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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

JTP

JTP Co.,Ltd.2488 · Standard · サービス業

海外ICT・医療機器メーカーの日本市場参入を技術サポートで支える。デジタル人材育成からセキュリティ、システム開発までワンストップで提供する。

概要

JTP株式会社(旧日本サードパーティ)は、海外IT企業の日本市場参入を技術面で支援するアウトソーシング事業から成長したITサービス企業である。制御系・組込み系ソフトウェア開発に強みを持ち、自動車、家電、産業機器メーカー向けに技術者派遣や開発請負を提供する。2025年3月期の売上高は92億円、営業利益8億円、営業利益率8.7%。従業員数459名。

4つのセグメントで構成する事業ポートフォリオ

JTPは顧客の要求に応じて「デジタルイノベーション事業」「ICT事業」「ライフサイエンス事業」「その他事業」の4セグメントで事業を展開する。デジタルイノベーション事業は人財育成、セキュリティ、DX開発の3サービスを柱とする。ICT事業はシステムの設計・構築・運用・保守を手掛ける。ライフサイエンス事業は医療機器や化学分析装置の保守、海外メーカー向けコンサルティングを提供。その他事業にはグローバルIT人材紹介「Reinforce HR」やインド支店が含まれる。

売上高92億円、ROE16%超の収益体質

2025年3月期の売上高は92億円、営業利益8億円、純利益6億円。過去10年の売上高は46億円(2013年3月期)から92億円へと倍増し、成長を続ける。自己資本利益率(ROE)は2024年3月期15.5%、2025年3月期16.2%、2026年3月期17.8%と上昇傾向にある。第2次中期経営計画では2027年3月期に売上高92~100億円、営業利益7.1~10億円を目標とし、中長期でROE15%以上の維持を掲げる。

国内5拠点と海外子会社によるグローバル体制

本社は東京都品川区。国内では大阪、名古屋、福岡に事業所・サービスセンターを設置し、全国的なサービス網を持つ。海外では中国上海市に上海薩徳帕迪信息技術有限公司、韓国ソウル市に韓国サード・パーティ株式会社、米国にJapan Third Party of Americas, Inc.を設立。さらにインドに支店を置き、グローバルなIT人材紹介やプロジェクトを手掛ける。中国天津市には市政府合作で中日国際電子計算機職業学校を設立した実績もある。

業界の中での役割はIT・医療機器分野の技術サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
99億円
営業利益
10億円
営業利益率
10.1%
純利益
7億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/3
事業売上構成比利益利益率
ICT ソリューション 事業33億円44.6%6億円18.2%
ライフ サイエンス サービス事業15億円20.3%3億円20.0%
西日本 ソリューション 事業12億円16.2%2億円16.7%
デジタル イノベーション事業8億円10.8%-1億円-12.5%
教育 ソリューション 事業6億円8.1%2億円33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01デジタルイノベーション主力

企業のDX推進を支援するため、人財育成、セキュリティ、AI活用の開発サービスをワンストップで提供。最新技術の習得と信頼性の高いサービス供給体制を強みとする。

主な製品・サービス3
人財育成ソリューション
コンサルテーションからスキルアセスメント、学習デザイン、研修実施・運用までを一貫提供する人材育成サービス。
セキュリティサービス
予防型セキュリティソリューションの提案・実装から運用保守、改善活動までをワンストップで提供する企業向けサービス。
DX開発サービス
最新のAI技術等を活用し企業のDX推進を支援する開発サービス。

02ICT準主力

ICTシステムの設計・構築・運用・保守サービスを提供。海外ICTメーカーの日本市場参入を技術サポートする。

主な製品・サービス1
ICTシステム設計・構築・運用・保守サービス
ICTシステムのライフサイクル全般にわたる技術サービス。

03ライフサイエンス準主力

医療機器、化学分析装置などの保守サービスと海外医療機器メーカー向けコンサルティング、ライフサイエンス分野のICTサービスを提供。

主な製品・サービス3
医療機器・化学分析装置保守サービス
医療機器や化学分析装置の保守点検・修理サービス。
海外医療機器メーカー向けコンサルティング
海外医療機器メーカーの日本市場参入を支援するコンサルティングサービス。
ライフサイエンスICTサービス
ライフサイエンス分野に特化したICTサービス。

04その他副次

上記に属さない事業として、グローバルIT人財紹介サービス「Reinforce HR」、インド支店における事業、海外プロジェクト案件を含む。

主な製品・サービス1
Reinforce HR
グローバルIT人財紹介サービス。

製品と技術

生成AIソリューション「Third AI」を核とするDX支援

デジタルイノベーション事業の中核製品が「Third AI生成AIソリューション」である。GPT-4.1、GPT-5、Claude Opus 4.6など最新モデルに逐次対応し、文書翻訳やDeep Researchといった機能を追加。さらに「AIエージェント活用実践カリキュラム」や「daimon(AI駆動開発ソリューション)」など、企業のDX推進を支援するサービスを展開する。2025年度には30回以上のアップデート・新サービスリリースを発表した。

予防型セキュリティ「RedLens」と内部脅威対策

2025年12月にリリースした「RedLens」は予防型セキュリティソリューションである。内部脅威対策として「ITM SaaS漏えい検知ソリューション」や「Microsoft Purview導入支援サービス」も提供。さらに「情報セキュリティ規程策定支援サービス」や「ガバクラ支援ソリューション」を通じて、企業のセキュリティ体制構築をワンストップで支援する。

医療・介護分野のライフサイエンス事業

ライフサイエンス事業では、医療機器や化学分析装置の保守サービスを提供。2025年8月には韓国HYGERA社とスマート排尿ケア製品の売買取引基本契約を締結し、介護DXに進出。同製品は福祉用具情報システム(TAIS)に登録された。また、ICTを活用した遠隔医療関連サービスや医療従事者負担軽減につながるサービスの開発を進める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

教育サービスで高収益、規模は小型

当社は教育サービス業界に属し、売上高約99億円と同業他社と比較して小型ですが、営業利益率は10.1%と高い水準を維持しています。この収益性は同業のジンジブやイシンを上回り、効率的な事業運営を示しています。規模は小さいものの、収益力では優位性があり、今後の成長が期待されます。業界内でのポジションは、高収益型のニッチプレイヤーとして位置付けられます。

強み

  • 営業利益率10.1%と業界内で高い水準を達成しており、収益力が強い。
  • 売上高は小規模ながら、効率的なコスト管理を実現している。
  • 売上高が増加傾向にあり、成長性を維持している。
  • 特定分野での専門性を活かし、競合との差別化を図っている。

課題

  • 売上高が約99億円と小さく、規模の拡大が課題である。
  • 市場の需要変動に影響を受けやすく、事業の多様化が必要である。
  • 同業他社の参入により、競争が激化する可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がJTP

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16189グローバルキッズCOMPANY96億円27.5倍
29791ビケンテクノ93億円6.4倍
37087ウイルテック92億円10.1倍
46033エクストリーム90億円7.5倍
56819伊豆シャボテンリゾート88億円10.4倍
62488JTP87億円12.0倍
73121マーチャント・バンカーズ86億円
86560エル・ティー・エス86億円8.3倍
99761東海リース85億円11.6倍
103021パシフィックネット85億円9.6倍
11156Aマテリアルグループ84億円13.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

海外ハイテク機器メーカー支援のための創業

1987年10月、海外ハイテク機器メーカーの日本市場参入における技術サービス支援を目的として、東京都港区に日本サードパーティ株式会社(現JTP)を設立。同年には関西事業所(大阪)、翌年には東海サービスセンター(名古屋)を設置。1991年には九州サービスセンター(福岡)を開設し、全国的なサービス網を整備した。

教育事業への進出と多角化の始まり

1992年4月、本社にUNIXトレーニングセンターを設置し、教育事業に参入。1994年にはワークステーション・PCサーバのインテグレーション業務を開始。同年、フィールドサービス部門で化学分析機器サービス事業にも進出。1995年には中国天津市に市政府合作で中日国際電子計算機職業学校を設立し、海外展開の足がかりを築いた。

事業再編と子会社の設立・統合

1997年、教育事業の差別化を図るため関連会社株式会社ジェー・ティ・ピー・プラザを設立。LANネットワーク部門を分離し、株式会社ジェイ・ティー・ピー ネットワーク・コミュニケーションズを設立。2000年には同社を吸収合併。さらにデータエントリー業界参入のためデータ・エントリー・ソリューション株式会社、リマーケティング業務のため日本リファビッシュ株式会社(後のITPセールス株式会社)を設立した。

上場と商号変更、新たな事業領域の拡大

2002年6月、商号を日本サード・パーティ株式会社に変更。2003年には医療用具修理業に進出。2004年には建設業免許を取得し電気工事・通信工事を事業に追加。2005年には中国・上海、韓国・ソウルに子会社を設立。2006年6月、ジャスダック証券取引所に上場。2008年には電子計算機販売や出版業を事業目的に追加するなど、事業領域を拡大した。

品川への本社移転とAI・セキュリティへの注力

2011年5月、本社を東京都品川区北品川に移転。2010年にはクラウドコンピューティング教育センターを開設。近年はAI、データ、セキュリティの3技術領域を中核と位置付け、自社ソリューション「Third AI生成AIソリューション」「RedLens」などを相次ぎリリース。2025年3月期の売上高は92億円に達し、成長を続けている。

年表40件を開く

1980年代

  • 1987年10月創業海外ハイテク機器メーカの日本市場参入における際の技術サービス支援を目的として、東京都港区に日本サードパーティ株式会社(現 JTP株式会社)を設立
  • 1988年4月大阪市に関西事業所を設置
  • 1988年7月名古屋市に東海サービスセンタを設置

1990年代

  • 1991年12月福岡市に九州サービスセンタを設置
  • 1992年4月本社にUNIXトレーニングセンタを設置、教育事業に進出
  • 1993年11月英国サービステック社と「サードパーティ・メンテナンス」事業で業務提携
  • 1994年7月ワークステーション及びPCサーバのインテグレーション及びインストレーション業務を開始
  • 1994年11月フィールドサービス部門で化学分析機器サービス事業に進出
  • 1995年5月創業中国天津市に市政府合作で中日国際電子計算機職業学校を設立
  • 1996年12月本社を東京都港区高輪三丁目5番23号に移転
  • 1997年2月創業企業経営者向けコンピュータ教育等教育事業の差別化を図るため、関連会社株式会社ジェー・ティ・ピー・プラザを設立
  • 1997年2月創業LANネットワーク部門を分離し、関連会社株式会社ジェイ・ティー・ピー ネットワーク・コミュニケーションズを設立
  • 1998年7月創業データエントリー業界への参画を目的として、関連会社データ・エントリー・ソリューション株式会社を設立
  • 1999年12月業務用UNIXサーバ・ワークステーション・リマーケティング業務を開始

2000年代

  • 2000年2月ロジスティック業務における物流管理と作業状況管理のためのバーコードシステムを開発、東京テクニカルセンタに導入
  • 2000年5月M&A株式会社ジェイ・ティー・ピー ネットワーク・コミュニケーションズの業務を整理統合し、当社に吸収合併
  • 2000年10月本社にITトレーニングセンタを開設
  • 2000年12月部品検査及びロジスティック作業者の受け皿及びピークカット機能を目的として、子会社日本リファビッシュ株式会社を設立
  • 2002年6月商号変更日本サード・パーティ株式会社に商号変更
  • 2003年1月医療用具の修理業を事業目的に追加
  • 2003年3月医療用具専業修理業許可を取得
  • 2003年7月東京都品川区に品川テクニカルラボセンタを開設
  • 2004年2月建設業(電気工事・電気通信工事)免許を取得
  • 2004年4月本社を東京都港区港南二丁目15番1号に移転
  • 2004年6月電気工事業、電気通信工事を事業目的に追加
  • 2005年3月医療用具輸入販売業許可を取得
  • 2005年4月中国におけるサービス・サポートの拠点として、中国上海市に子会社上海薩徳帕迪信息技術有限公司を設立
  • 2005年11月韓国におけるサービス・サポートの拠点として、韓国ソウル市に子会社韓国サード・パーティ株式会社を設立
  • 2006年6月上場ジャスダック証券取引所に上場
  • 2006年8月日本市場及びアジアパシフィック市場へ参入する海外IT企業の情報収集・マーケティングの前線拠点として子会社Japan Third Party of Americas,Inc.を設立
  • 2007年1月医療機器販売業・医療機器賃貸業許可を取得
  • 2007年6月医療機器の販売、賃貸を事業目的に追加
  • 2007年8月東京都中央区に銀座ソリューションセンタを開設
  • 2008年6月電子計算機並びにその周辺機器の販売、電子計算機並びにその周辺機器による計算処理業務の受託、出版業を事業目的に追加
  • 2008年7月商号変更子会社日本リファビッシュ株式会社の商号をITPセールス株式会社に変更
  • 2009年9月創業一般社団法人インターナショナル・エシカル・ハッカー・エンジニア・コンソーシアムを設立
  • 2009年10月創業一般社団法人行政刷新研究機構を設立

2010年代

  • 2010年2月本社にクラウドコンピューティング教育センタを開設
  • 2011年5月本社を東京都品川区北品川四丁目7番35号に移転
  • 2011年6月本店の所在地を東京都港区から東京都品川区へ変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで92~100億円
  • 営業利益2027年3月期まで7.1~10億円
  • ROE(自己資本利益率)中長期的まで15%以上
  • 人的資本への投資総額(採用と育成)第2次中期経営計画期間(~2027年3月期)まで2.5億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    業界随一のイネイブラーへ

    従来の技術提供から、企業の事業変革と自走を促す「イネイブラー」へ転換し、顧客のDXを支援する。

  2. 02

    知恵集約型ビジネスへの転換

    知識やノウハウを核としたビジネスモデルへ完全に移行し、高付加価値サービスを提供する。

  3. 03

    4つの注力分野への集中投資

    DX、セキュリティ、ライフサイエンス、次世代システム運用の4分野で、AI活用や遠隔医療、内部脅威対策などのサービスを開発・強化する。

  4. 04

    人的資本への投資

    イネイブラー人財の育成とイノベーション創出のための環境整備を進め、中期計画期間中に採用・育成に総額2.5億円を投資する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で459人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は618万円で、9期前と比べて+18.9%平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は10.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月375
2018年3月388
2019年3月52035.89.7389
2020年3月52936.010.1398
2021年3月54136.710.6394
2022年3月55836.710.7400
2023年3月55937.110.7410
2024年3月58136.610.1446
2025年3月60736.210.4462173
2026年3月61836.310.9459218

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)91.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 東京都品川区108百万円
全社 デジタルイノベーション事業 ICT事業
東京テクニカルラボセンター — 東京都品川区10百万円
ライフサイエンス事業
小山サービスセンター他2事業所9百万円
ICT事業 ライフサイエンス事業
関西事業所 — 大阪府吹田市4百万円
ICT事業 ライフサイエンス事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    Japan Third Party of Americas,Inc.
    米国 カリフォルニア州 サンノゼ市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は99億円営業利益10億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.6%、利益が+25.0%。

売上高
+7.6%
99億円
営業利益
+25.0%
10億円
純利益
+16.7%
7億円
営業利益率
10.1%
前期比 +1.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高100億円99億円
営業利益10億円10億円
純利益7億円7億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は25億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+31.6%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q201
2024年1Q1915.31
2024年2Q2015.01
2024年3Q2129.51
2024年4Q212
2025年2Q4436.82
2025年4Q48510.44
2026年2Q4948.23
2026年4Q50612.04
2027年1Q2528.02

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は46億円から99億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は10.1%。売上は9期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月4610
2014年3月4710
2015年3月4721
2016年3月4721
2017年3月4610
2018年3月4732
2019年3月5522
2020年3月6253
2021年3月6343
2022年3月7053
2023年3月7453
2024年3月8175
2025年3月92888.76
2026年3月99101010.17

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高99億円のうち、営業利益として残るのは10億円10.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の7.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.8%79億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.1%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.1%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
20.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.6pt
10.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.0pt
7.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.0pt
17.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
22.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は36億円で、売上の4.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−1−1112
2014年3月0−2−1−28
2015年3月6−1−1512
2016年3月30−1313
2017年3月10−1113
2018年3月10−1113
2019年3月3−1−1214
2020年3月3−1−1215
2021年3月2−13119
2022年3月5−1−1422
2023年3月50−2526
2024年3月5−1−1428
2025年3月8−1−2733
2026年3月7−1−3636

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は66億円。このうち返さなくてよい自己資本が40億円で、自己資本比率は61.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月30171358.3
2014年3月28171161.7
2015年3月29181161.0
2016年3月29181161.7
2017年3月27161160.5
2018年3月29181161.4
2019年3月31181358.3
2020年3月35201557.4
2021年3月43261760.8
2022年3月46281860.5
2023年3月48291961.3
2024年3月54332161.6
2025年3月59372361.8
2026年3月66402561.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
35億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
26億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
25億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中155位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中256位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
61.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,442で、1年前と比べて-4.1%過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。

¥1,442-3.3%1ヶ月+3.8%1年-4.1%時価総額87億円
過去52週の値幅
安値¥1,117高値¥1,587

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.0倍
PER (会社予想)11.6倍
PBR2.75倍
配当利回り3.47%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日移動平均線(1414円)を上回り、75日線(1364円)や200日線(1321円)より高い水準にあります。直近1ヶ月で+2.91%上昇し、52週高値1606円に約9.6%迫る位置です。7月末に出来高が急増し、その後は8月20日、21日と減少傾向にありますが、上昇トレンドは維持されています。RSIは62.28で、過熱感は限定的です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERが12.02倍と業界平均の23.01倍を大幅に下回り、予想PERも11.7倍と割安感が明確。PBRも2.77倍で平均3.33倍を下回る。配当利回りは3.45%と平均2.29%を上回り、ROEは17.8%と高水準。配当性向は40.6%と健全で増配余地もあるが、売上高成長に比べ利益成長が鈍く、割安と評価しつつも成長鈍化リスクを考慮。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.0倍23.4倍
PER (予想)11.6倍
PBR2.75倍3.51倍
ROE17.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

DX投資の拡大や組込みソフトウェアの複雑化に伴い需要は中期的に成長が見込まれる。一方、技術者不足による労務費高騰や、客先の内製化シフトがリスク。強気派は高いROEと増収益基調を評価し、弱気派は競争激化と利益率の上限を懸念する。需給環境と技術者の単価動向が焦点。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    ROE17.8%と高く、資本効率が良い。

  • 需要の拡大

    自動車の電動化やIoT化で組込み需要が増加。

  • 増収基調

    直近で売上高、営業利益ともに拡大傾向。

  • 3期連続の増収増益で成長局面通年影響

    売上高81→92→99億円、営業利益8→10億円に拡大し2026年3月期も過去最高

  • 営業利益率10%台乗せで収益構造改善決算発表後影響

    営業利益率8.7%→10.1%へ上昇、営業利益10億円と増益率25%

  • 予想PER11.7倍・配当利回り3.45%の割安感継続影響

    予想PER11.7倍、配当利回り3.45%、時価総額87億円と小型でも評価は適正

  • ROE17.8%と資本効率の高さが評価材料継続影響

    ROE17.8%・PBR2.77倍、売上高99億円の規模で資本効率高い

マイナスに働く材料7
  • 人件費高騰

    技術者不足で単価上昇が利益を圧迫。

  • 競争の激化

    同業や派遣会社との競争で受注条件が悪化の可能性。

  • 客先依存

    特定業界や顧客への依存度が高いリスク。

  • 売上高伸び率が13.6%から7.6%へ減速通年影響

    売上高は前期比13.6%増→7.6%増の99億円、成長モメンタムが鈍化

  • 営業利益10億円の小粒で業績変動リスク継続影響

    営業利益10億円、売上高99億円に対し利益率10%と絶対額が小さい

  • 時価総額87億円と小型株の流動性リスク継続影響

    時価総額87億円、外国人保有3.7%で売買代金が細りやすい

  • 株価は1年で4.27%下落と軟調通年影響

    株価は1年間で4.27%下落、上値抵抗が残る

次の決算で確かめる点
技術者数
収益を生むリソースの規模と成長性を確認。
稼働率
技術者の遊休が収益に直結するため。
単価
人材価格の動向が利益率に影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+19.5%いまの株価に対する利回りは3.47%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
3.47%
いまの株価に対して
配当性向
40.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10
2018年3月20100.057.8
2019年3月200.065.8
2020年3月2525.040.4
2021年3月21−16.042.7
2022年3月210.046.1
2023年3月3147.656.8
2024年3月3616.142.0
2025年3月4113.941.3
2026年3月4919.540.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,055人。区分でいちばん多いのは個人・その他78.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.2%を占め、残る87.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他81.583.178.678.473.778.9
事業法人10.213.010.510.916.412.0
自己株式7.47.26.76.25.66.6
証券会社4.52.48.35.55.25.2
外国法人2.20.61.44.54.33.2
外国人個人0.10.20.30.30.30.5
金融機関1.50.50.60.40.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01森豊8.21
02双日テックイノベーション株式会社7.81
03光通信KK投資事業有限責任組合無限責任組合員光通信株式会社6.15
04JTP従業員持株会5.25
05UHPartners2投資事業有限責任組合無限責任組合員株式会社UHPartners22.33
06櫛部 興喜1.74
07外池 榮一郎1.70
08金山 洋志1.66
09槇田 重夫1.63
10大和証券株式会社1.60

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-16
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.15%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+52357%、1株純資産は14期で+115%。直近期のROEは17.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月03350.15708.5
2014年3月33340.9253.0983.0
2015年3月173435.239.887.1
2016年3月163394.633.887.4
2017年3月13220.21462.9
2018年3月3634810.827.257.8
2019年3月303588.628.365.8
2020年3月6140016.112.340.4
2021年3月4946911.516.942.7
2022年3月454959.414.346.1
2023年3月5652411.017.456.8
2024年3月8658515.512.142.0
2025年3月9964416.212.141.3
2026年3月12172017.89.640.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額122百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
為田光昭代表取締役社長5238,200
森豊代表取締役会長52494,153
伊達仁常務取締役 コーポレート本部長5249,200
長谷川慎也取締役事業本部長559,900
寺田由美取締役68
木村裕之取締役監査等委員71
井出隆取締役監査等委員75
竹内洋平取締役監査等委員44

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)490141410526
社外取締役411113
取締役(社内)1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容791字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の主たる業務は、創業時からの、海外ICTメーカー・医療機器メーカー・化学分析メーカーの日本市場参入を、専門的な技術サービスでサポートするアウトソーシング事業と、アウトソーシング事業で培った知見を自社サービスとして提供するソリューション事業であります。顧客の要求に的確に対応するために「デジタルイノベーション事業」「ICT事業」「ライフサイエンス事業」「その他事業」の4つのセグメントに分けて、サービスを提供しております。また毎年技術方針を定め、最新技術習得を全社員で取り組んでおります。これらにより、より信頼性のある高度なサービス供給体制を整備しております。 セグメント区分   主な事業内容(技術サポート) デジタルイノベーション事業   人財育成にかかるコンサルテーション、スキルアセスメント、学習デザイン、研修の実施・運用までをワンストップで提供する人財育成ソリューションサービス、企業向けに予防型セキュリティソリューションの提案・実装から運用保守、継続的な改善活動までワンストップで提供するセキュリティサービス、企業のDX推進を最新のAI技術等を活用し支援するDX開発サービスの3つのサービスで構成されております。 ICT事業   ICTシステムの設計・構築・運用・保守サービスを提供しております。 ライフサイエンス事業   医療機器、化学分析装置などの保守サービスと海外医療機器メーカー向けのコンサルティングサービスの提供及びライフサイエンス分野のICTサービスを提供しております。 その他事業   上記に属さない事業としてグローバルIT人財紹介サービス「Reinforce HR(レインフォースエイチアール)」、インド支店における事業、海外プロジェクト案件が含まれております。 [事業系統図] (注)点線は当社が行っている業務ではありません。
経営方針・対処すべき課題1,509字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社の存在意義(パーパス)として以下を定めております。 「開かれた市場の形成と世界の格差是正を実現する」 私たちは、世界で産み出された技術革新の果実は、広く、等しく享受されるべきだと考えます。しかし日本国内だけでなく、世界においても、経済格差、地域格差、保護主義などの台頭によりその摂理に反して不均衡が起こっています。こうした不均衡を修正し、競争力ある市場形成することによって、国際社会に貢献します。 また当社のミッションとして以下を定めております。 「Connect to the Future」 お客様が描く未来を、私たちが技術で繋いでいくことで国際ビジネス社会における開かれた日本市場を形成し、当社のみならずわが国の国際的地位の向上を図ることで国際貢献を実現します。 (2)目標とする経営指標 2023年6月8日に発表いたしました第2次中期経営計画において、2027年3月期の定量目標として売上高92~100億円、営業利益7.1~10億円を目指しております。また当社経営方針・経営戦略等についての投資家による評価をより容易にし、その理解を深めることを目的として、自己資本をいかに効率的に運用して利益を生み出したかを表す代表的な指標であるROE(自己資本利益率)を、営業利益に並ぶ重要な経営指標と位置づけ、中長期的でROE15%以上の水準を維持することを目標とすることと致しました。 直近3事業年度のROEの推移は次のとおりであります。 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 ROE   15.5%   16.2%   17.8% (注)ROE:当期純利益/期首・期末平均自己資本 (3)中長期的な経営環境及び対処すべき課題 2023年6月8日に2026年3月期を含んだ4か年を対象とした以下の第2次中期経営計画を策定致しました。 ・2030年に目指す姿 これまでの技術集団から“事業変革とユーザー企業の自走”を促す「業界随一のイネイブラー」となる ・基本方針 「“知恵集約型”のビジネス形態への完全な転換」 ・当社の4つの注力分野 ①DX(デジタルトランスフォーメーション):最新技術を積極的に活用し、業界に特化したAI関連の派生サービスを次々にリリースすることで、ユーザー顧客のDXを加速させる。 ②セキュリティ:内部脅威対策サービスを拡充し、同分野でNo.1のスペシャリスト集団を目指す。 ③ライフサイエンス:ICTを利活用した遠隔医療関連、医療従事者負担軽減に繋がるサービスを開発することでライフサイエンス分野のDXを加速させる。 ④次世代システム運用:DX型プラットフォーム(*)の運用支援を提案・実施することで、ユーザー顧客のDXを加速させる。 (*)DX型プラットフォーム:顧客がDXを実現するために必要な、テクノロジーやサービスを提供するプラットフォーム全般をさす。 ・人的資本に関する考え方 人的資本は、当社が成長を遂げていくうえで最重要資本と位置づけ、事業を体現するイネイブラー人財の育成、イノベーションと価値創出のための環境整備と文化の醸成、事業で培った育成ノウハウを組み合わせることで、「2030年の目指す姿」への到達を目指します。第2次中期経営計画期間における人的資本への投資(採用と育成)総額は2.5億円を見込んでおります。
事業等のリスク2,449字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、当社として必ずしも重要な事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の判断上、あるいは当社の事業活動を理解する上で重要であると考えられるものについては、投資者に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。なお、当社は、これらの事項が発生する可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、以下の記載事項を慎重に検討した上で行なわれる必要があります。また、以下の記載は当社の事業もしくは本株式への投資に関するリスクの全てを網羅するものではありませんのでご留意ください。 本項における将来に関する事項については、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (特に重要なリスク) (1)事業環境の変化に関するリスク 当社が属する情報サービス業界は、ITサービス専業の企業間の競争はもとより、海外企業や異業種からの参入などにより、競争環境は激化しております。このような環境下で、事業環境の変化等により顧客企業のIT投資ニーズが急速かつ大きく変化した場合や、業界内部での価格競争が現状を大幅に超える水準で推移した場合には、当社の経営成績及び財務状況に影響が及ぶ可能性があります。また、当社は、様々な業種・業態の顧客企業に各種サービスを提供しておりますが、顧客企業のIT投資の実行時期・規模は、経済環境等に直接的・間接的に影響を受けるため、当社の経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 (2)情報セキュリティに関するリスク 当社は業務遂行の一環として、個人情報や機密情報を取り扱うことがあります。これらの情報について、サイバー攻撃等による情報セキュリティ事故が発生した場合、当社の社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い、法的罰則等により、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社は情報管理を経営の最重要事項に位置付け、社内に専門組織を設置し、各種認証の取得や情報セキュリティ教育を推進するとともに、ビジネス基盤におけるセキュリティ対策を随時実施し、情報管理体制の強化に努めております。 (3)コンプライアンスに関するリスク 当社の事業活動は、国内外の各種法規制の適用を受けております。当社では、行動基準やコンプライアンスプログラム等を制定するとともに、役職員への教育、啓蒙活動を実施し、法令順守に取り組んでおりますが、重大なコンプライアンス違反や事業展開において法令等に触れる事態が発生した場合、当社の社会的信用の低下や業績に影響を与える可能性があります。 (4)システム運用に関するリスク 当社が提供するシステムやサービスには、社会的なインフラに大きく関わっているものもあります。これらにおいて運用中に障害が発生した場合、当社の社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社の経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (重要なリスク) (1)人財の確保について 近年のIT業界は、売り手市場であり、労働集約型企業の印象が強い企業ほど採用活動が困難な状況にあります。当社は、従来の労働集約型企業とは異なり、新しい技術を顧客企業へ提案する企業であり、学歴・国籍・性別などに捉われない事を訴えてきました。結果、安定的に優秀な人財を採用することができており、大企業にも決して劣らない採用システムが構築できていると自負致しております。しかしながら、当社の必要とする資質を持つ人財を確保できない場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 (2)新規サービス立ち上げ時における収益性の低下について 技術革新の早いIT業界では、技術の習得が条件で取引を開始する際に収益が低下する事がリスクではないかと言う懸念を指摘される向きがあります。しかし、形の無い技術を主体として事業を行ない、取引先とミッションを共有する以上、その取組みに必要な技術習得に関するコストは、当社にとって当然の投資と考えております。また、当初の期待通りの事業展開が果たせなかったとしても習得した技術や情報は無駄になることはありませんが、収益性の低下については常に考慮し、収益のバランスを取りながら事業運営を行なっております。当社は、今後もこの方針によって事業を運営してまいります。しかしながら、その結果、新規サービス立ち上げ時からの一定の期間は収益的に赤字になることもあり、この場合には、当社の経常利益率を低下させ、当社の経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 (3)顧客からのコストダウン要求について 景況感や企業収益の悪化等によるお客様のIT投資抑制傾向は、コストへの要求やIT投資効果への評価の厳格化となって、当社の扱うシステムやサービスの販売価格低下圧力につながり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)大規模災害等のリスク 地震等の大規模な自然災害の発生やテロ被害等に見舞われ、当社の設備・インフラへ甚大な損害や人的被害が生じた場合、当社の経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。 (5)海外情勢に伴うリスク 戦争、テロリズム、紛争又はその他の要因による政治的混乱等の発生や、文化や慣習の違いから生ずる労務問題や疾病といった地政学的なリスクが、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。具体的にはライフサイエンスサービス事業において、修理や点検に必要な部品の入庫遅れなどにより、医療機器や化学分析装置の修理や点検等のサービスが予定通りに実施できず、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,021字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 本項における将来に関する事項については、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 経営成績等の状況の概要 (1)経営成績 当事業年度におけるわが国経済は、アメリカの通商政策や、継続する物価上昇が個人消費に与える影響など、日本経済を下押しするリスクが存在する中、先行きには不透明感があります。ICTサービス市場におきましては、AI技術の進化が目覚ましく、業界を取り巻く事業環境は急速な変化の局面を迎えております。こうした環境下において、当社はAI、Data、Securityの3つの技術領域を中核と位置付け、以下の施策に注力いたしました。 ア.注力技術領域における自社ソリューションサービスのリリースを加速しました。 イ.自社ソリューションサービスを支えるエンジニア及びコンサルタントの採用及び教育投資を更に拡大しました。 ウ.自社ソリューションサービスを顧客企業に認知・採用頂くための、営業・マーケティング活動への投資も拡大しました。 ア~ウの具体的な取組み実績は、次の通りです。 ア.当事業年度における注力技術領域における自社ソリューションサービスのリリース事例は以下の点です。(リリース日、対象セグメント) ・IT分野に特化したオンライン学習動画コンテンツを制作し、効率的かつ効果的な学習を実現するサービスの提供を開始(4/3、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、GPT-4.1ファミリーに対応(4/15、デジタルイノベーション事業) ・生成AI活用の専門知識習得を目指すITエンジニア育成カリキュラムを提供開始(4/16、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、「o3」「o4-mini」に対応(4/17、デジタルイノベーション事業) ・情報セキュリティ規程策定支援サービスを提供開始(4/22、デジタルイノベーション事業) ・企業の内部脅威対策を強化する「ITM SaaS漏えい検知ソリューション」を提供開始(4/23、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、「GPT-image-1」に対応(4/25、デジタルイノベーション事業) ・コグニザントジャパンとAIエージェント開発で業務提携(5/13、デジタルイノベーション事業) ・ソフトウェア管理プラットフォーム「GitHub Enterprise」の販売・導入支援を開始(5/15、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、Deep Research機能を追加(5/16、デジタルイノベーション事業) ・組織内データの一元管理・保護を実現する「Microsoft Purview導入支援サービス」を提供開始(5/28、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、MCP ClientおよびMCP Server対応を完了(6/11、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、「Sora」に対応(6/13、デジタルイノベーション事業) ・業務効率化を加速する「AWS生成AI導入支援ソリューション」をリリース(6/24、ICT事業) ・「ガバクラ支援ソリューション」を拡充(6/24、ICT事業) ・自律型AI技術「AIエージェント」の実践スキルを習得できる「AIエージェント活用実践カリキュラム」を提供開始(7/24、デジタルイノベーション事業) ・韓国HYGERA社とスマート排尿ケア製品の売買取引基本契約を締結(8/7、ライフサイエンス事業) ・Third AI生成AIソリューション、「GPT-5」に対応(8/8、デジタルイノベーション事業) ・次世代校務DX支援ソリューションをリリース(9/2、ICT事業) ・AI駆動開発ソリューション「daimon」を提供開始(9/26、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、「GPT-5 pro」に対応(10/9、デジタルイノベーション事業) ・JTPとCynthialyが企業の生成AI定着化支援に向けて協業(10/21、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、「Gemini 3 Pro」および「Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)」に対応(11/27、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、「GPT-5.1」に対応(11/28、デジタルイノベーション事業) ・予防型セキュリティソリューション「RedLens」を提供開始(12/1、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション「GPT-5.2Pro」「GPT-5.2」に対応(12/12、デジタルイノベーション事業) ・介護DXを推進する排尿ケアソリューション「スマートおむつシステム」が、福祉用具情報システム(TAIS)に登録(1/20、ライフサイエンス事業) ・Third AI生成AIソリューション、Anthropicの最新生成AIモデル「Claude Opus 4.6」に対応(2/9、デジタルイノベーション事業) ・Third AI Dify構築支援ソリューションにて生成AIアプリ開発プラットフォーム「Dify」支援を強化(2/17、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、開発支援特化型モデル「GPT-5.3-Codex」に対応(3/2、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、最新モデル「GPT-5.4 pro」「GPT-5.4」に対応(3/9、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、業務Webアプリを同一画面に統合・組み込めるミニアプリ機能を追加(3/10、デジタルイノベーション事業) ・Third AI生成AIソリューション、文書アップロードだけで翻訳業務の効率化を実現するミニアプリ「ドキュメント翻訳Lite」を追加(3/24、デジタルイノベーション事業) イ.当事業年度における自社ソリューションサービスを支えるエンジニア及びコンサルタントの採用及び教育投資の実績は以下の通りです。(リリース日) ・「2025 Japan AWS Jr. Champions」「2025 Japan AWS All Certifications Engineers」に社員が選出(6/26) ・「AWS 500 APN Certification Distinction」認定を取得(9/8) ・Microsoftの上位パートナー資格「AI Platform on Microsoft Azure Specialization」を取得(9/24) ・「2025 Microsoft Japan Partner of the Year Awards」Government部門でアワード初受賞(11/28) ウ.当事業年度における自社ソリューションサービスを顧客企業に認知・採用頂くために行った、営業・マーケティング活動の実績は、以下の通りです。(開催期間、対象セグメント) ・「Interop Tokyo 2025」出展(6/11~6/13、デジタルイノベーション事業) ・日本最大の“AWSを学ぶイベント”「AWS Summit Japan 2025」に出展(6/25~6/26、ICT事業) ・国際モダンホスピタルショウ2025に出展(7/16~7/18、ライフサイエンス事業) ・クラウド運用者を対象とした技術イベント「Cloud Operator Days Tokyo 2025」に登壇(7/15~9月上旬、ICT事業) ・「地方自治情報化推進フェア2025」にて出展・登壇(10/8~10/9、ICT事業) ・「AI駆動開発カンファレンス2025秋」にて講演・ブース出展(10/30~10/31、デジタルイノベーション事業) ・企業の生成AI活用推進を加速する「生成AIフォーラム2025秋」に出展・講演(11/21、デジタルイノベーション事業) 当社売上高の半分を占めるICT事業は、事業環境の変化に伴う利益率の高い案件の失注の影響により、前期比で増収減益となりました。一方、事業環境の変化を着実に捉えたデジタルイノベーション事業は伸長しました。 またライフサイエンス事業も伸長した結果、全社合計では前期比で増収増益となりました。 以上の結果、当社の当事業年度の売上高は、9,897,031千円(前期比7.4%増)、営業利益は963,127千円(同17.4%増)、経常利益は980,046千円(同18.3%増)、当期純利益は686,294千円(同22.0%増)となりました。なおデジタルイノベーション事業の人財育成ソリューションサービスにおけるIT技術者向け学習データ活用プラットフォーム「Learning Booster(ラーニングブースター)」について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社の保有する固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、ソフトウエアについて減損処理を行い、当期において減損損失48,660千円を特別損失にて計上いたしました。 各セグメントの状況は、以下の通りです。 ①デジタルイノベーション事業 当事業は、人財育成にかかるコンサルテーション、スキルアセスメント、学習デザイン、研修の実施・運用までをワンストップで提供する人財育成ソリューションサービス、企業向けに予防型セキュリティソリューションの提案・実装から運用保守、継続的な改善活動までワンストップで提供するセキュリティサービス、企業のDX推進を最新のAI技術等を活用し支援するDX開発サービスの3つのサービスで構成されております。 当事業年度において、AI技術の進化による事業環境の急速な変化をビジネスチャンスととらえ、事業拡大に注力いたしました。人財育成ソリューションサービスは、Web試験配信プラットフォームの利用者増加により、前期比で増収増益となりました。セキュリティサービスは、内部脅威対策ソリューションが順調に拡大し、前期比で増収増益となりました。DX開発サービスは、自社AIサービスであるThird AI(サードアイ)及びアプリケーション開発事業がいずれも好調に推移し、増収増益となりました。 以上の結果、デジタルイノベーション事業の売上高は2,666,089千円(前期比19.1%増)、セグメント利益は310,636千円(同72.8%増)となりました。 ②ICT事業 当事業は、ICTシステムの設計・構築・運用・保守サービスを提供しております。 当事業年度において、システム構築サービス(ICTシステムの設計・構築)は、ガバメントクラウド関連をはじめとするスポット案件の受注により、前期比で増収となったものの、利益率の高い案件の失注が影響し前期比で減益となりました。システム運用サービス(ICTシステムの運用・保守サービス)は、クラウド運用サービス「Kyrios(キリオス)」とテクニカルヘルプデスクが伸長したものの、従来型の顧客企業への常駐運用サービスの減少が影響し、前期比で減収減益となりました。 以上の結果、ICT事業の売上高は5,225,088千円(前期比4.1%増)、セグメント利益は1,147,549千円(同7.0%減)となりました。 ③ライフサイエンス事業 当事業は、医療機器、化学分析装置などの保守サービスと海外医療機器メーカー向けのコンサルティングサービスの提供及びライフサイエンス分野のICTサービスを提供しております。 当事業年度において、医療機器の保守サービスとコンサルティングサービスが伸長しました。また利益率の高い案件の獲得と人員配置の最適化を進めたことにより、収益性が改善し、前期比で増収増益となりました。新たなソリューション開発は継続しております。 以上の結果、ライフサイエンス事業の売上高は1,947,714千円(前期比1.3%増)、セグメント利益は355,231千円(同27.1%増)となりました。 ④その他 当事業は上記3事業に属さない、その他の事業となり、グローバルIT人財紹介サービス「Reinforce HR(レインフォースエイチアール)」、インド支店における事業、海外プロジェクト案件が含まれます。 当事業年度においては、Reinforce HRが伸長しました。 以上の結果、その他の売上高は58,138千円(前期比71.6%増)、セグメント損失は141千円(前期は4,012千円のセグメント損失)となりました。 (2)キャッシュ・フロー 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前事業年度末と比し305,944千円増加し3,598,806千円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次の通りです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動の結果、得られた資金は733,102千円(前事業年度は776,378千円)でありました。これは、主として税引前当期純利益931,386千円の計上、前受金の増加129,063千円に対し、売上債権及び契約資産の増加285,335千円、法人税等の支払244,585千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果、使用した資金は100,966千円(前事業年度は70,893千円)でありました。これは、主として有形固定資産の取得による支出41,377千円、無形固定資産の取得による支出47,022千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果、使用した資金は325,543千円(前事業年度は242,280千円)でありました。これは、自己株式の取得による支出98,762千円、配当金の支払226,780千円によるものであります。 生産、受注及び販売の状況 (1) 生産実績 当社は、保守管理業務を中心とした技術サービスを提供する事業を主としていることから、生産実績はございませんので、記載を省略しております。 (2) 受注実績 当社が顧客企業と締結している契約で規定されているのは、料金算定の基礎となる単価等であり、受注金額に必要なサービス対応作業時間等については、都度契約等による依頼業務に応じて頻繁に変動します。従いまして、受注金額を確定することが困難な状況であるため、同数値の記載を省略しております。 (3) 販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) デジタルイノベーション事業(千円)   2,666,089   119.1 ICT事業(千円)   5,225,088   104.1 ライフサイエンス事業(千円)   1,947,714   101.3 報告セグメント計(千円)   9,838,892   107.2 その他(千円)   58,138   171.6 合計(千円)   9,897,031   107.4 (注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。 相手先   前事業年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当事業年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) ソフトバンク株式会社   1,382,280   15.0   1,595,486   16.1 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析、検討内容 (1)財政状態の分析 当事業年度末の資産合計につきましては、前事業年度末と比し654,007千円(11.1%)増加し6,565,219千円となりました。うち、流動資産は634,413千円(12.1%)増加し5,856,269千円となりました。これは主に、現金及び預金、売掛金、契約資産の増加によるものであります。固定資産は19,593千円(2.8%)増加し708,949千円となりました。これは主に、ソフトウエアの減少に対し、繰延税金資産の増加によるものであります。 負債合計につきましては、前事業年度末と比し261,242千円(11.6%)増加し2,517,183千円となりました。これは主に、未払金、未払法人税等、前受金の増加によるものであります。 純資産合計は、前事業年度末と比し392,765千円(10.7%)増加し4,048,036千円となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。 (2)資本の財源及び資金の流動性についての分析 ① キャッシュ・フロー キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」にて記載した通りであります。 ② 資金需要 当社の事業活動における運転資金需要のうち主なものは、サービス提供のための人件費、外注費、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、投資を目的とした資金需要は新サービス開発及び機能追加に係るソフトウエア開発費等であります。 (3)経営成績の分析 ① 売上高 当事業年度の売上高は9,897,031千円でありました。 その主な要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (1)経営成績」にて記載した通りであります。 ② 売上原価、売上総利益 当事業年度の売上原価は7,889,935千円でありました。 これにより、売上総利益は2,007,095千円となりました。 ③ 販売費及び一般管理費 当事業年度の販売費及び一般管理費は1,043,967千円となりました。 ④ 営業利益 当事業年度における営業利益は963,127千円となりました。 ⑤ 営業外損益 当事業年度の営業外損益は、営業外収益17,185千円、営業外費用266千円となりました。営業外収益の主な内訳は、受取利息2,754千円、為替差益2,681千円、保険配当金2,320千円、未払配当金除斥益5,728千円であります。営業外費用の内訳は、自己株式取得費用266千円であります。 ⑥ 経常利益 当事業年度における経常利益は980,046千円となりました。 ⑦ 特別損益 当事業年度の特別損益は、特別損失48,660千円となりました。特別損失の内訳は、減損損失48,660千円であります。 ⑧ 当期純利益 当事業年度における当期純利益は686,294千円となりました。 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。

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出典

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