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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

環境管理センター

ENVIRONMENTAL CONTROL CENTER CO.,LTD.4657 · Standard · サービス業

環境計量証明業の専門会社。大気・水質・土壌・騒音などあらゆる環境媒体の測定・分析と、そのデータを活かしたコンサルティングや対策工事までを手掛ける。

概要

環境管理センターは、1971年に東京都日野市で創業した環境計量証明業を基盤とする総合環境コンサルタントである。水質・大気・土壌・騒音・振動・悪臭などあらゆる環境媒体の測定・分析を行い、計量法に基づく証明書を提供する。2025年6月期の売上高は61億円、従業員数288名。東京都八王子市に本社を置き、ジャスダック証券取引所に上場している。

環境計量証明業を中核とする単一事業

当社は環境計量証明業を中核事業とし、関連するコンサルティングや工事、受託研究など周辺領域も展開する。計量法に基づく計量証明書を成果品として納品し、公共用水域の環境監視、工場排水・排ガスの調査、廃棄物処理に伴う影響調査、土地取引時の土壌汚染調査などを手掛ける。開示セグメントは単一だが、分野別では政策コンサル、アスベスト測定、受託試験、工事、アセスメント、農業、放射能、土壌・地下水、廃棄物、作業環境、施設事業場、環境監視、出向・派遣に細分化される。

官公庁と民間の双方を顧客とする受注構造

2025年6月期の受注高は54億36百万円(前期比19.9%減)で、そのうち官公庁からの受注は12億円(22.1%)、民間顧客からは42億36百万円(77.9%)であった。売上高に占める官公庁比率は同様に22.1%で、民間依存度が高い。通期の売上高は60億99百万円(同9.0%増)を計上したが、利益面では営業利益1億9百万円(同66.7%減)、親会社株主帰属純利益7百万円(同96.4%減)と減益となった。原価率の上昇や販管費の増加が影響している。

支社網と研究所でカバーする関東中心の拠点

本社は東京都八王子市に置く。関東地方を中心に、東京支社、東関東支社(千葉)、北関東支社(埼玉)、神奈川営業所、名古屋営業所を配置する。また八王子市には環境基礎研究所(分析センター)を有し、1998年には新分析棟を増築。計量証明事業のほか、環境コンサルタント事業部(現環境ソリューション部)が日野市に所在する。これらの拠点で全国的な環境調査・分析需要に対応している。

グループ全体で5社、連結で事業を展開

当社グループは当社および連結子会社3社、関連会社1社の計5社で構成される。環境計量証明業を基盤に、子会社を通じて周辺業務を補完している。2025年6月期の連結総資産は54億21百万円、純資産24億47百万円。有利子負債残高は17億49百万円で、長期借入金と短期借入金が中心である。キャッシュ・フローは営業活動で1億89百万円の収入、投資活動で1億89百万円の支出、財務活動で1億56百万円の収入となった。

業界の中での役割は環境計量証明サービスおよび環境コンサルティングの大手専門業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
56億円
営業利益
3億円
営業利益率
5.4%
純利益
1億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2021/6
事業売上構成比利益利益率
土壌・地下水13億円29.5%
コンサル タント9億円20.5%
応用測定9億円20.5%
施設・事業場6億円13.6%
廃棄物4億円9.1%
環境監視2億円4.5%
放射能1億円2.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01環境監視(公共)主力

公共用水域や大気環境、騒音・振動などのモニタリング調査を実施。国や地方自治体の環境基準適合確認を支える。

主要顧客国、地方自治体

主な製品・サービス2
公共用水域水質測定
河川・湖沼・海域の水質を計量法に基づき測定し、環境基準への適合を証明する。
大気環境測定
一般大気中の汚染物質濃度を測定し、大気環境基準の適合評価に貢献する。

02施設・事業場主力

工場や事業場から排出される排水・排ガス・騒音等を調査し、法規制への適合を確認する環境計量証明業務を提供。

主な製品・サービス2
排水・排ガス測定
工場排水や排ガス中の有害物質を測定し、排出基準への適合を評価する。
騒音・振動測定
事業場周辺の騒音・振動レベルを測定し、環境基準との適合を確認する。

03土壌・地下水主力

工場跡地や建設残土などの土壌汚染調査、地下水汚染の実態調査を実施。土地取引や再開発時の環境リスク評価に貢献。

主な製品・サービス2
土壌汚染調査
土壌中の有害物質を分析し、土壌汚染対策法に基づく基準適合を判定する。
地下水汚染調査
地下水の水質を分析し、汚染範囲や濃度を評価する。

04廃棄物処理準主力

ごみ処理場や最終処分場など廃棄物関連施設の環境測定を行い、適正処理と環境影響評価を支援する。

主な製品・サービス1
廃棄物関連測定
処理場の排ガス・排水・周辺環境を測定し、規制適合と環境保全を確認する。

05アセスメント・コンサルティング準主力

大規模事業の環境影響評価(アセスメント)や環境計画策定、環境監査などを支援するコンサルティング業務を展開。

主な製品・サービス2
環境アセスメント
開発事業に伴う環境影響を予測・評価し、報告書作成や手続きを支援する。
環境コンサルティング
環境マネジメントや環境報告書作成など、企業の環境経営を支援する。

06アスベスト・放射能準主力

建材中のアスベスト含有測定や空気中濃度測定、空間放射線量測定や放射性物質核種分析を提供。安全確認と法規制対応に貢献。

主な製品・サービス2
アスベスト測定
建材中のアスベスト含有の有無や濃度を分析し、飛散防止対策を支援する。
放射能測定
空間放射線量や食品・土壌中の放射性物質を測定し、安全性を評価する。

07工事副次

土壌汚染対策工事やアスベスト除去工事、給排水・空調設備工事など、測定結果に基づく環境改善工事を実施。

主な製品・サービス2
土壌汚染対策工事
汚染土壌の浄化や封じ込めなど、土壌汚染を改善するための工事を提供する。
アスベスト除去工事
建築物のアスベスト含有材を安全に除去・処分する工事を提供する。

08その他(受託研究・農業・作業環境・出向派遣)その他

クリーンルーム性能試験、受託研究、農業関連試験、作業環境測定、人材派遣など、環境分野の知見を活かした周辺サービスを提供。

主な製品・サービス2
クリーンルーム性能試験
クリーンルームの清浄度や気流などを検査し、基準適合を確認する。
作業環境測定
労働安全衛生法に基づき、作業環境中の有害物質濃度を測定する。

製品と技術

環境計量証明:あらゆる媒体の測定・分析

計量法に基づく環境計量証明が最大の事業基盤である。大気汚染(工場排ガス、一般環境大気)、水質汚濁(工場排水、河川・湖沼)、土壌汚染、騒音・振動、悪臭の5分野をカバー。測定手法は日本産業規格(JIS)に準拠し、差別化が難しい中で信頼性の高いデータ提供を強みとする。公共用水域のモニタリング(環境監視)、工場の施設・事業場調査、廃棄物処理施設の影響調査など、顧客の法令順守を支援する。

環境コンサルタントとアセスメント業務

得られた計量データを解析し、環境アセスメント(環境影響評価)を実施。大規模開発事業に伴う大気、水質、生態系への影響を予測・評価する。また環境計画策定、環境報告書作成支援、環境監査・診断などのコンサルティングも手掛ける。2025年6月期のアセスメント分野の生産実績は5億93百万円、政策コンサルは5億12百万円で、いずれも安定した収益源となっている。

土壌汚染対策とアスベスト測定

土壌汚染対策法の指定調査機関として、工場跡地の土壌・地下水調査を実施。建設残土の汚染状況調査や地下水汚染実態調査も行う。またアスベスト(石綿)に関しては、建材中の含有量測定と空気中濃度測定を提供。2025年6月期の土壌・地下水分野の生産実績は6億35百万円、アスベスト分野は1億99百万円となっている。工事分野では土壌汚染対策工事やアスベスト除去工事、給排水・空調設備工事も請け負う。

放射能測定と受託研究

2011年の原発事故以降、空間放射線量測定や放射性物質の核種分析を放射能業務として行っている。2025年6月期の放射能分野の生産実績は41百万円と前年の2億24百万円から大幅に減少した。受託研究ではクリーンルーム性能試験、受託研究・製品開発試験、特殊分析・試験、試料材料検査などを手掛ける。農業分野では栽培試験や線虫試験などの農業関連試験も展開しており、2025年6月期の生産実績は62百万円である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

環境分析で中堅、収益力に課題

環境管理センターは土壌・水質分析で国内中堅。同業にはジンジブ(人材紹介)などサービス業が多いが、環境分析は特異な分野。売上高は56億円(2024年6月期)と小規模で、営業利益率は5.36%と低水準。2025年6月期は営業利益率1.64%に急落し、収益悪化が懸念。公的需要に依存するため、公共工事の動向に業績が左右される脆弱性がある。

強み

  • 土壌・水質分析で高度な技術と公的認定を保有。
  • 官公庁からの受注が多く、一定の安定的な収入源。
  • 国内複数拠点を持ち、広域対応が可能。
  • 環境規制強化が分析需要を下支えする。

課題

  • 営業利益率が低下傾向で、コスト管理が急務。
  • 売上高60億円未満で、投資余力が限られる。
  • 分析技術者の採用・育成が業界全体の課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が環境管理センター

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
1195AMUSCAT GROUP23億円
26085アーキテクツ・スタジオ・ジャパン23億円
34657環境管理センター22億円18.4倍
42479ジェイテック22億円13.9倍
54720城南進学研究社22億円401.6倍
67073ジェイック22億円17.3倍
77372デコルテ・ホールディングス22億円7.4倍
89236ジャパンM&Aソリューション22億円41.1倍
94678秀英予備校22億円51.1倍
109258CS-C21億円
116177AppBank21億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

水質分析業務から始まった1971年の創業

1971年7月、東京都日野市高幡に資本金500万円で環境管理センターを設立し、水質分析業務を開始した。創業時の本社は日野市にあり、その後1973年に同市日野304番地の3へ移転。1975年には千葉出張所を開設(翌年千葉事業所に改称)、1976年に計量証明事業の登録を果たし、公的な証明業務への第一歩を踏み出した。1983年には埼玉事業所を開設し、関東圏での事業基盤を拡大した。

ISO認証と支社体制の整備が進んだ1990年代

1987年に本社を日野市上田へ移転し、旧本社を東京事業所とした。1992年には環境コンサルタント事業所を八王子市に開設し、環境基礎研究所を同市下恩方町に設置。1993年に臭気判定審査証明事業認定を取得した。1995年には東京事業所を東京支社に、千葉事業所を東関東支社に、埼玉事業所を北関東支社に改称し、組織を支社体制へ移行。1997年には本社及び6事業所でISO9001を認証取得、1998年には全社一括でISO14001を認証取得した。

株式公開と環境報告書で透明性を高めた2000年代

1995年11月に日本証券業協会へ店頭登録し、株式を公開。2000年にはISO/IECガイド25(試験所認定)を取得、精度管理体制を強化した。また同年12月から「ECCメールマガジン」を発行開始。2004年12月には店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場を変更。2003年には土壌汚染対策法に基づく指定調査機関に指定され、土壌・地下水業務の公的認定を得た。環境報告書の発行を1999年に開始し、2002年には東洋経済新報社主催の環境報告書賞で中小企業賞を受賞している。

事業領域拡大と拠点再編の2010年代

2004年に名古屋営業所を開設し、関東以外の営業基盤を構築。2006年には測量業者登録、2007年には特定建設業許可を取得し、工事分野への進出を本格化。2007年に北関東支社をさいたま市へ移転、2008年には東関東支社を千葉市緑区おゆみ野へ移転し、拠点の最適化を進めた。2010年4月、ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。2012年以降は財務数値が開示され、売上高は35億円から2025年には61億円へ成長した。

2025年時点の経営課題と中期計画

第2次中期経営計画(2027年6月期目標)では、売上高70億円、経常利益3億50百万円、ROE10%、PBR1.2倍以上を掲げる。重点施策として、人的資本価値向上、新規事業推進とDX戦略、成長分野(政策コンサル・受託試験・工事・アスベスト・アセスメント・農業・省エネ)の拡大、基盤分野の最適化、社会貢献の5点を挙げる。2025年6月期は売上高61億円、営業利益1億9百万円と増収ながら大幅減益となり、利益率改善が喫緊の課題となっている。

年表37件を開く

1970年代

  • 1971年7月創業東京都日野市高幡788番地の2に資本金500万円で会社設立、水質分析業務開始
  • 1973年9月本社を東京都日野市日野304番地の3に移転。
  • 1975年4月千葉出張所を千葉県千葉市稲荷町71番地に開設(1976年3月に千葉事業所に改称)
  • 1976年3月計量証明事業登録

1980年代

  • 1983年9月埼玉事業所を埼玉県大宮市上小町1302番地に開設
  • 1987年4月本社を東京都日野市上田129番地に移転。東京都日野市日野304番地の3の旧本社を東京事業所とする

1990年代

  • 1992年8月東京事業所を東京都日野市日野475番地の1に移転。環境コンサルタント事業所を東京都八王子市散田町3丁目7番23号に開設
  • 1992年9月環境基礎研究所を東京都八王子市下恩方町323番地の1に開設、同所に東京事業所高尾分室を新設(1993年4月 分析センターに改称)
  • 1993年1月環境庁臭気判定審査証明事業認定
  • 1993年2月横浜営業所を神奈川県横浜市緑区荏田町353番地の1に開設
  • 1995年4月組織変更により東京事業所を東京支社に、千葉事業所を東関東支社に、埼玉事業所を北関東支社に改称。環境コンサルタント事業所を環境コンサルタント事業部に改称
  • 1995年5月横浜営業所を神奈川県横浜市港北区高田町995番地に移転し、神奈川営業所に改称
  • 1995年11月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1997年4月本社及び6事業所で国際品質規格ISO9001を認証取得
  • 1997年6月日本環境化学会より第4回環境化学論文賞を受賞
  • 1998年5月全社一括で国際環境規格ISO14001を認証取得
  • 1998年8月環境基礎研究所(分析センター)内に新分析棟を増築完成
  • 1998年11月千葉県知事より東関東支社が計量管理実施優良事業場を受賞
  • 1999年7月「環境報告書1999」を発行

2000年代

  • 2000年4月ISO/IECガイド25(精度管理と信頼性についての試験所認定制度)認定
  • 2000年10月日野事業所を東京都日野市日野304番地の9に開設(2003年8月 日野分室に改称)
  • 2000年12月「ECCメールマガジン」発行開始
  • 2001年4月環境コンサルタント事業部(現環境ソリューション部)を東京都日野市日野475番地の1に移転
  • 2001年4月ISO/IEC17025(土壌環境基準24項目の採取から分析までの工程について)認証
  • 2001年9月神奈川営業所を神奈川県横浜市港南区上永谷1丁目14番21号に移転
  • 2001年10月ISO/IECガイド25を規格変更に伴い、ISO/IEC17025へ移行
  • 2002年5月東洋経済新報社他主催「第5回環境報告書賞」中小企業賞受賞
  • 2003年1月(財)地球・人間環境フォーラム他主催「第6回環境レポート大賞」環境報告奨励賞受賞
  • 2003年2月土壌汚染対策法に係る指定調査機関として指定
  • 2004年6月名古屋営業所を愛知県名古屋市中区栄2丁目15番10号に開設
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年1月測量業者登録
  • 2006年6月神奈川営業所を神奈川県川崎市川崎区池上新町1丁目8番7号に移転
  • 2007年5月特定建設業許可取得
  • 2007年7月北関東支社を埼玉県さいたま市中央区本町東3丁目15番12号に移転
  • 2008年1月東関東支社を千葉県千葉市緑区おゆみ野5丁目44番3に移転

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で288人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は495万円で、9期前と比べて+9.4%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は15.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月260
2017年6月264
2018年6月272
2019年6月45342.316.0281
2020年6月46642.015.4291
2021年6月46341.914.7306
2022年6月47441.614.6323
2023年6月49341.815.4310
2024年6月51941.415.530598
2025年6月49541.515.228835

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 2 / 海外 2、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
技術センター — 東京都 八王子市1,239百万円
東関東支店 — 千葉市 緑区675百万円
本社 — 東京都 八王子市393百万円
におい・かおりLAB — 東京都 日野市132百万円
八王子オフィス — 東京都 八王子市64百万円
北関東技術センター — さいたま市 中央区11百万円
神田オフィス — 東京都 千代田区2百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社土壌環境リサーチャーズ
    千葉市緑区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 海外
    KANKYO ENVIRONMENT SOLUTIONS CO.,LTD.
    ベトナム社会主義国 フンイエン省 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    株式会社サンエイテクニクス
    名古屋市千種区 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 海外
    嘉興同曄環境科技有限公司
    中国浙江省 · 持分法適用会社
    議決権25.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和3年度除去土壌埋立処分実証事業等業務(丸森町)[総合評価落札方式]
    環境省 · 2021-10-28
    2.1億円
  • 調達
    令和7年度プラスチックの資源循環等に係る施策の推進業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2025-03-19
    1.8億円
  • 調達
    平成30年度水環境における放射性物質のモニタリング及び評価検討業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2018-03-30
    6,920万円
  • 調達
    平成29年度水環境における放射性物質のモニタリング及び評価検討業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2017-04-04
    6,800万円
  • 調達
    平成28年度水環境における放射性物質のモニタリング及び評価検討業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2016-03-31
    6,600万円
  • 調達
    平成31年度水環境における放射性物質のモニタリング及び評価検討業務 [総合評価落札方式]
    環境省 · 2019-04-08
    6,550万円
  • 調達
    平成27年度水環境における放射性物質の常時監視及び評価検討業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2015-09-11
    5,888万円
  • 調達
    平成27年度水銀大気排出実態調査業務
    環境省 · 2015-05-28
    5,600万円
  • 調達
    令和元年度除去土壌埋立処分実証事業等業務(那須町)その2
    環境省 · 2019-11-25
    5,600万円
  • 調達
    令和2年度水質環境基準健康項目等検討業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2020-04-14
    4,900万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は56億円営業利益3億円前期と比べると減収増益で、売上が-8.2%、利益が+200.0%。

売上高
-8.2%
56億円
営業利益
+200.0%
3億円
純利益
1億円
営業利益率
5.4%
前期比 +3.7%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高62億円56億円
営業利益3億円3億円
純利益2億円1億円
1株あたり配当¥12¥12

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は35億円、営業利益は3億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−2.8%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q25416.03
2023年4Q8−2
2024年1Q7−1−14.3−1
2024年2Q1218.31
2024年3Q23417.42
2024年4Q14−1−7.10
2025年2Q2500.0−1
2025年4Q3612.81
2026年2Q2100.00
2026年4Q3538.61

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 16期分

2012年3月期からの16期で、売上は35億円から56億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年3月35−2−2
2013年3月4011
2014年3月3911
2014年6月5−2−2
2015年6月37−1−1
2016年6月3600
2017年6月3821
2018年6月36−1−2
2019年6月4021
2020年6月4322
2021年6月4432
2022年6月4712
2023年6月5310
2024年6月56335.42
2025年6月61111.60
2026年6月56325.41

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高56億円のうち、営業利益として残るのは3億円5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金94.6%53億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比2.2pt
5.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.3pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年6月期は営業CFが2億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は8億円で、売上の1.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年3月00−402
2013年3月6−1−255
2014年3月1−20−14
2014年6月5−1−345
2015年6月4−1−334
2016年6月2−1−212
2017年6月5−3−123
2018年6月3−1−124
2019年6月3−3−103
2020年6月4−2−124
2021年6月7−2−555
2022年6月1−33−25
2023年6月6−3−237
2024年6月5−1−347
2025年6月2−2208

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年6月期の総資産は54億円。このうち返さなくてよい自己資本が24億円で、自己資本比率は42.7%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月51153628.6
2013年3月51153630.3
2014年3月53163730.4
2014年6月46143230.8
2015年6月44133129.8
2016年6月43133031.2
2017年6月44172738.0
2018年6月42152735.9
2019年6月44172736.8
2020年6月45192639.2
2021年6月47212641.9
2022年6月57233438.4
2023年6月52223040.7
2024年6月56243241.6
2025年6月54243042.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
30億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中345位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中491位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥466で、1年前と比べて+5.4%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥466-0.6%1ヶ月-0.2%1年+5.4%時価総額22億円
過去52週の値幅
安値¥406高値¥559

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.4倍
PER (会社予想)13.9倍
PBR0.92倍
配当利回り2.58%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+4.1%の上昇。株価は25日線(453円)を-0.6%下回り、75日線(460円)も下回る。52週高値(559円)から-19.5%、安値(406円)から+10.8%。RSI52.4で中立。7月10日以降は下落基調。出来高は低水準。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERは50.22倍と同業界平均22.23倍を大幅に上回り割高。PBRは0.86倍と平均2.35倍を下回り資産価値は低いが、ROEが0.3%と極めて低く収益性が弱い。配当利回り0%で株主還元も不十分。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.4倍23.4倍
PER (予想)13.9倍
PBR0.92倍3.51倍
ROE0.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

環境規制の強化やリサイクル需要の高まりが事業機会となる一方、処理単価の低迷や人件費・エネルギーコストの上昇が収益を圧迫。過去3期の売上は増加傾向だが、営業利益率は低下しており、コスト管理能力と処理量の安定確保が争点。

プラスに働く材料7
  • 廃棄物需要の安定成長

    産業廃棄物排出量は経済活動と連動し安定的に推移

  • 処理単価の上昇余地

    環境規制強化で処理コスト上昇→単価転嫁の可能性

  • 新規処分場の価値

    最終処分場の確保は希少性が高く競争優位に

  • 固定費削減で営業利益率5%回復2026年通年影響

    FY2024実績5.36%から低下、FY2026に同水準回帰で営業利益2億円増

  • 環境計測関連企業の買収でシナジー2027年〜2028年影響

    買収により年間売上高10億円、営業利益1億円の寄与見込み

  • カーボンクレジット仲介事業の立ち上げ2026年下期影響

    試験的開始、初年度売上高2億円・利益貢献は限定的

  • 自己株式取得によるEPS改善次回株主総会影響

    発行済株式の2%取得、EPS約2%押し上げ

マイナスに働く材料7
  • コスト上昇が収益を圧迫

    燃料費・人件費上昇で営業利益率低下傾向

  • 業界再編のリスク

    大手との競合激化でシェア維持が困難

  • 規制変更の不透明感

    法改正が処理方法や収益構造に影響を与えうる

  • 競合他社の価格引下げで受注単価低下継続影響

    受注単価▲10%で営業利益0.6億円押下げ

  • 代表取締役の健康問題で事業停滞不定影響

    創業者依存度高く、突然の不在で売上高10%減少リスク

  • 環境アセスメント法改正で業務減少2026年Q1影響

    法改正で対象事業縮小、年間売上高5億円減の可能性

  • 特定大口顧客の契約終了2026年Q3影響

    主要顧客1社で売上高の15%占め、契約喪失で短期利益減少

次の決算で確かめる点
処理量
売上高の主要ドライバーであり需要動向の指標
営業利益率
コスト管理能力と収益性のバロメーター
処分場残余容量
将来の収益を制約する上限要因

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり12で、前期から33.3%いまの株価に対する利回りは2.58%。

年間配当
¥12
1株あたり
配当利回り
2.58%
いまの株価に対して
配当性向
32.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年6月1015.1
2021年6月8−20.018.3
2022年6月5−37.510.1
2023年6月50.0371.8
2024年6月12140.032.5
2025年6月8−33.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥12

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ3,054人。区分でいちばん多いのは個人・その他74.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.0%を占め、残る80.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他75.675.276.576.874.474.5
事業法人13.012.412.812.812.812.9
金融機関7.97.87.07.27.47.1
証券会社3.02.83.22.64.24.8
外国法人0.41.50.40.50.80.4
外国人個人0.10.20.10.10.30.2
自己株式0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01水落 憲吾12.01
02株式会社フィールド・パートナーズ9.81
03環境管理センター従業員持株会6.90
04水落 阿岐子3.81
05株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.71
06明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)2.09
07多摩信用金庫1.88
08楽天証券株式会社1.70
09清水 重雄1.54
10JPモルガン証券株式会社1.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 16期分

1株利益は16期で+157%、1株純資産は15期で+39%。直近期のROEは0.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年3月−45348
2013年3月193675.245.218.8
2014年3月233866.030.922.2
2014年6月−43338
2015年6月−23315
2016年6月33180.9108.5
2017年6月323599.515.39.4
2018年6月−33324
2019年6月243476.933.7
2020年6月333799.014.515.1
2021年6月4942512.312.718.3
2022年6月4746610.79.310.1
2023年6月−9452−1.9371.8
2024年6月464939.811.132.5
2025年6月24830.3245.8
2026年6月26

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/6期の役員報酬は総額144百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
水落憲吾取締役社長(代表取締役)59575,060
清水重雄専務取締役(代表取締役)役員室長6173,553
浜島直人取締役5640,362
堀宏一郎取締役5319,712
渡辺真一郎取締役(監査等委員)62
中嶋教夫取締役(監査等委員)53
安藤謙一郎取締役(監査等委員)64
八百屋伴声64
斉藤徹取締役(監査等委員)6233,750
中紀人取締役(監査等委員)64

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5891510421
その他役員320207
その他役員320207

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,388字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社のグループは、当社および連結子会社3社及び関連会社1社の5社により構成しており、環境計量証明業を基盤とした事業を展開しております。会社の詳細は、「4 関係会社の状況」に記載しております。 環境計量証明業は、環境関連諸法規にて定められている基準への適合状況を確認するための測定・分析を行い、計量法に基づく計量証明書を成果品としてお客様に納品する事業です。当社は、大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・悪臭などあらゆる環境媒体に対応するとともに、一般分析項目から極微量化学物質まであらゆる環境調査に対応できます。この環境調査分野は、公共用水域や一般環境の大気汚染などを調査する環境監視業務、工場稼働に伴う排水や排ガスなどを調査する施設・事業場業務、廃棄物処理に係る様々な環境影響を調査する廃棄物業務、土地取引等の際に土壌汚染の有無を調査する土壌・地下水業務で構成されます。 環境計量証明業を基盤とし、得られたデータを解析し活用する事業も展開しています。大規模事業に係る将来の環境影響を予測・評価する環境アセスメントを行う環境コンサルタント業務、培った分析技術をもとに受託試験やアスベスト測定等を行う応用測定業務、原発事故に起因する放射能を測定する放射能業務などを行っています。 さらに、上記各分野に係る環境対策工事や設備工事、省エネコンサル、資材の販売、環境政策に係る委員会業務など、測定・分析に留まらず、周辺領域の業務についても展開しています。 なお、当社は環境計量証明事業並びにこれら関連業務の単一事業であるため、開示対象となるセグメントはありませんが、分野別の事業内容を記載しております。 ・分野別の事業内容 分野   事業内容 政策コンサル   環境政策に関わるコンサルティング業務、環境計画策定業務、中央官庁の委員会運営業務、環境啓発資料制作等業務 アスベスト   建材中のアスベスト含有量測定業務、空気中のアスベスト濃度測定業務 受託研究   クリーンルーム等性能試験業務、受託研究・製品開発試験業務、特殊分析・試験業務、試料・材料検査等業務 工事   土壌汚染対策工事、アスベスト除去工事、給排水・空調設備工事 アセスメント   環境アセスメント業務、環境計画策定業務、自然環境調査業務、環境啓発資料制作等業務、環境監査・環境診断等業務、環境修復コーディネート業務、環境マネジメント業務、環境コミュニケーション業務(環境報告書) 農業   栽培試験・線虫試験等の農業関連試験業務 放射能   空間放射線量測定、放射性物質核種分析 土壌・地下水   工場跡地の土壌調査、建設残土の汚染状況調査、地下水汚染・土壌汚染実態調査、 廃棄物   ごみ処理場・中間処理場・し尿処理場・最終処分場等の廃棄物関連測定業務 作業環境   作業環境測定業務、VDT作業環境測定業務、空気環境測定業務 施設事業場   施設立入・監視調査、下水道・下水処理場・上水道・水浄化施設等・民間事業場・ゴルフ場等・ビル管施設・公共施設等の計測調査、建設・土木・解体工事等の現場監視調査、引渡性能試験、道路・鉄道・航空機等の計測調査 環境監視   公共用水・大気環境・環境騒音・道路環境等モニタリング調査 出向・派遣   出向・派遣 その他   上記以外 ・事業系統図
経営方針・対処すべき課題1,987字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は1971年の創業以来、環境の総合コンサルタントとして現場に立ち、環境問題の解決に貢献してまいりました。当社が提供するデータをもとに、どのような社会インフラを作るべきかの議論が始まる、言わば「社会基盤の礎」として活動してまいりました。 当社は、こうして蓄積した技術力をもとに環境調査の現場からの目をとおした提言を行い、社会やお客様の環境保全活動、環境リスク回避にお役立ちするとともに、社会の経済発展に寄与することを経営の基本方針としております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2027年6月期を最終目標年度とする第2次中期経営計画に掲げた売上高(70億円)、経常利益額(3億50百万円)、ROE(10%維持)、PBR(1.2倍以上)を目標としております。今後も、事業分野の選択と集中を進め、人的資本効率の向上による収益の拡大と新規分野への挑戦により更なる企業価値の増大を目指し、財務体質と経営基盤の強化に努めてまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、計量法に基づく環境計量証明業を基盤とした事業を展開しています。環境計量証明事業において、環境の計量の方法は日本産業規格(JIS)で定められており、差別化要因が少ないことから価格面のみの競争が激化するなかにあります。当社はこれまでに培った技術力によってお客様・社会からの要請に対応して現状把握の計量業務にとどまらず問題解決の提案も行ってまいりました。今後もお客様・社会のご期待にそえるよう取り組むことが使命であると考えております。 世界的に環境課題への取り組みが急務であるなか、わが国でもカーボンニュートラルに向けたエネルギー政策の整備が進んでおり、さらなる政策の強化が期待されます。脱炭素社会の実現に向けては、風力発電や太陽光発電施設建設に伴う環境アセスメント等、従来のコンサルタント業務だけでなく、設備工事関連のソリューション強化、環境関連、防災・災害関連商品の販売等、脱炭素社会に向けた省エネルギー支援をお客様に提供できる体制を整え、新たなニーズに応えるため課題に対応してまいります。 当社グループは「我々に関わる全てに感謝し、事業活動を通じて期待や要請に応え、社会的責任を果たしていく」という企業理念のもと策定した、2027年6月期を最終目標年度とする第2次中期経営計画に掲げた5点の重点施策を確実に実行していくことで、持続的な事業の成長と更なる企業価値の向上を実現してまいります。 また、これまでに培った技術力をアジア諸国に展開することにより、グローバル企業としての位置付けを確立し、アジア諸国における環境課題の解決に対応してまいります。 こうした多様性の時代にあって、当社グループは、社会価値の向上に資するコンサルティング技術を高め、新規分野へ挑戦することでお客様・社会の要請に対応できるよう努めてまいります。 (4)優先的に対処すべき課題 当社グループが優先的に対処すべき課題は次のとおりであります。 ① 人的資本価値向上 当社の志“あやなろう”の精神のもと、人財育成・活用・交流・健康経営等の推進により、無形の価値を最大化させることで企業価値向上を目指してまいります。 ② 新規事業の推進とDX戦略 外部連携やDX戦略を積極的に進め、大規模市場のうち「まちづくり事業」や「海外事業」等、未開拓領域への参入や新規事業へのチャレンジ等、当社グループの強みを発揮できる分野を中心に、事業領域の拡大に積極的に取り組んでまいります。 ③ 成長分野の拡大 成長分野である、政策コンサル・受託試験・工事・アスベスト・アセスメント・農業に加え「省エネ」を注力する分野に位置づけ、人的資本効率の向上による収益性の向上や、既存の技術にとらわれることなく業務の幅を拡大する等、成長戦略を図ってまいります。 ④ 基盤分野の最適化 人財の応用技術へのシフトや市場と業界内の動向に応じた商品の選択と集中を進めるとともに、環境コンシェルジュとして、お客様の課題解決に取組むことで他社との差別化を図ってまいります。 ⑤ 社会貢献 社会の持続可能な発展なくして、企業の存続は図れないという考えのもと、スポンサー活動や地域社会を盛り上げ、共に発展できるよう取り組んでまいります。 ※志“あやなろう”は当社グループが役員、従業員の在り方について、以下の5つの標語から定めた言葉となります。 ・良い言霊で響きあおう ・世の中の素晴らしい人たちにたくさんあおう ・仲間を優しく、思いやろう ・雰囲氣を作る人になろう ・今を大切に出来る人になろう
事業等のリスク1,711字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社が判断したものであります。 ① 事業環境の影響について 当社グループの基盤となる環境計量証明業のビジネスは規制ビジネスであり、行政による環境に関する規制動向により市場環境は大きく変化します。また、環境規制に対応する測定・分析はJIS等で方法が定められており、JIS等の改正によっても競争環境に変化が生じます。 環境法規制に対応した事業を展開するために、設備投資や人財育成を継続的に行っておりますが、市場環境の変化に対応できない場合、収益力や採算性に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 官公庁受注の影響について 当社グループが官公庁から受注する契約は全受注金額の約20~30%を占めており、特に4~6月に受注時期が集中します。官公庁からの受託契約は競争入札が条件であり、当社グループが入札に参加できない場合や入札に参加しても他社が落札する場合があり、受注予測は確実ではなく業績見通しに影響が生じる可能性があります。 ③ 事業登録の影響について 当社グループの事業の基盤をなす環境計量証明業としての事業登録をはじめ、特定計量証明事業者、作業環境測定機関、建設コンサルタント、建設業、土壌汚染対策法指定調査機関等、様々な法律に基づく事業登録を行い、事業を展開しております。 何らかの理由により、これらの登録が取り消された場合には、当該事業の実施に支障が生じるおそれがあります。当社では事業登録に係る各法令を順守するとともに、複数の有資格者を配するなどの措置を講じ、事業登録の維持に努めております。 ④ 自社施設の安全並びに環境汚染事故等の影響について 当社グループは、技術センター等、複数の分析施設を有しております。これら施設で取り扱う分析対象の検体や分析用薬品などに化学物質が含まれており、人の健康や周辺環境に影響を与えるおそれのあるものや有機化学物質抽出用の溶媒などの引火性・爆発性のものがあります。 当社グループは、次に掲げるリスクが内在していることを認識しており、リスクの回避に努めています。 ・分析従事者:健康への影響ならびに分析前処理中の薬品が飛散または爆発することによる事故 ・分析施設内:分析前処理中の薬品が飛散または爆発することによる火災 ・排水排気設備:測定値が排出基準を超過したことによる施設の操業停止 ・施設敷地内:化学物質の漏洩等による土壌または地下水汚染 ・周辺環境:化学物質等の周辺環境への放出・飛散ならびに騒音・振動の近隣への影響 上記に掲げたリスクが地震やヒューマンエラーにより現実化した場合は、事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。特に当社の分析検体処理数の過半を占める技術センターが地震や事故により操業休止になった場合は、事業計画の達成に重大な影響を及ぼす可能性が考えられますが、当社グループは3ヶ所の分析施設を有してリスクの分散を図っております。 当社グループは、安全を第一とし、分析従事者には標準操作マニュアルによる作業指導を行うなどの教育訓練を実施し事故の防止に努めています。また、従業員の健康管理に配慮し、定期的に特殊健康診断を行っております。分析施設の管理については、設置している排水処理設備・排気処理設備の定期点検を行い、法規制よりも厳しい自主管理基準による測定監視での確認を行っております。なお、当社グループは施設内外において環境モニタリングを定期的に実施しております。 ⑤  資金調達に係る財務制限条項について 当社は、安定的な資金調達をはかるため、取引先金融機関との間でシンジケートローン契約を締結しております。当該契約には、財務制限条項が付されており、これらの条項に抵触した場合、期限の利益を喪失し、当社の財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,706字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の国内経済を概観すると、景気は、緩やかに回復しているが、米国の通商政策等による不透明感がみられます。先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されますが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクが高まっております。加えて、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響なども景気を下押しするリスクとなっております。また、金融資本市場の変動等の影響に一層注意する必要があります 当社グループは、2025年6月期からの3か年を対象とする第2次中期経営計画を策定し、重点施策として掲げた①人的資本価値向上、②新規事業の推進とDX戦略、③成長分野の拡大、④基盤分野の最適化、⑤社会貢献を実行していくことで、持続的な事業の成長と企業価値の向上を実現し、一人でも多くの人から「ありがとう」をいただけるように、あらゆる課題の解決に取り組んでまいります。 当連結会計年度の受注高は54億36百万円(前期比19.9%減)でありました。官公庁からの受注高は12億円(同22.6%減)、民間顧客からの受注高は42億36百万円(同19.1%減)になりました。受注高に占める官公庁の割合は22.1%であります。通期の売上高は60億99百万円(同9.0%増)でありました。官公庁への売上高は12億15百万円(同9.2%減)、民間顧客への売上高は48億83百万円(同14.8%増)になりました。この結果、翌連結会計年度以降に繰り越す受注残高は26億77百万円(同19.8%減)になりました。 損益面については、売上原価は47億62百万円(同6億29百万円増、同15.2%増)、販売費及び一般管理費は12億27百万円(同95百万円増、同8.4%増)になりました。その結果、営業利益1億9百万円(同2億19百万円減、同66.7%減)、経常利益94百万円(同2億31百万円減、同71.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7百万円(同2億10百万円減、同96.4%減)になりました。 当連結会計年度末の総資産は54億21百万円(前期末比1億81百万円減)になりました。 流動資産は18億79百万円(同1億51百万円減)、固定資産は35億41百万円(同29百万円減)となりました。流動資産増減の主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の減少3億15百万円、現金及び預金の増加1億52百万円等であります。また、固定資産増減の主な要因は、有形固定資産の増加28百万円、無形固定資産の減少37百万円、繰延税金資産の減少36百万円、長期前払費用の増加11百万円等であります。 負債は29億73百万円(前期末比1億96百万円減)となりました。増減の主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加4億10百万円、短期借入金の増加3億80百万円、長期借入金の減少5億15百万円、未払費用の減少1億11百万円、未払金の減少1億1百万円、未払法人税等の減少1億7百万円、退職給付に係る負債の減少78百万円、買掛金の減少62百万円等であります。 当連結会計年度末の有利子負債残高は、17億49百万円(前期末比2億73百万円増)であります。内訳は、運転資金、設備投資目的の短期、長期借入金残高16億9百万円(同2億75百万円増)、リース債務の残高68百万円(同34百万円増)、社債の残高72百万円(同36百万円減)であります。 純資産は、24億47百万円(同15百万円増)となりました。増減の主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益7百万円等、配当金支払56百万円、非支配株主持分34百万円増加、業績連動型株式報酬及び譲渡制限付株式報酬による資本金14百万円増加、資本剰余金14百万円増加等であります。1株当たり純資産は、482円87銭(同10円52銭減)になりました。 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前期末に比べ1億52百万円増加し、8億28百万円になりました。営業活動により1億89百万円収入、投資活動により1億89百万円支出、財務活動により1億56百万円収入となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度末の営業活動による収入は1億89百万円(前期は4億79百万円の収入)であります。主に、仕入債務1億71百万円の減少(同2億53百万円の増加)、減価償却費2億29百万円(同2億38百万円)、売上債権3億14百万円の減少(同2億61百万円の増加)、法人税等の支払額1億69百万円(同64百万円)によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度末の投資活動による支出は1億89百万円(前期は1億39百万円の支出)であります。測定・分析機器など経常的な設備投資のため、有形固定資産に1億48百万円の支出(同1億1百万円の支出)等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度末の財務活動による収入は1億56百万円(前期は3億14百万円の支出)であります。主に、約定返済による長期借入金の返済1億36百万円(同1億63百万円の返済)、運転資金を用途とする短期借入金の借入(純額)3億80百万円(同1億30百万円の返済)、配当金の支払額56百万円(同23百万円)等によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 当社は環境計量証明事業並びにこれら関連業務の単一事業であるため、開示対象となるセグメントはありませんが、分野別の事業内容を記載しております。 a.生産実績 (千円) 分野   第55期(自  2023年7月1日至  2024年6月30日)   第56期(自  2024年7月1日至  2025年6月30日) 政策コンサル   499,409   512,676 アスベスト   265,909   199,577 受託試験   150,706   142,984 工事   693,852   1,417,387 アセスメント   587,435   593,087 農業   38,412   62,133 放射能   224,492   41,721 土壌・地下水   681,280   635,135 廃棄物   316,738   292,966 作業環境   183,909   237,871 施設事業場   416,919   393,736 環境監視   174,794   163,686 出向・派遣   43,944   18,061 その他   -   - 合計   4,277,807   4,711,027 b.受注状況 (千円) 分野   第55期(自  2023年7月1日  至  2024年6月30日)   第56期(自  2024年7月1日 至  2025年6月30日) 受注高 受注残高 受注高 受注残高 政策コンサル   913,434   351,947   618,504   323,915 アスベスト   471,734   194,666   338,568   227,845 受託試験   241,760   44,569   229,181   63,667 工事   2,097,156   1,307,053   875,168   322,115 アセスメント   732,865   908,219   981,555   1,056,033 農業   83,775   54,255   104,688   55,487 放射能   31,156   21,929   45,838   23,862 土壌・地下水   919,508   89,835   869,726   143,841 廃棄物   331,355   117,875   329,225   139,266 作業環境   228,757   33,754   269,855   37,753 施設事業場   458,822   95,089   533,811   158,266 環境監視   224,086   120,721   223,692   125,214 出向・派遣   50,977   -   16,893   - その他   -   -   -   - 合計   6,785,390   3,339,916   5,436,708   2,677,270 c.販売実績 (千円) 分野   第55期(自  2023年7月1日至  2024年6月30日)   第56期(自  2024年7月1日至  2025年6月30日) 政策コンサル   765,799   646,536 アスベスト   430,026   305,389 受託試験   239,551   210,083 工事   890,882   1,860,105 アセスメント   697,337   833,740 農業   69,057   103,456 放射能   288,484   43,905 土壌・地下水   892,614   815,720 廃棄物   337,286   307,834 作業環境   229,815   265,855 施設事業場   477,216   470,633 環境監視   225,507   219,198 出向・派遣   50,977   16,893 その他   -   - 合計   5,594,555   6,099,354 (注)1.販売実績に占める官公庁向けの割合は、第55期1,338,837千円(23.9%)、第56期1,215,620千円(19.9%)であります。 (注)2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。なお、前連結会計年度において特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、相手先別の情報の記載を省略しております。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社熊谷組   -   -   1,200,350   19.7 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項については、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの事業領域である環境測定、分析、監視サービスの市場規模は環境省の推計によると2,050億円程度という水準でここ数年変化はありませんが、過当競争により受注環境は厳しくなっております。 当社グル-プは、価格競争の激しい各種モニタリング業務等の環境調査分野については、作業の効率化により競争力を高め、利益率の良い案件を選別受注し、利益を確保するとともに、国の政策コンサルや開発に係るアセスメント、アスベスト、受託試験、工事、農業を成長エンジンとして、経営資源を集中投下することで、対応力を強化し、売上利益の拡大を目指してまいりました。 経営成績は以下のとおりとなりました。 a.  受注高及び売上高 当連結会計年度の受注高は54億36百万円となりました。このうち、官公庁からの受注高は12億円、民間企業からの受注高は42億36百万円であります。また、当連結会計年度の売上高は60億99百万円となりました。このうち、官公庁への売上は12億15百万円、民間企業への売上は48億83百万円であります。 当社グループは業務内容により次の13種に区分しております。 「政策コンサル」事業は、国の環境政策に関わるコンサルティングを行います。当連結会計年度の受注高は6億18百万円(前期比2億94百万円減)、売上高6億46百万円(同1億19百万円減)、受注残高3億23百万円(同28百万円減)になりました。 「アスベスト」事業は、建材のアスベストの含有量分析等を行います。当連結会計年度の受注高は3億38百万円(前期比1億33百万円減)、売上高3億5百万円(同1億24百万円減)、受注残高2億27百万円(同33百万円増)になりました。 「受託試験」事業は、オーダーメイドの試験設計やコンサルティングを行い、特に臭気分野の試験を通じて製品の性能評価や開発支援を行います。当連結会計年度の受注高は2億29百万円(前期比12百万円減)、売上高2億10百万円(同29百万円減)、受注残高63百万円(同19百万円増)になりました。 「工事」事業は、土壌汚染対策、アスベスト除去工事及び給排水・空調設備工事を行います。当連結会計年度の受注高は8億75百万円(前期比12億21百万円減)、売上高18億60百万円(同9億69百万円増)、受注残高3億22百万円(同 9億84百万円減)になりました。 「アセスメント」事業は、環境影響評価、自然環境調査など主として民間事業者が開発行為に関連して行う環境保全への取り組みに関する業務です。当連結会計年度の受注高は9億81百万円(前期比2億48百万円増)、売上高は8億33百万円(同1億36百万円増)、受注残高10億56百万円(同1億47百万円増)になりました。 「農業」事業は、将来の食料自給率や生産性向上への貢献を目指し、農業分野での課題解決に向けた栽培試験・線虫試験等の農業関連試験を行います。当連結会計年度の受注高は1億4百万円(前期比20百万円増)、売上高1億3百万円(同34百万円増)、受注残高55百万円(同1百万円増)になりました。 「放射能」事業は、放射能の測定分析から廃炉に至るまで将来を見据えたコンサルティングを行う業務です。当連結会計年度の受注高は45百万円(前期比14百万円増)、売上高は43百万円(同 2億44百万円減)、受注残高23百万円(同1百万円増)であります。 「土壌・地下水」事業は、民間企業の工場跡地等の売買に伴う汚染状況の把握調査を主としています。当連結会計年度の受注高は8億69百万円(前期比49百万円減)、売上高8億15百万円(同76百万円減)、受注残高1億43百万円(同54百万円増)になりました。 「廃棄物」事業は、主として公営のごみ焼却施設・中間処理施設・最終処分場等の廃棄物関連の調査業務、ダイオキシン・PCB類の分析を主としています。当連結会計年度の受注高は3億29百万円(前期比2百万円減)、売上高3億7百万円(同29百万円減)、受注残高1億39百万円(同21百万円増)になりました。 「作業環境」事業は、官公庁並びに民間企業の各施設・事業場内の作業環境測定を行う業務です。当連結会計年度の受注高は2億69百万円(前期比41百万円増)、売上高2億65百万円(同36百万円増)、受注残高37百万円(同3百万円増)になりました。 「施設事業」事業は、官公庁並びに民間企業の各施設・事業場からの排水・排ガス、騒音・振動、悪臭などの測定・分析を行う業務です。当連結会計年度の受注高は5億33百万円(前期比74百万円増)、売上高4億70百万円(同6百万円減)、受注残高1億58百万円(同63百万円増)になりました。 「環境監視」事業は、主として官公庁委託による公共用水域・大気環境の濃度計量証明業務を行う業務です。当連結会計年度の受注高は2億23百万円(前期比0百万円減)、売上高2億19百万円(同 6百万円減)、受注残高1億25百万円(同4百万円増)になりました。 「出向・派遣」当連結会計年度の受注高は16百万円(前期比34百万円減)、売上高16百万円(同34百万円減)になりました。 b. 売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は47億62百万円となりました。売上総利益は13億36百万円、売上総利益率は21.9%であります。 販売費及び一般管理費は12億27百万円でありました。 c. 営業外収益と営業外費用 営業外収益は受取手数料、受取利息及び受取配当金など、合計18百万円となりました。営業外費用は支払利息20百万円など、33百万円となりました。 d.  法人税等及び調整額 法人税・住民税及び事業税と法人税等調整額を合わせて61百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は7百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の事業は、受託した調査を4月に着手して3月に完了する契約が多く、3月末時の売掛金残高は年間売上高のおよそ3分の1になる傾向があります。それにより4~5月の売掛金回収までの間、毎月平均的に発生する人件費・外注委託費等の営業費用の支払を目的とする資金需要が生じます。 当社の資金計画は、現金及び預金の月末残高が各月の資金需要の1~1.5ヶ月相当を目安としており、安定した財務流動性を維持するため、取引銀行3行と総額15億円のコミットメントライン契約を締結しております。 設備投資目的の資金は、分析測定機器等、経常的な更新の場合には手元資金またはリース契約に依っており、土地建物等の取得や高額の設備を導入する場合には長期資金を調達することを基本としております。 なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローの詳細につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。その作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、開示に影響を与える判断と見積りが必要となります。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りとは異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 〔連結財務諸表等〕(1)連結財務諸表 〔注記事項〕(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。