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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アイフリークモバイル

I-FREEK MOBILE INC.3845 · Standard · 情報・通信業

電子絵本などのデジタルコンテンツとITエンジニア派遣の2本柱。コンテンツ事業とDX事業を展開。

概要

アイフリークモバイルは、福岡市で創業し、現在は東京都新宿区に本社を置く情報・通信業の企業である。携帯電話向け公式コンテンツ「デコメ(R)★コレクション」で成長し、現在は電子絵本やキャラクター企画・制作を行うコンテンツ事業と、ITエンジニア派遣やシステム開発を受託するDX事業の2本柱で事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は約18.6億円、従業員数は354名。

コンテンツ事業とDX事業の二軸構造

当社は、コミュニケーション手段を提供するコンテンツ事業と、ITエンジニア派遣・受託開発を行うDX事業の二つのセグメントで構成される。コンテンツ事業では、電子絵本アプリ「森のえほん館」の運営や子ども向けYouTubeチャンネル「Popo Kids(ポポキッズ)」、モバイル向けスタンプ画像配信「デココレ」などを手掛ける。一方、DX事業はソフトウェア開発やインフラ構築、デザイン制作、人材派遣などを提供し、売上の約98%(2026年3月期)を占める主力事業である。

子会社・関連会社によるグループ運営

アイフリークモバイルは持株会社体制を経て、現在は単体で事業を営むが、過去には複数の子会社を設立・取得・吸収合併してきた。2007年に設立した株式会社フィール・ジー(ギフトEC)、2008年に株式取得した株式会社日本インターシステム、2011年に出資したシンガポールのI-FREEK ASIA PACIFIC PTE. LTD.、2013年に株式取得した株式会社アイフリークスマイルズ(旧リアルタイムアニバーサリー)やリアルタイムメディア株式会社などがグループに存在した。これらの子会社は後に吸収合併や再編を経て、現在は連結範囲が変化している。

売上高は停滞、営業損益は赤字と黒字を往来

財務数値を見ると、2013年3月期から2026年3月期までの間、売上高は6億円から31億円の範囲で変動し、直近2026年3月期は約18.6億円である。営業利益は2013年3月期から非開示が続いたが、2025年3月期は営業損失6,187万円、2026年3月期は営業利益2,993万円と改善した。純利益は数期にわたりマイナスが続き、直近2期は損失を計上している。経営指標として営業利益の持続的向上を重視し、コスト削減と高付加価値化に取り組んでいる。

業界の中での役割はデジタルコンテンツのプロデューサーであり、IT人材サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
19億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2024/3
事業売上構成比利益利益率
コンテンツクリエイターサービス事業24億円92.3%2億円8.3%
コンテンツ事業2億円7.7%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01エンターテインメント(個人向け)主力

親子向けYouTubeチャンネル「Popo Kids」の運営や、スタンプ画像などを配信するモバイルコンテンツ『デココレ』を通じて、家庭向けのコミュニケーション支援を行う。

主な製品・サービス2
Popo Kids(YouTubeチャンネル)
幼児・未就学児向けの絵本動画を配信する人気チャンネル。親子で楽しめるコンテンツを提供。
デココレ(モバイルコンテンツ)
SNSで使えるスタンプ画像などを多数配信するサービス。個人のコミュニケーションを彩る。

02企業向け(デジタルコンテンツ)準主力

電子絵本の受託制作、キャラクター企画、モバイルコンテンツ構築、AIコンテンツ制作など、他社向けにデジタルコンテンツを提供。自社運営で培ったノウハウを活かす。

主な製品・サービス3
電子絵本受託制作
企業向けに電子絵本を制作。蓄積した技術力とコンテンツを基盤に提供。
キャラクター企画・制作
企業や商品のキャラクターを企画・制作し、ブランド価値向上を支援。
AIコンテンツ制作サービス
AI技術を活用したコンテンツ制作を提供。新たな表現や業務効率化に貢献。

03企業向け(ITサービス)準主力

ソフトウェア開発、インフラ構築、デザイン制作、運用サポートを請負で提供。さらにITエンジニアの人材派遣も行い、顧客の柔軟な人材ニーズに応える。

主な製品・サービス2
システム開発・受託
企業の業務システムやソフトウェアを開発。要件定義から運用まで一貫対応。
ITエンジニア派遣
労働者派遣事業の許可に基づき、IT人材を派遣。顧客の開発体制を柔軟に支援。

製品と技術

「デコメコレクション」に始まるモバイルコンテンツ

当社の原点は2004年に開始したiモード向け公式コンテンツ「デコメ(R)★コレクション」である。デコレーションメール向けの絵文字・画像を提供し、その後EZwebやYahoo!ケータイ向けにも展開。スマートフォン時代にはスタンプ画像の配信に移行し、現在も「デココレ」としてSNS等で使用されるスタンプを提供している。この事業で培ったノウハウは、キャラクター企画・制作やAIコンテンツ開発にも活かされている。

電子絵本「森のえほん館」と動画配信への展開

2013年3月に開始した電子絵本アプリ「森のえほん館」は、約14年にわたり運営されたが、2025年7月にサービスを終了した。蓄積された電子絵本資産は、当社運営の子ども向けYouTubeチャンネル「Popo Kids(ポポキッズ)」や外部プラットフォーム「Netflix」などへ配信モデルを移行。BtoB領域では、株式会社東海理化のアプリへのコンテンツ提供も行っている。

大規模言語モデルと連携したAIコンテンツ開発

コンテンツ事業では、生成AI技術を活用した新サービス開発に注力している。プランティオ株式会社及び株式会社アイティフォーとの協業で開発した「grow β」は、リアル連動型ソーシャルAI栽培アプリであり、当社のBtoCアプリ開発実績とAIコンテンツ開発の知見を融合させた事例である。また、DX事業でもAI人材育成を強化し、生成AIの実装を伴うソリューションを企業・自治体向けに提供する体制を整えている。

ITエンジニア派遣とシステム受託開発(DX事業)

DX事業の中核は、ソフトウェア開発、インフラ構築、デザイン制作、サポートの4分野における請負とシステムエンジニアリングサービスである。労働者派遣事業の許可を取得し、人材派遣も行っている。2026年3月期の売上高は18.2億円で、全社売上の約98%を占める。同事業では、成長が見込まれる生成AI、データサイエンス、クラウドコンピューティング分野への注力を掲げ、高単価案件の獲得と稼働率維持に努めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

モバイルコンテンツ、減収赤字から回復途上

アイフリークモバイルはモバイル向けコンテンツ・ソリューションを提供。売上高26億円(2024/3期)→20億円(2025/3期)と減少し、営業損失計上。同業のソラコムなどと比べ規模は小さく、競合が多い情報通信業界では厳しい立場。2026/3期は19億円とさらに減収ながら営業損益トントンを見込み、収益改善に向けた構造改革が進んでいる可能性がある。

強み

  • 営業利益率0%と赤字からの脱却を計画しており、収支改善への期待がある。
  • スマホ普及に伴いモバイルコンテンツ需要は拡大基調にあり、市場環境は良好。
  • 長年の事業運営で培ったコンテンツ開発・提供のノウハウがある。
  • 減収下でも赤字幅を縮小しており、効率化が進んでいる可能性。

課題

  • 2024/3期26億円→2025/3期20億円→2026/3期19億円と減収が続く。
  • 多数の競合が存在し、差別化が難しく収益率が低い。
  • 売上高20億円規模で赤字が続けば、事業継続に懸念が生じる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がアイフリークモバイル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15033ヌーラボ65億円36.4倍
23695GMOプロダクトプラットフォーム65億円13.0倍
34436ミンカブ・ジ・インフォノイド64億円8.5倍
4554Aバトンズ64億円166.9倍
53845アイフリークモバイル63億円143.1倍
63848データ・アプリケーション63億円34.8倍
74845スカラ63億円16.8倍
84490ビザスク63億円10.1倍
94177i‐plug62億円13.0倍
102480システム・ロケーション62億円20.7倍
114074ラキール61億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

福岡で創業、携帯電話向けコンテンツで事業基盤を築く

2000年6月、福岡市中央区赤坂に有限会社アイフリークが設立された。2001年12月に株式会社へ改組し、2003年9月に本社を同区高砂へ移転。2004年6月には、NTTドコモのiモード向け公式コンテンツ「デコメ(R)★コレクション」のサービスを開始し、携帯電話向けデコレーションメール市場に参入。このサービスが後のコンテンツ事業の核となる。2006年にはEZwebやYahoo!ケータイ向けにも同種コンテンツを展開し、キャリア網を広げた。

大阪証券取引所ヘラクレスに上場、M&Aで事業拡大

2007年3月、大阪証券取引所ヘラクレス(現:東京証券取引所JASDAQスタンダード)に株式を上場。同年12月にはギフトEC事業を行う子会社フィール・ジーを設立、2008年7月にはシステム開発会社の日本インターシステムの株式80%を取得し連結子会社化した。2009年にはこれらの子会社を吸収合併し、事業の集約を進めた。また同年、電通とキャラクター共同開発契約を結び、業界初の広告手法を実施した。

東京進出と持株会社体制への移行

2004年に東京事務所を開設後、2006年に東京支店へ昇格。2011年には五反田オフィス、赤坂オフィスと拠点を拡大した。2013年4月、持株会社体制に移行するため会社分割を実施し、商号を株式会社アイフリークホールディングスに変更。同時に子会社を吸収合併し、現在の株式会社アイフリークモバイルに商号を変更した。この年にコンテンツクリエイターサービス事業(現DX事業)を開始し、労働者派遣事業の許可も取得。さらに複数の子会社を買収し、グループ体制を強化した。

電子絵本事業への注力とDX事業へのシフト

2013年3月、電子絵本アプリ「森のえほん館」のサービスを開始。子ども向けデジタルコンテンツ分野に本格参入した。しかし、モバイルコンテンツ市場の変化に伴い、コンテンツ事業の売上は縮小傾向となる。代わってDX事業が成長し、2026年3月期には売上高の約98%を占めるに至った。同社は2027年3月期より両事業を統合し、報告セグメントを一本化する方針を示している。

年表24件を開く

2000年代

  • 2000年6月創業福岡市中央区赤坂に有限会社アイフリークを設立
  • 2001年12月有限会社アイフリークを株式会社に改組
  • 2003年9月福岡市中央区高砂へ本社を移転
  • 2004年6月iモード(R)向け公式コンテンツ「デコメ(R)★コレクション」サービス開始
  • 2004年9月商号変更東京都港区虎ノ門に東京事務所を新設(2006年4月支店に変更)
  • 2006年4月福岡市中央区大名へ本社を移転
  • 2006年7月東京都港区麻布十番へ東京支店を移転
  • 2006年9月EZweb向け公式コンテンツにデコメーション6コンテンツサービス開始
  • 2006年10月Yahoo!ケータイ向け公式コンテンツにデコメーション6コンテンツサービス開始
  • 2006年11月株式会社リクルートとモバイル分野におけるHTML形式メール(注1)を活用した商品開発に関する業務提携を行うことで合意
  • 2007年3月上場株式会社大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場
  • 2007年12月東京都港区麻布十番にギフトに特化したEコマースビジネスを行うことを目的として株式会社フィール・ジー(連結子会社)を設立
  • 2008年7月Eコマース事業推進のため、株式会社日本インターシステムの株式80.0%を取得(連結子会社)
  • 2009年7月M&A株式会社フィール・ジー(連結子会社)を吸収合併
  • 2009年8月株式会社電通(現 株式会社電通グループ)とキャラクターを共同開発し、業界初の広告手法実施
  • 2009年9月福岡市中央区薬院へ本社を移転
  • 2009年11月M&A株式会社日本インターシステム(連結子会社)を吸収合併
  • 2009年11月東京都渋谷区道玄坂へ東京支店を移転

2010年代

  • 2010年12月創業会社創立10周年記念配当の実施
  • 2011年5月シンガポールのI-FREEK ASIA PACIFIC PTE. LTD. (アイフリーク アジア パシフィック有限私会社)へ出資(連結子会社)
  • 2011年8月東京都品川区西五反田に東京支店 五反田オフィスを新設
  • 2011年10月東京支店渋谷オフィスを東京都港区(東京支店赤坂オフィス)に移転
  • 2013年3月電子絵本アプリ「森のえほん館」サービス開始
  • 2013年4月M&A福岡市博多区博多駅前へ本社を移転 会社分割により持株会社体制に移行し、商号を株式会社アイフリーク ホールディングスに変更 東京都渋谷区円山町へ東京支店を移転 東京都新宿区新宿へ東京支店を移転 株式会社アイフリーク モバイル(連結子会社)を吸収合併し、商号を株式会社アイフリークモバイルに変更 コンテンツクリエイターサービス事業(現 DX事業)開始 労働者派遣事業許可取得 株式会社アイフリークGAMESを設立(連結子会社)リアルタイムアニバーサリー株式会社(現 株式会社アイフリークスマイルズ)の株式100.0%を取得(連結子会社)株式会社フリーの株式100.0%を取得(連結子会社)福岡市博多区博多駅東へ本社を移転 会社分割によりコンテンツ事業の一部を株式会社アイフリークスマイルズ(連結子会社)が承継 東京都新宿区新宿へ本社を移転 リアルタイムメディア株式会社の株式100.0%を取得(連結子会社)し、同社及び同社の子会社である株式会社ファンレボを連結子会社とする リアリゼーション株式会社の株式100.0%を取得(連結子会社)連結子会社の株式会社アイフリークスマイルズがリアルタイムメディア株式

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既存事業の付加価値向上と新規領域展開

    既存事業の収益性向上と差別化、新規事業創出やM&A推進により競争優位性を確立する。AI/DXソリューション領域への展開を推進し、生成AI実装等のサービス提供体制を構築する。

  2. 02

    コンテンツ事業のユーザー基盤拡大

    市場ニーズに合致したサービス提供による新規ユーザー獲得と、質の高いコンテンツ提供による既存ユーザーの継続利用促進で強固なユーザー基盤を確立する。

  3. 03

    デジタルコンテンツ資産の多角展開

    保有するデジタルコンテンツ資産を有効活用し、法人顧客獲得など新たな展開先を開拓してコンテンツ事業の収益確保を目指す。

  4. 04

    DX事業の人材確保とエンゲージメント向上

    優秀なエンジニアの継続的な採用と、研修・資格支援による成長機会提供、満足度を高める制度整備で定着率向上を図る。

  5. 05

    DX事業の営業体制強化と収益性向上

    営業体制の整備・強化で顧客満足度向上、組織的連携による提案力向上、新規顧客開拓を強化。専門性の高いエンジニア稼働で技術サービスの質向上と単価改善を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で354人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は367万円で、9期前と比べて1.9%平均年齢は31.9歳、平均勤続年数は5.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月113
2018年3月250
2019年3月37432.73.2289
2020年3月31928.01.3758
2021年3月29628.51.4662
2022年3月30429.12.5562
2023年3月31130.42.8575
2024年3月33231.03.9569
2025年3月34832.24.0459−22
2026年3月36731.95.03540

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率33.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率80.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都新宿区2百万円
全社共通 コンテンツ事業 DX事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アイフリークスマイルズ(注)2、3
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社I-FREEK GAMES(注)2、4
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は19億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-5.0%。

売上高
-5.0%
19億円
営業利益
0億円
純利益
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +5.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高17億円19億円
営業利益0億円0億円
純利益0億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は4億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q70
2024年1Q600.00
2024年2Q7−1−14.30
2024年3Q600.0−1
2024年4Q70
2025年2Q1200.00
2025年4Q8−1−12.5−1
2026年2Q1000.00
2026年4Q900.00
2027年1Q400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は16億円から19億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
福岡市博多区博多駅前へ本社を移転 会社分割により持株会社体制に移行し、商号を株式会社アイフリーク ホールディングスに変更 東京都渋谷区円山町へ東京支店を移転 東京都新宿区新宿へ東京支店を移転 株式会社アイフリーク モバイル(連結子会社)を吸収合併し、商号を株式会社アイフリークモバイルに変更 コンテンツクリエイターサービス事業(現 DX事業)開始 労働者派遣事業許可取得 株式会社アイフリークGAMESを設立(連結子会社)リアルタイムアニバーサリー株式会社(現 株式会社アイフリークスマイルズ)の株式100.0%を取得(連結子会社)株式会社フリーの株式100.0%を取得(連結子会社)福岡市博多区博多駅東へ本社を移転 会社分割によりコンテンツ事業の一部を株式会社アイフリークスマイルズ(連結子会社)が承継 東京都新宿区新宿へ本社を移転 リアルタイムメディア株式会社の株式100.0%を取得(連結子会社)し、同社及び同社の子会社である株式会社ファンレボを連結子会社とする リアリゼーション株式会社の株式100.0%を取得(連結子会社)連結子会社の株式会社アイフリークスマイルズがリアルタイムメディア株式
2013年3月16−5−6
2014年3月14−4−6
2015年3月1000
2016年3月600
2017年3月700
2018年3月900
2019年3月12−4−5
2020年3月17−2−2
2021年3月310−1
2022年3月2633
2023年3月2621
2024年3月26−1−1
2025年3月20−1−1−5.0−1
2026年3月19000.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高19億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.7%14億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.1%4億円
  • その他の費用持分法損益などの調整5.3%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
26.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.4pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.4pt
4.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は10億円で、売上の6.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−404−47
2014年3月−300−34
2015年3月01−114
2016年3月00−203
2017年3月00105
2018年3月00−104
2019年3月−4−14−54
2020年3月−200−23
2021年3月00205
2022年3月10016
2023年3月20−127
2024年3月00107
2025年3月003010
2026年3月000010

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は14億円。このうち返さなくてよい自己資本が10億円で、自己資本比率は70.8%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1551032.5
2014年3月9092.0
2015年3月71611.1
2016年3月51413.6
2017年3月73445.2
2018年3月74360.4
2019年3月74353.7
2020年3月114733.0
2021年3月114738.6
2022年3月127561.8
2023年3月128468.6
2024年3月137651.8
2025年3月149561.4
2026年3月1410470.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
10億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中215位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中530位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.7%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.8%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥282で、1年前と比べて+19.5%過去52週の値幅のなかでは76%の位置にある。

¥282-9.6%1ヶ月+32.4%1年+19.5%時価総額63億円
過去52週の値幅
安値¥177高値¥315

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)143.1倍
PER (会社予想)7050.0倍
PBR7.49倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近の株価は上昇基調を強めています。8月7日終値は240円で、前日比変わらずですが、1ヶ月で12.68%上昇しました。52週高値315円に対し現在は約76%の水準にあり、年初来では76.47%の上昇です。25日移動平均線217.68円を上回り、75日線234.6円も突破しています。出来高は8月5日と6日にそれぞれ50万株超、69万株超と急増し、買いが優勢でした。一方、RSIは73.77と過熱感も見られ、短期的な調整リスクに注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PER 121.83倍で業界平均30.09倍を大幅に上回り、PBR 6.37倍も平均3.53倍の約2倍と高水準です。ROE 4.7%に対してPBRが高く、利益がほぼ出ていない状況で、収益力に見合わない評価です。配当利回り1.25%も業界平均3.38%を下回り、還元も低調です。業績は赤字が続き、改善の兆しも薄く、総合的に割高と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)143.1倍47.9倍
PER (予想)7050.0倍
PBR7.49倍2.96倍
ROE4.7%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上は減少傾向で、直近は営業赤字に転落しており、事業の再編や新規施策の効果が問われる。強気派は既存コンテンツの安定需要や新サービスの収益化に期待するが、弱気派は競合の増加と一過性の課金に依存するビジネスモデルの限界を指摘。回復への道筋が立つかが最大の論点。

プラスに働く材料7
  • 安定したユーザー基盤

    長年運用されるアプリで、固定ファン層が存在

  • 株価の上昇

    直近1年で株価は76%上昇し、市場の期待が高い

  • PBRの高さ

    PBR6.37倍は市場が将来成長を評価するサイン

  • 営業損益が-1億から0億円へ改善通年影響

    売上高19億円で営業損益0億円。赤字脱却目前で利益率の変化が株式買いを呼ぶ

  • 売上高減少率が23%→5%に縮小通年影響

    売上高26→20→19億円、減少率は23%→5%と下げ止まり

  • 外国人保有26.2%の高い注目度継続影響

    外国人保有比率26.2%と高く、海外マネーが継続的に流入すれば上昇余地

  • 配当利回り1.25%の維持継続影響

    配当利回り1.25%。無配転落しなければ下値不安は限定的

マイナスに働く材料7
  • 売上と利益の減少

    売上は26億から19億に減少、営業も赤字

  • 競争の激化

    スマホゲームは多数の競合がひしめき、生き残りが厳しい

  • PERの割高感

    PER121倍と収益力に対して高く、失望リスク

  • PER121.83倍の極端な高評価継続影響

    実質純利益0億円でPER121.83倍。業績の裏付けがなければ急落要因

  • 売上高3期連続の減収通年影響

    売上高26→20→19億円と3年連続減収。構造的な縮小

  • PBR6.37倍とROE4.7%の不整合継続影響

    PBR6.37倍は純資産の6倍超、ROE4.7%では割高

  • 年間+76.47%の利食い売り不定影響

    1年で76.47%上昇した反動で、高値警戒売りが出やすい

次の決算で確かめる点
売上高推移
減少傾向が続くか、下げ止まるかを確認
営業利益率
コスト構造の改善と黒字化の達成度を測る
ユーザー数
コンテンツの需要を示し、将来収益の源泉

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
36.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年3月327.8
2023年3月30.036.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,421人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が13.5%を占め、残る86.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他84.086.688.985.383.851.4
外国法人0.90.61.21.46.825.3
事業法人6.64.25.05.01.413.4
証券会社7.36.33.57.97.18.8
外国人個人0.40.60.10.20.30.9
金融機関0.71.71.10.20.50.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券㈱)22.84
02辛澤19.70
03株式会社ランニング12.14
04株式会社SBI証券2.93
05永田 浩一2.85
06梁 振豪2.66
07みずほ証券株式会社1.84
08株式会社DMM.com証券1.64
09松井証券株式会社1.29
10松本 真也1.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+100%、1株純資産は13期で−99%。直近期のROEは4.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−6,2664,866
2014年3月−60
2015年3月−37
2016年3月−16
2017年3月0240.62200.0
2018年3月−228
2019年3月−3023
2020年3月−1322
2021年3月−424
2022年3月144144.111.127.8
2023年3月84619.215.536.9
2024年3月−637
2025年3月−640
2026年3月2444.7119.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額39百万円。

氏名役職年齢保有株数
吉田邦臣代表取締役 社長4915,000
五十嵐雅人取締役547,500
辛澤取締役614,381,200
幹元慶取締役64
溝田吉記監査役(常勤)752,600
神谷善昌監査役47
三浦璃久監査役54
幹亜幸取締役32
大澤梅嘉監査役63
小川恵司監査役61

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)616163
その他役員410103
社外監査役410103
社外取締役3331

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容771字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、電子絵本サービス等の企画・制作・運営、AIコンテンツ制作、キャラクターの企画・制作等を行う「コンテンツ事業」、ITエンジニア派遣、受託事業等を行う「DX事業」の2事業を主たる業務としております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (1) コンテンツ事業 ① コミュニケーション手段の提供 コンテンツ事業では、コミュニケーションという「想いを伝えたい」人の欲求をテーマとしております。 当社は、親子で楽しめる幼児・未就学児向けYouTubeチャンネル「Popo Kids(ポポキッズ)」の運営と絵本動画の配信を行っております。また、モバイルコンテンツ『デココレ』ではソーシャルネットワークのコミュニケーションサービス等で利用されるスタンプ画像も多数配信しております。 ② デジタルコンテンツ等の他社への提供 自社のサイト等の運営により蓄積されたノウハウ・技術力及び当社の保有するデジタルコンテンツを基盤として、電子絵本の受託制作から書籍化、キャラクターの企画・制作・提供、さらにはモバイルコンテンツの構築・運営、AIコンテンツ制作等を行っております。 (2) DX事業 ソフトウェアやシステム開発、インフラ構築、デザイン制作、サポート等の業務運営の4分野での請負やシステムエンジニアリングサービスを行っております。また、既存のシステムエンジニアリングサービスの拡大と併せ、顧客ニーズに柔軟に対応するため、労働者派遣事業の許可を取得し、人材派遣を行っております。今後は、IT利活用の高度化・多様化・複雑化が進展することに伴い、更なるIT人材需要の拡大によりマーケットニーズの高まりが見込まれる生成AI、データサイエンス、クラウドコンピューティング等といった関連分野に注力してまいります。
経営方針・対処すべき課題3,558字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、経営の透明性の向上とコンプライアンスを重視した経営を徹底するため、コーポレート・ガバナンスの充実を図りながら、経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる組織体制を構築することが重要な課題と位置付けた上で、組織改革を継続的に実施しております。また、当社は、企業倫理の徹底を経営方針に掲げており、企業倫理を社内に普及・浸透させるために様々な施策を講じております。 当社では、経営責任を明確にする組織体制の構築と、経営の効率性を一層向上させることにより、企業としての社会的責任を果たしたいと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社が重要と考えている経営指標は、営業利益であります。この経営指標を持続的に向上させることで、企業価値の向上を実現してまいります。しかしながら、中長期で継続的に企業規模を拡大するためには、新規事業及び既存事業への積極的な投資、事業拡大を支える人材・組織・体制等の経営基盤の強化も不可欠であると考えております。 このことから、個別案件ごとに十分な検討を行った上で、投資効果を考えながら事業展開してまいります。 (3) 今後の見通し 今後の経営環境につきましては、雇用・所得環境の改善等を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移することが期待される一方、物価上昇、為替変動及び国際情勢の不安定化等により、依然として先行きは不透明な状況が続いています。また、当社が属するIT業界におきましては、企業・自治体におけるDX推進、人手不足への対応、業務効率化及び生成AIの活用等を背景に、AI/DX関連投資は引き続き拡大していくものと認識しております。 当社におきましては、かかる市場環境を踏まえ、既存事業の付加価値向上や新規領域への展開、各種コストの最適化及び専門人材の育成等に取り組み、事業・組織体制を盤石なものとしながら中長期的な成長及び企業価値向上を目指してまいります。 DX事業におきましては、社内教育制度の充実により各専門領域の人材育成を進めるとともに、AI領域における新規顧客開拓や既存案件の高付加価値化を図り、収益性の向上を目指してまいります。加えて、これまで培ってきたコンテンツ制作力やIP活用ノウハウをDX事業に取り込み、生成AIの実装等を組み合わせたサービス提供体制の構築を進めることで、企業・自治体向けAI/DXソリューション領域への展開を推進し、更なる事業成長に努めてまいります。 (4) 対処すべき課題 当社は、成長性・競争優位性の確立(既存事業の収益性向上及び差別化戦略、新規事業の創出やM&Aの推進など)、収益構造の見直し(コスト削減や事業・経営効率化など)、経営基盤の強化・確立(人員の最適化、人材育成や財務基盤の強化など)に取り組み、持続的な成長及び企業価値向上を目指しております。 今後の更なる成長を実現する上で、電子絵本サービス等の企画・制作・運営、キャラクターの企画・制作等を提供する「コンテンツ事業」、ITエンジニア派遣、受託事業等を行う「DX事業」の2事業において、以下の項目を対処すべき課題として認識しております。 <コンテンツ事業> ① コンテンツユーザー数の拡大と継続利用促進及びユーザー基盤の確立 当社が事業展開するコンテンツ市場は競争や変化が激しく、市場ニーズや技術動向も急速に変化しております。このような環境下において、当社がユーザーのニーズに合致したサービスを適切に提供できなくなった場合は、ユーザー数の減少から当社業績に影響を与える可能性があります。このような競争の激化や変化に対応し、コンテンツ事業が持続的に成長するためには、市場の変化に迅速に対応し、ユーザーニーズを的確に捉え、サービスの認知度向上と新規ユーザーの獲得を継続的に推進し、ユーザー基盤を拡大することが不可欠です。また、既存ユーザーに対しては、ニーズに基づいた質の高いコンテンツを継続的に提供することで、さらなる満足度を高め、利用継続を促進いたします。これらの取り組みを通じて、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの維持・活性化を図り、強固なユーザー基盤を確立しサービスの利用率向上を図ってまいります。 ② デジタルコンテンツ資産及びノウハウの多角展開と新規顧客開拓 当社は、創業以来20年以上にわたるコンテンツ制作・運営を通じて、当社がライセンスを保有する多くの質の高いデジタルコンテンツを確保してまいりました。当社は、これらのコンテンツ資産を有効活用することで、コンテンツ業界における優位性を強化することが重要であると認識しております。当社が保有するデジタルコンテンツ資産の活用先として、コンテンツ制作に関する協業パートナー拡大により個人のみならず法人顧客の獲得に努めることで、コンテンツ事業の利益確保を目指してまいります。 ③ 新技術への対応及び活用 近年における急速な技術革新は社会全体に大きな変化をもたらしており、当社を取り巻く事業環境も例外ではありません。当社はAIやARといった先進的な技術を積極的に活用し、サービスの提供を行っております。今後もより魅力的なサービスを提供し、その普及を加速させていくためには、高度化の一途を辿るAIや関連デジタル技術について、当社の事業との親和性を見極めたうえで、利用価値のある技術を継続的に取り入れ、その有効性を最大限に引き出すことが不可欠かつ重要であると認識しており、引き続き先進的な技術への対応及び活用を進めてまいります。 <DX事業> ① 人材の確保及びエンゲージメント向上 当社が長期的・継続的成長を実現するためには、その源泉である従業員1人1人の存在が最も重要となります。労働人口の減少が進行する中、優秀なエンジニアの確保は事業継続と成長に不可欠な要素であり、業務上必要とされるエンジニアの雇用ができない場合、円滑なサービスの提供や積極的な受注活動が阻害され、業績に影響を及ぼす可能性があります。このような認識のもと、当社は継続的な採用活動を通じて、必要なスキルと意欲を持つ人材の確保に努めております。採用活動と並行して、既存のエンジニアが最大限の能力を発揮し、長期的に活躍できる環境を整備することが重要と考えております。研修制度の充実や資格取得支援等を行い成長機会の提供、また、満足度を高める制度・体制の整備を続け、働きがいや能力が発揮できる場を提供し、定着率の更なる向上を図ってまいります。 ② 営業体制の強化による事業拡大と収益性向上 DX事業の継続的な成長には、既存取引関係の関係強化に加え、顧客の新たなニーズの発掘と案件創出が不可欠です。そのため、迅速な顧客対応を可能にする営業体制を整備・強化し、顧客満足度向上を図るとともに、顧客情報の組織的な連携強化による提案力向上、新規顧客開拓の強化を通じて、受注案件の拡大を行ってまいります。さらに、既存顧客に対しては、専門性の高いエンジニアの稼働による技術サービスの質向上、商流改善及び単価向上を図り、適正な収益を確保することで営業利益の拡大を目指してまいります。 ③ 技術力の強化 当社は、エンジニアの技術力を向上させることが企業価値の源泉であると認識しております。そのため、エンジニアに対する入社研修、その後の定期研修を実施しております。また、研修内容を充実させることにより、エンジニアのキャリアチェンジを可能にし、多様化する顧客ニーズにあったサービス提供を図ってまいります。 ④ 稼働率維持・向上 エンジニアの稼働率低下は、売上減少に直結し、業績に影響を及ぼす可能性があります。特に、当社のように人的リソースを主要なサービス提供の基盤とする事業においては、稼働率の維持・向上は収益確保のために極めて重要であると認識しております。そのため、組織的営業戦略と営業体制の強化、人材育成によるスキルアップ等を行い、稼働率の維持向上を行ってまいります。 <コンテンツ事業及びDX事業共通> 機密情報及び個人情報の漏洩の危険について 当社は、業務遂行において顧客企業の機密性の高い情報に触れる機会があるため、各種情報の漏洩や不正使用などの事態が生じた場合、損害賠償請求や社会的信用失墜等により当社業績に影響を与える可能性があります。そのため、情報セキュリティ規程を定め、適正な情報管理を行うための体制を整え、全社員を対象とした教育・研修を継続的に実施することにより、情報管理レベルの向上に努めております。
事業等のリスク3,343字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社の事業展開、その他リスク要因となる主な事項、及びその他投資家の判断に影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。 当社は、これらリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対処に努める方針であります。しかしながら、当社の株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載内容も併せて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、以下の記載は、当社の株式への投資に関連するリスクを全て網羅しているものではないことにご留意ください。 なお、以下の記載における将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社が判断したものであり、不確実性が内在しているため、実際の結果とは異なる可能性があります。 (1) 業界環境の変化について 当社の事業は、主にインターネットの技術を活用した事業展開を進めており、常に業界動向、技術革新、ユーザーニーズの変化等に対応する必要があると考えております。そのため、現在利用している技術やユーザーニーズに変化等が起こった場合には、変化に対応するための追加的支出が必要になる可能性があります。また、著しい技術革新やユーザーニーズ等の変化が起こり、当社の対応スピードが競合他社と比較し遅れた場合、当社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 版権元について 当社の事業は、版権元より著作権、著作隣接権等の利用許可を得て提供しているサービスがあります。そのため、版権元が版権元自身で独自に同様の事業展開を行った場合や優良版権を獲得できなかった等の場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 知的財産権の管理について クリエイターは、契約において、他者(第三者)の知的財産権を侵害していないことを保証しており、当社が運営する事業全てにおいて二次利用が可能な内容となっております。しかしながら、管理が十分でない場合に他者から権利侵害の損害賠償請求が起こる可能性もあり、その場合には当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) システムトラブルの発生について 当社は、システムトラブルの発生を回避するために、Webサーバの負荷分散、DBサーバの冗長化、サーバリソース監視、定期バックアップの実施等の手段を講じることで、システムトラブルの防止及び回避に努めております。しかしながら、サービスを管理しているサーバや配信のためのシステムにおいて何らかのトラブルが発生することにより、サービスの運営に障害が生じる可能性があります。そのため、当該障害が生じた場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害、事故等のリスクについて 当社の事業拠点及びサーバ等の設備については、本店所在地である東京都にあり、当該地区において大地震、台風等の自然災害及び事故、火災等により、業務の停止、設備の損壊や電力供給の制限等の不測の事態が発生した場合、当社の事業活動に支障をきたす可能性があることから、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 労働者派遣事業について 当社のDX事業の人材派遣業務を行うにあたり、当社は労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)に基づき厚生労働大臣より「労働者派遣事業者」として、許可を取得しております。 労働者派遣法は、労働者派遣事業の適正な運営を確保するために派遣事業主が派遣元責任者として満たすべき許可要件を定めておりますが、事業主が一定の欠格事項(※労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律の第6条)に該当したり、法令に違反したりする場合には、業務の停止を命じられたり、場合によっては労働者派遣事業の許可を取消される場合があります。 当社は、法令を遵守した事業活動を行っており、現時点において労働者派遣法に抵触するような事項はないと認識しておりますが、今後、何らかの理由により許可の取消し等の事態が発生した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) DX事業における競合について 当社のDX事業では、優秀な技術者の確保、営業力等の質的な差別化が今まで以上に要求され、企業間の競争はさらに激しくなっていくものと考えられます。そのような環境のもと受注競争が激しくなり、同業他社の低価格戦略や取引先からの値下げ要請を受ける可能性もあります。 当社は提供する技術サービスの質的向上を図るほか、戦略的営業・技術教育の推進により適正な収益を確保しつつ事業の拡大を図るべく努めておりますが、競合が激しくなる中で受注が十分に確保できない、または技術料金が低下すること等によって、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 情報管理について 当社の事業活動において、個人情報、顧客情報及び顧客企業の機密情報を取得しておりますが、当該情報に接することができる者を制限し、全社員と機密保持契約を結ぶ等、情報の管理には十分留意しております。そのため、当社では、情報セキュリティ規程及び個人情報保護規程を策定し、厳密に運用をしておりますが、今後不測の事態により当該情報の流出等の問題が発生した場合、当社への損害賠償請求や信用の低下等により、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 法的規制について 当社の展開するコンテンツ事業が属する業界におきましては、通信事業者等への規制に関する法的規制の影響があり、今後の法整備の結果、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、DX事業においては、労働者派遣法に基づき派遣業務を行っております。 労働者派遣法及び関係諸法令は、情勢の変化等に伴い継続的に見直しが行われております。当社では、当該諸法令の改正の都度適切な対応を行っておりますが、新たに規制緩和や法改正が行われ、これらが当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 投融資について 当社の展開する各事業は、特に環境の変化が激しい分野に属しております。当社としては、事業領域と業容を拡大しながら、顧客の獲得及び技術獲得等のため、子会社の設立、合併・買収・資本参加等を視野に入れた展開が重要であると認識しております。これらの投融資を行う際には、その対象企業の財務内容や契約関連等について、詳細なデューデリジェンスを行うことによりリスクを極力回避することが必要と理解しております。しかしながら、当該投融資が当社に与える影響を予測することは困難であり、結果的に当初計画利益の未達や投融資後に判明した未確認債務(偶発債務を含む。)の発生等が生じる可能性があります。これらにより、当初の事業計画の遂行に支障が生じ、当社の事業展開への影響が生じるリスクや、投融資を十分に回収できないリスク等が当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (11) 資金調達について 当社では、売上高の拡大及び新規施策への投資等を目的として、長期借入による資金調達を行っております。したがって、将来において金利が上昇した場合には、資金調達コストが上昇し、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、資金調達におきましては、複数の金融機関と交渉を行い、最適なファイナンスを行っておりますが、突発的な内外環境の変化等により資金調達ができなかった場合、新規事業の着手が遅延し、事業の継続ができなくなる等、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 訴訟について システムダウンによるサービス停止や外部侵入等による機密情報、個人情報の漏洩、知的財産権の侵害等、予期せぬトラブルが発生した場合、又は取引先との関係に何らかの問題が生じた場合等、これらに起因した損害賠償の請求、訴訟を提起される可能性があります。その場合、損害賠償の金額、訴訟内容及び結果によっては、当社の財政状態及び経営成績並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,399字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復基調で推移いたしました。企業においては、AI投資及び活用の進展やDXへの取り組みの加速を背景に、事業拡大や人手不足対応等を目的としたDXの推進が広範に進展しております。一方で、中東情勢の緊迫化や米国の政策動向、資源・エネルギー価格の高騰及び物価上昇の影響により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような環境のもと、当社はコンテンツ事業及びDX事業の2軸により事業を推進してまいりました。また、並行して、DX事業のエンジニアがコンテンツ事業における生成AI技術を活用したプロダクト開発及び機能実装を担うなど、部門横断的な連携体制を構築し、技術力の向上と事業間シナジーの創出に取り組んでまいりました。さらに、当該シナジーの最大化及び成長の加速、収益性の向上を図るため、2027年3月期より両事業を「DX事業」に統合し、報告セグメントを一本化することといたしました。 この結果、当事業年度における売上高は1,865,469千円(前年同期比6.9%減)、営業利益は29,932千円(前年同期は61,871千円の営業損失)、経常利益は32,178千円(前年同期は50,823千円の経常損失)、当期純利益は43,203千円(前年同期は110,605千円の当期純損失)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 <コンテンツ事業> コンテンツ事業では、収益基盤の再構築と持続的な成長を目指し、事業ポートフォリオの見直し及び構造改革を推進いたしました。約14年間運営してまいりました電子絵本アプリ「森のえほん館」は、2025年7月31日をもってサービスを終了し、蓄積してきた電子絵本資産については、当社が運営する子ども向け絵本専門YouTubeチャンネル「ポポキッズ」での配信や外部動画プラットフォーム「Netflix」などへの展開など、より効率的なコンテンツ配信モデルへ移行いたしました。これにより、保守運用コストの削減を図るとともに、既存コンテンツ資産の収益機会の拡大に取り組んでおります。 また、株式会社東海理化が提供するアプリ「FamiCa-かぞくのドライブサポートアプリ-」への電子絵本提供など、BtoB領域におけるコンテンツ提供を推進いたしました。さらに、生成AI技術と自社コンテンツ資産を組み合わせた新たなサービスの開発にも注力しており、プランティオ株式会社及び株式会社アイティフォーとの協業によるリアル連動型ソーシャルAI栽培アプリ「grow β」の共同開発は、当社のBtoCサービス運営及びアプリ開発の実績に加え、AIコンテンツ開発の知見を活用した取り組みであります。 これらの結果、コンテンツ事業の売上高は36,089千円(前年同期比58.9%減)、セグメント損失は6,960千円(前年同期は42,967千円のセグメント損失)となりました。 <DX事業> DX事業では、少子高齢化に伴う労働人口の減少や働き方の多様化を背景に、高度デジタル人材の確保・育成が重要課題となる中、採用戦略の継続的な見直し及び改善を通じて、人材基盤の強化に取り組んでまいりました。また、急速に進展する生成AI技術への対応として、生成AI活用に特化した教育及び研修体制の整備を進め、AI人材の育成及びスキル高度化を推進しております。さらに、コンテンツ事業との連携を通じて、生成AI領域における技術力の高度化を図り、高付加価値案件に対応可能な人材ポートフォリオの強化を進めてまいりました。 このほか、商流の改善や高単価案件の獲得に継続して取り組むとともに、高水準の稼働率を維持しながら、営業体制の強化及び効率的な事業運営を推進し、収益基盤の拡大に努めてまいりました。 これらの結果、DX事業の売上高は1,829,380千円(前年同期比2.7%減)、セグメント利益は261,656千円(前年同期比15.1%増)となりました。 (注)製品名及びサービス名は商標又は登録商標です。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて37,984千円増加し、1,041,600千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は22,841千円(前年同期は26,667千円の獲得)となりました。これは主として、未払費用の減少額25,605千円、未払消費税等の減少額9,719千円により資金が減少した一方、売上債権の減少額69,262千円により資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果獲得した資金は22,652千円(前年同期は39,183千円の使用)となりました。これは主として、貸付金の回収による収入7,860千円、ソフトウェアの売却による収入6,000千円により資金が増加したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用された資金は7,509千円(前年同期は299,953千円の獲得)となりました。これは主として、新株予約権の行使による株式の発行による収入69,300千円により資金が増加した一方、長期借入金の返済による支出73,608千円により資金が減少したことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当事業年度におけるセグメントごとの販売実績は次のとおりであります。なお、生産実績及び受注実績については、販売実績と重要な相違がないため、記載しておりません。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) コンテンツ事業(千円)   36,089   △58.9 DX事業(千円)   1,829,380   △2.7 合計(千円)   1,865,469   △6.9 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値ならびに報告期間における収益・費用の報告数値に対して、過去の実績や状況に応じて合理的な見積り及び判断を行っております。 なお、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 ② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.2026年3月期業績予想と実績に関する分析 2026年3月期通期業績におきまして、売上高に関しては概ね予想通りの結果となりましたが、採用戦略の見直しをはじめとする販売費及び一般管理費全般の抑制が奏功したことから、2025年5月15日公表予想に差異が発生いたしました。 (百万円) 売上高   営業利益又は営業損失(△)   経常利益又は経常損失(△)   当期純利益又は当期純損失(△) 2026年3月期予想   1,816   △60   △63   △63 2026年3月期実績   1,865   29   32   43 増減率(%)   2.7   -   -   - b.財政の状態 当社の財政状態につきましては、次のとおりであります。 (資産) 流動資産は、前事業年度に比べて23,910千円(1.7%)減少し、1,359,827千円となりました。これは主として、現金及び預金が37,984千円増加する一方、売掛金が69,262千円、短期貸付金が7,860千円減少したことによるものであります。 固定資産は、前事業年度に比べて281千円(3.3%)減少し、8,166千円となりました。これは主として、建物及び構築物が2,220千円増加する一方、敷金が2,516千円減少したことによります。 以上の結果、資産合計は、前事業年度に比べて24,192千円(1.7%)減少し、1,367,993千円となりました。 (負債) 流動負債は、前事業年度に比べて64,049千円(20.3%)減少し、251,000千円となりました。これは主として、未払費用が25,605千円、未払消費税等が9,719千円減少したことによるものであります。 固定負債は、前事業年度に比べて73,084千円(33.6%)減少し、144,267千円となりました。これは主として、長期借入金が73,608千円減少したことによるものであります。 以上の結果、負債合計は、前事業年度に比べて137,133千円(25.8%)減少し、395,268千円となりました。 (純資産) 純資産は、前事業年度に比べて112,941千円(13.1%)増加し、972,725千円となりました。これは主として、新株予約権の行使による株式の発行により資本金及び資本準備金がそれぞれ35,073千円増加したことによるものであります。自己資本比率は70.8%となりました。 c.経営成績の分析 当社の経営成績の分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当社のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 当社の資金需要のうち主なものは、労務費及び採用教育費であります。労務費及び採用教育費については、主に自己資金により調達することを基本としております。 また、戦略に応じてその達成を迅速に進めるためにM&A等を含めた投資を行うことも視野に入れており、資金需要の発生が見込まれます。 これらの資金需要により、新株の発行や資金の借入を実行する可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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