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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東海リース

TOKAI LEASE CO.,LTD.9761 · Standard · サービス業

建設現場に欠かせない仮設建物・ユニットハウスを、リース・販売を通じて提供する静岡の老舗。

概要

東海リースは、仮設建物とユニットハウスのリース・販売を主力とするオペレーティングリース会社である。1968年に大阪で創業し、現在は国内4支店と中国に2つの子会社を持つ。2026年3月期の売上高は189億円、社員数は590名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

仮設建物リースを中核とする単一セグメント

当社グループの事業は仮設建物リース業の単一セグメントである。主に仮設建物、ユニットハウス、およびこれらに付随する什器備品のリースと販売を行う。リース用資産の製造、運送、工事、補修まで一貫して提供するオペレーティングリースモデルを採用する。2026年3月期の売上高は188億5600万円で、前期比2.5%増加した。営業利益は12億200万円、親会社株主に帰属する当期純利益は7億2300万円である。

子会社4社が支えるグループ体制

当社は子会社4社で構成される。東海ハウスは仮設建物部材とユニットハウスを製造し、当社に販売する。日本キャビネットは什器備品を当社にリース・販売する。中国では榕東活動房股份有限公司(福建省)と廊坊榕東活動房有限公司(河北省)が仮設建物を製造する。これらの子会社から調達した部材を当社がユーザーにリース・販売する流れである。

全国7支店と中国生産拠点の展開

国内では大阪本社のほか、名古屋、広島、福岡、東京、横浜、仙台に支店を置く。枚方配送センター、柏原配送センター、関東総合工場(佐倉市)を拠点に物流と補修を行う。海外では1988年に中国福建省に福州榕東活動房有限公司を設立し、現在は榕東活動房股份有限公司と廊坊榕東活動房有限公司の2社が現地生産を担う。売上高の大部分は国内需要による。

経営指標と対処すべき課題

会社は営業利益率および自己資本利益率とも5%を目標とする。2026年3月期の営業利益率は6.4%、自己資本利益率は4.2%であった。原価上昇と人手不足への対応として、運営効率化と外注工事のリース商品化を進める。2025年10月には施工管理技士の資格不正問題が発覚し、国土交通省への報告と再発防止策を実施した。信頼回復が喫緊の課題となっている。

業界の中での役割は建設業界向けに仮設建物のリース・販売を提供する専門企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
189億円
営業利益
12億円
営業利益率
6.3%
純利益
7億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2021/3
事業売上構成比利益利益率
日本151億円100.0%6億円4.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設(仮設建物・ユニットハウス需要)主力

主に連結子会社の東海ハウスから仕入れた仮設建物部材やユニットハウスを、各ユーザーへリース・販売。什器備品類は子会社の日本キャビネットが提供。オペレーティングリース会社として、製造・運送・工事・補修を含むトータルサービスを提供。

主な製品・サービス3
仮設建物リース・販売
工事現場などで使用する仮設建物をリース・販売。完成された部材を仕入れ、各ユーザーに提供。
ユニットハウスリース・販売
ユニットハウスをリース・販売。衛生用移動建物(トイレ棟・フロ等)も取り扱う。
什器備品リース・販売
仮設建物等に付随する什器備品類をリース・販売。

製品と技術

仮設建物リース:建築現場やイベントを支える主力事業

仮設建物のリースが全売上の大部分を占める。主な品目は現場事務所、作業員宿舎、倉庫、休憩所などである。東海ハウスが製造する部材を仕入れ、運送・設置・補修まで自社で行う。2026年3月期のリース用資産の製造高は約18億7700万円で、生産・受注・販売はすべて仮設建物リース業として一括管理されている。

ユニットハウス:プレハブ式建物のリース・販売

工事現場や災害時仮設住宅などで使用されるユニットハウスも扱う。東海ハウスからユニットハウスを仕入れ、リースまたは販売する。また、トイレ棟や浴室などの衛生用移動建物は他業者から調達し、セットで提供する。ユニットハウスは仮設建物と同様に繰り返し使用されるため、補修・再生による資産寿命の長期化が収益性の鍵となる。

什器備品リース・販売:付随需要を捉える

仮設建物やユニットハウスに付随する什器備品として、机、椅子、ロッカー、エアコンなどを扱う。子会社日本キャビネットが当社にリース・販売し、それをユーザーに転貸または販売する。単独で大きな売上にはならないが、建物リースに不可欠な付帯サービスとして顧客満足度の向上に寄与している。

製造・補修ネットワークと中国生産拠点

東海ハウスは枚方市に本社・工場を持ち、仮設建物部材とユニットハウスを製造する。日本キャビネットは枚方市で什器備品を製造する。柏原配送センターでは補修を実施。中国の榕東活動房と廊坊榕東活動房は現地で仮設建物を生産し、主に中国市場向けに供給する。これらの製造・補修拠点がオペレーティングリースのサイクルを支える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

リース事業で東海地盤、内需依存度高い

同社は東海圏を中心にリース・レンタル事業を展開し、地域密着型の営業網を強みとする。売上高は2024/3期の172億円から2026/3期には189億円と緩やかな成長を見込むが、営業利益率は8.15%から6.35%へ低下傾向にあり、競争激化やコスト増が収益性を圧迫している。同業他社と比較すると、ジンジブやイシンが同サービス業に属するが、リース特化のビジネスモデルは差別化要因である。一方、売上の多くが国内需要に依存しており、海外展開やデジタル化の遅れが課題と言える。極洋やニッスイとの直接比較はないが、サービス業内でのポジショニングは地域密着型の中小企業として独自性を保持している。

強み

  • 愛知県など東海地方に強固な顧客基盤を持ち、安定した受注が見込める。
  • リース・レンタルに特化し、専門的なノウハウで他社と差別化している。
  • 2024年度から2026年度にかけて売上高が増加しており、事業拡大が続く。
  • 地域密着型の営業で顧客との長期的な関係を構築し、リピート受注を確保。

課題

  • 営業利益率が8.15%から6.35%に低下し、コスト管理や価格競争への対応が必要。
  • 国内需要に依存しており、海外市場での成長機会を活かせていない。
  • DX対応が遅れており、業務効率化や新サービス開発が競合より後れを取る可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が東海リース

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

仮設建物リース専門で創業した1968年

1968年5月、創業者塚本幸司が大阪市天王寺区に東海リース株式会社を設立した。資本金は400万円で、仮設建物のリース専門事業からスタートした。翌1969年5月には本社を大阪市北区空心町に移転し、営業基盤を固めた。

1970年代の営業拠点拡大と製造機能の内製化

1970年に名古屋営業所、1971年に広島営業所、1973年に福岡営業所を開設した。1974年には東京支店と横浜営業所を開設し、関東へ進出。同年、柏原市に柏原製造・補修工場を設け、製造機能を内製化した。1973年には子会社日本キャビネットを設立し、什器備品の供給体制を整えた。

1980年代の中国進出と株式上場

1983年、東海リース株式会社(本社高松市)を吸収合併した。1986年12月に大阪証券取引所市場第二部に上場。1988年6月、中国福建省に合弁会社「福州榕東活動房有限公司」を設立し、海外生産に乗り出した。同年12月、本社を現在地の大阪市北区天神橋に移転した。

1990年の東海ハウス取得と東西での工場拡充

1990年2月、東海ハウス株式会社の株式を取得し子会社化した。これにより仮設建物の製造能力を強化した。同年2月には東京証券取引所市場第二部に上場。1990年6月には関東総合工場の第二期・第三期工事が完成し、関東地域の供給体制を拡充した。

中国子会社の再編と新工場設立(2000年代~2010年代)

2003年5月、漳州榕東活動房有限公司を榕東活動房股份有限公司に吸収合併した。2004年3月、福州榕東活動房有限公司を株式会社に改組し、榕東活動房股份有限公司とした。2013年5月には河北省に廊坊榕東活動房有限公司を設立し、中国での生産拠点を2つに増やした。

市場区分の変更とガバナンス改革(2013年~2022年)

2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、上場市場を東京証券取引所市場第二部に統合した。2021年6月、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化した。2022年4月の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行した。

施工管理技士の資格不正問題とその影響(2025年)

2025年10月9日、施工管理技士の技術検定試験における実務要件の不備が判明したと公表した。社内調査の結果、一部社員が要件を満たさないまま資格を取得し、不適切な社員が監理技術者として配置された工事現場1件を国土交通省に報告した。再発防止策は公表前に講じられたが、その後も当局への対応を継続している。

年表25件を開く

1960年代

  • 1968年5月創業創業者塚本幸司が、大阪市天王寺区に東海リース株式会社を設立(資本金4,000千円)、仮設建物のリース専門事業を開始。
  • 1969年5月本社を大阪市北区空心町に移転。

1970年代

  • 1970年8月名古屋市に名古屋営業所を開設。(現 名古屋支店)
  • 1971年4月広島市に広島営業所を開設。(現 広島支店)
  • 1973年4月福岡市に福岡営業所を開設。(現 福岡支店)
  • 1973年9月柏原市に日本キャビネット株式会社(現 連結子会社)を設立。
  • 1974年4月枚方市に枚方配送センターを開設。
  • 1974年8月柏原市に柏原製造・補修工場を開設。(現 柏原配送センター)
  • 1974年11月東京都千代田区に東京支店を開設。横浜市に横浜営業所を開設。(現 横浜支店)

1980年代

  • 1980年5月仙台市に仙台支店を開設。
  • 1983年12月M&A東海リース株式会社(本社高松市)を吸収合併。
  • 1985年6月日本キャビネット株式会社の本社を枚方市に移転。
  • 1986年12月上場大阪証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1988年6月中華人民共和国(以下中国という)における合弁会社「福州榕東活動房有限公司」を設立。
  • 1988年7月佐倉市の関東総合工場第一期工事竣工。
  • 1988年12月本社を大阪市北区天神橋に移転。

1990年代

  • 1990年2月M&A東海ハウス株式会社(現 連結子会社)の株式取得。
  • 1990年2月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1990年6月関東総合工場第二期・第三期工事完成。
  • 1996年7月M&A中国における合弁会社「漳 州榕東活動房有限公司」を設立。(2003年5月 現 榕東活動房股 份 有限公司に吸収合併)

2000年代

  • 2004年3月福州榕東活動房有限公司を、「榕東活動房股 份 有限公司」(現 連結子会社)として株式会社に改組。

2010年代

  • 2013年5月中国における合弁会社「廊坊榕東活動房有限公司」(現 連結子会社)を設立。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、上場市場を東京証券取引所市場第二部に統合。

2020年代

  • 2021年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率5%
  • 自己資本利益率5%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    再生オペレーティング・リースの推進

    環境保護と経済成長の両立を目指し、再生オペレーティング・リースシステムを推進することで廃棄物の減量化と省資源化に取り組む。

  2. 02

    運営効率化と外注工事のリース商品化

    人手不足に対応するため運営の効率化を進めるとともに、外注工事をリース商品化することで利益を確保する。

  3. 03

    採算重視の受注と筋肉質な組織構築

    リース用資産の在庫状況や納期、採算を総合的に考慮した受注活動を行い、運営・業務の効率化により利益を捻出できる組織を構築する。

  4. 04

    安全衛生管理と市場ニーズ対応

    安全衛生管理や商品の市場ニーズへの対応を通じて得意先満足度を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で590人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は654万円で、9期前と比べて+25.7%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は14.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月556
2018年3月558
2019年3月52042.015.1558
2020年3月56342.414.9560
2021年3月55441.914.2563
2022年3月59042.214.7536
2023年3月51041.714.0572
2024年3月54642.914.8568
2025年3月65442.614.4582258
2026年3月65443.314.8590203

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率55.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関東総合工場 — 千葉県佐倉市2,985百万円
本社 — 大阪府枚方市1,736百万円
本社・大阪支店(大阪市北区)(注)31,393百万円
福岡支店(福岡市博多区)(注)3885百万円
本社 — 香川県綾歌郡綾川町838百万円
千葉支店 — 千葉県佐倉市752百万円
東京支店(東京都港区)(注)3722百万円
枚方配送センター — 大阪府枚方市712百万円
広島支店(広島市南区)(注)3678百万円
柏原配送センター — 大阪府柏原市671百万円
ほか19件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    日本
    大阪府枚方市
    議決権100.0%
  • 国内
    日本
    香川県綾歌郡綾川町
    議決権92.7%
  • 国内
    中国
    中華人民共和国 福建省福州市
    議決権89.1%
  • 国内
    中国
    中華人民共和国河北省廊坊市
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    熊本地家裁玉名支部仮庁舎新営工事(再度)
    最高裁判所 · 2018-07-09
    8,450万円
  • 調達
    松戸税務署外1署仮設建物借用一式
    国税庁 · 2024-07-02
    3,830万円
  • 調達
    松戸税務署仮設建物借用一式
    国税庁 · 2026-06-25
    3,400万円
  • 調達
    仮設建物借用一式
    国税庁 · 2018-07-26
    3,220万円
  • 調達
    仮設建物借用一式
    国税庁 · 2017-07-20
    3,150万円
  • 調達
    仮設建物借用一式
    国税庁 · 2016-07-20
    3,100万円
  • 調達
    松戸税務署仮設建物借用一式
    国税庁 · 2025-07-02
    3,000万円
  • 調達
    松戸税務署外1署仮設建物借用一式
    国税庁 · 2023-07-28
    2,888万円
  • 調達
    松戸税務署外1署仮設建物借用一式
    国税庁 · 2022-07-28
    2,830万円
  • 調達
    松戸税務署外1署仮設建物借用一式
    国税庁 · 2019-07-30
    2,660万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は189億円営業利益12億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.7%、利益が-20.0%。

売上高
+2.7%
189億円
営業利益
-20.0%
12億円
純利益
-36.4%
7億円
営業利益率
6.3%
前期比 -1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高207億円189億円
営業利益16億円12億円
純利益9億円7億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は48億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+26.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q412
2024年1Q3800.01
2024年2Q4337.01
2024年3Q4025.01
2024年4Q514
2025年2Q8444.83
2025年4Q1001111.08
2026年2Q9788.25
2026年4Q9244.32
2027年1Q4836.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は129億円から189億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.3%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、上場市場を東京証券取引所市場第二部に統合。
2013年3月12933
2014年3月12433
2015年3月13865
2016年3月13855
2017年3月14242
2018年3月15053
2019年3月14732
2020年3月14443
2021年3月15163
2022年3月16463
2023年3月15731
2024年3月172117
2025年3月18415158.211
2026年3月18912116.37

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高189億円のうち、営業利益として残るのは12億円6.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の3.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.4%152億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.2%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.3%12億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.2pt
6.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.3pt
3.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.6pt
4.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−22億円で、差し引きのフリーCFは−15億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は31億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月1−14−8−1315
2014年3月11−132−214
2015年3月21−14−4719
2016年3月8−154−716
2017年3月8−219−1312
2018年3月28−212721
2019年3月5−2717−2215
2020年3月19−248−518
2021年3月21−20−4116
2022年3月24−10−61424
2023年3月24−19−4526
2024年3月12−3616−2418
2025年3月10−1810−820
2026年3月7−2226−1531

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は394億円。このうち返さなくてよい自己資本が177億円で、自己資本比率は44.4%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月27414912552.4
2014年3月28915713251.5
2015年3月30416014450.9
2016年3月30715914850.1
2017年3月31615616047.8
2018年3月33815718145.0
2019年3月34615419243.1
2020年3月36915321640.3
2021年3月36615421241.5
2022年3月31815516348.4
2023年3月31315415948.8
2024年3月34516218346.5
2025年3月36717119646.1
2026年3月39417721744.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
36億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
28億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
3億円
在庫として抱えている分
負債合計
217億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中72位あたり、逆に低いのはROE534社中445位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.4%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,431で、1年前と比べて+7.0%過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。

¥2,431-0.7%1ヶ月+2.3%1年+7.0%時価総額85億円
過去52週の値幅
安値¥2,109高値¥2,739

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.6倍
PER (会社予想)9.6倍
PBR0.48倍
配当利回り4.94%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1か月で約1.5%上昇し、8月10日に2410円で終えました。8月10日に14900株と出来高が急増し、株価も上昇しました。25日移動平均線(2358円)と75日線(2285円)を上回っており、短期・中期とも上昇トレンドです。一方、200日線(2370円)も上回っており、長期でも強気です。52週高値2739円に対しては約12%低い水準で、戻り待ちの売り圧力が意識されます。RSIは65.9で上昇トレンドの強さを示しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER11.54倍は同業界平均の22.67倍を下回り、PBR0.477倍も平均の3.23倍を大きく下回る。配当利回り4.98%は平均の2.64%を上回り、配当性向56.2%は持続可能。ROE4.2%と低いが、業績は増収傾向で、予想PER9.5倍とさらに割安感。ただし、サービス業界内での収益性が低く、ROEの改善余地が課題。総合的に割安だが、成長性には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.6倍23.4倍
PER (予想)9.6倍
PBR0.48倍3.51倍
ROE4.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、業績の回復傾向が続くかどうか。2025年3月期は売上高・利益が増加したが、2026年3月期の見通しは営業利益率の低下が見込まれ、減益予想となっている。強気派は、リース需要の底堅さと中古機械販売の伸びを評価し、今後の回復に期待する。弱気派は、競争激化によるレンタル料率の低下や、経済減速による設備投資抑制を懸念する。また、PBR 0.5倍前後と株価純資産倍率が低いが、ROEも低く、資本効率改善の具体策が見えにくい点も争点。

プラスに働く材料7
  • 業績回復基調

    2025年3月期は増収増益で、営業利益率8%超と改善。

  • 配当利回りの高さ

    予想配当利回りは約5%と、相対的に高い水準にある。

  • 割安株価

    PBRは0.5倍未満で、解散価値に比べ割安との見方。

  • 今期予想PER9.5倍と低倍率、資産価値で割安決算発表後影響

    予想PER9.5倍は実績11.54倍を下回り、割安感。

  • PBR0.477倍と解散価値の半分以下、含み益期待継続影響

    PBR0.477倍。賃貸資産の含み益顕在化の余地。

  • 高配当利回り4.98%が株価を下支え通年影響

    配当利回り4.98%。業績悪化でも投資家を引き付け。

  • 売上高189億円と過去最高、事業基盤は安定通年影響

    売上高172→184→189億円。リース需要は底堅い。

マイナスに働く材料7
  • 減益予想

    2026年3月期は営業利益率が6%台に低下し、利益減の見込み。

  • 競争激化

    業界再編で大手がシェアを拡大し、中小の価格競争力が低下。

  • 低い資本効率

    ROEが4%台で、株主資本を有効活用できていない。

  • 2026/3期営業利益12億円と前年比20%減益通年影響

    営業利益15→12億円(-20%)。収益力が低下。

  • 純利益7億円と前期比36%減、減配リスク通年影響

    純利益11→7億円(-36%)。配当維持が焦点。

  • ROE4.2%と低収益、資本効率の悪さが足かせ継続影響

    ROE4.2%は低く、PBRが0.48倍なのは合理的。

  • 金利上昇でリース調達コスト増、マージン縮小金融政策次第影響

    営業利益率は6.35%と低水準。金利上昇で更に圧縮の恐れ。

次の決算で確かめる点
リース稼働率
機械の稼働状況が収益に直結するため。
中古機械販売台数
新たな収益源としての成長性を測るため。
営業利益率
リース料率や原価管理の効率性を示すため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.94%。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
4.94%
いまの株価に対して
配当性向
56.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月90219.0
2018年3月900.0137.0
2019年3月60−33.3182.1
2020年3月600.0128.6
2021年3月40−33.344.0
2022年3月80100.0103.5
2023年3月40−50.0236.8
2024年3月6050.036.2
2025年3月120100.043.1
2026年3月1200.056.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,693人。区分でいちばん多いのは個人・その他83.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.3%を占め、残る87.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他83.583.481.985.383.783.3
事業法人7.07.38.27.68.99.7
証券会社2.93.04.03.03.73.0
金融機関3.12.62.52.82.52.6
外国法人3.63.63.41.21.11.4
自己株式1.41.21.31.11.00.9
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01塚本 博亮7.20
02株式会社オーガスト・エイト6.05
03塚本 四女子3.62
04塚本 幸司2.78
05東海リース従業員持株会2.61
06中島 和信1.63
07渡邉 俊雄1.50
08有限会社 福田商事1.14
09中間 高子1.11
10塚本 貴文1.05

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2696%、1株純資産は14期で+1123%。直近期のROEは4.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月74131.826.2161.6
2014年3月794,2731.823.897.5
2015年3月1334,4453.116.662.1
2016年3月1324,4253.015.671.9
2017年3月454,3361.046.6219.0
2018年3月824,3731.926.1137.0
2019年3月484,2871.134.4182.1
2020年3月774,3201.816.4128.6
2021年3月1004,4102.313.944.0
2022年3月944,4582.116.6103.5
2023年3月434,4261.030.8236.8
2024年3月1964,6554.37.236.2
2025年3月3094,8926.56.843.1
2026年3月2095,0534.211.556.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額144百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
塚本博亮代表取締役 社長67251,653
安田金四郎常務取締役 営業販売本部長6711,068
筌場順司取締役 第一生産配送部長534,758
大西泰史取締役 管理本部長6010,418
酒井岳宏取締役 第五営業販売部長615,426
西江計二取締役 第一営業販売部長654,126
福本篤士取締役 生産配送本部 業務管理部長563,926
此下純央取締役 監査等委員(常勤)72
松井巧社外取締役 監査等委員75
杉谷浩哉社外取締役 監査等委員66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7764212918
取締役(社内)1888
社外取締役2774

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容711字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は当社および子会社4社で構成されており、当社グループが営んでいる主な事業内容は、仮設建物、ユニットハウスおよびこれらに付随する什器備品類等のリースおよび販売という単一の事業であります。当社が仮設建物、ユニットハウスおよびこれらに付随する什器備品類等のリースおよび販売を行い、子会社4社がリース用部材の製造および仕入れならびに仮設建物等に付随する什器備品類を当社へリースおよび販売を行っております。 仮設建物リースおよび販売       主に連結子会社である東海ハウス㈱より完成された仮設建物部材を当社が仕入し、各ユーザーへリースおよび販売を行っております。 什器備品リースおよび販売       仮設建物等に付随する什器備品類を連結子会社である日本キャビネット㈱が、当社へリースおよび販売しており、当社が、各ユーザーへリースおよび販売を行っております。 ユニットハウスリースおよび販売       ユニットハウスは、主として連結子会社である東海ハウス㈱より当社が仕入を行い、各ユーザーへリースおよび販売を行っております。また仮設建物等に付随する衛生用移動建物(トイレ棟・フロ等)のリースおよび販売は主に他業者から仕入を行い、各ユーザーへリースおよび販売を行っております。 なお、上記のうち、「什器備品リースおよび販売」は、主たる商品である「仮設建物リースおよび販売」や「ユニットハウスリースおよび販売」に付随して発生するものであります。 また、オペレーティングリース会社として、商品の賃貸だけでなく、製造、運送、工事、補修も含めたトータルなサービスを提供しております。 (事業系統図)
経営方針・対処すべき課題636字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 ①社会貢献 当社は、オペレーティング・リースシステムを通じて、環境保護と経済成長が両立する社会の形成に貢献していくと同時に、社会・企業・従業員の平和と発展のため、事業活動に精励してまいります。 ②環境方針 物の命を大切にする再生オペレーティング・リースシステムを推進し、廃棄物の減量化と省資源化に取り組みます。 (2)目標とする経営指標 原価や物価上昇などのコスト増加要因に対して、コスト削減や運営の効率化により、営業利益率および自己資本利益率とも5%を目標としております。 なお、当連結会計年度における営業利益率は6.4%、自己資本利益率は4.2%となっております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 運営の効率化による人手不足への対応や外注工事のリース商品化による利益確保を図ってまいります。 (4)会社の優先的に対処すべき課題 外注工事および運賃などの原価の上昇や、物価高騰に対応した従業員の給料アップおよび人材確保のための人件費の増加を見込んでおり、以下の内容について取り組んでまいります。 ・リース用資産の在庫状況および納期、採算を一体で重視した受注活動 ・運営や業務の効率化により利益を捻出できる筋肉質な組織の構築 ・安全衛生管理や商品などの市場ニーズへの対応による得意先満足度の向上
事業等のリスク1,182字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの経営成績および財政状況等に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 工場・配送センターの罹災に関するリスク 当社グループは、全国にリース用資産を保管する工場・配送センターを配置しております。1拠点が罹災し機能不全に陥ったとしても、他の拠点がカバーしリース用資産を供給しますが、復旧まで長期化した場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 物流に関するリスク 当社グループは、全国にリース用資産を保管する工場・配送センターを配置しております。自然災害等により道路が寸断されても、他の拠点がカバーしリース用資産を供給しますが、道路の復旧が長期化した場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 情報・セキュリティに関するリスク 機密情報の紛失・誤用・改ざん等を防止するため、システムを含め情報管理に対して適切なセキュリティ対策を実施しています。しかしながら、コンピューターウイルスの感染・不正アクセスによる情報の消失・データ改ざん・個人情報や会社の機密情報の漏洩等が生じた場合、情報システムの停止または一時的な混乱等により、事業活動に甚大な支障をきたすとともに、顧客情報の流出により社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 原料調達・原料高騰のリスク 当社が扱う商品である仮設建物およびユニットハウスはリース商品であり、常時全国の工場・配送センターに一定の在庫を保管しており、その主原料である鉄骨、鋼板、ウレタン等の入手が一時的に困難な状態に陥ったり仕入価格が一時的に高騰したりしても、ただちに当社グループの経営成績には影響を与えることはありません。しかしながら、この状態が長期化した場合、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、当社行動指針を定め、コンプライアンスに関する研修を定期的に実施しております。しかしながら、法令違反や社会規範に反した行動等が発生した場合、お客様をはじめとしたステークホルダーからの信頼を失うことにより、当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 市場動向等に関するリスク 当社グループの主要なユーザーは、建設および石油化学業界などの民間企業と官公庁であります。これらの需要動向が、量および単価の両面で当社グループの受注状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,109字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態および経営成績の状況 当社は、2025年10月9日付「施工管理技士の技術検定試験における実務要件の不備について」にてお知らせしたとおり、施工管理技士の技術検定試験における実務要件の不備について社内調査を実施した結果、一部の社員が受検の実務要件を充足していない状態で技術検定試験を受検し、施工管理技士の資格を取得しており、また、実務要件の不備があった社員が工事現場の監理技術者として配置されていた工事現場1件につきましても国土交通省に報告したことを公表しています。 当社は、公表日である2025年10月9日以前にすでに再発防止策を講じておりますが、その後の国土交通省からの質疑などへの対応を継続しております。今後、新たに報告すべき事項が発生した場合、速やかに公表させていただきます。 株主、投資家の皆様をはじめとするステークホルダーの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申しあげますとともに、信頼回復に全力を挙げて取り組んでまいります。 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用所得環境は堅調に推移し、個人消費も緩やかな回復基調が続いています。しかしながら、地政学リスクの高まりや米国による関税政策、国内の物価上昇の長期化および慢性的な人手不足など先行きが不透明な状況となっています。 このような状況のなか、当社グループはリース用資産の在庫状況および納期、採算を一体で重視した受注活動を行うとともに、一層のお得意先様満足を獲得すべく商品の品質向上および安全衛生管理の徹底を図っております。 以上の結果、売上高は官公庁需要案件の期中受注、期中完工の計画未達もありましたが18,856百万円(前期比2.5%増)となりました。損益面につきましては、人件費を含む売上原価率が前期より1.6ポイント上昇したことなどにより、営業利益は1,202百万円(前期比20.4%減)となり、営業外費用においては支払利息が前期より90.1ポイント増加したことにより経常利益は1,074百万円(前期比29.6%減)となりました。また、特別利益に連結子会社である日本キャビネット株式会社が取得した枚方配送センター兼本社用建物に対する固定資産受贈益など115百万円、特別損失に固定資産除却損など69百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は723百万円(前期比32.4%減)となりました。 財政状態については、次のとおりであります。 (資産の部) 当連結会計年度の資産合計は、前連結会計年度より2,754百万円増加し39,413百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,020百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が824百万円、リース用資産(純額)が364百万円増加したことによるものです。 (負債の部) 当連結会計年度の負債合計は、前連結会計年度より2,165百万円増加し21,745百万円となりました。これは主に、借入金(短期借入金、長期借入金)が3,204百万円増加し、支払手形及び買掛金が565百万円、電子記録債務が255百万円減少したことによるものです。 (純資産の部) 当連結会計年度の純資産合計は、前連結会計年度より588百万円増加し17,668百万円となりました。これは主に、利益剰余金が307百万円増加したことによるものです。 ② キャッシュ・フローの状況 オペレーティングリース会社である当社グループは、営業用資産であるリース用資産の取得を、投資活動によるキャッシュ・フローと位置づけております。一方、リース用資産の減価償却費は非資金取引として営業活動によるキャッシュ・フローの減価償却費に含めて記載しております。 当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末より1,080百万円増加し3,052百万円となりました。 営業活動によるキャッシュフローは、672百万円の収入(前期は1,028百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,120百万円の計上による資金増加要因と、売上債権の増加額850百万円による資金減少要因によるものです。 投資活動によるキャッシュフローは、2,164百万円の支出(前期は1,822百万円の支出)となりました。これは主に、リース用資産の取得による支出1,964百万円によるものです。 財務活動によるキャッシュフローは、2,567百万円の収入(前期は958百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額1,639百万円によるものです。 ③ 生産、受注および販売の実績 当社および連結子会社の事業は仮設建物リース業であり単一のセグメントであるため、生産、受注および販売の実績についてはセグメント別の記載を省略しております。 a.生産実績 事業の種類   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 仮設建物リース業   1,877,260   102.6 (注) 上記金額は、主にリース用資産の製造高であります。 b.受注実績 期首契約残高   期中契約高   期中契約実行高   期末契約残高 金額(千円)   金額(千円)   前年同期比 (%)   金額(千円)   前年同期比 (%)   金額(千円)   前年同期比 (%) 14,963,945   20,089,563   94.8   18,856,477   102.5   16,197,031   108.2 c.販売実績 事業の種類   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) 仮設建物リース業   18,856,477   102.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 この連結財務諸表の作成に当たっては、会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債および収益・費用に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価、見直しを行っておりますが、急激な環境の変化により、実際の結果と異なることがあります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容 a.経営成績等の分析 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は以下のとおりであります。 (売上高) 売上高は、前連結会計年度より458百万円増加し18,856百万円(前期比2.5%増)となりました。主な要因としては、民間需要案件の売上高アップなどによるものです。 (売上総利益) 売上総利益は、前連結会計年度より207百万円減少し3,743百万円(前期比5.2%減)となりました。主な要因としては、官公庁需要案件の売上計画未達と人件費を含む売上原価率の上昇によるものです。 (営業利益) 販売費及び一般管理費は、人件費のアップなどにより前連結会計年度より101百万円増加し2,541百万円(前期比4.2%増)となりました。これらの結果、営業利益は前連結会計年度より309百万円減少し1,202百万円(前期比20.4%減)となりました。 (経常利益) 営業外収益は、スクラップ売却益の減少などにより16百万円減少し205百万円となりました。営業外費用は、支払利息の増加などにより124百万円増加し333百万円となりました。 以上の結果、経常利益は前連結会計年度より450百万円減少し1,074百万円(前期比29.6%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益に連結子会社である日本キャビネット株式会社の枚方配送センター兼本社用建物に対する固定資産受贈益など115百万円、特別損失に固定資産除却損など69百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度より346百万円減少し723百万円(前期比32.4%減)となりました。 b.資本の財源および資金の流動性についての分析 (資本の財源および資金の流動性) 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、専従協力業者ならびに外注業者の工事費と販売費及び一般管理費等のリース事業を運行するための管理費用であり、設備投資資金需要のうち主なものは、リース用資産の取得によるものであります。 運転資金の調達については、営業活動により得られたキャッシュ・フローおよびコミットメントライン等の融資枠による金融機関からの短期借入を基本としております。 設備投資資金の調達については、営業活動により得られたキャッシュ・フローおよび金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金など有利子負債残高は17,615百万円となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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