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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

コプロ・ホールディングス

COPRO-HOLDINGS. Co., Ltd.7059 · Prime · サービス業

建設技術者と機電半導体技術者の派遣・紹介に特化した人材サービス企業。

概要

コプロ・ホールディングスは、名古屋市中区に本社を置く純粋持株会社である。連結子会社5社を通じて、建設技術者派遣・紹介と機電・半導体技術者派遣・請負を中核事業とする。2026年3月期の売上高は366億円、グループ技術者数は7,629人に達する。2019年3月に東京証券取引所マザーズと名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場した。

建設技術者派遣と機電・半導体技術者派遣の二本柱

当社グループの事業は、建設技術者派遣・紹介を担う株式会社コプロコンストラクションおよび株式会社トライトエンジニアリングと、機電・半導体技術者派遣・請負を担う株式会社コプロテクノロジーによって構成される。建設分野では建築・土木・設備・プラントの現場監督やCADオペレーターを供給し、機電・半導体分野では大手製造業の生産技術・開発・設計部門にエンジニアを派遣・請負する。2026年3月期のグループ技術者数は前年同期比62.9%増の7,629人となり、このうち建設分野が7,220人を占める。

売上高と利益の拡大傾向

2026年3月期の売上高は366億円(前年同期比22.1%増)、営業利益は36億円(同31.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は28億円(同58.2%増)と大幅増益を達成した。売上単価はグループ全体で592千円(同1.3%増)と微増だが、未経験者採用拡大による低単価層の増加を新規配属時の契約単価引き上げで補った。中期経営計画「コプロ・グループ Build the Future 2027」の最終年度である2027年3月期は売上高367億円、営業利益36億円を目標とする。

全国30拠点と関東市場への集中投資

当社グループは全国に30拠点を展開する。2025年4月には営業本部を名古屋から東京へ移転し、国内投資の約3分の1を占める関東マーケットのシェア拡大を推進している。東京・品川には2025年4月に建設技術者向け研修施設「監督のタネ 東京研修センター」を開設した。また、M&A戦略の一環として2026年3月に株式会社トライト(現TEホールディングス)を子会社化し、同社の持つ自社求人サイト「施工管理ジョブ」と全国拠点網をグループに取り込んだ。

持株会社体制とグループ再編の歴史

当社は2015年5月に持株会社へ移行し、株式会社コプロ・ホールディングスに商号変更した。同日、人材派遣・紹介事業を新設分割により株式会社コプロ・エンジニアード(現コプロコンストラクション)に移管。その後、2017年には給与計算・社会保険業務を担っていた子会社と飲食事業子会社を解散し、事業を整理した。2026年3月期にはIT技術者派遣サービスをジャパニアス株式会社へ譲渡し、機電・半導体領域への経営資源集中を図った。現在の連結子会社は5社で、ベトナム子会社COPRO VIETNAMも含む。

業界の中での役割は技術系人材派遣・紹介サービス業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
367億円
営業利益
36億円
営業利益率
9.8%
純利益
29億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01建設技術者派遣・紹介主力

建設・プラントエンジニア専門の人材派遣・紹介。建築・土木・設備・プラントの現場監督やCADオペレーターを供給。自社運営求人サイト「ベスキャリ建設」「施工管理ジョブ」を運営。研修施設「監督のタネ」で未経験者を育成。

主な製品・サービス1
建設技術者派遣サービス
建築・土木・設備・プラント分野の現場監督やCADオペレーターなどの技術者を派遣・紹介。

02機電・半導体技術者派遣・請負主力

大手製造業(半導体デバイス、半導体製造装置、輸送用機器、産業機械、家電、農業機械)の生産技術・開発・設計部門にエンジニアを派遣・請負。半導体技術者研修センター「セミコンテクノラボ」で人材育成。

主な製品・サービス1
機電・半導体技術者派遣・請負サービス
生産技術・開発・設計分野のエンジニア派遣・請負。半導体製造装置保守技術者育成研修を提供。

製品と技術

建設技術者派遣・紹介サービス

建設技術者派遣・紹介はグループの基幹サービスである。株式会社コプロコンストラクションと株式会社トライトエンジニアリングが建築・土木・設備・プラント分野の現場監督やCADオペレーターを派遣・紹介する。2026年3月期末の建設技術者数は7,220人に達し、グループ全体の94.6%を占める。派遣先は大手ゼネコン・サブコンが中心で、チーム派遣により技術者・顧客企業・派遣会社のミスマッチ低減を図る。未経験者向けには研修施設「監督のタネ」を名古屋と東京に設置し、入社後のキャリア形成を支援する。

機電・半導体技術者派遣・請負サービス

株式会社コプロテクノロジーは、半導体デバイス・製造装置、輸送用機器、産業機械、家電、農業機械などの大手製造業向けに、生産技術・開発・設計部門へのエンジニア派遣・請負を提供する。2026年3月期末の技術者数は409人(前年比23.2%増)。半導体分野では、製造装置の保守点検エンジニア育成に特化した研修センター「セミコンテクノラボ」を運営し、未経験者を実戦投入可能な人材に育てる。2026年5月には研修拠点を新横浜から名古屋へ移転し、体制を強化した。

自社運営求人サイトによる採用チャネル

自社求人サイトは、人材紹介会社に依存しない「ローコスト採用」の要である。建設分野向けに「ベスキャリ建設」と「施工管理ジョブ」、機電分野向けに「ベスキャリ機電」を運営する。2026年3月に子会社化したトライトエンジニアリングは「施工管理ジョブ」を通じ、建設業界の経験者を中心に効率的な求職者獲得のノウハウを持つ。これらのサイトは求人情報の掲載から就業後の相談まで一貫してサポートし、応募数の拡大と採用コストの適正化に貢献する。

研修施設「監督のタネ」と「セミコンテクノラボ」

「監督のタネ」は建設技術者派遣向けの研修施設で、名古屋と東京・品川の2拠点を有する。東京研修センターは2025年4月に開設し、対面研修や実物を用いた実技研修を提供する。業界未経験者でも安心してキャリアを始められるよう、専属講師が基礎から指導する。半導体分野では「セミコンテクノラボ」が半導体製造装置の機械メンテナンスやフィールドエンジニア業務に特化した人材を育成する。業界知識や安全意識から始まり、実践的な技術習得までカリキュラムが組まれている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

建設向けDXで急成長、業界内で存在感

同社はサービス業、特に建設業向けのDX支援を手がけ、急成長を遂げている。売上高は2024年3月期の241億円から2025年3月期には300億円、2026年3月期には367億円へと拡大。営業利益率も9%台で推移しており、成長性と収益性を両立している。同業他社のジンジブやイシンと比較しても、売上高規模では上位に位置し、業界内での存在感を高めている。建設業界の人手不足や生産性向上へのニーズを捉え、自社製品の展開を進めている。今後も市場拡大が見込める一方、競合の追随も予想され、差別化が課題となる。

強み

  • 売上高は2期連続で2桁成長を遂げ、事業規模が拡大中。
  • 営業利益率は9%を超え、成長しながらも利益を確保している。
  • 建設業に特化したDXサービスで、専門性を武器にしている。
  • 人手不足や生産性向上のニーズで、市場が拡大している。

課題

  • 成長市場ゆえに新規参入が相次ぎ、競争が激しくなっている。
  • 急成長に伴い、優秀な人材の確保が急務となっている。
  • 建設業界に依存しており、景気変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がコプロ・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19739NSW408億円11.0倍
23843フリービット405億円11.5倍
34725CAC Holdings401億円9.2倍
46430ダイコク電機372億円6.3倍
52475WDBホールディングス366億円12.9倍
67059コプロ・ホールディングス364億円12.2倍
74826CIJ361億円16.9倍
89438エムティーアイ357億円9.3倍
94847インテリジェント ウェイブ356億円23.8倍
104792山田コンサルティンググループ353億円11.7倍
114345シーティーエス349億円12.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

人材派遣会社として創業した2006年

2006年10月、名古屋市中区に株式会社トラスティクルーを設立し、人材派遣・紹介事業を開始した。翌2007年2月に横浜支店を開設し、2008年3月には株式会社コプロ・エンジニアードへ社名変更。同年8月に東京支店、2009年10月に札幌支店、2011年7月に大阪支店、2012年10月に福岡支店と、全国主要都市への拠点展開を急速に進めた。この間、2008年には名古屋支店を移転し、2011年9月には首都圏支店を開設するなど、事業基盤を拡大した。

多角化と持株会社体制への移行(2013〜2017年)

2013年10月、飲食店事業に参入するため株式会社コプロ・ダイニングサービスを設立し、名古屋市中区に1号店を出店。同年11月には給与計算・社会保険業務を委託するためGIP株式会社の全株式を取得し、株式会社コプロ・ソリューションズへ社名変更した。2015年5月には持株会社へ移行し、株式会社コプロ・ホールディングスに商号変更。同時に人材派遣・紹介事業を株式会社コプロ・エンジニアードに会社分割で移管した。2016年5月には本社を名古屋市中村区へ移転。2017年には非中核事業の整理としてコプロ・ソリューションズとコプロ・ダイニングサービスを解散し、本業への集中を図った。

拠点網の拡充と東京本社開設(2017〜2019年)

2017年4月、株式会社コプロ・エンジニアードは大宮支店を開設し、東京支店を東京第一支店、首都圏支店を東京第二支店に改称。同日、東京本社を開設し、関東エリアの体制を強化した。同年10月に神戸支店、2018年4月に金沢支店、2018年10月に名古屋第二支店を開設。2019年4月には東京プラント支店、名古屋プラント支店、大阪プラント支店を新設し、プラント分野への対応力を高めた。同年10月には高松支店を開設し、全国展開を一段と進めた。

株式上場とその後の成長(2019〜2021年)

2019年3月、東京証券取引所マザーズおよび名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場した。上場後も事業は拡大基調にあり、2020年3月期の売上高は131億円、2021年3月期は148億円と順調に増加した。2021年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益は10億円と安定した水準を維持した。この間、グループ技術者数も増加し、建設技術者派遣を中心に事業規模を拡大した。

中期経営計画とM&Aによる非連続成長(2022〜2026年)

2022年5月、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「コプロ・グループ Build the Future 2027」を公表。核として「エンジニア応援プラットフォーム」の構築を掲げた。2026年3月期には、建設技術者派遣を展開する株式会社トライト(現TEホールディングス)の発行済全株式を取得し、連結子会社化。同社の技術者2,364人をグループに加え、建設技術者数は前年比65.9%増の7,220人となった。また、IT技術者派遣サービスを2026年3月に譲渡し、機電・半導体領域への集中投資を進めた。

年表36件を開く

2000年代

  • 2006年10月創業株式会社トラスティクルーを名古屋市中区に設立(人材派遣・紹介事業)
  • 名古屋支店開設
  • 2007年2月横浜支店開設
  • 2008年3月商号変更株式会社コプロ・エンジニアードへ社名変更
  • 名古屋支店移転
  • 2008年8月東京支店開設
  • 2009年10月札幌支店開設

2010年代

  • 2011年7月大阪支店開設
  • 2011年9月首都圏支店開設
  • 2012年10月福岡支店開設
  • 2013年4月仙台支店開設
  • 2013年10月創業飲食店事業に参入することを目的として、株式会社コプロ・ダイニングサービスを設立
  • 株式会社コプロ・ダイニングサービス 1店舗目出店(名古屋市中区)
  • 2013年11月商号変更給与計算・社会保険業務を委託することを目的として、GIP株式会社の株式を全株取得し、株式会社コプロ・ソリューションズへ社名変更
  • 2014年6月広島支店開設
  • 2014年11月社員教育研修を目的としてアカデミア事業部開設
  • 2015年5月M&A持株会社への移行を目的として株式会社コプロ・ホールディングス(現 当社)へ社名を変更し、同時に完全子会社として株式会社コプロ・エンジニアード(現 連結子会社)を会社分割により設立し当社グループの主要事業である人材派遣・紹介事業を移管
  • 2015年7月株式会社コプロ・エンジニアード関東支店開設
  • 2015年9月労働者派遣法改正
  • 2016年4月株式会社コプロ・エンジニアード関東支店をMC事業部へ改称
  • 2016年5月本社を名古屋市中村区に移転
  • 株式会社コプロ・ダイニングサービス 2店舗目出店(名古屋市中区)
  • 2016年11月株式会社コプロ・エンジニアードMC事業部をMC支店へ改称
  • 2017年1月当社グループの事業再編に伴い、株式会社コプロ・ソリューションズを解散
  • 2017年3月当社グループの事業再編に伴い、株式会社コプロ・ダイニングサービスを解散
  • 2017年4月株式会社コプロ・エンジニアード大宮支店開設
  • 株式会社コプロ・エンジニアード東京支店を東京第一支店へ改称、首都圏支店を東京第二支店へ改称
  • 株式会社コプロ・エンジニアード東京本社開設
  • 株式会社コプロ・エンジニアードMC支店廃止
  • 2017年10月株式会社コプロ・エンジニアード神戸支店開設
  • 2018年4月株式会社コプロ・エンジニアード金沢支店開設
  • 2018年10月株式会社コプロ・エンジニアード名古屋支店を名古屋第一支店へ改称
  • 株式会社コプロ・エンジニアード名古屋第二支店開設
  • 2019年3月上場東京証券取引所マザーズ及び名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場
  • 2019年4月株式会社コプロ・エンジニアード東京プラント支店、名古屋プラント支店、大阪プラント支店開設
  • 2019年10月株式会社コプロ・エンジニアード高松支店開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    エンジニア応援プラットフォームの構築

    派遣元が技術者のキャリアパス形成を能動的に支援するプラットフォームを構築し、新卒や未経験者が安心して長く経験を積めるビジネスモデルを目指す。

  2. 02

    技術者の採用強化

    自社求人サイトや広告媒体など多様なチャネルで、経験者・未経験者を問わず採用を積極的に推進。人材紹介会社に依存しない自前採用で採用数の拡大とコスト適正化を図る。

  3. 03

    技術者の定着率向上

    入社時研修やアフターフォロー、健康管理・メンタルヘルスサポート、チーム派遣、資格取得支援などを通じてエンジニアの満足度を高め、定着率の向上に取り組む。

  4. 04

    事業ポートフォリオとM&A戦略

    建設技術者派遣の市場シェア拡大に投資しつつ、付加価値の高いエンジニア人材サービス領域で第二の主力事業を育成。WACC8~9%をハードルレートとしたM&Aで非連続な成長を目指す。

  5. 05

    業務プロセス向上とIT基盤強化

    本社・事業所の事務業務の集中化・標準化、基幹システムの見直しにより生産性向上を図り、IT共通基盤を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で8,402人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は514万円で、7期前と比べて+27.2%平均年齢は34.0歳、平均勤続年数は3.6年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月40433.11.51,788
2020年3月40633.41.92,242
2021年3月41936.22.12,280
2022年3月44034.93.32,377
2023年3月45033.53.13,301
2024年3月47433.43.64,189
2025年3月48434.23.25,15454
2026年3月51434.03.68,40243

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率40.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)60.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 3 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社及び支店 — 名古屋市中村区他732百万円
本社 — 名古屋市中村区720百万円
本社及び支店 — 東京都品川区他49百万円
本社他事務所 — 名古屋市中村区他43百万円
本社 — 東京都品川区他6百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社コプロテクノロジー(注)2、4、7
    名古屋市 中村区
    議決権100.0%
  • 海外
    COPRO VIETNAM CO., LTD. (注)2、5
    ベトナム社会主義共和国
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社TEホールディングス(注)2、6
    大阪市 北区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社トライトエンジニアリング(注)2、6
    大阪市 北区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は367億円営業利益36億円前期と比べると増収増益で、売上が+22.3%、利益が+28.6%。

売上高
+22.3%
367億円
営業利益
+28.6%
36億円
純利益
+61.1%
29億円
営業利益率
9.8%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高577億円367億円
営業利益39億円36億円
純利益17億円29億円
1株あたり配当¥45¥45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は139億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+157.4%、営業利益は+400.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q524
2024年1Q5423.72
2024年2Q5758.83
2024年3Q64710.94
2024年4Q666
2025年2Q142128.58
2025年4Q1581610.110
2026年2Q170158.89
2026年4Q1972110.720
2027年1Q139107.24

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2015年3月期からの12期で、売上は58億円から367億円へ6.3倍に増えた。直近期の営業利益率は9.8%。売上は10期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
持株会社への移行を目的として株式会社コプロ・ホールディングス(現 当社)へ社名を変更し、同時に完全子会社として株式会社コプロ・エンジニアード(現 連結子会社)を会社分割により設立し当社グループの主要事業である人材派遣・紹介事業を移管
2015年3月5875
2016年3月521
株式会社コプロ・エンジニアード大宮支店開設
2017年3月7795
株式会社コプロ・エンジニアード金沢支店開設
2018年3月9096
東京証券取引所マザーズ及び名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場
2019年3月108139
2020年3月1311611
2021年3月1481410
2022年3月1561610
2023年3月188139
2024年3月2412215
2025年3月30028289.318
2026年3月36736379.829

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高367億円のうち、営業利益として残るのは36億円9.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の7.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.7%263億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.3%67億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.8%36億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.3pt
9.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.9pt
7.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+19.9pt
31.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2026年3月期は営業CFが31億円、投資CFが−284億円で、差し引きのフリーCFは−253億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は88億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年3月1−29−128
2018年3月80−7829
2019年3月12−181147
2020年3月11−1−91048
2021年3月10−1−4953
2022年3月8−13−8−540
2023年3月10−3−4744
2024年3月23−3−52059
2025年3月22−4−161862
2026年3月31−284280−25388

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2026年3月期の総資産は475億円。このうち返さなくてよい自己資本が99億円で、自己資本比率は20.8%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年3月32151747.2
2016年3月2215769.1
2017年3月52223042.4
2018年3月54272750.1
2019年3月75472862.8
2020年3月80552568.3
2021年3月85632273.7
2022年3月88662274.0
2023年3月100712970.4
2024年3月122814166.3
2025年3月131844763.2
2026年3月4759937520.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
89億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
92億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
375億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率14 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中39位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中501位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
31.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
20.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
22.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥909で、1年前と比べて-13.2%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥909-2.8%1ヶ月+12.8%1年-13.2%時価総額364億円
過去52週の値幅
安値¥716高値¥1,203

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.2倍
PER (会社予想)21.0倍
PBR3.73倍
配当利回り4.95%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は923円で、前日比-0.54%。8月12日までは800円前後で推移していましたが、8月13日に928円と急騰しました。25日線(814.04円)を13.4%上回り、75日線(791.48円)も16.6%上回っています。52週高値1203円からは23.3%下落、52週安値716円からは28.9%上昇。出来高は8月13日に103万株と急増し、直近も29万株と高水準を維持。RSIは79.71と買われすぎ圏に入っており、短期的な過熱感が非常に強い状態です。1ヶ月で14.52%上昇しており、強力な上昇トレンドが発生しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 45/100)

PERは12.36倍と業界平均22.98倍より低く、PBR3.56倍は平均3.31倍を上回るがROE31.7%と高収益を考慮すれば極端ではない。一方、予想PER21.3倍と今期増益見込みで収益成長は期待されるが、配当利回り4.88%は魅力的であるものの、配当性向120.1%と利益を超える配当は持続性に疑問符が付く。総合的に見て、PBRの高さと配当の過剰さからやや割高と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.2倍23.4倍
PER (予想)21.0倍
PBR3.73倍3.51倍
ROE31.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

製造業向け人材サービスは、国内の人手不足と工場の自動化進展で市場が拡大している。強気派は、旺盛な需要と高いROEを評価し、業績拡大が続くと見る。一方弱気派は、派遣法規制の強化や景気後退時の需要減、競争激化による単価低下を懸念。また、売上成長に対して利益率がやや低い点も指摘される。短期的には人手不足が追い風だが、持続的な成長には高付加価値サービスの開発が鍵。

プラスに働く材料7
  • 人手不足で需要旺盛

    製造業の人手不足が続き、派遣需要が高水準

  • 高い収益性

    ROEが30%超で、資本効率が非常に良い

  • 業績拡大が続く

    売上高が毎年20%以上成長しており、将来予測も増収

  • 売上高241→367億円と急拡大通年影響

    2期で売上高52%増、2026/3期も22%増収と高成長が続く

  • 純利益15→29億円とほぼ倍増通年影響

    2024/3期15億円、2025/3期18億円、2026/3期29億円と純利益が93%増

  • ROE31.7%・PBR3.56倍の高収益継続影響

    ROE31.7%は非常に高く、株主資本の効率的運用が評価

  • 配当利回り4.88%が下支え継続影響

    配当利回り4.88%と高く、株価下落局面での安心感

マイナスに働く材料7
  • 規制強化のリスク

    労働者派遣法の改正で事業が制限される可能性

  • 景気依存が高い

    製造業の生産低下で稼働人数が減少する恐れ

  • 競争激化で単価下落

    同業大手との価格競争が利益率を圧迫

  • 予想PER21.3倍が実績12.36倍に急拡大通年影響

    予想PERは実績8.94ポイント上回り、来期純利益が17億円程度まで減少する見通し

  • 株価1年で14.9%下落、見切り売り不定影響

    好業績にもかかわらず右肩下がり、市場の期待が低下

  • 営業利益率9.81%と一桁成長通年影響

    売上高367億円に対し営業利益36億円、利益率9.81%は高成長企業として物足りない

  • 外国人保有3.6%と低く資金流入乏しい継続影響

    外国人持ち株比率3.6%と低く、海外マネーの支援が期待できない

次の決算で確かめる点
稼働人数
売上の主要因で、需要動向を反映
派遣単価
競争環境と収益性を示す
離職率
人材確保力とサービス品質の指標
製造業向け売上比率
業績の景気感応度を把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり45で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは4.95%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥45
1株あたり
配当利回り
4.95%
いまの株価に対して
配当性向
120.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年3月878.5
2021年3月925.174.6
2022年3月106.640.3
2023年3月1325.096.1
2024年3月25100.098.4
2025年3月3020.080.8
2026年3月4033.3120.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥45

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,317人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.0%を占め、残る55.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他35.744.746.942.444.649.0
事業法人42.743.142.643.043.343.5
自己株式4.57.27.14.64.84.2
外国法人6.62.44.07.16.53.6
証券会社1.91.81.72.42.22.4
金融機関13.18.04.85.13.41.5

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社リタメコ42.00
02清川 甲介13.15
03蔭山 恭一5.00
04森實 厚裕2.00
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.52
06藤巻 正司0.90
07NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)0.75
08越川 裕介0.61
09登倉 義博0.60
10楽天証券株式会社共有口0.59

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−100%、1株純資産は12期で−100%。直近期のROEは31.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年3月1,227,3253,650,45340.4
2016年3月282,2313,625,6847.8108.8
2017年3月6626727.3155.5
2018年3月7433024.9223.8
2019年3月11449825.49.470.2
2020年3月5829121.36.878.5
2021年3月5332817.213.674.6
2022年3月2617615.010.440.3
2023年3月2318912.715.196.1
2024年3月3921119.423.698.4
2025年3月4821722.317.080.8
2026年3月7525831.711.2120.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額170百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
清川甲介代表取締役社長4822,060,000
越川裕介常務取締役40244,000
小粥哉澄取締役46209,000
葉山憲夫取締役67
田邉えり子取締役60
堀野政範常勤監査役681,000
星野義明監査役7520,000
春馬学監査役5283,000
大倉淳監査役526,000
松田高志取締役 管理本部長兼 経営企画部長4414,000
桐生由紀取締役51

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31156513244
社外取締役526265
監査役212126

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,961字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社5社(株式会社コプロコンストラクション、株式会社TEホールディングス、株式会社トライトエンジニアリング、COPRO VIETNAM CO., LTD.、株式会社コプロテクノロジー)により構成されており、当社は純粋持株会社として当社グループの経営管理及びそれに付帯又は関連する業務等を行っております。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業会社は建設技術者の人材派遣・紹介サービス、機電半導体技術者の人材派遣・請負サービスを行っており、全国30拠点(本書提出日現在)を有し、サービス展開を行っております。 当社は技術者派遣事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりますが、技術者派遣事業の内容をサービス別に説明すると以下のとおりとなります。 (1)建設技術者派遣・紹介 株式会社コプロコンストラクション及び株式会社トライトエンジニアリングにおいて、建設・プラントエンジニア専門の人材派遣・紹介サービスを行っております。具体的な対象業種・業務としては、建築・土木・設備・プラントにおける現場監督やCADオペレーターとなっております。 (2)機電・半導体技術者派遣・請負 株式会社コプロテクノロジーにおいて、機電・半導体エンジニアの人材派遣・請負サービスを行っております。具体的な業種・業務としては、大手製造業(半導体デバイスと半導体製造装置・輸送用機器・産業用機械・家電・農業機械)の生産技術・開発・設計部門における派遣・請負となっております。 また、人材創出の取組みとして次の4点を中心に実践しております。 1.人材の確保 採用については、広告媒体による集客に加え、各業界に特化した自社運営求人サイト「ベスキャリ建設」「施工管理ジョブ」及び「ベスキャリ機電」を運営し、全国の求人情報の掲載から就業、就業後の相談までの全サポートを行っております。また、若手未経験者向けの求人・採用や、中長期的な事業成長を担う人材を確保することを目的とした新卒採用にも注力しています。 2.入社教育の徹底 派遣技術社員向けの入社時研修を開催し、当社グループにおける派遣技術社員としての自覚や心構えなどの確認を徹底しています。勤怠管理、就業規則、情報セキュリティ、派遣適用除外業務、ハラスメント、労働安全衛生、労働災害発生時の対応、危険予知など、その内容は多岐にわたりますが、それら全てが当社グループ派遣技術社員として必要な知識と心得であり、就業先で起こる様々なトラブルにも対応できるようにしています。 3.派遣技術社員へのきめ細やかなフォロー体制の構築 派遣技術社員に対して、配属されてからのアフターフォロー、健康管理、メンタルヘルス管理等の質の高いサポート活動を行うことで、当社グループの企業理念の浸透や派遣技術社員の満足度向上による定着率向上を図り、顧客満足度の向上を含めた様々な課題に取り組んでいます。 4.教育機会の提供 建設技術者派遣においては、研修施設「監督のタネ」を名古屋、東京の2拠点に設け、専属の講師を配置することにより、若手の未経験人材でも安心してキャリアをスタートできる支援をしております。中でも2025年4月に東京・品川に開設した「監督のタネ 東京研修センター」においては、対面研修や実物を用いた実技研修等を通した研修プログラムを提供しております。また、集合・対面形式による実技研修に加え、リモートによる研修環境を充実させ、派遣技術社員の居住エリアに囚われることなく、より多くの人材のキャリアアップを促進しています。その他、入社1、2年目の業界未経験者に対する技術者基礎研修の定期的な実施や、建築施工管理技士等の国家資格取得を支援する学習サポートを推進しております。 加えて、半導体製造装置の保守点検を担うエンジニアの育成に特化した半導体技術者研修センター「セミコンテクノラボ」(注)を設けており、半導体製造装置の機械メンテナンスやフィールドエンジニア業務等を行える人材を育成しております。開講する講座は、派遣技術者として働くにあたって必要な働く姿勢や安全意識、業界知識、業界用語といった基本的な内容からスタートし、業界未経験者でも確実なレベルアップを目指すことができます。 (注)「セミコンテクノラボ」は、2026年5月7日付で新横浜から名古屋へ移転しております。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,549字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、企業理念体系を踏まえ、2023年3月期から2027年3月期を最終年度とした中期経営計画「コプロ・グループ Build the Future 2027」の策定にあたり、経営理念に基づき、当社グループのパーパス(存在意義)を『最高の「働き方」と最高の「働き手」を。』と定めました。 本中期経営計画期間においては、パーパスの示す方向性に沿って、エンジニア一人ひとりのキャリアアップと、それを応援する幅広いサービスや仕組みを具備した「エンジニア応援プラットフォーム」の構築を軸に、建設技術者派遣・紹介サービス、及び機電半導体技術者派遣・請負サービスの拡大、組織能力の強化、組織の活性化を図る各種施策や制度設計を計画的に進めることで、持続的な成長、並びに中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。 「コプロ・グループの経営理念体系図」 (2)目標とする客観的な指標等 当社グループは、売上高、営業利益、償却前営業利益(注)、一株当たり当期純利益の中期的な成長を重視しております。また、事業子会社の技術者派遣事業においては、売上高の構成要素である技術者の在籍人数、稼働率、定着率を客観的な非財務指標として重視しており、開示を継続しております。 (注)償却前営業利益は、営業利益に減価償却費、のれん償却費、株式報酬費用を足し戻した金額を計算しています。なお、当連結会計年度より、従来のNon-GAAP営業利益から名称を変更しておりますが、算定定義に変更はありません。 (3)中期的な会社の経営戦略 ①「エンジニア応援プラットフォーム」の構築 中期経営計画「コプロ・グループ Build the Future 2027」(2023年3月期から2027年3月期)における中期経営戦略の核として、派遣元である当社グループが技術者のキャリアパス形成を能動的に支援する「エンジニア応援プラットフォーム」の構築を推進し、業界経験者だけでなく、新卒や業界未経験者がエンジニアとしての将来を見据え安心して長く経験を積むことのできるビジネスモデルを構築します。 ②技術者の採用 人材サービスを営む当社グループにおいて、持続的な事業拡大を図るためには、技術社員数の増加が重要な要素となります。 少子高齢化を背景とした若手人材を中心とする構造的な人手不足により、タイトな労働需給が続くことが予測される中、優秀な人材を顧客企業へ供給できるかどうかが派遣会社に求められるサービスであり、採用力が同業他社との優勝劣敗を左右するものとなります。当社グループでは、経験者はもちろんのこと、業界未経験者の採用を積極的に行っており、技術の領域や事業会社の特徴に適した多様なチャネルで採用を推進しております。特に当社グループの強みとする自社採用においては、自社求人サイト「ベスキャリ建設」「施工管理ジョブ」「ベスキャリ機電」や広告媒体を通した求職者の集客から面接・入社に至るまでの採用プロセスのアップデートを常時行っており、人材紹介会社に依存しない自前での採用に集中することで、採用数の拡大に加え、採用コストの適正な運営を図っております。 ③技術者の定着 人材サービスを営む当社グループにおいて、持続的な事業拡大を図るためには、技術社員数の増加が重要な要素であり、採用した技術者がやりがいを持って当社グループで就業を続けていける環境を整えることが重要となります。 当社グループは派遣技術社員向けの入社時研修を開催し、当社グループにおける派遣技術社員としての自覚や心構えなどの確認を徹底しています。また、派遣法などに係わるコンプライアンスの遵守と共に、勤怠管理、就業規則、情報セキュリティ、労働安全衛生、労働災害発生時の対応、危険予知など、多岐にわたる教育を行っております。配属されてからのアフターフォローにも注力しており、健康管理、メンタルヘルス管理等の質の高いサポート活動を行うことで、定着率の向上に取り組んでいます。 ④事業ポートフォリオ方針 グループの屋台骨である建設技術者派遣・紹介サービスの更なる市場シェア拡大に向けた成長投資を行いながら、付加価値の高いエンジニアに特化した人材サービス領域において、第二の主力事業・収益源の育成に向けて、市場性の高い事業への投資を推進します。 ⑤M&A方針・投資戦略 コア事業を中心とした既存事業のオーガニックな高い成長に加え、非連続な成長を実現するため、積極的にM&Aを検討してまいります。 成長余力が大きく、付加価値の高いエンジニアに特化した人材サービス領域において、優秀なエンジニアが在籍する企業、及びエンジニア応援プラットフォームの構築に際して必要となるリソースを有する企業をターゲットとし、WACC(加重平均資本コスト)8~9%程度をハードルレートとして設定し、当該レートを上回るM&A投資についてのみ検討を行っていく方針です。 (4)経営環境 当社グループの主要顧客先である建設業界においては、都市開発プロジェクト関連工事や、既存インフラ老朽化に伴う再整備、半導体工場の新設など、引き続き堅調な建設需要が見込まれております。また、他業界に比べて顕著な高齢化と若手不足の構造的な問題に加え、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」により改正された労働基準法により、2024年4月より残業時間の上限に罰則規定が設けられており、今までは1名の人材で完結していた業務が細分化されるなど、人材不足が一層深刻となり、企業における派遣人材の活用は今後も加速していくと予測しております。 他方、国内における雇用情勢については、少子高齢化に伴う近年の労働人口の減少を背景に人材の採用マーケットは非常にタイトであるため、業界経験者のみならず業界未経験者を含めた人材確保のハードルが上昇しており、人材を確保するための採用力、また採用した人材の育成と定着がより一層求められております。 (5)対処すべき課題 当社グループは、以下の事項を主要な課題として認識し、事業展開を図る方針であります。 ①人材の確保 人材の確保は当社グループの成長の礎であり、いかに付加価値の高いエンジニアとなり得る人材を獲得していくか、また、いかに在籍する派遣技術社員の定着を促しながらスキルを高めていくかが重要となります。技術者の採用については、売り手市場が継続する見通しであるため、自社求人サイト「ベスキャリ建設」「施工管理ジョブ」「ベスキャリ機電」の更なる集客強化・機能性向上を図るとともに、広告媒体、在籍する社員からの紹介、並びに新卒採用にも注力し、採用チャネルの多様化を進めてまいります。あわせて、採用競争力の強化および在籍社員のエンゲージメント向上に向けて、賃金水準の引上げをはじめとする処遇・労働環境の改善に継続して取り組み、持続的な人材確保に努めてまいります。 ②営業・採用プロセスの強化 当グループは規模と品質の双方で「圧倒的業界No.1」を目指しております。継続的な成長のためには、既存取引の維持・新規顧客の開拓に加え、再現性の高い仕組みを構築し、常時運用と見直しを繰り返すことにより、顧客企業の新たなニーズを引き出し、取引件数を増加させる必要があります。 2026年3月1日付けでグループインした株式会社トライトエンジニアリングと合わせて建設領域で7,220名(2026年3月末時点)を超えるエンジニアを有する企業グループとなり、圧倒的な建設業の人手不足に対して、安定的かつ豊富な人材供給が可能な体制を構築いたしました。また、同社の持つ拠点、顧客網、経験者採用など特徴が、株式会社コプロコンストラクションとの補完関係にあるため、これまでアプローチしていなかった企業まで幅広く取引が拡大できることにより、グループ全体の底上げが期待できる体制の構築が進められております。更には株式会社コプロコンストラクションで構築した営業プロセス、採用プロセスの再構築による仕組化をグループで共有し、徹底することで持続的な成長拡大に取り組んでまいります。 機電半導体技術者派遣・請負サービスにおいては、注力領域を従来の機械設計・電子電気設計の領域から生産技術・生産準備・ライン保全領域にシフトしてより一層の拡大を進めてまいります。半導体においては、半導体技術者研修センター「セミコンテクノラボ」で徹底的に育成された「辞めないエンジニア」の活躍により、大手半導体デバイスメーカーや半導体製造装置メーカーとの取引を拡大してまいります。自動車においては、工場の新設に伴う生産準備・生産技術領域でのニーズの増加に対応する等、引き続き既存顧客へのシェア拡大と新規顧客の開拓に注力してまいります。 ③人材の定着 当社は中期経営戦略の核として、派遣元である当社グループが技術者のキャリアパス形成を能動的に支援する「エンジニア応援プラットフォーム」の構築を推進し、業界経験者はもちろんのこと、新卒や未経験者がエンジニアとしての将来を見据え安心して長く経験を積むことのできるビジネスモデルの構築を目指しております。 建設技術者派遣・紹介サービスにおいては、大手ゼネコン・サブコンを中心とした案件を豊富に有する重点企業への更なる取引拡大に向けて取組み、契約継続率、ひいては定着率の向上に注力しております。また、未経験者からの就業者が増加することを踏まえて、同一現場へのチーム派遣の推進を行い、技術者の成熟度の向上に取り組んでおります。更には、資格取得支援体制を整備し、施工管理技士、施工管理技士補などの資格取得を促し、付加価値の高いエンジニアを育成することにより、顧客満足に繋げるだけでなく、技術者の満足度を高め、定着率の向上に努めております。 機電半導体技術者派遣・請負サービスにおいては、半導体業界は需要の高まりを背景に人材不足が深刻化している一方、エンジニアの育成と定着が大きな課題となっております。株式会社コプロテクノロジーが運営する半導体技術者研修センター「セミコンテクノラボ」では、「辞めないエンジニア」を掲げ、特色のある研修を実施しております。具体的には、実践的な技術研修や座学によるインプットだけでなく、未経験者が最先端の現場で事故なく就労できるよう安全意識(マインド)の醸成を図るほか、就労先の状況を再現した研修により配属後のギャップを軽減するなど、定着を重視したカリキュラムを組んでおります。 ④業務プロセスの向上 当社グループの本社及び事業所の事務業務は、業務の集中化やプロセスやルールの標準化を進めることにより、まだ生産性を向上できる余地があります。当社基幹システムの抜本的な見直しを進め、IT共通基盤の強化を目指してまいります。
事業等のリスク4,973字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)顧客の属する業界の景気動向について 当社グループは、2026年3月末時点で7,629人の技術者を擁しており、そのうち64.7%(4,938人)が無期雇用となっています。顧客の属する業界の景気が悪化した場合には、契約条件の悪化、待機労務費の増加、さらには派遣契約期間中での中途解約等が生じる可能性があります。多くの無期雇用技術者を擁しているが故に、景気下降局面では無期雇用の待機技術者の人件費負担が大きくなり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの主要顧客が属する建設業界においては、堅調な公共投資や民間設備投資により建設投資全体は増加傾向にありますが 、技術者の高齢化や若手不足といった構造的な問題が依然として継続しております。今後、景気変動や経済情勢の悪化に伴う公共事業の大幅な削減、あるいは民間工事の落ち込み等によって建設投資動向が著しく変動した場合、受注に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業運営について ①人材の確保について 日本国内の総人口は減少することが見込まれており、当社グループが事業を展開する市場の縮小や、新卒・中途採用の競争激化が一層進んだ場合には、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。一方で、当社グループの主要顧客が属する建設業界では、技術者の高齢化及び若手不足の構造的な問題は依然として続いており、加えて、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」により改正された労働基準法により、建設業界への時間外労働の上限規制が2024年4月に適用され、人手不足が深刻化しております。国内での技術人材需要は継続的な高止まりが予想され、採用体制の継続的な強化によって顧客のニーズに応えることができれば、当社グループの成長機会となる可能性があります。 ②代表者への依存について 当社グループの創業者であり代表取締役社長である清川甲介は、当社の株式を直接、又は資産管理会社を通じて間接的に所有する、創業以来の最高経営責任者であります。同氏は、当社グループの主要顧客先である建設業界向けの建設技術者派遣をはじめ、人材ビジネスに関する広範かつ豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定、遂行において極めて重要な役割を果たしております。 当社グループでは、取締役会や中期経営計画推進会議等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難になった場合、経営方針や事業戦略の決定、遂行に影響を及ぼす可能性があります。その結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、取締役会をはじめとした特定の人物に依存しないガバナンス体制に基づく事業運営を行っており、また、最高経営責任者の後継者についても、経営状況や対処すべき課題に応じて最適な後継者を選定できるよう、指名・報酬委員会にて審議検討を予定している事等、現状体制に特記すべき問題は認めていないことから、かかるリスクが顕在化する可能性は低いものと認識しております。 ③買収・合併、業務提携、新規事業等について 当社グループは、2026年3月に株式会社トライトおよび株式会社トライトエンジニアリングの全株式を取得し(取得価額29,243百万円)、当社グループが築いてきたノウハウや顧客基盤に株式会社トライトエンジニアリングの強みや顧客基盤を取り込み、日本国内全域での顧客対応力を強化して受注機会の拡大を図るとともに、多様で質の高い派遣技術者を確保し、国内建設市場への更なる貢献に努める方針です。 買収・合併、業務提携、新規事業等の実施にあたっては、慎重に検討を行い、一定の社内基準をもとに、将来の当社グループの業績に貢献すると判断した場合のみ実行します。しかしながら、期待したシナジー効果が創出できなかった場合、当該事業が当初想定した収益計画と大きく乖離した場合等により、当社グループの期待する成果が得られない可能性があります。 当社グループは、買収に伴い相当額ののれんを連結貸借対照表に計上しています。2026年3月末現在ののれんの金額(27,809百万円)は、連結総資産(47,471百万円)の58.6%を占めています。当社グループは、当該のれんにつきまして、それぞれの事業価値及び将来の収益力を適切に反映したものと考えていますが、事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が将来にわたって大きく損なわれると判断された場合、又は金利の高騰や市場縮小等により適用される割引率や長期成長率が大きく変動した場合等は、減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④金利変動について 当社グループでは、M&Aなどの投資資金を金融機関からの借入により調達しております。急激に金利が上昇した場合や長期的な金利上昇局面において、支払利息等のコスト負担が増加した場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)労務管理、労働災害について 当社グループでは7,629人の派遣技術社員を雇用しております(2026年3月末時点)。また毎年多数の派遣技術社員を採用していることから、採用時の人物評価及びスキル・保有資格確認等による人材品質確保、コンプライアンスを重視した労務管理を含む派遣技術社員の管理の充実、教育研修体制の強化、従業員満足度向上等の取組みを実践しております。 しかしながら、労働安全衛生や雇用関係等に関して派遣技術社員との間で紛争が発生し、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。その結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループが派遣する派遣技術社員が派遣先で業務中又は通勤途上において負傷・疾病・障害・死亡となった場合は、使用者である当社グループに災害補償義務が課せられます。これらの労災事故に関しても当社グループは、派遣技術社員からの定期的なヒアリングにより、派遣先の就業環境におけるリスクの未然防止に努めておりますが、当該事象が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、法令遵守を徹底するとともに、内部管理体制を整備することにより、派遣技術社員の紛争・労災事故を惹起することのない事業運営に努めており、かかるリスクが顕在化する可能性は低いものと認識しております。 (4)法的規制について 派遣や職業紹介の事業は、国内において労働基準法はもとより、労働者派遣法や職業安定法の規制下にあるため、当社グループではこれらの法令に違反するような行為や事象が発生しないよう、業務フローにおける確認・牽制を行い、定期的なモニタリングと未然防止に取り組んでおります。しかしながら、監督官庁の指導方針の強化や当社グループの取組みが派遣先にて十分に反映されない場合には、許可取消や事業停止の処分などを受ける恐れがあります。 また、将来の関係法令の改正や監督官庁の指導方針の強化等により顧客企業が派遣や請負の活用を見直す事態となり需要が低下する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)訴訟について 当社グループでは、従業員に対して必要に応じた教育機会を設けるなどして法令遵守を徹底し、取引先等との関係においても訴訟リスクを低減するよう努めておりますが、不測の事態により当社グループに関連する訴訟、紛争が発生した場合において、訴訟や損害賠償等による費用等の発生や社会的な信用低下により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、法令遵守を徹底するとともに、内部管理体制を整備することにより、訴訟、紛争を惹起することのない事業運営に努めておりますが、かかる外部要因によるリスクについては、その顕在化の内容、時期等を当社グループが制御できるものではないことから、その影響度を事前に見積もることは困難であると認識しております。 (6)機密情報、個人情報等の管理について 当社グループの派遣技術社員は、業務上、顧客の機密情報を知り得る可能性があります。また、派遣事業の遂行にあたり、派遣技術社員の氏名・住所・電話番号等の個人情報を取り扱っております。そのため、情報セキュリティに関する各種規程を整備・運用し、プライバシーマークの取得や役職員への教育研修等を通じて、情報及び情報機器の適正な取扱いを徹底させております。 当社グループでは、ネットワークセキュリティ等を強化することで、当社グループ情報システムのデータ損失や漏洩への対策を進めております。 以上のような対策にも関わらず、当社グループが保有する機密情報や個人情報が外部流出した場合、当社グループへの損害賠償請求等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループ情報システムにおけるデータ損失や漏洩により、当社グループの事業運営に支障が生じる可能性があります。 当社グループは、個人情報管理体制の適切な運用に努めており、かかるリスクが顕在化する可能性は低いものと認識しております。 (7)自然災害・感染症・事故等について 当社グループは、全国に営業拠点を有しており、地震、津波、台風などの自然災害が発生した場合に対して迅速かつ的確な対応をしてまいりますが、想定外の大規模災害が起きた場合、一定の事業運営が困難になる可能性があります。また人材ビジネスの事業性質上、多数の技術者及び顧客基盤を有していることから、派遣技術社員の安否確認や契約内容の調整など、多大な業務負荷を要することが想定されるため、当社グループの事業運営に影響を与えるとともに、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のように未知の感染症が世界的に流行した場合には、取引先である建設会社等が感染症予防のため工事現場の稼働を長期にわたり中断や建設工事が減少する等、事業活動に大きな損失が発生するほか、貴重な人的資源に重大な影響を与え、当社グループの事業、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、当該リスクの低減に努めておりますが、かかるリスクは当社グループ独自のリスク管理施策のみをもって軽減・回避出来るものではなく、リスクが顕在化した場合には、その頻度・規模等に応じた影響を被る可能性がありますが、その影響度について確定的な見積りを行うことは困難であると認識しております。 (8)レピュテーション・リスクについて 当社グループの主要な事業である技術者派遣業務は、多くの人材を雇用する社会的責任の大きな事業であり、当社グループ役職員により、コンプライアンスを軽視した社会的倫理に反する行為が行われた場合や、社会的信用や企業イメージを棄損する行為が行われた場合には、社会や顧客が被る損害への賠償やレピュテーションの悪化などを通じて、当社グループの事業運営及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、技術者派遣市場は事業者数が多く細分化されており、当社グループのみならず、類似の事業を営む他社においてコンプライアンスを軽視した社会的倫理に反する行為が行われた場合にも、業界全体に対するイメージの悪化を通じて、当社グループの事業運営に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,190字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 当連結会計年度におきましては、当社グループの主要顧客が属する建設業界では、技術者の高齢化及び若手不足の構造的な問題は依然として続いており、加えて、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」により改正された労働基準法により、建設業界への時間外労働の上限規制が2024年4月に適用され、人手不足が深刻化しております。 このような事業環境のもと、当社グループは2022年5月に公表した中期経営計画「コプロ・グループ Build the Future 2027」(2023年3月期から2027年3月期)の実現に向け、中長期の成長を見据えた取組みを推進いたしました。 当社グループのコアサービスである建設技術者派遣を展開する株式会社コプロコンストラクションでは、規模と品質、双方で「圧倒的業界No.1」を目指し、事業成長の礎である技術者を確保する体制の構築を重点課題に掲げ、営業及び採用プロセスの更なる強化と教育研修の支援に係る取組みを推進いたしました。 採用面においては、厳しい採用環境が続く中、優秀且つ豊富な人材を顧客企業へ提供するという人材派遣会社として求められる基礎的サービスである人材供給力を高めるために、外部の人材紹介会社を使った採用に依存せず、当社の強みである自社選考による「ローコスト採用」に磨きをかけてまいりました。その中で重要となる応募の母集団形成においては、有料求人媒体に加え、自社求人サイト「ベスキャリ建設」や技術者からの紹介採用等、採用チャネルの拡大に取り組み、採用の応募数の拡大に注力いたしました。また、2025年4月より営業本部を名古屋から東京へ移転し、国内投資の3分の1を占める日本最大の関東マーケットのシェア拡大を推進する体制へ移行いたしました。加えて、ターゲット企業に定める大手ゼネコン・サブコンに対する深耕営業により、業界未経験者や女性施工管理などの幅広い案件受注に注力いたしました。 定着率の改善においては、当社が追求する本質的な提供価値である「人づくり」を実現するため、当社では入り口となる配属企業や配属現場の選定を特に重視しております。安定配属が見込まれる大手ゼネコン・サブコンを中心としたターゲット企業に対して重点的に配属を行うことに加え、当社所属の複数の技術者を同一現場に配属するチーム派遣を推進し、技術者、顧客企業、派遣会社である当社の三方にとってミスマッチのない状態を創出することを第一とし、質の高いマッチングに注力してまいりました。 また、教育研修の支援として、業界未経験者の採用数拡大に伴い、在籍技術者数の約6割を構成するまでに増加した在籍1、2年目の若手人材の定着率改善を最重要取組み事項に掲げ、派遣契約単価が大きく伸び始める在籍3年目の壁を超えられるよう、「エンジニア応援プラットフォーム」の構築を通したオンボーディングやキャリアアップの支援強化を行ってまいりました。その一環として、2025年4月には、東京・品川に「監督のタネ 東京研修センター」を開設し、対面研修や実物を用いた実技研修等を通した人材育成を開始したほか、入社1、2年目の業界未経験者に対する技術者基礎研修の定期的な実施や、建築施工管理技士等の国家資格取得を支援する学習サポートを推進いたしました。 加えて、2026年3月1日付で、建設技術者派遣を展開する株式会社TEホールディングス(同日付商号変更 旧商号:株式会社トライト)の発行済全株式を取得し、子会社化いたしました。同社は、自社求人サイト「施工管理ジョブ」を通したデジタルマーケティングにより、建設業界の経験者を中心とした登録求職者を効率的に獲得する体制に強みを有しております。また、全国に対応する拠点網を展開しており、幅広い顧客層に対して人材派遣・人材紹介サービスを提供してきた実績を有しております。当連結会計年度より同社を新規連結対象とし、同社の当連結会計年度末における技術者数は2,364人となりました。 以上の結果、当連結会計年度末における建設技術者数は前年同期末比2,868人増加(同65.9%増)し、7,220人(前連結会計年度末4,352人)となりました。 機電・半導体技術者派遣及びIT技術者派遣サービスを展開する株式会社コプロテクノロジーにおいては、半導体製造装置の保守点検を担うエンジニアの育成に特化した半導体技術者研修センター「セミコンテクノラボ」において未経験人材の採用・育成を進めました。これにより、当連結会計年度末における機電・半導体技術者派遣サービスの技術者数は、前年同期末比77人増加(同23.2%増)し、409人(前連結会計年度末332人)となりました。他方、IT技術者派遣サービスについては、経営資源の集中を図るため、IT技術者派遣サービスを2026年3月27日付でジャパニアス株式会社へ譲渡いたしました。今後は、高い成長性が見込まれる機電・半導体領域に経営資源を重点投下し、さらなる企業価値の向上に邁進してまいります。 これらの結果、当連結会計年度末のグループ技術者数は、建設技術者派遣の株式会社コプロコンストラクションを中心に伸長したほか、新規連結した株式会社トライトエンジニアリングが加わり、前年同期末比2,945人増加(同62.9%増)の7,629人(前連結会計年度末4,684人)と大幅に増加しました。 ※2026年3月27日付で事業譲渡したIT技術者派遣サービスの技術者数は、グループ技術者数から除外しております。 当連結会計年度における建設技術者派遣における売上単価は、未経験者採用の拡大により契約単価の低い技術者構成比が上昇したものの、新規配属時の契約単価を中心に引き上げたことが奏功し、591千円、前年同期比1.5%増となりました。これにより機電・半導体技術者派遣サービスの売上単価の低下を補い、グループ合計の売上単価は592千円、前年同期比1.3%増となりました。 この結果、当連結会計年度における売上高は36,661,596千円(前年同期比22.1%増)と増収となりました。利益面につきましては、売上高の増加に伴う売上総利益の増加が、エンジニア採用の戦略的投資による販売費及び一般管理費の増加を吸収し、営業利益は3,632,517千円(同31.4%増)の大幅増益となりました。また、経常利益は3,665,299千円(同31.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,880,214千円(同58.2%増)、1株当たり当期純利益75円35銭(同57.9%増)となりました。 なお、当社グループは技術者派遣事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ34,413,537千円増加し、47,471,017千円となりました。これは流動資産が6,041,165千円増加、固定資産が28,372,372千円増加したことによるものであります。 流動資産の増加は主に、連結子会社の増加等により、現金及び預金が2,674,038千円増加及び売掛金が2,939,574千円増加したことによるものであります。 固定資産の増加は主に、本社の移転準備に伴う建設仮勘定の取得等により有形固定資産が564,303千円増加、のれんの増加により無形固定資産が27,332,388千円増加、連結子会社の増加等により投資その他の資産が475,680千円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ32,888,407千円増加し、37,545,938千円となりました。これは、流動負債が32,470,901千円増加、固定負債が417,505千円増加したことによるものであります。 流動負債の増加は主に、子会社株式の取得に伴う借入の実行により短期借入金が29,243,000千円増加、連結子会社の増加等により、未払金が1,503,574千円増加、未払法人税等が299,873千円増加、未払消費税等が507,956千円増加したことによるものであります。 固定負債の増加は主に、本社の移転準備等により資産除去債務(固定負債)が146,253千円増加、連結子会社の増加等によりその他の固定負債が243,383千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,525,130千円増加し、9,925,078千円となりました。 これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益を2,880,214千円計上、剰余金の配当1,335,556千円実施により利益剰余金が1,544,658千円増加したことによるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、8,826,974千円となり、前連結会計年度末に比べ2,674,277千円増加いたしました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得た資金は3,066,451千円(前年同期は2,232,967千円の収入)となりました。これは主に、連結子会社の増加等により、税金等調整前当期純利益3,902,488千円、売上債権の増加額199,506千円、減価償却費364,624千円、のれん償却額298,261千円、未払金の増加額319,261千円及び法人税等の支払額1,243,477千円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は28,367,913千円(同350,965千円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出28,119,879千円、本店の移転準備等に伴う有形固定資産の取得による支出470,619千円、営業支援システム、新基幹システムの開発等に伴う無形固定資産の取得による支出243,137千円、連結子会社におけるIT技術者派遣サービスの事業譲渡による収入602,500千円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得た資金は27,976,953千円(同1,644,239千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額1,335,833千円、子会社株式の取得に伴う短期借入による収入31,743,000千円によるものです。 ④生産、受注及び販売の実績 当社グループは、技術者派遣事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しておりますが、派遣先の業種別に示すと次のとおりであります。 a.生産実績 当社グループは、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループは、受注生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をサービス別に示すと、次のとおりであります。 サービス   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前連結会計年度比(%) 派遣   建設   32,716,891   123.0 機電・半導体   1,941,459   159.4 IT   431,186   101.9 紹介   建設   273,642   208.2 機電・半導体   10,655   97.6 請負   機電・半導体   395,880   64.8 準委任   建設   2,100   - 機電・半導体   96,883   - IT   792,896   78.7 合計   36,661,596   122.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態に関する認識及び分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 当社グループの当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、36,661,596千円(前年同期比22.1%増)となりました。 建設技術者派遣の株式会社コプロコンストラクションの技術者数が増加したことに加え、2026年3月1日付で、建設技術者派遣を展開する株式会社トライトエンジニアリングを全株式の取得により子会社化し、新規連結したことにより、当連結会計年度末の連結技術者数が7,629人(前連結会計年度末4,684人)と増加したため、売上高が伸長いたしました。 ※2026年3月27日付で事業譲渡したIT技術者派遣サービスの技術者数は、連結技術者数から除外しております。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は、26,300,182千円(同21.2%増)となりました。売上高の増加に伴う増加であります。この結果、売上総利益は10,361,413千円(同24.7%増)となりました。また、売上総利益率は28.3%となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、6,728,895千円(同21.4%増)となりました。これは採用費のほか、既存の連結子会社の従業員数増加に加え、連結子会社が増加したことによる人件費等の増加、及び、新たに子会社を取得したことによるのれん償却が増加したことによるものであります。販売費及び一般管理費の増加を、売上高の増加に伴う売上総利益の増加で吸収したことにより、営業利益は3,632,517千円(同31.4%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用及び経常利益) 営業外収益は受取配当金の計上等により99,516千円(同333.8%増)、営業外費用は66,734千円(同2,510.3%増)となり、この結果、経常利益は3,665,299千円(同31.6%増)となりました。 (特別利益、特別損失及び親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益として連結子会社における事業譲渡益238,914千円を計上した結果、税金等調整前当期純利益は3,902,488千円(同40.2%増)となりました。 また、法人税、住民税及び事業税が55,211千円増加した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は2,880,214千円(同58.2%増)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境に由来するリスク、事業内容に由来するリスク等様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。これらの経営成績に重要な影響を与えるリスクに対応するため、組織体制の更なる強化等を行ってまいります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、当社グループの資金需要の主なものは、事業規模拡大に伴い必要となる運転資金、及び当社グループが将来に向けた更なる付加価値向上を図るための設備投資であります。これらの資金需要は手許資金で賄うことを基本としております。余裕資金の運用は定期預金を中心とした安全で流動性の高い金融資産であり、流動性を確保しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ④経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループは、現在の経営環境及び予測や取得可能な情報に基づき、企業価値を最大限に向上させるよう経営戦略の見直し及び再検討を随時行っております。 また、関連法規制の遵守は経営上最も重要な課題と位置付けており、法令遵守に対する一層の意識向上と体制強化を図るため、社内教育や継続的な施策を実施し、社会的信用をより一層得ることに努めてまいります。

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出典

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