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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アクセスグループ・ホールディングス

ACCESS GROUP HOLDINGS CO., LTD.7042 · Standard · サービス業

就職・進学のマッチングから販促代行まで、人と社会をつなぐ総合支援企業グループ。

概要

アクセスグループ・ホールディングスは、人財ソリューション・教育機関支援・プロモーション支援の3事業を展開する持株会社である。1982年にアクセス通信として創業し、中小企業向け合同就職説明会や大学キャリアセンターとの連携を強みに事業を拡大。2018年に東京証券取引所JASDAQに上場し、2024年には福岡証券取引所にも上場した。2026年3月期の連結売上高は約39.5億円、従業員数は130名(単体)で、グループ全体では3社を傘下に持つ。

3事業セグメントで構成する収益構造

グループは3つの事業セグメントから成る。人財ソリューション事業は新卒・若年層向けの合同就職セミナー「アクセス就活」シリーズを中心に、採用業務代行や人材紹介を提供する。教育機関支援事業は日本人・外国人留学生向け進学情報サイト「アクセス進学」「アクセス日本留学」や進学説明会を運営し、学校の広報・運営をトータルサポートする。プロモーション支援事業は自社保有の業務推進センターでキャンペーン事務局代行、クリエイティブ制作、発送代行を一括受託する。2026年3月期の売上高構成は人財ソリューション1,516百万円、教育機関支援1,120百万円、プロモーション支援1,317百万円である。

首都圏と主要都市に配置した拠点とフォーラム

グループは東京・大阪・名古屋・福岡に拠点を置く。東京都港区南青山に本社を構え、渋谷区渋谷にはアクセスネクステージ本社(2021年移転)と「アクセス渋谷フォーラム」を開設。大阪には「アクセス梅田フォーラム」(2010年開設)、名古屋には「アクセス名古屋駅前フォーラム」を2015年に開設したが、2022年に閉鎖。2024年には福岡支社を新設し、九州エリアの事業基盤を強化した。また、2022年には関西キャンペーン事務局を開設するなど、プロモーション支援事業の拠点拡充も進めている。

大学キャリアセンターとの長期リレーションを基盤とする営業モデル

人財ソリューション事業の特徴は、大学キャリアセンターとの長年にわたる関係構築にある。これにより大学内で就活サイト「アクセス就活」の会員を募集し、学内合同説明会の運営業務も受託する。また、大学とのジョイントイベント「アクセス就活LIVE」や「大学と企業との情報交換会」を開催。教育機関支援事業でも、2009年から独立行政法人日本学生支援機構の委託で外国人留学生向け進学説明会の運営を開始し、全国の日本語学校とのネットワークを構築。このリレーションが両事業の安定的な収益基盤となっている。

ストック型サービスと個別受託のバランスによる安定化戦略

グループは、景気変動の影響を受けやすいイベント事業(連合企画)と、個別の受託案件を組み合わせて収益を安定させる。人財ソリューション事業では、採用業務代行サービスが高い継続率で業績に寄与。教育機関支援事業では、寄付・募金コンサルティングや同窓会運営支援など大学の運営全般にサービスを拡大し、入試広報以外の部門からの受託を増やしている。プロモーション支援事業では、自社の業務推進センターを活用したBPO型の受託が増加し、2026年3月期にはセグメント利益108百万円と前年の損失から黒字転換した。

業界の中での役割は採用・教育・プロモーション支援サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
40億円
営業利益
2億円
営業利益率
5.0%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
人財ソリューション事業15億円38.5%1億円6.7%
プロモー ション支援 事業13億円33.3%1億円7.7%
教育機関 支援事業11億円28.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01人材(新卒採用・就職支援)主力

新卒学生や若年層向けに合同企業説明会やセミナーを開催し、クライアント企業から広告・出展収入を得る。また、採用業務代行や新卒紹介、人材紹介なども手がけ、企業の採用活動を総合支援。

主な製品・サービス3
アクセス就活(合同セミナー・イベント)
新卒学生と企業を結ぶ各種合同就職セミナー・業界研究セミナー。小規模・テーマ別・業界別など多様な企画をオンライン・対面で開催。
採用業務代行サービス
採用活動のアウトソーシング。応募管理、スカウト送信、面接調整などを自社システムと専門人財で代行。
新卒紹介サービス
自社の学生データベースやイベントを通じて、企業に新卒人材を紹介する成果報酬型サービス。

02プロモーション(販促・マーケティング)主力

クライアント企業の販売促進活動を総合支援。キャンペーン事業局の運営代行、クリエイティブ制作・印刷・発送、テレマーケティング、デジタルプロモーション(Web制作・広告運用)などを一括提供。

主な製品・サービス4
キャンペーン事業局代行
応募受付、抽選、当選品発送までキャンペーン運営を一括代行。データ管理や問い合わせ対応も含む。
クリエイティブ制作・印刷・発送
DM、パンフレット、ノベルティなどの販促物を企画・制作し、発送やポスティングまで対応。
テレマセンター
インバウンド・アウトバウンドの電話応対サービス。キャンペーン関連の顧客対応を担う。
デジタルプロモーション
プロモーション用Webサイトの企画・制作、動画制作、SNS広告・リスティング広告、デジタルギフトなど。

03教育(学校法人・教育機関)準主力

大学・専門学校などの学生募集を支援。日本人・外国人留学生向けの進学説明会やWeb情報サイトを運営し、出展・広告収入を得る。また、学校広報の企画制作や業務代行、寄付募金のコンサルティングも提供。

主な製品・サービス3
アクセス進学
日本の学校を目指す日本人向けの進学情報サイト。進学説明会などのイベントも開催。
アクセス日本留学
外国人留学生向けの進学情報サイトと進学説明会。日本国内の日本語学校とも連携。
教育機関向け業務代行
オープンキャンパス運営、Web出願システムの提供、アンケート集計など教育機関の業務を幅広く代行。

製品と技術

「アクセス就活」ブランドの合同就職セミナーシリーズ

人財ソリューション事業の主力商品は、中小規模の合同就職セミナー「アクセス就活フェア」である。出展企業数を限定し、学生と企業のマッチング精度を高める企画が特徴。他にも、就活解禁前のキャリア育成を支援する「アクセス就活キックオフ」、業界別・テーマ別の「アクセス就活FOCUS」、大学キャリアセンターと連携した「アクセス就活LIVE」、体育会学生向け「アスリートセミナー」など、多様なニーズに対応する。これらのセミナーは対面とオンラインの両方で開催され、年間を通じて機動的に企画される。

外国人留学生向け進学プラットフォーム「アクセス日本留学」

教育機関支援事業では、外国人留学生向けの進学情報サイト「アクセス日本留学」と、年数回開催する「アクセス日本留学フェア」を運営する。2009年に日本学生支援機構から運営事務局を初受託して以来、日本の法務省告示校のほぼすべてと連携。イベントでは日本語学校と連携し、留学生に進学情報を提供する。また、サイトでは学校検索や出願情報を掲載し、クリエイティブ制作や学校案内の多言語化も請け負う。この分野は国内トップシェアを握るデータベースを強みとしている。

業務推進センターを核としたプロモーションBPO

プロモーション支援事業の要は、自社で保有するセキュリティルーム付きの業務推進センターである。ここでキャンペーン事務局代行、発送代行、コールセンター、データ管理を一貫して行う。特に、広告代理店や消費財メーカーからのキャンペーン案件は複雑なオペレーションが求められ、参入障壁が高い。2022年には関西キャンペーン事務局を開設し、受託能力を拡大。デジタルプロモーションでは、SNS広告や位置情報活用型DSP広告、デジタルギフトなども扱い、アナログとデジタルの両面からソリューションを提供する。

採用業務代行とアセスメントツールの内製化サービス

人財ソリューション事業では、採用活動の専門人財とシステムを組み合わせた採用業務代行サービスを内製化している。応募受付、スカウト、面接調整などの業務をセキュリティルーム内で代行し、高い取引継続率を誇る。また、アセスメントツールの提供や新卒紹介サービスも展開。2025年からは体育会学生向けマッチングサービスを本格化し、理系人材や外国人留学生向けの特化型人材紹介も強化。ダイレクトリクルーティングサービスも提供し、成果報酬型のニーズに応えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

少人数体制の成長企業、収益安定化が焦点

当社はサービス業に属し、人材派遣や業務請負などを手がける企業と推測される。売上高は2024年3月期の35億円から2026年3月期には40億円と緩やかに増加しており、小規模ながら安定成長している。同業他社のジンジブやイシンと比較すると、売上規模では大きく及ばないものの、営業利益率は5.56%から5.0%とやや低下したが、5%程度を維持しており、一定の収益性を確保している。ライバルであるダイブグループやマテリアルグループと比べ、規模では劣るが、利益率では遜色ない。内需中心で、経済変動の影響を受けやすい。

強み

  • 売上高が緩やかに増加し、営業利益率5%を維持。
  • 少人数体制で固定費が抑えられている可能性。
  • 特定サービス分野に特化し、差別化の可能性。
  • 急拡大ではなく、着実な成長を志向。

課題

  • 売上高40億円と小さく、競争力の点で課題。
  • 営業利益率5%と高くなく、改善の余地。
  • 国内市場中心で、海外展開や外需獲得が未着手。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がアクセスグループ・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
17042アクセスグループ・ホールディングス24億円14.0倍
24650SDエンターテイメント24億円11.2倍
36548旅工房24億円15.3倍
42435シダー24億円4.5倍
59342スマサポ24億円32.8倍
6142Aジンジブ24億円13.3倍
77083AHCグループ23億円263.2倍
89244デジタリフト23億円11.7倍
9195AMUSCAT GROUP23億円
106085アーキテクツ・スタジオ・ジャパン23億円
112479ジェイテック22億円13.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

就職広報と学校広報に参入した1980年代

1982年10月、東京都で株式会社アクセス通信(資本金500万円)として創業。翌1983年10月には就職広報事業(現・人財ソリューション事業)に参入し、新卒学生向けの情報提供を開始。さらに1987年7月には学校広報事業(現・教育機関支援事業)に進出し、教育機関の学生募集支援に乗り出した。この二つの事業が、現在のグループの中核となる。1989年には本社を千代田区四番町に移転し、事業拡大の基盤を固めた。

持株会社体制への移行と事業分割(2000年代後半)

2009年4月、有限会社エーシーエス(1990年設立)を株式会社アクセスホールディングスに組織変更。同年5月には同社を完全親会社、アクセスコーポレーション(旧・アクセス通信)を完全子会社とする株式交換を実施し、持株会社制に移行した。2009年10月には採用広報事業をアクセスヒューマネクストに分割、2010年10月には学校広報事業をアクセスリードに分割。2012年にはプロモーション支援を担う子会社としてキャンペーン事務局(現・アクセスプログレス)を設立し、3事業の専門子会社体制が整った。

東西にフォーラムを開設し全国展開を加速

2010年12月、大阪に「アクセス梅田フォーラム」を開設し、関西エリアでの就職イベント拠点を確保。2011年3月には「アクセス渋谷フォーラム」を開設し、首都圏での開催能力を増強。2015年11月には「アクセス名古屋駅前フォーラム」を開設し、中部エリアにも進出。これらのフォーラムは合同企業説明会やセミナーの会場として活用され、グループのイベント事業の基盤となった。一方、2021年2月には青山フォーラムを閉鎖し、渋谷フォーラムに統合。2022年9月には名古屋駅前フォーラムを閉鎖するなど、拠点の効率化も進めている。

東京・福岡の二市場上場と資本業務提携(2018~2025年)

2018年11月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年4月の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。さらに2024年8月、福岡証券取引所本則市場に上場し、九州エリアでの認知度向上と資金調達手段の拡充を図った。2025年1月には、ディスクロージャー・IR実務支援を行うプロネクサスと資本業務提携を締結。これにより、採用広報ツールの共同提案やIR体制の強化を進め、成長基盤の拡大を目指している。

子会社再編によるグループ事業の効率化

2020年4月、アクセスヒューマネクストがアクセスリードを吸収合併し、商号をアクセスネクステージに変更。これにより人財ソリューション事業と教育機関支援事業を一つの子会社に統合し、両事業間のシナジー創出を容易にした。2014年にはキャンペーン事務局をアクセス業務推進センターに社名変更後、アクセスプログレスに吸収合併。2021年3月にはアクセスネクステージ本社を渋谷クロスタワーに移転し、業務効率を向上させた。これらの再編により、グループは3社体制で事業運営を行っている。

年表31件を開く

1980年代

  • 1982年10月創業株式会社アクセス通信(資本金5百万円)を設立。
  • 1983年10月株式会社アクセス通信、就職広報事業(現採用支援事業)に参入。
  • 1987年7月株式会社アクセス通信、学校広報事業(現教育機関支援事業)に参入。
  • 1989年9月株式会社アクセス通信、本社を東京都千代田区四番町に移転。

1990年代

  • 1990年4月創業有限会社エーシーエス(現株式会社アクセスグループ・ホールディングス(提出会社))を設立。
  • 1996年12月株式会社アクセス通信、本社を東京都千代田区五番町に移転。資本金を1億円に増資。
  • 1998年7月株式会社アクセス通信、就職情報会社・株式会社メディア21の営業権を取得。

2000年代

  • 2002年1月株式会社アクセス通信、プライバシーマークを取得。
  • 2003年12月商号変更株式会社アクセス通信を株式会社アクセスコーポレーションに商号変更、本社を東京都港区赤坂に移転。
  • 2007年7月株式会社アクセスコーポレーション、本社を現在の東京都港区南青山に移転。同時にアクセス青山フォーラムを開設。
  • 2009年4月有限会社エーシーエスを株式会社アクセスホールディングスに組織変更。
  • 2009年5月M&A株式会社アクセスホールディングスを完全親会社、株式会社アクセスコーポレーションを完全子会社とする株式交換を実施し、持株会社制に移行。(当社資本金1億円)
  • 2009年10月株式会社アクセスコーポレーション、採用広報事業(現採用支援事業)を株式会社アクセスヒューマネクストに分割分社化。

2010年代

  • 2010年10月商号変更株式会社アクセスコーポレーションを株式会社アクセスプログレスに商号変更。学校広報事業(現教育機関支援事業)を株式会社アクセスリードに分割分社化。
  • 2010年12月アクセス梅田フォーラムを開設。
  • 2011年3月アクセス渋谷フォーラムを開設。
  • 2012年4月株式会社アクセスプログレス、東京都港区南青山に、子会社として株式会社キャンペーン事務局を設立。
  • 2013年2月商号変更株式会社キャンペーン事務局を株式会社アクセス業務推進センターに商号変更。
  • 2014年6月商号変更株式会社アクセスホールディングスを株式会社アクセスグループ・ホールディングスに商号変更。
  • 2014年10月M&A株式会社アクセス業務推進センターを株式会社アクセスプログレスに吸収合併。
  • 2015年11月アクセス名古屋駅前フォーラムを開設。
  • 2018年11月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2020年代

  • 2020年4月M&A株式会社アクセスヒューマネクストが株式会社アクセスリードを吸収合併し、株式会社アクセスネクステージに商号変更。
  • 2021年2月アクセス青山フォーラムを閉鎖。
  • 2021年3月M&A(株)アクセスネクステージ本社を渋谷区渋谷(渋谷クロスタワー)に移転。「アクセス青山フォーラム」を「アクセス渋谷フォーラム」に統合。
  • 2022年2月(株)アクセスプログレス、関西キャンペーン事務局を開設。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQからスタンダード市場へ移行。
  • 2022年9月アクセス名古屋駅前フォーラムを閉鎖。
  • 2024年3月(株)アクセスネクステージ、福岡支社を開設。
  • 2024年8月上場福岡証券取引所本則市場に上場
  • 2025年1月ディスクロージャー・IR実務に係る総合支援サービスを行う株式会社プロネクサスと資本業務提携。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    ストック収益型ビジネスの拡大

    顧客生涯価値(LTV)を重視し、単発受注から継続的なストック収益を得られるビジネスモデルへの転換を推進する。各セグメントでサービス拡充とコンサルティング・代行業務を強化する。

  2. 02

    新領域への進出と資本アライアンス

    寄付・募金コンサルティング、外国人留学生向け生活支援、BPO事業など新たなビジネス領域へ進出する。資本業務提携などアライアンスを積極的に活用し事業拡大を図る。

  3. 03

    システム投資による提案力・効率化

    AIやシステム開発・導入により、クライアントへの提案力強化、業務効率化、セキュリティ向上を実現する。自社の業務推進センターを活用した代行業務の受託体制を強化する。

  4. 04

    サステナビリティ経営と協力連携の強化

    大学、スポーツ団体、公的機関等との連携を拡大・強化し、多様なコミュニティとのネットワークを活かす。サステナビリティ経営を推進し企業レジリエンスを高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 9期分

グループ全体で130人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は614万円で、8期前と比べて+22.0%平均年齢は45.3歳、平均勤続年数は19.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年9月170
2019年9月50339.213.4174
2020年9月50741.115.7173
2021年9月52540.815.6151
2022年9月56844.218.4136
2023年3月27544.918.8128
2024年3月59246.420.2128
2025年3月60645.619.2117171
2026年3月61445.319.3130154

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社 — 東京都 渋谷区52百万円
人財ソリューション事業 教育機関支援事業
渋谷オフィス — 東京都渋谷区9百万円
全社 人財ソリューション事業 教育機関支援事業
データセンター — 神奈川県川崎市幸区6百万円
全社
名古屋オフィス — 愛知県名古屋市中区1百万円
全社
福岡オフィス — 福岡県福岡市 博多区1百万円
人財ソリューション事業 教育機関支援事業
梅田オフィス — 大阪府大阪市 北区0百万円
全社
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アクセスネクステージ(注2,4)
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アクセスプログレス(注2,4)
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は40億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.1%、利益が+0.0%。

売上高
+11.1%
40億円
営業利益
+0.0%
2億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
5.0%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高45億円40億円
営業利益3億円2億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥22¥22

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は12億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q900.00
2024年1Q10110.01
2024年2Q8−1−12.5−1
2024年3Q700.00
2024年4Q101
2025年2Q1815.61
2025年4Q1815.61
2026年2Q1915.31
2026年4Q2114.81
2027年1Q1218.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 13期分

2014年9月期からの13期で、売上は5億円から40億円へ8.0倍に増えた。直近期の営業利益率は5.0%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社アクセス業務推進センターを株式会社アクセスプログレスに吸収合併。
2014年9月50−1
アクセス名古屋駅前フォーラムを開設。
2015年9月811
2016年9月4321
2017年9月4521
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2018年9月4621
2019年9月4600
株式会社アクセスヒューマネクストが株式会社アクセスリードを吸収合併し、株式会社アクセスネクステージに商号変更。
2020年9月38−2−3
(株)アクセスネクステージ本社を渋谷区渋谷(渋谷クロスタワー)に移転。「アクセス青山フォーラム」を「アクセス渋谷フォーラム」に統合。
2021年9月33−2−4
(株)アクセスプログレス、関西キャンペーン事務局を開設。
2022年9月3700
2023年3月1900
福岡証券取引所本則市場に上場
2024年3月3511
2025年3月36225.62
2026年3月40225.02

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高40億円のうち、営業利益として残るのは2億円5.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の5.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.0%22億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金40.0%16億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.0%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
45.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.5pt
5.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.0pt
5.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.4pt
12.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 11期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は13億円で、売上の3.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年9月22−144
2017年9月4−1−235
2018年9月2−1−114
2019年9月−205−27
2020年9月0116123
2021年9月−41−3−317
2022年9月03−8311
2023年3月−11−2010
2024年3月20−1212
2025年3月20−1213
2026年3月10−1113

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 13期分

2026年3月期の総資産は26億円。このうち返さなくてよい自己資本が15億円で、自己資本比率は57.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年9月1961331.4
2015年9月2071334.7
2016年9月2271529.8
2017年9月2481632.6
2018年9月2491537.2
2019年9月26121446.6
2020年9月3993021.8
2021年9月3142713.9
2022年9月2351819.4
2023年3月2251722.5
2024年3月2491535.9
2025年3月23121150.9
2026年3月26151157.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
11億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中196位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中355位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
11.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥703で、1年前と比べて+29.4%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥703+1.4%1ヶ月+7.5%1年+29.4%時価総額24億円
過去52週の値幅
安値¥549高値¥950

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.0倍
PER (会社予想)12.9倍
PBR1.64倍
配当利回り3.13%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+3.55%と堅調に推移し、8月5日の終値671円は25日移動平均線654.08円を約2.6%上回り、75日線(619.53円)や200日線(632.04円)も超えています。年初来では+17.98%と安定した上昇を見せています。ただし、52週高値950円にはまだ約29%の距離があり、52週安値533円からは約26%の上昇です。RSIは53.25と中立圏で、過熱感はありません。出来高は7月14日に10,700株と急増した後、8月5日には6,100株とやや増加しており、関心の高まりがうかがえます。全体的に上昇トレンドが継続中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは13.39倍で業界平均22.53倍を大きく下回り、PBRも1.57倍と平均3.18倍の半分以下。配当利回り2.53%は平均2.73%とほぼ同等だが、ROEは12.2%と健全。売上・利益は緩やかに増加しており、財務内容は安定。割安だが、配当利回りは業界平均をやや下回り伸び悩み。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.0倍23.4倍
PER (予想)12.9倍
PBR1.64倍3.51倍
ROE12.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は拡大傾向で、2025/3期と2026/3期の営業利益率は5%台を維持。強気派は、製造業での人手不足が続く中、同社の特化分野での需要が高く、安定成長が期待できるとみる。また、付加価値サービスによる収益性の向上にも期待。弱気派は、中小規模の競合が多く価格競争が激しいこと、派遣法改正など規制リスクを指摘。景気後退時には需要が落ち込む懸念もある。

プラスに働く材料7
  • 人手不足の追い風

    製造・物流業界では人材不足が深刻で、派遣需要は堅調。

  • 付加価値サービス

    人材紹介やDX支援などで売上拡大と利益率向上の可能性。

  • 増収基調

    売上高は2023/3期の19億円から2026/3期予想40億円へと倍増。

  • 26/3期売上高40億円へ増収、成長継続決算発表後影響

    売上高は前期比4億円増の40億円、純利益2億円を維持しつつ収益基盤を拡大。

  • ROE12.2%を踏まえPBR1.57倍は割安継続影響

    ROE12.2%、PER13.39倍、PBR1.57倍。資本効率の高さから再評価余地がある。

  • 配当利回り2.53%で下値堅い継続影響

    株価671円に対し配当利回り2.53%。インカムゲインで株価が支えられる。

  • 1年で17.98%上昇、モメンタム良好継続影響

    過去1年で17.98%上昇。中小型株の需給で上昇トレンドが続く可能性がある。

マイナスに働く材料7
  • 価格競争の激化

    中小人材会社が多く、派遣料金の引き下げ圧力が強い。

  • 規制リスク

    派遣法の改正や労働環境規制の強化で事業が制約される可能性。

  • 景気感応度

    雇用需要は景気に左右されやすく、不況時に大きく落ち込む。

  • 26/3期営業利益2億円横ばい、増収効果薄い決算発表後影響

    売上高40億円に増えるが、営業利益2億円・純利益2億円と前期からほぼ横ばい。

  • 営業利益率5.0%に低下、コスト増通年影響

    営業利益率は前期5.56%から5.0%へ低下。人件費などコスト上昇が圧迫する。

  • 時価総額23億円で流動性が乏しい継続影響

    時価総額が23億円と小さく、売買高が少ないため価格変動リスクが大きい。

  • 外国株主比率0.58%と海外資金不在継続影響

    外国人の保有比率0.58%と極端に低く、海外マネー流入による押し上げ期待が薄い。

次の決算で確かめる点
稼働人員数
派遣・請負の売上高を決める核心指標。
売上高成長率
事業拡大のペースを測る。
営業利益率
競争環境や付加価値戦略の効果を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり22で、前期から+13.3%いまの株価に対する利回りは3.13%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥22
1株あたり
配当利回り
3.13%
いまの株価に対して
配当性向
72.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月1172.4
2024年3月8−31.812.6
2025年3月15100.0
2026年3月1713.372.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥22

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,477人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.0%を占め、残る60.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年9月%2022年9月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他79.773.372.572.767.558.1
事業法人12.217.819.319.627.739.9
証券会社4.67.35.94.33.21.3
外国法人3.41.11.82.81.30.6
自己株式1.40.50.50.40.40.4
金融機関0.10.40.50.40.30.0
外国人個人0.00.00.10.20.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社プロネクサス16.38
02株式会社アクセスグループ・プランニング11.83
03木村 勇也10.39
04株式会社RR・DD9.34
05木村 春樹8.34
06アクセスグループ社員持株会4.34
07木村 純子2.31
08株式会社Panopticon Investment1.08
09楠木 哲也0.83
10株式会社一や0.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-12
    木村 勇也
    新規の大量保有報告
    22.22%
    -1.43pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 13期分

1株利益は13期で+142%、1株純資産は13期で−33%。直近期のROEは12.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年9月−118635
2015年9月12175617.3
2016年9月9672914.211.1
2017年9月13284216.823.8
2018年9月12895914.237.0
2019年9月21,0100.2559.779.7
2020年9月−259716
2021年9月−179181
2022年9月51872.5
2023年3月182059.225.672.4
2024年3月4729918.88.812.6
2025年3月6537018.58.1
2026年3月5042812.212.772.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
木村春樹取締役 会長77288,300
木村勇也代表取締役 社長47359,200
増田智夫取締役副社長(非常勤)4311,800
土田俊行専務取締役 事業統括部長5815,000
保谷尚寛専務取締役 財務企画部長5212,000
古川伊織常務取締役4011,400
浜野竹志取締役 管理部長567,000
伊藤俊哉取締役(注1)63
マッカイ里菜取締役(注1)51
中野博昭監査役(常勤)565,400
松坂祐輔監査役(注)2721,000
中川治監査役(注)258

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)78689413
監査役11001010
社外取締役5882

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,489字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、及び連結子会社である株式会社アクセスネクステージ(人財ソリューション事業・教育機関支援事業)、株式会社アクセスプログレス(プロモーション支援事業)の計3社で構成されております。 当社グループは、パーパス「人と社会をつなぎ、豊かな未来を創る。」を掲げ、創業以来の経営理念「人と社会をベストな未来に導くために、心の通うメディアとコミュニケーションの場を創造します」を礎としております。また、2032年の創業50周年に向けたビジョン「Diversity Link 2032―挑戦で未来を拓き、共に成長する社会を実現する。」を策定しており、グループ全体でその使命を全うするため、人財ソリューション事業、教育機関支援事業、プロモーション支援事業を事業セグメントとして専門特化し、広告広報を含めた総合支援案件の受注を推進しております。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 グループ全体の事業の系統図は、次のとおりであります。 以下、セグメント毎の事業内容を記載いたします。 (1)人財ソリューション事業の事業内容と特徴(株式会社アクセスネクステージ) <事業内容> 人財ソリューション事業は、新卒学生や転職を希望する若年層の社会人に対してクライアント企業の採用情報を提供するとともに、合同企業説明会やセミナー等の開催を行うことで、クライアント企業から広告・出展収入を得るサービスを行っております。また、クライアント企業の会社案内等の企画制作や、採用活動に関する業務代行サービス、アセスメントツールの提供のほか、新卒紹介やダイレクトリクルーティングサービスの提供等も行っております。 人財ソリューション事業 事業内容イメージ図 <特徴> ① 中小規模採用マッチング企画を中心に開催 当事業では、「アクセス就活」のブランド名称を冠にした中小規模の各種合同就職セミナー・業界研究セミナーを中心に開催し、学生・求職者と企業とのベストマッチング機会を創出しているほか、新卒採用を中心とした人材紹介サービスを展開しております。 イベントを機動的に企画・開催することで、年間を通して、人事担当者と学生・求職者が出会える場を提供し、細分化する採用ニーズに迅速かつフレキシブルに対応しております。特に昨今は、魅力ある中小企業と学生とのマッチング率向上を目的に、出展企業数を限定したイベントに注力するとともに業界に特化したテーマ別イベントや学生のインターンシップ、オープンカンパニーといったニーズをカバーする就活解禁前のイベントにも積極的に取り組んでおります。 ■当事業が展開する合同就職セミナー・業界研究セミナー(オンライン・対面型の両面で開催) アクセス就活フェア = 新卒小規模型企画 アクセス就活キックオフ = 就活解禁前のキャリア育成をサポートする企画 アクセス就活FOCUS   = 業界別、志向別、テーマ別企画 アクセス就活LIVE = 大学キャリアセンターとのジョイント・連携による企画 内定獲得フェア = 主に就活後半期の就活を継続する学生向けの支援企画 アスリートセミナー = 体育会学生の就職活動をサポートする企画 ② 大学キャリアセンターとのリレーションによる企画開催や就職支援プログラムの実施 当事業では、大学キャリアセンター(就職担当窓口)との長年に渡るリレーションを構築しております。これにより、大学内で学生にWebサイト「アクセス就活」の会員募集を行っております。また、個別案件として、大学キャリアセンター主催の学内合同説明会の運営業務を受託しているほか、大学キャリアセンターとのジョイント・連携によるイベント「大学と企業との情報交換会」や「アクセス就活LIVE」を開催するなど、当事業の基盤となる関係を築いております。 昨今、企業の応募方法や学生の就職状況にも大きな変化が生じていることから、当事業では教育機関支援事業とも連携しながら、大学キャリアセンターとのリレーションをさらに強化し、学生が安心して就職活動を行えるようサポートしております。 ③ 内製化した採用業務代行サービス 当社グループでは、セキュリティルーム内に採用活動の専門人財とシステム導入による効率性を追求した採用業務代行機能を有しており、採用活動各種の代行業務を行っています。採用業務代行サービスは、労働人口の減少に伴い採用活動がますます高度かつ複雑になることを見据え、専門かつ最新の知見を集約して提案しており、顧客企業の要望に合わせた採用メディア・サービスの提案、応募受付やスカウト、面接日時調整等の採用業務の全般を網羅しております。総じて取引継続率が高く、業績の安定に寄与しています。 ④ 採用広報周辺業務とイベントノウハウの横展開による幅広い受託実績 当事業では、事業開始以来培ってきた実績と信頼に基づき、クリエイティブ(会社案内等)の制作や業務代行(データ管理・テレマセンター等)といった採用広報周辺業務を、企業や自治体から幅広く受託しており、近年は、首都圏の主要自治体の運営事務局案件等を継続的に受託しております。 当事業はイベントを事業のコア商品としておりますが、景気変動等の環境変化の影響を受けやすいため、個別の受託案件を一定割合で確保し、業績の安定を図っております。 また、イベントで蓄積したノウハウを活かして、官公庁・学校法人・公益法人・大企業を始めとする民間企業等から、個別案件として、人材採用や働き方に関する企画の運営業務を受託しております。連合企画で培ったノウハウを個別案件に展開して実績を積み重ねながら、さらに新たなテーマでの連合企画の開催や個別案件の受託へと横展開して行くことを、事業モデルとしております。 ⑤ 新卒紹介、ダイレクトリクルーティング、送客サービス事業 就職活動の手法が多様化する中、新卒紹介を中心に成果報酬型サービスのニーズが高まっております。当事業は一般の紹介会社と大きく異なり、大学生(就活生)データベース、就活サイト、就活イベントを全て自社で保有しているのが特徴であり、その特徴を最大限生かした新卒紹介事業、送客サービス事業を行っております。 また、理系人材やアスリート人材等、通常の募集媒体では効率よく出会うことが難しい特化型人材の採用支援を見据えた取り組みも展開しております。 ⑥ 外国人留学生・外国人材の就業支援 日本企業の競争力維持と向上のために、優秀な外国人材の確保が必要不可欠になっております。2022年に新型コロナウイルス感染症に関する水際対策が緩和されて以降、外国人労働者数は急速に増加に転じました。日本の高等教育機関に在籍する外国人留学生の多くが国内企業への就職を希望しているほか、今後ますます外国人材の獲得競争が加速するものと考えられます。当事業では大学キャリアセンターと連携して、留学ビザを保有する外国人留学生を対象とした新卒紹介事業も行っており、高度な学力と日本語コミュニケーション能力を持つ人材のネットワークを有しています。 (2)教育機関支援事業の事業内容と特徴(株式会社アクセスネクステージ) <事業内容> 教育機関支援事業は、教育機関の運営・発展のために、学生募集を始めとした各種業務の総合的なサポートを展開しております。日本人受験生や外国人留学生向けの合同進学説明会の開催やWebサイト上での情報提供を通じて、クライアント校から出展・広告収入を得るサービスを行っております。また、Web・パンフレット等による学校案内の企画制作、オープンキャンパス等の事務局運営代行、各種業務代行、Web出願システム等の学校運営支援業務の提供も行っております。 教育機関支援事業 事業内容イメージ図 <特徴> ① 教育機関をトータルサポート 少子化の時代を迎え、各学校では特色ある学校運営を打ち出し、その魅力を効果的に伝える手法を求めています。当事業では、教育機関の広報・運営のトータルサポートを行っており、30年以上に渡って培ったノウハウをもとに、以下のような幅広い連合企画を商品化しております。 アクセス進学 :日本人向け進学情報サイト アクセス日本留学 :外国人留学生向け進学情報サイト アクセス日本留学フェア:外国人留学生向け進学説明会 その他 :交通広告企画、進学情報誌企画等 また、WEB広告、クリエイティブ(学校案内・学校ホームページ・動画等)制作・印刷・発送の個別受託案件も受託しており、長年培ってきた自社メディア、イベント、クリエイティブのノウハウをさらに深化させることで、トータルソリューションを実現しております。 これまで教育機関の入試広報部門を主な営業アプローチ先として、学生募集関連の案件を中心に受託してまいりましたが、入試広報以外の部門にも営業を本格化しております。そのため、当事業を「教育機関の運営をトータルサポートする企業」として定義し、教育機関の全部門に取引先を拡大して、多面的で最適なソリューションを提供しております。また、学校法人に限らず、教育に関連する協会・団体、学習塾・予備校等の企業に対しても、これまでのノウハウをもとに新たな取引先としてアプローチをしております。 ② 教育機関関連の公的機関案件の受託による教育機関の下支え 教育機関のトータルサポートを通じて得られたクライアントからの信頼をもとに、官公庁を始めとした教育機関関連の公的機関の案件も受託しております。専修学校教育の振興を目的とする団体を通じて、文部科学省委託事業の各種業務を受託したり、私立大学が加盟する協会からの受託でイベント企画を実施するなど、長年の教育機関との取引関係を活かして業界全体でプレゼンスを高めており、幅広い案件で教育機関の下支えをしております。 ③ 教育機関の寄付募金のコンサルティング 大学などの高等教育機関では、新たな収益源として寄付募金を募集する取り組みが加速しています。当社には教育機関のファンドレイジングの知見に長けていることから、寄付募金のコンサルティングから募集手法の提案と実施まで一貫して実施できる体制を整備しています。変化する教育機関運営の一端を担うことで、広報分野以外でのビジネスを強化しています。 ④ 外国人留学生向け進学説明会の開催と進学情報サイトの提供 人財ソリューション事業で培ったイベント運営ノウハウをもとに、2009年に独立行政法人日本学生支援機構から「外国人学生のための進学説明会」の運営事務局代行業務を初めて受託し、以来、来場者サイドである日本語学校とのリレーションを構築してまいりました。今では、外国人へ「留学」在留資格を付与できる日本国内の日本語学校(法務省告示校)のほぼ全てと連携し、2009年より当社独自の外国人留学生向け進学イベント「アクセス日本留学フェア」を開催しております。 また、イベントをきっかけとした取引が拡大し、外国人留学生向けの学校案内等の制作の受託をしているほか、外国人留学生向け進学情報サイト「アクセス日本留学」を開設しております。 (3)プロモーション支援事業の事業内容と特徴(株式会社アクセスプログレス) <事業内容> プロモーション支援事業は、セールスプロモーション分野の支援を中心とした事業を行っております。自社で保有する業務推進センターにおいて、複合的なプロモーション施策(キャンペーン、イベント等の事務局代行、発送代行、コールセンター、クリエイティブデザイン、印刷、デジタルプロモーションにおける諸設定作業等)を一括で代行しています。また、これらの保有資産を有効に活用するため、クライアントに対して、クリエイティブ(DM・パンフレット・Webサイト・ノベルティ等の販促物)の制作・印刷・発送代行、デジタルプロモーションを中心に、クライアントの業界に適した効果的なプロモーション手法を提案し、事業を展開しております。 プロモーション支援事業 事業内容イメージ図 プロモーション支援事業で取り扱う主要商材は、次のとおりです。 デジタルプロモーション   企業のプロモーションWebサイトのデザイン・制作、キャンペーン応募受付サイトや各種SNSアカウントなどの構築、動画制作、SNS広告・リスティング広告、位置情報活用型DSP広告、デジタルギフトなど、デジタル分野のプロモーションを請け負っております。 キャンペーン等の事務局代行   販促キャンペーンや各種イベントを中心に、Webサイト制作、SNSの運用、応募ハガキの企画・制作・印刷、受付、消費者からの応募や問合せの対応、データの整理、当選者の抽選、当選品の発送に至るまでの一連の業務を請け負っております。また、広告代理店からキャンペーンに関する業務の受託も行っております。 クリエイティブ制作・印刷・発送   DM、パンフレット、ノベルティ、ポスター等をオーダーメイドで制作・印刷し、消費者や会員等に発送するほか、ポスティング、サンプリング、交通広告、屋外広告などを行う業務を請け負っております。 テレマセンター   電話応対を行うテレマセンター機能を有しており、インバウンドコール(問合せの受付等)、アウトバウンドコール(イベントの来場促進、DMの到着確認等)の両面に対応し、販促物から派生した周辺業務の受託を行っております。 データ管理   クリエイティブ制作・印刷・発送等に関連するクライアントの顧客リストをお預かりして管理代行するサービスです。 <特徴> ① キャンペーン・イベント等の事務局代行業務の受託推進 キャンペーンやイベント事務局等の代行業務は当事業の主力サービスで、広告代理店や消費財メーカーから取引を継続的に行っております。近年集中的に営業拡大を図っており、大企業を始めとする民間企業からキャンペーン案件を受注しています。こうした案件は、総じて複雑なオペレーションであることから外注のニーズが高く参入障壁は高いものとなっています。プロモーション支援事業では、こうした実績やノウハウの積み重ねにより、キャンペーンの企画から応募システム構築、事務局運営、景品手配から発送まで一括して受注できる体制を構築しております。 ② 多様な商材によるデジタル・アナログ・モノに対応したソリューションメニューの拡充 多数の協力会社と提携して、デジタル・アナログ問わず幅広い販売促進活動やその周辺業務の実現を可能とし、クライアントに寄り添った提案を行っております。これまでに培ったイベント運営や事務局代行ノウハウと合わせて提案することで、クライアントの課題にきめ細かい提案ができるソリューションメニューを拡充しております。 ③ 「業務推進センター」の活用 当事業の機能センターである「業務推進センター」にて、宛名印字や発送作業、テレマーケティング業務等を行う環境を有しており、企画から制作・発送・業務代行までワンストップでトータルソリューションを提供できる体制を整えております。2022年2月には大阪府吹田市に「関西キャンペーン事務局」を開設。DMの発送やキャンペーン事務局等、個人情報を取り扱う案件については、一社で業務を完結できることが求められる傾向にありますが、個人情報を同一の施設内で取り扱える「業務推進センター」がクライアントの求める水準を満たすことで、受注の拡大を図っております。社内に機能センターを保有することで、納期面、費用面、個人情報保護の観点で訴求力を持っております。
経営方針・対処すべき課題2,473字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)経営方針 当社グループは、「人と社会をつなぎ、豊かな未来を創る。」というパーパスのもと、「人財ソリューション支援」「教育機関支援」「プロモーション支援」の3事業セグメントを専門特化させ、広告・広報を含む総合支援業務の受注を推進しています。これにより、創業以来培ってきた大学との広範なネットワーク、企画立案から運営・事務局までを一貫提供できる受託体制、さらには多国籍・多様なコミュニティと連携するグローバルネットワークという当社の強みを最大限に活用してまいります。 事業展開にあたっての基本方針は、以下の通りです。 ・クライアントのために—— 各事業セグメントの専門力と創造力を結集し、広範な視野で最適なソリューションを提供し、持続的なLTV(顧客生涯価値)の向上を実現します。 ・ユーザーのために—— 大学生・留学生・社会人など一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、「必要なときに価値ある情報が届く」メディアとコミュニケーションの仕組みを構築し、進学・就職・キャリア形成を支援します。 ・社員のために—— 多様性を尊重し、挑戦できるエンゲージメントを醸成するとともに、キャリアアップや健康安全を支える人的資本投資を通じて、働きがいと活力に満ちた職場環境を提供します。 ・株主および社会のために—— ガバナンス体制の強化とコンプライアンスの徹底を図り、配当性向40%前後を目安とした漸進的かつ安定的な株主還元を行うとともに、AI活用やストック型サービス拡充による持続的な成長を通じて社会的責任を果たします。 (2)経営戦略等 当社グループの経営方針を踏まえつつ、次の経営戦略をもとに、事業推進しており、この戦略に基づいて、グループ全体の成長基盤の構築と事業セグメント間のシナジー創出に向けて取り組んでまいります。 ① 人財ソリューション事業 「マーケット拡大」「サービス拡充」「個別課題解決型への転換」を戦略の柱とし、自社マッチング企画だけでなく、コンサルティングや採用業務代行などによる多角的なマネタイズを強化 ② 教育機関支援事業 寄付・募金コンサルティング業務へ本格的に参入し、そのノウハウを新領域へ拡大。 国内トップシェアを握る外国人留学生のデータを活用し、生活支援分野の拡充を促進。 ③ プロモーション支援事業 従来のプロモーション領域を超え、マーケティングを起点に一気通貫で担うBPO事業へと進化し、AI等のシステム投資によるクライアントへの提案力強化、効率化と収益力の向上を図る。 (3)経営環境 当連結会計年度(2025年4月1日〜2026年3月31日)における我が国経済は、高い賃上げ率を維持しつつも世界的なインフレ圧力、金融政策の正常化に伴う金利上昇圧力の影響が継続しており、中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰、米国第一主義の先鋭化といった地政学リスクの高まりといった懸念要因が継続している状況です。このような外部環境は、国内経済の先行き不透明感を拭いきれず、物価高による家計や企業の負担を増大させ、GDP予測を下方修正するなど国内景気の回復を下押しする要因となっています。 このような国内経済の状況のもと雇用情勢については、一部の大手企業における採用が優秀な人材の確保へシフトするとの報道が散見されるものの、全国有効求人倍率は1.18倍(令和8年3月 厚生労働省「一般職業紹介状況」)と高い水準を維持しており、国内全体では依然として人材不足が顕在化している状況です。 このような環境のもと、人財ソリューション事業では、対面型合同説明会の販売を継続するとともに、官公庁・民間企業・大学機関のイベント運営、採用業務代行等の受託を引き続き強化しました。また、資本業務提携先である株式会社プロネクサスとの共同提案による採用広報ツールなどのクリエイティブ制作の提案も加速させたほか、体育会学生を対象としたマッチングサービスを本格的にスタートし、外国人留学生を含む人材紹介サービスも強化しました。 教育機関支援事業は、入試広報部門のWebプロモーション支援やイベント運営の受託のほか、外国人留学生募集関連のクリエイティブ制作などの個別案件の受託を強化しました。さらに、入試広報部門以外への業務代行サービスの提案を推進し、寄付・募金プロモーション支援や同窓会運営支援、学生支援等、教育機関全体における広報・支援へとサービス領域を拡大しました。 プロモーション支援事業では自社の業務推進センターを活用した各種事務局の代行業務および発送代行業務、イベント運営サポート等の業務代行分野の受託 に注力しました。また、業務推進センターの人員を増員し、セキュリティ向上を目的とした設備工事を実施するなど、受託体制を一層強化いたしました。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは今後も基本となる戦略は踏襲してまいりますが、さらに事業を拡大するため、グループ全体として以下の課題に優先的に取り組んでまいります。 ① 「顧客生涯価値」重視によるストック収益型のビジネスの拡大 ② 新たに注力するビジネス領域・サービスの拡大と資本アライアンスの推進 ③ 提案力の向上、業務の効率化、セキュリティ強化に寄与するシステムの開発と導入 ④ 大学、スポーツ団体、公的機関等の協力連携先の拡大と関係強化 ⑤ サスティナビリティ経営の推進による企業レジリエンスの強化 ⑥ 広報・IR活動の強化による企業認知度の向上と適切な対話機会の提供 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの企業理念及び経営戦略等の実現性及び企業価値向上を示す客観的指標として、売上高、売上総利益、営業利益を経営上の重要な指標として位置付けております。
事業等のリスク3,543字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、以下の記載は、本株式への投資に対するすべてを網羅するものではありませんので、この点にご留意下さい。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境に関するリスク ① 事業環境の変化について 景気の急激な変動や地政学リスクによる社会・経済活動の制限等により、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。また、人口減少を要因とした市場構造の変化などが生じた場合も、同様に当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 ② 当社グループが取得している許認可について 当社グループでは、人財ソリューション事業において、有料職業紹介事業の許認可を受けております。また、プロモーション支援事業において、労働者派遣事業の許認可及び複数の自治体に屋外広告業登録を行っております。さらに各事業において、古物商許可と、国や自治体の入札資格を保有しております。これらの許認可等は適宜情報収集し更新を行っておりますが、何らかの理由により更新できなくなった場合、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 ③ 各種法規制の改正・新設や業界規制・自主規制の変化などについて 当社グループの各事業は、個人情報保護法をはじめ、特定商取引法、景品表示法、消費者契約法、各種業界に適用される法令(宅地建物取引業法、旅行業法等)、古物営業法、屋外広告物に関する自治体の条例等が適用されます。また、広告宣伝物の掲示・配布・送信・放送・放映等にあたっては、著作権法や迷惑メール防止法等を順守する必要があります。一方、就職活動スケジュールなど業界によって順守が求められるルールや自主規制なども存在するほか、外国人分野においては外国人の入国制限の有無も事業に関連します。これらの法規や規制等が事業活動に影響を及ぼすような内容で改正・新設された場合、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 (2)当社グループの事業に関するリスク ① 業績の季節変動について 当社グループの事業のうち、人財ソリューション事業は、新卒の就職活動時期に合わせたサービス展開をしているため、第4四半期に売上が集中する傾向にあります。また、教育機関支援事業においても、進学説明会の開催や学校のプロモーション活動が増加する上半期に売上が集中する傾向があります。集中期に十分な売上が計上できなかった場合、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。また、就職活動時期の早期化などに起因して集中期が変動した場合、当社グループの売上高の偏重時期がそれに合わせて変化する可能性があります。 ② 業界における取引慣行とクライアントとの取引基本契約書の締結について 当社グループの各事業の業界では、取引内容の柔軟性や機動性を重視する取引慣行があり、取引基本契約書の取り交しが行われないことが一般的となっております。当社グループの取引においては、取引仕様等を記載した発注書の受領を原則とし、取引基本契約書を取り交わすように努めるとともに、取り交わしが困難なクライアントについては、所定の取引条件書等を差し入れております。しかし、当社グループとクライアントとの間において取引条件が明確になっていない事象や不測の事故が発生した場合等には、当該クライアントとの関係の悪化や係争が生じる可能性があります。かかる事態が発生した場合は、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 ③ 新規商材や新規事業の収益性について 当社グループでは、新たな商材や事業を適宜、事業の状況、マーケット環境を総合的に勘案し展開しております。これらについては、当社グループの実績を踏まえ、想定される事業規模に応じた売上・利益計画を立案しておりますが、拡販が想定通りに進捗しなかった場合、収益が低下し、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 (3)コンプライアンスに関するリスク ① 協力会社や従業員による損害について 当社グループは、個々の従業員が企画・進行管理にあたっており、当該従業員、あるいは協力会社において人的ミスや不正の発生の可能性は否定できません。これらに対し業務に合った指示書の導入や作業時のダブルチェック、また協力会社との業務委託契約書の締結や責任範囲の明示、クライアントからのエビデンスの取得、決裁フローの運用などの対策を講ずるとともに、細心の注意を払い業務遂行・運営を行なっておりますが、重大な過失や不正行為などが生じた場合、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 ② 個人情報の管理について 当社グループの事業では、個人情報を取り扱うサービスが存在します。当社グループ各社ではプライバシーマークの取得はもちろん、個人情報保護コンプライアンスプログラムの厳格な運用により厳重かつ細心の注意を払い管理するとともに、一定の損害保険にも加入しておりますが、万一個人情報の漏洩が生じた場合、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。また、他社において個人情報漏洩事件や個人情報の不適切な利用が認められた場合、個人が登録を回避したり、関係先がサービスの利用を推奨しなくなるなどの要因で、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 ③ 訴訟の可能性について 当社は作業ミスを始めとした人為的ミス、システムの障害、個人情報の漏洩等の予期しないトラブルが発生した場合や、取引先や当社グループの役職員との間に何らかの問題が発生した場合、これらに起因する損害賠償の請求や訴訟の提起を受ける可能性があります。その金額や内容、結果によっては、金銭的負担や社会的信用の棄損が発生し、当社グループの業績や財政状況への影響が生じる可能性があります。 (4)その他のリスク ① 人材の確保・育成について 当社グループの業績拡大を目指す上で、人材への投資が不可欠ですが、人材市場や経済の動向により、戦力となる社員の獲得が困難となる可能性があります。当社グループでは、「サステナビリティに対する考え方及び取組」に基づき、社員の獲得と育成に取り組んでおりますが、今後人材の流出が生じ、十分な獲得ができなかった場合には、受注や生産性の低下を招き、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 ② システムの停止リスクについて 当社グループは、インターネット上でサービスを提供するシステムを保有しております。専業の外部データセンターにサーバー等を設置し、開発会社と保守契約を締結して、セキュリティ対策を日常的に行っております。しかしながら、システムに過度なアクセスや障害が発生した場合や、外部からの攻撃によりウイルス感染等が発生した場合、システムの停止を余儀なくされ、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 ③ 自然災害、火災、事故、感染症流行等に関するリスクについて 地震、風水害等の自然災害や火災、停電、ウイルス感染症の感染拡大、施設設備の故障、感染症流行等の不測の事態等により、正常な社会活動が困難となり営業活動が停止又は縮小した場合、イベント等の中止が発生するため、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。また、重大な労働災害、事故等が発生した場合は、操業に支障が生じ、当社グループの業績への影響が生じる可能性があります。 ④ 投資のリスクについて 当社グループでは、自社メディアや業務推進センターを始めとして、固定資産への投資を行っております。また、今後資本業務提携やM&A等を積極的に検討していく方針です。これらの投資にあたっては、回収可能性について、十分検討の上で実施しておりますが、想定した売上・利益を実現できなかった場合、当社グループの業績や財務状況への影響が生じる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,229字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および当社の連結子会社)の財政状態経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日〜2026年3月31日)における我が国経済は、高い賃上げ率を維持しつつも世界的なインフレ圧力、金融政策の正常化に伴う金利上昇圧力の影響が継続しており、中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰、米国第一主義の先鋭化といった地政学リスクの高まりといった懸念要因が継続している状況です。このような外部環境は、国内経済の先行き不透明感を拭いきれず、物価高による家計や企業の負担を増大させ、GDP予測を下方修正するなど国内景気の回復を下押しする要因となっています。 このような国内経済の状況のもと雇用情勢については、一部の大手企業における採用が優秀な人材の確保へシフトするとの報道が散見されるものの、全国有効求人倍率は1.18倍(令和8年3月 厚生労働省「一般職業紹介状況」)と高い水準を維持しており、国内全体では依然として人材不足が顕在化している状況です。 その結果、当連結会計年度における売上高は3,954百万円(前年同期比10.0%増)、営業利益は231百万円(前年同期比0.3%増)、経常利益は221百万円(前年同期比2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は162百万円(前年同期比13.9%減)となりました。 当連結会計年度における、事業セグメント別の業績は、以下のとおりです。 (人財ソリューション事業) 人財ソリューション事業においては、採用業務やイベント運営等の代行業務およびクリエイティブ制作業務が伸長し、業績に寄与しました。一方、人財採用と育成に係る人的投資や会場費等の固定費の増加により販管費は前年同時期比で増加しました。 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)の人財ソリューション事業におきましては、売上高は1,516百万円(前年同期比6.4%増)、セグメント利益は128百万円(前年同期比44.3%減)となりました。 (教育機関支援事業) 教育機関支援事業は、外国人留学生募集関連の企画及びクリエイティブ案件が伸長しました。また、寄付・募金プロモーション案件が順調に推移しました。なお、人財採用・育成に係る投資事業運営に関する販管費が増加しました。 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)の教育機関支援事業におきましては、売上高は1,120百万円(前年同期比6.5%増)、セグメント利益は8百万円(前年同期比57.7%減)となりました。 (プロモーション支援事業) プロモーション支援事業においては、 自社業務推進センターを活用した事務局代行業務および発送代行業務、イベント運営業務など、業務代行分野が順調に推移しました。特に発送代行分野では自治体関連業務の受注が拡大し、想定を上回って推移しました。 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高は1,317百万円(前年同期比17.9%増)、セグメント利益は108百万円(前年同期はセグメント損失5百万円)となりました。 ② 財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末と比べ223百万円増加し、2,276百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加6百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加193百万円、その他の増加22百万円によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末と比べ22百万円増加し、295百万円となりました。これは主に、建物及び構築物(純額)の増加9百万円、工具、器具及び備品(純額)の増加12百万円、ソフトウェアの増加25百万円、投資有価証券の減少20百万円、繰延税金資産の減少6百万円によるものであります。 (繰延資産) 当連結会計年度末における繰延資産の残高は、前連結会計年度末と比べ1百万円減少し、0百万円となりました。これは社債発行費の減少1百万円によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末と比べ33百万円増加し、871百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少50百万円、1年内返済予定長期借入金の減少88百万円、1年内償還予定の社債の増加8百万円、買掛金の増加113百万円、未払法人税等の増加50百万円によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末と比べ79百万円減少し、226百万円となりました。これは主に、社債の減少72百万円、長期借入金の減少12百万円によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末と比べ290百万円増加し、1,475百万円となりました。これは主に、資本金の増加88百万円、資本剰余金の増加13百万円、利益剰余金の増加189百万円によるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ6百万円増加した結果、当連結会計年度末は1,275百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は145百万円(前連結会計年度に獲得した資金は190百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益221百万円の計上、売上債権の増減額△191百万円、減価償却費13百万円、株式報酬費用20百万円、仕入債務の増減額113百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果支出した資金は32百万円(前連結会計年度に獲得した資金は43百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出15百万円、無形固定資産の取得による支出32百万円、敷金及び保証金の差入による支出6百万円、投資有価証券償還による収入20百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果支出した資金は106百万円(前連結会計年度に支出した資金は148百万円)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出50百万円、長期借入金の返済による支出101百万円、社債の償還による支出64百万円、株式の発行による収入157百万円、配当金の支払額48百万円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 a 生産実績及び受注実績 当社は人財ソリューション事業、教育機関支援事業、プロモーション支援事業を行っており、提供するサービスの性質上、生産実績及び受注実績の記載になじまないため、省略しております。 b 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 人財ソリューション事業   1,516,762   6.4 教育機関支援事業   1,120,315   6.5 プロモーション支援事業   1,317,211   17.9 合計   3,954,289   10.0 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.前連結会計年度および当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、(1)経営成績等の状況の概要①経営成績の状況及び②財政状態に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析については、(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性について、当社グループにおける資金需要の主なものは、売上原価、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び設備投資資金であります。当社グループの資金の源泉は主として営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入となります。 内部留保金の使途につきましては、更なる成長に向け、長期的な視点に立ったサービス開発への設備投資、事業拡大のための資金確保に活用していく方針としております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。 当社グループは、貸倒引当金、固定資産の減損、投資その他の資産の評価、税効果会計などに関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して連結財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社の財務諸表で採用する重要な会計上の見積りは「第5 経理の状況 2財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。