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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

山田コンサルティンググループ

YAMADA Consulting Group CO.,LTD.4792 · Prime · サービス業

中小企業向け経営・M&Aコンサルティングが中核。投資事業で自己勘定運用も行う独立系コンサルファーム。

概要

山田コンサルティンググループは、中小企業向けM&A仲介・アドバイザリーを主力とする独立系コンサルティングファームである。1989年にファイナンシャルプランナーの教育研修会社として創業し、現在はコンサルティング事業と投資事業の2本柱で展開する。2026年3月期の連結売上高は267億円、営業利益37億円、従業員数1089名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している(2000年10月)。

コンサルティングと投資の二事業構成

山田コンサルティンググループは、コンサルティング事業と投資事業の2セグメントで構成される。コンサルティング事業は経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、事業承継コンサルティング、不動産コンサルティングを提供し、売上高の約79%を占める(2026年3月期)。投資事業は未上場株式投資、不動産投資、米国不動産ファンドのファンド・オブ・ファンズ運営を行い、自己勘定でキャピタルゲインとインカムゲインを追求する。両事業は顧客基盤を共有し、コンサルティングで培った企業情報を投資判断に活かす相乗効果を狙う。

国内28拠点と海外6か国に広がるネットワーク

同社の拠点網は国内主要都市と海外に及ぶ。国内では東京本社のほか、大阪、名古屋、東北、九州、京都、広島、神戸などに支店・事務所を配置する。海外ではシンガポール、上海、タイ、ベトナム、アメリカに現地法人を持ち、クロスボーダーM&Aやアジア市場調査に対応する。2016年にはシンガポールの市場リサーチファームSPIRE社を買収し、東南アジアでのプレゼンスを強化した。子会社21社を擁し、各専門分野のサービスをグループ横断で提供する。

高い収益性と投資事業の拡大がもたらす変動リスク

コンサルティング事業の売上総利益率は約89.5%(2026年3月期)と極めて高く、人材への投資が収益を支える。一方、投資事業は売上高が前期比130%増の55億円に急拡大したが、未上場株式・不動産への投資残高が総資産の約46%を占め、市場変動の影響を受けやすい。2026年3月期の連結営業利益は前期比9.4%減の37億円と減益に転じており、投資事業のタイミング次第で業績が振れる構造にある。

純粋持株会社体制によるグループ管理

2002年10月、同社は純粋持株会社へ移行し、営業事業を新設子会社に承継させた。現在はグループ全体の経営管理と投資事業を統括する持株会社として、コンサルティング子会社(山田ビジネスコンサルティングなど)や投資子会社(山田インベストメントなど)を傘下に置く。グループ内で中間持株会社を活用した再編も行い、2011年には山田FASが複数の子会社を吸収合併するなど、効率的な運営を追求している。

業界の中での役割は専門サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
267億円
営業利益
37億円
営業利益率
13.9%
純利益
29億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
コンサルティング事業212億円79.1%26億円12.3%
投資事業56億円20.9%12億円21.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コンサルティング事業主力

中小企業・オーナー系企業を主な顧客とし、経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、事業承継コンサルティング、不動産コンサルティングを提供。子会社を通じ、相続支援やクロスボーダーのアドバイザリーも手掛ける。

主な製品・サービス4
経営コンサルティング
経営戦略立案から業務改善、組織再編まで幅広い経営課題に対応するコンサルティングサービス。
M&Aアドバイザリー
企業の合併・買収・事業譲渡等のM&A取引における仲介・助言サービス。中小企業の事業承継案件を中心に据える。
事業承継コンサルティング
オーナー経営者の後継者問題や株式承継、事業継承計画の策定を支援。
不動産コンサルティング
不動産の有効活用、売買仲介、鑑定評価等に関するコンサルティング。

02投資事業準主力

未上場株式への投資、不動産投資、米国不動産ファンドのファンド・オブ・ファンズ運営等を行う自己勘定投資事業。投資事業組合を通じて資金運用し、キャピタルゲイン及びインカムゲインの獲得を目指す。

製品と技術

中小企業向けM&Aアドバイザリー

同社の主力サービスは中小企業・オーナー系企業を対象としたM&A仲介・アドバイザリーである。事業承継や事業再編を目的とする案件が多く、高い成約率を強みとする。M&Aの成約後もPMI(統合支援)まで一貫して伴走し、顧客企業の事業価値向上を図る。2026年3月期のコンサルティング事業売上高211億円の大部分はM&A関連が占め、同社の収益源の中心となっている。2027年3月期からは事業区分を見直し、M&Aアドバイザリーを各コンサルティング分野に統合する計画である。

事業承継コンサルティング

オーナー経営者の後継者問題、株式承継、事業継承計画の策定を支援する。税務・法務・財務の専門家が、親族内承継、MBO、M&Aなど複数の選択肢を比較検討し、最適解を提案する。事業承継は同社のコンサルティングの入り口となることが多く、その後、経営戦略や海外展開、資産管理等の追加相談へ発展するケースが多い。FP(ファイナンシャルプランナー)発祥の企業として、個人資産と企業経営の両面からアドバイスできる点が特徴である。

投資事業:未上場株式・不動産・ファンド・オブ・ファンズ

投資事業は主に3つの領域で展開する。未上場株式投資事業では、成長企業への直接投資や投資事業組合を通じた投資を行う。不動産投資事業では販売用不動産を取得し、売却益を狙う。ファンド事業では米国不動産ファンドを対象にしたファンド・オブ・ファンズを運営し、2026年3月期には投資残高が約40億円に達した。これらの投資は自己勘定で行われ、コンサルティング事業で得た企業評価の知見を活用する。投資事業の売上高は2026年3月期に55億円と前期比2倍超に拡大したが、市場変動リスクも抱える。

経営コンサルティング:戦略から業務改革まで

経営コンサルティングでは、経営戦略立案、事業戦略、IT戦略、組織・人材戦略、人事制度設計、人材育成等を手掛ける。特に業界再編・アライアンス支援や、事業再生に関する相談が増加しており、過剰債務や人手不足に悩む中小企業に対して財務再生と収益力向上の両面から支援する。デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務プロセス改革や生産性向上も重要なテーマである。同社のコンサルタントは各業界に深い知見を持ち、長期的な伴走関係を構築するスタイルをとる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

M&A仲介で拡大、高収益も業績変動リスク

山田コンサルティンググループはM&A仲介・コンサルティングを主力とするサービス企業。売上高は2024/3期の222億円から2026/3期には267億円へ増加するが、営業利益率は17.98%から13.86%へ低下が見込まれる。同業のジンジブ(人材派遣)やマテリアルグループ(建設)とは異なる領域で高い成長を遂げている。ただし、M&A案件の依存度が高く、市況悪化時には収益が大きく変動するリスクがある。

強み

  • 営業利益率13%超と高収益ビジネスモデル。
  • M&A需要を取り込み、売上を拡大中。
  • M&A仲介で豊富な実績とノウハウを蓄積。
  • 中小企業との強固なネットワークが強み。

課題

  • 売上増加に伴い営業利益率が低下傾向。
  • M&A市場の活況に業績が左右される。
  • M&A仲介業界のプレイヤー増加。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字が山田コンサルティンググループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12475WDBホールディングス366億円12.9倍
27059コプロ・ホールディングス364億円12.2倍
34826CIJ361億円16.9倍
49438エムティーアイ357億円9.3倍
54847インテリジェント ウェイブ356億円23.8倍
64792山田コンサルティンググループ353億円11.7倍
74345シーティーエス349億円12.8倍
89629ピー・シー・エー347億円19.6倍
94763クリーク・アンド・リバー社343億円7.8倍
103741セック328億円21.6倍
114072電算システムホールディングス327億円10.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

FP教育会社として創業した1989年

1989年7月、東京都文京区音羽に株式会社東京ファイナンシャルプランナーズを設立。ファイナンシャルプランナーの教育研修とファイナンシャルプランニングのコンサルティングを目的とした。1992年には保険コンサルティング専門の子会社(現山田ファイナンシャルサービス)を立ち上げ、個人向け資産運用支援を拡大。1995年には本社を新宿区西新宿へ移転し、事業基盤を固めた。創業当初はFP市場の草分け的存在として、個人の資産形成支援に注力した。

法人向けコンサルティングへの転換と上場(1997~2000年)

1997年11月、経営・財務・資金調達コンサルティング事業の立ち上げを目的に子会社(現山田ビジネスコンサルティング)を設立。法人向けサービスへ本格進出した。1999年には不動産コンサルティング強化のため株式会社ユーマック(現山田不動産コンサルティング)を子会社化。2000年1月にはFP情報提供サービスを目的としたIT子会社も設立。同年10月、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場し、資本市場から資金調達の道を開いた。

純粋持株会社制への移行と商号変更(2002年)

2002年4月、子会社の山田ビジネスコンサルティングが大阪支店を開設。同年10月、商号を「TFPコンサルティンググループ株式会社」に変更し、純粋持株会社へ移行した。自社の営業事業を新設の子会社(現TFPコンサルティング)に承継させ、グループ全体の戦略策定と管理に専念する体制を整えた。この組織再編により、各子会社が専門性を発揮しやすくなり、コンサルティング事業の拡大基盤が作られた。

国内拠点の全国展開と海外進出の開始(2004~2012年)

2004年に名古屋支店、2011年に東北支店、2012年に九州支店を開設し、国内主要エリアをカバーした。2011年にはシンガポール駐在所を設置し、海外展開の第一歩を踏み出す。2012年には上海現地法人を設立し、中国市場への参入を果たした。同年、子会社の山田FASがIT子会社を吸収合併するなど、グループ内の整理統合も進めた。この時期、事業承継ファンドの運営会社(現山田インベストメント)も設立し、投資事業の体制を強化した。

「山田コンサルティンググループ」への改名とM&A仲介の強化(2010~2016年)

2010年12月、商号を現在の「山田コンサルティンググループ株式会社」に変更。同時に本社を千代田区丸の内に移転し、ブランドを統一した。2016年には海外コンサルティング強化のため、シンガポールの市場リサーチファームSPIRE社を買収。タイに現地法人を設立するなど、東南アジアでの体制を整えた。国内でも京都、広島、神戸などに支店を開設し、M&A仲介の全国ネットワークを構築した。

相続支援事業への進出とグループ再編の継続(2017年)

2017年4月、相続手続サポート業務の拡大を目的に「相続あんしんサポート株式会社」を設立。相続関連のコンサルティング需要を取り込み、事業のすそ野を広げた。同年までに子会社の吸収合併や事業再編を繰り返し、グループの運営効率を高めた。財務面では売上高が2016年3月期の91億円から2017年3月期には108億円に成長し、10年連続で増収を達成する礎を築いた。

年表30件を開く

1980年代

  • 1989年7月ファイナンシャル・プランナーの教育研修及びファイナンシャルプランニングに関するコンサルティングを目的として、東京都文京区音羽に㈱東京ファイナンシャルプランナーズを設立

1990年代

  • 1992年1月保険コンサルティングを目的として、㈱ティー・エフ・ピー総合研究所を設立(現山田ファイナンシャルサービス㈱)
  • 1995年6月東京都新宿区西新宿へ本社を移転
  • 1997年11月経営・財務・資金調達コンサルティング事業立ち上げを目的として、㈱ティー・エフ・ピーベンチャーキャピタルを設立(山田ビジネスコンサルティング㈱)
  • 1999年7月不動産コンサルティングの強化充実を図るため、㈱ユーマック(山田不動産コンサルティング㈱)株式を譲受け、当社の子会社とする。

2000年代

  • 2000年1月個人及び法人向けの資産運用、資産管理に関する通信システムを利用したFP情報提供サービスを目的として、㈱東京エフピー・ウェブ(㈱TFP・Web)を設立
  • 2000年10月上場大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場
  • 2001年10月上場成長志向企業に対する株式上場・システム導入コンサルティング事業立ち上げを目的として、TFPビジネスソリューション㈱を設立
  • 2002年4月山田ビジネスコンサルティング㈱大阪支店開設(現当社大阪支店)
  • 2002年10月商号変更当社の商号を「TFPコンサルティンググループ㈱」に変更するとともに、当社の営業すべてを新たに設立した子会社㈱東京ファイナンシャルプランナーズに承継させ、純粋持株会社となる。
  • 2004年6月山田ビジネスコンサルティング㈱名古屋支店開設(現当社名古屋支店)
  • 2005年3月投資事業組合等の設立・運営及び投資事業を事業目的とする山田MTSキャピタル㈱を設立
  • 2007年4月M&A㈱TFP・Web、TFPビジネスソリューション㈱、㈱オーナー企業総合研究所の3社を実質的に経営統合し、「資本・株式・株主に関わるワンストップ型のコンサルティング」を提供するために中間持株会社である㈱TFPオーナー企業総合研究所(山田FAS㈱)を設立
  • 2008年1月事業承継ファンドの設立・運営管理を目的としてキャピタルソリューション㈱(現山田インベストメント㈱)を設立
  • 2008年9月M&A㈱TFPオーナー企業総合研究所(山田FAS㈱)が㈱オーナー企業総合研究所を吸収合併

2010年代

  • 2010年11月東京都千代田区丸の内へ本社を移転
  • 2010年12月商号変更当社の商号を「山田コンサルティンググループ㈱」に変更
  • 2011年4月M&A山田FAS㈱がTFPビジネスソリューション㈱を吸収合併
  • 2011年6月山田ビジネスコンサルティング㈱東北支店開設(現当社東北支店)
  • 2011年7月山田ビジネスコンサルティング㈱シンガポール駐在所開設(現YAMADA Consulting & Spire Singapore Pte.Ltd.)
  • 2012年3月山田ビジネスコンサルティング㈱九州事業所開設(現当社九州支店)
  • 2012年7月山田ビジネスコンサルティング㈱が上海現地法人山田商务咨询(上海)有限公司(現山田商務諮詢(上海)有限公司)を設立
  • 2012年10月M&A山田FAS㈱が㈱TFP・Webを吸収合併
  • 2013年12月M&A山田ビジネスコンサルティング㈱が山田MTSキャピタル㈱を吸収合併
  • 2014年1月山田ビジネスコンサルティング㈱京都事務所開設(現当社京都支店)
  • 2015年6月山田FAS㈱広島事務所開設(現当社広島支店)
  • 2015年10月山田ビジネスコンサルティング㈱神戸事業所開設(現当社神戸支店)
  • 2016年4月M&A山田ビジネスコンサルティング㈱が海外コンサルティングへの本格進出の足掛かりとして、アジア地場の市場リサーチファームのSPIRE Research and Consulting Pte Ltd.(現YAMADA Consulting & Spire Singapore Pte.Ltd.)を買収し子会社とする。
  • 2016年10月山田ビジネスコンサルティング㈱がタイ現地法人YBC&SPIRE (Thailand)Co.,Ltd.(現 YAMADA Consulting & Spire(Thailand)Co.,Ltd.)を設立
  • 2017年4月相続手続サポート業務の事業拡大を図るため、相続あんしんサポート㈱を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)20%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    総合コンサルによる顧客生涯価値の最大化

    コンサルティングとM&Aを一体で運営し、経営戦略・事業戦略・M&A・IT・人材戦略を一貫支援。クロスセルにより顧客ロイヤリティを向上させ、持続的成長を実現する。

  2. 02

    事業再生と業界再編支援の強化

    過剰債務やコスト高騰に悩む企業に対し、財務再生から収益力向上、組織変革、地域・業界を巻き込んだ再編まで伴走支援する。多様なM&Aニーズに対してPMIまで一貫した実行支援を行う。

  3. 03

    海外コンサルティング事業の成長加速

    東南アジア・南アジア市場の成長を取り込み、各国拠点と日本拠点が連携し高品質サービスを提供。インドでの専門性強化やグローバルネットワーク拡大により、クロスボーダーM&Aや海外展開を支援する。

  4. 04

    投資事業とコンサルティングの連携強化

    コンサルティング案件から生じる投資機会に積極的に関与し、未上場株式投資、不動産投資、ファンド事業を展開。顧客の資本政策や事業承継を資金面からも支援し、新たな収益機会を創造する。

  5. 05

    人材育成と持続的成長システムの運用

    個の自律的成長と組織の成長を調和させる「持続的成長システム」を運用。採用・育成・評価の人事戦略を実行し、マトリックス組織運営により全社的な戦略立案と実行を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で1,089人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は975万円で、7期前と比べて+53.2%平均年齢は38.1歳、平均勤続年数は7.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月63735.54.5770
2020年3月67236.35.0790
2021年3月80436.55.6811
2022年3月82637.35.8827
2023年3月86637.86.3874
2024年3月91138.26.8957
2025年3月94938.27.01,017403
2026年3月97538.17.21,089340

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率90.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)50.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 3 / 海外 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都千代田区307百万円
全セグメント合計
主な関係会社
  • 海外
    YAMADA Consulting Group Asia Pte. Ltd.(注)2
    Shenton Way Singapore
    議決権100.0%
  • 海外
    YAMADA Consulting & Spire Singapore Pte.Ltd.(注)3
    Shenton Way Singapore
    議決権100.0%
  • 海外
    山田商務諮詢(上海)有限公司
    中国上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    YAMADA Consulting & Spire(Thailand)Co.,Ltd. (注)4
    Bangkok Thailand
    議決権49.0%
  • 海外
    YAMADA Consulting & Spire Vietnam Co.,Ltd.
    Ho Chi Minh City Vietnam
    議決権100.0%
  • 海外
    Yamada Consulting Group USA Inc.(注)2
    Los Angeles U.S.A
    議決権100.0%
  • 海外
    Takenaka Partners LLC (注)3
    Los Angeles U.S.A
    議決権100.0%
  • 国内
    相続あんしんサポート㈱
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    山田インベストメント㈱
    東京都千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    ピナクル㈱
    東京都港区
    議決権70.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    被服管理コンサル業務
    海上保安庁 · 2025-07-11
    1,528万円
  • 調達
    令和4年度日本産長粒種米プロジェクトにおける国内生産の構築と輸出の可能性調査委託事業
    農林水産省 · 2022-09-28
    998万円
  • 調達
    令和3年度日本産バスマティ米プロジェクトにおける国内生産の構築と輸出の可能性調査委託事業
    農林水産省 · 2021-08-26
    810万円
  • 補助金
    国民健康保険組合療養給付費補助金
    厚生労働省 · 2022-03-18
    6,657万円
  • 補助金
    職業転換訓練費交付金
    厚生労働省 · 2022-08-25
    6,624万円
  • 補助金
    令和4年度里親養育包括支援(フォスタリング)機関職員研修事業
    厚生労働省 · 2022-09-06
    3,411万円
  • 補助金
    令和3年度里親養育包括支援(フォスタリング)機関職員研修事業
    厚生労働省 · 2022-03-23
    3,410万円
  • 補助金
    令和2年度里親養育包括支援(フォスタリング)機関職員研修事業
    厚生労働省 · 2021-03-10
    3,323万円
  • 補助金
    令和4年度養子縁組民間あっせん機関職員研修事業
    厚生労働省 · 2022-09-06
    2,041万円
  • 補助金
    令和3年度養子縁組民間あっせん機関職員研修事業
    厚生労働省 · 2022-03-23
    2,040万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は267億円営業利益37億円前期と比べると増収減益で、売上が+17.1%、利益が-9.8%。

売上高
+17.1%
267億円
営業利益
-9.8%
37億円
純利益
+0.0%
29億円
営業利益率
13.9%
前期比 -4.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高269億円267億円
営業利益45億円37億円
純利益29億円29億円
1株あたり配当¥77¥77

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は64億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.5%、営業利益は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q425
2024年1Q54611.15
2024年2Q611016.48
2024年3Q551221.88
2024年4Q528
2025年2Q1242923.419
2025年4Q1041211.510
2026年2Q1342115.714
2026年4Q1331612.015
2027年1Q641015.66

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は68億円から267億円へ3.9倍に増えた。直近期の営業利益率は13.9%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
山田ビジネスコンサルティング㈱が山田MTSキャピタル㈱を吸収合併
2013年3月68148
山田ビジネスコンサルティング㈱京都事務所開設(現当社京都支店)
2014年3月781816
山田FAS㈱広島事務所開設(現当社広島支店)
2015年3月852214
山田ビジネスコンサルティング㈱が海外コンサルティングへの本格進出の足掛かりとして、アジア地場の市場リサーチファームのSPIRE Research and Consulting Pte Ltd.(現YAMADA Consulting & Spire Singapore Pte.Ltd.)を買収し子会社とする。
2016年3月912113
相続手続サポート業務の事業拡大を図るため、相続あんしんサポート㈱を設立
2017年3月1082315
2018年3月1312919
2019年3月1342416
2020年3月1362212
2021年3月1532314
2022年3月1462617
2023年3月1652921
2024年3月2223729
2025年3月228414118.029
2026年3月267373713.929

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高267億円のうち、営業利益として残るのは37億円13.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は29億円、売上の10.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金23.2%62億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金62.9%168億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.9%37億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
76.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.3pt
13.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.8pt
10.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.4pt
15.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−21億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは−42億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は102億円で、売上の4.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−6−6435
2014年3月14−5−8936
2015年3月20−11−7938
2016年3月97−71647
2017年3月275−73271
2018年3月14−3−71175
2019年3月17−5−91279
2020年3月−12−3−4−1561
2021年3月330833102
2022年3月2−1−8197
2023年3月2−3−5−192
2024年3月383−384197
2025年3月−2−81−1089
2026年3月−21−2152−42102

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は332億円。このうち返さなくてよい自己資本が239億円で、自己資本比率は59.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月77621578.5
2014年3月84741087.1
2015年3月99811881.9
2016年3月104881684.2
2017年3月117962181.7
2018年3月1321082481.3
2019年3月1321161687.0
2020年3月1501203078.9
2021年3月1691274274.4
2022年3月1841384674.0
2023年3月2021505273.4
2024年3月2081713780.1
2025年3月2351864976.8
2026年3月3322399359.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
105億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
164億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
93億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率28 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中105位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中208位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
59.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
17.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,772で、1年前と比べて+3.0%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥1,772-1.3%1ヶ月+7.3%1年+3.0%時価総額353億円
過去52週の値幅
安値¥1,590高値¥1,901

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.7倍
PER (会社予想)11.7倍
PBR1.72倍
配当利回り4.35%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは11.2倍で業界平均22.2倍を下回り割安。PBRも1.64倍と業界平均2.35倍を下回る。ROE15.2%と良好で配当利回り4.53%は業界平均1.66%を大きく上回るが、配当性向74.6%と高く維持に注意。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.7倍23.4倍
PER (予想)11.7倍
PBR1.72倍3.51倍
ROE15.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり77で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.35%。

年間配当
¥77
1株あたり
配当利回り
4.35%
いまの株価に対して
配当性向
74.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3466.0
2018年3月98190.494.6
2019年3月46−53.112.1
2020年3月460.087.2
2021年3月37−19.6142.9
2022年3月4624.363.7
2023年3月5621.758.7
2024年3月7635.769.8
2025年3月771.368.2
2026年3月770.074.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥77

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,358人。区分でいちばん多いのは個人・その他48.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.6%を占め、残る53.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他35.534.934.334.534.548.3
事業法人42.544.849.449.650.139.5
金融機関11.310.59.98.19.37.2
外国法人9.38.54.26.44.33.7
自己株式4.54.44.34.24.03.5
証券会社1.41.32.21.51.91.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社日本マネジメント・アドバイザリー・カンパニー35.40
02光通信KK投資事業有限責任組合6.28
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.40
04UHPartners2投資事業有限責任組合4.90
05宮崎 信次2.33
06山田コンサル社員持株会2.32
07和田 成史1.84
08PERSHING-DIV.OF.DLJ SECS.CORP.1.57
09株式会社ユニバーサルエッジ1.32
10山田CG役員持株合同会社1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−7%、1株純資産は14期で−18%。直近期のROEは15.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1631,25413.69.464.4
2014年3月3371,51924.26.087.8
2015年3月2871,69617.812.091.0
2016年3月2721,84515.410.467.8
2017年3月8050516.414.966.0
2018年3月9856618.234.194.6
2019年3月8460514.327.312.1
2020年3月6562410.514.687.2
2021年3月7366211.416.3142.9
2022年3月9071713.013.063.7
2023年3月11177914.813.758.7
2024年3月15087218.111.969.8
2025年3月15194416.611.568.2
2026年3月1511,03515.210.874.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額286百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
西口泰夫取締役会長8273,100
増田慶作取締役社長 事業統括担当(代表取締役)65173,000
辻剛専務取締役 事業統括担当5340,000
布施麻記子取締役 広報担当71146,900
首藤秀司取締役 管理本部長6712,400
永長正士取締役(監査等委員)694,700
山﨑達雄取締役(監査等委員)69
岩品信明取締役(監査等委員)54500
Nagisa Vivien Usui取締役(監査等委員)66
住澤整取締役(監査等委員)60
土谷晃浩取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)523423447
社外取締役4525213

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容677字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社21社により構成されており、コンサルティング事業、投資事業の2事業を展開しております。 当社グループ(当社及び主要な連結子会社)の主たる事業は次のとおりであります。 なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 事業区分   事業内容   会社名 コンサルティング事業   経営コンサルティング事業 M&Aアドバイザリー事業 事業承継コンサルティング事業 不動産コンサルティング事業   当社 ピナクル㈱ 相続あんしんサポート㈱ 山田商務諮詢(上海)有限公司 YAMADA Consulting & Spire(Thailand)Co.,Ltd. YAMADA Consulting & Spire Vietnam Co.,Ltd. Yamada Consulting Group USA Inc. YAMADA Consulting & Spire Singapore Pte.Ltd. Takenaka Partners LLC 他6社 投資事業   未上場株式投資事業 不動産投資事業 米国不動産関係ファンドを投資対象としたファンド・オブ・ファンズ形式のファンドを運営するファンド事業   山田インベストメント㈱ キャピタルソリューション四号投資事業有限責任組合 キャピタルソリューション伍号投資事業有限責任組合 山田インベストメント壱号投資事業有限責任組合 YAMADA Income Fund,L.P. 他2社
経営方針・対処すべき課題5,218字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「健全な価値観」「社会貢献」「個と組織の成長」を基本理念として掲げ、高付加価値情報を創造・提供し、顧客の発展ひいては社会の発展に貢献することにより「存在する意義のある組織」であり続けることを目指しております。 当社グループでは「健全な価値観」に基づく組織風土を保持し続けることを最重要経営課題と認識しており、その浸透に常に努めております。 今後も健全な成長・発展を継続することにより「存在する意義のある組織」として社会貢献を目指してまいります。 (2) 経営戦略等(セグメント別の経営方針及び今後の見通し) ①コンサルティング事業 2027年3月期より事業分野区分の見直しを行うことといたしました。 当社のM&Aサービスは、顧客の課題解決の手段の一つとして位置づけております。事業や拠点を横断する体制で経営者に継続的に寄り添い、経営者のあらゆる課題解決をサポートする会社を目指しています。そして、顧客が課題解決策としてM&Aを検討する際は、それが成功裡に終わるようコンサルティングとM&Aの一体運営を推進してまいりました。今後、当該戦略をさらに推進し、より付加価値の高いM&Aサービスを提供するため、M&Aアドバイザリー事業を各コンサルティング事業に統合することといたしました。また、海外コンサルティング事業は、従来、各コンサルティング事業の中に含めておりましたが、当社のコンサルティング事業全体における海外案件の比率が高まっていること、並びに今後さらなる成長が見込まれることから、海外コンサルティング事業を独立して管理することといたしました。 したがって、2027年3月期から当社のコンサルティング事業(セグメント)における事業分野は、「事業戦略コンサルティング事業」、「資本戦略コンサルティング事業」、「海外コンサルティング事業」、「不動産コンサルティング事業」の4区分といたします。 <事業戦略コンサルティング事業> 生産年齢人口の減少や人手不足を背景に、組織・人材戦略とDXによる業務プロセス改革や生産性向上は重要な経営課題であり、持続的成長に向けた経営コンサルティングのニーズは堅調です。引き続き、当社は経営戦略、事業戦略、M&A戦略、IT戦略、組織・人材戦略、人事制度、人材育成等を一貫して支援していくことで、顧客企業と長期的な伴走関係を構築してまいります。加えて、足元でニーズが増加している業界再編・アライアンス支援による業界横断での最適化や企業間連携の構築と、国内だけでなく海外も含めて業界に特化したソリューションの高度化に注力してまいります。 事業再生に関しては、コロナ禍の制度融資を発端とした過剰債務問題や、原材料・水道光熱・人件費の高騰など外部環境の変化により、企業は本業(PL)改善及び財務安定化により早期に取り組む必要性が高まっており、相談件数は引き続き増加しています。また、地域内で複数の関連企業が同時に経営課題を抱える事例が増え、個別企業にとどまらない地域・業界単位での面的再生へのニーズも高まっています。加えて、上場企業からの資本効率向上の要請に伴い、子会社等の業績改善や業界を巻き込んだ再編ニーズも活発化しています。当社は各コンサルティング事業部門間の連携を一層強化し、財務再生にとどまらず、収益力向上、組織変革、さらには地域・業界を巻き込んだ再生スキーム構築まで伴走する当社ならではの総合的な事業再生・成長支援を強化してまいります。 上記の持続的成長に向けた業界再編・アライアンス支援や、事業再生を発端とした地域・業界を巻き込んだ再編といった多様なM&Aニーズに対し、オリジネーション段階からM&A後のPMI(統合支援)までを見据えて、現場に立脚した一貫した実行支援を行うことにより顧客の事業価値向上に貢献してまいります。 <資本戦略コンサルティング事業> 事業承継に関する相談及び受注件数は、引き続き堅調に推移しております。 事業承継はオーナー企業を中心とする企業経営者が必ず直面する課題です。事業承継には、親族内承継・MBO・M&A等様々な選択肢がありますが、当社には税務・法務・財務の専門的知識を持つ人材が多数在籍しており、これに事業面に詳しいコンサルタントが連携して、事業承継に関する課題を網羅的に把握した上で、複数のシナリオを提案し、顧客とともに最適策を検討・実行支援する体制を強みとしています。 当社のFAS部門では、主に中堅上場企業に対して、M&Aアドバイザリーや企業価値向上コンサルティングを行っています。昨今は、アクティビスト(物言う株主)対応や、同意なき買収提案に関する相談が増えてきており、こうした経営上の“悩み”に近いところもサポートしています。加えて、中堅上場企業にはオーナーの事業承継課題を抱えている例も多く、企業の資本政策とオーナー個人の事業承継課題をワンストップで解決することで付加価値向上を図ります。 また、経営者とともに事業承継という課題解決に向き合う中で、持続的成長コンサル・国内外における不動産活用・海外における事業展開など様々な経営課題の相談をいただいております。引き続き、経営者との強固な信頼関係に基づき、様々な経営課題やオーナー経営者の資産に関する相談に対応し貢献することが、コンサルティング事業のみならず投資事業を含めた当社全体の収益基盤の強化につながると考え、他部門との連携により注力してまいります。 <海外コンサルティング事業> 海外コンサルティング事業は、クロスボーダーM&Aや大手日本企業の海外展開ニーズを中心に堅調に推移しています。 東南アジア及び南アジア市場の成長に伴い、これら地域からの相談が増加しており、当社は各国拠点と日本拠点が連携し、一体となって顧客に向き合うことで高品質なサービスをもって顧客に貢献します。具体的には、各国拠点で高度な役務を担える人材の採用・育成を進めるとともに、グローバルな業務連携体制を強化します。加えて、2026年3月期に日系企業のインド進出やクロスボーダーM&Aに強みを持つ㈱マナスコーポレートパートナーズを子会社化したことにより、インド市場におけるM&Aアドバイザリーの専門性及び人的ネットワークも含めた人材力を強化し、当社グループのグローバルネットワークを拡大しました。今後も日本、アジア、米国との連携を強みに、顧客の海外展開を支援してまいります。 <不動産コンサルティング事業> 不動産市況全般は引き続き堅調に推移しておりますが、高値で推移するエリアと下落傾向にあるエリアの二極化が顕著になりつつあります。その中、足元では、提携会計事務所からの相談が増加しており、特に売却、有効活用及び富裕層の購入ニーズが旺盛です。 高単価の富裕層の購入ニーズにおいては、紹介可能な物件の情報量を増加させるべく同業とのネットワーク強化に注力することで成約件数の増加を目指します。一方、案件単価の低い売却案件や長期間を要する有効活用案件に関しては、引き続き選別受注を意識することで、働き方改革・業務効率の向上を目指します。 ②投資事業 当社の投資事業は3つの事業から成ります。顧客企業の資本政策・事業承継等の課題解決のひとつとして企業の株式に投資をする「未上場株式投資事業」、底地や共有持分となっている物件など次世代に承継する際に敬遠されがちな換金性の低い不動産に投資をする「不動産投資事業」、そして、米国不動産関係ファンドを投資対象としたファンド・オブ・ファンズ形式のファンドを運営する「ファンド事業」です。 <未上場株式投資事業> 未上場株式投資事業では、資本構成の再構築が必要な顧客に対し、各種コンサルティングとともに資金的なソリューションを提供することで、資本政策上の課題解決と企業の持続的発展サポートを行っております。 引き続き、経営陣に寄り添う伴走者・信頼されるパートナーとして、新規案件発掘により一層注力してまいります。また、投資済みの案件については、従来通り定期的なモニタリング活動を継続し、必要に応じて、当社の経営コンサルティング機能を活用して包括的な支援を行うことで、既投資先の企業価値向上に貢献してまいります。 <不動産投資事業> 不動産投資事業では、底地等の換金性の低い不動産を所有する顧客が抱える煩雑な管理や承継への悩みを資金面から解決しています。投資後、時間をかけて権利関係を調整し付加価値の高い不動産に生まれ変わらせることで、よりよい街づくりにも寄与していきます。 新規投資先については金融機関及び不動産仲介会社からの紹介が順調です。引き続き、中長期にわたり安定した利益が見込める基盤となるよう、豊富な候補先情報の中から厳選して投資を実行し、同時に投資物件の売却にかかる体制の強化にも努めてまいります。 <ファンド事業> ファンド・オブ・ファンズ方式での組成・運用を主軸としたファンド事業を前期から開始いたしました。独立した立場から『機関投資家向けプロファンド』への投資機会を確保し、米国不動産関係を中心とした複数の優良ファンドについてポートフォリオを形成・運用しています。 当社は運用者であると同時に投資家として自己資金も出資し、お客様と同じ立場で責任あるコミットメントを明確にしています。 複数ファンドへの出資によるリスク分散、独立した選定プロセス、厳格なデューデリジェンスと継続的なモニタリングを通じて、責任ある運用を徹底し、顧客の長期的な資産形成に寄与してまいります。 (3) 持続的成長に向けた人材育成と働き方改革 2026年3月期の重点施策の内容及び取組み状況は、第2「事業の状況」2「サステナビリティに関する考え方及び取組」(2)「人的資本経営への取組(人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針)」に記載のとおりであります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 社員一人一人の成長が組織の成長につながりますので、「個の成長」を最重要課題と認識し経営してまいりました。この方針は今後も継続してまいります。 また、中長期的には利益の極大化を図り当社グループとしての企業価値を高めることが重要と認識しておりますので、今後も資本運用効率を測る尺度としての「自己資本利益率(ROE)」20%を目標としております。 なお、ROE20%は将来に関する経営目標ではありますが、将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループのセグメント別の対処すべき事業上及び財務上の課題は次のとおりであります。 ①コンサルティング事業 コンサルティング事業における戦略は、顧客生涯価値(LifeTime Value)を最大化することが事業モデルにおける強みであり、顧客のあらゆる経営課題に対応するため、総合的なコンサルティング事業のクロスセル等を行うことで顧客ロイヤリティの向上を図り、今後も新たな事業、サービスの展開を図っていくことであります。重点戦略は次のとおりであります。 ・個の自律的な成長と個の成果が生み出す組織の成長とを調和させることで当社の持続的成長を実現する仕組みである「持続的成長システム」の運用 ・「個と組織の持続的成長」を実現するための人材戦略の実行(採用、育成・定着、評価・活躍) ・従来から行っていた「部拠点単位」での管理に加えて「事業単位」で全社的な戦略を立案・実行する「事業推進体制(マトリックス組織運営)」の実行 ②投資事業 投資事業における戦略は、当社グループが手掛けるコンサルティング案件から発生する投資機会に積極的に関与し、コンサルティング案件にとどまらない新たな収益機会を創造していくことであります。重点施策は次のとおりであります。 ・顧客ニーズに応じるべく、事業承継支援を目的とする未上場株式への投資を行う「未上場株式投資事業」、底地や共有持分となっている物件等次世代に承継する際に敬遠されがちな換金性の低い不動産に投資する「不動産投資事業」に加え、富裕層・機関投資家向けの様々な資産サポート事業への積極的取り組み ・投資規模の大型化に対応すべくガバナンス体制を強化 ・総合的な管理運営体制の構築・運用
事業等のリスク2,148字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) コンサルティング事業における人材の確保及び育成 当社グループのコンサルティング事業においては、その性質上、事業拡大に応じてコンサルタントの増員を図る必要があります。当社グループでは各分野での豊富な経験を持つ優秀な人材を積極的に採用し、かつ幅広い視野をもつコンサルタント育成のために新卒採用も行い、社内教育プログラムを充実させることにより人材の確保及び育成を行っております。また、業務効率化、生産性向上のために、データ処理・情報分析等を行う人材の採用も積極的に行っております。 今後も優秀な人材を積極的に採用・育成していく方針でありますが、当社グループの求める人材の確保が図れない場合は、コンサルティング事業拡大の制約となる可能性があります。 (2) 未上場株式投資事業について 当社グループでは、未上場株式投資事業としてキャピタルソリューションファンド等の投資事業有限責任組合を運営管理しており、未上場会社をターゲットとした株式投資を行っております。 そのため投資先企業の業績状況、株式評価、株式売却状況によっては当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ただし、当社グループが運営管理する投資事業有限責任組合は、優良な中堅・中小企業の事業承継をサポートするミドルリスク・ミドルリターンを追求するファンドであり、大手金融機関等の協力のもと、投資リスクを最小限に抑えながら慎重に投資案件を発掘しております。 (3) 不動産投資事業について 当社グループでは、底地や共有持分となっている物件等、換金性の低い不動産に投資する不動産投資事業を行っており、当連結会計年度末における販売用不動産残高は4,276,395千円となっております。 不動産市況の悪化等の外部環境の変化により、保有不動産の評価額が下落した場合、または想定した時期・価格での売却が困難となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、引き続き案件の厳選と適切な売却体制の整備に努めてまいります。 (4) ファンド事業について 当社グループでは、米国不動産関係ファンドを投資対象としたファンド・オブ・ファンズ形式のファンド事業を行っており、当連結会計年度末における投資残高は3,966,302千円(うち当社グループ出資割合18.5%)となっております。当該ファンドの資金の80%超は当社グループ外の外部出資者によるものであります。 投資先ファンドの運用成績は、米国不動産市場の動向、金利水準の変動、為替相場の変動その他の経済的・政治的環境の変化に影響を受けます。これらの要因により、投資先ファンドの評価額が下落した場合や、当初想定した分配が得られない場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループは、独立した選定プロセス及び継続的なモニタリングを通じて、これらのリスクの低減に努めております。 (5) 顧客情報の管理について 当社グループは事業の性格上、顧客の機密情報や個人情報を取り扱う場合があります。そのため、グループリスク管理・コンプライアンス委員会の主導により、当社グループにおいてプライバシーポリシー、セキュリティポリシーを制定するとともに役職員に対する研修会等の実施により、情報管理には細心の注意を払い、社内管理の徹底を図っておりますが、万一、何らかの事情でこれらの情報が外部に漏洩した場合には、社会的信用の低下等により当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 法令・規制について 「第二種金融商品取引業、投資運用業」の登録は「投資事業」を行う上で必要不可欠です。「宅地建物取引業者」は「不動産コンサルティング事業」を行う上で必要不可欠な免許になります。また、「コンサルティング事業の教育研修業務」におきましても、一部ではありますが講師派遣のために「一般労働者派遣事業」は必要な許認可になります。 登録・許認可を取り消されるような事態になった場合は各事業の業務遂行に支障をきたすことになり、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 業績の変動について 当社の事業はコンサルティングが中心であり、多くのクライアントと取引を行っております。近年、コンサルティング案件の大型化や複雑化により利害関係者が多く関与し役務提供完了が長期化する傾向にあり、また、その結果、報酬額が契約当初の予定から変動する案件も増加傾向にあります。案件進捗管理の徹底により案件対応能力の強化を行っておりますが、何らかの事情により大型成功報酬等の計上時期が、四半期又は事業年度を超えて遅延した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,326字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 (a)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて9,759,529千円増加し33,230,057千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて4,419,170千円増加し9,309,671千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて5,340,358千円増加し23,920,386千円となりました。 (b)経営成績 当社グループの当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日)の経営成績は、売上高26,711,875千円(前期比17.3%増)、売上総利益20,500,628千円(同5.5%増)、営業利益3,740,759千円(同9.4%減)、経常利益3,712,359千円(同9.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,895,210千円(同0.4%増)となりました。 当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績の概況は、次のとおりであります。 (コンサルティング事業) 当連結会計年度におけるコンサルティング事業の経営成績は、売上高21,183,400千円(前期比4.0%増)、売上総利益18,960,942千円(同4.2%増)、営業利益2,584,066千円(同18.6%減)となりました。 (投資事業) 当連結会計年度における投資事業の経営成績は、売上高5,550,661千円(前期比130.2%増)、売上総利益1,542,148千円(同24.9%増)、営業利益1,159,155千円(同21.5%増)となりました。 (注)コンサルティング事業の売上高にはセグメント間の内部売上高22,186千円、投資事業の売上原価にはセグメント間の内部売上原価19,724千円が含まれております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが2,099,647千円の資金減、投資活動によるキャッシュ・フローが2,060,330千円の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが5,221,495千円の資金増となったこと等から、全体では1,310,952千円の資金増(前期は817,406千円の資金減)となりました。その結果、当連結会計年度末の資金残高は10,249,052千円になりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の減少は、2,099,647千円(前期は165,157千円の資金減)となりました。 これは、税金等調整前当期純利益が3,811,123千円あったこと、その他の資産の減少額299,707千円等の資金増加要因があったものの、営業投資有価証券の増加額4,093,626千円(主として未上場株式投資事業での株式投資実行及びファンド・オブ・ファンズでの投資実行)、棚卸資産の増加額906,269千円(主として不動産投資事業での販売用不動産の投資実行)、法人税等の支払額1,229,077千円等の資金減少要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、2,060,330千円(前期は793,206千円の資金減)となりました。 これは、投資有価証券からの分配による収入138,084千円等の資金増加要因があった一方で、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,137,239千円、敷金及び保証金の差入による支出477,740千円、投資有価証券の取得による支出341,013千円、有形固定資産の取得による支出290,039千円等の資金減少要因があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の増加は、5,221,495千円(前期は87,672千円の資金増)となりました。 これは、配当金の支払額1,471,546千円等の資金減少要因があった一方で、短期借入金の増加額3,296,000千円、非支配株主からの出資受入による収入3,397,049千円(主としてファンド・オブ・ファンズの当社グループ外出資者からの出資受入)等の資金増加要因があったことによるものであります。 (2) 仕入、販売及び営業投資活動の実績 ①仕入実績 コンサルティング事業の仕入(外注等)実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前連結会計年度比 (%) コンサルティング事業   2,223,284   102.5% ②販売実績 コンサルティング事業の販売(役務提供)実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   前連結会計年度比 (%) コンサルティング事業   21,183,400   104.0 (注)当連結会計年度のコンサルティング事業売上高には、セグメント間の内部売上高22,186千円が含まれております。 ③営業投資活動の実績 当社グループの投資事業では、投資事業有限責任組合等による未上場株式投資事業、不動産投資事業、ファンド・オブ・ファンズ形式のファンドを運営するファンド事業を行っております。営業投資活動の実績は次のとおりであります。 ・総投資残高 (単位:千円) 事業の名称   前連結会計年度末 2025年3月31日   当連結会計年度末 2026年3月31日 未上場株式投資事業   7,004,398   7,131,722 不動産投資事業   1,400,952   4,276,395 ファンド事業   -   3,966,302 (3) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて9,759,529千円増加し33,230,057千円となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末の流動資産残高は、前連結会計年度末に比べて8,891,006千円増加し29,039,500千円となりました。主な増加項目は次のとおりであります。 ・現金及び預金1,367,365千円増加(当連結会計年度末残高10,514,480千円) ・売掛金510,199千円増加(当連結会計年度末残高2,079,473千円) ・営業投資有価証券4,093,626千円増加(当連結会計年度末残高11,098,024千円) 営業投資有価証券は未上場株式投資事業における株式投資残高及びファンド事業におけるファンド投資残高であります。当連結会計年度における営業投資有価証券の増加は、主として当連結会計年度より投資運用を本格的に開始したファンド事業での投資実行によるものであります。 ・販売用不動産2,875,442千円増加(当連結会計年度末残高4,276,395千円) 不動産投資事業での投資実行によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末の固定資産残高は、前連結会計年度末に比べて868,522千円増加し4,190,557千円となりました。主な増加項目は次のとおりであります。 ・投資有価証券292,871千円増加(当連結会計年度末残高855,481千円) ・敷金及び保証金415,333千円増加(当連結会計年度末残高1,153,453千円) ・有形固定資産「その他(純額)」152,016千円増加(当連結会計年度末残高375,942千円) (負債合計) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて4,419,170千円増加し9,309,671千円となりました。 (流動負債) 当連結会計年度末の流動負債残高は、前連結会計年度末に比べて3,645,290千円増加し8,419,637千円となりました。主な増加項目は次のとおりであります。 ・短期借入金3,296,000千円増加(当連結会計年度末残高4,896,000千円) ・未払費用248,117千円増加(当連結会計年度末残高1,728,200千円) ・買掛金152,845千円増加(当連結会計年度末残高464,039千円) ・未払法人税等52,421千円増加(当連結会計年度末残高540,894千円) (固定負債) 当連結会計年度末の固定負債残高は、前連結会計年度末に比べて773,880千円増加し890,034千円となりました。主な増加項目は次のとおりであります。 ・繰延税金負債686,800千円増加(当連結会計年度末残高722,126千円) 主として2026年1月に株式取得により100%連結子会社となった㈲大黒ビル連結開始時の時価評価差額に対して繰延税金負債を計上したものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて5,340,358千円増加し23,920,386千円となりました。 (株主資本) 当連結会計年度末の株主資本残高は、前連結会計年度末に比べて1,608,175千円増加し19,308,309千円となりました。主な増加項目は次のとおりであります。 ・利益剰余金1,423,663千円増加(当連結会計年度末残高16,401,839千円) (非支配株主持分) 当連結会計年度末における非支配株主持分残高は、前連結会計年度末に比べて3,502,319千円増加し4,042,205千円となりました。 当社の連結子会社である「Yamada Income Fund,L.P.」(米国不動産関係を中心としたファンド・オブ・ファンズ形式のファンド)は、当連結会計年度より本格的に投資運用を開始しており、当連結会計年度末の投資残高は3,966,302千円であります。当ファンドへの当社グループ出資割合は当連結会計年度末で18.5%であり、非支配株主持分は81.5%であることから、非支配株主持分残高が大幅に増加いたしました。 ②経営成績 当社グループの当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日)の経営成績は、売上高26,711,875千円(前期比17.3%増)、売上総利益20,500,628千円(同5.5%増)となりました。 営業利益は3,740,759千円(同9.4%減)、経常利益は3,712,359千円(同9.4%減)となりました。主として人員増加・昇給等の人件費増加により販売費及び一般管理費が前期比1,469,013千円増加したことによるものであります。 親会社株主に帰属する当期純利益は2,895,210千円(同0.4%増)となりました。主として新規子会社化に伴う負ののれん発生益110,601千円を特別利益計上したこと、非支配株主に帰属する当期純利益が前期比92,588千円減少したこと(主として70%子会社のピナクル株式会社の業績変動の影響)等によるものであります。 当連結会計年度における各セグメント別の経営成績の概況は、次のとおりであります。 (コンサルティング事業) 当連結会計年度におけるコンサルティング事業の経営成績は、売上高21,183,400千円(前期比4.0%増)、売上総利益18,960,942千円(同4.2%増)、営業利益2,584,066千円(同18.6%減)となりました。 経営コンサルティング事業、事業承継コンサルティング事業がそれぞれ案件引合・受注が順調で増収・売上総利益は増益となりましたが、主として人員増及び昇給による人件費増加により販売費及び一般管理費が前期比1,366,436千円増加したことから、営業利益は減益となりました。 (投資事業) 当連結会計年度における投資事業の経営成績は、売上高5,550,661千円(前期比130.2%増)、売上総利益1,542,148千円(同24.9%増)、営業利益1,159,155千円(同21.5%増)となりました。 未上場株式投資事業において当初予定通り投資先株式の売却があったこと、不動産投資事業において販売用不動産の売却が順調だったことから増収増益となりました。 また、当連結会計年度において、米国不動産関係を中心としたファンド・オブ・ファンズ形式での組成・運用を主軸としたファンド事業による投資運用を本格的に開始いたしました。 当連結会計年度末投資残高 ・未上場株式投資事業における営業投資有価証券残高7,131,722千円 ・不動産投資事業における販売用不動産残高4,276,395千円 ・ファンド・オブ・ファンズ形式のファンド事業における営業投資有価証券残高3,966,302千円(うち当社グループ出資割合18.5%) ③経営上の目標の達成状況 当社グループは、中長期的には利益の極大化を図り当社グループとしての企業価値を高めることが重要と認識しておりますので、資本運用効率を測る尺度としての「自己資本利益率(ROE)」20%を目標としております。 当連結会計年度におけるROEは15.2%(前連結会計年度比1.3ポイント減)となりましたので、収益性・効率性を高め、目標達成に努めてまいります。 なお、ROE20%は将来に関する経営目標ではありますが、将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。 ④資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金及び設備資金につきましては、自己資金及び取引銀行からの短期借入金を充当する予定であります。当社は運転資金の効率的な調達を行うため、2026年3月末時点で取引銀行とコミットメントライン契約を総額100億円及び当座貸越契約を極度額1億円締結しており、2026年3月末時点での借入金残高は4,896,000千円であります。 当社グループの運転資金及び設備資金以外の今後の資金需要としては、投資事業における未上場株式投資及び販売用不動産投資による自己投資を予定しており、引き続き自己資金で行っていく予定であります。 (4) 重要な会計方針、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5「経理の状況」1「連結財務諸表等」(1)「連結財務諸表」「注記事項」の「重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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