概要
デジタリフトは2012年に創業した統合デジタルマーケティング企業である。広告・コンサルティングとブランド・メディアの2つのサービス領域を組み合わせ、クライアントのデジタル上の顧客体験最適化を支援する。2021年9月に東証マザーズに上場、2022年4月にグロース市場へ移行した。2025年9月期の連結売上高は35億円、従業員数は55名。子会社にmeyco株式会社、ウェブココル株式会社を持ち、東京都渋谷区に本社を置く。
2つのサービス領域で構成される事業
デジタリフトの事業は「広告・コンサルティングサービス領域」と「ブランド・メディアサービス領域」の2つから成る。広告・コンサルティング領域では、インターネット広告の運用代行や戦略立案を提供。FacebookやGoogleなどのプラットフォームを活用した広告配信、トレーディングデスク業務が原点である。ブランド・メディア領域では、クライアントのブランド価値向上を目的としたメディア運営やコンテンツ制作を手がける。両領域を顧客ニーズに合わせて柔軟に組み合わせることで「統合デジタルマーケティング事業」として一貫したサービスを提供している。
顧客基盤と外部認定による市場での評価
同社は創業以来、広告主や代理店との関係を積み上げてきた。2020年3月には社名を「デジタリフト」に変更し、ブランドを明確化。2018年3月にFacebook Agency Directory認定広告代理店、2022年2月にGoogle「2022 Premier Partner」に認定されるなど、主要プラットフォームからの評価を得ている。2024年11月には「Meta Agency First Awards Japan 2024」で「Best SMB Partner」を受賞。主要取引先には株式会社博報堂DYメディアパートナーズが含まれ、2023年9月期には売上高の19.5%を占めていた。
グループ体制と成長戦略の方向性
デジタリフトは単一セグメントの統合デジタルマーケティング事業を展開するが、子会社を通じて事業領域を拡大している。2023年1月にmeyco株式会社を連結子会社化し、2025年1月にはウェブココル株式会社を連結子会社化。両社はブランド・メディア領域の強化に寄与している。また2025年6月には株式会社GROWTH VERSEとの資本業務提携を締結、スタートアップへの出資も行う。経営指標として売上高、売上総利益、営業利益、経常利益を重視し、M&Aや事業開発による持続的成長を志向している。
業界の中での役割はデジタルマーケティングエージェンシーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01広告主(企業)主力
クライアント企業のデジタルマーケティングを支援。広告運用、コンサルティング、ブランドメディアの運営などを組み合わせ、顧客のニーズに合わせて提供。長期的な顧客関係を活かし、付加価値の高い提案を行う。
- 広告・コンサルティングサービス
- デジタル広告の運用、マーケティング戦略のコンサルティング。
- ブランド・メディアサービス
- ブランド構築を目的としたメディア運営・コンテンツ制作。
製品と技術
広告運用とコンサルティングサービス
デジタリフトの広告・コンサルティングサービス領域は、トレーディングデスクとしての創業から始まった。現在はFacebook、Google、Metaなど主要プラットフォームでの広告運用代行を提供する。クライアントのマーケティング目標に応じて、ターゲティング、入札最適化、クリエイティブ制作まで一貫して支援。2022年2月にGoogle「Premier Partner」、2024年11月にMeta「Best SMB Partner」に認定された実績を持つ。また、広告効果の分析や戦略立案を含むコンサルティングも行い、単なる運用に留まらない価値を提供する。
ブランドメディア運営とコンテンツ制作
ブランド・メディアサービス領域では、子会社のmeyco株式会社やウェブココル株式会社と連携し、クライアントのブランド価値向上を支援する。具体的には、オウンドメディアの企画・制作・運用、SEO対策、コンテンツマーケティングなど。デジタル技術を活用したユーザー体験の最適化をミッションとし、広告領域で得た知見をメディア運営に反映させるクロスセルを推進。これにより、クライアントの長期的な関係構築と収益の安定化を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
Web制作・運用、低収益の中小SaaS
デジタリフトはWeb制作・運用・SaaS事業を展開するサービス業。売上高33億円(2024年9月期)で前年比8%減、営業損益はゼロ。2025年9月期は売上高35億円、営業利益率5.71%と小幅改善見込み。同業のジンジブやダイブと競合するが、業界全体で成長率は鈍化。差別化要素が弱く、価格競争に晒されやすい。利益率の低さから事業拡大に制約があり、投資余力も限定的。
強み
- 2025年9月期売上高35億円と微増、底打ち感がある。
- 来期の営業利益率5.71%と黒字化計画、コスト削減効果を見込む。
- ストック型収益のSaaSにシフトし、安定収益基盤を構築中。
- 意思決定が速く、顧客ニーズに合わせた柔軟なサービス提供が可能。
課題
- 前期の減収から回復途上、市場競争激化で成長率が限定的。
- 営業利益率5%台と低く、事業拡大に必要な投資余力が不足。
- 同業のジンジブやダイブとサービス内容が類似、独自性の訴求が困難。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がデジタリフト
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2435シダー | 24億円 | 4.5倍 |
| 2 | 9342スマサポ | 24億円 | 32.8倍 |
| 3 | 142Aジンジブ | 24億円 | 13.3倍 |
| 4 | 7042アクセスグループ・ホールディングス | 24億円 | 14.0倍 |
| 5 | 9244デジタリフト | 23億円 | 11.7倍 |
| 6 | 7083AHCグループ | 23億円 | 263.2倍 |
| 7 | 195AMUSCAT GROUP | 23億円 | — |
| 8 | 6085アーキテクツ・スタジオ・ジャパン | 23億円 | — |
| 9 | 2479ジェイテック | 22億円 | 13.9倍 |
| 10 | 4720城南進学研究社 | 22億円 | 401.6倍 |
| 11 | 7073ジェイック | 22億円 | 17.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
トレーディングデスクとして創業しフリークアウト傘下へ
2012年11月、代表取締役の百本正博が東京都杉並区に株式会社電子広告社を設立。資本金5,000千円でインターネット広告のトレーディングデスク業務を開始した。2014年4月に本社を港区六本木へ移転、2015年12月には港区西麻布へ移転し業務を拡大。2016年8月、株式会社フリークアウト(現フリークアウト・ホールディングス)が全株式を取得し、同社の連結子会社となった。この資本関係により、グループのリソースを活用した事業展開が可能となった。
拠点拡大とFacebook・Google認定取得で成長基盤を整備
2017年9月に本社を港区西麻布に再移転し、2018年3月にはFacebook Agency Directory認定広告代理店に登録。同年8月には日本インタラクティブ広告協会(JIAA)に加盟し、業界内での信用を高めた。2019年9月には普通株式1株を100株に分割し、資本基盤を強化。同年10月には宮崎オフィスを開設し、地方拠点による業務拡大を開始した。2020年3月、社名を株式会社デジタリフトに変更し、ブランドを統一した。
東証マザーズ上場とグロース市場への移行
デジタリフトは2021年9月に東京証券取引所マザーズに上場。上場に伴い、2021年8月には宮崎オフィスを移転拡大した。2022年4月、東証の市場区分見直しによりマザーズからグロース市場へ移行。上場後も成長を続け、2022年2月にはGoogle「2022 Premier Partner」に認定され、大手プラットフォームとの関係を強固にした。同年8月には沖縄オフィスを設立し、地方拠点を東日本と西日本の両方に配置した。
子会社化とM&Aによる事業領域の拡大
2023年1月、meyco株式会社を連結子会社化し、ブランド・メディア領域の強化を図った。同年11月にはウェブココル株式会社を持分法適用関連会社化し、2025年1月に連結子会社化。これによりデジタリフトグループのサービスラインナップが拡充された。2024年3月には本社を渋谷区神宮前に移転し、業務拡大に対応。2024年11月にはMetaから「Best SMB Partner」を受賞し、SNS広告分野での実績が評価された。
海外拠点設立と提携による新たな成長フェーズ
2025年6月、デジタリフトは株式会社GROWTH VERSEとの資本業務提携契約を締結。スタートアップ投資や事業開発での協業を見込む。同年8月にはベトナムオフィスを設立し、海外展開に乗り出した。これにより、国内市場だけでなくアジア地域でのデジタルマーケティング需要の取り込みを狙う。2025年9月期の連結売上高は34.9億円、営業利益1.87億円と、前期比で大幅な増益を達成し、収益構造の改善が進んでいる。
年表22件を開く
2010年代
- 2012年11月創業当社の代表取締役であり創業者である百本正博が、東京都杉並区においてインターネット広告におけるトレーディングデスクを業とする株式会社電子広告社(資本金 5,000千円)を設立
- 2014年4月本社を港区六本木に移転
- 2015年12月業務拡大に付き、本社を港区西麻布 3丁目2番12号 に移転
- 2016年8月株式会社フリークアウト(現 株式会社フリークアウト・ホールディングス)による当社株式7,500株の取得が完了し、株式会社フリークアウトの連結子会社となる
- 2017年9月業務拡大に付き、本社を港区西麻布 4丁目16番13号 に移転
- 2018年3月Facebook Agency Directory認定広告代理店へ登録
- 2018年8月日本インタラクティブ広告協会(JIAA)へ加盟
- 2019年9月普通株式1株を100株に株式分割
- 2019年10月当社宮崎オフィス(宮崎県宮崎市橘通西)開設
2020年代
- 2020年3月商号変更社名を株式会社デジタリフトに変更
- 2021年8月業務拡大に付き、宮崎オフィス(宮崎県宮崎市橘通東)を移転
- 2021年9月上場東京証券取引所マザーズに上場
- 2022年2月Google 「2022 Premier Partner」に認定
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行
- 2022年8月創業沖縄オフィス(沖縄県那覇市)を設立
- 2023年1月M&Ameyco株式会社(現連結子会社)を連結子会社化
- 2023年11月ウェブココル株式会社(現連結子会社)を持分法適用関連会社化
- 2024年3月業務拡大に付き、本社を渋谷区神宮前6丁目17 番11 号に移転
- 2024年11月「Meta Agency First Awards Japan 2024」にて「Best SMB Partner」を受賞
- 2025年1月M&Aウェブココル株式会社(現連結子会社)を連結子会社化
- 2025年6月株式会社GROWTH VERSEとの資本業務提携契約を締結
- 2025年8月創業ベトナムオフィスを設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
クロスセルによる収益拡大と生産性向上
広告・コンサルティング領域でブランド・メディア領域とのクロスセルを推進し、収益規模拡大と業務改善による生産性向上で売上高と採算性を確保する。
- 02
グループシナジーとサービス拡充
ブランド・メディア領域でグループ会社とのシナジーを拡大し、事業開発とサービスラインナップ拡充により顧客ニーズ対応力を向上。採算性維持とクロスセルで顧客基盤拡大を図る。
- 03
M&Aによる事業規模拡大
既存事業とのシナジーが創出されるM&Aを積極的に検討し、事業規模拡大を実現。ミッション達成に必要な場合は他領域にも投資を行う。
- 04
スタートアップ出資による事業機会創出
スタートアップへの出資を通じて、中長期的にデジタル技術によるUX最適化の事業機会を実現し、既存領域への成長寄与を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で55人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は565万円で、4期前と比べて+24.2%。平均年齢は38.8歳、平均勤続年数は3.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年9月 | 455 | 32.9 | 1.9 | 48 | — |
| 2022年9月 | 432 | 32.6 | 1.9 | 66 | — |
| 2023年9月 | 495 | 33.4 | 2.6 | 68 | — |
| 2024年9月 | 504 | 35.8 | 3.7 | 61 | 0 |
| 2025年9月 | 565 | 38.8 | 3.0 | 55 | 364 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内ウェブココル株式会社福岡県福岡市中央区議決権80.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は35億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収で、売上が+6.1%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 43億円 | 35億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 2億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は7億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−12.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 11 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2023年3Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年4Q | 9 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 16 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2025年2Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 18 | 2 | 11.1 | 1 |
| 2026年2Q | 18 | 1 | 5.6 | 1 |
| 2026年3Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2017年9月期からの9期で、売上は9億円から35億円へ3.9倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | 9 | — | 1 | — | 0 |
| 2018年9月 | 13 | — | 0 | — | 0 |
| 当社宮崎オフィス(宮崎県宮崎市橘通西)開設 | |||||
| 2019年9月 | 21 | — | 1 | — | 1 |
| 社名を株式会社デジタリフトに変更 | |||||
| 2020年9月 | 21 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに上場 | |||||
| 2021年9月 | 23 | — | 2 | — | 1 |
| 沖縄オフィス(沖縄県那覇市)を設立 | |||||
| 2022年9月 | 26 | — | 2 | — | 1 |
| meyco株式会社(現連結子会社)を連結子会社化 | |||||
| 2023年9月 | 36 | — | 1 | — | 1 |
| 2024年9月 | 33 | 0 | 0 | 0.0 | −1 |
| ベトナムオフィスを設立 | |||||
| 2025年9月 | 35 | 2 | 2 | 5.7 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高35億円のうち、営業利益として残るのは2億円で5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.6%24億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.7%9億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2025年9月期は営業CFが2億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は15億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年9月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 |
| 2020年9月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
| 2021年9月 | 2 | 0 | 2 | 2 | 8 |
| 2022年9月 | 1 | 0 | 2 | 1 | 11 |
| 2023年9月 | 1 | −1 | 2 | 0 | 12 |
| 2024年9月 | 0 | −2 | 5 | −2 | 16 |
| 2025年9月 | 2 | 0 | −3 | 2 | 15 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年9月期の総資産は22億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は32.0%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | 4 | 1 | 3 | 18.2 |
| 2018年9月 | 5 | 1 | 4 | 19.5 |
| 2019年9月 | 7 | 2 | 5 | 22.7 |
| 2020年9月 | 7 | 2 | 5 | 32.6 |
| 2021年9月 | 12 | 5 | 7 | 44.9 |
| 2022年9月 | 15 | 8 | 7 | 53.0 |
| 2023年9月 | 19 | 7 | 12 | 35.1 |
| 2024年9月 | 23 | 6 | 17 | 26.5 |
| 2025年9月 | 22 | 8 | 15 | 32.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中178位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中447位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,438で、1年前と比べて+8.4%。過去52週の値幅のなかでは92%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.7倍 |
| PER (会社予想) | 18.5倍 |
| PBR | 2.60倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は前日比-6.44%の1205円と急落しましたが、1カ月では-2.9%と小幅な下落です。52週高値1459円からは17%下落し、52週安値862円からは40%上昇した位置にあります。25日線1246.6円を下回りましたが、75日線1134.77円や200日線1029.34円は依然として上にあります。RSIは56.59で中立圏です。出来高は急増しており、材料が出た可能性があります。サービス業のため、デジタル化需要の動向が影響します。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績が2024年9月期に減収・赤字転落と悪化。2025年9月期は増収・黒字回復予想だが、その実現性が焦点。強気派は人手不足を背景にIT人材需要は堅調、リストラ効果で収益性改善を見込む。弱気派は競争激化による単価低下や、派遣需要の先行き不透明感を懸念。
- IT人材需要の底堅さ
デジタル化の潮流でエンジニア需要は中長期的に拡大。
- 収益改善策の効果
不採算案件の見直しや稼働率向上で営業利益率5.7%目標。
- PBR1倍割れの割安感
PBR2.16倍だが、ROE16%を考慮すれば割安感がある。
- 競争激化による単価低下
同業他社との価格競争で派遣単価の上昇が鈍化。
- 業績の不安定さ
2024年9月期は減収赤字、回復の確度は低い。
- 市場の成長鈍化
IT人材派遣市場の成長率が鈍化する可能性。
- 稼働率
- 人材派遣の収益性を左右する最重要指標。
- 月額単価
- 競争環境と付加価値の変化を示す。
- エンジニア人数
- 成長の原資となる人材プールの規模。
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ948人。区分でいちばん多いのは個人・その他で64.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.0%を占め、残る68.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 52.0 | 56.8 | 61.3 | 58.8 | 64.2 |
| 事業法人 | 34.5 | 32.5 | 31.9 | 31.8 | 31.8 |
| 自己株式 | — | — | 9.0 | 8.9 | 8.9 |
| 外国法人 | 2.9 | 1.2 | 1.2 | 0.5 | 2.6 |
| 証券会社 | 9.7 | 9.1 | 5.3 | 8.2 | 1.1 |
| 金融機関 | 0.9 | 0.4 | 0.2 | 0.5 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 百本 正博 | 31.45 |
| 02 | 株式会社フリークアウト・ホールディングス | 30.55 |
| 03 | 鈴木 智博 | 1.88 |
| 04 | 海老根 智仁 | 1.15 |
| 05 | 有限会社EIF | 0.95 |
| 06 | NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW | 0.63 |
| 07 | JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCHEQ CO | 0.62 |
| 08 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 0.49 |
| 09 | J.P.MORGAN SECURITIES PLC | 0.45 |
| 10 | 戸田尚吾 | 0.32 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−97%、1株純資産は9期で−90%。直近期のROEは16.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | 2,520 | 4,918 | 68.9 | — |
| 2018年9月 | 2,148 | 7,066 | 35.9 | — |
| 2019年9月 | 53 | 125 | 53.6 | — |
| 2020年9月 | 54 | 178 | 35.4 | — |
| 2021年9月 | 94 | 359 | 33.0 | 19.9 |
| 2022年9月 | 96 | 499 | 22.7 | 10.7 |
| 2023年9月 | 35 | 478 | 7.8 | 27.3 |
| 2024年9月 | −52 | 426 | — | — |
| 2025年9月 | 76 | 501 | 16.3 | 13.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額57百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 百本正博 | 代表取締役 | 56 | 494,100 |
| 田中友幸 | 取締役 | 49 | — |
| 輿石雅志 | 取締役 | 54 | — |
| 金山藍子 | 取締役 | 47 | — |
| 久保聖 | 常勤監査役 | 41 | — |
| 水野祐 | 監査役 | 45 | 1,000 |
| 大谷はるみ | 監査役 | 64 | — |
| 中谷百合子 | 常勤監査役 | 53 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 36 | 1 | 38 | 13 |
| 社外監査役 | 3 | 11 | — | 11 | 4 |
| 社外取締役 | 2 | 6 | — | 6 | 3 |
| 監査役 | 1 | 2 | — | 2 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
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何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,549字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,451字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,997字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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