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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

イメージ情報開発

Image Information Inc.3803 · Growth · 情報・通信業

IT戦略の支援から設計・構築・運用保守・業務代行までをワンストップで提供する独立系ITサービス企業。

概要

イメージ情報開発株式会社は、1975年設立の情報サービス企業である。ITソリューション(システム設計・構築・運用保守・商品販売)とBPO(決済処理・会員管理)を主力とし、金融・製造業・商店街など幅広い顧客を持つ。従業員57名、東京都千代田区に本社を置き、2007年に大阪証券取引所ヘラクレス(現東証グロース)に上場。1964年から続く赤字体質と上場維持基準未達の課題に直面している。

ITソリューションとBPOの二軸事業

当社グループの事業は、ITソリューションとBPO・サービスの二つに区分される。ITソリューションは、コンサルティングからシステムの設計・構築、運用保守、さらに関連機器やソフトウェアの販売までを一貫して提供する。特定のメーカーやパッケージに依存しない柔軟な提案が特徴であり、顧客のビジネス戦略に沿ったシステムをワンストップで実現する。BPO・サービスでは、決済処理や会員管理などの業務受託を行い、特に商店街向けクレジット包括契約処理センターの運営が長年の実績である。両セグメントとも、主に連結子会社のイメージ情報システム株式会社が事業を担い、2026年3月時点のグループは同社と親会社の2社体制である。

顧客基盤と地域展開の限界

主要顧客は金融機関、製造業、サービス業などの中堅・中小企業のほか、地域の商店街や商工会議所である。創業以来、東京を拠点に営業を続けてきたが、海外展開はなく、国内市場に依存する構造から脱却できていない。2026年3月期の連結売上高は7億3,163万円と前年比13.2%増加したが、これは一時的な子会社連結効果によるもので、基盤の拡大には至っていない。従業員数は57名と小規模であり、限られた人員で多業種の業務に対応している。

継続する赤字と上場廃止リスク

財務面では、2013年3月期以降のほとんどの年度で営業損失または純損失を計上している。2026年3月期は営業損失1億7,528万円、親会社株主に帰属する当期純損失2億5,946万円と赤字幅が拡大した。キャッシュフローも営業活動ベースでマイナスが続き、資金繰りは厳しい。さらに、東証グロース市場の上場維持基準のうち時価総額基準を満たしておらず、2026年3月31日時点で監理銘柄(確認中)に指定された。2027年3月の審査で適合が確認できなければ整理銘柄となり、同年10月1日に上場廃止となる可能性がある。

資本業務提携と構造改革の試み

こうした危機を打破するため、2026年1月にサイブリッジ合同会社と資本業務提携を締結し、第三者割当増資で約6億円の資金を調達した。同時に、2025年3月期から2027年3月期を対象とする中期経営計画を策定し、事業規模拡大と収益性向上、M&A推進を掲げた。しかし、2024年から2025年にかけて連結子会社化したエンジニアファーム、バニヤンズ、TENJIN SYSTEM CONSULTINGの3社は、期待したシナジーが得られず、2026年3月31日付で全株式を売却した。結果的にグループは再び少数精鋭に戻り、上場維持に向けた道のりは厳しい。

業界の中での役割はITサービス業界の独立系プレイヤーとして、顧客企業の業務改革を支援。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
7億円
営業利益
-2億円
営業利益率
-28.6%
純利益
-3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ITソリューショ ン6億円85.7%1億円16.7%
BPO・サービス1億円14.3%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ITソリューション主力

顧客企業のIT戦略策定支援からシステムの設計・構築、運用・保守までを一貫して提供。特定のメーカーやパッケージに依存せず、顧客のビジネス戦略に合わせた柔軟なシステムを実現する。

主な製品・サービス3
コンサルティング/設計/構築
IT戦略の策定支援、システムの設計・構築サービス。顧客の業務課題に応じた最適なシステムを提案。
運用/保守
構築したシステムの運用・保守サービス。安定稼働を支える。
商品販売
IT関連機器・ソフトウェアの仕入販売、自社開発パッケージソフトウェアの製造・販売。

02BPO・サービス準主力

決済処理や会員管理などの業務を代行する。主に子会社のイメージ情報システム株式会社が担当し、顧客のバックオフィス業務を支援する。

主な製品・サービス2
業務受託
決済処理や会員管理などの業務プロセスを代行するサービス。
決済サービス
決済処理を代行するサービス。

製品と技術

コンサルティングから運用まで一貫のシステム構築

ITソリューションの核は、顧客の業務改革や課題解決を目的としたシステムの設計・構築である。当社は特定のベンダーやパッケージに依存せず、オープンな技術を組み合わせて最適なシステムを提案する。例えば、金融機関向けの勘定系システムや、製造業向けの生産管理システムなど、業種ごとのノウハウを活かした開発が強みである。構築後は運用保守サービスも提供し、システムの安定稼働を支援する。2026年3月期はこの分野で売上の大部分を占めたが、計画した受注が遅れ、原価率が悪化した。

自社パッケージとIT機器販売による収益

商品販売部門では、IT関連機器(サーバー、ネットワーク機器など)やソフトウェアの仕入販売に加え、自社開発のパッケージソフトウェアも手掛ける。自社製品には、特定業務向けのアプリケーションや、データ処理の効率化ツールがある。しかし、商品販売は売上全体に占める割合が小さく、2026年3月期の業績にも大きな影響を与えなかった。この分野は競争が激しく、大手ベンダーとの価格競争にさらされている。

商店街向けクレジット処理センターのBPO

BPO・サービスの中核は、商店街向けクレジット包括契約処理センターの運営である。1999年に開設したこのセンターでは、加盟店のクレジット取引データを一括処理し、売上代金の回収や加盟店管理を代行する。また、会員管理システムの運用も行い、カード会社やポイントプログラムのバックオフィス業務を請け負う。この事業は長年の運用実績があり、顧客との継続契約が収益の安定化に寄与してきた。しかし、近年はキャッシュレス化の進展に伴い競合が増加しており、2026年3月期も大きな利益貢献には至っていない。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

小規模ながら赤字拡大、事業構造改革急務

イメージ情報開発は情報処理・システム開発を手掛けるが、売上高は5億円(2024/3)→6億円(2025/3)→7億円(2026/3見込)と微増ながら、営業利益率は▲16.67%→▲28.57%と赤字が拡大。同業のVRain SolutionやCocoliveと比べ、売上規模が極めて小さく、競争力が弱い。案件の採算性が悪化しており、抜本的なコスト削減や事業の選択と集中が必要。

強み

  • 意思決定が速く、顧客の要望に柔軟に対応可能。
  • 限られた顧客との密接な関係がある。
  • 特定分野の開発で一定の技術を持つ。
  • 小規模組織のため固定費が低い。

課題

  • 利益率が悪化し、事業の継続性に懸念。
  • 案件が小規模で成長余地が限られる。
  • 大手や同業と差別化できる強みが乏しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がイメージ情報開発

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
1137ACocolive21億円15.0倍
2248Aキッズスター21億円22.4倍
3281Aインフォメティス21億円
44199ワンダープラネット21億円
53803イメージ情報開発20億円
64416True Data20億円25.1倍
74394エクスモーション20億円27.7倍
83998すららネット20億円
93928マイネット20億円
104444インフォネット20億円
114178Sharing Innovations20億円29.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 13件

コンピュータデータ処理の専業会社として1975年に創業

1975年10月、東京都杉並区久我山にイメージ情報開発株式会社を設立した。創業時の事業は、コンピュータデータとイメージデータの複合処理であり、1976年4月に本格的に業務を開始した。1980年12月には本社を港区新橋に移転し、都市部での営業基盤を固めた。当時はまだシステムインテグレーションという言葉が一般的でない時代であり、画像データと数値データを組み合わせた処理サービスは差別化要因となった。しかし、この分野の市場規模は限られており、後の事業転換につながる。

システムインテグレーション進出と本社移転の1984年

1984年4月、システムインテグレーション事業に進出した。これは単なるデータ処理から、情報システム全体の企画・設計・構築へと事業領域を拡大する決断だった。1999年9月には、商店街向けクレジット包括契約処理センターを開設し、BPOサービスにも乗り出した。この決済処理業務は、後にグループの柱の一つとなる。2005年4月にはセキュリティサービス販売を開始し、事業の幅を広げた。これらの多角化は、2007年の上場へとつながる成長の原動力となった。

2007年の株式上場とプライバシーマーク取得

2007年4月、大阪証券取引所ヘラクレス(現東証グロース)に上場した。同時期に、個人情報保護に関するコンプライアンスプログラム(JIS Q 15001)を満たす事業者としてプライバシーマークの認定を取得し、情報セキュリティへの対応を強みとした。上場後、2007年5月には本社を港区芝大門に、さらに2009年12月には千代田区に移転し、現在の所在地となった。上場資金を活用し、2009年12月にはイクオス株式会社(現マーベラント)を子会社化して連結対象とするなど、M&Aによる拡大を模索した。

2013年の組織再編:分社化と減資

2013年8月、当社は分社型新設分割を行い、連結子会社としてイメージ情報システム株式会社を設立した。これにより、BPO・サービス業務を同社に移管し、グループの役割を明確化した。同時に、第三者割当増資の行使や減資により資本金を5億9,731万円から3億100万円に減少させ、財務体質の改善を図った。また、株式取得により北栄を持分法適用関連会社化したが、後に売却。さらにマーベラントの全株式を譲渡し、グループから除外した。この年は、事業の選択と集中を進める転機となった。

M&Aによる拡大と撤退を繰り返した2024~2025年

中期経営計画に基づき、2024年7月にエンジニアファームを設立(持分60%)、同時にバニヤンズを連結子会社化(持分50.4%)した。2025年4月にはTENJIN SYSTEM CONSULTINGを連結子会社化(持分50.5%)し、グループの規模を拡大した。しかし、これらM&Aで見込んだシナジーは実現せず、2026年3月31日付で3社すべての株式を売却した。2025年4月にはサイブリッジ合同会社との資本業務提携と第三者割当増資(約6億円)を実施し、資本増強を行ったが、子会社売却により連結業績への貢献は短期間で終わった。

2026年、上場廃止危機と構造改革の行方

2026年3月期の連結決算は、売上高7億3,163万円(前期比13.2%増)だったが、営業損失1億7,528万円、親会社株主に帰属する当期純損失2億5,946万円と赤字が拡大した。時価総額基準の未達により株式は監理銘柄(確認中)に指定され、2027年3月の審査で適合しなければ上場廃止となる。グループは再びイメージ情報システム1社のみとなり、サイブリッジグループとの連携による事業構造改革を急いでいる。しかし、過去のM&A失敗や継続的な赤字から、再建の成否は不透明である。

年表13件を開く

1970年代

  • 1975年10月創業東京都杉並区久我山三丁目45番19号において、イメージ情報開発株式会社設立
  • 1976年4月コンピュータデータとイメージデータの複合処理事業を開始

1980年代

  • 1980年12月本社事務所を東京都港区新橋に移転
  • 1984年4月システムインテグレーション事業に進出

1990年代

  • 1999年9月商店街向けクレジット包括契約処理センター開設

2000年代

  • 2005年4月セキュリティサービス販売を開始
  • 2007年4月個人情報保護に関するコンプライアンス・プログラムの要求事項(JIS Q 15001)を満たす事業者として、プライバシーマークの認定を取得
  • 2007年4月上場大阪証券取引所ヘラクレス(現在は東京証券取引所グロース市場上場)
  • 2007年5月本社事務所を東京都港区芝大門に移転
  • 2009年12月M&Aイクオス株式会社(現株式会社マーベラント)を設立、連結子会社化 本社事務所を東京都千代田区に移転

2010年代

  • 2013年8月M&A株式会社北栄を株式取得により持分法適用関連会社化 株式会社北栄を株式の一部売却により持分法適用関連会社から除外 分社型新設分割を行い連結子会社イメージ情報システム株式会社を新設 第1回新株予約権行使により資本金5億9,731万円 資本金3億100万円に減資 株式会社マーベラントの全株式を譲渡、連結子会社から除外 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQグロース市場からグロース市場に移行

2020年代

  • 2024年7月M&A株式会社エンジニアファームを設立し、連結子会社化(持分比率60.0%)株式会社バニヤンズを連結子会社化(持分比率50.4%)
  • 2025年4月M&A株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTINGを連結子会社化(持分比率50.5%)サイブリッジ合同会社(現その他の関係会社)との間で資本業務提携契約を締結。同社を割当先とする新株式発行により、資本金6億99万円に増資。資本準備金2億9,999万円に増加 株式会社エンジニアファーム、株式会社バニヤンズ、株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTINGのそれぞれの全株式を売却し、連結除外

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 純資産記載なし
  • 純資産比率記載なし
  • 売上高記載なし
  • 親会社株主に帰属する当期純利益記載なし
  • 売上高成長率記載なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ビジネスソリューションの提供力強化

    先端技術と広範な業界・業務ノウハウを組み合わせたビジネスソリューションを提供し、顧客企業・業界への理解を深めつつ、提携企業との連携を強化することで提供力を高め、継続的な成長を図る。

  2. 02

    事業構造改革と黒字化の達成

    サイブリッジグループとの連携強化によりコスト削減と利益率改善を加速し、営業利益の黒字化を計画。また、不採算子会社の連結除外を決定し、経営資源を集中する。

  3. 03

    M&Aによる業績拡大と上場維持

    M&Aによって連結業績を拡大させ、2027年3月末までにグロース市場の上場維持基準(時価総額基準)への適合を目指す。2026年1月に約6億円の資本増強を実施。

  4. 04

    中期経営計画の着実な実行

    2025年3月期~2027年3月期の3カ年中期経営計画に基づき、事業規模拡大・収益性向上、継続的成長モデル確立、企業価値向上と株主還元を目標として、5つの実施施策を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で57人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は498万円で、9期前と比べて+13.3%平均年齢は58.0歳、平均勤続年数は3.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月58
2018年3月56
2019年3月44037.07.956
2020年3月43655.85.958
2021年3月55455.61.261
2022年3月57254.01.757
2023年3月47255.83.356
2024年3月40655.52.354
2025年3月54958.03.054−185
2026年3月49858.03.057−351

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都千代田区3百万円
全事業
主な関係会社
  • 国内
    イメージ情報システム株式会社(注)3、4,5
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    サイブリッジ合同会社
    東京都品川区 · その他の関係会社
    議決権39.2%
  • 国内
    株式会社イメージ企画
    東京都三鷹市 · その他の関係会社
    議決権18.4%
  • 国内
    株式会社NBI
    東京都三鷹市 · その他の関係会社
    議決権6.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は7億円営業利益-2億円前期と比べると増収で、売上が+16.7%。

売上高
+16.7%
7億円
営業利益
-2億円
純利益
-3億円
営業利益率
-28.6%
前期比 -11.9%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q11
2024年1Q100.00
2024年2Q200.00
2024年3Q100.00
2024年4Q10
2025年2Q300.00
2025年4Q3−1−33.30
2026年2Q4−1−25.0−1
2026年4Q3−1−33.3−2
2027年1Q100.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は7億円から7億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は-28.6%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社北栄を株式取得により持分法適用関連会社化 株式会社北栄を株式の一部売却により持分法適用関連会社から除外 分社型新設分割を行い連結子会社イメージ情報システム株式会社を新設 第1回新株予約権行使により資本金5億9,731万円 資本金3億100万円に減資 株式会社マーベラントの全株式を譲渡、連結子会社から除外 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQグロース市場からグロース市場に移行
2013年3月7−1−1
2014年3月900
2015年3月9−2−1
2016年3月13−2−2
2017年3月8−1−1
2018年3月80−3
2019年3月7−1−2
2020年3月7−1−1
2021年3月701
2022年3月900
2023年3月501
株式会社エンジニアファームを設立し、連結子会社化(持分比率60.0%)株式会社バニヤンズを連結子会社化(持分比率50.4%)
2024年3月500
株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTINGを連結子会社化(持分比率50.5%)サイブリッジ合同会社(現その他の関係会社)との間で資本業務提携契約を締結。同社を割当先とする新株式発行により、資本金6億99万円に増資。資本準備金2億9,999万円に増加 株式会社エンジニアファーム、株式会社バニヤンズ、株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTINGのそれぞれの全株式を売却し、連結除外
2025年3月6−1−1−16.70
2026年3月7−2−2−28.6−3

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高7億円のうち、営業利益として残るのは-2億円-28.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-42.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金85.7%6億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.6%2億円
  • その他の費用持分法損益などの調整14.3%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-28.6%-2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
14.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比37.0pt
-28.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比49.5pt
-42.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-30.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-70.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は8億円で、売上の13.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月00002
2014年3月−101−11
2015年3月00000
2016年3月10011
2017年3月00001
2018年3月0−10−11
2019年3月−103−13
2020年3月−10−13
2021年3月−211−13
2022年3月2025
2023年3月00005
2024年3月00−104
2025年3月00−103
2026年3月−107−18

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は10億円。このうち返さなくてよい自己資本が6億円で、自己資本比率は63.0%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月96370.9
2014年3月106465.1
2015年3月96364.3
2016年3月84455.0
2017年3月63353.5
2018年3月41315.8
2019年3月52339.1
2020年3月63340.0
2021年3月83543.4
2022年3月83544.0
2023年3月74350.7
2024年3月63353.6
2025年3月63346.2
2026年3月106463.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-2億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中191位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中584位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-28.6%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
63.0%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
16.7%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥605で、1年前と比べて-40.2%過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。

¥605-3.5%1ヶ月+18.4%1年-40.2%時価総額20億円
過去52週の値幅
安値¥405高値¥1,960

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR3.35倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月22日に532円へ急騰した後、7月下旬から8月初めにかけては500円前後で推移しましたが、8月12日から上昇し、8月21日には555円となりました。1ヶ月で約8%上昇し、25日移動平均線(514円)を約8%上回り、75日線(522円)も上回っています。52週高値1960円からは約72%下落、52週安値405円からは約37%上昇です。出来高は全体的に低水準ですが、8月12日には3.5万株とやや増加しました。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは黒字だが、直近赤字のため実績PERは算出不能。PBRは2.32倍で業界平均3.44倍を下回るが、ROE14.1%は健全。しかし売上高6億円程度の小粒で、売上高利益率が悪化し赤字転落。無配であり、将来の収益改善が見込めない現状では割高と判断。

指標この会社業種平均
PBR3.35倍2.96倍
ROE14.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績低迷と赤字懸念が主な論点。強気派は、ニッチ市場での技術力と新規顧客開拓による回復を期待。弱気派は、売上規模の小ささと収益悪化トレンドを懸念。2026年3月期の赤字予想がネガティブ材料。事業構造改革の進捗がポイント。

プラスに働く材料7
  • ニッチ技術の強み

    映像・画像処理で独自技術。専門性高い案件で差別化。

  • 中小企業の機動性

    組織が小さく意思決定速い。ニーズ応えた開発が可能。

  • 再生の可能性

    低いPBR(2.3倍)だが、コスト削減で利益回復余地。

  • FY2026/3期売上高7億円への増収2026年3月期影響

    売上高が前期6億円から7億円へ増加予想

  • コスト削減による赤字幅縮小の可能性2026年3月期以降影響

    営業損失2億円と前期比1億円拡大だが、追加削減余地あり

  • 小型株ゆえのリバウンド期待不定影響

    時価総額15億円と小型で、好材料時には急伸の可能性

  • 営業損失を計上していない時期の反動2025年3月期までは黒字影響

    FY2024/3まで純利益0以上だったため、一過性の可能性も

マイナスに働く材料7
  • 業績悪化トレンド

    2026年3月期に赤字転落予想。売上も低調。

  • 市場の縮小懸念

    放送業界の構造不況。受注減少リスク。

  • 競争力の不透明さ

    大手との価格競争や技術陳腐化への対応策が不明。

  • 営業損失拡大の見通し2026年3月期影響

    営業損失2億円(前期比1億円増)と赤字幅が拡大

  • 当期純損失3億円の計上予想2026年3月期影響

    純利益が前期0円から3億円の赤字に転落見込み

  • 無配当政策による魅力低下継続影響

    配当利回り0%、株主還元がなく投資対象として劣後

  • 外国人株主比率2.4%の低流動性継続影響

    海外投資家の関心が薄く、需給改善の見込み薄

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大の可能性を判断。
営業損益
赤字幅の拡大・縮小トレンド。
受注高
将来の収入を先読み。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,483人。区分でいちばん多いのは事業法人63.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が63.3%を占め、残る36.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人39.239.339.348.948.963.2
個人・その他56.557.758.945.241.229.1
証券会社3.12.21.34.66.85.2
外国法人1.10.70.51.12.42.4
自己株式3.13.13.13.13.11.9
外国人個人0.00.10.00.00.20.1
金融機関0.00.10.00.20.50.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01サイブリッジ合同会社38.49
02株式会社イメージ企画18.10
03株式会社NBI5.91
04代永 衛3.26
05株式会社SBI証券2.74
06代永 拓史1.57
07山田 栄作1.18
08NOMURA INTERNATIONAL PLCA/C JAPAN FLOW(常任代理人野村證券株式会社)1.11
09楽天証券株式会社0.84
10須藤 洋介0.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-08
    株式会社JBFアドバイザリー
    変更報告
    0.00%
    -24.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−162%、1株純資産は14期で−49%。直近期のROEは14.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月−46373
2014年3月83842.0146.8
2015年3月−35354
2016年3月−109251
2017年3月−60191
2018年3月−15137
2019年3月−87103
2020年3月−30117
2021年3月7217249.77.9
2022年3月31671.9121.6
2023年3月2517814.118.5
2024年3月−10167
2025年3月−18141
2026年3月−119190

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額23百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。

氏名役職年齢
水口翼取締役会長43
半田基実代表取締役 社長59
中川祐輝取締役副社長43
松井都取締役59
北尾由之監査役(常勤)69
西村馨監査役67
小堀優監査役53
長江直菜監査役33

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)316165
社外取締役5661
監査役1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容958字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、業務改革や課題解決を進める企業に対し、IT戦略の支援からシステムの設計構築・運用保守・業務アウトソーシング等の総合的なサービスを提供しております。 また、特定のメーカーやパッケージソフト等に依存せず、顧客企業のビジネス戦略に沿った柔軟なシステム実現、ワンストップでの総合的なサービス提供を特徴としております。 なお、株式会社エンジニアファーム、株式会社バニヤンズ、株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTINGにつきましては、2026年3月31日にて当社が保有する各社の株式の全てを売却したため、連結会計年度末時点での当社グループの構成は、当社ならびに子会社1社(イメージ情報システム株式会社)の2社での体制となっております。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 ①ITソリューション ・コンサルティング/設計/構築 当事業においては、IT戦略の支援及びシステムの設計構築を行っております。当社及びイメージ情報システム株式会社が事業を展開しております。 ・運用/保守 当事業においては、コンサルティング/設計/構築において顧客に提供したシステムの運用・保守を行っております。当社及びイメージ情報システム株式会社が事業を展開しております。 ・商品販売 当事業においては、IT関連機器やソフトウエアの仕入/販売、自社開発パッケージソフトウエアの製造/販売を行っております。当社及びイメージ情報システム株式会社が事業を展開しております。 ②BPO・サービス 当事業においては、決済処理や会員管理等の業務を代行しております。主にイメージ情報システム株式会社が事業を展開しております。 各セグメントの事業内容および主要会社は次のとおりでありです。 セグメント   事業、サービス   主要会社 ITソリューション   コンサルティング/設計/構築   イメージ情報開発株式会社 イメージ情報システム株式会社 運用/保守   イメージ情報開発株式会社 イメージ情報システム株式会社 商品販売   イメージ情報開発株式会社 イメージ情報システム株式会社 BPO・サービス   業務受託、決済サービス   イメージ情報システム株式会社
経営方針・対処すべき課題2,063字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項に含まれる将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「先取の精神を持って先進ITの習得に努め、その応用による独創的サービスを創造し、変革を目指す企業の発展に貢献する」を理念に掲げ、長期にわたり、金融・製造業・サービス業等の企業や、地域の商店街・商工会議所等に対するサービス提供を継続してまいりました。 (2)経営戦略等 激動する経済社会の下、顧客に対する競争優位なビジネスモデル構築の支援を目的とし、先端技術と広範な業界・業務ノウハウを組み合わせたビジネスソリューションの提供を行っております。 顧客企業・業界への理解を深めつつ、提携企業との連携を強化することで、ビジネスソリューションの提供力 を強化し、継続的な成長を図ってまいります。 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用および所得環境の改善、経済政策への期待等から、景気は回復基調で推移いたしました。一方、中東情勢の悪化、中国経済低迷、米国の政策動向などから、円安の長期化、原材料・エネルギー価格の高騰等の先行き不透明な状況は継続しております。 当社が属する情報通信業界におきましては、事務負担軽減による生産性向上、労働力不足への対応や技術の進歩によるAI投資の拡大が見込まれ、今後、設備投資の更なる拡大が期待されます。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①東京証券取引所の定めるグロース市場における上場維持基準への適合状況 当社の2026年3月31日時点におけるグロース市場の上場維持基準への適合状況につきましては、時価総額基準について適合しておりません。 このため、2026年3月31日には当社株式が監理銘柄(確認中)に指定されています。 今後、当社が提出する2027年3月31日時点の分布状況表に基づく東京証券取引所の審査の結果、時価総額基準に適合している状況が確認されなかった場合には、整理銘柄に指定され、当社株式は2027年10月1日に上場廃止となります。 ②継続的な赤字体質からの脱却 当社グループは、前連結会計年度まで継続して営業損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。従いまして、キャッシュフローにつきましても、継続して営業キャッシュフローがマイナスとなっており、早期にフリーキャッシュフローを生み出せる体質に改善することが課題となります。 このような状況を踏まえ、資金面におきましては、2026年1月にサイブリッジ合同会社との資本業務提携ならびに第三者割当による新株式の発行を実施し、約6億円の資本の増強を実施し、財務面での安全性の確保を図っております。 これにより、M&Aによって連結業績を拡大させることで、2027年3月末までに上場維持基準適合に向け努めてまいります。 利益面におきましては、当連結会計年度末において、事業の効率化と経営資源の集中を図るため、株式会社エンジニアファーム、株式会社バニヤンズ、株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTING3社の連結除外を決定しております。また、サイブリッジ合同会社とその関係会社(以下「サイブリッジグループ」という。)との連携を強化することで、当社の事業構造改革を強力に実施し、コスト削減並びに利益率の改善への取組を加速させることで、営業利益の黒字化を計画しております。 さらに、従来から進めております、2025年3月期から2027年3月期を対象とした3ケ年の中期経営計画の最終年度の仕上げに取り組み、当該計画の着実な実行により、抜本的改善を断行する予定です。 なお、中期経営計画の概要は、下記のとおりとなります。 2025年3月期~2027年3月期の中期計画として以下3点の中期目標と5点の実施施策を掲げております。 ≪中期目標≫ ◇事業規模の拡大と収益性の向上 ◇継続的な成長を実現する事業モデルの確立 ◇企業価値の向上と株主還元 ≪実施施策≫ ○事業規模拡大に向けた資金調達と積極的な事業投資 ・事業資金の調達と積極的な投資 ○適切な組織再編とガバナンス ・グループ編成の最適化とガバナンス体制の強化 ○事業推進力の強化 ・サービス・製品の競争力、採用・育成、営業の強化 ○M&A及び企業提携の推進 ・機能拡充と業績向上に向けた推進 ○会社環境の改善 ・オフィス等の職場環境、ストックオプション等の報酬面の改善 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定した経営を継続するための経営指標として「純資産」の金額及び純資産比率を重視しており、その主な構成要素として、配当原資としての「利益剰余金」その構成に直接的に影響する「売上高」、「親会社株主に帰属する当期純利益」を注視し、当該金額を基礎目標とした「売上高成長率」を経営分析指標としております。
事業等のリスク3,201字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境について 近年、情報サービス業界をとりまく環境は、業界内部での競争が激しくなっており、受注環境が悪化しております。また、AI技術の発展とそれに伴う事業機会の拡大による競争などもあり、当社グループの扱う商品や情報システム関連の支援サービスについても、今後競合製品や競合他社により同様に受注環境が悪化するものと思われます。また、当業界のみならず、当社グループの主要顧客であるクレジット業界におきましても、大手企業による寡占化の進行、異業種との合弁会社の設立や他業態からの参入等、事業環境は大きく変化しております。このような環境下、我々の予想を上回る市場環境の変化や価格競争の激化等が発生した場合、業績に影響を与える可能性があります。 (2)人材の確保や育成について 人材の新たな確保と育成は当社グループの業績向上には重要であり、人材の確保又は育成ができなかった場合には、当社グループの将来の成長、業績に影響を与える可能性があります。 (3)システム構築における見積り違い及び納入・検収遅延等による業績への影響について 当社グループでは、作業工程等に基づき発生コストを予測し見積りを行っておりますが、変動要素に対するコストを正確に見積ることは困難であり、実績額が見積額を超えた場合には、低採算又は採算割れとなる可能性があります。また、顧客からシステム構築等を受託する場合、納期どおりにシステム等を納入することが求められますが、何らかの事情により、当初予定よりシステムの納入や検収が遅延した場合には、信用の低下や経費の増大等を招く恐れがあります。当社グループでは、このようなリスクを回避するため、プロジェクト別の原価予測や工数管理を徹底することにより、業績への影響の軽減に努めておりますが、原価の変動や、納入又は検収の遅れが生じた場合には、業績に影響を与える可能性があります。 (4)業務の安定運用について 当社グループの主要事業として、顧客企業のBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、システム運用の代行、インターネットサービスの提供といった業務があり、お預かりしたシステム及びデータに対する保管、加工等の処理において正確かつ安定した管理・運用が重要と考えております。当社グループは業務運用上の不具合が発生しないように定期的に処理システムのメンテナンスや業務手順の見直し等の対策を講じておりますが、処理システムの障害、オペレーションミス等により顧客が要求する水準での正確かつ安定した管理・運用が実現できなかったときには、業績に影響を与える可能性があります。 (5)機密情報及び個人のプライバシー情報の管理について インターネット技術の発展により、利用者の利便性が格段に向上した一方、個人情報保護をはじめとしたセキュリティ管理が社会全般に厳しく問われるようになっております。当社グループは一部業務において、顧客企業から個人情報を間接的に収集する機会があります。こうした問題に対し、当社グループの情報システムは、外部から不正アクセスができないようにファイアーウォール等のセキュリティ手段によって保護されています。また、プライバシー保護についても十分な対応を行っています。しかし、これらの情報の外部漏洩や悪用が発生した場合、当社グループへの損害賠償請求や当社グループの信用の低下等によって業績に影響を与える可能性があります。 (6)特定の取引先への依存について ①当社グループのシステム開発分野における売上高の上位取引先の占有率が高く、当該取引先の事業方針の変更がなされた場合、業績に影響を与える可能性があります。 ②当社グループの取り扱うセキュリティ関連ソフトウエア商品は、ハミングヘッズ社のセキュリティプラットフォームが大部分を占めております。同社とは販売代理店契約を締結しておりますが、その関係の変更・解消があった場合、もしくは同社の経営状態の動向により、業績に影響を与える可能性があります。 (7)業績の季節的変動について 当社グループの業績は、9月及び3月に売上が集中する傾向にあります。これは、システム構築の受託業務における納品を9月及び3月に行う割合が高いことが主たる理由となります。また、9月及び3月に売上が集中するため、大口の検収が翌連結会計年度にずれこむ場合、業績に影響を与える可能性があります。 (8)システム障害について 当社グループのサービスは通信ネットワークを含むシステムに依存しており、災害や事故による通信ネットワークの切断、サーバ機能の停止、コンピュータウイルスによる被害、ソフトウエアに不具合が生じた場合等でサービス提供が不可能となる可能性があります。ひとたび障害が発生し、当社グループのサービスへの信頼性低下を招く場合、業績に影響を与える可能性があります。 (9)投資有価証券の状況について 当社グループは上場株式やIT関連を中心とした企業の株式を保有しており、株式市況の低迷や投資先の経営状況の悪化・破綻等により、保有する投資有価証券の評価額が減少し、業績に影響を与える可能性があります。 (10)特有の法的規制等に係るリスクについて 当社グループは労働者派遣事業を行っており、これらは「労働者派遣法」等による規制の対象となっております。事業に関連する各種法的規制の動向により、業績に影響を与える可能性があります。 (11)自然災害等その他のリスクについて 当社グループは機能の大半を東京都に有しております。当該地域における自然災害等によるリスクを回避するため、データの一部を長野県に設置したサーバにバックアップデータとして保管しておりますが、自然災害で当社グループ機能及び従業員が損害を被った場合や、新型コロナウイルス等の感染症に当社グループ従業員が多数感染した場合等において、企業活動の低下が懸念されます。 当社グループは、自然災害その他のリスクに対し、従業員の安全確保のために在宅勤務推進等の対策を行っています。しかしながら、想定を超える感染症の流行や自然災害によるシステムトラブルなど事業継続に支障が起き、事態の回復までに長期間を要した場合、当社グループの業績、財務状況に影響を与える可能性があります。 (12)継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、当連結会計年度において継続して営業損失及び経常損失ならびに親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしました。従いまして、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が引き続き存在していると認識しております。 このような状況を解消するために当社グループは、2026年1月にサイブリッジ合同会社との資本業務提携ならびに第三者割当による新株式の発行を実施し、約6億円の資本の増強を実施し、財務面での安全性の確保を図っております。 さらに、当連結会計年度末において、事業の効率化と経営資源の集中を図るため、株式会社エンジニアファーム、株式会社バニヤンズ、株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTING3社の連結除外を決定するとともに、サイブリッジグループとの連携を強化することで、当社の事業構造改革を強力に実施し、コスト削減並びに利益率の改善への取組を加速させることで、営業損益等の黒字化を計画しております。
経営成績の分析 (MD&A)6,723字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用および所得環境の改善、経済政策への期待等から、景気は回復基調で推移いたしました。一方、中東情勢の悪化、中国経済低迷、米国の政策動向などから、円安の長期化、原材料・エネルギー価格の高騰等の先行き不透明な状況は継続しております。 当社が属する情報通信業界におきましては、事務負担軽減による生産性向上、労働力不足への対応や技術の進歩によるAI投資の拡大が見込まれ、今後、設備投資の更なる拡大が期待されます。 このような事業環境におきまして、当社グループは、「事業計画及び成長可能性に関する事項」として2025年3月期から2027年3月期を対象とした3ケ年の中期経営計画の策定を行い、以下に掲げる3つの中期目標と、その目標実現のための5つの施策を策定のうえ、その実行に邁進し、2026年1月には、サイブリッジ合同会社との資本業務提携ならびに第三者割当による新株式の発行を実施し、約6億円の資本の増強を行っております。 ≪中期目標≫ ◇事業規模の拡大と収益性の向上 ◇継続的な成長を実現する事業モデルの確立 ◇企業価値の向上と株主還元 ≪実施施策≫ ○事業規模拡大に向けた資金調達と積極的な事業投資 ○適切な組織再編とガバナンス ○事業推進力の強化 ○M&A及び企業提携の推進 ○会社環境の改善 以上の施策の実施といたしまして、当連結会計年度におきましては管理部門組織の見直し、金融機関からの運用資金の調達などを実施いたしました。さらに、上記に記載いたしましたとおり、サイブリッジ合同会社と資本業務提携を締結のうえ、第三者割当による新株発行による増資も実施しております。 また、M&A及び企業提携の推進として新たに1社の子会社化を行いましたが、資本業務提携契約の締結を契機として計画の点検・見直しを行った結果、株式会社エンジニアファーム、株式会社バニヤンズ、株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTINGの連結子会社3社につきましては、当初予定していた通りのシナジーが期待できないとの結論に達し、2026年3月31日をもって保有する各社の全株式を売却することといたしました。 以上の結果、当連結会計年度におきましては、当連結会計期間における連結子会社の増加の影響などもあり、売上高は731,630千円(前年同期比13.2%増)と増収となりました。他方、利益面におきましては、計画していた受注や製品販売が想定通り進まず、売上原価に占める労務費の割合が増加したこと、また、のれん償却費の負担発生などにより、営業損失は175,278千円(前連結会計年度は営業損失70,802千円)となりました。経常損失につきましては、新株発行費用の負担増などもあり195,503千円(前連結会計年度は経常損失69,393千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は、減損損失の計上や貸倒引当金繰入などもあり259,464千円 (前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失36,568千円)となりました。 b.財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における総資産の残高は1,001,773千円となり、前連結会計年度末に比べ387,379千円増加いたしました。この主な要因は、以下のとおりとなります。 流動資産の残高は932,216千円となり、前連結会計年度末に比べ495,041千円増加いたしました。これは主に、増資 による現金及び預金544,918千円の増加、連結除外による受取手形、売掛金及び契約資産の48,388千円の減少などに よります。 固定資産の残高は69,557千円となり、前連結会計年度末に比べ107,662千円の減少となりました。これは主にのれんにおける償却と減損損失の計上による減少88,935千円、ソフトウエアの減損損失計上14,900千円と減価償却による11,671千円の減少などによるものです。 (負債) 当連結会計年度末における負債の残高は370,743千円となり、前連結会計年度末に比べ64,457千円増加いたしました。この主な要因は、以下のとおりとなります。 流動負債の残高は127,966千円となり、前連結会計年度末に比べ10,334千円増加いたしました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金10,008千円、流動負債のその他に含まれる預り金27,352千円の増加、買掛金の減少20,848千円などによるものです。 固定負債の残高は242,776千円となり、前連結会計年度末に比べ54,122千円増加いたしました。これは主に、長期借入金28,886千円、退職給付に係る負債22,214千円の増加などによるものです。 (純資産) 純資産の残高は631,029千円となり、前連結会計年度末に比べ322,922千円増加しました。これは主に、増資に伴う資本金299,995千円並びに資本剰余金299,995千円の増加、利益剰余金の減少259,464千円、連結除外に伴う非支配株主持分の減少23,971千円などによるものです。 この結果、自己資本比率は63.0%(前連結会計年度末46.2%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により94,488千円減少、投資活動により12,466千円減少し、財務活動により651,873千円増加しました。その結果、当連結会計年度末の資金の残高は前連結会計年度末から544,918千円増加し、820,358千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により、資金は94,488千円減少(前連結会計年度は7,531千円減少)しました。これは主に、税金等調整前当期純損失270,013千円および関係会社株式売却益88,996千円の計上、減損損失92,917千円の計上、貸倒引当金の増加67,004千円、売上債権の減少26,840千円、株式交付費24,045千円、退職給付に係る負債の増加22,214千円などによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により、資金は12,466千円減少(前連結会計年度は17,691千円減少)しました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出15,780千円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金は、651,873千円増加(前連結会計年度は66,824千円減少)しました。これは主に、株式発行による収入599,991千円、借入による収入60,836千円、借入金の返済による支出8,946千円などによるものです。 セグメント別の業績は次のとおりです。 〔ITソリューション〕 当連結会計年度におきましては、既存顧客への深耕による受注増、前連結会計年度より取り組み始めた既存サービ スの売上向上施策、当社の重要戦略の一つであるM&Aの推進を進めてまいりました。これらの対応の他、前連結会 計年度の途中から子会社化した株式会社エンジニアファーム(2024年7月)、株式会社バニヤンズ(2025年1月)の 年間での売上高を取り込んだこともあり、当連結会計年度は増収となりました。他方、株式会社バニヤンズにおける大型案件の失注に伴い、労務費などの売上原価の割合が増加し、収益性は悪化いたしました。その結果、当連結会計年度における売上高は614,117千円(前年同期比14.8%増)、セグメント利益は53,912千円(前年同期比56.5%減)となりました。 〔BPO・サービス〕 BPO(業務アウトソーシング)及び決済代行等の各種サービスにつきましては、当初計画したソフトウェア販売は 不調でしたが、決済サービスに関する新規契約の獲得などにより、当連結会計年度における売上高は117,513千円(前 年同期比5.7%増)となりました。他方、自社利用のソフトウェアの償却費負担や労務費負担の増加などもあり、セグ メント利益は12,418千円(前年同期比17.6%減)となりました ③生産、受注及び販売の実績 当社グループの事業は、提供するサービスの性質上生産・受注実績の記載に馴染まない為、記載を省略しております。 売上実績 当連結会計年度における売上の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 事業区分   第50期 (2025年3月期)   第51期 (2026年3月期) (当連結会計年度)   前連結会計年度差 及び増減比 金額   構成比   金額   構成比   金額   増減率 ITソリューション   千円 534,846   % 82.8   千円 614,117   % 83.9   千円 79,271   % 14.8 BPO・サービス   111,211   17.2   117,513   16.1   6,301   5.7 合  計   646,058   100.0   731,630   100.0   85,572   13.2 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の売上の実績及び当該売上実績の総売上実績に対する割合は 次のとおりであります。なお、当該割合が100分の10未満の記載は省略しております。 相手先   前連結会計年度 (自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日 至  2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 沖電気工業株式会社   91,330   14.1   111,663   15.2 株式会社アイオス   71,856   11.1   75,392   10.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討事項は次のとおりであります。なお、文中における将来事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、重要な会計方針に基づき見積り及び判断を行っており、実際の結果は、見積りによる不確実性のために異なる可能性があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているとおりです。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 (売上高) ITソリューションのセグメントにおいては、前連結会計年度は年度の途中から連結に取り込んだ株式会社エンジニアファームおよび株式会社バニヤンズの2社が年間での連結取り込みとなったことに加え、株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTINGについても4月以降連結対象となったため、売上高は増加いたしました。保守を含めた既存事業は安定的に継続しており、これまでと同様な顧客から同程度の受注を獲得することができた一方で、株式会社バニヤンズにおいて予定していた大型案件の失注があり、予定していた売上を確保することはできませんでした。また、BPO・サービスのセグメントにおいては、個人消費の回復の影響等もあり、決済代行事業で売上が伸長しましたが、計画していた顧客契約が進まず、計画とおりの売上高の確保には至りませんでした。合計で売上高は731,630千円(前年比13.2%増)となり増収となりました。 (売上原価及び売上総利益) ITソリューションのセグメントでは、開発商品の外注費の増加や人件費の増加の他、売上高同様、株式会社エンジニアファームおよび株式会社バニヤンズ、株式会社TENJIN SYSTEM CONSULTINGの連結対象会社の増加などがあり売上原価は上昇しました。BPO・サービスのセグメントにおきましても、体制強化による人件費の増加が、契約内容等の見直しによる原価改善を上回り、売上原価は増加しました。そのことにより売上原価率が90.9%(前年は78.5%)と大きく上昇し、売上総利益は66,330千円(前年比△52.1%)の結果となりました。 (販売費及び一般管理費及び営業損失) 様々な経費削減に注力してきましたが、のれんの償却、人件費上昇、通信費の増加などもあり販売費及び一般管理費は241,609千円(前年比15.5%増)となり、営業損失は175,278千円(前年は営業損失70,802千円)となりました。 (営業外損益及び経常損失) 採用に伴う助成金収入や子会社で発生した消費税差額、株式配当の増配等の影響で営業外収益は4,624千円となりましたが、新株発行に伴う費用24,045千円をはじめとする営業外費用24,848千円の計上により、経常損失は195,503千円(前年は経常損失69,393千円)となりました。 (特別損益及び税金等調整前当期純損失) 連結除外に伴う関係会社株式売却益88,996千円の特別利益の計上と、のれんやソフトウエアの減損損失の計上92,917千円、貸倒引当金繰入額67,008千円の特別損失の計上により、税金等調整前当期純損失270,013千円を計上いたしました。 (親会社株主に帰属する当期純損失) 法人税、住民税及び事業税2,483千円、法人税等調整額6,390千円を計上し、親会社株主に帰属する当期純損失は259,464千円(前年は親会社株主に帰属する当期純損失36,568千円)となりました。 財政状態の分析 当連結会計年度末の財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により94,488千円減少、投資活動により12,466千円減少、財務活動により651,873千円増加しました。その結果、当連結会計年度末の資金の残高は、前連結会計年度末から544,918千円増加し、820,358千円となりました。早期に業績回復を果たし、フリーキャッシュフローを生み出すことが課題となります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により、資金は94,488千円減少(前連結会計年度は7,531千円減少)しました。これは主に、税金等調整前当期純損失を270,013千円、関係会社株式売却益88,996千円および減損損失92,917千円をそれぞれ計上したこと、貸倒引当金の増加67,004千円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により、資金は12,466千円減少(前連結会計年度は17,691千円減少)しました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出15,780千円等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金は、株式発行による収入599,991千円、借入による収入60,836千円等による資金の増加と、借入金返済による8,946千円の減少があり、651,873千円増加(前連結会計年度は66,824千円減少)しました。

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出典

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