概要
株式会社True Dataは、全国の小売業から収集したID-POSデータ(顧客ID付き購買データ)を基盤とするデータマーケティング企業である。2000年に三菱商事の子会社としてCRM事業で創業し、2014年に消費者購買データのマーケティングプラットフォームへと事業を転換。2021年12月に東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に上場した。2026年3月期の売上高は約18.7億円、従業員数93名。データ・テクノロジー・ノウハウの3領域を統合的に提供する点を強みとし、国内最大級となる約6,500万人の購買データを活用した分析サービスを展開している。
国内最大級のID-POSデータと独自の精製技術
当社の核心資産は、全国のドラッグストアやスーパーマーケットなどから集信されるID-POSデータである。このデータは合算で約6,500万人規模に達し、国内最大級の消費者購買データベースを形成する。しかし、各小売業でデータのフォーマットや商品分類が異なるため、単なる収集だけでは活用が困難である。当社は独自のマスタ及びクレンジング技術により「大量かつバラバラな仕様のデータ」を「標準化されたデータ」へと精製する。この精製プロセスが他社の模倣を難しくしており、ビジネスモデルの参入障壁となっている。また、前日の購買まで検出できる速報性を持ち、市場変化への迅速な対応を可能としている。
ストック型収益と3つの事業セグメント
当社の収益は、ストック型の年間契約モデルが中心である。主力サービス「イーグルアイ」は消費財メーカー向けで180社が導入し、1社あたり約500IDが活用される事例もある。サービスはメーカー向けソリューション、リテール向けソリューション、リテールメディアその他の3領域に分かれる。2026年3月期の販売実績は、メーカー向け952百万円(前年比108.0%)、リテール向け509百万円(同165.2%)、リテールメディアその他408百万円(同112.2%)であった。特にリテール向けが急成長しており、データ開示機能の普及が背景にある。購買データの性質上、利用企業が増えても追加原価が限定的であるため、ストック売上の拡大に伴い利益率が向上する高収益モデルを目指している。
グローバルプラットフォーマーとのエコシステム
当社は、データプラットフォームを中核としたエコシステムの構築を進めている。Google CloudのBuildパートナーおよびServiceパートナー、SAPのCXエコシステムパートナー、ニールセンとの戦略的提携など、グローバルプラットフォーマーとの連携を強化。また、2022年にはベトナムのFPTソフトウェアと資本業務提携を締結した。国内では、伊藤忠商事、アルフレッサ ヘルスケア、あらたといった卸商社との協業網を完成させ、食品・医薬品・日用品の主要3領域をカバーする。さらに、SMNやMBKデジタルなど広告ソリューション企業にもデータ提供を開始。これらパートナーを通じて販路拡大とサービスの水平展開を図っている。
ガバナンスとデータ管理体制
ガバナンス面では、取締役会の過半数を社外取締役とし、監査等委員会設置会社へ移行(2018年)。情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001」認証を取得(2025年)、プライバシーマーク認証も保有。2023年には経済産業省より「DX認定事業者」に認定された。これらの体制は、顧客企業が安心してデータを預けられる基盤として機能している。また、教育プログラムの提供を通じてデータ活用人材の育成にも注力しており、高校から大学院までの研究機関と連携している。
業界の中での役割はデータマーケティングプラットフォーム企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| イーグルアイ | 9億円 | 47.4% | — | — |
| その他 | 6億円 | 31.6% | — | — |
| ショッピングスキャン | 4億円 | 21.1% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01消費財メーカー主力
消費財メーカー向けに、購買データ分析ツールを提供。商品開発、ターゲティング、販促活動から事業戦略立案まで、データに基づく意思決定を支援する。
国内最大級のID-POSデータエコシステム
- イーグルアイ
- 全国・地域単位の消費者購買行動を詳細に分析できるツール。データ精製により、購入の2日前まで速報性を持って把握できる。
- ドルフィンアイ
- カテゴリーや地域を選択するだけで購買情報を表示するツール。幅広い企業・組織に提供。
02小売業主力
小売業向けに、自社の購買データを分析するツールや、データ外販を支援するサービスを提供。顧客理解と販促施策の高度化を支援する。
- ショッピングスキャン
- 小売業向けのID-POSデータ分析ツール。自社データの分析や、消費財メーカーへのデータ開示が可能。
03リテールメディア副次
小売業の購買データを活用した広告配信のターゲティングや効果検証などのリテールメディア関連サービスを提供。
- 販促AI
- 過去の購買データ等をAIで分析し、最適な顧客と配信媒体を自動選出するサービス。小売業とメーカーが登録した販促情報を基に、効率的な販促を実現。
製品と技術
消費財メーカー向け主力SaaS「イーグルアイ」
イーグルアイは、当社の主力サービスであり、消費財メーカー向けに全国及び地域単位の消費者購買行動を詳細に分析できるSaaSである。特徴は、購入者属性が紐づくID-POSデータを用いる点にあり、単なる売上数字ではなく、顧客の購買行動に関わる様々な指標を導出できる。当社独自の精製プロセスにより、二日前の購買まで検出可能な速報性を実現。2026年3月末時点で導入企業数は180社に達し、1企業で約500IDが活用されるケースもある。年間契約のストック型モデルで、サポートデスクによる伴走支援も含まれる。商品開発から販促戦略、中長期事業計画まで、意思決定の広範なプロセスを支える。
小売業向けデータ活用基盤「ショッピングスキャン」
ショッピングスキャンは、小売業向けに自社のID-POSデータを分析できるツールである。商品ごと、店舗ごとの購買行動を可視化し、売場構築や販促施策の高度化を支援する。特筆すべきはデータ開示機能で、小売業が消費財メーカーに自社データを販売する際の基盤となる。従来、個別に行われていたデータ送受信や付随業務を当社が一元的に代行し、業務効率を向上させる。この製販共創の取り組みは大手小売業を中心に導入が進んでおり、2026年3月期のリテール向けソリューション売上は前年比165%増と急成長した。
多様なデータを統合する「KURASHI360」
KURASHI360は、ID-POSデータに加え、嗜好価値観、自動車関連データ、政府・自治体のオープンデータなどをかけ合わせた地域マーケティングデータサービスである。これにより、購買行動の背後にあるライフスタイルや価値観を可視化し、地域ごとの生活者理解を深める。案件ごとに提供条件が決定される。このサービスは、AIの教師データとしても活用され、当社のデータ差別化要因の一つとなっている。また、外部データサプライヤーとの連携を拡大し、データラインナップの充実を図っている。
AI活用による販促最適化と出店予測
AIを活用したサービスとして、販促AIとSalesSensorがある。販促AIは、小売業とメーカーが登録した販促情報に基づき、過去の購買データをAI分析して最適な顧客と配信媒体を自動選出する。小売業の販促業務省力化とLTV向上、メーカーのROI可視化に寄与する。SalesSensorは、小売業の新規出店計画を支援する売上予測サービスである。自社の売上実績や店舗情報、競合情報、人口・乗降客数などのオープンデータをAIが分析し、地域特性を加味した出店時売上予測を自動算出する。これにより売上最大化とコスト最適化を実現する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 消費財メーカー国内最大級のID-POSデータエコシステム
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
データ関連で収益改善、小規模で競争厳しい
情報・通信業に属し、データ関連のソリューションを提供。売上高は16億円から19億円に増加、営業利益率は0%から5.26%に改善。同業他社にはVRAIN SolutionやCocoliveなどがあり、データ市場は成長分野だが競争も激しい。小規模ながら収益性の改善が見られ、データ活用のニーズは高まっている。しかし、規模が小さいため、大手や競合との差別化が課題。特定のデータ分野での専門性を活かした成長が期待されるが、持続的な収益拡大には新規顧客開拓が必要。
強み
- 営業利益率が0%から5.26%に改善、黒字化
- 売上高が16億円から19億円に増加、成長中
- データ関連は成長市場、将来性がある
- データ処理の専門性を持ち、差別化可能
課題
- 売上高19億円と小さく、競争力に限界
- 営業利益率5%台と低く、収益性強化が課題
- 同業他社が多く、独自性の確立が必要
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がTrue Data
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3670協立情報通信 | 21億円 | 7.3倍 |
| 2 | 137ACocolive | 21億円 | 15.0倍 |
| 3 | 248Aキッズスター | 21億円 | 22.4倍 |
| 4 | 281Aインフォメティス | 21億円 | — |
| 5 | 4199ワンダープラネット | 21億円 | — |
| 6 | 4416True Data | 20億円 | 25.1倍 |
| 7 | 3803イメージ情報開発 | 20億円 | — |
| 8 | 4394エクスモーション | 20億円 | 27.7倍 |
| 9 | 3998すららネット | 20億円 | — |
| 10 | 3928マイネット | 20億円 | — |
| 11 | 4444インフォネット | 20億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
三菱商事の戦略子会社としてCRM事業を開始した2000年
2000年10月、三菱商事が50.3%出資してカスタマー・コミュニケーションズ株式会社を設立。資本金4億円で、CRM事業を主業とし、購買者の行動分析ができるカスタマースキャンサービスを開始した。当初は小売業のサポート業務が中心であったが、2006年以降は縮小均衡の経営が続いた。2008年には株式譲渡により株式会社プラネットが筆頭株主となり、所有構造が変化した。
ビジネスモデルを刷新しデータプラットフォームへ転換した2014年
2014年は転換点である。5月、メイン事業をアウトソーシング受託事業から消費者購買データのマーケティングプラットフォームへと刷新。株式会社産業革新機構(現INCJ)などへの第三者割当増資を実施し、資本金を約9.8億円に増強した。同年3月には「ショッピングスキャン」、11月には「イーグルアイ」をリリースし、小売業と消費財メーカーの両方向けのサービスを整備した。9月には本社を現在地の芝大門に移転している。
商号変更と戦略提携で事業基盤を強化した2017年
2017年7月、商号を株式会社True Dataに変更。これに先立つ2015年には無償サービス「ウレコン」の提供を開始し、潜在顧客の開拓を狙った。同年9月にはニールセンカンパニー合同会社と戦略的提携契約を締結。2018年6月には監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス強化を図った。2019年にはGoogle CloudのBuildパートナー認定を受け、データ基盤のクラウド化に着手した。
クラウド移行完了とKURASHI360のリリース(2020年)
2020年7月、データ管理・分析・運用基盤システムのクラウド環境への移行が完了。多様な消費者ビッグデータをかけ合わせた「KURASHI360」をリリース。同年12月にはSAPのCXエコシステムパートナーとして認定された。これにより、技術基盤を刷新し、拡張性の高いデータプラットフォームを確立した。
株式上場とグロース市場への移行(2021-2022年)
2021年12月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。2022年4月の市場区分見直しに伴い、グロース市場へ移行した。上場後は、2022年1月にベトナムのFPTソフトウェアと業務提携し、同社子会社への出資を実施。海外展開の足掛かりを築いた。
DX認定とAIサービス拡充で新たな成長領域へ(2023年)
2023年5月、経済産業省より「DX認定事業者」に認定。同月、楽天グループのソリューション「RMP – Omni Commerce」に自社の統計化購買データを連携開始。さらに9月には、AIを活用した新規出店売上予測サービス「SalesSensor」をリリース。これらの取り組みにより、データの活用領域を小売・消費財から広告・出店支援へと拡大している。
年表23件を開く
2000年代
- 2000年10月三菱商事株式会社の戦略的子会社として、同社が50.3%出資してCRM事業を主業とするカスタマー・コミュニケーションズ株式会社(資本金400,000千円)を東京都港区芝四丁目に設立 購買者の行動が分析できるカスタマースキャンサービス開始
- 2001年10月東京都港区高輪二丁目に本社移転
- 2008年11月株式譲渡により、株式会社プラネットが筆頭株主となる
- 2009年9月東京都港区芝公園二丁目に本社移転
2010年代
- 2014年3月小売業向けに、ID-POSデータ(注1)の分析及び消費財メーカーへのデータ開示サービス(注2)を可能にする「ショッピングスキャン」をリリース
- 2014年5月メイン事業をアウトソーシング受託事業から消費者購買データのマーケティングプラットフォームとしてビジネスモデルを刷新 株式会社産業革新機構(現 株式会社INCJ)等を引受先とする第三者割当増資を実施、資本金を979,010千円に増資
- 2014年9月東京都港区芝大門一丁目の現在地へ本社移転
- 2014年11月消費財メーカー向けに、ID-POSデータの分析を可能にする消費者の購買行動分析SaaS(注3)「イーグルアイ」をリリース
- 2015年3月全国各地の消費者の購買傾向を可視化するダッシュボード「ウレコン」をインターネット経由で無償にて提供開始
- 2016年7月「簡単」「高速」な消費者の購買トレンド分析SaaS「ドルフィンアイ」をリリース
- 2017年7月商号変更カスタマー・コミュニケーションズ株式会社から株式会社True Dataへ商号変更
- 2017年9月ニールセンカンパニー合同会社と戦略的提携契約を締結
- 2018年6月監査等委員会設置会社へ移行
- 2019年6月Google Cloud(注4)パートナープログラムにおいてBuildパートナー(注5)(現:Buildエンゲージメントモデル)の認定を受け、データ管理・分析・運用基盤システムの刷新に着手
2020年代
- 2020年7月当社のデータ管理・分析・運用基盤システムをクラウド環境へ移行完了 多様な消費者ビッグデータをかけ合わせて全国各地の生活者の暮らしをデータ化し、AIや商圏分析などマーケティング活用に提供する「KURASHI360」をリリース
- 2020年12月SAP SEよりCXエコシステム(注6)に連携するスタートアップとしてパートナー認定(注7)を受け、協業体制を構築
- 2021年11月Google Cloud パートナープログラムにおいてServiceパートナー(注8)(現:Serviceエンゲージメントモデル)の認定を受け、協業体制を強化
- 2021年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
- 2022年1月FPTソフトウェア(本社:ベトナム)と業務提携契約を締結し、同社の子会社であるTrandata Technology Engineering Joint Stock Company(現:Techup Communication Joint Stock Company)が実施する第三者割当増資の引き受けを行う資本業務提携契約を締結
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所グロース市場に移行
- 2023年5月経済産業省より「DX認定事業者」として認定
- 2023年5月楽天グループ株式会社が提供する、オフラインでの購買データに基づく ID マーケティングソリューション「RMP – Omni Commerce」(注9)におけるメニューである「Instore Tracking」(注10)に対し、当社の統計化した全国規模のオフライン購買データの連携を開始
- 2023年9月小売業が新規出店を計画する際の売上を予測する「SalesSensor(セールスセンサー)」をリリース
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高の対前期成長率向上を図る(数値目標の記載なし)
- 営業利益向上を図る(数値目標の記載なし)
- 営業利益率向上を図る(数値目標の記載なし)
- 分析対象とする小売業の購買データ金額向上を図る(数値目標の記載なし)
- ストック型契約の売上高及び売上高比率向上を図る(数値目標の記載なし)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
購買データ基盤の拡充
ID-POSデータの網羅性を高めるため、既存のドラッグストア・スーパーマーケットに加え、コンビニエンスストア、ホームセンター、EC、プレステージチャネル等へ対象を拡大する。
- 02
ストック型サービスの拡大による収益強化
「イーグルアイ」「ショッピングスキャン」等のストック型サービスを事業の柱とし、無償情報サービス「ウレコン」や卸商社を通じた提案強化により利用企業数を拡大。限界利益率の高い収益モデルを確立する。
- 03
多角的データラインナップの充実
独自の生活者インサイトデータ「KURASHI360」の提供を強化し、外部ビッグデータを拡充。購買行動の背景にある嗜好性やライフスタイルを可視化し、他社との差別化を図る。
- 04
エコシステムによる事業拡大
外部のAI・テクノロジー・データ企業との連携によるエコシステムを構築。新規出店予測や在庫削減等の高度なソリューションをクロスセルし、顧客企業内で「意思決定基盤(OS)」としての定着を促す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で93人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は640万円で、4期前と比べて+7.3%。平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は6.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 596 | 39.2 | 5.1 | 72 | — |
| 2023年3月 | 635 | 39.2 | 5.1 | 78 | — |
| 2024年3月 | 663 | 39.5 | 5.2 | 93 | — |
| 2025年3月 | 675 | 40.7 | 5.5 | 99 | 0 |
| 2026年3月 | 640 | 41.7 | 6.2 | 93 | 108 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社プラネット東京都港区議決権24.3%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は19億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収で、売上が+18.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 22億円 | 19億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 1億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は5億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+25.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 3 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 4 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2027年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2018年3月期からの9期で、売上は10億円から19億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 10 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年3月 | 11 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年3月 | 10 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 | |||||
| 2021年3月 | 12 | — | −1 | — | −1 |
| 2022年3月 | 13 | — | 0 | — | 0 |
| 2023年3月 | 14 | — | 1 | — | 0 |
| 2024年3月 | 16 | — | 1 | — | 1 |
| 2025年3月 | 16 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年3月 | 19 | 1 | 1 | 5.3 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高19億円のうち、営業利益として残るのは1億円で5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.4%9億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金47.4%9億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年3月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は10億円で、売上の6.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 0 | −3 | 1 | −3 | 4 |
| 2021年3月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 4 |
| 2022年3月 | 1 | −1 | 3 | 0 | 8 |
| 2023年3月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 9 |
| 2024年3月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 9 |
| 2025年3月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 9 |
| 2026年3月 | 2 | −1 | 0 | 1 | 10 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2026年3月期の総資産は15億円。このうち返さなくてよい自己資本が12億円で、自己資本比率は75.9%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 8 | 7 | 1 | 84.7 |
| 2019年3月 | 9 | 7 | 2 | 78.9 |
| 2020年3月 | 9 | 6 | 3 | 68.5 |
| 2021年3月 | 9 | 5 | 4 | 60.4 |
| 2022年3月 | 13 | 9 | 4 | 71.3 |
| 2023年3月 | 13 | 10 | 3 | 75.9 |
| 2024年3月 | 14 | 10 | 4 | 76.9 |
| 2025年3月 | 14 | 11 | 3 | 79.3 |
| 2026年3月 | 15 | 12 | 4 | 75.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中135位あたり、逆に低いのはROEで605社中459位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥417で、1年前と比べて-54.6%。過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 25.1倍 |
| PER (会社予想) | 31.9倍 |
| PBR | 1.73倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月19日に前日比-7.6%の401円まで下落したが、8月18日には434円まで急伸していた。1カ月では-11.67%と下落しており、7月10日の462円から低下傾向にある。25日移動平均線415円を約3%下回り、75日線415円もほぼ同水準。52週高値984円からは約59%下落する一方、52週安値364円からは約10%上昇。RSIは52.53と中立圏。出来高は8月18日に33万株と急増した後、8月19日は9万株と減少した。年初来では-57%と大幅安で、業績悪化が懸念される。ただし、直近の出来高増加で底打ちの可能性も。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)。
PER は 23.65 倍で業界平均 30.09 倍を下回るが、PBR は 1.64 倍と業界平均 3.53 倍を大きく下回り割安感がある。ROE は 6.9% と低く、収益性が課題。直近の業績は緩やかな成長だが、先行き予想は不透明で、配当利回りが不明のため評価が難しい。総合的にやや割高と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 25.1倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 31.9倍 | — |
| PBR | 1.73倍 | 2.96倍 |
| ROE | 6.9% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
小規模な情報サービス企業。売上高はほぼ横ばいで、株価は1年で56%下落。強気派は、2026/3期の営業利益率改善、今後の需要回復の可能性、時価総額19億円と小さく成長余地があると見る。弱気派は、売上高の停滞、競争の激化、株価下落トレンドを指摘し、成長性に乏しいと判断する。
- 利益率の改善
2026/3期は営業利益率5.26%と前期より改善見込み。
- 小型株の成長余力
時価総額19億円と小さく、ニッチ市場で伸びる余地。
- 株価下落後の押し目
株価が56%下落し、割安感が出ている可能性。
- 売上高が19億円へ3期ぶり増収通年影響弱
16→16→19億円、今期は18.8%増
- 営業利益が0億円から1億円へ黒字化通年影響中
営業利益1億円、利益率5.26%
- 純利益1億円を維持決算発表後影響弱
純利益1億円、EPSベースで黒字継続
- 株価が1年で56.4%下落し下げ止まり期待継続影響弱
下落率56.38%、出直り余地
- 業績の伸び悩み
売上高が16億円前後で推移し、成長が停滞。
- 収益規模の小ささ
純利益が1億円程度で、採算性が不安定。
- 市場競争の厳しさ
同業他社との競合で優位性が確立できていない。
- 前期売上高16億円と横ばいの停滞通年影響弱
売上高は前期比0%増、成長鈍化
- 営業利益0億円と実質赤字の水準通年影響中
前期営業利益0億円、利益率0%
- 時価総額19億円と流動性が極小継続影響弱
時価総額19億円、売買が難しい
- 売上高推移
- 成長の兆しが出ているか確認するため
- 営業利益率
- 収益力の改善度を測るため
- 案件獲得状況
- 受注が増えているかが将来の業績に直結
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,133人。区分でいちばん多いのは事業法人で45.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.9%を占め、残る45.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 51.1 | 50.1 | 46.6 | 45.5 | 45.8 |
| 個人・その他 | 29.8 | 31.9 | 32.3 | 35.4 | 32.3 |
| 金融機関 | 6.7 | 6.4 | 9.4 | 9.2 | 9.2 |
| 外国法人 | 7.1 | 7.4 | 7.5 | 7.5 | 7.6 |
| 証券会社 | 5.1 | 4.0 | 4.1 | 2.3 | 5.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社プラネット | 24.29 |
| 02 | 第一生命保険株式会社 | 9.09 |
| 03 | AGB Nielsen Media Research B.V. | 6.61 |
| 04 | 米倉 裕之 | 3.79 |
| 05 | セキ株式会社 | 3.72 |
| 06 | 株式会社タケオホールディングス | 3.51 |
| 07 | 株式会社博報堂 | 3.51 |
| 08 | 株式会社博報堂プロダクツ | 3.51 |
| 09 | 伊藤忠商事株式会社 | 2.48 |
| 10 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.78 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−16%、1株純資産は9期で−98%。直近期のROEは6.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 20 | 15,646 | 0.1 | — |
| 2019年3月 | 28 | 15,674 | 0.1 | — |
| 2020年3月 | −22 | 135 | — | — |
| 2021年3月 | −14 | 121 | — | — |
| 2022年3月 | 3 | 197 | 1.7 | 192.4 |
| 2023年3月 | 7 | 205 | 3.5 | 73.0 |
| 2024年3月 | 13 | 219 | 5.7 | 39.2 |
| 2025年3月 | 3 | 224 | 1.2 | 191.3 |
| 2026年3月 | 17 | 240 | 6.9 | 47.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額66百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 米倉裕之 | 代表取締役社長 | 60 | 183,400 |
| 島崎尚子 | 取締役上席執行役員 | 61 | 23,000 |
| 玉生弘昌 | 取締役 | 81 | — |
| 結城義晴 | 取締役 | 74 | 15,000 |
| 伊藤久美 | 取締役 | 61 | — |
| 石原弘隆 | 取締役(監査等委員) | 59 | — |
| 村山利栄 | 取締役(監査等委員) | 66 | — |
| 保井俊之 | 取締役(監査等委員) | 63 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 49 | 49 | 25 |
| 社外取締役 | 5 | 17 | 17 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容8,266字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,626字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,786字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,797字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-20
- 半期報告書半期報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-19
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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