概要
キッズスターは、2014年10月に東京都渋谷区で設立された、子ども向けデジタルコンテンツを提供する企業である。主力サービスは社会体験アプリ「ごっこランド」で、2013年5月に配信を開始した。無料で遊べるアプリに企業がパビリオンを出店し、出店料を得るプラットフォーム型ビジネスを採用する。2024年9月に東京証券取引所グロース市場に上場。2025年12月期の売上高は12億円、営業利益2億円、従業員72名。国内に加え、ベトナムなどアジアへの展開を進めている。
企業出店料で収益を得るプラットフォーム型のビジネスモデル
キッズスターの収益の柱は、社会体験アプリ「ごっこランド」において企業・団体から受け取る出店料である。ユーザーである子どもは無料でアプリを利用し、様々な職業体験ゲームを遊べる。企業は自社の商品やサービスをゲーム化し、ブランディングやファミリー層へのプロモーション効果を得る。契約は一定期間継続するストック型が基本で、新規出店後は継続的に売上を計上できる。2025年12月末時点のパビリオン出店数は96店に上る。このモデルにより、ユーザー基盤の拡大が出店企業への訴求力を高め、さらなる出店を呼ぶ好循環が生まれている。
国内市場で累計800万ダウンロードを達成したユーザー基盤
「ごっこランド」の国内累計ダウンロード数は、2025年12月末時点で800万を突破した。月間プレイ回数は平均2,286万回(前年同期比11%増)で、2025年3月には過去最高の月間2,854万回を記録した。アプリは未就学児でも操作できるシンプルな設計で、保護者を含むファミリー層に広く受け入れられている。この大規模なユーザー基盤が、企業にとってのマーケティング媒体としての価値を高めており、出店企業の業種もBtoCからBtoB、社会インフラ企業へと拡大している。
リアルイベント「ごっこランドEXPO」が成長の第二の柱に
2024年7月から開始したリアル版イベント「ごっこランドEXPO」は、大規模モールや商業施設で開催されるファミリー向け体験イベントである。アプリの世界観を再現した会場で、ワークショップやクイズラリー、フォトスポットを提供する。2025年12月期には前事業年度の6倍にあたる30ヶ所(延べ63回)で開催し、累計来場者数は6.5万人を突破した。2025年10月には大阪・関西万博会場で開催し、2日間で4,028名を集める過去最高の集客を達成。出展企業と開催施設の双方から収益を得るモデルで、リアル領域の新たな成長ドライバーとして育成中である。
アジア市場に照準を定めた海外展開の加速
海外版「Gokko World」は、2023年8月にベトナム語版の配信を皮切りにアジア展開を開始した。2025年4月にはベトナム現地法人KIDS STAR Vietnam Co.,Ltd.を設立し、現地企業や日系企業への営業を本格化。2025年12月末時点で累計ダウンロード数は200万を突破し、月間プレイ回数は2025年8月に過去最高の400万回を記録した。この成功を受け、2025年12月には英語、インドネシア語、タイ語版の配信も開始。インドネシアの若年層人口の厚みとタイのマーケティング成熟度を踏まえ、東南アジアでのシェア獲得を目指している。
業界の中での役割は子ども向けデジタルコンテンツ・マーケティングプラットフォーム事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ごっこランド(デジタル) | 9億円 | 81.8% | — | — |
| ごっこランドEXPO (リアル) | 1億円 | 9.1% | — | — |
| その他 | 1億円 | 9.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01企業・自治体(広告主)主力
「ごっこランド」にパビリオンとして企業・団体が出店し、出店料を収受するビジネスモデル。子どもが職業疑似体験を通じて楽しみながら企業の魅力を学ぶことで、ファミリー層へのブランディングとファン創出を支援する。
- ごっこランド
- 子ども向け社会体験アプリ。無料で遊べ、企業・自治体のパビリオンが出店する。2025年12月末時点で累計800万ダウンロード、月間プレイ回数2000万回超。
02ファミリー(エンドユーザー)主力
子どもとその家族に対し、無料のアプリ「ごっこランド」を提供。子どもは遊びながら社会体験ができ、親子のコミュニケーションも促進される。リアルイベント「ごっこランドEXPO」も開催し、デジタルとリアルの両方で体験を提供する。
- ごっこランドEXPO
- 「ごっこランド」のリアル版イベント。全国各地のモールなどで開催し、ワークショップやクイズラリーを提供。2025年には大阪・関西万博でも開催された。
- Gokko World
- 「ごっこランド」の海外版アプリ。ベトナムで先行展開し、累計ダウンロード200万超。2025年12月よりインドネシア語、タイ語、英語版も配信開始。
03地方自治体・地場企業準主力
地域体験ガイドブック「ジモトガイド」を「ごっこランド」内で展開し、子ども目線で地域の魅力を発信する。出店料を収受し、地域活性化を支援する。
- ジモトガイド
- 「ごっこランド」内のデジタルガイドブック。地域の魅力を子ども向けに紹介する。
04企業(キャラクター所有者)副次
顧客企業が持つキャラクター等のコンテンツ資産をデジタル面から支援する受託開発サービスを提供。アプリ化やPoC支援などを行い、開発支援契約に基づく収益を得る。
- サービスデザイン
- キャラクターなどのコンテンツ資産を活用したアプリ開発や受託開発を支援するサービス。
製品と技術
社会体験アプリ「ごっこランド」の仕組みと特徴
「ごっこランド」は、子どもがスマートフォンやタブレット上で様々な職業を擬似体験できる知育アプリである。未就学児でも操作できるよう、シンプルなタップ操作で設計されている。アプリ内の各「パビリオン」は企業・団体が出店し、自社の商品やサービスをゲーム化。子どもたちは遊びながら社会の仕組みを学び、企業はブランディングやファン獲得の場として活用する。2025年12月末時点で96のパビリオンがあり、累計ダウンロード数は800万、月間プレイ回数は平均2,286万回に達する。このプラットフォーム型のモデルにより、ユーザーと出店企業の双方に価値を提供している。
リアルイベント「ごっこランドEXPO」の展開とビジネスモデル
「ごっこランドEXPO」は、アプリの世界を現実の会場で再現するファミリー向けイベントである。大規模モールや商業施設で開催され、ワークショップ、クイズラリー、フォトスポットなどを提供。2024年7月にサービスを開始し、2025年12月期には30ヶ所(63回)で開催、累計来場者6.5万人を達成した。出展企業はアプリ外で自社商品とのタッチポイントを創出でき、開催施設は集客効果を得る。収益は出展企業と開催施設の双方から得る仕組みで、リアル領域における成長ドライバーとして位置づけられている。
海外版「Gokko World」と補完サービス群
「Gokko World」は「ごっこランド」の海外版で、まず2023年8月にベトナム語版を配信。2025年12月末までに累計200万ダウンロードを突破し、月間プレイ回数は過去最高400万回を記録した。同年12月には英語、インドネシア語、タイ語版も配信開始。また、地域体験ガイドブック「ジモトガイド」は各自治体や地場企業から出店料を得て子ども目線で地域情報を発信する。さらに、企業のキャラクターなどを活用したアプリ開発やPoC支援を行う「サービスデザイン」事業も展開し、受託開発により収益を得ている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
子ども向けデジタル領域で成長期
同社は子供向けデジタルコンテンツ・サービスを手掛ける成長企業。業界内では売上規模10億円未満と小さく、主要プレイヤーには遠く及ばないが、高い成長率(前期比50%増)とFY25/12計画の営業利益率16.7%が示す高収益構造が特徴。同業のVRain SolutionやCocoliveはいずれも時価総額・売上規模が小さく、互いに異なるニッチを狙っている。同社の強みは顧客である子供とその親に焦点を絞ったマーケティングと、サブスクリプションモデルによる安定収益の構築にある。ただし業界全体として競争激化が見込まれ、大手プラットフォーマーの参入リスクも存在する。
強み
- FY25/12に営業利益率16.7%と、同規模の競合と比べて高い利益率を計画。
- 売上高がFY23/12の8億円からFY25/12には12億円へと年率20%超で拡大。
- 子供向けデジタル領域に特化し、大手が手掛けにくい分野でポジションを確立。
- 継続的な課金モデルにより、売上の安定性と顧客LTVの最大化を実現。
課題
- 売上高12億円と業界内で極めて小さく、価格競争力や開発投資で劣位。
- 市場成長に伴い、大手IT企業や海外事業者の参入で競争激化が予想。
- 特定サービスへの依存が強く、ヒット作品の有無に業績が左右されやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がキッズスター
時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 248Aキッズスター | 21億円 | 22.4倍 |
| 2 | 3646駅探 | 21億円 | — |
| 3 | 4438Welby | 21億円 | — |
| 4 | 3664WIZE | 21億円 | — |
| 5 | 3670協立情報通信 | 21億円 | 7.3倍 |
| 6 | 137ACocolive | 21億円 | 15.0倍 |
| 7 | 281Aインフォメティス | 21億円 | — |
| 8 | 4199ワンダープラネット | 21億円 | — |
| 9 | 4416True Data | 20億円 | 25.1倍 |
| 10 | 3803イメージ情報開発 | 20億円 | — |
| 11 | 4394エクスモーション | 20億円 | 27.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 16件
アイフリークモバイルの知育アプリ事業からごっこランドが誕生
2013年5月、株式会社アイフリークモバイルの知育アプリ事業部門にて、後の主力サービスとなる「ごっこランド」の配信が開始された。当時は同事業部門の一サービスだったが、子どもの社会体験をテーマにしたゲームが徐々にユーザーを集め始めた。この事業が後のキッズスター設立の基盤となる。
クックパッドの子会社として設立され事業を譲受
2014年10月、東京都渋谷区にて、クックパッド株式会社の100%出資を受けて当社が設立された。同時に株式会社アイフリークモバイルより知育アプリ事業部門を事業譲受し、「ごっこランド」の運営を引き継いだ。クックパッドの傘下でリソースを得て、サービス拡大の基盤を整えた。
MBOによりクックパッドから独立した2016年
2016年6月、マネジメント・バイ・アウト(MBO)によりクックパッド株式会社から独立した。経営陣が主体的に事業を運営する体制へと移行し、独立系の子ども向けデジタルコンテンツ企業として成長を目指すこととなった。この独立が、後の事業多角化や外部資本の導入を可能にした。
複数の賞を受賞しサービスの社会的評価が高まる
2019年5月にBabyTech Award Japan 2019で最優秀賞、同年8月には第13回キッズデザイン賞を受賞した。2022年7月には日本子育て支援大賞、2023年11月には東京都こどもスマイルムーブメント大賞優秀賞、2024年2月には青少年の体験活動推進企業表彰奨励賞を受賞するなど、子育て支援や子ども体験に関する取り組みが外部から高く評価されている。
くふうカンパニーグループへの参入とグループ再編
2021年1月、株式会社くふうカンパニー(現 株式会社くふう住まい)の連結子会社となった。同年10月には共同株式移転によりくふうカンパニーホールディングスが設立され、グループ再編に伴い同社の連結子会社となる。その後2022年1月に株式がくふうカンパニーホールディングスへ譲渡されるなど、グループ内での位置づけが変化した。
海外版配信とグロース市場上場を経て新たな成長局面へ
2022年7月にごっこランドの累計ダウンロード数が500万を突破。2023年8月には海外版「Gokko World」(ベトナム語)を配信開始し、国際展開に乗り出した。2024年9月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。2025年4月にはベトナム現地法人を設立し、同年12月にはインドネシア語・タイ語・英語版の配信を開始した。海外事業の本格化と上場により、次の成長ステージへと進んでいる。
年表16件を開く
2010年代
- 2013年5月㈱アイフリークモバイルの知育アプリ事業部門にて、当社の主力サービスである「ごっこランド」の配信開始
- 2014年10月東京都渋谷区にて、クックパッド㈱の100%出資を受けて当社を設立し、㈱アイフリークモバイルより知育アプリ事業部門を事業譲受
- 2016年6月MBO(マネジメント・バイ・アウト)によりクックパッド㈱から独立
- 2019年5月BabyTech Award Japan 2019 最優秀賞受賞
- 2019年8月第13回キッズデザイン賞 受賞
2020年代
- 2021年1月商号変更㈱くふうカンパニー(現 ㈱くふう住まい)の連結子会社となる。(注) 2021年9月、㈱くふう中間持株会社に商号変更
- 2021年4月地域体験ガイドブック「ジモトガイド」サービス開始
- 2021年10月共同株式移転の方法により、2021年10月1日付で㈱ロコガイドと㈱くふう中間持株会社(現 ㈱くふう住まい)の完全親会社となる㈱くふうカンパニー(現 ㈱くふうカンパニーホールディングス)が設立され、グループ再編に伴い同社の連結子会社となる。(注)㈱くふう中間持株会社(現 ㈱くふう住まい)は、2022年1月1付で当社株式を㈱くふうカンパニー(現 ㈱くふうカンパニーホールディングス)へ譲渡
- 2022年7月社会体験アプリ「ごっこランド」の累計ダウンロード数が500万を突破
- 2022年7月2022年度「日本子育て支援大賞」受賞
- 2023年8月海外版社会体験アプリ「Gokko World」(ベトナム語)をアジアで配信開始
- 2023年11月東京都こどもスマイルムーブメント大賞 優秀賞受賞
- 2024年2月令和5年度「青少年の体験活動推進企業表彰」奨励賞受賞
- 2024年9月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2025年4月100%出資子会社であるKIDS STAR Vietnam Co.,Ltd.を設立
- 2025年12月「Gokko World」の英語、インドネシア語、タイ語版を配信開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2028年12月期まで2,500百万円
- 営業利益2028年12月期まで500百万円
- 営業利益率2028年12月期まで20.0%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
事業ポートフォリオの多様化
主力のデジタルアプリ「ごっこランド」に依存した単一事業モデルから脱却し、リアルイベント(ごっこランドEXPO)、海外版(Gokko World)、新規事業(M&A・アライアンス含む)を加えた4象限で収益基盤を多層化する。
- 02
リアル事業の本格展開
「ごっこランドEXPO」を中心とした体験型イベント事業を拡大し、デジタル事業との相乗効果を創出する。開催数を増やし、新たな収益の柱に育成する。
- 03
海外展開の加速
ベトナム拠点を基盤に、タイ・インドネシアなど東南アジア市場へ展開。現地パートナーとの連携強化とローカライズ戦略を進め、海外売上を成長ドライバーにする。
- 04
新規事業の創出
親子プラットフォームの基盤を活かし、会員ビジネス、データ活用、教育カリキュラム提供などの新たな収益機会を開拓。M&Aや戦略的アライアンスも活用する。
- 05
経営基盤の強化
人材の確保・育成、権限委譲によるスケーラブルな組織構築、内部統制・リスク管理・コンプライアンス体制の高度化を推進し、事業成長を支える基盤を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で72人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は566万円で、1期前と比べて+3.6%。平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は3.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年12月 | 547 | 40.3 | 3.5 | 58 |
| 2025年12月 | 566 | 39.9 | 3.7 | 72 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 1 / 海外 1、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社くふうカンパニーホールディングス(注1)東京都港区 · その他の関係会社議決権33.4%
- 海外KIDS STAR Vietnam Co.,Ltd. (注4)ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 調達400万円子ども向けアプリを活用したエシカル消費の教育・啓発強化に関する調査研究消費者庁 · 2024-08-20
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は12億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+33.3%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 12億円 | 12億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 2億円 |
| 純利益 | 1億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
3期分
直近は2026年上期で、売上は5億円、営業利益は1億円。前年の2025年上期と比べると、売上は−16.7%、営業利益は−50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 6 | 2 | 33.3 | 1 |
| 2025年下期 | 6 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2026年上期 | 5 | 1 | 20.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年12月期からの6期で、売上は4億円から12億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は16.7%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 4 | — | 1 | — | 1 |
| ㈱くふうカンパニー(現 ㈱くふう住まい)の連結子会社となる。(注) 2021年9月、㈱くふう中間持株会社に商号変更 | |||||
| 2021年12月 | 5 | — | 1 | — | 1 |
| 2022年12月 | 6 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年12月 | 8 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年12月 | 9 | — | 2 | — | 1 |
| 100%出資子会社であるKIDS STAR Vietnam Co.,Ltd.を設立 | |||||
| 2025年12月 | 12 | 2 | 2 | 16.7 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高12億円のうち、営業利益として残るのは2億円で16.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の16.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.7%5億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金41.7%5億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益16.7%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年12月期は営業CFが4億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは2億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は23億円で、売上の23.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年12月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 3 |
| 2023年12月 | 3 | −1 | — | 2 | 5 |
| 2024年12月 | 2 | −2 | 16 | 0 | 22 |
| 2025年12月 | 4 | −2 | 0 | 2 | 23 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年12月期の総資産は28億円。このうち返さなくてよい自己資本が24億円で、自己資本比率は84.0%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 3 | 2 | 1 | 55.3 |
| 2021年12月 | 5 | 2 | 3 | 50.4 |
| 2022年12月 | 6 | 3 | 3 | 53.1 |
| 2023年12月 | 8 | 4 | 4 | 53.8 |
| 2024年12月 | 26 | 22 | 4 | 83.4 |
| 2025年12月 | 28 | 24 | 4 | 84.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中48位あたり、逆に低いのはROEで605社中461位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥812で、1年前と比べて-58.0%。過去52週の値幅のなかでは0%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 22.4倍 |
| PER (会社予想) | 29.6倍 |
| PBR | 0.88倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日線(846.6円)を下回り、上値抵抗帯が厚い。今週は7/17に829円まで下落し、7/24は818円と52週安値(816円)に接近。出来高は薄商いが多く、上昇に転じるには材料不足。RSIも33.7と売られ過ぎ圏だが反転シグナルは未確認。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PER13.5倍は業界平均29.5倍を大きく下回り割安。PBR0.89倍は平均3.44倍を大幅に下回り、解散価値以下で評価されている。ROE6.7%は低めで、無配である点がネック。収益拡大が見込まれるが、現状の低収益性を考慮すると割安感は強いものの、配当がないため投資妙味は限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 22.4倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 29.6倍 | — |
| PBR | 0.88倍 | 2.96倍 |
| ROE | 6.7% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
SaaS市場は成長領域だが、競合がひしめく中でいかに顧客基盤を拡大し、解約率を低く抑えるかが焦点。強気派は、シンプルさを武器に新規顧客を獲得し、導入後の定着率が高ければARPU向上が見込めると主張。弱気派は、市場参入障壁が低く、大手競合の低価格戦略や機能強化に太刀打ちできず、成長が鈍化すると懸念。
- ノーコード需要の拡大
簡易サイト制作のニーズは底堅く、新規参入余地あり。
- ストック収益の積み上げ
月額課金で安定収益、顧客数増で収益が拡大。
- 低評価からの反転余地
時価総額21億円と小型で、成長期待でバリュエーション上昇余地。
- 2025年12月期営業利益倍増の2億円達成2025/12影響中
営業利益は前期比約100%増の2億円(売上高12億円、利益率16.7%)。
- 売上高33%増の12億円に成長加速2025/12影響中
売上高12億円は前期比約33%増(2024年12月期9億円)。
- PBR0.89倍の割安感、自己資本健全継続影響弱
時価総額21億円に対し純資産約24億円(PBR0.89倍)で割安。
- 小型株ゆえの需給改善余地不定影響弱
時価総額21億円と小型で、少量の買いでも株価上昇しやすい。
- 競合の壁
Wix等の低価格競争に晒され、成長が鈍化。
- 解約リスク
中小企業向けは解約率が高く、顧客維持コスト大。
- 規模の経済の欠如
売上9億円、利益1億円と小規模で広告投資余力薄。
- 営業利益2億円と規模が小さく脆弱通年影響強
営業利益2億円は僅少で、市況変動で赤字転落リスク。
- 外資保有率0.6%と低く需給薄継続影響弱
外国人投資家の関心低く、売り圧力に弱い。
- 1年間で株価57%下落の信用悪化継続影響中
株価下落率大きく、投資家心理悪化で売り継続リスク。
- 事業内容の開示不足、特定顧客依存リスク不定影響中
売上高9-12億円と小規模、収益源の透明性低い。
- 累計利用社数
- 顧客基盤の拡大ペースの指標。
- 月次解約率
- 収益の持続性を占う重要な指標。
- ARPU
- 顧客単価の推移で収益性を測る。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ1,285人。区分でいちばん多いのは個人・その他で54.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.6%を占め、残る65.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 56.7 | 54.2 |
| 事業法人 | 35.7 | 34.4 |
| 証券会社 | 5.2 | 10.7 |
| 外国法人 | 2.1 | 0.6 |
| 金融機関 | 0.1 | 0.2 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社くふうカンパニーホールディングス | 33.40 |
| 02 | 穐田 誉輝 | 26.94 |
| 03 | 株式会社SBI証券 | 7.73 |
| 04 | 平田 全広 | 3.85 |
| 05 | 金城 永典 | 2.60 |
| 06 | 松本 健太郎 | 2.60 |
| 07 | PKSHAアルゴリズム2号投資事業有限責任組合 | 1.24 |
| 08 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.09 |
| 09 | 野村證券株式会社 | 0.93 |
| 10 | 細田 正志 | 0.62 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-10平井 康博新規の大量保有報告10.63%+0.56pt
- 2026-06-10平井 康博変更報告10.20%-0.43pt
- 2026-06-10平井 康博変更報告9.18%-1.02pt
- 2026-06-10平井 康博変更報告8.16%-1.02pt
- 2026-06-10平井 康博変更報告7.24%-0.92pt
- 2026-06-10平井 康博新規の大量保有報告6.79%-0.45pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で−73%、1株純資産は6期で+94%。直近期のROEは6.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 226 | 468 | 57.4 | — |
| 2021年12月 | 170 | 638 | 30.8 | — |
| 2022年12月 | 42 | 170 | 28.2 | — |
| 2023年12月 | 61 | 231 | 30.5 | — |
| 2024年12月 | 53 | 857 | 8.1 | 30.0 |
| 2025年12月 | 62 | 909 | 6.7 | 28.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/12期の役員報酬は総額58百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 平田全広 | 代表取締役 | 53 | 111,500 |
| 松本健太郎 | 取締役 | 47 | 67,500 |
| 金城永典 | 取締役 | 49 | 67,500 |
| 村田吉隆 | 取締役(監査等委員) | 60 | — |
| 谷内進 | 取締役(監査等委員) | 62 | — |
| 細川紀子 | 取締役(監査等委員) | 44 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 46 | 46 | 12 |
| 社外取締役 | 3 | 12 | 12 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,431字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,582字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク12,407字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,057字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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