738.138.1
金融機関10.89.410.38.010.28.3
外国法人7.26.02.72.93.74.2
証券会社3.13.44.73.62.53.5
外国人個人0.30.30.20.30.30.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01円谷フィールズホールディングス株式会社13.42
02株式会社KCプラス8.09
03栢森 雅勝6.02
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.37
05公益財団法人栢森情報科学振興財団5.06
06株式会社大黒屋5.06
07栢森 新治3.44
08栢森 美智子3.31
09栢森 健3.03
10ダイコク興産株式会社2.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+41%、1株純資産は14期で+66%。直近期のROEは12.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2822,05914.59.027.3
2014年3月2222,18210.510.143.0
2015年3月592,1742.729.4456.9
2016年3月−1131,981−5.5
2017年3月341,9721.748.944.4
2018年3月531,9792.733.244.4
2019年3月852,0224.318.052.7
2020年3月722,0573.517.168.5
2021年3月412,0742.024.870.6
2022年3月832,1074.014.683.6
2023年3月1982,2599.116.334.4
2024年3月5732,75522.86.720.5
2025年3月5273,12718.05.023.1
2026年3月3963,41112.16.124.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額364百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
大上誠一郎取締役会長636,000
栢森雅勝代表取締役社長59892,000
栢森健代表取締役専務56449,000
大成俊文代表取締役専務 コーポレートマネジメント統括部 統括部長607,000
櫻井由美子取締役57
小紫正樹取締役732,000
西尾光生常勤監査役611,000
中島健一監査役58
森田幸典監査役66
今井宣之監査役65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)465209301732080
監査役171522323
社外取締役5156214

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容607字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社10社(孫会社2社を含む)で構成されており、パチンコホール向けコンピュータシステムの開発・製造・販売及びパチンコ遊技機の一部ユニットの開発・製造・販売、パチスロ遊技機の企画・開発・製造・販売を主な事業として取り組んでおります。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 情報システム事業 当部門においては、パチンコホール向けコンピュータシステム、景品顧客管理システム、情報公開システムの開発・製造・販売をしております。 (主な関係会社) 当社、ダイコク電機コミュニケーションPLUS株式会社及び株式会社グローバルワイズ アミューズメント事業 当部門においては、パチンコ・パチスロ遊技機に関わるソフトウェアの開発及びハードウェアの開発・製造・販売をしております。 (主な関係会社) 当社、元気株式会社、DAXEL株式会社、アロフト株式会社及び株式会社ライリィ その他 当部門においては、不動産賃貸業、イベントの企画・製作・運営及び管理、ディスプレイ・装飾及びメンテナンス事業等、コンピュータソフトウェアの開発・設計、美術館の運営等をしております。 (主な関係会社) 当社、LILIUM株式会社、西本産業株式会社、株式会社ログオンシステム、株式会社箱根ガラスの森リゾート 主な事業の状況の概要図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,845字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、創業以来、「パチンコファンが喜ぶこと」を発想の原点としており、アミューズメントの世界において誰もが楽しめる新しいシステムやサービスの開発にチャレンジしてきました。今後も独自の発想と技術力でコンピュータを中心に時代の変化を読みとり、ニーズを先取りする市場創造型の製品を提案し続けることによって、社会へ貢献していくことを基本方針としております。また、ブランド力の向上により、顧客からの支持を強めることが、企業として継続的な業績発展につながるとの考えから、『顧客からの支持は、継続的業績発展につながる』を当社グループの企業品質方針として掲げ、企業活動を行っております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、経営の効率化、高付加価値化を推し進めることにより収益力を高めるとともに、資本効率の向上を図ることが企業価値・株主価値の向上につながるものと考えております。そのため、ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標としております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 パチンコ業界を支援する情報システム企業として、業界の新しい成長を生み出す、どこよりも優れた情報インフラを提案していくことが当社グループの使命と考えております。 そして、ファン層の拡大(集客)こそが業界全体の発展につながるとの信念を持ち、パチンコホール、遊技機メーカーとパチンコファンを信頼で結び、三者が共に利益と満足を得るビジネスを構築してまいります。 そのために、全国のパチンコホールに対しては、遊技機の有効活用、パチンコファン集客のためのホールコンピュータをはじめとする情報システム機器の提供やネットワークサービス、さらにはスマートパチスロ機の提供を通じて、企業経営・店舗運営を支援する一方、遊技機メーカーに対しては、より魅力のあるソフト開発を提案してまいります。また、パチンコファンに対しては、スマートフォン及びパソコン向け情報サービスをさらに強化し、より一層有用なホール情報を提供してまいります。 さらに当社は、中期経営計画において掲げる事業領域拡大に向け、既存の枠にとらわれない自由な発想で社会に新たな価値を提供してまいります。 (4) 経営環境及び会社の対処すべき課題 パチンコ業界におきましては、パチンコホールの営業店舗数および遊技機設置台数は引き続き減少傾向にあるものの、店舗当たりの設置台数は増加しており、パチンコホールの大型化・集約化が進んでおります。また、市場ではスマート遊技機の登場から3年余りが経過し、導入が着実に進展しております。 2026年3月末時点におけるスマート遊技機の導入状況は、遊技機全体に占めるスマート機の設置割合が42.7%(前年同期比+12.7ポイント)となりました。種別では、スマートパチスロ機の設置割合が61.1%(同+9.0ポイント)となり、ホールにおける主力機種として定着しております。また、スマートパチンコ機の設置割合は28.5%(同+14.4ポイント)となり、前年から大きく伸長いたしました。 このような市場環境のもと、情報システム事業におきましては、パチンコホール経営企業の業績向上を最優先課題と捉え、DXの推進やデータ活用の高度化を通じて、経営課題の解決に貢献してまいります。 スマート遊技機の導入が進展する一方で、市場全体の遊技機設置台数は減少傾向にあり、パチンコホールを取り巻く経営環境は大きく変化しております。当社グループは、このような事業環境の変化を成長機会と捉え、2030年ビジョン「Make CX Amazing ~未知の顧客体験を世界に~」のもと、従来の設備提供にとどまらない新たな価値の創出に取り組んでまいります。 アミューズメント事業におきましては、中期経営計画の実現に向けて、パチスロ事業の拡大および収益基盤の強化を重要課題と位置付けております。引き続き開発管理の強化や業務効率の向上による開発コストの低減を図るとともに、スマートパチスロ分野における事業拡大を推進してまいります。また、技術革新への対応を進め、新たな価値創出に向けた開発力の強化に取り組んでまいります。 事業セグメント毎の優先的に対処すべき課題は以下の通りです。 情報システム事業 ①中期経営計画に掲げた次世代プラットフォーム『AX(仮称)』(アックス)の構築に向け、従来から進めてきた端末やデバイスとの連携による多様なデータ収集機能の強化と、AIを活用したデータ統合・分析支援を着実に進め、パチンコホール経営企業の運営効率向上につながる提案を強化してまいります。 ②パチンコホールへの集客支援サービス『サイトセブンFAN+』(ファンタス)および円谷フィールズホールディングス株式会社との協業による新サービス『FAN+AD』(ファンタス アド)の導入拡大を本格化し、パチンコホール経営企業の集客力向上に貢献する施策を推進してまいります。 ③業界標準のデータ活用ツール『DK-SIS』を刷新したクラウド新サービス『DK-SIS INFINITY』(エスアイエス インフィニティ)の提供を開始し、利便性の向上と機能拡充を進めてまいります。あわせて、MIRAIGATEサービスの継続的な刷新やデータ統合・AI活用を推進し、営業戦略の精度向上と高度な意思決定を支援するサービス提供に取り組んでまいります。 ④社内DXの推進により業務プロセスの刷新と社員のデジタルスキル向上を実現し、限られたリソースで最大限の成果を生み出すパートナーシップとカスタマーサポート体制を構築することで、当社の提供価値の向上を図ってまいります。 アミューズメント事業 ①中期経営計画の実現に向け、パチスロ事業の拡大および安定化を図るため、企画開発体制の強化を進め、自社機の商品力向上に取り組んでまいります。 ②自社パチスロ機の市場シェア拡大に向け、有力コンテンツの獲得および販売体制の強化を推進してまいります。 ③パチンコ分野においては、引き続きアミューズメント事業の柱として、価値の高い遊技機ソフトの受託開発および商品販売を継続し、事業の安定化を図ってまいります。 ④技術進化に対応するため、AIを活用した技術開発に取り組んでまいります。 その他 ①案件別の収益管理の高度化を図るとともに、ディスプレイ領域の拡大およびグループ内シナジーの創出による収益貢献の最大化に取り組んでまいります。 ②AIを活用した製品開発の高度化および人材育成を推進し、DXの実装による収益性の向上を図ってまいります。 ③SNSを起点とした集客力の強化と顧客体験の向上により、滞在時間の拡大および収益機会の創出を図ってまいります。
事業等のリスク3,398字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、当社はリスク管理の基本方針及び管理体制を「リスク管理規程」で定めており、その基本方針及び管理体制に基づき、「コンプライアンス・リスクマネジメント委員会」や内部統制活動としての「財務報告会」を定期的に開催し、事業を取り巻く様々なリスクに対して適切な管理を行い、リスクの未然防止をはかっております。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 法的規制について 情報システム事業の顧客であるパチンコホールは「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(以下、「風営法」という。)に定める基準に従って営業することが義務づけられており、パチンコホールが当社グループの製品を含めて店内の設備投資を行う場合、「風営法」に基づいて、あらかじめ各都道府県公安委員会に届出書を提出して、承認を受けなければなりません。また、パチンコホールの営業上、「風営法」のほか、「各都道府県条例」による規制を受けるとともに、過度な射幸性を抑制する目的等から、パチンコホールの業界団体が自主規制を行うことがあります。このような法的規制や新たな自主規制の実施により、パチンコホールの営業に制限が課せられた場合、パチンコホールの設備投資動向に急激な変化を生じる等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、情報収集の徹底と迅速な戦略立案により在庫リスクや販売低迷に対処し、リスク低減に努めてまいります。 (2) 遊技機の型式試験について 当社グループ及び当社グループの取引先が製造販売するパチンコ遊技機及びパチスロ遊技機は、「風営法」第20条第5項に基づき、国家公安委員会の指定試験機関の型式試験に合格した機種だけが販売を許可されます。その後、各都道府県公安委員会による検定に適合することが必要となり、適合した機種だけがパチンコホールに導入されます。 型式試験は、各パチンコ遊技機及びパチスロ遊技機メーカーから持ち込まれた遊技機が国家公安委員会の「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」の規格に適合するかどうかを判断するものです。 パチンコファンのニーズの多様化や電子技術の進歩により遊技機の技術構造は飛躍的に進化しており、それに伴い試験の準備手続きや技術的仕様は複雑化に拍車がかかっています。そのため、型式試験の通過に予想を超える時間を要したり、試験に不適合となったりした場合には、アミューズメント事業の顧客である遊技機メーカーの販売計画に大きな狂いが生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、遊技機開発におけるグループ会社の役割を明確にすることで専門性を高め、業務効率追求により設計品質と開発生産性の向上をはかることでリスクの低減に努めております。 (3) 製品開発について コンピュータシステムにおけるソフトウエアについては、プログラムの誤りであるバグを無くすことが重要な経営課題でありますが、今日のように高度なソフトウエア上でバグを皆無にすることは、一般的には困難と言われております。当社グループにおいても自社開発のプログラムを事前にテスト&デバッグをすることで対処しておりますが、特定の入力データや操作、想定していなかった設定の組合せにおいて、顧客であるパチンコホールに製品を納入した後にバグが発見されるケースが過去に発生しております。このようなバグの中でもシステムを止めるような内容や、正確さに欠けるデータの表示等が発見された場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの品質管理につきましては、市場クレームはもとより生産工程内不良の解析力を強化し、製造・購買・開発など関連部門と協力の上、再発防止・潜在的不良の予防に取り組んでリスクの低減に努めております。また、社内に導入しております分析装置や外部解析機関の検査手法を取り入れ、ハード面においても常に品質安定を視野に入れた活動を行っております。もしもソフトウエア上のバグが発生した場合には、プログラム上の発生個所や原因を早急に突き止め、迅速に適切な対処を行うことに努めてまいります。 (4) 需要の大幅な変動について 遊技機の市場動向は、特定の人気機種が大きく販売を伸ばす一方、数千台で終息してしまう機種も増加し、機種ごとの優勝劣敗の傾向が強くなっております。大幅に需要変動する傾向のある遊技機市場環境のなか、当初計画した各メーカーへの納入台数が達成できなくなる、あるいは受注がキャンセルされること等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、遊技機市場動向を把握した中での需要予測や遊技機メーカー販売部門との連携による最新営業情報の収集により、予期せぬコスト負担を最小限に抑えるべく努めております。 (5) 知的財産権の保護について 当社グループは、知的財産権の重要性が高まるなか、特に特許権に関しては最重要の経営資源と位置付け、その創出と保護に努めるとともに、他社の特許権を侵害しない製品づくりに努めております。 しかしながら、当社グループの知的財産権に対する侵害行為は、その全てを把握することは困難であり、当社グループの権利を完全に防護することは不可能です。また昨今、知的財産権はその量、内容共に膨大であり、調査分析を徹底しておりますが、当社グループが他社の特許権を侵害しているとして、何らかの請求を受ける可能性があります。 また、映像や音声の制作において、版権や楽曲を使用しないオリジナル作品の場合、類似や模倣という観点が明確でないため、細心の注意を払っていても、意図せず著作権や不正競争防止法に抵触しているとして何らかの請求を受ける可能性があります。 さらに、著作権の許諾を受けていても著作者もしくは権利元の意向により影響を受ける可能性があります。 当社グループでは、知的財産権管理の専門部署を設け、知的財産権の確実な取得及び保全に努めております。 (6) 検定型式の均一性に関して パチンコ遊技機及びパチスロ遊技機は、検定機関の検査に適合後、検定型式と同一の製造均一性を担保するため、その製品に使われている部品の互換が認められておりません。当社が遊技機メーカーに納入するユニット製品に使用している電子部品が生産中止となった場合、もしくは何らかの理由(企業の倒産、災害)により電子部品の供給を受けられなくなった場合は、当社製品の製造及び供給ができず業績に影響を受ける可能性があります。 当社グループでは、部品を選定する際の規定で「継続供給担保」※の基準を設け、合格した部品のみ採用する仕組みを構築し、リスクの回避に努めております。 ※「継続供給担保」の基準は以下の3点であります。 ① 継続供給可能なことの確認 ② 生産中止の際は事前報告履行の担保 ③ パチンコ業界での採用事例の確認 (7) 感染症等の拡大や大規模災害等の異常事態リスク 当社グループは、パチンコホール向けにホールコンピュータをはじめとする情報システム機器の開発・製造・販売と、各種情報サービスの提供を行っております。新型コロナウイルス感染症拡大のようなパンデミックや大規模災害等の異常事態が当社の想定を超える範囲で発生し、パチンコホールの休業が長期化した場合は、当社グループの財政状態や経営成績等に大きな影響を与える可能性があります。 また、休業が長期化した場合にはパチンコファンの減少も想定するリスクと考えられます。 (8) 減損会計適用の影響 当社グループは、事業用の不動産をはじめとする固定資産及びのれんを保有しております。こうした資産は、時価の下落や収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなると減損処理が必要となる場合があり、当社グループの財政状態や経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)11,169字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、緩やかな回復基調が続きました。一方で、中東情勢の影響などにより、景気の先行きには不透明感が残る状況です。先行きについては、各種政策の効果が景気回復を支えることが期待されるものの、中東情勢や金融資本市場の変動、米国の通商政策の動向などに注意する必要があります。 当社グループが携わるパチンコ業界におきましては、警察庁の集計(2026年4月発表)によると、2025年12月末時点のパチンコホールの営業店舗数は6,464店(前年比96.4%)、遊技機設置台数は323万4,357台(前年比97.2%)となりました。遊技機設置台数の内訳は、パチンコ機187万2,041台(前年比95.0%)と減少が続いた一方、パチスロ機136万2,177台(前年比100.5%)と2年連続で増加となりました。また、1店舗当たりの設置台数は500.3台と前年比4.4台増加し、パチンコホールの大型化が進んでおります。市場ではスマート遊技機の登場から3年余りが経過しました。当連結会計年度末時点におけるスマート遊技機の導入状況は、遊技機全体に占めるスマート機の設置割合が42.7%(第3四半期末比+1.7ポイント、前年同期比+12.7ポイント)となりました。種別設置状況につきましては、パチスロ機全体に占めるスマートパチスロ機の設置割合が61.1%(第3四半期末比+1.9ポイント、前年同期比+9.0ポイント)、パチンコ機全体に占めるスマートパチンコ機の設置割合が28.5%(第3四半期末比+1.5ポイント、前年同期比+14.4ポイント)となりました(当社「DK-SIS」データ参照)。 次に遊技機の稼動状況ですが、2026年1月~3月の期間平均で前年同期比99.5%、前年度比較では99.8%となりました。種別稼動状況につきましては、パチスロ機は前年同期比100.9%、前年度比101.6%と好調に推移しました。パチンコ機は前年同期比98.4%、前年度比98.3%となりました(同データ参照)。 また、スマート遊技機の稼動状況を見ると、2026年1月~3月のスマート機の稼動は非スマート機(従来機)と比較して113.1%となりました。種別稼動状況につきましては、スマートパチスロ機が非スマートAT系機種と比較して131.8%、スマートパチンコ機が非スマートパチンコ機(従来機)と比較して108.4%となっており、パチスロ、パチンコともにスマート機の方が高い稼動実績を示しております(同データ参照)。 スマート遊技機は引き続きファンからの支持を得ながら設置割合の拡大が進むものと考えられます。これに伴い、パチンコホールにおける導入・運用に関連する設備投資需要についても、引き続き堅調に推移するものと認識しております。 このような市場環境のもと、情報システム事業におきましては、スマート遊技機への移行に伴う設備投資需要の取り込みを図るため、カードユニット「VEGASIA」の販売拡大に取り組んでまいりました。 また、第1四半期中に開催した展示会において発表した新製品である台毎液晶端末『BiGMO XCEL』及びセルフ端末『TJ-01』の拡販活動や、AIを活用したマーケティング支援サービス『サイトセブンFAN+』の導入拡大に努めてまいりました。 さらに、スマート遊技機による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの利用拡大及び付加価値向上に向け、クラウドチェーン店管理システム「ClarisLink」、商圏分析サービス「Market-SIS」、業務効率化に貢献する「楽らく入替運用オプション」の普及を促進いたしました。 アミューズメント事業におきましては、2025年5月に当社グループ会社のDAXEL株式会社が市場導入したスマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」を起点として、次期販売機種の開発及び市場投入に向けた準備を進めております。また、元気株式会社においては、自社ゲームタイトル「首都高バトル」のPlayStation 5版を2026年2月26日より販売開始いたしました。 その他におきましては、株式会社うかいが運営する「箱根ガラスの森美術館」事業を承継し、2025年10月1日より運営を開始いたしました。同美術館においては、「つむぐ、つなぐ、つたえるヴェネチアン・グラスのDNA」と題した企画展を開催するなど、文化資産の継承と魅力発信に取り組みました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高543億37百万円(前年同期比5.5%減)、営業利益96億73百万円(同21.0%減)、経常利益98億31百万円(同19.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益57億54百万円(同25.5%減)となりました。 セグメント業績は次のとおりであります。 情報システム事業 当連結会計年度におきましては、パチンコホール経営企業においてスマート遊技機導入に伴う設備投資需要が継続しております。 このような市場環境のもと、『パチンコホール向け製品等』の売上は、カードユニットの改刷対応に伴う特需が一巡したことから前年同期を下回りました。一方で、カードユニット「VEGASIA」の販売台数は前年同期を上回り、さらに新製品『BiGMO XCEL』、『TJ-01』及び情報公開製品の販売が好調に推移いたしました。 『サービス』の売上は、主要なサービスが堅調に推移し、スマート遊技機登場による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加したこともあり、前年同期を上回りました。 この結果、当事業の売上高は457億68百万円(前年同期比12.2%減)、セグメント利益112億3百万円(同22.2%減)となりました。 アミューズメント事業 当連結会計年度におきましては、パチンコ遊技機向けの表示ユニット及び制御ユニットの販売は前年同期を下回りましたが、DAXEL株式会社が開発したスマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」及び元気株式会社が開発した自社ゲームタイトル「首都高バトル」PlayStation 5版の販売が堅調に推移したことから、当事業の売上は前年同期を上回りました。 この結果、当事業の売上高は64億19百万円(前年同期比44.2%増)、セグメント利益11億18百万円(同213.9%増)となりました。 その他 その他につきましては、売上高は22億8百万円(前年同期比128.5%増)、セグメント利益13百万円(前年同期はセグメント損失1億48百万円)となりました。 (注) セグメント業績の金額には、セグメント間取引が含まれております。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) アミューズメント事業   2,994,526   121.8 (注) 1 金額は製造原価によっております。 2 情報システム事業において、提出会社は製品の製造はOEM先で行っており、当社内で製造作業は行っておりません。また、提出会社の子会社は金額的重要性がないため記載を省略しております。 ② 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高   受注残高 金額(千円)   前年同期比(%)   金額(千円)   前年同期比(%) アミューズメント事業   5,483,555   121.9   972,506   89.0 (注) 情報システム事業について、提出会社は見込み生産をしており、工事は製品販売に伴う付帯工事のため受注扱いしておりません。また、提出会社の子会社は金額的重要性がないため記載を省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 情報システム事業   45,765,398   87.8 アミューズメント事業   6,374,266   144.8 その他   2,197,376   227.7 合計   54,337,041   94.5 (注) 1 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2 総販売実績に対する相手先別の販売実績の割合が10%未満のため、主要な販売先については記載を省略しております。 (2) 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、業績が好調に推移したことを主な要因として、棚卸資産が減少しておりますが、営業債権を含む当座資産が増加しております。前期は当期を上回る高い売上高でしたが、現金決済取引の比率が高かったこともあり、期末時点での営業債権残高は抑制されておりました。この結果、前連結会計年度に比べ20億13百万円増加の592億79百万円となりました。 当連結会計年度末の負債は、前期と比較すると課税所得が減少したことにより未払法人税等が減少しております。また、製品販売後に発生する品質保証費用の支出に充てるための品質保証引当金の取崩しなどがありました。この結果、前連結会計年度末に比べ23億67百万円減少の96億10百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産は、配当金の支払いなどはありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により、前連結会計年度末に比べ43億81百万円増加の496億68百万円となりました。自己資本比率は83.8%(前連結会計年度末比4.7ポイント上昇)となりました。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ16億31百万円増加の185億91百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動におけるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、59億46百万円(前年同期は76億95百万円の収入)となりました。その主な要因は、支出として売上債権の増加11億10百万円がありましたが、収入として税金等調整前当期純利益90億3百万円、減価償却費16億76百万円、棚卸資産の減少12億61百万円、関係会社株式評価損7億66百万円などがあったことによります。 (投資活動におけるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、27億9百万円(前年同期は78億74百万円の支出)となりました。その主な要因は、「箱根ガラスの森美術館」における事業承継、顧客向けサービスのクラウド移行等による無形固定資産取得による支出、有価証券の購入などがありましたが、収入として拠出金の返還に伴うその他投資の減少8億57百万円があったことによります。 (財務活動におけるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、16億5百万円(前年同期は32億95百万円の支出)となりました。その主な内訳は、配当金の支払いとなります。 (4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 当連結会計年度末の流動資産につきましては、合同運用指定金銭信託などの購入により「有価証券」が大きく増加いたしました。また、下期の業績が好調だったことにより「電子記録債権」や「売掛金」が増加し、「商品及び製品」は大きく減少いたしました。この結果、流動資産は前連結会計年度末に比べ29億19百万円増加の390億42百万円となりました。 固定資産につきましては、「箱根ガラスの森美術館」周辺の土地、顧客向けサービスのクラウド移行の為に「ソフトウェア」などの取得を行いました。また、関係会社株式の評価損を計上したことにより「関係会社株式」が大きく減少いたしました。これらにより、固定資産は前連結会計年度末に比べ9億6百万円減少の202億36百万円となりました。 これらの結果により、当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ20億13百万円増加の592億79百万円となりました。 流動負債につきましては、中小受託取引適正化法に基づき、手形による支払が減少したことにより「電子記録債務」が大きく減少いたしました。また、前連結会計年度の業績が好調であったことにより予定納税額が高額になり「未払法人税等」が大きく減少いたしました。この結果、前連結会計年度末に比べ25億50百万円減少の84億24百万円となりました。 固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1億82百万円増加の11億86百万円となりました。 これらの結果、当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ23億67百万円減少の96億10百万円となりました。 純資産につきましては、配当金の支払いがありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により、前連結会計年度末に比べ43億81百万円増加の496億68百万円となりました。以上により自己資本比率は83.8%(前連結会計年度末比4.7ポイント上昇)となりました。 (b) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 パチンコホール経営企業におきましては、パチンコホール営業店舗数及び遊技機設置台数は引き続き減少傾向にあるものの、その減少率は前年と比較して縮小しております。また、スマート遊技機の設置割合は着実に上昇しており、特にスマートパチンコは前連結会計年度末の14.1%から28.5%へと大きく伸長いたしました。スマートパチスロにつきましても引き続き高い稼動実績を維持しており、スマート遊技機の普及に伴う設備投資需要は堅調に推移しております。 このような市場環境のもと、将来の市場環境の変化に対応するため、グループの事業領域拡大と収益基盤の強化を目的に、事業部毎に以下の取組を行いました。 (1) 情報システム事業 パチンコ業界のDXリーダーを目指し、AIやビッグデータを活用したサービスの拡充を推進いたしました。また、スマート遊技機の普及拡大に対応するため、カードユニット「VEGASIA」の販売拡大に取り組むとともに、新製品「BiGMO XCEL」及び「TJ-01」の市場浸透を図りました。さらに、パチンコホール経営企業の業務効率化やデータ活用を支援するMIRAIGATEサービスの普及拡大を推進いたしました。 (2) アミューズメント事業 DAXEL株式会社が開発したスマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」を市場投入するとともに、今後の販売機種開発を推進いたしました。また、元気株式会社においては、自社ゲームタイトル「首都高バトル」の販売を通じて収益基盤の強化に取り組みました。 (3)その他 2025年10月より「箱根ガラスの森美術館」事業の運営を承継し、企画展の開催等を通じて施設価値の向上及び集客強化に取り組みました。 サステナビリティへの取組におきましては、地球環境への貢献について、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への対応を継続するとともに、スコープ1、2及び3の温室効果ガス排出量の把握・管理を推進いたしました。また、環境関連の戦略や取組などを評価・認定する国際的な非営利団体CDPによる評価において、気候変動分野では引き続きマネジメントレベル「B」スコアを獲得するとともに、水セキュリティ分野では「C」スコアを獲得いたしました。 当社グループが携わるパチンコ業界は、業界固有の法規制等が業績動向や経営戦略に影響を及ぼす可能性があります。一方で、スマート遊技機はユーザーからの支持を背景に設置割合を着実に拡大しており、特にスマートパチンコは当連結会計年度において設置割合が大きく上昇いたしました。また、スマートパチスロは引き続き高い稼動実績を維持しており、今後もスマート遊技機への対応需要及び関連する設備投資需要は堅調に推移するものと認識しております。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ、31億55百万円減少の543億37百万円(前年同期比5.5%減)となりました。 情報システム事業におきましては、パチンコホール経営企業におけるスマート遊技機導入に伴う設備投資需要は引き続き堅調に推移したものの、前連結会計年度に発生した新紙幣流通に伴うカードユニット改刷対応需要が終了したことから、『パチンコホール向け製品等』の売上は前年同期を下回りました。一方で、カードユニット「VEGASIA」の販売は堅調に推移し、新製品「BiGMO XCEL」、「TJ-01」及び情報公開製品の販売も順調に推移いたしました。また、『サービス』の売上は、主要サービスが堅調に推移するとともに、パチンコホール経営企業のDX化に貢献するMIRAIGATEサービスの加盟店舗数増加により前年同期を上回りました。 アミューズメント事業におきましては、パチンコ遊技機向け表示ユニット及び制御ユニットの販売は前年同期を下回りましたが、DAXEL株式会社が開発したスマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」及び元気株式会社のゲーム事業における「首都高バトル」PlayStation 5版の販売が堅調に推移したことから、売上は前年同期を上回りました。 (営業利益) 売上総利益は、売上高の減少により前連結会計年度に比べ19億93百万円減少の247億30百万円(前年同期比7.5%減)となりました。 販売費及び一般管理費では、人件費の増加により、前連結会計年度に比べ5億75百万円増加の150億56百万円(同4.0%増)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ25億69百万円減少し、96億73百万円(同21.0%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 営業外収益は、前連結会計年度に比べ1億3百万円増加の1億88百万円(前年同期比122.0%増)となりました。この結果、当連結会計年度の経常利益は前連結会計年度に比べ23億99百万円減少し、98億31百万円(前年同期比19.6%減)となりました。 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ19億72百万円減少し、57億54百万円(同25.5%減)となりました。 (情報システム事業) 当事業におきましては、『サービス』売上につきまして、前連結会計年度に比べ2億32百万円増加の71億36百万円(前年同期比3.5%増)となりました。「サービス」の中でも、パチンコホールの運営支援や分析支援を通じて経営をサポートする「MIRAIGATEサービス」は、継続的に収益が得られるストック型収益モデルであり、商圏分析サービス「Market-SIS」やクラウドチェーン店管理システム「ClarisLink」等のサービス拡充を進めております。また、AIホールコンピュータ「X(カイ)」の普及促進と活用提案を継続し、パチンコホール経営企業の業績向上に貢献する経営支援サービスの価値向上に取り組んでまいります。 (アミューズメント事業) 当事業におきましては、スマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」を市場投入するとともに、次期販売機種の開発を推進いたしました。また、元気株式会社においては、自社ゲームタイトル「首都高バトル」の販売を通じて収益基盤の強化に取り組みました。今後もグループ会社間の連携を強化し、スマートパチスロ事業及びゲーム事業の拡大を図ることで、収益力の向上に取り組んでまいります。 (c) 経営成績に重要な影響を与える要因について [第2 事業の状況 3 事業等のリスク]に記載されておりますように、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」や一般財団法人保安通信協会による遊技機の型式試験の改正や許認可方針の変更等が行われた場合に、当社グループの経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (d) 経営戦略の現状と見通し 当社グループは、パチンコ業界を支援する情報システム企業として、AIやビッグデータを活用し、業界のDXリーダーとなることを目指しております。 パチンコ業界におきましては、導入から3年余りが経過したスマート遊技機がファンからの支持を得ながら順調に設置台数を伸ばしており、今後も普及が進むとともに、大手企業を中心に設備投資需要が堅調に推移するものと見込んでおります。一方で、店舗数の減少や業界再編の進展に伴い、パチンコホール経営企業においては、DX化による運営効率化や高度なデータ活用の重要性が一層高まっております。 このような環境のもと、当社グループは、全国のパチンコホールに対し、業務の集約・最適化を実現する次世代プラットフォームの構築を進めるとともに、「ClarisLink」、「Market-SIS」等のクラウド型サービスや、「DK-SIS」による遊技機稼動データ分析、「楽らく入替運用オプション」による業務効率化支援など、MIRAIGATEサービスのさらなる拡充に取り組んでおります。 また、情報システム事業においては、主力サービス『DK-SIS』を刷新した『DK-SIS INFINITY』の提供を開始し、クラウド化による利便性向上とデータ活用領域の拡大を通じて、パチンコホール経営企業の意思決定支援を強化してまいります。さらに、円谷フィールズホールディングス株式会社との協業による新サービス『FAN+AD』の展開を通じて、効率的な集客支援と新たな付加価値の創出に取り組んでまいります。 アミューズメント事業におきましては、スマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」を契機として、自社開発によるスマートパチスロ機の市場投入を継続するとともに、知名度及び市場シェアの向上を図ってまいります。また、パチンコソフト受託事業による安定収益の確保に加え、元気株式会社におけるゲーム事業の成長を通じて、収益基盤の強化に取り組んでまいります。 さらに、観光分野においては箱根ガラスの森美術館の運営を通じた集客力向上に取り組むとともに、飲食分野においては株式会社SHUNRIとの連携を通じてグループシナジーの創出及び事業拡大を図り、新たな収益機会の創出に取り組んでまいります。 当社グループを取り巻く事業環境は、半導体需給や原材料価格、地政学的リスク等の影響を受ける可能性がありますが、サプライヤーとの連携強化や生産工程の合理化を推進し、製品の安定供給体制の維持に努めてまいります。 今後も市場環境の変化に対応した製品・サービスの開発及び提供を推進し、中長期的な企業価値向上に努めてまいります。 (e) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、独自の発想と技術力によって市場創造型の製品を提案し、経営の効率化と高付加価値化を推進することで、収益性と資本効率の向上を図り、競争力の強化と企業価値の増大に努めております。その達成度を測る重要な経営指標として「ROE(自己資本利益率)」を重視しております。当連結会計年度のROEは、12.1%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a) キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、16億31百万円増加の185億91百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 営業活動により得られた資金は59億46百万円となり、前連結会計年度と比べ17億48百万円の減少となりました。主な要因は売上債権の増減であります。当連結会計年度は下期の売上が好調であったことから受取手形及び電子記録債権が増加したことなどにより、30億65百万円減少いたしました。製品販売後に発生する品質保証費用に充てるための品質保証引当金の取崩しなどもあります。また、税金等調整前当期純利益が24億43百万円減少したことも要因の一つとなっております。 投資活動により使用した資金は27億9百万円となり、前連結会計年度に比べ51億64百万円減少いたしました。主な要因は、「箱根ガラスの森美術館」の土地、建物及び美術品などの有形固定資産を取得した前連結会計年度と比べ、当連結会計年度は有形固定資産取得が31億37百万円減少したことによります。また、拠出金の返還に伴う、その他投資の8億57百万円の減少があったことも要因の一つとなっております。 財務活動により使用した資金は16億5百万円となり、前連結会計年度に比べ16億90百万円減少いたしました。主な要因は、前連結会計年度に行った自己株式の取得が当連結会計年度は行われなかったことによります。また、一株当たりの配当金が前連結会計年度に比べ30円減少したことも要因の一つになっております。 (b) 財政政策 当社グループは運転資金及び設備資金において、営業収益による内部資金及び金融機関からの調達を基本方針としております。子会社の資金需要は当社において調達をいたします。当社は、取引先金融機関と当座借越の枠を設けていただいており、使用用途及び金利情勢等を鑑みて短期借入金及び長期借入金を決定いたします。 中期的な方向性としましては、当社グループは営業活動による収益力の向上により営業キャッシュ・フローを増加させ、健全な財政状態を維持した上で、適宜適切な設備投資を既存事業及び新規事業に積極的に投下することにより、事業の持続的成長に繋がると考えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 当社グループが連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。